JP3767781B2 - 無線式データ通信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上位機に複数の無線基地局が有線通信接続され、各無線基地局が少なくとも各1つの無線子局と無線通信接続され、上位機と各無線子局との間で当該各無線基地局を介してデータ通信する無線式データ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図7において、無線式データ通信システムの1形態としての例えばPOSシステムは、パーソナルコンピュータ(PC)等からなる上位機10(10A,10B)に有線通信回線(例えば、有線LAN)1を介して複数の無線基地局20A,20B,…,20Nが有線通信接続され、かつ各無線基地局20A,20B,…,20Nが少なくても各1つの無線子局30(図7では、3台…30A1,30A2,30A3)と無線通信接続され、上位機10と各無線子局30との間で当該各無線基地局20を介してデータ通信するものと形成されている。
【0003】
各無線子局30には、有線通信回線(例えば、有線LAN)1を介して、例えば電子キャッシュレジスタからなる複数のターミナル機が有線通信接続されている。
【0004】
ところで、有線通信回線(例えば、有線LAN)1上で動作する通信プロトコルには、インターネット等で使用されている周知のTCP/IP(論理通信アドレス)が標準的に採用されている。このTCP/IPを採用した通信では、各ノード(PC)の識別にIP(Internet Protocol)アドレスとMAC(Media Access Contorol)アドレスを使う。
【0005】
通常、IPアドレスは、LAN管理者によって各PC(10)に固有として割り当てられる。PC上で動作するアプリケーションが、相手方を指定する上で、重要なものである。一方のMACアドレス(物理通信アドレス)は、LAN機器の製造時点に固定的に決められ、以後に変更されることは非常に少ない。むしろ、使用上は意識しなくてもよい。
【0006】
ここに、TCP/IPの通信フレームは、図8に示すように、送信元および送信先(送信宛先)のそれぞれについて、各アドレス(IPアドレスおよびMACアドレス)を指定するものとされている。通常、各PC(10)のIP層では、図9に示すごとく、IPアドレスとMACアドレスとの対応をアドレス管理テーブル13Tで管理している。
【0007】
例えば、PC(10A)についてのIPアドレスが概念的に表わした“IP10A”で、これに対応するMACアドレスが“MAC10A”であるとする。したがって、無線基地局20Aの場合は、IPアドレス“IP20A”とMACアドレス“MAC20A”とが対応する。
【0008】
なお、アドレス管理テーブル13TにないIPアドレスのPC[10(30)]宛へ送信要求が発生した場合には、物理通信アドレスの解決プロトコルであるARP(Address Resolution Protocol)によってMACアドレスを取得し、アドレス管理テーブル13Tに新たに登録する。
【0009】
無線基地局20と配下の無線子局30との間の無線通信は、例えばIEEE802.11で規格化され、基本的には、有線LAN(1)上を流れるフレームに無線区間に固有のヘッダーを付加するものとされている。図10にBSSID(無線セル番号)を含む無線通信フレームのヘッダーを示す。このBSSIDは、各無線基地局20に固有な識別子として用いられる。
【0010】
例えば、各無線基地局20と当該各無線子局30との接続対応を図11に示すものとし、かつ各PC(10)のIPアドレスとMACアドレスの対応を図12に示すものとした場合、各PC(10)と各無線子局30との通信フレームは、図13に示すものとなる。BSSID,送信先MACアドレスおよび送信元MACアドレスが、無線通信ヘッダーである。
【0011】
ここに、各無線基地局20は、有線LAN(1)と無線子局30との橋渡しをするいわゆるブリッジ機能を有するので、有線LAN(1)上を流れるパケットは全て受信し、その送信先MACアドレスが配下の無線子局30を示しているか否かを判別する(図16のST50のYES、ST51のNO、ST56)。無線子局30である場合(ST56のYES)には、無線通信ヘッダーの送信先アドレスを有線フレームの送信MACアドレスにセット(ST57)して、当該無線子局30へ個別無線送信(ST58)する。
【0012】
ブロードキャストフレームであった場合(ST51のYES)には、無線通信ヘッダーの送信先アドレスをブロードキャストアドレス(全部FF)として、無線送信する(ST52のNO、ST55)。つまり、無線子局30を不特定(全部)として無線送信する。
【0013】
なお、自局20宛てのARPコマンドフレームである場合(ST52のYES)は、送信元アドレスに自局20のMACアドレスをセットしたARPレスポンスフレームを生成(ST53)して、ARPコマンドの送信元(10)へARPレスポンスを送信する(ST54)。ARP機能である。
