JP3763911B2 - バルブ用電動アクチュエータ - Google Patents

バルブ用電動アクチュエータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水、油、ガス等の配管に装着するバルブを開閉操作するためのバルブ用電動アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ボールバルブやバタフライバルブは、ステムを回転運動させてバルブを開閉させる。これに対して、ゲートバルブやグローブバルブは、ステムを往復運動させてバルブを開閉させる。ただし、ゲートバルブではステムナットを回転させて回転しないステムを往復運動させ、グローブバルブではステムを回転させて回転しないステムナットとの作用によって往復運動もさせるようにすることが多い。
【0003】
このようにバルブを開閉するための電動アクチュエータは、その出力軸の回転によってステム又はステムナットを正・逆に回転させ、上記のようにステムを回転運動又は往復運動させるが、その閉弁時、弁体が弁座に接した後に、この弁体と弁座との間にこの回転方向又は往復方向の力によって十分な圧着力を作用させないと流体を完全に閉止することができない構造のバルブがある。弁体と弁座との接触が金属間接触である場合には、特に大きな圧着力が必要である。しかし、この圧着力が過大であると、この弁座部やその他の部分を損傷する虞があり、この圧着力が過小であると弁座部から漏れを生ずる虞があり、従って、この圧着力を適当に調節する必要がある。
【0004】
図8は、このような弁座部での圧着力を調節する機構を有する従来の電動アクチュエータの一例の一部分を示す構造説明図である。
同図において、ウォーム51は、これに固定したギヤー52が電動モータの回転を適宜の歯車列を経由して受けて回転し、これと噛み合うウォームギヤー53を同図の矢印で示した方向に回転させ、このウォームギャー53に固定したこのアクチュエータの出力軸54を回転させる。この出力軸54は、バルブのステムを回転運動又は往復運動させたバルブを開閉させるように接続される。
【0005】
ウォーム51は、図において左方への移動はできないが、右方への移動はできるようになっており、この右方への移動を数個の皿ばね55によって支承し、この皿ばね55の反発弾性力は、ねじ棒56にねじ込まれているナット57によって調節することができるようになっている。
【0006】
この図8に示したアクチュエータによってバルブの弁体(図示せず)が弁座に接して停止すると、ウォームギヤー53は回転不能になり、ウォーム51には回転することによって図の右方へ移動する力が働き、皿ばね54の反発弾性力に抗して右方へ移動しようとする。この力が反力としてウォームギヤー53に働き、この力によってバルブの弁体と弁座との間の圧着力を増大させる。
【0007】
ウォーム51は、更に右方へ移動し、この移動によってリミットスイッチ58を作動させ、このアクチュエータの電動モータの回転を停止させ、ウォーム51の回転が止まる。しかし、ウォーム51は、右方へ移動した状態で皿ばね55の反発弾性力によって左方へ押されており、この力がウォームギヤー53に作用して、バルブの弁体と弁座との間の圧着力が増大した状態が接続される。この圧着力は、ナット57によって予め適宜に調節されている。
【0008】
この図8に示した弁座部での圧着力を調節する機構を有する従来の電動アクチュエータは、図には示していないが、電動モータとウォーム51との間に適宜の歯車列を有しており、これに図に示したウォーム51とウォームギヤー53との上述の構造を有していて、これらの回転軸が交錯していて構造が複雑となり、高価なものである。
【0009】
