JP3763816B2 - サービススクリプトの実行及び管理のためのネットワークアーキテクチャー及び方法 - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、IP電話、即ちインターネットプロトコルを使用する電話の分野に係り、より詳細には、例えば、インターネットプロトコルに基づいて動作される以下全IPネットワークとも称する通信ネットワークにおいてコール取り扱いを制御するためにサービススクリプトを使用することに係る。
【0002】
【背景技術】
これまで、通信環境では、付加価値サービスが、インテリジェントネットワーク(IN)を使用するいわゆるサービス制御ポイント(SCP)において集中的に実施されている。従って、サービスの形成、管理及び実行は、特殊な機能的エンティティとしてサービス制御ポイントSCPに集中されている。
サービススクリプトは、付加価値サービスを集中的に形成しそして管理する(これは、インテリジェントネットワークの利点である)が、サービス実行を完全に分配する(これは、インテリジェントネットワークのボトルネックである)ための手段を形成する。
【0003】
サービスロジックは、全IPネットワーク内において機能的要素(FE)間を移動することができそして適当なFEにおいて実行されるスクリプトで定義される。
使用可能なスクリプト言語は、例えば、CPL(コール処理言語)、SIPメッセージを取り扱う実行可能な命令を表わすSIPサーブレット(SIP:セッション開始プロトコル)、又はCGI(共通ゲートウェイインターフェイス)である。しかしながら、この説明は、上記のスクリプト言語を参照するが、これは単に例示のためであって、本発明をこれらのスプリプト言語に適用するよう限定するものではない。もちろん、本発明に関連して他のスクリプト言語を使用することもできる。
【0004】
より詳細には、コール処理言語(CPL)を参照すれば、CPLは、IP電話に関連している。IP電話は、コール及びマルチメディアセッション、例えば、同時映像及び音声コールをIPネットワークにわたって設定できるようにする。CPLは、IP電話補足的サービス形成に対して簡単で、軽量で、効率的で且つ実施容易な言語であることが意図される。又、オペレーティングシステム或いはSIPやH.323のようなシグナリングプロトコルとは独立したものであることが意図される。CPLは、エンドユーザが定義した補足的サービス形成に対して特に意図される。その目的は、これらのスクリプトをスポットにおいて迅速に定義しそして供給できるようにすることである。このため、CPLスクリプトを形成するために、ユーザに馴染み深い種々の技術、例えば、グラフィック記号エディタが考えられてきた。
【0005】
CPLは、音声又は映像コールのような端−端テレサービスの形成には関連していない。むしろ、これは、補足的なサービス形成に使用される。補足的なサービスとは、ネットワークにおいてある基本的な端−端サービス即ちテレサービス及びベアラサービスを含むコールの処理を変更するために個別に定義されたサービスを意味する。例えば、補足的サービスは、コールのルーティングに作用したり(例えば、コールを異なるアドレスに向け直す)、或いは入呼び又は出呼びを選別したりすることができる。
【0006】
CPL言語スクリプトは、これらの補足的サービスを使用して作用する必要のあるコールの取り扱いに関与したIP電話サービスに分配される。これらスクリプトは、IP電話ネットワークマネージメントシステム、エンドユーザ又はアドミニストレータによりこれらのサービスに挿入される。所与のコールの取り扱いに関与する多数のCPLスクリプトインスタンスがある。個々のスクリプトインスタンスは、発呼者又は被呼者識別のような規定の基準に合致するシグナリング事象においてトリガーされそして実行される。例えば、入呼び選別スクリプトを定義した加入者への入呼びがあるときには、被呼者の識別が合致するので、スクリプトが実行される。
【0007】
一般に、スクリプト(サービススクリプト)は、分配型ネットワークにおいて制御命令を実行するための効率的で、ポータブルで、強力なツールを形成する。スクリプトは、例えば、ユーザに対して異なる種類の効果を形成するためにインターネットウェブページに使用される。スクリプトは、ウェブサーバーからローカルコンピュータへ転送(ダウンロード)され、そしてそこで実行される。
更に、現在まで、アーキテクチャーは、規格化及び実施の両方においてオープンとなっている。しかしながら、サービス実施に対してスクリプトを使用するために、あるアーキテクチャー及び構成体を設けなければならない。
更に、SIPインバイト方法に関連してCPLスクリプトを使用することは、コール処理言語(CPL)スクリプトをSIPインバイト方法に導入することを意味する。これらは、INネットワーク形式においてユーザによって特定されるプロキシーノードでサービス実行を与えることができる。しかしながら、これまで、SIPクライアント(ターミナル)がスクリプトをインバイト方法に追加し、その結果、シグナリング量が増加していた。
【0008】
【発明の開示】
本発明の目的は、全IP通信ネットワーク内でサービススクリプトを使用するためのアーキテクチャー及び取り扱い手順を提供することである。
更に、本発明の目的は、例えば、SIPインバイト方法に関連したCPLスクリプトの使用を改善することである。
又、本発明は、
− ネットワーク及びユーザ発生のサービススクリプト形成、分配及び実行に対し全IPネットワークにおいて機能的ワーク分割を行う解決策;
− スクリプトをいかに形成しそしてどんなパラメータを考慮しなければならないかに関する改良された概念;
− ネットワークの完全性及び性能が危険にならないようにスクリプト実行をいかに管理するかの改良された概念;
− ネットワークにおいてスクリプトをいかにアーミングして実行するか及びそれらの目的にどんなデータが必要かに関する改良された概念;
− 要求されたパラメータに対する示唆を含む、スクリプト記憶及びネットワークにわたる供給に関する改良された概念;及び
− スクリプトのデータ及びロジックを分離するための改良された概念、
を提供することを目的とする。
【0009】
更に、本発明の目的は、不正行為を行うユーザが、全IP通信ネットワーク内のサービススクリプトを使用するときにネットワークを経てそのコンピュータに攻撃するのを防止することである。
本発明によれば、上記目的は、例えば、少なくとも、アプリケーションサーバー手段と、加入者情報レジスタ手段と、コール状態制御機能的エンティティと、サービスポータルとを備えた通信ネットワークであって、上記アプリケーションサーバー手段は、上記サービスポータル及び上記コール状態制御機能的エンティティに接続され、上記サービスポータルは、更に、上記加入者情報レジスタ手段に接続され、そしてこの加入者情報レジスタ手段は、更に、上記コール状態制御機能的エンティティに接続され、上記アプリケーションサーバー手段は、スクリプト管理機能的エンティティを備え、このスクリプト管理機能的エンティティは、上記アプリケーションサーバー手段のスクリプトデータベースにおけるサービスを管理し、このスクリプトデータベースは、サービススクリプトのマスターコピーを記憶し、そして上記管理機能は、形成、受信、テスト、チェック、有効化、分配及び変更という機能の少なくとも1つを含む通信ネットワークにより達成される。
【0010】
更に別の技術的解決策によれば、上記スクリプト管理機能的エンティティは、上記通信ネットワークのオペレータにより排他的にアクセスでき、
上記スクリプト管理機能的エンティティは、記憶されるべき及び/又は既に記憶されたスクリプトを管理し、
上記スクリプトデータベースは、上記サービスポータルと、上記コール状態制御機能的エンティティのサービススクリプトに対する二次記憶手段に接続され、
上記コール状態制御機能的エンティティは、サービングプロフィールデータベースを更に備え、そして上記加入者情報レジスタ手段は、少なくとも加入者プロフィールデータベースを備え、そして上記加入者情報レジスタ手段と上記コール状態制御機能的エンティティとの間の上記接続は、その各々のデータベース間に確立され、
上記サービスポータルは、アクセス経路を経てターミナル装置に接続可能であり、
上記ターミナルは、ワイヤレスユーザ装置であり、そして上記アクセス経路は、GPRSネットワークのような移動通信ネットワークを経て確立され、
上記ターミナルは、ワークステーションであり、そして上記アクセス経路は、インターネットを経て確立され、
