JP3803669B2 - ネットワーク接続システムおよびネットワーク接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク接続システムおよびネットワーク接続方法に関し、特に、アクセス回線を介してネットワーク接続を行うネットワーク接続システムおよびネットワーク接続方法に関する。
インターネット接続サービスにおいて、回線事業者とISPとは別会社にて事業が行われることが多く、回線事業者はISPに対してサービス提供の際には、回線事業者がサポートするPPPoEやPPPoAにて認証を行い、その加入者が加入するISP網への接続を行っている。認証情報が必要になることにより、ISPの加入者は、回線接続する際にISPから配布される加入者設定情報を加入者終端装置に手動入力して設定を行う必要があった。
以下、上記のような従来の加入者終端装置のISP網接続の際の手動設定方法について図14を用いて説明する。
図14において、加入者終端装置C1を回線設備に接続した後、加入者がISPより送付された加入者設定情報を加入者終端装置C1に設定する。設定された加入者終端装置C1は、ISP網に接続する。
しかしながら、従来の手動設定方法においては、次のような問題があった。
加入者が手動入力にて設定するため、ISP加入者設定情報を郵送などで加入者に配布する必要があった。
また、加入者が手動入力にて設定するため、加入者がISP加入者設定情報の入力間違いをすることでISPのサポートに負担をかけていた。
上記のような問題点を解決するための従来技術として、加入者終端装置のISP網接続の際の自動設定方法があった。この従来の自動設定方法について図15を用いて説明する。
図15において、加入者終端装置D1を加入者に送付する際に、回線事業者サーバD3には、加入者の個人情報と加入者終端装置D1のMACアドレスとを予め登録しておく。
加入者終端装置D1は、MACアドレス等の装置固有情報を用いて回線事業者網D5に接続する。回線事業者サーバD3は、回線事業者網にアクセスされたことをトリガに、MACアドレスの確認を行って、ISP加入者設定情報を加入者終端装置D1に設定する。
設定が完了したことをトリガに加入者終端装置D1の内部にて加入者設定情報を展開し、回線事業者網D5との接続を切断し、再度加入者設定情報に従い、ISP網6に接続する。
上記のような、通信装置のISP網接続に係る従来技術の1つに特許文献1が開示するところのインターネット接続情報の提供・受取通信方法及びその通信システム並びに情報記録媒体があった。
特許文献1では、ユーザ端末がプロバイダを画面表示から選択し、ユーザ情報を入力することにより、ユーザ端末の情報設定が自動的に行われていた。
また、特許文献2が開示するところの接続認証制御装置、通信端末装置、接続認証システム、接続認証方法及びプログラムでは、通信端末装置は、特定のダイヤル番号に発呼するだけで、サーバ側が自動的に通信端末装置の情報設定を行っていた。
特開2001−325176号公報 特開2003−32362号公報
しかしながら、従来の自動設定方法においては、次のような問題があった。
ISPまたは回線事業者側の通信機器と、加入者終端装置との間では、加入者終端装置固有の情報にて接続が行われるため、加入者が加入者終端装置の交換などを行った場合、加入者へ加入者終端装置の誤配送が行われた場合、または加入者間で加入者終端装置の売買があった場合などにおいては、加入者に対する課金処理が適切に行うことができない可能性があった。
また、特許文献1における従来技術では、加入者自身が、ネットワーク接続のための設定情報を入力しなければならなかった。
また、特許文献2における従来技術では、通信端末装置の発呼者番号という動的な情報を用いて、ネットワーク接続が実行されているため、発呼者番号変更時には、ネットワーク接続が困難となってしまう可能性があった。
また、ユーザ特定に既存加入者電話回線を利用するため、既存加入電話回線に加入していないユーザの設定が不可能であった。また、ダイヤルする先をISPごとに予め登録させておく必要があり、ISPごとの通信端末装置を用意する必要があった。また、ISPごとに電話番号による送信元を特定させる機器を用意する必要があり、ISPの設備費が大きかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、加入者終端装置固有の情報を用いることなく、容易にネットワーク接続の開始を実行するネットワーク接続システムおよびネットワーク接続方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、ネットワーク接続サービスの1以上の加入者によりそれぞれ管理され、アクセス回線を介してネットワークに接続する1以上のネットワーク接続装置と、アクセス回線の利用を提供する回線事業者により管理され、アクセス回線を介して、1以上のネットワーク接続装置と接続されるネットワーク中継装置と、ネットワーク接続サービスを提供する通信事業者により管理されるISPサーバと、を有して構成されるネットワーク接続システムであって、ネットワーク中継装置は、アクセス回線を介して、1以上のネットワーク接続装置とそれぞれ接続可能な1以上の接続手段と、接続された接続手段を特定する接続特定手段とを有し、ISPサーバは、ネットワーク接続サービスを利用するための設定情報を、加入者ごとに格納する設定情報格納手段と、特定された接続手段に接続したネットワーク接続装置を、特定された接続手段に基づいて抽出された加入者識別情報に基づいて特定し、この特定したネットワーク接続装置に対して、設定情報を設定する情報設定手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、ISPサーバは、公開鍵を用いて設定情報を暗号化する設定情報暗号化手段を有し、ネットワーク接続装置は、公開鍵に対応する秘密鍵を用いて、暗号化された設定情報を復号化する設定情報復号化手段を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、回線事業者により管理される回線事業者サーバをさらに有し、ネットワーク中継装置は、特定された接続手段を示す接続特定情報を回線事業者サーバに送信する接続特定情報送信手段を有し、回線事業者サーバは、1以上の接続手段にそれぞれ接続可能なネットワーク接続装置を示す接続装置情報を格納する接続装置情報格納手段と、接続特定情報を受信すると、特定された接続手段に接続可能なネットワーク接続装置を特定する接続装置特定手段とを有し、情報設定手段は、特定されたネットワーク接続装置に対して、設定情報を設定することを特徴とする。
また、本発明によれば、ネットワーク接続装置は、自装置の仕様を示す仕様情報を格納する自装置仕様情報格納手段を有し、回線事業者サーバは、1以上のネットワーク接続装置の仕様をそれぞれ示す仕様情報を格納する仕様情報格納手段と、自装置仕様情報格納手段により格納された仕様情報の取得要求を、特定されたネットワーク接続装置に送信する情報取得要求手段と、取得要求に応じて特定されたネットワーク接続装置から受信した仕様情報と、仕様情報格納手段により格納された仕様情報のうち、特定されたネットワーク接続情報の仕様情報とを比較する仕様情報比較手段とを有し、情報設定手段は、特定されたネットワーク接続装置のうち、仕様情報が一致したものに対して、設定情報を設定することを特徴とする。
