JP3761185B2 - 装飾カーテンレール取付け用ブラケットの位置決め具 - Google Patents

装飾カーテンレール取付け用ブラケットの位置決め具 Download PDF

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この発明は、意匠的に優れた装飾を施したカーテンレール取付け用のブラケット固定に関するものであり、特にそのブラケットを固定する際に、その固定位置を決定するために使用する位置決め具に関するものである。
カーテンを吊下げ、またその開け閉めを導くためにカーテンレールなるものが使用されている。従来はこのカーテンレールには余り意匠的な価値を付加せず、カーテンの後ろ、つまりはカーテンによって窓を覆ったとき、そのカーテンと室内壁との間に隠れるように配置するのが一般的であった。しかしながら近年、このカーテンレールにもオーク材やステンレスなどの高価な材料を使用したり、或いはその形状なども工夫した美観に優れた装飾カーテンレールが開発されている。このような装飾カーテンレールは、レール自体が装飾的価値を有するため、カーテンの開け閉めに関係なく、窓の開口部の上に常に目視されるように配置することになる。このような装飾カーテンレールは、窓開口部の上方左右にて壁に固定した左右二個のブラケットによって支える構造が一般的である。
他方、カーテンは単純に窓を覆えばいいというのではなく、窓に対してそのカーテンの大きさや位置が、窓を遮蔽するカーテンの機能を最大限に発揮させるものであり、或いは室内装飾品としてのカーテンそのものの価値を高めることになる。つまりはカーテンが窓の開口部に対してどの程度の大きさが好適であって、その取付け位置は何処なのか、といった窓とカーテンとのバランスが極めて重要である。カーテンの左右幅が窓開口部に対して余り余裕が無いと、カーテンの左右端から室内が覗き込めることになる。また遮光の効果も減じてしまう。窓の下端が腰ほどの高さである腰窓にあっては、カーテンの丈が長すぎると窓開口部よりも不要に大きくなってだらしなく感じられ、短すぎると寸足らずで美観的にも良くなく、遮光の効果も減じてしまうことになる。掃出し窓のように床面と同じ高さに開口部下端がある場合は、カーテンの丈は床ぎりぎりの長さまでないと遮光の効果を減ずるし、長過ぎて床に触れていれば、床上を引きずったりすることになる。
前述した装飾カーテンレールの場合、カーテンレールそのものが目視できるように壁に取付けられ、当然カーテンはそのカーテンレールの下に吊下げられるものである。この装飾カーテンレールの場合も、窓開口部に対してどのような位置にカーテンレールを配置すると、それに吊下げられたカーテンと窓とのバランスが理想的となるという大体の規準が存在する。図9に示す掃出し窓を例にとると、カーテンレールaは、窓開口部cの規準とされる高さ上方であって、その開口部c上端左右よりも規準とされる長さ分左右に張り出した位置に左右のブラケットb・bを固定し、このブラケットb・bによってレールaを支える。カーテンdは、ブラケットb・bよりも更に左右に張り出した位置に通したランナーe・eにそれぞれ引掛けて開口部を覆うようにする。カーテンdの丈の長さは、レールaに吊したとき、その下端が床面から1センチメートル程度浮く長さとするなどである。
装飾カーテンレールにあっては、その取付け位置は左右のブラケットの位置によって決定されるため、そのブラケットが望ましい所定位置に固定されることが極めて重要である。一般のカーテンがレールを隠すように吊下げるのに対し、装飾カーテンレールにあっては、カーテンレールのランナーのリングにカーテンの上端が吊下げられるため、レールの高さが余り低いと、窓の上から侵入した光をカーテンが遮光できないことになってしまうし、意匠的にも悪くなる。また図9に示したように、カーテンdの端f・fをブラケットb・bよりも左右に張り出した位置に通したランナーe・eに引っ掛けるため、ブラケットb・bの位置が必然的にカーテンdの端f・fの位置を決定してしまうことになる。例えばブラケットb・bが余り窓開口部に近づき過ぎた位置であると、カーテンdが真ん中に寄りすぎてしまって、窓の左右端からの光を遮光できないことがある。また、カーテンを開いたとき、その開口面積が狭くなってしまう。