JP3801608B2 - 光ディスクの再生方法及び装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光ディスク、磁気テープ等の記録メディア上に記録されている符号化され
たディジタル映像信号の再生を行うディジタル映像信号再生装置に関する。
映像信号を符号化する場合の高能率符号化方式の一つとして、動き補償予測を用いた画像間予測符号化と画像内変換符号化とを組み合わせた、ハイブリッド符号化方式がある。図14は例えば、CCITTのISO-IEC/JTC1/SC29/WG11 MPEG 92/N0245 Test Model 2 に従って構成された従来のディジタル映像信号再生装置の一例を示すブロック回路図である。この従来例において、光ディスク、磁気テープ等の記録メディア1上にも、このハイブリッド符号化方式によって符号化された映像信号が記録されている。
図14において、記録メディア1に記録されている映像信号は、情報検出回路2によって順次読み出され、誤り訂正回路3に入力される。誤り訂正回路3の出力は制御回路4に入力され、制御回路4により情報検出回路2を制御する。一方、誤り訂正回路3の出力は可変長復号回路5にも入力されIDCT回路6で逆離散コサイン変換が施され、その出力が加算器8への第1の入力として与えられる。また、誤り訂正回路3の出力は予測データ復号回路7にも入力され、予測データ復号回路7の出力は加算器8への第2の入力として与えられる。加算器8での加算結果は、メモリ回路9を介して出力端子12から出力される。
図15は、ディジタル映像信号を符号化するための符号化装置を示すブロック図である。従来のディジタル映像信号再生装置において再生されるディジタル映像信号は、図15に示すようなシステムによって記録メディア1に符号化データとして記録されている。図15において、入力端子80から入力されたディジタル映像信号は、まずメモリ回路81に入力される。メモリ回路81から出力される映像信号92aは、減算器82への第1の入力、および動き補償予測回路90への第2の入力として与えられる。減算器82の出力は、DCT回路83を介して量子化回路84に入力される。量子化回路84の出力は、可変長符号化回路85を介して誤り訂正回路86に入力される。誤り訂正回路86の出力は変調回路91によってディジタル変調が施され、動き補償予測とDCT(離散コサイン変換)とを用いて高能率符号化された画像情報として、記録メディア1に記録される。
一方、量子化回路84の出力は、逆量子化回路87を介して、IDCT回路88にも入力される。IDCT回路88の出力は、加算器89への第1の入力として与えられる。加算器89の加算結果である画像情報93aは、動き補償予測回路90への第1の入力として与えられる。動き補償予測回路90の出力である予測画像情報94aは、加算器89への第2の入力、および減算器82への第2の入力として与えられている。
図16は、ディジタル映像信号の符号化装置における動き補償予測回路90の一例を示すブロック回路図である。図において、入力端子92にはメモリ回路81の映像信号92aが、入力端子93には加算器89からの画像情報93aがそれぞれ与えられる。入力端子93から入力される画像情報93aは、切り替え器95を介して、フレームメモリ95aまたはフレームメモリ95bに入力される。フレームメモリ95aから出力される参照画像は、動きベクトル検出回路96aへの第1の入力として与えられる。動きベクトル検出回路96aの第2の入力には、入力端子92から入力される映像信号92aが与えられる。動きベクトル検出回路96aの出力は、予測モード選択器97に入力される。
一方、フレームメモリ95bから出力される参照画像は、動きベクトル検出回路96bへの第1の入力として与えられる。動きベクトル検出回路96bの第2の入力には、入力端子92から入力される映像信号92aが与えられる。動きベクトル検出回路96bの出力は、予測モード選択器97への第2の入力として与えられている。
予測モード選択器97の第3の入力には、入力端子92から入力される映像信号92aが与えられる。予測モード選択器97の第1の出力は、切り替え器98への第1の入力として与えられる。切り替え器98の第2の入力には0信号が与えられる。切り替え器98への第3の入力としては、予測モード選択器97の第2の出力が与えられる。切り替え器98の出力は、予測画像情報94aとして出力端子94から出力される。
次に、図15のディジタル映像信号の符号化装置における符号化動作について説明する。まず、動き補償予測を用いた画像間予測符号化と画像内変換符号化とを組み合わせたハイブリッド符号化方式で記録された映像信号のうち、画像間予測符号化される映像信号部分について、概略を説明する。
図17は、映像信号符号化方式における動き補償予測を示す概念図である。また、図18は、映像信号符号化方式におけるメモリ回路81の動作を示す概念図である。
図17において、一連の各画像情報は画像内変換された符号化画像(以下、Iピクチャという。)I、片方向予測符号化画像(以下、Pピクチャという。)P1 〜P
、及び両
方向予測符号化画像(以下、Bピクチャという。)B 〜B10の3つのタイプの画像情報に分けられる。例えば、N枚に1枚の画像をIピクチャとし、M枚に1枚はPピクチャまたはIピクチャとする場合、n、mを整数、かつ、1≦m≦N/Mとして、(N×n+M)番目の画像はIピクチャ、(N×n+M×m)番目の画像(m≠1)はPピクチャ、(N×n+M×m+1)番目から(N×n+M×m+M−1)番目の画像はBピクチャとする。このとき、(N×n+1)番目の画像から(N×n+N)番目の画像までをまとめてGOP(Group of Pictures)と呼ぶ。
ここで、図17にはN=15、M=3の場合のGOPを示している。図において、Iピクチャは画像間予測を行わず、画像内変換符号化のみを行う。Pピクチャは直前のIピクチャまたはPピクチャから予測を行う。例えば、図中6番目の画像はPピクチャであるが、これは3番目のIピクチャから予測を行う。また、図中9番目のPピクチャは6番目のPピクチャから予測する。Bピクチャは直前と直後のIピクチャまたはPピクチャから予測する。例えば、図中、4番目および5番目のBピクチャは、3番目のIピクチャと6番目のPピクチャの双方から予測することになる。従って、4番目、5番目の画像は、6番目の画像情報の符号化を行った後、符号化する。
図15は、このようなハイブリッド符号化方式のディジタル映像信号を符号化するための符号化装置であって、入力端子1から入力されたディジタル映像信号は、メモリ回路81に入力される。メモリ回路81では、画像情報を符号化順に並べ替えて出力する。すなわち、先に述べたように、図17において、例えば1番目のBピクチャは3番目のIピクチャの後に符号化されるので、ここで画像情報の並べ替えを行う。
図18には、このようなメモリ回路81における画像情報の並べ替えの動作を示している。図18(a)のように入力された画像シーケンスは、図18(b)の順で出力される。メモリ回路81から出力される映像信号92aは、時間軸方向の冗長度を落とすために減算器82で動き補償予測回路90から出力される予測画像情報94aとの画像情報間で差分がとられた後、DCT回路83で空間軸方向にDCTが施される。DCT変換された画像情報の係数(DCT係数)は量子化回路84で量子化され、さらに可変長符号化回路85に入力される。可変長符号化回路85では、量子化されたDCT係数、及び動きベクトル情報が可変長符号化され、アドレス情報等のヘッダ情報が付加されて誤り訂正回路86に入力される。
