JP3774718B2 - 電動ミキサー - Google Patents

電動ミキサー Download PDF

Info

Publication number
JP3774718B2
JP3774718B2 JP2003422385A JP2003422385A JP3774718B2 JP 3774718 B2 JP3774718 B2 JP 3774718B2 JP 2003422385 A JP2003422385 A JP 2003422385A JP 2003422385 A JP2003422385 A JP 2003422385A JP 3774718 B2 JP3774718 B2 JP 3774718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
crushed
container body
bearing
bearing housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003422385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005177127A (ja
Inventor
栄蔵 下村
Original Assignee
下村工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 下村工業株式会社 filed Critical 下村工業株式会社
Priority to JP2003422385A priority Critical patent/JP3774718B2/ja
Publication of JP2005177127A publication Critical patent/JP2005177127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3774718B2 publication Critical patent/JP3774718B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

本発明は、主として食品の粉砕に使用する電動ミキサーに関するものである。
食品を回転刃で細かく粉砕する電動ミキサーは従前より種々の形式のものが知られている。本発明は特に駆動モータを内装し、回転駆動される出力コネクタを突設した本体と、前記出力コネクタと噛合する受動コネクタを下方に突設した容器部の内底に、受動コネクタと連結された回転刃を設けた破砕体と、前記破砕体に被冠装着される蓋容器体とを備えてなる構造の電動ミキサーに係るものである。
前記の電動ミキサーは、破砕対象の食品を破砕体の容器部分に収納して、蓋容器体を破砕体に装着したり、又は逆さにした蓋容器体に食品を収納して、破砕体を蓋容器体に装着して食品の封入し、この状態で本体の出力コネクタと破砕体の受動コネクタとの噛合による回転刃の回転駆動によって、食品の破砕を行うものである。
ところで、破砕体における受動コネクタと回転刃とを連結する回転軸は、破砕体の底面部分の軸受で支持されている。この軸受構造においては、従前より放熱構造を付設しているものである。
例えば実公昭62−7238号公報(特許文献1)には、高速回転のために油を含浸させたオイルレスベアリングを使用しても、油が摩擦熱によって粘度が低下して流出してしまうと油切れによる焼付けを起こす危険があるとして、前記オイルレスベアリング(軸受)に放熱部材を付設することが開示されている。
また実公平7−40353号公報(特許文献2)には、回転軸に破砕体底面に設けた軸受とは別に、破砕体の下方に軸受を備えた放熱板を設け、回転軸自体の温度上昇を防止する構成が開示されている。
実公昭62−7238号公報。 実公平7−40353号公報。
前記の通り電動ミキサーにおいては、破砕体に必ず軸受を備える必要があり、且つ回転軸の高速回転による摩擦熱の解消が必要であるため放熱構造を採用している。
しかし放熱板の組み込みは製造工程を増大させ、製造能率を低下させる。特に特許文献2に記載されている構造は、上下二段の軸受を備えることになり、より以上製造の煩雑さが増すものである。
更に放熱板を設けることは、放熱板の回転抵抗が回転軸に加わることになり、粉砕効率も下げてしまう。
そこで本発明は、放熱板を備える必要がない新規な電動ミキサーを提案したものである。
