JP3789952B2

JP3789952B2 - Pneumatic tire

Info

Publication number: JP3789952B2
Application number: JP21409994A
Authority: JP
Inventors: 裕山口; 忠男藤澤; 政治木村; 良正今井
Original assignee: Bridgestone Corp
Current assignee: Bridgestone Corp
Priority date: 1994-09-07
Filing date: 1994-09-07
Publication date: 2006-06-28
Anticipated expiration: 2021-06-28
Also published as: JPH0872511A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明はタイヤのサイドウォ−ルに、内圧充填前の状態において軸方向外側に突出した凸区域と、この区域から距離を置いて軸方向内側に窪んだ凹区域を周方向に形成し、このようなサイドウォ−ルの表面に設けた文字、模様などの図形に発生するクラックを防止したタイヤに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
円筒状のクラウン部と左右一対のサイドウォ−ルがトロイド状に連なる空気入りラジアルタイヤについて、タイヤをリム組みし無負荷の自立姿勢を保つ程度に僅かな内圧を加えたときのサイドウォ−ルのカ−カス形状として、カ−カスの軸方向外側に突出した凸区域と、同方向内側に窪んだ凹区域を適宜設け、タイヤに標準内圧を充填することによって全体的に通常の滑らかな形状に上記凸、および凹区域が変形したとき、その変形の仕方、およびその程度によりカ−カスの張力をコントロ−ルするラジアルタイヤが、当出願人によって特開平3-50001 にて提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
サイドウォ−ルのカ−カス表面にはほぼ均一な厚みの外被ゴムが被覆され、通常左右サイドウォ−ルの少なくとも一方の外皮ゴムの表面における適宜位置に、商標名、模様などの図形が型付けされている。図形をこのように型付けするに当たりサイドウォ−ルが滑らかに軸方向の一方に湾曲した形状の場合は、サイドウォ−ル上のどの位置に設けようと問題になることはない。しかしサイドウオ−ルが部分的に凸区域、および凹区域を形成している場合、図形を設ける位置如何によっては内圧充填によるこれら両区域の突出、および窪みを解消する方向の変形と、走行に伴い加わる変形によって、設けた図形にクラックが発生し、その結果としてタイヤの外観を損なうばかりではなく、クラックが外被ゴムの内部に侵入し早期故障に発展することがある。
【０００４】
一方このような形状のタイヤを加硫成型するときは、サイドウォ−ルの形状に対応した形状の金型内で常法により高温、高圧の下に行う訳であるが、グリ−ンタイヤを金型内にセットしブラダ−を介して圧を加えたとき、サイドウォ−ルは金型成型面の突出した部分が窪んだ部分に先んじて接し、この窪んだ部分にサイドウォ−ルと金型間の排出しきれずに残ったエアトラップによるベアが、加硫後のサイドウォ−ルにおける凸区域の突端に生じ、その結果としてタイヤの商品価値を損なうこととなる。そして特に、図形上にベアが生じたときは、商品としてその部分の補修による回復が事実上不可能である。本発明はかかる問題点を解決したタイヤを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、円筒状のクラウン部とその両端から径方向内側に向かって夫々サイドウォ−ルがトロイド状に連る空気入りタイヤであって、前記サイドウォールのカーカス形状は、内圧充填前の状態において上記サイドウォ−ルに軸方向外側に突出した凸区域と、この凸区域から距離を置いて軸方向内側に窪んだ凹区域を有し、前記凸区域の外表面上に文字、模様などの図形を備えることを特徴とするものである。
【０００６】
本発明については、前記図形を備える凸区域を前記サイドウォールの高さの中央より径方向外側に配置することが好ましい。
【０００７】
【作用】
先ず本発明の空気入りタイヤにつき、前記サイドウォールのカーカス形状は、内圧を充填する前のフリ−な状態で、サイドウォ−ルに軸方向外側に向かって突出した凸区域と、この凸区域から距離を置いて軸方向内側に窪んだ凹区域を形成し、上記凸区域の外表面に文字、模様などの図形を有することを構成上の特徴としている。このようなタイヤはリム組みし内圧を充填しても、図形が施された凸区域は内圧の作用によって殆ど変形しないか、変形してもその方向は軸方向内側であるため、その部分にサイドウォ−ルの変形に基づく初期張力が作用することは殆どなく、そのため有利にクラックを防止することができる。
【０００９】
【実施例】
以下図面に基づき説明する。図１は本発明における一実施例を示すタイヤのリム組み、内圧充填状態における部分側面図、図２は同タイヤの内圧充填前における部分断面輪郭図である。本発明においてタイヤ1 は、円筒状クラウン部2 とその両端から径方向内側に向かって夫々サイドウォ−ル3 がトロイド状に連なり、このサイドウォール 3 のカーカス形状は、タイヤに内圧を充填する前の状態においてサイドウォ−ル3 に軸方向外側に突出した凸区域4 と、この凸区域から距離を置いて軸方向内側に窪んだ凹区域5 とを有している（図２）。そして凸区域の外表面上に文字、模様などの図形6 を備えている。
