JP3776264B2 - Releaseable ink composition and method for releasing the ink composition from printed matter - Google Patents
Releaseable ink composition and method for releasing the ink composition from printed matter Download PDFInfo
- Publication number
- JP3776264B2 JP3776264B2 JP20688399A JP20688399A JP3776264B2 JP 3776264 B2 JP3776264 B2 JP 3776264B2 JP 20688399 A JP20688399 A JP 20688399A JP 20688399 A JP20688399 A JP 20688399A JP 3776264 B2 JP3776264 B2 JP 3776264B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- ink composition
- coating layer
- weight
- acrylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱離性インキ組成物及び該インキ組成物を印刷物から脱離する方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、プラスチック基材に印刷されたインキ部分を、短時間で容易に脱離して、無色にすることのできる脱離性インキ組成物及び該インキ組成物を印刷物から脱離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリエチレンテレフタレートを素材とした各種容器は、いわゆるPETボトルとして、清涼飲料水溶器、化粧料容器、調味料容器、医薬品容器などに広く使用されている。これらの容器表面には、印刷インキによって商品名や商品説明が直接印刷されるか、あるいは、印刷されたラベルがシールされている。
近年、自然状態では分解し難いプラスチックス容器、プラスチックラベル、プラスチックス包装袋などの廃棄物に起因する環境汚染の問題が注目され、その削減が急がれている。PETボトルと称される清涼飲料水溶器などは、回収がかなり進んでおり、回収されたプラスチックス容器は、再生加工して二次製品として利用されるようになってきている。
このように回収されたプラスチックス容器などは、その表面に様々な印刷が施されているために、再生加工する際に、印刷されたインキを脱離あるいは脱色しておかないと、様々な色彩の再生加工品となってしまう。このために、原材料に近い状態で再生加工品を得るためには、印刷インキの脱離又は脱色を行う必要がある。
印刷されたプラスチックスの脱色方法としては、例えば、印刷被膜成分を溶解又は膨潤させる有機溶剤と苛性アルカリを必須成分とする洗浄液を用いて処理する方法が知られている(特公昭52−26549号公報)。この方法によると、廃液中に存在する有機溶剤の分離処理が必要となるために、その回収作業に手間がかかるという問題があった。また、現在一般にプラスチックフイルム、プラスチック容器に使用されているグラビアインキは、ウレタン樹脂、アクリル樹脂を主成分とし、これに繊維素系樹脂、酢酸ビニル樹脂、ロジンなどを併用したビヒクルに、顔料を配合したインキ組成物であるために、印刷されたインキ部分を1〜3重量%の水酸化ナトリウム水溶液で処理してもインキを脱離又は脱色することは困難であった。
このような難点を回避し、プラスチックフイルムやプラスチック容器に印刷されたインキを希アルカリ溶液で処理し、無色の状態でプラスチック容器などを回収再生することが、当面の大きな課題である。本発明者らは、先に、プラスチックフイルムやプラスチック容器に印刷されたインキ部分を1〜3%の希アルカリ水溶液によって短時間で脱離、脱色することのできるインキ組成物及び該インキ組成物を印刷物から脱離する方法として、(A)ウレタン系樹脂および/又はアクリル系樹脂及び(B)スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸樹脂、ロジン−マレイン酸樹脂又はフェノール樹脂をビヒクルの主成分とする脱離性インキ組成物と、アルカリ水溶液により印刷された該インキ組成物を脱離する方法を発明した。このインキ組成物は優れたアルカリ脱離性を有しているが、着色PETボトルの再生対応を考慮すると、インキの透明性や、塗膜が柔らかすぎるなどの点で、十分ではなかった。このために、無着色PETボトルや、無着色ガラスビンを、透明性の高いインキで印刷したラベルで包み込むことにより、着色PETボトルや着色ガラスビンの紫外線カット性を維持し、かつ、アルカリ水溶液を用いて容易に脱離することができる脱離性インキ組成物が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、プラスチック基材に印刷されたインキ部分を、短時間で容易に脱離して、無色にすることのできる脱離性インキ組成物及び該インキ組成物を印刷物から脱離する方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、印刷インキのビヒクル主成分であるセルロース系樹脂、セルロース系樹脂とアクリル樹脂の混合体、セルロース系樹脂とアクリルポリオール樹脂の混合体又はセルロース系樹脂とウレタン樹脂の混合体に、スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂又はロジン−マレイン酸樹脂を配合したビヒクルを用いたインキ組成物は、プラスチックフイルムに対する印刷特性を低下することがなく、該インキ組成物による印刷塗膜は、80〜90℃の希アルカリ水溶液との接触によって短時間で脱離することを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)(A)セルロース系樹脂、セルロース系樹脂とアクリル樹脂の混合体、セルロース系樹脂とアクリルポリオール樹脂の混合体又はセルロース系樹脂とウレタン樹脂の混合体、及び、(B)スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂、ロジン−マレイン酸樹脂から選ばれた1種又は2種以上の樹脂並びに有機溶剤をビヒクルの主成分とし、該ビヒクルをフィルムに塗布した塗布物を室温で24時間浸漬する耐水試験において、塗布層に剥離を生じない耐水性を有するとともに、アルカリ水溶液浸漬で脱離性を有することを特徴とする脱離性インキ組成物、
(2)(B)成分の含有量が(A)成分よりも少ない第(1)項記載の脱離性インキ組成物、
(3)イソシアネート化合物を含有する第(1)項記載の脱離性インキ組成物、
(4)合成樹脂粉末を含有する第(1)項または第(2)項記載の脱離性インキ組成物、及び、
(5)第(1)項、第(2)項または第(3)項記載の脱離性インキ組成物を用いて、プラスチック基材に印刷した印刷物を、アルカリ水溶液と接触させることを特徴とする脱離性インキ組成物を印刷物から脱離する方法、
を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の脱離性インキ組成物は、(A)セルロース系樹脂、セルロース系樹脂とアクリル樹脂の混合体、セルロース系樹脂とアクリルポリオール樹脂の混合体又はセルロース系樹脂とウレタン樹脂の混合体、及び、(B)スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂、ロジン−マレイン酸樹脂から選ばれた1種又は2種以上の樹脂をビヒクルの主成分とする。
本発明に用いるセルロース系樹脂に特に制限はなく、例えば、硝化綿、酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどを挙げることができる。これらの中で、硝化綿及び酢酸酪酸セルロースを特に好適に用いることができる。硝化綿は、2秒綿〜1/16秒綿であることが好ましく、酢酸酪酸セルロースは、0.5〜2秒であることが好ましい。
本発明に用いるアクリル樹脂に特に制限はなく、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステルや、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリル酸エステルの単独重合体、アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルとの共重合体、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルとスチレン、ビニルトルエン、アクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸などとの共重合体などを挙げることができる。
【0006】
本発明に用いるアクリルポリオール樹脂に特に制限はなく、例えば、上記のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルなどと、アクリル酸ヒドロキシエチル、N−メチロールアクリルアミドなどとの共重合体などを挙げることができる。
本発明に用いるウレタン樹脂に特に制限はなく、例えば、ジイソシアネートとポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、アクリルポリオールなどから得られるポリウレタン樹脂、ポリウレタン尿素樹脂などを挙げることができる。これらの中で、線状ポリウレタン尿素樹脂を好適に用いることができる。