本発明(請求項1)は、駆動モータを内装し、回転駆動される出力コネクタを突設した本体と、前記出力コネクタと噛合する受動コネクタを下方に突設した容器部分の内底に、受動コネクタと連結された回転刃を設けた破砕体と、前記破砕体に被冠装着される蓋容器体とを備えてなる電動ミキサーにおいて、筒状のシールドボールベアリング軸受体に回転軸を挿着すると共に、軸受体の上下にメカニカルシール部を付設して回転軸を突出せしめて形成した回転軸部を、破砕体の底部に配置して、受動コネクタと回転刃とを連結してなることを特徴とするものである。
従って回転軸部を粉砕体に組み込み、ボールベアリングを採用した軸受構造によって軸受部分の摩擦抵抗を極端に低減したことで、回転軸の高速回転による摩擦熱の発生量を抑え、放熱板を不要としたものである。しかも当該軸受体はメカニカルシール部で密封されているので、破砕された食品粉の浸入が防止される。
また本発明(請求項2)は、前記構成において、特に破砕体を容器形状の上部容器体部と下部軸受収納体部とで構成し、上部容器体部の底部中心に回転軸部の上端部が嵌合する軸孔を穿設し、下部軸受収納体部は、上部を開口し底面に回転軸部の下端部が嵌合する軸孔を穿設した軸受収納部を設け、回転軸部を前記軸受収納部に収納して、回転軸部の回転軸を上部容器体部に突出せしめて上部容器体部と下部軸受収納体部とを連結してなるものである。
従って回転軸部を下部軸受収納体部に組み込んで、下部軸受収納体部を上部容器体部にネジ止めなどの手段で連結すると回転軸部が組み込まれる。
本発明(請求項1)は以上のとおり電動ミキサーにおいて、粉砕体に設けられる回転軸部分に、ボールベアリング軸受体を備え、且つ軸受体を密封した回転軸部を採用したもので、放熱板を不要として、組立工程を簡素化すると共に放熱板採用による機器効率の低下を無くしたものである。
また本発明(請求項2)は、破砕体を容器形状の上部容器体部と下部軸受収納体部とで構成して、両部材の組立時に回転軸部を一緒に組み込むことができ、製造の簡素化が図られたものである。
次に本発明の実施の形態について説明する。実施形態に示した電動ミキサーは、本体1と、破砕体2と蓋容器体3で構成される。
本体1は、所定のケース11内に駆動モータ12を内装し、上部に破砕体2の収納空間13を備え、収納空間13内に出力コネクタ14とクッション台部15を設け、前記駆動モータ12の動作を制御するスイッチ操作部16を設けてなるものである。
駆動モータ12は、前記スイッチ操作部16のマイクロスイッチ161を介して電源コード121と接続され、出力軸(回転軸)には出力コネクタ14が軸装されているものである。
収納空間13は、駆動モータ12の上方に形成され、周壁部131の内周面に、溝に形成された縦ガイド部132が形成されている。
また前記収納空間13内の中央底部には、上面が嵌合用山形形状に形成された出力コネクタ14が突設されており、前記出力コネクタ14を囲繞するようにクッション台部15が設けられている。
クッション台部15は、リング状の台座部151と、伸縮自在に設けた脚部152と、脚部152に付設して、台部151を上方に付勢してなる発条153で形成され、台座部151の上下移動の範囲は、後述する破砕体2を台座部151に単に載置した状態で、スイッチ操作部16の動作がなされず、また破砕体2を下圧して出力コネクタ14と受動コネクタ24が完全に噛合した際に、スイッチ操作部16が動作する下方位置となるようにしたものである。
スイッチ操作部16は、駆動モータ12の電源のオンオフをなすマイクロスイッチ161と、このマイクロスイッチ161を動作させる操作縦杆(棒状部材)162で構成され、操作縦杆162は所定の位置で上下動可能にケースに組み込まれたもので、その先端を、収納空間内13の周壁の上端面に設けた開口部163に臨ませると共に、非突出状態で配置してなる。この開口部163を形成した周壁部131の頂部は僅かに凹ませて形成する。
破砕体2は、上部容器体部21と、下部軸受収納体部22と、回転軸部23と、受動コネクタ24と、回転刃25とを備えてなる。
上部容器体部21は、前記収納空間13に収納される外径の容器形状で、外周面に縦ガイド部132と対応するガイド部(突部)211を設け、内周面にはネジ溝212を周設し、内周面直下にパッキン213を装着し、更に底面中央に回転軸部23の軸孔を穿設してなる。
下部軸受収納体部22は、前記上部容器体部21の下方にネジなどで装着されるもので、中央部分に、上部を開口し底面に回転軸部23の下端部が嵌合する軸孔を穿設した筒状の軸受収納部221を設けたものである。
回転軸部23は、既存の筒状シールドボールベアリング軸受体(上下二段のボールベアリング軸受をカール筒で連結し、上下端を被覆して内部グリースの漏出を防止している構造)231に、回転軸232を挿着すると共に、前記軸受体231の上下にメカニカルシール部(ゴム質シールを金属薄板で被覆している)233を付設して、前記回転軸232を上下に突出せしめてなるものである。また突出した回転軸232にはネジを刻設してなる。
そして回転軸部23を下部軸受収納体部22の軸受収納部221に収納し、下部軸受収納体部22を上部容器体部21にネジ止めなどの手段で連結する。更に下部軸受収納体部22の下方に突出した回転軸232に、出力コネクタ14と噛合う形状の受動コネクタ24を装着し、上部容器体部21の底面に突出した回転軸232に回転刃25を装着すると破砕体2が組上げられるものである。
蓋容器体3は、透明容器体部31とリング体部32とで構成され、透明容器体部31はドーム形状で、下方外周に上部容器体部21のネジ溝212と螺合するネジ溝311を周設したものであり、また下方外周適宜位置に、リング体部32を装着する凹溝312を形成してなる。
リング体部32は、本体1の周壁部131と対応する外径で、頂部を内方に折曲した形状として凹溝312に嵌合して、透明容器体部31の下方に帯状に配置され、任意に回動できるように装着してなるもので、特に開口部163を形成した周壁部131の頂面の凹みと対応した形状とし、且つ当該箇所に開口部163に浸入可能な突部(作用部)321を設けたものである。
而して前記の電動ミキサーは、本体1と破砕体2と蓋容器体3の3個の部材で構成されるもので、その使用状態に関して次に説明する。
破砕対象となる食品は、少量の場合には破砕体2の上部容器体部21に収納して蓋容器体3を螺合装着することができ、また大目の食品の場合には、逆さにした蓋容器体3内に入れ、その後破砕体2を螺合装着して、食品を一体化した破砕体2と蓋容器体3の内方に収納する。
特に破砕体2と蓋容器体3は螺合装着されるので、従前機器のような嵌合手段で連結しているものに比較して使用時に離脱することがない。
そして破砕対象を収納した破砕体2及び蓋容器体3(以下一体化した両者を「収納体」という)を手で持ち、破砕体2を収納空間13に縦ガイド部132とガイド部211を嵌合させて差し入れる。この際にリング体部32を回動操作して周壁部131の凹み箇所と突部321の箇所を対応させる。
単に収納体の破砕体2を収納空間13に収納したのみでは、下部軸受体収納部22がクッション台部15に載置された状態で、且つ出力コネクタ14と受動コネクタ24は完全に噛合った状態ではなく、少し離れた状態となる。
そこで収納体の蓋容器体3を下方に押圧すると、収納体は僅かに下方に移動し、出力コネクタ14と受動コネクタ24とが完全に噛合い、同時に突部321が開口部163から侵入して操作縦杆162を下方に押し下げ、マイクロスイッチ161を動作させ、駆動モータ12に通電されて、回転刃25を回転駆動し、収納食品の粉砕を行うものである。
特に前記の破砕作動において、回転反力は縦ガイド部132とガイド部211との嵌合で抑えられと共に、従前機器のように放熱板を備えておらず、放熱板による回転振動などが発生する余地が無いので、効率的な破砕がなされる。
そして所望時間(破砕時間)収納体を軽く下圧して、充分な食品破砕を行い、加圧を開放すると、クッション台部15の付勢力で収納体が押し上げられ、突部321によるスイッチオン状態が解除され、駆動モータ12が停止する。
そこで収納体を取出し、逆さ状態で破砕体2を蓋容器体3から外すと、粉砕食品が蓋容器体3内に収まっており、後はこの粉砕食品を適宜な食器に移し変えたり、直接調理に供するようにするものである。
本発明の実施形態の全体斜視図。 同本体の説明図(一部切断した正面図)。 同破砕体の説明図(一部切断した正面図)。 同回転軸部の組み込み状態の説明図 同蓋容器体の説明図(一部切断した正面図)。 同スイッチ動作の説明図。
符号の説明
1 本体
11 ケース
12 駆動モータ
13 収納空間
131 周壁部
132 縦ガイド部
14 出力コネクタ
15 クッション台部
151 台座部
152 脚部
153 発条
16 スイッチ操作部
161 マイクロスイッチ
162 操作縦杆(棒状部材)
163 開口部
2 破砕体
21 上部容器体部
211 ガイド部(突部)
212 ネジ溝
213 パッキン
22 下部軸受収納体部
221 軸受収納部
23 回転軸部
231 軸受体
232 回転軸
233 メカニカルシール部
24 受動コネクタ
25 回転刃
3 蓋容器体
31 透明容器体部
311 ネジ溝
312 凹溝
32 リング体部
321 突部(作用部)

Claims (2)

  1. 駆動モータを内装し、回転駆動される出力コネクタを突設した本体と、前記出力コネクタと噛合する受動コネクタを下方に突設した容器部分の内底に、受動コネクタと連結された回転刃を設けた破砕体と、前記破砕体に被冠装着される蓋容器体とを備えてなる電動ミキサーにおいて、
    筒状のシールドボールベアリング軸受体に回転軸を挿着すると共に、軸受体の上下にメカニカルシール部を付設して回転軸を突出せしめて形成した回転軸部を、破砕体の底部に配置して、受動コネクタと回転刃とを連結してなることを特徴とする電動ミキサー。
  2. 破砕体を容器形状の上部容器体部と下部軸受収納体部とで構成し、上部容器体部の底部中心に回転軸部の上端部が嵌合する軸孔を穿設し、下部軸受収納体部は、上部を開口し底面に回転軸部の下端部が嵌合する軸孔を穿設した軸受収納部を設け、回転軸部を前記軸受収納部に収納して、回転軸部の回転軸を上部容器体部に突出せしめて上部容器体部と下部軸受収納体部とを連結してなる請求項1記載の電動ミキサー。
JP2003422385A 2003-12-19 2003-12-19 電動ミキサー Expired - Fee Related JP3774718B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422385A JP3774718B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 電動ミキサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422385A JP3774718B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 電動ミキサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005177127A JP2005177127A (ja) 2005-07-07
JP3774718B2 true JP3774718B2 (ja) 2006-05-17

Family

ID=34783279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003422385A Expired - Fee Related JP3774718B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 電動ミキサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3774718B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5698610B2 (ja) * 2011-06-07 2015-04-08 株式会社泉精器製作所 電動ミキサ
JP5273417B2 (ja) * 2012-01-26 2013-08-28 株式会社エフ・エム・アイ ミキサー食製造機
UA118358C2 (uk) * 2013-10-07 2019-01-10 КАПБРАН ХОЛДІНГЗ, ЕлЕлСі Блендер
CN108652407A (zh) * 2018-06-13 2018-10-16 深圳市凝锐电子科技有限公司 一种分离式榨汁机
CN114680675B (zh) * 2020-12-28 2024-02-27 广东美的生活电器制造有限公司 食物处理机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005177127A (ja) 2005-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5698610B2 (ja) 電動ミキサ
JP3204374U (ja) 空気ポンプ
KR101483519B1 (ko) 밀폐형 왕복동 압축기
JP3774718B2 (ja) 電動ミキサー
US20080069714A1 (en) Compressor having counter-weight cup
JP2020197220A (ja) 電動エアポンプ
CN103930005A (zh) 包括压榨螺杆的烹饪制备家电设备
CN205849333U (zh) 料理机
US20200282482A1 (en) Reciprocating tool
JP3774717B2 (ja) 電動ミキサー
KR200485788Y1 (ko) 부압 저장 용기
CN215190968U (zh) 一种液体加热容器的容器盖及液体加热容器
CN220713725U (zh) 高效散热型料理机
KR20140056016A (ko) 축 방향으로 유도되는 압착용 나사를 포함하는 조리용 가전 기기
JP2009004239A (ja) 回転灯装置
GB2253512A (en) Cap for relieving explosive gases from casing of battery powered sealed electrical device
US20050230229A1 (en) Indexing mechanism
CN109691910B (zh) 磁盘、搅拌刀具组件及食物料理机
CN213757944U (zh) 搅拌机的杯组件及搅拌机
CN215256929U (zh) 一种摇头壁扇
CN220370218U (zh) 可加速散香的香薰装置
CN110761967A (zh) 压缩机
CN215907675U (zh) 驱动装置和具有其的空气调节设备
CN2899656Y (zh) 自动电压力锅
CN212839655U (zh) 一种新颖电动阀控制器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees