JP3471101B2 - Water heater - Google Patents

Water heater

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JP3471101B2
JP3471101B2 JP30147794A JP30147794A JP3471101B2 JP 3471101 B2 JP3471101 B2 JP 3471101B2 JP 30147794 A JP30147794 A JP 30147794A JP 30147794 A JP30147794 A JP 30147794A JP 3471101 B2 JP3471101 B2 JP 3471101B2
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JP
Japan
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air
front cover
passage
rain protection
hot water
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謙二 木村
敦 赤松
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株式会社ガスター
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、装置を収容するケース
のフロント側のケース面が二重構造となっている給湯装
置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図6には、家庭等で用いられる給湯装置
の一例の外観図が斜視図により示されており、図7に
は、この給湯装置の正面図が示されており、図8の
(a)には、図7のA−A断面図が示されている。これ
らの図に示すように、給湯装置のケーシング1は、正面
側(フロント側)が開口のキャビネット24とキャビネッ
ト24の正面開口を塞ぐフロントカバー10を有して構成さ
れており、フロントカバー10の内側には、図8の(a)
に示すように、間隔を介して、ケースパネルとして機能
する遮音板20が設けられており、このように、ケーシン
グ1はそのフロント側を二重のケース面と成している。 【0003】遮音板20の内側には、図7に示すように、
バーナ3と熱交換器2とファン4を備えた器具本体が設
けられている。また、遮音板20の内側には、図示されて
いない燃焼制御装置が設けられており、給湯装置は、こ
の燃焼制御装置の制御に基づいて、バーナ3側へ供給さ
れる燃料ガスと、ファン4の回転によりバーナ3側へ供
給される空気とにより、バーナ3の燃焼が行われ、その
バーナ燃焼による熱が熱交換器2側に加えられ、その熱
により熱交換器2を通る水が予め設定された温度の湯と
されるようになっている。 【0004】前記フロントカバー10は、図6〜図8の
(a)に示されているように、矩形状の平坦部11と、こ
の平坦部11の周縁から後方に折り曲げられた周壁部12
と、この周壁部12の外周側に張り出して形成された鍔部
13とを有して構成されている。平坦部11には、空気を取
り入れる空気の取り入れ口としての吸気口15が複数形成
されており、この例では、吸気口15は平坦部11の右縁部
に沿って縦に配列されている。また、平坦部11の上縁部
にはケーシング1内に収容される器具本体からの燃焼排
気ガスを排気するための排気口17が形成されている。 【0005】前記遮音板20は、図8の(b)に示すよう
に、矩形状の平坦部18と平坦部18から後方に折り曲げら
れて外周側に張り出した鍔部21を有しており、遮音板20
の横幅はフロントカバー10の横幅とほぼ同じ大きさとな
っており、遮音板20の縦幅はフロントカバー10の縦幅よ
りも短くなっている。図8の(a)に示すように、遮音
板20の鍔部21がフロントカバー10の鍔部13に接着等の手
段で固定されており、フロントカバー10と遮音板20との
間隔は、例えば、8mmとされている。なお、遮音板20の
上縁側とフロントカバー10との間は塞がれている。 【0006】遮音板20の平坦部18には、フロントカバー
10の吸気口15から取り入れた空気を遮音板20の内側空間
を介して、器具本体(この例ではファン4側)へ導入す
る空気の導入口として機能する通気口25が形成されてお
り、この通気口25は、フロントカバー10の吸気口15と位
置をずらして設けられている。 【0007】この給湯装置においては、ファン4を回転
させることにより、図8の(a)の矢印に示すように、
ケーシング1の外側からの空気をフロントカバー10の吸
気口15から取り入れて、フロントカバー10と遮音板20と
の間を通して遮音板20の通気口25からファン4側に導入
し、前記バーナ燃焼が行われるようになっており、吸気
口15から通気口25に至る通路が空気通路23となってい
る。 【0008】なお、この種の給湯装置においては、前記
のように、ケーシング1のフロント側を二重構造とする
ことにより、燃焼運転のときに発生するファン4の回転
による騒音がケーシング1の外側にもれにくくなってお
り、低騒音の給湯装置が構築されている。 【0009】ところで、上記のような給湯装置は、屋外
に設置されることが多く、降雨時に雨水を含んだ空気が
フロントカバー10の吸気口15から取り入れられて、その
ままの雨水を含んだ状態で遮音板20の通気口25から器具
本体側に導かれると、前記バーナ燃焼に悪影響がおよぶ
といった問題があった。また、最近では、器具本体側に
埃等が混入すると、バーナ燃焼の燃焼性を悪化させる要
因となることから、器具本体側への埃の混入を防ぐため
に、例えば、遮音板20の通気口25にフィルタを設けた給
湯装置も用いられており、そのようにフィルタが設けら
れている給湯装置においては、前記吸気口15から混入し
た雨水がフィルタに付着すると、フィルタが濡れてしま
ったり、場合によっては結露してしまうこともあり、そ
の結果、フィルタが目詰まりを生じてしまうといった問
題があった。 【0010】そこで、給湯装置の器具本体側への雨水の
混入を防ぐために、器具本体への雨水混入防止手段を設
けた給湯装置が提案されている。図9には、この提案の
装置の正面図が示されており、図10には、この装置の雨
