JP3759539B2 - 貫通孔等のある導電膜付きガラス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、環境試験装置等に用いられる操作やケーブル配線等のための貫通孔や切欠部等でなるガラス部分がない脱落部のあるガラスに、導電膜を適用する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
環境試験装置等では、内部の温湿度条件によるガラス面の曇りや霜付きを防止するため、例えば酸化錫系の導電膜付きガラスを用いることも多い。一方、環境試験装置には、試験室内の試料を操作しつつ試験を行うために、内部を透視できるガラス扉を設け、これに、手を入れるための操作孔や切欠部を設ける形式の操作型装置がある。しかしながら、操作孔等があると、ガラス面における温度分布が不均一になり、熱割れの原因となるため、従来では、導電膜を装着したガラスにおいて操作孔付きのものは実用化されていなかった。
【0003】
従来の操作孔付きガラスでは、熱反射フィルムを強化ガラス面に張り付けたもの等が用いられている。しかしながら、このガラスでは、使用し得る槽内温度の下限が−20°C程度であり、これ以下の温度になるとガラスの外面に結露するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
操作孔付きのガラスを、通常操作孔のないガラスで行なわれているのと同様に導電膜で加熱するとすれば、図5又は図6に示すような装置になる。即ち、ガラス本体1の上下端部又は左右端部にブスバー2´、2´を張り付け、これらの間で操作孔11を除いたガラスのほぼ全面に一様にEC膜3を張り付け、ブスバーの両端に電源を接続することになる。
【0005】
ところが、このような装置では、図5の場合には、操作孔11の横断面X−X部分の位置A、B、Cでは、他の部分に較べてEC膜3の断面積が小さくなるため、同じ電流(図では縦曲線の本数で示す)及び発熱量に対して電流密度及び発熱密度が大きくなり、温度が極端に上昇する。一方、操作孔の端面近傍は内外間の冷気の導通や放熱によって冷やされる。又、操作孔の上下では、電流及び発熱密度が小さくなり、温度が低くなる。このような温度差によって熱応力が発生し、ガラスが熱割れすることになる。
【0006】
又、図6のように両側部にブスバー2´、2´を設けると、図5の場合よりも電流に直角の方向における断面積変化が小さくなるので、操作孔11の近辺において極端な発熱は生じないが、特にB、C部分において発熱が小さくなり、局部的に結露を生ずるおそれがある。
【0007】
そこで本発明は、従来技術に於ける上記問題を解決し、操作孔等があっても、温度分布が改善され、熱割れや霜付きの生じない導電膜付きガラスを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、請求項1の発明は、貫通孔のある導電膜付きガラスが、貫通孔を持つガラス本体と、該ガラス本体の両端部に延設された一対の主電極と、該主電極間で前記貫通孔を除く部分にほぼ全面的に設けられたほぼ一様な導電膜と、前記一対の主電極とほぼ平行に且つ前記貫通孔の両側の近くに設けられた一対の補助電極と、該補助電極に接続され前記貫通孔の周囲部分に設けられた電気抵抗体と、を有することを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、脱落部のある導電膜付きガラスが、一端側に脱落部及び残部から成る部分とこれに連続して他端側にほぼ長方形状部分とを持つガラス本体と、電極と、一様な導電膜とを有し、
前記導電膜は、前記長方形状部分に設けられた主膜部分と前記残部に設けられた補助膜部分から成り、
前記電極は、前記長方形部分の対辺に設けられた一対の第1電極部分と該第1電極部分にそれぞれ接続し前記補助膜部分の両端に設けられた一対の第2電極部分とから成り、
前記第2電極部分で通電される前記補助膜部分は前記通電される方向に同じ幅を持つように形成されていて、
前記主膜部分の前記第1電極間長さと前記補助膜部分の前記第2電極間長さとをほぼ同じにした、
ことを特徴とし、
請求項3の発明は、上記に加えて、前記補助膜部分は少なくとも2つに分割された複数の分割補助膜部分から成り、それぞれの前記分割補助膜部分は相互に補助電極で接続されていて、その接続体の両端部分に前記第2電極部分が接続されている、ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した貫通孔としての操作孔のある導電膜付きガラスの一例を示す。同図(a)は該ガラスの正面側を示し、電極や導電膜は裏面側になっている。導電膜には、例えばITO膜〔(SnO2 +In2 3 )膜〕、アルミニウムをドーピングした酸化亜鉛膜等の通常導電膜と呼ばれている狭義の導電膜と、例えば酸化錫系膜が常用される通常EC膜と呼ばれている膜等があるが、以下の例では、EC膜として説明する。但し、本発明が広義の導電膜全般に適用可能であることは言うまでもない。