【0014】
無線子局30は、無線基地局20から受信した無線フレーム(無線通信ヘッダー)の送信先が自局宛である場合には、当該無線フレームを受信した旨を無線基地局20に通知(無線ACK)する。しかし、無線フレーム(無線通信ヘッダー)の送信先がブロードキャストアドレス(全部FF)の場合には、無線基地局20へ通知(無線ACK)しない。
【0015】
無線子局30は、受信した無線フレームからその無線通信ヘッダーを外したフレームすなわち有線LAN(1)を流れていたフレームのデータと等価のデータとして、当該各ターミナル機(上位アプリケーション)に引き渡される。以降の処理は、有線LAN(1)に接続された上位機(PC)10の場合と同様である。
【0016】
さらに、無線子局30から上位機(PC)10へデータを送信する場合は、図14に示すように無線子局30が上位アプリケーションから受信した有線フレームに無線通信ヘッダーを付して、無線基地局20へ無線送信する。この場合の無線通信ヘッダーの送信先には無線基地局20の識別子(この例では、BSSIDと同じ。)がセットされるが、送信先は上位機(PC)10のMACアドレスである。
【0017】
かかる無線フレームを受信した無線基地局20は、受信した旨を当該無線子局30へ通知(無線ACK)するとともに、当該無線フレームから無線通信ヘッダーを外したフレームを有線LAN(1)に送信する。当該フレームは、上位機10で受信されかつデータ処理される。
【0018】
また、無線子局30からブロードキャストフレームを送信する場合も、無線基地局20が無線子局30に行った場合と同様に、図15に示す送信先アドレスを“FF”をしたフレームとされる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
かくして、無線子局30から有線LAN(1)上の上位機10へ向かう通信と,有線LAN(1)上の上位機10から無線子局30へ向かう通信とは、送信先に個別のMACアドレスを指定することができる場合には変わりがないが、ブロードキャストの場合には通信方向によって信頼性に差異が生じる。
【0020】
すなわち、無線子局30から送信されるブロードキャストフレームには、そのヘッダーに経由する無線基地局20を送信先アドレスとして指定できるから、ただ1つの無線基地局20に当該フレームを受信させることができる。つまり、送信元たる無線子局30は、当該無線基地局20から無線ACKを受けられるから、ブロードキャストフレームの送達確認手段を容易に構築することができる。
【0021】
しかし、有線LAN(1)上の上位機(10)から無線子局30へブロードキャストフレームで通信する場合には、無線通信区間でも、送信先となる無線子局30を確定することができない。つまり、無線基地局20側へ無線ACKを返すことができない。仮に、無線基地局20側へ無線ACKを返すようにしたとすると、一斉に無線子局台数分の無線ACKが発生するので、無線トラフィックが増大してしまう。
【0022】
したがって、上位機(10)から無線子局30へのブロードキャストでは無線通信区間の通信送達を確認する送達確認手段を持たせることが事実上不可能となっている。このために、有線LAN(1)上の上位機(10)から無線子局30へのブロードキャストフレームでの通信に対する送達確認手段は設けないのが、一般的である。
【0023】
すなわち、PC[10(20)]の電源は使用時に投入(ON)され、使用後に遮断(OFF)される。つまり、アドレス管理テーブル13Tは、電源のON−OFFによって都度に初期化される。また、有線LAN(1)上に新たなPC(10)が加入された場合には、その都度に追加更新される。しかも、アドレス管理テーブル13Tは、通常、PC(10)のメモリに確保されるので、登録可能なアドレス数に制約がある。また、データ送信時に必ず検索されるので、検索時間を最小とするのが好ましい。このために、暫らくデータ通信をしていないPC[10(20)]のアドレスをアドレス管理テーブル13Tから削除するものとされている。
【0024】
しかるに、無線通信(無線LAN)は有線通信(有線LAN)に比較して伝送(通信)エラー発生確率が高く伝送品質が低下する。また、送達確認手段を持たない場合には、無線区間で再送信(リライト)が行えないから、データ通信の信頼性が低くなってしまう。さらに、無線基地局30の台数が増えれば増えるほど、有線LAN(1)上を流れる多数のブロードキャストフレームが、同一タイミングで、各無線基地局20から無線送信されることになるので、伝送品質が一段と悪化する傾向が強い。
【0025】
さらに、このような環境下では、TCP/IPの通信をした場合に、特に、ARPコマンド通信に伝送エラーを招き易い。しかも、送信先(送信宛先)のMACアドレスを知ることができないために、個別無線送信(無線リトライ付き)の伝文を送信する前に当該伝文をエラーにせざるを得ない状況を生み出していた。
【0026】
