JP3759408B2 - デジタル・オーディオ放送システム用および他の種類の通信システム用のチャネル符号構成 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に、通信システムにおいて情報を送信するデジタル・オーディオ放送(DAB)および他の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
FMラジオ周波数帯においてデジタル・オーディオ放送(DAB)を提供する提案されているシステムは、ほぼCD音質のオーディオ・サービス、データ・サービス、および既存のアナログFM送信よりも確固とした通達範囲を提供するものと期待される。しかし、全デジタルDABへの移行が達成されるまでは、放送業者は、同じ認可周波数帯の中でアナログ信号とデジタル信号とを同時に送信できる中間的な解決策を必要としている。かかるシステムは通常、ハイブリッド・インバンド・オンチャネル(HIBOC)DABシステムと呼ばれており、FMラジオおよびAMラジオの両周波数帯向けに開発されている。従来のアナログFM受信機における大きな歪みを防止するために、典型的なFM HIBOC DABシステムにおけるデジタル信号は、たとえば、アナログFMホスト信号の片側に1つある、2つの側波帯で送信される。
【0003】
知覚オーディオ符号化技術は、HIBOC DABなどのFM周波数帯送信およびAM周波数帯送信での応用に特に魅力的である。参照することにより本明細書に含めた、1998年CRC Press社発行のDigital Audio誌、セクション42,42−1〜42−18ページ掲載の、D. sinha、 J.D. Johnston、 S. DorwardおよびS.R. Quackenbush著「The perceptual audio Coder」に記載された知覚オーディオ符号器(PAC)などの知覚オーディオ符号化装置は、各オーディオ・フレーム毎に必要ビット数を心理音響学モデルに基づいて計算する雑音割り当て方式を使用して、オーディオ符号化を行う。PACおよび、類似の圧縮技術を組み込んだ他のオーディオ符号化装置は、本質的にパケット志向である。すなわち、一定の時間間隔(フレーム)に関するオーディオ情報が、可変ビット長のパケットによって表される。各パケットは、特定の制御情報を含み、それに続いて、オーディオ・フレームの量子化されたスペクトル/サブバンド表現を含む。ステレオ信号については、パケットは、中央チャネルおよび側チャネル(たとえば、左チャネルおよび右チャネル)としての、2つ以上のオーディオ・チャネルのスペクトル表現を別個にまたは異なった方法で含んでもよい。
【0004】
上記で引用した参考文献で説明されたPAC符号化は、知覚駆動型適応フィルタ・バンクまたは変換符号化アルゴリズムとして見てもよい。これは、高水準の信号圧縮を達成するために、進歩した信号処理技術および心理音響学モデル化技術を組み入れている。簡潔に述べると、PAC符号化は、オーディオ信号の簡略な表現を得るために、修正離散余弦変換(Modified Discrete Cosine Transform:MDCT)と小波変換との間で切り換える信号適応切換フィルタ・バンクを使用している。フィルタ・バンク出力は、非均一ベクトル量子化器を使用して量子化される。量子化を目的として、フィルタ・バンク出力は、量子化器パラメータ、たとえば、量子化器ステップ・サイズが各コードバンドについて独立に選択されるように、いわゆる「コードバンド」に区分される。これらのステップ・サイズは、心理音響学モデルに従って生成される。量子化された係数は、適応ハフマン符号化技術を用いて更に圧縮される。PACは合計で15個の異なったコードブックを採用しており、各コードバンドについて最善のコードブックを独立して選択することができる。ステレオおよびマルチチャネルのオーディオ材料については、和/差または他の形式のマルチチャネルの組み合わせを符号化することができる。
【0005】
PAC符号化は、ブロック・サンプリング・アルゴリズムを使用して、圧縮されたオーディオ情報をパケット化されたビットストリームにフォーマットする。44.1kHzのサンプリング・レートでは、チャネル数にかかわらず、各パケットは各チャネルからの1024入力サンプルに対応する。1つの1024サンプル・ブロックに関するハフマン符号化フィルタ・バンク出力、コードブック選択、量子化器およびチャネル組み合わせ情報は、単一のパケット内に配置される。各1024インプット・オーディオ・サンプル・ブロックに対応するパケットのサイズは変化するが、以下で説明するように、長期的に一定の平均パケット長を維持することはできる。
【0006】
アプリケーションに応じて、様々な付加的情報を最初のフレームまたはあらゆるフレームに加えることができる。DABアプリケーションにおける送信チャネルのような、信頼性のない送信チャネルについては、各フレームにヘッダが付加される。このヘッダは、エラー回復用に必須のPACパケット同期情報を含み、サンプル・レート、送信ビット・レート、オーディオ符号化モードなどの他の有用な情報を含んでもよい。必須の制御情報は、2つの連続したパケットにおいて繰り返すことにより更に保護される。
【0007】
上記の説明から、心理音響学モデルに従って判断されるように、PAC必要ビット数は主として量子化ステップ・サイズによって推論される。しかし、ハフマン符号化を使用するために、予め、すなわち、量子化ステップおよびハフマン符号化ステップ以前に、正確な必要ビット数を予測することは一般的に可能ではなく、必要ビット数はフレーム毎に変化する。したがって、従来のPACエンコーダは、長期的なビット・レートの制約を満たすために、緩衝機構およびレート・ループを利用している。緩衝機構における緩衝器のサイズは、許容可能なシステム遅延によって決定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のPACビット割り当てにおいては、エンコーダは、特定のオーディオ・フレーム用の特定数のビットを緩衝器制御機構に割り当てる要求を行う。緩衝器の状態および平均ビット・レートに応じて、緩衝器制御機構は次に、現在のフレームに実際に割り当てることができる最大ビット数を返送する。このビット割り当ては、最初のビット割り当て要求よりも大幅に低くできることに留意されたい。このことは、知覚的に透明な符号化に関する正確性の水準、すなわち、最初の心理音響学モデルのステップ・サイズによって暗示された水準で、現在のフレームを符号化することが可能でないことを示している。修正されたステップ・サイズでの必要ビット数が実際のビット割り当て未満かそれに近くなるように、ステップ・サイズを調節することが、レート・ループの機能である。レート・ループは、過度の雑音の知覚を最小にするために、心理音響学の原理に基づいて動作する。
【0009】
PAC符号化を利用した、DABシステムにおける上記の進歩にもかかわらず、これらのシステムおよび他のシステムにおいて強化されたパフォーマンス能力を提供するために、デジタル・オーディオ情報および他の情報を送信する技術における更なる改良に関する必要性が存在している。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来のシステムに比して強化されたパフォーマンスを提供するために、デジタル・オーディオ放送(DAB)システムまたは他の種類のデジタル通信システムにおいて、チャネル符号、たとえば、外部チャネル符号を構成する方法および装置を提供する。
【0011】
本発明の例示的実施形態によれば、デジタル情報は、外部チャネル符号、たとえば巡回冗長符号(CRC)、および内部チャネル符号、たとえば相補型破壊対(complementary punctured pair)たたみ込み(CPPC)符号を使用して符号化される。デジタル情報の所与のパケットの異なった部分について部分的なエラー・フラッギングを提供するために、外部符号の多数の符号語が、特定の外部符号構成に従ってその所与のパケットと関連づけられる。
【0012】
デジタル情報は、知覚オーディオ符号器(PAC)エンコーダまたは他の適切なエンコーダによって生成された一連のパケットを含むビットストリームの形式での、符号化された圧縮オーディオ情報にすることができる。部分的なエラー・フラッギングの結果生成されたエラー・フラグは、PACデコーダに供給して、PACデコーダにおいてエラー緩和アルゴリズムをトリガするために使用することができる。PACエンコーダは、少なくとも部分的に外部符号構成に基づいて、特定のビット・レートでのパケットの送信に関するビット割り当てを決定するために、外部符号エンコーダと相互作用するようにも動作する。
【0013】
本発明による外部符号構成の例は、たとえば、所与のパケット内で連続的に配置された多数の符号語、および所与のパケット内の1つまたは複数の入れ子にされた水準の符号語を含む。これらの構成の組み合わせも使用することができる。たとえば、外部符号構成は、少なくとも1つの付加的な連続的に配置された符号語と組み合わせて、少なくとも1つの水準の入れ子にされた符号語を含んでもよい。別の例としては、外部符号構成は、単一の可変長の符号語が前または後につく、複数の連続的に配置された固定長の符号語を含んでもよい。
【0014】
これらの改良された構成のそれぞれにおいて、部分的エラー・フラッギングが提供され、外部符号構成をPACフレームに同期させることができることが有利である。更に、外部符号のオーバーヘッドは個々のPACパケットに適合させることができる。すなわち、非常に短いパケットには少ないオーバーヘッドを提供して、より重要な長いパケットにはより多いオーバーヘッドを提供することができる。したがって、これらの構成は、外部符号ビットをオーディオ情報の重要性によりよく整合することを可能にし、それによって、外部符号オーバーヘッドを増加させることなく、改善されたパフォーマンスを提供できる。
【0015】
本発明と共に使用できる他の種類の外部符号は、たとえば、RS符号、BCH符号および他のブロック符号、他の循環符号、ならびに非循環短縮符号を含む。
【0016】