本発明組成物において、セルロース系樹脂とアクリル樹脂、アクリルポリオール樹脂又はウレタン樹脂の混合割合に特に制限はないが、セルロース系樹脂100重量部に対して、アクリル樹脂、アクリルポリオール樹脂又はウレタン樹脂が20〜90重量部であることが好ましく、50〜80重量部であることがより好ましい。セルロース系樹脂100重量部に対して、アクリル樹脂、アクリルポリオール樹脂又はウレタン樹脂の混合量が20〜90重量部であると、アルカリ脱離性、折り曲げ性、接着性などの良好なインキ組成物が得られる。
【0007】
本発明に用いるスチレン−アクリル酸樹脂に特に制限はなく、例えば、スチレン20〜40重量%、メタクリル酸メチル5〜15重量%、アクリル酸ブチル10〜30重量%、アクリル酸10〜20重量%の共重合体などを挙げることができる。スチレン−アクリル酸樹脂は、酸価100〜240、分子量1,600〜2,000、Tg30〜85℃であることが好ましい。
本発明に用いるスチレン−マレイン酸樹脂に特に制限はなく、例えば、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体を部分エステル化して酸価を下げたエステル化レジンなどを挙げることができる。スチレン−マレイン酸樹脂は、酸価180〜280、分子量2,000〜70,000であることが好ましく、酸価180〜280、Tg60〜70℃、分子量2,000〜20,000であることがより好ましい。
本発明に用いるロジン−マレイン酸樹脂に特に制限はなく、例えば、ロジンに無水マレイン酸を付加して得られる樹脂、この樹脂をポリオールで部分エステル化した樹脂などを挙げることができる。ロジン−マレイン酸樹脂は、酸価110〜300、Tg130〜150℃で、アルコール可溶性であることが好ましい。
【0008】
本発明の脱離性インキ組成物は、上記の(A)成分及び(B)成分に加えて、ビヒクル成分として、グラビア印刷インキ又はフレキソ印刷インキに用いられるその他の公知の樹脂を含有させることができる。このような樹脂としては、例えば、クマロン樹脂、ケトン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂などを挙げることができる。
本発明の脱離性インキ組成物において、(B)成分の含有量は、(A)成分の含有量より少ないことが好ましく、(A)成分100重量部に対して、(B)成分5〜95重量部であることがより好ましい。(B)成分の含有量が、(A)成分100重量部に対して5重量部未満であると、アルカリ水溶液と接触したときのインキの脱離性が不十分となるおそれがある。(B)成分の含有量が、(A)成分100重量部に対して95重量部を超えると、印刷されたインキの折り曲げ性、モミ性、耐水性が損なわれるおそれがある。
本発明の脱離性インキ組成物は、硬化剤としてイソシアネート化合物を含有させることが好ましい。含有させるイソシアネート化合物に特に制限はなく、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどを挙げることができる。これらの中で、ヘキサメチレンジイソシアネート及びキシリレンジイソシアネートを特に好適に用いることができる。(A)成分として、セルロース系樹脂を単独に用いる場合には、イソシアネート化合物を含有させることが特に好ましい。イソシアネート化合物を含有させることにより、アルカリ水溶液と接触させてインキを脱離させる際に、セルロース系樹脂の溶解を抑制して、アルカリ水溶液の着色を防止することができる。
【0009】
本発明組成物においては、通常グラビア印刷インキで使用される公知の顔料を含有させることができる。このような顔料としては、例えば、群青、紺青、コバルトブルー、ベンガラ、鉄黒、黄色酸化鉄、二酸化チタン、カーボンブラックなどの無機顔料、モノアゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、縮合アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、アンスラキノン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、チオインジゴ系顔料、ピロロピロール系顔料などの有機顔料を挙げることができる。これらの顔料の含有量に特に制限はなく、目的とする色調、濃度などによって適宜選定することができるが、通常はインキ組成物中0〜4重量%であることが好ましい。
本発明組成物には、粘度、流動性などの印刷インキの特性を維持するとともに、印刷面を可塑化し、印刷面に滑り性を付与する目的で、体質顔料、ワックス、合成樹脂粉末、可塑剤などを配合することができる。体質顔料としては、例えば、アルミナホワイト、タルク、沈降性硫酸バリウム、炭酸カルシウムなどを挙げることができる。ワックスとしては、例えば、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、パラフィンワックス、カルナウバワックス、オゾケライトなどを挙げることができる。合成樹脂粉末としては、例えば、アクリル樹脂粉末、ポリウレタン樹脂粉末、ポリイミド樹脂粉末、メラミン樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、シリコーン樹脂粉末などを挙げることができる。可塑剤としては、例えば、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、アジピン酸ジオクチル、クエン酸トリエチルなどを挙げることができる。
【0010】
本発明の脱離性インキ組成物は、溶媒及び分散媒として有機溶剤を用いることが好ましい。使用する有機溶剤に特に制限はなく、例えば、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トルエンなどを挙げることができる。ビヒクル主成分、イソシアネート化合物、顔料及びその他の添加剤の合計量と、有機溶剤との重量比は、20:80〜50:50であることが好ましく、25:75〜40:60であることがより好ましい。
本発明の脱離性インキ組成物を用いて印刷されたポリエステルフイルムは、透明性が良好であり、サイダーなどの清涼飲料水、お茶、ビールなどを充填した着色ボトルに、紫外線遮蔽性を与えることができる。本発明組成物を用いて印刷されたポリエステルフイルムなどの印刷塗膜は、従来のインキが有する諸物性を十分に具備するものである。この印刷フイルムを、80〜90℃に加熱された1.5重量%の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、20〜30分間撹拌処理すると、印刷塗膜はフイルム面より容易に脱離し、印刷塗膜が脱離したのち、水洗、乾燥することにより、印刷塗膜の全く残らないクリーンなフイルムを得ることができる。
本発明の脱離性インキ組成物を用いて印刷されたシュリンクラベルを装着した清涼飲料水用のPETボトルを粉砕し、希アルカリ水溶液で処理すると、極めて簡単に印刷インキ部分を脱離して脱色し、無色のフイルム及び容器の粉砕品を得ることができ、ペレット化することにより、再生原料樹脂として利用することができる。
【0011】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例において、脱離性インキ組成物は下記の方法により評価した。
(1)試験用の塗布物の調製
収縮性ポリエチレンテレフタレートフィルム[東洋紡績(株)、SC004、厚さ45μm]に、バーコーター#5を用いて脱離性インキ組成物を塗布し、40℃で5秒間乾燥して、試験用の塗布物を調製する。
(2)セロテープ接着性
塗布物にセロハン粘着テープ[ニチバン(株)、セロテープ]を貼り、剥がした後の塗布層の状態を目視により観察する。○:塗布層に変化なし、△:塗布層に僅かに剥離を生ずる、×:塗布層が粘着テープに付着して剥離する。
(3)スクラッチ性
爪で塗布層をひっかき、傷の発生状態を目視により観察する。○:塗布層に傷を生じない、△:塗布層に僅かに傷がつく、×:塗布層に明瞭に爪痕がつく。
(4)モミ性
塗布物を10回手モミし、塗布層の傷の発生状態を目視により観察する。○:塗布層に傷を生じない、△:塗布層に僅かに傷がつく、×:塗布層にはっきりとモミ痕が残る。
(5)折り曲げ性
塗布物を折り曲げ、折り目を指で2回絞り、塗布層の傷の発生状態を目視により観察する。○:塗布層に折り目が残らない、△:塗布層に折り目が残る、×:塗布層が折り目で破断する。
(6)滑り性
塗布面と塗布面、塗布面とフイルム面を軽く重ねてこすり、滑り性を比較する。○:すらすらと滑る、△:少しきしみ感がある、×:きしんで滑らかに滑らない。
(7)耐水性
塗布物を室温で水に24時間浸漬し、塗布層の白化の状態と、剥離の状態を目視により観察する。○:塗布層に全く変化を生じない、△:塗布層が僅かに白化する、×:塗布層が著しく白化する、又は、塗布層に剥離を生ずる。
(8)アルカリ脱離性
塗布物を、80〜90℃に保った1.5重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、5分毎にスパチューラーで撹拌して、塗布層の脱離性を目視により観察する。○:20分以内で脱離する、△:25〜30分で脱離する、又は、塗布層の一部が溶解する、×:30分で脱離しない、又は、塗布層が溶解する。
【0012】
実施例1
硝化綿[旭化成(株)、1/8秒硝化綿、30重量%溶液、溶媒:酢酸エチル/イソプロピルアルコール]30重量部、酢酸酪酸セルロース[Eastman Kodak Company、CAB381−0.5、15重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液]10重量部、スチレン−アクリル酸樹脂[ジョンソンポリマー社、ジョンクリル682、酸価235、分子量1,600、Tg57℃]5重量部、ポリエチレンワックス0.5重量部、メチルエチルケトン10重量部、酢酸エチル17重量部、酢酸プロピル17.5重量部及びフタロシアニンブルー10重量部をペイントシェーカーに入れ、60分間分散してインキ組成物を得た。