本発明の目的は、有線LAN上の上位機から無線基地局を経由した無線子局へのARPコマンド通信を発生させないことにより、通信の信頼性を向上できる無線式データ通信システムを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上位機に複数の無線基地局が有線通信接続され、各無線基地局が少なくとも各1つの無線子局と無線通信接続され、上位機と各無線子局との間で当該各無線基地局を介してデータ通信する無線式データ通信システムにおいて、前記上位機および無線子局が、物理通信アドレスの解決プロトコルコマンドを用いて通信相手の物理通信アドレスを取得可能かつ取得した物理通信アドレスと当該通信相手の論理通信アドレスとを対応付けしてアドレス管理可能に形成されるとともに、第1の設定時間内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されない場合に当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを消去可能に形成し、前記第1の設定時間より短い通信間隔時間を設定可能に形成し、前記通信間隔時間を経過している場合に、少なくとも1つのデータパケットを互いに通信するように形成し、さらに、前記上位機および無線子局が、第1の設定時間内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを参照している場合でも、第2の設定時間が経過した場合には当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去可能に形成され、しかも前記上位機側の第2の設定時間が前記無線子局側の第2の設定時間に比較して長い時間に選択設定可能に形成されている無線式データ通信システムである。
【0028】
かかる発明では、無線子局(または上位機)は、物理通信アドレスの解決プロトコルコマンドを用いて通信相手[上位機(無線子局)]の物理通信アドレスを取得しかつ取得した物理通信アドレスと当該通信相手[上位機(無線子局)]の論理通信アドレスとを対応付けしてアドレス管理することができる。
【0029】
かかる発明では、無線子局(または上位機)は、物理通信アドレスの解決プロトコルコマンドを用いて通信相手[上位機(無線子局)]の物理通信アドレスを取得しかつ取得した物理通信アドレスと当該通信相手[上位機(無線子局)]の論理通信アドレスとを対応付けしてアドレス管理することができる。
【0030】
ここに、無線子局(または上位機)は、第1の設定時間内に少なくても1つのデータパケットを互い[上位機(無線子局)]に通信する。したがって、第1の設定時間内では、アドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されるので、アドレス管理をそのまま維持できる。有線LAN上の上位機から無線基地局を経由した無線子局へのブロードキャストのARPコマンド通信を発生させないですむ。
【0031】
そして、第1の設定時間内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されない場合には、当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けは消去される。つまり、通信相手の一方が停止等の不使用状態になった場合に無線子局および上位機のアドレス管理を解除してメモリを開放する。
【0032】
したがって、この段階で請求項1の発明の場合と同様に、有線LAN上の上位機から無線基地局を経由した無線子局へのARPコマンド通信を発生させないようにできるから、通信の信頼性を大幅に向上できるとともに、不使用の無線子局および上位機のアドレス管理を適時に解消できるから運用効率も向上できる。
【0033】
しかも、上位機および無線子局が、第1の設定時間内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを参照している場合でも、第2の設定時間が経過した場合には当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去する。特に、上位機側の第2の設定時間が無線子局側の第2の設定時間に比較して長い時間に選択設定されているので、無線子局側のアドレス管理が必ず先に強制消滅される。
【0034】
かくして、アドレス管理が先に解除される無線子局側からARPコマンド通信を発生させて当該無線子局および当該上位機のアドレス管理を再構築することができるから、例えば上位機または無線子局のLANボードが交換された場合に、交換前の古いMACアドレス(物理通信アドレス)でアドレス管理が継続されてしまう不都合が発生する虞を一掃できる。したがって、適応性が広くかつ通信の信頼性を一段と向上できる。
【0035】
さらに、請求項2の発明は、前記無線子局が商品販売データ処理を実行可能な商品販売データ処理装置に接続されかつ前記上位機が各商品販売データ処理装置でデータ処理されたデータ処理結果の一括管理機能を有するものとされている無線式データ通信システムである。
【0036】
