JP3795018B2 - ストリーミング送信方法、ストリーミング送信システム、データ処理装置、及びコンピュータプログラム - Google Patents

ストリーミング送信方法、ストリーミング送信システム、データ処理装置、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムに適用されるストリーミング送信方法、ストリーミング送信システム、データ処理装置、及びコンピュータをデータ処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年Webサイトにおいては、情報を効果的に伝達するために音声データまたは動画データをストリーミング送信(配信)する技術が採用されている。ストリーミング送信では、データの提供を受けるコンピュータのメモリに、Webサーバから送信される動画データ等を格納して、逐次読み出しながらその場で再生するため、全ての動画データのダウンロードを待たずに、リアルタイムで動画の再生を行うことができる。
【0003】
また、インターネット、イントラネット等のIP(Internet Protocol)を利用して、音声データ等を送信するVoIP(Voice over IP)技術も普及している。VoIPではデジタル符号化した音声データを一定時間毎に区切ってパケット化して、他の情報処理装置へ音声データを送信する。音声データを受信した他の情報処理装置は上述したクライアントと同じ要領で、音声データをメモリに格納して、逐次読み出しながらその場で再生を行う。このデータのストリーミング送信により、情報処理装置間で、リアルタイムでの音声データの再生を行うことができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−118831号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、動画データ、または音声データをWebサーバからストリーミング送信を受けている場合、悪意のあるWebサーバから動画データ等と共にコンピュータウィルスプログラムが同時にストリーミング送信される虞がある。ユーザはストリーミングによりデータを受信する場合は、Webサイトを閲覧してそのような危険性がないか否かを自身で直観的に判断するほかなく、悪意のあるハッカーがストリーミングデータ中にコンピュータウィルスプログラムを混入させることを事前に把握することは困難である。
【0006】
また、VoIPにより第3者と通話している場合に、第3者が音声データに加えてコンピュータウィルスプログラムをストリーミングデータとして送信する虞もある。従来は、セキュリティを確保するために、通話開始の前にID及びパスワードを入力させて認証を行った上で、ストリーミング送信を開始させていた。しかし、いったんストリーミングによるデータの送受信が開始された後に、音声データに代えてコンピュータウィルスプログラムを悪意のある話者が送信したとしても、上述した認証ではかかる不正行為を防御することはできない。今後、ストリーミングによるWebサーバからのデータの送信、及びVoIPによる電話の需要が増加するにつれ、かかる弊害はより顕著となる。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1情報処理装置と第2情報処理装置間にデータ処理装置を設け、ストリーミング送信が開始された後に、送信される実データ部に、第2情報処理装置での音声データまたは動画データの再生が可能であり、かつ、コンピュータウィルスプログラムの実行が不可能となる編集を加えることによって、多少送信される音声データまたは動画データの劣化等があったとしても、コンピュータウィルスプログラムそのものが第2情報処理装置内部へ送信されず、簡易でかつ高いセキュリティを実現することが可能なストリーミング送信方法、ストリーミング送信システム、データ処理装置、及びコンピュータをデータ処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るストリーミング送信方法は、第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムに適用されるストリーミング送信方法において、前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理する演算手段を有するデータ処理装置の演算手段が、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断ステップと、前記演算手段が、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離ステップと、前記演算手段が、前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集ステップと、前記演算手段が、加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成ステップと、前記演算手段が、再生成したパケットを前記第2情報処理装置へ送信する送信ステップと、前記第2情報処理装置の再生手段により、前記送信ステップにより送信されたパケットに含まれるストリーミングデータを再生する再生ステップとを備えることにより、ストリーミングデータ中にコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合に、該コンピュータウイルスの実行を抑止することを特徴とする。
【0009】
本発明に係るストリーミング送信システムは、第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムにおいて、前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理するデータ処理装置を備え、該データ処理装置は、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断手段と、該判断手段で、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離手段と、前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集手段と、加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成手段と、再生成したパケットを前記第2情報処理装置へ送信する送信手段とを備え、前記第2情報処理装置は、前記送信手段により送信されたパケットに含まれるストリーミングデータを再生する再生手段にて、ストリーミングデータ中にコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合に、該コンピュータウイルスの実行を抑止するようにしてあることを特徴とする。