このように、その望ましい所定位置に固定されたブラケットによってカーテンレールを支え、そのカーテンレールに、窓開口部の大きさに合致した大きさのカーテンを吊下げれば、カーテンは理想的なバランスで窓開口部を覆うことができる。ところが、カーテンの大きさは重要視されるのに対し、カーテンレールの取付け位置は余り問題にされていない。カーテンの遮光という機能と装飾品としての価値を最大限発揮させるためには、窓開口部に対するカーテンレールの高さ・長さも重要であるのに、施工現場では工事作業者が勘を頼りに、この辺かとカーテンレールを取付けているという好ましくない例がほとんどである。稀にその取付け位置をカーテンレールのランナーの位置に基づいて複雑な計算をして導き出す者もいるが、その計算によって出した長さを三角定規のような既成の道具を使用して窓開口部からの長さを測り、取付けるという面倒極まりない作業が必要であった。また実際の問題として、窓開口部の上端左右の隅角部から、どの方向へ、どれだけ離れた位置にブラケットを固定してくれと仕様書に記載してあっても、それを正確に定規で計ってブラケットの位置決めをするのは容易なことではない。だから、現状、装飾レールの取付け作業自体は簡単であっても、専門家にお願いしている場合が非常に多い。前記したようにカーテンレールの取付け位置がいい加減な場合がほとんどであるとすると、理想の大きさのカーテンなどとは言っておれず、レールが取付けられた後で現場で採寸し、現場に合わせてカーテンの大きさを決定しなければならないという事態が生じてしまう。言い換えれば、カーテンレールの取付けが終らなければカーテンのサイズを決定しにくいということは、カーテンレールの取付けが終るまでカーテンの製作にかかれない。つまりはそれだけ理想のサイズでのカーテン吊下げが完了するまでの期間が長くなってしまうという事態を招くのである。
前記したように、装飾カーテンレールのブラケットは窓開口部の上部左右端から所定方向、所定長さ離隔した位置に固定するのであるが、それならば、この隅角部に合わせて定規状のものを製作し、この定規の一部を隅角部に当てて固定し、定規に描かれた所定位置を目印にブラケットを固定することが考えられる。しかしながら、これまで窓開口部についても述べてきたが、窓開口部にもふたつのバリエーションがある。窓開口部には、室内壁面から何も出っ張るものがなく、単に四角い開口部が形成されている場合と、室内壁面よりも内側に出っ張る枠板を開口部の内側の四周に取付けたものである。定規自体の位置決めのために、例えば前記定規の一部を直角に切欠いて、それを開口部の隅角部に合わせるということも出来る。しかし枠板が壁面よりも出っ張っている場合は良いが、枠板がない場合であると、定規の切欠きを開口部の隅角にぴったり合わせるのが容易でなく、正確な位置決めが困難である。
特開2001−275826号公報 特開2000−279317号公報
この発明が解決しようとする課題は、装飾カーテンレールを取付けるためのブラケットを望ましい位置に固定するための位置決めが極めて困難だったことであって、窓開口部のバリエーションにも対応して正確かつ瞬時にブラケット固定の位置決めを可能とする位置決め具も存在しなかったことである。
この発明は、ブラケットの理想とされる位置決めを容易にする位置決め具を提供するもので、位置決め具は板状部と突条部から成っている。平板状の板状部の一角には、直角に切欠かれた嵌合部が設けられている。嵌合部の縁部に沿って、板状部の表裏いずれか一面側にL形に突出する突条部が設けられている。窓開口部には二種類のバリエーションがあって、開口部内周に室内壁面から出っ張る枠板が取付けられている場合と、開口部周囲に何も取付けられていない場合で、前者の場合、位置決め具の突条部の外隅角を開口部の内隅にぴったり当接して位置決め具自体の位置を決定し、後者の場合は、突条部の内隅角を枠体の外隅角に当接して位置決めするものである。
