JP3792717B2 - レーザ増幅器 - Google Patents
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Description
レーザ光ビームは、光エネルギー、例えばフラッシュランプによってポンプされる増幅媒体を介してビームを通過させることによって増幅される。ビームは増幅媒体におけるポンプエネルギーと相互作用し、増幅された出力が得られる。レーザビームは結果として生じるゲイン(利得)を有する増幅器を介して2回レーザビームを通過させるように、ミラーによって増幅されたビームを反射させることは知られている。得られる増幅量にはいろいろな限界がある。媒体の断面積および/または長さを増加することはコストおよび媒体の異質性の問題を生じる。他の問題は媒体に生じる熱に関係する。
上述の問題を解決するために、レーザビームを幾つかのビームに分割し、それぞれのサブビームを増幅器を介して通過させることは知られている。増幅されたサブビームは再結合される。この装置においては、不幸にして位相コヒーレンスが失われる。
レーザを分割し、増幅し、そして再結合するいろいろな試みが行われている。幾つかの試みは位相ロックされた位相共役技術(位相ロックされた位相共役は、“ビーム結合(beam combining)”または“コヒーレント結合(coherent coupling)”とも呼ばれる)を用いている。
位相ロックされた位相共役は、光学ビームの結合の技術の変形である。光学的位相共役において、光学ビームの“時間が反転した”レプリカは、ビームが“位相共役ミラー(phase conjugate mirror)”(PCM)に入射するときに、生成される。時間が反転した、即ち位相共役のビームは、元のビームの径路を正確にたどる。
位相共役の1つの応用は、レーザ増幅器の二重通路における誤差を除くためである(D.A.Rokcwll,“A review of phase-cojugate solid-state lasers”, IEEE J. of Quantum Electron., 24, p 1124(1988))。
他のアレンジメント(装置)において、レーザビームは、ビームスプリッタのミラーによって2つのサブビームに分割され、各々のサブビームは、増幅器をとおして誘導ブリルアン散乱(Simulated Brillouin Scattering:SBS)ミラーに向けられる。このSBSミラーは、2つのビームを増幅器を介して、ビームスプリッタのミラーへ反射される。不幸にして、2つの増幅されたビームは、ランダムに異なる位相を有する。その結果、増幅されたビームがビームスプリッターに戻ると、ビームの一部のみが元のビームの方向に沿って戻るであろう。代わりに、ランダムに異なる量が、ビームスプリッタで反射して戻り、またそこを通過する。独立したPCMsの使用は、増幅を伴う位相ロッキングを与えない。
位相共役を伴う位相ロッキングはBasov(N.G.Basov, V.F.Efimkov, I.G.Zubarev, A.V.Kotov, S.I.Mikhailov, and M.G.Smirnov,“Inversion of wavefront in SMBS of a depolarised pump”, JETP LETT., 28, p197 (1978))によって報告されている。これらの実験において、単一の、偏光された光の偏りを無くしたビームが2つのビームに分割され、これら2つのビームは、ウエーブガイドを含むSBSセルにイメージされたアベレータに向けられた。このアベレータおよびウエーブガイドの機能は、2つのビームがSBS媒体内でグレーティングする共通のSBSから反射されるように、2つのビーム間での高い度合いのオーバラップを得ることである。
Basov他は、9つのビームまでを伴う位相ロッキングも記載した。これはビーム間でオーバラップを得るためにウエーブガイドを用いることによって達成された。補助の参照ビームも位相ロッキングを改善するために用いられた。ウエーブガイドを含むこれらの構成に関連した問題は、完成された位相結合の忠実度(出力ビーム上の近視野スペックル(near field speckle)は特別の問題である)および低反射率(Basovにおいて達成される最大の反射率は15%であった)より少なかった。ウエーブガイドを用いる他の限界は、SBS媒体の反射係数は、ウエーブガイドのために、ウエーブガイドの反射係数より大きくなければならない。これはSBS媒体の選択に関して厳しい制限を与える。