【0011】
前記ガラスは、貫通孔である2つの操作孔11、11を持つガラス本体1と、その両端部に延設された一対の主電極としての主ブスバー2、2と、これらの間で操作孔11、11を除く部分にほぼ全面的に設けられた導電膜としてのEC膜3と、ブスバー2、2とほぼ平行に操作孔11、11の近くに設けられた一対の補助電極としての補助ブスバー4、4と、こられに接続され操作孔11、11の周辺部分に設けられ少なくとも外側を覆われた電気抵抗体としてのコードヒータ5と、を有する。
【0012】
ガラス本体1は、本例では、外周部分及び操作孔部分にそれぞれ設けられスペーサ7、7´を介して取り付けられた試験室100側の強化ガラス8と組み合わされ、ペアガラスを形成している。主ブスバー2、2には、例えば電圧200Vの交流電源9が供給される。EC膜3は、一定の厚みtを持つ一様な膜で、その抵抗値は例えば202Ω/m2 である。コードヒータ5は、本例ではガラス1の表面側に貼り付けられ、裏面側の補助ブスバー4、4とはリード線6、6で結合されている。この場合、操作孔11によって除去されたEC膜部分の抵抗に対応した発熱量とコードヒータ4の抵抗に対応した発熱量が同程度になるようにすることが望ましい。
【0013】
なお、スペーサ7´を熱伝導性の良い材料にして、図1(b)において二点鎖線で示すように、コードヒータ5等の発熱体5´をスペーサ7´の周囲に巻き付け、スペーサ7´を介してガラス1の操作孔近傍の部分を加熱するようにしてもよい。
【0014】
このようなEC膜付きガラスによれば、主ブスバー2、2間において、補助ブスバー4、4及びコードヒータ5を介して操作孔11部分にも電流が流れるので、操作孔のある位置の横断面部分を通過する電流が減少し、その部分の発熱密度が下がり、過度な温度上昇が抑制される。一方、操作孔の周辺はコードヒータ5で加熱され、温度が上昇する。この両方の効果により、操作孔近傍における温度分布が改善され、ガラスの熱割れが防止される。又、ガラス面が全体的にほぼ均一に加熱され、低温になる部分が発生しないので、部分的に結露の発生することもない。従って、本発明によれば、電源に結合されるブスバーの数を増加することなく、補助ブスバーとコードヒータを設けるだけで、操作孔のあるガラスにEC膜を採用することができる。
【0015】
図2は、脱落部としての操作孔のある導電膜付きガラスの例を示す。
このEC膜付きガラスのガラス本体部分1は、一端側である図において下側に脱落部としての操作孔11、11及び残部から成る下側部分1−2と、これに連続して他端側である上側に長辺と短辺とから成るほぼ長方形状部分になっている上側部分1−1とで形成されている。
【0016】
EC膜3は、上側部分1−1に設けられた主膜部分としての主EC膜3−1と、長辺方向であるX方向に並列に設けられた複数の補助膜部分とで構成されている。補助膜部分は、短辺側にある両端補助膜部分としての両端補助EC膜3−2a、3−2bと、これらの中間にある中間補助膜部分としての中間補助EC膜3−2c、3−2dから成り、これらの短辺方向であるY方向の長さの合計即ち図示のS1 +S2 +S3 +S4 は、主EC膜3−1の長さSとほぼ同じになっている。
【0017】
電極は、短辺側に対向して設けられた第1電極部分としての第1ブスバー2−1、2−1とこれから連続しL字状に曲げられ両端補助EC膜3−2a、3−2b部分まで延設された第2電極部分としての第2ブスバー2−2、2−2とから成る主ブスバー2、2と、並設された補助膜部分の両端にそれらのうち隣同士の2組のものまで延設された補助電極としての補助ブスバー4a、4b、4cとで形成されている。主ブスバー2、2には、図示しないが図1のものと同様に電圧E200(V)の交流電源が供給される。そして、第2ブスバー2−2、2−2で通電される補助膜部分である両端及び中間EC膜3−2a、2 b 、2c、2dは、通電される方向である図2において右側の第2ブスバー2−2から左側の第2ブスバー2−2の方向に同じ幅を持つように形成されている。なお、後に説明する図3及び図4の例においても、本例と同様に補助膜部分は通電される方向に同じ幅を持つように形成されている。
【0018】