また、本発明によれば、ネットワーク接続サービスの1以上の加入者によりそれぞれ管理され、アクセス回線を介してネットワークに接続する1以上のネットワーク接続装置と、アクセス回線の利用を提供する回線事業者により管理され、アクセス回線を介して、1以上のネットワーク接続装置と接続されるネットワーク中継装置と、ネットワーク接続サービスを提供する通信事業者により管理されるISPサーバと、を用いるネットワーク接続方法であって、ネットワーク中継装置は、アクセス回線を介して、1以上のネットワーク接続装置とそれぞれ接続可能な1以上の接続手段を有し、ネットワーク中継装置が、接続された接続手段を特定する接続特定工程と、ネットワーク接続サービスを利用するための設定情報を、加入者ごとに格納する設定情報格納工程と、ISPサーバが、自身に格納されるネットワーク接続サービスを利用するための設定情報を、特定された接続手段に接続したネットワーク接続装置を、特定された接続手段に基づいて抽出された加入者識別情報に基づいて特定し、この特定したネットワーク接続装置に対して設定する情報設定工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、ISPサーバが、公開鍵を用いて設定情報を暗号化する設定情報暗号化工程と、ネットワーク接続装置が、公開鍵に対応する秘密鍵を用いて、暗号化された設定情報を復号化する設定情報復号化工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明によれば、ネットワーク中継装置が、特定された接続手段を示す接続特定情報を回線事業者サーバに送信する接続特定情報送信工程と、接続特定情報を受信すると、特定された接続手段に接続可能なネットワーク接続装置を特定する接続装置特定工程とを有し、情報設定工程は、ISPサーバが、特定されたネットワーク接続装置に対して、設定情報を設定することを特徴とする。
また、本発明によれば、回線事業者サーバが、1以上のネットワーク接続装置の仕様をそれぞれ示す仕様情報を格納する仕様情報格納工程と、回線事業者サーバが、特定されたネットワーク接続装置に対して自装置の仕様を示す仕様情報の取得要求を送信する情報取得要求工程と、ネットワーク接続装置が、自装置の仕様情報を回線事業者サーバに送信する仕様情報送信工程と、回線事業者サーバが、自身が保持する特定されたネットワーク接続装置の仕様情報と、特定されたネットワーク接続装置から受信した仕様情報とを比較する比較工程とを有し、情報設定工程は、ISPサーバが、特定されたネットワーク接続装置のうち、仕様情報が一致したものに対して、設定情報を設定することを特徴とする。
本発明によれば、加入者終端装置固有の情報を用いることなく、加入者終端装置によるネットワーク接続開始を容易に実行することが可能となる。
(実施形態の構成)
図1は、本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムの構成の概略を示す図である。また、図2は、本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムの構成を示す図である。
以下、図1および図2を用いて、本実施形態におけるネットワーク接続システムの構成および動作について説明する。
図1および図2に示されているように、ネットワーク接続システムは、加入者終端装置1と、回線設備2と、回線事業者サーバ3と、ISPサーバ4と、回線事業者網5と、ISP網6とを有して構成されている。
加入者終端装置1は、ISPと利用契約を結んでインターネット接続サービスおよびIP電話の通信サービスなどの通信サービスを利用する加入者に係る施設(自宅、事業所など)などに設置されるネットワーク接続装置である。
本実施形態におけるネットワーク接続システムは、加入者終端装置1を1以上有しており、各加入者終端装置1は、それぞれアクセス回線を介して回線設備2に接続されている。
また、図2に示されているように、加入者終端装置1は、制御部11と、送受信部12と、情報格納部13とを有して構成される。
制御部11は、送受信部12および情報格納部13と接続されており、送受信部12および情報格納部13を含む加入者終端装置1全体の制御を行う。制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部12は、アクセス回線を介してデータの送受信を行う部位であって、例えば変復調などの処理を行う。
情報格納部13は、予め回線事業者網5に接続するための情報(回線事業者共通情報)を格納する。
回線設備2は、アクセス回線と回線事業者網5、およびアクセス回線とISP網6をそれぞれ接続するネットワーク中継装置であって、回線事業者により管理される。
図2に示されるように、回線設備2は、制御部21と、送受信部22、25と、情報格納部23と、物理ポート24とを有して構成される。
制御部21は、送受信部22、25および情報格納部23と接続されており、送受信部22、25および情報格納部23を含む回線設備2全体の制御を行う。制御部21は、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部22は、回線事業者網5またはISP網6を介してデータの送受信を行う部位である。
物理ポート24は、1以上の物理ポートから構成される。各物理ポートには、それぞれ互いに異なる加入者終端装置1に接続された1以上の回線が接続されている。
各物理ポートには、それぞれ各物理ポートを識別するためのポート番号(物理ポート番号)が設定されている。情報格納部23は、その各物理ポートと各ポート番号との対応付けを示す情報を格納する。
送受信部25は、物理ポート24に接続された各アクセス回線を介してデータの送受信を行う部位であって、例えば変復調などの処理を行う。
回線設備2は、加入者終端装置1の1つから通信サービスの利用要求を受信すると、その通信サービス利用要求が入力された物理ポート番号、ならびに、その通信サービス利用要求に含まれる要求元の加入者終端装置1の論理接続情報および物理接続情報を回線事業者サーバ3に通知する。
回線事業者サーバ3は、加入者終端装置1とISP網6とを接続するアクセス回線の利用を、加入者に提供する回線事業者により管理される情報処理装置であって、例えばワークステーションなどのハイエンドPCであってもよい。
図2に示されるように、回線事業者サーバ3は、制御部31と、送受信部32と、情報格納部33とを有して構成される。
制御部31は、送受信部32および情報格納部33と接続されており、送受信部32および情報格納部33を含む回線事業者サーバ3全体の制御を行う。制御部31は、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部32は、データの送受信を行う部位である。
