JP3776641B2 - Gas gas heat exchanger - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスガス熱交換装置に関し、特に排煙処理システムの湿式脱硫装置出口のボイラ等の排ガスを再加熱するのに好適なガスガス再加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な排煙処理システムの系統を図2、図3に示す。図2に示す排煙処理システム(A)ではボイラ1から排出される排ガスは脱硝装置2に導入され、排ガス中の窒素酸化物が除去された後、空気予熱器3においてボイラ1へ供給される燃焼用空気と熱交換される。排ガスは電気集塵機4で排ガス中のばいじんの大半が除去された後、誘因ファン5により昇圧される。
【0003】
その後、GGH熱回収器11に導入され、熱回収された後、湿式脱硫装置6に導入され、気液接触により排ガス中の硫黄酸化物(SOx)が除去される。湿式脱硫装置6において飽和ガス温度にまで冷却された排ガスは、脱硫ファン7により昇圧され、GGH再加熱器13により昇温されて、煙突8より排出される。
【0004】
図3に示す排煙処理システム(B)ではボイラ1から排出される排ガスは脱硝装置2に導入され、排ガス中の窒素酸化物が除去された後、空気予熱器3においてボイラ1へ供給される燃焼用空気と熱交換される。
【0005】
その後、排ガスはガスガス熱交換機(以下GGHと記す)の熱回収器11に導入されて熱回収された後、電気集塵機4で排ガス中のばいじんの大半が除去される。排ガスは誘因ファン5により昇圧されて湿式脱硫装置6に導入され、気液接触により排ガス中のSOxが除去される。湿式脱硫装置6において飽和ガス温度にまで冷却された排ガスは、脱硫ファン7により昇圧され、さらにGGH再加熱器13により昇温されて煙突8より排出される。
【0006】
図3に示す排煙処理システム(B)は図2に示す排煙処理システム(A)の電気集塵機4をGGH熱回収器11の後流側に移設した配置構成であり、電気集塵機4での処理ガス温度が低くなるため、煤塵の電気抵抗が下がり、図2に示す排煙処理システム(A)に比べてばいじん除去性能が高い特徴を備えている。近年では煤塵排出規制がより厳しくなってきているため、図3に示す排煙処理システム(B)の方が主流となりつつある。
【0007】
前述の従来のGGHの系統を図4に示す。GGHの系統はGGH熱回収器設置部ダクト51に設けられたGGH熱回収器11内のGGH熱回収器伝熱管12とGGH再加熱器設置部ダクト53に設けられたGGH再加熱器13内のGGH再加熱記伝熱管14を一対の連絡配管15−1、15−2で連絡し、熱媒循環ポンプ16により熱媒を循環させる系統となっている。ここでGGH熱回収記伝熱管12、GGH再加熱器伝熱管14には通常熱交換効率を向上させるために、フィンチューブ等が用いられている。
【0008】
また、GGH熱回収器11の出口排ガス温度を制御するために、GGH熱回収器熱媒バイパスライン17が設けられ、GGH熱回収器出口排ガス温度計32の信号により、GGH熱回収器11の出口排ガス温度が設定値以上となるように、熱媒循環流量調整弁40、熱媒バイパス量調整弁41の開度が調整され、熱交換量が制御されている。また、様々な運転に対応させるため、連絡配管15−2には熱媒の膨張を吸収する目的で熱媒タンク18が設置される。
【0009】
一方、GGH再加熱記13の出口排ガス温度を設定値以上にするために、または熱媒最低温度を設定値以上にするために、熱媒ヒータ19がGGH熱回収器11の伝熱管12の出口側の連絡配管15−1に設置されている。
【0010】
熱媒ヒータ19にはGGH再加熱器13の出口排ガス温度計34やGGH熱回収器入口媒体温度計36の信号に応じて、GGH熱媒ヒータ19に供給する蒸気を通す蒸気供給配管22に設けられた蒸気供給量調整弁42の開度を調整し、連絡配管15−1内の熱媒温度加熱用の蒸気が供給される。
【0011】
熱媒ヒータ19に供給された蒸気は熱媒と熱交換し、蒸気潜熱が回収されて飽和ドレンとなり、熱交換器(以下、ドレンクーラと記す)20に回収される。ドレンクーラ20は連絡配管15−2に介設され、ドレンクーラ20に集められた飽和ドレンは連絡配管15−2内の熱媒と再度熱交換されてドレンの顕熱を回収することでドレン温度を下げ、発電プラントで再利用するため熱媒ヒータドレンポンプ21により熱媒ヒータドレン配管25を経由して回収先に返送される。
