JP3798705B2 - 擬似パケットによるパケット交換網品質測定方法及びその装置、並びに擬似パケット列パラメータ決定方法及びその装置 - Google Patents

擬似パケットによるパケット交換網品質測定方法及びその装置、並びに擬似パケット列パラメータ決定方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のパケット交換網を管理する技術に関するものであり、詳細には網の状態を測定する技術及び網上で提供されるサービスの品質を管理する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパケット交換網の品質(パケット損失、パケット遅延時間)を測定する方法としては、試験パケットを固定パケット長・一定間隔で測定対象網の一端から送信し、測定対象網の他端にて受信することで、送信パケット数と受信パケット数の差からパケット損失を測定し、また、試験パケットの受信時刻と送信時刻の差からパケット遅延時間を測定する方法が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの従来の方法では、試験パケットの送信間隔が一定であるため、網内にバースト性の強いトラヒックが流れる場合に生じる瞬間的な大量のパケット損失やパケット遅延時間の変動を測定することが困難であるという問題があった。
【0004】
本発明の目的は、網内にバースト性の強いトラヒックが流れる場合に生じる瞬間的な大量のパケット損失やパケット遅延時間の変動を測定することができるパケット交換網の品質測定方法及びその装置、並びにこれに用いる擬似パケット列パラメータ決定方法及びその装置を提供することにある。
【0005】
課題を解決するための手段
本発明のパケット交換網品質測定方法は、試験パケットを用いて、測定対象網を流れるパケット列のバースト特性を反映した擬似パケット列を作成し、前記作成した擬似パケット列を測定対象網に送信し、測定対象網から擬似パケット列を受信し、送信した擬似パケット列及び受信した擬似パケット列から測定対象網の品質を推定すること、詳細には、
擬似パケット列のパケット長、バースト長、バースト間隔及び送信パケット数を入力するステップと、
前記パケット長の試験パケットを前記バースト長分隙間なく並べたバーストを作成するステップと、
前記作成したバーストを前記バースト間隔毎にパケットの総数が前記送信パケット数を越えない範囲で測定対象網に送信するとともに各パケットの送信時刻及び固有のIDを記録するステップと、
測定対象網から擬似パケット列を受信するとともに各パケットの到着時刻及び固有のIDを記録するステップと、
擬似パケット列の到着記録から受信パケット数を計算し、送信パケット数と受信パケット数の差を求めてパケット損失を算出するステップ、又は、
擬似パケット列の到着時刻の記録と送信時刻の記録から、パケット毎に到着時刻と送信時刻の差を求めてパケット遅延時間を算出するステップ、のいずれか一方もしくは両方とを含む
ことを特徴とする。
【0006】
また、本発明のパケット交換網品質測定装置は、試験パケットを用いて、測定対象網を流れるパケット列のバースト特性を反映した擬似パケット列を作成する手段と、前記作成した擬似パケット列を測定対象網に送信する手段と、測定対象網から擬似パケット列を受信する手段と、送信した擬似パケット列及び受信した擬似パケット列から測定対象網の品質を推定する手段とを備えたこと、詳細には、
擬似パケット列のパケット長、バースト長、バースト間隔及び送信パケット数を入力する手段と、
前記パケット長の試験パケットを前記バースト長分隙間なく並べたバーストを作成する手段と、
前記作成したバーストを前記バースト間隔毎にパケットの総数が前記送信パケット数を越えない範囲で測定対象網に送信するとともに各パケットの送信時刻及び固有のIDを記録する手段と、
測定対象網から擬似パケット列を受信するとともに各パケットの到着時刻及び固有のIDを記録する手段と、
擬似パケット列の到着記録から受信パケット数を計算し、送信パケット数と受信パケット数の差を求めてパケット損失を算出する手段、又は
擬似パケット列の到着時刻の記録と送信時刻の記録から、パケット毎に到着時刻と送信時刻の差を求めてパケット遅延時間を算出する手段、のいずれか一方もしくは両方とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
【0008】
図1は本発明が適用されるネットワーク構成及び測定対象区間を説明するもので、ここではパケット交換網の例としてIPネットワークを示す。
【0009】
このIPネットワーク1では、IPルータ2及びリンク3が一列につながっている。ここでは測定対象区間を任意のIPルータ2間とし、その両端に本発明によるパケット交換網品質測定装置4を接続し、擬似パケット列を実線矢印の如く流して測定するものとする。また、本発明の方法が該装置4に実装されているものとする。
【0010】
図2は本発明のパケット交換網品質測定装置4で使用する擬似パケット列の枠組みを示す図である。
【0011】
バースト性の強いトラヒックは、パケットが複数個ほぼ隙間なく連続送信される特徴を持つ。そこで、本発明では試験パケットに同様の特性を与えるため、パケット長・バースト長・バースト間隔の3つのパラメータを定義し、擬似パケット列を作成する。
【0012】
ここで、パケット長とは、各パケットの大きさ(データ量)である。また、バースト長とは、隙間なく送信されるパケットの数である。この複数のパケットによって構成される隙間なく送信されるパケット列をバーストと呼ぶ。また、バースト間隔とは、バーストとバーストの送出間隔である。
【0013】
図3は本発明のパケット交換網品質測定装置の実施の形態の一例を示すもので、図中、41は入力部、42は擬似パケット生成部、43は擬似パケット送信部、44は擬似パケット受信部、45はパケット損失計算部、46はパケット遅延時間計算部、47は出力部である。
【0014】
擬似パケット生成部42は、入力部41を介して入力される擬似パケット列のパケット長及びバースト長に基づき、前記パケット長の試験パケットを前記バースト長分隙間なく並べたバーストを生成する。擬似パケット送信部43は、前記生成されたバーストを、入力部41を介して入力される擬似パケット列のバースト間隔毎に、パケットの総数が入力部41を介して入力される予め指定された送信パケット数を越えない範囲で測定対象網に送信するとともに各パケットの送信時刻及び固有のIDを記録する。擬似パケット受信部44は、測定対象網の対象区間を通過した擬似パケット列を受信するとともに各パケットの到着時刻及び固有のIDを記録する。
【0015】
パケット損失計算部45は、パケット受信部4に記録されたデータに基づいて受信パケット数を計算し、送信パケット数と受信パケット数との差を求めてパケット損失を計算し、結果を出力部47を介して出力する。また、パケット遅延時間計算部46は、パケット送信部42及びパケット受信部44にそれぞれ記憶されたデータに基づいてパケット毎に到着時刻と送信時刻の差を求めてパケット遅延時間を計算し、結果を出力部47を介して出力する。
【0016】
なお、擬似パケット列のパケット長、バースト長及びバースト間隔としては、後述する擬似パケット列パラメータ決定装置によって求められる値が用いられる外、予め図示しない記憶装置に記憶した値を用いるようにしても良い。
【0017】
図4は前述した擬似パケット列のパラメータ、即ちパケット長、バースト長及びバースト間隔を、測定対象網における実際のパケットの流れに基づいて決定する擬似パケット列パラメータ決定装置5の実施の形態の一例を示すもので、図中、51は入力部、52は通過パケット観測部、53はパケット長算出部、54はパケット通過時刻差算出部、55はバースト長算出部、56はバースト間隔算出部、57は出力部である。なお、本装置5は、パケット交換網品質測定装置4と一体的に設けても良い。
【0018】
通過パケット観測部52は、入力部51を介して入力される予め指定された一定の収集期間(一定時間)の間、測定対象区間の送信側端に接続し、通過するパケットを観測し、そのパケット長及び通過時刻を記録する。パケット長算出部53は、通過パケット観測部52に記録されたデータに基づいて通過パケットのパケット長の代表値(平均値や中央値等)を計算し、これを擬似パケット列のパケット長として出力部57を介して出力する。
【0019】
また、パケット通過時刻差算出部54は、通過パケット観測部52に記録されたデータに基づいてパケットの通過時刻差を計算し、記録する。
【0020】
バースト長算出部55は、入力部51を介して入力される予め設定されたバースト判定閾値とパケット通過時刻差算出部54に記録されたデータとに基づいてバースト長を計算(詳細は後述する)し、これを擬似パケット列のバースト長として出力部57を介して出力する。
【0021】
バースト間隔算出部56は、前記バースト判定閾値とパケット通過時刻差算出部54に記録されたデータとに基づいてバースト間隔を計算(詳細は後述する)し、これを擬似パケット列のバースト間隔として出力部57を介して出力する。
【0022】
図5及び図6は本発明のパケット交換網品質測定方法の流れを示すフローチャートであり、以下、これに従って動作を詳細に説明する。なお、前述した擬似パケット列のパケット長FL、バースト長FN、バースト間隔FD及び送信パケット数FMは予め入力され、記憶しているものとする。
【0023】
まず、擬似パケット列のパケット長FL及びバースト長FNからバーストを生成するとともに、実際の送信パケット数を表す送信カウンタiの初期値を0に設定する(ステップs1,s2)。
【0024】
生成したバーストを測定対象網の測定対象区間に送信するが、この際、バーストを構成するパケットは隙間なく送信され、それぞれのパケットの送信時刻とパケットを特定するためのIDの組を記録する(id=ID、SRC(id)=パケットidの送信時刻)。送信後、擬似パケット列のバースト間隔FDが経過すると送信カウンタiにバースト長FNを加算し、再び前記バーストを送信するが、送信カウンタi、即ち実際に送信したパケットの合計数が送信パケット数FMより小さい間、これを繰り返して終了する(ステップs3〜s7)。
【0025】
なお、IDはインターネットではIPパケットの持つフラグメントIDとそのオフセット値を組み合わせることで利用できる。
【0026】
送信した擬似パケット列はバースト性を持つため、測定対象区間を経由する際、他のバースト性を持つトラヒックと同様の振る舞いをする。そのため、測定対象区間での短時間の大量のパケット損失や遅延変動などのバースト性特有の品質劣化は擬似パケット列にも生じる。
【0027】
測定対象区間を通過した擬似パケット列を受信すると、それぞれのパケットの受信時刻とIDの組を記録する(DST(id)=パケットidの受信時刻)とともに、該受信に先立って初期値0に設定した受信パケット数を表す受信カウンタkをパケットを1つ受信する毎に1加算する。そして、送信したパケットを全て受信する(K=iとなる)か、パケット到着間隔に対して明らかに長い時間、パケットの受信がない場合、受信を終了する(ステップs8〜s11)。
【0028】
前述した送信パケット数iと受信パケット数kの差からパケット損失を計算する(ステップs12)。
【0029】
また、送信時及び受信時の記録から同一idを有するパケットの送信時刻SRC(id)と受信時刻DST(id)を取り出し、DST(id)−SRC(id)を計算することで遅延時間DLT(id)をパケット毎に求める(ステップs13〜s16)。
【0030】
図7及び図8は本発明の擬似パケット列パラメータ決定方法の流れを示すフローチャートであり、以下、これに従って動作を詳細に説明する。なお、前述した収集期間、バースト判定閾値Aは予め入力され、記憶しているものとする。
【0031】
まず、観測したパケット数を表すカウンタmの初期値を0に設定する(ステップs21)。測定対象区間に流れるパケットを観測すると、カウンタmを1加算するとともに該パケットのパケット長B(m)(但し、m=1,2,……)と通過時刻T(m)(但し、m=1,2,……)を記録し、これを収集期間が経過するまで行う(ステップs21〜s25)。
【0032】
収集期間内に記録した全てのパケットのパケット長B(p)(但し、p=1,2,……m)の平均値avg(B(p))を計算し、擬似パケット列のパケット長として出力する(ステップs26)。なお、この平均値は中央値など、他の代表値でも良い。
【0033】
また、通過時刻の記録から隣り合うパケットの通過時刻差t(q)(但し、q=1,2,……)を算出し、記録する(ステップs27〜s30)。詳細には、変数qの初期値を1とし、T(q+1)−T(q)を計算してt(q)を求め、これをq=mとなるまで繰り返す。
【0034】
パケットの各通過時刻差t(q)をバースト判定閾値Aと順に比較し、t(q)>Aを満たすqが見つかるまでqを増加させる(ステップs31〜s33)。
【0035】
