JP3776800B2

JP3776800B2 - Work tool mounting device

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Publication number: JP3776800B2
Application number: JP2002002789A
Authority: JP
Inventors: 滋幸; 正光伊達
Original assignee: Kubota Corp
Current assignee: Kubota Corp
Priority date: 2002-01-09
Filing date: 2002-01-09
Publication date: 2006-05-17
Anticipated expiration: 2022-01-09
Also published as: JP2003206547A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、バックホー、パワーショベル等の作業機等に採用される作業具の取付装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、バックホー等の作業機には、アームの先端部にバケットを揺動自在に枢結し、油圧シリンダの伸縮動作によりバケットを揺動動作（スクイ・ダンプ動作）させるように、バケットと油圧シリンダとを連結したものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバックホーにあっては、バケットをアーム及び油圧シリンダに対してボルト等の締結具により着脱自在に連結するようにしており、このためバケットを交換する等の際には、ボルト等を回動操作して、ボルト等の締結具を脱着したり弛めたり締め付けたりする必要があり、バケットの着脱作業が非常に面倒であるという問題がある。
そこで、アームの先端側にバケットヒッチを設け、このバケットヒッチにバケットを簡単に着脱できるようにした作業具の取付装置が考えられている。
【０００４】
この作業具の取付装置は、アームに取り付けられる取付フレームに、バケットの第１被係合体に係合する第１係合体と、バケットの第２被係合体に係合する第２係合体とを設け、第２係合体は支持軸廻りに回動自在に支持されていて、第２被係合体に係合しない非係合位置から回動することで第２係合体に係合可能とされ、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で第２係合体を第２被係合体に係合させることによりバケットが取付フレームに簡単に取り付けられるように構成されている。
【０００５】
また、バケットに設けられる第１被係合体と第２被係合体との距離（間隔）は、バックホーの機種やメーカーによって異なるが、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で、第２係合体を支持軸廻りに回動することで、該第２係合体を第２被係合体に係合させるようにしているので、第１被係合体と第２被係合体との距離が変わっても、バケットが取付フレームに取り付けられるように構成されている。
また、この作業具の取付装置にあっては、バケットを取り付けた状態で、バケットから第２係合体に荷重が作用した場合に、第２係合体が第２被係合体から外れないように、ロック機構を設ける必要がある。
【０００６】
このロック機構は、取付フレームに設けられたストッパと、第２係合体に設けられていて、該第２係合体が第２被係合体に係合した状態で前記ストッパに係合（接当）することにより、第２係合体が非係合位置へと戻るのを規制するロック体とから主構成されており、ロック体は第２係合体に回動軸廻りに回動自在に支持されていて、第２係合体が第２被係合体に係合すべく回動したときに、ロック体が回動軸廻りに、第２係合体と同じ側に回動してストッパに係合（接当）し、第２係合体が非係合位置へと戻るのを規制するように構成されている。
【０００７】
また、前述したように、第２係合体は、第１被係合体と第２被係合体との距離の異なるバケットに対応すべく、回動自在とされているので、ロック体は、第２被係合体に対する第２係合体の係合位置ごとに、異なる位置でストッパに係合（接当）するように構成されている。
ところで、このロック体のストッパに対する係合面（当たり面）を円弧状に形成することが考えられているが、そうすると、第２被係合体に対する第２係合体の係合位置の範囲を大きくし、それに合わせて、ロック体の係合面を広く採ると、ストッパに対するロック体の係合位置によって、第２係合体にバケット側から荷重が作用したときに、ストッパに対して第２係合体が外れる方向にすべる傾向があった（本発明の第３の実施の形態参照）。
【０００８】
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、バケット等の作業具を簡単に着脱することができ、且つ、第２係合体の非係合位置への戻り規制を確実に行えるようにした作業具の取付装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた第１の技術手段は、取付フレームに、作業具の第１被係合体に係合する第１係合体と、作業具の第２被係合体に係合する第２係合体とが設けられ、第２係合体は支持軸廻りに回動自在に支持されていて、第２被係合体に係合しない非係合位置から回動することで第２係合体に係合可能とされ、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で第２係合体を第２被係合体に係合させることにより作業具が取付フレームに取り付けられ、取付フレームにストッパが設けられ、第２係合体に、該第２係合体が第２被係合体に係合した状態で前記ストッパに係合することにより、第２係合体が非係合位置へと戻るのを規制するロック体が設けられ、このロック体は、回動軸廻りに回動自在に支持されていて、第２係合体が第２被係合体に係合すべく回動したときに、第２係合体と同じ側に回動してストッパに係合し、且つ第１被係合体と第２被係合体との距離が異なる作業具の取り付けに対応して、ストッパに複数位置で係合するように構成され、且つそのストッパと係合する係合部が段階的に設けられていることを特徴とする。
【００１０】
また、ロック体は複数設けられると共に、各ロック体がそれぞれ独立してストッパに係合可能とされているのがよい。
また、第２被係合体に第２係合体が係合している状態で、ロック体の係合部の、ストッパへの係合方向後部側がストッパに係合することで、ロック体の回動規制がなされると共に、作業具から第２係合体に荷重が作用した場合に、係合部の、ストッパへの係合方向前部側がストッパに係合することで、第２係合体の戻り規制がなされ、この作業具からの荷重が作用した場合における、ストッパへの係合部位が、回動軸の軸中心を中心とする、係合部のストッパへの係合方向前端の軌跡よりも、径内側に位置するように構成されているのがよい。
【００１１】
また、第２の技術的手段は、取付フレームに、作業具の第１被係合体に係合する第１係合体と、作業具の第２被係合体に係合する第２係合体とが設けられ、第２係合体は支持軸廻りに回動自在に支持されていて、第２被係合体に係合しない非係合位置から回動することで第２係合体に係合可能とされ、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で第２係合体を第２被係合体に係合させることにより作業具が取付フレームに取り付けられ、取付フレームにストッパが設けられ、第２係合体に、該第２係合体が第２被係合体に係合した状態で前記ストッパに係合することにより、第２係合体が非係合位置へと戻るのを規制するロック体が設けられ、このロック体は、回動軸廻りに回動自在に支持されていて、第２係合体が第２被係合体に係合すべく回動したときに、第２係合体と同じ側に回動してストッパに係合し、且つ第１被係合体と第２被係合体との距離が異なる作業具の取り付けに対応して、ストッパに複数位置で係合するように構成され、ロック体がストッパに係合した状態においてストッパからロック体が外れるのを阻止すべくロック体に接当可能な規制部材が取付フレームに着脱自在に取り付け可能とされていることを特徴とする。
【００１２】
また、ロック体に係合して該ロック体をストッパから外れる方向に回動操作する操作部材が設けられ、この操作部材が規制部材とされているのがよい。
また、ストッパが着脱自在とされているのがよい。
また、取付フレームに、第２係合体を非係合位置に保持する保持手段が設けられ、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で、第１被係合体を中心として取付フレームと第２被係合体とを相対的に近接させることで、保持手段が解除されて第２係合体が第２被係合体に係合するように構成するのがよい。
【００１３】
また、保持手段に、第２被係合体がない状態で第２係合体を非係合位置から係合位置側へ回動させたときの回動規制機能が備えられているのがよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図１〜図８は本発明の第１の実施の形態を示している。
図３は、本発明にかかる作業具の取付装置を採用した掘削装置１を示しており、この掘削装置１は、バックホー、パワーショベル等の作業機に採用される。
なお、バックホーは、走行装置上に上下方向の軸心廻りに回動自在に支持された旋回台を備え、この旋回台に、運転席やエンジン等の機器等が設けられる共に、旋回台の前部に掘削装置１が設けられている。
【００１５】
図３において、掘削装置１は、旋回台の前部に設けられた支持ブラケットに、上下方向の軸心廻りに左右揺動自在に取り付けられたスイングブラケット３と、このスイングブラケット３に対して基端部が左右方向の支軸Ｐ１廻りに揺動自在に枢結されたブーム４と、該ブーム４の先端部に対して基端部が左右方向の支軸Ｐ２廻りに揺動自在に枢結されたアーム５と、該アーム５の先端部側に連結されたバケット６（作業具）とを有している。
これらブーム４、アーム５及びバケット６は、それぞれ油圧シリンダよりなるブームシリンダ９、アームシリンダ１０及びバケットシリンダ１１によって揺動動作される。
【００１６】
前記アーム５及びバケットシリンダ１１には、バケットヒッチ７（作業具取付体）が取り付けられており、このバケットヒッチ７に前記バケット６が、ワンタッチで着脱自在（交換自在）に取り付けられている。
すなわち、アーム５の先端部には、バケットヒッチ７の一端部が支軸１７を支点に揺動自在に枢結されており、バケットシリンダ１１は、アーム５の先端側中途部に第１リンク１９を介して連結されると共に、バケットヒッチ７とバケットシリンダ１１とが第２リンク２０を介して連結され、これにより、バケットヒッチ７が、アーム５及びバケットシリンダ１１に連結され、バケットシリンダ１１の伸縮動作によりバケットヒッチ７乃至バケット６を揺動動作させるようになっている。
【００１７】
詳述すると、図１〜図６に示すように、バケットヒッチ７は、アーム５及びバケットシリンダ１１に取り付けられた取付フレーム１２を有し、この取付フレーム１２は、左右一対の側板１４を、連結板１５Ａ，１５Ｂ，１５Ｃによって連結することで主構成されている。
左右の側板１４間に、左右方向の支軸１７，２７が設けられている。
また、バケットシリンダ１１は、その本体部２２の基端がアーム５の基端側に支軸２３を介して枢結されており、バケットシリンダ１１のピストンロッド２４の先端は第２リンク２０の一端と共に第１リンク１９の一端に支軸２５を介して枢結され、この第１リンク１９の他端は、アーム５の先端側中途部に支軸２６を介して枢結されており、第２リンク２０の他端は、バケットヒッチ７に支軸２７を介して連結されている。
【００１８】
従って、バケットシリンダ１１が伸縮すると、第１リンク１９、第２リンク２０を介してバケット６が支軸１７廻りに揺動し、スクイ動作・ダンプ動作を行うようになっているのである。
なお、第１リンク１９及び第２リンク２０は、それぞれ左右一対備えられたものとなっており、バケットシリンダ１１のピストンロッド２４先端に設けたボスを左右外側から挟むようにして一対の第２リンク２０の一端に設けたボスが配設され、このボスを左右外側から挟むようにして一対の第１リンク１９の一端に設けたボスが配設され、これら各ボスに対して支軸２５が貫通されている。
【００１９】