水混入防止手段が図9のA−A断面図により示されてい
る。これらの図に示されるように、この提案の装置にお
いても、図6〜図8に示した装置と同様に、ケーシング
1のフロント側がフロントカバー10と遮音板20とを有す
る二重構造となっており、この装置においては、吸気口
15はフロントカバー10の下部側に配設されており、通気
口25は遮音板20の上部側に設けられている。また、通気
口25側には、器具本体側への埃等の混入を防ぐフィルタ
22が設けられている。 【0011】図10に示すように、この提案の装置の雨水
混入防止手段は、フロントカバー10と遮音板20との間の
空間内に配設されたL字形状の邪魔板6と邪魔板7とを
有して構成されており、邪魔板6は遮音板20の通気口25
よりも下部側に設けられており、L字形状の先端側が遮
音板20側からフロントカバー10側に張り出して形成され
ている。また、邪魔板7は、遮音板20の通気口25よりも
上部側に設けられており、遮音板20側からフロントカバ
ー10側に張り出して設けられた水平板部71と、この水平
板部71から下方側にほぼ直角に折り曲げられた垂直板部
72を有して構成されている。 【0012】この装置においては、図10の矢印に示すよ
うに、フロントカバー10の吸気口15から取り入れられた
空気は吸気口15よりも上部側に設けられている遮音板20
の通気口25側に向かって、フロントカバー10と遮音板20
との間を通って行くが、この空気は、邪魔板6によって
流動方向が転換され、フロントカバー10の裏面に衝突
し、それから遮音板20の通気口25を通って器具本体側へ
導かれる。そのため、吸気口15から取り入れられる空気
が雨水を含んでいるときには、空気がフロントカバー10
の裏面に衝突するときに凝縮し、水滴となってフロント
カバー10の裏面側を伝わって下方側に落ちて行き、それ
により、空気中の雨水が除去され、この雨水が除去され
た空気が遮音板20の通気口25を介してフィルタ22を通っ
て器具本体側へ導かれると言われている。 【0013】また、フロントカバー10と遮音板20との間
に介設された板部9の下面にも雨水が凝縮し、この凝縮
した水が滴下するが、この水は邪魔板7に沿って下方側
に流れ、フィルタ22側に流れることが防止される。 【0014】したがって、このような雨水混入防止手段
を備えた給湯装置においては、前記雨水の器具本体側へ
の混入を防止するとが可能となり、雨水による様々な悪
影響を防ぐことができると言われている。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が上記提案の装置と同様の給湯装置を作成し、実際に
使用してみたところ、雨水の器具本体側への混入を効果
的に防止することができなかった。 【0016】それというのは、上記提案の装置におい
て、邪魔板6の先端とフロントカバー10の裏面との間
は、風量が不足しない程度に隙間を開けておく必要があ
り、そのようにすると、フロントカバー10の吸気口15か
ら取り入れられた空気の流動方向が邪魔板6により変換
されても、その空気はフロントカバー10の壁面(裏面)
側に進んで凝縮されるよりも、寧ろ、図10の白抜き矢印
に示すように、渦(カルマン渦)を巻きながら遮音板20
の通気口25側に進むために、フロントカバー10の裏面側
からすぐに離れてしまい、雨水が十分に除去されないう
ちに通気口25から導かれてしまうことによると考えられ
る。 【0017】そこで、邪魔板6の先端側をもっとフロン
トカバー10側に近づけ、邪魔板6の先端とフロントカバ
ー10の裏面との隙間を非常に小さくすることにより、上
記渦の形成を防止し、空気がフロントカバー10の裏面に
沿って進むようにすることも考えられるが、そのよう
に、邪魔板6の先端とフロントカバー10の裏面との間の
隙間を非常に小さくすると、空気抵抗が非常に大きくな
ってしまうために、空気を遮音板20の通気口25から器具
本体側へ導きにくくなってしまう。 【0018】そのため、邪魔板6の先端とフロントカバ
ー10との隙間を狭くして、かつ、バーナ3による燃焼が
十分に行われるだけの空気をバーナ3側に供給するため
には、例えば、ファン4の回転数を大きくしたり、ファ
ン4を大型化することが必要となり、そうなると、給湯
装置が大型化してしまったり、ファン4の回転による騒
音が大きくなってしまうといった問題がある。 【0019】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、器具本体への雨水の混入
を効果的に防止することが可能な給湯装置を提供するこ
とにある。 【0020】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
発明は、フロントカバーと、該フロントカバーの内側に
間隔を介してケースパネルを設けてフロント側を二重の
ケース面と成し、前記ケースパネルの内側に器具本体が
設けられている給湯装置において、前記フロントカバー
には空気を取り入れる空気の取り入れ口が形成されてお
り、前記ケースパネルには前記空気の取り入れ口から取
り入れた空気をケースパネルの内側空間を介して器具本
体へ導入する空気の導入口が前記取り入れ口から位置を
ずらして形成されており、該空気取り入れ口から前記空
気導入口に至る空気通路には該空気通路に沿ってケース
パネル側からフロントカバー側に張り出した箱形状の雨
よけ凸部が形成されており、該雨よけ凸部の空気通路に
沿った長さが雨よけ凸部とフロンロカバーとの間隔の約
5倍から約20倍の範囲の長さに形成されており、前記空
気取り入れ口から取り入れられた空気が雨よけ凸部とフ
ロントカバーとの間の隙間通路を通って整流されて空気
導入口側に導かれる構成としたことを特徴として構成さ
れている。 【0021】 【作用】上記構成の本発明において、空気取り入れ口か
ら空気導入口に至る空気通路には該空気通路に沿ってケ
ースパネル側からフロントカバー側に張り出した箱形状
の雨よけ凸部が形成されており、前記空気取り入れ口か
ら取り入れられた空気は雨よけ凸部にぶつかり、その
後、雨よけ凸部とフロントカバーとの間の隙間通路(雨
よけ通路)を通って前記空気導入口側に導かれるが、雨
よけ凸部の空気通路に沿った長さは、雨よけ凸部とフロ
ントカバーとの間隔(雨よけ通路間隔)の約5倍から約
20倍の範囲の長さに形成されており、このように、前記
雨よけ通路間隔を形成すると、空気抵抗が問題とならな