バルブの弁体と弁座との間に圧着力を与える皿ばね55は、比較的小さな圧縮変形で比較的大きな反発弾性力を生ずるので、バルブの弁体と弁座との間に適正な圧着力を得るために、ナット56をねじ棒57にねじ込んで皿ばね55の反発弾性力を調整する作業が甚だしく微妙であって、過大な圧着力を与えて弁座部や他の部分を損傷したり、過小な圧着力を与えて弁座部から漏れを生じたりする虞がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、弁座部での圧着力を調節する機構を有する従来の電動アクチュエータの課題を解決するために開発したものであり、具体的な課題点は、構造が複雑であって高価なものであること及び調節が甚だしく微妙であり、過大な圧着力を与えて弁座部や他の部分を損傷したり、過小な圧着力を与えて弁座部から漏れを生じたりする虞があることの課題を解決するためのものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、出力軸の正・逆の回転によってバルブを開閉させる電動アクチュエータであって、出力軸の正の回転をコイルスプリングを介してバルブのステム又はステムナットに直接又は間接に伝えてバルブの全開位置から全閉位置までステムを回転運動又は往復運動させ、弁体が弁座に接して弁体の動きが停止した後も、出力軸が更に正に回転してコイルスプリングをねじって弁体と弁座との間の圧着力を増大させ、一方、出力軸を逆に回転させて弁体を全閉位置から全開位置まで回転運動又は往復運動させる時には、コイルスプリングの上記のねじりが復元した後に、出力軸の逆の回転をバルブのステム又はステムナットに直接伝える連動機構によって伝えるようにした。
【0012】
この場合、上述の出力軸が更に正に回転してコイルスプリングをねじって増大させる弁体と弁座との間の圧着力の大きさを、全閉停止用のリミットスイッチを作動させるための出力軸又はこれと連動する軸に調整可能に固定した全閉停止用のカムを調整して設定し、上述の出力軸を逆に回転させた場合の全開位置での停止の位置を、全閉停止用のリミットスイッチを作動させるための出力軸又はこれと連動する軸に調整可能に固定した全開停止用のカムを調整して設定する。
【0013】
更に、出力軸の回転を受けるように接続されたコイルスプリングとこれの回転を受けるように接続され、この回転をステム又はステムナットに直接又は間接に伝えるように設けられた軸とを同一軸線上に配置して、これらの2つの軸の何れか一方の軸に半径方向にピンを固定し、他方の軸に円周方向の溝形の窓を有する円筒体をコイルスプリングを内蔵させて固定し、かつ、これらの固定の何れか一方を上記軸線方向に摺動可能にし、ピンを溝形の窓に挿入して、コイルスプリングが前述のようにねじられる時及びこのねじりが復元する時以外は、ピンはコイルスプリングの幾分の反発弾性力によって溝形の窓の一方の端に位置し、コイルスプリングが前述のようにねじられる時及びこのねじりが復元する時には、ピンは溝形の窓の中を相対的に移動するように構成する。
【0014】
更にまた、円筒体の固定されていない端部に円板体を固定し、上記の他方の軸をこの円板体の中心部の穴に挿入して、円筒体の振れを止めるようにするのが好ましい。
【0015】
本発明の電動アクチュエータは、上記のように構成したので、電動モータの回転が所要の歯車列によって減速されて伝えられた出力軸の正の回転が、これに連結されたコイルスプリングを介してステム又はステムナットに伝えられ、これによってステムをこのバルブの全開位置から全閉位置まで回転運動又は往復運動させ、弁体が弁座に当接する状態になり、ステムの回転運動又は往復運動が停止させられる。
なお、この間、一方の軸に固定したピンは、他方の軸に固定した円筒体の溝形の窓の一方の端に位置したままである。
【0016】
弁座部の当接によりコイルスプリングに接続してあるステム又はステムナットの回転運動も停止するが、出力軸は電動モータの回転による正の回転を続けているので、コイルスプリングがねじられ、これによる反発弾性力が停止したステム又はステムナットに加えられ、バルブの弁体と弁座との間の圧着力が増大する。この間、一方の軸に固定したピンは、他方の軸に固定した円筒体の溝形の窓の中をその一方の端から離れる方向(正の方向)へ移動する。
【0017】
このバルブの弁座部での圧着力が適当になるまで出力軸が回転すると、出力軸又はこれと連動してバルブの開閉の間を1回転以内で回転する軸に、この適正位置に相応するように調節されて固定された全閉停止用のカムが全閉停止用のリミットスイッチを作動させて、電動モータを停止させる。弁座部の圧着力は増大された状態が接続され、漏れを防いでいる。
