JP3767286B2 - 発光素子用電源装置、照明装置および液晶装置 - Google Patents

発光素子用電源装置、照明装置および液晶装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構成を簡略化するとともに、消費電力を低く抑えた発光素子用電源装置、照明装置、および、液晶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯用の電子機器には、各種の情報をユーザに示すために表示装置が設けられる。そして、この種の表示装置としては、消費電力が極めて小さい反射型の液晶装置が広く用いられている。ただし、反射型の液晶装置は、外光を利用するため、暗い場所では表示を読み取ることができない、という欠点がある。そこで、透過型のように内部に照明装置を持たせて、暗い場所では、当該照明装置を点灯させることにより透過型として用いて、その照射光により表示を視認する一方、明るい場所では、当該照明装置を非点灯とすることにより反射型として用いて、外光により表示を視認する、いわゆる半透過型(半反射型)の液晶装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、照明装置の光源には、一般的に冷陰極蛍光管が用いられるために、点灯速度が遅い。このため、半透過型の液晶装置の照明装置として用いると、反射型から透過型への切り替わり時に一時的に表示が視認しにくくなる、という問題があった。一方、携帯用の電子機器における電源は一般的に電池であるため、低消費電力であることが強く求められるが、消費電力の大きい冷陰極蛍光管は、この点でも不利である。
【0004】
そこで、本発明は、照明装置の光源としてLED(発光ダイオード)のような発光素子を用いることにより点灯の高速化を図り、さらに、広い電圧範囲での安定動作、構成の簡略化・小型化、発光素子を用いたこと以上の低消費電力化を可能とする発光素子用電源装置、照明装置、および、これを用いた液晶装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本件第1の発明にあっては、クロック信号に基づいてオンオフされる第1のスイッチング素子と接続されるインダクタと、前記インダクタから放出されたエネルギーを吸収し、電圧として保持する保持素子と、前記保持素子が保持する電圧を分圧するように、発光素子と直列接続されてなる第2のスイッチング素子と、前記発光素子と前記第2のスイッチング素子の間に位置する接続点における分圧電圧と参照電圧とを比較する比較器と、前記クロック信号および前記比較器の比較結果に基づき、前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記分圧電圧が前記参照電圧より低いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオンオフし、前記分圧電圧が前記参照電圧より高いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオフし、前記発光素子の消灯時には、前記発光素子に流れる電流の経路を遮断するように前記第2のスイッチング素子がオフすると共に前記制御回路により前記第1のスイッチング素子がオフされることを特徴とする。
【0006】
この構成によれば、比較器による判別結果のフィードバックにより、保持素子に保持される電圧が制御されるので、発光素子に印加される電圧を安定化させることが可能となる。この際、発光素子と抵抗素子との分圧電圧が比較の対象となるので、比較器の電源電圧が低く抑えられるとともに、分圧のための抵抗素子は1つだけで済む結果、構成の簡略化・小型化がそれだけ容易となる。さらに、発光素子を消灯させる旨の信号を入力すると、直列回路の電流経路が第2のスイッチング素子によって遮断されるので、インダクタを介して発光素子に電流が流れるのが防止される結果、その分、低消費電力化が可能となる。
【0007】
ここで第1の発明において、前記第2のスイッチング素子はトランジスタであって、そのオン抵抗を、前記発光素子と共に前記分圧電圧を生成する抵抗素子の一部または全部として用いる構成が望ましい。特に、オン抵抗を抵抗素子として用いれば、分圧のための抵抗素子が不要となるので、さらに、構成の簡略化・小型化を図ることが可能となる。
【0008】
また、第1の発明において、前記発光素子を消灯させる旨の信号を入力すると、前記比較器は、比較動作を停止する構成が望ましい。これにより、不要な比較動作が抑えられるので、その分、消費電力を抑えることができる。
また、前記発光素子はLEDであり、当該LEDを流れる電流は前記第2のスイッチング素子のみを経由することを特徴とする。
【0009】
一方、第1の発明において、第1のスイッチング素子に接続されたインダクタであって、前記第2のスイッチング素子がオンしたときにエネルギーを蓄積する一方、前記第1のスイッチング素子がオフしたときにエネルギーを放出するインダクタを備えて、前記制御回路は、前記第1のスイッチング素子をオンオフさせることにより、前記保持素子により保持される電圧の絶対値を大きくさせる構成が望ましい。これにより、安定化した昇圧電圧を用いることが可能となる。
【0010】
この構成において、前記発光素子を消灯させる旨の信号を入力すると、前記制御回路は、前記第1のスイッチング素子のオンオフを禁止させることが望ましい。これにより、不要なオンオフ動作が抑えられるので、その分、消費電力を抑えることができる。
【0011】
次に、上記目的を達成するために本件第2の発明は、クロック信号に基づいてオンオフされる第1のスイッチング素子と接続されるインダクタと、前記インダクタから放出されたエネルギーを吸収し、電圧として保持する保持素子と、前記保持素子が保持する電圧を分圧するように互いに直列接続されなる発光素子と第2のスイッチング素子の直列回路と、前記発光素子と前記第2のスイッチング素子の間に位置する前記直列回路の接続点における分圧電圧と参照電圧とを比較する比較器と、前記クロック信号および前記比較器の比較結果に基づき、前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記分圧電圧が前記参照電圧より低いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオンオフし、前記分圧電圧が前記参照電圧より高いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオフし、前記発光素子の消灯時には、前記発光素子に流れる電流の経路を遮断するように前記第2のスイッチング素子がオフすると共に前記制御回路により前記第1のスイッチング素子がオフされることを特徴としている。この構成によれば、上記第1の発明と同様に、広い電圧範囲での安定動作、構成の簡略化・小型化、さらには低消費電力化が可能となる。
【0012】
さらに、上記目的を達成するために本件第3の発明は、クロック信号に基づいてオンオフされる第1のスイッチング素子と接続されるインダクタと、前記インダクタから放出されたエネルギーを吸収し、電圧として保持する保持素子と、前記保持素子が保持する電圧を分圧するように互いに直列接続されなる発光素子と第2のスイッチング素子の直列回路と、前記発光素子と前記第2のスイッチング素子の間に位置する前記直列回路の接続点における分圧電圧と参照電圧とを比較する比較器と、前記クロック信号および前記比較器の比較結果に基づき、前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路と、互いに対向する基板間に液晶が挟持されてなり、前記発光素子により照射される光の透過率または反射率を変化させる液晶パネルと、を備え、前記制御回路は、前記分圧電圧が前記参照電圧より低いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオンオフし、前記分圧電圧が前記参照電圧より高いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオフし、前記発光素子の消灯時には、前記発光素子に流れる電流の経路を遮断するように前記第2のスイッチング素子がオフすると共に前記制御回路により前記第1のスイッチング素子がオフされることを特徴としている。この構成によっても、上記第1の発明と同様に、広い電圧範囲での安定動作、構成の簡略化・小型化、さらには低消費電力化が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
<バックライト>
まず、本発明の実施形態に係るバックライトについて説明する。図1は、このバックライトの電気的な構成を示すブロック図である。この図に示されるように、バックライトは、単一の電圧「Vdd−GND」を電源回路によって昇圧するとともに、この昇圧電圧「Vout−GND」を用いて、発光素子たるLED1およびLED2を点灯させるものである。
【0015】
さて、図1において、トランジスタ412は、そのゲートに供給されている信号CTRがHレベルである場合にオンするものであり、そのドレインは、インダクタ(コイル)414の一端に接続され、そのソースは、基準電位GNDの接地ラインに接続されている。インダクタ414の他端は、高位側の電圧Vddが印加される給電ラインに接続されている。また、インダクタ414の他端(トランジスタ412のソース)は、ダイオード416の順方向を介して、コンデンサの418の一端に接続されている。ここで、コンデンサ418の他端は接地ラインに接続されている。そして、このコンデンサ418の両端電圧が出力電圧「Vout−GND」として出力される構成となっている。
