JP3786192B2 - Spindle spindle drive - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、揉み手等が固着された主軸を揉室内で前後動させるための揉乾機の主軸駆動装置に関し、特に、主軸のトルク変動を有効に防止し得る揉乾機の主軸駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、中火工程における粗揉機は、茶葉を収容する揉み室と、該揉み室に熱風を送り込む熱風発生機とから主に成り、当該揉室を貫通する主軸が配設され、該主軸に葉ざらいや揉み手が固定されることにより、主軸の回転とともに葉ざらい及び揉み手を回転させて、揉室内の茶葉に対し熱風で乾燥させつつ葉ざらい及び揉み操作を行っている。
【0003】
上記主軸の位置は固定されているのが一般的であったが、主軸を揉室内で前後動させる可動機構を具備し、へらと揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調整することにより茶葉の品質向上を図る揉乾機が提案されており、例えば特開昭59−71645号公報に可動機構を有する主軸駆動装置が開示されている。
【0004】
かかる従来技術によれば、粗揉機に投入される茶葉の種類に基づいて、へらと底竹との間隙を調整することができ、例えば柔らかい茶葉を粗揉する際には当該間隙が狭くなるよう主軸を後ろ側へ移動させ、硬い茶葉を粗揉する際には当該間隔が広くなるよう主軸を前側へ移動させるよう構成されている。主軸の可動機構は、蟻溝に沿って摺動する軸受に主軸を支持させ、該軸受に形成されたナット部に雄螺杆を螺合させるとともに、この雄螺杆を回転させて軸受と共に主軸を移動させるよう構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の主軸駆動装置は、主軸を移動可能としているため、当該主軸のトルク変動を生じさせ易く、生じたトルク変動を抑制することが不可能であるという問題があった。即ち、主軸が固定されていれば、当該主軸が回転する際、その径方向へのぶれは生じ難い構成であったのに対し、主軸を移動可能とすることにより、径方向へのぶれが生じ易くなり、このぶれに起因してトルク変動が生じてしまう虞がある。
【0006】
また、上記トルク変動が生じると、主軸に固着された揉み手の回転が不安定となり、揉室に収容された茶葉に対して所望の揉み圧による揉み操作を行うことができなくなる虞がある。従って、所望の揉み操作が行われなければ粗揉される茶葉を一定品質に保つことが困難となり、最終製品である茶葉の品質が低下する虞があるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、揉乾機の前後方向に移動可能な主軸の回転時のトルク変動を抑制することにより、茶葉に対して一定圧の揉乾操作を行うことができ、茶葉の品質を維持することができる揉乾機の主軸駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、茶葉を収容した揉室内を貫通して配設され、揉み手が固着された主軸と、該主軸を回転駆動するためのモータと、一端側で前記モータの出力軸と伝達ベルトを介して連結されるとともに他端側で前記主軸と連結された伝達軸を有し、前記モータの回転を所望の回転数まで減速して前記主軸に伝達する減速機と、前記主軸を揉室に対して前後動させて、前記揉み手と揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調整し得る可動機構とを具備した揉乾機の主軸駆動装置において、前記主軸の延長線上に当該主軸と共に回転するフライホイールと、前記揉乾機を構成する傾斜した支持フレームとを備え、前記可動機構は、前記主軸を前記支持フレームに沿って移動させることにより斜め方向に移動させて、前記揉み手と揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調整することを特徴とする。
【0009】
かかる構成によれば、モータから減速機を介して伝達された回転力が主軸を回転させると、主軸と共にフライホイールも回転して、当該主軸の回転における慣性が大きくなり、このような大きな慣性により、主軸に生じるトルク変動を吸収する。これにより、主軸は安定したトルクで回転することとなり、揉み手による揉み操作も所望の圧力で行うことができる。
【0010】
尚、減速機の伝達軸に形成されたプーリを大型のものとし、これをフライホイールとしてもよいし、プーリとは別個のフライホイールを設けるようにしてもよい。一方、可動機構にて主軸を前後動させれば、揉み手の回転中心が移動し、当該揉み手と底竹との間隙を変化させることができるので、揉室内に収容された茶葉の種類に基づき当該間隙を調整する。特に、可動機構が主軸を斜め方向に移動させて、揉み手と揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調整するので、水平方向に加えて、床面に対して垂直方向にも主軸を移動させる。
