JP3777610B2 - Data reproducing apparatus and data reproducing method - Google Patents
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Description
本発明は、例えば光ディスクに時分割多重して記録されているビデオデータとオーディオデータを再生、分離し、デコードして出力する場合に用いて好適なデータ再生装置およびデータ再生方法に関する。 The present invention relates to a data reproduction apparatus and a data reproduction method suitable for use when, for example, video data and audio data recorded by time division multiplexing on an optical disc are reproduced, separated, decoded and output.
図31は、従来のデータ再生装置の一例の構成を示すブロック図である。ドライブ1は、内蔵する光ディスクに記録されているデータを再生する。この光ディスクには、ビデオデータとオーディオデータとが時分割多重されて記録されている。ドライブ1より出力された再生データは、復調装置2に供給され、復調される。ECC回路3は、復調装置2が出力するデータの誤り検出訂正を行い、リングバッファ4とアドレス抽出回路31に供給する。リングバッファ4は、供給されたデータを所定量蓄積した後、多重化データ分離装置5に出力する。
FIG. 31 is a block diagram showing a configuration of an example of a conventional data reproducing apparatus. The
多重化データ分離装置5は、リングバッファ4より供給されたデータからビデオデータとオーディオデータとを分離すると共に、タイミングデータとしてのSCR(System Clock Reference)と、ビデオ用(DTSV)と、オーディオ用(DTSA)のDTS(Decoding Time Stamp)とを分離するデータ分離回路21を有している。
The multiplexed
この多重化データ分離装置5に供給されるデータのフォーマットは、例えば図32に示すように規定されている。このフォーマットは、MPEG(ISO11172)の多重化ビットストリームとして規定されているものである。同図に示すように、多重化ビットストリームは1つ以上のパック(PACK)で構成される。そして、各パックは1つ以上のパケット(PACKET)で構成される。パックの先頭には、パックヘッダ(PACK HEADER)が配置され、このパックヘッダにはパックの開始点を示すパックスタートコード(PACK START CODE)、SCRおよびMUX_RATEが配置されている。SCRは、その最後のバイトが多重化データ分離装置5に入力される時刻(デマルチプレクスが開始される時刻)を表わしている。MUX_RATEは、転送レートを示すものである。
The format of data supplied to the multiplexed
図32の例においては、パックヘッダの次にビデオパケット(VIDEO PACKET)と、オーディオパケット(AUDIO PACKET)が順次配置されている。これらのパケットの先頭には、パケットヘッダ(PACKET HEADER)が配置され、このパケットヘッダには、ビデオあるいはオーディオのパケットの開始点を表すビデオパケットスタートコード(VIDEO PACKET START CODE)またはオーディオパケットスタートコード(AUDIO PACKET START CODE)と、ビデオまたはオーディオデータのデコードの開始時刻を示すDTSVまたはDTSAが配置されている。そして、この各パケットヘッダの次に、ビデオデータ(VIDEO DATA)あるいはオーディオデータ(AUDIO DATA)が配置されている。 In the example of FIG. 32, a video packet (VIDEO PACKET) and an audio packet (AUDIO PACKET) are sequentially arranged after the pack header. A packet header (PACKET HEADER) is arranged at the head of these packets, and in this packet header, a video packet start code (VIDEO PACKET START CODE) or an audio packet start code (Audio packet start code) indicating the start point of a video or audio packet is placed. AUDIO PACKET START CODE) and DTSV or DTSA indicating the start time of video or audio data decoding. Next to each packet header, video data (VIDEO DATA) or audio data (AUDIO DATA) is arranged.
尚、これらSCR,DTS(DTSVまたはDTSA)などのタイミングデータ(時刻情報)は、90kHzの周波数のクロックのカウント値で表わされ、33ビットの有効数字を有している。 The timing data (time information) such as SCR, DTS (DTSV or DTSA) is represented by a count value of a clock having a frequency of 90 kHz, and has 33-bit significant digits.
データ分離回路21で分離されたビデオデータは、ビデオコードバッファ6(FIFO)に供給される。オーディオデータは、オーディオコードバッファ8(FIFO)に供給される。また、SCRは、STCレジスタ26に供給され、記憶されるようになされている。そして、STCレジスタ26は、クロック発生回路27が出力する90kHzの周波数のクロックをカウントし、その記憶値をインクリメントして、STC(System Time Clock)を生成するようになされている。
The video data separated by the
データ分離回路21により分離されたDTSVとDTSAは、それぞれDTSVレジスタ22とDTSAレジスタ24に供給され、記憶されるようになされている。そして、このDTSVレジスタ22とDTSAレジスタ24に記憶されたデータは、比較器23と25にそれぞれ供給され、STCレジスタ26が出力するSTCと比較されるようになされている。制御回路28は、例えばCPU等により構成され、入力部29より使用者の操作に対応して入力される指令に基づき、再生動作を制御する。アドレス記憶回路30は、入力部29より入力された再生開始アドレスや再生終了アドレスを記憶する。
The DTSV and DTSA separated by the
ビデオコードバッファ6に記憶されたビデオデータは、読み出されてビデオデコーダ7に供給される。そして、ビデオデコーダ7によりデコードされ、生成されたビデオ信号が、図示せぬ回路に出力されるようになされている。このビデオデコーダ7には、比較器23が出力するビデオデコードスタート信号が供給されている。
The video data stored in the
同様に、オーディオコードバッファ8より出力されたデータが、オーディオデコーダ9に供給され、デコードされるようになされている。このオーディオデコーダ9には、比較器25の出力がオーディオデコードスタート信号として供給されている。
Similarly, data output from the
次にその動作について、図33のタイミングチャートを参照して説明する。入力部29を操作し、制御回路28に対し再生開始アドレス、再生終了アドレス、および再生の開始を指令する。再生開始アドレスおよび再生終了アドレスは、アドレス記憶回路30に記憶される。
Next, the operation will be described with reference to the timing chart of FIG. The input unit 29 is operated to instruct the
このとき、制御回路28は、ドライブ1に指令を出し、ドライブ1に内蔵する光ディスクに記録されているデータを再生させる。ドライブ1より出力された再生データは、復調装置2に供給され、復調された後、ECC回路3に供給されて、誤り検出訂正の処理が施される。
At this time, the
ECC回路3により誤り訂正の行われたデータは、アドレス抽出回路31に供給され、データ中の所定の位置に配置されているアドレスが読み出され、制御回路28に供給される。制御回路28は、供給される読み出しアドレスと、アドレス記憶回路30から得た再生開始アドレスが一致するまで待機し、両方のアドレスが一致したとき、リングバッファ4に対し、蓄積開始コマンドを発生する。これにより、リングバッファ4に、ドライブ1より出力された再生データが蓄積される。リングバッファ4に記憶されたデータは、そこから読み出され、多重化データ分離装置5のデータ分離回路21に供給される。
The data that has been subjected to error correction by the
データ分離回路21は、制御回路28に制御され、リングバッファ4より供給されるデータからビデオデータとオーディオデータを分離し、それぞれビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8に供給する。また、SCR,DTSVおよびDTSAをそれぞれ分離し、それぞれSTCレジスタ26、DTSVレジスタ22およびDTSAレジスタ24に供給し、記憶させる。
The
STCレジスタ26は、SCRを記憶し、以後クロック発生回路27が出力するクロックをカウントし、クロックに対応して記憶値(SCR)をインクリメントする。このSTCレジスタ26の記憶値は、内部時刻(STC)として、比較器23と25に供給される。
The STC register 26 stores the SCR, counts the clock output from the
DTSVレジスタ22は、ドライブ1により再生が開始されて最初に供給されたDTSVを保持する。これは、データ分離回路21により分離され、ビデオコードバッファ6に供給され、記憶されているビデオデータのうち、先頭のピクチャのデータのデコード開始時刻に対応している。
The
同様に、DTSAレジスタ24は、再生が開始されて最初に供給されたDTSAを保持する。これは、オーディオコードバッファ8に記憶されているオーディオデータのうち、先頭のデコード単位のデータのデコード開始時刻に対応している。
Similarly, the DTSA
SCRは、リングバッファ4より多重化データ分離装置5にデータが供給され、デマルチプレクスが開始される時刻(入力されるデータのその時点における時刻)に対応している。即ち、図33のタイミングチャートにおける時刻t1に対応している。STCレジスタ26は、この時刻t1からの時刻データ(現在時刻)を比較器23と25の一方の入力に出力することになる。
The SCR corresponds to the time when the data is supplied from the
DTSVレジスタ22は、ビデオデコーダ7がデコードを開始する時刻DTSVを比較器23の他方の入力に供給している。比較器23は、STCレジスタ26が出力する現在時刻(STC)が、DTSVレジスタ22が出力するデコード開始時刻に一致したとき(図33における時刻t2において)、ビデオデコードスタート信号をビデオデコーダ7に出力する。ビデオデコーダ7は、このビデオデコードスタート信号が入力されたとき、ビデオコードバッファ6に書き込まれていたビデオデータを1フレーム分だけ読み出し、デコードを開始する。
The DTSV register 22 supplies the time DTSV at which the
尚、図33において、直線Aは、ビデオコードバッファ6へのデータの書き込み状態を示しており(その傾きは、書込転送レートを表わしている)、折線Bは、ビデオコードバッファ6よりビデオデコーダ7がデータを読み出す状態を示している。従って、ビデオコードバッファ6には、図中、影を付して示した範囲にデータが残っていることになる。ビデオコードバッファ6の記憶容量は、直線Aと直線Cの垂直方向の距離で表される。
In FIG. 33, a straight line A indicates a state of writing data to the video code buffer 6 (the inclination indicates a write transfer rate), and a broken line B indicates a video decoder from the
ビデオデコーダ7は、ビデオデコードスタート信号が供給されるとデコードを開始し、デコードが完了した時点において、即ちデコード開始後、ビデオデコードディレイ(VIDEO_DECODE_DELAY)の時間が経過したタイミングにおいて、ビデオ垂直同期信号を発生し、これに続けてビデオ信号を出力する。従って、デコード開始後、ビデオデコードディレイの時間が経過したとき、表示が開始されることになる。
When the
同様にして、比較器25は、STCレジスタ26が出力する現在時刻(STC)が、DTSAレジスタ24が出力するオーディオデータのデコード開始時刻(DTSA)に一致したとき、オーディオデコードスタート信号を出力する。オーディオデコーダ9は、このオーディオデコードスタート信号が入力されたとき、オーディオコードバッファ8よりデコード単位分だけデータを読み出し、デコードの処理を開始する。そして、デコード処理の結果、生成されたオーディオ信号を図示せぬ回路に出力する。
Similarly, the
ドライブ1で再生動作を行っているとき、アドレス抽出回路31から制御回路28に対し、読み出し中のアドレスが常に供給される。制御回路28は、供給される読み出し中のデータのアドレスと、アドレス記憶回路30に記憶されている再生終了アドレスを比較し、両者が一致したとき、ドライブ1からの読み出しを終了する。
When the reproducing operation is performed by the
リングバッファ4およびコードバッファ6,8にデータが残っているので、実際の再生終了は、ビデオデコーダ7、およびオーディオデコーダ9に入力されるデータがなくなった時点となる。制御回路28は、ビデオデコーダ7およびオーディオデコーダ9に入力されるデータがなくなったことを検知したとき、再生動作を終了させる。
Since data remains in the
ここで、MPEG方式で圧縮されたビデオ信号が記録されている光ディスク上の不連続な任意の2点を連続して再生することを考える。言い換えれば、再生動作を編集することを考える。図34は、光ディスク上の所定の範囲を連続的に再生した場合のタイミングチャートである。ここで、編集のための区切りの点を、G,H,Iとし、その前後のピクチャを、それぞれ〔a,b〕,〔c,d〕,(e,f)とする。 Here, it is considered that two arbitrary discontinuous points on an optical disk on which a video signal compressed by the MPEG system is recorded are reproduced continuously. In other words, consider editing the playback operation. FIG. 34 is a timing chart when a predetermined range on the optical disk is continuously reproduced. Here, the dividing points for editing are G, H, and I, and the pictures before and after the points are [a, b], [c, d], and (e, f), respectively.
