JP3793349B2 - Payment method by reclaimer - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製鉄所等の原料ヤードにおいてリクレーマにより原料山から鉄鉱石等の原料の払い出しを行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
製鉄所等の原料ヤードでは、典型的にはシーバースで輸送船から荷揚げされた粒状の原料を受入れ、その種類(鉱石、石炭等)および銘柄(出産地等)が混入しないように別々の原料山として積み付け、操業スケジュールに応じて焼結機、高炉等の後工程に払い出す。そのために、積み付け機(スタッカー)により原料山を積み付け、また原料山から払い出し機(リクレーマ)により原料を払い出す作業が行われている。そこで、例えば、輸送船が到着しても原料の置き場が無ければ船を待たせることになり、待ち時間に応じたペナルティーを支払わなければならず、製造コストを押し上げる大きな要因の一つとなる。
【0003】
したがって、原料ヤードの運用効率を高めることは、製鉄所全体としての生産性向上あるいは製造コスト低減のために極めて重要であり、その基本的要因の一つは、一定のヤード面積をどこまで有効に活用するかである。
一般に、原料ヤード内では異種銘柄の原料は混入を避けるため別の山として積み付けられており、異種銘柄の混入防止と積み付け機や払い出し機の作動空間の確保のために原料山間は所定の間隔が空けられていて、ヤード面積の利用効率の観点から無視できないロスになっていた。
【0004】
そこで、ある銘柄の原料山に別の銘柄を上被せして積み付け、2銘柄で1つの原料山にすることができれば、ヤード面積の利用効率をかなり向上することができる。そのためには、原料山内での異種銘柄間の境界面を管理し、払い出し時に銘柄間の混入を制御する必要がある。
従来、原料ヤード上の原料山の管理は、原料山の底面の存在範囲を底面輪郭線上の代表的な数点で管理する二次元管理であった。これでは、異種銘柄を上被せした場合の銘柄間の境界面を管理することができず、異種銘柄の上被せ積み付けができない。
【0005】
そこで近年、原料ヤードの運用効率向上のため管理精度を向上させる必要から、従来の二次元管理に代えて三次元管理を採用することが考えられ始めている。その主たる目的は、一定面積のヤード内に異種銘柄の原料をより高密度に積み付け及び払い出しすることである。具体的には、原料山の存在範囲および原料山内の各銘柄領域の存在範囲を三次元座標空間で把握し管理するものである。これにより、銘柄間の境界面を管理することが可能になり、異種銘柄の上被せ積み付けを実現することができる。
【0006】
しかし、このように三次元座標管理された原料ヤードにおいて、異種銘柄を上被せして一体とした原料山からの払い出しには、銘柄間の混入を制御するために特別の方法が必要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、三次元管理された原料ヤードにおいて、異種銘柄を上被せ積み付けした原料山から、銘柄間の混入を制御してリクレーマにより払い出す方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、原料ヤード内で、俯仰および旋回するブームを備えたリクレーマにより原料山の払い出しを行う方法において、
途中まで払い出しを行った第1銘柄の原料山の階段状の払い出し端面に上被せする形で第2銘柄を積み付けて一体とした新原料山を形成し、この新原料山の第2銘柄から払い出しを行う際に、上記ブーム先端の掻き取り位置を上記新原料山内の両銘柄間の境界面から所定間隔だけ離して、該掻き取りを終了することを特徴とするリクレーマによる払い出し方法が提供される。
【0009】
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、三次元座標管理された原料ヤード内で、俯仰および旋回するブームを備えたリクレーマにより原料山の払い出しを行う方法において、
途中まで払い出しを行った第1銘柄の原料山の階段状の払い出し端面に上被せする形で第2銘柄を積み付けて一体とした新原料山を形成し、この新原料山の第2銘柄から払い出しを行う際に、新原料山内の両銘柄間の境界面を表す三次元座標情報に基づいて、上記ブーム先端の掻き取り位置を上記境界面から所定間隔だけ離して、該掻き取りを終了することを特徴とするリクレーマによる払い出し方法も提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の方法は、典型的には下記(A),(B) のいずれかの実施形態を採る。
(A) 階段状の払い出し端面で構成される階段状にしたベンチの上記境界面の踏面より上方へ且つ蹴上げ(踏込み)より手前にそれぞれ所定間隔だけ離して、上記ブーム先端の掻き取り位置を移動させる。
【0011】
(B) 階段状の払い出し端面で構成されるベンチの上記境界面の踏面より下方へ且つ蹴上げより奥へそれぞれ所定間隔だけ離して、上記ブーム先端の掻き取り位置を移動させる。