【0011】
請求項2記載の発明は、前記減速機が、前記可動機構により主軸と共に前後動可能とされたことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、前記減速機が、常に主軸の延長線上に位置しつつ前後動可能とされるとともに、当該減速機の伝達軸に形成されたプーリを前記フライホイールとしたことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、前記減速機は、中空減速機であることを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、前記モータを支持する支持板を有し、該支持板が前記減速機の前後動方向に対して揺動自在とされたことを特徴とする。
【0015】
かかる構成によれば、可動機構にて減速機が主軸と共に前後動する際、支持板が揺動することにより、モータの出力軸と減速機の伝達軸との間の直線距離を一定に保つ。即ち、減速機がモータから遠ざかるに伴い、支持板の揺動角度を大きくしてモータを減速機側に移動する一方、減速機がモータに近づくに伴い、支持板を水平にしてモータを減速機と反対側に移動する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る主軸駆動装置は、図5に示すような、中火工程における粗揉機1に適用されたもので、かかる粗揉機1は、同図及び図6に示すように、茶葉を収容する揉室2を貫通する主軸3に葉ざらい4及び揉み手5が固着され、熱風発生機6から揉室2内に熱風を供給し得る構成とされたものである。
【0017】
一般に、粗揉工程を施すための粗揉機1は、中火工程における葉打機と揉捻機との間に配設され、蒸熱工程の蒸機によって湿った茶葉を葉さばきしながら、機内に導いた熱風によって加熱し、圧迫と摩擦により蒸葉の組織を柔らかにすると同時に、水分を蒸発させるものである。
【0018】
揉室2は、フレーム9に支持されたもみ胴7内に形成された空間であり、底面に敷設された底竹2aが所定の曲率を持った円弧状に形成されている。かかる底竹2aの一部には、揉室2内に収容された茶葉を取り出すための茶葉取出扉8が形成されており、この茶葉取出扉8を開けることにより、粗揉作業が終了した茶葉を粗揉機1の下方に配設された振動コンベア(不図示)に落下させ得る構成とされている。
【0019】
熱風発生機6は、ガンタイプバーナ6aで発生させた熱をファン6bで揉室2内に送り込むもので、かかる熱風は、熱風ダクト11を介して送風されるよう構成されている。ここで、乾球温度及び湿球温度を設定して茶温が34〜36℃になるよう熱風の温度を選択するのが好ましく、その風量も茶葉に対し最適なものとなるよう選択するのが好ましい。
【0020】
主軸3は、図1及び図2で示すように、モータ10の回転駆動力が中空減速機12を介して伝えられ、揉室2内で回転するもので、複数の葉ざらい4と揉み手5とが図6の如く固着され、これら葉ざらい4及び揉み手5を回転させることにより、揉室2内に収容された茶葉に対し葉ざらい及び揉み作業を行わせしめるものである。かかる主軸3は、揉室2内に収容された茶葉の種類に応じて適当な回転数とする必要があるが、例えば茶葉が主軸3の前側に70%程度、後側に30%程度落ちるような回転数とするのが好ましい。回転数が速過ぎると上乾きとなり、色沢が浅くなり、遅過ぎると黒味となってしまうからである。
【0021】
中空減速機12は、モータ10の回転を減速して主軸3に伝えるもので、主軸3に対して直結するよう構成されている。即ち、中空減速機12は、一端(入力軸12a)側でモータ10の出力軸10aと伝達ベルト13を介して連結されるとともに他端側で主軸3と連結された伝達軸12bを有し、モータ10の回転を所望の回転数まで減速して主軸3に伝達する。
【0022】
かかる中空減速機12によれば、伝達軸12bと主軸3との連結を簡易とすることができるとともに、他の減速機に比べて軽量化できるので、後述する可動機構によってなされる前後動を容易にすることができる。また、主軸3と共に移動する減速機が軽量化されれば、オーバーハング荷重等を低減することもできる。
【0023】
また、かかる中空減速機12の入力軸12aには、大型のプーリ14が設けられており、該プーリ14とモータ10の出力軸10aとの間で伝達ベルト13が懸架されている。ここで、プーリ14は、所定重量を持ったフライホイールを成しているため、主軸3とともに回転して大きな慣性を奏し、当該主軸3に生じるトルク変動を吸収させることができる。
【0024】
主軸3における中空減速機12の伝達軸12b側は、図3で示すように、主軸台15の上部に形成された挿通孔15aに挿通されて支持されている。かかる主軸台15の下部には、摺動部材16が固定されており、下方に配設された案内レール17に沿って摺動自在とされている。