【００１０】
図２において赤道面O より左側半分を省略しているが、左右は対称であり、また同様に図示を省略しているが、タイヤ1 は常法により両サイドウォ−ル3 間に亙ってラジアルカ−カスで補強し、このカ−カスのクラウン部外周上に非伸長性ベルト層、およびトレッド7 を配置して補強することができる。この場合ラジアルカ−カスは、ポリエステル、レ−ヨンで代表される繊維コ−ドを赤道面O と実質上直交する方向に配列したプライの少なくとも１枚、通常２枚から成る公知の構造であり、またベルト層も、スチ−ルコ−ドなどの非伸長性コ−ドを赤道面O に対し浅い角度（１５〜３５°）で傾斜配列したプライの複数枚、通常２枚を、それらのコ−ドが交差するように重ね合わせ、更にその周囲全体にナイロンなどの熱収縮性コ−ドを複数本並べてゴム引きしたストリップの周方向螺旋巻きによって形成した、キャップ層を含む公知の構造である。
【００１１】
図２に示す実施例においてサイドウォ−ル3 は、その高さH の中央より径方向外側に１個、内側に１個夫々凸区域4 を有し、また両区域の間は凹区域5 をなしている。このようなサイドウォ−ルの形状は、カ−カスに施された凸、凹形状が表面に現れたものである。
図２に示す２つの凸区域4 、4 のうち径方向外側のそれには、くの字の模様8 の上に重ねて表示した文字9 からなる帯び状の図形6 を、凸区域の頂点よりクラウン部2 側へ片寄せて設けている。図形の幅R が占めるこの区域は、サイドウォ−ルのうちでも内圧の作用によっては少なくとも膨出しない、取分け変形の少ない区域であり、複雑な図形の表示に適している。
【００１２】
図３はタイヤサイドウォ−ル上の図形の部分平面図、図４は図３のA-A 位置における加硫金型の部分断面図である。この加硫金型は、サイドウォ−ル3 のカーカス形状に軸方向外側に突出した凸区域4 と、この凸区域から距離を置いて軸方向内側に窪んだ凹区域とを有するタイヤ（図２）を加硫成型する金型21（図４）においてサイドウォ−ル凸区域の実質上頂点に対応する位置にエア抜き手段22を備えたものである。
【００１３】
タイヤサイズ185/70R14 用金型の例により図４に基づき説明すると、金型21はタイヤサイドウォ−ルのカーカス形状の凸区域に対応する窪んだ区域に図形6 の幅R と実質上同じ幅R'（２９mm）、厚みa （０．４mm）の帯状肉盛り部23に、模様8 に相当する高さb のロ−レット加工を幅R'全体にわたって施している。文字9 はその上に重ねて切削加工されている。肉盛り面を示す仮想線j より文字9 の底に対応する位置までの距離c は０．３５mmであり、文字の周囲を囲むリッジ10に対応する溝24の底から仮想線j までの距離d は０．５mm（溝24の深さ、またはリッジ10の高さは０．１５mm）、溝の幅e は０．４mmである。加硫成型されたタイヤは、サイドウォ−ルの凸区域上に上記数値の高さ、または深さで図形が顕出する訳である。
【００１４】
図２に示す実施例では図形6 における模様8 が凸区域の頂点に位置するため、図４に示す金型21における窪みの底のロ−レット加工を施した部分に、エア抜き手段22としてベントホ−ルを周上ほぼ等間隔に１２箇所設けている。
なお模様8 、またはロ−レット位置へ設けるベントホ−ルなどエア抜き手段は最小限にとどめ、図形6 の径方向内側端などタイヤとしてエア抜きの痕跡が目立たない場所に不足の分を設けることもできる。
また図形6 の径方向内側端と凸区域4 の頂点とがほぼ一致するよう、図２上図形6 を上方に移動した位置に設ける場合は、エア抜き手段22（図４）は図形の径方向内側端のみに設けるだけですみ、エア抜き手段の痕跡が目立ちにくく好ましい。
【００１５】
金型に文字など窪みを設ける場合、加硫時にエアトラップが通常その部分に生じ易いが、図４に示すように文字の部分の基準仮想線j からの最大距離であるリッジ10に対応する溝24の底までの距離d が０．５mmと著しく小さく（従来は約１mm）ために、文字位置でのエアトラップは実質上生じることがない。エアトラップ防止のために上記距離d は、０．４５〜０．６mmの範囲が好ましい。距離d を１mm、またはこれに近い値で深く加工するときは、その加工位置にエアトラップが生じやすくなるため、ベントホ−ルなどのエア抜き手段は、金型の窪みの底（タイヤの凸区域4 の頂点に対応する位置）であっても多少多めに設けることが好ましい。
なお図４における距離c を距離d と一致させ、全体を平坦に形成する（平坦な文字）こともできる。
【００１６】
【効果】
本発明に成るタイヤの効果を確かめるべく185/70R14 サイズの乗用車用ラジアル構造タイヤを使用し、図１、２に示す実施例のタイヤと、図形6を凸区域4 の頂点から凹区域にかけて設けた比較例のタイヤとの間で、加硫時のエアトラップによるベアの発生、および実車による３０，０００粁走行によるクラック発生テストを行い評価した。
【００１７】
図形6 の部分の詳細、並びにテスト結果を表１に示す。
【表１】

【００１８】
表１に示すように、タイヤに内圧を充填する前の状態においてサイドウォ−ルのカーカス形状に軸方向外側に突出した凸区域と、同方向に窪んだ凹区域とを有するタイヤにつき、文字、模様などの図形を上記凸区域の外表面に設けることによって、図形に生じがちな外力の作用によるクラックを有利に防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例のタイヤのリム組み、内圧充填状態における部分側面図。
