JP3775331B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機などに電力を供給するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、圧縮機など始動時にトルクを要する電動機械の電源として、一般に三相三線式交流電源が使用される。従って、このような電動機械は、3枚の給電端子片を備えた給電用のターミナルを有する。また、電動機械によっては、これら3枚の給電端子に加えて、アース用の端子を1枚備えたターミナルを有するものもある。そして、このような複数枚の給電端子の全てと係合するコネクタには、端子片の数に等しいリード線が接続されている。
【0003】
例えば、図6に示すように、従来の三相三線式コネクタ(a)は、3本のリード線(b)がそれぞれはまり込む案内溝(c)を有しており、端子箱(d)の一箇所に設けられたリード線の取出し口(e)に直交する線に対し左右対称の形状を有するものが一般的であった。
【0004】
しかし、このように左右対称のコネクタ(a)では、端子箱(d)の取出し口(e)から少なくとも2枚の端子片(f)までの距離が等しい。そのため、3本のリード線(b)のうち、2本のリード線(b)の取出し口(e)から先端までの長さが等しくなってしまう。従って、各リード線の先端に止着されたタップ(g)をコネクタ(a)に締結する際に、誤結線を生じるといった問題があった。
【0005】
そこで、図7に示すように、電動機械側のターミナルを若干傾けて取り付け、各端子片(f)からリード線の取出し口(e)までの距離を変える方法が採られていた。このように、各端子片(f)からリード線の取出し口(e)までの距離が異なることにより、各端子片の締結位置までの距離に合わせて、各リード線(b)の分岐部位から先端までの長さが相違することになる。このため、各リード線のタップ(g)をコネクタ(a)に締結する際、各リード線(b)は、それぞれに対応する端子片(f)に正しく結線される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、コネクタの形状がコネクタ本体の中心線に対して左右対称であるため、各リード線の端部がはまり込む案内溝の方向が全て同じになっていた。そのため、案内溝を出た各リード線は、端子箱のリード線取出し口に向かって大きく蛇行することになる。その結果、大きく蛇行したリード線は、他のリード線と干渉したり、端子箱の内壁面に接触したり、あるいは案内溝の出口部やリード線取出し口のエッジ部に当たってしまうという問題があった。このような状態で、圧縮機などの機器を運転し続けると、機器からの振動などにより、端子箱との接触部、他のリード線との干渉部、あるいは案内溝の出口部やリード線取り出し口のエッジ部などでリード線の被覆が破れて短絡するおそれがあった。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数本のリード線のコネクタへの誤結線を防止するとともに、リード線の干渉を抑えてその損傷を予防し、信頼性の高いコネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、略長方形状の端子箱(20)に収納される給電用のターミナル(3)に複数設けられた端子片(4)のそれぞれにリード線(8)を一本ずつ接続するためのコネクタ(1)を対象とする。そして、該コネクタ(1)は、前記端子箱(20)の長手方向に直交する壁面の一方に形成されたリード線(8)の取出し口(14)からの距離が相違するように突設された前記端子片(4)の全てと係合する本体部(5)と、前記本体部(5)に複数形成されてリード線(8)の端部(9)がはまり込む案内溝(12)とを備えるとともに、少なくとも前記端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した端子片(4)に接続されるリード線(8)の端部(9)がはまり込む案内溝(12)は、前記端子箱(20)の取出し口(14)に概ね真っ直ぐに向かう方向へ伸長され、前記各端子片(4)は、同一ピッチ円上に配置されたターミナル(3)の各端子ピン(21)に1つずつ取り付けられて、端子ピン(21)のピッチ円中心から外側に向かって設けられ、さらに端子箱(20)の長手方向の中心線に対して左右非対称に配置されている。
