JP3762616B2 - Enclosure device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡用光源装置等の筐体装置に係り、特に、外装部材の側壁に少なくとも1つの開口部を有した筐体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内視鏡用の光源装置や電源装置等の筐体における側壁(リア側の壁も含む)には外部に開放する開口部が設けられている。この開口部の代表的なものとして、筐体に内蔵したランプや電子部品などの部品を冷却する為に冷却風を通過させる換気用ダクト(通風窓)がある。
【0003】
通常、換気用ダクトは複数の孔からなる通気口を形成している。この通気口は通常、外部に開放しているので、仮に装置の筐体上面から液体をかけられた際でも、通気口から筐体内に勢いよく液体が進入しないようにした様々な工夫がなされていた。
【0004】
例えば、実開昭63−198021号公報に示された医療用電気機器にあっては装置筐体の外側壁面において、ダクトの上部に位置して、斜めのひさしが、別部品として取り付けられている。また、特開昭63−228119号公報や実開昭60−158801号公報で示されたものでは、ダクト形成部材が成形品などで作られ、その通風孔が斜め上に向けて開けられている。また、それと同等の効果が得られるように、実開昭56−42202号公報や実開昭56−164015号公報のものでは、筐体側壁の材質である板状の金属部材を直接に曲げて通風孔自体を斜めに形成したものがあった。
【0005】
一方、医療装置でも小型化することは必須な1つの課題であり、極力装置外面から突き出す突起状のものを削減することや、冷却風が通風孔を通過しやすくして装置内部に設置する冷却ファンを小型化するなどの方策をとっていく必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、通常の装置の外装(筐体)は金属製の板状部材が広く使用されていたが、このような構造において、前述したひさしなどのような突起を作らず、かつ冷却風をスムーズに通過させることのできるストレートな通風孔の形状のものとして、図15で示すように、筐体1の側壁2に、単に通風ダクト用孔3をあけたものの方がよい。
【0007】
この構造の場合、図15で示すように、その通風ダクト用孔3から筐体1の内側に侵入する液体4は筐体内壁面を伝わって筐体底部に設けた液体除去孔5から外へ排出されることから電気的な安全は保てると考えられている。
【0008】
しかし、実際には、図16で示すように、液体が通風ダクト用孔3に沿って落ち、または通風ダクト用孔3の縁を伝って落ちる際、通風ダクト用孔の下側端縁部4aに液体が当たると、装置内部に勢いよく液体6が飛び跳ねることがある。この液体6が装置内部に設置された電気部品等へ悪影響を与える懸念がある。
【0009】
したがって、図15で示した構造のものでは、電気部品を外装内側面に近づけて設置しておくことができなくなり、部品のレイアウト上の制限があり、装置を小型化することができない。
【0010】
本発明は、外装部材に開口部を有するものであっても、その開口部からの液体の進入防止に対して、外装部材の外側に突起等を設けることなく、冷却風の通過性能を確保し、筐体装置の、より一層の小型化を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、外装部材の側壁の一部に、少なくとも1つの通風用開口部を有する筐体装置において、上記開口部は、外装部材の側壁自体を穿って形成された孔からなり、さらに、上記外装部材の側壁面に垂直に投影したときに上記開口部の下側端部のみを覆う面を備えたカバー部材を、上記外装部材の内壁面から離間して設置したことを特徴とするものである。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記開口部を覆うカバー部材の面が上記外装部材の内壁面に対して上側の方が下側の方に比べて上記外装部材の内壁面から大きく離れて傾いていることを特徴とする筐体装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2において、上下に長い複数の開口部を左右に一列に並べて配置し、複数の開口部にわたって上記カバー部材を配置したことを特徴とする筐体装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1、請求項2または請求項3において、上記外装部材は内視鏡用光源装置の筐体であることを特徴とする筐体装置である。
【0013】
本発明によれば、装置の外装部材近傍まで装置内部の部品が設置可能となり、装置内の部品を効率的にレイアウトすることができ、また、通風への影響を極力少なくする構造であるから、ファンによる空気の損失が抑えられ、ファンの小型化を可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る筐体装置について図1〜図3を参照して説明する。
