JP3787423B2 - Method and apparatus for molding synthetic resin container - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製容器の成形方法及び成形装置に関し、特に、熱処理型で熱処理した一次成形品の収縮量を調整可能な合成樹脂製容器の成形方法及び成形装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
合成樹脂製の耐熱容器を成形する技術として、本願出願人は、先に特開平8−187768号公報に示される耐熱容器の成形方法を提案した。
【0003】
この耐熱容器の成形方法は、加熱した熱処理型内で、容器形状の一次成形品を熱処理した後、熱処理型内から取り出して収縮した一次成形品を最終ブロー成形型内でブロー成形して最終容器を得るようにしている。
【0004】
このような成形方法の場合、熱処理後の収縮した一次成形品の大きさが最終容器の大きさに近い方がより耐熱性の点で有利である。
【0005】
しかし、前記収縮状態の一次成形品が大きすぎると、最終ブロー成形型の型締め時に挟み込まれたり、擦り傷がつくおそれがあるため、熱処理後の一次成形品の収縮する量をコントロールする必要があった。
【0006】
前記成形方法では、熱処理工程後の一次成形品の大きさをなるべく最終容器の大きさに近づけるために、熱処理温度と熱処理時間によって調節が可能である。
しかし、熱処理温度と時間は、耐熱性と生産性に大きく関与するため、他の観点からの調節が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る合成樹脂製容器の成形方法は、熱処理型内で圧縮エアを一次成形品内に導入する工程と、
前記一次成形品を前記熱処理型内壁面に接触させて熱処理する工程と、
熱処理終了後、前記一次成形品内の圧縮エアを排気して前記熱処理型内の前記一次成形品を収縮させる工程と、
前記熱処理型から取り出されて収縮した前記一次成形品を最終ブロー成形型内で最終容器にブロー成形する工程と、
を含み、
前記圧縮エアを排気する際に、前記圧縮エアを排気する流量を調節することで、一次成形品の収縮量を制御することを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明によれば、圧縮エアを排気する流量を調節することで、収縮後の一次成形品の大きさを制御することができ、詳細には、排気する流量を少なく調節することで、熱処理後の一次成形品の収縮量を小さくすることができ、前記流量を増やせば前記収縮量を大きくすることができる。これによって、最終容器の大きさに近づけたり、最終ブロー成形型の型締め時における挟み込みなどを防止することができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1において、
前記一次成形品は、射出成形された有底筒状のプリフォームであることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明によれば、請求項1の状態に加え、熱処理型内でプリフォームの容器形状へのブロー成形と熱処理とを同時に行うことができるので、成形装置のコストダウンがはかれる。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1において、
前記一次成形品は、一次ブロー成形された容器形状の一次ブロー成形品であることを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明によれば、請求項1の状態に加え、延伸された容器形状の一次成形品をブロー成形するブロー成形型と熱処理型を別々にしたことで、成形サイクルの短縮と、一次成形品の肉厚分布の調整を行うことができる。
【0015】
請求項4の発明にかかる合成樹脂製容器の成形装置は、熱処理型内で圧縮エアを一次成形品内に導入して前記一次成形品を前記熱処理型内壁面に接触させて熱処理を施す熱処理部と、
前記熱処理部で熱処理した前記一次成形品を最終ブロー成形型内で最終容器にブロー成形するブロー成形部とを有し、
前記熱処理部は、熱処理終了後に前記一次成形品内の圧縮エアを排出するための排気回路と、前記排気回路を開放して前記一次成形品内の圧力を大気圧に戻す排気手段を有し、
前記排気回路の途中に前記排気手段の流量よりも少ない流量に調節可能な調節手段を設けたことを特徴とする。
【0016】
請求項4の発明によれば、調節手段を調節することで、熱処理後の一次成形品の大きさを制御することができる。さらに詳細には、調節手段により排気手段から排気される流量を少なくすることで、熱処理後の一次成形品の収縮量を小さくすることができ、前記流量を増やせば前記収縮量を大きくすることができる。これによって、最終容器の大きさに近づけたり、最終ブロー成形型の型締め時における挟み込みなどを防止することができる。
【0017】
請求項5の発明は、請求項4において、
前記排気手段は、前記排気回路を開閉する開閉弁であり、前記調節手段は、流量調節弁であることを特徴とする。
【0018】
請求項5の発明によれば、請求項4の状態に加え、開閉弁による排気回路の開閉に対し流量調節弁により流量を絞ることで、容易に排気流量を調節することができる。
【0019】
請求項6の発明は、請求項4又は5において、
前記熱処理型は、前記一次成形品をブロー成形するためのブロー成形型であることを特徴とする。
【0020】
請求項6の発明によれば、請求項4又は5の状態に加え、プリフォームの状態から容器形状に成形する一次ブロー成形と熱処理とを兼用にすることで、装置のコストダウンをはかることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施の形態にかかる合成樹脂製容器の成形装置における熱処理部の圧縮エアの概略回路図である。
【0023】