【0025】
更に、主軸台15の端部側(図3における左端側)には、上方に突出したステー15bが形成されており、該ステー15bに形成された孔(不図示)に移動スクリュー18が螺合して挿通されている。即ち、図示しない駆動源によって移動スクリュー18を回転させると、ステー15b及び主軸台15を前後移動させ得るよう構成されており、主軸台15の移動に伴い、これと連結された中空減速機12も前後移動する。尚、移動スクリュー18は可動機構を構成する。
【0026】
かかる可動機構により、主軸3を揉室2に対して前後動(図1〜図3において左右方向の移動動作)させ、揉み手5と揉室2の底面に敷設された底竹2aとの間隙を調整することができる。かかる調整により、茶葉に対して一定圧の揉乾操作を行うことができ、茶葉の品質を維持することができる。
【0027】
また、主軸3が移動すると中空減速機12も追随して移動し、主軸3と中空減速機12の直線状の位置関係が維持されるため、プーリ(フライホイール)14が常時主軸3の延長線上に位置することとなり、フライホイール効果(慣性の増大)を発揮して、主軸3がいずれの位置にあってもそのトルク変動を吸収することができるとともに、中空減速機12の伝達軸12bと主軸3との直結が維持され、モータ10から中空減速機12に伝達された回転力を効率よく主軸3に伝えることができる。
【0028】
モータ10は、図2及び図4で示す支持板21上に固定されており、かかる支持板21の左端側(中空減速機12側)は、蝶番19を介して粗揉機1を構成する支持フレーム1aに連結されている一方、支持板21の右端側は、支持フレーム1aから上方に突出したガイドバー20を挿通する嵌合孔(不図示)を有している。これにより、支持板21は、左端側を中心に図4の矢印方向に揺動可能とされ、揺動の際には右端側がガイドバー20で案内されるよう構成されている。
【0029】
このように、支持板21を揺動自在とすることにより、主軸3の移動に伴って中空減速機12が移動する際に、当該中空減速機12と同じ前後動方向にモータ10を揺動させることができ、出力軸10aと入力軸12a(即ち、プーリ14)との離間寸法を常に一定とし、伝達ベルト13のテンションを変化させずにモータ10の駆動力を中空減速機12に伝達することができる。
【0030】
上記主軸駆動装置によれば、プーリ14(フライホイール)により主軸3に大きな慣性を付与するので、粗揉機1の前後方向に移動可能な主軸3の回転時のトルク変動を抑制することができ、茶葉に対して一定圧の揉乾操作を行って、茶葉の品質を維持することができるのに加え、中空減速機12が、常に主軸3の延長線上に位置しつつ前後動可能とされるので、中空減速機12の伝達軸12bと主軸3とが直結した際、これらを常に一直線上に維持することができ、モータ10から中空減速機12に伝達された回転力を更に効率よく主軸3に伝えることができる。
【0031】
尚、主軸3の一端(モータ10及び中空減速機12が連結される側)は、可動機構により移動が自在とされているが、当該主軸3の他端も上記の如き可動機構を有することにより移動自在とし、一端の移動に伴って他端も移動させ、主軸3の移動をよりスムーズにするよう構成するのが好ましい。勿論、上記とは異なる可動機構により主軸3の他端側の移動を許容するよう構成してもよい。
【0032】
更に、中空減速機12の伝達軸12bに形成されたプーリ14を大型のものとしてフライホイールとしたので、中空減速機12の伝達軸12b上に別途フライホイールを設けた場合に比べ、装置を簡素化することができ、製造コストを削減することができる。また、軽量な中空減速機12を利用することにより、主軸3の移動を容易とすることができる。
【0033】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば可動機構を図7に示すような構成としてもよい。即ち、粗揉機1を構成する支持フレーム1a’を同図の如き傾斜させるとともに、かかる支持フレーム1a’上に主軸台15を支持する案内レール17、中空減速機12及びモータ10を支持した支持板21を配設する。そして、移動スクリュー18の一端をユニバーサルジョイント22を介して移動スクリュー軸23に接続し、該移動スクリュー軸23を回転させることにより移動スクリュー18を回転させることとする。
【0034】
かかる構成によれば、移動スクリュー軸23及び移動スクリュー18を回転させると、主軸台15が案内レール17に沿って移動し、主軸3を支持フレーム1a’が延びた方向(斜め方向)に移動させるとともに、それと連動して中空減速機12を移動させ、且つ、支持板21が揺動してモータ10を揺動させる。よって、斜め方向に主軸3を移動させて、揉み手5と揉室2の底面に敷設された底竹2aとの間隙を調整することができるので、先の実施形態の如く主軸3を水平方向に移動させるものと比べて、隙間調整の範囲を広げることができる。即ち、斜め方向に移動させれば、水平方向に加えて、床面に対して垂直方向にも主軸3を移動させることができ、隙間調整の範囲が広がるのである。