【0010】
本発明に係るストリーミング送信システムは、前記編集手段は、前記抽出した実データを非可逆圧縮するよう構成してあり、前記送信手段は、実行した圧縮処理の形式が記述されたヘッダを付加して、前記第2情報処理装置へ前記編集手段により編集した実データを送信するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係るストリーミング送信システムは、前記編集手段は、抽出した実データの一部を削除するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係るストリーミング送信システムは、前記編集手段は、再生される音声データまたは動画データの音質または画質を調整するための調整データにより、前記抽出した実データを処理するよう構成してあることを特徴とする。
本発明に係るストリーミング送信システムは、前記編集手段は、音声データまたは動画データを含む付加データを前記抽出した実データに付加するよう構成してあることを特徴とする。
【0011】
本発明に係るデータ処理装置は、第1情報処理装置及び第2情報処理装置と通信網を介して通信可能に接続されており、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータを処理するデータ処理装置において、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断手段と、該判断手段で、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離手段と、前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集手段と、加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成手段と、再生成したパケットを前記第2の情報処理装置へ送信する送信手段とを備え、前記編集手段での所定の加工は、前記第1の情報処理装置により、送信される音声データまたは動画データの実データ部を再生可能な状態を保持しつつ非可逆的に編集し、かつ音声データまたは動画データとは異なるコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合であっても、該コンピュータウイルスの実行を抑止するようにするものであることを特徴とする。
【0012】
本発明に係るコンピュータプログラムは、第1情報処理装置及び第2情報処理装置と通信網を介して通信可能に接続されており、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータをコンピュータに処理させるためのコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断ステップと、該判断ステップで、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離ステップと、前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集ステップと、加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成ステップと、再生成したパケットを前記第2の情報処理装置へ送信する送信ステップとを実行させるステップとを含み、前記編集ステップでの所定の加工は、前記第1の情報処理装置により、送信される音声データまたは動画データの実データ部を再生可能な状態を保持しつつ非可逆的に編集し、かつ音声データまたは動画データとは異なるコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合であっても、該コンピュータウイルスの実行を抑止するようにするものであることを特徴とする。
【0013】
本発明にあっては、第1情報処理装置と第2情報処理装置との間にデータ処理装置を設ける。データ処理装置は、ストリーミング送信が開始された後に、第1情報処理装置からストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データ部を編集する。データ処理装置は、第2情報処理装置へ編集した実データ部及びヘッダをストリーミング送信されるデータとして送信する。第2情報処理装置は、ストリーミングにより送信される音声データまたは動画データを再生する。
【0014】
編集は、送信される音声データまたは動画データが、第2情報処理装置において再生可能となるよう実データ部を編集し、かつ、前記送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが第2情報処理装置へ送信されたとしても実行不可能となるよう実データ部を編集する。例えば、圧縮した音声データまたは動画データを伸張した場合に、音質または画質が圧縮前と比較して低下する圧縮処理(非可逆圧縮)を、実データ部に実行する。このデータが劣化する圧縮処理によりコンピュータウィルスプログラムのコードは加工され第2情報処理装置において実行が不可能となる。
【0015】
