JP2001067216A - コンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式及び同システム - Google Patents

コンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式及び同システム

Info

Publication number
JP2001067216A
JP2001067216A JP28326499A JP28326499A JP2001067216A JP 2001067216 A JP2001067216 A JP 2001067216A JP 28326499 A JP28326499 A JP 28326499A JP 28326499 A JP28326499 A JP 28326499A JP 2001067216 A JP2001067216 A JP 2001067216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
virus
electronic information
computer
defense
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28326499A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshida
博 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP28326499A priority Critical patent/JP2001067216A/ja
Publication of JP2001067216A publication Critical patent/JP2001067216A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、外部電子情報を電子情報体系から電
子情報とは異なる別の情報体系に次元変換を行いコンピ
ュータ・ウイルスの防衛除去を図ることを特徴とする論
理方式とそのシステムである。 【構成】外部電子情報は、暫定的に外部情報を受け取る
機能を持つダミーレシーバー4で取り込まれ、この受信
情報はウイルスウオール7内で電子情報とは異なる別の
情報体系に次元変換を行ないコンピュータ・ウイルスの
除去を行う。その後この情報は電子情報に復元する。こ
れによりメインコンピュータ12は、当初の外部電子情
報をコンピュータ・ウイルス除去済のクリーンな電子情
報として受領し、本来の情報処理作業が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ・ウイル
スの防衛及び除去に関し、従来型の電子情報領域内で対
処するものとは抜本的に異なり、入手した電子情報を電
子情報体系から電子情報とは異なる他の情報体系に次元
変換することにによりコンピュータ・ウイルスを除去す
るもので、特にコンピュータ・ウイルスによる感染や破
壊等への防衛及び除去に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のウイルス対策検知用ソフトは、調
査対象コードをスキャンし、ウイルスのコードをデータ
ベース化したウイルス定義ファイルと照合してウイルス
を検知する。そして、この種のウイルス駆除方法として
は、現在、対象ファイルのコードの中でウイルスに相当
する部分を全く無関係のコードによる書き換えを行う方
法や、ウイルスのコードに飛ばすジャンプ・コードの書
き換えを行いウイルスの作動を阻止する方法、あるい
は、手作業によるファイル消去作業等が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来型のウイルス対策
検知ソフトの開発にあたっては、新種発生の度に、亜種
ウイルス出現予測を含む機能強化を実施してきている
が、従来型のウイルス対策用ソフトでは、ウイルス定義
ファイルに記録されていない新種のウイルスや、高度に
暗号化されたり圧縮されたファイルのウイルスの発見、
検知が相当困難である。それは現存するウイルス対策検
知ソフトの想定を回避し、チェックスルーの機能が開発
されることによるウイルスの変容に起因する。この為コ
ンピュータ・ウイルスとそれに対抗するウイルス対策検
知ソフト間の開発競争は際限もなく続き、最終決着が容
易につかないことが懸念されている。換言するならば、
コンピュータ・ウイルスの防衛及び除去に関し、従来型
及びその延長線上での対処には限界があり、従来型のも
のとは抜本的に異なる対応が必要となってきている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】従来型のウイルス対策検知
ソフトでは、ウイルス定義ファイルに記録されていない
新種のウイルスや、高度に暗号化されたり圧縮されたフ
ァイルのウイルスの発見、検知が相当困難であり抜本的
なウイルス対策は不可能な状況にある。本発明は、コン
ピュータ・ウイルスの防衛及び除去を、従来の電子情報
領域内で対処する方式をとらず、これとは根本的に異な
り、ウイルスウォールを設置することにより電子情報体
系から電子情報とは異なる他の情報体系に次元変換を行
いコンピュータ・ウイルスを除去するものであり、これ
によりコンピュータ・ウイルス対策の根本的解決をはか
るものである。更に、次元変換された情報を再び電子情
報体系に復元し、これらの工程を総合的に体系化した自
動処理システムとして構築し、通常のパソコン等への組
み込みも可能とし、コンピュータ・ウイルスの防衛及び
除去工程を自動化する。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の情報フローを回路的アプローチで説
明する図である。図2は本発明の情報フローを装置構成
的視点から説明する図である。図1及び図2を参照する
と、コンピュータ・ウイルスに対する防衛及び除去の為
の論理方式及び同システムは、外部電子情報を暫定的に
受け取るダミーレシーバー4、受信した電子情報を電子
情報とは異なる他の情報体系に次元変換を行いコンピュ
ータ・ウイルスを除去し、更に、変換された情報を電子
情報体系に復元するウイルスウオール7、及びコンピュ
ータ・ウイルス除去済のクリーンな電子情報を受領し、
本来の情報処理作業を行うメインコンピュータシステム
12に大別される。
【0006】図1が示すように、コンピュータ・ウイル
スが潜伏している外部電子情報のルートには、コンピュ
ータ・ウイルスの発生源からダイレクトにくるものと、
コンピュータ・ウイルスに感染した第三者からのものが
ある。これらコンピュータ・ウイルスが潜伏している外
部電子情報は情報入手時に検知されるもの(II)と、
情報入手時には見過ごしたり容易には検知出来ないもの
(I、III)とに分かれる。
【0007】コンピュータ・ウイルスの駆除を行うに
は、ダミーレシーバー4、ウイルスウオール7、及び、
コンピュータ・ウイルス除去済のクリーンな電子情報を