【0015】
本実施形態の筐体装置11の外観を図1で示す。筐体装置11の外装部材12は通常、金属または樹脂製の板状部材で作られている場合が多い。ここでも、板状部材で矩形状の筐体として作られている。
【0016】
外装部材12の側壁(リア側等の壁を含む)13は略垂直(鉛直)であり、この側壁13には筐体装置11内を冷却する図示しない冷却風が通る、開口部としての換気用ダクト14が形成されている。
【0017】
図2で示すように、上記換気用ダクト14は長丸孔形状をした複数の通風孔15を有してなり、各通風孔15は上下に長く、同じ長さのものである。複数の通風孔15は左右に一列に並び、その長さを揃いて平行に配設されている。
【0018】
図2で示すように、上記外装部材12の側壁13の内面には、上記開口部としての換気用ダクト14に向き合って配置されるカバー部材20が取り付けられている。このカバー部材20は金属または樹脂製の帯状に長い板部材の両端をそれぞれクランク状に折り曲げて全体として略コの字状に形成されている。そして、カバー部材20は換気用ダクト14を左右に横切って配置されると共に、上記カバー部材20の両端部21を上記外装部材12の内側壁面に直接に接合して接着や溶接またはビス止めなどによって固定的に取り付けられている。カバー部材20の両端部21は換気用ダクト14の領域を避けた左右の位置の壁面に固定されている。
【0019】
図3で示すように、上記カバー部材20は、上記外装部材12の側壁面に垂直に投影したとき、上記換気用ダクト14の開口部の少なくとも下側端部を覆うように配置されている。本実施形態では換気用ダクト14の開口部の下側端部のみを覆うように上記カバー部材20が配置されている。
【0020】
また、換気用ダクト14の開口部に対向する、カバー部材20の面は図2で示すように、上記外装部材12の内壁面から離間しており、その内壁面に平行である。
【0021】
上記換気用ダクト14の真下に位置する、上記外装部材12の底壁22の部分には上記換気用ダクト14から侵入した液体を外へ排出する複数の液体除去孔23が貫通して形成されている。また、これらの液体除去孔23は底壁22の隅に寄って配設されている。
【0022】
次に、第1実施形態に対する作用について述べる。仮に筐体装置11に液体がかかり、上記換気用ダクト14の開口部分から外装部材12の内部に液体が侵入しようとする場合、その換気用ダクト14の通風孔15から侵入する液体が、通風孔15の下側端縁部15aに当たって跳ねて飛んでも、そのしぶきはカバー部材20で受け止められ、液体が外装部材12の内部奥まで入り込むことを防ぐ。
【0023】
さらに、装置内に進入した流体は、上記ダクト14の下方に流下し、そのダクト14の真下に位置する液体除去孔23から装置外部に除去される。
【0024】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る筐体装置について図4〜図6を参照して説明する。
【0025】
本実施形態の筐体装置11は換気用ダクト14の通風孔15が上下2列の場合を示す。左右に並ぶ複数の通風孔15の列(群)の上下に配置されており、カバー部材20は2列の通風孔15群の間に位置して配置されている。図6で示すように、正面から見て、つまり、上記外装部材12の側壁面に対し、上記カバー部材20を垂直に投影したとき、上側の列の通風孔15の下側の一部分と、下側の通風孔15の上側一部分の両者にわたり被さるようにカバー部材20が設置されている。
【0026】
また、図4および図5で示すように、換気用ダクト14に対向するカバー部材20の面は外装部材12の内壁面と平行ではなく、角度を持たせ、傾いている。この傾斜する向きは上側の方が外装部材12の内壁面から大きく離れるものである。つまり、カバー部材20は図5で示すように、それを横方向から見たとき、外装部材12の内壁面から内部部品24までのスペース25内で傾きを持っている。
【0027】
尚、本実施形態の他の構成については前述した第1実施形態の構成と同じである。
【0028】
次に、本実施形態の作用について述べる。カバー部材20は上側の方が外装部材12の内壁面に対して傾いて設置されているので、換気用ダクト14の通風孔15を通じて流れる冷却風16への抵抗を少なくする。しかも、換気用ダクト14の上側の通風孔15から侵入する液体が通風孔15の下側端縁部15aによって跳ね飛んでもそのしぶきをカバー部材20が受け止め、液体が外装部材12の内部の奥に入り込むことを防ぐ。
【0029】