【0016】
次に、コンデンサ418には、負荷として、発光素子たるLED1、LED2、抵抗420およびトランジスタ422からなる直列回路が接続されている。このうち、LED1およびLED2は、白色の光を発するものであり、それぞれ後述するようにバックライトの光源として用いられる。また、トランジスタ422は、そのゲートに供給されている信号ENBがHレベルである場合にオンするものである。ここで、信号ENBは、信号生成回路(図1では省略)から供給される信号であり、Hレベルの場合にはLED1およびLED2の点灯を、Lレベルの場合にはその非点灯を、それぞれ指示する。さらに、この直列回路のうち、LED2および抵抗420の接続点Bにおける分圧電圧Vdivが、コンパレータ424の負入力端に印加される一方、GND<Vref<Vddの範囲において予め固定された参照電圧Vrefが、コンパレータ424の正入力端に印加されている。
【0017】
ここで、コンパレータ424は、信号ENBがHレベルの場合において、負入力端に印加されている分圧電圧Vdivと、正入力端に印加されている参照電圧Vrefとの比較動作が許可されるものである。詳細には、コンパレータ424は、比較動作が許可されている場合に、分圧電圧Vdivが参照電圧Vrefよりも上回るとき、Lレベルの信号Cmpを出力する一方、分圧電圧Vdivが参照電圧Vrefよりも下回るとき、Hレベルの信号Cmpを出力する。なお、参照電圧Vrefは、図1では固定化されているが、温度などの環境変数に応じて可変設定される場合もある。
【0018】
さて、コンパレータ424による信号Cmpは、制御回路たるラッチ回路426の入力端Dに供給されている。このラッチ回路426は、信号生成回路(図1では省略)からのクロック信号CLKの立ち上がりにおいて、入力端Dに供給される信号Cmpをラッチして、出力端Qから信号Q1として出力するものである。ただし、ラッチ回路426のリセット入力端Rstには、インバータ428による信号ENBの反転信号が供給されているので、信号ENBがLレベルの場合には、信号Q1がリセットされる構成となっている。また、ラッチ回路426のプリセット入力端Prstには、インバータ430によりHレベルの反転信号が供給されているので、リセット後における信号Q1の初期値はLレベルである。そして、アンド回路432は、信号Q1とクロック信号CLKとの論理積信号を求めて、これをトランジスタ412へのゲートに信号CTRとして供給するものである。
【0019】
次に、このバックライトの動作について説明する。まず、説明の便宜上、信号ENBがHレベルである場合、すなわち、LED1およびLED2の点灯が指示されている場合の動作について説明する。
【0020】
この場合に、スイッチ412がオンすると、インダクタ414には、電流Ionが電圧Vddの給電ラインから接地ライン方向に流れるので、エネルギーが蓄積されることとなる。この後、スイッチ412がオフすると、インダクタ414にはオフ電流Ioffが流れるので、蓄積されたエネルギーは、ダイオード416を介し、かつ、電圧Vddを基準に底上げされてコンデンサ418に移動することとなる。このため、コンデンサ418の両端電圧Voutは、電圧Vddよりも高くなる。なお、インダクタ414に蓄積されたエネルギーが全てコンデンサ418に移動すると、ダイオード416は逆バイアスとなるので、コンデンサ418に蓄積されたエネルギーがダイオード416を逆流することはない。
【0021】
さて、コンデンサ418に蓄積されたエネルギーは負荷により消費されるため、出力電圧Voutは徐々に低下することになる。そして、図2に示されるように、出力電圧Voutの分圧電圧Vdivが、参照電圧Vrefよりも下回ると、コンパレータ424の出力信号Cmpは、LレベルからHレベルに遷移する。これに伴って、ラッチ回路426は、クロック信号CLKの立ち上がりにおいてHレベルの信号Cmpをラッチするので、その出力信号Q1もHレベルとなる。このため、アンド回路432は開いて、クロック信号CLKがそのまま信号CTRとしてトランジスタ412のゲートに供給される。したがって、スイッチ412がオンしてインダクタ414にエネルギーが蓄積された後に、スイッチ412がオフしてエネルギーがコンデンサ418に移動するので、出力電圧Voutが上昇することとなる。すなわち、分圧電圧Vdivが参照電圧Vrefよりも下回ると、出力電圧Voutを上昇させる方向への制御が行われることとなる。なお、図2において、B点の分圧電圧を示すVdiv(参照電圧Vrefを含む)の縦スケールと、それ以外の信号波形の縦スケールとは、説明の便宜上、異なっている。すなわち、分圧電圧Vdivも参照電圧Vrefも、実際にはGNDからVddまでの範囲内にある。