誤り訂正回路86では、入力される画像情報に対して誤り訂正処理を行い変調回路91に出力する。変調回路91では、画像情報をディジタル変調して、光ディスクなどの記録メディア1に記録する。
一方、量子化回路84によって量子化された変換係数は、逆量子化回路87で逆量子化され、さらにIDC回路88でIDCTが施された後、加算器89で予測画像情報94aと加算されて、復号画像の画像情報93aが求められる。この画像情報93aは、次の画像の符号化のために動き補償予測回路90に入力される。
次に、動き補償予測回路90の動作を、図16の各ブロックに従って説明する。動き補償予測回路90では、フレームメモリ95aとフレームメモリ95bに記憶された2つの参照画像の画像情報を用いて、メモリ回路81から出力される映像信号92aを動き補償予測し、予測画像情報94aを出力する。
まず、上記のように符号化され復号された画像情報93aがIピクチャまたはPピクチャである場合、次の画像の符号化のために、この画像情報93aは、フレームメモリ95aまたはフレームメモリ95bに記憶される。このとき、フレームメモリ95aとフレームメモリ95bのうち、時間的に先に更新された方を選択するよう、切り替え器95が切り替えられる。復号された画像情報93aがBピクチャである場合は、フレームメモリ95aおよびフレームメモリ95bへの書き込みは行われない。
このような切り替えにより、例えば、図17の1番目、2番目のBピクチャが符号化されるときには、フレームメモリ95aとフレームメモリ95bに、それぞれ0番目のPピクチャと3番目のIピクチャが記憶されており、その後、6番目のPピクチャが符号化され復号されると、フレームメモリ95aは6番目のPピクチャの復号画像に書き換えられる。
したがって、次の4番目、5番目のBピクチャが符号化されるときには、上記フレームメモリ95aには、それぞれ、6番目のPピクチャと3番目のIピクチャが記憶されている。さらに、9番目のPピクチャが符号化され復号されると、フレームメモリ95bは9番目のPピクチャの復号画像に書き換えられる。従って、7番目、8番目のBピクチャが符号化されるときには、上記フレームメモリ95bには、それぞれ、6番目のPピクチャと9番目のPピクチャが記憶されている。
メモリ回路81から出力される映像信号92aが、動き補償予測回路90に入力されると、2つの動きベクトル検出回路96a、96bが、それぞれ、フレームメモリ95a、95bに記憶されている参照画像をもとに、動きベクトルを検出し動き補償予測画像を出力する。すなわち、映像信号92aを複数の画像ブロックに分割し、各画像ブロックについて、参照画像の中で最も予測歪が小さくなるような画像ブロックを選び、その画像ブロックの相対的位置を動きベクトルとして出力するとともに、この画像ブロックを動き補償予測画像として出力端子94から出力している。
他方、予測モード選択器97は、動きベクトル検出回路96a、96bから出力される2つの動き補償予測画像、およびこれらの平均画像のうち、予測歪が最も小さいものを選択し、予測画像として出力する。このとき、映像信号92aがBピクチャについてのものでなければ、時間的に先に入力された参照画像に相当する動き補償予測画像が常に選択されて、出力端子94から出力される。
また、予測モード選択器97では、予測を行わない画像内符号化と、選択された予測画像による画像間予測符号化のうち、符号化効率がよい画像情報が選択される。このとき、映像信号92aがIピクチャであれば、常に、画像内符号化が選択される。画像内符号化が選択された場合は、画像内符号化モードを示す信号が予測モードとして出力され、画像間予測符号化が選択された場合は、選択された予測画像を示す信号が予測モードとして出力される。切り替え器98は、予測モード選択器97から出力される予測モードが、画像内符号化モードであれば0信号を出力し、そうでなければ、予測モード選択器97から出力される予測画像を出力する。
以上のことから、メモリ回路81から出力される映像信号92aがIピクチャのときは、動き補償予測回路90は常に0信号を予測画像情報94aとして出力するので、Iピクチャの画像情報については画像間予測を行わず、画像内変換符号化される。また、メモリ回路81から出力される映像信号92aが、例えば、図17の6番目のPピクチャのときは、動き補償予測回路90は、図17の3番目のIピクチャから動き補償予測し、予測画像情報94aを出力する。また、メモリ回路81から出力される映像信号92aが、例えば図17の4番目のBピクチャのときは、動き補償予測回路90は、図17の3番目のIピクチャと6番目のPピクチャから動き補償予測し、予測画像情報94aを出力する。
次に、図14の様に構成されたディジタル映像信号再生装置の動作について説明する。光ディスク等の記録メディア1上に記録された画像情報は情報検出回路2に読み出されディジタル復調等が行われ、誤り訂正回路3に出力される。誤り訂正回路3では、入力されるディジタル映像信号を誤り訂正処理して、画像情報および動きベクトル情報とアドレス情報とに分離する。そして制御回路4にはアドレス情報が出力される。制御回路4では、入力されたアドレス情報にしたがって情報検出回路2の光ヘッドの位置を確認して、次に読み出すデータが格納されている位置に光ヘッドをジャンプするための制御信号を発生する。
ここで、通常再生の場合は制御回路4では再生を開始する点に光ヘッドをジャンプさせた後は、光ディスク上に記録されているデータを連続して読み出すように制御する。一方、高速再生の場合は例えばIピクチャのみを読み出して再生する方法がある。この場合、制御回路4では情報検出回路2の光ヘッドを制御して、Iピクチャの先頭にアドレスジャンプして、Iピクチャの画像情報の読み出しが終了したら次のIピクチャの先頭にジャンプする動作が繰り返される。
しかし、Iピクチャの情報量が多い場合やIピクチャの先頭アドレスをサーチするために多くの時間を費やした場合には、光ディスク等の記録メディアから1フレームの時間内ですべてのIピクチャを読み出すことができない。この様な場合、現在出力している画面をフリーズして、次のIピクチャの画像情報の読み出しが完了した時点で再生出力を更新する。
一方、誤り訂正回路3によって分離された画像情報は、可変長復号回路5によって可変長データから固定長データに変換され、さらに逆量子化され、IDCT回路6によってIDCTが施され、加算器8への第1の入力として供給される。これに対して予測データ復号回路7では、誤り訂正回路3から出力される動きベクトル情報に従って予測画像を復号し、これが加算器8への第2の入力として与えられる。
この場合、予測データ復号回路7は、動き補償予測回路90と同様に加算器8によって復号されるIピクチャおよびPピクチャの画像情報を記憶するフレームメモリを備えており、PピクチャおよびBピクチャの入力時には、動きベクトル情報に従って対象となるIピクチャおよびPピクチャから予測画像を再現し、加算器8に出力している。なお、IピクチャおよびPピクチャの入力時での参照画像情報の更新方法については、図15の符号化装置の場合と同じであるので説明を省略する。
加算器8では予測データ復号回路7の出力とIDCT回路6の出力を加算し、この加算結果はメモリ回路9に出力される。既に説明した通り、符号化時には図18に示す様な符号化する順に従って、時間的に連続して入力する映像信号をフレーム単位で並び替えている。このためメモリ回路9では、図18(b)に示す順で入力されるフレーム単位の画像情報を図18(a)の順に並び替えて、時間的に連続する画像情報として出力端子12から出力する。ただし、高速再生時にIピクチャのみを再生する場合は、メモリ回路9ではピクチャ単位でのデータの並び替えは行わない。