【0018】
次に、電動モータの回転によって出力軸が逆に回転すると、ねじられているコイルスプリングのねじりが次第に復元し、このねじりによって生じていたバルブの弁体と弁座との間の圧着力が次第に減少する。
この間、一方の軸に固定したピンは、他方の軸に固定した円筒体の溝形の窓の中を逆の方向に、この窓の一方の端に当接するまで移動する。
なお、以上の説明ではピンが円筒体の窓の中を往復移動するように述べたが、実際に動くのは、構造によってピンである場合も、円筒体の窓である場合もあり、相対的に移動する。
【0019】
電動モータの逆の回転が更に続くので、出力軸の回転によって出力軸に固定したピンが円筒体の窓の一方の端を又は出力軸に固定した円筒体の窓の一方の端がピンを押して、このコイルスプリングを介してではなく、この出力軸の逆の回転をバルブのステム又はステムナットに直接伝える連動機構によって、ステム又はステムナットを逆に回転させて、バルブを開弁する。このため、コイルスプリングには上述とは逆方向のねじりが加わらず、ねじり荷重は一方向にだけ加えられ、正・逆のねじり荷重を加えられる場合とは異なって、疲労破壊が起き難い。
【0020】
バルブが全開になると、出力軸又はこれと連動してバルブの開閉の間を1回転以内で回転する軸に調節可能に固定した全開停止用のカムが全開停止用のリミットスイッチを作動させて、電動モータを停止させる。このカムは、当然最適の位置に予め調整されている。
【0021】
上述の円筒体は、これに固定した円板体の中心の穴に一方の軸が挿入されて振れ止めされているので、上述のようにピンによって円筒体が回転させられる時にこの円筒体が振れて、円筒体が固定されている他方の軸に曲げ力を加えるのを防いでいる。
【0022】
【実施例】
図1は、本発明の電動アクチュエータの一実施例を装着したグローブバルブを示す縦断面図であり、図2は、図1に示した電動アクチュエータ付きグローブバルブの構造説明図である。以下に、これらの図及び後記の図3乃至図7に基づいて、本発明の実施例の構造と作用を説明する。
【0023】
図1及び図2において、1は電動アクチュエータ、2はグローブバルブ、3は出力軸、4はコイルスプリング、5はステム、6はステムナット、7は弁体、8は弁座、9はピン、10は円筒体、11は円筒体10の溝形の窓、12は円板体、13は全閉停止用のリミットスイッチ、14は全閉停止用のカム、15は全開停止用のリミットスイッチであり、16は全開停止用のカムである。
【0024】
この電動アクチュエータ1は、電動モータ17の回転が歯車列18を経て出力軸3に伝えられ、この出力軸3の正・逆の回転によってバルブ2を開閉させるようになっている。
まず、出力軸3の正の回転、図に示した実施例では上方から見て時計回りを正の回転として、この回転は、この出力軸3に摺動可能、回動不能に取付けた円板19に伝えられ、この円板19とステム5に固定した円板20との間にコイルスプリング4が、その両端部4aと4bをそれぞれ円板19と20に固定させて、装着されているので、このコイルスプリング4を介して円板20を回転させ、ステム5を正に回転させる。
【0025】
ステム5がねじ込まれているステムナット6は、バルブ2のヨーク部2aに固定されていて、ステム5は正に回転することによって下方へ移動(往復動)し、弁体7も下方へ移動して弁座8に接し、それ以上は移動できず停止する。なお、図1は、弁体7が弁座8に当接した状態を示しており、図2は、ステム5及び弁体7が下方へ移動する前の状態を示している。
【0026】
円板19の外周にピン9が固定してあり、円板20に円筒体10が固定してあり、この円筒体10に設けた円周方向の溝形に窓11にピン9を挿入してあり、上述の出力軸3が正に回転する以前及び正に回転して弁体7が弁座8に当接するまでは、ピン9は、コイルスプリング4に予め与えられた反発弾性力によって、溝形の窓11の一方の端(次に説明する図3及び図4における11a)に位置している。
【0027】