【0022】
一方、出力電圧Voutが高くなって、図2に示されるように、分圧電圧Vdivが参照電圧Vrefよりも上回ると、コンパレータ424の出力信号CmpはLレベルとなるので、ラッチ回路426による信号Q1もLレベルとなる。このため、アンド回路432が閉じるので、トランジスタ412はオンオフしない。したがって、コンデンサ418が負荷に応じて放電するので、出力電圧Voutは、徐々に低下することとなる。すなわち、分圧電圧Vdivが参照電圧Vrefよりも上回ると、出力電圧Voutを低下させる方向への制御がコンデンサ418の放電により行われることとなる。
【0023】
結局、全体でみれば、出力電圧Voutは、両方向への制御が均衡する地点、すなわち、電圧Vdivイコール参照電圧Vrefとなる近辺で安定化することとなる。ここで、電圧Vdivは、出力電圧Voutを、LED1・LED2の抵抗分と抵抗422・トランジスタ424の抵抗分とで分圧した電圧であるから、前者に係る抵抗分をR1とし、後者に係る抵抗分をR2とすれば、Vdiv=Vout・R2/(R1+R2)が成立する。そして、この電圧Vdivが参照電圧Vrefで均衡するので、電圧Vddを昇圧した電圧Voutは、Vref(R1+R2)/R2で安定化することになる。したがって、LED1およびLED2の両端には、電圧(Vdd−Vdiv)が印加されるので、安定した点灯を得ることができる。
【0024】
次に、信号ENBがLレベルである場合、すなわち、LED1およびLED2の非点灯が指示されている場合、トランジスタ422がオフする結果、LED1、LED2に流れる電流経路が遮断される。また、この場合、比較器424の比較動作が停止する一方、ラッチ回路426はリセットされるので、電圧Vdivと参照電圧Vrefとの大小関係にかかわらず、ゲート回路432は閉じる結果、トランジスタ412のオンオフが禁止される。したがって、信号ENBがLレベルである場合には、LED1、LED2は非点灯となるとともに、トランジスタ412のオンオフに伴って消費される電力のほか、比較器424、ラッチ回路426で消費される電力も抑えられることとなる。
【0025】
ところで、このバックライトにあっては、出力電圧Voutと目標電圧とを直接的に比較せずに、これを分圧した電圧Vdivと参照電圧Vrefとを間接的に比較する構成となっている。この理由は、比較器424の電源として「Vin−GND」を用いているため、比較器424においては、比較の対象となる電圧も「Vdd−GND」の範囲内になければならないからである。そこで、本実施形態に係るバックライトでは、第1に、電圧Vddを昇圧した電圧Voutを、一種の抵抗分割により分圧して、この分圧電圧Vdivを比較器424において比較の対象としているのである。
【0026】
ここで、出力電圧Voutを分圧するためには、少なくとも抵抗素子を2つ設けなければならないが、このことは、構成の小型化や部品点数の極少化の要求とは、相反するものである。そこで、本実施形態に係るバックライトでは、第2に、電圧Voutを分圧する2つの抵抗素子のうち、一方をLED1およびLED2に置換して、そのオン抵抗を等価的に用いている。
【0027】
ただし、トランジスタ422を設けない構成を想定した場合、電流が、分圧のための素子を介して常に流れてしまうので、バックライトの消費電力が大きくなってしまうだけでなく、電流が常に流れる結果、バックライトを非点灯とさせるときでも、LED1、LED2が薄暗い状態で点灯してしまうことにもなる。特に、入力電圧「Vdd−GND」に、リチウム電池などの電圧幅が広いもの(例えば2.2〜5.5ボルト)を用いた場合に、その電池の電圧が高い(例えば5.5ボルト)とき、トランジスタ412がオフしていても、トランジスタ422がなければ、電流が、インダクタ414→ダイオード416→LED1→LED2→抵抗420という経路で流れてしまう。そこで、本実施形態に係るバックライトでは、第3に、LED1、LED2の電流経路に、トランジスタ422を設けるとともに、バックライトを非点灯とするときには、当該トランジスタ422をオフさせることにより、電流がLED1、LED2に流れるのを防止して、消費電力の低減化とともに、バックライトの完全非点灯を図っているのである。
【0028】
また、バックライトを非点灯とする場合、そもそも、トランジスタ412をスイッチングのほか、ラッチ回路426による信号Cmpのラッチや、比較器424における分圧電圧Vdivと参照電圧との比較は不要である。そこで、本実施形態に係るバックライトでは、第4に、信号ENBがLレベルである場合、すなわち、バックライトの非点灯を指示する場合には、ラッチ回路426をリセットする一方、比較器424の比較を禁止して、これらにおいて消費される電力をも抑えているのである。
【0029】