かかる発明では、例えば電子キャッシュレジスタ型の商品販売データ処理装置で実行した商品販売業務に関するデータ処理結果を上位機側で確実に一括管理できるとともに、商品販売データ処理装置側でデータ処理を実行するために必要なデータ(例えば、商品データや割引データ)を上位機側から当該各商品販売データ処理装置側に迅速かつ正確にロードすることができる。
【0037】
したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏することができることに加え、さらにレイアウトの自由度が高くかつデータ通信の信頼性が高いPOSシステムを確立できる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本無線式データ通信システムは、基本的構成(10,20,30)が従来例(図7)の場合と同様なPOSシステム(10,20,30,40)の一部を構成するものとされているが、さらに図1に示す如く、上位機10および無線子局30が、物理通信アドレスの解決プロトコルコマンド(ARPコマンド)を用いて通信相手の物理通信アドレスを取得可能かつ取得した物理通信アドレスと当該通信相手の論理通信アドレスとを対応付けしてARPテーブル(アドレス管理テーブル)でアドレス管理可能に形成され、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されない場合に当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを消去可能かつ第1の設定時間T1内に少なくても1つのデータパケットを互いに通信可能に形成されている。つまり、確立されたアドレス管理を維持可能として、上位機10側からのARPコマンド通信の発生を一掃化可能に形成してある。
【0039】
さらに、この実施形態では、上位機10および無線子局30が、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを参照している場合でも、第2の設定時間T2a,T2bが経過した場合には当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去可能に形成され、しかも上位機10側の第2の設定時間T2a(=15分)が無線子局30側の第2の設定時間T2b(=10分)に比較して長い時間に選択設定可能に形成されている。つまり、アドレス管理の恒久的維持を解除可能かつ無線子局3側からARPコマンド通信を発生させて新たなアドレス管理を再構築可能に形成してある。
【0040】
図1において、上位機10(10A)は、CPU11,ROM12,RAM13(アドレス管理テーブル13T),HDD14,FDD15,キーボード(KB)16,表示器(IND)17および有線通信回線(網)[有線LAN]1用の有線通信回路(I/F)18を含むパソコン(PC)からなり、有線LAN(1)−無線基地局20−無線区間−無線子局20−有線LAN(2)を介してターミナル機(電子キャッシュレジスタ)40とデータ通信し、各ターミナル機40へ各種データをダウンロードしたり、各ターミナル機40から売上データを回収したりする。すなわち、各ターミナル機40を一括管理する。
【0041】
無線基地局20(20A)は、CPU21,ROM22,RAM23,データ通信回線(網)[有線LAN]1用の有線通信回路28および無線通信回路29を含み、上位機10と配下の少なくても1つの無線子局30との橋渡し機能を有する。
【0042】
無線子局30(30A)は、CPU31,ROM32,RAM33,データ通信回線(網)[有線LAN]2用の有線通信回路39および無線通信回路38を含み、各ターミナル機40と当該各上位機(PC)10とのデータ通信を可能とする。ターミナル機40は、電子キャッシュレジスタから形成され、商品登録機能・会計処理機能等を有する商品販売データ処理装置を構成する。
【0043】
ここにおいて、図1に示す無線基地局20と無線子局30との接続組合わせは図11に示すものとされ、各ノードのアドレスは図12に示すものとする。
【0044】
各上位機10には、図9に示すものと同様なARPテーブル13Tと,第1の設定時間T1を設定記憶する設定メモリ(RAM13),第1の設定時間T1に対応させたタイマーARP1n,第2の設定時間T2aを設定記憶するための設定メモリ(RAM13)および第2の設定時間T2aに対応させたタイマーARP2nが設けられている。各タイマーはCPU11に内蔵されている。
【0045】
また、各無線子局30には、図9に示すものと同様なARPテーブル33Tと,第1の設定時間T1を設定記憶する設定メモリ(RAM33),第1の設定時間T1に対応させたタイマーARP1n,第2の設定時間T2bを設定記憶するための設定メモリ(RAM33),第2の設定時間T2bに対応させたタイマーARP2nおよび最大通信間隔T0を設定記憶する設定メモリ(RAM33)が設けられている。各タイマーはCPU31に内蔵されている。
【0046】