板状部には、突条部の隅角から所定角度、及び所定長さ離れて孔が貫通している。突条部を窓開口部の隅角に添わしたとき、その隅角から所定方向と所定長さ離隔したブラケット固定の位置を、この孔にて決定するものである。位置決め具は、窓開口部の左右双方に使用するため、開口部の右側で嵌合部を開口部に添わした位置決め具を、今度は90度回転して左にて使用する。つまり、ブラケット固定のための板状部上の孔の位置は、左右いずれに位置決め具を使用するかによって異なるもので、開口部の右側で使用する孔と、左側で使用する孔は別で、それぞれ別個に設ける必要がある。具体的には、突条部の直角の二辺のそれぞれの延長線上を、その隅角から所定長さ離隔し、そこから他方の辺と平行となるよう直角に折れて所定長さ離隔した位置に、それぞれ設ける必要がある。
突条部の幅が多少大きい場合、孔の位置は突条部の内隅角と外隅角から、それぞれ等距離離隔した位置に別個に孔を形成しなければならない。ここで内隅角とは、L形に屈曲した角の内側を意味し、外隅角とは、その外側の角を意味するものとする。別個に孔を形成するのは、位置決め具を使用する際、窓開口部の四周に枠板が取付けられ、それが室内壁面から内側に突出している場合は、嵌合部の内隅角を枠板外周の外隅角に当接させるため、嵌合部の内隅角から所定長さ離れた位置に孔が開いていなければならず、窓開口部に枠板が無い場合は、嵌合部の外隅角を窓開口部の内隅角に当接させるため、嵌合部の外隅角から所定長さ離れた位置に孔が必要なためである。つまり突条部の幅の分、位置決め具が窓開口部に対して位置がズレるため、突条部の内隅角を窓開口部の隅角と合わせるか、外隅角を開口部の隅角と合わせることによって、板状部上の孔の位置を異ならせないと、ブラケットを所定位置に固定できないからである。
使用者が孔を間違えないように、孔の周囲に別個に色を塗るなどの工夫も好適である。例えば突条部の内隅角を使用する場合は、板状部の嵌合部が突出してない側の表面にて孔の周りに着色し、突条部の外隅角を使用する場合は、突条部が出っ張らない表面にて孔の周りに着色するものである。またその色は,右側と左側のいずれの位置決めするかによって色を異ならせることもより好適である。
板状部も突条部も薄肉の板体で形成され、突条部の幅がほとんど無いような場合は、突条部の内隅角と外隅角との位置にほとんど変りないため、両者から別個にそれぞれ孔を設ける必要がない。
板状部に設ける孔の数は、ブラケットを固定するビスの数に合わせて単数若しくは複数ずつ設けるのは勿論であって、左右両側に使用するために隅角を中心として90度回転した位置に形成する孔の数も、それぞれブラケット固定のための数が必要であるし、突条部の幅に応じて位置をズラしてそれぞれ形成する場合も、各ブラケット固定のための数が必要である。
以上のような位置決め具の使用は、窓開口部の室内壁面よりも出っ張る枠板が設けられている場合、嵌合部の内隅角を枠板の外隅に合わせ、板状部を壁面に添わせる。これによって位置決め具自体の窓開口部に対する位置が正確に決定される。この状態で隅角から所定長さ離隔した孔に千枚通しなどを通し、壁に孔を開けてビスの螺入位置を形成する。次に開口部の左右他方側にて、位置決め具を90度回転して、枠板の外隅角に嵌合部の内隅角を添わして、同じようにビスの螺入位置を決定する。枠板が取付けられていない窓開口部であれば、嵌合部の外隅角を窓開口部の内隅角に当接し、板状部を壁面に添わし、所定の孔によって固定位置を決定する。
(1)この発明にかかるブラケットの位置決め具は、突条部が縁部に形成された嵌合部が設けられているため、その嵌合部を窓開口部の隅角に当接するだけで、予め設けられている孔によってブラケット固定位置が瞬時かつ容易に決定できる。
(2)嵌合部の窓開口部右側と左側で使用する孔が、それぞれ別個に設けられているため、開口部左右いずれの側でも位置決めが可能である。
(3)一表面側に突出する突条部が設けられており、開口部の枠板の有無にかかわらず、突条部の内隅角若しくは外隅角のいずれかを開口部の隅角に添わして、位置決め具自体の正確な位置決めが可能である。
(4)位置決め具を使用してレールを窓開口部に対し仕様書通りの所望の位置に取付けられれば、窓に対して最適な大きさのカーテンを適宜位置に吊すことが出来、カーテンの遮光機能や装飾品としての価値を最大限発揮させることができる。
(5)カーテンレールが窓に対して適宜位置に取付けられるという前提があれば、現場でレールの位置を確認してから発注するという手間も必要がなく、窓の大きさだけでレールとカーテンを取り寄せ、同時に取付けを行うことができ、施工期間を著しく短くできる。
