JP3763925B2 - コードのジョイント除去方法及びその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝動ベルトの製造ラインにおいて、金型に帆布を挿入した後に巻き付けられるコードのジョイント部を除去するコードのジョイント除去方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、伝動ベルトの成形金型を移動させ、該金型に対し、帆布挿入、コード巻き付け、底ゴムシート巻き付け、加硫、冷却を行って、伝動ベルトを製造することは知られている。コード巻き付け工程においては、帆布が挿入された後の金型に対しコードが巻き付けられるが、コードの巻き始めは、コードの先端部を帆布上に圧着し、巻き終わりは、コードをカッターにて切断した後圧着するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかるコードの途中にジョイント部が位置する場合があり、かかるジョイント部は張力が弱いため、伝動ベルトの抗張体として十分に機能しない。そのため、作業者がコード巻き付け終了後にジョイント部の有無及び位置をチェックし、成形終了後にそのジョイント位置にラベルを貼るようにし、加硫・冷却終了後に取り除くようにしているが、その作業が面倒であり、作業者の負担となっているのに加えて、ラベルを貼り忘れるおそれもあった。
【0004】
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、コードのジョイント部の有無及び位置を簡単に検出して除去することができるコードのジョイント除去方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、金型を移動させ、帆布挿入、コード巻き付け、底ゴムシート巻き付け、加硫、冷却を行う伝動ベルトの製造ラインにおいて、巻き付けられるコードのジョイント部を除去するコードのジョイント除去方法を前提とするもので、コード巻き付けの際に、コードのジョイント部の有無及び位置を検出して記録し、底ゴムシート巻き付けの際に、前記記録に基づきコードのジョイント部が対応する部位に目印部材を貼着し、冷却終了後に、目印部材が貼着された部位を穿孔するものである。
【0006】
よって、目印部材が脱落しても、コードのジョイント部が対応する部位は、穿孔によって、完成品となった状態でも、確実に視認することができ、確実に除去される。
【0007】
また、本発明は、上記方法を実施する装置として、金型を磁気記録手段と共に搬送ベース上に裁置し、帆布挿入ステーション、コード巻き付けステーション、底ゴムシート巻き付けステーション、加硫ステーション、冷却ステーションを移動させて、伝動ベルトを製造するラインにおいて、巻き付けられるコードのジョイント部を除去するコードのジョイント除去装置であって、金型に対し供給されるコードの移動経路に配設され、コードのジョイント部を検出するジョイント検出手段と、該ジョイント検出手段よりの信号を受け、金型に対するコードの巻き始め端部からのジョイント部の位置を演算するジョイント位置演算手段と、該ジョイント位置演算手段よりの信号を受け、前記磁気記録手段にジョイント情報を書き込む磁気書き込み手段とを備える。
【0008】
よって、ジョイント検出手段によりコードのジョイント部が検出されると、ジョイント位置演算手段によってコードの巻き始め端部からのジョイント位置が演算され、ジョイント情報(ジョイント部の有無及びジョイント位置)が磁気記録手段に記録され、このジョイント情報に基づきジョイント部を除去できる。
【0009】
さらに、底ゴムシート巻き付けステーションに配設され前記磁気記録手段よりジョイント情報を読み出す第1の情報読み出し手段と、該第1の情報読み出し手段の信号を受け、底ゴムシート巻き付けステーションにおいて円筒状ゴムシートのコードのジョイント部の位置まで移動して目印部材を貼着する目印貼着手段とを備え、ジョイント部の位置に目印部材が貼着されることから、ジョイント部の位置の発見が容易となる。
【0010】
さらに、冷却ステーションに配設され前記磁気記録手段よりジョイント情報を読み出す第2の情報読み出し手段と、該第2の情報読み出し手段の信号を受け、冷却ステーションにおいて円筒状ゴムシートのコードのジョイント部の位置まで移動して穿孔する穿孔手段とを備えており、目印部材が外れた場合でも、また、完成品となった後でも、ジョイント部を簡単に発見して、簡単に除去することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1に示すコード巻き付け装置は、伝動ベルトであるVリブドベルトを製造する製造ラインのコード巻き付けステーションにおいて用いられるものである。
【0013】
コード巻き付け装置11は、搬送ベース4が所定の位置に達したことを検出する搬送ベース位置決めセンサ12と、該センサ12よりの信号を受け、搬送ベース4が所定の位置に達したときに、金型1を挟持して固定する上側及び下側金型押さえ13,14とを備えている。