尚、図34において、直線Dは、ビデオコードバッファ6へのデータの書き込み状態を示しており、傾きは書込転送レートを表している。折れ線Eは、ビデオコードバッファ6よりビデオデコーダ7がデータを読み出す状態を示している。従って、ビデオコードバッファ6には、図中、影を付して示した範囲にデータが残っていることになる。ビデオコードバッファ6の記憶容量は、直線Dと直線Fの垂直方向の距離で表される。
In FIG. 34, a straight line D indicates a state of writing data to the
例えば、いま、図34の点Gから点Hに再生点をジャンプさせるものとする。ジャンプを行わず、連続的な再生を行う場合においては、ピクチャaの次にピクチャbが再生されるのであるが、ジャンプを行った結果、ピクチャaの次にピクチャdが再生されることになる。点Gから点Hへのジャンプに要する時間が0であると仮定すると、このようなジャンプを行った場合におけるビデオコードバッファ6のデータの書き込みと読み出しは、図35に示すように行われる。
For example, assume that the playback point jumps from point G to point H in FIG. When continuous playback is performed without jumping, picture b is played after picture a, but as a result of jumping, picture d is played after picture a. . Assuming that the time required for the jump from the point G to the point H is 0, the data writing and reading of the
即ち、点Gにおいて、ジャンプが行われない場合においては、時刻t11からビデオコードバッファ6に対して、ピクチャbおよび後続のピクチャの書き込みが行われ、この書き込みは、時刻t12まで行われる。そして、時刻t12において、ピクチャbのデータがビデオコードバッファ6から読み出され、ビデオデコーダ7に供給されてデコードされる。この時刻t12におけるピクチャbのデータの読み出しは、直前のピクチャaのデータの読み出しから、丁度、1フレーム分に対応する時間だけ後の時刻に行われる。
That is, when no jump is performed at the point G, the picture b and the subsequent picture are written into the
時刻t11から時刻t12までの時間Tbは、ピクチャbのスタートアップディレイである。このスタートアップディレイは、ピクチャのデータがビデオコードバッファ6に入力されてからデコードされるまでの時間である。MPEG方式においては、各ピクチャの画像の複雑さに対応して、画像圧縮処理を行っているため、複雑な画像ほどデータが多くなり、簡単な画像ほどデータが少なくなる。このため、MPEG方式においては、基本的には、ピクチャ毎にスタートアップディレイが異なるものとなる。
Time Tb from time t11 to time t12 is a startup delay of picture b. This startup delay is the time from when picture data is input to the
この例の場合、点Gにおいてジャンプを行わない場合において、ピクチャaの次に再生されるべきピクチャbのスタートアップディレイTbは、点Gから点Hにジャンプを行った結果、ピクチャaの次に再生されるピクチャdのスタートアップディレイTdより小さい値となっている。 In this example, when the jump is not performed at the point G, the startup delay Tb of the picture b to be reproduced next to the picture a is reproduced next to the picture a as a result of the jump from the point G to the point H. The value is smaller than the startup delay Td of the picture d to be displayed.
従って、図35に示すように、ビデオデコーダ7は、点Gにおいてジャンプを行う直前に、ビデオコードバッファ6に書き込まれたピクチャaのデータをデコードした後、そのときから1フレーム分の時間が経過したタイミングにおいて、次のピクチャbのデータをビデオコードバッファ6から読み出し、デコードしようとする。しかしながら、いまの場合、ジャンプが行われているため、ビデオコードバッファ6には、時刻t11からピクチャdのデータの書き込みが開始されている。
Accordingly, as shown in FIG. 35, the
ピクチャdのスタートアップディレイTdが、ピクチャbのスタートアップディレイTbより大きいため、ビデオデコーダ7が、時刻t11からピクチャbのスタートアップディレイTbだけ時間が経過した時刻t12において、次のピクチャのデータを読み出し、デコードしようとするとき、ビデオコードバッファ6には、ピクチャdの1フレーム分のデータがまだ書き込まれていないことなる。その結果、ビデオデコーダ7が、時刻t12において、ビデオコードバッファ6より1フレーム分のデータを読み出すと、ビデオコードバッファ6は、アンダフローすることになる。
Since the start-up delay Td of the picture d is larger than the start-up delay Tb of the picture b, the
一方、図34の点Hから点Iにジャンプした場合においては、点Hにおいてジャンプを行わない場合に、ピクチャcの次に再生されるピクチャdのスタートアップディレイTdが、点Hから点Iにジャンプした結果、ピクチャcの次に再生されるピクチャfのスタートアップディレイTfより大きくなっている。その結果、上述した場合と同様に、ジャンプに要する時間が0であると仮定すると、点Hから点Iにジャンプした場合におけるビデオデコーダ7の動作は、図36に示すようになる。
On the other hand, when jumping from point H to point I in FIG. 34, when no jump is performed at point H, the startup delay Td of picture d reproduced next to picture c jumps from point H to point I. As a result, the startup delay Tf of the picture f reproduced next to the picture c is larger. As a result, as in the case described above, assuming that the time required for the jump is 0, the operation of the
即ち、時刻t13において、点Hから点Iにジャンプした結果、時刻t13からビデオコードバッファ6にピクチャfのデータの書き込みが開始される。しかしながら、このピクチャfのスタートアップディレイTfが、点Hにおいてジャンプを行わなければ再生されるはずであったピクチャdのスタートアップディレイTdより短いため、ピクチャfのデータは、本来のスタートアップディレイTfより長い時間、ビデオコードバッファ6に記憶されることになる。
That is, as a result of jumping from point H to point I at time t13, writing of data of picture f to the
即ち、ビデオデコーダ7は、ピクチャcのデータを読み出した時刻から、1フレーム分に対応する時間だけ経過した時刻t32(この時刻が、ピクチャdのスタートアップディレイTdの終了する時刻に対応している)になるまで、ピクチャfのデータのデコードを開始することができない。その結果、ピクチャdのスタートアップディレイTdと、ピクチャfのスタートアップディレイTfの差(Td−Tf)だけ、ピクチャf以降のデータのデコードのタイミング(ビデオコードバッファ6からの読み出しのタイミング)が遅れることになる。その結果、図36に示すように、ピクチャf以降のデータが蓄積され、ビデオコードバッファ6がオーバフローする恐れがある。
That is, the
以上のようなアンダフローを防ぐには、図35における時刻t12より、ビデオデコーダ7におけるデコードのタイミングを遅らせる必要がある。
In order to prevent the underflow as described above, it is necessary to delay the decoding timing in the
また、同様に、オーバフローを防ぐには、例えば図37に示すように、点Hでジャンプをしたとき、点Iからのデータのビデオコードバッファ6に対する書き込みを、ピクチャdとピクチャfのスタートアップディレイの差(Td−Tf)だけ遅らせるようにする必要がある。
Similarly, in order to prevent overflow, for example, as shown in FIG. 37, when a jump is made at a point H, the data from the point I is written to the
しかしながら、従来の装置においては、編集点の前後において、スタートアップディレイを調整する構成を有していない。このため、編集動作が指令された場合においては、ジャンプが指令された再生点において、一旦再生動作をすべて終了させる。そして、ジャンプ先の再生点から再生動作を再び開始させるようにしている。 However, the conventional apparatus does not have a configuration for adjusting the startup delay before and after the editing point. For this reason, when the editing operation is commanded, all the playback operations are once ended at the playback point where the jump is commanded. Then, the playback operation is started again from the playback point of the jump destination.