情報格納部33は、回線事業者加入者管理情報aと、加入者識別情報cとを格納する。
回線事業者加入者管理情報aは、加入者に係る情報であって、例えば各加入者の氏名、住所、電話番号などの個人情報と、加入者に係る施設に敷設されたアクセス回線(加入者終端装置1に接続されたアクセス回線)が接続された回線設備2の物理ポート番号とが含まれる。
加入者識別情報cは、各加入者を特定するための識別情報であって、例えば、数字、文字、記号などの組み合わせにより構成されるとしてもよい。
各加入者識別情報cは、各回線事業者加入者管理情報aと一対一に対応付けられているものとする。
ISPサーバ4は、加入者終端装置1をインターネット(ISP網6)に接続する通信サービスを加入者に提供する通信事業者であるISPにより管理される情報処理装置であって、例えばワークステーションなどのハイエンドPCであってもよい。
図2に示されるように、ISPサーバ4は、制御部41と、送受信部42と、情報格納部43とを有して構成される。
制御部41は、送受信部42および情報格納部43と接続されており、送受信部42および情報格納部43を含むISPサーバ4全体の制御を行う。制御部41は、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部42は、データの送受信を行う部位である。
情報格納部43は、ISP加入者管理情報bと、加入者識別情報cと、加入者設定情報dとを、各加入者ごとに一対一に互いに対応付けて格納する。
ISP加入者管理情報bは、加入者に係る情報であって、例えば各加入者の氏名、住所、電話番号などの個人情報と、加入者終端装置1がISP網6に接続するための認証情報(PPPoEのIDなど)とが含まれる。
加入者設定情報dは、加入者終端装置1を用いて通信サービスを利用するために必要な情報であって、例えば、加入者終端装置1がISP網6に接続するためのパスワードが含まれる。
回線事業者網5は、回線設備2と回線事業者サーバ3、および回線設備2とISPサーバ4を接続するネットワークである。
ISP網6は、ISPが加入者に対して接続サービスを提供するネットワークであって、例えばインターネットであるとしてもよい。
(実施形態の動作)
図3は、本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。また、図4は、本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図3を用い、図4に沿って、本実施形態におけるネットワーク接続システムによるネットワークの自動接続動作について説明する。
まず、加入者終端装置1は、回線事業者共通情報(回線事業者網5接続のためのパスワード、IDなど)を用いて、アクセス回線および回線設備2の物理ポートを介して、回線事業者網5に物理的に接続する(ステップS101)。
このとき、回線設備2は、加入者終端装置1からのアクセスにより加入者終端装置1の論理接続情報(例えばMACアドレスなど)を取得する。
次に、回線設備2は、加入者終端装置1からの接続要求(ステップS101)に対して論理接続情報(例えばIPアドレスなど)を加入者終端装置1に送信する(ステップS102)。
次に、回線設備2において、論理接続情報が物理ポート24に入力されると、制御部21は、物理ポートに加入者終端装置1が接続されたことを認識する。
送受信部22は、その接続された物理ポート番号を示す情報(物理接続情報)と、その物理ポートに入力された論理接続情報とを回線事業者サーバ3に送信する(ステップS103)。
回線事業者サーバ3において、送受信部32が物理接続情報および論理接続情報を回線設備2から受信すると、制御部31は、情報格納部33内の回線事業者加入者管理情報aおよび加入者識別情報cを参照し、送受信部32により受信された物理ポート番号に対応付けられた加入者識別情報cを抽出して、物理ポート番号に該当する加入者を特定する(ステップS104)。
次に、送受信部32は、抽出された加入者識別情報cと、ISPサーバ4の宛先情報とを、物理ポート番号とともに受信した論理接続情報を用いて加入者終端装置1に送信する(ステップS105)。
加入者終端装置1において、送受信部12は、加入者識別情報cとISPサーバ4の宛先情報とを受信すると、その受信情報に基づいて、ISPサーバ4にアクセスし、加入者識別情報cをISPサーバ4に送信してログインを行う(ステップS106)。
ISPサーバ4において、送受信部42が加入者識別情報cを加入者終端装置1から受信すると、制御部41は、情報格納部43内のISP加入者管理情報b、加入者識別情報c、および加入者設定情報dを参照し、送受信部42により受信された加入者識別情報cに対応付けられた加入者設定情報dを抽出して、加入者識別情報c送信元の加入者終端装置1に送信する(ステップS107)。
加入者終端装置1において、送受信部12が加入者設定情報dを受信すると、制御部11は、その受信された加入者設定情報dを情報格納部13に設定する(ステップS108)。
次に、加入者終端装置1は、回線事業者網5との接続を切断する(ステップS109)。
その後、加入者終端装置1は、加入者設定情報dに従って、ISP網6に接続する(ステップS110)。このようにして、加入者終端装置1は、ISP網6に対して接続可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、加入者終端装置1を回線設備2に接続するのみで、ISP網6に接続が可能となる。従って、加入者はISP網6接続の際の設定を意識せずにISP網6を利用することが可能となる。
また、本実施形態によれば、ISPサーバ4が加入者終端装置1に対して加入者設定情報dの設定を行うため、加入者は設定するための入力端末を保持していなくても、ISP網6に接続することができる。従って、ISPが提供するIP電話サービスにおいてインターネット接続端末がない加入者にもIP電話のみのサービス提供が可能となる。
また、本実施形態によれば、加入者終端装置1が持つ固有情報ではなく、回線設備2の物理ポートの情報を基に加入者を特定している。従って、ISPなどが加入者終端装置1を加入者に誤配送した場合、加入者間において加入者終端装置1が売買された場合、または加入者が所有する加入者終端装置1の変更があった場合であっても、ISP側は、加入者固有の加入者設定情報dを加入者が現在保有する加入者終端装置1に容易に設定することが可能となる。
また、本実施形態によれば、回線事業者とISPでは、予め共有で保有する加入者識別情報cを使用して加入者を特定するため、ISPは、外部(例えば回線事業者など)に加入者設定情報dを開示することなく、加入者終端装置1のISP網6接続を実現することが可能となる。
以下、具体的な実施例を用いて、本発明の実施形態について説明を進める。
実施例1では、回線事業者を、アクセス回線としてADSLの使用を加入者に提供するADSL事業者とした場合におけるネットワーク接続システムによるネットワーク自動接続動作について説明する。