通信がターミナル装置から発信し又はそこで終了し、上記ターミナルは、アクセスネットワークを経て上記コール状態制御機能的エンティティに接続され、
上記ターミナル装置は、インターネットプロトコルに基づいて動作される。
【0011】
本発明によれば、上記目的は、例えば、ターミナルのユーザがサービススクリプトを管理できるようにする機能的エンティティを備えたターミナル装置であって、上記管理は、形成、テスト、分配及び変更のサービススクリプトという機能の少なくとも1つを含むターミナル装置によって達成される。
更に別の技術的解決策によれば、上記ターミナルは、更に、ターミナルにおいてユーザにより形成又は変更されたサービススクリプトを記憶するためのメモリを備え、
上記ターミナルは、形成又は変更されたサービススクリプトを、上記ターミナルが登録された通信ネットワークの記憶位置に記憶し、
上記ターミナルは、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが1つの通信接続に対してのみ有効である場合に、上記ネットワークのコール状態制御機能的エンティティのバッファメモリに記憶し、
上記ターミナルは、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが少なくとも1つの通信接続に対して有効である場合に、上記ネットワークの加入者情報レジスタ手段の加入者プロフィールデータベースに記憶し、
上記ターミナルは、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが少なくとも1つの通信接続に対して有効である場合に、上記ネットワークのホーム加入者サーバーのアプリケーションサーバーに記憶する。
【0012】
又、上記目的は、ユーザが外部機能(CSCF、HSS、APSE、ターミナルの部分を形成しない)を使用してサービス(サービススクリプト)を形成する方法であって、上記機能がサービススクリプト形成及びテストのための柔軟性のあるユーザインターフェイスを与えるような方法によって達成できると考えられる。ユーザは、外部機能を使用してサービスを定義し、その結果、この機能は、対応するサービススクリプトをその出力に与える(例えばCPLスクリプト)。次いで、サービススクリプトは、サービスポータルを経てアプリケーションサーバーに送信されるか、又はユーザのターミナルに送信される。
【0013】
本発明によれば、上記目的は、例えば、上記通信ネットワークと、上記少なくとも1つのターミナルとを備えた通信システムによって達成される。
又、本発明によれば、上記目的は、例えば、通信ネットワーク内でサービススクリプトを取り扱う方法であって、スクリプト管理機能的エンティティを使用してネットワークオペレータによりサービススクリプトを形成し、そしてサービススクリプトのマスターコピーを記憶するためのスクリプトデータベースに上記サービススクリプトを記憶するという段階を含む方法により達成される。
【0014】
更に別の技術的な解決策によれば、上記方法は、自分のプロフィールを管理するための各ユーザの要求があった際に、スクリプトのマスターコピーのコピーを上記スクリプトデータベースから及び上記各ユーザに対する現在設定されたスクリプトのコピーを加入者プロフィールデータベースからサービスポータルへロードし、上記サービスポータルにおける現在設定されたスクリプトセッティングに基づいてユーザインターフェイスを与え、プロフィールの現在セッティングを変更するためにロードされたサービススクリプトを選択し、そして設定されたスクリプトセッティングの更新を上記加入者プロフィールデータベースに記憶するという段階を更に含み、
上記方法は、ユーザが発信したスクリプトを受信してアプリケーションサーバーに記憶するためにサービスポータルにユーザインターフェイスを与える段階を更に含み、
上記加入者プロフィールデータベースにおける上記各ユーザに対する現在設定されたスクリプトは、ネットワークオペレータによりネットワークに形成されたネットワーク発信スクリプトであるか、或いはターミナルのユーザによりターミナルに形成されるか又はサービススクリプト形成に専用の外部機能を用いてユーザにより形成されるユーザ発信スクリプトであり、
上記加入者プロフィールデータベースは、ユーザによって選択された各スクリプトに対し、上記スクリプトデータベースに記憶された上記スクリプトのスクリプトロジックのポインタとしてのスクリプトキーと、各ユーザに独特のスクリプトデータとを含み、
上記スクリプトキーは、ビットベクトルとして表わされ、このビットベクトルの1ビットは、サービスの形式を表わし、そしてこのビットベクトルの残りのビットは、上記サービス形式の特徴を表わし、
上記方法は、更に、上記加入者プロフィールデータベースに含まれた上記スクリプトキー及びスクリプトデータをコール状態制御機能的エンティティのサービングプロフィールデータベースに転送し、受信したスクリプトキーに対し、対応するスクリプトが、上記コール状態制御機能的エンティティのサービススクリプトに対する二次的記憶手段に含まれることをチェックし、そしてスクリプト実行事象が発生した際に上記二次的メモリ手段から対応するスクリプトロジックをフェッチするという段階を更に含み、
各スクリプトキーは、スクリプトロジックフラグメントを対応するスクリプトとしてアドレスし、そして上記方法は、更に、スクリプトキーによりアドレスされたスクリプトフラグメントから実行されるべきスクリプトをコンポーズし、そしてコンポーズされたスクリプトのスクリプトロジックをユーザ特有のスクリプトデータで実行するという段階を含む。
【0015】
又、本発明は、通信ネットワーク内でサービススクリプトを取り扱う方法において、加入者データレジスタからの情報に基づいてネットワーク内でサービススクリプトをコンポーズする段階を含む方法にも向けられる。
更に別の技術的な解決策によれば、サービススクリプトは、コール処理サーバーにおいて実行され、
上記加入者データレジスタからの情報は、加入者に指定された特徴を含み、そしてそれら特徴に関する情報を使用して少なくとも1つのサーバースクリプトがコンポーズされ、
加入者に指定された上記特徴は、コードスケルトンにマップされ、
上記加入者データレジスタからの情報は、これらの特徴に関連した少なくとも1つのパラメータも含み、
加入者データレジスタは、サービススクリプトのコンポーズ動作をイネーブルするためにネットワークにおけるコール処理サーバーにより問合せされ、
上記コール処理サーバーは、他のコール処理サーバーにサービススクリプトを送信して、所与の加入者に対する全サービスを提供するために設けられ、
コール処理サーバーは、他のコール処理サーバーにおける上記サービススクリプトの削除を要求するために設けられ、
上記コール処理サーバーは、加入者データレジスタからの情報を、サービススクリプトをコンポーズするコール処理サーバーに関連したエンティティに転送し、そして
コール処理サーバーに関連した上記エンティティは、サービス実行環境である。
【0016】
又、本発明は、上記方法段階によりインターネットプロトコルに基づいて動作される通信ネットワーク内でサービススクリプトを取り扱うためのアプリケーションを実行する実行環境を備えたコンピュータシステムに向けられると共に、デジタルコンピュータのメモリにロード可能で、上記方法段階を実行するためのソフトウェアコード部分を備えたコンピュータプログラム製品にも向けられる。
従って、本発明は、
− スクリプトをいかに形成しそして記憶するか、
− ユーザに対してスクリプトをいかに準備するか、
− 全IPコアネットワークにスクリプトをいかに分配するか、そして
− コール処理中にスクリプトを以下に実行するか、
を示すアーキテクチャー及び基本的取り扱い手順を提供する。
【0017】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明、その特徴及び効果は、添付図面を参照した以下の詳細な説明から容易に明らかとなろう。
先ず、図1に示された通信ネットワークのアーキテクチャーについて説明し、その後、上記ネットワークアーキテクチャー内のスクリプト取り扱い手順について説明する。
I.IPベースの通信ネットワークの通信ネットワークアーキテクチャー
図1は、通信ネットワークアーキテクチャーの説明図である。図面は、本発明に関して重要な通信ネットワークの部分しか示さず、そして説明及び図示の明瞭化のために、各部を示す数は、最小数に減少されていることに注意されたい。