本発明は、たとえば、データ、映像および画像の情報を含む、他の種類のデジタル情報に適用することができる。また、本発明は、インターネット、衛星放送システム、オーディオおよびデータの同時配信用システムなど、FMおよびAMのHIBOC DABシステム以外の多数のアプリケーションにおいて実施してもよい。更に、本発明は、知覚符号器のみならず、広範囲なビット・レートで他の圧縮技術を使用した他の種類のソース・エンコーダにも適用可能である。
【0017】
【発明実施の形態】
本発明は、以下で説明する例示的実施形態において、オーディオ情報ビット、たとえば、知覚オーディオ符号器(PAC)などのオーディオ符号器によって生成された圧縮オーディオ・ビットの送信に使用するのに特に適した、外部符号構成技術を提供する。しかし、本発明の外部符号構成技術は、多数の他の種類の情報、たとえば、映像情報または画像情報、および他の種類の符号化装置にも適用できることを理解されたい。また、本発明は、インターネットおよび他のコンピュータ・ネットワーク上での通信、セルラ・マルチメディア、衛星、無線ケーブル、無線ローカル・ループ、高速無線アクセスおよび他の種類の通信システム上での通信を含む、多様な異なった種類の通信アプリケーションで利用することもできる。本発明は、たとえば、周波数チャネル、タイム・スロット、符号分割多重アクセス(CDMA)スロット、および非同期転送モード(ATM)または他のパケット・ベースの送信システムにおける仮想接続などの、あらゆる所望の種類の通信チャネル(単数または複数)と共に利用することもできる。
【0018】
図1は、本発明を実施できる、例示的なFMハイブリッド・インバンド・オンチャネル(HIBOC)デジタル・オーディオ放送(DAB)システムにおける周波数スペクトルの一部を示している。スペクトルは、周波数fの関数としての強度Pとしてプロットされている。図示したスペクトルの一部は、関連づけられた低周波数デジタル側波帯102および高周波数デジタル側波帯104を有するアナログ・ホストFM信号100を含む。側波帯は、HIBOC DABシステムにおいてデジタル・オーディオ情報を送信するのに使用される、周波数スペクトルの部分を表している。
【0019】
本発明の例示的実施形態においては、DABシステムは、内部符号として、デジタル側波帯102、104における最適なビット配置(OBP)を有する相補型破壊対たたみ込み(CPPC)符号を使用できる。本発明のシステムにおいて使用するのに適したCPPC符号およびOBP技術は、たとえば、1998年12月21日に発明者Brian ChenおよびCarl-Erik W. Sundberg名で出願された、「Optimal Complementary Punctured Convolutional Codes」という名称の、米国特許出願第09/217,655において説明されており、これは参照することにより本明細書に含めた。更に特定的には、この例示的実施形態は、たとえば、結合されたレート−2/5符号を生ずる、2つの側波帯に関する一対のレート−4/5、メモリM=6 CPPC符号を使用することができる。ビット配置は、たとえば、最も外側の周波数構成要素が、最初の隣接干渉の影響を最も受けやすい側波帯構成要素であると思われる場合について、最適化することができる。
【0020】
本明細書ではCPPC符号と共に示してあるが、本発明は多数の代替的符号配置、たとえば、OBPと結合するクラシック・コード、多重ストリーム符号化などと共に利用することもできる。
【0021】
例示的実施形態におけるシステムは、外部前方誤り訂正(FEC)符号またはエラー検出符号として循環冗長符号(CRC)を使用し、差分直交位相シフト・キー(DQPSK)/直交周波数分割多重(OFDM)変調を使用することができる。送信された記号のDQPSK変調は、周波数選択フェージングおよび発振器位相ドリフトを強固にする。差分符号化は、OFDMトーン間の周波数において行われる。送信されるデジタル信号および外部CRCブロック符号は、側波帯102、104のそれぞれにおいて繰り返される。
【0022】
図1に示したように、側波帯102、104のそれぞれは、N個の構成要素、102−1、102−2、...102−N、および104−1、104−2、...104−Nをそれぞれ含む。これらの構成要素は、たとえば、OFDMキャリアの組を表すことができる。パイロット・トーン103は側波帯102の端の何れかに存在し、パイロット・トーン105は、側波帯104の端の何れかに存在する。図示していない付加的なパイロット・トーンが、図示した周波数スペクトルの部分のどこかに存在してもよい。パイロット・トーン103、105は選択されたOFDM基準トーンに対応し、たとえば、干渉の存在を判断するために使用することができる。
【0023】
本発明は、図1のHIBOC DABシステム、ならびに他の種類の通信システムにおいて実施できる、改良された外部符号構成を提供する。ここで、図1に示した種類のスペクトルを有するHIBOCシステムを、図2および3を参照して更に詳細に説明する。
【0024】