第1の設定時間T1は、上位機10と無線子局30との間で少なくとも1パケットのデータ通信を行わせて、それぞれが持つARPテーブル(アドレス管理テーブル)13T,33TのIPアドレスおよびMACアドレスとの対応性をクリアされないようにするための時間である。
【0047】
つまり、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレス(MACアドレス)と論理通信アドレス(IPアドレス)との対応付けが参照されない場合に、当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けの消去を許可する時間である。
【0048】
したがって、両者10,30間では、第1の設定時間T1よりも短い時間内に1パケットのデータ通信をさせる必要がある。このために、最大間隔時間T0(例えば、2分)を設定する考え方が導入されている。
【0049】
第2の設定時間T2a,T2bは、上位機10および無線子局30が、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを参照している場合でも、当該第2の設定時間が経過した場合には当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去を許可する時間である。
【0050】
ここに、上位機10側の第2の設定時間T2a(例えば、15分)を、無線子局30側の第2の設定時間T2b(例えば、10分)に比較して、長くして設定する。つまり、上位機10側のARPテーブル13Tを遅く消去させかつ無線子局30側のARPテーブル33Tを早く強制消去させるために導入・設定される。
【0051】
すなわち、式1[T0(2分)<T1(3分)<T2b(10分)<T2a(15分)]および式2[(T0+T2b)<T2a]を満たすように設定記憶させればよい。
【0052】
以下では、T0=2分,T1=3分,T2b=10分,T2a=15分として説明する。結果的動作を図6に示す。
【0053】
まず、上位機10側の動作を示す図2において、アドレス管理テーブル(ARPテーブル13T)を用いて対応アドレス管理を行うアドレス管理制御手段(CPU11,ROM12)は、例えば1秒ごとの割込みタイマーで駆動される。
【0054】
すなわち、ARPテーブル13Tを検索(ST10)して、アドレス管理データ(論理通信アドレスと物理通信アドレスとの対応付け)の登録が有るか否かを判別する(ST11)。登録が有る(ST11のYES)と、登録数Nとしかつ登録順番nを“1”とする(ST12)。そして、1番目の登録データに対応するタイマーARP1nおよびタイマーARP2nを歩進(+1秒)させる(ST13)。
【0055】
ここに、タイマーARP1nのカウント時間が第1の設定時間T1(=3分)を超えていれば(ST14のYES)、登録順番“n=1”のアドレス管理データを削除(消去)する(ST16)。つまり、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されない場合であるから、不使用とみなして当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを消去し、メモリ(RAM13)を開放する。
【0056】
しかし、上位機10および無線子局30は、第1の設定時間T1内に少なくても1つのデータパケットを互いに通信可能(図3のST21、図4および図5参照)に形成されている。かくして、どちらかに故障が発生したり停止されていなければ、(ARPタイマー≧T1)でないから当該登録データは維持される(ST14のNO)。
【0057】
しかし、上位機10および無線子局30が、第1の設定時間T1内に管理アドレスの対応付けを参照している場合(ST14のNO)でも、第2の設定時間T2a(=15分)が経過した場合(ARP2nタイマー≧T2a)には(ST15のYES)、当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去(ST16)。
【0058】
同様に、登録順(ST17でNO,ST18)に実行(ST14〜ST16)しかつ終了(ST17のYES)で、ARPテーブル13Tをソートする(ST19)。
【0059】
次に、無線子局30側の動作を示す図3において、アドレス管理テーブル(ARPテーブル33T)を用いて対応アドレス管理を行うアドレス管理制御手段(CPU31,ROM32)は、例えば1秒ごとの割込みタイマーで駆動される。
【0060】
すなわち、ARPテーブル33Tを検索(ST23)して、アドレス管理データ(論理通信アドレスと物理通信アドレスとの対応付け)の登録が有るか否かを判別する(ST24)。登録が有る(ST24のYES)と、登録数Nとしかつ登録順番nを“1”とする(ST25)。そして、1番目の登録データに対応するタイマーARP1nおよびタイマーARP2nを歩進(+1秒)させる(ST26)。
【0061】
ここに、タイマーARP1nのカウント時間が第1の設定時間T1(=3分)を超えていれば(ST27のYES)、登録順番“n=1”のアドレス管理データを削除(消去)する(ST29)。つまり、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されない場合であるから、不使用とみなして当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを消去し、メモリ(RAM33)を開放する。
【0062】
しかし、上位機10および無線子局30は、第1の設定時間T1内に少なくても1つのデータパケットを互いに通信可能(図3のST21、図4および図5参照)に形成されている。かくして、どちらかに故障が発生したり停止されていなければ、(ARPタイマー≧T1)でないから当該登録データは維持される(ST27のNO)。
【0063】
そこで、上位機10および無線子局30が、第1の設定時間T1内に管理アドレスの対応付けを参照している場合(ST27のNO)でも、第2の設定時間T2b(=10分)が経過した場合(ARP2nタイマー≧T2b)には(ST28のYES)、当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去(ST29)。
【0064】
同様に、登録順(ST30でNO,ST31)に実行(ST27〜ST29)しかつ終了(ST30のYES)で、ARPテーブル13Tをソートする(ST32)。
【0065】
ここにおいて、上位機10側の第2の設定時間T2aが無線子局30側の第2の設定時間T2bに比較して長い時間に選択設定されているので、ARPテーブル13T,33Tでそれぞれに管理されている同一の対応アドレス(登録データ)は、無線子局30側のARPテーブル33Tで管理されている方が、先に強制消去される(ST28のYES、ST29)こと明白である。
【0066】
これが、ARPコマンドを何時も無線子局30側から発生させ、問題が多く通信不安定かつ不確実となる上位機10側からのブロードキャスト通信(ARPコマンド通信)を発生させないように構築できる技術的根幹である。
【0067】
かくして、無線子局30は、最大通信間隔T0(=2分)を経過している場合(ST20でYES)には、通信相手(10)方への送信要求をセット(ST21)する。つまり、第1の設定時間T1(=3分)内に少なくても1つのデータパケットを互いに通信することの実行である。この際、相手(10)方のARPタイマーを更新する(ST22)。この実施形態では、タイムクリアである。
【0068】
パケット通信を示す図4,図5において、“x”はARPコマンドの送信元側、“y”をARPコマンドの送信先側と略称する。
【0069】
無線子局30(30A1)は、送信データ(1パケット)が有る(ST211のYES)と、ARPテーブル33Tを検索(ST212)し、当該送信データを送信しようとする上位機10(10A)の論理通信アドレス(IPyアドレス)が有るか否かを判別する(ST213)。有ると判別された場合(ST213のYES)は、上位機10A用のARP1yタイマーを更新(ST219)してから、当該送信データを当該上位機10Aへ送信(ST220)する。
【0070】
上位機10Aの論理通信アドレス(IPyアドレス)が無いと判別された場合(ST213のNO)には、指定した論理通信アドレス(IPyアドレス)宛へARPコマンドを送信する。無線基地局20Aを介して有線LAN(1)上に送出される。このARPコマンドの送信先MACアドレスは、ブロードキャストアドレス(全てFFh)となっている。
【0071】
因みに、各上位機10および当該各無線子局30の電源が投入された直後は、いずれのARPテーブル13T,33Tにも、IPアドレスとMACアドレスとの対応付けられたアドレス管理データは登録されていない。
【0072】
送信(ST214)されたARPコマンドフレームは、有線LAN(1)上の全てのノード(上位機10A,10B,…,20A,20B,…)が受信(図5のST222のYES)されるが、ARPコマンドフレーム中に上位機10AのIPアドレスが指定されている(ST223のYES,ST224のYES)ので、上位機10AがこのARPコマンドに対してレスポンスを返す(ST225)。
【0073】
有線LAN(1)上に送出されたこのレスポンスフレームは、宛先MACアドレスが無線子局30A1を示すMAC30A1となっているので、無線基地局20Aを経由して無線子局30A1に送信される。
【0074】
かくして、このARPレスポンスを受信(図4のST215のYES)した無線子局30A1は、自機内のARPテーブル33TにIPアドレス(1P10A)とMACyアドレス(MAC10A)とを対応させて登録(ST216)する。この登録時に当該上位機10AについてのARP1yタイマーおよびARP2yタイマーを更新(ST217,ST218)しておく。そして、当該上位機10Aへ送信データを送信する(ST220)。
【0075】
