JP3771850B2 - サービス・ディスカバリを実行する方法、ネットワーク装置、及びコンピュータ・プログラム・エレメント - Google Patents

サービス・ディスカバリを実行する方法、ネットワーク装置、及びコンピュータ・プログラム・エレメント Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーベイシブ(pervasive)ワイヤレス・ネットワーク、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)仕様(文献[1]の「ブルートゥース: ケーブルなしの接続、概説」(J. Bray, F. Sturman, Bluetooth: Connect Without Cables, Overview)を参照)に従って動作するアドホック(ad-hoc)ネットワークでサービス・ディスカバリを実行する方法、ネットワーク装置、及びコンピュータ・プログラム製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーベイシブ・コンピューティングは、文献[2]の「パーベイシブ・コンピューティング環境における挨拶サービス・ディスカバリ」(Brent A. Miller, Robert A. Pascoe, Salutation Service Discovery in Pervasive Computing Environments, IBM R Pervasive Computing White Paper, February 2000)で説明されているように、クライアント・サーバ・コンピューティングから発展したネットワーク・コンピューティングの次の発達段階である。新しい情報機器及び接続タイプの出現は、ネットワーキングの新しい形式に拍車をかけている。モバイル・コンピューティング装置、例えばノートブック、移動電話、又はパームトップのユーザは、多くの場合、例えば、データを記憶、表示、印刷、又は送信するため、前記データを他の移動装置又は固定装置へ転送することを必要とする。対応するコンピューティング装置を接続するため以前に使用されたケーブルと置換するため、アドホック・ネットワーク又はパーベイシブ・ネットワークとも呼ばれる管理されない動的ネットワークをセットアップさせるネットワーキング・システム、例えばブルートゥースが作り出された。
【0003】
例えばブルートゥース・テクノロジを使用するコンピューティング装置は、アドホック・ネットワークのセットアップ、即ち、この段階では、いわゆるポイント・ツー・ポイント・ピコネットをイニシエートするか、既にセットアップされたアドホック・ネットワークにアクセスしてよい。既にセットアップされたアドホック・ネットワークは、このアクセスによって、ポイント・ツー・ポイント・ピコネットからポイント・ツー・マルチポイント・ピコネット又はスキャターネットへ拡張されてよい。現代のアドホック・ネットワークの重要な様相は、異なったサービスを提供する様々な装置がネットワークにアクセスするか、ネットワークを介してアクセスされてよいことである。移動電話又はディジタル・カメラはノートブックへワイヤレスで接続されてよく、ノートブック自身はプリンタへのリンクを確立する。装置は、アドホック・ネットワークへ瞬間的に入るか出てよい。例えば、ビルディングの中で搬送されるリモート・コントロールは、様々な装置へ順次に接続されてよい。それに続いて、これらの装置は、ユーザによって所望の動作条件へ設定されることができる。
【0004】
アドホック・ネットワークの最適構成を達成するため、装置の要件及びサービスを宣言及び通信する手段及びテクノロジが、装置へ提供されなければならない。
【0005】
電子メッセージ又は挨拶によってお互いを知る能力を、通信設定で出会う装置、アプリケーション、及びサービスへ提供することを意図するテクノロジが、例えば挨拶コンソーシアム(http://www.salutation.org/ を参照)によって開発された。一度、関連した装置が、それらの能力に関して情報を交換すると、それらの装置は、それに従って自分の相互作用を調整してよい。挨拶マネージャSLMは、これから説明されるブルートゥース・プロトコル・スタックの中に組み込まれてよい。
【0006】
図1に示され、また文献[4]の「ブルートゥース・プロトコル・アーキテクチャ」(Bluetooth Protocol Architecture)の4〜5ページに説明されるブルートゥース・プロトコル・スタックは、ブルートゥース・コア・プロトコル10を含む。これらのプロトコルは、ベースバンド及びリンク・コントローラ・プロトコル20、リンク・マネージャLM30、論理リンク及び適合化プロトコルLL2CAP40を含む。これらは、無線部分50及びホスト・コントローラ・インタフェースHCI60と一緒になって、OSI参照モデルの物理層、データ・リンク層、ネットワーク層、トランスポート層、及びセッション層に対応する(文献[1]の7ページを参照)。更に、図1には、テレフォニ制御プロトコルTCS及びケーブル置換プロトコルRFCOMM80が示される。RFCOMM80は、周知の企業標準ヘイズ・スマートモデム・コマンドに基づいて、オブジェクト交換プロトコルOBEX90、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコルWAP100、及びテレフォニ制御ATコマンド110のセットをサポートする。
【0007】