【0009】
請求項2の発明は、略長方形状の端子箱(20)に収納される給電用のターミナル(3)に設けられた第1端子片(41)、第2端子片(42)及び第3端子片(43)のそれぞれにリード線(81,82,83)を一本ずつ接続するためのコネクタ(1)を対象とする。そして、該コネクタ(1)は、前記端子箱(20)の長手方向に直交する壁面の一方に形成されたリード線(8)の取出し口(14)からの距離が相違するように突設された前記端子片(41,42,43)の全てと係合する本体部(5)と、前記本体部(5)に3箇所形成されてリード線(81,82,83)の端部(9)がそれぞれはまり込む案内溝(121,122,123)とを備えるとともに、前記端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した第1端子片(41)に接続される第1リード線(81)の端部(9)がはまり込む第1案内溝(121)、及び前記第1端子片(41)の次に前記取出し口(14)に近接した第2端子片(42)に接続される第2リード線(82)の端部(9)がはまり込む第2案内溝(122)は、前記取出し口(14)に概ね真っ直ぐに向かう方向へ伸長され、前記各端子片(41,42,43)は、同一ピッチ円上に配置されたターミナル(3)の各端子ピン(21)に1つずつ取り付けられて、端子ピン(21)のピッチ円中心から外側に向かって設けられ、さらに端子箱(20)の長手方向の中心線に対して左右非対称に配置されている。
【0010】
−作用−
請求項1の発明では、コネクタ(1)は、前記端子箱(20)に形成されたリード線(8)の取出し口(14)からの距離が相違する前記端子片(4)の全てと係合するように形成された本体部(5)を有する。そのため、本体部(5)で前記各端子片(4)と接続される複数本のリード線(8)は、前記端子箱(20)のリード線(8)の取出し口(14)から先端までの長さが異なることになる。また、前記本体部(5)に複数形成された案内溝(12)うち、少なくとも前記端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した端子片(8)に接続されるリード線(8)の端部(9)がはまり込む案内溝(12)が、前記端子箱(20)の取出し口(14)に概ね真っ直ぐに向かう方向へ伸長されている。そのため、前記取出し口(14)に最も近接した端子片(4)に接続されるリード線(8)の蛇行が小さくなる。
【0011】
請求項2の発明では、コネクタ(1)は、前記端子箱(20)に形成されたリード線の取出し口(14)からの距離が相違するように突設された3枚の端子片(41,42,43)の全てと係合するように形成された本体部(5)を有する。そのため、本体部(5)で前記3枚の端子片(41,42,43)とそれぞれ接続される3本のリード線(81,82,83)は、前記端子箱(20)のリード線の取出し口(14)から先端までの長さが異なることになる。また、前記本体部(5)に形成された3箇所の案内溝(121,122,123)のうち、前記端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した第1端子片(41)に接続される第1リード線(81)の端部(9)がはまり込む第1案内溝(121)、及び前記第1端子片(121)の次に前記取出し口(14)に近接した第2端子片(122)に接続される第2リード線(82)の端部(9)がはまり込む第2案内溝(122)が、前記取出し口(14)に概ね真っ直ぐに向かう方向へ伸長されている。そのため、第1端子片(41)と第2端子片(42)にそれぞれ接続される各リード線(81,82)の蛇行が小さくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態のコネクタ(1)は、冷凍機用の圧縮機に設けられている。
【0013】
図1に示すように、上記圧縮機は、いわゆる全密閉型に構成されている。図示はしないが、圧縮機のケーシング内部には、電動機、駆動軸、圧縮機構、下部主軸受けなどが収納されている。電動機に電力を供給すると、電動機のロータと同軸に固定された駆動軸が回転する。駆動軸の一端は、圧縮機構に係合しており圧縮機構に動力を伝達する。そして、圧縮機構は、低圧のガス冷媒を吸入し、吸入したガス冷媒を圧縮して吐出する。
