JP3758462B2 - 番組放送システム、放送装置、及び番組放送プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

番組放送システム、放送装置、及び番組放送プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組を視聴者に提供する番組放送システムに係り、特に、視聴者個人との番組放送のインタラクティブ性と、視聴者全員との番組放送の同時性とを両立させる番組放送システム、放送装置、視聴装置、及び番組放送プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の番組放送システムでは、周知の事実として、放送装置を用いて放送される番組は放送前に決定されている。生放送では、その番組内容はあらかじめ決められた内容とは多少異なる可能性があるが、その番組自体は、決められた放送スケジュールにしたがって放送されている。またデジタル放送ではデータ放送において、ある程度のインタラクティブ性を活かした放送が検討されているが、そのインタラクティブ性は、予め複数の多種多様な番組を同時に放送しておき、視聴者が放送される複数の番組から視聴する番組を視聴装置で選択する方法を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の番組放送システムでは、視聴者個人の特性に合わせた番組放送のインタラクティブ性と、視聴者全員で同一の番組を視聴するという番組放送の同時性とを両立させることができない。
【0004】
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、視聴者個人の特性に合わせた番組放送のインタラクティブ性と、視聴者全員で同一の番組を視聴するという番組放送の同時性とを両立させることが可能な番組放送システム、放送装置及び番組放送プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の発明において、前記放送回線は、地上波放送もしくは衛星放送もしくはケーブル放送の内、いずれかの放送回線であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記放送回線は、ラジオ放送回線であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の発明において、前記放送回線は、インターネット放送回線であることを特徴とする。
【0010】
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置において、通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する放送装置であり、前記番組編成手段は、番組が番組シーンから構成され、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組シーンから該放送条件に該当する番組シーンを、実際に放送する番組シーンとして決定することを特徴とする。
【0011】
請求項に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置において、通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する放送装置であり、前記番組編成手段は、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を実際に放送する番組として放送前に決定することを特徴とする。
【0012】
請求項に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置において、通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する放送装置であり、前記番組編成手段は、過去に前記視聴者情報記憶手段に記憶された個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を現在以降に放送する番組として決定することを特徴とする。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項1,2,3のいずれかの項に記載の発明において、前記視聴者情報は、視聴者の居住地域、嗜好、年齢、性別、視聴放送種別、収入、既婚/未婚、職業、職歴、学校および学年、学歴、又は家族構成の内、いずれかあるいは複数の情報であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1,2,3,4のいずれかの項に記載の発明において、前記放送回線は、地上波放送もしくは衛星放送もしくはケーブル放送の内、いずれかの放送回線であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記放送回線は、ラジオ放送回線であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1,2,3,4のいずれかの項に記載の発明において、前記放送回線は、インターネット放送回線であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置と、前記放送回線を介して番組を受信し視聴するための視聴装置とを具備する番組放送システムにおいて、前記視聴装置は、通信回線を介して前記放送装置へ、視聴希望番組を指定しない視聴者情報を送信する手段を具備し、前記放送装置は、前記通信回線を介して前記視聴装置から個々の視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する番組放送システムであり、前記番組編成手段は、番組が番組シーンから構成され、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組シーンから該放送条件に該当する番組シーンを、実際に放送する番組シーンとして決定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置と、前記放送回線を介して番組を受信し視聴するための視聴装置とを具備する番組放送システムにおいて、前記視聴装置は、通信回線を介して前記放送装置へ、視聴希望番組を指定しない視聴者情報を送信する手段を具備し、前記放送装置は、前記通信回線を介して前記視聴装置から個々の視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する番組放送システムであり、前記番組編成手段は、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を実際に放送する番組として放送前に決定することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置と、前記放送回線を介して番組を受信し視聴するための視聴装置とを具備する番組放送システムにおいて、前記視聴装置は、通信回線を介して前記放送装置へ、視聴希望番組を指定しない視聴者情報を送信する手段を具備し、前記放送装置は、前記通信回線を介して前記視聴装置から個々の視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する番組放送システムであり、前記番組編成手段は、過去に前記視聴者情報記憶手段に記憶された個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を現在以降に放送する番組として決定することを特徴とする。
【0015】
請求項11に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置における番組放送処理を行うための番組放送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記番組放送プログラムは、通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する処理と、前記取得された視聴者情報を記憶する処理と、複数の番組を予め蓄積する処理と、前記蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する処理と、前記記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される放送条件とに基づいて、前記蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成処理と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する処理とをコンピュータに実行させ、前記番組編成処理において、番組が番組シーンから構成され、前記統計処理された視聴者情報と前記記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記蓄積される複数の番組シーンから該放送条件に該当する番組シーンを、実際に放送する番組シーンとして決定することを特徴とすることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置における番組放送処理を行うための番組放送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記番組放送プログラムは、通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する処理と、前記取得された視聴者情報を記憶する処理と、複数の番組を予め蓄積する処理と、前記蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する処理と、前記記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される放送条件とに基づいて、前記蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成処理と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する処理とをコンピュータに実行させ、前記番組編成処理において、前記統計処理された視聴者情報と前記記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を実際に放送する番組として放送前に決定することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、放送回線を介して番組を放送する放送装置における番組放送処理を行うための番組放送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記番組放送プログラムは、通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する処理と、前記取得された視聴者情報を記憶する処理と、複数の番組を予め蓄積する処理と、前記蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する処理と、前記記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される放送条件とに基づいて、前記蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成処理と、前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する処理とをコンピュータに実行させ、前記番組編成処理において、過去に前記記憶された個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を現在以降に放送する番組として決定することを特徴とする。
これにより、前述の放送装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は同実施形態による番組放送システムの構成を示すブロック図である。この図において、10は放送局に設置され、放送回線を介して番組を放送する放送装置、20は視聴者宅に設置され、放送装置10から放送される番組を放送回線を介して受信し視聴するための視聴装置である。これら放送装置10と視聴装置20とは、電話回線、あるいは電話回線等を介して接続されるインターネット、などの通信回線を介して接続され、視聴装置20から放送装置10へ視聴者情報が送信される。
【0018】
なお、上記視聴者情報とは、視聴者の居住地域、嗜好、年齢、性別、視聴放送種別、収入、既婚/未婚、職業、職歴、学校および学年、学歴、家族構成、視聴人数、または視聴希望番組など、視聴者に関するいずれかあるいは複数の情報である。
なお、上記放送回線は、衛星放送や地上放送によるテレビ(TV)放送だけでなく、インターネット放送やケーブルTV、ラジオ放送等、映像もしくは音声の少なくともいずれか一つからなる番組が放送されるいずれかの放送回線である。また、上記視聴装置20は、例えば通信機能付きのTVまたはパーソナルコンピュータなど、通信機能と視聴機能を備えるいずれかの視聴装置である。
なお、本実施形態の番組放送システムにおいては、図示しないが複数の視聴装置20が、放送回線を介して番組を受信し、また放送装置10と通信回線を介して接続される。
【0019】
図2は図1に示す番組放送システムに備わる放送装置10の構成を示すブロック図である。この図において、1は複数の視聴装置20と通信回線を介して通信し視聴者情報を取得する通信装置、2は通信装置1によって視聴装置20から取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報管理DB(データベース)、3は放送する番組の編成に当たり、いずれの視聴者情報の条件時に、いずれの番組を放送するかの条件、すなわち番組の放送条件を予め記憶する放送条件管理DB、4は放送する番組単位で、複数の番組の映像および音声を予め蓄積管理する放送番組蓄積サーバ、5は視聴者情報管理DB2に記憶される視聴者情報と放送条件管理DBに記憶される各番組の放送条件とに基づいて、放送番組蓄積サーバ4に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定して放送時刻のスケジューリングを行う番組編成装置、6は番組編成装置5によってスケジューリングされた番組を放送回線に送出する番組送出装置である。
【0020】
次に、図3〜図8は上述した本実施形態の番組放送システムにおける番組放送処理の流れを示すフローチャートである。これらの図を参照して、本実施形態の番組放送システムの動作について説明する。
先ず、図3のフローチャートを参照して、図2に示す放送装置10の基本的な番組放送処理の動作について説明する。
先ず、放送装置10の通信装置1は通信回線を介して複数の視聴装置20と接続し、各視聴装置20から番組を視聴している視聴者の視聴者情報を取得して、視聴者情報管理DB2に登録する(ステップ100、101)。次いで、放送する番組のスケジューリング開始時刻になると(ステップ102の判断結果が「YES」の場合)、番組編成装置5は、視聴者情報管理DB2に登録された視聴者情報を集計し、この集計結果と放送条件管理DB3に予め登録されている各番組の放送条件とを比較し、この比較結果に基づいて放送番組蓄積サーバ4に予め蓄積されている複数の番組から放送する番組の放送時刻のスケジューリングを行い、このスケジューリングに従って、放送番組蓄積サーバ4から放送する番組を読み出して番組送出装置6から放送回線に送出する(ステップ103〜106)。
【0021】
次に、図4のフローチャートを参照して、視聴装置20から取得した視聴者情報が予め放送条件管理DB3に登録された視聴者情報の条件に合致した場合に、放送装置10がその合致した放送条件の番組を放送中の番組に連続して放送する場合の動作について説明する。
初めに、放送条件管理DB3には所定の番組の放送条件として、視聴者の地域特性、嗜好、年齢、性別、視聴人数等が登録される。以下、図4のフローチャートを参照して説明する例として、視聴者の最多性別が男性で、かつ最多年齢帯が20代だった場合には番組Aを放送し、それ以外の場合には番組Bを放送するように、放送条件管理DB3への登録が予め行われているとする。
【0022】
先ず、番組Aもしくは番組Bの放送時間帯が近づいてきた時に(例えば放送時間帯の1時間前に)、放送装置10通信装置1は複数の視聴装置20から視聴者情報を取得し、視聴者情報管理DB2に登録する(ステップ110、111)。次いで、番組Aまたは番組Bのいずれの番組を放送するかのスケジューリング開始時刻になると、番組編成装置5は、視聴者情報管理DB2に登録された視聴者情報を集計し、この集計結果と放送条件管理DB3に予め登録された放送条件とを比較する(ステップ112〜114)。次いで、番組編成装置5は、この比較結果が上記番組Aの放送条件である男性且つ20代の場合には放送番組を番組Aに決定し、一方、比較結果が上記番組Aの放送条件と一致しなかった場合には番組Bを放送番組に決定する(ステップ115、116)。
次いで、番組編成装置5は、現在放送中の番組終了後に連続してその決定された番組を放送するように放送時刻をスケジューリングし、このスケジューリングに従って、放送番組蓄積サーバ4から放送する番組を読み出して番組送出装置6から放送回線に送出する(ステップ117、118)。
【0023】
次に、図5のフローチャートを参照して、視聴者によって放送すべき番組内容が番組放送中に決定され、その決定内容に基づいて放送装置10が番組を放送する場合の動作について説明する。
以下、図5のフローチャートを参照して説明する例として、現在TVで放送中の番組を番組Cとし、この番組Cは番組C1と番組C2の映像部分から成り立っているとする。また番組C1には映像選択肢が無く、番組C2には二つの映像選択肢、番組Aと番組Bがあるとする。
初めに、放送条件管理DB3には予め、番組C1の放送中に番組Aもしくは番組Bのいずれの番組を番組C2として放送するかを視聴者の視聴希望番組の投票による多数決によって決定する場合の放送条件として、全視聴者からの投票を締め切る時刻(例えば番組C2の放送開始時刻の5分前)と視聴者の投票結果で番組Aもしくは番組Bのいずれか投票数の多い番組を放送する旨とが登録される。
【0024】
先ず、放送装置10は番組C1の放送開始時刻から放送条件管理DB3に登録された投票の締め切り時刻までは、複数の視聴装置20から放送する番組の投票を受け付け、視聴者情報として視聴者情報管理DB2に登録し、締め切り時刻後は投票を受け付けないようにする(ステップ120〜122)。次いで、番組Aまたは番組Bのいずれの番組を放送するかのスケジューリング開始時刻になると、番組編成装置5は、視聴者情報管理DB2に登録された投票数を集計し、この集計結果から番組Aもしくは番組Bのいずれか投票数の多い番組を番組C2として決定し、現在放送中の番組C1終了後に連続してその決定された番組C2を放送するように放送時刻をスケジューリングし、このスケジューリングに従って、放送番組蓄積サーバ4から番組C2を読み出して番組送出装置6から放送回線に送出する(ステップ123〜129)。
【0025】
次に、図6のフローチャートを参照して、視聴者によって放送すべき番組内容が番組放送前に決定され、その決定内容に基づいて放送装置10が番組を放送する場合の動作について説明する。
以下、図6のフローチャートを参照して説明する例として、これからTV放送する番組Cがあるとし、この番組Cは、番組Aもしくは番組Bのいずれかの番組が選択されて放送される番組とする。
初めに、放送条件管理DB3には予め、番組Cの放送前に番組Aもしくは番組Bのいずれの番組を番組Cとして放送するかを視聴者の視聴希望番組の投票による多数決によって決定する場合の放送条件として、全視聴者からの投票を締め切る時刻(例えば番組Cの放送開始時刻の5分前)と視聴者の投票結果で番組Aもしくは番組Bのいずれか投票数の多い番組を放送する旨とが登録される。