液体が外装部材12にかかり、外装部材12の外面を伝わり落ちる流体はまず先に上側の通風孔15から侵入し、通風孔15の下側端縁部15aによって跳ね飛ぶが、この液体をカバー部材20によって効率的に遮断できる。カバー部材20は上述した向きに傾いているので、その面に沿って流下する液体は外装部材12の内面に寄せられ、内部部品24から離れるように流れ落ち、流れの勢いがある場合であっても、外装部材12の内面に伝わって滑らかに流れ落ちるようになる。従って、液体が内部部品24にかかることが極力防止される。
【0030】
また、カバー部材20は、2列の通風孔15の間に位置して、上側の列の通風孔15の下側一部分と、下側の通風孔15の上側一部分のみを覆うように配置されているので、カバー部材20が、上記ダクト14の通風性能を阻害しない。
【0031】
尚、通風孔15から侵入した液体が通風孔15の下側端縁部15aによって跳ね飛ぶ現象は上側の通風孔15の方が激しいので、下側の通風孔15の下側端縁部15aをカバー部材20で覆わなくてもその効果は十分に期待に沿う。
【0032】
本発明の筐体装置は内視鏡用光源装置に適用できるが、内視鏡用光源装置についての内部構造の例を以下に述べる。
【0033】
図7は、光源ランプ31から内視鏡のファイバー32における入射端33までの構造の一例を概略的に示す。図7において示すように、光源ランプ31の光は、光学フィルター35と、レンズ36を通して、上記入射端33に入射する。ここで、上記光学フィルター35は前段の反射型光学フィルター37と後段の吸収型光学フィルター38から成っている。
【0034】
上記光学フィルター35は、第1取付リング41に組み込まれて、ユニット化され、図8で示すように、回転式ターレット板42に組み付けられるようになっている。
【0035】
また、回転式ターレット板42には、上記光学フィルター35とは別の光学フィルター43が設けられ、この第2光学フィルター43も、第2取付リング44に組み込まれてユニット化され、図8で示すように、回転式ターレット板42に組み付けられる。そして、ターレット板41には光学フィルター35と第2光学フィルター43と非常灯ユニット45がセットされる。
【0036】
上記ターレット板42には第1光学フィルター35を保持する第1取付リング41を装着する第1リング受けスリット46と、第2光学フィルター43を保持する第2取付リング44を装着する第2リング受けスリット47が設けられている。
【0037】
なお、図示しないが、上記各取付リング41,44をターレット板42に装着固定する手段は上述したものの他に弾性部材による付勢やビス固定など様々なものが考えられる。
【0038】
図9は第1取付リング41及び第2取付リング44を真横から見たものであり、両取付リング41,44はターレット板42の両リング受けスリット46,47に嵌る環状の凹部51,52を中間部に形成してなり、凹部51,52の位置は前後に偏り、その中心に対して非対称な形状となっている。そして、本実施形態の場合、図9で示す如く、各取付リング41,44の片方の厚さが順に「A<B=<C<D」(A>B>=C>Dでも可)となっている。また、凹部51,52の径は「φE>φF」(φE<φFでも可)となっている。
【0039】
図9で示す場合、同図9の(a)で示すものを第1取付リング41とし、同図9の(b)で示すものを第2取付リング44としているが、その逆でも良い。
【0040】
また、図10はターレット板42を横から見た図であり、図11はターレット板42の斜視図である。図10及び図11で示すように、ターレット板42の第1リング受けスリット46の入り口にはそのスリット部分を覆うように第1アーチ状の部品56が設けられ、ターレット板42の第2リング受けスリット47の入り口にはそのスリット部分を覆うように第2アーチ状の部品57が設けられている。そして、ターレット板42の板面からのそれぞれの部品56,57の高さαとβが「A<α<B=<C<β<D」となっている。
【0041】
さらに、図11で示すように、第1リング受けスリット46の幅Xと第2リング受けスリット47の幅Yが、「X>Y」(X<Yでも可)となっている。
【0042】
本実施形態によれば、ターレット板42の第1リング受けスリット46と第2リング受けスリット47にはそれに対応した光学フィルター用取付リング41,44のみが嵌め込み可能になる。しかも、第1リング受けスリット46と第2リング受けスリット47に対する取付リング41,44の向きも一方向に定まり、一つのパターンでしか装着できない。
【0043】
この理由は以各寸法を「A<α<B=<C<β<D」と「φE>φF」と「X>Y」にすることにより、第1取付リング41と第2取付リング42が、ターレット板42のリング受けスリット46とリング受けスリット47のどちらか一方に、しかも、一方向に向けてしか装着できないようになる。
【0044】
さらに具体的に述べれば、第1取付リング41は「A<α<B」とすることで、図10(a)の方向にしか装着できなくなり、「φE>φF」と「X>Y」になっていることで、第1リング受けスリット46にしか装着できない。一方、第2取付リング44は「C<β<D」とすることで、図10(b)の方向にしか装着できなく、「A<α<B=<C<β<D」になっていることで、第2リング受けスリット47にしか装着できない。したがって、両取付リング41,42と両アーチ状の部品56,57の各寸法を、「A<α<B=<C<β<D」と「φE>φF」と「X>Y」にすることにより、全ての逆差し防止を可能とすることができることになる。
【0045】
また、図12(a)に示すような、曲げターレット板61と傾斜取付リング62の形態のものとしてもよく、この場合、リング受けスリットの縁に折曲げ片部60を形成し、この部分の寸法「φK、φL、M、N」を変化させることにより、前記の場合とほぼ同様な誤差しを防止できる。同図12(b)は曲げターレット板61の第1傾斜リング受けスリット63と第2傾斜リング受けスリット64を非対称に形成した形態を示している。
【0046】
一方、図13で示すものは、筐体装置内に設置する基板71と、その基板71に実装された発熱を伴う電子部品72の近傍に、ビス73などにより、基板取付部品74を接合して設けたものである。
【0047】
この形態によれば、基板71に実装された発熱を伴う電子部品72にヒートシンクなどの熱対策部品を別に設けることなく、基板取付部品74に熱75を導くことにより、その冷却を行うことができる。これにより、部品点数を削減することができるので、装置の小型化に寄与する。
【0048】
また、図14で示すものは、光源装置のフロントパネル81に、別部材の光漏れ防止板82を設置した例である。光漏れ防止板82をフロントパネル81に取り付ける方法は、図示しないビスや、嵌め込み式などが考えられる。この構造によれば、前述した図7で示したランプ31からの光が装置内で乱反射し、図14で示す光源装置のフロントパネル81を照らし、さらに外部に漏れてしまう光を、光漏れ防止板82によって防ぐことができ、製品としての品位が向上する。
【0049】
尚、本発明は上記の実施形態のものに限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、外装部材の側壁の一部にある開口部から装置内部に飛び散る液体を遮断する構造をコンパクトに構成できるので、筐体装置の外装近傍まで、装置の内蔵部品をレイアウトすることができ、かつ装置外部に突起を設ける必要もなく、本筐体装置を適用する装置の小型化が図れる。また、開口部の少なくとも下側端部を覆うカバー部材の面が上記外装部材の内壁面に対して傾けたものでは、そのカバー部材が冷却風の妨げる割合を軽減し、冷却ファンを小型にすることができ、装置のさらなる小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る筐体装置外観の斜視図。
【図2】上記筐体装置の換気用ダクト付近を装置の内側から見た斜視図。
【図3】上記筐体装置の換気用ダクトを覆うカバー部材を換気用ダクトに投影した図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る筐体装置の換気用ダクト付近を装置の内側から見た斜視図。
【図5】上記筐体装置の換気用ダクト付近の側面図。
【図6】上記筐体装置の換気用ダクトを覆うカバー部材を換気用ダクトに投影した図。
【図7】内視鏡用光源装置の光源構造を概略的に示す説明図。
【図8】光源装置においての取付リングを装着した回転式ターレット板の斜視図。
【図9】(a)(b)は内視鏡用光源装置の回転式ターレット板に装着する取付リングの側面図。
【図10】(a)(b)は取付リングを装着した状態での回転式ターレット板の側面図。
【図11】内視鏡用光源装置の回転式ターレット板の斜視図。
【図12】(a)は回転式ターレット板に取付リングを装着した側面図、(b)はその回転式ターレット板の斜視図。
【図13】筐体装置内に設置する基板に発熱を伴う電子部品を実装し、これの近傍に基板取付部品を設けた例の斜視図。
【図14】光源装置のフロントパネルには光漏れ防止板を設置した例の斜視図。
【図15】従来の筐体装置の換気用ダクト付近を装置内から見た斜視図。
【図16】従来の筐体装置の換気用ダクト付近を拡大して見た斜視図。
【符号の説明】
11…筐体装置
12…外装部材
13…側壁
14…換気用ダクト
15…通風孔
20…カバー部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a casing device such as an endoscope light source device, and more particularly to a casing device having at least one opening on a side wall of an exterior member.
[0002]
[Prior art]
Generally, an opening that opens to the outside is provided on a side wall (including a rear side wall) of a housing such as an endoscope light source device or a power supply device. A typical example of the opening is a ventilation duct (ventilation window) that allows cooling air to pass through in order to cool components such as lamps and electronic components incorporated in the housing.
[0003]
Usually, the ventilation duct forms a vent hole composed of a plurality of holes. Since this vent is normally open to the outside, various measures have been taken to prevent liquid from entering the casing vigorously from the vent even if liquid is applied from the top of the casing of the device. It was.
[0004]
For example, in the medical electrical apparatus disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 63-198021, an oblique eaves is mounted as a separate part on the outer wall surface of the apparatus housing, positioned above the duct. . Moreover, in what was shown by Unexamined-Japanese-Patent No. 63-228119 and Japanese Utility Model Laid-Open No. 60-158801, the duct forming member is made of a molded product or the like, and the ventilation hole is opened obliquely upward. . Further, in order to obtain the same effect as that described in Japanese Utility Model Publication No. 56-42202 and Japanese Utility Model Application Publication No. 56-164015, a plate-like metal member which is a material of the housing side wall is directly bent. There was one in which the ventilation holes themselves were formed obliquely.
[0005]
On the other hand, miniaturization of medical devices is one of the essential issues, and it is possible to reduce protrusions protruding from the outer surface of the device as much as possible, or to cool the cooling air installed inside the device so that it can easily pass through the ventilation holes. It was necessary to take measures such as downsizing the fan.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, a metal plate-like member is widely used for the exterior (housing) of a normal apparatus. However, in such a structure, the projections such as the above-described eaves are not formed, and the cooling air As shown in FIG. 15, it is better to simply open the
[0007]
In the case of this structure, as shown in FIG. 15, the
[0008]
However, actually, as shown in FIG. 16, when the liquid falls along the
[0009]
Therefore, in the structure shown in FIG. 15, it becomes impossible to install the electrical component close to the inner surface of the exterior, there is a limitation on the layout of the component, and the apparatus cannot be downsized.
[0010]
Even if the exterior member has an opening, the cooling air passage performance can be secured without providing a projection or the like on the outside of the exterior member for preventing liquid from entering from the opening. An object of the present invention is to further reduce the size of the casing device.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
According to a first aspect of the present invention, in the casing device having at least one ventilation opening in a part of the side wall of the exterior member, the opening includes a hole formed by piercing the side wall of the exterior member. Furthermore, a cover member provided with a surface that covers only the lower end of the opening when projected perpendicularly to the side wall surface of the exterior member is disposed apart from the inner wall surface of the exterior member. It is what.
[0012]
Invention, in claim 1, the inner wall surface of the exterior member surface Urn cover member covering the opening is towards the upper with respect to the inner wall surface of the outer member as compared with the bottom side according to
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect, a plurality of vertically long openings are arranged in a line on the left and right, and the cover member is disposed over the plurality of openings. It is a body device.
The invention according to
[0013]
According to the present invention, the components inside the device can be installed up to the vicinity of the exterior member of the device, the components in the device can be laid out efficiently, and because it is a structure that minimizes the influence on ventilation, Air loss by the fan is suppressed, and the fan can be downsized.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
(First embodiment)
A housing apparatus according to a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0015]
The external appearance of the
[0016]
A side wall (including a wall on the rear side, etc.) 13 of the
[0017]
As shown in FIG. 2, the
[0018]
As shown in FIG. 2, a
[0019]
As shown in FIG. 3, the
[0020]
Further, as shown in FIG. 2, the surface of the
[0021]
A portion of the
[0022]
Next, the effect | action with respect to 1st Embodiment is described. If liquid is applied to the
[0023]
Furthermore, the fluid that has entered the apparatus flows down below the
[0024]
(Second Embodiment)
A casing device according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0025]
The
[0026]
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, the surface of the
[0027]
In addition, about the other structure of this embodiment, it is the same as the structure of 1st Embodiment mentioned above.
