JP3770601B2 - スピーカ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスピーカとして、コーン部、ボイスコイル部、エッジ部等からなる音出力部を有しているものが一般的である。この音出力部は略円形に形成され、周縁には径方向外側へ向かって延びるフランジ部が設けられる。そして、このフランジ部には周方向に所定の間隔をおいて複数の切欠部が形成される。また、スピーカは、各切欠部から軸方向に離間し、径方向外側に向かって延びる複数の爪部を有している。
【0003】
このスピーカは、自動車車両等の被取付機構により固定される。このスピーカを固定する被取付機構は、略円形に形成された支持部材と、この支持部材に各爪部と対応して形成された複数の被取付部を有している。支持部材の外周縁の直径は、フランジ部の外周縁の直径と略一致するよう構成される。このスピーカによれば、取付に際し、被取付機構の各被取付部とスピーカのフランジ部とを当接させた状態でスピーカを支持部材に対して回動させることにより、各被取付部がフランジ部と各爪部とに挟み込まれ、スピーカが固定されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スピーカの被取付機構は車種等によって異なっており、前述のようにフランジ部と各爪部とにより、被取付部を挟みこんで固定するものの他に、複数のねじにより固定される被取付機構も存在する。すなわち、前記スピーカは、ねじを使用した被取付機構には取り付けることができず、汎用性が乏しいという問題点があった。
【0005】
ここで、フランジ部にねじ孔部を形成し、ねじを使用した被取付機構にスピーカを対応させることも考えられるが、これでは、フランジ部及び各爪部を使用した被取付機構に固定した際に、ねじ孔部にてスピーカの両面が連通してしまい、音質が極度に低下するという問題点がある。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、音質を低下させることなく、フランジ部及び爪部を使用した被取付機構と、ねじを使用した被取付機構の何れにも取り付けることができるスピーカを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、
周縁が略円形に形成され音を出力する音出力部と、
前記音出力部の周縁から径方向外側に向かって延びるフランジ部と、
前記フランジ部に、周方向に所定の間隔をおいて形成された複数の切欠部と、前記各切欠部から軸方向に離間し、径方向外側に向かってそれぞれ延びる複数の爪部と、
前記フランジ部の前記各切欠部の近傍にそれぞれ形成されたねじ孔部と、を備え、
板状の被取付部材を有する第1被取付機構に取り付ける際には、前記フランジ部と前記各爪部とで前記被取付部材を挟み込むことにより固定され、
被取付ねじ孔部を有する第2被取付機構に取り付ける際には、前記ねじ孔部及び前記被取付ねじ孔部を共に挿通するねじにより固定されるスピーカであって、前記各爪部と前記フランジ部とで板状の被取付部を挟み込んだ状態で、前記被取付部により前記ねじ孔部が閉塞されるように、前記ねじ孔部を配したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1から図3は本発明の一実施形態を示すもので、図1は第1被取付機構から外した状態を示すスピーカの外観斜視図、図2はフランジ部と爪部とで被取付部を挟み込んだ状態を示すスピーカの一部側面断面図、図3はフランジ部と爪部とで被取付部を挟み込んだ状態を示すスピーカの一部外観斜視図である。
【0009】
このスピーカ1は自動車車両に取り付けられるものである。図1に示すように、スピーカ1はコーン部2、磁気回路部3、エッジ部4等からなる音出力部5を有し、この音出力部5の外縁は略円形に形成される。本実施形態においては、音出力部5は真円形を呈している。音出力部5の周縁には、径方向外側へ延びる板状のフランジ部6が形成される。このフランジ部6には、周方向に所定の間隔をおいて複数の切欠部7が形成される。
【0010】
各切欠部7は略矩形状に形成される。また、各切欠部7から軸方向(図1中、上下方向)に離間した位置に、それぞれ径方向外側へ延びる板状の爪部8が形成される。本実施形態においては、各爪部8もまた、各切欠部7に対応して略矩形状に形成されている。
【0011】