い状態で、しかも前記隙間通路を通る空気に整流作用が
働く。そのため、隙間通路を通る空気は整流されてフロ
ントカバーの壁面に沿って流れて空気導入口側に導か
れ、空気が隙間通路を通るときに、空気中の雨水等の水
分がフロントカバーの壁面等に凝縮して水滴となって取
り除かれ、水分が取り除かれた空気が前記空気導入口か
ら器具本体側へ導入される。 【0022】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一名
称部分には同一符号を付しその詳細説明は省略する。本
実施例の給湯装置は、図6〜図8に示した従来例と同様
に、ケーシング1内に器具本体が収容されており、図1
には、本実施例の給湯装置のケーシング1のフロント側
が分解状態で示されている。本実施例が従来例と異なる
特徴的なことは、遮音板20に箱形状の雨よけ凸部16を形
成したことであり、図2に示すように、雨よけ凸部16
は、例えば、4mmといった肉厚のステンレス板等により
形成されており、フロントカバー10の吸気口15から遮音
板20の通気口25に至る空気通路23に沿って、遮音板20か
らフロントカバー10側に張り出して形成されている。 【0023】雨よけ凸部16の空気通路23に沿った長さL
は、雨よけ凸部16とフロントカバー10との間隔(雨よけ
通路間隔)Dの約10倍に形成されており、このように、
雨よけ凸部16の空気通路23に沿った長さLを雨よけ通路
間隔Dの約10倍に形成することにより、フロントカバー
10の吸気口15から取り入れられた空気が雨よけ凸部16と
フロントカバー10との間の隙間通路(雨よけ通路)を通
るときに整流されて、かつ、空気抵抗が問題とならない
状態で遮音板20の通気口25側に導かれるようになってい
る。 【0024】なお、本実施例では、前記雨よけ凸部16の
空気通路23に沿った長さLを雨よけ通路間隔Dの約10倍
に形成したが、前記雨よけ凸部16の長さLは、雨よけ通
路間隔Dの約5倍から約20倍の範囲の適宜の長さに形成
されるものである。雨よけ凸部16の長さLを雨よけ通路
間隔Dの約5倍以上に設定すると、空気が雨よけ凸部16
とフロントカバー10との間の隙間通路(雨よけ通路)を
通るときに、この空気に整流作用が働くことが確認され
ており、また、雨よけ凸部16の長さLを雨よけ通路間隔
Dの約20倍以下に設定することにより、空気が雨よけ通
路を通って遮音板20の通気口25から器具本体側へ導かれ
るときに、その空気の空気抵抗が問題とならない状態で
導かれるとされている。 【0025】図1に示すように、本実施例では、フロン
トカバー10の周壁部12(図の右側側壁)にも複数の吸気
口15が形成されており、これらの吸気口15の配列領域の
長さH1 は雨よけ凸部16の高さ方向の長さH2 以下とな
るようになっており、雨よけ凸部16は吸気口15の配列領
域をカバーできるように形成されている。また、本実施
例では、給湯装置の器具本体の燃焼性の悪化を防止する
ためのフィルタ22が、遮音板20の通気口25側に設けられ
ている。 【0026】本実施例は以上のように構成されており、
次にその動作について説明する。本実施例でも、従来例
および図9,10に示した給湯装置と同様に、フロントカ
バー10の吸気口15から取り入れられた空気が、空気通路
23を通って、遮音板20の通気口25から遮音板20の内側空
間を介して器具本体(ファン4等)に導入されるが、本
実施例では、空気通路23に雨よけ凸部16が形成されてお
り、図3に示すように、吸気口15から空気通路23に取り
入れられた空気は、雨よけ凸部16にぶつかり、このと
き、空気中に含まれていた雨水等の水分の一部が雨よけ
凸部16に付着して除去され、雨よけ凸部16とフロントカ
バー10の裏面との間の隙間通路(雨よけ通路)側に進
む。 【0027】そして、この狭い隙間通路(雨よけ通路)
を通るときに、空気中の水の粒子が凝縮されて水滴とな
って滴下され易くなり、さらにこの空気が雨よけ通路を
通るときに整流されてフロントカバー10の壁面に沿って
流れて行くために、フロントカバー10の壁面や雨よけ凸
部16に接触して空気中の水分が除去され、雨水等の水分
が殆ど取り除かれた状態の空気が通気口25から器具本体
側へ導かれる。また、空気中の埃等もフィルタ22により
除去されて器具本体側へ導かれる。 【0028】本実施例によれば、上記動作により、フロ
ントカバー10の空気口15から取り入れられた空気が、雨
よけ凸部16とフロントカバー10との隙間通路を通って整
流されて遮音板20の通気口25側に導かれるときに、空気
中の雨水等の水分は殆ど取り除かれるために、遮音板20
の通気口25からは水分を殆ど含まない空気が器具本体側
へ導かれることとなり、雨水等を含んだ空気がそのまま
の状態で器具本体側へ導かれるときのように器具本体に
悪影響を与えることはなく、器具本体は順調に燃焼運転
を行うことが可能となる。また、通気口25側に設けられ
たフィルタ22に水分が付着することも防ぐことが可能と
なるために、フィルタ22への水分の付着によるフィルタ
の目詰まりの問題も解消することができる。 【0029】さらに、本実施例では、前記のように、雨
よけ通路は空気抵抗が問題とならない状態に形成されて
いるために、給湯装置の燃焼運転に際してファン4の回
転数を上昇させたりファン4を大型化したりする必要は
なく、ファン回転数アップによる騒音増加や装置の大型
化を招くことはない。したがって、本実施例の給湯装置
は、小型で、しかも、ケーシング1のフロント側を二重
構造としたことによる低騒音効果を十分に奏することが
できる装置とすることができる。 【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実
施例では、雨よけ凸部16は、肉厚のステンレス板等を遮
音板20に取り付けることにより設けたが、雨よけ凸部16
は、例えば、図4の(a)に示すように、内側が空洞の
箱形状の板部材を設けて形成してもよく、図4の(b)
に示すように、板金等により、遮音板20をフロントカバ
ー10側に張り出して形成してもよく、雨よけ凸部16の形
成方法は適宜設定されるものである。 【0031】また、上記実施例では、吸気口15は、フロ
ントカバー10の右縁部にのみ設けられていたが、吸気口
15は、例えば、図5に示すように、フロントカバー10の
両サイド側に設けられていても構わない。このように、