この熱処理部10は、熱処理部の圧縮エア供給ブロック42を介して一次成形品内に圧縮エアを供給する給気回路14と、一次成形品内の圧縮エアを外部に排出する排気回路16とを有している。
【0024】
給気回路14は、圧縮エアタンク18から給気回路14を開閉するための電磁弁20及び逆止弁22を経て熱処理型12へと接続されている。
【0025】
排気回路16は、圧縮エア供給ブロック42から調節手段としての流量調節弁24及び排気手段としての電磁弁28を経てサイレンサー30へと接続されている。
【0026】
電磁弁28は排気回路16を開閉して一次成形品内の圧力を大気圧に戻す開閉弁として作用し、流量調節弁24は電磁弁28の流量よりも少ない流量に手動で調節可能にされている。
【0027】
図2は、熱処理部における装置構成に加え、一次ブロー成形部の延伸機構を示す図である。
【0028】
同図には、一次成形品を搬送する搬送部材32と、熱処理型12と、搬送部材32の下方で昇降するシールピストン34と、さらにシールピストン34の下方で昇降する延伸ユニット36及び延伸ユニット昇降機構38とが示されている。
【0029】
搬送部材32は、一次成形品を倒立状態で保持して熱処理型12位置へと搬送するようになっている。
【0030】
また、この搬送部材32は、ループ状に配設された搬送チェーンに連結され、この搬送チェーンに沿ってたとえば受取部で射出成形されたプリフォームを受け取り、加熱部、一次ブロー成形部を経て容器形状にブロー成形された一次成形品を熱処理部10へと搬送して熱処理した後、最終ブロー成形部へと搬送して最終容器に成形し、この最終容器を取出部に搬送して取出し可能にする。
【0031】
さらに、搬送部材32は、上下方向に貫通する連通孔を有し、この連通孔を介して圧縮エアの供給、排出を行えるようになっている。
【0032】
熱処理型12は、割型で構成され、図示せぬ型締め機構により型締め、型開可能にされている。
【0033】
また、熱処理型12は、一次成形品と同じ大きさの内壁面40を有し、図示せぬ内蔵ヒータなどの加熱機構により結晶化が促進される温度(例えばPETの場合、150℃から220℃)に加熱されて一次成形品に熱処理を施すようになっている。
【0034】
シールピストン34は、圧縮エア供給ブロック42上に装着され、同図右側2個に示すように、上昇して上端が搬送部材32の下面に当接し、圧縮エア供給ブロック42と搬送部材32との連通状態を維持するシール位置と、同図左端に示すように、下降して搬送部材32と圧縮エア供給ブロック42との連通状態を解除するシール解除位置との間で昇降可能にされている。
【0035】
このシールピストン34の昇降は、同図左端の側面からみた断面図に示されるように、上昇用エア供給口44aまたは下降用エア供給口44bにエアが供給されることによって行われるようになっている。
【0036】
圧縮エア供給ブロック42は、同図左端の側面からみた断面図に示されるように、奥側に圧縮エア供給口46を有し、この圧縮エア供給口46に給気回路14が接続され、搬送部材32を介して熱処理型12内の一次成形品内に圧縮エアが供給されるようになっている。
【0037】
また、圧縮エア供給ブロック42の圧縮エア供給口46と反対側には、排気口48が設けられ、この排気口48に排気回路16が接続され、一次成形品内の圧縮エアを排出し得るようになっている。この排気回路16のサイレンサ30は、装置機台74内に配置され、騒音をさらに減少させることが好ましい。
【0038】
延伸ユニット36及び延伸ユニット昇降機構38は、通常熱処理部には必要ない。ここでは、熱処理部が一次ブロー成形部も兼ねている実施の参考に延伸機構を示した。
【0039】
延伸ユニット36は、延伸ロッド50と、延伸ロッド固定板52と、延伸シリンダ54と、延伸シリンダ固定板56とを有する。
【0040】
延伸ロッド50は、圧縮エア供給ブロック42及び搬送部材32を貫通して熱処理型12内に挿入され、射出成形された有底筒状のプリフォームを軸方向に延伸するもので、延伸ロッド固定板52に取り付けられている。
【0041】
延伸ロッド固定板52及び延伸シリンダ固定板56は、ガイドロッド58に沿って昇降可能に支持されている。
【0042】
延伸シリンダ54は、延伸シリンダ固定板56に取り付けられ、延伸シリンダ固定板56に対し延伸ロッド固定板52を昇降可能にしている。
【0043】
延伸ユニット昇降機構38は、延伸ユニット昇降シリンダ60と、昇降シリンダ固定板62とを有している。
【0044】
昇降シリンダ固定板62は、ガイドロッド58に固定されている。
【0045】
延伸ユニット昇降シリンダ60は、昇降シリンダ固定板62に取り付けられ、延伸シリンダ固定板56を昇降可能にしている。
【0046】
したがって、延伸ユニット昇降シリンダ60によって延伸シリンダ固定板56及び延伸ロッド固定板52が同図中央付近に示す位置まで一体に上昇し、ついで延伸シリンダ54によって延伸ロッド固定板52が同図機台74の上端位置まで上昇することで、延伸ロッド50による一次成形品の延伸が行われることとなる。
【0047】
図3は、各成形工程における成形品の状態を示す図である。
【0048】
図3を参照しながら、本発明の合成樹脂製容器の成形方法について説明する。
【0049】
まず、射出成形された有底筒状のプリフォーム64を、図2に示す搬送部材32上に保持した状態で加熱部へと搬送してブロー成形適温に加熱する。このプリフォーム64は、別途設けられた射出成形機で射出成形したものでも、一体に設けられた射出成形部で射出成形した保有熱量を有するもののいずれも使用可能である。
【0050】
次に、加熱部で加熱したプリフォーム64を一次ブロー成形部へと搬送し、一次ブロー成形型内で、延伸ユニット36により延伸しながらブロー成形することにより、最終容器72よりも大きな容器形状の一次成形品66を成形する。
【0051】
次いで、この一次成形品66を、図2の熱処理部10へと搬送し、一次成形品66を収容した状態で熱処理型12を型締めし、シールピストン34を上昇させて圧縮エア供給ブロック42と搬送部材32とを気密状態で連通させる。
【0052】