その他、実データ部の一部を削除する処理、再生される音声データまたは動画データ音質または画質を調整するための調整データを用いて、実データ部を処理、または予め用意される音声データまたは動画データを含む付加データを実データ部に付加する処理等を行う。これにより、第2情報処理装置での動画データ及び音声データの再生に問題を与えることなく、コンピュータウィルスプログラムを確実に加工でき、簡易かつ高セキュリティのストリーミング送信システムを実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は実施の形態1に係るストリーミング送信システムの概要を示す模式図である。図において1は動画データ及び音声データ等をストリーミング送信する第1情報処理装置としてのストリーミングサーバ1である。ストリーミングサーバ1はインターネット等の通信網Nを介してRTP(Real Time Transfer Protocol)に従い、第2情報処理装置であるコンピュータ2、2、2…へストリーミングデータを送信する。ストリーミングサーバ1及びコンピュータ2間の通信網Nには、本発明にかかるデータ処理装置3が接続されている。データ処理装置3は、コンピュータ2へデータを送信するルータ3Rに実装してもよいし、コンピュータ2に内蔵されるモデム3Mに実装してもよい。さらには、サーバ(ファイヤーウォールサーバ)3Sに、本発明にかかるデータ処理装置3の機能を実現するチップを実装するまたはコンピュータプログラムをインストールする形態であってもよい。以下では、データ処理装置3をサーバ3Sの内部にチップとして実装して適用した場合について説明する。
【0017】
RTPによりストリーミングによるデータ送信が開始された場合は、データ処理装置3はストリーミングサーバ1からコンピュータ2へ送信されるパケットデータからヘッダ部分を除く実データ部に対して以下に述べる編集処理を行う。その後、編集後の実データ部及びヘッダ(つまりパケットデータ)をストリーミング送信データとしてコンピュータ2へストリーミング送信する。コンピュータ2はストリーミング送信されたデータをブラウザのプラグインソフト等により再生する。なお、必要に応じて、パケットデータからヘッダ部を除去して実データ部を抽出し、抽出した実データ部に編集処理を行い、編集後の実データに再度ヘッダを付加して送信するようにしても良い。
【0018】
図2はストリーミングサーバ1及びコンピュータ2のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すようにストリーミングサーバ1の演算手段としてのCPU(Central Processing Unit)11には、バス17を介してRAM12,ハードディスク等の記憶部15、コンピュータ2及びデータ処理装置3と情報を送受信するためのゲートウェイ等の通信部16,液晶ディスプレイ等の表示部14、及びキーボード、マウス等の入力部13が接続される。CPU11は、バス17を介してストリーミングサーバ1の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部15に格納されたCGIプログラム等の制御プログラム15Pに従って、種々のソフトウェア的機能を実行する。
【0019】
さらに記憶部15には、コンピュータ2からのWebページの取得要求に応じて送信されるHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルを記憶したWebページファイル152、及び、コンピュータ2へ配信する動画データ等を記憶したコンテンツデータベース151が記憶されている。
【0020】
次に、コンピュータ2のハードウェア構成について説明する。コンピュータ2は公知のパーソナルコンピュータと同様の構成をなしている。図2に示すように、演算手段としてのCPU(Central Processing Unit)21には、バス27を介してRAM22,ハードディスク等の記憶部25、ストリーミングサーバ1及びデータ処理装置3と情報を送受信するためのLANカード等の通信部26,液晶ディスプレイ等の表示部24、スピーカ等の音声出力部28及びキーボード、マウス等の入力部23が接続される。CPU21は、バス27を介してコンピュータ2の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、種々のソフトウェア的機能を実行する。なお、記憶部25にはストリーミングサーバ1からダウンロードしたHTMLファイルを展開するブラウザが記憶されている。またストリーミングされる動画データ等を再生するプレーヤがブラウザのプラグインソフトとして用意されている。
【0021】
図3はデータ処理装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、演算手段としてのCPU(Central Processing Unit)31には、バス37を介してRAM32,ROM35、ストリーミングサーバ1及びコンピュータ2と情報を送受信するための通信部36が接続される。CPU31は、バス37を介してデータ処理装置3の上述したようなハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM35に格納された制御プログラム35Pに従い種々のソフトウェア的機能を実行する。
【0022】
また、ROM35にはストリーミング送信されるデータを編集するため、コーデックファイル351、調整データファイル352、及び付加データファイル353が記憶されている。コーデック(Codec)ファイル351には、動画データ及び音声データを圧縮または伸張する各種ドライバが記憶されている。ドライバは各種用意されており、音声データに対してはG.711、G.722、G.723.1、G.728、またはG.729等が用意されている。また動画データに対してはH.261またはH.263等が用意されている。
【0023】
図4はパケットデータのデータ構造を示す説明図である。図に示すようにパケットデータはヘッダと実データ部とから構成される。ヘッダはIPヘッダ、UDP(User Datagram Protocol)ヘッダ、RTPヘッダ、及び圧縮符号化方式に依存するヘッダ等から構成されている。実データ部は音声データ、動画データ等から構成され、圧縮符号化方式に依存するヘッダ部分に記述された圧縮形式に従い圧縮されている。コンピュータウィルスプログラムはこの実データ部に混入される可能性がある。CPU31は、編集手段の一つとして送信されるデータのうち、ヘッダ部分を除いた実データ部について、圧縮符号化方式に依存するヘッダ部分に記述された圧縮形式を参照して、実データ部の伸張処理を行い、伸張したデータをRAM32に展開する。これにより音声データ、動画データ、さらにはコンピュータウィルスプログラムが伸張される。
【0024】
CPU31は、非可逆圧縮形式により再度実データ部を圧縮する。この非可逆圧縮処理により音声データ又は動画データの品質は劣化するが、コンピュータウィルスプログラムのコードは非可逆圧縮処理により加工され、コンピュータ2において実行することが不可能となる。CPU31は圧縮処理後の実データ部及び圧縮形式が記述されたヘッダをストリーミング送信されるデータとしてコンピュータ2へ送信する。