吸気口15をフロントカバー10の両サイド側に形成したと
きには、同図に示すように、遮音板20の中央側に通気口
25を形成し、両サイド側の吸気口15から通気口25に至る
両方の空気通路23にそれぞれ雨よけ凸部16を形成すれば
よい。 【0032】さらに、上記実施例では、遮音板20の通気
口25側にフィルタ22を設けたが、フィルタ22は省略する
こともできる。ただし、フィルタ22を設けること等によ
り、給湯装置の器具本体側に埃等が混入することを防止
することが望ましい。 【0033】さらに、本発明の給湯装置に寸法や、吸気
口15や、通気口25の配設数や大きさ、形状および、空気
通路23の大きさ等は特に限定されるものではなく、適宜
設定されるものであり、また、遮音板20の内側に設けら
れる器具本体の構成も特に限定されるものではなく、適
宜設定されるものである。 【0034】 【発明の効果】本発明によれば、空気取り入れ口から空
気導入口に至る空気通路に、空気通路に沿ってケースパ
ネル側からフロントカバー側に張り出した箱形状の雨よ
け凸部を形成し、この雨よけ凸部の空気通路に沿った長
さを雨よけ凸部とフロントカバーとの間隔の約5倍から
約20倍の範囲の長さに形成することにより、空気抵抗が
問題とならない状態で、しかも、雨よけ凸部とフロント
カバーとの間の隙間通路を通る空気に整流作用を働かせ
ることができる。そして、それにより、隙間通路を通る
空気が整流されてフロントカバーの壁面に沿って流れて
空気導入口側に導かれるため、空気が隙間通路を通ると
きに、空気中の雨水等の水分をフロントカバーの壁面等
に凝縮させて水滴として取り除くことが可能となり、水
分を殆ど含まない空気を空気導入口から器具本体側へ導
入することができる。 【0035】また、本発明は、前記のように、雨よけ通
路を空気抵抗が問題とならない状態に形成しているため
に、給湯装置の燃焼運転に際してファンの回転数を上昇
させたりファンを大型化したりする必要はなく、ファン
回転数アップによる騒音増加や装置の大型化を招くこと
はない。したがって、本発明の給湯装置は、小型で、し
かも、フロント側を二重構造としたことによる低騒音効
果を十分に奏することができる装置とすることができ
る。 【0036】したがって、本発明の給湯装置は、雨水等
の水分を含んだ空気が器具本体側へ導入されることによ
るバーナ燃焼の燃焼性の悪化等を防止することが可能と
なり、器具本体側への水分の導入による悪影響を防ぐこ
とができる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a hot water supply apparatus in which a case for accommodating the apparatus has a double case surface on the front side. 2. Description of the Related Art FIG. 6 is a perspective view showing an external view of an example of a hot water supply device used at home or the like, and FIG. 7 is a front view of the hot water supply device. 8A is a sectional view taken along the line AA of FIG. As shown in these drawings, the casing 1 of the water heater includes a cabinet 24 having an opening on the front side (front side) and a front cover 10 for closing the front opening of the cabinet 24. On the inside, FIG.
As shown in FIG. 2, a sound insulating plate 20 functioning as a case panel is provided at intervals, and thus the casing 1 has a double case surface on the front side. [0003] Inside the sound insulating plate 20, as shown in FIG.
An instrument body including a burner 3, a heat exchanger 2, and a fan 4 is provided. A combustion control device (not shown) is provided inside the sound insulating plate 20. The hot water supply device controls the fuel gas supplied to the burner 3 and the fan 4 based on the control of the combustion control device. The combustion of the burner 3 is performed by the air supplied to the burner 3 by the rotation of the burner 3, and the heat generated by the burner combustion is applied to the heat exchanger 2 side, and the water passing through the heat exchanger 2 is preset by the heat. The temperature is set to be hot water. [0006] As shown in FIGS. 6 to 8 A, the front cover 10 has a rectangular flat portion 11 and a peripheral wall portion 12 bent rearward from the periphery of the flat portion 11.
And a flange formed to protrude on the outer peripheral side of the peripheral wall portion 12.
13 are provided. In the flat portion 11, a plurality of air inlets 15 are formed as air inlets for taking in air. In this example, the air inlets 15 are vertically arranged along the right edge of the flat portion 11. Further, an exhaust port 17 for exhausting combustion exhaust gas from the appliance main body accommodated in the casing 1 is formed at the upper edge of the flat portion 11. As shown in FIG. 8B, the sound insulating plate 20 has a rectangular flat portion 18 and a flange portion 21 which is bent rearward from the flat portion 18 and projects outwardly. Sound insulation board 20
Is approximately the same size as the width of the front cover 10, and the vertical width of the sound insulating plate 20 is shorter than the vertical width of the front cover 10. As shown in FIG. 8A, the flange 21 of the sound insulating plate 20 is fixed to the flange 13 of the front cover 10 by bonding or the like, and the interval between the front cover 10 and the sound insulating plate 20 is, for example, , 8 mm. The space between the upper edge side of the sound insulating plate 20 and the front cover 10 is closed. The flat portion 18 of the sound insulating plate 20 has a front cover
A ventilation port 25 is formed which functions as an air introduction port for introducing air taken in from the intake port 15 of the instrument 10 through the space inside the sound insulating plate 20 to the instrument body (in this example, the fan 4 side). The vent 25 is provided at a position shifted from the intake 15 of the front cover 10. In this hot water supply apparatus, by rotating the fan 4, as shown by the arrow in FIG.
Air from the outside of the casing 1 is taken in from the air inlet 15 of the front cover 10, passed between the front cover 10 and the sound insulating plate 20, and introduced into the fan 4 from the ventilation hole 25 of the sound insulating plate 20, and the burner combustion is performed. The passage from the inlet 15 to the vent 25 is an air passage 23. In this type of hot water supply apparatus, as described above, since the front side of the casing 1 has a double structure, noise generated by the rotation of the fan 4 during combustion operation is reduced outside the casing 1. It is hard to leak, and a low-noise hot water supply device has been constructed. The hot water supply apparatus described above is often installed outdoors. When rain falls, air containing rainwater is taken in from the air inlet 15 of the front cover 10, and the hot water supply apparatus contains the rainwater as it is. There is a problem that if the air is guided from the vent 25 of the sound insulating plate 20 to the appliance body side, the burner combustion is adversely affected. Further, recently, if dust or the like is mixed in the appliance main body side, it becomes a factor of deteriorating the burnability of the burner combustion. Therefore, in order to prevent dust from being mixed in the appliance main body side, for example, the ventilation holes 25 of the sound insulating plate 20 are used. A hot water supply device provided with a filter is also used.In a hot water supply device having such a filter, when rainwater mixed in from the intake port 15 adheres to the filter, the filter becomes wet, or in some cases, Has a problem that dew condensation may occur, and as a result, the filter is clogged. Therefore, in order to prevent rainwater from entering the appliance body of the water heater, there has been proposed a water heater provided with means for preventing rainwater from entering the appliance body. FIG. 9 is a front view of the proposed device, and FIG. 10 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. As shown in these figures, also in the proposed device, similarly to the devices shown in FIGS. 6 to 8, the front side of the casing 1 has a double structure having a front cover 10 and a sound insulating plate 20. In this device,
Reference numeral 15 is provided on the lower side of the front cover 10, and the ventilation port 25 is provided on the upper side of the sound insulating plate 20. In addition, on the vent 25 side, there is a filter to prevent dust etc.
22 are provided. As shown in FIG. 10, the rainwater mixing prevention means of the proposed device comprises an L-shaped baffle plate 6 and a baffle plate 7 disposed in a space between the front cover 10 and the sound insulation plate 20. The baffle plate 6 is provided with a vent 25 of the sound insulation plate 20.
The front end side of the L-shape is formed so as to project from the sound insulating plate 20 side to the front cover 10 side. Further, the baffle plate 7 is provided above the air vent 25 of the sound insulation plate 20, and a horizontal plate portion 71 extending from the sound insulation plate 20 side to the front cover 10 side; Vertical plate bent almost perpendicularly from below
It is configured with 72. In this device, as shown by an arrow in FIG. 10, air taken in from an air inlet 15 of the front cover 10 is supplied to a sound insulating plate 20 provided above the air inlet 15.
The front cover 10 and the sound insulating plate 20
This air is changed in flow direction by the baffle plate 6, collides with the back surface of the front cover 10, and is then guided through the vent 25 of the sound insulating plate 20 to the instrument body side. Therefore, when the air taken in from the intake port 15 contains rainwater,
When it collides with the back surface of the front cover 10, it condenses and forms water droplets, and travels down the back surface side of the front cover 10, thereby lowering rainwater in the air. It is said that it is guided to the instrument body side through the filter 22 through the vent 25 of the plate 20. Also, rainwater condenses on the lower surface of the plate portion 9 interposed between the front cover 10 and the sound insulating plate 20, and the condensed water drops, but this water flows along the baffle plate 7. It flows to the lower side and is prevented from flowing to the filter 22 side. Therefore, it is said that in the hot water supply device provided with such a rainwater mixing preventing means, it is possible to prevent mixing of the rainwater into the appliance body side, and it is possible to prevent various adverse effects caused by the rainwater. I have. [0015] However, when the present applicant made a hot water supply device similar to the above proposed device and actually used it, it was found that rainwater was effectively mixed into the appliance body. Could not be prevented. That is, in the device proposed above, it is necessary to provide a gap between the front end of the baffle plate 6 and the back surface of the front cover 10 to such an extent that the air volume is not insufficient. Even if the flow direction of the air taken in from the air inlet 15 of the front cover 10 is changed by the baffle 6, the air flows on the wall surface (back surface) of the front cover 10.