【0014】
上側金型押さえ13は、主軸15に連結され、該主軸15は、第1従動プーリ16、ベルト17及び駆動プーリ18を介して駆動モータ19に接続され、駆動モータ19により回転されるようになっている。20は下側金型押さえ14を昇降させるシリンダ手段である。
【0015】
前記金型1の搬送ベース4には、図2(a)(b)に示すように、その金型1によって製造される伝動ベルトについての製造情報が磁気記録されている磁気記録手段5を着脱可能に収納する収納ポケット部4aが設けられている。磁気記録手段5は、支持部4b,4cによって若干浮き上がった状態で支持され、作業者が必要に応じて簡単に把持できるようになっている。よって、作業者が磁気記録手段5を把持して、それに周知の記録読み取り装置及び書き込み装置を適用するようにすれば、製造ラインの最初だけでなく、途中の各ステーションにおいても、搬送ベース4によって搬送されている金型1に関連する製造情報の読み取りや書き込みをを自由にできる。
【0016】
また、主軸15及び金型1と平行に、ボールスクリューシャフト21が回転可能に配設され、該スクリューシャフト21の上端が、カップリング22を介してブレーキクラッチユニット23の下側軸23aに連結されている。該ブレーキクラッチユニット23の上側軸23bは、第2従動プーリ24及びベルト25を介して、第1従動プーリ16と一体的に回転する第3従動プーリ26に接続されている。
【0017】
ボールスクリューシャフト21には、L形リニアヘッド27が金型軸線方向に移動可能に螺合し、前記駆動モータ19の回転により上下方向に移動するようになっている。リニアヘッド27の上には、コードキャリア31が水平方向に即ち金型1に対し進退可能なるように別のボールスクリューシャフト28に螺合している。尚、29はコードキャリア31の原点位置を検出するリミットスイッチ、30はコードキャリア31の後退位置を検出するリミットスイッチである(図3参照)。
【0018】
一方、コードキャリア31に対しては、コードボビン6(コードボビン手段)よりコード7が供給されるようになっている。即ち、コード7を貯留するコードボビン6に繰り出しモータ81(ACサーボモータ)を関連づけ、該繰り出しモータ81を回転駆動することでコード7を繰り出すようになっている。
【0019】
前記コードボビン6より繰り出されたコード7は、中間ロール82を経て、テンションロール手段83に巻き掛けられ、さらに、別の中間ロール84、第1〜第3のガイドプーリ40,41,42を経て、コードキャリア31の第4のガイドロール43に至るようになっている。尚、第2のガイドプーリ41に対しては、コードテンションが上下限値を超える場合には装置を停止させコードテンションが所定の範囲内となるように管理するためのロードセル45がそれぞれ設けられている。
【0020】
前記テンションロール手段83は、回転可能に支持された軸部材85と、該軸部材85の両端に回転可能に支承されコード7が巻き掛けられたテンションロール86,86とを有し、該軸部材85に揺動モータ87(ACサーボモータ又はインバータモータ)が関連づけられ、該揺動モータ87によってテンションロール手段83(軸部材85)を変化に追従するように揺動させ、コードテンションを目標値に維持しつつ、コード7を繰り出すように構成されている。
【0021】
前記中間ロール84には、コード7の繰り出し速度を検出する速度検出手段としてのタコジェネレータ88(又はエンコーダ)が連係され、該タコジェネレータ88よりの信号を受け、繰り出し制御手段48が、コード7の繰り出し速度の変化に追従できるように前記コード7の繰り出し速度に基づき前記繰り出しモータ81を制御する。また、繰り出し制御手段48は、コード巻き終了後コードキャリアが初期位置に戻る際、繰り出しモータ81を逆回転させて、余剰コードの自動巻き戻しを行うようにもなっている。
【0022】
また、コードボビン6には、光学的にコードの有無を検出するコード残量検出センサ49がコードボビン6の径方向に調整可能に設けられている。このコード残量検出センサ49の信号は繰り出し制御手段48に入力されるようになっている。繰り出し制御手段48は、磁気記録手段5より読み込み手段50を通じてコード情報を読み込み、コード繰り出し作業開始前に該コード繰り出し作業で必要とする量よりコード残量が少ない場合に、図示しない操作パネルの表示部にボビン交換信号を出力し、交換指示を表示させる交換指示手段としても機能するようになっている。
【0023】
また、前記コードキャリア31は、図3に詳細を示すように、タッチプーリ51及びカット・クランプユニット52を備える第1のキャリア本体53と、該第2のキャリア本体54とを有し、それらの間に介装されたスプリング部材55によって、第1のキャリア本体53は前進方向に常時付勢されている。よって、コードキャリア31が前進時にタッチプーリ51が金型1に接した後、さらにコードキャリア31が前進し、スプリング部材55が一定量撓み第1及び第2のキャリア本体53,54が接近した状態で停止する。その結果、タッチプーリ51が一定圧力で金型1に当てられる。