以下、本発明の上記実施形態について更に具体的に説明する。
まず図1(A),(B) に、原料の積み付け機(スタッカー)および払い出し機(リクレーマ)の操作の例を示す。
【0012】
スタッカー10の基本構造は、原料ヤードに沿って敷設された軌道12上を走行するための走行部14と、走行部14から延びた腕(ブーム)16とから成り、図示しないベルトコンベアで搬送されてきた原料をブーム16の先端から原料ヤード上に落下させて積み付け、原料山Rを形成する。なお、図示はしていないが、スタッカー10は走行位置検出装置および積み付け高さ検出装置を装備している。
【0013】
リクレーマ20の基本構造は、原料ヤードに沿って敷設された軌道22上を走行するための走行部24と、走行部24から延びた腕(ブーム)26とから成り、ブーム26の先端にある掻き取り装置28で原料山Rから原料を掻き取ることにより払い出しを行い、図示しないベルトコンベアにより後工程へ搬送する。掻き取り装置28は例えば外周に沿って掻き取り爪を配列した回転ホイルである。
【0014】
通常の払い出し手順においては、先ず原料山Rの最上段に回転ホイル28を配置し、ブーム26を水平に旋回させて原料山Rの全幅に渡り一段分を払い出し、次いで図1(B) に矢印で示したように2段目、3段目、・・・最下段の順に払い出す。その結果、払い出し端面は図示のように階段状になる。なお、図示はしていないが、リクレーマ20は、走行位置検出装置、ブーム26の俯仰角度検出装置、およびブーム26の旋回角度検出装置を装備している。
【0015】
図2(1) (2) (3) を参照して、(1) 積み付け、(2) 払い出し、および(3) 上被せ積み付けの処理手順を説明する。
図2(1) の積み付け操作においては、図1(A)のような走行式積み付け機(スタッカー)10のブーム16の先端から原料粒を原料ヤード上に積み付けて、円錐形第一領域R1,上被せ領域R2 〜Rn を順次形成することにより一つの原料山Rを積み付ける。そして原料山Rの三次元的な存在範囲を管理する。
【0016】
図2(2) の払い出し操作においては、図1(B)のような走行式払い出し機(リクレーマ)20のブーム26の先端にある回転ホイル28により原料山Rの一端面から原料を掻き取って原料を払い出す。そして払い出し後の原料山Rの三次元的な存在範囲を管理する。
図2(3) の上被せ積み付け操作は、図2(1) の積み付け操作の第2領域以降を積み付ける操作と基本的に同様であり、第1銘柄の原料山の端面Fに被せて第2銘柄を積み付けて新原料山R’を形成する。そして新原料山R’内にある第1銘柄と第2銘柄との境界面F(上記端面F)の三次元座標を管理する。
【0017】
図3に、新原料山R’の構造を(A)平面図および(B)側面図で示す。途中まで払い出しを行った第1銘柄G1の階段状の払い出し端面Fに上被せする形で第2銘柄G2を積み付けて一体の新原料山R’が形成されている。
この2銘柄G1,G2から成る新原料山R’から、たとえば銘柄G2の方から払い出すが、その際に、銘柄が切り替わる範囲については境界面Fに沿って掻き取れば銘柄間の混入はゼロあるいは最少になるはずである。
【0018】
しかし実際には、掻き取り時に崩落が起きることは避けられないため、境界面Fに沿った掻き取りで混入をゼロあるいは最少にすることはできない。また、崩落による混入の程度を制御することは現実的に無理である。
本発明は、このように混入をゼロとはできない現実を踏まえ、逆に人為的に混入を発生させることにより、混入を制御する。
【0019】
その手段として、新原料山R’内の両銘柄間の境界面Fを表す三次元座標情報に基づいて、ブーム先端の掻き取り位置を境界面から所定間隔だけ離して移動させて払い出しを行う。典型的には図4または図5のようにブーム先端を移動させる。
図4に、前述した実施形態(A) の具体例として、右から左へ銘柄G2の払い出しを進行させる場合を示す。
【0020】
先ず図4(1) のようにブーム26先端の掻き取りホイル28を銘柄境界面Fの踏面Sより上方へ所定間隔L1離れた高さに維持して払い出しを進行させる。
そして、図4(2) のように境界面Fの蹴上げUより所定間隔L2手前まで払い出しが済んだら、その段の払い出しを終了する。次に、図4(2) に示すように、その下の段についてやはり踏面Sより上方へ所定間隔L1離れた高さに維持して払い出しを進め、境界面Fの蹴上げUより所定間隔L2手前まで払い出す。以下、図4(2) に示すように順次下段に移行して払い出してゆく。
【0021】
図4の態様では、銘柄G2の払い出しをその進行方向に対して銘柄境界面Fより手前で止めるので、銘柄G2への銘柄G1の混入は起きない。
図5には実施形態(B) の具体例として、図4の例と同様に右から左へ銘柄G2の払い出しを進行させる場合を示す。
先ず図5(1) のようにブーム26先端の掻き取りホイル28を銘柄境界面Fの踏面Sより下方へ所定間隔L1離れた高さに維持して払い出しを進行させる。
【0022】
