JP3784172B2 - ディーリング通話システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行、証券会社等の金融機関において金融取引を行うために使用されるディーリング通話端末装置を回線制御装置に収容したディーリング通話システムに関する。
【0002】
さらに、本発明は、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータを用いて、構内通信用ネットワークLANに接続されるネットワークサーバーからLANを経由して、回線制御装置の収容位置データや内線番号データを変更したり、回線制御装置に接続されたディーリング通話端末装置の画面データを変更することができるようにしたディーリング通話システムの遠隔制御方式に関する。
【0003】
また、本発明は、上記ディーリング通話システムにおいて、インターネット(例えば、オープン・コンピュータ・ネットワーク(OCN))回線に接続したディーリング通話端末装置を宅内に設置し、回線制御装置に収容したディーリング通話端末装置への着信をインターネット回線を介して宅内に設置したディーリング通話端末装置へ接続し、回線制御装置に接続された相手先通話端末装置等と通話できるようにしたディーリング通話システムに関する。
【0004】
【従来の技術】
図4を用いて、複数のディーリング通話端末装置を回線制御装置に収容した従来のディーリング通話システムおよびこのディーリング通話システムにおける、ディーリング通話端末装置の収容位置データ、内線番号データ、ディーリング通話端末装置の画面データなどの設定方法について説明する。
従来のディーリング通話システムは、回線制御装置10と、この回線制御装置10に収容される複数のラインインタフェース回路(以下、ライン回路という)11と、このライン回路に接続されるディーリング通話端末装置21と、回線制御装置10に収容され公衆回線や専用回線に接続される複数のトランク回路12と、外部遠隔管理センタに接続される遠隔管理用トランク回路13と、回線制御装置10に収容されるディーリング通話端末装置などの局データを管理する局データ管理手段50とから構成される。
【0005】
回線制御装置10との通信は、まず外部遠隔管理センタ等にパーソナルコンピュータを設置し、このパーソナルコンピュータで回線制御装置保守用プログラムを起動することにより、遠隔制御トランク回路13を介して、回線制御装置10の収容位置データや内線番号データを遠隔制御するほか、回線制御装置10の障害情報を外部遠隔管理センタのパーソナルコンピュータに通知していた。
【0006】
また、回線制御装置10ごと(局ごと)に局データ管理手段50を設けることによって、局データ管理手段50の局データ管理用パーソナルコンピュータ52からも、ターミナルアダプタ51、パーソナルコンピュータ・インターフェースユニット14を介して回線制御装置10の収容位置データや内線番号データを設定することができる。さらに、局データ管理手段50から、ディーリング通話端末装置21の画面データ(短縮番号データなど)を設定することが可能である。
なお、パーソナルコンピュータ・インターフェースユニット14は、ISDN端末装置用のライン回路である。
【0007】
このような通信システムにおいては、局データ管理用パーソナルコンピュータ52が、ディーリング通話端末装置21毎に複数の画面データを予め作成しておき、ディーリング通話端末装置21の席替え時に、回線制御装置10から収容位置データや内線番号データを受けて、席替え後の収容位置データや内線番号データを作成して回線制御装置10にデータを送出している。
【0008】
上記方法において、現在、外部遠隔管理センタからのデータ設定に関しては、アナログ回線を使用した遠隔制御を行っており、ディーリング通話端末装置21毎の画面データの設定に関しては、回線制御装置10を設置する構内機械室等に局データ管理用パーソナルコンピュータ52やターミナルアダプタ51を設置して運用していた。
そのため、局毎に局データ管理用パーソナルコンピュータ52等が必要となるほか、席替えを行う場合に、局に出向いて、例えば局毎に機械室に設置された局データ管理用パーソナルコンピュータ52を用いて席替えデータを設定しなければならない。
【0009】