この状態で、図1に示す排気回路16の電磁弁28を閉じ、給気回路14の電磁弁20を開いて、圧縮エア供給ブロック42の圧縮エア供給口46から搬送部材の連通孔を介して一次成形品66内に圧縮エアを導入し、一次成形品66を熱処理型12の内壁面40に接触させて熱処理を行う。この場合、既に一次ブロー成形品は、熱処理型と同じ形状に成形されているので、延伸は必要ない。
【0053】
所定時間、例えば2から6秒熱処理した後、給気回路14の電磁弁20を閉じて給気を停止し、排気回路16の電磁弁28を開き、流量調節弁24により流量を絞って排気口48から一次成形品66内の圧縮エアをゆっくりと時間をかけて排出する。この排気時間は、流量調節弁を設けず電磁弁28の開のみによって排気される時間よりも長い時間であって、1秒から3秒程度とする。
【0054】
そして、所定の排気時間経過後、シールピストン34を下降させて、一次成形品内に圧縮エアが残っていた場合にはそのエアを大気圧まで排気する。
【0055】
このように、一次成形品66内の圧縮エアをゆっくりと時間をかけて排出することで、熱処理後の収縮量を少なく押さえることができ、最終容器の大きさに近づけることができる。また、最終ブロー成形型の型閉じの際に接触する様な場合には、流用調節弁を少し開けることで排気流量を多くして、一次成形品の収縮量を大きくすることで傷付きや挟み込みを防止する。なお、図3には、電磁弁28を開にした直後にシールピストン34を下降させて一気に排気した場合の収縮量の多い収縮後の一次成形品70を比較のために示している。
【0056】
また、図4には、電磁弁20が開、電磁弁28が閉状態にあるブロー時間と、電磁弁20が閉、電磁弁28が開状態にされてからシールピストン34が下降するまでの排気時間を、実施例と比較例1、2とを対比して示している。
【0057】
実施例では、ブロー時間が4.8秒、排気時間が流量調節弁24で流量を絞って2.2秒とゆっくりと排気を行っている。
【0058】
これに対し、比較例1ではブロー時間が4.8秒、比較例2では6.5秒、排気時間が比較例1、2とも0.5秒と短い状態で排気を行った。比較例1、2共に流量調節弁を全開にしている。
【0059】
その結果、図5に示すように、実施例の収縮した一次成形品68の全高が306.0mm、容量が1825ml、収縮前の一次成形品66に対する収縮量が63.26%であり、収縮が少ないのに対し、比較例1及び2では収縮した一次成形品70の全高が299.7mm、302.8mm、容量が1679ml、1698ml、収縮量が58.2%、58.86%と収縮が多い状態となっている。
【0060】
そして、この収縮の少ない一次成形品68を熱処理型から取り出して最終ブロー成形部へと搬送し、最終ブロー成形を行って最終容器72を成形した後、取り出せば、耐熱性の点で有利な最終容器が得られる。
【0061】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の実施の形態に変更可能である。
【0062】
例えば、前記実施の形態では、一次ブロー成形部と熱処理部とを別個に有するものについて説明したが、この例に限らず一次ブロー成形部と熱処理部を兼用にすることも可能である。この場合、一次成形品はプリフォームとなるものである。
【0063】
また、前記実施の形態においては、成形品を倒立状態で各部へ搬送するものについて説明したが、非倒立状態で各部へ搬送するものにも適用可能である。
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる合成樹脂製容器の成形装置における熱処理部の圧縮エアの概略回路図である。
【図2】熱処理部における装置構成を示す図である。
【図3】各成形工程における成形品の状態を示す図である。
【図4】ブロー時間と、シールピストンが下降するまでの排気時間を、実施例と比較例1、2とを対比して示す図である。
【図5】図4の状態で成形した場合の実施例と比較例1、2の収縮状態を示す図である。
【符号の説明】
10 熱処理部
12 熱処理型
14 給気回路
16 排気回路
24 流量調節弁
28 電磁弁
64 プリフォーム
66 収縮前の一次成形品
68 収縮後の一次成形品
72 最終容器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a molding method and a molding apparatus for a synthetic resin container, and more particularly, to a molding method and a molding apparatus for a synthetic resin container capable of adjusting a shrinkage amount of a primary molded product heat-treated with a heat treatment mold.
[0002]
[Background Art and Problems to be Solved by the Invention]
As a technique for molding a heat-resistant container made of synthetic resin, the applicant of the present application has previously proposed a method for molding a heat-resistant container disclosed in JP-A-8-187768.
[0003]
This heat-resistant container is formed by heat-treating a primary molded product in a container shape in a heated heat treatment mold, and then blow-molding the primary molded product that has been taken out of the heat treatment mold and shrunk in the final blow mold to form a final container. Like to get.