【0024】
前記タッチプーリ51は、第1のキャリア本体53に回転可能に支持されている。また、第1のキャリア本体53には、旋回ブラケット56が回転可能に軸支され、該旋回ブラケット56にコードクランプ装置57、コード押さえ及び端末ガイドローラ58、並びにカッター(図示せず)が取り付けられて、カット・クランプユニット52が構成されている。尚、旋回ブラケット56は、旋回シリンダ59により、タッチプーリ51の回転軸を中心に回転し、金型1に接近又は離間するようになっている。また、第1のキャリア本体53には、コードクランプ装置57と並列に、シリンダ手段60によって金型1に対し進退する位置決めロッド61が配設されている。尚、62,63はそれぞれタッチプーリ51の金型に接する10mm手前位置及び下降位置を検出するリミットスイッチである。
【0025】
また、上記コードキャリア31上におけるタッチプーリ51とガイドプーリ43との間即ちタッチプーリ51に進入する直前のコード経路には、コード7のジョイント部の径がコードの径より大きいことより該ジョイント部を検出するジョイント検出センサ64が配設され、コード7のジョイント部の通過を検出するようになっている。
【0026】
上記ジョイント検出センサ64によってジョイント部の通過が検知されると、そのジョイント検出センサ64よりの信号を受けたジョイント位置演算手段65が、巻き始めからの位置(ジョイント位置)を演算し、書き込み手段66を介して、搬送ベース4上に着脱可能に裁置され金型1と一緒に搬送される磁気記録手段5に書き込まれるようになっている。上記ジョイント位置は、主軸15の回転を駆動モータ19(サーボモータ)で行い、金型1へのコード巻きの態様(幅、ピッチ等)が定まっていることから、巻き始めてから何回転目に即ち巻き始めてから何mmの位置にジョイント部が位置するかを演算することにより決定する。
【0027】
上記のように構成すれば、金型1が、搬送コンベヤ手段8にて、コード巻き付けステーションS3のコード巻き付け装置11の位置にまで搬送されてくると、搬送ベース4が搬送ベース位置決めセンサ12により検出され、金型1の下方から下側金型押さえ14がシリンダ手段20により上昇せしめられると共に、上方からも主軸に直結した上側金型押さえ13が下降し、金型1を挟持し、コード7の巻き付けが開始される。
【0028】
上記コード巻き付けの途中において、ジョイント検出センサ64によってジョイント部の通過が検知されると、ジョイント位置演算手段65が、巻き始めからの位置(ジョイント位置)を演算し、書き込み手段66(磁気記録手段)を介して、磁気記録手段5に自動的に書き込まれる。尚、コード巻き付け作業中は、磁気記録手段5は搬送ベース4より取り外され、書き込み手段66にセットされている。
【0029】
上記実施の形態においては、コード7のジョイント部の有無及び位置を磁気記録手段5の書き込むだけであるが、さらに作業者がその位置を容易に発見できるように、また、完成品となった後でも視認できるように、底ゴムシート巻き付けステーションでその部位に目印テープ部材を巻き付けたり、その部位を穿孔したりすることもできる。
【0030】
具体的には、底ゴムシート巻き付けステーションにおいては、金型1が横向きに倒され、該横向きの金型1に対し底ゴムシートが巻き付けられるようになっているので、図4及び図5に示すように、その横向きの金型1の軸線方向に沿ってガイドレール91を配設し、該ガイドレール91に目印テープ貼着手段92が設けられたスライダ93をスライド移動可能に設ける。スライダ93は、1対のプーリ(一方のプーリ94のみ図示)間に巻き掛けられたベルト95に固定され、正逆回転モータ96の駆動によって往復移動せしめられるようになっている。
【0031】
上記回転モータ96は、読み込み手段97に連係された貼着制御手段98に連係され、該貼着制御手段98によって、磁気記録手段5より読み込み手段97を通じて読み込まれたジョイント情報に基づき、目印テープ貼着手段92を有するスライダ93がジョイント位置まで移動せしめられるようになっている。
【0032】
そして、スライダ93がジョイント部が位置する部位にまで移動せしめられると、目印テープ貼着手段92によって、その部分を明確に視認できるように目印テープ(目印部材)が自動的に巻き付けられる。
【0033】
また、冷却ステーションにおいては、具体的に図示していないが、底ゴムシート巻き付けステーションの目印テープ貼着手段と同様の往復移動機構によって、ドリル手段(穿孔手段)がジョイント位置(テープ貼着位置)まで移動せしめられ、穿孔するようになっている。また、作業者が、目印テープを目印に穿孔するようにしてもよい。
【0034】