他の既知のシステムは、D.A. RockwellとC.R.Giulianoによる“Cohoerent coupling of laser gain media using phase conjugation”, Optics Letter, 11, p 147(1986) Carroll et al. Jounrnal of the Optical society of America B, Vol. 9, p2214 (1992)に記載されている。それはウエーブガイド;および/またはアベレータ(aberrator)を用いていないが、レンズでビームをフォーカスし、それらを平行することによってオーバラップを達成し、その結果ビームがレンズの焦点領域(遠い視野)にオーバラップし、従って共通のSBSグレイチングを共有する。この技術の主な欠点は、ミスアライメントに非常に高感度であることであり(S. Sternklar, D. Chomsky, S.Jackel, and A.Zigler,“Misalignment sesitivity of beam combining by stimulated Brillouin scattering”, Optics Letter, 15, p.469 (1990))、それは実際のシステムの使用を困難にする。
他の既知のシステムは、N.F.Andreev, E.A. Khazanov, S.V. Kuznetsov, G.A. Psmanik, E.I. Shklovsky and V.S. Sidorinによって、IEEE J. of Quantum Electron., Vol. 27, p.135 (1991)に記載されている。これは、直交偏波状態を有する2のビーム間で混合する4つの波に基づいている。この技術は、ミスアライメントに対して比較的不感であるばかりでなく、良好な位相ロッキングおよび位相結合の忠実度を与える。その主な欠点は、もし2つより多いビーム位相ロックされるべきであるなら、それは複雑さを増大することである。
多数のビームを設定するのが容易であり、扱うことができる位相ロッキングを与えるという上述の問題は、単一のコリメートされたビームとその位相結合が伝播するブリルアンセルの領域へ1あるいはそれより多くのフォーカスされたビームを指向することによって、本発明により解決される。これは、フォーカスされたビームを可能にし、もし、必要なら、コリメートされたビームが個々に増幅され、位相コヒーレンスを有する単一の増幅されたビームに再結合されるようにする。コリーメートされたビームの位相共役は、第2のブリルアンセルにあり、光学フィードバックの使用を含む分離したフォーカスにおいてSBSによって生成される。
レーザ光のビームを与える手段と、
前記ビームを複数のサブビームに分割する手段と、
前記位相共役を与えることができる第1と第2の誘導ブリルアン散乱(SBS)セルと、
前記複数のサブビームの1つをコリメートし、前記コリメートされたサブビームを第1のSBSセルを介して指向するための手段と、
位相共役されたサブビームは、元のコリメートされたサブビームと混合するために、第2のSBSセルから反射され、第1のSBSセルへ戻るように、第1のSBSセルから第2のSBSセルへ前記コリメートされたサブビームを指向し、且つフォーカスする手段と、
前記コリメートされた1つのサブビーム以外の少なくとも2またはそれ以上の前記サブビームを前記第1のSBSセルへ指向し、フォーカスして、前記第1のSBS内の、コリメートされたサブビームによって横切られた体積の異なる領域で前記コリメートされたサブビームとオーバラップする手段と、
前記サブビームの少なくとも幾つかを単一のコヒーレント光ビームへ再結合するための手段と、
を備え、
前記システムは、前記サブビームの位相ロックされた位相共役が前記第1のSBSセル内の、コリメートされたサブビームによって横切られた前記体積内に生じ、且つ前記再結合された光ビームは元のビームと実質的に同じ空間位相を有する位相共役システムである。
本発明によると、レーザ増幅器は、少なくとも一度サブビームが通過するレーザ増幅器と組み合わせて上記の位相ロックされた位相共役システムを有し、前記レーザ増幅器は、ポンプエネルギーを媒体へ供給するため手段を有するレーザ増幅媒体を有する。
第2のSBSセルは、単一の反射型位相共役セル、あるいは送信されたビームを戻すための手段を有する伝導性のSBSセルであればよく、光学フィードバックを与えるために元の入力ビームとオーバラップする。
位相ロックされた位相共役システムは、レーザビームの偏光状態における変化に対して修正するために用いられる。光学素子を通過することによって変えられるその偏光状態を持ったビームは、偏光ビームスプリッタによって2つのサブビームに分割される。これら2つのビームは、位相ロックされた位相共役を受け、ビームスプリッタにおいて再結合する。生じたビームは、光学素子を通過して戻り、元のレーザビームの偏光状態に戻された偏光状態を有する。
レーザビームを生成する手段は、1.064μm、パルプ間隔30ns及びパルスエネルギー15mJで動作するQスイッチされたNd:YAGレーザである。