[0004]
In the case of such a molding method, it is more advantageous in terms of heat resistance that the size of the contracted primary molded product after the heat treatment is closer to the size of the final container.
[0005]
However, if the primary molded product in the contracted state is too large, it may be pinched or scratched when the final blow mold is clamped, so it is necessary to control the amount of shrinkage of the primary molded product after heat treatment. It was.
[0006]
In the molding method, the size of the primary molded product after the heat treatment step can be adjusted by the heat treatment temperature and the heat treatment time in order to approximate the size of the final container as much as possible.
However, since the heat treatment temperature and time are greatly related to heat resistance and productivity, adjustment from other viewpoints is desired.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The method for molding a synthetic resin container according to the invention of claim 1 includes a step of introducing compressed air into a primary molded product in a heat treatment mold,
A step of bringing the primary molded product into contact with the inner wall surface of the heat treatment mold and heat-treating;
After the heat treatment is completed, exhausting the compressed air in the primary molded product to shrink the primary molded product in the heat treatment mold ,
A step of blow molding the primary molded product taken out of the heat treatment mold and contracted into a final container in a final blow mold;
Including
When exhausting the compressed air, the amount of contraction of the primary molded product is controlled by adjusting the flow rate of exhausting the compressed air.
[0008]
According to the first aspect of the present invention, the size of the primary molded product after contraction can be controlled by adjusting the flow rate of exhausting compressed air, and more specifically, by adjusting the flow rate of exhausting less. The amount of shrinkage of the primary molded product after heat treatment can be reduced, and the amount of shrinkage can be increased by increasing the flow rate. As a result, the size of the final container can be approached, and pinching or the like during clamping of the final blow mold can be prevented.
[0009]
The invention of claim 2 is the invention according to claim 1,
The primary molded product is a bottomed cylindrical preform formed by injection molding.