図2は、本発明を実施できる例示的なFM HIBOC DABシステム200を示している。システム200は、送信機および受信機の部分を含む。図2は、システムのデジタル的部分、すなわち、デジタル信号の生成および処理に関連した部分を主として示していることに留意されたい。アナログ信号を処理するために、付加的な従来の処理要素を使用してもよい。
【0025】
システム200において、PACオーディオ符号器202は、たとえば、上記で引用した1998年CRC Press社発行のDigital Audio誌、セクション42,42−1〜42−18ページ掲載の、D. sinha、 J.D. Johnston、 S. DorwardおよびS.R. Quackenbush著「The perceptual audio Coder」に記載されたオーディオ圧縮技術を使用して、たとえば、96kbpsのビット・レートで符号化オーディオ信号を生成する。符号化オーディオ・ビットストリームはCRCエンコーダ204に与えられて、CRCエンコーダ204は、CRCエラー検出ブロック符号を使用して従来の方法でCRCビットを生成し、次に、符号化オーディオ・ビットストリームはチャネル符号化および変調サブシステム210に与えられる。
【0026】
前述のように、CRCは、システム200において使用できる外部符号の1つの種類の例である。本発明と共に使用するのに適している可能性のある他の外部符号は、たとえば、リード・ソロモン(RS)符号、Bose-Chadhuri-Hocquenghem(BCH)符号、ならびに他の種類のブロック符号を含む。他の循環符号、ならびに非循環短縮符号も、本発明による外部符号として使用できる。
【0027】
図3に示したように、サブシステム210は、チャネル符号化、変調、送信、受信、変調およびチャネル復号の動作を行う。図示を目的として、サブシステム210は、HIBOC DAB信号が送信されるFM放送チャネル230を含むと仮定した。図3のサブシステム210は、たたみ込み符号器220、たとえば、上記のCPPC技術によってオーディオ・ビットストリームを符号化するCPPC符号器、インターリーバ222、DQPSK変調器224、およびOFDM変調器226を含む送信機部を含む。
【0028】
前述のように、符号器220で行われるたたみ込み符号化は、システム200において使用できる種類の内部符号の例である。ブロック符号またはたたみ込み符号、いわゆる「ターボ」符号、および格子状符号化変調と関連づけられた符号化を含む、他の種類の内部符号を使用してもよい。デジタル側波帯102および104に対応する、OFDM変調器226の変調出力は、FM放送チャネル230を介して、OFDM復調器232、DQPSK復調器234、デインターリーバ238、およびビテルビ・デコーダ240を含む受信機部に送信される。
【0029】
再び図2を参照すると、サブシステム210の受信機部からの復調され復号された受信信号は、CRCデコーダ212に与えられ、次にPACオーディオ・デコーダ214に与えられる。CRCデコーダ212は、出力242を介して図3のビテルビ・デコーダ240に提供されるエラー・フラグを生成する。エラー・フラグは、PACオーディオ・デコーダ214における従来のエラー緩和工程をトリガするために使用してもよい。デコーダ214からの再構成されたオーディオ信号は、可聴な形式に変換するために、出力装置216、たとえば、スピーカまたはスピーカのセットに与えられる。
【0030】
図3のビテルビ・デコーダ240は、デコーダによって生成された1つまたは複数の代替的復号化パスの選択をトリガするために、CRCエラー・フラグまたは他の種類の外部符号エラー・フラグが使用される、リスト・ビテルビ・アルゴリズム(LVA)技術を使用してもよい。たとえば、出力242を介して提供されたCRCエラー・フラグは、最もあり得るパスにおけるエラーをエラー・フラグが示している場合などには、次にあり得るパスの選択をトリガすることができる。
【0031】
本発明と共に使用するのに適したLVA技術の別の例は、いわゆる「ショート・リスト」タイプのリスト・ビテルビ復号化である。例示的実施形態におけるリスト・サイズは、たとえば、2個、3個または4個程度のエントリであることが好ましい。典型的なFM HIBOC DABシステムにおける最初の隣接干渉信号は、たとえば、自動車内の受信機が最初の隣接干渉信号がある範囲内で移動する場合のように、通常は徐々に変化する干渉水準につながるので、ショート・リストは許容できる。さらに、所与の消去された構成要素は、多数のCRCフレームにわたって消去されたままであることが通常は望ましいであろう。正確なリスト・サイズおよび構成要素消去の回数は、当業者には明らかなように、シミュレーションを使用して確定することができる。
【0032】
本発明の例示的実施形態におけるFM HIBOCシステムの上記構成は、例として示しているだけであることを再度強調すべきであろう。当業者は、本発明の改良された外部符号構成を、多数の他の種類のシステムにおいて実施できることを理解されるであろう。
【0033】
例示的実施形態のシステムは、PACデコーダ214においてエラー緩和アルゴリズムをトリガする上記のエラー・フラグを生成するために、多様な異なった外部符号構成を使用することができる。