従来のディジタル映像信号再生装置は以上のように構成され、Iピクチャを使って高速再生を行う場合、GOPの先頭部分を光ディスク等の記録メディア上に記録してあるビットストリーム上から検出した後、Iピクチャのデータを読み出すことになる。このため、Iピクチャのデータ量が非常に大きくなった場合や、GOPの先頭部分をサーチするために多くの時間を要した場合、光ディスク等の記録メディアから画像情報をすべて読み出すまで再生出力がフリーズされる。しかし、低レートで符号化された再生画像をフリーズした場合には、1画面を構成する複数の画像ブロック間の歪が目だつという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消することを目的としてなされたもので、特殊再生時には再生画像に対してポストフィルタをかけて、特殊再生時にブロック歪が目だたないディジタル映像信号再生装置を得ることを目的とする。
この発明に係る光ディスクの再生方法は、
動き補償予測とDCTとを用いて高能率符号化された映像情報が記録される光ディスクであって、
フレーム内DCTが行われた映像情報であるIピクチャ、前方向の動き補償が行われたDCT符号化による映像情報であるPピクチャ、及び時間的に前後に位置する前記Iピクチャ、Pピクチャを参照画面として動き補償が行われたDCT符号化による映像情報であるBピクチャを含む映像情報ブロックから構成され、
上記映像情報ブロックの先頭に上記Iピクチャが配置されたディジタル映像情報が記録された光ディスクの再生方法において、
一つの映像情報ブロックにおけるIピクチャの読出しの終了後に、次の映像情報ブロックのIピクチャが記録されているアドレスにジャンプすることで、順次Iピクチャのみを再生することによる高速再生を行い、
高速再生されたIピクチャの映像情報をメモリに記憶させ、
上記IピクチャからIピクチャまでのジャンプにおいて、予め決められた一定時間内にIピクチャの読出しが完了しない場合でも次の映像情報ブロックにジャンプさせ、
上記Iピクチャのすべての映像情報がメモリに記録されるまで、メモリから出力される画面情報をフリーズさせ、
上記高速再生時に上記メモリの出力を画面単位でのポストフィルタ処理させ、
高速再生時には上記ポストフィルタの出力を選択して出力する一方、通常再生時には上記メモリの出力を、上記ポストフィルタ手段を通すことなく出力する
ものである。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置は、前記復号手段では、前記記録メ
ディア上から前記画像情報の内の画像内変換された符号化画像(以下、Iピクチャという。)のみを復号することを特徴とする。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置は、動き補償予測とDCTとを用いて高能率符号化された画像情報の一部分が特殊再生用のデータとして、通常再生時のみに使用するデータとは別のエリアに記録されたディジタル映像信号を記録メディア上から読み出して、映像を再生するディジタル映像信号再生装置において、映像の特殊再生時に前記記録メディア上から前記特殊再生用のデータのみを復号する復号手段と、前記復号手段から読み出された特殊再生画像に対して画面単位でポストフィルタを施すフィルタ手段とを備えたことを特徴とする。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置は、前記記録メディア上には前記画像情報の内のIピクチャの一部分が特殊再生用のデータとして記録されていることを特徴とする。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置は、直交変換を用いて高能率符号化された画像情報として記録されたディジタル映像信号を記録メディア上から読み出して、映像を再生するディジタル映像信号再生装置において、映像の特殊再生時に前記記録メディア上から前記ディジタル映像信号の一部分を復号する復号手段と、前記復号手段で復号されたディジタル映像信号に対して画面単位でポストフィルタを施すフィルタ手段とを備えたことを特徴とする。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置は、直交変換を用いて高能率符号化された画像情報の一部分が特殊再生用のデータとして、通常再生時のみに使用するデータとは別のエリアに記録されたディジタル映像信号を記録メディア上から読み出して、映像を再生するディジタル映像信号再生装置において、映像の特殊再生時に前記記録メディア上から前記特殊再生用のデータのみを復号する復号手段と、前記復号手段で復号された特殊再生画像に対して画面単位でポストフィルタを施すフィルタ手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る光ディスクの再生方法によれば、高速再生時に、Iピクチャの情報量が多い場合や、Iピクチャの先頭アドレスをサーチするために多くの時間を費やした場合にも、高速再生を円滑に行うことができる。また、高速再生時に画面単位でポストフィルタを施して出力するため、高速再生画像をフリーズした場合などにも、高速再生画像のブロック歪が目だちにくいという利点がある。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置によれば、特殊再生時にIピクチャの画像情報のみを読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施して再生画像として出力するため、特に特殊再生時に画面がフリーズされた場合などブロック歪が目だちにくい。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置によれば、特殊再生時に特殊再生用のデータのみを通常再生用のデータとは別のエリアから読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施して再生画像として出力するため、特殊再生画像のブロック歪が目だちにくい。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置によれば、特殊再生時には画像情報のうちのIピクチャの一部分を特殊再生用のデータとして通常再生用のデータとは別のエリアから読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施して再生画像として出力するため、特殊再生画像のブロック歪が目だちにくい。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置によれば、特殊再生時に画像情報の一部分を読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施して、再生画像として出力するため、特に特殊再生時に画面がフリーズされた場合などブロック歪が目だちにくい。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置によれば、特殊再生時に特殊再生用のデータのみを通常再生用のデータとは別のエリアからから読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施して再生画像として出力するため、特殊再生画像のブロック歪が目だちにくい。
実施の形態1.
