JP3783731B2 - 高速切替ネットワーク構造 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は通信ネットワーク構造に関するものであり、特に切替ネットワーク内のデータトラフィクの制御を促進する構造に関するものである。
発明の背景
近年において、技術の発達は通信ネットワークにおける送信速度と帶域幅とを劇的に増大してきた。そのようなネットワークは、高速ネットワーク(HSN's)として今日知られるものへ発展してきて、毎秒ギガバイトあるいはテトラバイト程度の速度でデータを送信することができる。多くの応用が出現しており且つ巨大な帶域幅の高速ネットワーク設備への投資が試みられている。そのような応用の例はライブビデオ多重キャスティング,マルチメディアの会議、高品質画像再生、及び仮想実環境を含んでいる。
極めて高速な送信速度の要求により、比較的速い演算器速度と比較的遅い送信速度との間の以前のギャップの利点を利用することによる複雑なネットワーク処理は、もはや高速ネットワークに対しては現実性はない。結果として、高速切替ネットワークは送信されたデータを迅速にルート割当するために切替ノードの処理速度を大幅に高めねばならない。
通常のパケット切替ネットワークは、必要な高速処理速度を達成する点において限界がある。そのようなパケット切替ネットワークにおけるネットワークのノードは、ルート割当を実行する際のアドレス情報を得るため、各パケットのフレームヘッダを解析することが必要である。フレーム処理のために必要な時間は不所望な程に長くなってしまう。
これに反して、通常の回路切替ネットワークはフレーム処理をするためにネットワークノードを必要としない。しかしながら、このネットワークはノード対間の通信のために専用の回路を必要とする。これは、実効帶域幅利用も与えないし且つ充分な相互接続も支持しないことで望ましくない。
非同期転送モード(ATM)はパケット交換と仮想回路切替との結合された概念に基づいて開発されている。そのようなネットワークの構造は、1992年5月のComputer Networks and ISDN System 第24巻,第4号のJ.Boudecによる“Asynchronous Transfer Mode: a tutorial”に記載されている。ATMネットワークのノードは、情報の属する仮想回路により認識される情報のセルを切り換える。ATMセルを転送する前に、仮想回路が確立されねばならない。かくして、多くの問題のうちで、ATMネットワークが回路確立に関連するすべての遅延を受け継いで望ましくなく、且つ付加的な遅延が適切なスイッチ入力部分又は出力部分への仮想回路識別子をマッピングするためにATMセルを切り換えることから生じてしまう。これに加えて、ATMネットワークは、このネットワークへ入るデータがATMフレーム構造へ適合されることを必要として望ましくない。結果として、データがそのネットワークから出力される前にデータの元のプロトコルへ変換されることを必要とする不都合がある。
切替ネットワークのもう一つの型は、波形分割多重化(WDM:wave division multiplexing)ネットワークとして既知である。そのようなネットワークの構造は、1989年1月のIEEE Network Magazineの第29〜41頁のA.Acampora他による“An Overview of Lightwave Packet Network”及び1990年8月のIEEE Journal of Selected Area in Communication第6巻,第6号,第948〜964号のC.Brakettによる“Dense Wavelength Division Multiplexing network: Principles and Applications,”記載されている。WDMネットワークは適切な波長割当によって宛て先へ専用のアクセスを与える。ルート割当は源泉-宛て先連結性を与えるために波長を切り換えるように結合点を形成することにより達成される。同じ宛て先への同時送信の間の争いは切替結合点において解決される。望ましくは、WDMネットワークは回路様のサービス及び多重キャスティングを支持するように形成されてもよい。しかしながら、WDMネットワークの設置は光学媒体に制限され且つ光伝信の専門化された特性に大幅に関係する。更にその上、切替ノードにおける高速処理速度を実現するために、このネットワークは入ってくるトラフィック速度においてそのノードにおける切替の光学的同調を必要とする。必要ではあるが、光学的同調はこの技術の現在の状態をそれでもやはり超えている。結果として、現在のWDMネットワークは結合点対間の専用の波長を使用し、且つパケットは隣接する結合点へのみ直接に送られ得る。その結合点において、パケットは宛て先ルートを決定するために処理されることを要し、かくして処理時間を増大して望ましくない。
切替ネットワークの更にもう一つの型は、ハイボールネットワークとして既知である。そのようなネットワークの構造は、デラウエア大学の電子工学科から90-9-1に発行された技術報告のD.Mills他による“Highball: A High Speed, Re-served-Access, Wide Area Network,”に記載されている。ハイボールネットワーク構造によると、切替結合点計画トラフィックは中断されない通信を支持するためにスイッチを形成することによりバーストする。この目的のために、結合点放送はすべての他の結合点へ要請して、すべての可能な宛て先へのそれらのデータ伝達要求を特定する。それからこの情報が各結合点における計画を決定し、且つ出力リンクが特定の入力リンクへ委ねられる時間間隔を確立する。そのように、異なる結合点により決定された計画は一致しなければならず、それらの結合点は極端に正確な同期を維持しなくてはならない。このハイボールネットワークは、初期計画による潜在遅延を黙認できるトラフィックに役立つように設計される。かくして、計画する複雑性と極めて正確な同期要求がハイボールネットワーク構造に固有の主な短所である。
動作が実質的なトラフィック多重化を頼りにするその他の従来技術ネットワークは類似の短所に悩まされる。中間結合点におけるバッファサイジング、帶域幅割当、容量割当、及び設計のようなこれらのネットワークに属する争点は、動作が均衡しており且つトラフィック需要が多くの独立した且つ相関のない源泉の組み合わせから発生されると言う仮定に基づいて解決される。しかしながら、高速ネットワークにおいては、少数の相関する源泉が多重化された多くの他の源泉と同等の相関するトラフィックを発生し得て、かくして上述の仮定を実質的に浸食する。
それに加えて、送信遅延と比較して無視されるように用いられる従来技術のネットワークにおける伝播遅延は、高速ネットワークにおいては重要になる。例えば、約30msの国内横断伝播遅延により、2.4ギガバイト/秒において、高速ネットワークを通って9メガバイトをそのような遅延の間に送信できる。送信遅延に対して長い伝播遅延のせいで、流量制御又は損失からの回復のために包括的フィードバックに基づいた慣習的なプロトコルが高速ネットワークにおいてはもはや有効ではない。
本発明の概要