【0025】
他の編集手段としては実データ部に、音声または画質を調整するための調整データを用いて処理する。ROM35には各種調整データを記憶した調整データファイル352が記憶されている。調整データは例えば、画像のトーンカーブを補正(原画像の明度128から明度150に補正する、原画像の明度を全体的に低下させる補正等)するためのデータ、音声データのノイズを除去する補正(一定レベル以下のデータは消去する補正)用のデータ、または音声データの低音部を強調する補正用のデータ等が該当する。CPU31は調整データファイル352から、調整データを読み出し、音声データ、動画データ及びコンピュータウィルスプログラムを含む実データ部に対し、補正、置換等のデジタル処理を行う。これにより音声、動画については原データとは相違するもののコンピュータ2において再生が可能となる。その一方で、コンピュータウィルスプログラムはそのコード自体がデジタル処理されて加工されるのでコンピュータ2において実行することが不可能となる。
【0026】
また他の編集手段としては、実データ部に予め用意される音声または画像データを含む付加データを付加する。付加するデータは付加データファイル353に記憶されている。付加データとしてはBGMとなるような音楽データ、ロゴ等の画像データ等を付加する。この付加処理によれば音声及び動画の再生にさほど影響を与えることはない。その一方で、コンピュータウィルスプログラムはそのコード自体に他のデータが付加されるのでコンピュータ2において実行することが不可能となる。さらに他の編集手段として、CPU31は実データ部の一部を削除する。なお、削除する割合はセキュリティの強度に応じて決定すればよい。セキュリティを強化する場合は、音質及び画質は低下するが、数バイト毎にデータを削除する処理を行う。一方、セキュリティよりも品質を重視する場合は、数キロバイト毎にデータを削除するようにすればよい。また、実データ部に対する編集手段は、以上述べたいずれか一つを用いても良いし、いくつかの編集手段を組み合わせて実行しても良い。さらに、編集処理のアルゴリズムが容易に第3者に理解されてしまうことを防止するために、一定時間毎に各編集手段を適宜切り換えて実データ部を編集するようにしても良い。
【0027】
以上のハードウェア構成において編集処理等の手順を、フローチャートを用いて説明する。図5及び図6はストリーミングデータの送信手順を示すフローチャートである。まず、ユーザはコンピュータ2の入力部23を操作しブラウザを起動する。ユーザは入力部23から所定のURL(Uniform Resource Locaters)を入力し、ストリーミングサーバ1にアクセスする。アクセスが確立した後、CPU21はRTSP(Real Time Streaming Protocol)に従い、ブラウザのプレーヤのDESCRIBEメソッドを用い、コンテンツ情報の取得要求をストリーミングサーバ1に対して行う(ステップS41)。ストリーミングサーバ1のCPU11はコンテンツデータベース151を参照してコンテンツ情報を送信する(ステップS42)。なお、コンテンツ情報の取得要求など、ストリーミングサーバ1とコンピュータ2との間で送受信される情報はデータ処理装置を経由している。ただし、後述するように編集処理はコンピュータ2からの再生要求がない限り、換言すればストリーミングデータの送信が開始されない限り、実行されない。コンピュータ2のCPU21はコンテンツ情報を取得し、RAM22に記憶する。CPU21はRAM22に記憶したコンテンツ情報を読み出してブラウザに表示する。
【0028】
ユーザは入力部23からコンテンツを選択する。コンテンツの選択後、CPU21はSETUPメソッドを用いて伝送方式、ストリーミング送信を受けるポートの情報をストリーミングサーバに送信する(ステップS43)。ストリーミングサーバ1のCPU11は伝送方式、利用ポート及びセッションID等を確定する(ステップS44)。ユーザは入力部23から再生開始を指示する。再生開始の指示を受けたCPU11は、PLAYメソッドを用いて再生要求をストリーミングサーバ1に行う。ストリーミングサーバ1のCPU11は再生要求を受けて、RTP(Real Time Transfer Protocol)に従い(下位プロトコルとしてUDPをも利用する)、コンテンツデータベース151からデータを読み出しコンピュータ2へストリーミング送信する(ステップS47)。
【0029】
上述したように、データ処理装置3のCPU31は通信部36を経由するデータを逐次チェックしており、再生要求がコンピュータ2から送信されたか否かを判断している(ステップS46)。再生要求がない場合は(ステップS46でNO)、再生要求があるまで待機する。一方、再生要求があった場合は(ステップS46でYES)、ストリーミングデータの送信が開始されたものと判断して、CPU31はストリーミングサーバ1からRTPにて送信されるストリーミングデータを、通信部36から逐次取り込み、RAM32に記憶する(ステップS48)。
【0030】
データ処理装置3のCPU31はパケットデータのヘッダ以外の実データ部の編集処理を実行する(ステップS52)。すなわち、CPU31は、データが送信された場合は、ヘッダを除く実データ部分にのみ編集する処理を行う。図7は実データ部の編集処理の手順を示すフローチャートである。CPU31はコーデックファイル351を参照し、パケットデータのヘッダに記述された圧縮形式に対応する伸張ドライバを読み出す。CPU31は読み出した伸張ドライバを実行し、実データ部の伸張処理を行う(ステップS61)。CPU31は伸張後の実データ部を一部削除する処理を行う(ステップS62)。そして、削除後の実データ部を再度コーデックファイル351に記憶した非可逆圧縮用のドライバを読み出して、非可逆圧縮処理を行う(ステップS63)。なお、本実施の形態においては編集処理を実データ部の一部の削除及び非可逆圧縮処理との組合せとしたが、これに限るものではない。
【0031】
この他、データが圧縮されていない場合は、単にステップS62の削除処理のみを実行しても良いし、調整データファイル352から読み出した調整データに従い実データ部を変更する処理を加えるほか、付加データファイル353に記憶された画像データ等を読み出して実データ部に付加するようにしても良い。CPU31はヘッダ及び編集後の実データ部をストリーミングデータとしてコンピュータ2へストリーミング送信する(ステップS53)。