更に、ブルートゥース・コア・プロトコルは、サービス・ディスカバリ・プロトコルSDP120を含む。SDP120は、幾つかのエンドユーザ・アプリケーションをサポートするスタックを構成するために使用できる情報を検索させる。具体的には、サービス・ディスカバリ・プロトコルSDP120は、ユーザの近辺で利用可能なサービスを突き止めるために使用されることができる。利用可能なサービスを突き止めると、ユーザは、任意のサービスの使用を選択してよい。しかし、他の装置から情報を検索できるようになる前に、対応する接続が確立されなければならない。
【0008】
新しい接続を確立するため、照会及びページングの手順が使用される。図2を参照すると、ブルートゥース装置は、ページ又は照会メッセージを走査するためスタンバイ状態200からページ走査(ページ)下位状態210又は照会走査(照会)下位状態220へ変化するか、新しい接続を確立するプロセスをイニシエートするためページ状態230又は照会状態240へ変化してよい(文献[3]の98ページにあるブルートゥース・リンク・コントローラの状態図を参照)。
【0009】
図5を参照すると、ページング及び照会の手順において、装置アクセス・コードDAC及び照会アクセス・コードIACが、それぞれ使用される。ページ走査下位状態210又は照会走査下位状態220にあるユニットは、マッチング・コリレータ(matching correlator)を使用して、それぞれのアクセス・コードへ相関づけられる。
【0010】
照会手順は、どのようなユニットが範囲内にあるか、及び装置アドレス及びクロックが何であるかをユニットに発見させる。ブルートゥース・システムでは、行き先の装置アドレスがソースに未知であるアプリケーションの中で、照会手順が使用される。照会下位状態220において、ディスカバリを実行しているユニットは、連続的に照会メッセージを送信し、照会メッセージに応答する全てのユニットのブルートゥース装置アドレス及びクロックを収集する。次に、ディスカバリを実行しているユニットは、所望すれば、ページ下位状態210へ変化し、照会メッセージへ返答したユニットの任意のものに対する接続をセットアップすることができる。成功したページ試行を実行しているとき、ユニットは、マスターとして接続状態250へ入るであろう。ページ・メッセージに応答しているユニットは、スレーブとして接続状態250へ入るであろう。
【0011】
ブロードキャストされた照会メッセージは、ブルートゥース装置を照会する一般照会アクセス・コードGIACを含むか、応答すべき装置のクラスを示す専用照会アクセス・コードDIACを含んでよい。
【0012】
走査アクティビティの間の時間間隔は、典型的には2〜3秒を超えない。
【0013】
実際には、ユーザは、ブルートゥース・サポート装置、例えばノートブックを活性化し、ワード処理アプリケーションをスタートしてよい。文書をプリントアウトするためには、ノートブックはプリンタのサービスを必要とする。従って、ノートブックは、専用照会アクセス・コードDIACを含む一連の照会メッセージを出す。DIACは、必要とされる装置を指定し、最終的に、プリンタが、接続を確立するために必要な全ての情報を含む周波数ホッピング同期パケットFHSを使用して返答する(文献[3]の56ページを参照)。
【0014】
リモート装置から情報を検索するためには、説明されたアクセス手順によって接続が確立される。次に、接続されたリモート装置から利用可能なサービス、又は接続されたリモート装置を介して利用可能なサービスが、サービス・ディスカバリ・プロトコルSDP120によって突き止められる。サービス・ディスカバリ・プロトコルは、リモート装置内のサーバ・アプリケーションによって提供されるサービスを突き止めるためローカル装置内のサービス・ディスカバリ・アプリケーションによって使用されるプロトコル及び手順、並びに、これらサービスの属性を定義する。サーバは、サーバに関連づけられたサービスの特性を記述するサービス・レコードのリストを管理する。各々のサービス・レコードは、単一のサービスに関する情報を含む。図4で分かるように、サービス・レコードは、少なくともサービス・レコード・ハンドル(属性ID 0x0000)及びサービス・クラスIDリスト(属性ID 0x0001)を含む。他のサービス属性はオプションである(文献[3]、358ページの「サービス属性の定義」を参照)。
【0015】
図3は、サービス・ディスカバリ・プロフィールに含まれるブルートゥース・プロトコル及びサポート・エンティティーを示す。ローカル装置300内のサービス・ディスカバリ・ユーザ・アプリケーション310は、サービス・ディスカバリ・クライアントSDPC320とインタフェースする。それは、サービス・レコードのリストを含むデータベースDB350へ接続されたリモート装置340のサービス・ディスカバリ・サーバSDPS330へサービス照会を送り、またSDPS330からサービス照会応答を受け取るためである。サービス・ディスカバリ・エンティティーSDPは、論理リンクの接続指向トランスポート・サービスCO360及び適合化エンティティーL2CAP40を使用する。L2CAP40は、ベースバンド非同期コネクションレス・リンクACL380を使用して、究極的に、図4に示されるSDPプロトコル・データ・ユニットSDP PDU390を搬送する。
【0016】
必要なサービス情報が収集された後、ページング・プロセスによってイニシエートされた更なる接続が、リモート装置340に対してセットアップされることができる。アプリケーション310は、その要求を、ホスト・コントローラ・インタフェースHCI60を介してリンク・マネージャLM30へ送る。LM30は、要求された接続をセットアップする(文献[1]の13〜16ページを参照)。
【0017】