【0018】
一例として使用される図示された通信ネットワークは、インターネットプロトコル(IP)に基づいて動作されると仮定し、従って、いわゆる全IPネットワークを構成する。基本的に、上記ネットワークは、少なくとも、アプリケーションサーバー手段1と、加入者情報レジスタとしてのホーム加入者サーバー手段6と、コール状態制御機能的エンティティ7と、サービスポータル2とを備えている。上記アプリケーションサーバー手段1は、上記サービスポータル2及び上記コール状態制御機能的エンティティ7に接続され、上記サービスポータル2は、更に、上記ホーム加入者サーバー手段6に接続され、そしてこのホーム加入者サーバー手段6は、更に、上記コール状態制御機能的エンティティ7に接続される。
サービスポータル2は、サービスポータル機能を表わすことに注意されたい。サービスポータルは、アプリケーションサーバーAPSEとは個別に設けられて示されているが、もちろん、サービスポータル機能がアプリケーションサーバーに含まれることも考えられる。しかしながら、説明上、サービスポータルは個別の機能として説明する。
【0019】
上記アプリケーションサーバー手段1は、スクリプト管理機能的エンティティ1Aを備えている。このスクリプト管理機能的エンティティ1Aは、上記通信ネットワークのオペレータにより排他的にアクセスすることができ、そして上記アプリケーションサーバー手段1のスクリプトデータベース1Bに記憶されるべき及び/又は既に記憶されたサービススクリプトを形成、受信、チェック/有効化、テスト、分配及び/又は変更するように構成される。このスクリプトデータベース1Bは、コール状態制御機能的エンティティ7及び/又はサービスポータル2によってしか読み取ることができないサービススクリプトのマスターコピーを記憶するように構成される。スクリプトデータベース1Bへのサービススクリプトの書き込みは、スクリプト管理機能的エンティティ1Aからのみ可能である。スクリプトの表現マスターコピーは、処理されるべき個々のデータ(個々のデータは、例えば、特定ユーザ/ターミナル及び/又はネットワーク内に行きわたった状態により左右される)をもたない1組の実行可能な命令という意味でのスクリプトロジック、或いはスクリプトに対するデータを含むスクリプトロジックを意味するものとする(両方のオプションが考えられる)。
【0020】
より詳細には、上記スクリプトデータベース1Bは、上記サービスポータル2に接続されると共に、上記コール状態制御機能的エンティティ7のサービススクリプトに対する二次記憶手段7Aにも接続される。
上記コール状態制御機能的エンティティ7については、このエンティティは、更に、サービングプロフィールデータベース7Bも備え、そして上記ホーム加入者サーバー手段6は、少なくとも加入者プロフィールデータベース6Aを備えている。上記ホーム加入者サーバー手段6と上記コール状態制御機能的エンティティ7との間の接続は、その各々のデータベース6A、7B間に確立される。又、上記サービスポータル2から上記ホーム加入者サーバー6への接続は、実際には、サービスポータル2から、上記ホーム加入者サーバー6の加入者プロフィールデータベース6Aへと確立される。
【0021】
更に、上記サービスポータル2は、アクセス経路3、4a、4bを経てターミナル装置5aに接続することができ、これは、インターネットプロトコルに基づいて動作される。図1に示す例では、上記ターミナル5aは、ワイヤレスユーザ装置(3G_UE)であり、そして上記経路は、IPネットワーク3と、移動通信ネットワーク、例えば、サービングGPRSサポートノード(SGSN)4b及びゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)4aで構成されたGPRSコアネットワークと、無線アクセスネットワーク(図示せず)とを経て確立される。しかしながら、図1には示さないが、上記ターミナル5aは、ワークステーションであってもよく、そして上記アクセス経路は、インターネットを経て確立されてもよい(即ち、GPRSネットワークを使用する必要なく)。
ここに示す通信ネットワークでは、通信がターミナル装置5bから発信するか又はそこで終了し、このターミナルは、アクセスネットワーク(例えば、無線アクセスネットワーク、図示せず)を経て上記コール状態制御機能的エンティティ7に接続される。
【0022】
図1にはターミナル5a及び5bが示されているが、これらターミナルは同一でもよいことに注意されたい。即ち、上記通信ネットワークを経ての通信に使用されるターミナル5bが、各サービススクリプトによりそのターミナルに対して定義されたサービスプロフィールを変更するためにサービスポータル2にアクセスしてもよい(図示された状況は、ターミナル5aを使用している)。
ターミナルは、そのターミナルのユーザがサービススクリプトを形成、テスト、分配及び/又は変更できるようにする機能的エンティティ(図示せず)を備えている。これまでのところ、ターミナル側におけるこの機能的エンティティは、アプリケーションサーバー1のスクリプト管理機能1Aと同様であるが、ターミナル側においてスクリプトに対して与えられる機能は、ほとんど強力なものではない(例えば、ユーザがターミナルにおいて使用できるのはスクリプト言語コマンドの限定されたセットだけである)。又、ターミナルは、更に、ターミナルにおいてユーザにより形成又は変更されるサービススクリプトを記憶するためのメモリも備えている。ターミナルで形成されたスクリプトを記憶するためのローカルメモリがターミナルに設けられるかどうかに関わらず、ターミナルは、その形成又は変更されたサービススクリプトを、そのターミナルが登録されインターネットプロトコルに基づいて動作される通信ネットワークの記憶位置に記憶するように構成される。
【0023】
例えば、ターミナルは、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが1つの通信接続に対してしか有効でない場合に、上記ネットワークのコール状態制御機能的エンティティ7のバッファメモリ(図示せず)に記憶するように構成される。或いは又、ターミナルは、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが少なくとも1つの通信接続に対して有効である場合に、上記ネットワークのホーム加入者サーバー6の加入者プロフィールデータベース6Aに記憶するように構成される。更に、ターミナルは、形成又は変更されたスクリプトを(サービスポータル2を経て)、そのスクリプトが少なくとも1つの通信接続に対して有効である場合に、アプリケーションサーバー1のスクリプトデータベース1Bに記憶することもできる。
又、スクリプトは、その目的に専用の外部機能で形成することもでき、そしてこのように外部で形成されたスクリプトは、サービスポータルを経てアプリケーションサーバーに記憶できることにも注意されたい。
少なくとも1つのターミナルに関連して上記で簡単に述べた通信ネットワークは、通信システムを構成する。
【0024】
II.スクリプト取り扱い手順
以下、上記ネットワークアーキテクチャー及び通信システム内のスクリプト取り扱い手順について説明する。
スクリプトは、ネットワークのオペレータによるか、又はターミナルのユーザにより(又はスクリプト形成専用の外部機能を使用して)形成できることに注意されたい。以下、ネットワークで(即ちネットワークオペレータにより)形成されたスクリプトを「ネットワーク発信スクリプト」と称し、そしてユーザにより形成されたスクリプトを「ユーザ発信スクリプト」と称する。
【0025】
II.1 ネットワーク発信スクリプトの形成及び記憶
通信環境に対して、ネットワークリソースへのアクセスを、機密の制御された仕方で行わねばならない。これは、全IP通信環境(ネットワーク)におけるスクリプト使用の重要な部分が、スクリプトの実行が危険でも有害でもない通常のコール取り扱いであることを保証する点にあることを意味する。
これを保証する1つの方法は、オペレータのみが強力なスクリプト言語(例えば、CGI又はSIP Servlets)を自由に使用できるようにすることである。従って、ユーザは、ネットワークオペレータによって予め作られているスクリプトから、使用したいスクリプトテンプレートを選択する。又、ユーザは、ネットワークオペレータによって与えられる「スクリプトコンポーネント」を合成し、従って、それらのコンポーネントからスクリプトを形成することが許される。これは、スクリプトの形成、テスト及び記憶を遂行する機能的要素がネットワークのオペレータにより必要とされることを意味する。これらの機能的要素は、図1に示されたアプリケーションサーバー(APSE)1の一部分でよく、それらは、スクリプトのマスターコピーを記憶するためにスクリプトデータベース(SCRIPT DB)1Bに記憶されるべき及び/又は既に記憶されたサービススクリプトを形成、テスト、分配及び/又は変更するためのスクリプト管理機能的エンティティ(SM)1Aとして示される。
【0026】
II.2 ユーザに対するネットワーク発信スクリプトの供給
全IPネットワークでは、サービス提供のためのユーザインターフェイスは、既存のものより強力で且つユーザに馴染み易いものであることが望まれる。
1つの考えられる手順では、サービス提供及びサービスユーザ管理は、一般に、サービスポータル(図1に番号2で示す)を経て行われ、例えば、ユーザが自分のサービスプロフィール(1つ又は複数)を管理できるようにユーザにツール及びインターフェイスを与えるウェブサーバーを経て行われる。
【0027】
このポータルは、例えば、いわゆる第3世代の通信規格、例えば、3GPPにより作成されたUMTS規格に適合するユーザ装置であるワイヤレスターミナルにより、無線アクセスネットワーク、例えば、GPRSアクセスネットワーク、GSM EDGEアクセスネットワーク、CDMA/WCDMAアクセスネットワーク、IPアクセスネットワーク、又は他の無線アクセスネットワークにより構成されたアクセス経路を経て、制御平面(CSCF)に全く相談せずに(これは、サービスポータルへのアクセスが純粋なデータ接続であり、スピーチが要求されないことを意味する)アクセスすることができる。別の可能性(図1には示さず)は、ワークステーションによりインターネットウェブブラウジングを経てポータルにアクセスすることである。
【0028】
もちろん、全IPネットワークユーザに対してユーザプロフィールの一貫した更新を保証するためには、例えば、ユーザ名及びパスワードによりユーザを許可することが必要となる。しかしながら、これらのメカニズムは、本発明にとって重要なものではないので、ここでは説明しない。むしろ、「必要とされる許可の問題が処理される」と仮定する。サービスポータル及びIPターミナル(IPTE)5aからのアクセスは、図1に示されている。
サービスポータル2は、どんな種類のスクリプト又はスクリプトテンプレートがユーザにより選択されるかを見出すためにアプリケーションサーバー(APSE)1のスクリプトデータベース1Bに向かうインターフェイスを有する。更に、サービスポータル2は、参照番号6で示された加入者データベースHSS(ホーム加入者サーバー)に向かうインターフェイスを有し、これは、全IPユーザプロフィール情報(供給されたスクリプト及びおそらくスクリプト使用に対するユーザの特典のリストを含む)を加入者プロフィールデータベース6Aに含む。
【0029】
ここで、ユーザが新たなスクリプトの供給又は既存のスクリプトの変更を希望すると、ポータル2は、全IPユーザプロフィールに対してHSS6(即ち加入者プロフィールデータベース6A)を要求すると共に、使用可能なスクリプトに対してアプリケーションサーバー1のスクリプトデータベース1Bも要求する。次いで、サービスポータル2は、現在プロフィール及びスクリプト情報に基づいてユーザインターフェイスをユーザターミナル5aに与える。従って、IPTEとポータルとの間のその後のユーザインターアクションは、ターミナル5aからポータル2へ所望の機能が与えられるまで行われる。ユーザプロフィールが変更される(新たなスクリプトが供給され及び/又は古いスクリプトが変更される)場合には、ポータル2は、ユーザプロフィール更新要求を、要求されたスクリプト情報と共に、HSS6に送信し、より詳細には、その加入者プロフィールデータベース6Aに送信する。HSS6(加入者プロフィールデータベース6A)は、次いで、全IPユーザプロフィールを更新する。
【0030】
II.3 全IPネットワーク要素にわたるネットワーク発信スクリプト分配
スクリプト(スクリプトロジック)のマスターコピーは、アプリケーションサーバー1(APSE)におけるスクリプトデータベース1Bに保持される。スクリプトデータベース1Bにアタッチされたスクリプト管理(SM)機能的要素1Aは、スクリプト形成、変更及びスクリプト分配を与える。スクリプト管理機能的要素1Aは、スクリプトロジックのリードオンリコピーを分配しなければならない全IPネットワーク要素の情報を所有する。分配は、全てのスクリプトについて全要素へ行われてもよいし、或いはスクリプトが分配の目的でグループ編成されてもよい。スクリプトデータベース1Bに記憶する必要があるのはスクリプトロジック(処理されるべきデータをもたない実行可能な命令)だけであることに注意されたい。スクリプトデータ(スクリプトによって実際に処理されるべきデータ)は、例えば、ユーザ特有のものでもよいし、ユーザプロフィールによりHSSに与えることもできる。しかしながら、ある場合には、スクリプトロジック内部のスクリプトに対するデータも含むのも有用である。従って、ロジックとデータの分離は任意である。
【0031】
ホーム加入者サーバー6(HSS)に記憶されたユーザプロフィールは、所与のユーザに対して供給された全スクリプトの情報を含む。この情報は、スクリプトの識別(上記スクリプトデータベース1Bに記憶された上記スクリプトのスクリプトロジックに対するポインタとしてのスクリプトキー)と共に記憶されるが、スクリプト(スクリプトロジック)それ自体は、スクリプトデータベース1Bに記憶される。
ユーザプロフィールは、スクリプト特有のデータを含んでもよく(除外してもよいが)、これは、デフォールト値を有してもよいし又はサービスポータルから受信した値を有してもよい(おそらくはサービスポータル2とのインターアクション中にユーザによりターミナル5aを経て与えられる)。このデータ(処理されるべきデータとして)は、スクリプトが実行されるときに必要とされる。ホーム加入者サーバー6(HSS)は、ユーザプロフィール(スクリプトキーと、スクリプトにより必要とされるデータとを含む)を、ユーザが現在登録されているコール状態制御機能的要素7(CSCF)にアタッチされたサービングプロフィールデータベース7B(SPD)へ供給する。スクリプトデータは、絶対データ値を有してもよいし、又はおそらくスクリプト実行中に換算できる論理システム「変数」(例えば、表現「voice_mail」)に対する基準を有してもよいことに注意されたい。サービングプロフィールデータベース7B(SPD)がユーザプロフィールを受信すると、ユーザプロフィールから見つかったスクリプト(スクリプトキーで識別された)がコール状態制御機能的要素7(CSCF)のローカルデータベース7A(サービススクリプト即ちスクリプトロジックに対する二次記憶手段)から見つかるかどうかチェックすることができる。
【0032】
ユーザプロフィールにおいてスクリプトキーで識別されたスクリプトが、スクリプトロジック7Aに対する二次記憶装置に見つからない場合には、サービングプロフィールデータベース7B(SPD)が、アプリケーションサーバー1(APSE)のスクリプトデータベース1Bに向かうスクリプト要求をスタートするように二次記憶装置7Aに要求することができる。スクリプトデータベース1Bからスクリプトが見つからない場合には、サービングプロフィールデータベース7B(SPD)は、各スクリプトを破棄するか、又はホーム加入者サーバー6(HSS)とのエラー取り扱いをスタートすることができる。
【0033】
II.4 ネットワーク発信スクリプトの実行
ユーザプロフィールは、ユーザに対して与えられたスクリプトの情報を含む。ユーザがコールの試み(発信コール又は通信)を行うとき、或いはコールがユーザに向かって出される(着信コール)ときには、ユーザプロフィールが、サービングプロフィールデータベース7B(SPD)から(発信コールの場合)、又はホーム加入者サーバー6(HSS)の加入者プロフィールデータベース6Aから(着信コールの場合)、コール状態制御機能的要素7へフェッチされる。
【0034】
ユーザプロフィールから見つかったスクリプト(即ち、ユーザプロフィールのスクリプトキーが指しているスクリプト)が、スクリプト特有の条件に基づいてアーミングされる。スクリプト特有の条件は、ユーザプロフィールデータ或いはスクリプトロジック内容のいずれかにより与えられる(二次データベース7Aに記憶されるスクリプトロジックは、もし必要であれば、あるスクリプト実行条件を含んでもよい)。又、アーミングされたスクリプトは、発生すると、スクリプトの実行を引き起こす事象を特定する(スクリプト特有の条件を経て)。コール状態制御機能的要素7(CSCF)のコール取り扱いは、これらスクリプト事象を監視して、必要となき及び場合にスクリプトをスタートしなければならない。スクリプトの実行事象は、インテリジェントネットワークにおけるアーミングされたトリガーの検出ポイントに対応する。
【0035】
スクリプトの実行事象に遭遇すると、スクリプトロジックが、スクリプトキーを使用して、二次記憶装置7Aからフェッチされる(そうでない場合にはスクリプトアーミング中にフェッチされる)。スクリプトロジック及びスクリプト特有のデータ(このデータは、ユーザプロフィール又はおそらくスクリプトロジック内容から受け取られる)は、コール状態制御機能的エンティティ7におけるサービス要求を取り扱う機能的エンティティに与えられる。このエンティティは、論理的スクリプト実行を直接スタートするか、又はスクリプト実行マシンを含む機能的エンティティに向けて要求を転送する。コール取り扱い命令は、実行マシンからコール取り扱いエンティティへ内部的に与えられる。
【0036】
II.5 ユーザ発信スクリプトの形成
スクリプトの基本的な特性は、ネットワーク又はユーザから発信されるスクリプトの場合と同じである。従って、それらの間の相違についてのみ以下に説明する。
ユーザは、ターミナル5a又は5b内にスクリプトを形成するか又はその目的専用のある外部機能(例えば、ワークステーションにおいて実行されるアプリケーション)を使用してスクリプトを形成することができる。ユーザ自体がスクリプト形成に対して制御権を有するので、形成されたスクリプトが実行されるネットワーク内でそれらが不正行為を行わないように何ら保証されねばならない。
【0037】
この種のセキュリティを確保する解決策は多数ある。
− 適当なスクリプト言語を使用する。これは、コールの取り扱いを制御するための限定された1組の使用可能な命令のみを許す。CPLは、このような言語の一例である。
− ネットワークにおけるスクリプトの実行中に許された命令を限定し、即ちターミナル発信スクリプトの不正行為部分を破棄又は無視する。
− スクリプトがネットワークにアップロードされたときにそれらをチェックしそして有効とする。
− スクリプト形成に対してターミナルに使用可能なユーザインターフェイスを構成して、不法な命令をスクリプトに導入できないようにする(これは、ネットワークドメインの必要な部分ではないので、スクリプト形成のための外部機能には作用しない)。
【0038】
II.6 ユーザ発信スクリプトの記憶、ターミナル5a、5bで形成されたスクリプト
ユーザがターミナル(5a、5b)においてスクリプトを形成するときには、スクリプトを、ターミナル(5a、5b)自体、或いはターミナルが登録されたネットワークに記憶することができる。
スクリプトのマスターコピーがターミナル(5a、5b)にセーブされる場合には、スクリプトをネットワークにアップロードしていつでも実行することができる。更に、スクリプトがネットワークにおいてアップロードの直後に実行される場合には、ネットワークにセーブする必要が全くない。
【0039】
しかしながら、スクリプト条件がスクリプトの即座の実行を防止する場合には、スクリプトを少なくとも一時的にネットワークにセーブしなければならない(マスターコピーはターミナル(5a、5b)にあるが)。
ターミナル内に形成されたスクリプトのマスターコピーは、ネットワークに記憶されてもよい。これは、特に、永久的に使用されるか又は2つ以上のコールに対して使用されるスクリプトにとって便利である。一般に、少なくとも1つのコールに使用されるスクリプトは、ネットワークに記憶することができる。スクリプトのマスターコピーは、ネットワークにおいてアプリケーションサーバー1(APSE)又はホーム加入者サーバー6(HSS)に記憶することができる。
【0040】
スクリプトのマスターコピーがアプリケーションサーバーに記憶される場合には、そこに直接ロードされるか又はサービスポータルを経てロードされる(サービスポータルは、スクリプトのアップロードに対するユーザインターフェイスを与える。スクリプトがターミナルからロードされるときには、アプリケーションサーバーは、スクリプトをスクリプトデータベース1Bに追加する前にそれをチェックして有効とみなす必要がある。スクリプトがユーザ/ターミナルから発信したものであることを知るために、記憶されるスクリプトにある識別を導入することができる。スクリプトをアプリケーションサーバーに記憶するのが好ましいことに注意されたい。というのは、これは、ネットワークが、スクリプトを(チェック及び有効確認の後に)、少なくとも、スクリプト実行、分配、供給及びアクチベーションに関して、ネットワークオペレータ自身により形成されるスクリプトと同様に、取り扱いできるようにするからである。
【0041】
II.7 ユーザ発信スクリプトの記憶、外部機能で形成されたスクリプト
ユーザが、ある外部専用機能(アプリケーション及び/又はソフトウェア)を使用してスクリプト(ネットワークにおいて実行されるべき)を形成する場合には、ユーザには、サービス形成及びテストのための柔軟性があって且つ理解可能な高レベルユーザインターフェイスが与えられる。外部機能は、この機能のユーザインターフェイスを経てユーザにより与えられる記述に基づいてスクリプトを形成する。従って、例えば、CPLを形成できるようにするための負担が、外部機能に対して残される。
【0042】
形成されたスクリプトが、外部ソフトウェアからターミナル(5a、5b)へダウンロードされるか、或いは外部機能(ソフトウェア)が、サービスポータル2を経て又はアプリケーションサーバーへ直接的にサービススクリプトをアップロードするためにアプリケーションサーバー1への接続を有してもよい。スクリプトがターミナルにダウンロードされる場合には、それがあたかもターミナルにおいて形成されたかのように更に取り扱われる。アプリケーションサーバーへのアップローディングが行われる(おそらくサービスポータルを経て)場合には、アプリケーションサーバー/サーバーポータルは、スクリプトをアップロードしようと試みるユーザの認証及び許可を遂行すると共に、アップロードされるスクリプトをチェック/有効確認して、悪意の又は誤ったスクリプト記憶を防止する必要がある。
【0043】
II.8 ユーザ発信スクリプトの供給
スクリプトの供給は、スクリプトのマスターコピーがアプリケーションサーバー1に記憶される場合のネットワーク発信スクリプトと全く同じである。マスターコピーがターミナルに記憶される場合には、スクリプトがネットワークにアップロードされてターミナルにより実行されるので、供給の必要がない。
II.9 ユーザ発信スクリプトの実行
スクリプトの実行は、基本的には、ネットワーク発信スクリプトと同じであり、即ちスクリプト特有の条件が満足されたとき及びスクリプトの実行をトリガーする事象に遭遇したときに、供給されたスクリプトが実行される。実行条件は、コール特有に設けられることにも注意されたい。例えば、スクリプト実行条件は設定メッセージデータに関連し、スクリプトは、あるフィールドが例えばSIPインバイトメッセージ本体部分において確認されるときだけ実行されることが考えられる。
【0044】
上述したように、コール処理言語スクリプトは、種々のソースからコール処理サーバーに挿入することができる。しかしながら、現在CPL仕様に基づく方法に関連した問題は、CPLスクリプトがモノリシックXMLドキュメントとして処理されることである。これは、スクリプトを含む全ドキュメントをネットワーク要素間に完全に送信しなければならないことを意味する。RFC2824によれば、これは、ネットワーク登録において行われる。これは、スクリプトが、例えば、SIP登録メッセージ内の埋め込まれた内容としてアップロードされることを意味する。このスクリプトは、IP電話ターミナルのようなユーザ装置内において著述ツールを使用してコンポーズされる。
同様に、必要なCPLスクリプトを異なるネットワーク要素にアップロードすることは、ユーザ又はネットワーク管理の役割である。又、スクリプトがアップロードされたサーバーを知ることは、ユーザの役割である。
【0045】
更に、記憶されたスクリプトロジックに対するポインタとしてのスクリプトキーについて一般的に説明する。本発明の更に別の特徴によれば、実行されるべきスクリプトは、各スクリプトキーによりアドレスされる(指される)スクリプトロジックに基づいてコンポーズされる。特に、スクリプトキーは、ビットベクトルとして表わされ、このビットベクトルの1ビットは、サービスの形式を表わし、そしてこのビットベクトルの他のビットは、そのサービス形式の特徴を表わす。従って、各スクリプトキーは、スクリプトロジックフラグメントをその対応スクリプトとしてアドレスし、実行されるべきスクリプトは、スクリプトキーによりアドレスされたスクリプトフラグメントからコンポーズされ、そしてコンポーズされたスクリプトのスクリプトロジックは、その後、ユーザ特有のスクリプトデータで実行される。
【0046】
換言すれば、本発明のこの特徴のスタートポイントは、スクリプト(例えば、CPLスクリプト)が、O−CSCF(そのサイズにより複数のコール状態制御機能的要素を含むネットワークの場合に発信コール状態制御機能的要素)においてコンポーズされ、そしてエンドユーザターミナルにおいてコンポーズされない(SIPに関連してこれまで通常そうであるように)ことである。本発明のこの特徴の考え方は、ホーム加入者サーバー(HSS)レジスタ(即ち、そのデータベース)において、例えば、出呼びに対する供給されるサービス及び特徴を表わすビットベクトルを定義することである。これらビットは、サービスの状態を表わす。ベクトルで表わされる各サービスに対し、サービスを表わすO−CSCF(例えば、図1に示すようなスクリプトロジック7Aに対する二次記憶装置)にコードフラグメントがある。次いで、出インバイト方法に対するCPLスクリプトが、ビットベクトルにおけるビットオンに基づいてコードフラグメントからコンポーズされる。或いは又、サービスのインターアクションが逐次的でない場合には、1組のビットがコードフラグメントにマップされる。全CPLスクリプトは、逐次に付随できるフラグメントと、サービスビットの組合せに基づいて選択されたフラグメントとの両方で構成される。更に、CPLスクリプトは、ユーザが提供するフラグメントに対するスロットを含む。
【0047】
従って、SIP CPLスクリプトは、大型のIP電話ネットワークにおいてSIPインバイト方法にカプセル化される。これにより、あるシグナリングがセーブされ、そしてCPLスクリプトコンポーズプロセスがオペレータにより制御される。
図2を参照して、本発明の上記更に別の特徴を詳細に説明する。
図2は、スクリプトのコンポーズに関連した基本的シグナリング手順を示す。即ち、ネットワークオペレータは、特徴ビットベクトルからCPLスクリプトを自動的にコンポーズする機能をコール処理サーバー内に与える。
【0048】
好都合にも、これは、エンドユーザ及びネットワークオペレータの負担を著しく減少する。というのは、経験の少ないエンドユーザにより書き込まれたり又は構成されたりするために予想し得ない振舞いを生じるCPLスクリプトを別々にデバッグする必要がないからである。同様に、CPLスクリプト言語が時間と共に拡張されるにつれて、ネットワーク要素にアップロードされるべきCPLスクリプトのサイズが成長することが考えられる。これは、ワイヤレスターミナルの場合に意義があり、本発明のこの特徴が実施される状態で、ネットワーク帯域巾は、ネットワーク登録において空気中を経て大きなXMLドキュメントを送信することにより消費されない。
本発明の考え方は、コール処理サーバーに対し、必要なコール処理言語スクリプトの構造及び内容を識別する特徴セット及びそのパラメータのみを定義することである。
【0049】
これは、例えば、ネットワーク登録又は位置更新においてホーム加入者サーバーHSSから、コール状態制御機能CSCFを含むネットワーク要素としてのCPS(コール処理サーバー)に、CPLスクリプトの目的を記述する特徴ベクトルがロードされることを意味する。この特徴ベクトルのビットは、例えば、コール阻止特徴、コールリルート特徴及びユーザ通知特徴(例えば、各欠落又は転送コールに関するEメール)を定義することができる。特徴ベクトルの解釈は、HSS及びCPS相互合意をベースとする。従って、例えば、加入者データがHSS又はそれと同等のサービスレジスタからCPSへロードされるときには、CPSがユーザデータに関連した特徴ベクトルを検査する。同様に、特徴ベクトルに加えてメッセージに含まれたパラメータも検査する。パラメータ又は1組のパラメータには、所与の特徴ベクトルが関連される。パラメータは、CPSに対して不透明とすることができる
【0050】
特徴ベクトルによれば、CPSは、最も適したCPLスケルトンを選択し、そしてベクトル特有のロジックにより指定されたスケルトン内の場所にパラメータを挿入する。
特徴ベクトルが抽出されるHSS又はレジスタは、例えば、加入者に関する位置又はサービスデータのような情報を記憶するいかなる加入者データレジスタでもよいことに注意されたい。このような加入者データレジスタは、例えば、UMTSのHSS、汎用SIP位置レジスタ、DHCP(ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル)サーバー及びLDAP/X.500ディレクトリサーバーである。汎用SIP位置レジスタは、ユーザの所在に関する情報を記憶し、そしてルート情報についてそれらに問合せすることができる。DHCPサーバー及びLDAP/X.500サーバーは、例えば、小さな会社のネットワークに使用されて、加入者に現在サービスしているSIPサーバーに加入者情報をダウンロードすることができる。
【0051】
本発明のこの特徴の変形においては、各要素が特徴の有無を表わすように特徴ベクトルが解釈される。従って、ビットベクトルにおける各ビット位置は、固定の意味を有する。
本発明の別の変形においては、特徴ベクトル要素が、ある特徴及びおそらくはあるCPLスクリプトコードスケルトンを指す特徴識別子を表わす。
本発明の実施形態においては、特徴ベクトルの検査及びCPLスクリプトのコンポーズ処理は、CPS内の、又はINインターフェイスのようなシグナリングインターフェイス(例えば、CAMEL仕様をベースとする)を経てそれに関連されたサービス実行環境(SLEE)において実行される。このサービス実行環境は、例えば、Javaベースの仮想マシンである。サービス実行環境は、ネットワークへの登録において、加入者データ及び特徴ベクトルを受信するCPSから有利にトリガーされる。サービス実行環境は、CPSから加入者データを得る。これは、CPSに記憶されるべきCPLスクリプト、又はコール設定時に被呼者のCPSの方向に送信されるべきCPLスクリプトを構成する。
【0052】
SLEE(サービス実行環境)は、特徴ベクトル及びそれらのパラメータを受信するときに多数のCPLスクリプトをコンポーズすることができる。出呼びのコール処理サーバー(被呼者方向)へ送信されるべきCPLスクリプトと、ユーザに現在サービスしているCPS(CPSは、UMTSリリース00アーキテクチャーに基づくCSCFに対応する)内に記憶されるべき個別のスクリプトとに対して別々のサブ特徴ベクトルがある。
本発明の変形においては、多数のSIPサーバー(CPS:CSCF機能を含むコール処理サーバー)は、発信ネットワーク又はドメインにおいてコール設定プロセスに参加することができる。これは、発信ネットワークにおいて、コール設定が多数のサーバーを通過した後に最終的に異なるネットワークにルーティングされることを意味する。レジスタ(例えばHSS)から受信された情報に基づいて形成されたCPLスクリプトは、コールが設定されるときに通る種々のサーバーに対して専用とされる。それ故、CPLスクリプトを構成した後、コールが設定されるときに通ると分っているか又は予想される種々のサーバーに幾つかのスクリプトが分配される。これは、例えば、構成されたスクリプトの各々に、それがインストールされねばならないサーバーの役割又はアドレスを関連させ及び/又は割り当てるようにすることが考えられる。レジスタと通信するCPSは、役割の意味及び加入者に対しそれらの役割で作用するサーバーを知る。次いで、CPSは、それ専用ではない各スクリプトをどのサーバーに送信しなければならないかを知る。
【0053】
例えば、UMTSシステム(リリース00全IPネットワーク)では、コール設定が、先ず、現在訪問しているネットワークにおけるプロキシーサーバーを通り、そこから、ホームネットワークにおける入呼びゲートウェイサーバーへとルーティングされる。この入呼びゲートウェイサーバーは、ホームネットワークの構造体をその訪問先ネットワークから隠し、従って、異なるサーバー間で負荷の分担が行われない限り、訪問先ネットワークのプロキシーに対しコンタクトポイントは常に同じである。これは、プロキシーサーバーが、常に、同じ入呼びゲートウェイサーバー(ICG)(1つ又は複数)へ設定を送信することを意味する。次いで、ICGは、例えば、HSSに発呼者識別で問合せ、そして発呼者に現在サービスしているサーバー(CPS、サービングCSCF)を決定する。
【0054】
それ故、HSSとインターアクションしているCPSに特徴ベクトルが受信されると、その特徴ベクトルの分析の結果として、多数のCPSスクリプトが形成される。これらのスクリプトは、異なるコール処理サーバーに分配されるように専用化される。この専用化は、特徴ベクトルに含まれた情報をベースとするか、又はCPSにおいて(例えばCPSと合併されるSLEEにおいて更に)なされる判断をベースとする。
例えば、幾つかのスクリプトは、訪問先ネットワークにおけるプロキシーサーバーに専用とされ、幾つかは、現在サービスしているCPSに専用とされ、幾つかは、入呼びゲートウェイに専用とされ、そして幾つかは、出呼びの行先に送信される。HSSに通信しているCPSにおいてスクリプトの構成が実行されたときには、CPSは、スクリプトが専用とされたサーバーにスクリプトを送信する。CPSは、プロキシーサーバーアドレス及び入呼びゲートウェイアドレスを登録要求において受信してもよい。負荷を分担するケースでは、同じ役割(例えば、入呼びゲートウェイとして)において負荷を分担する各サーバーに同じスクリプトのコピーが送信される。
【0055】
以上のことから、例えば、訪問先ネットワークにおけるプロキシーサーバーに送信されるスクリプトは、あるコール設定要求が、ホームネットワークを煩わせる前に訪問先ネットワークにおいて拒絶されるようにする。この解決策の利点は、エンドユーザが、コール設定に参加するサーバーを知らないことである。ある場合に、これは、エンドユーザから隠される。それ故、エンドユーザにとって、非常に単純なIP電話ネットワークの場合のようにコール設定に参加する各考えられるサーバーにスクリプトを別々にインストールすることはできない。HSS又はレジスタにおける特徴ベクトルは、ある管理アプリケーションによって管理される。エンドユーザは、あるグラフィックユーザインターフェイスを経てオペレータの管理システムにコンタクトする。次いで、エンドユーザは、ある特徴選択、アクチベーション及びコンフィギュレーションを行う(例えば、コール阻止をアクチベートするために)。これらの特徴と特徴ベクトルにおける特徴との間には1対1の関係はない。ユーザ選択は、HSSにおいて特徴ベクトルを操作する管理システムにより後でコール処理サーバーへ送信されるように解釈される。ある特徴の取り消しにおいて、HSS又はレジスタは、現在CPSに新たな特徴ベクトルを通知する。これにより、CPSは、もはや有効でないスクリプトが送信された他のコール処理サーバーに削除要求を送信する。ネットワークによりユーザに到達し得ないと考えられるときには、この観察を行うCPSがユーザについて暗黙のデタッチを実行し、そしてユーザに対するスクリプトを有するかもしれない全てのコール処理サーバーに通知する。例えば、観察を行うCPSは、例えば、ユーザにとって有効なCPSスクリプトの削除要求をネットワークにマルチキャスト又はブロードキャストする。これにより、古いスクリプトの取り扱いがネットワークに残されることはない。
【0056】
出て行くSIPインバイト要求(コール設定メッセージ)にアタッチされるCPLスクリプトは、出呼び方向にコール処理サーバーにおける発呼ユーザ関連CPLスクリプトのバージョンを更新するのに使用できる(図2のCPS−U)。この場合、それらは、そこに記憶されたバージョンに置き換わる。或いは又、これらのスクリプトは、被呼者の最終的なCPS(図2のCPS−NO)まで完全にSIPインバイトメッセージ(又は同様のコール設定メッセージ)をたどることができ、この最終CPSは、被呼者ユーザエージェント(UA、IPターミナル装置TE内で機能的に実施される)に直接的にコンタクトする。これらのスクリプトは、プロキシー及びリディレクトコール処理サーバーにおいてコール設定を完全にガイドし、そして例えば、所与の指定の当事者へのコール設定が失敗した場合に種々の受信者へ送信されるべきメッセージを指定することができる。
【0057】
最終的に、次のことに注意されたい。
− アプリケーションサーバーAPSEは、サービス制御ポイントSCPでもよいし、又はセッション管理(コール取り扱い)に対して制御命令を与える役割を果たす任意の要素でもよい。
− 加入者情報レジスタとしてのホーム加入者サーバーHSSは、GSMネットワークのホーム位置レジスタHLRでもよいし、又は加入者情報レジスタを有する他の要素でもよい。
− CSCFは、MSC又はMSCサーバーのコール制御ファンクション、CPS(実際にはCSCF)のコール制御ファンクション、固定ネットワークスイッチのコール制御ファンクション、又はエンドポイント間にSIPメッセージをルーティングする役割を果たすSIPサーバーでよい。
− ポータルは、WAP又はSMSを経てアクセスすることもできる。
− スクリプトは、いかなるポータブルサービスロジックPSLも指し、即ちその形成及び管理環境からネットワークの異なる要素へ実行のために転送できるいかなる形式のロジックも指すことができる。この要素は、CPS、HSS、APSE、IPTEである。INAP、CAMEL、WIN、OSAのような従来のプロトコルを介してスイッチを制御するように設計されたINサービスであっても、SCPにおいて命令を実行するのではなく、ロジックをスイッチへ移動し、そしてINAP、CAMEL、WIN、OSAをスイッチのインターフェイスとして有するように設計することもできる。即ち、サービススクリプトは、特に「スクリプト」(CPL、CGI、Servlets)として指定されるスクリプトロジックだけでなく、いかなるポータブルサービスロジックでもよい。
【0058】
従って、上述したように、本発明は、少なくとも、アプリケーションサーバー手段と、加入者情報レジスタ手段と、コール状態制御機能的エンティティと、サービスポータルとを備えた通信ネットワークであって、上記アプリケーションサーバー手段は、上記サービスポータル及び上記コール状態制御機能的エンティティに接続され、上記サービスポータルは、更に、上記ホーム加入者サーバー手段に接続され、そして加入者情報レジスタ手段は、更に、上記コール状態制御機能的エンティティに接続された通信ネットワークを提案する。又、ここに提案するネットワークアーキテクチャーに関連して、本発明は、サービススクリプトの形成及び記憶に関してネットワーク内でサービススクリプトを取り扱い、ユーザに対するサービススクリプトを供給し、ネットワークにおいてスクリプトを分配しそしてコール処理中にスクリプトを実行するという方法も提案する。
上記説明及び添付図面は、本発明を一例として示すものに過ぎない。従って、本発明の好ましい実施形態は、特許請求の範囲内で種々変更し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるスクリプト取り扱い手順に適応される本発明による全IP通信ネットワークの基本的ネットワークアーキテクチャーを示す図である。
【図2】 スクリプトのコンポーズに関連して基本的シグナリング手順を示す図である。
Claims (25)
- 少なくとも、アプリケーションサーバー手段(1)と、加入者情報レジスタ手段(6)と、コール状態制御機能的エンティティ(7)と、サービスポータル(2)とを備えた通信ネットワークであって、上記アプリケーションサーバー手段(1)は、上記サービスポータル(2)及び上記コール状態制御機能的エンティティ(7)に接続され、上記サービスポータル(2)は、更に、上記加入者情報レジスタ手段(6)に接続され、そしてこの加入者情報レジスタ手段(6)は、更に、上記コール状態制御機能的エンティティ(7)に接続され、上記アプリケーションサーバー手段(1)は、スクリプト管理機能的エンティティ(1A)を備え、このスクリプト管理機能的エンティティ(1A)は、上記アプリケーションサーバー手段(1)のスクリプトデータベース(1B)におけるサービスを管理し、このスクリプトデータベースは、サービススクリプトのマスターコピーを記憶し、そして上記管理機能は、形成、受信、テスト、チェック、有効化、分配及び変更という機能の少なくとも1つを含む通信ネットワーク。