【0032】
コンピュータ2のCPU21は逐次送信されるストリーミングデータを、RAM22に逐次展開してデータ再生を行う(ステップS54)。データはブラウザにより表示部24に動画が表示され、また音声が音声出力部28から出力される形態で再生される。この再生においては動画データ及び音声データは非可逆圧縮、削除、追加等により、オリジナルのデータよりも劣化若しくは変化している。しかし、コンピュータウィルスプログラムに関してはそのソースコードまたはマシン言語が編集処理により加工されているため、コンピュータ2に送信されて記憶部25に記憶されたとしても、実行することはできないのでセキュリティを維持することが可能となる。なお、本実施の形態においては再生要求があったことを受けてデータ処理装置3が編集処理を開始することとしたが、RTPによるデータの送受信が開始されたことを条件に、ストリーミング送信が開始されたものとして編集処理を実行するようにしても良い。
【0033】
送信を終了する場合は、CPU21はTERADOWNメソッドにより、RTSPに従い、再生停止要求をストリーミングサーバ1へ送信する(ステップS55)。データ処理装置3のCPU31は送受信されるデータを監視しており、RTSPによる再生停止要求がコンピュータ2から送信されたか否かを判断する(ステップS56)。再生停止要求がなされていない場合は(ステップS56でNO)、ステップS48へ移行し、再生のための編集処理を繰り返す。一方、再生停止要求があった場合は(ステップS56でYES)、CPU31はステップS52の編集処理等に割り込み処理をかけて処理を終了する(ステップS57)。ストリーミングサーバ1のCPU11もコンピュータ2からの再生停止要求を受けてストリーミング送信を終了する(ステップS58)。
【0034】
実施の形態2
図8は本発明に係るストリーミング送信システムの他の形態を示す説明図である。本発明はIP電話またはIPテレビ電話等における情報の送受信においても適用できる。図8(a)はパーソナルコンピュータを用いたIP電話の概要を示す説明図である。図8(a)に示すように、第1情報処理装置であるパーソナルコンピュータ1及び第2情報処理装置であるパーソナルコンピュータ2はインターネット等の通信網Nを介して接続されている。パーソナルコンピュータ1及びパーソナルコンピュータ2はIP電話用のソフトウェア及びインターネット用のサウンドカード等がインストールされており、モデム3M等を介して公衆回線網PNを経由してプロバイダのサーバ3Sに接続される。
【0035】
データ処理装置3はプロバイダのサーバ3S内に実装するほか、モデム3M内、またはパーソナルコンピュータ1,パーソナルコンピュータ2内に実装するようにしても良い。データ処理装置3は上述したアルゴリズムにより送受信されるストリーミングデータを編集する。なお、IP電話においては双方のパーソナルコンピュータ1,2がストリーミングにより音声データを送信する。実施の形態1においては説明を簡略化するために、いずれか一方向のデータ編集処理のみ説明したが、本実施の形態においては、双方がストリーミングによりデータを送受信することとなる。この場合、データ処理装置3は双方でストリーミングにより送受信されるデータを上述したアルゴリズムにより編集する。
【0036】
図8(b)はIPテレビ電話に本発明を適用した例を示す。第1情報処理装置であるTV電話1及び第2情報処理装置であるTV電話2はインターネット等の通信網Nを介して接続されている。TV電話1からTV電話2へのアクセスを開始すると、公衆回線網PN、ゲートウェイGWを経由してプロバイダのサーバ3Sに接続される。その後インターネット等の通信網Nを経由して他のサーバ3Sに接続後、再び、ゲートウェイGW、公衆回線PNを経由してTV電話2に接続される。データ処理装置3は、プロバイダのサーバ3に実装するほか、TV電話1または2に実装するようにしても良い。
【0037】
実施の形態3
図9は実施の形態3に係るストリーミングデータ送信システムの概要を示す説明図である。実施の形態1または2に係るデータ処理装置3の機能を実行させるためのコンピュータプログラムは、本実施の形態3のようにサーバ3Sにプレインストールして提供することも、またCD−ROM、MO、メモリーカード等の可搬型記録媒体で提供することも可能である。さらに、コンピュータプログラムを回線経由で搬送波として伝搬させて提供することも可能である。すなわち、データ処理装置3単体を第1情報処理装置1と第2情報処理装置2との間の通信網上に接続する、または、サーバ3S内部にデータ処理装置の機能を実現するチップを実装する代わりに、データ処理装置3と同様の機能をもつコンピュータプログラムをサーバ3のROMにインストールするようにしても良い。以下に、その内容を説明する。
【0038】
図9に示すサーバ3Sに、実データ部を編集させ、編集させたストリーミング送信されるデータを送信させるプログラムが記録された記録媒体3a(CD−ROM、MO、メモリーカード又はDVD−ROM等)がサーバ3SのROM(図示せず)にインストールされている。または、図示しないWebサーバからこのプログラムをROMにダウンロードするようにしても良い。かかるプログラムはサーバ3SのRAM(図示せず)にロードして実行される。これにより、上述のような本発明のデータ処理装置3として機能する。
【0039】
本実施の形態3は以上の如き構成としてあり、その他の構成及び作用は実施の形態1及び実施の形態2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
(付記1) 第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムに適用されるストリーミング送信方法において、
前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理する演算手段を有するデータ処理装置により、前記第1情報処理装置からストリーミング送信が開始された後に、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データを抽出する抽出ステップと、
前記演算手段により抽出した実データを編集する編集ステップと、
前記演算手段により前記第2情報処理装置へ前記編集ステップにより編集した実データに前記ヘッダを付加して送信する送信ステップと、
