JP3782304B2 - トリメチロールプロパントリアリルエーテルまたはトリメチロールプロパンジアリルエーテルの回収方法 - Google Patents

トリメチロールプロパントリアリルエーテルまたはトリメチロールプロパンジアリルエーテルの回収方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トリメチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルとを含む混合物からトリメチロールプロパントリアリルエーテルおよび/またはトリメチロールプロパンジアリルエーテルを回収するために使用される方法に関するものである。この方法は極性または無極性の抽出剤の存在の下で前記混合物を蒸留することを含む。
【0002】
【従来の技術】
トリメチロールプロパンのアリルエーテルはよく知られた化合物である。モノおよびジアリルエーテルは、例えば、不飽和ポリエステルおよびアルキド、アクリル単量体(モノマー)の調製および他のハイテクコーティング(high tech coating)分野でしばしば使用される。トリアリルエーテルの最も興味ある適用分野には、高吸収性繊維材料、化粧品、増粘剤および反応性希釈剤が含まれている。前記の製品の入手に制限があるため、トリメチロールプロパントリアリルエーテルが改善された特性をもたらす上で大きく貢献することのできる各種の応用例の開発が妨げられ、開発速度が不本意に低下している。従って、トリメチロールプロパントリアリルエーテルに対する要求は高く、それを容易に大量に入手するための製造方法および/または回収用法が極めて重要になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
トリメチロールプロパントリアリルエーテルは、周知のアリル化処理によって対応するトリメチロールプロパンジアリルエーテルと同様に製造することができ、あるいは例えば市販されているトリメチロールプロパンジアリルエーテルの等級(グレード)から、および前記処理により生成された2次製品から本発明に従って回収することができる。殆どのトリメチロールプロパンモノアリルエーテルおよびトリメチロールプロパンジアリルエーテルの等級は、通常、ある量例えば重量あるいはモルで1%、5%、10%、15%あるいは20%の副産物としてのトリアリルエーテルを含んでいる。トリアリルエーテルは、例えばポリエステル、アルキドおよびアクリルモノマー(単量体)のような多くのモノアリルおよびジアリルエーテルの適用では存在しないか殆ど存在しない。前記副産物の回収、モノおよび/またはジアリルエーテルのペンダント(pendant)精製は非常に困難である。それはトリメチロールプロパンジアリルエーテルとトリメチロールプロパントリアリルエーテルは同様な溶解性と揮発性を有し、さらに約70重量%のジアリルエーテルと約30重量%のトリアリルエーテルからなる共沸組成物を有するフラクション(留分)を形成するからである。
【0004】
本発明は前記トリメチロールプロパントリアリルエーテルと前記トリメチロールプロパンジアリルエーテルを含む混合物からトリメチロールプロパントリアリルエーテルおよび/またはトリメチロールプロパンジアリルエーテルを回収するに当たって好都合に使用される全く予期しなかった方法を提供するものである。トリメチロールプロパンジアリルエーテルおよびトリメチロールプロパントリアリルエーテルの間の前記共沸混合物は、第3の物質いわゆる共留剤を添加することによって分離されることが見出された
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法は、トリメチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルとを含む混合物を、少なくとも1の極性または無極性の抽出剤(extractive agent)が有効量存在する下で蒸留塔中で12kPa以下、例えば10kPa、さらには1kPa以下の圧力で蒸留することを含んでいる。本発明の好ましい実施形態では、抽出剤は回分蒸留(バッチ蒸留:batch distillation)あるいは連続蒸留のいずれかとすることができる蒸留期間中に連続的に供給される。抽出剤は蒸留装置の蒸留ヘッド(still head)あるいは蒸留がま(stillpot)に、または好ましくは蒸留塔に例えばその頂部から、あるいは塔の他の部分から供給される。本発明の蒸留処理は、好ましい実施形態では、0.05乃至15、好ましくは0.1乃至10の還流比(reflux ratio)で実行される。還流比は、蒸留と還流の比として定義される。