このインキ組成物を用いて試験用の塗布物を調製し、評価を行った。セロテープ接着性試験において、塗布層に変化は認められなかった。スクラッチ性試験において、塗布層に傷は生じなかった。モミ性試験において、塗布層に傷は生じなかった。折り曲げ性試験において、塗布層に折り目は残らなかった。滑り性試験において、塗布面と塗布面、塗布面とフイルム面ともに、すらすらと滑った。耐水性試験において、塗布層に全く変化を生じなかった。アルカリ脱離性試験において、塗布層の一部が溶解した。
さらに、上記のインキ組成物100重量部に、キシリレンジイソシアネート[武田薬品工業(株)、タケネート110A、75重量%酢酸エチル溶液]5重量部を配合して、イソシアネート化合物含有インキ組成物を調製した。
このイソシアネート化合物含有インキ組成物を用いて試験用の塗布物を調製し、評価を行った。セロテープ接着性試験において、塗布層に変化は認められなかった。スクラッチ性試験において、塗布層に傷は生じなかった。モミ性試験において、塗布層に傷は生じなかった。折り曲げ性試験において、塗布層に折り目は残らなかった。滑り性試験において、塗布面と塗布面、塗布面とフイルム面ともに、すらすらと滑った。耐水性試験において、塗布層に全く変化を生じなかった。アルカリ脱離性試験において、25分で塗布層が脱離した。
実施例2〜30
第1表に示す配合組成のインキ組成物を調製し、実施例1と同様にして評価を行った。さらに、それぞれのインキ組成物100重量部に、キシリレンジイソシアネート[武田薬品工業(株)、タケネート110A、75重量%酢酸エチル溶液]5重量部を配合して、イソシアネート化合物含有インキ組成物を調製し、実施例1と同様にして評価を行った。
【0013】
比較例1
硝化綿[旭化成(株)、1/8秒硝化綿、30重量%溶液、溶媒:酢酸エチル/イソプロピルアルコール]30重量部、酢酸酪酸セルロース[Eastman Kodak Company、CAB381−0.5、15重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液]10重量部、ポリエチレンワックス0.5重量部、メチルエチルケトン10重量部、酢酸エチル17重量部、酢酸プロピル17.5重量部及びフタロシアニンブルー10重量部をペイントシェーカーに入れ、60分間分散してインキ組成物を得た。
このインキ組成物を用いて試験用の塗布物を調製し、評価を行った。セロテープ接着性試験において、塗布層に僅かに剥離を生じた。スクラッチ性試験において、塗布層に僅かに傷が生じた。モミ性試験において、塗布層に僅かに傷が生じた。折り曲げ性試験において、塗布層に折り目が残った。滑り性試験において、塗布面と塗布面、塗布面とフイルム面ともに、すらすらと滑った。耐水性試験において、塗布層がかなり白化した。アルカリ脱離性試験において、塗布層が溶解した。
さらに、上記のインキ組成物100重量部に、キシリレンジイソシアネート[武田薬品工業(株)、タケネート110A、75重量%酢酸エチル溶液]5重量部を配合して、イソシアネート化合物含有インキ組成物を調製した。
このイソシアネート化合物含有インキ組成物を用いて試験用の塗布物を調製し、評価を行った。セロテープ接着性試験において、塗布層に変化は認められなかった。スクラッチ性試験において、塗布層に傷は生じなかった。モミ性試験において、塗布層にごく僅かな傷が生じた。折り曲げ性試験において、塗布層に折り目の一部が残った。滑り性試験において、塗布面と塗布面、塗布面とフイルム面ともに、すらすらと滑った。耐水性試験において、塗布層が僅かに白化した。アルカリ脱離性試験において、30分でも塗布層は脱離しなかった。
比較例2〜3
第1表に示す配合組成のインキ組成物を調製し、実施例1と同様にして評価を行った。さらに、それぞれのインキ組成物100重量部に、キシリレンジイソシアネート[武田薬品工業(株)、タケネート110A、75重量%酢酸エチル溶液]5重量部を配合して、イソシアネート化合物含有インキ組成物を調製し、実施例1と同様にして評価を行った。
実施例1〜30及び比較例1〜3の配合組成を第1表に、評価結果を第2表に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】
【0019】
【表6】
【0020】
【表7】
【0021】
【表8】
【0022】
【表9】
【0023】
【表10】
【0024】
【表11】
【0025】
【表12】
【0026】
[注]
1)硝化綿:旭化成(株)、1/8秒硝化綿、30重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。
2)酢酸酪酸セルロース:Eastman Kodak Company、CAB381−0.5、15重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。
3)アクリル樹脂:三菱レイヨン(株)、ダイヤナールBR−107、45重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。
4)アクリルポリオール樹脂:日立化成(株)、ヒタロイド3204−45、45重量%酢酸エチル/メチルイソブチルケトン/トルエン溶液。
5)ウレタン樹脂:三洋化成工業(株)、サンプレンIB104、30重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。
6)スチレン−アクリル酸樹脂:ジョンソンポリマー社、ジョンクリル682、酸価235、分子量1,600、Tg57℃、50重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。
7)スチレン−マレイン酸樹脂:近代化学(株)、CA−6623、40重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。
8)ロジン−マレイン酸樹脂:理化ハーキュレス(株)、ペンタリン269の40重量%酢酸エチル/イソプロピルアルコール溶液。
9)ポリエチレンワックス:三井化学(株)、ハイワックス220P。
第2表に見られるように、(A)硝化綿と酢酸酪酸セルロース、硝化綿と酢酸酪酸セルロースとアクリル樹脂又は硝化綿と酢酸酪酸セルロースとウレタン樹脂、及び、(B)スチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂又はロジン−マレイン酸樹脂をビヒクルの主成分とする実施例1〜30のインキ組成物は、80〜90℃に保った1.5重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬することにより、30分以内で脱離し、また、塗布層のその他の性能も良好である。特に、硬化剤としてイソシアネート化合物を配合したインキ組成物は、より短時間で脱離して、優れたアルカリ脱離性を示すとともに、塗布層のその他の性能もいっそう良好である。
これに対して、(B)成分のスチレン−アクリル酸樹脂、スチレン−マレイン酸樹脂又はロジン−マレイン酸樹脂を含有しない比較例1〜3のインキ組成物は、80〜90℃に保った1.5重量%水酸化ナトリウム水溶液に浸漬しても30分以内には脱離せず、アルカリ脱離性が不良であり、塗布層のその他の性能も概して劣っている。
【0027】
【発明の効果】
本発明の脱離性インキ組成物は、プラスチック製品に対する印刷適性、透明性などにおいては、従来のプラスチック用グラビアインキと変わるところがない。現在、お茶、サイダーなどの容器として、着色PETボトルが使用されているが、着色のために再生して使用することができない。本発明の脱離性インキ組成物を用いて収縮性PETフイルムに印刷し、透明PETボトルの全体にシュリンク装着することにより、紫外線カット性も着色PETボトルと同等以上の効果を上げることができる。
さらに、希アルカリ溶液に短時間浸漬することにより、印刷したインキを容易に脱離除去することができるので、フイルム、PETボトルとも無色の状態で再生使用することができる。従って、着色PETボトルの代替使用することにより、収縮PETフイルム、PETボトルともに無色の状態で回収して再生することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a detachable ink composition and a method for detaching the ink composition from a printed material. More specifically, the present invention relates to a detachable ink composition capable of easily detaching an ink portion printed on a plastic substrate in a short time and making it colorless, and detaching the ink composition from a printed material. On how to do.
[0002]
[Prior art]