[0010]
According to the second aspect of the invention, in addition to the state of the first aspect, the preform can be blow-molded into the container shape and the heat treatment can be simultaneously performed in the heat treatment mold, so that the cost of the molding apparatus can be reduced.
[0011]
The invention of claim 3 is the invention according to claim 1,
The primary molded product is a primary blow molded product in a container shape subjected to primary blow molding.
[0012]
According to the invention of claim 3, in addition to the state of claim 1, the blow molding mold for blow molding the stretched primary molded product and the heat treatment mold are separately provided, so that the molding cycle can be shortened and the primary The thickness distribution of the molded product can be adjusted.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a molding apparatus for a synthetic resin container, comprising: a heat treatment section for introducing a compressed air into a primary molded product in a heat treatment mold and bringing the primary molded product into contact with the inner wall surface of the heat treatment mold for heat treatment; When,
A blow molding part that blow-molds the primary molded product heat-treated in the heat treatment part into a final container in a final blow molding die,
The heat treatment section has an exhaust circuit for discharging compressed air in the primary molded product after the heat treatment is completed, and an exhaust means for opening the exhaust circuit and returning the pressure in the primary molded product to atmospheric pressure,
An adjusting means capable of adjusting the flow rate smaller than the flow rate of the exhaust means is provided in the middle of the exhaust circuit.
[0016]
According to invention of Claim 4 , the magnitude | size of the primary molded product after heat processing is controllable by adjusting an adjustment means. More specifically, the amount of shrinkage of the primary molded product after heat treatment can be reduced by reducing the flow rate exhausted from the exhaust means by the adjusting means, and the amount of shrinkage can be increased by increasing the flow rate. it can. As a result, the size of the final container can be approached, and pinching or the like during clamping of the final blow mold can be prevented.
[0017]
The invention of claim 5 is, in claim 4 ,
The exhaust means is an on-off valve that opens and closes the exhaust circuit, and the adjusting means is a flow rate adjusting valve.
[0018]
According to the fifth aspect of the present invention, in addition to the state of the fourth aspect , the exhaust flow rate can be easily adjusted by restricting the flow rate by the flow rate adjusting valve with respect to the opening and closing of the exhaust circuit by the open / close valve.
[0019]
The invention of
The heat treatment mold is a blow mold for blow molding the primary molded product.
[0020]
According to the invention of
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0022]
FIG. 1 is a schematic circuit diagram of compressed air in a heat treatment part in a synthetic resin container molding apparatus according to an embodiment of the present invention.
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
FIG. 2 is a diagram showing a drawing mechanism of the primary blow molding unit in addition to the apparatus configuration in the heat treatment unit.
[0028]
The figure shows a conveying
[0029]
The conveying
[0030]
Further, the conveying
[0031]
Furthermore, the conveying
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The raising / lowering of the
[0036]
The compressed
[0037]
Further, an
[0038]
The stretching
[0039]
The stretching
[0040]
The stretching
[0041]
The extending
[0042]
The stretching
[0043]
The stretching
[0044]
The lifting
[0045]
The stretching
[0046]
Accordingly, the stretching
[0047]
FIG. 3 is a diagram illustrating a state of a molded product in each molding process.
[0048]
With reference to FIG. 3, a method for molding a synthetic resin container of the present invention will be described.
[0049]
First, the injection-molded bottomed
[0050]
Next, the
[0051]
Next, the primary molded product 66 is conveyed to the
[0052]
In this state, the
[0053]
After heat treatment for a predetermined time, for example, 2 to 6 seconds, the
[0054]
Then, after a predetermined exhaust time elapses, the
[0055]
In this way, by slowly discharging the compressed air in the primary molded product 66 over time, the amount of shrinkage after the heat treatment can be reduced, and the size of the final container can be approached. Also, in case of contact when closing the final blow mold, the exhaust flow rate is increased by slightly opening the diverting control valve, and the shrinkage of the primary molded product is increased, resulting in damage or pinching. To prevent. FIG. 3 shows, for comparison, a primary molded
[0056]
Also, FIG. 4 shows a blow time in which the
[0057]
In the embodiment, the blow time is 4.8 seconds and the exhaust time is slowly exhausted by 2.2 seconds by restricting the flow rate with the flow
[0058]
On the other hand, in Comparative Example 1, the blow time was 4.8 seconds, in Comparative Example 2, the exhaust time was 6.5 seconds, and in both Comparative Examples 1 and 2, the exhaust time was 0.5 seconds. In Comparative Examples 1 and 2, the flow control valve is fully open.