本発明は多数の切替ノードを含んでいる切替ネットワーク内におけるトリーのルーティングを使用することにより従来技術の制限を打破する。各切替ノードはデータが受信される1個以上の入力リンクと、データが送信される1個以上の出力リンクとへ接続される。トリーについての各ルーティングは異なる切替ノードと関連しており、そのネットワーク内の切替ノード全体のデータのルート割当を指定する。時間バンドがトリールーティングを設定するために規定され、各時間帯は1個以上のトリールーティングに関連している。切替ノードは、関連する時間バンドの期間に1個又はそれ以上のトリールーティングに応じて入力リンクのサブセットからのデータを出力リンクのサブセットに切り換える。
有益なことに、本発明は、切換ノードにより複雑なフレーム処理を除去して処理速度を増大する第1の目的、ネットワークに対する多重プロトコルを同時に可能にする第2の目的、サービスについての種々の品質を自在に可能にするネットワーク機構を構成する第3の目的、及び性能及びサービスを劣化することなくネットワークの複雑さ及び設置コストを制限する第4の目的を達成する。
【図面の簡単な説明】
本発明の他の目的、特徴及び利点を、本発明の好適実施の形態を示す添付図面に関連する詳細な説明から明らかにする。
図1は、本発明による複数のローカルアクセスに接続した切替ネットワークを示す。
図2は、このような図1のローカルアクセスの一つを示す。
図3は、図1の切替ネットワークで通信したデータフレームのフォーマットを示す。
図4は、図1の切替ネットワークを介したデータフレームのルーティングを指定するトリールーティングを示す。
図5は、図1の切替ネットワークの切替ノードのブロック図である。
図6は、図1の切替ネットワークの種々のトリールーティングを実現する時間帯のシーケンスを図示するタイミング図である。
図7は、図5の切替ノードの切替回路のブロック図である。
図8は、図5の切替ノードの制御ユニットのブロック図である。
図9は、図8の制御ユニットによって実行されるステップのシーケンスを表すフローチャートである。
図10Aは、図8の制御ユニットの構成レジスタのビットマップを示す。
図10Bは、図8の制御ユニットの優先レジスタのビットマップを示す。
図11は、図1の切替ネットワークを同時に実現する二つの非重複トリールーティングを示す。
図面中、同一参照番号及び符号を、図示したネットワークの同様な特徴、素子、成分及び部分に付すのに使用する。
詳細な説明
図1は、複数のローカルアクセス(LA)に接続する切替ネットワーク10の一例を図示する。切替ネットワーク10を、本発明による「アイソクロネット」(Isochronets)アーキテクチャに従って設計する。アイソクロネットは、各々が宛先ノードに関連するトリールーティング間のネットワークバンド幅を分割する本発明による経路分割多元接続(RDMA)切替技術を実施する。この技術を用いると、アイソクロネットは、中間切替ノードにおける成分に依存する処理を回避し、これにより、広い範囲の伝送速度を許容するとともに、全ての光学的な実施を支持する。
RDMA形態により、ネットワーク10を介したデータトラフィックのルーティングが、各々のトリールーティングに割り当てられた時間バンドの割当てを意味することは、以下の説明から明らかである。LAからのデータフレームは、それらの関連の時間帯域中各ツリーにアクセスする。各時間帯域中、LAからのデータフレームは、それとともに関連するトリールーティングを介して宛先ノードに伝播する。他のトラフィックが中間ツリーノードで争わない場合、フレームは、割り込みの起こらないネットワークを横断する。このために、全ネットワークを、時間及び空間の両方をトリールーティングによって共有したルーティング媒体として見ることができる。換言すれば、本発明によるRDMA形態は、バンド幅を、トリールーティング間で時間分割及び空間分割したことを特徴とするものである。
図1において、図示したようなアイソクロネットアーキテクチャを実施するネットワーク10は、12個の切替ノード、すなわちノード101〜112を具える。これら12個のノードを、双方向通信線によって相互に接続するとともに、他の双方向通信線を介して12個のLA151〜162にも接続する。これに限定されない本例によれば、各通信線はここで、1秒ごとにギガバイトの目安の速度でビトストリームを移送する。各LAは、データを送受信しうる通信装置を含む。このような通信装置を、例えば、ローカルエリアネットワーク、ホストコンピュータ、端末、パーソナルコンピュータ等とすることができる。
図2は、LA、例えばLA160を図示し、この場合、通常のローカルエリアネットワーク200はパーソナルコンピュータ201a〜201fに接続する。ローカルエリアネットワーク200は、ブリッジマシン203を介して切替ネットワーク10にアクセスする。後者を、パーソナルコンピュータ201a〜201fからネットワーク10内の切替ノード110にデータパケットを搬送するホストコンピュータとすることができる。ブリッジマシン203の他の機能を以下説明する。
LAの通信装置は、ネットワーク10を介して、適切なプロトコルを用いる他のLAの装置と通信する。このようなプロトコルは、ネットワーク10には見えない。すなわち、ネットワーク10は、装置が通信するプロトコルに関係なく、ネットワークの種々の切替ノードを介してある装置から他の装置にデータを送る。しかしながら、ネットワーク10の通信線中で伝送されるデータは、切替ノードが適合する低レベルプロトコルに従う必要がある。この理由は、受信の際の切替ノードが相違するソースからのデータセグメントの開始及び終了を識別する必要があるからである。このために、ネットワーク10中で伝送されるデータセグメントをフレーム中に含める必要がある。図3は、総フレームの構造を図示し、この場合、開始信号はフレームの開始をマークし、これに301を付す。この開始信号に、ビット長が可変のデータセグメント305が続く。このデータセグメントは、ソースノードに関連する送信装置と宛先ノードに関連する意図した受信装置との間の通信に対して適切にフォーマット化したデータを含む。データセグメント305に、フレームの終了をマークする終了信号が続き、これに303を付す。上記ブリッジマシンの機能の一つは、関連のLAから送信されたデータセグメントに対する必須の開始信号及び終了信号を発生させるとともに、これら信号をデータセグメントに接続することである。
ネットワーク10のデータのルーティングは、ソースノードから宛先ノードに導くトリールーティングに従う。本発明によれば、各宛先ノードを、相違するトリールーティングに関連させる。ネットワーク10の12個のノードを、様々なときに宛先ノードとなりうるので、それとともに関連する12個のトリールーティングが存在する。図4は、宛先ノードとしてのノード102に関連する一つのこのようなトリールーティングを図示する。図4に図示したように、トリールーティングを矢印によって規定し、宛先ノード102に定着させる。宛先ノード102に指導された他の全てのノードからのデータトラフィックを、矢印を付したようにネットワークを介して送る。例えば、LA160の通信装置から宛先ノードとしてノード102に接続したLA152の通信装置に伝送されたデータを、ノード110,107,105及び102の順に送り出す。
この点について、ノード102に関連する図4のトリールーティングをこのために図示する。ネットワークのノードの特定のトラフィックパターン及び地形配置のような要因に応じて、当業者は、これらの特定用途により好適にしうる他のトリールーティングを容易に考えだすことができる。同一の理由から、ノード102以外の他の各々のノードに関連するトリールーティングの説明を省略する。
ネットワーク10の切替ノードは構成上同様である。図5は、図示的にノード105とするこのような一つのノードのブロック図である。図1に図示したようなノード105を、LA155に接続するとともに、七つの通信ライン401を介してノード101,102,103,106,107及び108にそれぞれ接続する。このようなラインの各々を双方向ラインとするので、それは、入力トランク及び出力トランクを具える。特に、ライン401は、入力トランジスタライン401a及び出力トランク401bから構成され、ライン402は、入力トランジスタライン402a及び出力トランク402bから構成される、等々。図5のノード105は、各入力トランク401a〜407aの末端をなす七つの入力トランクインタフェース(TI)501a〜507aと、各出力トランク401b〜407bの末端をなす七つの出力TI501b〜507bとを具える。図示した本形態の各TIを、TAXIチップセット又はスーパネット(Supernet)チップセットのような市販のチップセットによって実現できることを指摘する必要がある。TAXIチップセット又はスーパネットチップセットの詳細な説明をそれぞれ、1991年4月のRev.Dによる“Am7936/Am7969-125 TAXIchip(TM) Integrated Circuits (Transparent Asynchronous Emtter-Receiver Interface”及び1989年2月のRev.Cによる“The SUPERNET(TM) Family for FDDI 1989 Data Book”で見つけることができる。これらのいずれも、郵便番号94088-3453 カリフォルニア州 サニーベール 901 トンプソンプレース P.O.Box3453に所在するAdvanced Micro Devices, Inc.で利用することができる。
ノード105はさらに、制御ユニット565及び切替回路523を含むスイッチ560と、プロセッサ511及びメモリ513を含む制御兼管理セクション(CMS)とを具える。CMS515は、ノード105を含むトリールーティング構成の情報によってプログラムされ、各ツリー構成に対してスケジュールする。CMS515を、トリールーティング構成を変えるために時々再プログラムすることができ、及び/又は、ネットワーク10の特定のトラフィック要求に応じてスケジュールすることができる。トリールーティング及びスケジュール情報を、スイッチ560内の制御ユニット565に対して設ける。この情報により、制御ユニット565は、データトラフィックを入力TI501a〜507から出力TI501b〜507bのうちの選択した一つに切り替える切替回路523を構成する。特に、入力TI501a〜507を、40ビットの複数のリード線531a〜537aを介して切替回路523に接続する。更に、出力TI501b〜507bを、40ビットの複数のリード線531b〜537bを介して切替回路523に接続する。ユニット565及び回路523を、制御データ多重リード線578を介して接続し、これらを以下詳細に説明する。この際、制御ユニット565は、共通出力TIに対する入力TIの接続を解決するアービトレーションも実行することを知れば十分である。
この図示した実施の形態では、各TIを制御ユニット565に接続するとともに、各TIは制御ユニット565と双方向制御信号の通信を行う。例えば、ライン572を、TI501aとユニット565との間のこのような制御信号の通信を行うのに使用する。ライン572によって移送された制御信号のうちの一つを、TI501aでバッファリングされたデータの切替を行うためのユニット565に対する要求とする。このような要求に同意した場合、TI501aのバッファリングされたデータは、リード線531aを介して切替回路523に伝送され、そのデータは、選択された出力TIに転送される。
具体的には、入力トランクからデータフレームを受信した後、入力TIはそれから開始信号及び終了信号を取り除く。残りのデータセグメントを、TIのバッファに記憶させる。データを切替回路523に送信する前に、入力TIは、直列データビットを40並列ビットワードにデータセグメントを再フォーマット化する。出力TIは、入力TIの逆作用を実行する。データを出力トランクに送信すると、出力TIは、切替回路523から受信した40ビットワードを直列ビットに変換し、直列ビットの各セグメントを包含するために必須の開始信号及び終了信号を発生させる。その結果得られるデータフレームは、出力トランクに伝送される。
RDMA形態に従うネットワーク10の12個の相違するトリールーティングを実施するに当たり、時間帯域を各切替ノードに割り当てて、これら時間帯域中、ノードは、それを通過するデータトラフィックのみを切り替えることができる。さらに、このような切替ノードに割り当てられた各時間帯域を、12個の相違するトリールーティングのうちの一つに関連させる。
図6は、切替ノード105に関連する時間ライン600を図示する。(ボックスに斜線を付した)時間帯域601及び603を、図4のトリールーティングを実現するためにノード105に割り当てる。これら時間帯域中、切替ノード105は、図4のトリールーティングに従って、入力トラフィックを、ライン401,406及び407から、ノード102に指導するライン403に切り替える。斜線を付していないボックスを、図4のトリールーティング以外のトリールーティングを実行するために切替ノード105に割り当てられた時間バンドとする。この特定の実施の形態において、12個の相違するトリールーティングに対する時間帯域のシーケンスは周期的に発生する。個々の時間帯域の長さが実際のトラフィック要求に応じて周期ごとに相違するので、この発生は時間どおりである必要はないが、トリールーティングの特定の順序で発生する。
図6は、切替ノード102に関連する他の時間ラインも図示する。この切替ノードを、図4のトリールーティングに従うノード105に対する受信ノードとする。同様に、(ボックスに斜線を付した)帯域651及び653を、図4のトリールーティングを実行するためにノード102に割り当てる。時間帯域651は時間帯域601に対応し、この場合、受信時間帯域中、ノード102及び105は図4のトリールーティングを共同して実行する。同様に、時間帯域653は、時間帯域603に対応する。
ネットワーク10におけるトラフィックのスムースな流れを保証するために、前記対応する時間帯域をノード105およびノード102に割り当て、ノード105からのデータフレームがノード102に到達する時、すぐにこれらに切り換えられるようにする。特に、時間帯域601は、前記データフレームのノード105からノード102への移動中に受ける伝播遅延の原因となるt1によって示される時間期間の間に、対応する時間帯域651を導く。同様に、帯域603は、同じ期間t1の間に、対応する帯域653を導く。したがって一般に、個々のトリールーティングの実行において、受信ノードに関係する送信ノードおよびLAの時間帯域は、個々の伝播遅延を反映する時間期間の間に、前記受信ノードの対応する時間帯域を導く。
切替ノードおよびその切替機構の切替ネットワーク523を、詳細に説明する。図7は、7個の慣例的なマルチプレクサ701ないし707を具えるネットワーク523を示す。図7に示すように、マルチリード531a−537aを各々のマルチプレクサの入力部に接続し、マルチリード531b−537bを異なったマルチプレクサの出力部に接続する。制御データマルチリード578を通じて、制御ユニット565は、スイッチ配置情報を各々のマルチプレクサに提供し、これにより前記マルチプレクサは、選択された入力マルチリードをその出力部に接続する。
したがって、例えば、図6の時間帯域601の間、図4のトリールーティングが実行されている間、切替ネットワーク523は、マルチリード531a(入力トランク401aに対応する)、536a(入力トランク406aに対応する)および537a(入力トランク407aに対応する)からのデータワードのみが、マルチリード533b(出力トランク403bに対応する)に切り換えられる。この目的のために、制御ユニット565は、マルチプレクサ703に命令し、マルチリード531a、536aおよび537aのみを、マルチリード533bであるその出力部に接続し、他のすべてのマルチプレクサに関して、その出力部から前記入力マルチリードを遮断する。
理論上は、同期が正確な場合、ネットワーク10は、図4のトリールーティングに従って動作する。すなわち、時間帯域601の期間中に、ノード105に到る入力トランク402a、403a、404aおよび405aにおいてデータフレームは存在してはならない。しかしながら実際問題として、何らかの理由のため、同期は僅かに外れるかもしれない。結果として、入力TI 502a、503a、504aおよび505aは、以前のトリールーティングの繰り越しか、ノード105に関する送信ノードにおけるやがて来るトリールーティングの早すぎる適用かによって、個々の入力トランクからデータフレームを受けるかもしれない。TI 502a、503a、504aおよび505aのいずれかが制御ユニット565に対して切替ネットワーク523に対するアクセスの許可を要求する場合、ユニット565は、図4の現在のトリールーティングを調査した後、そのアクセスを拒絶する。これらのTIのいずれかによって受けられたデータは、これらのバッファに残る。しかしながら、このデータは、適切なトリールーティングが生じた場合、ノード105を経て送信される。したがって、同期ずれを、例えば、ノード105が入力TI 502a、503a、504aおよび505aのいずれかにおいて1つまたはそれ以上の送信ノードからやがて来るトリールーティングに関するデータフレームを早まって受ける場合に、少なくとも部分的に補償する。もしそうでなければ、同期ずれのためにノード105によって受けられたデータフレームは、間違った宛先に伝送されてしまう。しかしながら、通信装置間の基礎的なプロトコルによって、送信装置は通常、間違って送信されたデータフレームを、予定された受信装置から負の受け取り通知を受けることによって再送信する。
ここで図6に加えて図5に戻って参照する。トラフィック状態に応じて、入力TI 502a、506aおよび507aは、互いに切替ネットワーク523に対するアクセスを争う。制御ユニット565は、このような争いを解決し、争っているTIの1つを、ネットワーク523に排他的にアクセスできる勝者のTIに決定する。制御ユニット565が前記争いを解決するアルゴリズムは、いわゆる”総当たり戦”アルゴリズムである。このアルゴリズムは、争っているTIを循環させて配置する、すなわち、争っているTIに0からn−1の見出しを付けることによって動作し、ここでnは、争っているTIの数である。各ステップにおいて、前のステップにおいてi番目のTIが選択されて勝者TIに成った場合、現在のステップにおいて(i+1)の見出しが付けられたTIに優先権が与えられ、ここで0≦i≦n−1である。これは、争っているTI全体に公正にアクセスが得られることを保証する。特に、ユニット565は、制御信号を勝者TIに送り、勝者TIがデータワードをそのバッファから切替ネットワーク523に送信できるようにする。したがって送信されたワードは、ネットワーク523に現在接続されている唯一の出力マルチリードであるマルチリード533bを経てTI 503bによって受けられる。この方法において、勝者TIは、勝者TIのバッファが空になるまで、データワードをTI 503bに送信する。その後、制御ユニット565は、送信するデータを有する残りの2つのTIの一方に対して、ネットワーク523に対するアクセスを許可する。第2の勝者TIは、再び、そのバッファが空になるまで、そのデータワードを出力TI 503bに送信する。次に最後のTIがネットワーク523に対するアクセスを許可され、再び、そのバッファが空になるまで、そのデータワードを送信する。この方法において、TI 501a、506aおよび507aは、現在の時間帯域が終了するまで、切替ネットワーク523へのアクセスを続ける。このような時間において、ネットワーク523に対して進行しているどのような送信も突然に中断され、しばしば結果としてデータセグメントの不完全な送信が生じる。
この点において、現在の設計が、送信TIがそのバッファ内のデータの複製のみを送信することを要求し、その複製の送信が完了した後のみ元データを前記バッファから取り除くことを注意することが重要である。そのようなものとして、現在の時間帯域の終了前に複製が完全に送信されていない最後の元データは、常に前記バッファにおいて完全に保持される。しかしながらそれにも係わらずに、本実施例において、送信TIのバッファに保持されているすべてのデータは、現在の時間帯域の終了において取り除かれる。前記通信装置間の基礎的なプロトコルに応じて、送信装置は、送信されなかったデータを、予定された受信装置から負の受け取り通知を受けることによって再送信する。
しかしながら、本実施例と違って、送信されなかったデータを後の送信のためにバッファに保存する別の実施例においては、前記時間帯域を、別の方法により特別な帯域と共に交互に配置する。現在の時間帯域に続く特別な帯域の期間中に、現在の時間帯域の終了時に送信TIにおいて保持されているデータを、CMS515内のプロセッサ511によって復旧する。プロセッサ511は、図4のトリールーティングに対してやがて来る時間帯域に先行する特別な帯域が生じるまで、復旧されたデータをメモリ513に記憶する。このような特別な帯域の間、プロセッサ511は、前記データをメモリ513から、図4のトリールーティングが繰り返される前に、個々の送信TIにダウンロードする。そのようなものとして、この代わりの実施例において、時間帯域の終了時の中断によって生じる送信装置による再送信は、望ましく回避される。
本等時的アーキテクチャは、ネットワーク10における切替ノードの処理速度が、入力TIが切替ネットワークのアクセスを管理するレートによってのみ制限される点において有利であることは明らかである。前記ネットワーク配置と、帯域割り当てと、帯域同期と、通常意味のある程度の処理時間を消費する他の制御および管理機能とは、ここではデータトラフィックの実際の流れにおいて含まれる他の部品から分離された制御ユニットによって行われる。結果として、等時的ネットワークの処理速度は、先行技術のネットワークよりも極めて速い。
図8を参照すると、制御ユニット565をさらに示してある。上述したように、ユニット565は、切替ノード105を含む12の異なったツリー配置を提供する責任がある。このようなツリー配置情報を、メモリ813に記憶する。前記メモリには、異なったツリー配置に対して割り当てられる時間帯域の持続時間も記憶する。この特別な実施例において、前記ツリーは周期的に実行され、前記帯域の持続時間は、予め決められるが、図6に示すように、ネットワーク10のトラフィック履歴にしたがって変化する。それにもかかわらず、当業者が、トリールーティングをリアルタイムのトラフィック要求に応じて実行するより洗練されたアルゴリズムと、トラフィック量の変化に適合した帯域の持続時間とを考案できることが分かるであろう。
特に、メモリ813を、CMS515のプロセッサ511によってプログラムし、多数の列を有するルックアップテーブルを含ませる。各列は、ノード105を含む異なったトリールーティングに関係する。この場合において、このような異なったトリールーティングが12個あることから、このような列が12列存在する。前記列を、これらに関係するトリールーティングの発生する順番と同じ順番に配置する。特に、各列は、関係するトリールーティングの配置情報と、これらに関する時間帯域の持続時間と、記述すべき優先権情報とを含む。前記ルックアップテーブルを、ポインタ機構を使用することによって達成する。前記ポインタは、現在のツリー配置、時間帯域持続時間および優先権情報を含む列のメモリアドレスを示す。前記ポインタの現在の値を、ポインタレジスタ805に記憶し、各時間帯域の終了時に増分する。さらに前記ユニット565は、制御ネットワーク809と、カウンタ811と、クロック803と、境界レジスタ815と、7個の配置レジスタ801a−801gと、7個の優先権レジスタ802a−802gとを含む。カウンタ811は、クロック803によって駆動され、このクロック803は、ネットワーク時間を保持し、ネットワーク10の他のノードにおける同様のクロックと同期する。ここでネットワークの同期は、”インターネット”アーキテクチャにおいて使用されるような慣例的な機構によるものである。インターネット同期機構における詳細に関して、D. Millsによる”Internet Time Synchronization: the Network Time Protocol,”IEEE Transactions on Communications, vol. 39, no. 10, pp. 1482-93, October 1991を参照することができる。
カウンタ811は、現在の時間帯域の持続時間を表す値毎にリセットされる。次にカウンタ811は数をゼロまで逆読みし、現在の時間帯域の終了を表す。境界レジスタ815は、最大ポインタ値を有し、この値まで前記ポインタは増分する。前記最大ポインタ値は、前述のルックアップテーブルの最後の列のメモリアドレスに対応する。制御ネットワーク809は、切替ネットワーク809へのアクセスの争いを解決する上述した総当たり戦アルゴリズムを実行する。
図9は、制御ネットワーク809によって実行され、ノード105の切替機能を実行する一連のステップを表すフローチャートである。制御ネットワーク809は、ステップ71において開始し、ステップ73においてカウンタ811が数をゼロまで逆読みしたか否かを決定する。前記カウンタがまだゼロに到達していない場合、ステップ73を繰り返し、到達している場合、ステップ74に進む。ステップ74において、ネットワーク809は、ポインタレジスタ805に記憶されている現在のポインタ値と、境界レジスタ815に記憶されている最大ポインタ値とを比較する。これらの2つの値が等しい場合、すなわち12の異なったトリールーティングを含む周期または期間が完了している場合、ステップ75に示すように、ポインタ値を前記ルックアップテーブルの第1列のメモリアドレスを示すようにリセットし、新たな周期を開始する。そうでない場合、ステップ76に示すように、前記ポインタ値を増分して次の列のメモリアドレスと等しくなるようにする。ステップ75またはステップ76のいずれかから、ネットワーク809はステップ77に進み、ここで前記ネットワークは、前記ツリー装置、帯域持続時間および優先権情報を、前記ポインタが示している前記ルックアップテーブルの列から復旧し、これらの情報は、やがて来る新たな帯域に関係する。次にネットワーク809は、ステップ79に示すように、前記配置情報を配置レジスタ801a−801gにダウンロードし、前記優先権情報を優先権レジスタ802a−802gにダウンロードし、カウンタ811を新たな帯域持続時間にリセットし、新たな帯域を開始する。同時に、切替ネットワーク内のマルチプレクサ701−707を、各々、レジスタ801a−801gの内容に従って配置する。制御ネットワーク809は、上述したステップ73に戻る。
図10Aは、配置レジスタ801cのような配置レジスタのビットマップを示す。この説明的な実施例において、配置レジスタ801a−801gは、マルチプレクサ701−707と各々関係する。特に、配置レジスタ801cは、マルチプレクサ703と関係する。図10Aに示すように、配置レジスタは、7つのマルチリード531a−537aに各々対応するビットc1−c7を含む。制限ではない例として、二進数値1を有するある配置レジスタ内のビットは、このビットに対応するマルチリードを、このレジスタに関係するマルチプレクサの出力部に接続すべきであることを示し、ビット値0は、前記対応するマルチリードをこれらから遮断すべきであることを示す。上述した例を続け、図4のトリールーティングに従ってマルチリード531、536および537のみがマルチプレクサ703によってその出力マルチリード533bに接続される場合、関係する配置レジスタ801cのビットパターンは1000011であり、第1、第6および第7ビットのみが二進数値1を有する。加えて、本例におけるすべての他の配置レジスタはすべてゼロのビット値を含み、これらの関係するマルチプレクサ701、702および704−707は、入力マルチリード531a−537aを各々の出力部から遮断する。
図10Bは、レジスタ802cのような制御ユニット565内の優先権レジスタを示す。この説明的な実施例において、優先権レジスタ802a−802gは、各々マルチプレクサ701−707に関係する。特に、優先権レジスタ802cは、マルチプレクサ703に関係する。図10Bに示すように、優先権レジスタは、ビットp1−p7を含む。これらのビットは、関係するマルチプレクサに各々のマルチリード531a−537aを経て接続された。TI 501a−507aに各々対応する。制限ではない例として、二進数値1を有するビットが、基礎的な争い解決アルゴリズムにかかわらずTIが関係するマルチプレクサにアクセスする優先権を有することを意味する。したがって、上述した例を続け、Ti 501a、506aおよび507aがマルチプレクサ703に関して争い、図10Bに示すように優先権レジスタ802cにおいてビットp6のみが1にセットされている場合、TI 506aは、他のTI 501aおよび507a以上の、マルチプレクサ703にアクセスする優先権を有する。