受領し本来の情報処理作業を行う、メインコンピュータ
システム12から成るウイルスウオールシステムを使用
する。先ずメインコンピュータソフト(オペレーティン
グシステム・アプリケーションソフト)14から情報受
信の為、該当ソフトをダミーソフト5に複写転送を行い
外部電子情報暫定入手環境を設定する。外部電子情報の
取込後、外部電子情報を周辺機器(ディスプレー)6に
より文字情報として認識する。これによりコンピュータ
・ウイルスの潜伏を予知出来ることもある。しかし、見
過ごしたり容易には検知出来ない場合もあり、外部電子
情報の周辺機器(ディスプレー)6での認識作業後(あ
るいは、この認識作業を経由せず)、文字画像情報とし
てディスプレー上に認識されるアウトプット・コンテン
ツのみを対象として取り出し、ウイルスウオール7内の
情報体系変換スキャナーシステム8に伝送する。これは
いわばディスプレーに表示された情報を一旦ハードコピ
ーしそれをスキャナーで光学的に読み取り、光学的に読
み取られた光学情報を再び電子情報に変換しコンピュー
タに取り込む作業と類似している。つまり電子情報体系
とは異なる光学情報や音声情報等の情報体系へ情報体系
変換スキャナー8により情報変換を行い、電子情報に潜
伏しているコンピュータ・ウイルスを除去する。これに
よりコンピュータ・ウイルスは除去され、ディスプレー
上で文字画像情報として認識対象されたアウトプット・
コンテンツのみの抽出を行う。抽出された電子情報とは
異なるスキャナー専用変換情報9は、スキャナー専用伝
送回線10を経由して情報体系変換スキャナー(電子情
報体系向変換)11に伝送され、コンピュータ・ウイル
ス除去済のクリーンな電子情報に変換される。そしてこ
のクリーンな電子情報はメインコンピュータシステム1
2へと伝送され本来の情報処理作業が可能となる。
【0008】更に、自己発信情報に関しても自己発信情
報をダミーレシーバー4に接続し、ウイルスウオール7
で非電子情報への変換を通してコンピュータ・ウイルス
の除去を行い、その後電子情報に復元し、コンピュータ
・ウイルス除去済のクリーンな電子情報として変換、確
認が出来、自らが第三者への感染者となることを回避で
きる。
【0009】
【発明の効果】従来型のウイルス対策用ソフトでは、ウ
イルス定義ファイルに記録されていない新種のウイルス
や、高度に暗号化されたり圧縮されたファイルのウイル
スの発見、検知がなかなか困難であり、コンピュータ・
ウイルスとそれに対抗するアンチウイルス間の開発競争
は、今後も際限もなく続くことが懸念される。即ち、従
来型及びその延長線上でのコンピュータ・ウイルス対応
策には限界があり、従来型とは抜本的に異なる対応が必
要となってきている。
【0010】本発明は、ウイルスの発見、検知が出来な
くてもウイルスウォールシステムにより電子情報体系か
ら異種情報体系への次元変換を通して潜伏しているコン
ピュータ・ウイルスの根本的除去が可能となる。更に、
新種のウイルスやその亜種ウイルスがどのような形で新
たに出現しても、このウイルスウォールシステムにより
対抗が可能となる。即ち、この発明により、コンピュー
タ・ウイルスへの感染(一次感染のみならず二次感染
等)防止能力が飛躍的に向上し、更に、自らがコンピュ
ータ・ウイルスの第三者への感染者になることが回避で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報フローを回路的アプローチで説明
する図である。
【図2】本発明の情報フローを装置構成的視点から説明
する図である。
【符号の説明】
1 外部電子情報 2 コンピュータ・ウイルス 3 コンピュータ・ウイルスが潜伏した第三者作成電子
情報パッケージ 4 ダミーレシーバー 5 ダミーソフト(オペレーティングシステム・アプリ
ケーションソフト) 6 周辺機器(ディスプレー、プリンター等 ) 7 ウイルスウオール(下記8.9.10.11を含む
領域の総称) 8 情報体系変換スキャナー(電子情報とは異なる他の
情報体系向変換) 9 スキャナー専用変換情報 10 スキャナー専用伝送回線 11 情報体系変換スキャナー(電子情報体系向変換) 12 メインコンピュータシステム 13 コンピュータ・ウイルス・イレイザー 14 メインコンピュータソフト(オペレーティングシ
ステム・アプリケーションソフト)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ・ウイルスに対する防衛及び
    除去に関し、従来のコンピュータ・ウイルス対策ソフト
    による同種電子情報領域内で対処するものとは異なり、
    電子情報体系とは異なる他の情報体系に次元変換を行
    い、コンピュータ・ウイルスからの感染の防衛除去を行
    い、又、自己発信情報に関しても本発明の論理方式及び
    同システムを使用することにより、コンピュータ・ウイ
    ルスの除去を行うことを特徴とするコンピュータ・ウイ
    ルス防衛除去の為の論理方式及び同システム
  2. 【請求項2】コンピュータ・ウイルスの防衛及び除去に
    関し、請求項1による次元変換情報を電子情報体系に復
    元し、情報処理を体系化した自動処理システムとして構
    築し、通常のパソコン等へのビルト・インも可能とし、
    同ウイルスの防衛及び除去工程を自動化することを特徴
    とするコンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式
    及び同システム
JP28326499A 1999-08-30 1999-08-30 コンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式及び同システム Pending JP2001067216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28326499A JP2001067216A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 コンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式及び同システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28326499A JP2001067216A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 コンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式及び同システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001067216A true JP2001067216A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17663213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28326499A Pending JP2001067216A (ja) 1999-08-30 1999-08-30 コンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式及び同システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001067216A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008152776A (ja) * 2006-12-12 2008-07-03 Secunet Security Networks Ag 安全オペレーティングシステムを持つコンピュータシステム上の安全データ処理方法