また、バケットヒッチ７（取付フレーム１２）には、第１係合体３１と第２係合体３２とが間隔をおいて設けられ、バケット６の背面部には、左右一対のブラケット３３が突設され、この左右一対のブラケット３３間に、第１被係合体３５と第２被係合体３６とが間隔をおいて設けられている。
第１係合体３１及び第２係合体３２は、それぞれフック状に形成され、第１被係合体３５及び第２被係合体３６は、それぞれピンによって構成されていて左右方向に配置されている。
【００２０】
そして、第１係合体３１に第１被係合体３５を係合すると共に、第２係合体３２に第２被係合体３６を係合することにより、第１係合体３１及び第２係合体３２で、第１被係合体３５と第２被係合体３６とをそれらの離間方向の内側からそれぞれ係止して、バケット６をバケットヒッチ７に着脱自在に固定するようになっている。
第１係合体３１は、左右側板１４間に固設された連結板１５Ａに、側板１４間から外側方に突出するように固定されており、左右一対のフック体３１Ａと、左右フック体３１Ａを連結する補強体３１Ｂとから構成されている。
【００２１】
第２係合体３２は、左右の側板１４間に連結固定した左右方向の支持軸３８廻りに回動自在に支持されており、左右一対のフック体３２Ａと、左右フック体３２Ａを連結する補強体３２Ｂとから主構成されている。
第１係合体３１の第２係合体３６側とは反対側の端縁部には、円弧状（Ｕ字状）の第１係合溝３９が凹設形成されている。
この第１係合溝３９は、ピン径の異なるピン（第１被係合体３６）を係合させるために、溝底部と溝開放側とでは、溝の曲率半径が異なっており、ピン径の異なる複数のピンが選択的に係合可能とされている。
【００２２】
また、第２係合体３２の第１係合体３１側とは反対側の端縁部には、円弧状の第２係合溝４２が凹設形成されており、この第２係合溝４２も、前記第１係合溝３９と同様の理由で、溝底部と溝開放側とでは、溝の曲率半径が異なっている。前記構成の作業具の取付装置にあっては、地面に載置されたバケット６に対して、ブーム４、アーム５及びバケットヒッチ７等を操作して、図１及び図４に示すように、バケット６の第１被係合体３５を、バケットヒッチ７の第１係合体３１に係合させたとき、バケット６は、バケットヒッチ７に対して第１被係合体３５を支点として相対的に近接離反自在とされ、第２被係合体３６が、第２係合体３２に対して係合可能となる係合可能位置と、係合不能になる係合不能位置とに、取付フレーム１２に対して相対的に位置変更自在とされている。
【００２３】
また、第２係合体３２を取付フレーム１２に対して支持軸３８廻りに回動させることにより、第２係合体３２は、係合可能位置にある第２被係合体３６に係合する係合位置（図１参照）と、係合可能位置にある第２被係合体３６とは係合しない非係合位置（図４参照）とに、位置変更自在に構成されている。
また、第２係合体３２が係合位置に回動したとき、係合不能位置にある第２被係合体３６の係合可能位置への、取付フレーム１２に対する相対的位置変更が不能になり、第２係合体３２が非係合位置に移動したとき、係合不能位置にある第２被係合体３６の係合可能位置への、取付フレーム１２に対する相対的位置変更が許容される（可能になる）ようになっている。
【００２４】
また、前記バケットヒッチ７にあっては、第２被係合体３６が係合不能位置から係合可能位置とされたときに、第２係合体３２を非係合位置から係合位置に自動的に移動させる自動係合手段４５が設けられている。
この自動係合手段４５は、第２係合体３２を係合位置に向けて（図１の矢示ａ方向に）付勢する付勢手段４６と、この付勢手段４６に抗して第２係合体３２を非係合位置に保持する保持手段４７とを備えてなる。
付勢手段４６は、支持軸３８に套嵌した左右一対のねじりコイルバネにより構成され、各コイルバネは、第２係合体３２を支持軸３８廻りに矢示ａ方向に付勢している。
【００２５】
保持手段４７は、取付フレーム１２に設けられた係合アーム５０と、第２係合体に設けられた係合ピン５１とを備えている。
取付フレーム１２の左右の側板１４を連結する連結板１５Ｃには、左右一対のブラケット５４が固定され、この左右のブラケット５４に亘って左右方向の支軸５３が貫通されており、この支軸５３は割ピン等によって抜け止めされている。一方、係合アーム５０の基部側には、筒体５２が設けらており、この筒体５２は、前記左右ブラケット５４間で、支軸５３に軸心廻りに回動自在に外嵌されていて、係合アーム５０が支軸５３廻りに揺動自在とされている。
【００２６】
また、係合アーム５０は、付勢手段５５によって、係合可能位置にある第２被係合体３６に接当する方向（図１の矢示ｂ方向）に付勢されている。
この付勢手段５５は、ねじりコイルバネから構成され、筒体５２に套嵌されている。
また、係合アーム５０には、左右方向貫通状の係合溝５６が形成されており、前記係合ピン５１は、この係合溝５６を貫通していると共に、第２係合体３２のフック体３２Ａ間に固定されている。
【００２７】
また、前記係合溝５６には、第２係合体３２が非係合位置にあるときに、係合ピン５６が嵌まることで、第２係合体３２の矢示ａ方向への回動を規制する係止部５７が形成されている。
前記構成の自動係合手段４５にあっては、図４に示すように、第２係合体３２が非係合位置であるときには、前述したように、係合ピン５１が係合溝５６の係止部５７に嵌っているので、第２係合体３２の支持軸３８廻りの矢示ａ方向への回動が規制されていて、保持手段４７によって第２係合体３２が非係合位置に保持されている。
【００２８】
そして、第１係合体３１に第１被係合体３５が係合している状態で、第１被係合体３５を支点として第２被係合体３６を係合不能位置から取付フレーム１２に対して相対的に近接させると、第２被係合体３６が、係合アーム５０を押圧することで（図４の図例では前方に蹴られることで）、係合ピン５１が係止部５７から相対的に外れ、その結果、保持手段４７による保持が解除され、第２係合体３２が付勢手段４６の付勢力によって、支持軸３８廻りに非係合位置から係合位置に移動し、これにより、係合可能位置にある第２被係合体３６を第２係合体３２の第２係合溝４２に係合させるようになっている。
【００２９】
また、第２被係合体３６が係合不能位置にあるときに、第２係合体３２が係合位置側に回動したときには、係合ピン５１が、係合溝５６の、係止部５７とは反対側の端部５６ａに至ったときに、第２係合体３２の矢示ａ方向（係合方向）の回動が規制されるようになっており、保持手段４７に、第２被係合体３６が係合可能位置にないときの、第２係合体３２の矢示ａ方向の回動規制（当たり）の機能が備えられており、該回動規制の機構を別途設ける必要がない。
また、前記構成のバケットヒッチ７にあっては、第１係合体３１に第１被係合体３５を係合し、第２係合体３２を支持軸３８廻りに回動して、該第２係合体が第２被係合体３６に係合することで、バケット６がバケットヒッチ７に取り付けられるように構成されているので、第１被係合体３５と第２被係合体３６との（ピン間）距離が異なるバケット６であっても、バケットヒッチ７に取り付けられるようになっており、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が異なる複数種のバケット６を選択的に取り付け（交換）可能とされている。
【００３０】
また、このバケットヒッチ７にあっては、掘削作業時等において、バケット６から第２被係合体３６を介して第２係合体３２へと作用する荷重によって、第２係合体３２が非係合位置側へと戻らないようにすべく、第２被係合体３２を係合位置にロックするロック機構５８が設けられている。
このロック機構５８は、回動軸６３と、ロック体６４と、ストッパ６５と、付勢手段６６とから主構成されている。
回動軸６３は左右方向の軸心を有すると共に、第２係合体３２を左右方向に貫通していて、第２係合体３２に軸心廻りに回動自在に保持されている。
【００３１】
ロック体６４は左右一対設けられていて、第２係合体３２の左右両側に配置され、各ロック体６４に回動軸６３が貫通しており、外周面には、ストッパ６５に係合（接当）する係合面６２が形成されている。
また、図７に示すように、左右のロック体６４は、連結板６０によって連結されていると共に、左右一方のロック体６４が、固定手段６１によって回動軸６３に固定されていて、左右のロック体６４が回動軸６３と共に一体回動するように構成されている（第２係合体３２に対して相対的に回動軸６３廻りに揺動自在とされている）。
【００３２】
付勢手段６６は、ねじりコイルバネから構成されていると共に左右一対設けられていて、左右各ロック体６４を、第２係合体３２に対して図１の矢示ｃ方向に付勢している。
したがって、左右ロック体６４は、第２係合体３２と一緒に支持軸３８廻りに回動すると共に、付勢手段６６によって第２係合体３２に対して相対的に該第２係合体３２が回動する側と同じ側に回動軸６３廻りに回動するように構成されている。
【００３３】
なお、前記付勢手段６６は、前記第２係合体３２の付勢手段４６よりも付勢力は弱く形成される。
図８に示すように、ストッパ６５は、凸状の円弧面６５ａ（被係合面）と平坦面６５ｂとを備えていると共に、左右のロック体６４に対応して左右一対設けられていて、円弧面６５ａがロック体６４の係合面６２に係合（接当）可能に配置されている。
また、左右のストッパ６５は、取付フレーム１２の左右の側板１４を連結する連結板１５Ｂにボルト６８によって着脱自在に取付固定された取付板６７に、平坦面６５ｂが重合するように固定されていて、ストッパ６５が消耗時に交換可能とされている。
【００３４】
このロック機構５８にあっては、第２係合体３２が非係合位置にあるときには、図４に示すように、ロック体６４は、係合面６２の矢示ｃ方向前端部側（付勢手段６６の付勢方向前端側、又は、ストッパ６５に対する係合方向前端側）がストッパ６５に接当していて、その矢示ｃ方向の回動が規制されている。
この状態において、第２被係合体３６が係合可能位置にきて、保持手段４７による第２係合体３６の保持が解除されて、第２係合体３６が矢示ａ方向に回動すると、回動軸６３がストッパ６５から離れる方向に移動するので（図４の例で説明すると、回動軸６３が下がるので）、ロック体６４の、係合面６２の矢示ｃ方向前端側がストッパ６５から外れて、ロック体６４が付勢手段６６の付勢力によって矢示ｃ方向に回動するようになっている。
【００３５】
そして、第２係合体３２が第２被係合体３６に係合すると、ロック体６４の係合面６２がストッパ６５の円弧面６５ａに接当し、これにより、ロック体６４が第２係合体３２とストッパ６５との間で突っ張り、バケット６側から第２係合体３２に荷重が作用した場合に、該第２係合体３２が係合位置から非係合位置に移動するのを（第２係合体３２が第２被係合体３６から外れるのを）阻止するようになっている。
また、第２係合体３２が第２被係合体３６に係合すると、該第２係合体３２が係合位置に自動的にロックされるようになっている。
【００３６】
前記構成のバケットヒッチ７にあっては、前述したように、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が異なる複数種のバケット６を選択的に取り付け可能とされているので、第１被係合体３５を基準とする、第２被係合体３６に対する第２係合体３２の各係合位置に応じて、ロック体６４はストッパ６５に複数位置で係合（接当）するように構成されている。
図８に示すように、ロック体６４の係合面６２には、第１被係合体３５と第２被係合体３６の異なるピン間距離に応じて、ストッパ６５に係合（接当）する凹状の係合部６２ａ（接当部）が、段階的に複数形成されている。
【００３７】
なお、本実施の形態では、係合部６２ａが５個設けられ、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が異なる５数種のバケット６を選択的に取り付け可能とされているが、これに限定されることはなく、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が異なる４数種以下のバケット６を取り付け可能としてもよいし、又、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が異なる６数種以上のバケット６を取り付け可能としてもよい。
また、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が最も短いバケット６を取り付けた場合は、矢示ｃ方向前端部の係合部６２ａがストッパ６５に係合（接当）し、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が最も長いバケット６を取り付けた場合は、矢示ｃ方向後端部の係合部６２ａがストッパ６５に係合（接当）するようになっている。
【００３８】
また、前記ロック体６４にあっては、各係合部６２ａの矢示ｃ方向後部側が、回動軸６３の軸中心Ｏを中心とする矢示ｃ方向前端の軌跡Ｋよりも径外側に位置しており、この係合部６２ａの矢示ｃ方向後部側が、第２係合体３２が第２被係合体３６に係合した状態で、ストッパ６５に係合（接当）するように構成され、また、ロック体６４は、第２係合体３２が第２被係合体３６に係合し且つロック体６４がストッパ６５に係合（接当）した状態から、回動軸６３廻りに反矢示ｃ方向に回動可能とされている。
【００３９】
前述したように、ロック体６４の、ストッパ６５に係合する複数の係合部６２ａが段階的に形成されることにより、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離の異なるバケット６ごとに、ロック体６４のストッパ６５に対する係合（当たり）状態を極力良好な状態にすることができる。
本実施の形態では、係合位置にある第２係合体３２を、係合位置から非係合位置に移動させるために、円柱状の棒材等によって構成された操作部材７０が用いられる。
【００４０】
一方、左右各ロック体６４の左右方向内面側には、図１及び図７に示すように、左右各ロック体６４と連結板６０とに亘るＬ字形の係合板７１が固定され、また、第２係合体３２には、連結板６０の端部に接当可能な接当部７２が設けられている。
第２係合体３２が第２被係合体３６に係合している状態（図１の状態）において、図１に仮想線で示すように、係合板７１の内方側に操作部材７０の一端側を挿入し、操作部材７０の他端側を図１の矢示ｄ方向に回動させると、ロック体６４が回動軸６３廻りに反矢示ｃ方向に回動して、第２係合体３２のロックが解除される。
【００４１】
そして、左右ロック体６４を連結する連結板６０の端部が第２係合体３２の接当部７２に接当した後に、さらに操作部材７０を矢示ｄ方向に回動すると、ロック体６４が第２係合体３２と共に支持軸３８廻りに反矢示ａ方向に回動して、第２係合体３２を係合位置から非係合位置に移動できるようになっており、第２係合体３２を非係合位置に移動させると、保持手段４７によって第２係合体３２が非係合位置に保持されると共に、ロック体６４の矢示ｃ方向の回動がストッパ６５によって規制される。
【００４２】
また、取付フレーム１２の左右側板１４には、操作部材７０を挿通可能な挿通孔７３が形成されている。
左右各側板１４に形成された挿通孔７３は、ロック体６４の係合部６２ａの数に対応した数形成されており、ロック体６４のストッパ６５との各係合位置の、矢示ｃ方向後方側に位置するように形成されている。
そして、第２係合体３２が第２被係合体３６に係合した状態において、図７に仮想線で示すように、ロック体６４の矢示ｃ方向後方側に位置する挿通孔７３に操作部材７０を挿通させることで、ロック体６４が不慮に反矢示ｃ方向に回動するが確実に規制され、ロック体６４の戻り規制の万全を図っていると共に、操作部材７０の非使用時の保管場所が確保されている。
【００４３】
なお、操作部材７０の軸方向両端部には、操作部材７０の抜け止め用のピン２８を挿通するためのピン挿通孔２９が形成され、ピン２８には、該ピン２８の抜け止め用のバネリング３０が設けられている。
なお、バネリング３０は、ピン２８がピン挿通孔２９から抜ける位置と、ピン２８がピン挿通孔２９から抜けないように操作部材７０に係合する位置とに不安定切換されるように構成されている。
また、第２係合体３２には突出部７４が設けられ、この突出部７４には挿通孔７５が形成され、一方、取付フレーム１２の左右側板１４には、第２係合体３２が非係合位置に在るときに前記挿通孔７５に一致する挿通孔７６が形成されており、両挿通孔７５，７６に亘って前記操作部材７０を挿通させることで、非係合位置にある第２係合体の不慮の回動を阻止できるように構成されていると共に、操作部材７０の非使用時の保管場所が確保されている。
【００４４】
前記実施の形態によれば、バケット６を取り付ける場合、バケット６の第１被係合体３５及び第２被係合体３６が、第１係合体３１及び第２係合体３２から外れ、第２係合体３２が非係合位置に保持された状態から、ブームシリンダ９，アームシリンダ１０等の伸縮操作により、図４に示すように、第１被係合体３５を第１係合体３１に係合させ、その後、例えば、バケットシリンダ１１を伸縮動作させることで、第２被係合体３６を、係合不能位置から係合可能位置に位置させる。
【００４５】
すると、第２被係合体３６が、係合アーム５０を押圧することにより、保持手段４７による第２係合体３２の保持が解除され、第２係合体３２が、付勢手段４６の付勢力によって、非係合位置から係合位置に移動し、係合可能位置にある第２被係合体３６を第２係合体３２の第２係止溝４２に係合させる。
このとき、ロック体６４は、付勢手段６６の付勢により、矢示ｃ方向に回動して、ロック体６４の係合部６２ａがストッパ６５に接当し、ロック体６４が突っ張って第２係合体３２が係合位置から非係合位置に移動するのを規制する。
【００４６】
従って、バケットヒッチ７にバケット６をワンタッチで簡単に固定することができる。
しかも、このとき、第２係合体３２の支持軸３８と、ロック体６４の回動軸６３と、ロック体６４のストッパ６５への接当部分とが、三角形を形成して、バケット６の反力に対して、強固に踏ん張ることができるようになり、作業中にバケット６がバケットヒッチ７乃至アーム５に対してガタ付くおそれもなくなり、良好に掘削等の作業をなすことができる。
【００４７】
また、バケット６をアーム５から取り外す場合には、図１に示すように、バケット６の第１被係合体３５及び第２被係合体３６が、第１係合体３１及び第２係合体３２に係合した状態から、操作部材７０を矢示ｄ方向に回動操作すると、第２係合体３２が係合位置から非係合位置に移動し、これに連動して、保持手段４７が第２係合体３２を非係合位置に保持する状態に自動的に戻る。
従って、第２係合体３２に対して第２被係合体３６の係合を簡単に解除することができて、この解除状態に保持することができる。このため、その後は、バケット６を接地して、バケットシリンダ１１等の伸縮動作によって、第１被係合体３５から第１係合体３１を外せばよく、バケットヒッチ７からバケット６を極めて簡単に取り外すことができる。
【００４８】
しかも、本発明では、油圧式のバケットヒッチに比べて構造が簡単で、製造容易であり、かつ安価に製造することができ、故障が少なくて長期間の使用に十分に耐えることができる。
図９は、ストッパ６５の変形例を示しており、ストッパ６５の被係合面６５ａが円弧面ではなく、ロック体６４に接当する接当部が頂部となる山形状に形成されているものを示している。
図１０〜図１４は、第２の実施の形態を示しており、第１の実施の形態と異なる主な点は、左右のロック体６４の係合部６２ａが左右のストッパ６５に良好に接当するように、左右のロック体６４は連結されておらず、且つ回動軸６３に対して、左右のロック体６４がそれぞれ独立して回動軸６３の軸心廻りに若干回動自在に構成されている点、及び、ロック体６４がストッパ６５から確実に外れないよう係合部６２ａの形状を改良している点であり、その他の構成については、第１の実施の形態と略同様に構成される。
【００４９】
この実施の形態のバケットヒッチ７にあっても、左右のロック体６４は、回動軸６３に相対回動自在に外嵌されると共に、左右一方のロック体６４は、固定手段６１によって回動軸６３に固定され、左右他方のロック体６４は、プレート７７によって回動軸６３に対して廻り止めされていて、基本的には、左右のロック体６４は、回動軸６３の軸心廻りに回動軸６３と一体回動する。
しかしながら、固定手段６１とロック体６４との間、及びプレート７７と回動軸６３との間にはガタが設けられていて、左右のロック体６４が、回動軸６３に対して該回動軸６３の軸心廻りに若干相対回動するように構成されている。
【００５０】
すなわち、固定手段６１は、図１１及び図１２に示すように、回動軸６３に溶接等によって固定された固定プレート７８と、この固定プレート７８を貫通してロック体６４に螺合されるボルト７９とを備えている。
ロック体６４とボルト７９の頭部との間には、ワッシャ８０が介在され、ロック体６４に形成したボルト挿通孔８２は大穴（ばか穴）に形成され、また、ボルト７９には、ロック体６４とワッシャ８０との間でカラー８１が套嵌されていて、ボルト７９の締め付けによって、固定プレート７８がロック体６４に圧接されないように（ロック体６４と固定プレート７８とが相対移動するように）構成されている。
【００５１】
したがって、カラー８１とボルト挿通孔３２の内周面との間の隙間（ガタ）分、一方のロック体６４は回動軸６３に対して若干相対回動する。
また、プレート７７は、図１１及び図１３に示すように、ボルト８３によってロック体６４に固定されると共に、一部が回動軸６３に設けられた溝８４に挿入されており、溝８４の内面とプレート７７との間には、隙間（ガタ）が設けらている。
したがって、溝８４の内面とプレート７７との間の隙間分、他方のロック体６４は回動軸６３に対して若干相対回動する。
【００５２】
これは、左右のロック体６４が回動軸６３の軸心廻りに完全に一体として回動すると、係合部６２ａ又はストッパ６５の製作誤差等によって、一方のロック体６４が係合部６２ａに良好に係合（接当）しても、他方のロック体６４が良好に係合（接当）しない（片当たりする）場合があるが、左右のロック体６４が独立して回動軸６３の軸心廻りに若干回動するように構成することで、左右各ロック体６４の係合部６２ａを左右各ストッパ６５の被係合面６５ａに良好に係合（接当）させることができるのである。
【００５３】
また、図１４に示すように、係合部６２ａの矢示ｃ方向前部側の底部８５（ストッパ６５への係合部位）の回動軸６３の軸中心Ｏを中心とする軌跡Ｍは、回動軸６３の軸中心Ｏを中心とする矢示ｃ方向前端の軌跡Ｋよりも径内側に位置しており、第２係合体３２が第２被係合体３６に係合すると、通常は、ロック体６４の係合部６２ａは、その後部側がストッパ６５の被係合面６５ａに係合（接当）するが、バケット６側から、第２係合体３２に、該第２係合体３２を支持軸３８廻りに反矢示ａ方向に回動させるような荷重が作用した場合、係合部６２ａの矢示ｃ方向前部側の底部８５がストッパ６５の被係合面６５ａに係合（接当）する。
【００５４】
係合部６２ａの矢示ｃ方向前部側の底部８５がストッパ６５の被係合面６５ａに係合（接当）すると、前述したように、係合部６２ａの矢示ｃ方向前部側の底部８５は、係合部６２ａの矢示ｃ方向前端の軌跡Ｋよりも径内側に位置していることから、ロック体６４は、反矢示ｃ方向に回動することはなく、操作部材７０によって、ロック体６４を反矢示ｃ方向に回動規制しなくても、ロック体６４の反矢ｃ方向の回動規制が確実になされる。
図１５〜図１７は、第３の実施の形態を示しており、前記第１の実施の形態と異なる主な点は、ロック体６４の係合面６２が連続的な凸状の円弧面とされており、ストッパ６５の被係合面６５ａが凹状の円弧面とされており、また、第１の実施の形態における保持手段４７が設けられていない点であり、その他の構成については、第１の実施の形態と略同様に構成されている。
【００５５】
図１５は、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が大きい場合のバケット６の取付状態を示しており、図１６及び図１７は、第１被係合体３５と第２被係合体３６とのピン間距離が小さい場合のバケット６の取付状態を示している。
図１５に示す状態にあっては、操作部材７０によってロック体６４の反矢示ｃ方向への回動規制がなされていない場合でも、バケット６側からの荷重によって、第２係合体３２に、該第２係合体３２を支持軸３８廻りに反矢示ａ方向に回動させるような力が作用しても、ロック体６４はストッパ６５によって十分にバックアップされるので、ロック体６４が反矢示ｃ方向に回動することはないが、図１７に示す状態にあっては、操作部材７０によってロック体６４の反矢示ｃ方向への回動規制がなされていない場合において、バケット６側から、第２係合体３２に、該第２係合体３２を支持軸３８廻りに反矢示ａ方向に回動させるような荷重が作用した場合、ロック体６４が反矢示ｃ方向にすべる（回動する）傾向にある。
【００５６】
そこで、第１の実施の形態のように、ロック体６４の係合部６２ａを、第１被係合体３５と第２被係合体３６の異なるピン間距離のバケット６の取り付けに応じて、ストッパ６５に係合（接当）する係合部６２ａを段階的に形成することで、どの係合部６２ａに対しても、ストッパ６５が良好に係合（接当）する。