レーザ増幅器は、フラッシュランプによってポンプされたNd:YAGロッドである。
SBS媒体は、液体のチタンテトラクロライドである。
本発明は、図面を参照して、例示のみによって記述される。
図1は、必ずしも他の2つの再結合される必要はない第3のビームを用いて、2つのビームをロックするために、2つのSBSセルを用いる位相ロックされた位相結合を示す概略図である。
図2は、図1と類似しているが、第2のSBSセルを有するループアレンジメントを用いている。このアレンジメントでは、全てのビームは再結合される。
図3、図4、図5は、多数のレーザビームをSBSへフォーカスする異なる方法を示す。
図6は、図2のアレンジメントを用いて、位相結合のために、単一のレーザビームを2つのサブビームに分割するレイアウトを示す。
図7a,b,c、図8a,bは、図6のアレンジメントによって得られた結果のプロットを示す。
図9は、レーザビームを4つのサブビームに分割し、各サブビームを増幅し、位相共役で位相ロックし、且つ位相コヒーレンスを有する単一ビームに再結合するためのアレンジメントを示す。
図1に示されるように、位相ロックされた位相共役システムは、第1と第2の誘導ブリルアン散乱(SBS)セル1と2を有する。セル1と2は、平らで、磨かれた端面5、6および7、8間に液体のチタンクロライドを有することができる。代わりに、第2のSBSセル2は、フォノンの長寿命SBS媒体、例えば、キセノンのような圧縮されたガスから形成されてもよい。
レーザーのサブビーム9は、代表的に3mm直径のコリメートされたビームとしての第1のセルを通して指向される。このサブビーム9は、レンズ10によって第2のSBSセル2へフォーカスされる。充分なハイパワーの密度でこのようなフォーカシングは、位相共役および第1のSBSセル1を通る同じ径路に沿って位相共役されたビーム9’の反射を生じる。
サブビームがコリメートされたビーム9とオーバラップするように、位相ロックされるべき2つあるいはそれより多くのビームが第1のセル1にフォーカスされ、これらのビーム11、12およびコリメートされたビーム9、9’間の4つの波のミキシングは、位相ロッキングが生じるようにする。この4つの波のミキシングは、コリメートされたサブビーム9、およびフォーカスされたサブビーム11、12の位相共役を生じるフォーカスされたサブビーム11、12と相互作用する第2のSBSセル2からのその位相共役ビーム9’によって形成される。
位相共役は、通常、強い光エネルギーの領域内で雑音を起こすプロセスによって生じる。図1のシステムにおいて、第1のSBSセル1内の位相共役は第2のSBSセル2から戻るコリメートされたサブビームによって生じ、雑音発生によってではない。このために、第1のSBSセル1はフォーカスされたサブビーム11、12を受ける前にコリメートされたビームを受けなければならない。これは、後で説明されるように、サブビーム11、12の径路長の好ましい変更によって達成される。
図1のシステムの利点は、コリメートされ、フォーカスされたサブビーム11、12間のオーバラップを容易にすることである。サブビーム11、12のフォーカスまたはウエスト(waist)は、コリメートされたサブビーム9の直径と比較して非常に小さい。これは増幅器の組み立てを容易にする。多数のフォーカスされたサブビームが用いられた場合、第1のSBSセル1内のコリメートされたビーム9内で、全て同じ位置にでなくそれらをフォーカスすることが必要なだけである。サブビームのウエストはコリメートされたビーム9に沿って数センチだけ分離される場合、これは図1に明らかに示されている。
図1のシステムの限界は、もし、レーザパルス間隔がSBS媒体の応答を特徴づける時定数である、SBS媒体のフォノンの寿命より長いならば、ビーム9’の位相は11と12の位相共役の位相に関して変動し、そのため、これらのビームと効果的に再結合されない。この問題は、ビーム9’が11と12の位相共役と再結合することを可能にするか、あるいは図2に示されるシステムを用いるかの何れかによって克服されることができる。
図2のシステムは、第2のSBSセル2とレンズ10がSBSループシステム20によって置き換えられており、図1のシステムと類似である。ループ20はコリメートされたサブビーム9の位相共役9’を生成するSBSループ形状を形成する、2つの9センチの焦点長レンズ22、23および2つの反射器24、25間に配置された第2のSBSセル21を有している。ループ構成において、入力ビーム9は、第1に、第2のSBSセル21を通過し、第2に、第1の径路とオーバラップすることなく、反射器25によってSBSセル21を通って戻るように指向され、第3に、第1の径路とオーバラップする第3の径路をもつSBSセル21を通って戻る反射器24からの反射によって指向される。このオーバラップは26に示され、第1のSBSセル1へ戻る位相共役反射9’を起こす。