前記第2情報処理装置の再生手段により、前記送信ステップにより送信されたデータを再生する再生ステップとを備えることを特徴とするストリーミング送信方法。
(付記2) 第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムにおいて、
前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理するデータ処理装置を備え、
該データ処理装置は、
前記第1情報処理装置からのストリーミング送信が開始された後に、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データを抽出する抽出手段と、
抽出した実データを編集する編集手段と、
前記第2情報処理装置へ前記編集手段により編集した実データに前記ヘッダを付加して送信する送信手段とを備え、
前記第2情報処理装置は、前記送信手段により送信されたデータを再生する再生手段を備えることを特徴とするストリーミング送信システム。
(付記3) 前記再生手段は、ストリーミングにより送信される音声データまたは動画データを再生するよう構成してあり、
前記編集手段は、前記再生手段により、送信される音声データまたは動画データが再生可能となるよう実データを編集し、かつ、前記送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが前記第2情報処理装置で実行不可能となるよう実データを編集するよう構成してあることを特徴とする付記2に記載のストリーミング送信システム。
(付記4) 前記編集手段は、前記抽出した実データを非可逆圧縮するよう構成してあり、
前記送信手段は、実行した圧縮処理の形式が記述されたヘッダを付加して、前記第2情報処理装置へ前記編集手段により編集した実データを送信するよう構成してあることを特徴とする付記2または付記3に記載のストリーミング送信システム。
(付記5) 前記編集手段は、抽出した実データの一部を削除するよう構成してあることを特徴とする付記2または3に記載のストリーミング送信システム。
(付記6) 前記編集手段は、再生される音声データまたは動画データの音質または画質を調整するための調整データにより、前記抽出した実データを処理するよう構成してあることを特徴とする付記2または3に記載のストリーミング送信システム。
(付記7) 前記編集手段は、音声データまたは動画データを含む付加データを前記抽出した実データに付加するよう構成してある付記2または3に記載のストリーミング送信システム。
(付記8) ストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータを処理するデータ処理装置において、
ストリーミング送信が開始された後に、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データを抽出する抽出手段と、
抽出した実データを編集する編集手段と、
情報処理装置へ前記編集手段により編集した実データに前記ヘッダを付加して送信する送信手段とを備え、
前記編集手段は、前記送信手段により、送信される音声データまたは動画データが前記情報処理装置により再生可能となるよう実データを編集し、かつ、送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが前記情報処理装置により実行不可能となるよう実データを編集するよう構成してあることを特徴とするデータ処理装置。
(付記9) ストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータをコンピュータに処理させるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データを抽出させる抽出ステップと、
コンピュータに、抽出させた実データを編集させる編集ステップと、
コンピュータに、情報処理装置へ前記編集ステップにより編集させた実データに前記ヘッダを付加して送信させる送信ステップとを実行させるステップとを含み、
前記編集ステップは、前記送信ステップにより、送信される音声データまたは動画データが前記情報処理装置により再生可能となるよう実データを編集し、かつ、送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが前記情報処理装置により実行不可能となるよう実データを編集することを特徴とするコンピュータプログラム。
(付記10)第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムに適用されるストリーミング送信方法において、
前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理する演算手段を有するデータ処理装置により、前記第1情報処理装置からストリーミング送信が開始された後に、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データ部を編集する編集ステップと、
前記演算手段により前記第2情報処理装置へ前記編集ステップにより編集したストリーミング送信されるデータを送信する送信ステップと、
前記第2情報処理装置の再生手段により、前記送信ステップにより送信されたデータを再生する再生ステップとを備えることを特徴とするストリーミング送信方法。
(付記11)第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムにおいて、
前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理するデータ処理装置を備え、
該データ処理装置は、
前記第1情報処理装置からのストリーミング送信が開始された後に、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データ部を編集する編集手段と、
前記第2情報処理装置へ前記編集手段により編集したストリーミング送信されるデータを送信する送信手段とを備え、
前記第2情報処理装置は、前記送信手段により送信されたデータを再生する再生手段を備えることを特徴とするストリーミング送信システム。
(付記12)前記再生手段は、ストリーミングにより送信される音声データまたは動画データを再生するよう構成してあり、