この発明に係る光ディスクの再生方法によれば、高速再生時に、Iピクチャの情報量が多い場合や、Iピクチャの先頭アドレスをサーチするために多くの時間を費やした場合にも、高速再生を円滑に行うことができる。また、高速再生時に画面単位でポストフィルタを施して出力するため、高速再生画像をフリーズした場合などにも、高速再生画像のブロック歪が目だちにくいという利点がある。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置では、動き補償予測とDCTを用い
て高能率符号化された画像情報が記録された記録メディアから、特殊再生時にIピクチャの画像情報のみを読み出し復号した後に、画面単位でポストフィルタを施したため、特殊再生画像がフリーズされた場合などにブロック歪が目だちにくい。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置では、動き補償予測とDCTとを用いて高能率符号化された特殊再生用のデータが記録された記録メディア上から、特殊再生時に特殊再生用のデータのみを通常再生用のデータとは別のエリアから読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施し再生画像として出力するため、特殊再生画像のブロック歪が目だちにくい。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置では、記録メディア上には画像情報の内のIピクチャの一部分が特殊再生用のデータとして記録されているから、特殊再生時には画像情報のうちのIピクチャの一部分を特殊再生用のデータとして通常再生用のデータとは別のエリアから読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施し再生画像として出力できる。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置では、直交変換を用いて高能率符号化された画像情報が記録された記録メディアから、特殊再生時に画像情報の一部分を読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施して、再生画像として出力するため、特殊再生画像がフリーズされた場合などブロック歪等が目だちにくい。
他の発明に係るディジタル映像信号再生装置によれば、直交変換を用いて高能率符号化された特殊再生用のデータが記録された記録メディア上から、特殊再生時に特殊再生用のデータのみを通常再生用のデータとは別のエリアからから読み出して復号した後に、画面単位でポストフィルタを施し再生画像として出力するため、特殊再生画像のブロック歪が目だちにくい。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1のディジタル映像信号再生装置の構成を示すブロック図である。図1において、図14の従来装置と同一または相当部分については同一符号を付けている。記録メディア1上に記録してある画像情報は情報検出回路2によって読み出され、ディジタル復調して誤り訂正回路3に出力する。誤り訂正回路3では、情報検出回路2の出力につき誤り訂正処理を行い、アドレス情報を制御回路4に出力する。制御回路4では入力されるアドレス情報に従って情報検出回路2を制御する。一方、誤り訂正回路3の出力は可変長復号回路5にも入力され、IDCT回路6を介して加算器8への第1の入力として与えられる。また、誤り訂正回路3から出力される動きベクトル情報は予測データ復号回路7に入力され、予測データ復号回路7の出力は加算器8への第2の入力として与えられる。加算器8の出力は、メモリ回路9を介してポストフィルタ10および選択回路11に入力される。選択回路11では、メモリ回路9の出力とポストフィルタ10の出力のいずれかを選択して、出力端子12から出力する。
次に、実施の形態1のディジタル映像信号再生装置の動作について説明する。図2は、実施
例1における記録メディア1上でのデータ配列を説明するための概念図である。この記録メディア1は例えば光ディスク等の記録媒体である。ここで、記録メディア1にはディジタル映像信号を動き補償予測して、その予測誤差をDCTにより周波数変換を行って量子化し、可変長符号化処理を行うことによって高能率符号化された画像情報に対して、誤り訂正符号およびGOP単位でのアドレス情報を付加された映像信号が記録されている。ただし、高能率符号化方法については従来例で説明したハイブリッド符号化方式(図15)と同じである。そこで、その詳細な説明は省略するが、記録メディア1上には図2に示すようにGOP単位で画像情報が記録される。図2のGOPの先頭部分にあるヘッダ情報には、GOP単位でのアドレス情報等が記録され、以下Iピクチャの画像情報を先頭に、図18(b)に示すように並べ替えられた順番で画像情報が記録されている。
光ディスク等の記録メディア1上に記録された画像情報は情報検出回路2によって読み出されてディジタル復調等が行われ、誤り訂正回路3に出力される。誤り訂正回路3では、復調されたディジタルデータを誤り訂正処理して、GOP単位でのアドレス情報、画像情報および動きベクトル情報に分離する。制御回路4では、入力されるGOP単位でのアドレス情報にしたがって情報検出回路2の光ヘッドの位置を確認して、情報検出回路2に対して、次に読み出す画像情報が格納されている位置に光ヘッドをジャンプするための制御信号を発生する。
この制御回路4では、通常再生の場合は再生を開始する点に光ヘッドをジャンプさせた後は、光ディスク上に記録されている画像情報を連続して読み出すように制御する。これに対して高速再生の場合には、図2に示すようにGOPの先頭に記録してあるIピクチャの画像情報のみを光ディスクから読み出して再生を行う。そこで、上記制御回路4においては情報検出回路2の光ヘッドを制御して、まずGOPの先頭にアドレスジャンプして、Iピクチャについての画像情報を読み出し、それが終了したら次のGOPの先頭にジャンプするような動作が繰り返される。
ここで、図17に示すようにGOPが15フレームの画像情報を単位として構成されている場合には、1フレームの時間内にIピクチャについての画像情報のすべてを読み出すことができれば、15倍速の高速再生が実現できる。しかし、映像信号の符号量はGOP単位で制御されるためにIピクチャの情報量は一定ではなく、GOP毎に変化する。さらに、光ディスク等からそこに記録された映像信号を読み出す場合、光ヘッドが光ディスク上の目的の点まで移動するための回転待ち時間が生じる。したがって、Iピクチャの情報量が多い場合やIピクチャの先頭アドレスをサーチするために多くの時間を費やした場合には、光ディスクから1フレームの時間内ですべてのIピクチャについての映像信号を読み出すことができなくなる。
この様な場合には、現在実行中の記録メディア1からのIピクチャの画像情報の読み出しが完了するまで、現在出力している画面をフリーズする。ただし、画面のフリーズおよび更新はフレーム信号に同期して行う。すなわち、次のGOPの先頭へのアドレスジャンプはフレーム信号に同期して行い、光ディスクからすべてのIピクチャを読み出した後のフレームパルスにしたがってアドレスジャンプを行う。
また、誤り訂正回路3によって分離された動きベクトル情報は予測データ復号回路7に入力され、画像情報については可変長復号回路5に入力される。ここで、可変長復号回路5、IDCT回路6、予測データ復号回路7および加算器8の動作については従来例のディジタル映像信号再生装置と同じであるため、それらの説明は省略する。
メモリ回路9では、ブロック単位で入力される画像の映像信号をフレーム信号に同期してライン単位で出力する。ただし、図18に示す様に符号化時には時間的に連続する映像信号を符号化する順にしたがってフレーム単位での並び替えを行っている。このため、メモリ回路9では加算器8の出力として図18(b)に示す順で入力される画像情報を、図18(a)の順に、すなわち画像情報が時間的に連続する様に並び替えて出力端子12から出力する。ただし、高速再生時にはIピクチャのみを再生するため、メモリ回路9でピクチャ単位での画像情報の並び替えを行わない。
したがって、高速再生時には加算器8から出力されるIピクチャの画像情報をフレーム単位でメモリ回路9内のフレームメモリに記録して、フレーム信号に同期する画像情報として出力する。すなわち、画像情報を記録するフレームメモリと読み出すフレームメモリの切り替えは、フレーム信号に同期して行う。ただし、光ディスクからのIピクチャの読み出しが1フレームの時間内に終了しない場合は、メモリ回路9内部のフレームメモリの切り替えを停止する。こうして、すべてのIピクチャの画像情報がメモリ回路9に記録されるまでは、現在出力されている画面をフリーズできることになる。また、選択回路11は、通常再生時にはメモリ回路9からフレーム信号に同期して出力される画像情報を選択して出力端子12に出力する。一方、高速再生時には、メモリ回路9の出力がポストフィルタ回路10によってフィルタ処理された画像情報を選択して、出力端子12から出力する。
ここで、ディジタル映像信号を5Mbps以下のレートで符号化した場合、その再生画像にブロック歪が発生する。このブロック歪は、通常再生された映像からは視覚上確認することはできないが、画面をフリーズした場合にはブロック歪がはっきり確認できる。したがって、高速再生時にIピクチャをフリーズして再生した場合、再生画像のブロック歪がはっきりとわかる。このため、高速再生時にはポストフィルタ回路10によって1画面単位で低域通過フィルタを施すことにより、再生画像のブロック歪を軽減している。この場合、低域通過フィルタにより再生画像の解像度は低下するが、高速再生時の再生画像としては解像度が低下した画像より、不自然なブロック歪が目だつ再生画像の方が主観的には見苦しいことが多い。すなわち、高速再生時の再生画像に対して画面単位でポストフィルタを施すことにより、ブロック歪が目だたない高速再生を実現することができる。
図3は、このポストフィルタ回路10の一例を示すブロック図である。ここに示すように、実際には、ポストフィルタ回路10はライン単位で入力される画像情報に対して水平LPF31によって水平方向のLPFを施した後に、垂直LPF32によって垂直方向に対してLPFを施している。図4は、実施の形態1におけるポストフィルタ回路10の周波数特性を示す図である。このポストフィルタ回路10は、図5、図6に示すように、乗算係数が
A0 = 0.603513641
A1 = 0.25530132
A2 = -0.05175682
A3 = -0.00530132
の乗算器によって構成され、図4に示す周波数特性を持つ7タップのFIRフィルタが用いられる。
7タップのLPFとして水平LPF31を構成すれば、図5に示すようになる。すなわち図5において、従属接続された6段のフリップフロップ(FF)41〜46によって、入力された画像情報は遅延される。そして、乗算係数が同じになる画像情報がそれぞれ加算器47〜49によって加算され、これら加算器47〜49の出力およびFF43の出力を乗算器50〜53で所定の乗算係数と乗算して、その結果を加算器54で加算することにより、7タップの水平フィルタを構成している。また、垂直LPF32は図6に示すように構成できる。すなわち、6個のラインメモリ61〜66によって垂直方向に対して画像情報の遅延を行っている。さらに、乗算係数が同じになる画像情報がそれぞれ加算器67〜69によって加算され、これら加算器67〜69の出力およびラインメモリ63の出力を乗算器70〜73で所定の乗算係数と乗算して、その結果を加算器74で加算することにより、7タップの垂直フィルタを構成している。
なお、上記実施の形態では高速再生時にGOPの先頭に記録してあるIピクチャの画像情報にアドレスジャンプして、Iピクチャの読み出しが終了した後に次のGOPのIピクチャにジャンプしているが、次のGOPへのアドレスジャンプを一定時間単位で行ってもよい。すなわち、予め決められた一定時間内でIピクチャの画像情報を光ディスク等の記録メディア1から読み出し、一定時間内にIピクチャの読み出しが完了してなくても次のGOPの先頭にアドレスジャンプを行う。このため、高速再生画像は、図7に示すように記録メディア1から読み出すことができたエリアの画像情報のみが更新されて再生される。この場合、ポストフィルタ回路10により画面内で更新された部分と更新されていないエリアの境界を目だたなくすることができる。
また、上記実施の形態では記録メディア1を光ディスクとしていたが、必ずしも光ディスクである必要はない。磁気テープ等の記録メディアについても、同様の効果を得ることができる。また、上記実施の形態ではポストフィルタ10として7タップのLPFを使用しているが、必ずしも7タップである必要はなく、任意のタップ数でLPFを構成することができる。
さらに上記実施の形態では、高速再生時のみポストフィルタ回路10の画像情報を選択するようにしたが、スロー再生およびスチル再生時など、他の特殊再生時にもポストフィルタ回路10を用いてブロック歪を軽減することができる。高速再生時でも再生画面がフリーズされないで出力される場合には、再生画像のブロック歪は目だたなくなる。しがたって、そのような場合にはポストフィルタを施さないように、選択回路11を制御してもよい。
また、上記実施の形態では、特殊再生は各GOPのIピクチャのみをディスクから読み出して再生するものとして説明したが、Pピクチャ等任意のピクチャを再生することによって高速再生を行う場合でも、同様にポストフィルタ回路10を用いてブロック歪を軽減することができる。さらに、必ずしも各GOPからそのIピクチャをすべて再生する必要はなく、GOP数単位に1回だけIピクチャを再生してもよい。
実施の形態2
つぎに、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2のディジタル映像信号再生装置では、動き補償予測とDCTとを用いて高能率符号化された画像情報の一部分が、通常再生時のみに使用するデータとは別に、特殊再生用のデータとして分離されたディジタル映像信号を、記録メディア上から読み出し再生するようにしている。
