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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料用瓶を再利用する際に、瓶口に冠着された蓋部材を除去する蓋部材抜栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、清涼飲料水、ビール、発泡酒、ワイン、リキュール等が充填された飲料用瓶は、飲料後製造元に回収され、その瓶を洗浄した後再度飲料物が充填されるという再利用が行われている。
この再利用を行うために製造元に回収される飲料用瓶には、蓋部材が瓶口に冠着された状態で戻ってくる場合が多々あり、飲料用瓶の洗浄工程の前に、これらの蓋部材を除去する作業が必要であった。
【0003】
ここで、特開平11−1840497号公報には、牛乳瓶等飲料用瓶の被蓋部材の除去装置が開示されている。この装置は、飲料用瓶を固定するための押さえ具と、飲料用瓶に付着した被蓋部材に、上方向から二枚の掛止刃を閉じた状態で突刺し、その後、その掛止刃を横方向に拡幅させて二枚刃とする掛止刃と、から構成されている。この装置によると、被蓋部材に突き刺した掛止刃を上方向に引き上げることで被蓋部材を除去することができる。このため、従来、手作業で行っていた被蓋部材除去作業が自動化され、作業効率の向上を図ることが可能となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、清涼飲料水、ビール、発泡酒、ワイン、リキュール等が充填された飲料用瓶の蓋部材として、瓶口に被覆された冠着部と、当該冠着部から側方に伸びるリング状把持部とからなり、リング状把持部に指を掛けて上方向に引き上げることで、瓶口から外す形状を有するアルミ製の蓋部材(一般にマキシキャップと称される)が知られている。
【0005】
このような形状の蓋部材である場合、飲料後、製造元に戻ってくる蓋部材はリング状把持部が瓶口に対して略垂直方向に位置していることが多いため、上記掛止刃を蓋部材に突き刺すことは困難であり、上記従来の被蓋部材の除去装置を、上記形状を有する蓋部材の除去に適用することができなかった。
そのため、上記マキシキャップのような複雑な形状を有する蓋部材の除去は、作業者の手作業で行われているのが現状であり、作業効率が悪いばかりでなく、大量に蓋部材が付着した飲料用瓶が回収されると、人手では追いつかず、蓋部材が冠着したままの飲料用瓶が次の洗浄工程に移行してしまうことも多々あった。
【0006】
また、作業者の手作業で蓋部材の除去作業を行っているため、作業者の指に損傷を与えてしまうという不具合もあった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、瓶口に被覆された冠着部と、当該冠着部から側方に伸びるリング状把持部からなる蓋部材の除去を自動化することにより、作業効率の向上及び作業者への損傷を防止することを可能とした飲料用瓶の蓋部材抜栓装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、請求項1に係る発明は、瓶口を被覆する冠着部と、当該冠着部から側方に伸びるリング状把持部とを備えた蓋部材が冠着された飲料用瓶が、上流側から下流側に向かって搬送される間に、前記蓋部材を前記瓶口から抜栓する蓋部材抜栓装置であって、前記瓶口に冠着された前記蓋部材の有無を検知する蓋部材検知手段と、当該蓋部材検知手段からの検知信号に基づき、前記リング状把持部を前記蓋部材に対して略水平方向に位置させる蓋部材プレス手段と、当該蓋部材プレス手段によって、前記リング状把持部が略水平方向に位置された前記蓋部材を前記瓶口から除去する蓋部材除去手段と、を備えたものとしている。
【0008】
請求項1に記載の発明において、瓶口に冠着された蓋部材の有無を検知する蓋部材検知手段と、当該蓋部材検知手段からの検知信号に基づき、リング状把持部を蓋部材に対して略水平方向に位置させる蓋部材プレス手段と、当該蓋部材プレス手段によって、リング状把持部が略水平方向に位置された蓋部材を瓶口から除去する蓋部材除去手段と、を備えたことによって、上流側から下流側に向かって搬送されてくる飲料用瓶に蓋部材が冠着されているかどうかを検知し、その検知信号に基づいて、蓋部材のリング状把持部を略水平方向に位置させるとともに、リング状把持部が略水平方向に位置された蓋部材を瓶口から除去することができるようになる。よって、瓶口に冠着されたマキシキャップのような複雑な形状を有する蓋部材の除去作業を自動化することが可能となるため、蓋部材の除去作業にかかる作業効率を向上させるともに、作業者に与える損傷を防止することが可能となる。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の蓋部材抜栓装置において、蓋部材除去手段が、上下動可能で、飲料用瓶を挿入可能な抜栓筒であり、抜栓筒が、当該抜栓筒の瓶挿入口にテーパ形状の傾斜を有する第1抜栓部と、当該抜栓筒における瓶挿入口近傍の内周面に形成された段部から垂直上方向へ伸び、先端が内径方向に向かって折曲した複数の第2抜栓部と、を備えたものとしている。
【0010】
請求項2に記載の発明において、蓋部材除去手段とした抜栓筒に、第1抜栓部と第2抜栓部とを備えたことによって、瓶口への冠着が浅い蓋部材においては、第1抜栓部で容易に除去することができ、また、第1抜栓部でも除去することができなかった蓋部材においては、第2抜栓部によって除去することができる。
よって、蓋部材の瓶口への冠着度合いが如何なるものであっても、容易かつ確実に蓋部材を除去することが可能となる。
【0011】
さらに、請求項3に係る発明は、請求項2に記載の蓋部材抜栓装置において、抜栓筒が、上下動可能に設置された内筒の周囲に、当該内筒に対して遊嵌状態で配置されているものとしている。
請求項3に記載の発明において、抜栓筒を、上下動可能に設置された内筒の周囲に、当該内筒に対して遊嵌状態で配置したことによって、抜栓筒と瓶との位置がずれてしまったとしても、抜栓筒による瓶口への負荷を防止し、瓶口の口欠けや破瓶を防止することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態において図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態における蓋部材抜栓装置を説明する側面図である。図2は、アルミ検出センサーを示す側面図である。図3は、天面プレス装置を示す断面図である。図4は、抜栓筒を示し、(A)は断面図、(B)は図4(A)のA−A線における断面図である。図5は、抜栓筒による蓋部材の抜栓工程を示し、(A)は抜栓筒が下降する前を説明する断面図で、(B)は抜栓筒の第1抜栓部が、蓋部材のリング状把持部と接触するまで下降した状態を説明する断面図で、(C)は抜栓筒の第2抜栓部が、蓋部材のリング状把持部よりも下方に位置するまで下降した状態を説明する断面図で、(D)は抜栓筒が上昇し、蓋部材のリング状把持部を抜栓した状態を説明する断面図である。
【0013】
本発明に係る一実施の形態における蓋部材の抜栓装置100は、図4に示すように、飲料用瓶1の瓶口1aを被覆する冠着部2aと、当該冠着部2aから側方に伸びるリング状把持部2bとからなるアルミ製の蓋部材2を抜栓するための装置であり、図1に示すように、ケース3に収容された複数の飲料用瓶1を上流側10aから下流側10bに向かって搬送するローラーコンベヤ10と、飲料用瓶1に冠着された蓋部材2の有無を検知する蓋部材検知手段と、当該蓋部材検知手段からの検知信号に基づき、飲料用瓶1に対して略垂直上方向へ突出した蓋部材2のリング状把持部材2bを略水平方向へ位置させる蓋部材プレス手段と、当該蓋部材プレス手段によってリング状把持部2bが略水平方向に位置された蓋部材2を除去する蓋部材除去手段と、除去した蓋部材2を回収する蓋部材回収手段と、から構成されている。ここで、ローラーコンベヤ10の上流側10aから下流側10bに向かって、蓋部材検知手段、蓋部材プレス手段、蓋部材除去手段、蓋部材回収手段、と順に設置されている。また、蓋部材プレス手段及び蓋部材除去手段には、安全装置60が設置されている。
【0014】
ローラーコンベヤ10は、複数のローラー11自体の回転運動によってケース3を連続的に搬送する機械装置であり、搬送方向に直交する縦4列、横5列合計20本の飲料用瓶1を収容したケース3を上流側10aから下流側10bに向かって搬送している。このローラーコンベヤ10において、蓋部材プレス手段よりも下流側10bには、ローラーコンベヤ10の内部に対して出没自在のガイドロック12aが設置されている。このガイドロック12aは、ローラーコンベヤ10の内部に突出して、蓋部材プレス手段の位置でケース3を停止させる。また、蓋部材除去手段よりも下流側10bにも、同様のガイドロック12bが設置されている。
【0015】
蓋部材検知手段として、図2に示すように、本実施の形態における蓋部材2がアルミ製であることを考慮して、アルミ検出センサー20を使用している。このアルミ検出センサー20は、ブラケット21にケース3の縦列と同一個数(本実施の形態では4個)が取り付けられており、このブラケット21はエアーシリンダー22によって上下動可能に支持されている。このブラケット21は、底面からローラーコンベヤ10の搬送方向上流側10aの上面に向かって、傾斜21aを形成した船形をしている。そして、アルミ検出センサー20は、蓋部材2を構成するアルミの有無を、磁場や静電容量によって検知している。
【0016】
ここで、アルミ検出センサー20を取り付けたブラケット21を、エアーシリンダー22によって支持したことによって、飲料用瓶1の高さを調節することが可能となるため、牛乳瓶、ビール瓶、焼酎瓶、清涼飲料水用瓶等いずれの瓶であっても適用することができる。
また、アルミ検出センサー20を、底面からローラーコンベヤ10の搬送方向上流側10aの上面に向かう傾斜21aを有する船形をしたブラケット21に取り付けたことによって、ケース3内の飲料用瓶1に蓋部材2が冠着されていたり、ケース3内に木片、ライター、空き缶等が入っていたとしても、それらの通過を容易にするため、アルミ検出センサー20を保護するために有効である。
【0017】
蓋部材プレス手段として、図3に示すように、本実施の形態においては、天面プレス装置30を使用している。この天面プレス装置30は、ケース3内に収容される飲料用瓶1の本数分(本実施の形態においては20本)備えられ、隣接する天面プレス装置30の間は、プレッシャーベース32の下面に固定された仕切り板31で仕切られている。この個々の天面プレス装置30は、エアーシリンダー38によって上下動可能に支持されたプレッシャーベース32に、軸33がナット34で固定されている。この軸33は、プレッシャーベース32の下面側に突出しており、この軸33の周囲には、プレッシャーベース32の下面側に固定された円筒体37が設置されている。また、この円筒体37の内部における軸33の先端には、軸33に対して上下動可能な合成樹脂材36が支持され、この合成樹脂材36は、プレッシャーベース32の下面と合成樹脂材36の上面との間に配置された圧縮バネ35により下方に付勢されている。そして、プレッシャーベース32をエアーシリンダー38によって下降させることで、天面プレス装置30の合成樹脂材36が、飲料用瓶1の瓶口1aに冠着された蓋部材2の上面から圧力を付与し、冠着部2aに対して略垂直方向に位置するリング状把持部2bを略水平方向にプレスするようになる。
【0018】
ここで、プレッシャーベース32と合成樹脂材36との間に圧縮バネ35を介在させたことによって、天面プレス装置30を下降させ、蓋部材2のリング状把持部2bをプレスする際に、天面プレス装置30による瓶口1aへの衝撃を緩衝することが可能となる。よって、天面プレス装置30による瓶口1aの口欠けや破瓶の発生を抑制することができる。
【0019】
蓋部材除去手段として、図4に示すように、本実施の形態においては、合成樹脂からなる抜栓筒40を使用している。抜栓筒40は、ケース3に収容される飲料用瓶1の本数分(本実施の形態においては20個)備えられている。この個々の抜栓筒40は、ベース41に設けられた開口部41aを挿通する細径筒42と、この細径筒42の先端に形成され、その細径筒42よりも大きな外径を有する第1抜栓部43と、この第1抜栓部43の瓶口挿入口43A近傍の内周壁に設けられた段部43b上面に形成された第2抜栓部44とから構成されている。この細径筒42の外周にはフランジ部46が突出形成されており、抜栓筒40はベース41の上面に係止されることで、下方への移動が規制されている。さらに、第1抜栓部43の上面43Bとベース41の下面との間の細径筒42の外周には、圧縮バネ45が設置されている。さらに、個々の抜栓筒40を係止したベース41は、エアーシリンダー47によって上下動可能に支持されている。
【0020】
ここで、第1抜栓部43の瓶口挿入口43A(図4(A)における下端)には、筒外側に向かうテーパ形状の傾斜43aが形成されている。また、図4(B)に示すように、第1抜栓部43に形成された段部43bの上面には、複数(本実施の形態では6個)の第2抜栓部44が、垂直上方向に伸び、先端が内径方向に向かって折曲するように形成されている。この第2抜栓部44の個数、高さ寸法及び幅寸法は、これに限らず、抜栓する蓋部材2のリング状把持部2bの形状によって可変である。
【0021】
ここで、第1抜栓部43として、抜栓筒40の瓶口挿入側43A端部に傾斜43aを形成したことによって、抜栓筒40がエアーシリンダー47によって下方向へ移動していくと、蓋部材2の冠着部2aから略水平方向に突出しているリング状把持部2bは、その弾性力によって先端が下向きになった状態で、傾斜43aした内壁に接触しながら抜栓筒40内に挿入される。そのため、飲料用瓶1の瓶口1aに軽く載せられた状態の蓋部材2は、リング状把持部2b側に円弧を描くようにして抜栓される。
【0022】
また、第2抜栓部44として、抜栓筒40の瓶口挿入側43Aの端部付近に段部43bを形成し、その段部43bから略垂直方向に伸び、その先端が内径に向かって折曲した形状としたことによって、抜栓筒40が、蓋部材2のリング状把持部2bの下側に位置するまで下降し、その後上昇する際に、リング状把持部2bが第2抜栓部44に引っかかるため、第1抜栓部43では抜栓できなかった蓋部材2を抜栓することが可能となる。
【0023】
ここで、エアーシリンダー47と連結されたベース41と、第1抜栓筒43との間の細径筒42の外周に圧縮バネ45を介在させたことによって、ベース41の下降に伴って抜栓筒40を下降させ、抜栓筒40内に飲料用瓶1の瓶口1aを挿入する際、抜栓筒40による瓶口1aへの衝撃を緩衝することが可能となる。よって、抜栓筒40による瓶口1aの口欠けや破瓶の発生を抑制することができる。 蓋部材回収手段として、本実施形態においては、キャップバキューム装置50を使用している。このキャップバキューム装置50は、第2抜栓部41bによって抜栓された蓋部材2を吸引し、抜栓筒40から連通された筒51を経て、キャップ回収箱52に回収するようにしている。
【0024】
ここで、抜栓筒40で抜栓された蓋部材2を吸引して回収するようにしたことによって、抜栓された蓋部材2の回収にかかる作業効率を向上させることが可能となる。また、蓋部材2を吸引するバキューム圧を調節するようにすれば、例えば、日本酒やリキュール類等のサイズが大きく、重量があるような蓋部材であっても、搬送することが可能となる。
【0025】
安全装置60として、本実施の形態においては、安全扉開閉磁気スイッチ60a及び人間侵入レーザ式幅検出センサー60bを使用している。