なお、この第３の実施の形態にあっても、操作部材７０によって、ロック体６４の反矢示ｃ方向の回動規制がなされるので、第２係合体３２の係合位置でのロックが外れることはない。
【００５７】
なお、この第３の実施の形態のものにあっては、保持手段４７が設けられていないので、操作部材７０によって、第２係合体３２を非係合位置に手で保持しておく必要がある。
本発明は、上記実施形態に限ることなく適宜設計変更可能である。
【００５８】
【発明の効果】
本発明によれば、取付フレームに、作業具の第１被係合体に係合する第１係合体と、作業具の第２被係合体に係合する第２係合体とが設けられ、第２係合体は支持軸廻りに回動自在に支持されていて、第２被係合体に係合しない非係合位置から回動することで第２係合体に係合可能とされ、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で第２係合体を第２被係合体に係合させることにより作業具が取付フレームに取り付けられ、取付フレームにストッパが設けられ、第２係合体に、該第２係合体が第２被係合体に係合した状態で前記ストッパに係合することにより、第２係合体が非係合位置へと戻るのを規制するロック体が設けられ、このロック体は、回動軸廻りに回動自在に支持されていて、第２係合体が第２被係合体に係合すべく回動したときに、第２係合体と同じ側に回動してストッパに係合し、且つ第１被係合体と第２被係合体との距離が異なる作業具の取り付けに対応して、ストッパに複数位置で係合するように構成され、且つそのストッパと係合する係合部が段階的に設けられていることにより、作業具を簡単に着脱することができ、しかも、ロック体をストッパに極力良好な状態で係合させることができ、これにより第２係合体の非係合位置への戻り規制を確実に行うことができる。
【００５９】
また、ロック体が複数設けられているものにあっては、複数のロック体が一体回動するように構成すると一つのロック体がストッパに良好に係合しても、他のロック体がストッパ良好に係合しない場合があるが、各ロック体がそれぞれ独立してストッパに係合可能とされていることにより、各ロック体がストッパに良好に係合する。
また、第２被係合体に第２係合体が係合している状態で、ロック体の係合部の、ストッパへの係合方向後部側がストッパに係合することで、ロック体の回動規制がなされると共に、作業具から第２係合体に荷重が作用した場合に、係合部の、ストッパへの係合方向前部側がストッパに係合することで、第２係合体の戻り規制がなされ、この作業具からの荷重が作用した場合における、ストッパへの係合部位が、回動軸の軸中心を中心とする、係合部のストッパへの係合方向前端の軌跡よりも、径内側に位置するように構成されていることにより、ロック体がストッパから外れるのを確実に規制できる。
【００６０】
また、取付フレームに、作業具の第１被係合体に係合する第１係合体と、作業具の第２被係合体に係合する第２係合体とが設けられ、第２係合体は支持軸廻りに回動自在に支持されていて、第２被係合体に係合しない非係合位置から回動することで第２係合体に係合可能とされ、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で第２係合体を第２被係合体に係合させることにより作業具が取付フレームに取り付けられ、取付フレームにストッパが設けられ、第２係合体に、該第２係合体が第２被係合体に係合した状態で前記ストッパに係合することにより、第２係合体が非係合位置へと戻るのを規制するロック体が設けられ、このロック体は、回動軸廻りに回動自在に支持されていて、第２係合体が第２被係合体に係合すべく回動したときに、第２係合体と同じ側に回動してストッパに係合し、且つ第１被係合体と第２被係合体との距離が異なる作業具の取り付けに対応して、ストッパに複数位置で係合するように構成され、ロック体がストッパに係合した状態においてストッパからロック体が外れるのを阻止すべくロック体に接当可能な規制部材が取付フレームに着脱自在に取り付け可能とされていることにより、作業具を簡単に着脱することができ、しかも、ロック体の戻り規制を確実に行える。
【００６１】
また、ロック体に係合して該ロック体をストッパから外れる方向に回動操作する操作部材が設けられ、この操作部材が規制部材とされていることにより、部材の兼用化が図れると共に、操作部材の非使用時の保管場所が確保できる。
また、ストッパを着脱自在とすることにより、ストッパの消耗時に交換できる。
また、取付フレームに、第２係合体を非係合位置に保持する保持手段が設けられ、第１係合体に第１被係合体を係合させた状態で、第１被係合体を中心として取付フレームと第２被係合体とを相対的に近接させることで、保持手段が解除されて第２係合体が第２被係合体に係合するように構成することにより、第２係合体を第２被係合体に自動的に係合させることができる。
【００６２】
また、保持手段に、第２被係合体がない状態で第２係合体を非係合位置から係合位置側へ回動させたときの回動規制機能を備えることにより、該回動規制機能を別途設ける必要がないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態に係る作業具の取付装置の側面断面図である。
【図２】同作業具の取付装置の側面図である。
【図３】同掘削装置の側面図である。
【図４】同作業具の取付装置の側面断面図である。
【図５】同作業具の取付装置の正面断面図である。
【図６】同作業具の取付装置の正面断面図である。
【図７】図１のＡ−Ａ線矢示断面図である。
【図８】ロック機構の側面図である。
【図９】ストッパの変形例を示す側面図である。
【図１０】本発明の第２の実施形態に係る作業具の取付装置の側面断面図である。
【図１１】同作業具の取付装置の正面断面図である。
【図１２】固定手段の正面図である。
【図１３】プレートの正面図である。
【図１４】ロック機構の側面図である。
【図１５】本発明の第３の実施形態に係る作業具の取付装置の側面断面図である。
【図１６】本発明の第３の実施形態に係る作業具の取付装置の側面断面図である。
【図１７】本発明の第３の実施形態に係る作業具の取付装置の側面断面図である。
【符号の説明】
６バケット（作業具）
１２取付フレーム
３１第１係合体
３２第２係合体
３５第１被係合体
３６第２被係合体
３８支持軸
４７保持手段
６２ａ係合部
６３回動軸
６４ロック体
６５ストッパ
７０操作部材（規制部材）
Ｋ回動軸の軸中心を中心とする、係合部のストッパへの係合方向前端の軌跡
ｃ係合部の、ストッパへの係合方向[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a work tool mounting apparatus employed in a work machine such as a backhoe or a power shovel.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a working machine such as a backhoe, the bucket and the hydraulic pressure are pivotally connected to the tip of the arm so that the bucket swings (squeezing / dumping) by the expansion and contraction of the hydraulic cylinder. Some are connected to a cylinder.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional backhoe, the bucket is detachably connected to the arm and the hydraulic cylinder by a fastener such as a bolt. Therefore, when replacing the bucket, the bolt is rotated. There is a problem that it is necessary to operate, and it is necessary to remove, loosen, and tighten a fastener such as a bolt, and the attaching / detaching operation of the bucket is very troublesome.
In view of this, there has been considered an attachment device for a work tool in which a bucket hitch is provided on the tip end side of the arm and the bucket can be easily attached to and detached from the bucket hitch.
[0004]
The work tool attachment device includes a first engagement body that engages with a first engaged body of a bucket, and a second engagement body that engages with a second engaged body of a bucket, on an attachment frame attached to an arm. The second engagement body is supported rotatably around the support shaft, and can be engaged with the second engagement body by rotating from a non-engagement position where the second engagement body is not engaged with the second engaged body. The bucket is configured to be easily attached to the mounting frame by engaging the second engaging body with the second engaged body in a state where the first engaged body is engaged with the first engaging body.
[0005]
In addition, the distance (interval) between the first engaged body and the second engaged body provided in the bucket varies depending on the backhoe model or manufacturer, but the first engaged body is engaged with the first engaged body. Thus, the second engaged body is rotated about the support shaft so that the second engaged body is engaged with the second engaged body. Therefore, the first engaged body and the second engaged body are Even if the distance changes, the bucket is configured to be attached to the attachment frame.
Further, in this work tool attachment device, when a load is applied from the bucket to the second engagement body in a state where the bucket is attached, the second engagement body does not come off from the second engaged body. It is necessary to provide a lock mechanism.