JP2010519662A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 マイクロソフト コーポレーション 限定的プロセスでのファイル変換
US8677001B2 (en) 2003-01-20 2014-03-18 Fujitsu Limited Streaming transmission method system, data processing apparatus and computer readable storage medium for making unwanted and malicious data unexecutable from voice or animation data streams
JP2016533574A (ja) * 2013-10-17 2016-10-27 ソフトキャンプ カンパニー,リミテッド ファイル形式変換を通じたデータ防疫処理システムと方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8677001B2 (en) 2003-01-20 2014-03-18 Fujitsu Limited Streaming transmission method system, data processing apparatus and computer readable storage medium for making unwanted and malicious data unexecutable from voice or animation data streams
JP2008152776A (ja) * 2006-12-12 2008-07-03 Secunet Security Networks Ag 安全オペレーティングシステムを持つコンピュータシステム上の安全データ処理方法
JP2010519662A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 マイクロソフト コーポレーション 限定的プロセスでのファイル変換
JP4629796B2 (ja) * 2007-02-26 2011-02-09 マイクロソフト コーポレーション 限定的プロセスでのファイル変換
JP2016533574A (ja) * 2013-10-17 2016-10-27 ソフトキャンプ カンパニー,リミテッド ファイル形式変換を通じたデータ防疫処理システムと方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7636856B2 (en) Proactive computer malware protection through dynamic translation
US6697950B1 (en) Method and apparatus for detecting a macro computer virus using static analysis
EP1959367B1 (en) Automatic extraction of signatures for Malware
US9710647B2 (en) Pre-boot firmware based virus scanner
US6952776B1 (en) Method and apparatus for increasing virus detection speed using a database
US7870394B2 (en) Method and system to scan firmware for malware
US9378369B1 (en) Detection of file modifications performed by malicious codes
US20090320129A1 (en) Secure control flows by monitoring control transfers
US9152791B1 (en) Removal of fake anti-virus software
US20110209218A1 (en) Environmental imaging
CA2674327C (en) Exploit nonspecific host intrusion prevention/detection methods and systems and smart filters therefor
CN101154253B (zh) 计算机安全防护方法及计算机安全防护装置
Le Charlier et al. Dynamic detection and classification of computer viruses using general behaviour patterns
CN101183414A (zh) 一种程序检测的方法、装置及程序分析的方法
CN107203717A (zh) 在虚拟机上执行文件的防病毒扫描的系统和方法
JP2010257150A (ja) 不正処理検知装置、不正処理検知方法及びプログラム
US9349002B1 (en) Android application classification using common functions
CN114462044A (zh) 一种基于污点分析的uefi固件漏洞静态检测方法及装置
CN111597553A (zh) 病毒查杀中的进程处理方法、装置、设备及存储介质
US8707433B1 (en) Fake exception handler detection
JP2001067216A (ja) コンピュータ・ウイルス防衛除去の為の論理方式及び同システム
US8938807B1 (en) Malware removal without virus pattern
RU2747464C2 (ru) Способ обнаружения вредоносных файлов на основании фрагментов файлов
WO2019142469A1 (ja) セキュリティ設計装置、セキュリティ設計方法およびセキュリティ設計プログラム
US7698742B1 (en) Method and apparatus for scanning exclusively locked files