【0034】
図4は、上記のHIBOC DABシステムにおいて使用できる、1つの可能な外部符号構成を示している。この構成においては、固定長CRC、すなわち、固定数のCRCチェック・ビットが、パケットの長さにかかわらず、各PACオーディオ・パケットに付加される。より特定的には、CRCエンコーダ204の出力でのビットストリーム250は、多数のPACパケット252−1、252−2などを含む。PACパケット252−1、252−2、...に関連するのは、それぞれ、対応する固定長CRC254−1、254−2など、および同期(SYNC)符号256−1、256−2などである。CRCに割り当てられたビットの数は、レート・ループを実行する前に決定されたビット割り当てから得ることができる。この構成の問題は、部分的エラー・フラッギングを提供しないこと、すなわち、所与の固定長CRCがその対応するPACパケットにおけるエラーを示した場合に、パケット全体を捨てなければならないことである。
【0035】
図5は、上記のHIBOC DABシステムにおいて使用できる、別の可能な外部符号構成を示している。この構成においては、所与のPACパケットの異なった部分について異なったエラー・フラグを生成できる。より特定的には、FEC1、FEC2、FEC3などで示された外部FEC領域が、n個のビットの組でそれぞれ生成されており、そのため、各FEC領域は所与のPACパケットの特定部分と関連づけられている。その結果、部分的エラー・フラッギングが提供される。すなわち、外部FECフィールドに基づいてエラーであると判断される所与のPACパケットの1つまたは複数の部分を捨てることができ、一方で、エラーではない同じパケットの他の部分を使用することができる。
【0036】
PACデコーダ202の出力でのPACビットストリーム260、すなわちFECビットの挿入前のPACビットストリーム260は、PACパケット252−1、252−2など、およびそれぞれ対応するSYNC符号256−1、256−2などを含む。この構成における外部符号は、PACパケットとは非同期であり、そのため、外部FEC符号とPACパケットには別個の同期が必要とされる。外部符号は、選択された符号レートで、一定の適切な最適化された符号語長とすることができる。前述の構成におけるのと同様に、PACパケット同期は、SYNC符号256−1、256−2、256−3などによって提供される。
【0037】
図5に示した構成の潜在的な問題は、特定のFECブロックが2つの隣接するPACフレームと重複する場合があり、したがって、二重のパケット損失を生じさせる場合があることである。この構成の別の問題は、前述のように、外部FECブロックについて別個の同期を必要とすることである。
【0038】
図6、7および8は、図4および5の構成に関連した問題を克服する、本発明による改良された外部符号構成を示している。これらの改良された構成のそれぞれにおいて、部分的エラー・フラッギングが提供されるが、外部符号構成もPACフレームに同期することが有利である。更に、外部符号のオーバーヘッドは個々のPACパケットに適合させることができる。すなわち、非常に短いパケットには少ないオーバーヘッドを提供し、より重要な長いパケットにはより多くのオーバーヘッドを提供することができる。したがって、これらの構成は、外部符号ビットがオーディオ情報の重要度によりよく整合することを可能にする。その結果、外部符号オーバーヘッドの増加なくして、改善されたパフォーマンスを提供することができる。
【0039】
図6は、上記の種類の構成を示しており、多数の外部符号語が各PACパケットと関連づけられている。この構成においては、CRCエンコーダ204の出力でのビットストリーム270は、それぞれ対応するSYNC符号276−1、276−2などを使用して同期される多数のPACパケット272−1、272−2などを含む。PACパケット272−1のうち所与の1つは、多数のビット278の異なったグループに分割されている。この例においては、それぞれn1個、n2個およびn3個のビットを含む、少なくとも3つのグループのビット278−A、278−Bおよび278−Cがある。ビットストリーム270も、それぞれ対応するグループのビット278−A、278−Bおよび278−Cについて生成される、固定長CRC274−A、274−Bおよび274−Cを含む。したがって、この例においては、パケット272−1と関連づけられた3つの外部符号語があり、ビット278のグループのそれぞれについて部分的なエラー・フラッギングを提供する。SYNC符号276−1、276−2などは、パケットおよび固定長CRCの両方について同期を提供する。
【0040】
図6の構成においては、グループの全てが同じ数のビットを有していてもよい。すなわち、n1、n2およびn3は全て等しくてもよい。代替的に、グループのサブセットのみが同じ数のビットを有することもできるであろう。たとえば、所与のパケットにおける最初または最後のビットのグループは、他のグループよりも少ない数のビットを含むことができるであろう。すなわち、所与のパケットの始めまたは終わりでビット数の「概数化」が生じ得るであろう。PACパケット長は可変であるので、特定数のCRCはもちろんパケット毎に異なる場合があることにも留意されたい。
【0041】
図7は、各PACパケットと関連づけられた入れ子にされた多数の外部符号語を有する外部符号構成を示している。この構成において、CRCエンコーダ204の出力でのビットストリーム280は、多数のPACパケット282−1などを含み、これらはそれぞれ対応するSYNC符号286−1などを使用して同期される。PACパケット282−1は、多数の異なったグループのビット288に分割される。この例においては、少なくとも2つのグループのビット288−1および288−2があり、それぞれが異なった数のビットを含む。ビットストリーム280は、固定長CRC284−aおよび284−bも含む。CRC284−aは両方のグループ288−1および288−2の中のビットについて生成される。すなわち、CRC284−aはこれらのグループの両方の中のビットをカバーする。CRC284−bはグループ288−2の中のビットのみについて生成される。すなわち、CRC284−bはグループ288−2のみの中のビットをカバーする。したがって、この例においては、パケット282−1と関連づけられた少なくとも2つの外部符号語があり、ビット288のグループのそれぞれについて部分的エラー・フラッギングを提供する。SYNC符号286−1などは、パケットおよび固定長CRCの両方に同期を提供する。
【0042】
図8は、可変長CRCがPACパケット長と整合されている外部符号構成を示している。この構成においては、CRCエンコーダ204の出力でのビットストリーム290は、多数のPACパケット292−1、...、292−mを含み、これらは対応するSYNC符号296−1、...、296−mを使用して同期される。パケットのそれぞれに関連づけられているのは、1つまたは複数の可変長CRCであり、これらは、図6を参照して上記にて説明したものと同様の方法で、所与のパケット内で連続的に配置される。たとえば、パケット292−1は少なくともCRC294−1を含み、パケット292−mは少なくともCRC294−mを含む。図8には、図示の単純化のために、各パケットについて単一の可変長CRCしか示されていないが、通常は各パケットについて多数のCRCがあることを理解されたい。やはり、この構成も、図6および7を参照して説明した構成と同様に、部分的エラー・フラッギング、およびPACパケットと外部符号語との共通の同期を提供する。
【0043】
図6、7および8に示した外部符号構成は、例示することだけを意図しており、本発明に従って多数の代替的構成を生成できることを理解されたい。たとえば、上記構成の多数の組み合わせを使用してもよい。この種の可能な代替的構成は、図7を参照して説明した単一水準の入れ子を含んでもよく、パケットの残りの部分について、図6を参照して説明した固定長CRCの連続的配置がそれに続く。別の可能性は、単一の可変長CRCが続く多数の固定長CRCの連続的配置を有することである。図6、7および8の構成の他の多数の組み合わせは、他の代替的構成と同様、当業者には明らかであろう。また、所与の実施形態において使用される特定の外部符号構成は固定してもよいが、外部符号構成が選択可能であるように、他の実施形態を構成することができるであろう。すなわち、チャネル条件または他のシステム特性の変化に応じて、異なった構成を異なった時間での使用のために選択することができる。
【0044】
本発明によるPACエンコーダと外部符号エンコーダとの間の相互作用を、図9および10を参照して説明する。図9は、PACエンコーダ300と固定された外部CRC符号エンコーダ310との間の相互作用を示している。これは、PACエンコーダ300が一定のビット・レートで動作する、図4を参照して説明した固定長CRC構成と関連づけられた種類の相互作用である。
【0045】
図6、7および8の外部符号構成においては、ビットの外部符号オーバーヘッドはPACパケット長の関数である。このオーバーヘッドは、PAC符号化のビット割り当てとレート・ループ工程との両方で組み込まれる必要がある。PACエンコーダのレート・ループは各繰り返しでパケット長を修正するので、対応する外部符号オーバーヘッドを決定する必要がある。これは、テーブル・ルックアップ工程または他の適当な技術を使用して行うことができる。
【0046】
図10は、この状況におけるPACエンコーダ300´と外部CRC符号エンコーダ312との間の相互作用を示している。CRC選択要素311は所与のPACパケットを符号化するのに必要なCRCビットの数を決定する。たとえば、CRC選択要素311は、指標としてPACエンコーダ300´によって提供された推測パケット長を使用して、テーブル・ルックアップ工程を遂行することにより、特定の外部符号構成を使用して所与のパケットを符号化するのに必要になるCRCビットの数を決定することができる。必要数のCRCビットは次にPACエンコーダ300´に戻されて、PACエンコーダ300´のビット割り当てとレート・ループ工程において使用される。CRC選択要素311は、PACエンコーダ300´またはCRCエンコーダ312において、あるいは両エンコーダの組み合わせにおいて実施することができる。PACエンコーダ300´は図2のエンコーダ202に対応してもよく、外部符号エンコーダ312は図2のCRCエンコーダ204に対応してもよいことに留意されたい。
【0047】
図10の配置の重要な利点は、外部符号ビットに関連したオーバーヘッドの増加は全くなしに、図9の配置に比して改善されたパフォーマンスを提供できることである。
【0048】
前述のように、本発明の技術は、符号化効率を更に改善するするために、直接的な方法でLVAと組み合わせることができる。更に、CPPC内部符号を用いて図示してあるが、本発明は、上側波帯および下側波帯の両方での同一の内部符号、ならびに、たとえば多数のストリーム符号化構成を含む多数の他の内部符号構成において使用できる。
【0049】
図2および3を参照して説明した例示的実施形態は、変調器、マルチプレクサ、アップコンバータなどの付加的な処理要素を含んでもよいが、これらは図示の単純化のために図中では示していない。また、これらの実施形態は、図示したもの以外の要素を含む、要素の他の配置を使用して実施してもよい。更に、符号器および復号器などの特定の信号処理要素は、1つまたは複数の用途特定集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサまたは他の種類のデジタル・データ・プロセッサ、ならびに、これらおよび他の既知の装置の一部または組み合わせを使用して、少なくとも部分的に実施してもよい。例示的実施形態の多様な要素は、デジタル・データ・プロセッサの中央演算処理装置(CPU)などによって実行される1つまたは複数のソフトウエア・プログラムの形式で、全部または一部を実施してもよい。
【0050】
本発明の代替的実施形態は、他の種類の外部符号、たとえば、RS、BCHまたは他のブロック符号、他の種類の内部符号、たとえば、様々な種類のたたみ込み符号、ターボ符号、あるいは格子状符号化変調と関連づけられた符号化、および様々な異なった種類のインターリービング、たとえば、ブロック・インターリービング、たたみ込みインターリービング、またはランダム・インターリービングを利用できることを再度強調すべきであろう。RS、BCHまたは他の同様の種類のエラー修正外部符号を利用する実施形態は、もちろん、エラー修正用の符号ならびに、PACエラー緩和を制御するエラー・フラグの生成用の符号を使用できる。
【0051】
本発明は、単一のチャネル符号のみ、たとえば、外部符号のみを使用して実施することもできる。内部符号を利用しないかかる配置においては、単に外部符号はチャネル符号と呼んでもよい。
【0052】
周波数分割多重化(FDM)に言及して例示をしたが、本発明は、時分割多重(TDM)フォーマットおよび符号分割多重(CDM)フォーマット、ならびにTDM、FDM、CDMおよび他の種類のフレーム・フォーマットの組み合わせを含む、非常に多様なフレーム・フォーマットに適用することもできる。更に、本明細書では詳細には説明していないが、たとえば、各側波帯構成要素における単一キャリア変調、または各側波帯構成要素におけるマルチ・キャリア変調(たとえばOFDM)を含む、多数の異なった種類の変調技術を、本発明と共に使用してもよい。所与のキャリアは、たとえば、m−QAM、m−PSKまたは格子状符号化変調などの技術を含む、あらゆる所望の種類の変調技術を使用して変調することができる。
【0053】
本発明は、非常に多様な他の種類および配置の周波数スペクトル、たとえば、単一周波数帯を有しホスト・キャリア信号のないスペクトル、3個以上の側波帯を有するスペクトルなどと共に使用できることに留意されたい。
【0054】
前述のように、本発明はデータ、映像、画像および他の種類の情報など、オーディオ以外のデジタル情報の送信に適用できる。例示的実施形態では、PACエンコーダによって生成されるようなオーディオ・パケットを使用しているが、本発明は、あらゆる形式の、あらゆる種類の圧縮技術によって生成されるデジタル情報に更に一般的に適用可能である。本発明は、同時多プログラム聴取および/または録音、オーディオおよびデータの同時配信などの、多数のアプリケーションにおいて実施してもよい。これらの実施形態および実施、ならびに特許請求の範囲内のその他多数の代替的実施形態および実施は、当業者には明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、ハイブリッド・インバンド・オンチャネル(HIBOC)デジタル・オーディオ放送(DAB)システムの周波数スペクトルの一部の図である。
【図2】本発明を実施できるHIBOC DABシステムのブロック図である。
【図3】図2のHIBOC DABシステムのチャネル符号化および変調サブシステムの更に詳細なブロック図である。
【図4】図1〜3のHIBOC DABシステムにおいて使用できる、第1の外部符号構成の図である。
【図5】図1〜3のHIBOC DABシステムにおいて使用できる、第2の外部符号構成の図である。
【図6】本発明による改良された外部符号構成の図である。