図5は、本発明の実施例1におけるネットワーク接続システムの構成を示す図である。また、図6は、本発明の本発明の実施例1におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。また、図7は、本発明の実施例1におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図5および図6を用い、図7に沿って、本実施形態におけるネットワーク接続システムによるネットワークの自動接続動作について説明する。
なお、実施例1では、ADSLモデムA1は加入者終端装置1、ADSL回線設備A2は回線設備2、ADSL事業者サーバA3は回線事業者サーバ3、ISP WEBサーバA4はISPサーバ4、ADSL事業者網A5は回線事業者網5、ISP網A6をISP網6にそれぞれ相当するものとする。
(実施例1の構成)
図5示されているように、ネットワーク接続システムは、ADSLモデムA1と、ADSL回線設備A2と、ADSL事業者サーバA3と、ISP WEBサーバA4と、ADSL回線事業者網A5と、ISP網A6とを有して構成されている。
ADSLモデムA1は、ISPと利用契約を結んでインターネット接続サービスおよびIP電話の通信サービスなどの通信サービスを利用する加入者に係る施設(自宅、事業所など)などに設置されるADSL通信制御装置である。
ADSLモデムA1を用いて通信を行う場合、例えば、ITU−Tにより定められた規格G.9921a(G.DMT)に準拠して通信が行われる。
本実施形態におけるネットワーク接続システムは、ADSLモデムA1を1以上有しており、各ADSLモデムA1は、それぞれアクセス回線を介してADSL回線設備A2に接続されている。
また、図5に示されているように、ADSLモデムA1は、制御部11aと、送受信部12aと、情報格納部13aとを有して構成される。
制御部11aは、送受信部12aおよび情報格納部13aと接続されており、送受信部12aおよび情報格納部13aを含むADSLモデムA1全体の制御を行う。制御部11aは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部12aは、アクセス回線を介してデータの送受信を行う部位であって、例えば変復調などの処理を行う。
情報格納部13aは、予めADSL事業者網A5に接続するための情報(回線事業者共通情報)を格納する。また、情報格納部13aは、ADSLモデムA1がADSL事業者網A5に接続するためのPPPoEのIDおよびパスワードの秘密鍵を予め格納している。
ADSL回線設備A2は、ADSL回線とADSL事業者網A5、およびADSL回線とISP網A6をそれぞれ接続するネットワーク中継装置であって、ADSL事業者により管理される。
図5に示されるように、ADSL回線設備A2は、制御部21aと、送受信部22a、25aと、情報格納部23aと、物理ポート24aとを有して構成される。
制御部21aは、送受信部22a、25aおよび情報格納部23aと接続されており、送受信部22a、25aおよび情報格納部23aを含むADSL回線設備A2全体の制御を行う。制御部21aは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部22aは、ADSL事業者網A5またはISP網A6を介してデータの送受信を行う部位である。
物理ポート24aは、1以上の物理ポートから構成される。各物理ポートには、それぞれ互いに異なるADSLモデムA1に接続された1以上の回線が接続されている。
各物理ポートには、それぞれ固有のATM PVC(Permanent Virtual Connection)が対応付けられている。情報格納部23aは、その各物理ポートとATM PVCとを対応付けて格納する。
送受信部25aは、物理ポート24aに接続された各ADSL回線を介してデータの送受信を行う部位であって、例えば変復調などの処理を行う。
ADSL回線設備A2は、ADSLモデムA1の1つから通信サービスの利用要求を受信すると、その通信サービス利用要求が入力された物理ポート番号、ならびに、その通信サービス利用要求に含まれる要求元のADSLモデムA1の論理接続情報および物理接続情報をADSL事業者サーバA3に通知する。
ADSL事業者サーバA3は、ADSLモデムA1とADSL事業者網A5、ADSLモデムA1とISP網A6とをそれぞれ接続するADSL回線の利用を加入者に提供する回線事業者により管理される情報処理装置であって、例えばワークステーションなどのハイエンドPCであってもよい。
図5に示されるように、ADSL事業者サーバA3は、制御部31aと、送受信部32aと、情報格納部33aとを有して構成される。
制御部31aは、送受信部32aおよび情報格納部33aと接続されており、送受信部32aおよび情報格納部33aを含むADSL事業者サーバA3全体の制御を行う。制御部31aは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部32aは、データの送受信を行う部位である。
情報格納部33aは、回線事業者加入者管理情報aと、加入者識別情報cとを格納する。
回線事業者加入者管理情報aは、加入者に係る情報であって、例えば各加入者の氏名、住所、電話番号などの個人情報と、加入者に係る施設に敷設されたADSL回線(ADSLモデムA1に接続されたADSL回線)が接続された物理ポート番号に対応するATM PVCとが含まれる。
加入者識別情報cは、各加入者を特定するための識別情報であって、例えば、数字、文字、記号などの組み合わせにより構成されるとしてもよい。
各加入者識別情報cは、各回線事業者加入者管理情報aと一対一に対応付けられているものとする。
ISP WEBサーバA4は、ADSLモデムA1をインターネット(ISP網A6)に接続する通信サービスを加入者に提供する通信事業者であるISPにより管理される情報処理装置であって、例えばワークステーションなどのハイエンドPCであってもよい。
図5に示されるように、ISP WEBサーバA4は、制御部41aと、送受信部42aと、情報格納部43aとを有して構成される。
制御部41aは、送受信部42aおよび情報格納部43aと接続されており、送受信部42aおよび情報格納部43aを含むISP WEBサーバA4全体の制御を行う。制御部41aは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部42aは、データの送受信を行う部位である。
情報格納部43aは、ISP加入者管理情報bと、加入者識別情報cと、加入者設定情報dとを格納する。
ISP加入者管理情報bは、加入者に係る情報であって、例えば各加入者の氏名、住所、電話番号などの個人情報と、加入者終端装置1がISP網6に接続するための認証情報(PPPoEのIDなど)とが含まれる。
加入者設定情報dは、加入者終端装置1を用いて通信サービスを利用するために必要な情報であって、例えば、加入者終端装置1がISP網6に接続するためのPPPoEのパスワードが含まれる。
また、情報格納部43aは、ADSLモデムA1がISP網A6に接続するためのPPPoEのIDおよびパスワードの公開鍵(ADSLモデムA1内の秘密鍵に対応)を予め格納している。