そして、図5(2) のように境界面Fの蹴上げUより所定間隔L2だけ奥まで払い出しを進めた時点で、その段の払い出しを終了する。次に、図5(2) に示すように、その下の段についてやはり踏面Sより下方へ所定間隔L1離れた高さに維持して払い出しを進め、境界面Fの蹴上げUより所定間隔L2だけ奥まで払い出す。以下、図5(2) に示すように順次下段に移行して払い出してゆく。
【0023】
図5の態様では、銘柄G2の払い出しをその進行方向に対して銘柄境界面Fより奥すなわち銘柄G1に入り込んだ位置まで行うので、残りの原料山は銘柄G1のみから成るため、銘柄G1へのG2の混入は起きない。
このように、図4、図5のいずれの態様においても、混入の発生は銘柄G1,G2の両方の払い出しロットで起こることはなく、いずれか一方の払い出しロットに限定される。そのため、混入への対処を両方の払い出しロットに行う必要はなく、一方の払い出しロットにのみ行えばよい。これは実操業上極めて大きな利点となる。
【0024】
掻き取り位置と階段状境界面の踏面との間隔L1および蹴上げとの間隔L2は、その払い出し時の踏面の長さ(ベンチ長さ、すなわち払い出しにより形成される段の平坦部分の奥行き)、原料銘柄、水分、ホイル回転数、等により異なるが、ベンチ長さ内で任意に選択できる。ただし下記の点に留意する。銘柄G1と銘柄G2の成分・性質を比較し、後工程(コークス、焼結、高炉その他)への影響が強い銘柄に影響が弱い銘柄を混入させる。例えば、操業に及ぼす影響が銘柄G2より銘柄G1の方が強い場合には、図4のように払い出しを境界面の手前で止める形態とする。これにより、後の払い出しで銘柄G1中に銘柄G2が混入した際に、操業に及ぼす影響は小さく抑えられる。逆に、G1よりG2の方が影響が強い場合には、図5のように払い出しを境界面を越えた位置まで行う形態とする。この払い出しで銘柄G2中に銘柄G1が混入するが、操業に及ぼす影響が小さく抑えることができる。
【0025】
本発明による払い出しは、具体的には例えば図6のような制御システムにより行うことができる。図示のシステムは、三次元管理系、機側(リクレーマ(RC)内部)系、プロコン(プロセスコンピュータ)系、OP−CRT(オペレータ用画面表示)系、およびシーケンサ系(PC1500)で構成されている。
このように、本発明による銘柄境界面に沿った払い出しは、三次元管理されている原料ヤードに適用することが好ましい。
【0026】
本発明の適用対象とする三次元管理方法あるいは三次元座標情報は特に限定する必要はなく、種々の方法が含まれる。典型的には、原料ヤード上の空間を多数の小さい立方体で区切り各立方体を単位として座標管理しても良いし、y軸を多数のz−x平面で区切り(原料ヤード長さ,幅、高さ方向の座標軸:x軸,y軸,z軸)、各z−x平面における山の輪郭をy軸方向に積層した形で座標管理しても良いし、また本出願人が特願平10−075598号にて提案しているようにy−z平面を多数のメッシュに区切り、個々のメッシュの代表点を通ってx軸に沿った直線が山の外形と交差する2点のx座標(From X1 To X2)で山の存在範囲を三次元的に管理する方法を適用してもよい。
【0027】
このように、途中まで払い出しを行った第1銘柄の原料山の階段状の払い出し端面に上被せする形で第2銘柄を積み付けて一体とした新原料山から払い出しを行う際に、新原料山内の両銘柄間の境界面を表す三次元座標情報に基づいて、ブーム先端の掻き取り位置を上記境界面から所定間隔だけ離して移動させるて払い出しを行うので、異種銘柄間の混入の発生を第1銘柄,第2銘柄の一方に限定することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、原料ヤードにおいて、払い出し時に異種銘柄間の混入を一方の銘柄にのみ発生するように制御できるので、異種銘柄同士を上被せ積み付けして一体の原料山とすることができるため、原料ヤードを高密度で利用し運用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)および(B)(は、(A)積み付け機(スタッカー)および(B)払い出し機(リクレーマ)の基本構造および操作の例を示す正面図である。
【図2】図2(1) 〜(3) は、(1) 積み付け、(2) 払い出し、(3) 上被せ積み付けの操作を示す断面図である。
【図3】図3(A)および(B)は、途中まで払い出した原料山へ異種銘柄の原料を上被せ積み付けて形成した新たな一体の原料山およびその内部における銘柄間の境界面を示す(A)平面図および(B)側面図である。
【図4】図4は、本発明により銘柄間境界面より所定間隔だけ手前で払い出しを終了するようにブーム先端の掻き取り位置を移動させる態様を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明により銘柄間境界面より所定間隔だけ奥まで払い出した時点で払い出しを終了するようにブーム先端の掻き取り位置を移動させる態様を示す断面図である。
【図6】図6は、三次元管理された原料ヤードにおいて本発明にしたがってリクレーマにより払い出しを行うための制御システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
20…リクレーマ(払い出し機)