図8は、本発明の実施の形態2におけるディジタル映像信号再生装置の構成を示すブロック図である。この図において、図1の装置と同一または相当部分については同一符号を付けている。13は誤り訂正回路であり、ここでは情報検出回路2の出力をディジタル復調し、誤り訂正処理を行い、光ディスク等の記録メディア1からアドレス情報、動きベクトル情報、特殊再生用データ、通常再生用データに分離された画像情報として出力する。また、14はブロックデータ再構成回路であり、ここでは通常再生時に、特殊再生用のデータと通常再生時のみに使用するデータとを合わせてブロックデータを再構成する。
このように構成されたディジタル映像信号再生装置の動作を説明する。図9は、実施の形態2における記録メディア1上でのデータ配列を説明するための概念図、図10は、DCT係数の分割を説明するための概念図である。なお、記録メディア1は例えば光ディスク等の記録媒体である。ここで、記録メディア1にはディジタル映像信号を動き補償予測して、その予測誤差をDCTにより周波数変換を行って量子化し、さらに可変長符号化処理を行うことによって高能率符号化された画像情報に対して、誤り訂正符号およびGOP単位でのアドレス情報を付加された映像信号が記録される。また、画像情報のうちIピクチャのDCT係数は、図10に示す様にその低域部分と高域部分が互いに分離され、低域成分を特殊再生用のデータとして、通常再生用のデータとは別のエリアに記録されている。この場合、通常再生用のデータはIピクチャの低域成分と、PピクチャおよびBピクチャの画像情報から構成される。したがって通常再生時にIピクチャを再生するためには、それぞれ異なるエリアに記録してあるその低域成分と高域成分とを再構成して、Iピクチャの画像情報を復号する必要がある。
ここでIピクチャの低域成分とは、8画素×8ラインを単位ブロックサイズとしてDCTを行う場合に、画像情報の重要な成分を含んでいる、例えば図10の破線で囲む領域として示されるような、水平および垂直方向の低域成分を意味する。この場合、図10に示す低域成分のみを使用して復号を行っても画像の内容を十分把握することができる。このため、高速再生時には図10の破線で囲まれた低域成分の6個の信号のみを用いて、画像再生を行うことができる。こうすれば、Iピクチャの低域成分の情報量は、Iピクチャ全体の画像情報の情報量に比べて少ないため、高速再生時に1フレームの時間内ですべてのIピクチャを読み出すことができる。
光ディスク等の記録メディア1上に記録された画像情報は情報検出回路2によって読み
出されてディジタル復調等が行われ、誤り訂正回路13に出力される。誤り訂正回路13では、復調されたディジタルデータを誤り訂正処理して、通常再生用の画像情報、高速再生用の画像情報、動きベクトル情報およびGOP単位でのアドレス情報に分離する。制御回路4では、入力されるGOP単位でのアドレス情報にしたがって情報検出回路2の光ヘッドの位置を確認して、情報検出回路2に対して、次に読み出す画像情報が格納されている位置に光ヘッドをジャンプするための制御信号を発生する。
この制御回路4では、通常再生の場合は再生を開始する点に光ヘッドをジャンプさせた後は、光ディスク上に記録されている画像情報を連続して読み出すように制御する。これに対して高速再生の場合には、図9に示すようにGOPの先頭に記録してある高速再生用のデータ(Iピクチャの低域成分)のみを光ディスクから読み出して再生する。そこで、上記制御回路4においては情報検出回路2の光ヘッドを制御して、Iピクチャの先頭にアドレスジャンプして、高速再生用のデータを読み出し、それが終了したら次のGOPの先頭にジャンプするような動作が繰り返される。
また、誤り訂正回路13によって分離された動きベクトル情報は予測データ復号回路7に入力され、通常再生用データおよび高速再生用データについてはブロックデータ再構成回路14に入力される。ここで、Iピクチャの各ブロックについては、図10に示すように1ブロックの係数が低域成分と高域成分に分割されているため、通常再生時には各ブロック単位で低域成分と高域成分を合成して画像情報を再構成する必要がある。
すなわち、ブロックデータ再構成回路14では、通常再生時には低域成分である高速再生用データと高域成分である通常再生用データを合成して1ブロック分の画像情報を再構成する。一方、高速再生時にはブロックデータ再構成回路14では、低域成分である高速再生用データのみを用いて1ブロック分の画像情報を合成する。ブロックデータ再構成回路14の出力は可変長復号回路5に入力され、順次、画像情報として復号される。ここで、可変長復号回路5、IDCT回路6、予測データ復号回路7、加算器8およびメモリ回路9の動作については実施の形態1と同じであるため、それらの説明は省略する。
また、選択回路11は、通常再生時にはメモリ回路9からフレーム信号に同期して出力される画像情報を選択して出力端子12に出力する。一方、高速再生時には、メモリ回路9の出力がポストフィルタ回路10によってフィルタ処理された画像情報を選択して、出力端子12から出力する。
ここで、高速再生用データとして各ブロックの低域成分のみを符号化した画像情報には、各ブロックの高域成分が欠落していることによって、その再生画像にブロック歪が発生する場合がある。したがって、高速再生時に再生画像のブロック歪がはっきりとわかる。このため、高速再生時にはポストフィルタ回路10によって1画面単位で低域通過フィルタを施すことにより、再生画像のブロック歪を軽減している。
この場合、低域通過フィルタにより再生画像の解像度は低下するが、高速再生時の再生画像としては解像度が低下した画像より、不自然なブロック歪が目だつ再生画像の方が主観的には見苦しいことが多い。すなわち、高速再生時の再生画像に対して画面単位でポストフィルタを施すことにより、ブロック歪が目だたない高速再生を実現できる。ここで、ポストフィルタ回路10の動作については実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
なお上記実施の形態2では、Iピクチャのブロックデータを低域成分と高域成分に分割して、それぞれ光ディスク上の別エリアに記録するようにしたが、Iピクチャのブロックデータの他に、Pピクチャのブロックデータについても低域成分と高域成分に分割して、その前者を高速再生データとして通常再生用のデータとは別エリアに記録してもよい。
また、上記実施の形態2ではIピクチャのブロックデータを低域成分と高域成分に分割して各々をディスク上の別エリアに記録していたが、通常再生用のデータとしては、低域成分と高域成分とに分割しないで記録し、特殊再生用のデータとして別エリアにIピクチャの低域成分のみを記録するようにしてもよい。こうすれば、特殊再生用のデータは高速再生時のみに使用し、通常再生時にはIピクチャの低域成分と高域成分とを再構成する必要はない。
実施の形態3.