ADSL事業者網A5は、ADSL回線設備A2とADSL事業者サーバA3、およびADSL回線設備A2とISP WEBサーバA4を接続するネットワークである。
ISP網A6は、ISPが加入者に対して接続サービスを提供するネットワークであって、例えばインターネットであるとしてもよい。
(実施例1の動作)
以下、本実施例におけるネットワーク接続システムによるネットワークの自動接続動作について説明する。以下、本実施例におけるネットワーク接続システムでは、PPPoEを用いて加入者認証が行われるものとするが、PPPoAなどの他の認証方法を用いてもよいものとする。
まず、ADSLモデムA1は、回線事業者共通情報を用いて、ADSL回線およびADSL回線設備A2の物理ポートを介して、ADSL事業者網A5に物理的に接続する(ステップS201)。
このとき、ADSL回線設備A2は、ADSLモデムA1からのアクセスによりADSLモデムA1の論理接続情報(例えばMACアドレスなど)を取得する。
次に、ADSL回線設備A2は、ADSLモデムA1からの接続要求(ステップS201)に対して論理接続情報(例えばIPアドレスなど)をADSLモデムA1に送信する(ステップS202)。
次に、ADSL回線設備A2において、論理接続情報が物理ポート24aに入力されると、制御部21aは、物理ポートにADSLモデムA1が接続されたことを認識し、情報格納部23a内のATM PVCを検索して、接続された物理ポートに対応付けられたATM PVCを抽出する(ステップS203)。
送受信部22aは、その抽出されたATM PVC(物理接続情報)と、上記の接続された物理ポートに入力された論理接続情報とをADSL事業者サーバA3に送信する(ステップS204)。
ADSL事業者サーバA3において、送受信部32aが物理接続情報および論理接続情報をADSL回線設備A2から受信すると、制御部31aは、情報格納部33a内の回線事業者加入者管理情報aおよび加入者識別情報cを参照し、送受信部32aにより受信されたATM PVCに対応付けられた加入者識別情報cを抽出して、ATM PVCに該当する加入者を特定する(ステップS205)。
次に、送受信部32aは、抽出された加入者識別情報cと、ISP WEBサーバA4のアドレス情報(URL)とを、ATM PVCとともに受信した論理接続情報を用いてADSLモデムA1に送信する(ステップS206)。
ADSLモデムA1において、送受信部12aは、加入者識別情報cとISP WEBサーバA4のアドレス情報とを受信すると、その受信情報に基づいて、ISP WEBサーバA4に例えばHTTPSによりアクセスし、加入者識別情報cをISP WEBサーバA4に送信してログインを行う(ステップS207)。
ISP WEBサーバA4において、送受信部42aが加入者識別情報cをADSLモデムA1から受信すると、制御部41aは、情報格納部43a内のISP加入者管理情報b、加入者識別情報c、および加入者設定情報dを参照し、送受信部42aにより受信された加入者識別情報cに対応付けられた加入者設定情報d(PPPoEのIDおよびパスワード)を抽出する(ステップS208)。
次に、制御部41aは、抽出したPPPoEのIDおよびパスワードを、該当する加入者に対応する公開鍵を用いて暗号化する(ステップS209)。
送受信部42aは、その暗号化されたPPPoEのIDおよびパスワードを、加入者識別情報c送信元のADSLモデムA1に送信する(ステップS210)。
ADSLモデムA1において、送受信部12aがPPPoEのIDおよびパスワードを受信すると、制御部11aは、その受信されたPPPoEのIDおよびパスワードを、秘密鍵を用いて復号化して、情報格納部13aに設定する(ステップS211)。
次に、ADSLモデムA1は、ADSL事業者網A5との接続を切断する(ステップS212)。
その後、ADSLモデムA1は、加入者設定情報dに従って、ISP網A6に接続する(ステップS213)。このようにして、ADSLモデムA1は、ISP網A6に対して接続可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、ADSLモデムA1をADSL回線設備A2に接続するのみで、ISP網A6に接続が可能である。従って、加入者はISP網A6接続の際の設定を意識せずにISP網A6を利用することが可能となる。
また、本実施例によれば、ISP WEBサーバA4がADSLモデムA1に対して加入者設定情報dの設定を行うため、加入者は設定するための入力端末を保持していなくても、ISP網A6に接続することができる。従って、ISPが提供するIP電話サービスにおいてインターネット接続端末がない加入者にもIP電話のみのサービス提供が可能となる。
また、本実施例によれば、ADSLモデムA1が持つ固有情報ではなく、ADSL回線設備A2の物理ポートの情報を基に加入者を特定している。従って、ISPなどがADSLモデムA1を加入者に誤配送した場合、加入者間においてADSLモデムA1が売買された場合、または加入者が所有するADSLモデムA1の変更があった場合であっても、ISP側は、加入者固有の加入者設定情報dを加入者が現在保有するADSLモデムA1に容易に設定することが可能となる。
また、本実施例によれば、ADSL事業者とISPでは、予め共有で保有する加入者識別情報cを使用して加入者を特定するため、ISPは、外部(例えばADSL事業者など)にPPPoEのIDおよびパスワードを開示することなく、ADSLモデムA1のISP網A6接続を実現することが可能となる。
以下、特記しない限り、本発明の実施例2における構成および動作は、本発明の実施例1と同様であるものとする。
本実施例では、ADSLモデムA1の情報格納部13aは、ADSLモデムA1自身の仕様を示す仕様情報をさらに格納するものとする。
また、ADSL事業者サーバA3の情報格納部33aは、各ADSLモデムA1それぞれの仕様を示す仕様情報をさらに格納するものとする。情報格納部33a内の1以上の仕様情報は、各ADSLモデムA1の物理接続情報などに対応付けられて格納されているものとする。
図8は、本発明の本発明の実施例2におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。また、図9および図10は、本発明の実施例2におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図5および図8を用い、図9および図10に沿って、本実施形態におけるネットワーク接続システムによるネットワークの自動接続動作について説明する。
図9のステップS301〜S305における動作は、実施例1のステップS201〜S205の動作と同様であるので、その説明は省略する。
ここで、ADSL事業者サーバA3において、送受信部32aが物理接続情報および論理接続情報を受信すると、制御部31aは、ADSLモデムA1の仕様を示す情報の取得要求を、その受信情報に該当する加入者の公開鍵により暗号化する(ステップS306)。