その結果、例えば点Gから点Hにジャンプする場合においては、図38に示すように、点G(時刻t11)において、ドライブ1の再生動作を一旦停止させる。但し、ビデオコードバッファ6には、既にピクチャaのデータが書き込まれているため、ビデオデコーダ7は、時刻t41において、このピクチャaのデータを読み出し、デコードして出力する。そして、このピクチャaのデータのデコード処理が完了した後、制御回路28は再びドライブ1を制御し、点H(時刻t42)から再生を開始させる。これにより、時刻t42からピクチャdのスタートアップディレイTdだけ経過した時刻t43において、ビデオコードバッファ6からデータが読み出され、ビデオデコーダ7においてデコードが行われる。
As a result, when jumping from point G to point H, for example, as shown in FIG. 38, the playback operation of the
また、点Hから点Iにジャンプする場合においては、図39に示すように、時刻t13において、点Hに達したとき、ドライブ1の再生動作が一旦すべて終了される。そして、ビデオコードバッファ6に既に書き込まれているデータのデコードが、ビデオデコーダ7において行われる。このデコード処理は、時刻t51において完了する。
In the case of jumping from point H to point I, as shown in FIG. 39, when the point H is reached at time t13, all the reproduction operations of the
このように、ビデオコードバッファ6に既に記憶されているデータのデコードが完了したとき、ドライブ1が再び制御され、時刻t52において、点Iから再生が開始され、そのデータがビデオコードバッファ6に書き込まれる。そして、時刻t52からピクチャfのスタートアップディレイTfだけ経過した時刻t53において、ピクチャfのデコードが開始される。
As described above, when the decoding of the data already stored in the
従来の装置においては、このように、再生点を不連続に移動させる場合、再生動作を一旦所定の再生点において終了させ、その後、移動先の再生点から再び再生動作を開始するようにしている。その結果、再生データが欠落する時間(図38における時刻t41から時刻t43までの時間、あるいは、図39における時刻t51から時刻t53までの時間)が長くなる課題があった。 In the conventional apparatus, when the reproduction point is moved discontinuously in this way, the reproduction operation is once ended at a predetermined reproduction point, and then the reproduction operation is started again from the reproduction point of the movement destination. . As a result, there is a problem that the time during which reproduction data is lost (the time from time t41 to time t43 in FIG. 38, or the time from time t51 to time t53 in FIG. 39) becomes long.
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、再生点を不連続に移動させる場合においても、再生テダータが欠落する時間を短くすることができるようにするものである。 The present invention has been made in view of such a situation, and makes it possible to shorten the time during which the reproduction tether is lost even when the reproduction point is moved discontinuously.
第1の本発明のデータ再生装置は、記録媒体に記録されているデータを再生する再生手段と、記録媒体から再生されたデータを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離手段と、分離手段により分離されたデータを記憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコード手段と、第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出手段と、再生手段が記録媒体における再生点を不連続に移動した場合、検出手段により検出されたデータの記憶量に対応して、第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御手段とを備え、データ量制御手段は、検出手段が第2の記憶手段のアンダフローを検出した場合、デコード手段のデコード動作を停止させ、検出手段が第2の記憶手段のオーバフローを検出した場合、第2の記憶手段へのデータの供給を停止させることを特徴とする。 According to a first aspect of the present invention, there is provided a data reproducing apparatus for reproducing data recorded on a recording medium, first storage means for storing data reproduced from the recording medium, and reading from the first storage means. Separating means for separating the output data into a plurality of data; second storage means for storing data separated by the separating means; decoding means for decoding data read from the second storage means; When the detecting means for detecting the data storage amount of the second storage means and the reproducing means discontinuously move the reproduction point on the recording medium , the second means corresponding to the data storage amount detected by the detecting means Data amount control means for controlling the storage amount of data stored in the storage means, and when the detection means detects an underflow of the second storage means, the data amount control means decodes the decoding means To stop the work, when the detecting means detects the overflow of the second storage means and stopping the supply of data to the second storage means.
データ量制御手段は、デコード手段のデコード動作を停止させた後に、第2の記憶手段に記憶されたデータの記憶量が最適値に達した場合、デコーダ手段のデコード動作を再開させ、あるいは、第2の記憶手段へのデータの供給を停止させた後に、第2の記憶手段に記憶されたデータの記憶量が最適値に達した場合、第2の記憶手段へのデータの供給を再開させるようにすることができる。 The data amount control means restarts the decoding operation of the decoder means when the storage amount of the data stored in the second storage means reaches the optimum value after stopping the decoding operation of the decoding means, or After the supply of data to the second storage means is stopped, when the storage amount of the data stored in the second storage means reaches the optimum value, the supply of data to the second storage means is resumed. Can be.
本発明の第1のデータ再生方法は、記録媒体に記録されているデータを再生する再生ステップと、記録媒体から再生されたデータを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離ステップと、分離ステップの処理により分離されたデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコードステップと、第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出ステップと、再生ステップの処理により、記録媒体における再生点が不連続に移動された場合、検出ステップの処理により検出されたデータの記憶量に対応して、第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御ステップとを含み、検出ステップの処理により第2の記憶手段のアンダフローが検出された場合、データ量制御ステップの処理により、デコードステップの処理によるデコード動作が停止され、検出ステップの処理により第2の記憶手段のオーバフローが検出された場合、データ量制御ステップの処理により、第2の記憶手段へのデータの供給が停止されることを特徴とする。 A first data reproduction method of the present invention includes a reproduction step of reproducing data recorded on a recording medium, a first storage step of storing data reproduced from the recording medium in a first storage means, A separation step for separating data read from one storage means into a plurality of data, a second storage step for storing the data separated by the processing of the separation step in the second storage means, and a second storage When the reproduction point on the recording medium is moved discontinuously by the processing of the decoding step for decoding the data read from the means, the detection step for detecting the storage amount of the data in the second storage means, and the reproduction step , corresponding to the storage amount of data detected by the processing of the detection step, and a data amount control step of controlling storage of data stored in the second storage means When the underflow of the second storage means is detected by the detection step processing, the decoding operation by the decoding step processing is stopped by the data amount control step processing, and the second storage means is executed by the detection step processing. If the overflow is detected, the processing of the data amount control step, the supply of data to the second storing means is equal to or that will be stopped.
本発明の第2のデータ再生装置は、記録媒体に記録されているデータを再生する再生手段と、記録媒体から再生されたデータを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離手段と、分離手段により分離されたデータを記憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコード手段と、第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出手段と、再生手段が記録媒体における再生点を不連続に移動した場合、検出手段により検出されたデータの記憶量に対応して、第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御手段とを備え、データ量制御手段は、検出手段が第2の記憶手段のアンダフローを検出した場合、デコード手段のデコード動作を停止させ、検出手段が第2の記憶手段のオーバフローを検出した場合、デコード手段のデコード対象となる第2の記憶手段から出力されるデータをスキップさせることを特徴とする。 The second data reproducing apparatus of the present invention includes a reproducing means for reproducing data recorded on a recording medium, a first storage means for storing data reproduced from the recording medium, and a read from the first storage means. Separating means for separating the output data into a plurality of data; second storage means for storing data separated by the separating means; decoding means for decoding data read from the second storage means; When the detecting means for detecting the data storage amount of the second storage means and the reproducing means discontinuously move the reproduction point on the recording medium , the second means corresponding to the data storage amount detected by the detecting means Data amount control means for controlling the storage amount of data stored in the storage means, and when the detection means detects an underflow of the second storage means, the data amount control means decodes the decoding means The work is stopped, when the detecting means detects the overflow of the second memory means and thereby skipping the data output from the second storage means to be decoded subject decoding means.
本発明の第2のデータ再生方法は、記録媒体に記録されているデータを再生する再生ステップと、記録媒体から再生されたデータを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離ステップと、分離ステップの処理により分離されたデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコードステップと、第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出ステップと、再生ステップの処理により、記録媒体における再生点が不連続に移動された場合、検出ステップの処理により検出されたデータの記憶量に対応して、第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御ステップとを含み、検出ステップの処理により第2の記憶手段のアンダフローが検出された場合、データ量制御ステップの処理により、デコードステップの処理によるデコード動作が停止され、検出ステップの処理により第2の記憶手段のオーバフローが検出された場合、データ量制御ステップの処理により、デコードステップの処理のデコード対象となる第2の記憶手段から出力されるデータがスキップされることを特徴とする。 A second data reproducing method of the present invention includes a reproducing step for reproducing data recorded on a recording medium, a first storing step for storing data reproduced from the recording medium in a first storage means, A separation step for separating data read from one storage means into a plurality of data, a second storage step for storing the data separated by the processing of the separation step in the second storage means, and a second storage When the reproduction point on the recording medium is moved discontinuously by the processing of the decoding step for decoding the data read from the means, the detection step for detecting the storage amount of the data in the second storage means, and the reproduction step , corresponding to the storage amount of data detected by the processing of the detection step, and a data amount control step of controlling storage of data stored in the second storage means When the underflow of the second storage means is detected by the detection step processing, the decoding operation by the decoding step processing is stopped by the data amount control step processing, and the second storage means is executed by the detection step processing. If the overflow is detected, the processing of the data amount control step, data output from the second storage device providing the decoding target of the processing of the decoding step and wherein the that will be skipped.
第1の本発明のデータ再生装置とデータ再生方法においては、記録媒体における再生点が不連続に移動された場合において、第2の記憶手段のアンダフローが検出されたとき、デコード手段のデコード動作が停止され、第2の記憶手段のオーバフローが検出されたとき、第2の記憶手段へのデータの供給が停止される。 In the data reproducing apparatus and data reproducing method of the first aspect of the present invention, when the underflow of the second storage means is detected when the reproduction point on the recording medium is moved discontinuously, the decoding operation of the decoding means Is stopped and the supply of data to the second storage means is stopped when overflow of the second storage means is detected.
第2の本発明のデータ再生装置とデータ再生方法においては、記録媒体における再生点が不連続に移動された場合において、第2の記憶手段のアンダフローが検出されたとき、デコード手段のデコード動作が停止され、第2の記憶手段のオーバフローが検出されたとき、デコード手段がデコードするデータがスキップされる。 In the data reproducing apparatus and data reproducing method of the second aspect of the present invention, when the underflow of the second storage means is detected when the reproduction point on the recording medium is moved discontinuously, the decoding operation of the decoding means There is stopped, when the overflow of the second storing means is detected, the decoding means the data to be decoded is skipped.
第1の本発明のデータ再生装置およびデータ再生方法、第2の本発明のデータ再生装置およびデータ再生方法によれば、データ再生点が不連続に移動された場合などにおける再生データの欠落期間を短くすることができる。 According to the data reproducing apparatus and the data reproducing method of the first aspect of the present invention and the data reproducing apparatus and the data reproducing method of the second aspect of the present invention, it is possible to reduce the reproduction data missing period when the data reproduction point is moved discontinuously. Can be shortened.