本発明の方法は、前記エーテルを処理するとき、あるいは副産物としてのある量のトリメチロールプロパントリアリルエーテルを有するトリメチロールプロパンジアリルエーテルの等級(grade)の精製、同様に副産物としてのある量のトリメチロールプロパンジアリルエーテルを有するトリメチロールプロパントリアリルエーテルの等級(grade)の精製時に得られる副産物から、トリメチロールプロパントリアリルエーテルおよび/またはトリメチロールプロパンジアリルエーテルを回収するときに有効に使用される。トリメチロールプロパントリアリルエーテルおよび/またはトリメチロールプロパンジアリルエーテルは、得られた留出物または得られた蒸留残留物(distillation residue)からそれぞれ得られ、また実質的に純粋製品を生産するために、1回または複数回のさらなる抽出蒸留を含む処理が随時行なわれる。
【0006】
一般の抽出蒸留については、1984年、マグローヒル・ブック・カンパニー(McGraw-Hill Book Company)発行のペリス・ケミカル・エンジニーアーズ・ハンドブック(Perry's Chemical Enginners' Handbook)、6版、第13〜53頁、第13〜57頁、および1979年、マグローヒル・ブック・カンパニー(McGraw-Hill Book Company)発行のハンドブック・オフ・セパレーション・テクニークス・フォー・ケミカル・エンジニーアーズ(Handbook of Separation Techniques for Chemical Engineers)、フィリップ エー シュバイツアー(Phillip A. Schweitzer)著の第1〜135頁、第1〜143頁に開示され、説明されている。
【0007】
本発明の各種の実施形態では、極性抽出剤(Polar extracting agent)はアルコール、アルカノールアミン、スルホランおよび/またはそれらの混合物およびそれらとの混合物のような極性化合物を含んでいる。抽出剤の選択はその沸点温度に依存し、トリメチロールプロパントリアリルエーテルおよびトリメチロールプロパンジアリルエーテルの沸点に近い沸点を有する高沸点化合物であることが好ましい。アルコールは、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、2−アルキルおよび2,2ジアルキル置換1,3−プロパンジオール、例えばトリメチロールエタンおよびトリメチロールプロパンのようなトリメチロールアルカン、ペンタエリトリトールおよび高級アルコールのような、例えばジオール、トリオール、ポリオールである。アルカノールアミンは例えばモノ、ジおよびトリエタノールアミンおよびジおよびトリイソプロパノールアミンである。
【0008】
適当な極性抽出剤についても、例えば前記アルコールの二量体(ダイマー)、三量体(トリマー)および重合体(ポリマー)、前記二量体、三量体、重合体を含む2種またはそれ以上のアルコールからなる混合物、2種またはそれ以上のアルカノールアミンからなる混合物、少なくとも1のアルコールまたは二量体、三量体またはその重合体および少なくとも1のアルカノールアミンからなる混合物の中から得られる。
【0009】
適当な無極性抽出剤は、実質的に例えばヘキサデカン、ヘプタデカンおよびオクタデカンのような主鎖(primary chain)中に少なくとも10個の炭素原子をもった線形およびまたは枝分れ炭化水素の中から得られる。
【0010】
必要なあるいは最も適量の抽出剤は、回収されたトリメチロールプロパントリアリルエーテルおよび/またはトリメチロールプロパンジアリルエーテルの所望の純度、混合物中のトリアリルエーテルとジアリルエーテルとのモル比、抽出蒸留に影響を及ぼす混合物中の他の製品または副産物の量および形式、蒸留装置の配置(セットアップ)、蒸留塔の長さ、還流比、抽出剤の供給の位置付け、混合物が蒸留されるときの圧力、および同様な特性のような幾つかの特性に依存している。抽出剤の有効量は最適化のための事項で、通常は経験的に決定される。しかしながら、適当な量は、1対5乃至5対1のトリメチロールプロパントリアリルエーテルと極性抽出剤とのモル比、またはトリメチロールプロパンジアリルエーテルと無極性抽出剤とのモル比内から発見される。さらに抽出剤の有効な量あるいは最も有効な量は蒸留の各種の段階の期間で異なる。
【0011】