【図２】同タイヤの内圧充填前における部分断面輪郭図。
【図３】図形の部分平面図。
【図４】実施例の加硫金型部分断面図。
【符号の説明】
1 タイヤ
2 クラウン部
3 サイドウォ−ル
4 凸区域
5 凹区域
6 図形
8 模様
9 文字
21 金型
22 エア抜き手段[0001]
[Industrial application fields]
According to the present invention, a convex area protruding outward in the axial direction and a concave area recessed inward in the axial direction at a distance from this area are formed in the circumferential direction on the side wall of the tire. The present invention relates to a tire that prevents cracks occurring in figures such as letters and patterns provided on the surface of a side wall.
[0002]
[Prior art]
For pneumatic radial tires in which a cylindrical crown and a pair of left and right side walls are connected in a toroidal shape, the side wall cover when a slight internal pressure is applied so that the tire is rim-assembled to maintain a no-load self-supporting posture. -As the cusp shape, a convex area protruding outward in the axial direction of the cascus and a concave area recessed inward in the same direction are appropriately provided, and the tire is filled with a standard internal pressure to obtain a generally smooth shape as a whole. Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-50001 proposes a radial tire that controls the tension of a carcass according to the manner and degree of deformation of convex and concave areas.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Saidowo - Le mosquito - is external rubber of substantially uniform thickness is coated on the Kas surface, usually left Saidowo - the definitive appropriate position on a surface of at least one of the skin rubber of Le, trade names, shapes such as pattern typed Has been. When the figure is molded in this way, if the side wall is smoothly curved in one of the axial directions, there is no problem regardless of the position on the side wall. However, when the side wall partially forms a convex area and a concave area, depending on the position where the figure is provided, the protrusion of both areas due to internal pressure filling, and the deformation in the direction to eliminate the depression, along with traveling Due to the applied deformation, a crack is generated in the provided figure, and as a result, not only the appearance of the tire is impaired, but the crack may enter the outer rubber and develop into an early failure.