- 上記スクリプト管理機能的エンティティ(1A)は、上記通信ネットワークのオペレータにより排他的にアクセスできる請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 上記スクリプト管理機能的エンティティ(1A)は、記憶されるべき及び/又は既に記憶されたスクリプトを管理する請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 上記スクリプトデータベース(1B)は、上記サービスポータル(2)と、上記コール状態制御機能的エンティティ(7)のサービススクリプトに対する二次記憶手段(7A)とに接続される請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 上記コール状態制御機能的エンティティ(7)は、サービングプロフィールデータベース(7B)を更に備え、そして上記加入者情報レジスタ手段(6)は、少なくとも加入者プロフィールデータベース(6A)を備え、そして上記加入者情報レジスタ手段(6)と上記コール状態制御機能的エンティティ(7)との間の上記接続は、その各々のデータベース間に確立される請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 上記サービスポータル(2)は、アクセス経路(3,4a,4b)を経てターミナル装置(5a)に接続可能である請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 上記ターミナル(5a)は、ワイヤレスユーザ装置であり、そして上記アクセス経路は、GPRSネットワークのような移動通信ネットワーク(4a,4b)を経て確立される請求項6に記載の通信ネットワーク。
- 上記ターミナル(5a)は、ワークステーションであり、そして上記アクセス経路は、インターネットを経て確立される請求項6に記載の通信ネットワーク。
- 通信がターミナル装置(5b)から発信し又はそこで終了し、上記ターミナルは、アクセスネットワークを経て上記コール状態制御機能的エンティティ(CSCF)に接続される請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 上記ターミナル装置は、インターネットプロトコルに基づいて動作される請求項6又は9に記載の通信ネットワーク。
- 移動通信ネットワークを経てサービスポータルに対して確立されたアクセス経路(3、4a、4b)を介して、自身が登録された通信ネットワークの記憶位置に接続可能であるターミナルであって、上記サービスポータルは上記ターミナルにユーザインタフェースを与えることができ、上記ターミナルは、該ターミナルのユーザがサービススクリプトを管理できるようにする機能的エンティティを備えており、上記管理は、形成、テスト、分配及び変更のサービススクリプトという機能の少なくとも1つを含んでおり、
形成又は変更されたサービススクリプトを、上記サービスポータルを経て、上記記憶位置に記憶することを特徴とするターミナル。 - 上記ターミナルは、更に、該ターミナルにおいてユーザにより形成又は変更されたサービススクリプトを記憶するためのメモリを備えた請求項11に記載のターミナル。
- 上記記憶位置はコール状態制御機能的エンティティであり、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが1つの通信接続に対してのみ有効である場合に、上記ネットワークのコール状態制御機能的エンティティ(7)のバッファメモリに記憶する請求項11に記載のターミナル。
- 上記記憶位置は加入者プロフィールデータベースであり、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが少なくとも1つの通信接続に対して有効である場合に、上記ネットワークの加入者情報レジスタ手段(6)の加入者プロフィールデータベース(6A)に記憶する請求項11に記載のターミナル。
- 上記記憶位置はアプリケーションサーバーであり、形成又は変更されたサービススクリプトを、そのスクリプトが少なくとも1つの通信接続に対して有効である場合に、上記ネットワークのホーム加入者サーバーのアプリケーションサーバーに記憶する請求項11に記載のターミナル。
- 請求項1ないし10のいずれかに記載の通信ネットワークと、請求項11ないし15のいずれかに記載の少なくとも1つのターミナルとを備えた通信システム。
- 通信ネットワーク内でサービススクリプトを取り扱う方法であって、
スクリプト管理機能的エンティティ(SM)を使用してネットワークオペレータによりサービススクリプトを形成し、そして
サービススクリプトのマスターコピーを記憶するためのスクリプトデータベース(1B)に上記サービススクリプトを記憶する、
という段階を含み、更に、
自分のプロフィールを管理するための各ユーザの要求があった際に、スクリプトのマスターコピーのコピーを上記スクリプトデータベース(1B)から及び上記各ユーザに対する現在設定されたスクリプトのコピーを加入者プロフィールデータベース(6A)からサービスポータルへロードし、
上記サービスポータルにおける現在設定されたスクリプトセッティングに基づいてユーザインターフェイスを与え、
プロフィールの現在セッティングを変更するためにロードされたサービススクリプトを選択し、そして
設定されたスクリプトセッティングの更新を上記加入者プロフィールデータベースに記憶する、
という段階を含むことを特徴とするサービススクリプトを取り扱う方法。 - ユーザが発信したスクリプトを受信してアプリケーションサーバー(1,1B)に記憶するためにサービスポータル(2)にユーザインターフェイスを与えるという段階を更に含む請求項17に記載のサービススクリプトを取り扱う方法。
- 上記加入者プロフィールデータベース(6A)における上記各ユーザに対する現在設定されたスクリプトは、ネットワークオペレータによりネットワークに形成されたネットワーク発信スクリプトであるか、或いはターミナルのユーザによりターミナルに形成されるか又はサービススクリプト形成に専用の外部機能を用いてユーザにより形成されるユーザ発信スクリプトである請求項17に記載のサービススクリプトを取り扱う方法。
- 上記加入者プロフィールデータベースは、ユーザによって選択された各スクリプトに対し、上記スクリプトデータベース(1B)に記憶された上記スクリプトのスクリプトロジックのポインタとしてのスクリプトキーと、各ユーザに独特のスクリプトデータとを含む請求項17に記載のサービススクリプトを取り扱う方法。
- 上記スクリプトキーは、ビットベクトルとして表わされ、このビットベクトルの1ビットは、サービスの形式を表わし、そしてこのビットベクトルの残りのビットは、上記サービス形式の特徴を表わす請求項20に記載のサービススクリプトを取り扱う方法。
- 上記加入者プロフィールデータベース(6A)に含まれた上記スクリプトキー及びスクリプトデータをコール状態制御機能的エンティティ(7)のサービングプロフィールデータベース(7B)に転送し、
受信したスクリプトキーに対し、対応するスクリプトが、上記コール状態制御機能的エンティティ(7)のサービススクリプトに対する二次的記憶手段(7A)に含まれることをチェックし、そして
スクリプト実行事象が発生した際に上記二次的メモリ手段(7A)から対応するスクリプトロジックをフェッチする、
という段階を更に含む請求項20又は21に記載のサービススクリプトを取り扱う方法。 - 各スクリプトキーは、スクリプトロジックフラグメントを対応するスクリプトとしてアドレスし、そして上記方法は、更に、
スクリプトキーによりアドレスされたスクリプトフラグメントから実行されるべきスクリプトをコンポーズし、そして
コンポーズされたスクリプトのスクリプトロジックをユーザ特有のスクリプトデータで実行する、
という段階を含む請求項22に記載のサービススクリプトを取り扱う方法。 - 請求項17ないし23のいずれかに記載の通信ネットワーク内でサービススクリプトを取り扱うためのアプリケーションを実行する実行環境を備えたコンピュータシステム。
- デジタルコンピュータのメモリにロード可能で、請求項17ないし23のいずれかに記載の段階を実行するためのソフトウェアコード部分を備えたコンピュータプログラム製品。
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