なお、上述したバックライトにおいては、LED1およびLED2の抵抗分と、抵抗420およびトランジスタ422の抵抗分とによって、電圧Voutを分圧する構成としたが、トランジスタ422のオン抵抗を調整すれば、抵抗420が不要となるので、構成の小型化や部品点数の極少化に、大いに寄与することができる。また、このバックライトにおいては、入力電圧Vddを昇圧したが、入力電圧よりも低い電圧を出力する降圧型や、入力電圧の極性を反転して出力する反転型にも適用可能である。
【0030】
<液晶装置>
次に、本発明の実施形態に係るバックライトを適用した液晶装置について説明する。図3は、この液晶装置の電気的構成を示すブロック図である。この図において、液晶パネル100には、行(X)方向に形成された複数m本の走査線312と、列(Y)方向に形成された複数n本のデータ線212との各交差点において画素116が形成されている。そして、各画素116は、液晶表示要素(液晶層)118とTFD(Thin Film Diode)220とが直列に接続された構成となっている。
【0031】
ここで、液晶パネル100の詳細構成について説明する。図4は、この液晶パネルの要部構成を摸式的に示す部分破断斜視図である。この図に示されるように、液晶パネル100は、素子基板200と、これに対向配置される対向基板300とを備えている。このうち、素子基板200の上面には、半透過反射層202、保護絶縁層204が順に形成されて、さらに、この表面にデータ線212や、TFD220、画素電極234などが形成されている。
【0032】
このうち、半透過反射層202は、アルミニウムなどの反射性金属の薄膜や、複数のスリットを有する反射性金属層などからなり、図において下側からの入射光を透過して上側に出射する一方、上側からの入射光を反射して出射するものである。また、保護絶縁層204は、SiO2などの透明性を有するものであり、その上面に形成される画素電極234等と、その下面に形成される半透過反射層202との絶縁を図るものである。
【0033】
また、画素電極234は、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明金属からなり、XY方向に対してマトリクス状に複数配列している。ここで、同一列に配列する画素電極234は、列方向に短冊状に延在するデータ線212の1本に、それぞれTFD220を介して接続されている。また、TFD220は、基板側からみると、データ線212から分岐した第1金属膜222と、この第1金属膜222を陽極酸化した酸化膜224と、第2金属膜226とから構成されて、金属/絶縁体/金属のサンドイッチ構造を採る。このため、TFD220は、正負双方向にわたるダイオードスイッチング特性を有することになる。
【0034】
一方、対向基板300の対抗面には、ITOなどからなる走査線312が、データ線212とは直交する行方向に延在し、かつ、画素電極234の対向する位置に配列している。すなわち、走査線312は、画素電極234の対向電極となっている。
【0035】
そして、このような素子基板200と対向基板300とは、基板周辺に沿って塗布されるシール剤(図示省略)と、適切に散布されたスペーサ(図示省略)とによって、一定の間隙を保っており、この閉空間に例えば、TN(Twisted Nematic)型の液晶105が封入されている。したがって、図3における液晶層118は、データ線212と走査線312との交差部分において、当該走査線312と、画素電極234と、両者の間に位置する液晶105とで構成されることになる。
【0036】
ほかに、対向基板300には、液晶パネル100の用途に応じて、例えば、ストライプ状や、モザイク状、トライアングル状等に配列されたカラーフィルタが設けられ、それ以外の領域には遮光のためブラックマトリクスが設けられる。くわえて、素子基板200および対向基板300の各対向面には、それぞれ所定の方向にラビング処理された配向膜などが設けられる一方、各基板の背面には配向方向に応じた偏光子や、色補償板、位相板などがそれぞれ設けられる(いずれも図示省略、後述する図5においても同じ)。
【0037】
説明を再び図3に戻す。Yドライバ350は、一般には走査線駆動回路と呼ばれ、走査信号Y1〜Ymを対応する走査線312に供給するものであって、詳細には、走査線312を1本毎に順次選択して、その選択期間に選択電圧を印加する一方、それ以外の非選択期間に非選択電圧を印加するものである。また、Xドライバ250は、一般にはデータ線駆動回路と呼ばれ、Yドライバ350により選択された走査線312との交差部に位置する画素116に対し、表示内容に応じたデータ信号X1〜Xnを、それぞれ対応するデータ線212を介して供給するものである。
【0038】