【0026】
先ず、放送装置10は番組Cの投票開始時刻(例えば番組Cの放送開始時刻の1時間前)から放送条件管理DB3に登録された投票の締め切り時刻までは、複数の視聴装置20から放送する番組の投票を受け付け、視聴者情報として視聴者情報管理DB2に登録し、締め切り時刻後は投票を受け付けないようにする(ステップ130〜131)。次いで、番組Aまたは番組Bのいずれの番組を放送するかのスケジューリング開始時刻になると、番組編成装置5は、視聴者情報管理DB2に登録された投票数を集計し、この集計結果から番組Aもしくは番組Bのいずれか投票数の多い番組を番組Cとして決定し、その決定された番組を番組Cの放送時刻に放送するようにスケジューリングする(ステップ132〜137)。次いで、番組編成装置5は、そのスケジューリングに従って、放送番組蓄積サーバ4から番組Aまたは番組Bのいずれかの番組を読み出し、番組Cとして番組送出装置6から放送回線に送出する(ステップ138)。
【0027】
次に、図7のフローチャートを参照して、放送装置10が過去に視聴者情報管理DB2へ登録された視聴者情報に基づいて、放送すべき番組内容を決定して番組を放送する場合の動作について説明する。
以下、図7のフローチャートを参照して説明する例として、これからTV放送する番組Cがあるとし、番組Cは、番組Aもしくは番組Bのいずれかの番組が選択されて放送される番組とする。また、番組Cの放送時刻前に、番組Aもしくは番組Bのいずれの番組を番組Cとして放送するかを過去に視聴者情報管理DB2へ登録された視聴者情報に基づいて決定する場合の放送条件として、放送条件管理DB3には、同様に例として、過去の視聴者において18才未満の視聴者数が多かった場合には番組Aを、18才以上の視聴者数が多かった場合には番組Bを放送する旨が予め登録されているとする。
【0028】
先ず、放送装置10の番組編成装置5は、例えば番組Cの放送日の1週間前に、視聴者情報管理DB2へ既に登録されている過去の視聴者情報を集計し、過去の視聴者において18才未満の視聴者数が多いか否かを判別して、番組Aもしくは番組Bのいずれの番組を番組Cとして放送するか決定する(ステップ140〜143)。次いで、番組編成装置5は、その決定した番組を1週間後の次回放送時刻に放送するようにスケジューリングし、このスケジューリングに従って、放送番組蓄積サーバ4から番組Aまたは番組Bのいずれかの番組を読み出し、番組Cとして番組送出装置6から放送回線に送出する(ステップ144、145)。
【0029】
次に、図8のフローチャートを参照して、番組の放送終了後に次回放送すべき番組内容が視聴者によって決定され、その決定内容に基づいて放送装置10が番組を放送する場合の動作について説明する。
以下、図8のフローチャートを参照して説明する例として、既にTV放送済みの番組C1の続編として、次回放送予定の番組C2があるとし、この番組C2は、番組Aもしくは番組Bのいずれかの番組が選択されて放送される番組とする。初めに、放送条件管理DB3には予め、番組C2の放送前に番組Aもしくは番組Bのいずれの番組を番組C2として放送するかを視聴者の視聴希望番組の投票による多数決によって決定する場合の放送条件として、全視聴者からの投票を締め切る時刻(例えば番組C2の放送開始時刻の1時間前)と視聴者の投票結果で番組Aもしくは番組Bのいずれか投票数の多い番組を放送する旨とが登録される。
【0030】
先ず、放送装置10は番組C2の投票開始時刻(例えば番組C1の放送終了直後)から放送条件管理DB3に登録された投票の締め切り時刻までは、複数の視聴装置20から放送する番組の投票を受け付け、視聴者情報として視聴者情報管理DB2に登録し、締め切り時刻後は投票を受け付けないようにする(ステップ150〜152)。次いで、番組Aまたは番組Bのいずれの番組を放送するかのスケジューリング開始時刻になると、番組編成装置5は、視聴者情報管理DB2に登録された投票数を集計し、この集計結果から番組Aもしくは番組Bのいずれか投票数の多い番組を番組C2として決定し、その決定された番組を次回放送時刻に放送するようにスケジューリングする(ステップ153〜158)。次いで、番組編成装置5は、そのスケジューリングに従って、放送番組蓄積サーバ4から番組Aまたは番組Bのいずれかの番組を読み出し、番組C2として番組送出装置6から放送回線に送出する(ステップ159)。
【0031】
なお、上述した図5〜図8のフローチャートに示す番組放送処理は、ラジオ番組やインターネット放送等で、放送する曲のリクエストを自動的に処理する場合にも同様に適用可能である。
【0032】
なお、上述した図2の番組編成装置5に電子番組表の自動生成機能を備え、番組編成装置5が上記図7、図8に示すような番組スケジューリングによる同様の番組群に関し、適時に番組表を更新して放送またはインターネット等の通信手段で視聴者へ提供することも可能である。
【0033】
なお、上述した図3〜図8の番組放送処理において、視聴装置20は放送装置10から通信回線を介して受信する視聴者情報の取得要求に応じて、視聴者情報を放送装置10へ通信回線を介して送信しても良く、あるいは視聴装置20から放送装置10へ自立的に視聴者情報を送信するものであっても良い。
【0034】
また、図3〜図8に示す番組放送システムの各番組放送処理を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより番組放送処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0035】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0036】
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、視聴者個人の特性に合わせた番組放送のインタラクティブ性と、視聴者全員で同一の番組を視聴するという番組放送の同時性とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による番組放送システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す放送装置10の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示す番組放送システムにおける番組放送処理の流れを示す第1のフローチャートである。
【図4】 図1に示す番組放送システムにおける番組放送処理の流れを示す第2のフローチャートである。
【図5】 図1に示す番組放送システムにおける番組放送処理の流れを示す第3のフローチャートである。