安全扉開閉磁気スイッチ60aは、天面プレス装置30と抜栓筒40とを個々に覆った透明アクリル製容器における安全扉61にそれぞれ取り付けられており、安全扉61を開けると、天面プレス装置30或いは抜栓筒40の作業が自動的に停止するようになっている。そして、安全扉61を閉めると、自動的に作業が開始するようになっている。
【0026】
また、人間侵入レーザー式幅検出センサー60bは、ローラーコンベヤ10の搬送方向において、天面プレス装置30よりも上流側10aの上面に設置したレーザー発光装置62と、抜栓筒40よりも下流側10bの上面に設置したレーザー受光装置63とから構成されている。ここで、ローラーコンベヤ10が作動している間は、レーザー発光装置62からレーザ受光装置63に向かって、レーザー光が発射されており、その間に人間が侵入すると、天面プレス装置30や抜栓筒40の作業が自動的に停止するようになっている。
【0027】
次に、上記構成の蓋部材抜栓装置100の動作の一例を、図6に示す。図6は、本発明に係る一実施形態における蓋部材抜栓装置の動作を示すフローチャートである。
まず、アルミ検知センサー20は、ローラーコンベヤ10上を流れてくる飲料用瓶1に、蓋部材2が冠着されているかどうかを検知する(ステップS1)。
【0028】
次いで、この検知信号は、図示しない制御器に送られ、制御器において、飲料用瓶1の20本入りのケース3に蓋部材2が冠着した飲料用瓶1が 3本以上あるかどうかを判断する(ステップS2)。ここで、制御器によって判断基準となるケース3内に存在する蓋部材2が冠着された飲料用瓶1の本数は、これに限らず、可変である。このとき、ステップS2の判断が「NO」の場合、つまり、蓋部材2が付着した飲料用瓶1が 3本以上存在しないケース3は、ローラーコンベヤ10上を搬送され、ステップS8の工程に移行する。
【0029】
ここで、ステップS2の判断が「YES」の場合、つまり、蓋部材2が付着した飲料用瓶1が 3本以上検知されたケース3については、次のような工程を辿る。まず、キャップバキューム装置50の動作を開始する(ステップS3)とともに、天面プレス装置30の位置で、ガイドロック12aが突出してケース3を停止させる。そして、20個の天面プレス装置30が固定されたプレッシャーベース32が下降し、蓋部材2のリング状把持部2bの上面から圧力を付与することで、リング状把持部2bを冠着部2aに対して略垂直方向から、略水平方向へ移動させる。その後、プレッシャーベース32が上昇し、天面プレス装置30の動作が完了する(ステップS4)。そして、この天面プレス装置30の動作が完了すると、ケース3を固定しているガイドロック12aが戻り、ケース3は再度ローラーコンベヤー10上を搬送され、次の抜栓筒40の位置で、別個のガイドロック12bが突出してケース3を停止させる。
【0030】
ここで、天面プレス装置30の昇降は、アルミ検知センサー20からの検知信号を受け取った制御器によって制御されており、例えば、蓋部材2の検知されたケース3が天面プレス装置30の位置を通過する時間をそのときのローラーコンベヤ10の搬送速度から割り出し、その時間にケース3を固定するガイドロック12aが突出してケース3を固定した後、天面プレス装置30を昇降させるように設定している。
【0031】
次に、抜栓筒40の位置に停止させたケース3には、ステップS5に示すように、図5(A)の位置から、20個の抜栓筒40を係止したベース41が下降する。そして、図5(B)に示すように、抜栓筒40の下降途中、飲料用瓶1の瓶口1aに冠着された蓋部材2のリング状把持部2bは、第1抜栓部43の傾斜43aに沿って、そのリング状把持部2bの先端が下向きになった状態で、抜栓筒40内部に入り込んでいく。このとき、飲料用瓶1の瓶口1aに載った状態で、しっかりと瓶口1aに冠着していない蓋部材2は、リング状把持部2b側に円弧を描くようにして蓋部材2が抜栓する。このとき、抜栓された蓋部材2は、ケース3内に落ち、次工程である洗浄工程(図示しない)において、飲料用瓶1とケース3とが別々に洗浄される際に除去される。
【0032】
その後、図5(C)に示すように、抜栓筒40の下降を続けることによって、第2抜栓部44が、第1抜栓部43で抜栓されず、飲料用瓶1に冠着された蓋部材2のリング状把持部2bよりも下側に入り込んだ状態となったら、抜栓筒40の下降を停止する。次いで、図5(D)に示すように、抜栓筒40を上昇させると、抜栓筒40の第2抜栓部41bにリング状把持部2bが引っかかり、蓋部材2が持ち上がる。ここで、飲料用瓶1はケース3内に固定されているため、抜栓筒40の上昇に伴ってともに移動することがないため、瓶口1aにしっかり冠着し、第1抜栓部43で抜栓できなかった蓋部材2を抜栓させることができる。このとき抜栓した蓋部材2は、キャップバキューム装置50によって吸引され、キャップ回収箱52に回収される。
【0033】
ここで、抜栓筒40の昇降も、天面プレス装置30と同様に、制御器によって制御されており、例えば、アルミ検知センサー20で蓋部材2の検知されたケース3が、抜栓筒40を通過する時間をそのときのローラーコンベヤ10の搬送速度から割り出し、その時間にガイドロック12bが突出してケースを固定した後、抜栓筒40が昇降するように設定している。
【0034】
この抜栓筒40による蓋部材2の抜栓中に、抜栓筒40が飲料用瓶1に引っかかってしまった場合、抜栓筒40の昇降を繰り返して、抜栓筒40に振動を与えることで、慣性力によって抜栓筒40から飲料用瓶1を取り外すようにする。このとき、この昇降が3回繰り返されたかどうかを判断するようにする(ステップS6)。ここで、この昇降の回数は、これに限らず、可変である。このとき、ステップS6における判断が、「YES」であった場合、つまり、抜栓筒40の昇降が3回繰り返した場合には、抜栓筒40を覆った容器における安全扉61を開け、抜栓筒40に引っかかった飲料用瓶1を作業者が手で取り出すようにする (ステップS7)。一方、ステップS6における判断が、「NO」であった場合、ステップS8へ移行する。ここで、抜栓筒40の昇降回数を制限することは、抜栓筒40の昇降による破瓶や瓶欠けを防止するために有効である。
【0035】
上記ステップS7の工程を経たケース3は、ガイドロック12bが戻り、ケース3は再度ローラーコンベヤ10によって搬送され、最終的に作業者の目視によって、ケース3中のごみや異物の有無、異種ケースの除去を行い (ステップS8)、その後次工程である飲料用瓶1及びケース3の洗浄工程に搬送される。
上記構成の蓋部材抜栓装置100において、蓋部材検知手段と、蓋部材プレス手段と、蓋部材抜栓手段とを備えたことによって、冠着部材2aと、当該冠着部材2aから側方に伸びるリング状把持部2bとからなる、一般的にマキシキャップと称される蓋部材2の抜栓作業を、自動化することが可能となった。よって、蓋部材除去作業にかかる作業効率を向上させるとともに、作業者への損傷を防止することが可能となった。
【0036】
また、蓋部材抜栓手段において、第1抜栓部43と第2抜栓部44とを設けたことによって、蓋部材2がどのような形態で瓶口1aに冠着していたとしても、容易かつ確実に抜栓することが可能となった。
さらに、天面プレス装置30及び抜栓筒40に安全装置60を備えたことによって、上記構成の抜栓筒40に、誤って飲料用瓶1が引っかかってしまった場合であっても、作業者が不具合を解消することが可能となる。また、作業者が誤って手指を差し込んでしまった場合の事故を未然に防止することが可能となる。
【0037】
ここで、本実施の形態における天面プレス装置30の動作は、20個備えてある天面プレス装置30を個々に動作させるのではなく、20個一度に動作させるようにしたが、これに限らず、個々に、動作させるようにすることも可能である。例えば、アルミ検出センサー20で検知した蓋部材2が付着している飲料用瓶1のみに、天面プレス装置30が動作するようにすれば、瓶口1aへの損傷を防止するために有効である。同様に、抜栓筒40を、個々に動作させるようにしても構わない。
【0038】
また、図7に示すように、抜栓筒40を、上下動可能に設置された内筒40Aの周囲に、当該内筒40Aに対して遊嵌状態で配置するようにしてもよい。このようにすることで、飲料用瓶1と抜栓筒40との位置がずれてしまったとしても、抜栓筒40が飲料用瓶1に合わせて移動するため、破瓶や瓶欠け等の発生を抑制するために有効である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、瓶口に冠着された蓋部材の有無を検知する蓋部材検知手段と、当該蓋部材検知手段からの検知信号に基づき、リング状把持部を蓋部材に対して略水平方向に位置させる蓋部材プレス手段と、当該蓋部材プレス手段によって、リング状把持部が略水平方向に位置された蓋部材を瓶口から除去する蓋部材除去手段と、を備えたことによって、上流側から下流側に向かって搬送されてくる飲料用瓶に蓋部材が冠着されているかどうかを検知し、その検知信号に基づいて、蓋部材のリング状把持部を略水平方向に位置させるとともに、リング状把持部が略水平方向に位置された蓋部材を瓶口から除去することができるようになる。よって、瓶口に冠着されたマキシキャップのような複雑な形状を有する蓋部材の除去作業を自動化できるため、蓋部材抜栓作業の作業効率を向上させるとともに、作業者への損傷を防止することが可能となった。
【0040】
請求項2に記載の発明によれば、蓋部材抜栓手段である抜栓筒に、第1抜栓部と、第2抜栓部とを備えたことによって、蓋部材の瓶口への冠着度合いが如何なるものであっても、容易かつ確実に抜栓させることが可能となった。
請求項3に記載の発明によれば、抜栓筒を、上下動可能に設置された内筒の周囲に、当該内筒に対して遊嵌状態に配置したことによって、抜栓筒と瓶との位置がずれてしまったとしても、抜栓筒が瓶に合わせて移動するため、抜栓筒による瓶口への負荷を防止し、瓶口の口欠けや破瓶を防止することが可能となった。よって、効率よく再利用を行うことができるとともに、作業者への損傷を防止することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における蓋部材抜栓装置を説明する側面図である。
【図2】アルミ検出センサーを説明する側面図である。
【図3】 天面プレス装置を説明する断面図である。
【図4】 抜栓筒を示し、(A)は平面図、(B)は図4(A)のA−A線における断面図である。
【図5】 抜栓筒による蓋部材の抜栓動作を示し、(A)は抜栓筒が下降する前を説明する断面図で、(B)は抜栓筒の第1抜栓部が、蓋部材のリング状把持部と接触するまで下降した状態を説明する断面図で、(C)は抜栓筒の第2抜栓部が、蓋部材のリング状把持部よりも下方に位置するまで下降した状態を説明する断面図で、(D)は抜栓筒が上昇し、蓋部材のリング状把持部を抜栓した状態を説明する断面図である。
【図6】本発明に係る一実施形態における蓋部材抜栓装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】 抜栓筒の他の実施形態を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 飲料用瓶
2 蓋部材
2a 冠着部
2b リング状把持部
10 ローラーコンベヤ
20 アルミ検出センサー(蓋部材検知手段)
30 天面プレス装置(蓋部材プレス手段)
40 抜栓筒(蓋部材除去手段)
43 第1抜栓部
44 第2抜栓部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a lid member plugging device that removes a lid member that is attached to a bottle mouth when a beverage bottle is reused.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, beverage bottles filled with soft drinks, beer, sparkling liquor, wine, liqueurs, etc., are collected by the manufacturer after the beverage, and reused in such a manner that the beverage is filled again after washing the bottle. ing.
In many cases, beverage bottles collected by the manufacturer for this reuse often come back with the lid member attached to the bottle mouth, and before the beverage bottle washing process, The operation | work which removes a cover member was required.
[0003]
Here, Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-1840497 discloses a device for removing a cover member of a beverage bottle such as a milk bottle. This device pierces a holding member attached to a beverage bottle and a lid member attached to the beverage bottle with the two latching blades closed from above, and then the latching blade. And a latching blade that is widened in the lateral direction to form a two-blade. According to this apparatus, the cover member can be removed by pulling up the latching blade that has pierced the cover member. For this reason, the work for removing the cover member, which has conventionally been performed manually, has been automated, and it has become possible to improve work efficiency.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, as a lid member of a beverage bottle filled with soft drinks, beer, sparkling wine, wine, liqueur, etc., a crown part covered by the bottle mouth and a ring-shaped grip extending from the crown part to the side There is known an aluminum lid member (generally referred to as a maxi cap) having a shape that is removed from the bottle mouth by placing a finger on the ring-shaped gripping part and pulling it upward.
[0005]
In the case of the lid member having such a shape, the lid member that returns to the manufacturer after drinking often has a ring-shaped gripping portion positioned substantially perpendicular to the bottle mouth. It is difficult to pierce the lid member, and the conventional device for removing a lid member cannot be applied to remove the lid member having the above shape.
Therefore, the removal of the lid member having a complicated shape such as the maxi cap is currently performed manually by the operator, and not only the work efficiency is poor, but a large amount of the lid member is attached. When the beverage bottles are collected, the beverage bottles that cannot be caught manually and the lid members are still worn often shift to the next washing step.
[0006]
In addition, since the lid member is removed manually, the operator's finger is damaged.
Therefore, the present invention has been made in view of the above circumstances, and automates the removal of a lid member comprising a crowning portion covered by a bottle mouth and a ring-shaped gripping portion extending laterally from the crowning portion. Accordingly, an object of the present invention is to provide a lid member plug-off device for a beverage bottle capable of improving work efficiency and preventing damage to an operator.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such a problem, the invention according to claim 1 is characterized in that a lid member provided with a crowning portion covering the bottle mouth and a ring-shaped gripping portion extending laterally from the crowning portion is crowned. A lid member unplugging device for unplugging the lid member from the bottle mouth while the beverage bottle is transported from the upstream side toward the downstream side, the lid member being crowned on the bottle mouth A lid member detecting means for detecting the presence or absence of the lid, a lid member pressing means for positioning the ring-shaped gripping portion in a substantially horizontal direction with respect to the lid member based on a detection signal from the lid member detecting means, and the lid member Lid member removing means for removing from the bottle mouth the lid member in which the ring-shaped gripping portion is positioned in a substantially horizontal direction by pressing means.
[0008]
In the first aspect of the present invention, based on a detection signal from the lid member detection means for detecting the presence or absence of the lid member attached to the bottle mouth, the ring-shaped gripping portion is attached to the lid member. A lid member pressing means that is positioned in a substantially horizontal direction, and a lid member removing means that removes the lid member in which the ring-shaped gripping part is positioned in the substantially horizontal direction from the bottle mouth by the lid member pressing means. To detect whether or not the lid member is attached to the beverage bottle conveyed from the upstream side to the downstream side, and based on the detection signal, the ring-shaped gripping portion of the lid member is set in a substantially horizontal direction. The lid member in which the ring-shaped gripping portion is positioned in the substantially horizontal direction can be removed from the bottle mouth while being positioned. Therefore, since it is possible to automate the removal work of the lid member having a complicated shape such as a maxi cap attached to the bottle mouth, the work efficiency for the removal work of the lid member is improved and the operator This makes it possible to prevent damage to the machine.
[0009]
Further, the invention according to claim 2 is the lid member unplugging apparatus according to claim 1, wherein the lid member removing means is capable of moving up and down and into which a beverage bottle can be inserted. A first plug part having a taper-shaped slope at the bottle insertion opening of the bottle stopper and a step formed on the inner peripheral surface in the vicinity of the bottle insertion opening in the bottle stopper pipe extend vertically upward, and the tip is directed toward the inner diameter direction. And a plurality of second plug parts bent.
[0010]
In the invention according to claim 2, the first stopper part and the second stopper part are provided in the stopper tube as the cover member removing means, so that the first cover member that is shallowly attached to the bottle mouth is the first stopper member. The lid member that could be easily removed by the unplugging part and could not be removed by the first unplugging part can be removed by the second unplugging part.
Therefore, it is possible to remove the lid member easily and reliably regardless of the degree of attachment of the lid member to the bottle mouth.
[0011]
Furthermore, the invention according to claim 3 is the lid member unplugging apparatus according to claim 2, wherein the unplugging cylinder is arranged in a loosely fitted state with respect to the inner cylinder around the inner cylinder installed so as to be movable up and down. It is supposed to be.
In the invention according to claim 3, the position of the stopper tube and the bottle is shifted by disposing the stopper tube around the inner tube that can be moved up and down in a loosely fitted state. Even if this happens, it is possible to prevent the bottle mouth from being loaded by the stopper tube, and to prevent the bottle mouth from being chipped or broken.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view illustrating a lid member plugging apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side view showing the aluminum detection sensor. FIG. 3 is a cross-sectional view showing the top surface pressing apparatus. 4A and 4B show a stopper tube, in which FIG. 4A is a cross-sectional view, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 5A and 5B show a step of unplugging the lid member by the unplugging cylinder, wherein FIG. 5A is a cross-sectional view illustrating the state before the unplugging cylinder is lowered, and FIG. It is sectional drawing explaining the state which descended until it contacted the holding | grip part, (C) is a cross section explaining the state lowered | hung until the 2nd unplugging part of the unplugging cylinder is located below rather than the ring-shaped holding part of a cover member. FIG. 4D is a cross-sectional view illustrating a state in which the stopper cylinder has been raised and the ring-shaped grip portion of the lid member has been disconnected.
[0013]
As shown in FIG. 4, the lid member plug-off device 100 according to one embodiment of the present invention includes a crown portion 2 a that covers the bottle mouth 1 a of the beverage bottle 1, and a lateral side from the crown portion 2 a. 1 is an apparatus for unplugging an aluminum lid member 2 composed of an extending ring-shaped gripping portion 2b. As shown in FIG. 1, a plurality of beverage bottles 1 accommodated in a case 3 are arranged downstream from an upstream side 10a. Based on the detection signal from the roller conveyor 10 conveyed toward 10b, the lid member detection means which detects the presence or absence of the lid member 2 attached to the beverage bottle 1, and the detection signal from the lid member detection means, the beverage bottle 1 The ring-shaped gripping member 2b of the lid member 2 protruding substantially vertically upward is positioned in a substantially horizontal direction, and the ring-shaped gripping portion 2b is positioned in a substantially horizontal direction by the lid member pressing means. Remove the lid member 2 to remove the lid member 2 Means, a lid member recovering means for recovering the lid member 2 is removed, and a. Here, from the upstream side 10a of the roller conveyor 10 toward the downstream side 10b, the lid member detecting means, the lid member pressing means, the lid member removing means, and the lid member collecting means are installed in this order. A safety device 60 is installed in the lid member pressing means and the lid member removing means.
[0014]
The roller conveyor 10 is a mechanical device that continuously conveys the case 3 by the rotational movement of the plurality of rollers 11 itself, and accommodates a total of 20 beverage bottles 1 in four rows and five rows that are orthogonal to the carrying direction. The case 3 is conveyed from the upstream side 10a toward the downstream side 10b. In this roller conveyor 10, a guide lock 12 a that can be protruded and retracted with respect to the inside of the roller conveyor 10 is installed on the downstream side 10 b from the lid member pressing means. The guide lock 12a protrudes into the roller conveyor 10 and stops the case 3 at the position of the lid member pressing means. A similar guide lock 12b is also provided on the downstream side 10b of the lid member removing means.
[0015]
As the lid member detecting means, as shown in FIG. 2, an aluminum detection sensor 20 is used in consideration that the lid member 2 in the present embodiment is made of aluminum. The same number of aluminum detection sensors 20 as the columns of the case 3 (four in this embodiment) are attached to the bracket 21, and the bracket 21 is supported by an air cylinder 22 so as to be movable up and down. The bracket 21 has a boat shape in which an inclination 21 a is formed from the bottom surface toward the upper surface 10 a upstream of the roller conveyor 10 in the transport direction. The aluminum detection sensor 20 detects the presence or absence of aluminum constituting the lid member 2 by a magnetic field or electrostatic capacity.
[0016]
Here, since the bracket 21 to which the aluminum detection sensor 20 is attached is supported by the air cylinder 22, the height of the beverage bottle 1 can be adjusted, so that a milk bottle, a beer bottle, a shochu bottle, a soft drink Any bottle such as a water bottle can be applied.
In addition, the aluminum detection sensor 20 is attached to the ship-shaped bracket 21 having an inclination 21 a that extends from the bottom surface toward the upper surface 10 a on the upstream side in the transport direction of the roller conveyor 10. Even if a wooden piece, a lighter, an empty can, or the like is contained in the case 3, it is effective for protecting the aluminum detection sensor 20 in order to facilitate the passage thereof.
[0017]
As the cover member pressing means, as shown in FIG. 3, a top surface pressing device 30 is used in the present embodiment. The top surface pressing device 30 is provided for the number of beverage bottles 1 accommodated in the case 3 (20 in the present embodiment), and between the adjacent top surface pressing devices 30, a pressure base 32 is provided. It is partitioned off by a partition plate 31 fixed to the lower surface. Each of the top surface pressing devices 30 has a shaft 33 fixed by a nut 34 to a pressure base 32 supported by an air cylinder 38 so as to be movable up and down. The shaft 33 protrudes on the lower surface side of the pressure base 32, and a cylindrical body 37 fixed on the lower surface side of the pressure base 32 is installed around the shaft 33. A synthetic resin material 36 that can move up and down with respect to the shaft 33 is supported at the tip of the shaft 33 inside the cylindrical body 37. The synthetic resin material 36 includes a lower surface of the pressure base 32 and the synthetic resin material 36. It is urged | biased below by the compression spring 35 arrange | positioned between the upper surfaces. The pressure base 32 is lowered by the air cylinder 38 so that the synthetic resin material 36 of the top surface pressing device 30 applies pressure from the upper surface of the lid member 2 that is attached to the bottle mouth 1a of the beverage bottle 1. The ring-shaped gripping portion 2b positioned in the substantially vertical direction with respect to the crowning portion 2a is pressed in the substantially horizontal direction.
[0018]
Here, when the compression spring 35 is interposed between the pressure base 32 and the synthetic resin material 36, the top surface pressing device 30 is moved down to press the ring-shaped gripping portion 2 b of the lid member 2. It is possible to buffer the impact on the bottle mouth 1a by the surface press device 30. Therefore, it is possible to suppress the occurrence of the mouth chipping or breakage of the bottle mouth 1a by the top surface pressing device 30.
[0019]
As the lid member removing means, as shown in FIG. 4, in this embodiment, a stopper tube 40 made of synthetic resin is used. The unplugging cylinder 40 is provided for the number of beverage bottles 1 accommodated in the case 3 (20 in the present embodiment). The individual plugging cylinders 40 are formed with a small diameter cylinder 42 that is inserted through an opening 41 a provided in the base 41 and a distal end of the small diameter cylinder 42 and has a larger outer diameter than the small diameter cylinder 42. The first plug part 43 is composed of a first plug part 43 and a second plug part 44 formed on the upper surface of the step part 43b provided on the inner peripheral wall of the first plug part 43 near the bottle opening 43A. A flange 46 protrudes from the outer periphery of the small-diameter cylinder 42, and the stopper cylinder 40 is locked to the upper surface of the base 41, so that the downward movement is restricted. Further, a compression spring 45 is installed on the outer periphery of the small-diameter cylinder 42 between the upper surface 43B of the first plug part 43 and the lower surface of the base 41. Further, the base 41 that holds the individual stopper cylinders 40 is supported by an air cylinder 47 so as to be movable up and down.
[0020]
Here, a taper-shaped inclination 43a toward the outer side of the cylinder is formed at the bottle opening insertion opening 43A (the lower end in FIG. 4A) of the first stopper part 43. Further, as shown in FIG. 4B, a plurality of (six in this embodiment) second plug parts 44 are vertically upward on the upper surface of the stepped part 43b formed in the first plug part 43. And the tip is bent in the inner diameter direction. The number, the height dimension, and the width dimension of the second plug-out portions 44 are not limited to this, and are variable depending on the shape of the ring-shaped gripping portion 2b of the lid member 2 to be plugged.
[0021]
Here, as the first plug-out portion 43, when the plug-in tube 40 is moved downward by the air cylinder 47 by forming the inclined 43a at the end of the bottle-insertion side 43A of the plug-in tube 40, the lid member 2 The ring-shaped gripping portion 2b protruding from the crowning portion 2a in a substantially horizontal direction is inserted into the stopper tube 40 while being in contact with the inclined inner wall 43a in a state where the tip is directed downward by its elastic force. Therefore, the lid member 2 that is lightly placed on the bottle mouth 1a of the beverage bottle 1 is unplugged so as to draw an arc on the ring-shaped gripping portion 2b side.
[0022]
Further, as the second plug part 44, a step part 43b is formed in the vicinity of the end part of the bottle opening insertion side 43A of the plug cylinder 40, extends from the step part 43b in a substantially vertical direction, and its tip is bent toward the inner diameter. With this shape, the stopper tube 40 is lowered until it is positioned below the ring-shaped gripping portion 2b of the lid member 2, and then the ring-shaped gripping portion 2b is caught by the second plugging portion 44 when it rises. Therefore, it is possible to unplug the lid member 2 that could not be unplugged by the first unplugging portion 43.
[0023]
Here, a compression spring 45 is interposed on the outer periphery of the small-diameter cylinder 42 between the base 41 connected to the air cylinder 47 and the first extraction cylinder 43, so that the extraction cylinder 40 is lowered as the base 41 is lowered. When the bottle mouth 1a of the beverage bottle 1 is inserted into the stopper barrel 40, the impact on the bottle mouth 1a by the stopper barrel 40 can be buffered. Accordingly, it is possible to suppress the occurrence of the mouthpiece 1a chipping or the broken bottle due to the stopper tube 40. In the present embodiment, the cap vacuum device 50 is used as the lid member collecting means. The cap vacuum device 50 sucks the lid member 2 that has been unplugged by the second unplugging portion 41 b and collects it in the cap collection box 52 via the tube 51 communicated from the unplugging tube 40.
[0024]
Here, by sucking and collecting the lid member 2 plugged by the plugging cylinder 40, it is possible to improve the work efficiency for collecting the lid member 2 that has been plugged. Further, if the vacuum pressure for sucking the lid member 2 is adjusted, for example, even a lid member having a large size and weight such as sake or liqueur can be transported.
[0025]
As the safety device 60, in this embodiment, a safety door opening / closing magnetic switch 60a and a human intrusion laser type width detection sensor 60b are used.