【0012】
また、排ガスGGH熱回収器設置部ダクト51のGGH熱回収器11入口側にはGGH熱回収器入口排ガス温度計31が設けられ、GGH再加熱器設置部ダクト53のGGH再加熱器入口側にはGGH器再加熱器入口排ガス温度計33が設けられ、GGH熱回収器入口側の連絡配管15−1の熱媒循環ポンプ16の出口側には熱媒循環ポンプ出口熱媒温度計35が設けられ、熱媒循環流量調整弁40の開度調整に利用される。また、連絡配管15−1の複数箇所に温度計37、38、39を設ける。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示すGGH系統においてドレンクーラ20で顕熱回収される蒸気ドレン量はプラント条件により多少の差はあるが通常20〜40t/hであり、また温度は80℃〜85℃となることが要求される。一方、熱媒の循環量はプラントの規模及び条件により若干の相違はあるが、1,000MWの発電プラントにおいては約1,300m3/h程度となる。
【0014】
このような条件でドレンクーラ20を設計する場合、20〜40t/hのドレンの温度を80℃乃至85℃にするために必要な伝面(チューブ本数)より約1,300m3/hの媒体を流す条件の方が支配的となる。
【0015】
つまり、従来系統のように冷却水として熱媒の全量(約1,300m3/h)をドレンクーラ20に流す場合には、ドレンクーラ20内に設置するチューブ内流速を適正な流速(1〜2m/s)とするために必要以上に外径又はチューブ本数等が大きなドレンクーラ20となっていた。
【0016】
本発明の課題は、初期の目的であるドレン温度を80℃乃至85℃にするに必要最小限の大きさ(伝面)となるドレンクーラを設置したGGHシステムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するには、ドレンクーラに全量の熱媒が冷却水として使用されないようにドレンクーラをバイパスさせるライン及びそのバイパスラインに流量調整用バルブを設置することによって達成される。
【0018】
すなわち、本発明は高温ガス流れの高温域へ熱回収器を配置し、熱回収器で冷却されたガス流れの低温域に再加熱器を配置し、前記熱回収器と再加熱器とにそれぞれ設けられる伝熱管内の熱媒が循環する一対の連絡ラインで連絡し、連絡ラインに熱媒を加熱する熱媒ヒータと熱媒ヒータの蒸気ドレンの顕熱を冷却水として回収するドレンクーラをそれぞれ設けたガスガス熱交換装置において、連絡ライン中の熱媒の一部をドレンクーラをバイパスさせるバイバスライン一対の連絡ライン間に設け、該バイバスラインにバイパス流量調整用バルブを設けたガスガス熱交換装置である。
【0019】
【作用】
本発明において、ドレンクーラのバイパスラインを設けることによってドレンクーラに全量の熱媒を流さないため、ドレンタンクを必要以上に大きく設計する必要がない。つまり初期の目的である、蒸気ドレン温度を低くする(80℃乃至85℃)に必要最小限の媒体(冷却水)を流すことができるので、ドレンクーラのコンパクトな設計が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態になるGGH系統を図1に示す。図1に示すGGH系統は図4に示すGGH系統に、ドレンクーラ20をバイパスする連絡配管15−3と該連絡配管15−3に流量調整用のバルブ26を加えたものであり、その他の構成は図4に示すものと同一である。
【0021】
GGHの系統は、GGH熱回収器11内のGGH熱回収器伝熱管12、及びGGH再加熱器13内のGGH再加熱器伝熱管14を連絡配管15−1と15−2で連絡し、熱媒循環ポンプ16により熱媒を循環させる系統となっている。ここでGGH熱回収器伝熱管12とGGH再加熱器伝熱管14には通常熱交換率を向上させるために、フィンチューブ等が設けられている。
【0022】
また、GGH熱回収器11出口排ガス温度を制御するために、GGH熱回収期入口側の連絡配管15−1とGGH熱回収器出口側の連絡配管15−2を接続するGGH熱回収器熱媒バイパスライン17が設けられ、GGH熱回収器出口排ガス温度計32の信号により、GGH熱回収器11の出口排ガス温度が設定値以上となるように、熱媒循環流量調整弁41の開度が調整され、熱交換量が制御されている。
【0023】
また、様々な運転に対応させるため、熱媒循環ラインである連絡配管15−2には熱媒の膨張を吸収する目的で熱媒タンク18が設置される。
【0024】
一方、GGH再加熱器13の出口排ガス温度を設定値以上にするため及び熱媒最低温度を設定値以上にするために、熱媒ヒータ19がGGH熱媒回収器伝熱管12の出口連絡配管15−1に設置されており、熱媒ヒータ19には、GGH再加熱器出口排ガス温度計34やGGH熱回収器入口媒体温度計36の信号に応じて、GGH熱媒ヒータ蒸気供給量調整弁42の開度を調整し、熱媒温度加熱用の蒸気が供給される。
【0025】
熱媒ヒータ19に供給された蒸気は熱媒と熱交換し、蒸気潜熱が回収されて飽和ドレンとなり、ドレンクーラ20に回収される。ドレンクーラ20は連絡配管15−2の中間部に設置され、ドレンクーラ20に集められた飽和ドレンは熱媒と再度熱交換されてドレンの顕熱を回収することでドレン温度を下げ、発電プラントで再利用するため熱媒ヒータドレンポンプ21によって回収先に返送される。
【0026】
また、図4のシステムと同様に、排ガスGGH熱回収器入口排ガス温度計31、GGH器再加熱器入口排ガス温度計33及び熱媒循環ポンプ出口熱媒温度計35が設けられ、熱媒循環流量調整弁40の開度調整に利用される。
【0027】
ここで、本発明によるドレンクーラ20の熱媒出/入口を連絡する配管、つまりドレンクーラ20をバイパスする連絡配管15−3と該連絡配管15−3に流量調整用のバルブ26を設置し、熱媒を冷却水として必要なだけドレンクーラ20に流すことができる。
【0028】
こうして、GGHで使用する蒸気ドレンの回収温度を設定値以下に下げ、またドレンクーラ20の大きさ(チューブ本数、外径等)をコンパクトにできる。
【0029】
1,000MWクラスのボイラプラントにおけるGGHシステムでのドレンタンク(ドレンクーラ)20の本発明と従来技術との比較を下記の表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、GGHで使用する蒸気ドレンの回収温度を設定値以下に下げることができると共にドレンタンクの大きさ(チューブ本数、外径等)をコンパクトにでき経済的な設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のGGH系統を示す図である。
【図2】 一般的な排煙処理システムの一例(A)を示す図である。
【図3】 一般的な排煙処理システムの一例(B)を示す図である。
【図4】 従来のGGH系統を示す図である。
【符号の説明】
1 ボイラ 2 脱硝装置
3 空気予熱器 4 電気集塵器
5 誘因ファン 6 湿式排煙脱硫装置
7 脱硫ファン 8 煙突
11 GGH熱回収器 13 GGH再加熱器
15−1、15−2 連絡配管 15−3 バイパス連絡配管
16 熱媒循環ポンプ
17 GGH熱回収器熱媒バイパスライン
18 熱媒タンク 19 熱媒ヒータ
20 ドレンクーラ 21 熱媒ヒータドレンポンプ
22 熱媒ヒータ蒸気供給配管 25 熱媒ヒータドレン配管
26 ドレンタンク流量調整バルブ
31 GGH熱回収器入口排ガス温度計
32 GGH熱回収器出口排ガス温度計
33 GGH再加熱器入口排ガス温度計
34 GGH再加熱器出口排ガス温度計
35 熱媒循環ポンプ出口熱媒温度計
36 GGH熱回収器入口熱媒温度計
37 GGH熱回収器出口熱媒温度計
38 熱媒ヒータ入口温度計 39 熱媒ヒータ出口温度計
40 熱循環量調整弁 41 熱媒バイパス量調整弁
42 熱媒ヒータ蒸気供給量調整弁
51 GGH熱回収器設置部ダクト
53 GGH再加熱器設置部ダクト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gas gas heat exchange device, and more particularly to a gas gas reheating device suitable for reheating exhaust gas such as a boiler at the outlet of a wet desulfurization device of a flue gas treatment system.