つぎに、本発明の実施の形態3について、図11乃至図13を参照しながら説明する。実施の形態3では、動き補償予測を用いずにDCTのみによって高能率符号化された画像情報として記録されたディジタル映像信号を記録メディア上から読み出して、映像を再生するディジタル映像信号再生装置について説明する。
図11は、この発明の実施の形態3におけるディジタル映像信号再生装置の構成を示すブロック図である。この図において、図1の実施の形態1と同一または相当部分については同一符号を付けている。なお、15は誤り訂正回路、16はフレームメモリである。
次に、この再生装置の動作について説明する。記録メディア1は例えば光ディスク等の記録媒体である。ここで、記録メディア1には、画像情報が例えば8画素×8ラインのブロックにブロッキングしてDCTにより周波数変換されて量子化され、可変長符号化処理によって高能率符号化して、誤り訂正符号およびフレーム単位でのアドレス情報が付加された映像信号として記録されている。この場合、記録メディア1上では図12に示すように各フレームの先頭にはアドレス情報などのヘッダ情報が記録されている。ただし、周波数変換、DCTおよび可変長符号化等の処理については従来例のものと同じであるため、それらの説明は省略する。
光ディスク等の記録メディア1上に記録された画像情報は情報検出回路2によって読み出されディジタル復調等が行われ、誤り訂正回路15に出力される。誤り訂正回路15では、復調されたデータを誤り訂正処理して、画像情報、フレーム単位でのアドレス情報に分離する。制御回路4では、入力されるフレーム単位でのアドレス情報にしたがって情報検出回路2の光ヘッドの位置を確認して、情報検出回路2に対して、次に読み出すデータが格納されている位置に光ヘッドをジャンプするための制御信号を発生する。
この制御回路4では、通常再生の場合は再生を開始する点に光ヘッドをジャンプさせた後は、光ディスク上に記録されている画像情報を連続して読み出すように制御する。これに対して、高速再生の場合には、例えば15フレーム毎に1フレーム分の画像情報を光ディスクから読み出して再生を行う。そこで、制御回路4においては情報検出回路2の光ヘッドを制御して、まずフレームの先頭にアドレスジャンプして、1フレーム分のデータを読み出し、それが終了したら15フレーム先のフレームの先頭にジャンプするような動作が繰り返される。
しかし、光ディスク等からそこに記録された映像信号を読み出す場合、光ヘッドが目的の点に移動するまでの光ディスクの回転待ち時間が生じる。したがって、フレームの先頭アドレスをサーチするために多くの時間を費やした場合には、光ディスクから1フレームの時間内ですべての1フレーム分のデータを読み出すことができなくなる。
この様な場合には、現在出力している画面をフリーズして、次に出力するデータの読み出しが完了した時点で再生出力を更新する。ただし、画面のフリーズおよび更新はフレーム信号に同期して行われる。すなわち、光ディスク上でのアドレスジャンプはフレーム信号に同期して行い、光ディスクからすべてのデータを読み出した後のフレームパルスにしたがってアドレスジャンプを行う。
また、誤り訂正回路15によって光ディスク上のアドレス情報と分離された画像情報については可変長復号回路5に入力される。ここで、可変長復号回路5、IDCT回路6の動作については従来例のディジタル映像再生装置と同じであるため、それらの説明は省略する。
ここで、フレームメモリ16は2フレーム分のフレームメモリによって構成されており、8画素×8ラインのブロック単位で入力される映像信号を1フレーム分記録し、ライン単位で出力する。この場合、画像情報を記録するフレームメモリと読み出すフレームメモリ16の切り替えは、フレーム信号に同期して行う。ただし、光ディスクからの1画面分の画像情報の読み出しが1フレームの時間内に終了しない場合は、フレームメモリ16の切り替えを停止する。したがって、1画面分のデータが記録されるまでは、現在出力されている画面がフリーズされることになる。
また、選択回路11は、通常再生時にはメモリ回路9からフレーム信号に同期して出力される画像情報を選択して出力端子12に出力する。一方、高速再生時には、メモリ回路9の出力がポストフィルタ回路10によってフィルタ処理された画像情報を選択して、出力端子12から出力する。
ここで、ディジタル映像信号を5Mbps以下のレートで符号化した場合、その再生画像にブロック歪が発生する。このブロック歪は通常再生の場合は視覚上確認することはできないが、画面をフリーズした場合にはブロック歪がはっきり確認できる。したがって、高速再生時に再生出力がフリーズされた場合、再生画像のブロック歪がはっきりとわかる。
このため、高速再生時にはポストフィルタ回路10によって1画面単位で低域通過フィルタを施すことにより再生画像のブロック歪を軽減している。この場合、低域通過フィルタにより再生画像の解像度は低下するが、高速再生時の再生画像としては解像度が低下した画像より、不自然なブロック歪が目だつ再生画像よりも主観的には見苦しくない。すなわち、高速再生時の再生画像に対して画面単位でポストフィルタを施すことにより、ブロック歪が目だたない高速再生を実現できる。ここで、ポストフィルタ回路10の動作については実施の形態1と同じであるため、その説明は省略する。
また、上記実施の形態3では高速再生時に記録メディア1より1フレーム単位で画像情報を読み出していたが、必ずしも1フレーム単位である必要はなく、例えば図13に示すように1画面をエリア1〜5の5つのエリアに分割して、1つのフレームから1エリアずつ読み出して復号するようにしてもよい。この場合、1番目のフレームからエリア1の領域の画像情報を読み出し、2番目のフレームからエリア2の領域の画像情報を読み出し、以下同様に3、4、5番目のフレームからそれぞれエリア3、4、5の領域の各画像情報を読み出し、1画面分のデータを合成する。ただし、出力される5つのフレームは必ずしも連続フレームである必要はなく、数フレーム間隔であってもよい。
なお、上記実施の形態3では高速再生用のデータを通常再生用のデータと分離して光ディスク上に記録していないが、実施の形態2に示すようにDCT係数の低域成分を高速再生用のデータとしてディスク上で通常再生用のデータと別エリアに記録するシステムにおいても、同様の効果を奏する。