Various containers made of polyethylene terephthalate are widely used as so-called PET bottles in soft drink water bottles, cosmetic containers, seasoning containers, pharmaceutical containers, and the like. On the surface of these containers, a product name and a product description are directly printed with printing ink, or a printed label is sealed.
In recent years, environmental pollution caused by waste such as plastic containers, plastic labels, and plastic packaging bags that are difficult to disassemble in the natural state has attracted attention and has been urgently reduced. Recovery of soft drink water solubilizers called PET bottles has progressed considerably, and the recovered plastics containers have been recycled and used as secondary products.
Since the plastic containers collected in this way have various prints on the surface, various colors are required unless the printed ink is removed or decolored when reclaimed. It will be a recycled product. For this reason, in order to obtain a recycled product in a state close to the raw material, it is necessary to desorb or decolorize the printing ink.
As a method for decoloring printed plastics, for example, a method is known in which an organic solvent that dissolves or swells a printed film component and a cleaning solution containing caustic as essential components are used (Japanese Patent Publication No. 52-26549). Publication). According to this method, the organic solvent present in the waste liquid needs to be separated, so that there is a problem that the recovery work is troublesome. In addition, gravure inks currently used in plastic films and plastic containers generally contain urethane resin and acrylic resin as the main components, and pigments are added to vehicles that are combined with fiber-based resin, vinyl acetate resin, rosin, etc. Therefore, it was difficult to remove or decolor the ink even when the printed ink part was treated with a 1 to 3% by weight sodium hydroxide aqueous solution.
It is a major challenge for the time being to avoid such difficulties and treat the ink printed on the plastic film or plastic container with a dilute alkaline solution to recover and recycle the plastic container in a colorless state. The present inventors previously described an ink composition capable of removing and decoloring an ink portion printed on a plastic film or a plastic container in a short time with 1 to 3% dilute alkaline aqueous solution, and the ink composition. As a method for detachment from the printed matter, (A) urethane resin and / or acrylic resin and (B) styrene-acrylic acid copolymer, styrene-maleic acid resin, rosin-maleic acid resin or phenol resin are used as the main vehicle. We have invented a detachable ink composition as a component and a method for detaching the ink composition printed with an alkaline aqueous solution. This ink composition has excellent alkali detachment properties, but it was not sufficient in terms of transparency of the ink and the coating film being too soft in consideration of the regeneration of colored PET bottles. For this purpose, by wrapping a non-colored PET bottle or a non-colored glass bottle with a label printed with highly transparent ink, the UV-cutting property of the colored PET bottle or the colored glass bottle is maintained, and an alkaline aqueous solution is used. There has been a need for a detachable ink composition that can be easily detached.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a releasable ink composition capable of easily detaching an ink portion printed on a plastic substrate in a short time and making it colorless, and a method for detaching the ink composition from a printed matter. It was made for the purpose of doing.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above-mentioned problems, the present inventors have found that a cellulose resin, a mixture of a cellulose resin and an acrylic resin, which is a vehicle main component of a printing ink, a cellulose resin and an acrylic polyol resin. Ink compositions using a mixture or a mixture of cellulosic resin and urethane resin with styrene-acrylic acid resin, styrene-maleic acid resin, or rosin-maleic acid resin have reduced printing properties on plastic films. The printed film by the ink composition was found to be detached in a short time by contact with a dilute aqueous alkali solution at 80 to 90 ° C., and the present invention was completed based on this finding. .