【0014】
本実施形態では、図1に示すように、ケーシング(2)の外面側であって、その上下方向のほぼ中心付近に端子箱(20)が取り付けられている。図2又は図3に示すように、この端子箱(20)は、ほぼ長方形状の箱体であって、ベース部(201)と上蓋(202)からなる。ベース部(201)は、給電用のターミナル(3)の周囲を取り囲うようにケーシング(2)に溶接などで固定されおり、その開口側から上蓋(202)がはめ込まれる。
【0015】
この端子箱(20)には、その長手方向に直交する壁面の一方にリード線(8)の取出し口(14)が形成されている。この取出し口(14)は、前記ベース部(201)と上蓋(202)の一側面にそれぞれ半円状に形成された切欠部が合わさって形成されている。本実施形態では、端子箱(20)の長手方向が前記ケーシング(2)の上下方向に合致し、且つリード線(8)の取出し口(14)が下向きに開口するように固定される。
【0016】
本実施形態に係るコネクタ(1)は、端子箱(20)の上蓋(202)を外した状態でターミナル(3)に係止される。そして、上蓋(202)をベース部(201)にはめ込み、本体部(5)に接続された各リード線(8)を束ねて取出し口(14)から引き出すように構成される。
【0017】
次にコネクタ(1)が係合するターミナル(3)について説明する。図3に示すように、ターミナル(3)は基部(15)を有し、この基部(15)がケーシング(2)に形成された孔にはめ込まれた状態で溶接により固定される。基部(15)には、3本の端子ピン(21)が設けられている。これら端子ピン(21)は、同一ピッチ円上に120°間隔で配置され、それぞれが基部(15)を貫通している。また、各端子ピン(21)は、ガラス製の絶縁材(16)を介して基部(15)に固定されている。
【0018】
ターミナル(3)の各端子ピン(21)は、図示はしないが、ケーシング(2)の内側の端部が電動機に接続されている。また、各端子ピン(21)には、ケーシング(2)の外側の端部に端子片(4)が1つずつ取り付けられている。各端子片(4)は、真鍮など金属製の細い板状の部材であって、その先端部にはボルト孔(17)が形成されている。3つの端子片(4)は、端子ピン(21)のピッチ円中心を向く姿勢で、互いに向かい合うように設けられている。
【0019】
図2に示すように、これら各端子片(4)は、前記端子箱(20)の長手方向の中心線に対し左右非対称に配置される。そのため、端子箱(20)の取出し口(14)から各端子片(4)までの距離は、それぞれ異なる。
【0020】
図3に示すように、本実施形態に係るコネクタ(1)は、圧縮機のターミナル(3)に突設された3枚の端子片(4)に係合する本体部(5)を有する。
【0021】
図4の(a)に示すようにコネクタ(1)の本体部(5)のほぼ中心領域には、ターミナル(3)の端子片(4)を挿入するためのスリット(6)が3本形成されている。
【0022】
図4の(b)に示すように、これら各スリット(6)から本体部(5)の外側に向かって、端子片(4)の挿入方向と直行する方向に溝状の端子片接続部(7)が形成されている。これら各端子片接続部(7)の外側よりには、端子片(4)とリード線(8)の端部(9)に止着されたタップ(11)とを接触状態で締結するためのナット(10)が埋設されている。各端子片接続部(7)の端部からそれぞれ所定の角度で案内溝(12)が、本体部(5)の側面部に達するように形成されている。
【0023】
図4の(c)に示すように、本体部(5)の裏面には、前記各スリット(6)の外側に隣接する端子ピン挿入孔(22)が形成されている。
【0024】
図2に示すように、本実施形態における各案内溝(12)が端子片接続部(7)となす角度は、それぞれ異なる。具体的に、コネクタ(1)がターミナル(3)に取り付けられた状態で、端子箱(20)のリード線の取出し口(14)にもっとも近接する第1端子片(41)の案内溝(121)は約120°、次に近接する第2端子(42)の案内溝(122)は約90°、取出し口から最も離れている第3端子片(43)の案内溝(123)は約60°の角度をなしている。
【0025】
このように構成されることにより、第1端子片(41)の案内溝(121)と第2端子片(42)の案内溝(122)は、前記端子箱(20)に形成された取出し口(14)に向かって延びることとなる。
