JP3781993B2 - コントロールセンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電路負荷を制御する制御機器を搭載した引出ユニットを有するコントロールセンタのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
コントロールセンタには、モータなどの複数の負荷機器を制御する制御機器を負荷機器ごとにユニット方式で収納し、それぞれのユニットは保守点検のため簡単に取り外しができるようにローラーとガイドを備えた引出ユニット型にしたものがある。この引出ユニットは、主回路及び制御回路が接続状態にある接続位置、主回路は断路されているが制御回路が接続されているテスト位置及び主回路も制御回路も断路されこの引出ユニットを取り外すことが可能な断路位置に移動することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のコントロールセンタにあっては、断路位置において引出方向へのロック機能がなかったため、断路位置において引出ユニットを放置すると不意にコントロールセンタから落下するという問題があった。
【0004】
したがって、この発明は、引出ユニットを主回路も制御回路も断路状態となる断路位置に移動させても落下することのないコントロールセンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、筐体内に設けられた導帯に対して接続及び断路自在の引出ユニットに電路負荷を制御する制御機器を搭載したコントロールセンタにおいて、筐体に形成されたいずれも引出ユニットの引出方向と直交する溝であって引出ユニットの接続位置、テスト位置及び断路位置に対応するそれぞれ接続溝、テスト溝及び断路溝並びにいずれも引出方向の溝であって互いは一直線上に配置されていない接続溝とテスト溝をつなぐ接続テスト連結溝及びテスト溝と断路溝をつなぐテスト断路連結溝と、引出ユニットの正面から奥行方向に回転自在に設けられたロックシャフトと、ロックシャフトの回転状態を表示する接続目盛、テスト目盛、断路目盛及び抽出目盛を有する表示手段と、ロックシャフトの回転軸と直交するように該ロックシャフトに互いに同一平面内に備えられた第1ロックピン及びL字状の第2ロックピンと、を有し、ロックシャフトが接続目盛にあるとき第2ロックピンの取付脚部が接続溝と係合することによって引出ユニットの移動を阻止する位置にあり、接続目盛りからテスト目盛に回転させたとき第2ロックピンの屈曲した先端部が接続溝と接続テスト連結溝が交差する位置に移動して引出ユニットを接続位置とテスト位置との間で移動させることができ、さらに断路目盛に回転させたとき第1ロックピンが断路溝とテスト断路連結溝が交差する位置に移動して引出ユニットをテスト位置と断路位置との間で移動させることができ、さらに抽出目盛に回転させたとき第1ロックピン及び第2ロックピンはいずれの溝とも係合しない位置に移動して引出ユニットをコントロールセンターから取り外すことができることとしている。
【0006】
以上のように構成したことによって、ロックシャフトが接続目盛にあるときは第2ロックピンの取付脚部が接続溝と係合するため引出ユニットを引き出すことはできない。ロックシャフトをテスト目盛まで回転すると、第2ロックピンの取付脚が接続溝と係合しない位置であって、第2ロックピンの先端部が接続テスト連絡溝に沿って変位できる位置まで回転する。この状態で引出ユニットを引き出すと第2ロックピンがテスト溝と係合し引出ユニットは自動的にテスト位置で停止する。さらに、ロックシャフトを断路目盛まで回転すると、第2ロックピンがいずれの溝とも係合しない位置であって、第1ロックピンがテスト断路連絡溝に沿って変位できる位置まで回転する。この状態で引出ユニットを引き出すと第1ロックピンが断路溝と係合し引出ユニットは自動的に断路位置で停止する。