これまで詳細に説明したように、照会アクセス・コードによってリモート装置340にアクセスし、その後でリモート装置340から情報を検索するプロセスは、かなり長い時間で実行される多数のステップを含む。誤りのない環境では、照会メッセージに続いて、リモート装置340から全ての応答を受け取るには、10秒を必要とするかも知れない。接続250をセットアップし、サービス・ディスカバリ手順によって情報を検索することは、同じように時間を必要とする。
【0018】
一般照会アクセス・コードGIACの代わりに、応答すべき装置のクラスを示す専用照会アクセス・コードDIACを使用することは、時間を節約することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アドホック・ネットワークの中で関与するサービス及び装置の数は、著しく増加すると予想されるから、サービス・ディスカバリに必要な時間は、発見されたサービスを実際に使用するために残された時間と比較して相対的に大きくなる。更に、重要な注意点として、装置は、短い時間間隔の中でアドホック・ネットワークに入出しているが、利用可能なサービスの使用を必要とするかも知れない。従って、更新された利用可能サービスのリストを維持することは、連続的に実行されるプロセスである。更に、そのようなネットワーク内の通信トラフィックは、多くの場合、バースト的であり、従って管理タスク、例えばサービス・ディスカバリの時間は、或る時間間隔に厳しく制限されるかも知れない。なぜなら、通信に関与している装置は、低い優先順位でサービス・ディスカバリ手順を実行しているからである。
【0020】
サービス情報へのアクセスを容易にするため、全ての利用可能なサービス情報を収集する装置をネットワークの中で確立し、次に他の装置によって前記サービス情報を検索できるようにすることが提案された。しかし、これは静的エレメントを動的ネットワークの中へ導入する。静的エレメントは動的ネットワークへ良好に適合しない。パーベイシブ・ネットワークの中で使用される前述したサービス・ディスカバリ手順を改善する方法、ネットワーク装置、及びコンピュータ・プログラム製品を提供することが望まれるであろう。更に、通信チャネルの能力を実質的に占有することなく、パーベイシブ・ネットワーク又はアドホック・ネットワークの装置へサービス情報を転送することが望ましいであろう。更に、ネットワークへ接続された装置から同じサービス情報を何度もダウンロードするのを避けることが望ましいであろう。更に、ブルートゥース標準に従って動作しているシステムで本発明の実行を指定することが望ましいであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明に従えば、今や、ネットワーク装置、リモート装置、及び他の装置を含む複数の装置を含むパーベイシブ・ワイヤレス・ネットワークでサービス・ディスカバリを実行する方法が提供される。この方法は、ネットワーク装置によって、リモート装置への接続を確立する情報を得るためリモート装置にアクセスし、リモート装置への接続を確立し、リモート装置への接続を構成してサービスを利用するためリモート装置によって提供されるサービスに関連した情報を検索する。この方法の特徴は、ネットワーク装置が、検索された情報を他のネットワーク装置へ転送し、他の装置が、受け取られた情報に基づいてパーベイシブ・ネットワークに接続された複数の装置から利用可能なサービスのリストを更新することである。
【0022】
方法は、好ましくは、マスターとして働くネットワーク装置によって受け取られたサービス情報を、スレーブとして働く接続されたネットワーク装置へ転送し、スレーブとして働くネットワーク装置によって受け取られたサービス情報を、マスターとして働く接続されたネットワーク装置へ転送することを含む。
【0023】
方法は、キャリヤ上のトラフィックをセンスすることを含んでよく、サービス情報の転送は、アイドル時間の間に実行される。更に、方法は、制御チャネルを介してサービス情報を転送することを含んでよい。更に、方法は、ブルートゥース標準に従って動作しているパーベイシブ・ネットワークの中で、ユーザ・データが送られないとき制御目的のために活性化されているデフォルトのパケット・タイプを介してサービス情報を転送することを含んでよい。本発明の好ましい実施形態において、方法は、ブルートゥース標準に従って動作しているパーベイシブ・ネットワークの中で、定義されていないパケット・タイプを介してサービス情報を転送することを含んでよい。本発明の特に好ましい実施形態において、方法は、転送されるべきサービス情報を、パケットのペイロードの中へパックし、接続されたネットワーク装置へ引き渡すことを含む。
【0024】
他の局面から本発明を見ると、今や、パーベイシブ・ワイヤレス・ネットワークの中でサービス・ディスカバリを実行するワイヤレス・ネットワーク装置が提供される。この装置は、ネットワークを介してリモート装置へ接続するセットアップ情報を得るためリモート装置へアクセスする手段と、リモート装置への接続を確立してリモート装置によって提供されるサービスに関連した情報を検索する手段と、検索された情報は、発見されたサービスを使用する前にリモート装置への接続を構成するためのものであることとを備えている。前記ワイヤレス・ネットワーク装置の特徴は、検索されたサービス情報を、ネットワークを介して他の装置へ転送し、他の装置が、ネットワークへ接続された装置から利用可能なサービスの記憶されたリストを容易に更新できるようにするサービス・ディスカバリ・プロトコルを含むことである。
【0025】
ネットワーク装置は、好ましくは、キャリヤ上のトラフィックをセンスし、アイドル時間の間にサービス情報を転送する手段を含む。ネットワーク装置は、制御チャネルを介してサービス情報を転送する手段を含んでよい。本発明の好ましい実施形態において、ネットワーク装置は、サービス情報をパケットのペイロードの中へパックして、接続された装置へ前記パケットを引き渡す手段を含む。