22…リクレーマ走行用軌道
24…リクレーマの走行部
26…リクレーマの腕(ブーム)
28…ブーム先端の掻き取り装置(掻き取りホイル)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of paying out raw materials such as iron ore from a raw material pile by a reclaimer in a raw material yard such as an ironworks.
[0002]
[Prior art]
In raw material yards such as steelworks, granular raw materials that are typically unloaded from a transport ship at sea berths are received, and separate piles of raw materials are kept so that the type (ore, coal, etc.) and brand (delivery place, etc.) are not mixed. And paying out to the subsequent processes such as sintering machines and blast furnaces according to the operation schedule. For this purpose, a stack of raw materials is stacked by a stacker (stacker), and an operation of discharging the raw materials from the raw material stack by a discharger (reclaimer) is performed. Therefore, for example, even if a transport ship arrives, if there is no place for raw materials, the ship will wait, and a penalty corresponding to the waiting time must be paid, which is one of the major factors that increase manufacturing costs.
[0003]
Therefore, increasing the operation efficiency of the raw material yard is extremely important for improving the productivity of the steelworks as a whole or reducing the manufacturing cost. One of the basic factors is how effectively a certain yard area can be used. Is it?
Generally, different brands of raw materials are stacked as separate piles in the raw material yard in order to avoid mixing, and in order to prevent mixing of different brands and to secure the working space of the stacker and dispenser, there is a predetermined gap between the raw material mountains. There was a gap between them, and it was a loss that could not be ignored from the viewpoint of the efficiency of using the yard area.
[0004]
Therefore, if a stock pile of a certain brand is overlaid with another brand and stacked, a single stock pile can be obtained with two brands, so that the use efficiency of the yard area can be considerably improved. For this purpose, it is necessary to manage the boundary surface between different brands in the raw material pile and to control mixing between brands at the time of payout.
Conventionally, the management of the raw material mountain on the raw material yard has been two-dimensional management in which the existence range of the bottom surface of the raw material mountain is managed at several representative points on the bottom surface outline. In this case, the boundary surface between the brands when the different brands are covered cannot be managed, and the different brands cannot be stacked on top of each other.
[0005]
Therefore, in recent years, it has been considered to adopt three-dimensional management instead of the conventional two-dimensional management because it is necessary to improve the management accuracy in order to improve the operation efficiency of the raw material yard. Its main purpose is to load and dispense different brands of material in a fixed area yard with higher density. Specifically, the existence range of the raw material mountain and the existence range of each brand area in the raw material mountain are grasped and managed in a three-dimensional coordinate space. Thereby, it becomes possible to manage the boundary surface between brands, and it is possible to realize the overlaying of different brands.
[0006]
However, in such a raw material yard managed in three-dimensional coordinates, a special method is required to control mixing between brands in order to pay out from a raw material pile that covers different brands on top of each other.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
It is an object of the present invention to provide a method for controlling the mixing between brands from a pile of raw materials overlaid with different brands in a three-dimensionally managed raw material yard and paying out with a reclaimer.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, in a method of discharging a raw material pile by a reclaimer equipped with a boom that rises and turns in a raw material yard,
From the second brand of this new raw material pile, we formed a new raw material pile by stacking the second brand in the form of overlaying the stepped withdrawal end face of the first brand of raw material that was paid out partway. provided when performing a payout, apart scraping position of the boom tip from the boundary surface between the upper SL new material Yamauchi both stocks by a predetermined distance, the payout method according reclaimer, characterized in that to end the removal can該掻 Is done.
[0009]
Further, in order to achieve the above object, according to the present invention, in a method of paying out a raw material pile by a reclaimer equipped with a boom that swings up and down in a raw material yard managed in three-dimensional coordinates,
From the second brand of this new raw material pile, we formed a new raw material pile by stacking the second brand in the form of overlaying the stepped withdrawal end face of the first brand of raw material that was paid out partway. when performing a payout based on the three-dimensional coordinate information indicating the boundary surface between the new material Yamauchi both stocks, apart by a predetermined distance from the top Symbol boundary scraping position of the boom tip, ends up can該掻 A reclaimer payout method is also provided.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The method of the present invention typically takes one of the following embodiments (A) and (B).
(A) Move the scraping position of the boom tip above the stepped surface of the above-mentioned boundary surface of the stepped bench composed of stepped pay-out end surfaces and spaced apart by a predetermined distance before the kick-up (stepping). Let
[0011]
(B) The scraping position of the boom tip is moved at a predetermined distance from the stepped surface of the boundary surface of the bench constituted by the stepped payout end surface and away from the kick-up surface by a predetermined distance.
Hereinafter, the embodiment of the present invention will be described more specifically.
First, FIGS. 1A and 1B show examples of operations of a raw material stacker (stacker) and a dispenser (reclaimer).
[0012]
The basic structure of the stacker 10 includes a
[0013]
The basic structure of the
[0014]
In the normal payout procedure, first, a rotating
[0015]
With reference to FIGS. 2 (1), (2), and (3), the processing procedures of (1) stacking, (2) payout, and (3) top stacking will be described.
In the stacking operation of FIG. 2 (1), the raw material grains are stacked on the raw material yard from the tip of the
[0016]
2 (2), the raw material is scraped from one end surface of the raw material pile R by the
The top stacking operation in Fig. 2 (3) is basically the same as the operation for stacking the second and subsequent areas of the stacking operation in Fig. 2 (1), and covers the end face F of the first brand material pile. The second brand is stacked to form a new raw material pile R ′. Then, the three-dimensional coordinates of the boundary surface F (the end face F) between the first brand and the second brand in the new raw material mountain R ′ are managed.
[0017]
FIG. 3 shows the structure of the new raw material mountain R ′ in (A) a plan view and (B) a side view. The second brand G2 is stacked on top of the stepped payout end face F of the first brand G1 that has been paid out partway to form an integral new raw material pile R ′.
From the new raw material pile R ′ consisting of these two brands G1 and G2, for example, the brand G2 pays out, but at that time, if the brand is switched along the boundary surface F, the mixture between the brands is zero. Or it should be minimal.
