JP3776764B2 - Atm−ponにおいて粒度を改良するマルチテーブルベースグラント発生器 - Google Patents
Atm−ponにおいて粒度を改良するマルチテーブルベースグラント発生器 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して非同期転送モード(Asynchronous Transfer Mode(ATM))通信システムに関し、特に、受動光ネットワーク(Passive Optical Network(PON))を採用するATM通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
非同期転送モード−受動光ネットワーク(Asynchronous Transfer Mode-Passive Optical Networks(ATM−PON))は、ファイバ・ツー・ザ・ホーム(Fiber-To-The-Home(FTTH))/ファイバ・ツー・ザ・ビルディング(Fiber-To-The-Building(FTTB))環境において、エンドユーザに対するファイバベースアクセスネットワークの将来有望な解決法と考えられている。ATM−PONは、受動光スプリッタ/マージャ(merger)が、下り方向に同報通信(broadcasting)を提供し上り方向に併合処理(merging)を提供するツリートポロジを利用する。一般に、スプリッタ/マージャは、上り方向には単一の光加入者線端局装置(Optical Line Termination unit(OLT))に、下り方向には複数の光ネットワーク終端装置(Optical Network Termination unit(ONT))に連結することにより、ツリートポロジを提供する。OLTは、光アクセスネットワークのネットワーク側インタフェースを提供し、ONTは光アクセスネットワークに顧客側インタフェースを提供する。ONTからのすべての着信ATMセルは、OLTへの途中で光マージャにより結合されて1つのセルストリームになるため、適当な予防的機構が採用されない限り、異なるONTからの上流(ONTからOLT)セル間に衝突が起こる可能性がある。
【0003】
ITU−T G.983.1によれば、ONTからの上りセル転送を制御するために、グラント(grant)割付技術が使用される。グラントは、指定されたスロットで1上りセルを送信する、ONTに対するOLTからの許可(permission)である。グラントは、下り方向の物理レイヤ保守運用(Physical Layer Operation and Maintenance(PLOAM))セルで運ばれる。この機構により、OLTは、上りセル伝送においてONTに対し完全な制御を有し、すべてのONTがレンジング(ranging)後に同じ論理距離に配置されると、それらの間の衝突が発生するのを防止する。標準155.52/155.52メガビット/秒PONの下りフレームフォーマットは、2つのPLOAMセルを備えた56のATMセルを含み、フレーム毎に合計53の上りグラントに対し、第1のPLOAMセルは27の上りグラントを有し、第2のPLOAMセルは26の上りグラントを有する。上りフレームフォーマットは、セル毎に3オーバヘッドバイトを備えた53のセルを含む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
受動光ネットワーク(PON)においてグラントを生成する1つの方法は、(静的)グラントテーブルを使用するというものである。この技術では、各PLOAMセルは、逐次、グラントテーブルからの次の27/26エントリを下り方向にONTに分配する。理解されるように、上り帯域幅が可能にする各テーブルエントリは、次のように計算することができる。すなわち、(総上り帯域幅)/(テーブルサイズ)である。また、ソフトウェア制御およびコンピュータロジック制御技術等、グラント生成の他の方法もある。ソフトウェア制御によるグラント生成の欠点は、それに関連してCPUオーバヘッドが比較的大きいということである。更に、コンピュータロジック制御によるグラント生成技術は、実現が過度に複雑であるとみなされるか、または不適当に低い性能を提供するとみなされる。したがって、コンピュータロジック制御技術は、まだPONにおけるグラント生成の実行可能な選択肢ではない。上記方法の中で、単一のグラントテーブルを使用する方法は、任意に細かい粒度(granularity)を有し、一定のソフトウェアオーバヘッドを必要としないため、最も魅力的である。しかしながら、細粒度を達成するために過度に大きいサイズのグラントテーブルが必要であるという重大な欠点がある。