さらに、ロックシャフトを抽出目盛りまで回転するといずれのロックピンもいずれの溝にも係合しない状態になり、引出ユニットを筐体から取り出すことができる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1のコントロールセンタにおいて、引出ユニットの制御機器は配線用遮断器と該配線用遮断器の開閉ハンドルと連動するロックプレートを含み、配線用遮断器がON状態にあるときロックプレートと係合してロックシャフトの接続目盛からテスト目盛への回転を阻止するとともにロックシャフトがテスト目盛にあるときロックプレートの配線用遮断器をONさせる方向への変位を阻止する第1ロック片及びロックシャフトが抽出目盛にあるときロックプレートの配線用遮断器をONさせる方向への変位を阻止する第2ロック片をロックシャフトに設けることとしている。
【0008】
このような構成による第1ロック片の作用により配線用遮断器がON状態にあるときロックシャフトを接続目盛からテスト目盛へ回転できない。したがって、電流が流れているという危険な状態で引出ユニットが引き出されることはない。さらに、引き出された後再挿入しようとするとき、配線用遮断器がONであればロックシャフトを抽出目盛に設定できないため、再挿入することができない。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1ないし図7に示される実施例において説明する。図1を参照して、本実施例のコントロールセンタは、大きな筐体1内に2列に分けて上下方向に配置された複数(左側12個、右側4個)の引出ユニット2を収納している。それぞれの引出ユニット2の表面パネル3には、後述する配線用遮断器4を外部から操作する外部操作ハンドル5と、電路負荷の制御方法に応じて制御スイッチ表示灯、電流計などを含む制御監視ユニット6が設けられている。図2及び図3を参照して、コントロールセンタの内部背面部分には主回路導帯7が設けられており、引出ユニット2の背面には三相の主回路導帯7と接触自在の差込型端子ユニット8が取り付けられている。
【0010】
図2ないし図6を参照して、引出ユニット2は基板9上に配線用遮断器4、電磁接触器10などの制御機器を備えて構成されており、いずれも筐体の一部分である天井板11及び底板12並びに側壁部材13によって囲まれた空間に収納されている。この空間内で、基板9の両側部9aに設けられたローラ14が底板12に設けられている断面がコ字状のレール15にはめ込まれているため、引出ユニット2は簡単に引出及び挿入することができる。配線用遮断器4は電線16によって差込型端子ユニット8と接続されており、配線用遮断器4のハンドル4aを操作してON及びOFFすることによって電磁接触器10以下の負荷回路を制御できる。配線用遮断器4にはハンドル4aと連動する外部操作機構17、外部操作機構17と前述した外部操作ハンドル5を連結する四角柱の連結ロッド18、連結ロッド18と共に回転するロック板19が備えられている。なお、外部操作ハンドル5には連結ロッド18が連結される四角の孔が形成されており、双方は表面パネル3が閉じられたとき自動的に連結し、外部操作ハンドル5を回転させたとき連結ロッド18も回転して配線用遮断器4をON、OFFできる。なお、表面パネル3は配線用遮断器4が後述する接続位置及び引出ユニット2を取り外した後においてのみ閉じられるようになっている。
【0011】
引出ユニット2の基板9の裏面には、基板9の前面板9bと奥に設けられた軸受板20との間に、両端が円柱状で胴体部が四角柱のロックシャフト21が回転自在に設けられている。このロックシャフト21は、その前端面に回転操作溝21aと指示凹部21bを有し、胴体部の手前側であって四角柱の互いに裏側となる面にロック板19の回転を阻止する第1ロック片22及び第2ロック片23を備えている。さらに、その胴体部の奥側であって互いに裏側となる面に引出ユニット2の移動を阻止する二つの第1ロックピン24及びL字形状の第2ロックピン25が設けられている。なお、基板9の前面板9bには指示凹部21bが指示する位置を説明する名板26が設けられている。この名板26には四つの目盛があり、「CONNECT(LOCK)」目盛は引出ユニット2が接続位置にロックされている状態にあることを意味し、「TEST」目盛は引出ユニット2が接続位置とテスト位置の間を移動できる状態にあることを意味し、「DISCONNECT」目盛は引出ユニット2がテスト位置と断路位置の間を移動できる状態にあることを意味し、「DRAW OUT」目盛は引出ユニット2を取出せる状態又は取り付けられる状態にあることを意味している。