図2に示された配列(アレンジメント)は、ループ形状を実現する1つの手段である。それらの全てが共通にもつ特徴は、ブリルアン散乱された光に対して光学フィードバックを与えることである。
サブビームがコリメートされたビーム9とオーバラップするように、位相ロックされるべき2つあるいはそれより多くのビームが第1のセル1にフォーカスされ、これらのビーム11、12およびコリメートされたビーム9、9’間の4つの波のミキシングは、図1の配列におけるように、位相ロッキングが生じるようにする。このSBSループ構成は、9’が11と12の位相共役を伴って再結合されると、位相ロッキングの正確性を非常に改善する、コリメートされたビームの位相共役における位相の変動を除く。
サブビームを第1のSBSセルに向ける他の手段が図3、4、5に示されている。図3において、3つの分離したサブビーム30、31、32は単一レンズ33によって、SBSセル1にフォーカスされ、それらのウエストはコリメートされた9をオーバラップする。図4において、単一のフォーカシングレンズは、コリメートされたサブビームが通過する中央の孔35を有する。このビーム36、37は、レンズ34の外側部分によってフォーカスされる。図5において、4つのサブビーム38、39、40、41の各々は、それらのフォカシングレンズ42、43、44、45を有する。図3−5に示されるように、サブビームは単一面にあり、特に、それらは異なる面にあってもよい。
図6は、位相ロックされた位相共役を提供するため、およびレーザ(図示せず)の出力50を増幅するための配列を示す。レーザは、1.064μmの波長で動作するQスイッチされたNd:YAGレーザである。パルス間隔は、30nsおよび単一の軸方向および単一の横方向モードで動作されるレーザである。パルスエネルギーは15mJであった。
増幅されるべきコリメートされたレーザビーム50および共役され、ロックされた位相は、ビーム50を送信するために、向けられた偏光ビームスプリッタ51に先ず入射する。これは、45°だけ偏光方向を回転する1/2波長板52が続く。第2の偏光ビームスプリッタ53は50%反射して、第1のサブビーム54を形成し、そして50%通過して、第2のサブビーム55を形成する。第1のサブビーム54はミラー56によってプリズム57へ向けられる。プリズム57は径路長が変えられるようにすることが可能であり、その後、10cmの焦点距離のレンズ8によってブリルアンセル1にフォーカスされる。ブリルアンセル1は液体チタンテトラクロライドを含む。
第2のサブビーム55は、1/2波長板59によって90°回転されるその偏光を有し、第1のそれと平行になる。第2のサブビーム55は、2つのミラー60、61で反射され、セル1を通して送られるので、このコリメートされたサブビーム55と焦点のウエストの領域におけるフォーカスされたビーム54間でオーバラップがある。オーバラップ領域における第2のサブビーム55の直径は3mmである。第2のサブビーム55は9cmの焦点距離のレンズ62によって第2のブリルアンセル21にフォーカスされる。送信されたビームはまず62から22cm離れておこれた第2の9cmの焦点距離のレンズ63によって再びコリメートされる。このビームは、直角プリズム64によってレンズ63へ戻るように向けられる。
プリズム64は、(図における紙面から)若干上方に傾斜されるので、戻りビームは入射ビームに全く平行でない。これは、位相共役プロセスに有害であるので、戻りビームがレンズ62の焦点において入力ビームとオーバラップしないことを確実にする。第1のレンズ62によって再びコリメートされた後、ビームは100%反射ミラー65を介してブリルアンセル21へ戻される。このミラー65は元の入力ビームに平行な(しかし元の入力ビームから偏位された)反射ビームを作るために、傾斜される。反射されたビームは、レンズ62の焦点において入力ビームにオーバラップし、図2におけるように、またA.M.Scott, W.Whitney, M. Duignan, J. Opt. Soc. Am. B, in pressにおけるように、所謂“ループ”位相共役形状を完成する。
ループからの位相共役ビームは、1/2波長板59を介して入力サブビーム55の径路に沿って偏光ビームスプリッタ53へ戻る。第1のサブビーム54の位相共役は、第1のSBSセル1において生成される。
プリズム57は第1のサブビーム54の径路長を調整するために用いられ、以下の2つの事を達成する。
1)第1のサブビーム54に対する径路長が充分ながいので、第1のサブビーム54がこのセル1におけるSBSスレッショルドの強度に達する前に、第2のサブビーム55とその位相共役55’の両方が第1のSBSセル1にある(これはSBS位相共役の出力の通常のイニシエータであるSBS雑音の抑制に対して可能である)。