図1は、本発明のデータ再生装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、図31における場合と対応する部分には同一の符号を付してある。この実施例においては、制御回路28に対して不連続点記憶回路50が接続されている。この不連続点記憶回路50は、例えばRAMなどにより構成され、必要に応じてデータを記憶するアドレスを区別することで、アドレス記憶回路30と兼用することも可能である。図1のその他の構成は、図31における場合と同様である。
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of an embodiment of the data reproducing apparatus of the present invention. The same reference numerals are given to the parts corresponding to those in FIG. In this embodiment, a discontinuous
次に、図1の実施例の動作を、図2および図3のフローチャートを参照して説明する。最初にステップS1において、入力部29を操作して、再生開始アドレス、再生終了アドレス、編集点G,H(またはH,I)(これらの点は、図34に示した点に対応している)、および編集開始を入力する。これらのアドレスおよび編集点は、ドライブ1によりドライブされる光ディスク(図示せず)のアドレスとして指定する。
Next, the operation of the embodiment of FIG. 1 will be described with reference to the flowcharts of FIGS. First, in step S1, the input unit 29 is operated to reproduce the reproduction start address, reproduction end address, edit points G and H (or H and I) (these points correspond to the points shown in FIG. ) And start editing. These addresses and edit points are designated as addresses of an optical disk (not shown) driven by the
次にステップS2に進み、制御回路28は、入力部29より入力された、これらの再生開始アドレス、再生終了アドレス、および編集点のアドレスを、アドレス記憶回路30に供給し、記憶させる。次にステップS3に進み、制御回路28は、ドライブ1を制御して再生動作を開始させる。このとき、ドライブ1は、内蔵する光ディスク(図示せず)に対してレーザ光を照射し、その反射光から、光ディスクに記録されているデータを再生する。この再生信号は、復調装置2に供給される。復調装置2は、ドライブ1より供給された信号を復調し、復調結果をECC回路3に供給する。ECC回路3は、復調装置2より供給されたデータの誤りを検出、訂正し、リングバッファ4とアドレス抽出回路31に出力する。
In step S2, the
アドレス抽出回路31は、ECC回路3より入力されたデータからアドレス成分を抽出し、その抽出結果を制御回路28に出力する。制御回路28は、アドレス抽出回路31より入力されるアドレスから、ドライブ1の再生点を知ることができる。
The
そしてステップS4に進み、制御回路28は、アドレス抽出回路31より供給される読み出しアドレスが、アドレス記憶回路30に記憶した再生開始アドレスと一致するまで待機する。そして、両方のアドレスが一致したとき、即ち、再生点がステップS1で指定した再生開始アドレスに達したとき、ステップS5に進み、制御回路28はリングバッファ4を制御し、ECC回路3より供給されるデータの書き込みを開始させる。即ち、これにより、リングバッファ4に、ステップS1で指定した再生開始アドレス以降のデータが順次書き込まれることになる。
In
次にステップS6に進み、制御回路28は、アドレス抽出回路31が出力する読み出しアドレスが、アドレス記憶回路30に記憶した編集点(ジャンプする点)Gのアドレスと一致するまで待機する。再生点が編集点Gに達したとき、ステップS7に進み、制御回路28はリングバッファ4のデータの書き込みを中止させる。これにより、リングバッファ4には、編集点Gまでのデータが記憶されることになる。そしてステップS8に進み、リングバッファ4のその時点における書き込み位置(ライティングポイント)WPを読み出し、リングバッファ4におけるデータの不連続点WPRとして、不連続点記憶回路50に記憶させる。
In step S6, the
次にステップS9に進み、制御回路28は、ドライブ1を制御し、編集点(ジャンプ先の点)Hへ再生点をジャンプ(不連続に移動)させる。即ち、ドライブ1のピックアップを点Gから点Hへジャンプさせる。アドレス抽出回路31が出力する読み出しアドレスをモニタし、その読み出しアドレスが、ステップS2で記憶した編集点Hのアドレスと一致するまで、ステップS10で待機し、両者のアドレスが一致したとき、ステップS11に進み、リングバッファ4へのデータの書き込みを再開させる。これにより、リングバッファ4には、編集点H以降のデータが、編集点Gまでのデータに続いて書き込まれる。その結果、リングバッファ4上においては、編集点Gと編集点Hのデータが連続することになる。
In step S9, the
このようにして、リングバッファ4に書き込まれたデータは、読み出され、多重化データ分離装置5へ供給される。リングバッファ4に不連続なデータが記憶されている期間、制御回路28は、リングバッファ4の読み出し位置(リーディングポイント)RPをモニタする。そして、このリーディングポイントRPが、ステップS8で記憶した不連続点WPRと一致するまでステップS12で待機し、リーディングポイントRPが不連続点WPRと一致したとき、ステップS13に進み、リングバッファ4の読み出しを中止させる。
In this way, the data written in the
即ち、リングバッファ4に記憶された編集点Gまでのデータは、リングバッファ4から読み出され、データ分離回路21に入力され、ビデオデータとオーディオデータとに分離される。ビデオデータはビデオコードバッファ6に、オーディオデータはオーディオコードバッファ8に、それぞれ供給される。また、データ分離回路21は、入力されたデータからDTSV信号、DTSA信号、SCR信号をそれぞれ分離し、DTSVレジスタ22、DTSAレジスタ24、およびSTCレジスタ26に供給する。DTSVレジスタ22、DTSAレジスタ24、およびSTCレジスタ26は、あらたな信号が入力される毎に、その信号をラッチする。
That is, data up to the editing point G stored in the
STCレジスタ26は、データ分離回路21より供給されたSCR信号を記憶すると、以後、クロック発生回路27が出力するクロックを計数し、記憶したSCRの値に加算して、その値をインクリメントする。その結果、STCレジスタ26は、現在時刻を表すSTC信号を出力する。このSTC信号は、比較器23と比較器25に供給される。比較器23と比較器25は、この現在時刻(STC信号)を、DTSVレジスタ22またはDTSAレジスタ24が出力するDTSV信号またはDTSA信号と比較し、両者が一致したとき、それぞれビデオデコードスタート信号またはオーディオデコードスタート信号を発生し、ビデオデコーダ7またはオーディオデコーダ9に出力する。
After storing the SCR signal supplied from the
ビデオデコーダ7は、比較器23よりビデオデコードスタート信号が入力されると、ビデオコードバッファ6に記憶されている1フレーム分のビデオデータを読み出し、デコードして、図示せぬ回路に出力する。また、オーディオデコーダ9は、オーディオデコードスタート信号が入力されると、1単位分のオーディオデータをオーディオコードバッファ8より読み出し、デコードして、図示せぬ回路に出力する。
When a video decode start signal is input from the
実際には、全てのフレームにDTSが付加されているわけではないため、全てのデコード開始タイミングで、比較器23および比較器25から、それぞれビデオデコーダ7およびオーディオデコーダ9にデコードスタート信号が入力されるわけではない。このため、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9は、それぞれ内部にタイミング発生機能を持ち、次のフレームのデコードを開始する時刻になってもデコードスタート信号が入力されない場合でも、自動的に次のフレームのデコードを開始する。
Actually, since DTS is not added to all frames, a decode start signal is input from the
以上のようにして、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9より、編集点Gまでのビデオ信号とオーディオ信号が順次出力される。
As described above, the video signal and the audio signal up to the editing point G are sequentially output from the
そしてステップS13において、リングバッファ4の読み出しが中止されると、ステップS14に進み、制御回路28は、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9のデコード動作が終了し、編集点Gまでのビデオデータとオーディオデータのデコード処理が完全に終了するまで待機する。
In step S13, when reading of the
編集点Gまでのビデオデータとオーディオデータのデコード処理が完了したとき、ステップS15に進み、リングバッファ4の読み出し処理が再び開始される。上述したように、リングバッファ4内においては、点Gまでのデータと、点Hからのデータは、連続して記憶されている。従って、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9におけるデコードが完了した後、リングバッファ4から直ちにデータを読み出すことができるため、その間の時間は極めて短くて済む。そして、リングバッファ4より読み出された編集点H以降のデータが、上述した場合と同様にして、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9においてデコードされ、出力される。
When the decoding process of the video data and the audio data up to the editing point G is completed, the process proceeds to step S15, and the reading process of the
次にステップS16に進み、制御回路28は、アドレス抽出回路31が出力する読み出しアドレスが、アドレス記憶回路30に記憶した再生終了アドレスと一致するまで待機し、両者のアドレスが一致したとき、ステップS17に進み、リングバッファ4に対するデータの書き込みを中止させるとともに、ドライブ1の再生動作を中止させる。そしてステップS18において、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8のデータが、ビデオデコーダ7またはオーディオデコーダ9によりすべて読み出され、デコードが完了するまで待機し、デコードが完了したとき、ステップS19に進み、再生動作を終了させる。
Next, the process proceeds to step S16, and the
図4と図5は、それぞれ図34に示した点Gから点Hに再生点をジャンプさせたとき、または点Hから点Iに再生点をジャンプさせたときにおけるビデオコードバッファ6のデータの書き込みと読み出しを表している。
FIG. 4 and FIG. 5 respectively show the writing of data in the
図4に示すように、時刻t11において、点Gから点Hへのジャンプが行われる。点Gまでに書き込まれたピクチャaのデータは、時刻t42において、ビデオコードバッファ6からビデオデコーダ7に読み出され、デコードされる。そして、時刻t61において、点Hからのデータの書き込みが開始され、時刻t62において、ピクチャdのデータが、ビデオコードバッファ6からビデオデコーダ7に読み出され、デコードされる。
As shown in FIG. 4, at time t11, a jump from point G to point H is performed. The data of picture a written up to point G is read from the
また、図5においては、時刻t13において、点Hから点Iへのジャンプが行われ、時刻t13までにビデオコードバッファ6に書き込まれたデータは、時刻t14までの期間において、ビデオデコーダ7に読み出され、デコードされる。そして、時刻t71において、点Iからのデータがビデオコードバッファ6に書き込まれ、時刻t72において、ピクチャfのデータが、ビデオコードバッファ6からビデオデコーダ7に読み出され、デコードされる。
In FIG. 5, a jump from the point H to the point I is performed at the time t13, and the data written in the
この図4と図38、また図5と図39をそれぞれ比較して明らかなように、本実施例におけるビデオコードバッファ6の動作は、基本的に従来における場合と同様である。但し、上述したように、リングバッファ4において、点Gまでのデータと点Hからのデータ、あるいは、点Hまでのデータと点Iからのデータが連続的に記憶されるようになされているため、データが欠落する期間を、従来の場合に較べて短くすることができる。
As is apparent from comparison between FIGS. 4 and 38 and FIGS. 5 and 39, the operation of the
即ち、図38における時刻t11から時刻t42までの時間、あるいは、図39における時刻t13から時刻t52までの時間は、それぞれドライブ1において、点Gまたは点Hにおいて、再生動作を一旦終了させ、その後、再び点Hまたは点Iから再生動作を開始させるために必要な時間である。
That is, the time from the time t11 to the time t42 in FIG. 38 or the time from the time t13 to the time t52 in FIG. 39 is temporarily stopped at the point G or the point H in the
これに対して、図4または図5に示す場合においては、点Gから点H、または点Hから点Iにピックアップをジャンプさせるだけの動作であり、再生動作をそこで終了させるわけではない。従って、図4および図5に示す場合の方が、図38および図39に示す場合より、時刻t42と時刻t61の間の時間、並びに時刻t14と時刻t71の間の時間を、図38における時刻t41と時刻t42の間の時間、あるいは図39における時刻t51と時刻t52の間の時間より、それぞれ短くすることができる。 On the other hand, in the case shown in FIG. 4 or FIG. 5, the operation is merely to jump the pickup from the point G to the point H or from the point H to the point I, and the reproduction operation is not terminated there. Therefore, in the case shown in FIGS. 4 and 5, the time between time t42 and time t61 and the time between time t14 and time t71 are set to the time in FIG. The time between t41 and time t42, or the time between time t51 and time t52 in FIG.