また、上記実施の形態3では、記録メディア1が光ディスクであるとして説明しているが、必ずしも光ディスクである必要はなく、磁気テープなどの記録媒体を用いてもよい。
本発明の実施の形態1のディジタル映像信号再生装置を示すブロック図である。 実施の形態1における記録メディア上でのデータ配列を説明するための概念図である。 実施の形態1におけるポストフィルタ回路の構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるポストフィルタ回路の周波数特性を示す図である。 実施の形態1における水平ポストフィルタの構成を示すブロック図である。 実施の形態1における垂直ポストフィルタの構成を示すブロック図である。 実施の形態1の変形例における特殊再生方法を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態2のディジタル映像信号再生装置を示すブロック図である。 実施の形態2における記録メディア上でのデータ配列を説明するための概念図である。 実施の形態2におけるDCT係数の分割を説明するための概念図である。 本発明の実施の形態3のディジタル映像信号再生装置を示すブロック図である。 実施の形態3における記録メディア上でのデータ配列を説明するための概念図である。 実施の形態3の変形例における特殊再生方法を説明するための概念図である。 従来のディジタル映像信号再生装置を示すブロック図である。 ディジタル映像信号を符号化するための符号化装置を示すブロック図である。 ディジタル映像信号の符号化装置における動き補償予測回路を示すブロック図である。 映像信号符号化方式における動き補償予測を説明するための概念図である。 映像信号符号化方式におけるメモリ回路の動作を説明するための概念図である。
符号の説明
1 記録メディア、 2 情報検出回路、 3 誤り訂正回路、 4 制御回路、 5 可変長復号回路、 6 IDCT回路、 7 予測データ復号回路、 8 加算器、 9 メモリ回路、 10 ポストフィルタ回路、 11 選択回路、 12 出力端子。

Claims (4)

  1. 動き補償予測とDCTとを用いて高能率符号化された映像情報が記録される光ディスクであって、
    フレーム内DCTが行われた映像情報であるIピクチャ、前方向の動き補償が行われたDCT符号化による映像情報であるPピクチャ、及び時間的に前後に位置する前記Iピクチャ、Pピクチャを参照画面として動き補償が行われたDCT符号化による映像情報であるBピクチャを含む映像情報ブロックから構成され、
    上記映像情報ブロックの先頭に上記Iピクチャが配置されたディジタル映像情報が記録された光ディスクの再生方法において、
    一つの映像情報ブロックにおけるIピクチャの読出しの終了後に、次の映像情報ブロックのIピクチャが記録されているアドレスにジャンプすることで、順次Iピクチャのみを再生することによる高速再生を行い、
    高速再生されたIピクチャの映像情報をメモリに記憶させ、
    上記IピクチャからIピクチャまでのジャンプにおいて、予め決められた一定時間内にIピクチャの読出しが完了しない場合でも次の映像情報ブロックにジャンプさせ、
    上記Iピクチャのすべての映像情報がメモリに記録されるまで、メモリから出力される画面情報をフリーズさせ、
    上記高速再生時に上記メモリの出力を画面単位でのポストフィルタ処理させ、
    高速再生時には上記ポストフィルタの出力を選択して出力する一方、通常再生時には上記メモリの出力を、上記ポストフィルタ手段を通すことなく出力する
    を有する光ディスクの再生方法。
  2. 上記ポストフィルタ処理が、ライン単位で入力される映像情報に対して、水平方向のローパスフィルタリングを行った後、垂直ローパスフィルタリングを行うものであることを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの再生方法。
  3. 動き補償予測とDCTとを用いて高能率符号化された映像情報が記録される光ディスクであって、
    フレーム内DCTが行われた映像情報であるIピクチャ、前方向の動き補償が行われたDCT符号化による映像情報であるPピクチャ、及び時間的に前後に位置する前記Iピクチャ、Pピクチャを参照画面として動き補償が行われたDCT符号化による映像情報であるBピクチャを含む映像情報ブロックから構成され、
    上記映像情報ブロックの先頭に上記Iピクチャが配置されたディジタル映像情報が記録された光ディスクの再生装置において、
    一つの映像情報ブロックにおけるIピクチャの読出しの終了後に、次の映像情報ブロックのIピクチャが記録されているアドレスにジャンプすることで、順次Iピクチャのみを再生し高速再生を行うジャンプ手段と、
    高速再生されたIピクチャの映像情報を記憶するメモリと、
    上記IピクチャからIピクチャまでのジャンプにおいて、予め決められた一定時間内にIピクチャの読出しが完了しない場合でも次の映像情報ブロックにジャンプさせるための高速再生手段と、
    上記Iピクチャのすべての映像情報がメモリに記録されるまで、メモリから出力される画面情報をフリーズさせるためのフリーズ手段と、
    上記高速再生時に上記メモリの出力を画面単位でのポストフィルタ処理するポストフィルタ手段と、
    高速再生時には上記ポストフィルタ手段の出力を選択して出力する一方、通常再生時には上記メモリの出力を、上記ポストフィルタ手段を通すことなく出力する選択手段と
    を有する光ディスクの再生装置。
  4. 上記ポストフィルタが、
    ライン単位で入力される映像情報に対して、水平方向のローパスフィルタリングを行う水平ローパスフィルタと、
    水平ローパスフィルタの出力に対して垂直ローパスフィルタリングを行う垂直ローパスフィルタと
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の光ディスクの再生装置。
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