送受信部32aは、上記の受信した論理接続情報(IPアドレス、MACアドレス)を用いて、上記の暗号化された仕様情報の取得要求をADSLモデムA1に送信する(ステップS307)。
ADSLモデムA1において、送受信部12aは、その暗号化された仕様情報の取得要求を受信すると、制御部11aは、その暗号化された取得要求を、秘密鍵を用いて復号化する(ステップS308)。
制御部11aは、その復号化された取得要求に応じて、情報格納部13aに格納されているADSLモデムA1の仕様情報(ADSLモデムA1の製品名、ファームウェアバージョンなど)を抽出する(ステップS309)。
送受信部12aは、その抽出された仕様情報をADSL事業者サーバA3に送信する(ステップS310)。
回線事業者サーバ3において、送受信部32aが仕様情報を受信すると、制御部31aは、ステップS304にて特定した加入者が使用するADSLモデムA1の仕様情報を情報格納部33aから抽出し、その抽出した仕様情報と、復号化した仕様情報とが一致するか否かを判断する(ステップS311)。
不一致の場合(ステップS311/No)は、動作を終了する。
一致した場合(ステップS311/Yes)、送受信部32aは、ステップS305にて抽出された加入者識別情報cと、ISP WEBサーバA4のアドレス情報(URL)とを、ATM PVCとともに受信した論理接続情報を用いてADSLモデムA1に送信する(ステップS312)。
以下の動作(ステップS313以降の動作)は、実施例1におけるステップS206以降の動作と同様であるので、説明を省略する。
以上説明したように、本実施例によれば、ADSL回線設備A2が接続しているADSLモデムA1を特定できるので、不正なADSLモデムA1を利用して回線事業者もしくはISPの加入者情報(加入者設定情報dなど)を取得しようとする「なりすまし」のアクセスを防ぐことが可能となる。
以下、実施例3では、アクセス回線提供およびインターネット接続サービスISP双方の事業をCATV事業者が兼業し、アクセス回線としてCATV網の使用を加入者に提供する場合におけるネットワーク接続システムによるネットワーク自動接続動作について説明する。
図11は、本発明の実施例3におけるネットワーク接続システムの構成を示す図である。また、図12は、本発明の本発明の実施例3におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。また、図13は、本発明の実施例3におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。
以下、図11および図12を用い、図13に沿って、本実施形態におけるネットワーク接続システムによるネットワークの自動接続動作について説明する。
なお、実施例3では、IP電話端末B1は加入者終端装置1、CATVモデムB2は回線設備2、CATV事業者サーバB3は回線事業者サーバ3、IP電話事業者サーバB4はISPサーバ4にそれぞれ相当するものとする。
(実施例3の構成)
図11示されているように、ネットワーク接続システムは、IP電話端末B1と、CATVモデムB2と、CATV事業者サーバB3と、CATV事業者網B4と、IP電話事業者サーバB6とを有して構成されている。
IP電話端末B1は、CATV事業者と利用契約を結んだ加入者が使用するIP電話機である。
本実施形態におけるネットワーク接続システムは、IP電話端末B1が1以上接続されており、各IP電話端末B1は、それぞれCATV網を介してCATVモデムB2に接続されている。
また、図11に示されているように、IP電話端末B1は、制御部11bと、送受信部12bと、情報格納部13bとを有して構成される。
制御部11bは、送受信部12bおよび情報格納部13bと接続されており、送受信部12bおよび情報格納部13bを含むIP電話端末B1全体の制御を行う。制御部11bは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部12bは、CATV網を介してデータの送受信を行う部位であって、例えば変復調などの処理を行う。
情報格納部13bは、予めCATV事業者網B4に接続するための情報を格納する。また、情報格納部13bは、IP電話端末B1がIP電話事業者サーバB6に接続するためのIP電話接続情報を復号化するための秘密鍵を予め格納している。
IP電話端末B1は、IP電話事業者サーバB6に接続することにより、IP電話サービスを利用可能となる。
CATVモデムB2は、CATV回線とCATV事業者網B4、およびCATV回線とIP電話事業者サーバB6をそれぞれ接続するネットワーク接続装置であって、CATV事業者により各加入者ごとに設置される。
図11に示されるように、CATVモデムB2は、制御部21bと、送受信部22b、25bと、情報格納部23bと、物理ポート24bとを有して構成される。
制御部21bは、送受信部22b、25bおよび情報格納部23bと接続されており、送受信部22b、25bおよび情報格納部23bを含むCATVモデムB2全体の制御を行う。制御部21bは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部22bは、データの送受信を行う部位である。
物理ポート24bは、1以上の物理ポートから構成される。各物理ポートには、それぞれ互いに異なるIP電話端末B1に接続された1以上のCATV網が接続されている。
各物理ポートには、それぞれ固有の物理ポート番号が対応付けられている。情報格納部23bは、その各物理ポートと物理ポート番号とを対応付けて格納する。
送受信部25bは、物理ポート24bに接続された各CATV網を介してデータの送受信を行う部位であって、例えば変復調などの処理を行う。
CATVモデムB2は、IP電話端末B1の1つからIP電話サービスの加入要求を受信すると、そのサービス加入要求が入力された物理ポート番号、ならびに、そのサービス加入要求に含まれる要求元のIP電話端末B1の論理接続情報および物理接続情報をCATV事業者サーバB3に通知する。
CATV事業者サーバB3は、CATV事業者により管理される情報処理装置であって、例えばワークステーションなどのハイエンドPCであってもよい。
図11に示されるように、CATV事業者サーバB3は、制御部31bと、送受信部32bと、情報格納部33bとを有して構成される。
制御部31bは、送受信部32bおよび情報格納部33bと接続されており、送受信部32bおよび情報格納部33bを含むCATV事業者サーバB3全体の制御を行う。制御部31bは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部32bは、データの送受信を行う部位である。
情報格納部33bには、加入者管理情報と、IP電話接続情報とが、各加入者を特定するための加入者識別情報に対応付けられて、各加入者ごとに格納されている。
加入者管理情報は、加入者に係る情報であって、例えば各加入者の氏名、住所、電話番号などの個人情報と、CATVモデムB2の各物理ポートがどの加入者のIP電話端末B1に割り当てられているかを示す情報とが含まれる。