2)径路長をSBSコヒーレンス長さの奇数倍にするために、位相共役ビーム54’、55’は、180°移相を伴う第2の偏光ビームスプリッタ53に到達する。これは位相ロックされた出力が入力ビーム50の径路に続くよりむしろ第1の偏光ビームスプリッタ51か結合されることを可能にする。位相共役54’、55’が元のビーム50の径路を再びトレースし、(ファラデーアイソレータのように)非可逆素子は、それがレーザ(図示せず)に戻る前に、それを得るために必要とされるいずれの場合に、径路長はゼロ移相を与えるようにセットされる。多数のSBSコヒーレント長さの径路長差のある種のマッチングは戻る位相共役が入力に関するストークス周波数シフト(すなわち、SBSを用いる最も多くの構成)を有する、あらゆる構成において必要である。(使用されるSBS媒体のブリルアン周波数シフトに依存して)径路長は数ミリメートルのオーダーで正確に制御される。
増幅度を得るために、第1と第2のサブビーム54、55は、破線で示されたレーザ増幅器67、68を通過させられる。トータルの増幅度はビームを単一の増幅器に二回通過させることによって達成される増幅度のほぼ2倍である。
図7cは、全反射されたエネルギーの分数としてプロットされた、一連のレーザパルスに対して図6のシステムからの出力エネルギーを示す(出力の残りの数%は元のビームの方向に沿って戻る)。位相ロッキングにおける全ての偏位はこの出力における変動として明らかにする。位相ロックされた位相共役のための2つの良く知られた技術、すなわちオーバラピングしているフォーカスSBSおよび4つの波のミキシングを用いた結果が、図7a,bにおいて比較のために示されている。
図16のアレンジメントの1つの利点は、2つのビーム54、55間の整列における変化に対するその感度の悪さである。これは位相ロッキングを監視している間にコリメートされたビーム55を横切るフォーカスされたビーム54を変えることによって調べられた。結果は、図8aに示され、コリメートされたビームにおける位相変動の標準偏位としてプロットされている。良好な位相ロッキングが全ビーム(1/e^2)直径を横切って得られる。このデータは入力とコリメートされたビーム55の位相共役強度の幾何平均の関数として位相変動の標準偏位をプロット(図8bにおいて)するために用いられる。
図9は、ビームを4つのサブビームに分割することによってレーザビーム70を増幅するための装置を示し、各々は2回増幅され、位相ロックされ、かつ位相共役される。
レーザビーム70は、光の50%を反射し、50%を透過する部分反射器71へ指向され、透過したビームは、50%を反射し、50%を透過する第2の部分反射器72へ指向される。部分反射器72を透過した光は、第1の増幅器74を通過する第1のサブビーム73を形成し、第1のSBSセル1へ、また同じ参照番号をもつ図2におけるSBSループ20へコリメートされたビームとして指向される。
第2の部分反射器72で反射した光は第2のサブビーム75を形成する。第2のサブビームは反射器76で反射され、第2の増幅器77へ向かい、その後反射器78と79で反射され、そしてビームウエストが第1のSBSセル1のコリメートされた第1のサブビーム73の体積内にあるように、レンズ80によってフォーカスされる。
第1の部分反射器71で反射された光は、部分反射器81によって50%反射して、第3のサブビーム82を形成し、また部分反射器81を50%透過して、第4のサブビーム83を形成する。第3のサブビーム82は第3の増幅器84で増幅され、ミラー85、86によって、そしてレンズ80を通して第1のSBSセル1へ指向される。同様に、第4のサブビーム83はミラー87で反射され、第4の増幅器88を介して、ミラー89、90によって、レンズ80を通して第1のSBSセル1に指向される。
第2、第3および第4のサブビーム75、82、83のフォーカスされたウェストは、全て図2に示されたコリメートされた第1のサブビーム73内にある。図2のアレンジメント(装置)2と3におけるように、全てのサブビームは第1の反射器71へ戻り、そこでそれらは位相コヒーレンスを有し、8回増幅して全て結合されて、出力ビーム91として反射する。
位相共役出力91はSBSプロセスの特徴を利用することによって、(元のビーム70の径路をたどらないで)第1の部分反応器71で反射される。これは、SBSの出力は入力ビームに関して小さな周波数シフトを有しているという事実である。この周波数シフトは位相ロッキングに対して“コヒーレンス長”に増加を与える。このコヒーレンス長は代表的には10cmのオーダーである。結果は、ビームスプリッタにおいて元のビームを再構築する2つの位相共役されたサブビームのために、それらの径路長(ビームスプリッタからSBSセルにおける焦点まで計測された)の差がコヒーレンス長の倍数でなければならないことである。もし、差がコヒーレンス長の半分だけずれているなら、全ての位相共役の光は、ビームスプリッタの他の面から出るであろう;(径路長の差の中間値は、ビームスプリッタの両面からでるビームを生成する)