[0028]
Next, the operation of this embodiment will be described. Since the upper side of the
[0029]
The liquid is applied to the
[0030]
Further, the
[0031]
Note that the phenomenon in which the liquid that has entered from the
[0032]
The casing device of the present invention can be applied to an endoscope light source device. An example of the internal structure of the endoscope light source device will be described below.
[0033]
FIG. 7 schematically shows an example of the structure from the
[0034]
The
[0035]
Further, the
[0036]
The
[0037]
Although not shown, the means for mounting and fixing the mounting rings 41 and 44 to the
[0038]
FIG. 9 is a view of the first mounting
[0039]
In the case shown in FIG. 9, the
[0040]
10 is a side view of the
[0041]
Furthermore, as shown in FIG. 11, the width X of the first
[0042]
According to this embodiment, only the optical
[0043]
The reason for this is that the first mounting
[0044]
More specifically, the first mounting
[0045]
12 (a), the
[0046]
On the other hand, what is shown in FIG. 13 is that a
[0047]
According to this embodiment, it is possible to cool the
[0048]
FIG. 14 shows an example in which a separate light
[0049]
In addition, this invention is not limited to the thing of said embodiment.
[0050]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the structure for blocking the liquid splashing into the apparatus from the opening in a part of the side wall of the exterior member can be made compact, the internal components of the apparatus can be laid out to the vicinity of the exterior of the casing apparatus. Therefore, there is no need to provide a protrusion outside the apparatus, and the apparatus to which the housing apparatus is applied can be downsized. Further, in the case where the surface of the cover member covering at least the lower end portion of the opening is inclined with respect to the inner wall surface of the exterior member, the ratio of the cover member being obstructed by the cooling air is reduced, and the cooling fan is reduced in size. Therefore, the device can be further miniaturized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of a housing device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the vicinity of the ventilation duct of the casing device as viewed from the inside of the device.
FIG. 3 is a diagram in which a cover member covering the ventilation duct of the casing device is projected onto the ventilation duct.
FIG. 4 is a perspective view of the vicinity of a ventilation duct of a housing device according to a second embodiment of the present invention as viewed from the inside of the device.
FIG. 5 is a side view of the vicinity of the ventilation duct of the casing device.
FIG. 6 is a diagram in which a cover member that covers the ventilation duct of the casing device is projected onto the ventilation duct.
FIG. 7 is an explanatory diagram schematically showing a light source structure of an endoscope light source device.
FIG. 8 is a perspective view of a rotary turret plate equipped with a mounting ring in the light source device.
FIGS. 9A and 9B are side views of a mounting ring attached to a rotary turret plate of an endoscope light source device.
FIGS. 10A and 10B are side views of a rotary turret plate with a mounting ring attached thereto.
FIG. 11 is a perspective view of a rotary turret plate of an endoscope light source device.
FIG. 12A is a side view in which a mounting ring is mounted on a rotary turret plate, and FIG. 12B is a perspective view of the rotary turret plate.
FIG. 13 is a perspective view of an example in which an electronic component that generates heat is mounted on a substrate installed in a housing device, and a substrate mounting component is provided in the vicinity thereof.
FIG. 14 is a perspective view of an example in which a light leakage prevention plate is installed on the front panel of the light source device.
FIG. 15 is a perspective view of the vicinity of a ventilation duct of a conventional casing device as seen from inside the device.
FIG. 16 is an enlarged perspective view of the vicinity of a ventilation duct of a conventional casing device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上記開口部は、外装部材の側壁自体を穿って形成された孔からなり、さらに、上記外装部材の側壁面に垂直に投影したときに上記開口部の下側端部のみを覆う面を備えたカバー部材を、上記外装部材の内壁面から離間して設置したことを特徴とする筐体装置。In a casing device having at least one ventilation opening in a part of the side wall of the exterior member,
The opening includes a hole formed by piercing the side wall of the exterior member , and further includes a surface that covers only the lower end of the opening when projected perpendicularly to the side wall of the exterior member. A casing device characterized in that a cover member is disposed apart from an inner wall surface of the exterior member.
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