t(q)>Aを満たすqが見つかると、次に再びt(q)>Aを満たすqが見つかるまでqを増加させる。この際、t(q)>Aを満たさないt(q)の数L(r)(但し、r=1,2,……)をカウントし、記録する。q=mとなるまで、即ち観測した全てのパケットの記録に対して行う(ステップs34〜s38)。
【0036】
その後、L(p)(但し、p=1,2,……r)の代表値、例えば平均値avg(L(p))を計算し、擬似パケット列のバースト長として出力する(ステップs39)。なお、この平均値は中央値など、他の代表値でも良い。
【0037】
また、パケットの各通過時刻差t(s)(但し、s=1,2,……)をバースト判定閾値Aと順に比較し、t(s)>Aを満たすsが見つかるまでsを増加させる(ステップs40〜s42)。
【0038】
t(s)>Aを満たすsが見つかると、そのt(s)をD(u)として記録するとともに、次に再びt(s)>Aを満たすsが見つかるまでsを増加させ、見つかると前記同様に記録し、これをs=mとなるまで、即ち観測した全てのパケットの記録に対して行う(ステップs40〜s44)。
【0039】
その後、D(p)(但し、p=1,2,……u)の代表値、例えば平均値avg(D(p))を計算し、擬似パケットのバースト間隔として出力する(ステップs45)。なお、この平均値は中央値など、他の代表値でも良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、従来の方法では試験パケットが固定パケット長・一定間隔であったため、網内にバースト性の強いトラヒックが流れる場合に生じる瞬間的な大量のパケット損失やパケット遅延時間の変動を測定することが困難であったが、本発明によれば、試験パケットをバースト性を持たせた擬似パケットとして送信するため、網内で他のバースト性を持つトラヒックと同様の振る舞いをし、結果、特有の瞬間的な大量のパケット損失等を測定する際の精度が改善される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるネットワーク構成及び測定対象区間の説明図
【図2】本発明のパケット交換網品質測定装置で使用する擬似パケット列の枠組みを示す図
【図3】本発明のパケット交換網品質測定装置の実施の形態の一例を示すブロック図
【図4】本発明の擬似パケット列パラメータ決定装置の実施の形態の一例を示すブロック図
【図5】本発明のパケット交換網品質測定方法の流れを示すフローチャート
【図6】本発明のパケット交換網品質測定方法の流れを示すフローチャート
【図7】本発明の擬似パケット列パラメータ決定方法の流れを示すフローチャート
【図8】本発明の擬似パケット列パラメータ決定方法の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1:ネットワーク、2:IPルータ、3:リンク、4:パケット交換網品質測定装置、5:擬似パケット列パラメータ決定装置、41,51:入力部、42:擬似パケット生成部、43:擬似パケット送信部、44:擬似パケット受信部、45:パケット損失計算部、46:パケット遅延時間計算部、47,57:出力部、52:通過パケット観測部、53:パケット長算出部、54:パケット通過時刻差算出部、55:バースト長算出部、56:バースト間隔算出部。

Claims (6)

  1. 試験パケットによりパケット交換網の網品質を測定する方法において、
    試験パケットを用いて、測定対象網を流れるパケット列のバースト特性を反映した擬似パケット列を作成し、前記作成した擬似パケット列を測定対象網に送信し、測定対象網から擬似パケット列を受信し、送信した擬似パケット列及び受信した擬似パケット列から測定対象網の品質を推定するパケット交換網品質測定方法であって、
    擬似パケット列のパケット長、バースト長、バースト間隔及び送信パケット数を入力するステップと、
    前記パケット長の試験パケットを前記バースト長分隙間なく並べたバーストを作成するステップと、
    前記作成したバーストを前記バースト間隔毎にパケットの総数が前記送信パケット数を越えない範囲で測定対象網に送信するとともに各パケットの送信時刻及び固有のIDを記録するステップと、
    測定対象網から擬似パケット列を受信するとともに各パケットの到着時刻及び固有のIDを記録するステップと、
    擬似パケット列の到着記録から受信パケット数を計算し、送信パケット数と受信パケット数の差を求めてパケット損失を算出するステップ、又は、