また、バックライト400は、液晶パネル100の背面側から光を照射するものであり、その電気的な構成については、すでに述べた通りである。信号生成回路500は、Xドライバ250およびYドライバ350に対しては、その動作のために必要なクロック信号や制御信号などを供給する一方、バックライト400に対しては、上述したクロック信号CLKおよび信号ENBを供給して、各部を制御するものである。なお、信号生成回路500が、信号ENBのレベルを規定する(すなわち、バックライト400の点灯・非点灯を指示する)際の判断の基準としては、例えば、▲1▼別途スイッチを設けて、当該スイッチをユーザが操作したか否かを判別する、▲2▼外光の強度を検出して、当該強度が十分であるか否かを判別する、▲3▼電圧Vddを検出して、電池残量が十分であるかを否かを判別する、などが考えられる。
【0039】
次に、液晶装置の全体構成について簡単に説明する。図5は、この液晶装置の構成について、バックライト400の構成を含めて示す斜視図である。この図に示されるように、バックライト400は、素子基板200の背面側(図において下側)に、シリコンゴムなどの緩衝材(図示省略)を介して設けられる。
【0040】
そして、バックライト400にあっては、上述したLED1およびLED2が、取付基板402に並設されて、それらの照射光が導光板404における一方の側面404aに入射する構成となっている。ここで、導光板404における一方の側面404aは厚く、他方の側面404bは薄くなっている。また、導光板404の背面には、反射板406が密着している一方、導光板404の上面たる出射面には、拡散板408が密着している。このため、側面404aからの入射した光は、反射板406により図において上方向に反射するとともに、拡散板408により散乱して、液晶パネル100に対して均一に入射することとなる。
【0041】
ここで、液晶パネルは、信号ENBがHレベルである場合(すなわち、LED1およびLED2の点灯が指示されている場合)には、バックライトユニット400からの光が半透過反射層202(図4参照)を透過することによって、透過型として機能する一方、信号ENBがLレベルである場合(LED1およびLED2の非点灯が指示されている場合)には、対向基板300の側からの入射した光が半透過反射層202で反射することによって反射型として機能することになる。
【0042】
一方、液晶パネル100にあっては、素子基板200の対向面において対向基板300から張り出した端子部分には、ベアチップのXドライバ250がCOG(Chip On Glass)技術により実装されるとともに、Xドライバ250に各種信号を供給するためにFPC(Flexible Printed Circuit)基板260が接続される。同様に、対向基板300の対向面において素子基板200から張り出した端子部分には、ベアチップのYドライバ350がCOG技術により実装されるとともに、Yドライバ350に各種信号を供給するためにFPC基板360が接続される。なお、FPC基板260、360の他端には、信号生成回路500(図3参照)が接続される。
【0043】
ここで、Xドライバ250およびYドライバ350における実装は、それぞれ、第1に、基板との所定位置において、接着材中に導電性微粒子を均一に分散させたフィルム状の異方性導電膜を挟持し、第2に、ベアチップたるドライバを基板に加圧・加熱することにより行われる。FPC基板260、360の接続も同様にして行われる。なお、Xドライバ250およびYドライバ350を、それぞれ素子基板200および対向基板300に実装する替わりに、例えば、TAB(Tape Automated Bonding)技術を用いて、ドライバが実装されたTCP(Tape Carrier Package)を、基板の所定位置に設けられる異方性導電膜により電気的および機械的に接続する構成としても良い。
【0044】
このような構成において、ある走査線312が選択されて、その選択期間において選択電圧が印加されると、対応するTFD220が導通状態となる。この導通状態の際に、データ線212を介してデータ信号が印加されると、当該TFD220に接続された液晶層118に所定の電荷が蓄積される。電荷蓄積後、非選択電圧が印加されて、当該TFD220が非導通状態となっても、当該TFD220のリーク(オフリーク)が少なく、かつ、液晶層118の抵抗が十分に高ければ、当該液晶層118における電荷の蓄積が維持される。このように、各TFD220を駆動して蓄積させる電荷の量を制御すると、画素毎に液晶の配向状態が変化して、透過型でも反射型でも所定の情報を表示することが可能となる。すなわち、透過型では画素毎に透過率が変化し、反射型では画素毎に反射率が変化することになる。
【0045】