また、近時、ディーリング通話端末装置を含むディーリング通信システムにおいて、ディーリング通話端末装置をディーラの宅内に設置し、回線制御装置10への着信を宅内に設置したディーリング通話端末装置に転送して、宅内のディーリング通話端末装置で通話できるようにすることが要望されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記のような課題を解決するもので、局毎に局データ管理用パーソナルコンピュータ52の設置を不要とすることを目的とし、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータによってネットワーク上のネットワークサーバーから局毎の収容位置データや内線番号データおよびディーリング通話端末装置の画面データの設定を可能とすることを目的とする。
【0011】
また、本発明は、回線制御装置に直接収容されないディーリング通話端末装置を設置するとともに、回線制御装置に収容されたディーリング通話端末装置への着信を、回線制御装置に直接収容されないディーリング通話端末装置へ転送して相手先通話端末装置と通話することが可能な遠隔制御方式を提供することを目的とする。
【0012】
さらに、本発明は、遠隔地に有るネットワークサーバー管理手段から回線制御装置に直接収容されないディーリング通話端末装置を管理できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明ディーリング通話システム、電話回線に接続する複数のトランク回路と複数のライン回路を収容接続する回線制御装置と、前記ライン回路に接続されたディーリング通話端末装置と、前記ライン回路に接続されたインターネット回線接続用アダプタと、該インターネット回線接続用アダプタを介して前記回線制御装置に接続されるとともに、ネットワークサーバーが接続される構内通信用ネットワークと、該構内通信用ネットワークをインターネットに接続するターミナルアダプタまたはルーターと、該インターネットに接続されるパーソナルコンピュータとからなり、前記パーソナルコンピュータは、前記回線制御装置の内線番号データ及び前記ディーリング通話端末装置の画面データの情報を前記ネットワークサーバーに格納させる格納手段と、前記ネットワークサーバー内に格納された該情報を前記インターネット回線接続用アダプタを介して前記回線制御装置や前記ディーリング端末装置に送出させる送出手段とを有し、前記インターネットおよび前記ターミナルアダプタまたはルーターならびに前記構内通信用ネットワークを介して、前記回線制御装置の内線番号データ及び前記ディーリング通話端末装置の画面データの設定を行うことを特徴とするディーリング通話システムであって、前記回線制御装置は、前記回線制御装置に収容された前記ディーリング端末装置への着信を、前記インターネットに接続された通信端末装置に転送するよう登録する転送先登録手段と、前記転送先登録手段の登録内容に応じて、前記ディーリング端末装置への着信を前記構内通信用ネットワークおよび前記インターネット回線接続用アダプタならびに前記構内通信用ネットワークおよび前記ターミナルアダプタまたはルーターを介して、前記インターネットに接続された前記通信端末装置へ転送する転送手段とから構成した。
【0015】
また、本発明ディーリング通話システム電話回線に接続する複数のトランク回路と複数のライン回路を収容接続する回線制御装置と、前記ライン回路に接続されたディーリング通話端末装置と、前記ライン回路に接続され、前記回線制御装置とインターネット間の通信および通信プロトコル変換を行うインターネット回線接続用アダプタと、該インターネット回線接続用アダプタを介して前記回線制御装置に接続される構内通信用ネットワークと、該構内通信用ネットワークをインターネットに接続するターミナルアダプタまたはルーターとからなり、前記回線制御装置は、前記回線制御装置に収容された前記ディーリング端末装置への着信を、前記インターネットに接続された通信端末装置に転送するよう登録する転送先登録手段と、前記転送先登録手段の登録内容に応じて、前記ディーリング端末装置への着信を前記構内通信用ネットワークおよび前記インターネット回線接続用アダプタならびに前記構内通信用ネットワークおよび前記ターミナルアダプタまたはルーターを介して、前記インターネットに接続された前記通信端末装置へ転送する転送手段とから構成した。
【0017】
したがって、本発明におけるディーリング通話システムの遠隔制御方式によれば、LANに接続されるネットワークサーバー上に、回線制御装置の収容位置データ、内線番号データおよび回線制御装置のライン回路に接続される各ディーリング通話端末装置の画面データを蓄積し、インターネットに接続されるパーソナルコンピュータからネットワークサーバー上のデータを、各回線制御装置やディーリング通話端末装置に対して遠隔で制御することができる。
【0018】
また、インターネットに接続されたインターネット回線にインターネット回線接続用アダプタを接続することにより宅内ディーリング通話を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるディーリング通話システムの構成と該ディーリング通話システムの遠隔制御方式の、実施の形態を図を用いて説明する。
図1は、本発明にかかるディーリング通話システムの概略構成を示すブロック図である。
本発明にかかるディーリング通話システムは、複数のライン回路11と公衆回線または専用回線等に接続される複数のトランク回路12を収容する回線制御装置10と、ライン回路11を介して回線制御装置に接続されるディーリング通話端末装置21と、ライン回路11を介して回線制御装置に接続される構内通信用ネットワークLAN30と、構内通信用ネットワークLAN30に接続されるインターネット(例えば、オープン・コンピュータ・ネットワーク(OCN))40と、インターネット40に接続されるディーリング通話端末装置22と、インターネット40に接続されるパーソナルコンピュータ42とから構成される。
【0020】
回線制御装置10は、少なくとも下記の接続機能を有している。
▲1▼ ディーリング通話端末装置21の収容位置データに基づいて、局線とディーリング通話端末装置21を接続する機能
▲2▼ ディーリング通話端末装置21の収容位置データに基づいて、収容したディーリング通話端末装置21同志を接続する機能
▲3▼ ディーリング通話端末装置21とインターネット回線接続用アダプタ31の収容位置データに基づいて、ディーリング通話端末装置21と構内通信用ネットワークLAN30とを接続する機能
▲4▼ ディーリング通話端末装置21とインターネット回線接続用アダプタ31の収容位置データ等に基づいて、構内通信用ネットワークLAN30とインターネット40を介してディーリング通話端末装置21とディーリング通話端末装置22とを接続する機能
▲5▼ 予め登録されたデータに従って、局線からディーリング通話端末装置21への着信をディーリング通話端末装置22へ接続する機能
▲6▼ インターネット40と構内通信用ネットワークLAN30を介したディーリング通話端末装置22からの呼を局線へ接続する機能
【0021】
ライン回路11には、ディーリング通話端末装置21が接続される。また、ライン回路11のいくつかは、第1のインターネット回線接続用アダプタ31を介して、構内通信用ネットワークLAN30に接続される。
【0022】
トランク回路12は、公衆回線や専用回線などの局線と接続される。
【0023】
ディーリング通話端末装置21は、ライン回路11に接続され、画面上に内線や局線等の釦を収容し相手先(ディーラー等)に対して発着信通話を行う。
【0024】
ディーリング通話端末装置22は、ディーリング通話端末装置21と同様な構成を有しており、第2のインターネット回線接続用アダプタ41を介してインターネット40に接続されている。
ディーリング通話端末装置22は、回線制御装置10には直接的に収容されておらず、インターネット40、構内通信用ネットワークLAN30を介して回線制御装置10に接続される。ディーリング通話端末装置22は、例えばディーラの宅内に設置される。
【0025】
構内通信用ネットワークLAN30は、第1のインターネット回線接続用アダプタ31を介して回線制御装置10のライン回路11に接続され、ターミナルアダプタまたはルータ33を介してインターネットに接続される。さらに、構内通信用ネットワークLAN30には、ネットワークサーバー32が収容されている。
【0026】
第1のインターネット回線接続用アダプタ31は、回線制御装置10のデータを構内通信用ネットワークLAN30のプロトコルに変換しネットワーク上で通話および通信を行うことを可能とする。
【0027】
ネットワークサーバー32は、構内通信用ネットワークLAN30のネットワークに接続され、回線制御装置10の収容位置データおよび内線番号データもしくはディーリング通話端末装置の画面データなどのネットワーク上のデータを蓄積し、蓄積したデータをネットワーク上に送出する。さらに、ネットワークサーバー32は、インターネット40に接続されたパーソナルコンピュータ42によって、インターネット40と構内通信用ネットワークLAN30を介して上述の働きを実行させられる。
【0028】
ターミナルアダプタまたはルーター33は、構内通信用ネットワークLAN30に接続されたネットワーク回線を制御し、インターネット40を介してインターネットに接続された相手先とデータ送受信を行う。
【0029】
インターネット40は、インターネットプロトコル(IP)に従って通信を行なう統合ネットワーク網であり、第2のインターネット回線接続用アダプタ41と、パーソナルコンピュータ42などが接続される。
【0030】
第2のインターネット回線接続用アダプタ41は、ディーリング通話端末装置22とインターネット40の間を接続して宅内ディーリングを可能とする。
【0031】
パーソナルコンピュータ42は、インターネット40およびこのインターネットに接続された構内通信用ネットワークLAN30を介して、回線制御装置10等の管理を実行するデータ管理装置として働く。パーソナルコンピュータ42は、インターネット40に接続された1以上の構内通信ネットワークLAN30にそれぞれ収容されたネットワークサーバー32に対して、データ管理などの処理を実行させることができる。
【0032】
第1のインターネット回線接続用アダプタ31の構成を図2を用いて説明する。
第1のインターネット回線接続用アダプタ31は、回線インターフェース311と、圧縮装置312と、多重化装置313と、構内通信用ネットワークLANインターフェース314と、分配装置315と、伸長装置316とを有して構成される。
【0033】
第1のインターネット回線接続用アダプタ31は、構内通信用ネットワークLAN30からのデータを構内通信用ネットワークLANインターフェース314で受信し、受信した多重化された信号を分配装置315において各回線のデータに分配し、さらに伸長装置316において圧縮されたデータを伸長して、回線インターフェース311から各回線にデータを送出し、回線制御装置10のライン回路11を介してディーリング通話端末装置21にデータを送出する。
【0034】
また、第1のインターネット回線接続用アダプタ31は、ディーリング通話端末装置21からのデータを回線インターフェース311で受信し、圧縮装置312で圧縮し、多重化装置313で多重化を行い、構内通信用ネットワークLANインターフェース314を介して構内通信用ネットワークLAN30内の装置またはターミナルアダプタまたはルータ33を介してインターネット40に接続された装置とIP接続を行う。
【0035】
第2のインターネット回線接続用アダプタ41の構成の概略を、図3のブロック図を用いて説明する。
第2のインターネット回線接続用アダプタ41は、通話台インターフェース411と、圧縮装置412と、多重化装置413と、構内通信用ネットワークLANインターフェース414と、分配装置415と、伸長装置416とを有して構成される。
第2のインターネット回線接続用アダプタ41は、第1のインターネット回線接続用アダプタ31と比較すると、回線インターフェース311の替わりに、通話台インターフェース411を内蔵した点に特徴を有している。これは、第2のインターネット回線接続用アダプタ41にディーリング通話端末装置(通話台)22を直接接続できるようにしたためである。
【0036】
第2のインターネット回線接続用アダプタ41も、第1のインターネット回線接続用アダプタ31と同様に、各ディーリング通話端末装置22のデータを圧縮、多重化して構内通信用ネットワークLANインターフェース414を介してインターネット40に接続される。このように、回線の圧縮および多重化を行いインターネット40を利用することにより、回線使用料金を低減することが可能となる。
【0037】
次に、このように構成されたディーリング通信システムにおいて、構内通信用ネットワークLAN30上のネットワークサーバー32またはインターネット40に接続されたパーソナルコンピュータ42から、回線制御装置10の局毎の収容位置データや内線番号データを設定する方法と、回線制御装置10に接続されたディーリング通話端末装置21の画面データを設定する方法について説明する。
【0038】
インターネット40に接続されたパーソナルコンピュータ42は、インターネット40に対してダイヤルアップIP接続または専用線IP接続を行い、ターミナルアダプタまたはルーター33を介して構内通信用ネットワークLAN30のネットワークサーバー32に接続される。パーソナルコンピュータ42は、各回線制御装置10やディーリング通話端末装置21ならびにディーリング通話端末装置22の各種データを収集しネットワークサーバー32に格納させるとともに、ネットワークサーバー32内に格納された各回線制御装置10やディーリング通話端末装置21の各種データを、ライン回路11に接続された第1のインターネット回線接続用アダプタ31を介して回線制御装置10やディーリング通話端末装置21に送出し、ディーリング通話端末装置22の各種データを、ターミナルアダプタまたはルータ33、インターネット40、第2のインターネット回線接続用アダプタ41を介してディーリング通話端末装置22に送出する。
【0039】
以上のようにして、ネットワークサーバー32またはパーソナルコンピュータ42は、構内通信用ネットワークLAN30を介して回線制御装置10およびディーリング通話端末装置21に接続され、局毎の収容位置データや内線番号データの設定ならびにディーリング通話端末装置21の画面データの設定が可能となる。
【0040】
次いで、回線制御装置10に直接収容されない、宅内に設置されたディーリング通話端末装置22を、インターネット回線を利用して遠隔制御する方法について説明する。
宅内に設置されるディーリング通話端末装置22は、宅内ローカル給電により電源を供給する他は、回線制御装置10のライン回路11を介して接続されるディーリング通話端末装置21と全く同じ構成とすることができる。
【0041】
インターネット40に接続されたパーソナルコンピュータ42は、インターネット40に対してダイヤルアップIP接続または専用線IP接続を行い、ターミナルアダプタまたはルーター33を介して構内通信用ネットワークLAN30のネットワークサーバー32に接続される。パーソナルコンピュータ42は、ネットワークサーバー32内に格納されたディーリング通話端末装置22の各種データを、ターミナルアダプタまたはルータ33、インターネット40、第2のインターネット回線接続用アダプタ41を介してディーリング通話端末装置22に送出する。
【0042】
このことによって、ネットワークサーバー32またはパーソナルコンピュータ42は、構内通信用ネットワークLAN30およびインターネット40を介してディーリング通話端末装置22に接続され、局毎の収容位置データや内線番号データの設定ならびにディーリング通話端末装置22の画面データの設定が可能となる。
【0043】
次に、第2のインターネット回線接続用アダプタ41に接続された宅内に設置されたディーリング通話端末装置22から発信を行う場合、第2のインターネット回線接続用アダプタ41は、ディーリング通話端末装置22から送られてくる相手先ダイヤルデータを構内通信用ネットワークLANインターフェースを介してインターネット40に送出する。インターネット40は、相手先ダイヤルデータの基づいて、ダイヤルアップIP接続または専用線IP接続を行い、相手先の第1のインターネット回線接続用アダプタ31とネットワーク30上でパスを形成した後、相手回線制御装置10に接続されたディーリング通話端末装置21またはトランク回路12および局線を介して相手側のディーリング通話端末装置を呼び出す。
その後、相手が応答することにより通話データを送出して相手先と通話を行うことができる。
【0044】
また、回線制御装置10に直接収容されたディーリング通話端末装置21の使用者が帰宅するときに、このディーリング通話端末装置21に着信した通信を宅内に設置したディーリング通話端末装置22に転送するようにデータを回線制御装置10に登録したときには、当該ディーリング通話端末装置21に着信が有ると回線制御装置10は、ライン回路11−第1のインターネット回線接続用アダプタ31−構内通信用ネットワーク30−ターミナルアダプタまたはルータ33−インターネット40−第2のインターネット回線接続用アダプタ41を介してディーリング通話端末装置22に着信を転送する。
【0045】
このことによって、宅内に設置したディーリング通話端末装置22は、局線に着信した通話をとることができる。
ディーリング通話端末装置22から局線を介して相手側ディーリング通話端末装置を呼び出すときも、上記と逆の処理を行なうことによって、通話することができる。
【0046】
【発明の効果】
上記のようにインターネット回線を利用することにより、構内通信用ネットワークLANに接続されたネットワークサーバーからの情報を回線制御装置やディーリング通話端末装置に遠隔で提供することが可能となる他、宅内にディーリング通話端末装置を設置して運用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディーリング通話システムの構成の概要を示すブロック図。
【図2】本発明に用いる第1のインターネット回線接続用アダプタの構成の概要を示すブロック図。
【図3】本発明に用いる第2のインターネット回線接続用アダプタの構成の概要を示すブロック図。
【図4】従来のディーリング通話システムの構成の概要を示すブロック図。
【符号の説明】
10 回線制御装置
11 ライン回路
12 トランク回路
13 遠隔制御トランク回路
14 パーソナルコンピュータ・インターフェースユニット
21 ディーリング通話端末装置
22 ディーリング通話端末装置
30 構内通信用ネットワークLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)
31 第1のインターネット回線接続用アダプタ
32 ネットワークサーバー
33 ターミナルアダプタまたはルーター
40 インターネット
41 第2のインターネット回線接続用アダプタ
42 パーソナルコンピュータ
50 局データ管理手段
51 ターミナルアダプタ
52 局データ管理装置(パーソナルコンピュータ)

Claims (2)

  1. 電話回線に接続する複数のトランク回路と複数のライン回路を収容接続する回線制御装置と、
    前記ライン回路に接続されたディーリング通話端末装置と、
    前記ライン回路に接続されたインターネット回線接続用アダプタと、
    該インターネット回線接続用アダプタを介して前記回線制御装置に接続されるとともに、ネットワークサーバーが接続される構内通信用ネットワークと、
    該構内通信用ネットワークをインターネットに接続するターミナルアダプタまたはルーターと、
    該インターネットに接続されるパーソナルコンピュータとからなり、
    前記パーソナルコンピュータは、
    前記回線制御装置の内線番号データ及び前記ディーリング通話端末装置の画面データの情報を前記ネットワークサーバーに格納させる格納手段と、
    前記ネットワークサーバー内に格納された該情報を前記インターネット回線接続用アダプタを介して前記回線制御装置や前記ディーリング端末装置に送出させる送出手段とを有し、前記インターネットおよび前記ターミナルアダプタまたはルーターならびに前記構内通信用ネットワークを介して、前記回線制御装置の内線番号データ及び前記ディーリング通話端末装置の画面データの設定を行う
    ことを特徴とするディーリング通話システムであって、
    前記回線制御装置は、
    前記回線制御装置に収容された前記ディーリング端末装置への着信を、前記インターネットに接続された通信端末装置に転送するよう登録する転送先登録手段と、
    前記転送先登録手段の登録内容に応じて、前記ディーリング端末装置への着信を前記構内通信用ネットワークおよび前記インターネット回線接続用アダプタならびに前記構内通信用ネットワークおよび前記ターミナルアダプタまたはルーターを介して、前記インターネットに接続された前記通信端末装置へ転送する転送手段と、
    を備えたことを特徴とするディーリング通話システム。
  2. 電話回線に接続する複数のトランク回路と複数のライン回路を収容接続する回線制御装置と、
    前記ライン回路に接続されたディーリング通話端末装置と、
    前記ライン回路に接続され、前記回線制御装置とインターネット間の通信および通信プロトコル変換を行うインターネット回線接続用アダプタと、
    該インターネット回線接続用アダプタを介して前記回線制御装置に接続される構内通信用ネットワークと、
    該構内通信用ネットワークをインターネットに接続するターミナルアダプタまたはルーターとからなり、
    前記回線制御装置は、
    前記回線制御装置に収容された前記ディーリング端末装置への着信を、前記インターネットに接続された通信端末装置に転送するよう登録する転送先登録手段と、
    前記転送先登録手段の登録内容に応じて、前記ディーリング端末装置への着信を前記構内通信用ネットワークおよび前記インターネット回線接続用アダプタならびに前記構内通信用ネットワークおよび前記ターミナルアダプタまたはルーターを介して、前記インターネットに接続された前記通信端末装置へ転送する転送手段と、
    を備えたことを特徴とするディーリング通話システム。
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