(6)孔の周囲に着色することで、位置決め具を使用する際の表裏面の選択・向きに対応して使用する孔がどれであるか、判別し易くなる。
(7)位置決め具を薄肉の板体によって成形することで、突条部の幅を小さくできて、表裏いずれの面を室内側に向けて使用しても、板状部上の隅角からブラケットの取付け位置までの長さがほとんど変らず、孔を共通させることができ、孔の数を少なくすることが出来る。
位置決め具自体の位置を、直角の突条部を窓開口部隅角に当接することによって壁面に対し正確に決定し、位置決め具に予め形成した孔によってブラケットを固定するビス螺入位置の決定を瞬時かつ容易に行えるようにした。
図1において、1はこの発明にかかる位置決め具であって、位置決め具1は平板かつ方形状の板状部2と、その一角に直角に切欠かれた嵌合部3から成っている。実施例では板状部2はアクリル製の正方形の板が使用されている。嵌合部3にはその直角の切欠き縁部に沿って、表裏二面のうち一表面側に突き出る突条部4が設けられている。実施例では、突条部4としてアルミニウム製の角筒が使用されており、接着剤によって板状部2にL形に固着されている。
板状部2には、突条部4の隅角から所定長さ離れた位置に、孔5・5が貫通している。図1の実施例では、突条部4には1センチメートル程度の幅があり、この突条部4の内側の隅、すなわち内隅角を使うか、外側の角、すなわち外隅角を使うかによって孔5の位置が異なる。便宜上、突条部4が突出した側の面を表面とし、反対側の面を裏面とする。図2に示す表面側を室内側に向ける場合、孔5a・5bを使用する。この孔5a・5bの位置は、内隅角G1から突条部4の内側の辺を延長した線K上に長さL1だけ離れ、そこから直角に屈曲して他方の辺と平行に伸びる線P上に長さL2と長さL3離隔した位置に、二個ずつ貫通している。孔5a・5a若しくは孔5b・5bという二個の孔の間隔は、後に述べるブラケット取付け金具6のビス挿通孔7・7間の長さと同じである。前記した長さL1・L2・L3は、それぞれ窓開口部9の隅角からブラケット取付け金具6を取付けるビスの位置までの長さと同じである。孔5aと孔5bの周りには、表面を室内側に向けて使用する場合に使う孔5であることを示すために、孔5a・5bの周りに塗料8によって着色してある。しかし、窓開口部9の右側と左側にて使用する孔5が異なるため、その色は違えてある。
図3に示す裏面側を室内側に向ける場合、突条部4の外隅角G2から所定長さ離れた位置に、孔5c・5dを使用する。前記したと同じように、外隅角G2から突条部4の外側の辺を延長した線K上に長さL1だけ離れ、そこから直角に屈曲して他方の辺と平行に伸びる線P上に長さL2と長さL3だけ離隔した位置に、孔5cと孔5dがそれぞれ貫通している。前記したように、孔5cと孔5bの周りにも着色してあるが、その色は違えてある。
孔5a〜5dとは別個に、実施例では方形状の位置決め具1の四週辺のうち、嵌合部3が切欠かれている二辺に沿って、孔5e〜5hが貫通している。これも板状部2の表裏いずれかの面を室内側に向けるかによって使用する孔5が異なるためで、表面側を室内側に向ける場合は、突条部4の内側の辺から長さL2と長さL3離間した位置に、二辺にそれぞれ貫通している孔5e・5fを使用する。裏面側を室内側に向ける場合は、突条部4の外側の辺から長さL2と長さL3離間した位置に貫通している孔5g・5hを使用する。各孔5の孔の周りには、使用する面側に着色してある。この孔5e〜5hは、窓開口部9近くに部屋のコーナーがあって、窓開口部9から左右に張り出した位置に充分にゆとりを持ってブラケットを固定出来ない場合に使用する。
以上のような位置決め具1を使用する場合について説明する。まず窓開口部9の四周に枠板10が取付けてあって、その一部が室内壁から若干張り出している場合である。この場合、位置決め具1の板状部2の表面側を室内側に向けて使用する。図4に示すのは窓開口部9の右側にて位置決め作業を行う図であって、嵌合部3の突条部4の内隅角G1を枠板10の外隅角に合わせて当接し、板状部2の裏面を室内壁に当てる。この状態で、仕様書に指定された色で囲った孔5b・5bに千枚通して孔Qを開ける、或いはペンによって印をしてビスの螺入位置を決定する。窓開口部9の左側にて位置決め作業を行う場合は、板状部2の表裏面はそのままにして、嵌合部3の隅角を中心として90度回転し、前記と同じように突条部4の内隅角を枠板10の隅角に当接して、孔5b・5bを使用して位置決めをする。