本発明の方法は、トリメチロールプロパンジアリルエーテルおよびトリメチロールプロパントリアリルエーテルと同様な混合物、すなわち共沸混合物あるいは本発明を使用しない通常の蒸留によっては分離できないかあるいは分離が困難な混合物を形成する少なくとも1の無極性および少なくとも1の極性アリルエーテルを含む混合物の抽出蒸留を包含するように容易に発展させて適用することができる。全および部分アリルエーテルは、ここに開示されたトリメチロールプロパンアリルエーテルの他に、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、2,2−アルキル−1,3−プロパンジオール、トリメチロールエタン、トリメチロールブタン、ペンタエリトリトール、無水エンネヘプチトール(anhydroenneaheptitol)、糖アルコール(sugar alcohol)、ヒドロキシ官能性カルボン酸(hydroxyfunctional carboxylic acid)のようなアルコール化合物、2,2−ジメチロールプロピオン酸のような最もよく知られたアルコール化合物および同様な化合物のアリル化、および前記アルコール化合物の二量体、三量体および重合体のアリル化により生成することができる。
【0012】
ここで述べた本発明の目的およびその他の目的、それに付随する効果については、以下に説明する実施例1、2を参照した次の詳細な説明により十分に理解することができよう。ここでは本発明の特定の実施例を示したが、これ以外に多くの変形例が可能であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではないことは云うまでもない。従って、本発明は、本発明の真の精神、考え方に含まれるすべての変形例を含めて特許請求の範囲によって包含される範囲を包含するものである。
【0013】
【実施例の説明】
例1は抽出剤としてトリメチロールプロパン、トリエタノールアミンおよびヘキサデカンを使用したトリメチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルとを含む混合物の蒸発と、抽出剤を使用しない蒸発との比較を示し、例2は抽出剤としてトリメチロールプロパンを使用してトリメチチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルとを含む混合物の抽出蒸留を示している。
【0014】
例1
重量パーセント(%)で73対27のトリメチロールプロパンジアリルエーテルとトリメチロールプロパントリアリルエーテルとを含む混合物を抽出剤と共に、冷却器(クーラー)および受け器(レシーバー)に結合された500mlの蒸留フラスコに充填した。混合物を、130乃至150℃の温度、1乃至1.2kPaの圧力でそれぞれの受け器に蒸発させるようにした。抽出剤を含まない比較対照は同じ態様で処理した。
【0015】
次の量が充填された。
サンプル1:300mlの混合物と200mlの溶融トリメチロールプロパン
サンプル2:320mlの混合物と180mlのトリエタノールアミン
サンプル3:220mlの混合物と280mlのヘキサデカン
比較対照:500mlの混合物
【0016】
各受け器に集められた留出物(蒸留物)中のトリメチロールプロパントリアリルエーテルのモル比(モルパーセンテージ)は蒸発の約60分後に次の通りに測定された。
サンプル1:44重量%
サンプル2:41重量%
サンプル3:23重量%
比較対照:31重量%
【0017】
その結果、サンプル1〜3では比較対照とは対蹠的に共沸トリメチロールプロパンジアリルエーテルとトリメチロールプロパントリアリルエーテルとの混合物は分離されて行くことを明確に示している。
【0018】
例2
2.1重量%の揮発性化合物、1.2重量%のトリメチロールプロパンモノアリルエーテル、66.2重量%のトリメチロールプロパンジアリルエーテル、24.8重量%のトリメチロールプロパントリアリルエーテル、0.2重量%のトリメチロールプロパン、および5.5重量%の高沸点化合物を含む500mlの混合物を、2000mlの蒸留がま、攪拌機、温度計、1mのSulzer BX(ズルツアーボックス)(商品名)パッキングを具えた200cmの蒸留塔、冷却器および前置フラクション(前置留分)(pre−fraction)、主フラクション(主留分)(main−fraction)、後置フラクション(後置留分)(after−fraction)に分割された蒸留物用の受け器を有する蒸留装置の蒸留がまに充填した。蒸留期間中に抽出剤としてトリメチロールプロパンを蒸留塔の頂部から連続的に供給した。約125℃(≒125℃)の温度、0.6乃至0.8kPaの圧力で1時間の全還流(total reflux)の後に 前置フラクション(pre−fraction)を収集した。
【0019】
次の結果が得られた。
【表1】
Figure 0003782304
【0020】
表1中で、
*1:各フラクション(fractionまたはfractions)
*2:蒸留がまで測定
*3:蒸留塔の頂部にトリメチロールプロパン(TMP)を供給