[0059]
As a result, as shown in FIG. 5, the overall height of the contracted primary molded
[0060]
Then, the primary molded
[0061]
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be changed to various embodiments within the scope of the gist of the present invention.
[0062]
For example, in the above-described embodiment, the primary blow molding part and the heat treatment part are separately described. However, the present invention is not limited to this example, and the primary blow molding part and the heat treatment part can be combined. In this case, the primary molded product is a preform.
[0063]
Moreover, in the said embodiment, although what conveyed the molded article to each part in an inverted state was demonstrated, it is applicable also to what is conveyed to each part in a non-inverted state.
[0064]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic circuit diagram of compressed air in a heat treatment section in a synthetic resin container molding apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an apparatus configuration in a heat treatment section.
FIG. 3 is a diagram showing a state of a molded product in each molding step.
FIG. 4 is a diagram showing the blow time and the exhaust time until the seal piston descends, comparing Example and Comparative Examples 1 and 2;
FIG. 5 is a diagram showing a contracted state of an example and comparative examples 1 and 2 when molded in the state of FIG. 4;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記一次成形品を前記熱処理型内壁面に接触させて熱処理する工程と、
熱処理終了後、前記一次成形品内の圧縮エアを排気して前記熱処理型内の前記一次成形品を収縮させる工程と、
前記熱処理型から取り出されて収縮した前記一次成形品を最終ブロー成形型内で最終容器にブロー成形する工程と、
を含み、
前記圧縮エアを排気する際に、前記圧縮エアを排気する流量を調節することで、一次成形品の収縮量を制御することを特徴とする合成樹脂製容器の成形方法。Introducing compressed air into the primary molded product in the heat treatment mold;
A step of bringing the primary molded product into contact with the inner wall surface of the heat treatment mold and performing a heat treatment;
After the heat treatment is completed, exhausting the compressed air in the primary molded product to shrink the primary molded product in the heat treatment mold ,
A step of blow molding the primary molded product taken out of the heat treatment mold and contracted into a final container in a final blow mold;
Including
A method for molding a synthetic resin container, wherein the amount of contraction of a primary molded product is controlled by adjusting a flow rate of exhausting the compressed air when the compressed air is exhausted.
前記一次成形品は、射出成形された有底筒状のプリフォームであることを特徴とする合成樹脂製容器の成形方法。In claim 1,
The method for molding a synthetic resin container, wherein the primary molded product is a bottomed cylindrical preform formed by injection molding.
前記一次成形品は、一次ブロー成形された容器形状の一次ブロー成形品であることを特徴とする合成樹脂製容器の成形方法。In claim 1,
The method for molding a synthetic resin container, wherein the primary molded product is a primary blow molded product in a primary blow molded container shape.
前記熱処理部で熱処理した前記一次成形品を最終ブロー成形型内で最終容器にブロー成形するブロー成形部とを有し、
前記熱処理部は、熱処理終了後に前記一次成形品内の圧縮エアを排出するための排気回路と、前記排気回路を開放して前記一次成形品内の圧力を大気圧に戻す排気手段を有し、
前記排気回路の途中に前記排気手段の流量よりも少ない流量に調節可能な調節手段を設けたことを特徴とする合成樹脂製容器の成形装置。A heat treatment part that introduces compressed air into the primary molded product in the heat treatment mold and brings the primary molded product into contact with the inner wall surface of the heat treatment mold to perform heat treatment;
A blow molding part that blow-molds the primary molded product heat-treated in the heat treatment part into a final container in a final blow molding die,
The heat treatment section has an exhaust circuit for discharging the compressed air in the primary molded product after the heat treatment is completed, and an exhaust means for opening the exhaust circuit and returning the pressure in the primary molded product to atmospheric pressure,
An apparatus for molding a synthetic resin container, characterized in that adjusting means capable of being adjusted to a flow rate smaller than the flow rate of the exhaust means is provided in the middle of the exhaust circuit.
前記排気手段は、前記排気回路を開閉する開閉弁であり、前記調節手段は、流量調節弁であることを特徴とする合成樹脂製容器の成形装置。In claim 4 ,
The apparatus for molding a synthetic resin container, wherein the exhaust means is an on-off valve that opens and closes the exhaust circuit, and the adjustment means is a flow rate adjustment valve.
前記熱処理型は、前記一次成形品をブロー成形するためのブロー成形型であることを特徴とする合成樹脂製容器の成形装置。In claim 4 or 5 ,
The apparatus for molding a synthetic resin container, wherein the heat treatment mold is a blow mold for blow molding the primary molded product.
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