【0026】
更に他の局面から本発明を見ると、今や、コンピュータ・プログラム・コード手段を含むコンピュータ・プログラム・エレメントが提供される。このコンピュータ・プログラム・エレメントは、データ通信ネットワーク装置のプロセッサの中にロードされたとき、プロセッサを構成して、パーベイシブ・ワイヤレス・ネットワークの中で前述したようにサービス・ディスカバリを実行する方法を実行する。
【0027】
これは、パーベイシブ・ネットワークの中で使用されるサービス・ディスカバリ手順を有利に改善する。更に、これは通信チャネルの能力を実質的に占有することなく、パーベイシブ・ネットワーク又はアドホック・ネットワークにおける装置の間で、発見されたサービス情報の転送を可能にする。更に、これは、ネットワーク装置からそれぞれのサーバへ同じサービス情報を何度もダウンロードすることを防止し、それによってパーベイシブ・ネットワークのパフォーマンスを最適化する。更に、サービス情報は、受信している装置によって連鎖反応的に分散される。本発明は、排他的にではなく、特にブルートゥース標準に従って動作しているシステムに適している。
【0028】
本発明の好ましい実施形態において、パーベイシブ・ネットワークの中で接続を構成する時間は著しく減少し、接続されたネットワーク装置によって提供される全てのサービスの利用可能性は短い時間で確立される。従って、本発明に従ったネットワーク装置、例えば、1つの室から他の室へ持ち運ばれるリモート・コントロールは、必要なサービス情報を迅速に受け取る。
【0029】
キャリヤ上のトラフィックは、多くの場合、バーストとして現れるので、キャリヤは好ましい実施形態でセンスされ、サービス情報はアイドル時間でのみ公開される。
【0030】
ブルートゥース標準に従って動作するパーベイシブ・ネットワークにおいて、サービス情報は、好ましくは、デフォルトのパケット・タイプ、例えば、ユーザ・データが送られないとき制御目的のために活性化されているNULL及び、又はPOLLによって公開される。代替のパケットとして、例えば1100又は1101のようなタイプ・コードを有するタイプが使用されるが、これらは適用される標準で、まだ定義されていない。サービス情報は、好ましくは、接続されたネットワーク装置へ引き渡されるパケットのペイロードの中へパックされる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1は、ブルートゥース・コア・プロトコル10を含むブルートゥース・プロトコル・スタックを示す。ブルートゥース・コア・プロトコルは、無線部分50、ベースバンド及びリンク・コントローラ・プロトコル20、リンク・マネージャLM30、論理リンク及び適合化プロトコルL2CAP40、サービス・ディスカバリ・プロトコルSDP120を含む。ホスト・コントローラ・インタフェースHCI60は、文献[3]の524〜525ページで示されるように、ホストをブルートゥース・システム・エンティティーへ接続する。
【0032】
前述したように、図1は、更にテレフォニ制御プロトコルTCS70及びケーブル置換プロトコルRFCOMM80を示す。RFCOMM80は、オブジェクト交換プロトコルOBEX90、ワイヤレス・アプリケーション・プロトコルWAP100、及びアプリケーション130がブルートゥース・ネットワークにアクセスする手段であるテレフォニ制御ATコマンド110のセットをサポートする。
【0033】
パーベイシブ・ネットワーク又はアドホック・ネットワーク、例えばブルートゥース標準に従って動作しているネットワークは、異なったサービスを提供する様々な装置へのアクセスを提供する。これらのネットワークは、ネットワークへ接続されたサーバからサービス情報を検索させるサービス・ディスカバリ又は挨拶プロトコルを実行する。前記サービス情報は、幾つかのエンドユーザ・アプリケーションをサポートするスタックを構成するために使用されることができる。
【0034】
図2は、照会状態240を含むブルートゥース・リンク・コントローラの状態図を示す。照会状態240は、スタンバイ状態200又は接続状態250から入ってよい。照会状態240において、ブルートゥース装置は照会メッセージをブロードキャストし、紹介メッセージは、照会走査状態220にあるブルートゥース装置によってセンスされる。一般又は専用の照会アクセス・コードGIAC又はDIACを含む照会メッセージを受け取ると、リモート・ネットワーク装置は、周波数ホッピング同期化パケットFHSを使用して返答してよい。FHSは接続を確立するために必要な全ての情報を含む。従って、ブルートゥース装置は、リモート装置への接続250を確立するため、照会状態240からページ状態230へ変化してよい。リモート装置は、ページ走査状態210へ入るときページ・メッセージを受け取り、スレーブとして通信に関与する。
【0035】
図3を参照すると、ローカル装置300は、前述したようにしてリモート装置340へ接続される。ローカル装置300のサービス・ディスカバリ・エンティティーSDPC320は、必要なサービス情報を検索するためリモート装置340のサービス・ディスカバリ・エンティティーSDPS330へクライアントとして接続される。
【0036】
前述した照会、セットアップ、及びサービス・ディスカバリの手順は、図4に詳細に示される。照会トランザクション及びページ・トランザクションの後、クライアントCL400のリンク・マネージャLM30は、接続をセットアップする。論理チャネルは、論理リンク及び適合化プロトコルL2CAP40に従って働いているエンティティーによって提供される。L2CAP40は、サービス・ディスカバリ・プロトコルSDPC320へ適合化されている。データベースDB350、具体的には、データベースDB350に記憶されたサーバSR410のサービス・リストSLIST420からサービス情報を検索するため、文献[3]の344〜345ページに説明されるようなSDPプロトコル・データ・ユニットが、サービス・ディスカバリの対等エンティティーSDPC320とSDPS 330との間で交換される。リストSLIST420に含まれるサービス・レコードがダウンロードされた後、接続は終了する。サーバSR410によって提供されるサービスを使用するため、新しい接続がセットアップ及び構成されてよい。
【0037】
前述したように、一般照会アクセス・コードGIAC又は専用照会アクセス・コードDIACを介してリモート装置340にアクセスし、続いてリモート装置340から情報を検索するプロセスは、かなり長い時間で実行される多数のステップを含む。
【0038】
これから図6を参照して、既知のサービス・ディスカバリ手順を改善するために設計された本発明の方法を説明する。
【0039】
図6は、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク600、例えば、オフィスに含まれるアドホック・ネットワークWLANを示す。ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク600は、カメラSR3 620に対してマスターとして働き第2のノートブック・コンピュータCL2 630に対してスレーブとして働く第1のノートブックCL1 610を含む。ノートブック・コンピュータCL2 630は、ファクシミリ装置SR6 640、ビーマ(beamer)SR5 650、及びインターネット670に接続された常設の標準パーソナル・コンピュータSR4 660に対してマスターとして働く。
【0040】
前述したように、装置はアドホック・ネットワークへ散発的に入出し、その間に、アドホック・ネットワークは、装置の散発的入出に従って、その接続を自己構成している。本発明の好ましい実施形態に従えば、これは3つのステップで実行される。ノートブックCL1 610の所有者に属するかも知れない移動電話SR2 680が、照会走査状態220でオフィスの中へ持ち込まれた場合、移動電話SR2 680は、ノートブックCL1 610からの照会メッセージを検出し、周波数ホッピング同期化パケットFHSを使用して返答するであろう。次に、ノートブックCL1 610は、ページ状態230へ変化し、移動電話SR2 680への接続をセットアップしてよい。移動電話SR2 680は、ページ走査状態210にある間にページ・メッセージを検出する。次に、クライアントとして働いているノートブックCL1 610は、移動電話SR2 680によって提供されるサービスに関連した情報を検索するであろう。
【0041】
ここで図7を参照すると、次に、ノートブックCL1 610は、サービス情報を発見した後、公開(PUBLICATION)状態700へ変化する。公開状態700において、発見されたサービス情報は、公開されて他のネットワーク装置、カメラSR3 620、及びノートブックCL1 610が接続されたノートブックCL2 630へ能動的に転送される。このステップは、移動電話SR2 680からの同じサービス情報が何回もダウンロードされるのを防止する。公開状態700は接続状態250と類似しているが、接続状態250のPOLL及びNULLパケットは、公開状態700ではPOLL公開パケット及びNULL公開パケットによって置換される点が異なることに注意すべきである。これらは、更に簡単に説明されるであろう。公開状態700は、接続状態250のサブセットと看做されてよい。
【0042】
ノートブックCL1 610によって公開され、そのマスターであるノートブックCL2 630、及びそのスレーブであるカメラSR3 620へ転送されたサービス情報は、受信している装置CL2 630及びSR3 620によって、ノートブックCL2 630に対してスレーブとして働いている接続されたネットワーク装置SR4 660、SR5 650、及びSR6 640、又はカメラSR3 620に対してマスターとして働いている他のネットワーク装置(図示されていない)へも転送される。
【0043】
従って、アドホック・ネットワークを介して迅速に分散される情報は、ネットワークの中で変化が生じたとき、構成セッティングの必要な調節を可能にする。
【0044】
公開が実行される前に、関連づけられた装置は、好ましくは、利用可能なキャリヤの上でトラフィックをセンスし、例えば、バースト間のアイドル時間にサービス情報が転送されるようにすることができる。従って、発見されたサービス情報は、ネットワーク・システムの上に追加のロードを置くことなく、公開されることができる。
【0045】
発見されたサービス情報の転送はユーザ・チャネルを介して可能であるが、情報は、好ましくは、制御チャネルを介して公開される。
【0046】
ブルートゥース標準に従って動作しているパーベイシブ・ネットワークにおいて、サービス情報は、好ましくは、デフォルトのパケット・タイプ、例えば、ユーザ・データが送られないとき制御目的のために活性化されるNULL及び、又はPOLLによって転送される。
【0047】
ブルートゥース・ピコネットで使用されるパケット・タイプは、文献[3]の54〜58ページ及び81〜84ページに説明される。非同期コネクションレス・リンクでは、デフォルトのタイプは、常にマスター及びスレーブのためのNULLパケットである。NULLパケットは、スレーブからマスターへの次の時間スロットを、アドレスされたスレーブへ割り振るため、マスターによって使用されることができる。アドレスされたスレーブは、NULLパケットへ応答することを強制されない。マスターが応答を必要とする場合、それはPOLLパケットを送るであろう。
【0048】
更に、ブルートゥース・システムは、同期接続指向SCO又は非同期コネクションレス・リンクACLに対して未定義の1100又は1101のようなタイプ・コードによって向上されてよい。従って、タイプ・コード1100はNULL公開パケットとして定義され、タイプ・コード1101はPOLL公開パケットとして定義されることができるであろう。従って、受信しているネットワーク装置は、向上されたNULL及びPOLLパケットを識別して、ペイロード・セグメントから、封入されたサービス情報をアンパックすることができるであろう。
【0049】
前述したように、本発明は、ブルートゥース標準に従って動作しているアドホック・ネットワーク又はパーベイシブ・ネットワークで有利に使用されることができる。しかし、理解されるように、本発明の方法は、サービス・ディスカバリ手順を実行する他のワイヤレス・ネットワークでも使用されることができる(文献[5]の第32章、32−1〜32−14を参照)。
【0050】
本発明は、ハードウェアを変更することなく、ネットワーク装置内で応用されてよい。既に現場で動作しているネットワーク装置は、これまで説明した本発明の例を具体化したコンピュータ・プログラムを記憶した記録媒体を含むコンピュータ・プログラム製品によって容易に更新されてよい。代替的に、そのようなコンピュータ・プログラム製品又はエレメントは、データ通信ネットワーク接続を介してネットワーク装置の中へロードされてよい。
【0051】
要するに、本発明の例示的実施形態によって、ブルートゥース標準のような標準に従って動作しているパーベイシブ・ワイヤレス・ネットワーク(WLAN)でサービス・ディスカバリを実行する方法、ワイヤレス・ネットワーク装置、及びコンピュータ・プログラム・エレメントが説明された。これらの方法、ワイヤレス・ネットワーク装置、及びコンピュータ・プログラム・エレメントは、ネットワーク装置(CL1)を、
(a)接続のセットアップ情報を得るため、リモート装置(SR2)にアクセスする第1の状態にし、
(b)リモート装置(SR2)への接続をセットアップして、リモート装置(SR2)によって提供されるサービスに関連した情報を検索する第2の状態にし、発見された情報は、リモート装置(SR2)への接続を構成して関連サービスを使用するために必要であり、
(c)装置(CL1)が、検索されたサービス情報を公開して他の装置(CL2、SR3)へ能動的に転送する第3の状態にし、他の装置(CL2、SR3)は、パーベイシブ・ネットワーク(WLAN)へ接続された装置(CL、SR)から利用可能なサービスのリストを更新する
アクセス・プロトコル及びサービス・ディスカバリ・プロトコルを含む。
【0052】
参照文献
[1]「ブルートゥース: ケーブルなしの接続」(J. Bray, F. Sturman, Bluetooth: Connect Without Cables, Prentice Hall Inc., New York 2001)
[2]「パーベイシブ・コンピューティング環境における挨拶サービス・ディスカバリ」(Brent A. Miller, Robert A. Pascoe, Salutation Service Discovery in Pervasive Computing Environments, IBM R Pervasive Computing White Paper, February 2000)
[3]「ブルートゥース・システムの仕様、第1巻、コア、バージョン1.0B」(Specification of the Bluetooth System, Volume 1, Core, Version 1.0 B, issued by the Special Interest Group (SIG)on December 1, 1999)
[4]「ブルートゥース白書、ブルートゥース・プロトコル・アーキテクチャ、バージョン1.0」(Bluetooth WHITE PAPER, Bluetooth Protocol Architecture, Version 1.0, issued by the Special Interest Group (SIG) on August 25, 1999)
[5]「移動通信ハンドブック」(Jerry D. Gibson, THE MOBILE COMMUNICATIONS HANDBOOK, CRC PRESS, Boca Raton 1999, 2ed Edition)
【0053】
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
(1)ネットワーク装置(CL1)、リモート装置(SR2)、及び他の装置(CL2、SR3)を含む複数の装置(CLn、SRn)を含み、ネットワーク装置(CL1)が、
リモート装置(SR2)への接続を確立する情報を得るためリモート装置(SR2)にアクセスし、
リモート装置(SR2)への接続を確立し、
リモート装置(SR2)への接続を構成してサービスを使用するため、リモート装置(SR2)によって提供されるサービスに関連した情報を検索する
パーベイシブ・ワイヤレス・ネットワーク(WLAN)でサービス・ディスカバリを実行する方法であって、
ネットワーク装置(CL1)が、検索された情報を他のネットワーク装置(CL2、SR3)へ転送し、他の装置(CL2、SR3)が、受け取られた情報に基づいてパーベイシブ・ネットワーク(WLAN)へ接続された複数の装置(CLn、SRn)から利用可能なサービスのリストを更新する
ことを特徴とする方法。
(2)マスターとして働くネットワーク装置(CL2)によって受け取られたサービス情報を、スレーブとして働く接続されたネットワーク装置(SR4、SR5、SR6)へ転送し、スレーブとして働くネットワーク装置(SRn)によって受け取られたサービス情報を、マスターとして働く接続されたネットワーク装置(CLn)へ転送することを含む、上記(1)に記載の方法。
(3)キャリヤ上のトラフィックをセンスすることを含み、サービス情報の転送がアイドル時間の間に実行される、上記(1)又は(2)に記載の方法。
(4)制御チャネルを介してサービス情報を転送することを含む、上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の方法。
(5)ブルートゥース標準に従って動作しているパーベイシブ・ネットワークで、ユーザ・データが送られないとき制御目的のために活性化されているデフォルトのパケット・タイプを介してサービス情報を転送することを含む、上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の方法。
(6)ブルートゥース標準に従って動作しているパーベイシブ・ネットワークで、未定義のパケット・タイプを介してサービス情報を転送することを含む、上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の方法。
(7)転送されるべきサービス情報を、パケットのペイロードの中へパックし、接続されたネットワーク装置(CLn、SRn)へ引き渡すことを含む、上記(5)又は(6)に記載の方法。
(8)パーベイシブ・ワイヤレス・ネットワーク(WLAN)でサービス・ディスカバリを実行するワイヤレス・ネットワーク装置(CL1)であって、装置は、
(a)ネットワーク(WLAN)を介してリモート装置(SR2)への接続をセットアップする情報を得るためリモート装置(SR2)にアクセスする手段と、
(b)リモート装置(SR2)への接続を確立してリモート装置(SR2)によって提供されるサービスに関連した情報を検索する手段と、検索された情報は、発見されたサービスを使用する前にリモート装置(SR2)への接続を構成するためのものであることと
を備え、
ネットワーク装置(CL1)は、検索されたサービス情報を、ネットワークを介して他の装置(CL2、SR3)へ転送し、他の装置(CL2、SR3)が、ネットワーク(WLAN)へ接続された装置(CLn、SRn)から利用可能なサービスの記憶されたリストを容易に更新できるようにする
ことを特徴とするネットワーク装置。
(9)キャリヤ上のトラフィックをセンスし、アイドル時間の間にサービス情報を転送する手段を含む、上記(8)に記載のネットワーク装置(CL1)。
(10)制御チャネルを介してサービス情報を転送する手段を含む、上記(8)又は(9)に記載のネットワーク装置(CL1)。
(11)パケットのペイロードの中へサービス情報をパックし、接続された装置へ前記パケットを引き渡す手段を含む、上記(8)から(10)のいずれか一項に記載のネットワーク装置(CL1)。
(12)コンピュータ・プログラム・コード手段を含むコンピュータ・プログラム・エレメントであって、データ通信ネットワーク装置のプロセッサへロードされたとき、プロセッサを構成して、上記(1)から(7)のいずれか一項に記載の方法を実行するコンピュータ・プログラム・エレメント。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブルートゥース・プロトコル・スタックのブロック図である。
【図2】 ブルートゥース・リンク・コントローラの状態図である。
【図3】 サービス・ディスカバリ・プロトコルに含まれるブルートゥース・プロトコル及びサポート・エンティティーのブロック図である。
【図4】 クライアントとサーバとの間で交換される照会、リンク・セットアップ、及びサービス・ディスカバリのメッセージを示すブロック図である。
【図5】 ブルートゥース・パケットのブロック図である。
【図6】 本発明を具体化した複数のネットワーク装置を含むパーベイシブ・ネットワークを示すブロック図である。
【図7】 ブルートゥース・リンク・コントローラの他の状態図である。
【符号の説明】
10 ブルートゥース・コア・プロトコル
20 ベースバンド及びリンク・コントローラ・プロトコル
30 リンク・マネージャLM
40 適合化エンティティーL2CAP
50 無線部分
60 ホスト・コントローラ・インタフェースHCI
70 テレフォニ制御プロトコルTCS
80 ケーブル置換プロトコルRFCOMM
90 オブジェクト交換プロトコルOBEX
100 ワイヤレス・アプリケーション・プロトコルWAP
120 サービス・ディスカバリ・プロトコルSDP
130 アプリケーション
200 スタンバイ状態
210 ページ走査(ページ)下位状態
220 照会走査(照会)下位状態
230 ページ状態
240 照会状態
250 接続状態
300 ローカル装置
310 サービス・ディスカバリ・ユーザ・アプリケーション
320 サービス・ディスカバリ・クライアントSDPC
330 サービス・ディスカバリ・サーバSDPS
340 リモート装置
350 データベースDB
360 接続指向トランスポート・サービスCO
380 ベースバンド非同期コネクションレス・リンクACL
390 SDPプロトコル・データ・ユニットSDP PDU
400 クライアントCL
410 サーバSR
420 サービス・リストSLIST
600 ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク
610 ノートブックCL1
620 カメラSR3
630 ノートブック・コンピュータCL2
640 ファクシミリ装置
650 ビーマ(beamer)
660 標準パーソナル・コンピュータSR4
670 インターネット
680 移動電話SR2
700 公開状態

Claims (11)

  1. ネットワーク装置(CL1)、リモート装置(SR2)、及び他の装置(CL2、SR3)を含む複数の装置(CLn、SRn)を含み、ネットワーク装置(CL1)が、
    リモート装置(SR2)への接続を確立する情報を得るためリモート装置(SR2)にアクセスし、
    リモート装置(SR2)への接続を確立し、
    リモート装置(SR2)への接続を構成してサービスを使用するため、リモート装置(SR2)によって提供されるサービスに関連したサービス情報を検索するパーベイシブ・ワイヤレス・ネットワーク(WLAN)でサービス・ディスカバリを実行する方法であって、
    前記リモート装置(SR2)は、前記ネットワーク装置(CL1)に関連づけられ、かつ前記ネットワーク装置(CL1)が他の装置(CL2、SR3)に対してマスターおよびスレーブとして関連づけられており、前記ネットワーク装置(CL1)は、関連づけられた前記リモート装置(SR2)について検索された情報を、前記ネットワーク装置(CL1)の状態を公開状態に変更して前記他のネットワーク装置(CL2、SR3)へ転送し、
    さらに、マスターとして働くネットワーク装置(CL2)によって受け取られたサービス情報を、前記マスターとして働くネットワーク装置(CL2)のスレーブとして働く接続されたネットワーク装置(SR4、SR5、SR6)へ転送し、スレーブとして働くネットワーク装置(SRn)によって受け取られたサービス情報を、当該ネットワーク装置(SRn)に対するマスターとして働く接続されたネットワーク装置(CLn)へ転送し、
    複数の装置(CLn、SRn)の各装置が、前記転送されたサービス情報を使用してパーベイシブ・ネットワーク(WLAN)へ接続された複数の装置(CLn、SRn)から利用可能なサービスのリストを更新する
    ことを特徴とする方法。
  2. キャリヤ上のトラフィックをセンスすることを含み、サービス情報の転送がアイドル時間の間に実行される、請求項に記載の方法。
  3. 制御チャネルを介してサービス情報を転送することを含む、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  4. ブルートゥース標準に従って動作しているパーベイシブ・ネットワークで、ユーザ・データが送られないとき制御目的のために活性化されているデフォルトのパケット・タイプを介してサービス情報を転送することを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  5. ブルートゥース標準に従って動作しているパーベイシブ・ネットワークで、未定義のパケット・タイプを介してサービス情報を転送することを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 転送されるべきサービス情報を、パケットのペイロードの中へパックし、接続されたネットワーク装置(CLn、SRn)へ引き渡すことを含む、請求項又はに記載の方法。
  7. パーベイシブ・ワイヤレス・ネットワーク(WLAN)でサービス・ディスカバリを実行するワイヤレス・ネットワーク装置(CL1)であって、装置は、
    (a)ネットワーク(WLAN)を介してリモート装置(SR2)への接続をセットアップする情報を得るためリモート装置(SR2)にアクセスする手段と、
    (b)リモート装置(SR2)への接続を確立してリモート装置(SR2)によって提供されるサービスに関連し、発見されたサービスを使用する前にリモート装置(SR2)への接続を構成するためのサービス情報を検索する手段
    を備え、
    前記リモート装置(SR2)は、前記ネットワーク装置(CL1)に関連づけられ、かつ前記ネットワーク装置(CL1)が他の装置(CL2、SR3)に対してマスターおよびスレーブとして関連づけられており、前記ネットワーク装置(CL1)は、関連づけられた前記リモート装置(SR2)について検索された情報を、前記ネットワーク装置(CL1)の状態を公開状態に変更して前記他のネットワーク装置(CL2、SR3)へ転送し、
    さらに、マスターとして働くネットワーク装置(CL2)によって受け取られたサービス情報を、前記マスターとして働くネットワーク装置(CL2)のスレーブとして働く接続されたネットワーク装置(SR4、SR5、SR6)へ転送し、スレーブとして働くネットワーク装置(SRn)によって受け取られたサービス情報を、当該ネットワーク装置(SRn)に対するマスターとして働く接続されたネットワーク装置(CLn)へ転送し、
    複数の装置(CLn、SRn)の各装置が、前記転送されたサービス情報を使用してパーベイシブ・ネットワーク(WLAN)へ接続された複数の装置(CLn、SRn)から利用可能なサービスのリストを更新する
    ことを特徴とするネットワーク装置。
  8. キャリヤ上のトラフィックをセンスし、アイドル時間の間にサービス情報を転送する手段を含む、請求項に記載のネットワーク装置(CL1)。
  9. 制御チャネルを介してサービス情報を転送する手段を含む、請求項又はに記載のネットワーク装置(CL1)。
  10. パケットのペイロードの中へサービス情報をパックし、接続された装置へ前記パケットを引き渡す手段を含む、請求項からのいずれか一項に記載のネットワーク装置(CL1)。
  11. コンピュータに、請求項1からのいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータ・プログラム。
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