細粒度は、たとえばPLOAMグラントに有効に適応するために望ましい。したがって、細粒度グラントもまた提供することができる受動光ネットワークで使用するための簡易グラント生成技術を提供する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるマルチテーブルベースのグラント発生器は、テーブルを用いる方法の簡易性を維持しながら、帯域幅粒度の問題を解決する。本発明によるグラント発生器は、ATM PONにおけるセルの上り伝送の調整に対し、細粒度のグラントを提供する。異なる帯域幅粒度を有する複数のグラントテーブルは、簡単なグラント分配機構によって互いに連結される。多数の異なる粒度を達成するために、グラントテーブルおよびグラント分配機構を再帰的にリンクすることができる。
【0006】
本発明のグラント発生器は、マルチプレクサ、クロック分周器およびアドレスカウンタの組合せを有する複数のグラントテーブルに基づく。グラント発生器は、サイズの大きいグラントテーブル無しに、データグラントおよびPLOAMグラントに対し、大きい方の帯域幅と小さい方の帯域幅とを共に提供する。本発明の例示的な実施の形態では、1つのサイズの帯域幅グラント、たとえばデータグラントに対し第1のグラントテーブルが使用され、他のサイズの帯域幅グラント、たとえば低帯域幅データグラントおよびPLOAMグラントに対し第2のグラントテーブルが使用されることによって、粒度が改良される。クロック分周器は、対応するアドレスカウンタを介してグラントテーブルの各々に連結する。クロック分周器は、1つの完全なサイクルに亙って各テーブルから一定数の帯域幅グラントを提供する。また、クロック分周器は、マルチプレクサの適当な入力ポートを選択し、各グラントテーブルからのグラントは、それぞれそれを介して伝送される。可変サイズの帯域幅グラントを発行する能力を有することにより、粒度が大幅に改良され、それによって帯域幅のより有効な使用が可能になる。より詳細には、細粒度をもたらすために必要であると通常考えられる過度に大きいグラントテーブルを必要とすることなく、より細かい粒度のグラントを発行することができる。
【0007】
同様の参照符で同様の要素を参照する図面とともに、本発明の以下の詳細な説明を考慮することにより、本発明をより完全に理解することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
ファイバ・ツー・ザ・ホーム(Fiber-To-The-Home(FTTH))/ファイバ・ツー・ザ・ビルディング(Fiber-To-The-Building(FTTB))環境でエンドユーザと通信するために使用されるファイバベースアクセスネットワークでは、非同期転送モード−受動光ネットワーク(Asynchronous Transfer Mode-Passive Optical Network(ATM−PON))が使用されている。図1は、基本的なツリートポロジで構成される例示的なATM−PON10を示す。受動光スプリッタ/マージャ12は、上り方向には単一の光加入者線端局(Optical Line Termination(OLT))装置14に、下り方向には複数の光ネットワーク終端(Optical Network Termination(ONT))装置16に連結する。受動光スプリッタ/マージャ12は、下り方向に同報通信(broadcasting)を提供し、上り方向に併合処理(merging)を提供する。図1に示す例示的なATM−PONにおいて、およびフルサービスアクセスネットワーク(Full Service Access Network(FSAN))イニシアティブの一部であるITU−T勧告G.983−1および983−2によれば、OLT14は光アクセスネットワークのネットワーク側インタフェースを提供し、ONT16は光アクセスネットワークに対する顧客側インタフェースを提供する。
【0009】
図2を参照すると、例示的なOLT14の機能ブロック図が示されている。OLT14は、一般に、標準化されたインタフェース22(たとえば、VB5.x.、V5.x、NNI)を介して交換ネットワーク20に連結されている。その分配側24では、OLTは、合意された要件に従って、たとえばビットレートまたはパワーバジェットという点で、光アクセスを提供する。高レベルから見ると、OLT14は、電源および保守運用管理機能32とともに、概してサービスポート26、光分配ネットワーク(ODN)インタフェース28およびVP/VC管理用のMUX30からなる。
【0010】
概して、サービスポート26は、ネットワークのサービスノードにインタフェースする。サービスポートは、上り同期デジタルハイアラキ(synchronous digital hierarchy(SDH))ペイロードにATMセルを挿入し、下りSDHペイロードからATMセルを抽出する。MUX30は、サービスポート26とODNインタフェース28との間のVP(仮想経路)接続を提供し、異なるサービスには、異なるVPが割当てられる。メインコンテンツ、シグナリングおよびOAMフロー等の情報は、VPのVC(仮想チャネル)を使用することによって交換される。ODNインタフェース28では、PON加入者線端局は、光電子変換プロセスを処理する。ODNインタフェース28は、下りPONペイロードにATMセルを挿入し、上りPONペイロードからATMセルを抽出する。
【0011】
ATM−PONにおけるOLT14は、グラント(grant)を発行することによってONTの上りトラフィックに対する完全な制御を有する。ONT16からOLT14への上りセル転送を制御するために、グラント割付技術が使用される。グラント割付は、ONTからのセルの上り伝送を調整するために使用される。理解されるように、グラントは、ONTに対する指定されたスロットで1つの上りセルを送信する許可(permission)である。グラントは、下り方向の物理レイヤ保守運用(Physical Layer Operation and Maintenance(PLOAM))セルで運ばれる。現ITU勧告は、ONT毎に一度に1データグラントを指定する。
【0012】
155.52メガビット/秒および622.08メガビット/秒両方のATM−PONチャネルに対する下りインタフェース構造は、タイムスロットの連続したストリームからなり、各タイムスロットは、53オクテットのATMセルかまたはPLOAMセルを含む。図3に示すように、下りフレーム20は、2つのPLOAMセル22を含み、下り155メガビット/秒の場合56スロット長である。28タイムスロット毎に、PLOAMセルが挿入される。622メガビット/秒の場合、フレームは8つのPLOAMセルを含み、224スロット長である(図示せず)。
【0013】
上り方向に、フレーム30は56バイトのタイムスロットを53含む。述べたように、OLTはONT(総称的に、光ネットワーク装置(optical network unit(ONU))と呼ぶ)に対し、下りPLOAMセルで運ばれるグラントを介してATMセルを伝送するよう要求する。いかなるタイムスロットも、ATMセルか、PLOAMセルかまたは分割スロットを含むことができる。プログラム可能なレートで、OLTはONUに対しPLOAMセルかまたはミニスロットを伝送するよう要求する。上りPLOAMレートは、これらPLOAMセルに含まれる必要な機能によって決まる。ONU毎の最小PLOAMレートは、100ミリ秒毎に1PLOAMセルである。
【0014】
下りグラントは、ONUにより上りファイバにおけるアクセスのために使用される。フレーム毎に53のグラントがある。53のグラントは、下りフレームの最初の2つのPLOAMセルにおいて、第1のセルに27、第2のセルに26がマップされる。非対称(622メガビット/秒)の場合の6つの残りのPLOAMセルのグラントフィールドはすべて、アイドルグラントで充填されており、このためONUによって使用されない。グラントの長さは8ビットである。
【0015】
本発明に対し特に適合性を有する2つの特定のグラントタイプは、データグラントとPLOAMグラントである。データグラントは、データセルの伝送のために特定の上りスロットを特定のONUに割当てるために使用される。データグラントの値またはアドレスは、グラント割付メッセージを使用してレンジングプロトコル中にONUに割当てられる。ONUは、データセルか、またはいずれのデータセルも入手できない場合はアイドルセルを送信することができる。PLOAMグラントは、特定のONUに対しPLOAMグラント用の特定のスロットを割当てるために使用される。また、PLOAMグラントの値は、グラント割付メッセージを使用してレンジングプロトコル中にONUに割当てられる。ONUは、常にこのグラントに応じてPLOAMセルを送信する。OLTは、同時に32のONUをアドレス指定することができ、任意に、64までのONUをアドレス指定してよい。
【0016】
ITU−T G.983.1は、ONU(ONT)毎の上り最小PLOAMセルレートが、100ミリ秒毎に1PLOAMセルであるように指定する。上り方向において、各セルは3オーバヘッドバイトを含んで配信されるため、155.52メガビット/秒インタフェースに対し1セルを伝送するためにかかる時間は、2.88マイクロ秒となる。最小PLOAMセルレートに基づいて、1PLOAMグラントは、34714(=100ミリ秒/2.88マイクロ秒)セルごとに生成されなければならない。したがって、グラント発生器が単一のグラントテーブルに基づいて(動的コンテント更新をせずに)実現される場合、テーブルは、PLOAMセルに対するこの最小帯域幅粒度を提供するために少なくとも34714のエントリを保持する必要がある。テーブルサイズがより小さい場合、対応する帯域幅粒度は、最小PLOAMセルレートよりずっと高くなり、帯域幅が無駄にされPLOAMセルを処理するために余分のソフトウェアオーバヘッドがもたらされる。この帯域幅粒度の問題は、同様に低ビットレートのユーザATMセルにもあてはまる。
【0017】
単一グラントテーブルシステムでは、グラントテーブルが大きいほど、細かい粒度を達成することができる。言換えれば、粒度は、グラントテーブルのサイズyに反比例し、(総帯域幅)×(1/y)は粒度を示す。しかしながら、より小さい帯域幅の粒度を達成するために必要なグラントテーブルのサイズが大きいということは問題である。OLTおよびONTを採用する受動光ネットワークでは、PON関連の機能はFPGAまたはASICチップで実現されるものであり、したがってメモリ割付が制限されるためである。チップ上のメモリ割付を節約するために、初期の大抵のOLTの実現は、3メガビット/秒のオーダで非常に大きい帯域幅粒度を提供する。
【0018】
背景技術においておよび上述したように、単一グラントテーブル割付技術を使用してATM−PONにおいて細粒度グラントを達成する障害は、単一グラントテーブルのサイズが過度に大きいと考えられる、ということである。本発明は、複数グラントテーブルに基づくグラント発生器であり、マルチプレクサ、クロック分周器およびアドレスカウンタの組合せを含む。このマルチテーブルベースのグラント発生器は、テーブルを用いる方法の簡易性を維持しながら、帯域幅粒度の問題を解決する。本発明のグラント発生器を用いて、サイズの大きいテーブル無しに、データグラントおよびPLOAMグラントに対し大きい方の帯域幅と小さい方の帯域幅との両方を容易に提供することができる。本発明により、ATMPONにおけるセルの上り伝送に対し、細粒度のグラントを生成することができる。異なる帯域幅粒度を有する複数のグラントテーブルは、簡単なグラント分配機構を介して互いにリンクされる。グラントテーブルおよびグラント分配機構は、多数の異なる粒度を達成するために再帰的にリンクすることができる。
【0019】
図4は、本発明による複数テーブルグラント発生器40の一般化した実現のブロック図を示す。図4は、可変サイズのNグラントテーブル42を備えている提案されたマルチテーブルベースのグラント発生器の再帰的実現を示す。利用されるグラントテーブルの実際の数は、そのPONの特定のアプリケーションによって決まる。ti(i=1、2、3、…、N)として図に示す各グラントテーブル42は、niのグラントを保持することができる。グラントテーブル42の各々は、対応するアドレスカウンタ44に連結する。アドレスカウンタは、グラントテーブルのアドレスに対応するアドレスを出力する。したがって、アドレスカウンタは、インクリメントされると、それらの対応するグラントテーブル42のエントリの各々を逐次アドレス指定する。
【0020】
また、グラント発生器40は、(N−1)のクロック分周器46と(N−1)のマルチプレクサ48とを含む。クロック分周器46は、カウントの第1の数に対し対応するアドレスカウンタ44をトリガし、またカウントの第2の数に対し後続するクロック分周器46(またはアドレスカウンタ)をトリガする。細かい帯域幅粒度は、示されている再帰的構造に従って互いに連結された複数のグラントテーブルを使用することによって達成することができる。理解されるように、グラントテーブルの各々からのグラントの数は、クロック分周器46からのクロックの分配を変更することによって制御することができる。また、マルチプレクサ48の入力チャネル50も、クロック分周器46の分配により対応して変更され、それによりグラントテーブルの出力に従って適当な第1または第2の入力チャネルが選択される。
【0021】
各グラントテーブルの単一のエントリに対して達成される帯域幅粒度は、下の方程式1に従って計算することができる。方程式1において、Nはグラントテーブルの数に等しく、各テーブルti(i=1、2、3、…、N)はniのグラントを保持することができる。クロック分周器iは、Ci,1:Ci,2の比で入力クロックパルスをその2つの出力に分周する。図5Aのクロック分周器52の例示的なタイミング図を図5Bに示す。示されているように、クロック分周器52は、入力クロック信号i(t)に基づいて、それぞれその出力信号(O2(t)、O1(t))に対し5:2の分周比を有する。また、式1の第1式では、総帯域幅(155メガビット/秒)が53/56で乗算される、ということが留意されなければならない。各上りフレームが3セルのオーバヘッドの等値を含むため、これが使用可能な帯域幅を表す。式1は、テーブルtiの1エントリに対応するメガビット/秒の上り帯域幅(粒度、Gi)を表す。
【数1】
【0022】
本発明を、2つのグラントテーブルを採用するグラント発生器の例示的な実現に関して更に説明する。図6を参照すると、例示的なグラント発生器60は、第1のグラントテーブル62(テーブルA)と第2のグラントテーブル64(テーブルB)とを含む。示されているように、第1のグラントテーブル62は512×8ビットグラントテーブルであり、第2のグラントテーブル64は64×8ビットグラントテーブルである。明らかとなるように、グラントテーブルは、例示的な実施の形態で示されるものとは異なるサイズとすることができる。
【0023】
第1のアドレスカウンタ66と第2のアドレスカウンタ68とは、それぞれ第1および第2のグラントテーブル62、64に連結することにより、対応するグラントテーブルのグラントテーブル位置を逐次アドレス指定しそれにアクセスする。たとえば、第1のグラントテーブル62の場合、512のグラントテーブル位置(29=512)の各々を逐次アドレス指定するために、9ビットカウンタが設けられている。第2のテーブル64の場合、64のグラントテーブル位置(26=64)の各々をアドレス指定するために、6ビットカウンタが設けられている。分周比52:1のクロック分周器70は、クロック分周器70からの53の出力パルスまたはカウントのうちの52が第1のカウンタ66に入力され、53カウントのうちの1つが第2のカウンタ68に入力されるように、第1および第2のアドレスカウンタ66,68に連結する。カウンタ66、68の各々は、テーブルAかまたはテーブルBの適当なグラントをアドレス指定するよう作用する。したがって、クロック分周器からの53の出力パルスのうちの52は、クロック分周器70の1つの完全なサイクル中に52回インクリメントされる第1のアドレスカウンタ66に入力される。53の出力パルスのうちの1つは、各サイクルに1カウントでインクリメントされる第2のカウンタ68に入力される。理解されるように、カウンタ66、68の各々からの出力は、特定のアドレスを選択するためにそれぞれのグラントテーブル62、64に供給される。
【0024】
グラントテーブル62、64の各々からの出力は、マルチプレクサ72の別々の入力チャネルに連結する。クロック分周器70もまた、マルチプレクサ72の選択チャネル入力74を介してマルチプレクサ72に連結される。クロック分周器70からの出力76は、出力ポート78から出力されるマルチプレクサ72の適当な入力チャネル(テーブルAおよびB間)を選択するよう作用する。マルチプレクサ72から出力されるグラント発生器60からのグラントは、PLOAMセルの適当な位置に供給され、PONにおいて下り方向に伝送され、指定されたONTによって受信される。理解されるように、クロック分周器70は、例示的な実施の形態において、各下りフレームに対し53グラントのフルサイクルが完了するように使用される。
【0025】
N=2、C1,1=52、C1,2=1、n1=512、n2=64で、図4の2つのグラントテーブルの実施の形態に対し上記方程式を使用すると、グラントテーブルAおよびグラントテーブルBの各々の単一エントリに対応する上り帯域幅は、それぞれ282キロビット/秒および43キロビット/秒である。これは、3メガビット/秒オーダで最小帯域幅粒度を維持した従来技術による装置に比べて、帯域幅粒度の大幅な改良である。言及したように、ITU−T G.983.1で指定されるONU毎の最小PLOAMセルレートは、100ミリ秒毎に1PLOAMセルかまたはビットレートで42.4キロビット/秒である。このため、本発明は、テーブルBからのグラントを使用してPLOAMセルの帯域幅(43キロビット/秒)を厳密に追跡する。分かるように、本発明により低帯域幅グラント(テーブルBから)を利用する場合、無駄にされる帯域幅が非常に小さい。
【0026】
本発明のマルチテーブルグラント生成技術を従来技術の単純な1テーブルを使用する方法と比較することにより、本発明がメモリを大幅に節約することが分かる。より詳細には、本発明のマルチテーブルグラント生成技術では、その実現のために必要なグラントテーブルメモリは、単一テーブル方法の場合の34,714バイトのメモリに比較して、576バイトである。このため、本発明は、必要なメモリのおよそ1/53を使用して、単一テーブル方法と同様の粒度のレベルに達することができる。PON設備のインスタントアプリケーション用のメモリの低減は、OLT回路構成が好ましくはFPGAまたはASICで実現されるために、重要である。
【0027】
第1のグラントテーブル62が1つのサイズの帯域幅のグラント、たとえばデータグラントに使用され、第2のグラントテーブル64がもう1つのサイズの帯域幅のグラント、たとえば低帯域幅データグラントおよびPLOAMグラントに使用されるため、本発明を利用して粒度を改善することができる。図6に示すように、グラント発生器60は、テーブルAから52のグラント、テーブルBから1つのグラント、テーブルAから次の52のグラント、テーブルBから1つのグラント、等のように分配する。帯域幅のサイズが可変であるグラントを発行する能力を有することにより、粒度が大幅に改良され、それによって帯域幅をより有効に使用することができる。より詳細には、細粒度をもたらすために通常必要であると考えられる過度に大きいグラントテーブルを必要とすることなく、より細かい粒度のグラントを発行することができる。(これは、単一グラントテーブルのすべてのグラントが最小帯域幅粒度のグラントに使用された場合である。)このため、本発明のグラント発生器は、同じグラント発生器を使用して異なる帯域幅の粒度のグラントが発行されるため、幾分かハイブリッドであるとみなすことができる。
【0028】
理解されるように、低帯域幅グラントの数は、再帰的モデルの場合、第2のアドレスカウンタ66かまたは他のアドレスカウンタおよび/またはクロック分周器への入力の数を変更することにより、容易に変更することができる(たとえば、OLTの製造中)。これは、帯域幅をより効率的に分配することにより追加の低帯域幅要求に適応するために、行われてよい。特定の粒度を達成するように第2のアドレスカウンタへの入力の数と第2のグラントテーブルのサイズとを変更することにより、グラントの種々の組合せが可能である。
【0029】
各グラントテーブルの内容は、OLTにおいて接続の構成が変更される場合に変わる。すなわち、追加のONTがネットワークを介してエンドユーザとの間のアクティブな通信を開始する時に、ネットワークのグラントテーブルがそれらのアクティブなONTを含むように更新される。より詳細には、通常の交換接続に対し、接続セットアップ(接続を生成するため)かまたは接続テアダウン(teardown)(接続を終了するため)がある。これら手続きは、実際の接続生成かまたは接続終了の前に発生する。これら手続き中に、ONT側のユーザとOLT側のネットワークリンクとの間で帯域幅が交渉され(negotiate)、その時点でグラントテーブルの内容が更新される。常時接続の場合、かかるセットアップおよびテアダウンの系統的な手続きは行われない。この例では、グラントテーブルの更新が同時かまたはほぼ同時に達成される場合に、ネットワークオペレータによって接続セットアップおよびテアダウンが提供される。
【0030】
上述したことは、単に本発明の原理の実例となるものである。当業者は、本明細書では明示的には示され説明されていないが、本発明の精神および範囲内にあるそれら原理を具体化する多くの構成を考案することができよう。たとえば、本発明は、クロック分周器で駆動されるグラント生成方式として述べられているが、他の実現もまた可能であるということが理解されてよい。たとえば、各グラントテーブルからのグラントの割当ては、デジタルプロセッサ内に格納されるプログラムから発生させることができる。更に、本発明のグラント発生器は、トリガパラメータの受信に基づきいくつかのスロットをオーバライトする動的帯域幅制御ロジック(Dynamic Bandwidth Control Logic)を含んでもよい。トリガには、たとえば、ミニスロットフィードバックからの待ち行列長さの推定か、または単に受信されるアイドルセルの量を含むことができる。動的帯域幅制御ロジックを含む本発明の例示的な実施の形態を、図7に示す。図7のグラント発生器80は、図6に示すグラント発生器と同様であるが、53除算(divide-by-53)カウンタとマルチプレクサとに動的帯域幅マネージャ(Dynamic Bandwidth Manager(DBWM))機能ブロック82が連結されるように示されている。DBWM82は、カウンタの1つ(通常第1)から、使用するために帯域幅のあるパーセンテージを「盗む(steal)」することができ、あるいは、たとえばテーブルA内に保存されたパターンを使用してDBWMを選択することができる。本発明の原理の他の多くの変更および適用は、当業者には明らかとなろうし、本明細書における教示によって予期される。したがって、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツリートポロジで構成されたATM受動光ネットワーク(PON)の例示的な実施の形態である。
【図2】受動光ネットワークで使用される光加入者線端局(OLT)装置の例示的なブロック図である。
【図3】ATM受動光ネットワーク(PON)のための上りおよび下りフレーム構造の図である。
【図4】本発明による一般的なグラント発生器の例示的なブロック図である。
【図5A】例示的なクロック分周器回路を示す。
【図5B】図5Aの例示的なクロック分周器回路のタイミング図を示す。
【図6】2つのグラントテーブルを使用する本発明によるグラント発生器の例示的な実施の形態である。
【図7】2つのグラントテーブルに関して動的帯域幅管理ロジックを使用する本発明によるグラント発生器の他の例示的な実施の形態である。
Claims (6)
- ネットワークにおいて利用可能伝送チャネル帯域幅のグラントを発生するグラント発生装置であって、
第1のサイズの前記利用可能伝送チャネル帯域幅に対応するグラントを格納する第1のグラントテーブルと、
第2のサイズの前記利用可能伝送チャネル帯域幅に対応するグラントを格納する少なくとも1つの他のグラントテーブルと、
前記第1および前記少なくとも1つの他のグラントテーブルに連結され、予め決められたパターンに従って前記第1のテーブルからの第1の数のグラントと前記他のグラントテーブルからの少なくとも第2の数のグラントとを分配するグラント分配器と、
を具備し、
前記グラント分配器が、前記第1および前記少なくとも1つの他のグラントテーブルに連結されたクロック分周器を含み、該クロック分周器が、第1の数のグラント選択を前記第1のグラントテーブルに供給し、少なくとも第2の数のグラント選択を前記他のグラントテーブルに供給し、前記第1および第2の数のグラント選択が、前記第1および第2の数のグラントに対応する装置。 - 前記クロック分周器と前記第1および他のグラントテーブルそれぞれとの間に連結された第1のアドレスカウンタと少なくとも第2のアドレスカウンタとを更に具備し、該第1および第2のアドレスカウンタが、前記クロック分周器からの前記グラントテーブル選択に従って前記第1および他のグラントテーブルのグラントテーブル位置を逐次選択するよう動作可能である請求項1記載の装置。
- 前記第1および他のグラントテーブルの出力と前記クロック分周器の出力とに連結されたマルチプレクサを更に具備し、前記クロック分周期が、該クロック分周器のグラント選択に基づいて前記マルチプレクサの適当な入力ポートを該マルチプレクサからのグラントの出力に対して選択する請求項2記載の装置。
- 前記グラント発生器が、NのグラントテーブルとNの対応するアドレスカウンタとを含み、更に(N−1)のクロック分周器と(N−1)のマルチプレクサとを含み、該クロック分周期および該マルチプレクサが、再帰的構造で前記Nのグラントテーブルおよびアドレスカウンタに連結される請求項2記載の装置。
- ネットワークにおいて利用可能伝送チャネル帯域幅のグラントを発生するグラント発生装置であって、
第1のサイズの前記利用可能伝送チャネル帯域幅に対応するグラントを格納する第1のグラントテーブルと、
第2のサイズの前記利用可能伝送チャネル帯域幅に対応するグラントを格納する少なくとも1つの他のグラントテーブルと、
前記第1および前記少なくとも1つの他のグラントテーブルに連結され、予め決められたパターンに従って前記第1のテーブルからの第1の数のグラントと前記他のグラントテーブルからの少なくとも第2の数のグラントとを分配するグラント分配器と、
を具備し、
前記第1のグラントテーブル、前記少なくとも1つの他のグラントテーブルおよび前記グラント分配器が、後続するレベルでより細かい粒度のグラントを生成するよう再帰的に結合される装置。 - 受動光ネットワークにおいて帯域幅グラントを生成する方法であって、
第1の帯域幅粒度のグラントを格納する第1のグラントテーブルを提供するステップと、
少なくとも第2の帯域幅のグラントを格納する少なくとも1つの他のグラントテーブルを提供するステップと、
前記第1のグラントテーブルと前記他のグラントテーブルとから、下り方向に、前記PONに連結されたONT装置にグラントを分配し、1つの完全なグラントサイクルに亙って、前記第1のテーブルから第1の数のグラントを分配し、前記第2のテーブルから第2の数のグラントを分配し、該グラントサイクルは完了すると繰返すステップと、
を含み、
前記第1のグラントテーブル、前記第2のグラントテーブルおよび前記グラント分配器を、後続するレベルでより細かい粒度のグラントを生成するよう再帰的に連結する方法。
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