The safety door opening / closing magnetic switch 60a is attached to each safety door 61 in a transparent acrylic container that individually covers the top surface pressing device 30 and the stopper tube 40, and when the safety door 61 is opened, the top surface pressing device 30. Alternatively, the work of the stopper tube 40 is automatically stopped. When the safety door 61 is closed, the operation is automatically started.
[0026]
Further, the human intrusion laser type width detection sensor 60b is arranged on the upper surface 10a upstream of the top surface pressing device 30 in the transport direction of the roller conveyor 10 and on the downstream side 10b of the plugging tube 40. It comprises a laser receiving device 63 installed on the upper surface. Here, while the roller conveyor 10 is operating, laser light is emitted from the laser light-emitting device 62 toward the laser light-receiving device 63. Forty operations are automatically stopped.
[0027]
Next, FIG. 6 shows an example of the operation of the lid member unplugging apparatus 100 configured as described above. FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the lid member unplugging apparatus according to the embodiment of the present invention.
First, the aluminum detection sensor 20 detects whether or not the lid member 2 is attached to the beverage bottle 1 flowing on the roller conveyor 10 (step S1).
[0028]
Then, this detection signal is sent to a controller (not shown). In the controller, it is determined whether or not there are three or more beverage bottles 1 with lid members 2 on the case 3 containing 20 beverage bottles 1. Judgment is made (step S2). Here, the number of the beverage bottles 1 to which the lid member 2 existing in the case 3 serving as a determination reference by the controller is attached is not limited to this, and is variable. At this time, if the determination in step S2 is “NO”, that is, the case 3 in which three or more beverage bottles 1 to which the lid member 2 is attached does not exist is conveyed on the roller conveyor 10, and the process proceeds to step S8. To do.
[0029]
Here, when the determination in step S2 is “YES”, that is, for the case 3 in which three or more beverage bottles 1 to which the lid member 2 is attached are detected, the following steps are followed. First, the operation of the cap vacuum device 50 is started (step S3), and at the position of the top surface press device 30, the guide lock 12a protrudes to stop the case 3. Then, the pressure base 32 to which the 20 top surface pressing devices 30 are fixed descends, and pressure is applied from the upper surface of the ring-shaped gripping portion 2b of the lid member 2, whereby the ring-shaped gripping portion 2b is attached to the crown portion 2a. Are moved from a substantially vertical direction to a substantially horizontal direction. Thereafter, the pressure base 32 is raised, and the operation of the top surface pressing device 30 is completed (step S4). Then, when the operation of the top surface pressing device 30 is completed, the guide lock 12a fixing the case 3 is returned, and the case 3 is conveyed again on the roller conveyor 10, and at the position of the next unplugging cylinder 40, a separate The guide lock 12b protrudes to stop the case 3.
[0030]
Here, the elevation of the top surface pressing device 30 is controlled by a controller that has received the detection signal from the aluminum detection sensor 20. For example, the case 3 detected by the lid member 2 is positioned at the top surface pressing device 30. Is determined from the transport speed of the roller conveyor 10 at that time, and after the guide lock 12a for fixing the case 3 protrudes and fixes the case 3 at that time, the top surface pressing device 30 is set to move up and down. ing.
[0031]
Next, in the case 3 stopped at the position of the unplugging cylinder 40, as shown in step S5, the base 41 holding the 20 unplugging cylinders 40 is lowered from the position of FIG. Then, as shown in FIG. 5 (B), the ring-shaped grip 2b of the lid member 2 attached to the bottle mouth 1a of the beverage bottle 1 is inclined to the first stopper 43 while the stopper 40 is lowered. Along the line 43a, the ring-shaped gripping portion 2b enters the inside of the stopper tube 40 with the tip thereof facing downward. At this time, the lid member 2 that is not firmly attached to the bottle mouth 1a in a state of being placed on the bottle mouth 1a of the beverage bottle 1 is formed so as to draw an arc on the ring-shaped gripping portion 2b side. Unplug. At this time, the lid member 2 that has been stoppered falls into the case 3 and is removed when the beverage bottle 1 and the case 3 are separately washed in the next washing step (not shown).
[0032]
Thereafter, as shown in FIG. 5 (C), by continuing the lowering of the stopper tube 40, the second stopper portion 44 is not unplugged by the first stopper portion 43, and is attached to the beverage bottle 1. When it enters the lower side of the ring-shaped gripping portion 2b, the lowering of the stopper barrel 40 is stopped. Next, as shown in FIG. 5D, when the stopper tube 40 is raised, the ring-shaped gripping portion 2b is caught by the second stopper portion 41b of the stopper tube 40, and the lid member 2 is lifted. Here, since the beverage bottle 1 is fixed in the case 3, it does not move together with the rise of the stopper tube 40. Therefore, the beverage bottle 1 is firmly attached to the bottle mouth 1 a and unplugged by the first stopper portion 43. The lid member 2 that could not be opened can be removed. At this time, the lid member 2 that has been unplugged is sucked by the cap vacuum device 50 and collected in the cap collection box 52.
[0033]
Here, the raising and lowering of the plugging cylinder 40 is also controlled by the controller in the same manner as the top surface pressing device 30. For example, the case 3 detected by the cover member 2 by the aluminum detection sensor 20 passes through the plugging cylinder 40. The time to do this is determined from the conveying speed of the roller conveyor 10 at that time, and after the guide lock 12b protrudes and the case is fixed at that time, the stopper tube 40 is set to move up and down.
[0034]
When the plugging cylinder 40 is caught on the beverage bottle 1 while the lid member 2 is being plugged by the plugging cylinder 40, the plugging cylinder 40 is repeatedly raised and lowered to give vibration to the plugging cylinder 40, thereby generating an inertial force. The beverage bottle 1 is removed from the stopper tube 40. At this time, it is determined whether or not this lifting / lowering has been repeated three times (step S6). Here, the frequency | count of this raising / lowering is not restricted to this, It is variable. At this time, if the determination in step S6 is “YES”, that is, if the raising / lowering of the stopper tube 40 is repeated three times, the safety door 61 in the container covering the stopper tube 40 is opened, and the stopper tube 40 is opened. The beverage bottle 1 caught on the hand is manually taken out by the operator (step S7). On the other hand, if the determination in step S6 is “NO”, the process proceeds to step S8. Here, it is effective to limit the number of times of raising and lowering the stopper tube 40 in order to prevent broken bottles and bottle missing due to the raising and lowering of the stopper tube 40.
[0035]
The case 3 that has undergone the process of step S7 returns to the guide lock 12b, and the case 3 is transported again by the roller conveyor 10. Finally, the operator visually confirms the presence or absence of dust or foreign matter in the case 3, and the dissimilar case. Removal is performed (step S8), and then it is transported to the washing process of the beverage bottle 1 and the case 3 as the next process.
In the lid member unplugging apparatus 100 having the above-described configuration, the lid member detecting unit, the lid member pressing unit, and the lid member unplugging unit include the crown member 2a and a ring that extends laterally from the crown member 2a. The unplugging operation of the lid member 2, which is generally called a maxi cap, composed of the shape gripping portion 2b can be automated. Therefore, it is possible to improve the work efficiency for the cover member removal work and to prevent the worker from being damaged.