That is, the present invention
(1) (A) Cellulosic resin, mixture of cellulose resin and acrylic resin, mixture of cellulose resin and acrylic polyol resin or mixture of cellulose resin and urethane resin, and (B) styrene-acrylic acid One or more resins selected from resins, styrene-maleic acid resins, rosin-maleic acid resins And organic solvents With the main component of the vehicle In a water resistance test in which the coated material coated with the vehicle is immersed in a film at room temperature for 24 hours, the coated layer has water resistance that does not cause peeling, and it has detachability when immersed in an alkaline aqueous solution. A detachable ink composition, characterized in that
(2) The content of component (B) is higher than component (A) Also A detachable ink composition according to item (1),
(3) The detachable ink composition according to item (1) containing an isocyanate compound,
(4) Item (1) containing synthetic resin powder Or The detachable ink composition according to item (2), and
(5) Item (1), Item (2) Or Using the detachable ink composition described in item (3) To plastic substrate A method for desorbing a detachable ink composition from a printed material, which comprises contacting the printed material with an aqueous alkaline solution,
Is to provide.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The detachable ink composition of the present invention comprises (A) a cellulose resin, a mixture of a cellulose resin and an acrylic resin, a mixture of a cellulose resin and an acrylic polyol resin, or a mixture of a cellulose resin and a urethane resin, and (B) One or more resins selected from styrene-acrylic acid resin, styrene-maleic acid resin, and rosin-maleic acid resin are used as the main component of the vehicle.
There is no restriction | limiting in particular in the cellulose resin used for this invention, For example, nitrified cotton, cellulose acetate, cellulose acetate propionate, cellulose acetate butyrate, methylcellulose, ethylcellulose, ethylhydroxyethylcellulose, hydroxyethylcellulose, carboxymethylcellulose etc. can be mentioned. Among these, nitrified cotton and cellulose acetate butyrate can be particularly preferably used. The nitrified cotton is preferably 2 second cotton to 1/16 second cotton, and the cellulose acetate butyrate is preferably 0.5 to 2 seconds.
There is no restriction | limiting in particular in the acrylic resin used for this invention, For example, acrylic acid esters, such as methyl acrylate, ethyl acrylate, and butyl acrylate, and methacrylic acid esters, such as methyl methacrylate, ethyl methacrylate, and butyl methacrylate, alone Examples thereof include a polymer, a copolymer of acrylic ester and methacrylic ester, an acrylic ester, a copolymer of methacrylic ester and styrene, vinyl toluene, acrylamide, acrylic acid, methacrylic acid, and the like.
[0006]
There is no restriction | limiting in particular in acrylic polyol resin used for this invention, For example, the copolymer etc. of said acrylic acid ester, methacrylic acid ester, etc., acrylic acid hydroxyethyl, N-methylol acrylamide, etc. can be mentioned.
There is no restriction | limiting in particular in the urethane resin used for this invention, For example, the polyurethane resin obtained from a diisocyanate and polyester polyol, polyether polyol, acrylic polyol etc., polyurethane urea resin, etc. can be mentioned. Among these, a linear polyurethaneurea resin can be suitably used.
In the composition of the present invention, the mixing ratio of the cellulose resin and the acrylic resin, the acrylic polyol resin or the urethane resin is not particularly limited, but the acrylic resin, the acrylic polyol resin or the urethane resin is 20 with respect to 100 parts by weight of the cellulose resin. It is preferable that it is -90 weight part, and it is more preferable that it is 50-80 weight part. When the mixing amount of the acrylic resin, the acrylic polyol resin or the urethane resin is 20 to 90 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the cellulosic resin, a good ink composition such as alkali detachability, bendability and adhesiveness can be obtained. can get.
[0007]
There is no restriction | limiting in particular in the styrene-acrylic acid resin used for this invention, For example, styrene 20-40 weight%, methyl methacrylate 5-15 weight%, butyl acrylate 10-30 weight%, acrylic acid 10-20 weight% A copolymer etc. can be mentioned. The styrene-acrylic acid resin preferably has an acid value of 100 to 240, a molecular weight of 1,600 to 2,000, and a Tg of 30 to 85 ° C.
The styrene-maleic acid resin used in the present invention is not particularly limited, and examples thereof include a styrene-maleic anhydride copolymer and an esterified resin in which a styrene-maleic anhydride copolymer is partially esterified to lower the acid value. be able to. The styrene-maleic acid resin preferably has an acid value of 180 to 280 and a molecular weight of 2,000 to 70,000, an acid value of 180 to 280, a Tg of 60 to 70 ° C., and a molecular weight of 2,000 to 20,000. More preferred.
The rosin-maleic acid resin used in the present invention is not particularly limited, and examples thereof include a resin obtained by adding maleic anhydride to rosin, and a resin obtained by partially esterifying this resin with a polyol. The rosin-maleic acid resin preferably has an acid value of 110 to 300, a Tg of 130 to 150 ° C., and is alcohol-soluble.
[0008]
The detachable ink composition of the present invention may contain other known resins used for gravure printing inks or flexographic printing inks as a vehicle component in addition to the components (A) and (B). it can. Examples of such a resin include coumarone resin, ketone resin, polyvinyl butyral resin, epoxy resin, polyester resin, alkyd resin, and the like.
In the detachable ink composition of the present invention, the content of the component (B) is preferably smaller than the content of the component (A), and the component (B) 5 to 100 parts by weight of the component (A) More preferably, it is 95 parts by weight. When the content of the component (B) is less than 5 parts by weight with respect to 100 parts by weight of the component (A), there is a possibility that the ink detachability when in contact with the alkaline aqueous solution becomes insufficient. If the content of component (B) exceeds 95 parts by weight with respect to 100 parts by weight of component (A), the bendability, firability and water resistance of the printed ink may be impaired.
The detachable ink composition of the present invention preferably contains an isocyanate compound as a curing agent. There is no restriction | limiting in particular in the isocyanate compound to contain, For example, tolylene diisocyanate, diphenylmethane diisocyanate, naphthalene diisocyanate, tolidine diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, isophorone diisocyanate, xylylene diisocyanate, lysine diisocyanate etc. can be mentioned. Among these, hexamethylene diisocyanate and xylylene diisocyanate can be particularly preferably used. As the component (A), when a cellulose resin is used alone, it is particularly preferable to contain an isocyanate compound. By containing an isocyanate compound, dissolution of the cellulosic resin can be suppressed and coloring of the alkaline aqueous solution can be prevented when the ink is released by contacting with the alkaline aqueous solution.
[0009]
In the composition of the present invention, a known pigment usually used in gravure printing ink can be contained. Examples of such pigments include inorganic pigments such as ultramarine, bitumen, cobalt blue, bengara, iron black, yellow iron oxide, titanium dioxide, and carbon black, monoazo pigments, disazo pigments, condensed azo pigments, and phthalocyanine pigments. Examples thereof include organic pigments such as pigments, anthraquinone pigments, quinacridone pigments, isoindolinone pigments, thioindigo pigments, and pyrrolopyrrole pigments. There is no restriction | limiting in particular in content of these pigments, Although it can select suitably by the target color tone, a density | concentration, etc., it is preferable that it is 0-4 weight% normally in an ink composition.
The composition of the present invention has extender pigments, waxes, synthetic resin powders, plasticizers for the purpose of maintaining printing ink properties such as viscosity and fluidity, and plasticizing the printing surface and imparting slipperiness to the printing surface. Etc. can be blended. Examples of extender pigments include alumina white, talc, precipitated barium sulfate, and calcium carbonate. Examples of the wax include polyethylene wax, polypropylene wax, paraffin wax, carnauba wax, ozokerite and the like. Examples of the synthetic resin powder include acrylic resin powder, polyurethane resin powder, polyimide resin powder, melamine resin powder, benzoguanamine resin powder, and silicone resin powder. Examples of the plasticizer include dibutyl phthalate, dioctyl phthalate, dioctyl adipate, and triethyl citrate.
[0010]
In the detachable ink composition of the present invention, an organic solvent is preferably used as the solvent and the dispersion medium. There is no restriction | limiting in particular in the organic solvent to be used, For example, ethyl acetate, propyl acetate, butyl acetate, methyl ethyl ketone, methanol, ethanol, isopropanol, propylene glycol monopropyl ether, propylene glycol monomethyl ether acetate, toluene etc. can be mentioned. The weight ratio of the vehicle main component, isocyanate compound, pigment and other additives to the organic solvent is preferably 20:80 to 50:50, and preferably 25:75 to 40:60. More preferred.
The polyester film printed using the detachable ink composition of the present invention has good transparency, and provides UV shielding to colored bottles filled with soft drinks such as cider, tea, and beer. Can do. A printed coating film such as a polyester film printed using the composition of the present invention sufficiently has various physical properties of a conventional ink. When this printed film is immersed in a 1.5% by weight sodium hydroxide aqueous solution heated to 80 to 90 ° C. and stirred for 20 to 30 minutes, the printed film is easily detached from the film surface. After the detachment, the film is washed with water and dried to obtain a clean film having no printed coating film.
When a PET bottle for soft drinks equipped with a shrink label printed using the detachable ink composition of the present invention is crushed and treated with a dilute alkaline aqueous solution, the printing ink part is detached and decolored very easily. A colorless film and a pulverized product of the container can be obtained, and can be used as a recycled raw material resin by pelletizing.
[0011]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
In Examples and Comparative Examples, the detachable ink composition was evaluated by the following method.
(1) Preparation of test coating
A detachable ink composition is applied to a shrinkable polyethylene terephthalate film [Toyobo Co., Ltd., SC004, thickness 45 μm] using a bar coater # 5, dried at 40 ° C. for 5 seconds, and applied for testing. Prepare the product.
(2) Cello tape adhesiveness
A cellophane pressure-sensitive adhesive tape [Nichiban Co., Ltd., cello tape] is applied to the coated product, and the state of the coated layer after peeling is visually observed. ○: No change in the coating layer, Δ: Slight peeling occurs in the coating layer, ×: The coating layer adheres to the adhesive tape and peels off.
(3) Scratch property
The coated layer is scratched with a nail, and the state of scratches is visually observed. ◯: No scratch on the coating layer, Δ: Slight scratch on the coating layer, ×: Clear nail mark on the coating layer.
(4) Fir nature
The coated material is hand-rubbed 10 times, and the state of occurrence of scratches on the coating layer is visually observed. ◯: No scratches on the coating layer, Δ: Slight scratching on the coating layer, ×: Clear fir marks remain on the coating layer.
(5) Bendability
The coated material is bent, the crease is squeezed twice with a finger, and the occurrence of scratches on the coated layer is visually observed. ◯: No crease remains in the coating layer, Δ: crease remains in the coating layer, ×: the coating layer breaks at the fold.
(6) Sliding property
The coated surface and the coated surface, and the coated surface and the film surface are rubbed lightly to compare the sliding properties. ○: Smoothly slide, Δ: Slightly squeezed, ×: Squeaky and not smoothly slipped.
(7) Water resistance
The coated material is immersed in water at room temperature for 24 hours, and the whitened state and the peeled state of the coated layer are visually observed. ◯: No change in the coating layer, Δ: The coating layer is slightly whitened, X: The coating layer is markedly whitened, or peeling occurs in the coating layer.
(8) Alkali detachment
The coated material is immersed in a 1.5% by weight aqueous sodium hydroxide solution maintained at 80 to 90 ° C., stirred with a spatula every 5 minutes, and the detachability of the coated layer is visually observed. ○: Desorption within 20 minutes, Δ: Desorption within 25-30 minutes, or part of the coating layer dissolves, x: Desorption does not occur within 30 minutes, or the coating layer dissolves.
[0012]
Example 1
Nitrified cotton [Asahi Kasei Co., Ltd., 1/8 second nitrified cotton, 30 wt% solution, solvent: ethyl acetate / isopropyl alcohol] 30 parts by weight, cellulose acetate butyrate [Eastman Kodak Company, CAB 381-0.5, 15 wt% acetic acid Ethyl / isopropyl alcohol solution] 10 parts by weight, styrene-acrylic acid resin [Johnson Polymer Co., Ltd., John Crill 682, acid value 235, molecular weight 1,600, Tg 57 ° C.] 5 parts by weight, polyethylene wax 0.5 part by weight, methyl ethyl ketone 10 Part by weight, 17 parts by weight of ethyl acetate, 17.5 parts by weight of propyl acetate and 10 parts by weight of phthalocyanine blue were placed in a paint shaker and dispersed for 60 minutes to obtain an ink composition.