それから、ジョイント部が位置する部分は、輪切りにした後完成品となった状態で取り除くようにする。よって、目印テープの有無にかかわりなく、完成品となった後にも、外観検査によって簡単にジョイント部の存在する部位を発見することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明は、コード巻き付けの際に、コードのジョイント部の有無及び位置を検出して記録し、底ゴムシート巻き付けの際に、前記記録に基づきコードのジョイント部が対応する部位に目印部材を貼着し、冷却終了後に、目印部材が貼着された部位を穿孔するようにしているので、目印部材が脱落しても、コードのジョイント部が対応する部位のベルト成形体を穿孔によって外観検査において確実に視認でき、かかるベルト成形体を簡単に発見して取り除くことができる。
【0036】
また、本発明は、金型に対し供給されるコードの移動経路に配設され、コードのジョイント部を検出するジョイント検出手段と、該ジョイント検出手段よりの信号を受け、金型に対するコードの巻き始め端部からのジョイント部の位置を演算するジョイント位置演算手段と、該ジョイント位置演算手段よりの信号を受け、磁気記録手段にジョイント情報を記録する磁気記録手段とを備えるので、磁気記録手段よりジョイント情報を読み出すだけで、簡単にジョイント位置を確認することができる。
【0037】
さらに、底ゴムシート巻き付けステーションにおいて、第1の情報読み出し手段によりジョイント情報を読み出し、円筒状ゴムシートのコードのジョイント部の位置まで目印貼着手段を移動させ、目印部材を貼着するようにしているので、簡単に、ジョイント部の目印部材を貼着することができ、その貼着部材に基づいてジョイント部を取り除くことができる。
【0038】
さらに、冷却ステーションにおいて該第2の情報読み出し手段によりジョイント情報を読み出し、円筒状ゴムシートのコードのジョイント部の位置まで穿孔手段を移動させて穿孔するようにしているので、目印部材の有無にかかわりなく、ジョイント部が位置する部位を発見して、取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコード繰り出し装置の概略構成図である。
【図2】搬送ベースへの磁気記録手段の取付状態の説明図で、(a)は一部平面図、(b)は一部正面図である。
【図3】コードキャリア付近の詳細図である。
【図4】本発明に係るテープ貼着装置の側面図である。
【図5】同正面図である。
【符号の説明】
1 金型
4 搬送ベース
5 磁気記録手段
64 ジョイント検出センサ
65 ジョイント位置演算手段
66 書き込み手段
92 目印テープ貼着手段
97 読み込み手段
98 貼着制御手段

Claims (4)

  1. 金型を移動させ、帆布挿入、コード巻き付け、底ゴムシート巻き付け、加硫、冷却を行う伝動ベルトの製造ラインにおいて、巻き付けられるコードのジョイント部を除去するコードのジョイント除去方法であって、
    コード巻き付けの際に、コードのジョイント部の有無及び位置を検出して記録し、
    底ゴムシート巻き付けの際に、前記記録に基づきコードのジョイント部が対応する部位に目印部材を貼着し、
    冷却終了後に、目印部材が貼着された部位を穿孔することを特徴とするコードのジョイント除去方法。
  2. 金型を磁気記録手段と共に搬送ベース上に裁置し、帆布挿入ステーション、コード巻き付けステーション、底ゴムシート巻き付けステーション、加硫ステーション、冷却ステーションを移動させて、伝動ベルトを製造するラインにおいて、巻き付けられるコードのジョイント部を除去するコードのジョイント除去装置であって、
    金型に対し供給されるコードの移動経路に配設され、コードのジョイント部を検出するジョイント検出手段と、
    該ジョイント検出手段よりの信号を受け、金型に対するコードの巻き始め端部からのジョイント部の位置を演算するジョイント位置演算手段と、
    該ジョイント位置演算手段よりの信号を受け、前記磁気記録手段にジョイント情報を書き込む磁気書き込み手段とを備えることを特徴とするコードのジョイント除去装置。
  3. さらに、底ゴムシート巻き付けステーションに配設され前記磁気記録手段よりジョイント情報を読み出す第1の情報読み出し手段と、
    該第1の情報読み出し手段の信号を受け、底ゴムシート巻き付けステーションにおいて円筒状ゴムシートのコードのジョイント部の位置まで移動して目印部材を貼着する目印貼着手段とを備えるところの請求項2記載のコードのジョイント除去装置。
  4. さらに、冷却ステーションに配設され前記磁気記録手段よりジョイント情報を読み出す第2の情報読み出し手段と、
    該第2の情報読み出し手段の信号を受け、冷却ステーションにおいて円筒状ゴムシートのコードのジョイント部の位置まで移動して穿孔する穿孔手段とを備えるところの請求項3記載のコードのジョイント除去装置。
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