[0018]
However, in reality, it is unavoidable that collapse occurs at the time of scraping. Therefore, scraping along the boundary surface F cannot be zero or minimized. Moreover, it is practically impossible to control the degree of mixing due to collapse.
In the present invention, based on the reality that the mixing cannot be zero, the mixing is controlled by artificially generating the mixing.
[0019]
As a means for this, based on the three-dimensional coordinate information representing the boundary surface F between the two brands in the new raw material pile R ′, the scraping position at the tip of the boom is moved away from the boundary surface by a predetermined distance to perform the payout. Typically, the boom tip is moved as shown in FIG.
FIG. 4 shows a case where the payout of the stock G2 proceeds from right to left as a specific example of the embodiment (A) described above.
[0020]
First, as shown in FIG. 4 (1), the
Then, as shown in FIG. 4 (2), when the payout is completed up to a predetermined interval L2 from the kick-up U of the boundary surface F, the payout at that stage is finished. Next, as shown in FIG. 4 (2), the lower stage is maintained at a height apart from the tread surface S by a predetermined distance L1, and the payout is advanced. Pay out. Thereafter, as shown in FIG. 4 (2), the payment proceeds to the lower stage in sequence.
[0021]
In the aspect of FIG. 4, since the issue G2 is stopped before the issue boundary surface F with respect to the traveling direction, the issue G1 is not mixed into the issue G2.
FIG. 5 shows, as a specific example of the embodiment (B), a case where the issue G2 is paid out from right to left as in the example of FIG.
First, as shown in FIG. 5 (1), the
[0022]
Then, as shown in FIG. 5 (2), when the payout is advanced from the kick-up U of the boundary surface F to the back by a predetermined interval L2, the payout at that stage is finished. Next, as shown in FIG. 5 (2), the lower stage is maintained at a height spaced apart from the tread surface S by a predetermined distance L1, and the payout is advanced. Pay out to the back. Thereafter, as shown in FIG. 5 (2), the payout proceeds to the lower stage sequentially.
[0023]
In the embodiment of FIG. 5, since the issue G2 is paid out from the issue boundary surface F to the position where it has entered the issue G1, with respect to the traveling direction, the remaining raw material pile consists only of the issue G1, so G2 mixing does not occur.
As described above, in any of the modes shown in FIGS. 4 and 5, the occurrence of mixing does not occur in both payout lots of the brands G1 and G2, but is limited to either one of the payout lots. Therefore, it is not necessary to deal with mixing in both payout lots, and only one payout lot needs to be dealt with. This is a great advantage in actual operation.
[0024]
The distance L1 between the scraping position and the tread of the stepped boundary surface and the distance L2 between the kick-up are the length of the tread when paying out (bench length, that is, the depth of the flat portion of the step formed by paying out), the raw material Depending on the brand, moisture, wheel rotation speed, etc., it can be selected arbitrarily within the bench length. However, keep the following points in mind. The components and properties of the brand G1 and the brand G2 are compared, and a brand having a weak influence is mixed into a brand having a strong influence on the subsequent processes (coke, sintering, blast furnace, etc.). For example, when the issue G1 has a greater influence on the operation than the issue G2, the payout is stopped before the boundary as shown in FIG. Thereby, when the brand G2 is mixed into the brand G1 in the later payout, the influence on the operation is suppressed to a small level. On the contrary, when G2 has a stronger influence than G1, the payout is performed up to a position beyond the boundary surface as shown in FIG. With this payout, the brand G1 is mixed into the brand G2, but the influence on the operation can be kept small.
[0025]
The payout according to the present invention can be specifically performed by a control system as shown in FIG. The illustrated system includes a three-dimensional management system, a machine side (inside the reclaimer (RC)) system, a process control (process computer) system, an OP-CRT (operator screen display) system, and a sequencer system (PC 1500). .
Thus, the payout along the brand boundary surface according to the present invention is preferably applied to a raw material yard that is three-dimensionally managed.