[0006]
The locking mechanism is provided on the stopper provided on the mounting frame and the second engaging body, and engages (contacts) the stopper in a state where the second engaging body is engaged with the second engaged body. Thus, the lock body is mainly composed of a lock body that restricts the second engagement body from returning to the non-engagement position, and the lock body is supported by the second engagement body so as to be rotatable about the rotation axis. Thus, when the second engaging body rotates to engage with the second engaged body, the locking body rotates about the rotation axis to the same side as the second engaging body and engages (contacts) the stopper. The second engaging body is configured to be restricted from returning to the non-engaging position.
[0007]
In addition, as described above, the second engaging body is rotatable so as to correspond to buckets having different distances between the first engaged body and the second engaged body. For each engaging position of the second engaging body with respect to the engaged body, it is configured to engage (contact) the stopper at a different position.
By the way, it is considered that the engagement surface (contact surface) of the lock body with respect to the stopper is formed in an arc shape. However, when this is done, the range of the engagement position of the second engagement body with respect to the second engaged body is increased. In accordance with this, when the engagement surface of the lock body is wide, when the load is applied to the second engagement body from the bucket side depending on the engagement position of the lock body with respect to the stopper, There was a tendency to slip away (see the third embodiment of the present invention).
[0008]
Therefore, in view of the above-described problems, the present invention allows a work tool such as a bucket to be easily attached and detached, and allows the return of the second engagement body to the non-engagement position to be reliably controlled. An object of the present invention is to provide a mounting apparatus.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The first technical means taken in order to solve the technical problem of the present invention includes a mounting frame, a first engagement body that engages with a first engaged body of a work tool, and a second engaged body of the work tool. And a second engagement body that is rotatably supported around the support shaft and is rotated from a non-engagement position that does not engage with the second engaged body. The work tool is attached to the mounting frame by engaging the second engagement body with the second engaged body in a state where the second engagement body is engageable and the first engaged body is engaged with the first engaged body. The stopper is provided on the mounting frame, and the second engaging body is disengaged by engaging the second engaging body with the stopper in a state where the second engaging body is engaged with the second engaged body. A lock body that restricts the return to the combined position is provided, and this lock body is rotatably supported around the rotation shaft, When the two engaging bodies rotate to engage with the second engaged body, they rotate to the same side as the second engaging body and engage with the stopper, and the first engaged body and the second engaged body Corresponding to the attachment of a work tool having a different distance from each other, the stopper is configured to be engaged with the stopper at a plurality of positions, and an engaging portion that engages with the stopper is provided in stages. .
[0010]
It is preferable that a plurality of lock bodies are provided and that each lock body can be independently engaged with the stopper.
Further, in a state where the second engagement body is engaged with the second engaged body, the lock body engaging portion on the rear side in the engagement direction with the stopper is engaged with the stopper, so that the lock body is rotated. When the load is applied from the work implement to the second engagement body, the return of the second engagement body is restricted by engaging the front portion of the engagement portion with the stopper in the engagement direction. When the load from this work tool is applied, the engagement part to the stopper is centered on the axis center of the rotation shaft, and the locus of the front end in the engagement direction to the stopper of the engagement portion is It is good to be comprised so that it may be located inside a diameter.
[0011]
Further, the second technical means includes a first engaging body that engages with the first engaged body of the working tool, and a second engaging body that engages with the second engaged body of the working tool. The second engagement body is rotatably supported around the support shaft, and can be engaged with the second engagement body by rotating from a non-engagement position where the second engagement body does not engage with the second engaged body. The work tool is attached to the mounting frame by engaging the second engaging body with the second engaged body in a state where the first engaged body is engaged with the first engaging body, and a stopper is provided on the mounting frame. The lock that restricts the second engagement body from returning to the non-engagement position by engaging the stopper with the second engagement body engaged with the second engaged body while the second engagement body is engaged with the second engaged body. The lock body is rotatably supported around the rotation shaft, and the second engagement body engages with the second engaged body. Corresponding to the attachment of the work tool that rotates to the same side as the second engaging body and engages with the stopper and the distance between the first engaged body and the second engaged body is different. The control member is configured to engage with the stopper at a plurality of positions, and a restricting member that can contact the lock body to prevent the lock body from coming off from the stopper when the lock body is engaged with the stopper is detachable from the mounting frame. It can be attached to.
[0012]
In addition, an operation member that engages with the lock body and rotates the lock body in a direction away from the stopper is provided, and the operation member may be a restricting member.
Moreover, it is preferable that the stopper is detachable.
The attachment frame is provided with holding means for holding the second engaging body in the non-engaging position, and the first engaged body is centered in the state where the first engaged body is engaged with the first engaging body. It is preferable that the holding means is released and the second engaging body is engaged with the second engaged body by relatively bringing the mounting frame and the second engaged body close to each other.
[0013]
The holding means may be provided with a rotation restricting function when the second engagement body is rotated from the non-engagement position to the engagement position side without the second engaged body.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 8 show a first embodiment of the present invention.
FIG. 3 shows an excavator 1 that employs a work implement mounting apparatus according to the present invention, and the excavator 1 is employed in a work machine such as a backhoe or a power shovel.
The backhoe includes a swivel that is supported on a traveling device so as to be rotatable about an axis in the vertical direction. The swivel is provided with a driver's seat, an engine, and the like, and the front of the swivel. The excavator 1 is provided in the part.
[0015]
In FIG. 3, the excavator 1 includes a swing bracket 3 attached to a support bracket provided at a front portion of a swivel base so as to be swingable left and right around an axis in the vertical direction, and a base for the swing bracket 3. A boom 4 whose end is pivotably pivoted about a pivot P1 in the left-right direction, and a base end pivotally pivotable about a pivot P2 in the left-right direction with respect to the distal end of the boom 4 And a bucket 6 (working tool) connected to the distal end side of the arm 5.
The boom 4, the arm 5 and the bucket 6 are oscillated by a boom cylinder 9, an arm cylinder 10 and a bucket cylinder 11 which are hydraulic cylinders, respectively.
[0016]
A bucket hitch 7 (work implement attachment body) is attached to the arm 5 and the bucket cylinder 11, and the bucket 6 is attached to the bucket hitch 7 so as to be detachable (replaceable) with one touch.
That is, one end portion of the bucket hitch 7 is pivotally connected to the distal end portion of the arm 5 about the support shaft 17 as a fulcrum, and the bucket cylinder 11 is connected to the first link 19 in the middle portion on the distal end side of the arm 5. The bucket hitch 7 and the bucket cylinder 11 are connected via the second link 20, whereby the bucket hitch 7 is connected to the arm 5 and the bucket cylinder 11, and the bucket cylinder 11 is expanded and contracted. By the operation, the bucket hitch 7 to the bucket 6 are swung.
[0017]
Specifically, as shown in FIGS. 1 to 6, the bucket hitch 7 has an attachment frame 12 attached to the arm 5 and the bucket cylinder 11, and the attachment frame 12 connects a pair of left and right side plates 14. It is mainly configured by being connected by plates 15A, 15B, and 15C.
Left and right support shafts 17 and 27 are provided between the left and right side plates 14.
In addition, the base end of the main body 22 of the bucket cylinder 11 is pivotally connected to the base end side of the arm 5 via a support shaft 23, and the tip of the piston rod 24 of the bucket cylinder 11 is one end of the second link 20. In addition, the first link 19 is pivotally connected to one end via a support shaft 25, and the other end of the first link 19 is pivotally connected to a middle part on the front end side of the arm 5 via a support shaft 26. The other end of the link 20 is connected to the bucket hitch 7 via a support shaft 27.
[0018]
Accordingly, when the bucket cylinder 11 expands and contracts, the bucket 6 swings around the support shaft 17 via the first link 19 and the second link 20 to perform a squeeze operation and a dump operation.
The first link 19 and the second link 20 are provided as a pair of left and right, respectively, and the boss provided at the tip of the piston rod 24 of the bucket cylinder 11 is sandwiched from the left and right outer sides of the pair of second links 20. A boss provided at one end is disposed, and a boss provided at one end of the pair of first links 19 is disposed so as to sandwich the boss from the left and right outer sides, and a support shaft 25 is passed through each of the bosses.
[0019]
Further, the bucket hitch 7 (mounting frame 12) is provided with a first engagement body 31 and a second engagement body 32 at an interval, and a pair of left and right brackets 33 project from the back of the bucket 6. The first engaged body 35 and the second engaged body 36 are provided between the pair of left and right brackets 33 at an interval.
The first engaging body 31 and the second engaging body 32 are each formed in a hook shape, and the first engaged body 35 and the second engaged body 36 are each configured by a pin and arranged in the left-right direction.
[0020]
Then, the first engaged body 31 and the second engaged body 32 are engaged by engaging the first engaged body 35 with the first engaged body 31 and engaging the second engaged body 36 with the second engaged body 32. Thus, the first engaged body 35 and the second engaged body 36 are respectively locked from the inside in the separating direction, and the bucket 6 is detachably fixed to the bucket hitch 7.
The first engagement body 31 is fixed to a connecting plate 15A fixed between the left and right side plates 14 so as to protrude outward from between the side plates 14, and a pair of left and right hook bodies 31A and left and right hook bodies 31A are connected to each other. It is comprised from the reinforcement body 31B to connect.
[0021]
The second engaging body 32 is rotatably supported around a left and right support shaft 38 that is connected and fixed between the left and right side plates 14, and a pair of left and right hook bodies 32A and a reinforcing body that connects the left and right hook bodies 32A. 32B.
An arcuate (U-shaped) first engagement groove 39 is formed in a recessed manner at the edge of the first engagement body 31 opposite to the second engagement body 36 side.
The first engaging groove 39 has different groove radii on the groove bottom and groove opening side in order to engage pins (first engaged bodies 36) having different pin diameters. A plurality of different pins can be selectively engaged.
[0022]
In addition, an arc-shaped second engagement groove 42 is formed to be recessed at the edge of the second engagement body 32 opposite to the first engagement body 31 side. For the same reason as the first engagement groove 39, the groove radius of curvature is different between the groove bottom and the groove open side. In the work tool mounting apparatus having the above-described configuration, the boom 4, the arm 5, the bucket hitch 7 and the like are operated on the bucket 6 placed on the ground, as shown in FIGS. When the first engaged body 35 of the bucket 6 is engaged with the first engaged body 31 of the bucket hitch 7, the bucket 6 is relatively close to the bucket hitch 7 with the first engaged body 35 as a fulcrum. The second engaged body 36 can be separated from the mounting frame 12 at an engageable position where the second engaged body 36 can be engaged with the second engagement body 32 and an unengageable position where the second engaged body 36 cannot be engaged. The position can be changed relatively.
[0023]
Further, by rotating the second engaging body 32 around the support shaft 38 with respect to the mounting frame 12, the second engaging body 32 is engaged with the second engaged body 36 in the engageable position. The position is changed between a position (see FIG. 1) and a non-engagement position (see FIG. 4) where the second engaged body 36 in the engageable position is not engaged.