Rather than proceeding to the side and being condensed, rather than spiraling (Karman vortex) as shown by the white arrow in FIG.
It is considered that the rainwater is immediately removed from the rear surface side of the front cover 10 and is guided from the ventilation hole 25 before the rainwater is not sufficiently removed. Therefore, the tip of the baffle plate 6 is brought closer to the front cover 10 side, and the gap between the tip of the baffle plate 6 and the back surface of the front cover 10 is made very small, thereby preventing the formation of the vortex. Although it is conceivable to make the air travel along the back surface of the front cover 10, if the gap between the tip of the baffle plate 6 and the back surface of the front cover 10 is made very small, the air resistance becomes extremely high. Therefore, it becomes difficult to guide the air from the ventilation port 25 of the sound insulating plate 20 to the appliance main body side. Therefore, in order to reduce the gap between the front end of the baffle plate 6 and the front cover 10 and supply the burner 3 with enough air to burn enough by the burner 3, for example, a fan It is necessary to increase the number of rotations of the fan 4 or increase the size of the fan 4, which causes a problem that the size of the hot water supply device increases and noise due to the rotation of the fan 4 increases. The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a hot water supply apparatus capable of effectively preventing rainwater from being mixed into an appliance body. [0020] To achieve the above object, the present invention is configured as follows. That is, in the present invention, a front cover is provided with a case panel inside the front cover with an interval therebetween to form a double case surface on the front side, and an instrument body is provided inside the case panel. In the hot water supply apparatus, the front cover is formed with an air intake for taking in air, and the case panel introduces the air taken in from the air intake into the appliance body through the inner space of the case panel. A box in which an air inlet is formed at a position shifted from the inlet, and an air passage extending from the air inlet to the air inlet extends from the case panel side to the front cover side along the air passage. A rain protection protrusion having a shape is formed, and the length of the rain protection protrusion along the air passage is about five times the distance between the rain protection protrusion and the front cover. The air taken in from the air intake is rectified through a clearance passage between the rain protection projection and the front cover and guided to the air intake side. It is characterized by having a configuration. In the present invention having the above-mentioned structure, a box-shaped rain-shielding projection projecting from the case panel side to the front cover side along the air passage is formed in the air passage from the air intake to the air intake. The air taken in from the air intake collides with the rain protection projection, and then is guided to the air introduction port side through a clearance passage (rain protection passage) between the rain protection projection and the front cover. The length along the air passage of the rain protection protrusion is about 5 to about 5 times the distance between the rain protection protrusion and the front cover (rain protection passage distance).
It is formed in a length of 20 times, and when the rain passage passage is formed in this way, a rectifying action acts on the air passing through the gap passage in a state where air resistance does not matter. Therefore, the air passing through the gap passage is rectified, flows along the wall surface of the front cover and is guided to the air inlet side, and when the air passes through the gap passage, moisture such as rainwater in the air is removed from the wall surface of the front cover or the like. The air that has condensed to form water droplets is removed, and the air from which water has been removed is introduced from the air inlet into the instrument body. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In the description of the present embodiment, the same symbols are assigned to the same parts as in the conventional example, and the detailed description thereof is omitted. In the hot water supply apparatus of this embodiment, as in the conventional example shown in FIGS. 6 to 8, an appliance main body is housed in a casing 1, and FIG.
2 shows the front side of the casing 1 of the hot water supply apparatus of the present embodiment in an exploded state. The present embodiment is different from the conventional example in that a box-shaped rain-preventing projection 16 is formed on the sound insulating plate 20, and as shown in FIG.
Is formed of, for example, a stainless steel plate having a thickness of 4 mm, and extends along the air passage 23 from the air inlet 15 of the front cover 10 to the air vent 25 of the sound insulating plate 20 from the sound insulating plate 20 to the front cover 10 side. The overhang is formed. The length L of the projection 16 along the air passage 23
Is formed approximately 10 times as large as the distance D between the rain-protection convex portion 16 and the front cover 10 (the distance between the rain-protection passages).
By forming the length L of the rain protection projection 16 along the air passage 23 approximately 10 times the interval D of the rain protection passage, the front cover
When the air taken in from the intake port 15 of the airbag 10 is rectified when passing through the gap passage (rainway passage) between the rain protection projection 16 and the front cover 10, and the sound insulation plate 20 is in a state where air resistance does not matter. Is guided to the side of the ventilation port 25. In the present embodiment, the length L of the rain protection protrusion 16 along the air passage 23 is formed to be approximately 10 times the interval D of the rain protection passage, but the length L of the rain protection protrusion 16 is: It is formed to have an appropriate length in the range of about 5 times to about 20 times the rainfall passage interval D. If the length L of the rain protection protrusion 16 is set to be about 5 times or more the distance D between the rain protection passages, the air will not flow into the rain protection protrusion 16.
It has been confirmed that a rectifying action acts on this air when passing through a clearance passage (rain passage) between the vehicle and the front cover 10. By setting it to 20 times or less, when air is guided from the ventilation hole 25 of the sound insulating plate 20 to the appliance body side through the rain protection passage, it is said that the air resistance of the air is guided without causing a problem . As shown in FIG. 1, in this embodiment, a plurality of air inlets 15 are also formed on the peripheral wall portion 12 (the right side wall in the figure) of the front cover 10, and the arrangement area of these air inlets 15 is formed. the length H 1 is adapted to be less than the length of H 2 in the height direction rain protrusions 16, rain convex portion 16 is formed so as to cover the sequence regions of the inlet 15. Further, in the present embodiment, a filter 22 for preventing deterioration of the flammability of the appliance main body of the hot water supply device is provided on the side of the ventilation port 25 of the sound insulating plate 20. This embodiment is configured as described above.
Next, the operation will be described. In this embodiment, as in the conventional example and the hot water supply device shown in FIGS.
After passing through 23, it is introduced from the vent 25 of the sound insulating plate 20 to the appliance body (the fan 4, etc.) through the space inside the sound insulating plate 20. In this embodiment, the rain protection convex portion 16 is formed in the air passage 23. As shown in FIG. 3, the air taken into the air passage 23 from the air inlet 15 collides with the rain protection projection 16, and at this time, a part of the moisture such as rainwater contained in the air is removed. It adheres to and is removed from the rain protection protrusion 16 and advances to the gap passage (rain protection passage) between the rain protection protrusion 16 and the back surface of the front cover 10. The narrow gap passage (rain passage)
When passing through, the water particles in the air are condensed and easily dropped as water droplets, and furthermore, this air is rectified when passing through the rain protection passage and flows along the wall surface of the front cover 10 Then, the moisture in the air is removed by contacting the wall surface of the front cover 10 and the rain protection convex portion 16, and the air from which almost no moisture such as rainwater has been removed is led from the vent 25 to the appliance body side. Further, dust and the like in the air are also removed by the filter 22 and guided to the instrument body side. According to the present embodiment, by the above operation, the air taken in from the air port 15 of the front cover 10 is rectified through the clearance passage between the rain protection projection 16 and the front cover 10, and When guided to the vent 25 side, most of the moisture such as rainwater in the air is removed, so the sound insulating plate 20
Air containing almost no water will be led to the instrument body from the vent 25 of the instrument, and the instrument body will be adversely affected as when air containing rainwater etc. is led to the instrument body side as it is. However, the apparatus main body can perform the combustion operation smoothly. Further, since it is possible to prevent moisture from adhering to the filter 22 provided on the vent 25 side, it is possible to solve the problem of clogging of the filter due to the adhesion of moisture to the filter 22. Further, in the present embodiment, as described above, since the rain protection passage is formed in such a state that the air resistance does not matter, the rotation speed of the fan 4 is increased or the fan 4 is increased during the combustion operation of the water heater. It is not necessary to increase the size of the device, and there is no increase in noise or size of the apparatus due to an increase in the number of rotations of the fan. Therefore, the hot water supply apparatus of the present embodiment can be a small-sized apparatus that can sufficiently exhibit the low noise effect due to the double structure of the front side of the casing 1. The present invention is not limited to the above-described embodiment, but can adopt various embodiments. For example, in the above-described embodiment, the rain protection protrusion 16 is provided by attaching a thick stainless steel plate or the like to the sound insulation plate 20.
For example, as shown in FIG. 4 (a), it may be formed by providing a box-shaped plate member having a hollow inside, and FIG.
As shown in (1), the sound insulating plate 20 may be formed so as to protrude toward the front cover 10 by using a sheet metal or the like, and the method of forming the rain protection convex portion 16 is appropriately set. In the above embodiment, the intake port 15 is provided only at the right edge of the front cover 10;
The 15 may be provided on both sides of the front cover 10 as shown in FIG. 5, for example. in this way,
When the air inlets 15 are formed on both sides of the front cover 10, as shown in FIG.
25, and the rain protection projections 16 may be formed in both air passages 23 extending from the intake ports 15 on both sides to the ventilation ports 25. Further, in the above embodiment, the filter 22 is provided on the side of the ventilation port 25 of the sound insulating plate 20, but the filter 22 can be omitted. However, it is desirable to prevent dust and the like from entering the appliance body side of the water heater by providing the filter 22 or the like. Further, the dimensions, the number, size and shape of the air inlets 15 and the vents 25 in the hot water supply device of the present invention, the size of the air passages 23 and the like are not particularly limited, and may be appropriately determined. The configuration of the device main body provided inside the sound insulating plate 20 is not particularly limited, and is appropriately set. According to the present invention, a box-shaped rain protection projection is formed in the air passage from the air intake port to the air intake port so as to project from the case panel side to the front cover side along the air path. By forming the length of the rain protection protrusion along the air passage in a range of about 5 to 20 times the distance between the rain protection protrusion and the front cover, the air resistance is not a problem. In addition, it is possible to exert a rectifying effect on the air passing through the gap passage between the rain protection projection and the front cover. Then, the air passing through the gap passage is rectified, flows along the wall surface of the front cover, and is guided to the air inlet side, so that when the air passes through the gap passage, moisture such as rainwater in the air is removed from the front. The water can be condensed on the wall surface of the cover and removed as water droplets, and air containing almost no water can be introduced from the air inlet into the instrument body. In the present invention, as described above, the rain protection passage is formed so that air resistance does not matter, so that the number of rotations of the fan can be increased or the size of the fan can be increased during the combustion operation of the water heater. It is not necessary to increase the number of noises and the size of the apparatus due to an increase in the number of rotations of the fan. Therefore, the hot water supply device of the present invention can be a device that is small and can sufficiently exhibit the low noise effect due to the double structure on the front side. Therefore, the hot water supply apparatus of the present invention can prevent the burner combustion from deteriorating due to the introduction of air containing water such as rainwater into the appliance main body, and can prevent the burner from burning. Adverse effects due to the introduction of water can be prevented.

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係わる給湯装置の一実施例におけるフ
ロント側のケース面を分解状態で示す構成図である。 【図2】本発明の給湯装置のフロント側のケース面を示
す断面図である。 【図3】本発明に係わる給湯装置の器具本体側への空気
導入動作を断面図により示す説明図である。 【図4】本発明の給湯装置の他の実施例におけるフロン
ト側のケース面を示す断面説明図である。 【図5】本発明の給湯装置のさらに他の実施例における
フロント側のケース面の構成と空気導入動作を示す断面
説明図である。 【図6】給湯装置のケーシングの一例を示す外観図であ
る。 【図7】図6に示したケーシング1の正面図とケーシン
グ1内に設けられている遮音板20および器具本体の収容
状態を示す説明図である。 【図8】図7のA−A断面図(a)と遮音板20(b)を
示す説明図である。 【図9】以前に提案されている雨水混入防止手段を備え
た給湯装置を示す説明図である。 【図10】図9に示した給湯装置の雨水混入防止手段の要
部構成とその動作を示す説明図である。 【符号の説明】 10 フロントカバー 15 吸気口 16 雨よけ凸部 20 遮音板 23 空気通路 25 通気口
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an exploded configuration diagram showing a front case surface of an embodiment of a hot water supply apparatus according to the present invention. FIG. 2 is a sectional view showing a front case surface of the hot water supply apparatus of the present invention. FIG. 3 is an explanatory diagram showing a cross-sectional view of an air introducing operation of the hot water supply apparatus according to the present invention to the appliance body side. FIG. 4 is an explanatory sectional view showing a front case surface of another embodiment of the hot water supply apparatus of the present invention. FIG. 5 is a cross-sectional explanatory view showing a configuration of a front-side case surface and an air introducing operation in still another embodiment of the hot water supply apparatus of the present invention. FIG. 6 is an external view showing an example of a casing of the hot water supply device. FIG. 7 is a front view of the casing 1 shown in FIG. 6 and an explanatory view showing a state where the sound insulating plate 20 and the instrument main body provided in the casing 1 are housed. FIG. 8 is an explanatory view showing an AA cross-sectional view (a) of FIG. 7 and a sound insulating plate 20 (b). FIG. 9 is an explanatory view showing a hot water supply device provided with a rainwater mixing prevention means proposed previously. 10 is an explanatory diagram illustrating a main configuration and operation of a rainwater mixing prevention unit of the hot water supply device illustrated in FIG. 9; [Explanation of Signs] 10 Front cover 15 Intake port 16 Rain protection projection 20 Sound insulation plate 23 Air passage 25 Vent

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 9/00 F24H 9/02 F24H 9/16 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) F24H 9/00 F24H 9/02 F24H 9/16

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フロントカバーと、該フロントカバーの
内側に間隔を介してケースパネルを設けてフロント側を
二重のケース面と成し、前記ケースパネルの内側に器具
本体が設けられている給湯装置において、前記フロント
カバーには空気を取り入れる空気の取り入れ口が形成さ
れており、前記ケースパネルには前記空気の取り入れ口
から取り入れた空気をケースパネルの内側空間を介して
器具本体へ導入する空気の導入口が前記取り入れ口から
位置をずらして形成されており、該空気取り入れ口から
前記空気導入口に至る空気通路には該空気通路に沿って
ケースパネル側からフロントカバー側に張り出した箱形
状の雨よけ凸部が形成されており、該雨よけ凸部の空気
通路に沿った長さが雨よけ凸部とフロンロカバーとの間
隔の約5倍から約20倍の範囲の長さに形成されており、
前記空気取り入れ口から取り入れられた空気が雨よけ凸
部とフロントカバーとの間の隙間通路を通って整流され
て空気導入口側に導かれる構成とした給湯装置。
(57) [Claims 1] A front cover and a case panel provided inside the front cover with an interval therebetween to form a double case surface on the front side, and the inside of the case panel is provided. In the water heater in which the appliance body is provided, an air intake for taking in air is formed in the front cover, and the air taken in from the air intake is provided in the case panel in an inner space of the case panel. An inlet for air to be introduced into the instrument body via the air inlet is formed at a position shifted from the inlet, and an air passage extending from the air inlet to the air inlet is provided along the air passage along a case panel side. And a box-shaped rain protection projection projecting from the front cover side is formed, and the length of the rain protection projection along the air passage is equal to that of the rain protection projection and the front cover. Is formed to a length in the range of about 5-fold to about 20-fold intervals,
A hot water supply apparatus, wherein the air taken in from the air inlet is rectified through a clearance passage between the rain protection projection and the front cover, and is guided to the air inlet side.
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