すなわち、このスピーカ1は、図2に示すように、フランジ部6と各爪部8により挟みこまれる板状の被取付部10を有する第1被取付機構11に取付可能となっている。第1被取付機構11は、図1に示すように、円形状の支持部材12を有し、この支持部材12の軸方向一端側に複数の被取付部10が径方向内側に向かって延びるよう形成される。支持部材12の外周縁の直径は、フランジ部6の外周縁の直径と略一致するよう構成される。すなわち、スピーカ1のフランジ部6と各被取付部10とを当接させ、スピーカ1を回動させることにより、図3に示すように、各切欠部7の下方に各被取付部10が入り込む。ここで、図2に示すように、各被取付部10は周方向の一方に向かって軸方向寸法が小さくなるよう形成されており、スピーカ1が所定位置に達すると、各被取付部10が、フランジ部6及び各爪部8により挟み込まれ、スピーカ1が固定される。
【0012】
また、フランジ部6の各切欠部7の近傍には、それぞれねじ孔部9が形成される。各ねじ孔部9は、自動車車両におけるスピーカ1を固定するねじと対応するように切られている。各ねじ孔部9は、第1被取付機構11により固定された状態で、図2及び図3に示すように、各被取付部10により閉塞されるように配される。
すなわち、このスピーカ1は、各ねじ孔部9を挿通するねじにより、被取付ねじ孔部を有する第2被取付機構に取り付けることも可能である。
【0013】
このように、本実施形態のスピーカ1によれば、フランジ部6にねじ孔部9を形成したので、フランジ部6及び各爪部8を使用する第1被取付機構11と、ねじを使用する第2被取付機構の何れの機構にも取り付けが可能となる。従って、例えば、自動車車両の取付機構に応じて、スピーカを別個に製造する必要がなくなり、スピーカ1の生産性を向上させ、製造コストを低減することができる。また、購買者等は車種等の取付機構に応じて購入するスピーカを選択する必要がなくなるなど、販売等に際して極めて有利である。
【0014】
さらに、本実施形態のスピーカ1によれば、第1被取付機構11への取付時に、各ねじ孔部9が各被取付部10により閉塞されるので、各ねじ孔部9によりスピーカ1の両面が連通するということはなく、エア漏れを的確に防止して、音質の低下を防止することができる。
【0015】
尚、前記実施形態における音出力部5の構成は任意であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】
本発明のスピーカによれば、音質を低下させることなく、フランジ部及び爪部を使用した被取付機構と、ねじを使用した被取付機構の何れにも取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、第1被取付機構から外した状態を示すスピーカの外観斜視図である。
【図2】フランジ部と爪部とで被取付部を挟み込んだ状態を示すスピーカの一部側面断面図である。
【図3】フランジ部と爪部とで被取付部を挟み込んだ状態を示すスピーカの一部外観斜視図である。
【符号の説明】
1 スピーカ
2 コーン部
3 磁気回路部
4 エッジ部
5 音出力部
6 フランジ部
7 切欠部
8 爪部
9 ねじ孔部
10 被取付部
11 第1被取付機構
Claims (1)
- 周縁が略円形に形成され音を出力する音出力部と、
前記音出力部の周縁から径方向外側に向かって延びるフランジ部と、
前記フランジ部に、周方向に所定の間隔をおいて形成された複数の切欠部と、
前記各切欠部から軸方向に離間し、径方向外側に向かってそれぞれ延びる複数の爪部と、
前記フランジ部の前記各切欠部の近傍にそれぞれ形成されたねじ孔部と、を備え、
板状の被取付部材を有する第1被取付機構に取り付ける際には、前記フランジ部と前記各爪部とで前記被取付部材を挟み込むことにより固定され、
被取付ねじ孔部を有する第2被取付機構に取り付ける際には、前記ねじ孔部及び前記被取付ねじ孔部を共に挿通するねじにより固定されるスピーカであって、
前記各爪部と前記フランジ部とで板状の被取付部を挟み込んだ状態で、前記被取付部により前記ねじ孔部が閉塞されるように、前記ねじ孔部を配した
ことを特徴とするスピーカ。
Priority Applications (1)
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JP2002177097A JP3770601B2 (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP3770601B2 true JP3770601B2 (ja) | 2006-04-26 |
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JP2002177097A Expired - Lifetime JP3770601B2 (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | スピーカ |
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2002
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