【0026】
これら案内溝(12)には、リード線(8)の端部(9)がはまり込むように収納される。 各リード線(8)の端部(9)には、タップ(11)が止着されている。各タップ(11)にはボルト孔(18)が形成されている。
【0027】
次に、本実施形態に係るコネクタ(1)の係止方法について説明する。
【0028】
図5に示すように、コネクタ(1)の本体部(5)に形成されたスリット(6)には、前記ターミナル(3)の端子片(4)が本体部(5)の背面側から挿通される。また、端子ピン挿入孔(22)には、端子ピン(21)が挿入される。その際、コネクタ(1)の本体部(5)の背面がターミナル(3)の基部(15)の上面に当接するまで押し込んでおく。
【0029】
この状態で、図5に示すように、端子片(4)を端子片接続部(7)に向けて直角に折り曲げる。この状態で本体部(5)の上面に形成された各案内溝(12)内にリード線(8)の端部(9)を挟み込むように収納し、端子片(4)の上面にリード線のタップ(11)の端部を重ねる。そして、図5に示すように、リード線(8)のタップ(11)に形成されたボルト孔(18)の中心が、本体部(5)の端子片接続部(7)に埋設されたナット(10)の中心に合致するように配置する。
【0030】
このように、端子片(4)に形成されたボルト孔(17)の中心とタップ(11)のボルト孔(18)の中心が、前記ナット(10)の中心に合致するように端子片(4)とタップ(11)を当接させる。そして、ボルト(19)を端子片(4)のボルト孔(17)及びタップ(11)のボルト孔(18)に通し、前記ナット(10)に螺着する。
【0031】
同様に、他の2枚の端子片(4)とリード線(8)のタップ(11)を本体部(5)の端子片接続部(7)にボルト(19)で螺着する。このように、3枚の端子片(4)は、本体部(5)の端子片接続部(7)に、リード線(8)のタップ(11)とともに螺着される。そして、リード線(8)はコネクタ(1)を介してターミナル(3)に接続される。
【0032】
前記端子片接続部(7)に螺着された各リード線(8)は、取出し口(14)を通って外部電源に接続される。ここで、各端子片(4)から取出し口(14)までの距離が相違するため、各端子片接続部(7)から取出し口(14)までのリード線(8)の長さも相違する。
【0033】
図2に示すように、本実施形態に係るコネクタ(1)が、ターミナル(3)に係止されることにより、前記端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した前記第1端子片(41)に接続される第1リード線(81)は、その端部(9)がはまり込む第1案内溝(121)に案内され、概ね真っ直ぐに取出し口(14)に向かう方向へ伸長される。
【0034】
また、前記第1端子片(41)の次に前記取出し口(14)に近接した第2端子片(42)に接続される第2リード線(82)は、その端部(9)がはまり込む第2案内溝(122)に案内されて、概ね真っ直ぐに前記取出し口(14)に向かう方向へ伸長される。
【0035】
さらに、前記取出し口(14)から最も離れて位置する第3端子片(43)に接続される第3リード線(83)は、その端部(9)がはまり込む第3案内溝(123)に案内されて、第1端子片(41)の端子片接続部を迂回して取出し口(14)に向かうように伸長される。
【0036】
従って、各リード線(81,82,83)は、ほとんど蛇行することなく取出し口(14)に向かって伸長される。つまり、リード線(81,82,83)は、きつく屈曲されることなく取出し口(14)へ案内される。そのため、各リード線同士が干渉し合ったり、リード線の蛇行部分が端子箱(20)の内壁面に接触したりすることもない。
【0037】
【発明の効果】
請求項1の発明では、少なくとも端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した端子片(4)に接続されるリード線(8)の端部(9)がはまり込む案内溝(12)が端子箱(20)の取出し口(14)に向かって概ね真っ直ぐに伸長している。このため、誤結線防止のためにリード線(8)の長さを相違させた場合でも、最も短いリード線(8)をさほど屈曲させずに取出し口(14)へ案内できる。
【0038】