Using this ink composition, a test coating was prepared and evaluated. In the cello tape adhesion test, no change was observed in the coating layer. In the scratch property test, the coating layer was not damaged. In the firability test, no scratch was generated on the coating layer. In the bendability test, no creases remained in the coating layer. In the slip test, both the coated surface and the coated surface, and the coated surface and the film surface slid evenly. In the water resistance test, the coating layer did not change at all. In the alkali detachment test, a part of the coating layer was dissolved.
Furthermore, 5 parts by weight of xylylene diisocyanate [Takeda Pharmaceutical Co., Ltd., Takenate 110A, 75 wt% ethyl acetate solution] was blended with 100 parts by weight of the above ink composition to prepare an isocyanate compound-containing ink composition. .
Using the isocyanate compound-containing ink composition, a test coating was prepared and evaluated. In the cello tape adhesion test, no change was observed in the coating layer. In the scratch property test, the coating layer was not damaged. In the firability test, no scratch was generated on the coating layer. In the bendability test, no creases remained in the coating layer. In the slip test, both the coated surface and the coated surface, and the coated surface and the film surface slid evenly. In the water resistance test, the coating layer did not change at all. In the alkali detachment test, the coating layer was detached in 25 minutes.
Examples 2-30
Ink compositions having the composition shown in Table 1 were prepared and evaluated in the same manner as in Example 1. Furthermore, an isocyanate compound-containing ink composition was prepared by blending 5 parts by weight of xylylene diisocyanate [Takeda Pharmaceutical Co., Ltd., Takenate 110A, 75% by weight ethyl acetate solution] with 100 parts by weight of each ink composition. Evaluation was performed in the same manner as in Example 1.
[0013]
Comparative Example 1
Nitrified cotton [Asahi Kasei Co., Ltd., 1/8 second nitrified cotton, 30 wt% solution, solvent: ethyl acetate / isopropyl alcohol] 30 parts by weight, cellulose acetate butyrate [Eastman Kodak Company, CAB 381-0.5, 15 wt% acetic acid Ethyl / isopropyl alcohol solution] 10 parts by weight, polyethylene wax 0.5 parts by weight, methyl ethyl ketone 10 parts by weight, ethyl acetate 17 parts by weight, propyl acetate 17.5 parts by weight and phthalocyanine blue 10 parts by weight in a paint shaker for 60 minutes Dispersion gave an ink composition.
Using this ink composition, a test coating was prepared and evaluated. In the cello tape adhesion test, slight peeling occurred in the coating layer. In the scratch property test, the coating layer was slightly scratched. In the firability test, the coating layer was slightly scratched. In the bendability test, a crease remained in the coating layer. In the slip test, both the coated surface and the coated surface, and the coated surface and the film surface slid evenly. In the water resistance test, the coating layer was considerably whitened. In the alkali detachment test, the coating layer was dissolved.
Furthermore, 5 parts by weight of xylylene diisocyanate [Takeda Pharmaceutical Co., Ltd., Takenate 110A, 75 wt% ethyl acetate solution] was blended with 100 parts by weight of the above ink composition to prepare an isocyanate compound-containing ink composition. .
Using the isocyanate compound-containing ink composition, a test coating was prepared and evaluated. In the cello tape adhesion test, no change was observed in the coating layer. In the scratch property test, the coating layer was not damaged. In the firability test, a slight scratch was generated on the coating layer. In the bendability test, a part of the crease remained in the coating layer. In the slip test, both the coated surface and the coated surface, and the coated surface and the film surface slid evenly. In the water resistance test, the coating layer was slightly whitened. In the alkali detachment test, the coating layer was not detached even after 30 minutes.
Comparative Examples 2-3
Ink compositions having the composition shown in Table 1 were prepared and evaluated in the same manner as in Example 1. Furthermore, an isocyanate compound-containing ink composition was prepared by blending 5 parts by weight of xylylene diisocyanate [Takeda Pharmaceutical Co., Ltd., Takenate 110A, 75 wt% ethyl acetate solution] with 100 parts by weight of each ink composition. Evaluation was performed in the same manner as in Example 1.
The compounding compositions of Examples 1 to 30 and Comparative Examples 1 to 3 are shown in Table 1, and the evaluation results are shown in Table 2.
[0014]
[Table 1]
[0015]
[Table 2]
[0016]
[Table 3]
[0017]
[Table 4]
[0018]
[Table 5]
[0019]
[Table 6]
[0020]
[Table 7]
[0021]
[Table 8]
[0022]
[Table 9]
[0023]
[Table 10]
[0024]
[Table 11]
[0025]
[Table 12]
[0026]
[note]
1) Nitrified cotton: Asahi Kasei Co., Ltd., 1/8 sec. Nitrified cotton, 30 wt% ethyl acetate / isopropyl alcohol solution.
2) Cellulose acetate butyrate: Eastman Kodak Company, CAB381-0.5, 15 wt% ethyl acetate / isopropyl alcohol solution.
3) Acrylic resin: Mitsubishi Rayon Co., Ltd., Dianal BR-107, 45 wt% ethyl acetate / isopropyl alcohol solution.
4) Acrylic polyol resin: Hitachi Chemical Co., Ltd., Hitaroid 3204-45, 45 wt% ethyl acetate / methyl isobutyl ketone / toluene solution.
5) Urethane resin: Sanyo Chemical Industries, Samprene IB104, 30% by weight ethyl acetate / isopropyl alcohol solution.
6) Styrene-acrylic acid resin: Johnson Polymer Co., Ltd., John Crill 682, acid value 235, molecular weight 1,600, Tg 57 ° C., 50 wt% ethyl acetate / isopropyl alcohol solution.
7) Styrene-maleic acid resin: Modern Chemical Co., CA-6623, 40 wt% ethyl acetate / isopropyl alcohol solution.
8) Rosin-maleic acid resin: Rika Hercules Co., Ltd., 40% by weight ethyl acetate / isopropyl alcohol solution of pentalin 269.
9) Polyethylene wax: Mitsui Chemicals, High Wax 220P.
As seen in Table 2, (A) nitrified cotton and cellulose acetate butyrate, nitrified cotton and cellulose acetate butyrate and acrylic resin or nitrified cotton and cellulose acetate butyrate and urethane resin, and (B) styrene-acrylic acid resin, The ink compositions of Examples 1 to 30 containing styrene-maleic acid resin or rosin-maleic acid resin as the main component of the vehicle were immersed in a 1.5 wt% aqueous sodium hydroxide solution maintained at 80 to 90 ° C. , Desorption within 30 minutes, and other performance of the coating layer is also good. In particular, an ink composition in which an isocyanate compound is blended as a curing agent is released in a shorter time and exhibits excellent alkali detachability, and the other performance of the coating layer is even better.
On the other hand, the ink compositions of Comparative Examples 1 to 3 not containing the component (B) styrene-acrylic acid resin, styrene-maleic acid resin or rosin-maleic acid resin were kept at 80 to 90 ° C. 1. Even when immersed in a 5% by weight aqueous sodium hydroxide solution, it does not desorb within 30 minutes, the alkali desorption is poor, and the other performance of the coating layer is generally poor.
[0027]
【The invention's effect】
The releasable ink composition of the present invention is not different from conventional gravure inks for plastics in terms of printability and transparency for plastic products. Currently, colored PET bottles are used as containers for tea, cider, etc., but cannot be regenerated and used for coloring. By printing on a shrinkable PET film using the detachable ink composition of the present invention and shrink-attaching the entire transparent PET bottle, the ultraviolet cut-off property can be improved as much as or more than that of a colored PET bottle.
Furthermore, since the printed ink can be easily detached and removed by immersing it in a dilute alkali solution for a short time, both the film and the PET bottle can be reused in a colorless state. Therefore, by using the colored PET bottle as an alternative, both the contracted PET film and the PET bottle can be recovered and regenerated in a colorless state.
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20688399A JP3776264B2 (en) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | Releaseable ink composition and method for releasing the ink composition from printed matter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20688399A JP3776264B2 (en) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | Releaseable ink composition and method for releasing the ink composition from printed matter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001031899A JP2001031899A (en) | 2001-02-06 |
JP3776264B2 true JP3776264B2 (en) | 2006-05-17 |
Family
ID=16530638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20688399A Expired - Fee Related JP3776264B2 (en) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | Releaseable ink composition and method for releasing the ink composition from printed matter |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3776264B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024194284A1 (en) * | 2023-03-21 | 2024-09-26 | Siegwerk Druckfarben Ag & Co. Kgaa | Primer composition for delamination and/or deinking |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004238578A (en) * | 2003-02-10 | 2004-08-26 | Osaka Insatsu Ink Seizo Kk | Ink composition used for olefin-based shrink film and olefin-based shrink label printed by using the same |
US10400118B2 (en) * | 2008-10-20 | 2019-09-03 | Plastipak Packaging, Inc. | Methods and compositions for direct print having improved recyclability |
JP6003445B2 (en) * | 2012-09-19 | 2016-10-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | Ink composition |
PL3440139T3 (en) * | 2016-04-06 | 2021-08-23 | Sun Chemical Corporation | Multipurpose shrink sleeve printing ink |
JP6742878B2 (en) * | 2016-09-30 | 2020-08-19 | 大日本印刷株式会社 | Container and manufacturing method thereof |
JP6972758B2 (en) * | 2017-08-10 | 2021-11-24 | Dic株式会社 | Inks and printed matter |
JP7082740B2 (en) * | 2018-04-06 | 2022-06-09 | Dicグラフィックス株式会社 | Liquid ink composition for front printing |
CN110183904B (en) * | 2019-06-13 | 2022-09-30 | 广东顺德洋紫薇化工有限公司 | Flame-retardant ink, preparation method thereof and flame-retardant film |
EP4048743A1 (en) * | 2019-10-25 | 2022-08-31 | Sun Chemical Corporation | Removable printing inks for recyclable plastics |
WO2021230032A1 (en) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | Dic株式会社 | Ink remover for recycling plastic laminate into recycled materials, ink film separation/removal method, and method of isolating and recovering separated or removed ink film |
US20230295539A1 (en) | 2020-08-25 | 2023-09-21 | Dic Corporation | Ink cleaning agent used to recycle plastic laminates into recycle material, ink film detaching method, and method for separating and recovering detached ink films |
EP4232519A2 (en) * | 2020-11-23 | 2023-08-30 | Sun Chemical Corporation | Inks for recyclable plastics |
JP7343077B2 (en) * | 2021-08-25 | 2023-09-12 | Dic株式会社 | pigment composition |
WO2024042723A1 (en) | 2022-08-26 | 2024-02-29 | artience株式会社 | Method for manufacturing recycled plastic |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP20688399A patent/JP3776264B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024194284A1 (en) * | 2023-03-21 | 2024-09-26 | Siegwerk Druckfarben Ag & Co. Kgaa | Primer composition for delamination and/or deinking |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001031899A (en) | 2001-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0930349B1 (en) | Removable ink composition and process for removing said ink composition from printed articles | |
JP3776264B2 (en) | Releaseable ink composition and method for releasing the ink composition from printed matter | |
US4308310A (en) | Dry transfer decal | |
US20230097817A1 (en) | Deinking of printed substrates | |
JP3934292B2 (en) | Article having release layer and method for removing and removing the surface layer from the article | |
CN1344769A (en) | Ink-jet printing composition and method | |
JP4832624B2 (en) | Composition comprising a potentially hydrophilic resin | |
JP2006219670A (en) | Printing ink | |
JP4653913B2 (en) | Plastic labels and plastic containers | |
JP2008105356A (en) | Inkjet image receiving layer transfer sheet | |
US4623392A (en) | Printing ink | |
US6322876B1 (en) | Transfer having solvent-activated adhesive layers | |
JP2005225083A (en) | Printing structure | |
JP2004175858A (en) | Printing ink composition for shrink packaging, method for manufacturing printed matter for shrink packaging and printed matter for shrink packaging | |
US20030104174A1 (en) | Scratch card | |
JP2001271022A (en) | Anchor coating composition for water-based printing ink and heat shrinkable label | |
JP4451071B2 (en) | Plastic labels and plastic containers | |
JP2001296805A (en) | Top coat composition for heat shrinkable label and heat shrinkable label | |
JP5451974B2 (en) | On-demand printable adhesive tape and printed adhesive tape roll | |
JP2002188029A (en) | Water-soluble printing ink composition and printed matter using the same | |
JPH09157573A (en) | Ink for forming information display surface and printed matter | |
JP2004238578A (en) | Ink composition used for olefin-based shrink film and olefin-based shrink label printed by using the same | |
KR100510629B1 (en) | Coating Materials For Forming Information Display Surfaces And Display Medium | |
JP3993949B2 (en) | Easy separation ink composition | |
JP7512545B1 (en) | Ink composition for shrink labels, laminates and packaging materials |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060222 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |