JP3762907B2 - 情報の記録方法及び情報の記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エネルギービームの照射により情報の記録が可能な情報記録媒体を用いる情報記録方法および記録装置に係り、常に互換性良く精度の高い情報の記録を行う情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
相変化材料を用いて120mm径の円板で片面の記憶容量が2.6GBを実現するDVD―RAMが実用化されている。ここで記録マークを形成する際には、1つのエネルギービームのパワーを、高いパワーレベルと低いパワーレベルとの間で変化させることにより行い、かつ、記録マークの間の部分(スペース部分)は別な一定レベルのパワーでエネルギービームを媒体に照射していた。すなわち、一つの記録マークを形成するにおいて、エネルギービームをマルチパルスとしており、このマルチパルスは(短い記録マークを除き)先頭パルス、マルチパルス列(中間パルス列)、最終パルス、最終パルスに引き続くネガティブパルス(負パルス)の4種類のパルスからなっている。この様な記録方法では、既存の情報を消去しながら新しい情報を記録する、いわゆるオーバーライト(重ね書きによる書き換え)が可能になるという利点がある。エネルギービームのパワーレベルは、記録媒体のコントロールデータに予め記録されており、この情報をもとに実際のエネルギービームの照射パワーを決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術において、中間パルス列に含まれるエネルギー量は、中間パルス列の高いパワーレベルと低いパワーレベルのみならず、中間パルス列のデューティー比にも係わっている。この為、中間パルス列の高いパワーレベルと低いパワーレベルを所定の値に設定しただけでは、中間パルス列に含まれるエネルギー量を完全には制御し切れなかった。このため、中間パルス列の部分で形成される記録マーク形状が常に正しい形状に制御されるとは限らず、記録時の互換性を低下させる原因となっていた。特に、4.7GB DVD−RAMのように高密度で情報を記録するような場合、記録マークの中間部分のエネルギー量が安定に制御されずに過少となると、中間部分が細くなった記録マークが形成されたり、記録マーク後部の大きさが過少となって再生信号に不要なエッジシフトが発生して、記録再生の互換性が不足する問題が発生した。また、記録マークの中間部分のエネルギー量が安定に制御されずに過大となると、中間部分が太くなった記録マークが形成されたり、記録マーク後部の大きさが過大となって再生信号に不要なエッジシフトが発生して、記録再生の互換性が不足する問題が発生した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するためには、以下の情報記録方法及び情報記録装置を用いれば良い。
【0005】
記録媒体に一つの記録マークを形成する際に、先頭パルス、中間パルス列、最終パルス、及び最終パルスに引き続く負パルスからなるエネルギービームのパルス列を照射する情報の記録方法であって、先頭パルスのパワーレベル、中間パルス列の上側パワーレベルと下側パワーレベル、最終パルスのパワーレベル、負パルスのパワーレベルのそれぞれの指示値が予め上記記録媒体のコントロールデータゾーンに記録されている事、上記先頭パルスの平均パワーを上記コントロールデータゾーンの先頭パルスのパワーレベル指示値に調整する事、上記中間パルス列の平均パワーを上記コントロールデータゾーンの上側パワーレベル指示値と下側パワーレベル指示値の算術平均値に調整する事、上記最終パルスの平均パワーを上記コントロールデータゾーンの最終パルスのパワーレベル指示値に調整すること、上記負パルスの平均パワーを上記コントロールデータゾーンの負パルスのパワーレベル指示値に調整する事、上記中間パルス列のエネルギービームのパワーレベルの変動幅を上記コントロールデータゾーンの上側パワーレベル指示値と下側パワーレベル指示値の差に調整する方法を用いる。
【0006】
また、先頭パルス、中間パルス列、最終パルスのそれぞれの平均のパワーの比が所定の値となるように制御する装置を提案するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明を以下の実施例によって詳細に説明する。
【0008】
まず、図1を用いて、情報を記録媒体に記録する際の、記録媒体に照射するエネルギービームのパワーレベルの経時的変化の例を示す。ここでは、情報を記録する際のパワーレベルの経時的変化のさせ方を、一般的にライトストラテジ、乃至は記録ストラテジと称することにする。ここでは具体例として、DVD−RAMを例に取り説明することとする。DVD−RAMの場合、記録及び再生における基準クロックの時間幅をTとした場合、最短のマーク乃至最短のスペースの長さは3T(時間Tの3倍の長さの時間)であり、通常は最長のマーク乃至最長のスペースの長さは11Tである。特殊パターンとして14Tのマーク乃至スペースがある。
【0009】
記録媒体上に時系列的に記録すべき情報であるNRZI信号が与えられた場合、適当な信号処理回路によりNRZI信号はエネルギービームのパワーレベルの時系列的変化に変換される。このようなパワーレベルの時系列的変化が図1に光パルス波形として示されている。パワーレベルは Peak Power 、Bias Power 1、Bias Power 2、Bias Power 3の4つのレベルに設定されており、Bias Power 1では記録媒体を第1の状態に、Peak Power では記録媒体を第2の状態に、それぞれ移行させることが出来る。Bias Power 3 は Bias Power 1 と等しいか或いはそれより低いレベルである。記録媒体に第2の状態の領域を形成する際に、第2の状態の領域の長さが4T以上の場合には(すなわち、NRZI信号の長さが4T以上の場合には)、 Peak Power の照射期間中に Bias Power 3 のパワーレベルの期間を混在させて、エネルギービームをマルチパルス化する。マルチパルス化されたエネルギービームのうち、最初の光パルスを先頭パルス、最後の光パルスを最終パルスと称する。先頭パルスと最終パルスの間には、NRZI信号の長さに応じて、Peak Power と Bias Power 3 とを反復する光パスルが繰り返されるが、その繰り返し数は、NRZI信号の長さをn回(n&#623)とすると、(n-4)回となる。先頭パルスと最終パルスとに挟まれた繰り返しパルス全体を中間パルスと称する。また、最終パルスに引き続いてBias Power 2のパワーレベルを保持するネガティブパルス(負パルス)が照射される。Bias Power 2はBias Power 1 と同じかそれより低くパワーレベルを設定されている。以上より、5T以上の長さのNRZI信号に対応した第2の状態の領域を形成する場合、記録パルスは先頭パルス、中間パルス、最終パルス、負パルスとでなる。また、4Tの長さのNRZI信号に対応した第2の状態の領域を形成する場合、記録パルスは先頭パルス、最終パルス、負パルスとでなる。また、3Tの長さのNRZI信号に対応した第2の状態の領域を形成する場合、記録パルスは単一の光パルス(先頭パルス或いは単一パルス)と負パルスとでなる。
【0010】
Peak Power、Bias Power 1、Bias Power 2、Bias Power 3 の基準値は、媒体情報として、記録媒体の適当な場所に予め記録されている場合がある。このように、記録ストラテジに関する媒体情報を記録する記録媒体上の部分を、コントロールデーターゾーンの情報トラックと称する。パワーレベルの基準値を記録媒体のコントロールデーターゾーンの情報トラックから読み取り、これを参考に書き込み時の各パワーレベルを決定する。先頭パルスのパワーレベルの指示値はPeak Powerであり、中間パルスの上側パワーレベルの指示値はPeak Powerであって下側パワーレベルの指示値はBias Power 3であり、最終パルスのパワーレベルの指示値はPeak Powerであり、負パルスのパワーレベルの指示値はBias Power 2である。情報トラックには、これらパルスの時間方向の指示値も記録されている事がある。
【0011】
まず、4T以上のNRZI信号に対応した第2の状態の領域を記録媒体に形成する場合のことを考え、記録波形の定義を考える。NRZI信号の立ち上がりよりTSFPだけ経過した時刻で書き込みパルス列の先頭パルスの立ち上がりが定義され、NRZI信号の立ち上がりよりTEFPだけ経過した時刻で書き込みパルス列の先頭パルスの立下りが定義される。また、先頭パルスの長さはTFPであり、この値はTEFPからTSFPを減じた値に等しい。書き込みパルス列の最終パルスの立ち上がりは、NRZI信号の立下り時刻から時刻2Tだけ先行した時刻を基準に、この基準時刻から時間TSLPだけ経過した時刻に最終パルスの立ち上がりがある。書き込みパルス列の最終パルスの立ち下がりは、NRZI信号の立下り時刻から時刻2Tだけ先行した時刻を基準に、この基準時刻から時間TELPだけ経過した時刻に最終パルスの立ち上がりがある。最終パルスの長さはTLPであり、このTELPからTSLPを減じた値に等しい。