    擬似パケット列の到着時刻の記録と送信時刻の記録から、パケット毎に到着時刻と送信時刻の差を求めてパケット遅延時間を算出するステップ、のいずれか一方もしくは両方とを含む
    ことを特徴とするパケット交換網品質測定方法。
  2. 測定対象網を流れる複数のパケットの通過時刻T1,T2,……,Tnを一定時間、記録するステップと、
    記録されたパケットの通過時刻からパケット間の通過時刻差T2−T1,T3−T2,……,Tn−Tn−1を計算し、記録するステップと、
    ”予め設定されたバースト判定閾値よりも通過時刻差が小さいあるいは等しい場合”をT2−T1から順に判定し、偽と偽の間にある真の数を記録するステップと、
    偽と偽の間にある真の数の平均値を計算し、擬似パケット列のバースト長とするステップとを含む
    ことを特徴とする擬似パケット列パラメータ決定方法。
  3. 測定対象網を流れる複数のパケットの通過時刻T1,T2,……,Tnを一定時間、記録するステップと、
    記録されたパケットの通過時刻からパケット間の通過時刻差T2−T1,T3−T2,……,Tn−Tn−1を計算し、記録するステップと、
    ”予め設定されたバースト判定閾値よりも通過時刻差が大きい場合”をT2−T1から順に判定し、真である場合の通過時刻差を記録するステップと、
    真である場合の通過時刻差の平均値を計算し、擬似パケット列のバースト間隔とするステップとを含む
    ことを特徴とする擬似パケット列パラメータ決定方法。
  4. 試験パケットによりパケット交換網の網品質を測定する装置において、
    試験パケットを用いて、測定対象網を流れるパケット列のバースト特性を反映した擬似パケット列を作成する手段と、前記作成した擬似パケット列を測定対象網に送信する手段と、測定対象網から擬似パケット列を受信する手段と、送信した擬似パケット列及び受信した擬似パケット列から測定対象網の品質を推定する手段とを備えたパケット交換網品質測定装置であって、
    擬似パケット列のパケット長、バースト長、バースト間隔及び送信パケット数を入力する手段と、
    前記パケット長の試験パケットを前記バースト長分隙間なく並べたバーストを作成する手段と、
    前記作成したバーストを前記バースト間隔毎にパケットの総数が前記送信パケット数を 越えない範囲で測定対象網に送信するとともに各パケットの送信時刻及び固有のIDを記録する手段と、
    測定対象網から擬似パケット列を受信するとともに各パケットの到着時刻及び固有のIDを記録する手段と、
    擬似パケット列の到着記録から受信パケット数を計算し、送信パケット数と受信パケット数の差を求めてパケット損失を算出する手段、又は
    擬似パケット列の到着時刻の記録と送信時刻の記録から、パケット毎に到着時刻と送信時刻の差を求めてパケット遅延時間を算出する手段、のいずれか一方もしくは両方とを備えた
    ことを特徴とするパケット交換網品質測定装置。
  5. 測定対象網を流れる複数のパケットの通過時刻T1,T2,……,Tnを一定時間、記録する手段と、
    記録されたパケットの通過時刻からパケット間の通過時刻差T2−T1,T3−T2,……,Tn−Tn−1を計算し、記録する手段と、
    ”予め設定されたバースト判定閾値よりも通過時刻差が小さいあるいは等しい場合”をT2−T1から順に判定し、偽と偽の間にある真の数を記録する手段と、
    偽と偽の間にある真の数の平均値を計算し、擬似パケット列のバースト長とする手段とを備えた
    ことを特徴とする擬似パケット列パラメータ決定装置。
  6. 測定対象網を流れる複数のパケットの通過時刻T1,T2,……,Tnを一定時間、記録する手段と、
    記録されたパケットの通過時刻からパケット間の通過時刻差T2−T1,T3−T2,……,Tn−Tn−1を計算し、記録する手段と、
    ”予め設定されたバースト判定閾値よりも通過時刻差が大きい場合”をT2−T1から順に判定し、真である場合の通過時刻差を記録する手段と、
    真である場合の通過時刻差の平均値を計算し、擬似パケット列のバースト間隔とする手段とを備えた
    ことを特徴とする擬似パケット列パラメータ決定装置。
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