【0035】
また、本実施形態は粗揉機の主軸駆動装置に適用されているが、これに限らず同様の主軸を備えた他の揉乾機にも適用することができる。更に、大型のプーリを中空減速機の伝達軸12bに取り付け、これをフライホイールとしているが、プーリとは別途のフライホイールを取り付けるようにしてもよい。また更に、本実施形態では中空減速機をモータと主軸との間に介在させているが、他の形態の減速機を用いてもよい。尚、中空減速機とモータとを同一の台で支持し、該台を移動させることにより、当該中空減速機及びモータを一緒に移動させるよう構成してもよい。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、フライホイールにより主軸に大きな慣性を付与するので、揉乾機の前後方向に移動可能な主軸の回転時のトルク変動を抑制することができ、茶葉に対して一定圧の揉乾操作を行って、茶葉の品質を維持することができる。また、可動機構が主軸を斜め方向に移動させて、揉み手と揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調整するので、水平方向に加えて、床面に対して垂直方向にも主軸を移動させることができ、間隙調整の範囲を広げることができる。
【0037】
請求項2の発明によれば、減速機の伝達軸と主軸とを直結することができ、モータから減速機に伝達された回転力を効率よく主軸に伝えることができる。
【0038】
請求項3の発明によれば、前記減速機が、常に主軸の延長線上に位置しつつ前後動可能とされるので、減速機の伝達軸と主軸と直結した際、これらを常に一直線上に維持することができ、モータから減速機に伝達された回転力を更に効率よく主軸に伝えることができる。これに加え、減速機の伝達軸に形成されたプーリをフライホイールとしたので、減速機の伝達軸上に別途フライホイールを設けた場合に比べ、装置を簡素化することができ、製造コストを削減することができる。
【0039】
請求項4の発明によれば、減速機が中空減速機であるので、減速機の伝達軸と主軸との連結を簡易とすることができるとともに、他の減速機に比べて軽量化できるので、可動機構による減速機の前後動を容易にすることができる。即ち、主軸と共に移動する減速機が軽量化されれば、オーバーハング荷重等を低減することができるのである。
【0040】
請求項5の発明によれば、モータを支持する支持板が前記減速機の前後動方向に対して揺動自在とされているので、モータの出力軸と減速機の伝達軸との離間寸法を一定に保つことができ、伝達ベルトを常時一定のテンションで伝達軸と出力軸とに張架させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置を示す上面図
【図2】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置を示す正面図
【図3】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置を示す背面図
【図4】本発明の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置における支持板の揺動機構を示す正面図
【図5】本発明の実施形態に適用される揉乾機としての粗揉機を示す正面図
【図6】図5におけるVI−VI線断面模式図
【図7】本発明の他の実施形態に係る揉乾機の主軸駆動装置を示す背面図
【符号の説明】
1…粗揉機(揉乾機)
1a、1a’…支持フレーム
2…揉室
3…主軸
4…葉ざらい
5…揉み手
6…熱風発生機
7…揉み胴
8…茶葉取出扉
9…フレーム
10…モータ
10a…出力軸
11…熱風ダクト
12…中空減速機
12a…入力軸
12b…伝達軸
13…伝達ベルト
14…プーリ(フライホイール)
15…主軸台
15a…挿通孔
16…摺動部材
17…案内レール
18…移動スクリュー
19…蝶番
20…ガイドバー
21…支持板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a main shaft drive device for a bag dryer for moving a main shaft to which a grinder is fixed back and forth in a bag chamber, and more particularly to a main shaft drive device for a bag dryer that can effectively prevent torque fluctuations of the main shaft.
[0002]
[Prior art]