[0004]
On the other hand, when vulcanizing and molding a tire having such a shape, it is carried out in a mold having a shape corresponding to the shape of the side wall at a high temperature and high pressure by a conventional method. When the pressure is applied through the bladder after being set inside, the side wall comes into contact with the protruding part of the molding surface ahead of the recessed part, and the recessed part is discharged between the side wall and the mold. The air trap bear that remains without being clogged is generated at the tip of the convex area in the side wall after vulcanization, and as a result, the commercial value of the tire is impaired. In particular, when a bear is generated on the figure, it is practically impossible to recover the product by repairing that part. An object of the present invention is to provide a tire that solves such problems.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a pneumatic tire in which a side wall is connected in a toroidal shape from a cylindrical crown portion and both ends thereof radially inward, and the carcass shape of the side wall is in a state before filling with internal pressure. The side wall has a convex area protruding outward in the axial direction and a concave area recessed inward in the axial direction at a distance from the convex area, and a figure such as a character or a pattern is formed on the outer surface of the convex area. It is characterized by comprising.
[0006]
About this invention, it is preferable to arrange | position the convex area provided with the said figure to the radial direction outer side from the center of the height of the said sidewall.
[0007]
[Action]
First, with respect to the pneumatic tire of the present invention, the carcass shape of the side wall is in a free state before filling with the internal pressure, and a convex area protruding outward in the axial direction on the side wall, and a distance from the convex area. A concave area that is recessed inward in the axial direction is formed, and the outer surface of the convex area has a figure such as a character or a pattern. Even if such a tire is assembled with a rim and filled with internal pressure, the convex area with the figure is hardly deformed by the action of the internal pressure, or even if it is deformed, the direction is the inner side in the axial direction. -Initial tension based on deformation of the rod hardly acts, so that cracks can be advantageously prevented.
[0009]
【Example】
This will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a partial rim view of a tire rim assembly according to an embodiment of the present invention in an internal pressure filling state, and FIG. 2 is a partial sectional outline view of the tire before internal pressure filling. In the present invention, the tire 1 has a cylindrical crown portion 2 and sidewalls 3 extending inward in the radial direction from both ends thereof, and the carcass shape of the sidewall 3 is the same as that before the tire is filled with internal pressure. Saidowo in state - convex section 4 protruding Le 3 axially outwardly, and possess the凹区zone 5 recessed axially inwardly at a distance from the convex area (FIG. 2). And the figure 6 such as a character and a pattern is provided on the outer surface of the convex area.
[0010]
In FIG. 2, the left half of the equator plane O is omitted, but the left and right sides are symmetrical, and similarly the illustration is omitted. It can be reinforced with a residue, and a non-extensible belt layer and a tread 7 can be arranged on the outer periphery of the crown of the carcass for reinforcement. In this case, the radial arc is a known structure comprising at least one ply, usually two plies, in which fiber cords represented by polyester and rayon are arranged in a direction substantially perpendicular to the equator plane O. The belt layer also includes a plurality of plies, usually two, in which non-extensible cords such as steel cords are inclined at a shallow angle (15 to 35 °) with respect to the equator plane O. This is a known structure including a cap layer formed by circumferential spiral winding of a plurality of heat-shrinkable cords, such as nylon, which are overlapped with each other and rubberized together around the entire periphery.
[0011]
In the embodiment shown in FIG. 2, the side wall 3 has one convex area 4 radially outward from the center of its height H and one inside, and a concave area 5 between the two areas. ing. The side wall shape is such that convex and concave shapes applied to the carcass appear on the surface.
Of the two convex areas 4, 4 shown in FIG. 2, on the radially outer side, a band-like figure 6 made up of characters 9 superimposed on the pattern 8 of the square shape is crowned from the apex of the convex area. It is provided so as to be shifted to the part 2 side. This area occupied by the width R of the figure is an area of the side wall that does not bulge out at least due to the action of internal pressure, and is less susceptible to deformation, and is suitable for displaying complex figures.
[0012]
FIG. 3 is a partial plan view of the figure on the tire sidewall, and FIG. 4 is a partial cross-sectional view of the vulcanization mold at the position AA in FIG. The vulcanizing mold is Saidowo - tire having a carcass shape Le 3 convex section 4 which projects axially outward, and a凹区area recessed axially inwardly at a distance from the convex area (FIG. 2) In the mold 21 (FIG. 4) for vulcanizing and molding, the air venting means 22 is provided at a position substantially corresponding to the apex of the side wall convex area.