IP電話接続情報は、各IP電話端末B1がIP電話事業者サーバB6に接続するための情報であって、例えばパスワード、IDなどが含まれている。このIP電話接続情報は、加入者識別情報に対応付けられて、予めIP電話事業者サーバB6からCATV事業者サーバB3に送信されたものである。
加入者識別情報は、各加入者を特定するための識別情報であって、例えば、数字、文字、記号などの組み合わせにより構成されるとしてもよい。
また、情報格納部33bには、各IP電話端末B1の秘密鍵に対応する公開鍵が格納されている。
IP電話事業者サーバB6は、加入者にIP電話サービスを提供するIP電話事業者により管理される情報処理装置であって、例えばワークステーションなどのハイエンドPCであってもよい。
IP電話事業者サーバB6は、IP電話端末B1をIP電話網に接続することにより、IP電話サービスを提供可能とする。
図11に示されるように、IP電話事業者サーバB6は、制御部41bと、送受信部42bと、情報格納部43bとを有して構成される。
制御部41bは、送受信部42bおよび情報格納部43bと接続されており、送受信部42bおよび情報格納部43bを含むIP電話事業者サーバB6全体の制御を行う。制御部41bは、例えば、CPUと、そのCPUが処理を実行するためのプログラムの格納領域とを有して構成されるとしてもよい。
送受信部42bは、データの送受信を行う部位である。
情報格納部43bには、加入者識別情報と、IP電話接続情報とが互いに対応付けられて格納されている。
CATV事業者網B4は、CATVモデムB2とCATV事業者サーバB3を接続するネットワークである。
(実施例3の動作)
以下、本実施例におけるネットワーク接続システムによるネットワークの自動接続動作について説明する。
まず、IP電話端末B1は、CATVモデムB2の物理ポートを介して、CATV事業者網B4に物理的に接続する(ステップS401)。
このとき、CATVモデムB2は、IP電話端末B1からのDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によるアクセスによりIP電話端末B1の論理接続情報(例えばMACアドレスなど)を取得する。
次に、CATVモデムB2は、IP電話端末B1からの接続要求(ステップS401)に対して論理接続情報(例えばIPアドレスなど)をIP電話端末B1に送信する(ステップS402)。
次に、CATVモデムB2において、論理接続情報が物理ポート24bに入力されると、制御部21bは、物理ポートにIP電話端末B1が接続されたことを認識し、情報格納部23b内を検索して、接続された物理ポートに対応付けられた物理ポート番号を抽出する(ステップS403)。
送受信部22bは、その抽出された物理ポート番号(物理接続情報)と、上記の接続された物理ポートに入力された論理接続情報とをCATV事業者サーバB3に例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)にて送信する(ステップS404)。
CATV事業者サーバB3において、送受信部32bが物理接続情報および論理接続情報をCATVモデムB2から受信すると、制御部31bは、情報格納部33b内を参照し、送受信部32bにより受信された物理ポート番号に対応付けられたIP電話接続情報を抽出して、物理ポート番号に該当する加入者を特定する(ステップS405)。
次に、制御部31bは、公開鍵を用いて、抽出したIP電話接続情報を暗号化する(ステップS406)。
次に、送受信部32bは、暗号化されたIP電話接続情報と、IP電話事業者サーバB6のアドレス情報とを、物理ポート番号とともに受信した論理接続情報を用いてIP電話端末B1にHTTPSにて送信する(ステップS407)。
IP電話端末B1において、送受信部12bは、IP電話接続情報とIP電話事業者サーバB6のアドレス情報とを受信すると、制御部11bは、その受信されたIP電話接続情報を、秘密鍵を用いて復号化して、情報格納部13bに設定する(ステップS408)。
その後、IP電話端末B1は、復号化したIP電話接続情報をIP電話事業者サーバB6に送信して登録を行う(ステップS409)。このようにして、IP電話端末B1は、IP電話サービス利用が可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、CATVモデムB2が加入者宅内にある場合であっても、加入者を特定できるので、CATVモデムB2外付けのIP電話端末B1に対しても加入者の設定が可能である。
従って、CATVモデムB2とIP電話端末B1との間の通信を第三者によりモニタされた場合においても、CATV事業者が秘密にしたい情報の保護が可能という効果が得られる。
(実施形態のまとめ)
上記のネットワーク接続システムによる処理は、ネットワーク接続システムの各機器または設備が有するコンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、FTTHへの転用や、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムの構成の概略を示す図である。 本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。 本発明の一実施形態におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1におけるネットワーク接続システムの構成を示す図である。 本発明の本発明の実施例1におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。 本発明の実施例1におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の本発明の実施例2におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。 本発明の実施例2におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例2におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例3におけるネットワーク接続システムの構成を示す図である。 本発明の本発明の実施例3におけるネットワーク接続システムのシーケンス図である。 本発明の実施例3におけるネットワーク接続システムの動作の流れを示すフローチャートである。 従来の手動によるネットワーク接続方法を示す図である。 従来の自動によるネットワーク接続方法を示す図である。
符号の説明
1、C1 加入者終端装置
2、C2 回線設備
3 回線事業者サーバ
4、C6 ISPサーバ
5 回線事業者網
6、A6 ISP網
11、11a、11b、21、21a、21b、31、31a、31b、41、41a、41b 制御部
12、12a、12b、22、22a、22b、25、25a、25b、32、32a、32b、42、42a、42b 送受信部
13、13a、13b、23、23a、23b、33、33a、33b、43、43a、43b 情報格納部