このような操作孔のある導電膜付きガラスは、例えば、寸法が815(mm)×657(mm)の横長のガラスに、寸法がS=761(mm)、S1 =S4 =169.5(mm)、S2 =S3 =211(mm)で、厚みtが一定で抵抗値として202(Ω/m2 )を持つEC膜を取り付けて形成される。このEC膜の抵抗率ρは、ρ=202t(Ω−m)であり、電極間抵抗値Rは、R=ρL/A(Ω)(Lは電極間長さで図の例ではSと同じ、又Aは断面積)であるから、このEC膜の単位幅1(m)当たりの抵抗Rは、第1ブスバー間では、
R=202t×0.761/(t×1)=202×0.761 (Ω)
補助ブスバーを解する第2ブスバー間では、
Figure 0003759539
となり、当然のことながら、単位幅当たりの抵抗は上下側の何れにおいても同じになる。
【0019】
従って、EC膜の消費する単位幅1m当たりの電力P(W)は、上記何れのブスバー間でも同じで、
P=E2 /R=2002 /202×0.761 (W)
となる。この電力は、そのままジュール熱としてEC膜の表面から発散する。
【0020】
このように、本発明を実施すれば、電極間隔を同じ長さにすることにより、EC膜の全ての部分で単位面積当たりの発熱量即ち発熱密度を同じにすることができる。その結果、操作孔のある位置の横断面積部分でも、過度の発熱がなくなり、ガラスの熱割れを防止することができる。又、操作孔の上下にブスバーがないので、手元が見やすくなる。
【0021】
図3は、脱落部として切欠部がある導電膜付きガラスの他の例を示す。
本例のものでは、脱落部として切欠部11´、11´が設けられている(但し、切欠部に代えて図において二点鎖線で示すような貫通孔である操作孔11”、11”が設けられていてもよい。このときには、操作孔11”以外の脱落部11´に相当する部分に、ガラス板以外の部材、例えばゴム板や樹脂板等を設けてもよい)。この場合には、補助膜部分は、短辺方向であるY方向に並列に設けられた両端補助EC膜3−2e、3−2fと、これらの中間にある中間補助膜部分としての中間補助EC膜3−2gとから成り、これらのX方向の長さの合計即ち図示のS1 +S2 +S3 は長辺の長さSとほぼ同じになっている。なお、中間EC膜3−2gは奇数枚であればよく、1枚には限らない。
【0022】
第2電極部分は、第1ブスバー2−1、2−1からそれぞれ両端補助EC膜3−2eの一端側及び3−2fの他端側部分まで延設された第2ブスバー2−2a、2−2bで形成されている。補助電極は、並設された補助膜部分の両端にそれらのうち隣同士の2組のものまで延設された補助ブスバー4d、4eとで形成されている。電源としては、図2のものと同様に例えば200Vの交流電源が主電極(主ブスバー)2、2に印加される。本例の操作孔のある導電膜付きガラスでも、図2のものと同様の効果が得られる。
【0023】
図2及び図3では、主EC膜3−1が細長い長方形であり、その短辺側に第1ブスバー2−1を設け、この間の長さと第2ブスバー2−2間の長さとを同じにするために、補助EC膜3−2を複数枚設け、中間を接続する補助ブスバー4を設けた場合の例を示した。しかしながら、環境試験装置等に用いる操作孔付きのガラスには種々の寸法、形状のものがあり、これらに対して、第1ブスバー間と第2ブスバー間の長さを同じにする各種のEC膜及び電極配置を採用することができる。又、図2及び図3では、第1ブスバーと第2ブスバーとが連続している例を示したが、これらはリード線等で接続されていてもよい。このような各種の例を図4に示す。
【0024】
図4(a)及び(b)は、補助膜3−2が1枚で、一対の第1ブスバー2−1、2−1はそれぞれ一対の第2ブスバー2−2、2−2と接続し、これらの電極間長さSとS1 とが同じになっいる。(c)〜(e)では、補助膜3−2が2枚の分割補助膜部分から成り、それぞれは補助ブスバー4aで接続されていて、これらの接続体の両端部分に第2ブスバー2−2、2−2が接続されている。この場合には、S=S1 +S2 にする。(f)〜(h)及び(i)〜(k)はそれぞれ補助膜が3枚及び4枚の場合を示す。これらの場合にも、2枚の場合と同様の構成にするので説明を省略する。
【0025】
なお、導電膜付きガラスに内部の冷風が直接当たり、ガラス温度が不均一になる場合においても、導電膜を分割して電極間距離を変えることにより、温度分布を均一にすることが可能になる。
【0026】
また、主電極間長さと第2電極間長さとが異なるときには、主電極と第2電極との間を接続することなくこれらを分割し、供給電圧を各々で異なったものにすることにより、均一な温度分布が得られる。更に、第2電極部を有機または無機の導電性のある熱線を配置した構成にすることも可能である。又、本発明を適用する場合に、電流密度の高い部分の導電膜の膜厚等を変えることによって、温度分布を調整することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、請求項1の発明においては、一対の主電極間において、操作孔の近傍に一対の補助電極を設け、これらに操作孔の周囲部分に設けた電気抵抗体を結合することにより、操作孔部分においても、主電極から補助電極を介して電気抵抗体に電流を流すことができる。その結果、操作孔位置の断面部分を通過する電流密度の増加が抑制されると共に、操作孔の周囲が電気抵抗体よって加熱され、操作孔部分における全体的な温度バランスが良くなり、熱割れや低温による結露の発生が防止される。このような構成によれば、補助電極には電源を接続する必要がないので、簡単な構成で、操作孔のあるガラスに対しても導電膜を採用することができる。そして、−20°C程度以下の低温使用の操作型環境試験装置等において、ガラス扉の結露を防止し、操作性の向上を図ることができる。
【0028】
請求項2又は3の発明においては、ガラス本体の一端側に操作孔や切欠等の脱落部がある場合に、脱落部のない部分と、脱落部の間や両端に存在する残部とで、主膜部分及び補助膜部分として導電膜を別個に形成すると共に、更に補助膜部分を分割し、これらの膜を一対の主電極の第1電極部分及び第2電極部分とで別個に導通させると共に、補助膜部分では、この部分を通電される方向に同じ幅を持つように形成すると共に補助電極を介して主電極間と同じ導通長さが得られるようにするので、電流や発熱密度を均一にし、ガラス本体を全体的にほぼ均一に昇温させることができる。その結果、膜分割と電極の延長及び補助電極の追加だけで、熱割れや低温による結露の発生の防止された操作孔のある導電膜付きガラスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明の操作孔のある導電膜付きガラスの一例の説明図で、それぞれ平面及び断面形状を示す。
【図2】本発明の操作孔のある導電膜付きガラスの他の例の説明図である。
【図3】本発明の切欠部又は操作孔のある導電膜付きガラスの更に他の例の説明図である。
【図4】(a)乃至(k)は、本発明における種々のEC膜及び電極配置例を示す。
【図5】従来の操作孔のある導電膜付きガラスにおいて通常の配置で上下に電極を設けた場合の電気の流れ状態を示す説明図である。
【図6】従来の操作孔のある導電膜付きガラスにおいて、両側に電極を設けた場合の電気の流れ状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ガラス本体
1−1 上側部分
2 主ブスバー(主電極)
2−1 第1ブスバー(第1電極部分)
2−2、2−2a、2−2b 第2ブスバー(第2電極部分)
3 EC膜(導電膜)
3−1 主EC膜(主膜部分)
3−2a、3−2b、3−2c 両端及び中間EC膜(補助膜部分)
3−2e、3−2f、3−2g 両端及び中間EC膜(補助膜部分)
4 補助ブスバー(補助電極)
4a、4b、4c、4d、4e 補助ブスバー(補助電極)
5、5´ コードヒータ(電気抵抗体)
11 操作孔(貫通孔)
11´ 切欠部(脱落部)
11” 操作孔(脱落部)

Claims (3)

  1. 貫通孔を持つガラス本体と、該ガラス本体の両端部に延設された一対の主電極と、該主電極間で前記貫通孔を除く部分にほぼ全面的に設けられたほぼ一様な導電膜と、前記一対の主電極とほぼ平行に且つ前記貫通孔の両側の近くに設けられた一対の補助電極と、該補助電極に接続され前記貫通孔の周囲部分に設けられた電気抵抗体と、を有することを特徴とする貫通孔のある導電膜付きガラス。
  2. 一端側に脱落部及び残部から成る部分とこれに連続して他端側にほぼ長方形状部分とを持つガラス本体と、電極と、一様な導電膜とを有し、
    前記導電膜は、前記長方形状部分に設けられた主膜部分と前記残部に設けられた補助膜部分から成り、
    前記電極は、前記長方形部分の対辺に設けられた一対の第1電極部分と該第1電極部分にそれぞれ接続し前記補助膜部分の両端に設けられた一対の第2電極部分とから成り、
    前記第2電極部分で通電される前記補助膜部分は前記通電される方向に同じ幅を持つように形成されていて、
    前記主膜部分の前記第1電極間長さと前記補助膜部分の前記第2電極間長さとをほぼ同じにした、
    ことを特徴とする脱落部のある導電膜付きガラス。
  3. 前記補助膜部分は少なくとも2つに分割された複数の分割補助膜部分から成り、それぞれの前記分割補助膜部分は相互に補助電極で接続されていて、その接続体の両端部分に前記第2電極部分が接続されている、ことを特徴とする請求項2に記載の脱落部のある導電膜付きガラス。
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