なお、上述した液晶パネル100については半透過型としたが、透過型をとしても良い。透過型とする場合には、画像信号のないときや、電源オンまたはオフ直後のとき、なんら操作が加えられないで一定時間経過したときなどに、信号ENBをLレベルにして、バックライト400を非点灯とする構成とすれば良い。また、上述したバックライト400にあっては、液晶パネル100の背面側に設けられたが、液晶パネル100を反射型として、液晶パネル100の前面側に設けても良い。すなわち、いわゆるフロントライトとして用いても良い。
【0046】
また、図3にあっては、TFD220がデータ線212の側に接続され、液晶層118が走査線312の側に接続されているが、これとは逆に、TFD220が走査線312の側に、液晶層118がデータ線212の側に、それぞれ接続される構成でも同じことである。
【0047】
一方、上述した液晶パネル100におけるTFD220は、二端子型非線形素子の一例であり、他に、ZnO(酸化亜鉛)バリスタや、MSI(Metal Semi-Insulator)などを用いた素子や、これら素子を2つ逆向きに直列接続または並列接続したものなどが適用可能である。さらに、これらの二端子型非線形素子のほかに、三端子型非線形素子、例えばTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)を用いても良い。ただし、TFTを用いる場合には、一方の基板において走査線、データ線を設けるとともに、それらの各交差点においてゲートが走査線に、ソースがデータ線に、ドレインが画素電極に、それぞれ接続される構成となる。くわえて、これら非線形素子を用いずに、STN(Super Twisted Nematic)型液晶を用いたパッシィブ型液晶などにも適用可能である。
【0048】
<電子機器>
次に、上述した液晶装置を具体的な電子機器に用いた例のいくつかについて説明する。
【0049】
<その1:モバイル型コンピュータ>
次に、上述した液晶装置を、モバイル型のパーソナルコンピュータの表示部に適用した例について説明する。図6は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図において、コンピュータ2200は、キーボード2202を備えた本体部2204と、表示部として用いられる液晶パネル100とを備えている。なお、この液晶パネル100の背面には、視認性を高めるためのバックライト400が上述したように設けられるが、外観には表れないので、図6では省略している。
【0050】
<その2:携帯電話>
さらに、上述した液晶装置を、携帯電話の表示部に適用した例について説明する。図7は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図において、携帯電話2300は、複数の操作ボタン2302のほか、受話口2304、送話口2306とともに、上述した液晶パネル100を備えるものである。なお、この液晶パネル100の背面にも、視認性を高めるためのバックライトが設けられるが、外観には表れないので、図7では省略している。
【0051】
なお、電子機器としては、図6および図7を参照して説明した他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した液晶装置が適用可能なのは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、照明装置において、広い電圧範囲での安定動作、構成の簡略化・小型化、さらには低消費電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るバックライトの電気的な構成を示す回路図である。
【図2】 同バックライトの動作を説明するための図である。
【図3】 同バックライトを適用した液晶装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 同液晶装置のうち、液晶パネルの要部構成を摸式的に示す部分破断斜視図である。
【図5】 同液晶装置の構成を説明するための斜視図である。
【図6】 同液晶装置を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。
【図7】 同液晶装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、2……LED
100……液晶パネル
105……液晶
118……液晶層
200……素子基板
202……半透過反射層
204……保護絶縁層
212……データ線
220……TFD
234……画素電極
250……Xドライバ
300……対向基板
312……走査線
350……Yドライバ
400……バックライト
412、422……トランジスタ
414……インダクタ
416……ダイオード
418……コンデンサ
420……抵抗
424……比較器
426……ラッチ回路
500……信号生成回路

Claims (7)