【0012】
一方、図6を参照して、配線用遮断器4のロック板19には第1ロック片22又は第2ロック片23と係合可能な切欠き19aが形成されている。また、図7を参照して、筐体1の底板12には引出ユニット2の引出方向と直交する3本の溝、すなわち奥から手前に順次配置された接続溝27、テスト溝28及び断路溝29が形成されている。さらに、底板12には接続溝27とテスト溝28をつなぐ接続テスト連結溝30及びテスト溝28と断路溝29をつなぐテスト断路連結溝31も形成されている。この接続テスト連結溝30とテスト断路連結溝31はともに引出ユニット2の引出方向の溝であって互いは一直線上になくテスト溝28を介してジグザグに配置されている。
【0013】
図7並びに図4に示されている名板26の表示を参照して、このように構成されている筐体1の引出ロック機能及び配線用遮断器4の開閉ロック機能について説明する。なお、図7(a)及び(b)、図7(c)及び(d)、図7(e)及び(f)並びに図7(g)及び(h)は、それぞれ引出ユニット2が接続位置、テスト位置、断路位置並びに抽出位置にあるときの、引出ロック機能及び開閉ロック機能を説明するそれぞれ正面から見た部分図及び上から見た部分図である。
【0014】
通常の使用状態を示している図7(a)及び(b)を参照して、ロックシャフト21が「CONNECT(LOCK)」の位置にあるとき、すなわちその指示凹部21bが名板26の「CONNECT(LOCK)」目盛を指示しているときは第2ロックピン25が接続溝27から下方に突き出た位置にあり、第2ロックピン25の取付脚部25aが接続溝27と係合するため引出ユニット2を手前に引き出すことができない状態にある。このときは第1ロック片22及び第2ロック片23共にロック板19と係合する位置にないため、ロック板19を反時計方向に回転させて配線用遮断器4をONにしたり逆回転させてOFFにすることが自由にできる。この接続位置において、主回路導帯7と差込型端子ユニット8は接触状態にあり、制御器具の制御電源も接続状態にある。
【0015】
引出ユニット2の制御器具の動作を点検するときは表面パネル3を開けて引出ユニット2をテスト位置に引き出す。図7(c)を参照して、「TEST」の位置になるようにロックシャフト21を反時計方向に回転と、第2ロックピン25のL字に曲がった先端部25bが接続溝27と接続テスト連結溝30の交点に位置し、先端部25bが接続テスト連結溝30に沿って移動できる状態になる。この状態で引出ユニット2を手前に引き出すと、図7(d)に示されているように第2ロックピン25の先端部25bがテスト溝28と係合するテスト位置で引出ユニット2が自動的に停止する。このテスト位置では、主回路導帯7と差込型端子ユニット8は断路状態にあり、制御器具の制御電源は接続状態にある。なお、図7(a)に示されているごとくロック板19が反時計方向に回転されている状態ではロック板19が第1ロック片22と係合してロックシャフト21を回転させることができない。したがって引出ユニット2を引き出すときは表面パネル3を開ける前に必ず外部操作ハンドル5を操作してロック板19を時計方向に回転した状態すなわち配線用遮断器4をOFFにしておく必要がある。
【0016】
引出ユニット2の内部をいかなる電源も印可されていない状態で点検するときは、引出ユニット2を断路位置に引き出す。図7(e)を参照して、「DISCONNECT」の位置になるようにさらにロックシャフト21を回転させると、第1ロックピン24がテスト溝28とテスト断路連結溝31の交点に位置し、第1ロックピン24がテスト断路連結溝31に沿って移動できる状態になる。この状態で引出ユニット2を手前に引き出すと、図7(f)に示されているように第1ロックピン24(第2ロックピンと重なるため図示されていない。)が断路溝29と係合する断路位置で引出ユニット2が自動的に停止する。この断路位置では、主回路導帯7と差込型端子ユニット8は断路状態にあり、制御器具の制御電源を接続するコネクターを抜くことによって制御電源も断路状態にすることができ、内部の点検を安心して行うことができる。