[0013]
The example of a mold for tire size 185 / 70R14 will be described with reference to FIG. 4. The mold 21 has a width substantially the same as the width R of the figure 6 in the recessed area corresponding to the convex area of the carcass shape of the tire side wall. A knurl processing having a height b corresponding to the pattern 8 is applied to the entire width R ′ on the strip-shaped build-up portion 23 having R ′ (29 mm) and thickness a (0.4 mm). The letter 9 is cut on top of it. The distance c from the virtual line j indicating the build-up surface to the position corresponding to the bottom of the character 9 is 0.35 mm, and the distance d from the bottom of the groove 24 corresponding to the ridge 10 surrounding the character to the virtual line j Is 0.5 mm (the depth of the groove 24 or the height of the ridge 10 is 0.15 mm), and the width e of the groove is 0.4 mm. In the vulcanized tire, the figure appears at the height or depth of the above value on the convex area of the side wall.
[0014]
In the embodiment shown in FIG. 2, since the pattern 8 in the figure 6 is located at the apex of the convex area, the vent hole 22 is used as the air venting means 22 in the portion of the mold 21 shown in FIG. -There are twelve spots at regular intervals on the circumference.
It should be noted that the air venting means such as the vent hole provided at the pattern 8 or the knurled position should be kept to a minimum, and the lack of air exhaust traces such as the radial inner edge of the figure 6 may be provided. it can.
In addition, when the figure 6 in FIG. 2 is provided at a position moved upward so that the radial inner end of the figure 6 and the apex of the convex area 4 are substantially coincident, the air venting means 22 (FIG. 4) is provided in the radial direction of the figure. It is only necessary to provide it at the inner end, and the trace of the air bleeding means is less noticeable and preferable.
[0015]
When a depression such as a character is provided in the mold, an air trap is usually easily generated in the portion during vulcanization, but as shown in FIG. 4, a groove corresponding to the ridge 10 that is the maximum distance from the reference virtual line j of the character portion. Since the distance d to the bottom of 24 is as extremely small as 0.5 mm (conventionally about 1 mm), an air trap at the character position does not substantially occur. In order to prevent air trapping, the distance d is preferably in the range of 0.45 to 0.6 mm. When deep machining is performed with a distance d of 1 mm or a value close thereto, an air trap is likely to be generated at the machining position. Therefore, an air venting means such as a vent hole is provided at the bottom of the mold depression (the convex area of the tire). It is preferable to provide a slightly larger amount even at the position corresponding to the vertex 4).
Note that the distance c in FIG. 4 can be made to coincide with the distance d so that the whole is formed flat (flat character).
[0016]
【effect】
In order to confirm the effect of the tire according to the present invention , radial tires for passenger cars of 185 / 70R14 size were used, and the tire of the example shown in FIGS. 1 and 2 and the figure 6 were provided from the apex of the convex area 4 to the concave area. An evaluation was performed with a comparative tire by performing a test for generating a bear due to an air trap during vulcanization and a crack generation test by running an actual vehicle for 30,000 km.
[0017]
The details of the part of Figure 6 and the test results are shown in Table 1.
[Table 1]

[0018]
As shown in Table 1, letters, patterns, and the like for a tire having a convex area protruding outward in the axial direction in the carcass shape of the side wall and a concave area recessed in the same direction before the tire is filled with internal pressure. By providing such a figure on the outer surface of the convex area, it is possible to advantageously prevent cracks due to the action of external forces that tend to occur on the figure.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial side view of a tire rim assembly according to an embodiment in an internal pressure filling state.
FIG. 2 is a partial cross-sectional contour diagram of the tire before filling with internal pressure.
FIG. 3 is a partial plan view of a figure.
FIG. 4 is a partial sectional view of a vulcanization mold according to an embodiment.
[Explanation of symbols]
1 tire
2 Crown
3 Side wall
4 Convex area
5 Concave area
6 shapes
8 patterns
9 characters
21 Mold
22 Air venting means

Claims

Cylindrical crown portion and each direction from both ends radially inwardly Saidowo - Le is a continuous Ru pneumatic tire toroidally,
The carcass shape of the side wall has a convex area protruding axially outward from the side wall in a state before filling with internal pressure, and a concave area recessed inward in the axial direction at a distance from the convex area, a pneumatic tire characterized by comprising a character, a graphic, such as a pattern on the outer surface of the convex section.

2. The pneumatic tire according to claim 1, wherein the convex area including the graphic is arranged radially outside the center of the height of the sidewall.