In general, the roughing machine in the medium-fired process mainly comprises a stagnation chamber for storing tea leaves and a hot air generator for sending hot air to the stagnation chamber, and a main shaft penetrating the stagnation chamber is disposed, and a leaf is disposed on the main shaft. By fixing the rough rice cake and the kneading hand, the leaf sanding and the kneading hand are rotated along with the rotation of the main shaft, and the leaf roughing and the kneading operation are performed while drying the tea leaves in the hot water chamber with hot air.
[0003]
Although the position of the main shaft is generally fixed, the main shaft is provided with a movable mechanism for moving the main shaft back and forth in the cocoon chamber to adjust the gap between the spatula and the bottom bamboo laid on the bottom surface of the cocoon chamber. For this reason, a rice drier that improves tea leaf quality has been proposed. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 59-71645 discloses a spindle drive device having a movable mechanism.
[0004]
According to such a conventional technique, the gap between the spatula and the bottom bamboo can be adjusted based on the type of tea leaves put into the roughing machine. For example, when roughing soft tea leaves, the gap is narrowed. The main shaft is moved to the rear side, and when the hard tea leaves are roughed, the main shaft is moved to the front side so that the interval becomes wider. The moving mechanism of the main shaft is such that the main shaft is supported by a bearing that slides along the dovetail groove, the male screw is screwed into a nut portion formed on the bearing, and the male screw is rotated to move the main shaft together with the bearing. Was configured to let.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described conventional main shaft drive device has a problem that since the main shaft can be moved, torque variation of the main shaft is likely to occur, and the generated torque variation cannot be suppressed. In other words, if the main shaft is fixed, it is difficult for the main shaft to move in the radial direction when the main shaft is rotated. There is a risk that torque fluctuation may occur due to this vibration.