  1. クロック信号に基づいてオンオフされる第1のスイッチング素子と接続されるインダクタと、
    前記インダクタから放出されたエネルギーを吸収し、電圧として保持する保持素子と、
    前記保持素子の保持する電圧を分圧するように、発光素子と直列接続されてなる第2のスイッチング素子と、
    前記発光素子と前記第2のスイッチング素子の間に位置する接続点における分圧電圧と参照電圧とを比較する比較器と、
    前記クロック信号および前記比較器の比較結果に基づき、前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記分圧電圧が前記参照電圧より低いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオンオフし、前記分圧電圧が前記参照電圧より高いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオフし、
    前記発光素子の消灯時には、前記発光素子に流れる電流の経路を遮断するように前記第2のスイッチング素子がオフすると共に前記制御回路により前記第1のスイッチング素子がオフされる
    ことを特徴とする発光素子用電源装置。
  2. 前記第2のスイッチング素子はトランジスタであって、そのオン抵抗を、前記発光素子と共に前記分圧電圧を生成する抵抗素子の一部または全部として用いることを特徴とする請求項1に記載の発光素子用電源装置。
  3. 前記発光素子を消灯する場合には、前記比較器は比較動作を停止することを特徴とする請求項1に記載の発光素子用電源装置。
  4. 前記発光素子はLEDであり、当該LEDを流れる電流は前記第2のスイッチング素子のみを経由することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の発光素子用電源装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の発光素子用電源装置と前記発光素子を備えることを特徴とする照明装置。
  6. クロック信号に基づいてオンオフされる第1のスイッチング素子と接続されるインダクタと、
    前記インダクタから放出されたエネルギーを吸収し、電圧として保持する保持素子と、
    前記保持素子が保持する電圧を分圧するように互いに直列接続されてなる発光素子と第2のスイッチング素子の直列回路と、
    前記発光素子と前記第2のスイッチング素子の間に位置する前記直列回路の接続点における分圧電圧と参照電圧とを比較する比較器と、
    前記クロック信号および前記比較器の比較結果に基づき、前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記分圧電圧が前記参照電圧より低いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオンオフし、前記分圧電圧が前記参照電圧より高いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオフし、
    前記発光素子の消灯時には、前記発光素子に流れる電流の経路を遮断するように前記第2のスイッチング素子がオフすると共に前記制御回路により前記第1のスイッチング素子がオフされる
    ことを特徴とする照明装置。
  7. クロック信号に基づいてオンオフされる第1のスイッチング素子と接続されるインダクタと、
    前記インダクタから放出されたエネルギーを吸収し、電圧として保持する保持素子と、
    前記保持素子が保持する電圧を分圧するように互いに直列接続されてなる発光素子と第2のスイッチング素子の直列回路と、
    前記発光素子と前記第2のスイッチング素子の間に位置する前記直列回路の接続点における分圧電圧と参照電圧とを比較する比較器と、
    前記クロック信号および前記比較器の比較結果に基づき、前記第1のスイッチング素子のオンオフを制御する制御回路と、
    互いに対向する基板間に液晶が挟持されてなり、前記発光素子により照射される光の透過率または反射率を変化させる液晶パネルと、を備え、
    前記制御回路は、前記分圧電圧が前記参照電圧より低いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオンオフし、前記分圧電圧が前記参照電圧より高いと判別された場合に前記第1のスイッチング素子をオフし、
    前記発光素子の消灯時には、前記発光素子に流れる電流の経路を遮断するように前記第2のスイッチング素子がオフすると共に前記制御回路により前記第1のスイッチング素子がオフされる
    ことを特徴とする液晶装置。
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