なお、所定時間内にARPレスポンスを受信できない場合(ST215のNO)は、エラー処理(ST221)となる。
【0076】
もとより、上位機10A側では、ARPレスポンスを当該無線子局30A1に送信(図5のST225)した場合、ARPコマンド送信元(上位機10A1)のIPxアドレス(IP10A1)とMACxアドレス(MAC10A1)とを対応させて自機内のARPテーブル13Tに登録(ST226)する。
【0077】
また、この登録時に当該無線子局30A1についてのARP1xタイマーおよびARP2xタイマーを更新(ST227,ST228)しておく。なお、ARPコマンドでない場合(ST223のNO)は、通常データの受信(ST229)となる。
【0078】
かくして、当該無線基地局20を特定できる無線子局30から上位機10へのARPコマンドフレームを利用した両者30,10間のARPコマンド・ARPコマンドレスポンスの送受信により、双方テーブル13T,33Tに当該各IPアドレスとMACアドレスとを対応付けて登録できる。
【0079】
これ以降は、ARPテーブル13T,33Tがクリアされるまで、両者30,10間のアドレス管理が維持される。したがって、安定したTCP/IP通信を、ARPコマンドフレームのやり取りなしに、円滑に行える。
【0080】
しかして、この実施形態によれば、無線子局30および上位機10が、物理通信アドレスの解決プロトコルコマンド(ARPコマンド)を用いて通信相手[上位機(無線子局)]の物理通信アドレスを取得しかつ取得した物理通信アドレスと当該通信相手[上位機(無線子局)]の論理通信アドレスとを対応付けしてアドレス管理可能に形成され、しかも無線子局30から第1の設定時間T1内に少なくても1つのデータパケットを通信して対応付けアドレス管理をそのまま維持可能であるから、有線LAN(1)上の上位機10から無線基地局20を経由した無線子局30へのブロードキャストのARPコマンド通信を発生させないですむ。
【0081】
そして、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されない場合には、当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを消去可能とし、通信相手の一方が停止等の不使用状態になった場合に無線子局30および上位機10のアドレス管理を解除してメモリを開放可能に形成されているので、有線LAN(1)上の上位機10から無線基地局20を経由した無線子局30へのARPコマンド通信を発生させないようにできるから、通信の信頼性を大幅に向上できるとともに、不使用の無線子局30および上位機10のアドレス管理を適時に解消できるから運用効率も向上する。
【0082】
また、上位機10および無線子局30が、第1の設定時間T1内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを参照している場合でも、第2の設定時間T2a,T2bが経過した場合には当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去可能で、かつ上位機10側の第2の設定時間T2aが無線子局30側の第2の設定時間T2bに比較して長い時間に選択設定可能に形成されているので、無線子局30側のアドレス管理を必ず先に強制消滅されることができる。
【0083】
すなわち、アドレス管理が先に解除される無線子局30側からARPコマンド通信を発生させて当該無線子局30および当該上位機10のアドレス管理を再構築することができるから、例えば上位機10または無線子局30のLANボードが交換された場合に、交換前の古いMACアドレス(物理通信アドレス)でアドレス管理が継続されてしまう不都合が発生する虞を一掃できる。したがって、適応性が広くかつ通信の信頼性を一段と向上できる。
【0084】
さらに、無線子局30が商品販売データ処理を実行可能な商品販売データ処理装置に接続されかつ上位機10が各商品販売データ処理装置でデータ処理されたデータ処理結果の一括管理機能を有するものとされているので、レイアウトの自由度が高くかつデータ通信の信頼性が高いPOSシステムを確立できる。
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、上位機および無線子局が第1の設定時間内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを参照している場合でも、第2の設定時間が経過した場合には当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去可能に形成され、しかも上位機側の第2の設定時間が無線子局側の第2の設定時間に比較して長い時間に選択設定可能に形成された無線式データ通信システムであるから、有線LAN上の上位機から無線基地局を経由した無線子局へのARPコマンド通信を発生させないようにできる。このために、通信の信頼性を大幅に向上できるとともに、不使用の無線子局および上位機のアドレス管理を適時に解消できるから運用効率も向上できるとともに、さらにアドレス管理が先に解除される無線子局側からARPコマンド通信を発生させて当該無線子局および当該上位機のアドレス管理を再構築することができるから、例えば上位機または無線子局のLANボードが交換された場合に、交換前の古いMACアドレス(物理通信アドレス)でアドレス管理が継続されてしまう不都合が発生する虞を一掃できる。したがって、適応性が広くかつ通信の信頼性を一段と向上できる。
【0085】
また、請求項2の発明によれば、無線子局が商品販売データ処理を実行可能な商品販売データ処理装置に接続されかつ上位機が各商品販売データ処理装置のデータ処理結果を一括管理可能に形成されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏することができることに加え、さらにレイアウトの自由度が高くかつデータ通信の信頼性が高いPOSシステムを確立できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】 同じく、上位機側の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 同じく、無線子局側の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 同じく、ARPテーブル処理動作を説明するためのフローチャート(1)である。
【図5】 同じく、ARPテーブル処理動作を説明するためのフローチャート(2)である。
【図6】 同じく、ARPコマンドが無線子局側のみから出力されることを説明するための図である。
【図7】 従来例を説明するための図である。
【図8】 同じく、有線(TCP/IP)フレームを説明するための図である。
【図9】 同じく、アドレス管理テーブルを説明するための図である。
【図10】 同じく、無線通信フレームのヘッダーを説明するための図である。
【図11】 同じく、無線基地局と無線子局との接続対応例を説明するための図である。
【図12】 同じく、上位機と無線子局のアドレス関係を説明するための図である。
【図13】 同じく、無線子局側から無線基地局側への無線通信をする場合の無線フレームを説明するための図である。
【図14】 同じく、無線子局側から上位機側への無線通信をする場合の無線フレームを説明するための図である。
【図15】 同じく、無線子局側から無線基地局側へ送信されるブロードキャスト無線フレームを説明するための図である。
【図16】 同じく、無線基地局側の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 有線通信回線(有線LAN)
2 有線通信回線(有線LAN)
10 上位機(PC)
11 CPU
12 ROM
13 RAM
13T ARPテーブル(アドレス管理テーブル)
20 無線基地局
21 CPU
22 ROM
30 無線子局
31 CPU
32 ROM
33 RAM
33T ARPテーブル(アドレス管理テーブル)
40 ターミナル機

Claims (2)

  1. 上位機に複数の無線基地局が有線通信接続され、各無線基地局が少なくとも各1つの無線子局と無線通信接続され、上位機と各無線子局との間で当該各無線基地局を介してデータ通信する無線式データ通信システムにおいて、
    前記上位機および無線子局が、物理通信アドレスの解決プロトコルコマンドを用いて通信相手の物理通信アドレスを取得可能かつ取得した物理通信アドレスと当該通信相手の論理通信アドレスとを対応付けしてアドレス管理可能に形成されるとともに、第1の設定時間内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けが参照されない場合に当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを消去可能に形成し、前記第1の設定時間より短い通信間隔時間を設定可能に形成し、前記通信間隔時間を経過している場合に、少なくとも1つのデータパケットを互いに通信するように形成し、
    さらに、前記上位機および無線子局が、第1の設定時間内にアドレス管理された物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを参照している場合でも、第2の設定時間が経過した場合には当該物理通信アドレスと論理通信アドレスとの対応付けを強制的に消去可能に形成され、しかも前記上位機側の第2の設定時間が前記無線子局側の第2の設定時間に比較して長い時間に選択設定可能に形成されている無線式データ通信システム。
  2. 前記無線子局が商品販売データ処理を実行可能な商品販売データ処理装置に接続されかつ前記上位機が各商品販売データ処理装置でデータ処理されたデータ処理結果の一括管理機能を有するものとされている請求項1記載の無線式データ通信システム。
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