*4:蒸留物フラクション中のトリメチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルの全モルに対するトリメチロールプロパントリアリルエーテル(TMPTE)のモル比(パーセンテージ)
【0021】
上の結果から明らかなように、抽出蒸留によりトリメチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルを極めて良好に分離することができた。このようにして、前述したように前記の抽出蒸留を複数回くり返すことにより、実質的に純粋なトリメチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルの一方または双方を個々に有効に取出すことができた。

Claims (16)

  1. トリメチロールプロパントリアリルエーテルとトリメチロールプロパンジアリルエーテルを含む混合物からトリメチロールプロパントリアリルエーテルまたはトリメチロールプロパンジアリルエーテルを回収する回収方法であって、
    留塔中で12kPa以下の圧力で、少なくとも1種のジオール、トリオールまたはポリオール、少なくとも1種のアルカノールアミン、または、少なくとも10個の炭素原子を有する少なくとも1種の線形または枝分れ脂肪族炭化水素、を含む少なくとも1つの抽出剤が有効量存在する下で前記混合物を抽出蒸留し、
    生成された留出分または生成された蒸留残留物が収集され、さらに随時処理されること、を特徴とする回収方法。
  2. 前記混合物が10kPa以下圧力で蒸留されることを特徴とする、請求項1に記載の回収方法。
  3. 前記混合物が1kPa以下の圧力で蒸留されることを特徴とする、請求項1に記載の回収方法。
  4. 前記混合物が0.05乃至15の還流比で蒸留されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の回収方法。
  5. 前記混合物が0.1乃至10の還流比で蒸留されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の回収方法。
  6. 前記混合物が回分蒸留法で蒸留されることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の回収方法。
  7. 前記混合物が連続蒸留法で蒸留されることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の回収方法。
  8. 前記抽出剤が蒸留塔に供給されることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の回収方法。
  9. 前記抽出剤が蒸留塔の頂部に供給されることを特徴とする、請求項8に記載の回収方法。
  10. 前記抽出剤が連続的に供給されることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載の回収方法。
  11. 前記抽出剤はトリメチロールプロパンまたはトリエタノールアミンを含むものであることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載の回収方法。
  12. 前記抽出剤はトリメチロールプロパンおよびトリエタノールアミンを含むものであることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載の回収方法。
  13. 前記抽出剤はヘキサデカンを含むものであることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載の回収方法。
  14. 前記トリメチロールプロパントリアリルエーテルと前記少なくとも1種のジオール、トリオール、ポリオールまたはアルカノールアミンとのモル比は1対5乃至5対1であることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれかに記載の回収方法。
  15. トリメチロールプロパンジアリルエーテルと前記少なくとも10個の炭素原子を有する前記少なくとも1種の線形または枝分れ脂肪族炭化水素とのモル比は1対5乃至5対1であることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれかに記載の回収方法。
  16. 前記留出物または前記蒸留残留物がさらに1回または複数回抽出蒸留されることを特徴とする、請求項1乃至15のいずれかに記載の回収方法。
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