[0036]
In addition, by providing the first plug part 43 and the second plug part 44 in the lid member plugging means, it is easy and reliable no matter what form the lid member 2 is attached to the bottle mouth 1a. It was possible to unplug.
Further, the safety device 60 is provided in the top surface pressing device 30 and the stopper tube 40, so that even if the beverage bottle 1 is accidentally caught in the stopper tube 40 having the above-described configuration, the operator has a problem. Can be eliminated. In addition, it is possible to prevent an accident when an operator accidentally inserts a finger.
[0037]
Here, the operation of the top surface pressing device 30 according to the present embodiment is such that 20 top surface pressing devices 30 are not operated individually, but 20 at a time, but are not limited thereto. Instead, it is also possible to operate them individually. For example, if the top surface pressing device 30 is operated only on the beverage bottle 1 to which the lid member 2 detected by the aluminum detection sensor 20 is adhered, it is effective for preventing damage to the bottle mouth 1a. is there. Similarly, the stopper tube 40 may be operated individually.
[0038]
Further, as shown in FIG. 7, the stopper tube 40 may be arranged in a loosely fitted state with respect to the inner tube 40A around the inner tube 40A installed so as to be movable up and down. By doing in this way, even if the positions of the beverage bottle 1 and the stopper tube 40 are shifted, the stopper tube 40 moves in accordance with the beverage bottle 1, so that the occurrence of broken bottles, missing bottles, etc. It is effective to suppress.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the lid member detecting means for detecting the presence or absence of the lid member attached to the bottle mouth, and the detection signal from the lid member detecting means, Lid member pressing means for positioning the ring-shaped gripping portion in a substantially horizontal direction with respect to the lid member, and a lid member for removing the lid member in which the ring-shaped gripping portion is positioned in the substantially horizontal direction from the bottle mouth by the lid member pressing means And removing means for detecting whether the lid member is attached to the beverage bottle conveyed from the upstream side to the downstream side, and based on the detection signal, the ring of the lid member is detected. It becomes possible to remove the lid member in which the ring-shaped gripping part is positioned in the substantially horizontal direction from the bottle mouth while positioning the gripping part in the substantially horizontal direction. Therefore, the removal work of the lid member having a complicated shape such as a maxi cap attached to the bottle mouth can be automated, so that the work efficiency of the lid member unplugging work is improved and damage to the operator is prevented. Became possible.
[0040]
According to the second aspect of the present invention, the degree of crowning of the lid member on the bottle mouth can be determined by providing the first plugging portion and the second plugging portion in the plugging cylinder as the lid member plugging means. Even if it is a thing, it became possible to make it easily and reliably unplugged.
According to the invention described in claim 3, the position of the unplugging cylinder and the bottle is provided by arranging the unplugging cylinder in a loosely fitted state with respect to the inner cylinder around the inner cylinder installed so as to be movable up and down. Even if they are displaced, since the stopper tube moves in accordance with the bottle, it is possible to prevent the bottle mouth from being loaded by the stopper tube and prevent the bottle mouth from being chipped or broken. Therefore, it can be reused efficiently and damage to the operator can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view illustrating a lid member plugging apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view illustrating an aluminum detection sensor.
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a top surface pressing device.
4A is a plan view, and FIG. 4B is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 4A.
5A and 5B show the plugging operation of the lid member by the plugging cylinder, in which FIG. 5A is a cross-sectional view illustrating the state before the plugging cylinder descends, and FIG. It is sectional drawing explaining the state which descended until it contacted the holding | grip part, (C) is a cross section explaining the state lowered | hung until the 2nd unplugging part of the unplugging cylinder is located below rather than the ring-shaped holding part of a cover member. FIG. 4D is a cross-sectional view illustrating a state in which the stopper cylinder has been raised and the ring-shaped grip portion of the lid member has been disconnected.
FIG. 6 is a flowchart showing the operation of the lid member unplugging apparatus according to the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating another embodiment of the stopper tube.
[Explanation of symbols]
1 Beverage bottle
2 Lid member
2a crown
2b Ring-shaped grip
10 Roller conveyor
20 Aluminum detection sensor (cover member detection means)
30 Top surface press device (lid member pressing means)
40 Detachable tube (Cover member removal means)
43 First stopper
44 Second plug part

Claims (3)

瓶口を被覆する冠着部と、当該冠着部から側方に伸びるリング状把持部とを備えた蓋部材が冠着された飲料用瓶が、上流側から下流側に向かって搬送される間に、前記蓋部材を前記瓶口から抜栓する蓋部材抜栓装置であって、
前記瓶口に冠着された前記蓋部材の有無を検知する蓋部材検知手段と、当該蓋部材検知手段からの検知信号に基づき、前記リング状把持部を前記蓋部材に対して略水平方向に位置させる蓋部材プレス手段と、当該蓋部材プレス手段によって、前記リング状把持部が略水平方向に位置された前記蓋部材を前記瓶口から除去する蓋部材除去手段と、を備えたことを特徴とする蓋部材抜栓装置。
A beverage bottle with a lid member provided with a crown part covering the bottle mouth and a ring-shaped grip part extending laterally from the crown part is conveyed from the upstream side toward the downstream side. A lid member unplugging device for unplugging the lid member from the bottle mouth,
Based on a detection signal from the lid member detection means for detecting the presence or absence of the lid member attached to the bottle mouth, the ring-shaped gripping portion is set substantially horizontally with respect to the lid member. A lid member pressing means for positioning, and a lid member removing means for removing the lid member in which the ring-shaped gripping portion is positioned in a substantially horizontal direction from the bottle mouth by the lid member pressing means. A lid member unplugging device.
前記蓋部材除去手段が、上下動可能で、前記飲料用瓶を挿入可能な抜栓筒であり、前記抜栓筒が、当該抜栓筒の瓶挿入口にテーパ形状の傾斜を有する第1抜栓部と、当該抜栓筒における前記瓶挿入口近傍の内周面に形成された段部から垂直上方向へ伸び、先端が内径方向に向かって折曲した複数の第2抜栓部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の蓋部材抜栓装置。The lid member removing means is a detachable tube that can move up and down and into which the beverage bottle can be inserted, and the unclamped tube has a first unclamped portion having a taper-shaped inclination at the jar insertion port of the uncapped tube; A plurality of second stopper portions extending vertically upward from a step portion formed on an inner peripheral surface near the bottle insertion opening in the stopper barrel, and having tips bent toward an inner diameter direction. The lid member unplugging apparatus according to claim 1. 前記抜栓筒が、上下動可能に設置された内筒の周囲に、当該内筒に対して遊嵌状態で配置されていることを特徴とする請求項2に記載の蓋部材抜栓装置。The lid member unplugging apparatus according to claim 2, wherein the unplugging cylinder is arranged in a loosely fitted state with respect to the inner cylinder around the inner cylinder installed so as to be movable up and down.
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