図6は、他の実施例を表している。この実施例においては、ビデオコードバッファ6の書き込みアドレスと読み出しアドレスが、制御回路28に供給されるようになされている。その他の構成は、図1における場合と同様である。
FIG. 6 shows another embodiment. In this embodiment, the write address and read address of the
次に、図6の実施例の動作を、図7と図8のフローチャートを参照して説明する。図7のステップS31乃至S42の処理は、図2に示したステップS1乃至S12の処理と同様の処理である。即ち、これらの処理により、リングバッファ4に対して、点Gまでのデータと点Hからのデータとを連続して書き込ませる。そして不連続点記憶回路50に、リングバッファ4における不連続点のアドレスWPRを記憶させる。さらに、リングバッファ4からデータを読み出しているとき、そのリーディングポイントRPが、不連続点記憶回路50に記憶された不連続点WPRに達したとき、これを検出する。
Next, the operation of the embodiment of FIG. 6 will be described with reference to the flowcharts of FIGS. The processes in steps S31 to S42 in FIG. 7 are the same as the processes in steps S1 to S12 shown in FIG. That is, by these processes, the data up to the point G and the data from the point H are continuously written in the
ステップS42において、リングバッファ4のリーディングポイントRPが、不連続点WPRに達したと判定されたとき、ステップS43に進み、その時点におけるビデオコードバッファ6のライティングポイントWPVを不連続点WPVRとして、不連続点記憶回路50に記憶する。
When it is determined in step S42 that the reading point RP of the
ビデオコードバッファ6には、データ分離回路21を介して、リングバッファ4より、この不連続点を含むデータが順次入力され、書き込まれる。ビデオコードバッファ6に、不連続点WPVRが存在する期間においては、制御回路28は、ビデオコードバッファ6のリーディングポイントRPVをモニタする。そしてステップS44において、リーディングポイントRPVが、ステップS43で記憶した不連続点WPVRと等しくなるまで待機する。
The data including the discontinuity is sequentially input and written to the
ステップS44において、両者のアドレスが等しくなったと判定されたとき、ステップS45に進み、バッファフルネス調整処理を実行する。このバッファフルネス調整処理の詳細については、図23と図26などを参照して後述するが、このステップにおいては、ビデオコードバッファ6のデータ記憶量が適正な値となるように、調整処理が行われる。これにより、ジャンプ動作時における再生データの欠落期間を、より短くすることが可能となる。
If it is determined in step S44 that both addresses are equal, the process proceeds to step S45, where buffer fullness adjustment processing is executed. The details of the buffer fullness adjustment process will be described later with reference to FIGS. 23 and 26. In this step, the adjustment process is performed so that the data storage amount of the
次にステップS46に進み、アドレス抽出回路31より抽出される読み出しアドレスが、アドレス記憶回路30に記憶した再生終了アドレスと一致するまで待機し、両アドレスが一致したとき、ステップS47に進み、リングバッファ4へのデータの書き込みとドライブ1の再生動作を停止させる。そしてステップS48に進み、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8にそれぞれ記憶されているデータが、ビデオデコーダ7またはオーディオデコーダ9により、それぞれデコードされるまで待機し、これらのデータのデコードが完了したとき、ステップS49に進み、再生動作を終了させる。以上のステップS46乃至S49の処理は、図3におけるステップS16乃至S19の処理と同様である。
Next, the process proceeds to step S46, and waits until the read address extracted by the
この実施例においては、不連続点のデータがビデオデコーダ7に入力される直前に、ビデオコードバッファ6のデータ記憶量(バッファフルネス)を調査し、調節するようにしたので、不連続点への対応を、さらに迅速にすることができる。
In this embodiment, the data storage amount (buffer fullness) of the
図9は、さらに他の実施例を表している。この実施例においては、ビデオコードバッファ6とビデオデコーダ7の間に、DTSV抽出回路51が設けられている。そして、このDTSV抽出回路51は、ビデオコードバッファ6より読み出されたデータから、DTSV信号を抽出し、抽出した結果を制御回路28に供給している。
FIG. 9 shows still another embodiment. In this embodiment, a
このため、この実施例においては、データ分離回路21がDTSV信号を含めた状態で、ビデオデータをビデオコードバッファ6に供給するようになされている。具体的には、データ分離回路21からビデオコードバッファ6に対して、パケットヘッダを含む状態で、ビデオデータをビデオコードバッファ6に出力する。パケットヘッダ中のパケットスタートコード(図32参照)は、ビデオデータ中においてもユニークなデータであるため、抽出が容易にできる。
Therefore, in this embodiment, the
また、この実施例においては、DTSVレジスタ22に記憶されたDTSVが、制御回路28に供給され、不連続点記憶回路50に記憶されるようになされている。その他の構成は、図1における場合と同様である。
In this embodiment, the DTSV stored in the
次に、図9の実施例の動作について、図10および図11に示すフローチャートを参照して説明する。図10のステップS61乃至S72の処理は、図2のステップS1乃至S12における場合と同様の処理である。 Next, the operation of the embodiment of FIG. 9 will be described with reference to the flowcharts shown in FIGS. The processing in steps S61 to S72 in FIG. 10 is the same as that in steps S1 to S12 in FIG.
ステップS72において、リングバッファ4のリーディングポイントRPが、不連続点記憶回路50に記憶された不連続点WPRと等しくなったと判定されたとき、ステップS73に進み、制御回路28は、このときから後にDTSVレジスタ22に入力されるDTSVを読み取り、これをDTSVRとして、不連続点記憶回路50に供給し、記憶させる。
In step S72, when it is determined that the reading point RP of the
このDTSVRは、ビデオデコーダ7において、不連続点を含むデータがデコードされる開始時刻に対応している。
This DTSVR corresponds to the start time at which the
ビデオコードバッファ6より読み出すデータに不連続点が存在する期間、制御回路28は、DTSV抽出回路51が出力するDTSVをモニタし、ステップS73で記憶したDTSVRと比較する。ステップS74において、DTSVがDTSVRと一致するまで待機し、一致したとき、ビデオデコーダ7に不連続点を含むデータが入力されたものと判定する。
During a period in which discontinuous points exist in the data read from the
次にステップS75に進み、バッファフルネス調整処理を実行する。そしてステップS76乃至S79において、再生終了アドレスが検出されるまで、再生処理を継続する。このステップS75乃至S79の処理は、図8のステップS45乃至S49の処理と同様の処理である。 In step S75, buffer fullness adjustment processing is executed. In steps S76 to S79, the reproduction process is continued until the reproduction end address is detected. The processes in steps S75 to S79 are the same as the processes in steps S45 to S49 in FIG.
以上のように、この実施例においては、多重化分離装置5に不連続点が入力された時点において、その直後に分離されたDTSVの値をDTSVRとして保持しておき、その値と同一のDTSVがDTSV抽出回路51において抽出された時点を、ビデオデコーダ7に不連続点のデータが入力された時点と判断する。このため、不連続点再生時における再生データの欠落期間を短くすることができる。
As described above, in this embodiment, when a discontinuous point is input to the
以上の例では、時刻情報としてDTSを使用したが、MPEG1ビデオにて定義されているタイムコードやテンポラルリファレンスを使用しても同様である。 In the above example, DTS is used as time information. However, the same applies even when a time code or temporal reference defined in MPEG1 video is used.
図12は、さらに他の実施例を表している。この実施例においては、図9における場合と同様に、ビデオコードバッファ6とビデオデコーダ7の間に、DTSV抽出回路51が設けられている。そして、DTSV抽出回路51の出力が制御回路28に供給されるようになされている。また、ビデオデコーダ7が1枚のピクチャをデコードする毎に、ピクチャデコード信号を制御回路28に出力するようになされている。但し、この実施例においては、DTSVレジスタ22の出力が制御回路28に供給されるようにはなされていない。その他の構成は、図9における場合と同様である。
FIG. 12 shows still another embodiment. In this embodiment, a
次に図12の実施例の動作について、図13と図14、および図15のフローチャートを参照して説明する。図13と図14のステップS91乃至S104の処理は、図10と図11のステップS61乃至S79の処理と基本的に同様であるが、図10と図11のステップS68、ステップS72乃至S75の処理が省略されたものとなされている。そして、図15に示す処理が、図13と図14に示す処理と並行して、常に行われるようになされている。 Next, the operation of the embodiment of FIG. 12 will be described with reference to FIGS. 13, 14 and the flowchart of FIG. The processes in steps S91 to S104 in FIGS. 13 and 14 are basically the same as the processes in steps S61 to S79 in FIGS. 10 and 11, but the processes in steps S68 and S72 to S75 in FIGS. Is omitted. The process shown in FIG. 15 is always performed in parallel with the processes shown in FIGS. 13 and 14.
即ち、図13と図14の処理においては、ステップS95において、リングバッファ4に再生開始アドレス以降のデータが書き込まれ、ステップS96において、ジャンプを行う点Gが検出されると、ステップS97において、リングバッファ4へのデータの書き込みが中止される。そして、リングバッファ4のライティングポイントWPの記憶処理は行われずに、ステップS98に進み、ジャンプ先の点Hへのアクセスが直ちに実行される。ステップS99において、点Hが検出されたとき、ステップS100に進み、その時点から、リングバッファ4へのデータの書き込みが再開される。これにより、リングバッファ4に、点Gまでのデータと点Hからのデータが連続して記憶されることになる。
That is, in the processing of FIG. 13 and FIG. 14, when the data after the reproduction start address is written in the
次にステップS101に進み、アドレス抽出回路31より抽出される読み出しアドレスが、ステップS92でアドレス記憶回路30に記憶した再生終了アドレスと一致するまで待機し、両アドレスが一致したとき、ステップS102に進み、リングバッファ4へのデータの書き込みとドライブ1の再生動作を停止させる。そしてステップS103に進み、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8にそれぞれ記憶されているデータが、ビデオデコーダ7またはオーディオデコーダ9により、それぞれデコードされるまで待機し、これらのデータのデコードが完了したとき、ステップS104に進み、再生動作を終了させる。
Next, the process proceeds to step S101 and waits until the read address extracted by the
以上のようにして、再生開始アドレスから再生終了アドレスまでの動作が行われている期間に、並行して、図15に示す処理が行われる。 As described above, the processing shown in FIG. 15 is performed in parallel during the period in which the operation from the reproduction start address to the reproduction end address is performed.
最初にステップS111において、DTSV抽出回路51は、ビデオコードバッファ6よりビデオデコーダ7に供給されるデータからDTSVを検出したとき、これを制御回路28に出力する。また、ビデオデコーダ7は、DTSV抽出回路51を介してビデオコードバッファ6より供給されたビデオデータをデコードしたとき、1枚のピクチャ(デコード単位)をデコードする度に、ピクチャデコード信号を制御回路28に供給する。制御回路28は、ステップS112において、ビデオデコーダ7より供給されるピクチャデコード信号の数を計数する(勿論、オーディオデータのデコード単位を計数するようにしてもよい)。
First, in step S111, when the
そしてステップS113において、制御回路28は、DTSVの期待値DTSVSを、次のように演算により求める。
DTSVS=DTSV+ピクチャ周期×ピクチャデコード信号の数
=DTSV+(1/29.97Hz)×90kHz×P
尚、ここで、29.97Hzは、NTSC方式の1フレーム分の時間であり、Pは、ピクチャデコード信号の数である。
In step S113, the
DTSVS = DTSV + picture cycle × number of picture decode signals
= DTSV + (1 / 29.97Hz) × 90kHz × P
Here, 29.97 Hz is the time for one frame of the NTSC system, and P is the number of picture decode signals.
また、制御回路28は、ピクチャデコード信号を受け取らず、最後のDTSVからの時間を計測し、DTSVSを求めるようにすることもできる。つまり、DTSVを受け取ったら、直前のDTSVからの経過時間を計測し、次式に示すように、最後のDTSVに経過時間を加えたものをDTSVSとするのである。
DTSVS=(直前のDTSV)+経過時間
Further, the
DTSVS = (Previous DTSV) + Elapsed time
そしてステップS114に進み、新たに検出されるDTSVとDTSVの期待値DTSVSとを比較する。両者の差が、予め設定した所定の基準値の範囲内であるとき、データが連続しているものと判定し、ステップS111に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。 In step S114, the newly detected DTSV is compared with the expected value DTSVS of DTSV. When the difference between the two is within the range of a predetermined reference value set in advance, it is determined that the data is continuous, the process returns to step S111, and the subsequent processing is repeatedly executed.
ステップS114において、DTSVと期待値DTSVSとの差が基準値の範囲を超えたと判定されたとき、データの不連続点が検出されたものと判定することができる。従って、この場合においては、ステップS115に進み、バッファフルネス調整を行った後、再びステップS111に戻る。 In step S114, when it is determined that the difference between the DTSV and the expected value DTSVS exceeds the range of the reference value, it can be determined that a data discontinuity point has been detected. Therefore, in this case, the process proceeds to step S115, the buffer fullness adjustment is performed, and then the process returns to step S111 again.
図16は、入力されるDTSVと期待値DTSVSとの関係を表している。ビデオデコーダ7において、ピクチャが、図16において楕円形で示すように、順次デコードされていく。そして、図中、L,M,Nに示すタイミングにおいて、DTSVが検出されたとする。
FIG. 16 shows the relationship between the input DTSV and the expected value DTSVS. In the
制御回路28は、点Lにおいて、DTSV抽出回路51からDTSV=10000を検出する。ピクチャ1枚当りのデコード時間(ピクチャ周期)は、NTSC方式の場合、3003(=(1/29.97Hz)×90kHz)であるから、1枚のピクチャがデコードされる度に、点Lで検出したDTSV=10000から、13003,16006,19009,・・・のように、期待値DTSVSが変化する。点Mにおいて検出されたDTSVは19009であるから、期待値と等しい値となっている。これに対して、点Nにおいて検出されたDTSVは50000であるから、その時点における期待値28018と大きく異なっている。従って、この点において、データが不連続に変化したものと判定することができる。
The
このように、図12の実施例においては、DTSVの不連続点を検出し、そこをデータの不連続点とする。そして、データの不連続点がビデオデコーダ7に入力される直前に、ビデオコードバッファ6のバッファフルネスを調査し、そのデータ量を調整することで、不連続点に対して迅速に対応することが可能となる。
In this way, in the embodiment of FIG. 12, a DTSV discontinuity is detected and used as a data discontinuity. Immediately before the data discontinuity point is input to the
以上の例では、時刻情報としてDTSを使用したが、MPEG1ビデオにて定義されているタイムコードやテンポラルリファレンスを使用しても同様である。 In the above example, DTS is used as time information. However, the same applies even when a time code or temporal reference defined in MPEG1 video is used.
図17は、さらに他の実施例を表している。この実施例においては、ビデオデコーダ7が1枚のピクチャをデコードする毎に、ピクチャデコード信号を制御回路28に出力するとともに、Iピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャなどのピクチャの種類を表す信号も、制御回路28に出力するようになされている。また、データ分離回路21が分離、出力するSCRが、STCレジスタ26に供給されるとともに、制御回路28にも供給されるようになされている。その他の構成は、図12における場合と同様である。
FIG. 17 shows still another embodiment. In this embodiment, every time the
次に、図18乃至図22のフローチャートを参照して、その動作について説明する。この実施例においても、ステップS121乃至S134において、図13と図14のステップS91乃至S104における場合と同様の処理が行われる。即ち、このステップS121乃至S134の処理により、リングバッファ4に対して、点Gまでのデータと点Hからのデータとが連続して書き込まれる。そして、リングバッファ4に書き込まれたデータが、データ分離回路21において分離され、各回路に供給される。そして、再生終了アドレスが検出されるまで再生を継続し、再生終了アドレスが検出されたら、再生処理を終了させる。
Next, the operation will be described with reference to the flowcharts of FIGS. Also in this embodiment, in steps S121 to S134, the same processing as in steps S91 to S104 of FIGS. 13 and 14 is performed. That is, the data up to the point G and the data from the point H are continuously written in the
このように、図18と図19に示す処理と並行して、図20に示す処理が実行される。最初にステップS141において、制御回路28は、DTSV抽出回路51が、ビデオコードバッファ6からビデオデコーダ7に供給されるデータから抽出したDTSVを検出する。また、制御回路28は、データ分離回路21が分離するSCRを検出する。そしてステップS142に進み、ステップS141で検出したDTSVとSCRとを比較し、ビデオコードバッファ6のデータ蓄積量が適正であるか否かを判定する。
In this way, the process shown in FIG. 20 is executed in parallel with the processes shown in FIGS. First, in step S <b> 141, the
DTSVとSCRとの差が、予め設定した基準値を超えている場合、ビデオコードバッファ6のデータ記憶量(バッファフルネス)を調整する必要があると判定し、ステップS143に進み、バッファフルネス調整処理が実行される。これに対して、DTSVとSCRとの差が、予め設定した基準値の範囲内にあるとき、ビデオコードバッファ6のデータ記憶量は適正であると判定し、バッファフルネス調整処理はスキップされる。
If the difference between the DTSV and the SCR exceeds the preset reference value, it is determined that the data storage amount (buffer fullness) of the
この実施例の場合、データ供給側にエラーが発生し、ビデオコードバッファ6にデータの供給が遅れた場合にも、対処することができる。例えば、再生動作時に、ドライブ1に対して振動(外乱)が加えられ、再生データにECC回路3でも訂正不可能な誤りが発生したような場合、制御回路28はドライブ1を制御し、同一の箇所を再度再生するように指令する。この同一箇所を再度再生する指令が発せられると、ピックアップが所定の位置にジャンプされ、所定の位置のデータが再び再生される。このとき、リングバッファ4に対する再生データの供給(書き込み)が一旦途絶える。しかも、ビデオデコーダ7におけるデコードは、そのまま継続されるため、結果的に、ビデオコードバッファ6のデータ蓄積量が減少していく。
In the case of this embodiment, it is possible to cope with the case where an error occurs on the data supply side and the supply of data to the
その後、ドライブ1からの再生が再び開始され、ビデオコードバッファ6にデータ供給が再開されたとしても、その直後においては、ビデオコードバッファ6には比較的少ないデータしか蓄積されていないことになる。
Thereafter, even if the reproduction from the
このような場合、ビデオコードバッファ6から読み出され、ビデオデコーダ7に供給されてデコードされるデータのDTSV(その値は大きい)と、データ分離回路21により分離され、ビデオコードバッファ6にこれから供給されるデータに含まれるSCR(その値は小さい)との差が大きくなる。そこで、このような場合においては、ビデオコードバッファ6に記憶されているデータ量が少なくなるので、バッファフルネス調整により、データ量を最適値まで増加させるようにするのである。
In such a case, DTSV (the value is large) of the data read from the
尚、図20におけるステップS142の判定処理は、ステップS143におけるバッファフルネス調整が、図26に示すマックスレートフルバッファ方式(MRFB方式)で行われる場合、DTSVがSCRより小さいか否かの判定とすることができる。DTSVがSCRより小さければ、ビデオコードバッファ6のバッファフルネスは適正であると判定することができる。
The determination process in step S142 in FIG. 20 is a determination as to whether or not the DTSV is smaller than the SCR when the buffer fullness adjustment in step S143 is performed by the maximum rate full buffer method (MRFB method) shown in FIG. can do. If DTSV is smaller than SCR, it can be determined that the buffer fullness of the
この実施例の場合、図20に示す処理に代えて、図21または図22に示す処理を実行するようにすることもできる。 In this embodiment, the process shown in FIG. 21 or FIG. 22 may be executed instead of the process shown in FIG.
図21に示す実施例の場合、ステップS151において、DTSV抽出回路51により抽出したDTSVを検出する。そして、さらに制御回路28は、ビデオデコーダ7より供給されるピクチャ種類信号から、ビデオデコーダ7によりデコードされたピクチャがIピクチャであるのか否かを判定する。
In the case of the embodiment shown in FIG. 21, the DTSV extracted by the
Iピクチャであると判定されたとき、ステップS153に進み、DTSVとSCRとの差が基準値の範囲内であるか否かを判定する。その差が基準の範囲を超えているとき、ステップS154に進み、バッファフルネス調整処理を実行する。ステップS152で、Iピクチャ以外のPピクチャまたはBピクチャがデコードされたと判定された場合、およびステップS153で、DTSVとSCRの差が基準値の範囲内にあると判定された場合においては、バッファフルネス調整処理を実行せず、ステップS151に戻る。 When it is determined that the picture is an I picture, the process proceeds to step S153 to determine whether or not the difference between DTSV and SCR is within the range of the reference value. When the difference exceeds the reference range, the process proceeds to step S154, and buffer fullness adjustment processing is executed. If it is determined in step S152 that a P picture or B picture other than an I picture has been decoded, and if it is determined in step S153 that the difference between DTSV and SCR is within the reference value range, the buffer full The process returns to step S151 without executing the tone adjustment process.
即ち、この実施例においては、DTSVが検出され、かつ、デコードされたピクチャがIピクチャである場合において、バッファフルネス調整が実行されることになる。MPEG方式においては、Iピクチャが一定の周期(1グループオブピクチャについて1個)で挿入されている。従って、この実施例の場合、所定の周期でバッファフルネス調整が行われることになる。 That is, in this embodiment, when the DTSV is detected and the decoded picture is an I picture, the buffer fullness adjustment is executed. In the MPEG system, I pictures are inserted at a constant period (one for one group of pictures). Therefore, in this embodiment, the buffer fullness adjustment is performed at a predetermined cycle.
また、図22の実施例においては、ステップS161乃至S164において、図21におけるステップS151乃至S154と基本的に同様の処理が行われるようになされているが、ステップS162における判定処理が、ステップS152における判定処理と異なっている。即ち、ステップS152においては、Iピクチャであるか否かを判定するようにしているが、ステップS162においては、DTSVの検出が10回行われたか否かを判定するようになされている。その他の処理は、図21における場合と同様である。 In the embodiment of FIG. 22, in steps S161 to S164, basically the same processing as in steps S151 to S154 in FIG. 21 is performed, but the determination processing in step S162 is performed in step S152. It is different from the judgment process. That is, in step S152, it is determined whether or not it is an I picture, but in step S162, it is determined whether or not DTSV has been detected ten times. Other processes are the same as those in FIG.
従って、この実施例においては、DTSVが10回検出される毎に、バッファフルネス調整が行われることになる。 Therefore, in this embodiment, buffer fullness adjustment is performed every time DTSV is detected ten times.
このように、図17乃至図22に示した実施例においては、図12乃至図16に示した実施例における場合と同様に、編集点に拘らず、周期的にバッファフルネス調整が行われるようになされるため、データ消費側、即ち、ビデオデコーダ7およびオーディオデコーダ9側においては、編集点を意識することなく、動作を行うことができ、システムを低コスト化することが可能となる。また、データ供給側にトラブルが発生し、データ供給が途切れた場合においても、再生データが欠落する期間を短くすることが可能となる。
As described above, in the embodiment shown in FIGS. 17 to 22, the buffer fullness adjustment is periodically performed regardless of the editing point, as in the case of the embodiment shown in FIGS. Therefore, on the data consuming side, that is, on the
次に、図8のステップS45、図11のステップS75、図15のステップS115、図20のステップS143、図21のステップS154、および図22のステップS164に示したバッファフルネス調整処理の実施例について説明する。図23は、バッファフルネス調整処理の第1の実施例を表している。このバッファフルネス調整処理を、例えば図12の実施例において実施する場合においては、図24に示すように、データ分離回路21が分離、出力するSCR信号が、制御回路28に供給されるようにする。
Next, examples of the buffer fullness adjustment process shown in step S45 of FIG. 8, step S75 of FIG. 11, step S115 of FIG. 15, step S143 of FIG. 20, step S154 of FIG. 21, and step S164 of FIG. Will be described. FIG. 23 shows a first embodiment of the buffer fullness adjustment process. For example, when this buffer fullness adjustment process is performed in the embodiment of FIG. 12, the SCR signal separated and output by the
このバッファフルネス調整処理を行うとき、例えば、図15のステップS114において、DTSVの不連続が検出されている。そこで、最初にステップS201において、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9のデコード動作が停止される。次にステップS202に進み、DTSV抽出回路51により抽出されたDTSVと、データ分離回路21により分離されたSCRとが比較される。DTSVの方がSCRより大きい場合、ビデオコードバッファ6またはオーディオコードバッファ8にはまだ充分なデータが記憶されていないと判定し、ステップS201に戻り、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9のデコード動作を停止したままとする。
When this buffer fullness adjustment process is performed, for example, in step S114 of FIG. 15, DTSV discontinuity is detected. Therefore, first, in step S201, the decoding operations of the
ステップS202において、SCRがDTSVより大きくなったと判定された場合、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8に適正なデータが蓄積されたと判定して、ステップS203に進み、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9のデコード動作を再開させる。
If it is determined in step S202 that the SCR has become larger than DTSV, it is determined that appropriate data has been stored in the
以上の処理を、図25を参照してさらに説明すると、次のようになる。即ち、いま点Gから点Hにジャンプが行われたものとする。時刻t81において、点H以降のデータの、ビデオコードバッファ6に対する書き込みが開始される。ビデオコードバッファ6にこのようにして書き込まれるピクチャdのDTSVは、ビデオデコーダ7によりデコードが開始される時刻t83に対応している。
The above processing will be further described with reference to FIG. 25 as follows. That is, it is assumed that a jump is now made from point G to point H. At time t81, writing of data after point H to the
これに対して、SCRは、リングバッファ4からデータ分離回路21に、従って、ビデオコードバッファ6に入力されるタイミングの時刻に対応しているため、時刻t83の近傍の時刻に達するまでは、入力タイミングに対応する時刻を表すSCRは、デコード開始時刻を表すDTSVより小さい値となっている。この場合、制御装置28は、ビデオコードバッファ6に充分なデータが蓄積されていないものと判定し、ビデオデコーダ7にデコード動作を禁止させるのである。
On the other hand, since the SCR corresponds to the time of the timing input from the
そして、時刻t83の近傍、あるいは、それより遅い時刻になれば、SCRの値がピクチャdのDTSVと等しいか、それよりも大きくなる。このとき、制御回路28は、ビデオコードバッファ6に充分なデータが蓄積されたものと判定し、ビデオデコーダ7にデコード動作を再開させるのである。
When the time is near or later than time t83, the SCR value is equal to or greater than the DTSV of picture d. At this time, the
図26は、バッファフルネス調整処理の第2の実施例を表してる。この実施例を実現するには、例えば、後述する図27に示すように、ビデオコードバッファ6のデータ蓄積量を表すバッファフルネス信号が制御回路28に供給されるようになされる。
FIG. 26 shows a second embodiment of the buffer fullness adjustment process. In order to realize this embodiment, for example, as shown in FIG. 27 described later, a buffer fullness signal indicating the data accumulation amount of the
そしてステップS221において、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9のデコード動作が停止される。次にステップS222に進み、ビデオコードバッファ6またはオーディオコードバッファ8のバッファフルネス信号が、データフル(データが容量一杯に記憶されている状態)を示しているか否かを判定する。データフルを示していなければ、ステップS221に戻り、デコード動作を停止させたままの状態にする。ステップS222において、ビデオコードバッファ6およびオーディオコードバッファ8が出力するバッファフルネス信号が、データフルを示すようになったとき、ステップS223に進み、ステップS221で停止したデコード動作を再び再開させる。
In step S221, the decoding operations of the
図27は、本発明のデータ再生装置のさらに他の実施例を表している。この実施例においては、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8から、これらのバッファがオーバフローあるいはアンダフローを起こしたか否かを示すバッファフルネス信号が制御回路28に供給されるようになされている。その他の構成は、図1における場合と同様である。
FIG. 27 shows still another embodiment of the data reproducing apparatus of the present invention. In this embodiment, a buffer fullness signal indicating whether or not these buffers have overflowed or underflowed is supplied from the
次に、図28乃至図30のフローチャートを参照して、その動作について説明する。図28と図29のステップS241乃至S254の処理は、図13と図14に示したステップS91乃至S104の処理と同様の処理である。即ち、ステップS241乃至S254までの処理により、リングバッファ4に、ジャンプを行う前の点Gまでのデータと、ジャンプ先の点Hからのデータが連続して書き込まれる。そして、再生終了アドレスまで再生が行われる。
Next, the operation will be described with reference to the flowcharts of FIGS. The processes in steps S241 to S254 in FIGS. 28 and 29 are the same as the processes in steps S91 to S104 shown in FIGS. That is, by the processing from step S241 to S254, the data up to the point G before the jump and the data from the point H as the jump destination are successively written in the
この図28と図29の処理と並行して、図30に示す処理が実行される。最初にステップS261において、制御回路28は、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8から、バッファフルネス情報を取得する。そして、ステップS262とステップS266において、これらのバッファがアンダフローあるいはオーバフローを起こしているか否かを判定する。
In parallel with the processing of FIGS. 28 and 29, the processing shown in FIG. 30 is executed. First, in step S <b> 261, the
ステップS262において、アンダフローを起こしていると判定されたとき、ステップS263に進み、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9にデコード処理を停止させる。そしてステップS264に進み、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8のバッファフルネス信号をモニタし、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8のデータ蓄積量が最適な値になったと判定されるまで待機し、データ蓄積量が最適値に達したと判定されたとき、ステップS265に進み、ビデオデコーダ7とオーディオデコーダ9にデコード動作を再開させる。
If it is determined in step S262 that an underflow has occurred, the process proceeds to step S263, where the
一方、ステップS266において、オーバフローを起こしていると判定されたとき、ステップS267に進み、リングバッファ4を制御し、ビデオコードバッファ6へのデータの供給を停止させる。ビデオデコーダ7またはオーディオデコーダ9によるデコード動作は、そのまま継続されるため、ビデオコードバッファ6またはオーディオコードバッファ8のデータ蓄積量は、次第に減少する。そこで、ステップS268に進み、ビデオコードバッファ6またはオーディオコードバッファ8のデータ蓄積量が最適な値になるまで待機し、最適な値に達したとき、ステップS269に進み、リングバッファ4からのデータ供給を、再び再開させる。
On the other hand, when it is determined in step S266 that an overflow has occurred, the process proceeds to step S267, where the
尚、オーバフローが検出された場合、ステップS267において、ビデオコードバッファ6またはオーディオコードバッファ8へのデータ供給を停止させる代わりに、ビデオデコーダ7またはオーディオデコーダ9にデコードすべきデータをスキップさせるようにすることも可能である。
If an overflow is detected, the
ステップS262およびステップS266において、アンダフローもオーバフローも検出されなかったとき、ステップS265においてデコード動作を再開させたとき、およびステップS269においてデータ供給動作を再開させたとき、ステップS261に戻り、上述した処理を繰り返す。 When neither underflow nor overflow is detected in step S262 and step S266, when the decoding operation is resumed in step S265, and when the data supply operation is resumed in step S269, the process returns to step S261, and the above-described processing repeat.
以上のように、この実施例においては、ビデオコードバッファ6とオーディオコードバッファ8に蓄積されているデータの量を常時モニタし、どちらか一方がアンダフローあるいはオーバフローとなったとき、データ蓄積量を調整するようにしたので、ジャンプ時における再生データの欠落期間を短くすることが可能となる。
As described above, in this embodiment, the amount of data stored in the
尚、以上の各実施例においては、ドライブ1において光ディスクを再生し、その再生データを得るようにしたのであるが、固体メモリからデータを再生する場合にも、この発明は応用することが可能である。
In each of the above embodiments, the optical disk is reproduced in the
1 ドライブ, 2 復調装置, 3 ECC回路, 4 リングバッファ, 5 多重化データ分離装置, 6 ビデオコードバッファ, 7 ビデオデコーダ, 8 オーディオコードバッファ, 9 オーディオデコーダ, 21 データ分離回路, 22 DTSVレジスタ, 23 比較器, 24 DTSAレジスタ, 25 比較器, 26 STCレジスタ, 27 クロック発生回路, 28 制御回路, 29 入力部, 30 アドレス記憶回路, 50 不連続点記憶回路, 51 DTSV抽出回路
1 drive, 2 demodulator, 3 ECC circuit, 4 ring buffer, 5 multiplexed data separator, 6 video code buffer, 7 video decoder, 8 audio code buffer, 9 audio decoder, 21 data separator, 22 DTSV register, 23 Comparator, 24 DTSA register, 25 comparator, 26 STC register, 27 clock generation circuit, 28 control circuit, 29 input unit, 30 address storage circuit, 50 discontinuous point storage circuit, 51 DTSV extraction circuit
Claims (5)
前記記録媒体から再生されたデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離手段と、
前記分離手段により分離されたデータを記憶する第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコード手段と、
前記第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出手段と、
前記再生手段が前記記録媒体における再生点を不連続に移動した場合、前記検出手段により検出されたデータの記憶量に対応して、前記第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御手段と
を備え、
前記データ量制御手段は、前記検出手段が前記第2の記憶手段のアンダフローを検出した場合、前記デコード手段のデコード動作を停止させ、前記検出手段が前記第2の記憶手段のオーバフローを検出した場合、前記第2の記憶手段へのデータの供給を停止させる
ことを特徴とするデータ再生装置。 Reproducing means for reproducing data recorded on the recording medium;
First storage means for storing data reproduced from the recording medium;
Separating means for separating data read from the first storage means into a plurality of data;
Second storage means for storing data separated by the separation means;
Decoding means for decoding data read from the second storage means;
Detection means for detecting the amount of data stored in the second storage means;
When the reproduction means discontinuously moves the reproduction point on the recording medium, the storage amount of data stored in the second storage means is controlled in accordance with the storage amount of data detected by the detection means. Data amount control means for
The data amount control means stops the decoding operation of the decoding means when the detection means detects an underflow of the second storage means, and the detection means detects an overflow of the second storage means In this case, the data reproduction apparatus is characterized in that the supply of data to the second storage means is stopped.
前記デコード手段のデコード動作を停止させた後に、前記第2の記憶手段に記憶されたデータの記憶量が最適値に達した場合、前記デコーダ手段のデコード動作を再開させ、
あるいは、前記第2の記憶手段へのデータの供給を停止させた後に、前記第2の記憶手段に記憶されたデータの記憶量が最適値に達した場合、前記第2の記憶手段へのデータの供給を再開させる
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装置。 The data amount control means includes:
After the decoding operation of the decoding means is stopped, when the storage amount of data stored in the second storage means reaches an optimum value, the decoding operation of the decoder means is resumed,
Alternatively, when the amount of data stored in the second storage means reaches an optimum value after stopping the supply of data to the second storage means, the data to the second storage means The data reproducing apparatus according to claim 1, wherein the supply of data is resumed.
前記記録媒体から再生されたデータを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
前記第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により分離されたデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
前記第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコードステップと、
前記第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出ステップと、
前記再生ステップの処理により、前記記録媒体における再生点が不連続に移動された場合、前記検出ステップの処理により検出されたデータの記憶量に対応して、前記第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御ステップと
を含み、
前記検出ステップの処理により前記第2の記憶手段のアンダフローが検出された場合、前記データ量制御ステップの処理により、前記デコードステップの処理によるデコード動作が停止され、前記検出ステップの処理により前記第2の記憶手段のオーバフローが検出された場合、前記データ量制御ステップの処理により、前記第2の記憶手段へのデータの供給が停止される
ことを特徴とするデータ再生方法。 A reproduction step of reproducing data recorded on the recording medium;
A first storage step of storing data reproduced from the recording medium in a first storage means;
A separation step of separating data read from the first storage means into a plurality of data;
A second storage step of storing the data separated by the process of the separation step in a second storage means;
A decoding step of decoding data read from the second storage means;
A detection step of detecting a data storage amount of the second storage means;
When the reproduction point on the recording medium is moved discontinuously by the process of the reproduction step, the reproduction point is stored in the second storage unit corresponding to the storage amount of the data detected by the process of the detection step. A data amount control step for controlling the storage amount of data, and
When an underflow of the second storage means is detected by the processing of the detection step, the decoding operation by the processing of the decoding step is stopped by the processing of the data amount control step, and the first operation is performed by the processing of the detection step. If an overflow of the second storage means is detected by the processing of the data amount control step, the data reproducing method of supplying the data to said second storage means and wherein the that will be stopped.
前記記録媒体から再生されたデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離手段と、
前記分離手段により分離されたデータを記憶する第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコード手段と、
前記第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出手段と、
前記再生手段が前記記録媒体における再生点を不連続に移動した場合、前記検出手段により検出されたデータの記憶量に対応して、前記第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御手段と
を備え、
前記データ量制御手段は、前記検出手段が前記第2の記憶手段のアンダフローを検出した場合、前記デコード手段のデコード動作を停止させ、前記検出手段が前記第2の記憶手段のオーバフローを検出した場合、前記デコード手段のデコード対象となる前記第2の記憶手段から出力されるデータをスキップさせる
ことを特徴とするデータ再生装置。 Reproducing means for reproducing data recorded on the recording medium;
First storage means for storing data reproduced from the recording medium;
Separating means for separating data read from the first storage means into a plurality of data;
Second storage means for storing data separated by the separation means;
Decoding means for decoding data read from the second storage means;
Detection means for detecting the amount of data stored in the second storage means;
When the reproduction means discontinuously moves the reproduction point on the recording medium, the storage amount of data stored in the second storage means is controlled in accordance with the storage amount of data detected by the detection means. Data amount control means for
The data amount control means stops the decoding operation of the decoding means when the detection means detects an underflow of the second storage means, and the detection means detects an overflow of the second storage means case, the data reproducing apparatus, characterized in that to skip the data output from the second storage device providing the decoding target of the decoding means.
前記記録媒体から再生されたデータを第1の記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
前記第1の記憶手段から読み出されたデータを複数のデータに分離する分離ステップと、
前記分離ステップの処理により分離されたデータを第2の記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
前記第2の記憶手段から読み出されたデータをデコードするデコードステップと、
前記第2の記憶手段のデータの記憶量を検出する検出ステップと、
前記再生ステップの処理により、前記記録媒体における再生点が不連続に移動された場合、前記検出ステップの処理により検出されたデータの記憶量に対応して、前記第2の記憶手段に記憶されるデータの記憶量を制御するデータ量制御ステップと
を含み、
前記検出ステップの処理により前記第2の記憶手段のアンダフローが検出された場合、前記データ量制御ステップの処理により、前記デコードステップの処理によるデコード動作が停止され、前記検出ステップの処理により前記第2の記憶手段のオーバフローが検出された場合、前記データ量制御ステップの処理により、前記デコードステップの処理のデコード対象となる前記第2の記憶手段から出力されるデータがスキップされる
ことを特徴とするデータ再生方法。 A reproduction step of reproducing data recorded on the recording medium;
A first storage step of storing data reproduced from the recording medium in a first storage means;
A separation step of separating data read from the first storage means into a plurality of data;
A second storage step of storing the data separated by the process of the separation step in a second storage means;
A decoding step of decoding data read from the second storage means;
A detection step of detecting a data storage amount of the second storage means;
When the reproduction point on the recording medium is moved discontinuously by the process of the reproduction step, the reproduction point is stored in the second storage unit corresponding to the data storage amount detected by the process of the detection step. A data amount control step for controlling the amount of data stored, and
When an underflow of the second storage means is detected by the processing of the detection step, the decoding operation by the processing of the decoding step is stopped by the processing of the data amount control step, and the first operation is performed by the processing of the detection step. If an overflow of the second storage means is detected, and wherein the processing of the data amount control step, Ru is data skipped output from the second storage device providing the decoding target of the processing of the decoding step Data playback method.
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