図3は、上記の円筒体10の部分の外観斜視図であって、上述のようにピン9が溝形の窓11の一方の端11aに当接している。
図4から図6は、図3に示した円筒体10の内部を透視して、本実施例の作用を説明するために、操作段階の中の3つの状態を示した説明透視図であり、円筒体10の外形を2点鎖線を用いて示してある。
なお、図3乃至図6に用いている符号は、図1及び図2と共通している。
【0028】
図4は、出力軸3が正の回転を始める前の状態を示している。
図5は、出力軸3の回転が円板19、コイルスプリング4及び円板20を介してステム5を回転させ、ステム5がステムナット6にねじ込まれて下降して、弁体7が弁座8に当接した図1に示した時の状態を示したものであり、ステム5と共に円板20、コイルスプリング4、円板19及び円筒体10も下降している。
【0029】
この状態において、出力軸3は、更に回転を続けるので、コイルスプリング4は、弁体7が弁座8に当接して回転ができなくなった円板20と出力軸3によって回転させられる円板19との間でねじられ、コイルスプリング4の反発弾性が増大し、ステム5を介して弁体7と弁座8との間の圧着力を増大させる。
この間、円板19の外周に固定してあるピン9は、出力軸3と共に回転して、円筒体10の溝形の窓11の中を一方の端11aから離れて移動する。
【0030】
弁体7と弁座8との間の圧着力が適正になるまで出力軸3が回転した頃、図2において、出力軸3に連動してバルブ2の開閉の間を1回転以内で回転する軸21に固定された全閉停止用のカム14が全閉停止用のリミットスイッチ15を作動させて、電動モータ17を停止させる。
【0031】
弁体7と弁座8との間の圧着力は、その状態が維持されて流体の漏れを防いでおり、この圧着力が適正であるように、全閉停止用のカム14の固定位置が予め調節されている。図6は、この時の状態を示している。
【0032】
次に、電動モータ17の回転によって出力軸3が逆に回転すると、ねじられているコイルスプリング4のねじりが次第に復元し、弁体7と弁座8との間の圧着力が次第に減少する。
この間、円板19に固定したピン9は、円板20に固定した円筒体10の溝形の窓11の中を逆の方向に、一方の端11aに当接するまで移動する。図5は、この時の状態を示している。
【0033】
出力軸3の回転が更に続くので、円板19に固定したピン9が円筒体10の溝形の窓11の一方の端11aを押して、出力軸3の逆の回転がコイルスプリング4を介してではなく、円筒体10を介して円板20を回転し、ステム5を逆に回転させて固定したステムナット6から抜き上げ、バルブ2を開弁する。
【0034】
このため、コイルスプリング4には、逆回転のねじりが加わらず、ねじり荷重は一方向にだけ加えられ、正・逆のねじり荷重を加えられる場合とは異なって、疲労破壊が起き難い。
【0035】
バルブ2が全開になる頃、出力軸3に連動してバルブ2の開閉の間を1回転以内で回転する軸21に調整可能に固定した全開停止用のカム14が全開停止用のリミットスイッチ15を作動させて、電動モータ17を停止させる。このカム14は、当然最適の位置に予め調整されている。図4は、この時の状態を示している。
【0036】
円筒体10は、これに固定した円板体12の中心の穴12aに出力軸3が挿入されているので、上述のようにピン9によって円筒体10が回転させられる時に、円筒体10が振れて、円筒体10が円板20を介して固定されているステム5に曲げ力を加えるのを防いでいる。
【0037】
図7は、他の実施例を示す構造説明図であって、図1乃至図6に示した実施例とは異なり、出力軸3に円板20が固定され、この円板20に円筒体10が固定されており、ステム5に円板19が摺動可能、回動不能に取付けられており、この円板19にピン9が固定され、このピン9は、円筒体10に設けられた円周方向の溝形の窓11に挿入されていて、バルブ2を開弁する時には、円筒体10の溝形の窓11がピン9を押してステム5を回転させるようになっている。