【0012】
先頭パルスと最終パルスとのあいだには中間パルスが存在する場合がある。中間パルス列の、各々のパルスの立ち上がりは基準クロック位置に一致しており、各々のパルス立ち上がり時刻から時間TMPだけ経過した時刻に各々のパルス立下りがある。
【0013】
次いで、3TのNRZI信号に対応した第2の状態の領域を記録媒体に形成する場合を考える。NRZI信号の立ち上がりよりTSFPだけ経過した時刻に光パルスの立ち上がりが存在している。また、光パルスの立ち下がりは、NRZI信号の立下り時刻から時刻2Tだけ先行した時刻を基準に、この基準時刻から時間TELPだけ経過した時刻に光パルスの立ち下がりがある。
【0014】
4T以降の最終パルスに引き続き、乃至は3Tの記録パルスに引き続き、パワーレベルが Bias Power 2 である部分が存在し、この長さはTLCとなっている。
【0015】
記録パルスを定義する時間である、TSFP、TEFP、TFP、TSLP、TELP、TLP、TLC、TMPは、その基準値を記録媒体のコントロールデータゾーンの情報トラックから読み取り、それを参考に値を決定する。
【0016】
記録パルスを定義する時間である、TSFP、TEFP、TFP、TSLP、TELP、TLP、TLC、TMPは、必ずしも一定の値を取るとは限らず、NRZI信号の組み合わせに応じて変化させる必要がある場合がある。特に、片面4.7GBのDVD−RAMの場合を例に取ると、最短マークである3Tの長さは0.42ミクロン程度となり、書き込みスポット半径0.45ミクロンより短くなる。このような高密度記録を行った場合、隣接したマーク間の熱的な干渉が大きくなって、常に安定した記録をすることが困難になる場合がある。そこで、NRZI信号の前後の組み合わせに応じて適応的な記録波形の変化をさせる事が考えられる。前エッジのシフトを補正する為には、次の2つの方法がある。
【0017】
1)TEFPを固定して、TSFPを変化させる。この際、TFPはTSFPの変化に伴い変化する。
【0018】
2)TFPを固定して、TSFPを変化させる。この際、TEFPはTSFPの変化に伴い変化する。
【0019】
また、後ろエッジのシフトを補正する為には次の2つの方法がある。
【0020】
1)TSLPを固定して、TELPを変化させる。この際、TLPはTELPの変化に伴い変化する。
【0021】
2)TLPを固定して、TELPを変化させる。この際、TSLPはTELPの変化に伴い変化する。
【0022】
前エッジや後ろエッジの制御の為に、上記手法のどちらを選ぶかは、記録媒体の設計の仕方、記録媒体の記録特性に依存している。前エッジ及び後ろエッジのシフトの制御手法にどちらを選定すれば良いかは、記録媒体の製造者が最も良く分かっている為、記録媒体の製造者は、エッジシフトの制御手法をどちらに選定するべきかを、情報記録装置に推奨することが出来る。すなわち、記録媒体の製造者は、記録媒体の特定の場所に、エッジシフトの制御方法の推奨を書き込み、この情報を情報記録装置が読み取って、エッジシフトの制御方法を決定する。このようにした場合、記録媒体の製造者が意図した媒体特性を余すことなく情報記録装置が利用することが出来、最も安定して情報の記録を行えることとなる。また、記録媒体の製造者は、エッジシフト制御の為のルックアップテーブルを用意し、これを記録媒体に記録する。このルックアップテーブルを情報記録装置が読み取り、これを参考に用いてエッジシフト制御を行うことにより、記録媒体の製造者が意図した媒体特性を余すことなく情報記録装置が利用することが出来、最も安定して情報の記録を行えることとなる。以上のような工夫により、高密度記録でありながら、記録の互換性が最も取れる手段を提供することが出来る。
【0023】
前エッジに関するルックアップテーブルは、現在記録しようとしている当該マークの長さをM(n)とし、当該マークに先行するスペースの長さをS(n−1)とした場合、M(n)とS(n−1)の組み合わせで決まる値を並べた物であり、正の値も負の値も取り得る。
【0024】
後ろエッジに関するルックアップテーブルは、現在記録しようとしている当該マーク長さをM(n)とし、当該マークに続くスペース長さをS(n+1)とした場合、M(n)とS(n+1)の組み合わせで決まる値を並べた物であり、正の値も負の値も取り得る。
【0025】
以上のようにTSFPやTELPを、NRZI信号の前後の組み合わせに応じて変化させる事により、マークエッジ位置を常に精度良く制御できる。
【0026】
以上のような記録ストラテジを用いた情報の記録を行う場合の記録の互換性について論じる。
【0027】
異なる装置間で、同様なライトストラテジで安定して書き込みが出来て、かつ、これらのどちらの装置で書かれた記録マークも、同様な特性の再生信号として読み出せる状況を記録の互換性が有ると称する事とする。記録可能な光ディスク装置では、情報媒体の可換が可能である事を実現する為に、再生の互換性が有る事と同様に、記録の互換性が有る事が必須である。この為には、次のような条件が必要である。
【0028】
1)記録波形に過大なオーバーシュートやアンダーシュートが無い事。
【0029】
2)先頭パルス、中間パルス、最終パルス、及び負パルスの各々に含まれるエネルギー量(あるいはパルスに含まれるエネルギーをパルスの保持時間で割った値であるパルスの平均パワーレベル)が所定の値に制御されている事。
【0030】
3)Bias Power 1のレベルが安定して射出しており、Bias Power 1の値が所定の値に制御されている。あるいはBias Power 1レベル保持の期間の平均パワーが所定の値に制御されている。
【0031】
DVD−RAMのような相変化媒体においては、記録互換性を確保するためには、上記2)の条件が殊に重要である。すなわち、先頭パルスは大きな平均パワーを記録媒体に照射して記録膜の溶融を開始させる役割、中間パルスは比較的低い平均パワーで記録膜の溶融を継続させる役割、最終パルスは記録マーク後部の形状安定の為にやや大きな平均パワーを投入させると共にそれに引き続く小さな平均パワーの負パルスで記録マーク後部の形状安定を図る。この様に、記録パルスは、先頭パルス、中間パルス、最終パルス、及びBias Power 3レベル保持のパルスのおのおので役割が異なっている為、それぞれの値乃至はそれぞれの値の間の比率を精度良く制御する事が必要である。
【0032】
実際の記録装置においては、温度変動等でエネルギービームの照射エネルギー量が変化するため、まずは先頭パルス、中間パルス、最終パルス、及び負パルスのそれぞれの平均パワーの間の比率を制御し、次いでこれらの間の比率を保持したまま全体のパワーレベルを増減して、最適なパワーを決定する事となる。このようにする事で、常に記録媒体に適した記録メカニズムが実現可能な記録パルスを精度良く決定できる効果がある。なを、照射エネルギー量が変化しないと言う前提であれば、先頭パルス、中間パルス、最終パルス、及び負パルスのそれぞれの平均パワーを制御すれば良い。
【0033】
上記2)の各々のパルスの平均パワーが、設定すべき値からの誤差で±5%程度に制御されていれば、記録の互換性がほぼ確保できる。このように平均パワーが制御されている状況においては、上記1)のオーバーシュートやアンダーシュートの許容量は、設定されるべきパワーレベルの±10%程度、ないしはパワーレベル変動量の±10%程度までは許される。記録パルスは非常に高速のパルスの列である為、オーバーシュートやアンダーシュートが多めに発生しやすいが、上記2)の条件さえ許せば、上記1)に対して大きな許容量が許され、装置設計が容易になる。この事は、結果的に安定した性能の記録装置が容易に実現できる事となり、安定して互換性良く記録再生が行える事となる。また、上記3)は、Bias Power 1は、一群のマルチパルス列と次の一群のマルチパルス列に存在する準DC的なレベルであり、この精度を±5%程度に押さえる事に過大な困難は無い。
【0034】
中間パルス列の平均パワーを所定の値に設定したとしても、中間パルス列はオーバーシュートやアンダーシュートの影響にて、そのパワーレベルの変化幅が必ずしも保証されない。DVD−RAMのような相変化記録媒体を考えた場合、中間パルス列の平均パワーを所定の値としても、パワーレベルの変化幅が過大であったり過少であったりすると、記録マークの中間部分の形成が十分精度良く行えない。中間パルス列のパワーレベルの変化幅の指定値はPeak Power指示値からBias Power 3指示値を減じた値となるが、実際の記録波形では中間パルス列のパワーレベルの変化幅は指示値から±20%程度の誤差が許される。この為、中間パルス列の平均パワーを指示値から±5%の精度で合わせれば、中間パルス列の上側パワーと下側パワーにはそれぞれ指示値から10%程度の誤差が許される。
【0035】
それぞれのパルスの平均パワーの目標値を次の様にすると、十分な記録互換性が保持できる。すなわち、先頭パルスの平均パワーレベルはPeak Powerの指示値±5%とする。また、中間パルスの平均パワーレベルはMiddle Power指示値を0.5×(Peak Powerの指示値+Bias Power3の指示値)と定義した時にMiddle Power指示値±5%とする。また、最終パルスの平均パワーレベルはPeak Powerの指示値±5%とする。また、負パルスの平均パワーレベルはBias Power2の指示値±5%とする。また、及びBias Power 1レベルの平均パワーレベルはBias Power1の指示値±5%とする。なを、Peak Power、Bias Power1, Bias Power2, Bias Power3のそれぞれの指示値は、記録媒体のコントロールデータに記録されている場合があり、この場合これを読み出して用いる事が出来る。
【0036】
それぞれのパルスの比を予め調整する場合でも、まずは上記のように各パルスのパワー設定を行う。ついで、これらのパルス間の平均パワーの比率が変化しない様に、各パルスのパワーを増減して最適パワーを発見する。
【0037】
実際に記録媒体に照射されるパワーの時間的変化から、先頭パルスの平均パワーレベルを決定する手法の一つに次の手法が考えられる。すなわち、先頭パルスレベルが設定すべきパワーレベルのX%のラインを始めて上方向によぎる時刻1と、先頭パルスレベルが設定すべきパワーレベルのX%のラインを最後に下向きによぎる時刻2を考え、この2つの時刻の間のパワーレベルを積分し、これを積分時間で割ったものが、先頭パルスの平均パワーレベルである。ここで、X%は、90%とか95%とか、装置の事情に合わせて決めれば良い。
【0038】
実際に記録媒体に照射されるパワーの時間的変化から、中間パルスの平均パワーレベルを決定する手法の一つに次の手法が考えられる。ここで、中間パルスは長さが5T以上の記録マークのみでしか現れない為、長さ5T以上の記録マークに限って考える。NRZI信号の長さをnT(n&#624)とすると、(n-4)Tのタイムウィンドウを考える。2つのタイムウィンドウ時間だけ離れた2つの時刻1と時刻2を考え、この2つの時刻の間に全ての中間パルスが含まれるように、これら2つの時刻を設定する。この2つの時刻の間のパワーレベルを積分し、これを積分時間で割ったものが、中間パルスの平均パワーレベルである。
【0039】
実際に記録媒体に照射されるパワーの時間的変化から、最終パルスの平均パワーレベルを決定する手法の一つに次の手法が考えられる。すなわち、最終パルスレベルが設定すべきパワーレベルのY%のラインを始めて上方向によぎる時刻1と、最終パルスレベルが設定すべきパワーレベルのY%のラインを最後に下向きによぎる時刻2を考え、この2つの時刻の間のパワーレベルを積分し、これを積分時間で割ったものが、最終パルスの平均パワーレベルである。ここで、Y%は、90%とか95%とか、装置の事情に合わせて決めれば良い。
【0040】
実際に記録媒体に照射されるパワーの時間的変化から、負パルスの平均パワーレベルを決定する手法の一つに次の手法が考えられる。すなわち、負パルスレベルが設定すべきパワーレベルのZ%のラインを始めて下方向によぎる時刻1と、負パルスが設定すべきパワーレベルのZ%のラインを最後に上向きによぎる時刻2を考え、この2つの時刻の間のパワーレベルを積分し、これを積分時間で割ったものが、負パルスの平均パワーレベルである。ここで、Z%は、110%とか105%とか、装置の事情に合わせて決めれば良い。ただし、Bias Power 2レベルとBias Power 1レベルとが同一化あるいは差が小さい場合に、時刻2を定義する事が困難となる事がある。このような場合、時刻1と、時刻1からBias Power 2レベルが保持されるべき時間だけ経過した時刻2を考え、この2つの時刻の間のパワーレベルを積分し、これを積分時間で割ったものが、負パルスの平均パワーレベルであるとすれば良い。
【0041】
実際に記録媒体に照射されるパワーの時間的変化から、Bias Power 1レベルの平均パワーレベルを決定する手法の一つに次の手法が考えられる。すなわち、負パルスの平均パワーレベルを求めるのに使った時刻2と、Bias Power 1レベルが設定すべきパワーレベルのW%のラインを最後に上向きによぎる時刻3を考え、この2つの時刻2と時刻3との間のパワーレベルを積分し、これを積分時間で割ったものが、Bias Power 1レベルの平均パワーレベルである。ここで、W%は、110%とか105%とか、装置の事情に合わせて決めれば良い。ただし、Bias Power 1レベルの保持時間は長い為、平均パワーでパワーを決定すると、消去特性に悪影響を及ぼす比較的ゆっくりしたパワー変動が抑圧されきれない為、このようなパワー変動が少なくなるように留意する必要がある。
【0042】
次いで、本発明の別な実施例を図2により説明する。図2は情報記憶装置のブロック図となっている。なお、説明の為に、情報記憶装置には記録媒体100が装着されている様子が示されている。情報を記憶する為には記録媒体100は必須であるが、記録媒体100は必要に応じて情報記憶装置から取り外され、或いは取りつけられる。
【0043】
図2において、筐体108に取りつけられたモーター110の回転軸111にはチャッキング機構112が取りつけられ、チャッキング機構112は記録媒体100を保持している。チャッキング機構112は、即ち記録媒体100の保持機構となっている。また、モーター110、回転軸111、及びチャッキング機構112により、記録媒体100とエネルギービームを相対的に移動させる移動機構を構成している。
【0044】
筐体108にはレール115が取りつけられている。ケース117にはレール115にガイドされるレールガイド116が取りつけられている。また、ケース117には直線ギア119が取り付けられており、直線ギア119には回転ギア120が取りつけられている。筐体108に取りつけられた回転モーター118の回転を回転ギア120に伝えることにより、ケース117はレール115に沿って直線運動する。この直線運動の方向は、記録媒体100の略半径方向となっている。
【0045】
ケース117には磁石121が取りつけられている。また、ケース117には、対物レンズ130を記録媒体100の記録面の略法線方向と、記録媒体100の略半径方向の2つの方向にのみ移動可能とするサスペンション123を介して対物レンズ130が取りつけられている。また、対物レンズ130には磁石121と略対向するようにコイル122が取りつけられている。コイル122に電流を流すことにより、磁力的な効果により、対物レンズ130は記録媒体100の記録面の略法線方向と、記録媒体100の略半径方向の2つの方向に移動することが出来る。レール115、レールガイド116、ケース117、磁石121、サスペンション123、コイル122、対物レンズ130により、エネルギービームを記録媒体100上の所定の位置に位置付ける位置決め機構を構成している。
【0046】
ケース117には、エネルギービーム発生器である半導体レーザ131が取りつけられる。半導体レーザ131から射出したエネルギービームは、コリメートレンズ132及びビームスプリッダ133を通過し、対物レンズ130を通過する。対物レンズ130から射出した光の一部は記録媒体100で反射され、対物レンズ130を通過し、ビームスプリッダ133で反射され、検出レンズ134で集光され、光検出器135で光強度を検出される。光検出器135は、受光エリアが複数に分割されている。それぞれの受光エリアで検出された光強度はアンプ152で増幅されると共に演算され、対物レンズ130で集光された光スポットと記録媒体100との相対的な位置関係の情報(サーボ信号)と情報読み出し信号とが検出される。サーボ信号はサーボコントローラ151に送られる。また、読み出し信号はデコーダ153に送られる。
【0047】
情報記憶装置に記録媒体100が取りつけられ、チャッキング機構112が記録媒体100を固定すると、検出器140が作動し、その信号をシステムコントローラ150に送る。システムコントローラ150はそれを受けて、モーター110を制御して記録媒体100を適切な回転数となるように回転させる。また、システムコントローラ150は、回転モーター118を制御して、ケース117を適切な位置に位置決めする。また、システムコントローラー150は半導体レーザ131を発光させると共に、サーボコントローラ151を動作させて回転モータ118を動作させたりコイル123に電流を流して、対物レンズ130の形成する焦点スポットを記録媒体100の上の所定の位置に位置決めする。ついで、サーボコントローラ151は焦点スポットが記録媒体100上に形成された由の信号をシステムコントローラ150に送る。システムコントローラ150はデコーダ153に指示を与え、読み出される信号をデコードする。読み出されるトラックがコントロールデータゾーンの情報トラックでない場合、システムコントローラ150はサーボコントローラ151に指示を与え、焦点スポットがコントロールデータゾーンの情報トラックに位置決めされるようにする。上記の動作の結果、システムコントローラー150はコントロールデーターゾーンの情報トラックを読み取り、記録に関する媒体情報を読み出す。
【0048】
コントロールデーターゾーンの情報トラックには、図1で説明した記録ストラテジのパラメータが書き込まれている。記録パワーレベル、各々の記録パルスの時間的な関係、ルックアップテーブル等の情報をシステムコントローラ150は記録媒体100から読み取る。システムコントローラ150はこれらの記録ストラテジのパラメータを、信号処理回路154のパラメータテーブル、遅延回路155のパラメータテーブル、及び電流シンク156の電流シンク量パラメータに書き込む。
【0049】
入力コネクタ159を介して上位コントローラから情報再生の指示を送ってきた場合、システムコントローラ150はサーボコントローラ151に指示を与えて焦点スポットを記録媒体100の上の適切な位置に位置決めし、光検出器135で得られる信号をデコーダ153でデコードした後、出力コネクタ158を通して読み出した情報を上位コントローラに送る。
【0050】
入力コネクタ159を介して上位コントローラから情報書き込みの指示及び書き込むべき情報が送られてきた場合、システムコントローラ150はサーボコントローラ151に指示を与えて焦点スポットを記録媒体100の上の適切な位置に位置決めする。また、書き込むべき情報は信号処理回路161を通ってNRZI信号へと変換される。NRZI信号へと変換された信号は、信号処理回路154を通って、複数の適当なパルス列へと変換される。これらのパルス列は遅延回路155を通過して、電流シンク156へと伝えられる。ここで、信号処理回路161及び信号処理回路161は、書き込むべき情報を記録パルスの列に変換する信号処理回路を構成している。
【0051】
半導体レーザ131には定電流源157が接続されており、半導体レーザ131と電流シンク156で消費される電流の合計が常に一定の値になる様にしている。定電流源157には複数の電流シンク156が接続されている。電流シンク156が動作して電流を吸い込むか否かは信号処理回路154で発生して遅延回路155を通過した信号に依存している。電流シンク156が動作することにより、定電流源157から出される電流の一部が電流シンク156に吸い取られ、結果として半導体レーザ131に流れ込む電流量が低下する。これにより、半導体レーザ131で発光するエネルギービームのエネルギーレベルを変化させる。信号処理回路154と遅延回路155は、複数の電流シンク156を適当なタイミングで動作させることにより、図1に示した記録ストラテジを実現する。
【0052】
以上の動作を行う為、情報記録装置は端子160を通じて外部から電力の供給を受けている。
【0053】
以上の情報の記録装置において、図1で説明した情報の記録方法を実現する方法の例として次の2通りの方法がある。
【0054】
1)対物レンズから射出されるエネルギービームのパワーをパワーメーターにて測定し、先頭パルス、中間パルス列、最終パルス、負パルスの平均パワーレベルを測定する。ここで、対物レンズから射出されるエネルギービームのパワーを測定する為には、対物レンズ直後にパワーメータを設置する方法、あるいはエネルギービーム発生器の射出光の一部を検出する方法などがある。各々のパルスの平均エネルギーの測定値が各々の指示値と一致するか、各々の測定値が各々の指示値のa倍(aは実数)となるように、電流シンクや遅延回路への指示値を調整する。各々の測定値が各々の指示値のa倍(aは実数)となるように設定した場合、aの値を変化させながら記録媒体に情報を記録してこれを再生し、デコーダーで検出されるエラー情報を元に、これが最も少なくなるようにaの値を調整する。最終的に求まったaの値をa1としたとき、最適な記録パルスのパワーレベルは指示値のa1倍となっている。システムコントローラは、上記のシーケンスをコントロールすべき手順をその中に記憶している。
【0055】
2)各パルスの平均パワーを直接測定する機能を有さない情報の記録装置の場合、次のような手順にて、実質的に図1で説明した情報の記録方法を実現する。すなわち、簡素な構造かつ多量に生産される情報の記録装置の場合、記録パルスのパワー方向の精度や時間方向の精度にはばらつきが多い。このようなばらつきを抑圧する為には、先頭パルス、最終パルス、負パルスなどは、専らパワーの合わせ込みを行い、中間パルス列ではパワーの合わせ込み及びパルスのデューティー調整により平均パワーの合わせこみを行う。これにより、結果的に先頭パルス、中間パルス列、最終パルス列、負パルスのそれぞれのパワーのバランスが取れた良好な記録波形を作ることが出来る。また、これらのパルスの間のパワーの比を一定に保ったまま、各パルスのパワーレベルを調整し、パワーの最適値を求めることで、常に記録媒体に適合した最適な記録パワーを得ることができる。システムコントローラは、上記のシーケンスをコントロールすべき手順をその中に記憶している。
【0056】
【発明の効果】
本発明により、常に安定して記録の互換性を確保する事が可能となること、記録波形に対するオーバーシュートやアンダーシュートに対する制限を緩和する事が出来る事から記録装置設計が容易となり、この事で結果的に信頼性及び互換性の良い記録装置を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報を記録媒体に記録する際の、記録媒体に照射するエネルギービームのパワーレベルの経時的変化の例を示す図。
【図2】情報の記録装置の構成図。
【符号の説明】
100・・・記録媒体
110・・・モーター
111・・・回転軸
112・・・チャッキング機構
115・・・レール
116・・・レールガイド
117・・・ケース
118・・・回転モータ
119・・・直線ギア
120・・・回転ギア
121・・・磁石
122・・・コイル
123・・・コイル
123・・・サスペンション
130・・・対物レンズ
131・・・半導体レーザ
133・・・ビームスプリッダ
134・・・検出レンズ
135・・・光検出器
140・・・検出器
150・・・システムコントローラ
151・・・サーボコントローラ
152・・・アンプ
153・・・デコーダ
154・・・信号処理回路
155・・・遅延回路
156・・・電流シンク
157・・・定電流源
158・・・出力コネクタ
159・・・入力コネクタ
160・・・端子
161・・・信号処理回路。

Claims (1)

  1. 相変化型の記録膜を有する記録媒体に一つの記録マークを形成する際に、先頭パルスと、上記先頭パルスに引き続く中間パルス列と、上記中間パルス列に引き続く最終パルスと、最終パルスに引き続く負パルスとからなるエネルギービームのパルス列を照射する情報の記録方法であって、
    前記記録媒体のコントロールデータゾーンには、上記先頭パルスのパワーレベル、上記中間パルス列の上側パワーレベルと下側パワーレベル、上記最終パルスのパワーレベル、上記負パルスのパワーレベルのそれぞれの指示値が予め記録されており、
    上記先頭パルス、上記中間パルス列、及び上記最終パルスの各エネルギーをパルス保持時間で割った値を、それぞれ上記先頭パルスの平均パワー、上記中間パルス列の平均パワー、及び上記最終パルスの平均パワーとするとき、
    上記先頭パルスの平均パワーを上記コントロールデータゾーンの先頭パルスのパワーレベル指示値に調整し、上記中間パルス列の平均パワーを上記コントロールデータゾーンの上側パワーレベル指示値と下側パワーレベル指示値の算術平均値に調整し、上記最終パルスの平均パワーを上記コントロールデータゾーンの最終パルスのパワーレベル指示値に調整し、上記負パルスの平均パワーを上記コントロールデータゾーンの負パルスのパワーレベル指示値に調整し、
    前記先頭パルスの前エッジは、現在記録しようとしている当該マークの長さをM(n)とし、当該マークに先行するスペースの長さをS(n−1)とした場合、M(n)とS(n−1)の組み合わせで決まる値を並べたルックアップテーブルに基づいて決定され、或いは/及び
    前記最終パルスの後ろエッジは、現在記録しようとしている当該マーク長さをM(n)とし、当該マークに続くスペース長さをS(n+1)とした場合、M(n)とS(n+1)の組み合わせで決まる値を並べたルックアップテーブルに基づいて決定されることを特徴とする情報の記録方法。
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