【図7】本発明による改良された外部符号構成の図である。
【図8】本発明による改良された外部符号構成の図である。
【図9】異なった外部符号構成における、知覚オーディオ符号器(PAC)エンコーダと外部符号エンコーダとの間の相互作用を示した図である。
【図10】異なった外部符号構成における、知覚オーディオ符号器(PAC)エンコーダと外部符号エンコーダとの間の相互作用を示した図である。
【符号の説明】
100 アナログ・ホストFM信号
102 低周波数デジタル側波帯
103、105 パイロット・トーン
104 高周波数デジタル側波帯
200 FM HIBOC DABシステム
202 PACオーディオ符号器
204 CRCエンコーダ
210 チャネル符号化および変調サブシステム
212 CRCデコーダ
214 PACオーディオ・デコーダ
216 出力装置
220 たたみ込み符号器
222 インターリーバ
224 DQPSK変調器
226 OFDM変調器
230 FM放送チャネル
232 OFDM復調器
234 DQPSK復調器
238 デインターリーバ
240 ビテルビ・デコーダ
242 出力
250、270、280、290 ビットストリーム
252−1、252−2、272−1、272−2、282−1 PACパケット
254−1、254−2、274−A、274−B、274−C、 284−a、284−b 固定長CRC
256−1、256−2、256−3、276−1、276−2、286−1同期(SYNC)符号
260 PACビットストリーム
278−A、278−B、278−C、288−1、288−2 ビット
300、300´ PACエンコーダ
310、312 外部CRC符号エンコーダ
311 CRC選択要素
Claims (10)
- 通信システムにおける送信のために、少なくとも1つのチャネル符号を使用して送信されるデジタル情報を処理する方法であって、
所与のパケットの異なった部分に部分的エラー・フラッギングを提供するために、特定のチャネル符号構成に従って、前記チャネル符号の複数の符号語を前記デジタル情報の前記所与のパケットと関連づけるステップと、
少なくとも部分的に前記チャネル符号構成に基づいて、特定のビット・レートでの前記パケットの送信のためのビット割り当てを決定するステップとを含む方法。 - 前記デジタル情報は内部符号と外部符号とを使用して送信され、前記チャネル符号構成は外部符号構成を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記外部符号構成は、前記所与のパケット内で連続的に配置された複数の符号語を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記外部符号構成は、前記所与のパケット内の複数の入れ子にされた符号語を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記外部符号構成は、少なくとも1つの付加的な連続的に配置された符号語と組み合わせて、少なくとも1つの水準の入れ子にされた符号語を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記外部符号構成は、単一の可変長符号語が後または先にある、複数の連続的に配置された固定長符号語を含む、請求項2に記載の方法。
- 前記部分的エラー・フラッギングの結果生成されたエラー・フラグは、オーディオ・デコーダに提供されて、前記オーディオ・デコーダにおいてエラー緩和アルゴリズムをトリガするのに使用される、請求項1に記載の方法。
- 通信システムにおける送信のために、少なくとも1つのチャネル符号を使用して送信されるデジタル情報を処理する装置であって、
所与のパケットの異なった部分に部分的エラー・フラッギングを提供するために、特定のチャネル符号構成に従って、前記チャネル符号の複数の符号語を前記デジタル情報の前記所与のパケットと関連づけ、少なくとも部分的に前記チャネル符号構成に基づいて、特定のビット・レートでの前記パケットの送信のためのビット割り当てを決定するように動作する送信機を含む装置。 - 通信システムにおける送信のために、少なくとも1つのチャネル符号を使用して送信されるデジタル情報を処理する送信機であって、
前記デジタル情報を符号化する情報エンコーダと、
前記情報エンコーダの出力に接続された入力を有し、前記デジタル情報の所与のパケットが、前記所与のパケットの異なった部分に部分的なエラー・フラッギングを提供する前記チャネル符号の複数の符号語と関連づけられるように、特定のチャネル符号構成に従ってチャネル符号語を提供するように動作するチャネル符号エンコーダとを含み、
前記情報エンコーダは、少なくとも部分的に前記チャネル符号構成に基づいて、特定のビット・レートでの前記パケットの送信のためのビット割り当てを決定する送信機。 - 前記デジタル情報は内部符号と外部符号とを使用して送信され、前記チャネル符号構成は外部符号構成を含む、請求項9に記載の送信機。
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