[0006]
Further, when the torque fluctuation occurs, the rotation of the kneading hand fixed to the main shaft becomes unstable, and it may not be possible to perform a kneading operation with a desired kneading pressure on the tea leaves accommodated in the kneading chamber. Therefore, there is a problem that it is difficult to maintain the quality of tea leaves to be roughed to a certain quality unless the desired kneading operation is performed, and the quality of the tea leaves as the final product may be deteriorated.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and by performing a drying operation at a constant pressure on tea leaves by suppressing torque fluctuation during rotation of the main shaft that can move in the front-rear direction of the drying machine. An object of the present invention is to provide a main shaft driving device for a rice drier that can be used to maintain tea leaf quality.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a main shaft which is disposed through the tea room containing tea leaves and to which the grinder is fixed, a motor for rotationally driving the main shaft, and an output shaft of the motor on one end side. A speed reducer connected to the main shaft on the other end side through a transmission belt, decelerating the rotation of the motor to a desired rotational speed and transmitting it to the main shaft; and A main shaft driving device of a reed dryer comprising a movable mechanism that can move back and forth with respect to the reed room and adjust a gap between the rubbing hand and the bottom bamboo laid on the bottom surface of the reed room, on the extension line of the main shaft A flywheel that rotates together with the main shaft, and an inclined support frame that constitutes the drying machine, and the movable mechanism moves the main shaft in an oblique direction by moving the main shaft along the support frame, The grudge and the bottom of the chamber And adjusting the gap between the laid bottom bamboo.
[0009]
According to such a configuration, when the rotational force transmitted from the motor via the speed reducer rotates the main shaft, the flywheel also rotates together with the main shaft, and the inertia in the rotation of the main shaft increases. Absorbs torque fluctuations that occur in the main shaft. As a result, the main shaft rotates with a stable torque, and a rubbing operation by a rubbing hand can be performed at a desired pressure.
[0010]
The pulley formed on the transmission shaft of the speed reducer may be a large one and may be a flywheel, or a flywheel separate from the pulley may be provided. On the other hand, if the main shaft is moved back and forth by the movable mechanism, the rotation center of the grudge moves and the gap between the grudge and the bottom bamboo can be changed. Adjust the gap. In particular, the movable mechanism moves the main shaft in an oblique direction to adjust the gap between the gripper and the bottom bamboo laid on the bottom surface of the spear chamber, so that the main shaft is also perpendicular to the floor surface in addition to the horizontal direction. Move.
[0011]
The invention according to claim 2 is characterized in that the speed reducer can be moved back and forth together with the main shaft by the movable mechanism.
[0012]
The invention according to
[0013]
The invention according to
[0014]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a support plate that supports the motor, and the support plate is swingable with respect to a longitudinal movement direction of the speed reducer.
[0015]
According to this configuration, when the speed reducer moves back and forth with the main shaft in the movable mechanism, the support plate swings to keep the linear distance between the output shaft of the motor and the transmission shaft of the speed reducer constant. That is, as the speed reducer moves away from the motor, the swing angle of the support plate is increased to move the motor to the speed reducer side, while as the speed reducer approaches the motor, the support plate is leveled and the motor is moved to the speed reducer. And move to the opposite side.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
The spindle drive device according to the present embodiment is applied to a roughing machine 1 in a medium-fired process as shown in FIG. 5, and the roughing machine 1 accommodates tea leaves as shown in FIG. 6 and FIG. The
[0017]
Generally, the roughing machine 1 for performing the roughing process is disposed between the leaf punching machine and the twisting machine in the medium-fired process, and is introduced into the machine while spreading the wet tea leaves with the steaming machine in the steaming process. Heated by hot air, softens the tissue of steamed leaves by pressing and friction, and at the same time evaporates moisture.