前記編集手段は、前記再生手段により、送信される音声データまたは動画データが再生可能となるよう実データ部を編集し、かつ、前記送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが前記第2情報処理装置で実行不可能となるよう実データ部を編集するよう構成してあることを特徴とする付記11に記載のストリーミング送信システム。
(付記13)前記編集手段は、実データ部を非可逆圧縮するよう構成してあり、前記送信手段は、実行した圧縮処理の形式が記述されたヘッダと共に、前記第2情報処理装置へ前記編集手段により編集した実データ部を送信するよう構成してあることを特徴とする付記11または付記12に記載のストリーミング送信システム。
(付記14)前記編集手段は、実データ部の一部を削除するよう構成してあることを特徴とする付記11または12に記載のストリーミング送信システム。
(付記15)前記編集手段は、再生される音声データまたは動画データの音質または画質を調整するための調整データにより、実データ部を処理するよう構成してあることを特徴とする付記11または12に記載のストリーミング送信システム。
(付記16)前記編集手段は、音声データまたは動画データを含む付加データを実データ部に付加するよう構成してある付記11または12に記載のストリーミング送信システム。
(付記17)ストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータを処理するデータ処理装置において、
ストリーミング送信が開始された後に、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データ部を編集する編集手段と、
情報処理装置へ前記編集手段により編集したストリーミング送信されるデータを送信する送信手段とを備え、
前記編集手段は、前記送信手段により、送信される音声データまたは動画データが前記情報処理装置により再生可能となるよう実データ部を編集し、かつ、送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが前記情報処理装置により実行不可能となるよう実データ部を編集するよう構成してあることを特徴とするデータ処理装置。
(付記18)ストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータをコンピュータに処理させるためのコンピュータプログラムにおいて、
コンピュータに、ストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データ部を編集させる編集ステップと、
コンピュータに、情報処理装置へ前記編集ステップにより編集させたストリーミング送信されるデータを送信させる送信ステップとを実行させるステップとを含み、
前記編集ステップは、前記送信ステップにより、送信される音声データまたは動画データが前記情報処理装置により再生可能となるよう実データ部を編集し、かつ、送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが前記情報処理装置により実行不可能となるよう実データ部を編集することを特徴とするコンピュータプログラム。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明にあっては、データ処理装置は、ストリーミング送信が開始された後に、第1情報処理装置からストリーミング送信されるデータから、ヘッダを除いた実データ部を編集する。データ処理装置は、第2情報処理装置へ編集した実データ部及びヘッダをストリーミング送信されるデータとしてストリーミング送信する。第2情報処理装置は、ストリーミングにより送信される音声データまたは動画データを再生する。
【0041】
編集は、送信される音声データまたは動画データが、第2情報処理装置において再生可能となるよう実データ部を編集し、かつ、前記送信される音声データまたは動画データとは異なるプログラムデータが第2情報処理装置へ送信されたとしても実行不可能となるよう実データ部を編集する。これにより、第2情報処理装置での動画データ及び音声データの再生に問題を与えることなく、コンピュータウィルスプログラムを確実に加工でき、簡易かつ高セキュリティのストリーミング送信システムを実現することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係るストリーミング送信システムの概要を示す模式図である。
【図2】ストリーミングサーバ及びコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】データ処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図4】パケットデータのデータ構造を示す説明図である。
【図5】ストリーミングデータの送信手順を示すフローチャートである。
【図6】ストリーミングデータの送信手順を示すフローチャートである。
【図7】実データ部の編集処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るストリーミング送信システムの他の形態を示す説明図である。
【図9】実施の形態3に係るストリーミングデータ送信システムの概要を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1情報処理装置(ストリーミングサーバ)
2 第2情報処理装置(コンピュータ)
3 データ処理装置
N 通信網
151 コンテンツデータベース
24 表示部
21 CPU(演算手段)
28 音声出力部
35 ROM
31 CPU(演算手段)
351 コーデックファイル
352 調整データファイル
353 付加データファイル
3a 記録媒体

Claims (8)

  1. 第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムに適用されるストリーミング送信方法において、
    前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理する演算手段を有するデータ処理装置の演算手段が、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断ステップと、