[0026]
The three-dimensional management method or the three-dimensional coordinate information to which the present invention is applied is not particularly limited, and includes various methods. Typically, the space on the raw material yard may be divided into a large number of small cubes, and coordinate management may be performed in units of each cube, or the y axis may be divided into a large number of z-x planes (raw material yard length, width, height (Coordinate axes in the vertical direction: x-axis, y-axis, z-axis), and coordinate management may be performed in such a manner that the contours of the mountains in each zx plane are stacked in the y-axis direction. As proposed in No. 075598, the yz plane is divided into a large number of meshes, and the x coordinate of two points where a straight line along the x axis passes through the representative point of each mesh and intersects the outline of the mountain ( From X1 To X2), a method of managing the mountain range in a three-dimensional manner may be applied.
[0027]
In this way, when a second raw material is piled up on the stepped payout end face of the first brand material pile that has been paid out halfway, the new raw material is dispensed from the new raw material pile. Based on the three-dimensional coordinate information that represents the boundary surface between both brands in the mountain, the scraping position of the boom tip is moved away from the boundary surface by a predetermined distance, and the payout is performed. It can be limited to one of the first brand and the second brand.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the raw material yard, it is possible to control so that mixing between different brands occurs only in one brand at the time of paying out, so that different brands are overlaid and stacked to form an integral raw material Since it can be a mountain, the raw material yard can be used at a high density to improve operational efficiency.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are front views showing an example of the basic structure and operation of (A) a stacker (stacker) and (B) a dispenser (reclaimer).
FIGS. 2 (1) to (3) are cross-sectional views showing operations of (1) stacking, (2) paying out, and (3) top stacking.
3 (A) and 3 (B) show a new integrated raw material pile formed by overlaying and stacking raw materials of different brands on a raw material pile that has been paid out partway, and the boundary surface between the brands in the interior. It is the (A) top view and (B) side view which are shown.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a mode in which the scraping position of the boom tip is moved so as to finish paying out a predetermined distance before the boundary surface between brands according to the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a mode in which the scraping position at the tip of the boom is moved so that the payout is completed when the payout is made to a depth of a predetermined distance from the interface between the brands according to the present invention.
FIG. 6 is a block diagram showing a control system for performing dispensing by a reclaimer according to the present invention in a three-dimensionally managed raw material yard.
[Explanation of symbols]
20 ... Reclaimer (dispenser)
22 ...
28 ... Boom tip scraping device (scraping foil)
Claims (4)
途中まで払い出しを行った第1銘柄の原料山の階段状の払い出し端面に上被せする形で第2銘柄を積み付けて一体とした新原料山を形成し、この新原料山の第2銘柄から払い出しを行う際に、上記ブーム先端の掻き取り位置を上記新原料山内の両銘柄間の境界面から所定間隔だけ離して、該掻き取りを終了することを特徴とするリクレーマによる払い出し方法。In a method of discharging a raw material pile by a reclaimer equipped with a boom that swings up and down in the raw material yard,
From the second brand of this new raw material pile, a second stock is stacked to form a new raw material pile that is overlaid on the stepped withdrawal end face of the first brand of raw material that has been paid out halfway. when performing a payout, apart scraping position of the boom tip from the boundary surface between the upper SL new material Yamauchi both stocks by a predetermined distance, payout method according reclaimer, characterized in that to end the removal can該掻.
途中まで払い出しを行った第1銘柄の原料山の階段状の払い出し端面に上被せする形で第2銘柄を積み付けて一体とした新原料山を形成し、この新原料山の第2銘柄から払い出しを行う際に、新原料山内の両銘柄間の境界面を表す三次元座標情報に基づいて、上記ブーム先端の掻き取り位置を上記境界面から所定間隔だけ離して、該掻き取りを終了することを特徴とするリクレーマによる払い出し方法。In a method of paying out a raw material pile by a reclaimer equipped with a boom that swings up and down in a raw material yard managed in three-dimensional coordinates,
From the second brand of this new raw material pile, a second stock is stacked to form a new raw material pile that is overlaid on the stepped withdrawal end face of the first brand of raw material that has been paid out halfway. when performing a payout based on the three-dimensional coordinate information indicating the boundary surface between the new material Yamauchi both stocks, apart by a predetermined distance from the top Symbol boundary scraping position of the boom tip, ends up can該掻 A method of paying out with a reclaimer.
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