[0018]
The cocoon chamber 2 is a space formed in the rice cylinder 7 supported by the
[0019]
The hot air generator 6 is configured to send heat generated by the
[0020]
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the
[0021]
The
[0022]
According to the
[0023]
A
[0024]
As shown in FIG. 3, the
[0025]
Further, a
[0026]
By such a movable mechanism, the
[0027]
Further, when the
[0028]
The
[0029]
Thus, by making the
[0030]
According to the above spindle driving device, the pulley 14 (flywheel) imparts a large inertia to the
[0031]
One end of the main shaft 3 (the side to which the
[0032]
Furthermore, since the
[0033]
Although the present embodiment has been described above, the present invention is not limited to this. For example, the movable mechanism may be configured as shown in FIG. That is, the support frame 1a ′ constituting the roughing machine 1 is inclined as shown in the figure, and the
[0034]
According to this configuration, when the moving screw shaft 23 and the moving
[0035]
Moreover, although this embodiment is applied to the main shaft drive device of a roughing machine, the present invention is not limited to this and can be applied to other air dryers having the same main shaft. Furthermore, although a large pulley is attached to the
[0036]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, since the flywheel gives a large inertia to the main shaft, it is possible to suppress the torque fluctuation at the time of rotation of the main shaft that can move in the front-rear direction of the drying machine and to be constant with respect to the tea leaves. It is possible to maintain the quality of tea leaves by performing a pressure drying operation. In addition, the movable mechanism moves the main shaft in an oblique direction to adjust the gap between the gripper and the bottom bamboo laid on the bottom surface of the spear chamber, so that the main shaft is also perpendicular to the floor surface in addition to the horizontal direction. The range of gap adjustment can be expanded.
[0037]
According to the invention of claim 2, the transmission shaft and the main shaft of the speed reducer can be directly connected, and the rotational force transmitted from the motor to the speed reducer can be efficiently transmitted to the main shaft.
[0038]
According to the invention of
[0039]
According to the invention of
[0040]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view showing a main shaft driving device for a drying machine according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a front view showing a main shaft driving device for a drying machine according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is a rear view showing a main shaft driving device of a drying machine according to an embodiment of the present invention. FIG. 4 is a front view showing a swing mechanism of a support plate in the main shaft driving device of the drying machine according to the embodiment of the present invention. Fig. 6 is a front view showing a roughing machine as a drying machine applied to an embodiment of the invention. Fig. 6 is a schematic cross-sectional view taken along line VI-VI in Fig. 5. Fig. 7 is a drawing of a drying machine according to another embodiment of the invention. Rear view showing the spindle drive [Explanation of symbols]
1 ... Coarse dryer
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1a, 1a '... Support frame 2 ...
DESCRIPTION OF
Claims (5)
該主軸を回転駆動するためのモータと、
一端側で前記モータの出力軸と伝達ベルトを介して連結されるとともに他端側で前記主軸と連結された伝達軸を有し、前記モータの回転を所望の回転数まで減速して前記主軸に伝達する減速機と、
前記主軸を揉室に対して前後動させて、前記揉み手と揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調整し得る可動機構と、
を具備した揉乾機の主軸駆動装置において、
前記主軸の延長線上に当該主軸と共に回転するフライホイールと、
前記揉乾機を構成する傾斜した支持フレームと、
を備え、前記可動機構は、前記主軸を前記支持フレームに沿って移動させることにより斜め方向に移動させて、前記揉み手と揉室の底面に敷設された底竹との間隙を調整することを特徴とする揉乾機の主軸駆動装置。A main shaft that is arranged through the coffee room containing tea leaves and to which the grinder is fixed;
A motor for rotationally driving the spindle;
It has a transmission shaft connected to the output shaft of the motor on one end side via a transmission belt and connected to the main shaft on the other end side, and reduces the rotation of the motor to a desired rotational speed to the main shaft. A reducer to transmit,
A movable mechanism capable of adjusting the gap between the rubbing hand and the bottom bamboo laid on the bottom surface of the cocoon chamber by moving the main shaft back and forth with respect to the cocoon chamber;
In the main shaft drive device of the drying machine equipped with
A flywheel that rotates with the main shaft on an extension of the main shaft ;
An inclined support frame constituting the bag dryer;
The movable mechanism adjusts a gap between the rubbing hand and the bottom bamboo laid on the bottom surface of the cocoon chamber by moving the main shaft along the support frame in an oblique direction. The main shaft drive unit of the dryer.
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