24、24a、24b 物理ポート
a 回線事業者加入者管理情報
b ISP加入者管理情報
c 加入者識別情報
d 加入者設定情報
A1 ADSLモデム
A2 ADSL回線設備
A3 ADSL事業者サーバ
A4 ISP WEBサーバ
A5 ADSL事業者網
B1 IP電話端末
B2 CATVモデム
B3 CATV事業者サーバ
B4 CATV事業者網
B5 IP電話事業者サーバ

Claims (8)

  1. ネットワーク接続サービスの1以上の加入者によりそれぞれ管理され、アクセス回線を介して前記ネットワークに接続する1以上のネットワーク接続装置と、前記アクセス回線の利用を提供する回線事業者により管理され、アクセス回線を介して、前記1以上のネットワーク接続装置と接続されるネットワーク中継装置と、前記ネットワーク接続サービスを提供する通信事業者により管理されるISPサーバと、を有して構成されるネットワーク接続システムであって、
    前記ネットワーク中継装置は、
    前記アクセス回線を介して、前記1以上のネットワーク接続装置とそれぞれ接続可能な1以上の接続手段と、
    前記接続された接続手段を特定する接続特定手段とを有し、
    前記ISPサーバは、
    前記ネットワーク接続サービスを利用するための設定情報を、前記加入者ごとに格納する設定情報格納手段と、
    前記特定された接続手段に接続した前記ネットワーク接続装置を、前記特定された接続手段に基づいて抽出された加入者識別情報に基づいて特定し、この特定した前記ネットワーク接続装置に対して、前記設定情報を設定する情報設定手段と、
    を有することを特徴とするネットワーク接続システム。
  2. 前記ISPサーバは、
    公開鍵を用いて前記設定情報を暗号化する設定情報暗号化手段を有し、
    前記ネットワーク接続装置は、
    前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて、前記暗号化された設定情報を復号化する設定情報復号化手段を有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続システム。
  3. 前記回線事業者により管理される回線事業者サーバをさらに有し、
    前記ネットワーク中継装置は、
    前記特定された接続手段を示す接続特定情報を前記回線事業者サーバに送信する接続特定情報送信手段を有し、
    前記回線事業者サーバは、
    前記1以上の接続手段にそれぞれ接続可能な前記ネットワーク接続装置を示す接続装置情報を格納する接続装置情報格納手段と、
    前記接続特定情報を受信すると、前記特定された接続手段に接続可能なネットワーク接続装置を特定する接続装置特定手段とを有し、
    前記情報設定手段は、
    前記特定されたネットワーク接続装置に対して、前記設定情報を設定することを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク接続システム。
  4. 前記ネットワーク接続装置は、
    自装置の仕様を示す仕様情報を格納する自装置仕様情報格納手段を有し、
    前記回線事業者サーバは、
    前記1以上のネットワーク接続装置の仕様をそれぞれ示す仕様情報を格納する仕様情報格納手段と、
    前記自装置仕様情報格納手段により格納された仕様情報の取得要求を、前記特定されたネットワーク接続装置に送信する情報取得要求手段と、
    前記取得要求に応じて前記特定されたネットワーク接続装置から受信した仕様情報と、前記仕様情報格納手段により格納された仕様情報のうち、前記特定されたネットワーク接続情報の仕様情報とを比較する仕様情報比較手段とを有し、
    前記情報設定手段は、
    前記特定されたネットワーク接続装置のうち、前記仕様情報が一致したものに対して、前記設定情報を設定することを特徴とする請求項3記載のネットワーク接続システム。
  5. ネットワーク接続サービスの1以上の加入者によりそれぞれ管理され、アクセス回線を介して前記ネットワークに接続する1以上のネットワーク接続装置と、前記アクセス回線の利用を提供する回線事業者により管理され、アクセス回線を介して、前記1以上のネットワーク接続装置と接続されるネットワーク中継装置と、前記ネットワーク接続サービスを提供する通信事業者により管理されるISPサーバと、を用いるネットワーク接続方法であって、
    前記ネットワーク中継装置は、
    前記アクセス回線を介して、前記1以上のネットワーク接続装置とそれぞれ接続可能な1以上の接続手段を有し、
    前記ネットワーク中継装置が、前記接続された接続手段を特定する接続特定工程と、
    前記ネットワーク接続サービスを利用するための設定情報を、前記加入者ごとに格納する設定情報格納工程と、
    前記ISPサーバが、自身に格納される前記ネットワーク接続サービスを利用するための設定情報を、前記特定された接続手段に接続した前記ネットワーク接続装置を、前記特定された接続手段に基づいて抽出された加入者識別情報に基づいて特定し、この特定した前記ネットワーク接続装置に対して設定する情報設定工程と、
    を有することを特徴とするネットワーク接続方法。
  6. 前記ISPサーバが、公開鍵を用いて前記設定情報を暗号化する設定情報暗号化工程と、
    前記ネットワーク接続装置が、前記公開鍵に対応する秘密鍵を用いて、前記暗号化された設定情報を復号化する設定情報復号化工程と、
    を有することを特徴とする請求項5記載のネットワーク接続方法。
  7. 前記ネットワーク中継装置が、前記特定された接続手段を示す接続特定情報を前記回線事業者サーバに送信する接続特定情報送信工程と、
    前記接続特定情報を受信すると、前記特定された接続手段に接続可能なネットワーク接続装置を特定する接続装置特定工程とを有し、
    前記情報設定工程は、
    前記ISPサーバが、前記特定されたネットワーク接続装置に対して、前記設定情報を設定することを特徴とする請求項5または6記載のネットワーク接続方法。
  8. 前記回線事業者サーバが、前記1以上のネットワーク接続装置の仕様をそれぞれ示す仕様情報を格納する仕様情報格納工程と、
    前記回線事業者サーバが、前記特定されたネットワーク接続装置に対して自装置の仕様を示す仕様情報の取得要求を送信する情報取得要求工程と、
    前記ネットワーク接続装置が、前記自装置の仕様情報を前記回線事業者サーバに送信する仕様情報送信工程と、
    前記回線事業者サーバが、自身が保持する前記特定されたネットワーク接続装置の仕様情報と、前記特定されたネットワーク接続装置から受信した仕様情報とを比較する比較工程とを有し、
    前記情報設定工程は、
    前記ISPサーバが、前記特定されたネットワーク接続装置のうち、前記仕様情報が一致したものに対して、前記設定情報を設定することを特徴とする請求項7記載のネットワーク接続方法。
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