次に窓開口部9に枠板10が使用されておらず、室内壁より何も出張っていない開口部9にて位置決めする作業を、図5に基づいて説明する。この場合、位置決め具1は裏面側を室内側に向けて使用する。突条部4の外隅角G2を窓開口部9の内隅角に合わせて当接し、板状部2の表面側を室内壁に当てる。この状態で、仕様書に指定された色で囲った孔c・5cを使用してビスの螺入位置の位置決めを行う。開口部9の左側で位置決めを行う場合は、前記と同じように位置決め具1を90度回転して左隅に突条部4の隅角を合わせて当接し、孔5d・5dを使用して位置決めを行う。
以上のようにして位置決めした位置にブラケットを固定する作業を、図6において示す。取付け金具6のビス挿通孔7・7に通して、ビス11・11を位置決めした位置に螺入し、取付け金具6を壁面に固定する。この取付け金具6のビス螺合孔12・12に、ブラケット13を通したビス14・14を螺合してブラケット13を固定する。ブラケット13にレール15を通し、レール15を走らせるランナー16のうち、ひとつだけをブラケット13よりも開口部9とは反対側に張り出した位置に通す。カーテン16の一番端のフック17をこの端のランナー16に引っ掛けて、カーテン16の窓開口部左右端に対する位置が決定される。全てのフックをランナー16に掛ければ、カーテン16は仕様書に記載された理想的な高さに吊下げられることになる。
図7に示すのは、板状部2の切欠きを設けた辺に沿って貫通した孔5h・5hを使用して位置決め作業をした場合である。窓開口部9の左側に部屋のコーナーが迫っており、窓開口部9から所定の長さLaだけ離してブラケットを取付け出来ない。こんな場合、突条部4の一辺だけを窓開口部9の上端に当てて、開口部から長さLbとLcだけ離れた位置にビスの螺入位置を決定できる。図で示すように、突条部4が嵌合部3の全長に沿って設けられておらず、板状部2の四辺の手前で切欠かれていると、孔5g・5gを開口部9の左右に若干張り出すのが容易となる。
図8に示すのは、位置決め具1全体を金属で成形し、突条部4の幅をほとんど無くした場合である。このような場合であると、板状部2の表裏いずれの面を室内側に向けて使用しても、突条部4の内隅角と外隅角からの離隔距離L1・L2・L3はほとんど変りなく、孔5i・5jを共通して使用できる。
装飾カーテンレールに限らず、一般のカーテンレールの取付け位置を定める場合にも利用できる。
位置決め具の斜視図である。 位置決め具の表面側の正面図である。 位置決め具の裏面側の正面図である。 枠板がある窓開口部にてビスの螺入位置決定作業の斜視図である。 枠板のない窓開口部にてビスの螺入位置決定作業の斜視図である。 ブラケット取付け作業の斜視図である。 部屋のコーナーが近い場合における位置決め作業の斜視図である。 位置決め具の別の実施例の斜視図である。 掃出し窓に対するカーテンの取付け例の正面図である。
符号の説明
1 位置決め具
2 板状部
3 嵌合部
4 突条部
5 孔
6 取付け金具
11 ビス
13 ブラケット
14 ビス
15 レール
16 カーテン

Claims (3)

  1. 平板状の板状部の一部に、直角に切欠かれた嵌合部が設けてあり、この嵌合部には、その直角の縁部に沿って板状部の表裏いずれか一面側に突出する突条部が設けてあり、板状部には、突条部の直角の二辺のそれぞれの辺の延長線上を、その隅角から所定長さ離隔し、そこから他方の辺と平行となるよう直角に折れて隅角から所定長さ離隔した位置に、それぞれ位置決め用の孔が貫通されてなる装飾カーテンレール取付け用ブラケットの位置決め具。
  2. 板状部に貫通された孔には、その孔の周囲に着色が施されていることを特徴とする請求項1記載の装飾カーテンレール取付け用ブラケットの位置決め具。
  3. 板状部と突条部の双方は、薄肉の板体にて形成されていることを特徴とする請求項1記載の装飾カーテンレール取付け用ブラケットの位置決め具。
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