【0038】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の電動アクチュエータは、弁座部での圧着力を調節する機構を有しており、その構造が簡単であってコストの低減を図ることが出来、しかも、調節が容易であって過大な圧着力を与えて弁座部やその他の部分を損傷したり、過小な圧着力を与えて弁座部からの漏れを生じたりするおそれがない等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動アクチュエータの一実施例を装着したグローブバルブを示す縦断面図である。
【図2】図1に示した電動アクチュエータ付きグローブバルブの構造説明図である。
【図3】図1及び図2に示した実施例の円筒体の部分を示す外観斜視図である。
【図4】図3に示した円筒体の内部を透視して、操作段階の状態を示した説明透視図である。
【図5】図3に示した円筒体の内部を透視して、操作段階の状態を示した説明透視図である。
【図6】図3に示した円筒体の内部を透視して、操作段階の状態を示した説明透視図である。
【図7】他の実施例を示す構造説明図である。
【図8】弁座部での圧着力を調節する機構を有する従来の電動アクチュエータの一例の一部分を示す構造説明図である。
【符号の説明】
1 電動アクチュエータ
2 グローブバルブ
3 出力軸
4 コイルスプリング
5 ステム
6 ステムナット
7 弁体
8 弁座
9 ピン
10 円筒部
11 溝形の窓
11a 一方の端
12 円板体
12a 中心部の穴
13 全閉停止用のリミットスイッチ
14 全閉停止用のカム
15 全開停止用のリミットスイッチ
16 全開停止用のカム
21 出力軸と連動する軸

Claims (4)

  1. 出力軸の正・逆の回転によってバルブを開閉させるバルブ用電動アクチュエータであって、出力軸の正の回転をコイルスプリングを介してバルブのステム又はステムナットに直接又は間接に伝えてバルブの全開位置から全閉位置までステムを回転運動又は往復運動させ、弁体が弁座に接して弁体の動きが停止した後も、出力軸が更に正に回転してコイルスプリングをねじって弁体と弁座との間の圧着力を増大させ、一方、出力軸を逆に回転させて弁体を全閉位置から全開位置まで回転運動又は往復運動させる時には、コイルスプリングの上記のねじりが復元した後に、出力軸の逆の回転をバルブのステム又はステムナットに直接伝える連動機構によって伝えるようにしたことを特徴とするバルブ用電動アクチュエータ。
  2. 上述の出力軸が更に正に回転してコイルスプリングをねじって増大させる弁体と弁座との間の圧着力の大きさを、全閉停止用のリミットスイッチを作動させるための出力軸又はこれと連動する軸に調整可能に固定した全閉停止用のカムを調整して設定し、上述の出力軸を逆に回転させた場合の全開位置での停止の位置を、全閉停止用のリミットスイッチを作動させるための出力軸又はこれと連動する軸に調整可能に固定した全開停止用のカムを調整して設定するようにした請求項1記載のバルブ用電動アクチュエータ。
  3. 出力軸の回転を受けるように接続されたコイルスプリングとこのコイルスプリングの回転を受けるように接続され、この回転をステム又はステムナットに直接又は間接に伝えるように設けられた軸とを同一軸線上に配置して、これらの2つの軸の何れか一方の軸に半径方向にピンを固定し、他方の軸に円周方向の溝形の窓を有する円筒体をコイルスプリングを内蔵させて固定し、かつ、これらの固定の何れか一方を上記軸線方向に摺動可能にし、ピンを溝形の窓に挿入して、コイルスプリングがねじられる時及びこのねじりが復元する時以外は、ピンはコイルスプリングの反発弾性力によって溝形の窓の一方の端に位置し、コイルスプリングがねじられる時及びこのねじりが復元する時には、ピンは溝形の窓の中を相対的に移動するように構成した請求項1又は2記載のバルブ用電動アクチュエータ。
  4. 円筒体の固定されていない端部に円板体を固定し、上記の一方の軸をこの円板体の中心部の穴に挿入して、円筒体の振れを止めるようにした請求項1乃至3の何れか1項に記載のバルブ用電動アクチュエータ。
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