【0017】
引出ユニット2を筐体1から取り外すときは、図7(g)を参照して、「DRAW OUT」位置になるようにロックシャフト21をさらに回転させる。この状態では引出ユニット2は断路位置と同じ位置であるが、第1ロックピン24も第2ロックピン25もいずれの溝にも係合する位置にないため引出ユニット2を手前に引き出して取り外すことができる。このときは第2ロック片23がロック板19の切欠き19aと係合する位置にあるため配線用遮断器4をONにはできない。
【0018】
一旦取り外した引出ユニット2を再挿入するときは、挿入する前に、ロックシャフト21を「DRAW OUT」位置になるように、かつ、配線用遮断器4をOFFにしておく必要がある。この状態で挿入すると引出ユニット2は接続位置まで直接挿入することができる。接続位置に達した後、「CONNECT(LOCK)」位置になるようにロックシャフト21を回転させて、表面パネル3を閉じると配線用遮断器4を自由にON、OFFできる。なお、一旦引出ユニット2を取り外して、何らかの理由で「DISCONNECT」位置にロックシャフト21が回転され、かつ、配線用遮断器4がONになっているような引出ユニット2を再挿入しようとした場合、第2ロック片23がロック板19と接するためロックシャフト21を「DRAW OUT」位置まで回転させることができない。したがって、再挿入の前に配線用遮断器4をOFFにしておかなけれならない。
【0019】
上記に、本発明の実施の形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまでも例示であって、本発明の範囲は上記の発明の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した形態で実施され、請求項1の発明は、筐体に引出ユニットの接続位置、テスト位置及び断路位置に対応するそれぞれ引出方向と直交する接続溝、テスト溝及び断路溝並びに引出方向の溝であって互いは一直線上に配置されていない接続テスト連結溝及びテスト断路連結溝と、回転自在のロックシャフトと、第1ロックピン及びL字状の第2ロックピンと、を有し、ロックシャフトが接続目盛にあるときは第2ロックピンの取付脚部が接続溝と係合する位置にあり、テスト目盛に回転させたとき第2ロックピンの屈曲した先端部が接続溝と接続テスト連結溝が交差する位置になり、断路目盛に回転させたとき第1ロックピンが断路溝とテスト断路連結溝が交差する位置になり、抽出目盛に回転させたとき第1ロックピン及び第2ロックピンはいずれの溝とも係合しない位置になることとしたため、引出ユニットをテスト位置及び断路位置に引き出す操作をしたとき自動的にそれぞれテスト位置及び断路位置で停止し、引出ユニットを取り外すときはさらにロックシャフトを断路目盛りから抽出目盛まで回転させる必要があるため不意に抽出ユニットが落下するという心配がない安全なコントロールセンタを提供できるというような効果や、引出ユニットを挿入したとき確実に接続位置まで挿入されない限り接続位置でロックできないためロック状態では常に導帯とは確実に接触することとなるため接触不良による事故の発生しないコントロールセンタを提供できるという効果も奏する。
【0021】
請求項2の発明は、請求項1のコントロールセンタにおいて、配線用遮断器の開閉ハンドルと連動するロックプレートとこのロックプレートと係合する第1ロック片及び第2ロック片を設けたため、電流が流れているという危険な状態で引出ユニットが引き出されたり、引出ユニットを接続位置まで挿入してもいきなり電流が流れることのない安全なコントロールセンタを供給できるというような効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のコントロールセンタの全体正面図である。