    前記演算手段が、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離ステップと、
    前記演算手段が、前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集ステップと、
    前記演算手段が、加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成ステップと、
    前記演算手段が、再生成したパケットを前記第2情報処理装置へ送信する送信ステップと、
    前記第2情報処理装置の再生手段により、前記送信ステップにより送信されたパケットに含まれるストリーミングデータを再生する再生ステップ
    を備えることにより、ストリーミングデータ中にコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合に、該コンピュータウイルスの実行を抑止することを特徴とするストリーミング送信方法。
  2. 第1情報処理装置から通信網を介して接続される第2情報処理装置へデータをストリーミング送信するストリーミング送信システムにおいて、
    前記通信網に接続され、ストリーミング送信されるデータを処理するデータ処理装置を備え、
    該データ処理装置は、
    前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段で、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離手段と、
    前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集手段と、
    加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成手段と、
    再生成したパケットを前記第2情報処理装置へ送信する送信手段とを備え、
    前記第2情報処理装置は、前記送信手段により送信されたパケットに含まれるストリーミングデータを再生する再生手段にて、ストリーミングデータ中にコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合に、該コンピュータウイルスの実行を抑止するようにしてあることを特徴とするストリーミング送信システム。
  3. 前記編集手段は、前記抽出した実データを非可逆圧縮するよう構成してあり、
    前記送信手段は、実行した圧縮処理の形式が記述されたヘッダを付加して、前記第2情報処理装置へ前記編集手段により編集した実データを送信するよう構成してあることを特徴とする請求項2記載のストリーミング送信システム。
  4. 前記編集手段は、抽出した実データの一部を削除するよう構成してあることを特徴とする請求項2記載のストリーミング送信システム。
  5. 前記編集手段は、再生される音声データまたは動画データの音質または画質を調整するための調整データにより、前記抽出した実データを処理するよう構成してあることを特徴とする請求項2記載のストリーミング送信システム。
  6. 前記編集手段は、音声データまたは動画データを含む付加データを前記抽出した実データに付加するよう構成してあることを特徴とする請求項2記載のストリーミング送信システム。
  7. 第1情報処理装置及び第2情報処理装置と通信網を介して通信可能に接続されており、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータを処理するデータ処理装置において、
    前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断手段と、
    該判断手段で、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離手段と、
    前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集手段と、
    加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成手段と、
    再生成したパケットを前記第2の情報処理装置へ送信する送信手段とを備え、
    前記編集手段での所定の加工は、前記第1の情報処理装置により、送信される音声データまたは動画データの実データ部を再生可能な状態を保持しつつ非可逆的に編集し、かつ音声データまたは動画データとは異なるコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合であっても、該コンピュータウイルスの実行を抑止するようにするものであることを特徴とするデータ処理装置。
  8. 第1情報処理装置及び第2情報処理装置と通信網を介して通信可能に接続されており、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へストリーミング送信される音声データまたは動画データを含むデータをコンピュータに処理させるためのコンピュータプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、前記第1情報処理装置から前記第2情報処理装置へのストリーミングデータの送信が開始されたか否かを判断する判断ステップと、
    該判断ステップで、ストリーミングデータの送信が開始されたと判断した場合、前記第1情報処理装置から受信したストリーミングデータを含むパケットを、ヘッダ部と実データ部とに分離する分離ステップと、
    前記実データ部に対して、所定の加工を行う編集ステップと、
    加工後の実データ部に、前記ヘッダ部を付加してパケットを再生成する再生成ステップと、
    再生成したパケットを前記第2の情報処理装置へ送信する送信ステップとを実行させるステップとを含み、
    前記編集ステップでの所定の加工は、前記第1の情報処理装置により、送信される音声データまたは動画データの実データ部を再生可能な状態を保持しつつ非可逆的に編集し、かつ音声データまたは動画データとは異なるコンピュータウイルスを実行するコードが混在していた場合であっても、該コンピュータウイルスの実行を抑止するようにするものであることを特徴とするコンピュータプログラム。
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