従って、図9のアレンジメントにおいて、第1の部分反射器71で再結合するビーム82’、83および73’、75’に対する径路長の差がサブビームの何れかを計測したコヒーレンス長の半分だけずれているのに対して、部分ビームスプリッタ72、81で再結合するビームに対する径路長の差は、コヒーレンス長の自然数である。
Claims (9)
- レーザ増幅器と共に使用するのに適した位相ロックされた位相共役システムであって、
レーザ光のビームを与える手段と、
前記ビームを複数のサブビームに分割する手段と、
前記位相共役を与えることができる第1と第2の誘導ブリルアン散乱(SBS)セルと、
前記複数のサブビームの1つをコリメートし、前記コリメートされたサブビームを第1のSBSセルを介して指向するための手段と、
位相共役されたサブビームは、元のコリメートされたサブビームと混合するために、第2のSBSセルから反射され、第1のSBSセルへ戻るように、第1のSBSセルから第2のSBSセルへ前記コリメートされたサブビームを指向し、且つフォーカスする手段と、
前記コリメートされた1つのサブビーム以外の少なくとも2またはそれ以上の前記サブビームを前記第1のSBSセルへ指向し、フォーカスして、前記第1のSBS内の、コリメートされたサブビームによって横切られた体積の異なる領域で前記コリメートされたサブビームとオーバラップする手段と、
前記サブビームの少なくとも幾つかを単一のコヒーレント光ビームへ再結合するための手段と、
を備え、
前記システムは、前記サブビームの位相ロックされた位相共役が前記第1のSBSセル内の、コリメートされたサブビームによって横切られた前記体積内に生じ、且つ前記再結合された光ビームは元のビームと実質的に同じ空間位相を有するシステムであることを特徴とする位相共役システム。 - 請求項1に記載された位相ロックされた位相共役システムを有するレーザ増幅器システムであって、前記サブビームが少なくとも1回通過するレーザ増幅器を有し、
前記レーザ増幅器は、ポンプエネルギーを媒体に供給するための手段を有するレーザ増幅媒体を有し、
前記レーザ増幅器システムは、単一の増幅されたレーザビームを与えるために、レーザビームが位相ロックされた位相共役と共に増幅されるシステムであることを特徴とするレーザ増幅器システム。 - 前記第2のSBSセルは、単一のフォーカスされたサブビームを受信し、前記受信されたフォーカスされたサブビームの位相共役を与えることができる単一の反射型位相共役セルであることを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅器システム。
- 前記第2のSBSセルは、位相共役が第2のSBSセルに生じるように、ブリルアン散乱光の光学フィードバックを第2のSBSセルに与えるための手段のある伝送SBS媒体セルを有するSBSループ形状を形成することを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅器システム。
- 前記第2のSBSセルは、位相共役がオーバラップする領域に生じるように、2つの経路のオーバラッピングを伴う媒体を通る少なくとも3つの分離した経路へコリメートされたビームを指向し、フォーカスするための手段のある伝送SBS媒体セルを有するSBSループ形状を形成することを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅器システム。
- 前記サブビームの相対的経路長を調整するための手段を有し、それにより第2のBSセルから戻る位相共役された光が他のサブビームの前に第1のSBSセルに入ることを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅器システム。
- 前記サブビームの相対的経路長を調整するための手段を有し、それにより戻る増幅されたサブビームは実質的に再結合し、増幅された単一ビームを形成することを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅器システム。
- 前記増幅媒体は、Nd:YAGであることを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅器システム。
- 前記SBS媒体は、液体チタンテトラクロライドであることを特徴とする請求項2に記載のレーザ増幅器システム。
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