この特別な説明的な実施例において、優先TIによる先制のアクセスは、時間に制限される。この目的のために、サブ帯域を時間帯域内に割り当て、このサブ帯域の間にのみ、優先TIは先制のアクセスを行うことができる。前記サブ帯域の間、優先TIが送信するデータワードを有する場合、その切替ネットワーク523内の選択されたマルチプレクサにアクセスする要求は、現在ネットワーク523を通って移動している第2のTIからのデータワードがあるか否かにかかわらず、制御ユニット565によってすぐに許可される。これらのようなデータワードが存在するイベントにおいて、後者のデータワードは失われ、制御ユニット565は、前記第2のTIに前記優先TIによる先制のアクセスを知らせる。開示した実施例におけるすべてのTIのような第2のTIは、送信されたデータのオリジナルをその複製が完全に送信されるまでそのバッファに保持しているので、前記サブ帯域が終了するとすぐ、前記データの他の複製の再送信を試みる。
完全のために、図2のブリッジマシン203がアドレス検査機能も行うことを指摘すべきである。すなわち、通信装置からのデータパケットを検査した後、ブリッジマシン203は、このようなパケットの宛先アドレスを、これらがネットワーク10に伝送される前に検査する必要がある。この目的のために、ネットワーク10における各ブリッジマシンは、異なったトリールーティングに関するスケジュールおよびこれらの持続時間情報とを含むルックアップテーブルを含む。このようなルックアップテーブルによって、ブリッジマシン203は、ある宛先ノードに向けられたデータフレームを、このノードに関係するトリールーティングが実行されている場合のみ、ネットワーク10に放出する。
この場合において、ネットワーク10の処理能力比を、同じ時間帯域の間に重複しないトリールーティングを使用することによって増加することができることに注意することが重要である。図11は、共通のラインを共有しない2つの重複しないツリーを示す。図11におけるより密集した様子は、実線矢印によって規定されるトリールーティングが、図4のトリールーティングと同一のものであることを示す。追加のトリールーティングは、影付き矢印によって規定し、このトリールーティングは、影付きの宛先ノード106に関係する。重複のないツリーを実行するために、ネットワーク10における各ノードを、多少変更する必要がある。
例えば、図11の2つのトリールーティングを同時に処理するために、ノード105のスイッチ560を、上述したよりも2倍速いレートにおいて動作するように変更する必要がある。加えて、制御ユニット565を、2つのトリールーティングに交互に使用する時間帯域内に時間スロットを割り当てる必要がある。すなわち、ある時間スロットの間、前記重複しないトリールーティングの一方によって指定される入力TIのみが切替ネットワーク523へのアクセスを争うことを許可され、次の時間スロットの間、他方のトリールーティングによって指定される入力TIのみが争うことを許可される、等である。(この特別な場合において、宛先ノード106に関係するトリールーティングに割り当てられた時間スロット中にもかかわらず、ライン402に関係する入力トランクインタフェースのみが、前記切り換えネットワークへのアクセスを要求する。)もちろん、切替ネットワーク523を、ノード105に集中するデータフレームを正確に送信するために、交互の時間スロットの間の1つまたはそれ以上のトリールーティングに従って修正することが必要である。このようにすると、制御ユニット565は、追加のツリー配置にしたがって切替ネットワーク523のを修正する情報を提供するために、レジスタ801a−801gと同様の配置レジスタの追加の組を有する必要がある。さらに、先制アクセスの特徴を実現するために、ユニット565は、時間スロットの一部を形成するサブ帯域間になんらかの優先TIを指定するために、レジスタ802a−802gと同様の優先権レジスタの追加の組を有する必要がある。
これまで開示したことに基づいて、ネットワーク10における3つまたはそれ以上の重複しないツリーの実行は、適切なハードウェア、クロックレート、等の増加を単に必要とすることが、当業者には明らかであろう。したがってこのような実行の詳細な説明は、ここでは省略する。
上記のものは、本発明の原理を単に説明する。したがって、当業者が、例えここに明白に示されてまたは説明されていなくても、本発明の原理を具体化し、したがってその精神および範囲内にある多数の装置を考案できることは明らかであろう。
例えば、開示した実施例における図2のブリッジマシン203を切替ネットワーク10に接続したとしても、本明細書において言及したように、他の形式の通信装置を前記ネットワークに前記ブリッジマシンを経て接続する可能性は排除されない。ようするに、前記ブリッジマシンは上述した機能を行うことができるため、ネットワーク10を、ネットワーク10とは全く異なる通信機構を実行する他の切替または私設ネットワークに接続してもよい。
さらに、図6の時間帯域に同報帯域を挿入し、この帯域中に、ネットワーク10が同報モードにおいて動作するようにしてもよい。このモードにおいて、データは、データを1つのLAから複数の他のLAに同報するトリールーティングに従って経路選択される。したがって、同報モードに使用されるトリールーティングは、上述したような宛先ノードよりもむしろ、ソースノードに各々関係する。このようなものとして、同報トリールーティングを得る簡単な方法は、上述したトリールーティングのデータフローの方向を逆にすることである。例えば、図4のトリールーティングからこの方法で得られた同報トリールーティングは、データをノード102からネットワーク10における他の全てのノードに同報することができる。
加えて、本明細書において使用した言葉”データ”は、コンピュータデータ、音声データ、ビデオデータ、等を広く含む。
最後に、前記本発明の好適な実施例を、種々の通信機能を分離した機能的ブロックによって行う形態のものとして開示した。これらの機能的ブロックを、当業者には既知であるように、論理ネットワークまたは適切にプログラムされたプロセッサを使用して、種々の方法および組み合わせにおいて実現してもよい。

Claims (49)

  1. 通信リンクと互いに相互接続され、1個又はそれ以上の入力リンクにそれぞれ接続され、この入力リンクからデータを受信し出力リンクに転送する複数の切替ノードを具え、この切替ノードが、トリーの各ルーティングが前記切替ノードを通るデータのルーティングを特定するものであり、切替ノードを含むトリーのルーティングについての構成情報を供給する手段と、各々が1個又はそれ以上のトリールーティングと関連する一連の時間バンドを規定する手段と、個々の時間バンドについて1個又はそれ以上のトリールーティングに関する構成情報を受信する手段と、前記個々の時間バンド中に、前記受信手段により受信された構成情報に応じて前記入力リンクのサブセットからのデータを出力リンクのサブセットに切り替える手段とを具える通信ネットワーク。
  2. 請求項1に記載の通信ネットワークにおいて、各トリールーティングが別の切替ノードと関連しネットワークにおけるデータの前記別のノードへのルーティングを特定し、データが別のノードを経てネットワークから出力される通信ネットワーク。
  3. 請求項1に記載の通信ネットワークにおいて、1個又はそれ以上のトリールーティングが、複数の重なり合わないトリールーティングを含み、各ルーティングが前記入力リンクの異なるサブセット及び前記出力リンクの異なるサブセットを含む通信ネットワーク。
  4. 請求項3に記載の通信ネットワークにおいて、前記出力リンクのサブセットのリンク数が前記重なり合わないトリールーティングの数に等しい通信ネットワーク。
  5. 請求項3に記載の通信ネットワークにおいて、前記切替ノードが時間バンド中の複数の時間スロットを規定する手段をさらに具え、各時間スロットが重なり合わないトリールーティングと関連し、切替ノードが、重なり合わないトリールーティングと関連する時間スロット中に個々の重なり合わないトリールーティングに応じてデータを交換する通信ネットワーク。
  6. 請求項1に記載の通信ネットワークにおいて、前記切替ノードが、前記入力リンクサブセットからのデータを出力リンクのサブセットへ転送するマルチプレクサ手段と、前記構成情報に応じて前記マルチプレクサ手段を構成する制御手段とを含む通信ネットワーク。
  7. 請求項6に記載の通信ネットワークにおいて、前記切替ノードが複数の出力インタフェースをさらに具え、各出力インタフェースが、一端において選択されたマルチプレクサ手段に接続され他端において別の出力インタフェースに接続されて前記選択されたマルチプレクサ手段からのデータを別の出力リンクに転送する通信ネットワーク。
  8. 請求項6に記載の通信ネットワークにおいて、切替ノードが複数の入力インタフェースを具え、各入力インタフェースが一端において各マルチプレクサ手段に接続され他端において別の入力リンクに接続されて前記別の入力リンクからのデータをマルチプレクサ手段に転送する通信ネットワーク。
  9. 請求項8に記載の通信ネットワークにおいて、各入力インタフェースが、データを前記切替手段に転送するためのリクエストを発生する手段を含み、前記制御手段がコンテンションアルゴリズムに応じて前記リクエストを発生する手段を含む通信ネットワーク。
  10. 請求項9に記載の通信ネットワークにおいて、前記コンテンションアルゴリズムを、ラウンド−ロビン型のアルゴリズムとした通信ネットワーク。
  11. 請求項8に記載の通信ネットワークにおいて、前記切替ノードが、1個又はそれ以上の入力インタフェースを優先インタフェースとして選択する手段を含み、前記優先インタフェースが他の入力インタフェース対する優先性を有し、このインタフェースからのデータを前記切替手段に転送する通信ネットワーク。
  12. 請求項11に記載の通信ネットワークにおいて、前記個々の時間バンドが、前記優先インタフェースがデータを前記切替手段に排他的に転送するサブバンドをそれぞれ含む通信ネットワーク。
  13. 請求項1に記載の通信ネットワークにおいて、前記時間バンドのうちの少なくとも2個の時間バンドの長さが異なる通信ネットワーク。
  14. 各々が1個又はそれ以上の入力リンク及び1個又はそれ以上の出力リンクに接続されている複数の切替ノードを具え、これら切替ノードが、前記切替ノードがデータを受信する入力リンクのサブセット及びデータが転送される出力リンクのサブセットをそれぞれ特定するトリーの1個又はそれ以上のルーティングとそれぞれ関連する一連の時間バンドを規定する手段と、データを切り替える手段と、前記時間バンド中に、前記切替手段を、前記入力リンクのサブセットからのデータを出力リンクのサブセットへ切り替えるように構成する手段と、各々が異なる入力リンクに接続され、前記入力リンクからのデータを前記切替手段に転送する複数の入力インタフェースと、異なる出力リンクに接続され、前記切替手段からのデータを出力リンクに転送する複数の出力インタフェースとを具える通信ネットワーク。
  15. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、各トリールーティングが異なるノードと関連しネットワークにおけるデータの前記別のノードへのルーティングを特定し、データが別のノードを経てネットワークから出力される通信ネットワーク。
  16. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、1個又はそれ以上のトリールーティングが、複数の重なり合わないトリールーティングを含み、各重なり合わないトリールーティングが前記入力リンクの異なるサブセット及び前記出力リンクの異なるサブセットを含む通信ネットワーク。
  17. 請求項16に記載の通信ネットワークにおいて、前記出力リンクのサブセットのリンク数が前記重なり合わないトリールーティングの数に等しい通信ネットワーク。
  18. 請求項16に記載の通信ネットワークにおいて、前記切替ノードが時間バンド中の複数の時間スロットを規定する手段をさらに具え、各時間スロットが重なり合わないトリールーティングと関連し、切替ノードが、重なり合わないトリールーティングと関連する時間スロット中に個々の重なり合わないトリールーティングに応じてデータを交換する通信ネットワーク。
  19. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、各入力インタフェースがバッファを含み、このバッファに接続されている入力リンクからのデータを記憶する通信ネットワーク。
  20. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、前記切替手段が前記入力リンクのサブセットからデータを出力リンクのサブセットへ転送するマルチプレクサ手段を含む通信ネットワーク。
  21. 請求項20に記載の通信ネットワークにおいて、各出力インタフェースが前記切替手段の選択されたマルチプレクサ手段に接続され、前記選択されたマルチプレクサ手段からのデータを別の出力リンクに転送する通信ネットワーク。
  22. 請求項20に記載の通信ネットワークにおいて、各入力インタフェースが前記切替手段の各マルチプレクサ手段に接続され、異なる入力リンクからのデータをマルチプレクサ手段に転送する通信ネットワーク。
  23. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、各入力インタフェースが、データを前記切替手段に転送するためのリクエストを発生する手段を含み、前記構成手段がコンテンションアルゴリズムに応じて前記リクエストを発生する手段を含む通信ネットワーク。
  24. 請求項23に記載の通信ネットワークにおいて、前記コンテンションアルゴリズムを、ラウンド−ロビン型のアルゴリズムとした通信ネットワーク。
  25. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、前記切替ノードが、1個又はそれ以上の入力インタフェースを優先インタフェースとして選択する手段を含み、前記優先インタフェースが他の入力インタフェース対する優先性を有し、このインタフェースからのデータを前記切替手段に転送する通信ネットワーク。
  26. 請求項25に記載の通信ネットワークにおいて、前記時間バンドが、前記優先インタフェースがデータを前記切替手段に排他的に転送するサブバンドを含む通信ネットワーク。
  27. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、前記時間バンドのうちの少なくとも2個の時間バンドの長さが異なる通信ネットワーク。
  28. 請求項14に記載の通信ネットワークにおいて、各入力インタフェースがバッファを含み、このバッファに接続されている入力リンクからのデータを記憶する通信ネットワーク。
  29. 通信リンクと互いに相互接続した複数の切替ノードを具え、各切替ノードが1個又はそれ以上の入力リンクにそれぞれ接続され、切替ノードが入力リンクからデータを受信し出力リンクに転送する通信ネットワークで用いられる方法であって、前記トリールーティング各々が前記切替ノードを通るデータのルーティングを特定するものであり、切替ノードを含むトリールーティングについての構成情報を供給する工程と、各々が1個又はそれ以上のトリールーティングと関連する一連の時間バンドを規定する工程と、前記切替ノードにおいて、個々の時間バンド中に1個又はそれ以上のトリールーティングについての構成情報を受信する工程と、前記個々の時間バンド中に、前記受信手段により受信された構成情報に応じて前記入力リンクのサブセットからのデータを出力リンクのサブセットに切り替える工程とを具える通信ネットワークの使用方法。
  30. 請求項29に記載の方法において、各トリールーティングが別の切替ノードと関連しネットワークにおけるデータの前記別のノードへのルーティングを特定し、データが別のノードを経てネットワークから出力される通信ネットワークの使用方法。
  31. 請求項30に記載の方法において、1個又はそれ以上のトリールーティングが、複数の重なり合わないトリールーティングを含み、各トリールーティングが前記入力リンクの異なるサブセット及び前記出力リンクの異なるサブセットを含む方法。
  32. 請求項31に記載の方法において、前記出力リンクのサブセットのリンク数が前記重なり合わないトリーのルーティングの数に等しい方法。
  33. 請求項31に記載の方法において、前記規定工程が各時間バンドを複数の時間スロットに分割する工程を含み、各時間スロットが重なり合わないトリールーティングと関連し、切替ノードが、重なり合わないトリールーティングと関連する時間スロット中に、個々の重なり合わないトリールーティングに応じてデータを交換する方法。
  34. 請求項29に記載の方法において、前記切替手段が、前記入力リンクサブセットからのデータを出力リンクのサブセットへ転送するマルチプレクサ手段を含み、前記構成情報に応じて前記マルチプレクサ手段を構成する工程をさらに具える方法。
  35. 請求項34に記載の方法において、前記切替ノードが複数の出力インタフェースをさらに具え、各出力インタフェースが、一端において各マルチプレクサ手段に接続され他端において別の入力リンクに接続されて前記異なる入力リンクからのデータをマルチプレクサ手段に転送し、さらに入力インタフェースのサブセットによりデータを前記切替手段に転送するためのリクエストを発生する手段を具え、前記構成工程がコンテンションアルゴリズムに応じて前記リクエストを発生する工程を含む方法。
  36. 請求項35に記載の方法において、前記コンテンションアルゴリズムを、ラウンド−ロビン型のアルゴリズムとした方法。
  37. 請求項34に記載の方法において、1個又はそれ以上の入力インタフェースを優先インタフェースとして選択する工程を具え、前記優先インタフェースが他の入力インタフェース対する優先権を有し、このインタフェースからのデータを前記切替手段に転送する方法。
  38. 請求項35に記載の方法において、前記個々の時間バンドが、前記優先インタフェースがデータを前記切替手段に排他的に転送するサブバンドをそれぞれ含む方法。
  39. 請求項29に記載の方法において、前記時間バンドのうちの少なくとも2個の時間バンドの長さが異なる方法。
  40. 複数の切替ノードを具え、各切替ノードが1個又はそれ以上の入力リンク及び1個又はそれ以上の出力リンク接続され切替手段を具える通信ネットワークで使用する方法であって、切替ノードがデータを受信する入力リンクのサブセット及びデータを転送する出力リンクのサブセットを特定する1個又はそれ以上の異なる切替ノードと関連するトリールーティングと関連する一連の時間バンドを規定する工程と、前記時間バンド中に、前記切替出力を前記入力リンクのサブセットからのデータを出力リンクのサブセットに切り替えるように構成する工程と、前記切替ノードの異なる入力リンクに接続されている入力インタフェースにより、入力リンクからのデータを前記切替手段に転送する工程と、前記切替ノードの異なる出力リンクに接続されている出力インタフェースにより、切替手段からのデータを出力リンクに転送する工程とを具える通信ネットワークの使用方法。
  41. 請求項40に記載の方法において、各トリールーティングが異なるノードと関連し、ネットワークのデータの前記異なるノードへのルーティングを特定し、データを前記異なるノードを経てネットワークから出力する方法。
  42. 請求項40に記載の方法において、前記1個又はそれ以上のトリールーティングが複数の重なり合わないトリールーティングを含み、各トリールーティングが前記入力リンクの異なるサブセット及び前記出力リンクの異なるサブセットを含む方法。
  43. 請求項42に記載の方法において、前記出力リンクのサブセットのリンク数が前記重なり合わないトリールーティングの数に等しい方法。
  44. 請求項40に記載の方法において、前記規定工程が各時間バンドを複数の時間スロットに分割する工程を含み、各時間スロットが重なり合わないトリールーティングと関連し、切替ノードが、重なり合わないトリールーティングと関連する時間スロット中に、個々の重なり合わないトリールーティングに応じてデータを交換する方法。
  45. 請求項40に記載の方法において、入力インタフェースにより、データを前記切替手段に転送するためのリクエストを発生する工程をさらに具え、前記構成工程がコンテンションアルゴリズムに応じて前記リクエストを発生する工程を含む方法。
  46. 請求項45に記載の方法において、前記コンテンションアルゴリズムを、ラウンド−ロビン型のアルゴリズムとした方法。
  47. 請求項40に記載の方法において、前記切替ノードにおいて、1個又はそれ以上の入力インタフェースを優先インタフェースとして選択する工程を具え、前記優先インタフェースが他の入力インタフェース対する優先性を有し、このインタフェースからのデータを前記切替手段に転送する方法。
  48. 請求項47に記載の方法において、前記時間バンドが、前記優先インタフェースがデータを前記切替手段に排他的に転送するサブバンドを含む方法。
  49. 請求項40に記載の方法において、前記時間バンドのうちの少なくとも2個の時間バンドの長さが異なる方法。
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