従って、最も短いリード線が取出し口(14)付近で他のリード線と互いに干渉したり、ターミナル及びコネクタを覆う端子箱(20)の内壁面と接触したりすることも軽減できる。そのため、リード線の摩耗による短絡や断線を防止することができる結果、コネクタの信頼性を向上させることができる。
【0039】
請求項2の発明では、第1リード線(81)の端部(9)がはまり込む第1案内溝(121)と、第2リード線(82)の端部(9)がはまり込む第2案内溝(122)が端子箱(20)の取出し口(14)に向かって概ね真っ直ぐに伸長している。このため、長さの異なる3本のリード線の内、最も短い第1リード線(81)と次に短い第2リード線(82)をさほど屈曲させずに取出し口(14)へ案内できる。
【0040】
従って、3本のリード線が互いに干渉したり、各リード線が端子箱(20)の内壁面と接触したりすることも軽減できる。そのため、リード線の摩擦による短絡や断線を防止できる結果、コネクタの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るコネクタを使用した圧縮機の外観図である。
【図2】実施形態に係るコネクタの平面図である。
【図3】実施形態に係るコネクタの使用状態を示す見取り図である。
【図4】実施形態に係るコネクタの本体部の平面図、A−A線断面図、及び背面図である。
【図5】実施形態に係るコネクタの係止状態を示す断面図である。
【図6】従来のコネクタの平面図である。
【図7】従来のコネクタの平面図である。
【符号の説明】
(1) コネクタ
(4) 端子片
(5) 本体部
(8) リード線
(12) 案内溝

Claims (2)

  1. 略長方形状の端子箱(20)に収納される給電用のターミナル(3)に複数設けられた端子片(4)のそれぞれにリード線(8)を一本ずつ接続するためのコネクタ(1)であって、
    前記端子箱(20)の長手方向に直交する壁面の一方に形成されたリード線(8)の取出し口(14)からの距離が相違するように突設された前記端子片(4)の全てと係合する本体部(5)と、
    前記本体部(5)に複数形成されてリード線(8)の端部(9)がはまり込む案内溝(12)とを備えるとともに、
    少なくとも前記端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した端子片(4)に接続されるリード線(8)の端部(9)がはまり込む案内溝(12)は、前記端子箱(20)の取出し口(14)に概ね真っ直ぐに向かう方向へ伸長され、
    前記各端子片(4)は、同一ピッチ円上に配置されたターミナル(3)の各端子ピン(21)に1つずつ取り付けられて、端子ピン(21)のピッチ円中心から外側に向かって設けられ、さらに端子箱(20)の長手方向の中心線に対して左右非対称に配置されているコネクタ。
  2. 略長方形状の端子箱(20)に収納される給電用のターミナル(3)に設けられた第1端子片(41)、第2端子片(42)及び第3端子片(43)のそれぞれにリード線(81,82,83)を一本ずつ接続するためのコネクタ(1)であって、
    前記端子箱(20)の長手方向に直交する壁面の一方に形成されたリード線(8)の取出し口(14)からの距離が相違するように突設された前記端子片(41,42,43)の全てと係合する本体部(5)と、
    前記本体部(5)に3箇所形成されてリード線(81,82,83)の端部(9)がそれぞれはまり込む案内溝(121,122,123)とを備えるとともに、
    前記端子箱(20)の取出し口(14)に最も近接した第1端子片(41)に接続される第1リード線(81)の端部(9)がはまり込む第1案内溝(121)、及び前記第1端子片(41)の次に前記取出し口(14)に近接した第2端子片(42)に接続される第2リード線(82)の端部(9)がはまり込む第2案内溝(122)は、前記取出し口(14)に概ね真っ直ぐに向かう方向へ伸長され、
    前記各端子片(41,42,43)は、同一ピッチ円上に配置されたターミナル(3)の各端子ピン(21)に1つずつ取り付けられて、端子ピン(21)のピッチ円中心から外側に向かって設けられ、さらに端子箱(20)の長手方向の中心線に対して左右非対称に配置されているコネクタ。
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