Further, when the second engagement body 32 is rotated to the engagement position, the relative position change with respect to the attachment frame 12 to the engagement possible position of the second engaged body 36 in the non-engagement position becomes impossible. When the second engagement body 32 moves to the non-engagement position, a relative position change with respect to the mounting frame 12 to the engageable position of the second engaged body 36 in the non-engagement position is allowed (possibly possible). It becomes).
[0024]
In the bucket hitch 7, when the second engaged body 36 is moved from the non-engageable position to the engageable position, the second engagement body 32 is automatically moved from the non-engaged position to the engaged position. An automatic engagement means 45 is provided for moving to.
The automatic engagement means 45 includes a biasing means 46 that biases the second engagement body 32 toward the engagement position (in the direction of arrow a in FIG. 1), and a second against the biasing means 46. And holding means 47 for holding the engagement body 32 in the non-engagement position.
The urging means 46 is constituted by a pair of left and right torsion coil springs fitted to the support shaft 38, and each coil spring urges the second engagement body 32 around the support shaft 38 in the direction of arrow a.
[0025]
The holding means 47 includes an engagement arm 50 provided on the attachment frame 12 and an engagement pin 51 provided on the second engagement body.
A pair of left and right brackets 54 are fixed to the connecting plate 15C for connecting the left and right side plates 14 of the mounting frame 12, and a left and right support shaft 53 is passed through the left and right brackets 54. Is secured by a split pin or the like. On the other hand, a cylindrical body 52 is provided on the base side of the engaging arm 50, and the cylindrical body 52 is externally fitted to the support shaft 53 so as to be rotatable about the axis between the left and right brackets 54. Thus, the engagement arm 50 can swing around the support shaft 53.
[0026]
Further, the engaging arm 50 is urged by the urging means 55 in a direction (a direction indicated by an arrow b in FIG. 1) in contact with the second engaged body 36 in the engageable position.
The urging means 55 is composed of a torsion coil spring and is fitted into the cylindrical body 52.
Further, the engaging arm 50 is formed with an engaging groove 56 that penetrates in the left-right direction. The engaging pin 51 penetrates the engaging groove 56, and the hook of the second engaging body 32. It is fixed between the bodies 32A.
[0027]
In addition, when the second engagement body 32 is in the non-engagement position, the engagement pin 56 is fitted into the engagement groove 56, thereby rotating the second engagement body 32 in the direction of the arrow a. A locking portion 57 to be regulated is formed.
In the automatic engagement means 45 configured as described above, as shown in FIG. 4, when the second engagement body 32 is in the non-engagement position, the engagement pin 51 is engaged with the engagement groove 56 as described above. Since it is fitted to the stop portion 57, the rotation of the second engagement body 32 in the direction of the arrow a around the support shaft 38 is restricted, and the second engagement body 32 is held in the non-engagement position by the holding means 47. Has been.
[0028]
Then, with the first engaged body 35 engaged with the first engaged body 31, the second engaged body 36 is moved from the disengaged position to the mounting frame 12 with the first engaged body 35 as a fulcrum. When relatively close to each other, the second engaged body 36 presses the engagement arm 50 (by kicking forward in the example of FIG. 4), so that the engagement pin 51 is relative to the locking portion 57. As a result, the holding by the holding means 47 is released, and the second engaging body 32 is moved from the non-engaging position to the engaging position around the support shaft 38 by the urging force of the urging means 46, thereby The second engaged body 36 in the engageable position is engaged with the second engaging groove 42 of the second engaging body 32.
[0029]
Further, when the second engaged body 36 is in the non-engageable position and the second engaging body 32 is rotated to the engagement position side, the engaging pin 51 is engaged with the engaging portion 57 of the engaging groove 56. The rotation of the second engagement body 32 in the direction indicated by the arrow a (the engagement direction) is restricted when the end 56a on the opposite side of the second engagement body 32 is reached. When the engagement body 36 is not in the engageable position, the second engagement body 32 is provided with a function of restricting rotation of the second engagement body 32 in the direction indicated by the arrow a, and there is no need to provide a separate mechanism for the rotation restriction. .
Further, in the bucket hitch 7 having the above-described configuration, the first engaged body 35 is engaged with the first engaged body 31, and the second engaged body 32 is rotated around the support shaft 38, thereby Since the unit is engaged with the second engaged body 36 and the bucket 6 is configured to be attached to the bucket hitch 7, the first engaged body 35 and the second engaged body 36 (between the pins) ) Even if the buckets 6 have different distances, they can be attached to the bucket hitch 7, and a plurality of types of buckets 6 having different inter-pin distances between the first engaged body 35 and the second engaged body 36 are selected. Can be installed (replaced).
[0030]
In the bucket hitch 7, the second engagement body 32 is disengaged by a load acting on the second engagement body 32 from the bucket 6 via the second engaged body 36 during excavation work or the like. A lock mechanism 58 that locks the second engaged body 32 in the engaged position is provided so as not to return to the position side.
The lock mechanism 58 mainly includes a rotation shaft 63, a lock body 64, a stopper 65, and an urging means 66.
The rotation shaft 63 has a left-right axial center, penetrates the second engagement body 32 in the left-right direction, and is held by the second engagement body 32 so as to be rotatable about the axis.
[0031]
A pair of left and right lock bodies 64 are provided, arranged on the left and right sides of the second engagement body 32, the rotation shaft 63 penetrates each lock body 64, and engages (contacts) the stopper 65 on the outer peripheral surface. An engaging surface 62 is formed.
In addition, as shown in FIG. 7, the left and right lock bodies 64 are connected by a connecting plate 60, and one of the left and right lock bodies 64 is fixed to a rotating shaft 63 by a fixing means 61. The lock body 64 is configured to rotate integrally with the rotation shaft 63 (it is swingable about the rotation shaft 63 relative to the second engagement body 32).
[0032]
The urging means 66 is constituted by a torsion coil spring and is provided in a pair of left and right, and urges the left and right lock bodies 64 in the direction indicated by the arrow c in FIG.
Accordingly, the left and right lock body 64 rotates around the support shaft 38 together with the second engagement body 32, and the second engagement body 32 rotates relative to the second engagement body 32 by the biasing means 66. It is configured to rotate around the rotation shaft 63 on the same side as the moving side.
[0033]
The urging means 66 is formed with a lower urging force than the urging means 46 of the second engagement body 32.
As shown in FIG. 8, the stopper 65 includes a convex arcuate surface 65 a (engaged surface) and a flat surface 65 b, and a pair of right and left are provided corresponding to the left and right lock bodies 64. The arc surface 65 a is disposed so as to be engageable (contactable) with the engagement surface 62 of the lock body 64.
The left and right stoppers 65 are fixed so that the flat surface 65b overlaps with a mounting plate 67 that is detachably mounted and fixed to the connecting plate 15B that connects the left and right side plates 14 of the mounting frame 12 with bolts 68. The stopper 65 can be replaced when worn.
[0034]
In the lock mechanism 58, when the second engagement body 32 is in the non-engagement position, as shown in FIG. The front end side of the urging direction of the means 66 or the front end side of the engaging direction with respect to the stopper 65 is in contact with the stopper 65, and the rotation in the direction indicated by the arrow c is restricted.
In this state, when the second engaged body 36 comes to the engageable position, the holding of the second engaging body 36 by the holding means 47 is released, and the second engaging body 36 rotates in the direction of arrow a, Since the rotation shaft 63 moves in a direction away from the stopper 65 (as described in the example of FIG. 4, the rotation shaft 63 is lowered), the front end side in the direction of arrow c of the engagement surface 62 of the lock body 64 is the stopper 65. The lock body 64 is rotated in the direction indicated by the arrow c by the urging force of the urging means 66.
[0035]
When the second engagement body 32 is engaged with the second engaged body 36, the engagement surface 62 of the lock body 64 comes into contact with the arc surface 65a of the stopper 65, whereby the lock body 64 is moved to the second engagement body. When the load is applied to the second engagement body 32 from the bucket 6 side, the second engagement body 32 moves from the engagement position to the non-engagement position (second The engaging body 32 is prevented from coming off from the second engaged body 36).
Further, when the second engagement body 32 is engaged with the second engaged body 36, the second engagement body 32 is automatically locked at the engagement position.
[0036]
In the bucket hitch 7 having the above-described configuration, as described above, a plurality of types of buckets 6 having different inter-pin distances between the first engaged body 35 and the second engaged body 36 can be selectively attached. Therefore, the lock body 64 is engaged (contacted) with the stopper 65 at a plurality of positions according to each engagement position of the second engagement body 32 with respect to the second engagement body 36 with respect to the first engagement body 35. ) Is configured to.
As shown in FIG. 8, the engagement surface 62 of the lock body 64 is engaged (contacted) with the stopper 65 in accordance with different pin-to-pin distances between the first engaged body 35 and the second engaged body 36. A plurality of concave engaging portions 62a (contact portions) are formed in stages.
[0037]
In the present embodiment, five engaging portions 62a are provided, and five or more types of buckets 6 having different inter-pin distances between the first engaged body 35 and the second engaged body 36 can be selectively attached. However, the present invention is not limited to this, and it may be possible to attach four or fewer types of buckets 6 having different inter-pin distances between the first engaged body 35 and the second engaged body 36, Further, six or more types of buckets 6 having different inter-pin distances between the first engaged body 35 and the second engaged body 36 may be attachable.
Further, when the bucket 6 having the shortest distance between the pins of the first engaged body 35 and the second engaged body 36 is attached, the engaging portion 62a at the front end portion in the arrow c direction is engaged (contacted) with the stopper 65. When the bucket 6 having the longest inter-pin distance between the first engaged body 35 and the second engaged body 36 is attached, the engaging portion 62a at the rear end in the direction indicated by the arrow c is engaged with the stopper 65. It is supposed to join (join).
[0038]
Further, in the lock body 64, the rear side in the arrow c direction of each engaging portion 62 a is positioned on the outer side of the locus K in the arrow c direction front end centering on the axis center O of the rotation shaft 63. The rear side of the engaging portion 62a in the direction indicated by the arrow c is configured to engage (contact) the stopper 65 in a state where the second engaging body 32 is engaged with the second engaged body 36. In addition, the lock body 64 is revolved around the rotation shaft 63 from the state where the second engagement body 32 is engaged with the second engaged body 36 and the lock body 64 is engaged (contacted) with the stopper 65. It can be rotated in the direction indicated by c.
[0039]
As described above, the plurality of engaging portions 62a of the lock body 64 that engage with the stopper 65 are formed in stages, so that the distance between the pins of the first engaged body 35 and the second engaged body 36 is increased. For each of the different buckets 6, the engagement (hit) state of the lock body 64 with respect to the stopper 65 can be made as good as possible.
In the present embodiment, an operation member 70 configured by a cylindrical bar or the like is used to move the second engagement body 32 at the engagement position from the engagement position to the non-engagement position.
[0040]
On the other hand, as shown in FIGS. 1 and 7, an L-shaped engagement plate 71 extending between the left and right lock bodies 64 and the connecting plate 60 is fixed to the left and right inner surfaces of the left and right lock bodies 64. The two engaging bodies 32 are provided with contact portions 72 that can contact the end portions of the connecting plate 60.
In a state where the second engaging body 32 is engaged with the second engaged body 36 (the state shown in FIG. 1), one end of the operating member 70 is located on the inner side of the engaging plate 71 as indicated by a virtual line in FIG. 1 is inserted and the other end side of the operation member 70 is rotated in the direction indicated by the arrow d in FIG. 1, the lock body 64 rotates in the direction indicated by the arrow c around the rotation shaft 63, thereby The lock of the united body 32 is released.
[0041]
Then, after the end portion of the connecting plate 60 that connects the left and right lock bodies 64 comes into contact with the contact portion 72 of the second engagement body 32, when the operation member 70 is further rotated in the direction indicated by the arrow d, the lock body 64 is moved. The second engagement body 32 is rotated together with the second engagement body 32 in the direction indicated by the arrow a around the support shaft 38 so that the second engagement body 32 can be moved from the engagement position to the non-engagement position. Is moved to the non-engagement position, the second engagement body 32 is held at the non-engagement position by the holding means 47, and the rotation of the lock body 64 in the direction of the arrow c is restricted by the stopper 65.
[0042]
Further, the left and right side plates 14 of the mounting frame 12 are formed with insertion holes 73 through which the operation member 70 can be inserted.
The insertion holes 73 formed in the left and right side plates 14 are formed in a number corresponding to the number of the engaging portions 62a of the lock body 64, and each engagement position with the stopper 65 of the lock body 64 is in the direction indicated by the arrow c. It is formed so as to be located on the rear side.
Then, in a state where the second engagement body 32 is engaged with the second engaged body 36, the operation member is inserted into the insertion hole 73 located on the rear side in the direction of the arrow c of the lock body 64 as indicated by a virtual line in FIG. 7. By inserting 70, the lock body 64 is inadvertently rotated in the direction indicated by the arrow c, but is reliably restricted, and the return of the lock body 64 is fully controlled, and the operation member 70 is not in use. Storage location is secured.
[0043]
A pin insertion hole 29 for inserting a pin 28 for retaining the operation member 70 is formed at both ends of the operation member 70 in the axial direction. The pin 28 has a spring ring for retaining the pin 28. 30 is provided.
The spring ring 30 is configured to be unstablely switched between a position where the pin 28 is removed from the pin insertion hole 29 and a position where the pin 28 is engaged with the operation member 70 so that the pin 28 is not removed from the pin insertion hole 29. Yes.
Further, the second engaging body 32 is provided with a protruding portion 74, and an insertion hole 75 is formed in the protruding portion 74, while the second engaging body 32 is not engaged with the left and right side plates 14 of the mounting frame 12. An insertion hole 76 that coincides with the insertion hole 75 when in the position is formed, and the second member in the non-engagement position is formed by inserting the operation member 70 across the insertion holes 75 and 76. It is configured to prevent unintentional rotation of the united body, and a storage place when the operation member 70 is not used is secured.
[0044]
According to the embodiment, when attaching the bucket 6, the first engaged body 35 and the second engaged body 36 of the bucket 6 are disengaged from the first engaging body 31 and the second engaging body 32, and the second engaged body. As shown in FIG. 4, the first engaged body 35 is engaged with the first engaging body 31 by extending and retracting the boom cylinder 9, the arm cylinder 10, etc. Thereafter, for example, the bucket cylinder 11 is expanded and contracted, so that the second engaged body 36 is positioned from the non-engageable position to the engageable position.
[0045]
Then, when the second engaged body 36 presses the engagement arm 50, the holding of the second engaging body 32 by the holding means 47 is released, and the second engaging body 32 is moved by the urging force of the urging means 46. Then, it moves from the non-engagement position to the engagement position, and the second engaged body 36 in the engageable position is engaged with the second locking groove 42 of the second engagement body 32.
At this time, the lock body 64 is rotated in the direction of the arrow c by the urging force of the urging means 66, the engaging portion 62 a of the lock body 64 contacts the stopper 65, and the lock body 64 is stretched and 2 The movement of the engagement body 32 from the engagement position to the non-engagement position is restricted.
[0046]
Therefore, the bucket 6 can be easily fixed to the bucket hitch 7 with one touch.
In addition, at this time, the support shaft 38 of the second engagement body 32, the rotation shaft 63 of the lock body 64, and the contact portion of the lock body 64 with the stopper 65 form a triangle, and the bucket 6 is counteracted. It is possible to stand firmly against the force, and there is no possibility that the bucket 6 rattles against the bucket hitch 7 to the arm 5 during the work, and work such as excavation can be performed satisfactorily.
[0047]
When removing the bucket 6 from the arm 5, as shown in FIG. 1, the first engaged body 35 and the second engaged body 36 of the bucket 6 are replaced with the first engaged body 31 and the second engaged body 32. When the operation member 70 is rotated in the direction indicated by the arrow d from the engaged state, the second engagement body 32 moves from the engagement position to the non-engagement position. The engagement body 32 is automatically returned to the state where it is held in the non-engagement position.
Therefore, the engagement of the second engaged body 36 with respect to the second engaging body 32 can be easily released, and the released state can be maintained. Therefore, after that, the bucket 6 is grounded, and the first engaging body 31 is removed from the first engaged body 35 by the expansion and contraction operation of the bucket cylinder 11 and the like, and the bucket 6 is removed from the bucket hitch 7 very easily. be able to.
[0048]
In addition, in the present invention, the structure is simpler than that of a hydraulic bucket hitch, it is easy to manufacture, can be manufactured at low cost, and can withstand long-term use with few failures.
FIG. 9 shows a modified example of the stopper 65. The engaged surface 65a of the stopper 65 is not an arcuate surface, but is formed in a mountain shape in which the contact portion that contacts the lock body 64 is the top. Is shown.
10 to 14 show the second embodiment. The main difference from the first embodiment is that the engaging portions 62a of the left and right lock bodies 64 are in good contact with the left and right stoppers 65. As shown, the left and right lock bodies 64 are not connected, and the left and right lock bodies 64 are independent of the rotation shaft 63 and are slightly rotatable around the axis of the rotation shaft 63. It is the point which is comprised, and the point which has improved the shape of the engaging part 62a so that the lock body 64 may not remove | deviate from the stopper 65 reliably, About other structures, it is substantially the same as 1st Embodiment. Configured.
[0049]
Even in the bucket hitch 7 according to this embodiment, the left and right lock bodies 64 are externally fitted to the rotation shaft 63 so as to be relatively rotatable, and the left and right lock bodies 64 are rotated by the fixing means 61. The left and right lock bodies 64 are fixed to the shaft 63 and are prevented from rotating with respect to the rotation shaft 63 by a plate 77. Basically, the left and right lock bodies 64 are rotated around the axis of the rotation shaft 63. Rotate integrally with the rotation shaft 63.
However, play is provided between the fixing means 61 and the lock body 64 and between the plate 77 and the rotation shaft 63, and the left and right lock bodies 64 rotate relative to the rotation shaft 63. The shaft 63 is configured to relatively rotate about the axis of the shaft 63.
[0050]
That is, as shown in FIGS. 11 and 12, the fixing means 61 includes a fixing plate 78 fixed to the rotating shaft 63 by welding or the like, and a bolt that passes through the fixing plate 78 and is screwed to the lock body 64. 79.
A washer 80 is interposed between the lock body 64 and the head of the bolt 79, and a bolt insertion hole 82 formed in the lock body 64 is formed as a large hole (baka hole). 64 and a washer 80 are fitted between the collar 81 and the bolt 79 so that the fixing plate 78 is not pressed against the lock body 64 (so that the lock body 64 and the fixing plate 78 move relative to each other). )It is configured.
[0051]
Accordingly, one lock body 64 is slightly rotated relative to the rotation shaft 63 by the gap (backlash) between the collar 81 and the inner peripheral surface of the bolt insertion hole 32.
As shown in FIGS. 11 and 13, the plate 77 is fixed to the lock body 64 by a bolt 83, and a part of the plate 77 is inserted into a groove 84 provided in the rotating shaft 63. A gap (backlash) is provided between the inner surface and the plate 77.
Accordingly, the other lock body 64 is slightly rotated relative to the rotation shaft 63 by the gap between the inner surface of the groove 84 and the plate 77.
[0052]
This is because when the left and right lock bodies 64 are rotated together as a whole around the axis of the rotation shaft 63, one of the lock bodies 64 is brought into engagement with the engagement section 62a due to manufacturing errors of the engagement section 62a or the stopper 65. Even when engaged (contacted) well, the other lock body 64 may not be engaged (contacted) well (per contact), but the left and right lock bodies 64 are independently independent of the rotation shaft 63. In this way, the engaging portions 62a of the left and right lock bodies 64 can be satisfactorily engaged (contacted) with the engaged surfaces 65a of the left and right stoppers 65. It is.
[0053]
Further, as shown in FIG. 14, the trajectory M centering on the axis O of the rotation shaft 63 of the bottom portion 85 (the engagement portion with the stopper 65) on the front side in the direction of the arrow c of the engagement portion 62 a is When the second engagement body 32 is engaged with the second engaged body 36, it is located inside the locus K of the front end in the arrow c direction centering on the axis O of the rotation shaft 63. The engaging part 62a of the lock body 64 is engaged (contacted) with the engaged surface 65a of the stopper 65 on the rear side, but the second engaging body 32 is attached to the second engaging body 32 from the bucket 6 side. When a load that rotates around the support shaft 38 in the direction indicated by the arrow a is applied, the bottom portion 85 of the engaging portion 62a on the front side in the direction indicated by the arrow c is engaged with the engaged surface 65a of the stopper 65 ( To receive).
[0054]
When the bottom portion 85 on the front side in the arrow c direction of the engaging portion 62a is engaged (contacted) with the engaged surface 65a of the stopper 65, as described above, the front side in the arrow c direction of the engaging portion 62a. Since the bottom portion 85 of the engaging portion 62a is located on the inner side of the locus K of the front end in the arrow c direction of the engaging portion 62a, the lock body 64 does not rotate in the opposite arrow c direction, and the operating member 70 makes it possible to reliably restrict the rotation of the lock body 64 in the direction of the arrow c without restricting the rotation of the lock body 64 in the direction of the arrow c.
15 to 17 show a third embodiment. The main points different from the first embodiment are that the engagement surface 62 of the lock body 64 is a continuous convex arc surface. The engaged surface 65a of the stopper 65 is a concave circular arc surface, and the holding means 47 in the first embodiment is not provided. The configuration is substantially the same as that of the first embodiment.
[0055]
FIG. 15 shows the attachment state of the bucket 6 when the inter-pin distance between the first engaged body 35 and the second engaged body 36 is large. FIGS. 16 and 17 show the first engaged body 35 and the first engaged body 35. The attachment state of the bucket 6 when the distance between pins with the 2nd to-be-engaged body 36 is small is shown.
In the state shown in FIG. 15, even when the operation member 70 does not restrict the rotation of the lock body 64 in the direction indicated by the arrow c, the load from the bucket 6 side causes the second engagement body 32 to Even if a force is applied to rotate the second engagement body 32 around the support shaft 38 in the direction indicated by arrow A, the lock body 64 is sufficiently backed up by the stopper 65, so that the lock body 64 is In the state shown in FIG. 17, in the state shown in FIG. 17, when the operation member 70 does not restrict the rotation of the lock body 64 in the direction indicated by the arrow c, the bucket 6 side Therefore, when a load is applied to the second engagement body 32 so as to rotate the second engagement body 32 around the support shaft 38 in the direction indicated by the arrow a, the lock body 64 slides in the direction indicated by the arrow c ( It tends to rotate).
[0056]
Therefore, as in the first embodiment, the engaging portion 62a of the lock body 64 is provided with a stopper according to the attachment of the bucket 6 with the inter-pin distance between the first engaged body 35 and the second engaged body 36. By forming the engaging portion 62a that engages (contacts) 65 in a stepwise manner, the stopper 65 is engaged (contacted) satisfactorily with any engaging portion 62a.
Even in the third embodiment, the operation member 70 restricts the rotation of the lock body 64 in the direction indicated by the arrow c, so that the lock at the engagement position of the second engagement body 32 is performed. It will not come off.
[0057]
In the third embodiment, since the holding means 47 is not provided, it is necessary to manually hold the second engagement body 32 in the non-engagement position by the operation member 70. is there.
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be appropriately changed in design.
[0058]
【The invention's effect】
According to the present invention, the attachment frame is provided with the first engagement body that engages with the first engaged body of the work tool, and the second engagement body that engages with the second engaged body of the work tool. The two engaging bodies are supported so as to be rotatable around the support shaft, and can be engaged with the second engaging body by rotating from a non-engaging position where they are not engaged with the second engaged body. The work tool is attached to the mounting frame by engaging the second engaging body with the second engaged body with the first engaged body engaged with the combined body, the stopper is provided on the mounting frame, and the second engagement The combined body is provided with a lock body that restricts the second engaging body from returning to the disengaged position by engaging the stopper with the second engaging body engaged with the second engaged body. The lock body is supported so as to be rotatable about a rotation axis, and the second engagement body rotates to engage with the second engaged body. Sometimes, the stopper is rotated in the same side as the second engaging body and engaged with the stopper, and the stopper is provided with a plurality of stoppers corresponding to the attachment of the work tools having different distances between the first engaged body and the second engaged body. Since the engagement portion that is configured to engage at the position and that engages with the stopper is provided in stages, the work tool can be easily attached and detached, and the lock body is used as much as possible to the stopper. Engagement can be performed in a favorable state, and thereby the return of the second engagement body to the non-engagement position can be reliably controlled.
[0059]
In addition, in the case where a plurality of lock bodies are provided, if a plurality of lock bodies are configured to rotate integrally, even if one lock body engages well with the stopper, the other lock body will stop. Although it may not engage well, since each lock body can be independently engaged with a stopper, each lock body engages with a stopper favorably.
Further, in a state where the second engagement body is engaged with the second engaged body, the lock body engaging portion on the rear side in the engagement direction with the stopper is engaged with the stopper, so that the lock body is rotated. When the load is applied from the work implement to the second engagement body, the return of the second engagement body is restricted by engaging the front portion of the engagement portion with the stopper in the engagement direction. When the load from this work tool is applied, the engagement part to the stopper is centered on the axis center of the rotation shaft, and the locus of the front end in the engagement direction to the stopper of the engagement portion is By being configured so as to be located on the inside of the diameter, it is possible to reliably restrict the lock body from coming off the stopper.
[0060]
The mounting frame is provided with a first engagement body that engages with the first engaged body of the work tool, and a second engagement body that engages with the second engaged body of the work tool. It is supported so as to be rotatable around the support shaft, and can be engaged with the second engagement body by rotating from a non-engagement position where it is not engaged with the second engaged body. The work tool is attached to the attachment frame by engaging the second engagement body with the second engagement body in a state in which the engagement body is engaged, the stopper is provided on the attachment frame, and the second engagement body A lock body is provided that restricts the second engagement body from returning to the non-engagement position by engaging the stopper with the second engagement body engaged with the second engaged body. Is supported so as to be rotatable about a rotation axis, and when the second engagement body rotates to engage with the second engaged body, 2 Rotate to the same side as the engaging body, engage with the stopper, and engage with the stopper at multiple positions corresponding to the attachment of the work tool with different distance between the first engaged body and the second engaged body A restricting member that can contact the lock body to prevent the lock body from being detached from the stopper when the lock body is engaged with the stopper is detachably attachable to the mounting frame. Thus, the work tool can be easily attached and detached, and the return regulation of the lock body can be reliably performed.
[0061]
In addition, an operation member is provided that engages with the lock body and rotates the lock body in a direction to remove the lock body from the stopper. By using the operation member as a restricting member, the member can be shared and operated. The storage place when the member is not used can be secured.
Further, by making the stopper detachable, it can be replaced when the stopper is consumed.
The attachment frame is provided with holding means for holding the second engaging body in the non-engaging position, and the first engaged body is centered in the state where the first engaged body is engaged with the first engaging body. By making the attachment frame and the second engaged body relatively close to each other, the holding means is released, and the second engaging body is engaged with the second engaged body. The second engaged body can be automatically engaged.
[0062]
Further, the rotation restricting function is provided when the holding means is provided with a rotation restricting function when the second engaging body is rotated from the non-engaging position to the engaging position side without the second engaged body. There is an effect that it is not necessary to separately provide the.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side cross-sectional view of a work implement mounting apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the work tool attachment device.
FIG. 3 is a side view of the excavator.
FIG. 4 is a side sectional view of the work tool attachment device.
FIG. 5 is a front sectional view of the attachment device for the working tool.
FIG. 6 is a front sectional view of the attachment device for the working tool.
7 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 8 is a side view of the lock mechanism.
FIG. 9 is a side view showing a modified example of the stopper.
FIG. 10 is a side cross-sectional view of a work tool mounting apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a front sectional view of the attachment device for the working tool.
FIG. 12 is a front view of the fixing means.
FIG. 13 is a front view of a plate.
FIG. 14 is a side view of the lock mechanism.
FIG. 15 is a side cross-sectional view of a work tool mounting apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a side cross-sectional view of a work tool mounting apparatus according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a side cross-sectional view of a work tool mounting apparatus according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
6 bucket (work implement)
12 Mounting frame
31 First engagement body
32 Second engagement body
35 First engaged body
36 Second engaged body
38 Support shaft
47 Holding means
62a Engagement part
63 Rotating shaft
64 lock body
65 stopper
70 Operation member (regulation member)
K The locus of the front end in the engagement direction to the stopper of the engagement portion, centered on the center of the rotation axis
c Direction of engagement with stopper

Claims

The mounting frame is provided with a first engagement body that engages with the first engaged body of the work tool, and a second engagement body that engages with the second engaged body of the work tool, and the second engagement body is a support shaft. It is supported so as to be rotatable around, and can be engaged with the second engaging body by rotating from a non-engaging position where it is not engaged with the second engaged body, and the first engaged body is engaged with the first engaged body. The work tool is attached to the attachment frame by engaging the second engagement body with the second engaged body in a state in which the combined body is engaged, the stopper is provided on the attachment frame, and the second engagement body includes the second engagement body. A lock body that restricts the second engagement body from returning to the non-engagement position by engaging the stopper with the engagement body engaged with the second engaged body is provided. When the second engagement body rotates to be engaged with the second engaged body, the second engagement is supported around the rotation axis. Rotate to the same side as the body to engage with the stopper, and to engage the stopper at a plurality of positions corresponding to the attachment of the work implement having different distances between the first engaged body and the second engaged body The working tool mounting apparatus is characterized in that an engaging portion that engages with the stopper is provided in stages.

2. The work tool mounting device according to claim 1, wherein a plurality of lock bodies are provided, and each lock body is independently engageable with a stopper.

When the second engagement body is engaged with the second engaged body, the lock body engagement is restricted by engaging the rear side of the engagement portion of the lock body in the engagement direction with the stopper. In addition, when a load acts on the second engagement body from the work tool, the return of the second engagement body is regulated by engaging the front portion of the engagement portion in the engagement direction with the stopper. When the load from the work tool is applied, the engagement portion with the stopper is on the inner side of the locus of the front end of the engagement portion with respect to the stopper with the center of the rotation shaft as the center. The work tool mounting device according to claim 1, wherein the work tool mounting device is configured to be positioned at a position.

The mounting frame is provided with a first engagement body that engages with the first engaged body of the work tool, and a second engagement body that engages with the second engaged body of the work tool, and the second engagement body is a support shaft. It is supported so as to be rotatable around, and can be engaged with the second engaging body by rotating from a non-engaging position where it is not engaged with the second engaged body, and the first engaged body is engaged with the first engaged body. The work tool is attached to the attachment frame by engaging the second engagement body with the second engaged body in a state in which the combined body is engaged, the stopper is provided on the attachment frame, and the second engagement body includes the second engagement body. A lock body that restricts the second engagement body from returning to the non-engagement position by engaging the stopper with the engagement body engaged with the second engaged body is provided. When the second engagement body rotates to be engaged with the second engaged body, the second engagement is supported around the rotation axis. Rotate to the same side as the body to engage with the stopper, and to engage the stopper at a plurality of positions corresponding to the attachment of the work implement having different distances between the first engaged body and the second engaged body In the state where the lock body is engaged with the stopper, the regulating member capable of coming into contact with the lock body to prevent the lock body from being detached from the stopper can be detachably attached to the mounting frame. A work tool mounting device.

5. The work tool according to claim 4, wherein an operation member is provided that engages with the lock body and rotates the lock body in a direction to remove the lock body from the stopper, and the operation member is a restricting member. Mounting device.

The work tool mounting device according to claim 1, wherein the stopper is detachable.

The attachment frame is provided with holding means for holding the second engagement body in the non-engagement position, and the attachment frame is centered on the first engagement body with the first engagement body engaged with the first engagement body. The holding means is released and the second engaging body is engaged with the second engaged body by relatively bringing the second engaged body and the second engaged body close to each other. The work tool mounting device according to any one of the above.

The holding means is provided with a rotation restricting function when the second engagement body is rotated from the non-engagement position to the engagement position side without the second engaged body. The work tool mounting device according to claim 7.