【図2】図1のコントロールセンタの代表的な引出ユニットを含む内部平面図である。
【図3】図2の一部を破断した内部側面図であって、引出ユニットの略左半分を示す図である。
【図4】(a)図2の内部正面図、および(b)この引出ユニットに貼付されている名板の図である。
【図5】図2の引出ユニットに含まれるロックシャフトの(a)平面図及び(b)正面図である。
【図6】図2の引出ユニットに含まれる配線用遮断器のロック機構部分を示す一部を破断した正面図である。
【図7】図1のコントロールセンタの引出ロック機能及び開閉ロック機能を説明する図である。
【符号の説明】
1 筐体
2 引出ユニット
3 表面パネル
4 配線用遮断器、4a ハンドル
5 外部操作ハンドル
6 制御監視ユニット
7 主回路導帯
8 差込型端子ユニット
9 基板、9a 両側部、9b 前面板
10 電磁接触器
11 天井板
12 底板
13 側壁部材
14 ローラ
15 レール
16 電線
17 外部操作機構
18 連結ロッド
19 ロック板、19a 切欠き
20 軸受板
21 ロックシャフト、21a 回転操作溝、21b 指示凹部
22 第1ロック片
23 第2ロック片
24 第1ロックピン
25 第2ロックピン、25a 取付脚部、25b 先端部
26 名板
27 接続溝
28 テスト溝
29 断路溝
30 接続テスト連結溝
31 テスト断路連結溝

Claims (2)

  1. 筐体内に設けられた導帯に対して接続及び断路自在の引出ユニットに電路負荷を制御する制御機器を搭載したコントロールセンタにおいて、
    前記筐体に形成されたいずれも前記引出ユニットの引出方向と直交する溝であって前記引出ユニットの接続位置、テスト位置及び断路位置に対応するそれぞれ接続溝、テスト溝及び断路溝並びにいずれも引出方向の溝であって互いは一直線上に配置されていない前記接続溝とテスト溝をつなぐ接続テスト連結溝及び前記テスト溝と断路溝をつなぐテスト断路連結溝と、
    前記引出ユニットの正面から奥行方向に回転自在に設けられたロックシャフトと、
    前記ロックシャフトの回転状態を表示する接続目盛、テスト目盛、断路目盛及び抽出目盛を有する表示手段と、
    前記ロックシャフトの回転軸と直交するように該ロックシャフトに互いに同一平面内に備えられた第1ロックピン及びL字状の第2ロックピンと、を有し、
    前記ロックシャフトが前記接続目盛にあるとき前記第2ロックピンの取付脚部が前記接続溝と係合することによって前記引出ユニットの移動を阻止する位置にあり、前記接続目盛りから前記テスト目盛に回転させたとき前記第2ロックピンの屈曲した先端部が前記接続溝と接続テスト連結溝が交差する位置に移動して前記引出ユニットを前記接続位置と前記テスト位置との間で移動させることができ、さらに前記断路目盛に回転させたとき前記第1ロックピンが前記断路溝とテスト断路連結溝が交差する位置に移動して前記引出ユニットを前記テスト位置と前記断路位置との間で移動させることができ、さらに前記抽出目盛に回転させたとき前記第1ロックピン及び前記第2ロックピンは前記いずれの溝とも係合しない位置に移動して前記引出ユニットを前記コントロールセンターから取り外すことができることを特徴とするコントロールセンタ。
  2. 前記引出ユニットの制御機器は配線用遮断器と該配線用遮断器の開閉ハンドルと連動するロックプレートを含み、前記配線用遮断器がON状態にあるとき前記ロックプレートと係合して前記ロックシャフトの接続目盛からテスト目盛への回転を阻止するとともに前記ロックシャフトがテスト目盛にあるとき前記ロックプレートの前記配線用遮断器をONさせる方向への変位を阻止する第1ロック片及びロックシャフトが抽出目盛にあるとき前記ロックプレートの前記配線用遮断器をONさせる方向への変位を阻止する第2ロック片を前記ロックシャフトに設けたことを特徴とする請求項1のコントロールセンタ。
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