[0002]
[Prior art]
A system of a general flue gas treatment system is shown in FIGS. In the flue gas treatment system (A) shown in FIG. 2, the exhaust gas discharged from the
[0003]
After that, after being introduced into the GGH heat recovery device 11 and heat recovered, it is introduced into the
[0004]
In the flue gas treatment system (B) shown in FIG. 3, the exhaust gas discharged from the
[0005]
Thereafter, the exhaust gas is introduced into a heat recovery unit 11 of a gas gas heat exchanger (hereinafter referred to as GGH) and recovered, and then most of the dust in the exhaust gas is removed by the
[0006]
The smoke exhaust treatment system (B) shown in FIG. 3 is an arrangement configuration in which the
[0007]
The aforementioned conventional GGH system is shown in FIG. The GGH system includes a GGH heat recovery pipe 12 in the GGH heat recovery unit 11 provided in the GGH heat recovery unit installation duct 51 and a GGH reheater 13 provided in the GGH reheater installation unit duct 53. The GGH reheating heat transfer tube 14 is connected by a pair of connecting pipes 15-1 and 15-2, and the heat medium circulating pump 16 circulates the heat medium. Here, fin tubes or the like are used for the GGH heat recovery heat transfer tube 12 and the GGH reheater heat transfer tube 14 in order to improve the heat exchange efficiency.
[0008]
In addition, in order to control the exhaust gas temperature at the outlet of the GGH heat recovery unit 11, a GGH heat recovery unit heat
[0009]
On the other hand, in order to set the outlet exhaust gas temperature of the GGH reheating note 13 to a set value or more, or to set the heat medium minimum temperature to a set value or more, the
[0010]
The
[0011]
The steam supplied to the
[0012]
Also, a GGH heat recovery device inlet exhaust gas thermometer 31 is provided on the GGH heat recovery device 11 inlet side of the exhaust gas GGH heat recovery device installation portion duct 51, and on the GGH reheater inlet side of the GGH reheater installation portion duct 53. The GGH reheater inlet exhaust gas thermometer 33 is provided, and the heat medium circulation pump outlet heat medium thermometer 35 is provided on the outlet side of the heat medium circulation pump 16 of the communication pipe 15-1 on the GGH heat recovery apparatus inlet side. And used for adjusting the opening degree of the heat medium circulation flow rate adjustment valve 40. In addition,
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
In the GGH system shown in FIG. 4, the amount of steam drain recovered by the drain cooler 20 is usually 20 to 40 t / h, although there are some differences depending on the plant conditions, and the temperature is required to be 80 ° C. to 85 ° C. Is done. On the other hand, the circulation amount of the heat medium is slightly different depending on the scale and conditions of the plant, but is about 1,300 m 3 / h in a 1,000 MW power plant.
[0014]
When designing the drain cooler 20 under such conditions, a medium of about 1,300 m 3 / h is required from the transmission surface (the number of tubes) necessary to make the temperature of the drain of 20 to 40 t / h 80 to 85 ° C. The flowing condition becomes more dominant.
[0015]
That is, when the entire amount of the heat medium (about 1,300 m 3 / h) is supplied to the drain cooler 20 as cooling water as in the conventional system, the flow rate in the tube installed in the drain cooler 20 is set to an appropriate flow rate (1 to 2 m / h). In order to obtain s), the drain cooler 20 has an outer diameter or the number of tubes larger than necessary.
[0016]
An object of the present invention is to provide a GGH system provided with a drain cooler having a minimum size (transmission surface) necessary for setting a drain temperature of 80 ° C. to 85 ° C. as an initial object.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, it is achieved by installing a line for bypassing the drain cooler so that the entire amount of heat medium is not used as cooling water in the drain cooler and a flow rate adjusting valve in the bypass line.
[0018]
That is, the present invention arranges the heat recovery device in the high temperature region of the high temperature gas flow, arranges the reheater in the low temperature region of the gas flow cooled by the heat recovery device, and each of the heat recovery device and the reheating device. A heating medium heater that heats the heating medium and a drain cooler that collects the sensible heat of the steam drain of the heating medium heater as cooling water are connected to each other through a pair of connecting lines through which the heating medium in the installed heat transfer tube circulates. In the gas gas heat exchange device, a part of the heat medium in the communication line is provided between a pair of bypass lines that bypass the drain cooler, and a bypass flow rate adjusting valve is provided in the bypass line.
[0019]
[Action]
In the present invention, since the entire amount of the heat medium does not flow through the drain cooler by providing the drain cooler bypass line, it is not necessary to design the drain tank larger than necessary. That is, since a minimum medium (cooling water) necessary for lowering the steam drain temperature (80 ° C. to 85 ° C.), which is the initial purpose, can flow, a compact design of the drain cooler is possible.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A GGH system according to an embodiment of the present invention is shown in FIG. The GGH system shown in FIG. 1 is a GGH system shown in FIG. 4 in which a connecting pipe 15-3 for bypassing the drain cooler 20 and a flow adjustment valve 26 are added to the connecting pipe 15-3. It is the same as that shown in FIG.
[0021]
The GGH system connects the GGH heat recovery unit heat transfer tube 12 in the GGH heat recovery unit 11 and the GGH reheater heat transfer tube 14 in the GGH reheater 13 through connection pipes 15-1 and 15-2, The heat medium is circulated by the medium circulation pump 16. Here, the GGH heat recovery device heat transfer tube 12 and the GGH reheater heat transfer tube 14 are usually provided with fin tubes or the like in order to improve the heat exchange rate.
[0022]
Further, in order to control the exhaust gas temperature at the outlet of the GGH heat recovery unit 11, the GGH heat recovery unit heat medium connecting the communication pipe 15-1 at the inlet side of the GGH heat recovery period and the connection pipe 15-2 at the outlet side of the GGH heat recovery unit. A
[0023]
In order to cope with various operations, a
[0024]
On the other hand, in order to set the outlet exhaust gas temperature of the GGH reheater 13 to a set value or more and to set the minimum heat medium temperature to a set value or more, the
[0025]
The steam supplied to the
[0026]
As in the system of FIG. 4, an exhaust gas GGH heat recovery device inlet exhaust gas thermometer 31, a GGH reheater inlet exhaust gas thermometer 33, and a heat medium circulation pump outlet heat medium thermometer 35 are provided, and the heat medium circulation flow rate is provided. This is used for adjusting the opening of the adjusting valve 40.
[0027]
Here, a pipe for connecting the heat medium outlet / inlet of the drain cooler 20 according to the present invention, that is, a connecting pipe 15-3 for bypassing the drain cooler 20, and a valve 26 for adjusting the flow rate are installed in the connecting pipe 15-3. Can be passed through the drain cooler 20 as much as necessary as cooling water.
[0028]
In this way, the recovery temperature of the steam drain used in the GGH can be lowered below the set value, and the size (number of tubes, outer diameter, etc.) of the drain cooler 20 can be made compact.
[0029]
A comparison between the present invention of the drain tank (drain cooler) 20 in the GGH system in a 1,000 MW class boiler plant and the prior art is shown in Table 1 below.
[0030]
[Table 1]
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, the recovery temperature of the steam drain used in the GGH can be lowered to a set value or less, and the size (number of tubes, outer diameter, etc.) of the drain tank can be made compact and an economical design is possible. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a GGH system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example (A) of a general smoke emission processing system.
FIG. 3 is a diagram showing an example (B) of a general smoke emission processing system.
FIG. 4 is a diagram showing a conventional GGH system.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
連絡ライン中の熱媒の一部をドレンクーラをバイパスさせるバイバスラインを一対の連絡ライン間に設け、該バイバスラインにバイパス流量調整用バルブを設けたことを特徴とするガスガス熱交換装置。A heat recovery device is arranged in the high temperature region of the high temperature gas flow, a reheater is arranged in the low temperature region of the gas flow cooled by the heat recovery device, and the heat transfer tubes provided in the heat recovery device and the reheater respectively. Gas gas heat exchange device provided with a drain cooler that recovers the sensible heat of the steam drain of the heating medium heater as a cooling water, and a heating medium heater that heats the heating medium to the communication line and a sensible heat of the steam drain of the heating medium heater. In
A gas gas heat exchange device, characterized in that a bypass line for bypassing the drain cooler for a part of the heat medium in the communication line is provided between the pair of communication lines, and a bypass flow rate adjusting valve is provided in the bypass line.
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