【図6】 図1に示す番組放送システムにおける番組放送処理の流れを示す第4のフローチャートである。
【図7】 図1に示す番組放送システムにおける番組放送処理の流れを示す第5のフローチャートである。
【図8】 図1に示す番組放送システムにおける番組放送処理の流れを示す第6のフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信装置
2 視聴者情報管理DB
3 放送条件管理DB
4 放送番組蓄積サーバ
5 番組編成装置
6 番組送出装置
10 放送装置
20 視聴装置

Claims (13)

  1. 放送回線を介して番組を放送する放送装置において、
    通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、
    前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、
    複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、
    前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する放送装置であり、
    前記番組編成手段は、番組が番組シーンから構成され、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組シーンから該放送条件に該当する番組シーンを、実際に放送する番組シーンとして決定することを特徴とする放送装置。
  2. 放送回線を介して番組を放送する放送装置において、
    通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、
    前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、
    複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、
    前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する放送装置であり、
    前記番組編成手段は、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を実際に放送する番組として放送前に決定することを特徴とする放送装置。
  3. 放送回線を介して番組を放送する放送装置において、
    通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、
    前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、
    複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、
    前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する放送装置であり、
    前記番組編成手段は、過去に前記視聴者情報記憶手段に記憶された個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を現在以降に放送する番組として決定することを特徴とする放送装置。
  4. 前記視聴者情報は、視聴者の居住地域、嗜好、年齢、性別、視聴放送種別、収入、既婚/未婚、職業、職歴、学校および学年、学歴、又は家族構成の内、いずれかあるいは複数の情報であることを特徴とする請求項1、2,3いずれかの項に記載の放送装置。
  5. 前記放送回線は、地上波放送もしくは衛星放送もしくはケーブル放送の内、いずれかの放送回線であることを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれかの項に記載の放送装置。
  6. 前記放送回線は、ラジオ放送回線であることを特徴とする請求項に記載の放送装置。
  7. 前記放送回線は、インターネット放送回線であることを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれかの項に記載の放送装置。
  8. 放送回線を介して番組を放送する放送装置と、前記放送回線を介して番組を受信し視聴するための視聴装置とを具備する番組放送システムにおいて、
    前記視聴装置は、
    通信回線を介して前記放送装置へ、視聴希望番組を指定しない視聴者情報を送信する手段を具備し、
    前記放送装置は、
    前記通信回線を介して前記視聴装置から個々の視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、
    前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、
    複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、
    前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する番組放送システムであり、
    前記番組編成手段は、番組が番組シーンから構成され、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組シーンから該放送条件に該当する番組シーンを、実際に放送する番組シーンとして決定することを特徴とする番組放送システム。
  9. 放送回線を介して番組を放送する放送装置と、前記放送回線を介して番組を受信し視聴するための視聴装置とを具備する番組放送システムにおいて、
    前記視聴装置は、
    通信回線を介して前記放送装置へ、視聴希望番組を指定しない視聴者情報を送信する手段を具備し、
    前記放送装置は、
    前記通信回線を介して前記視聴装置から個々の視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、
    前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、
    複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、
    前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する番組放送システムであり、
    前記番組編成手段は、前記統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を実際に放送する番組として放送前に決定することを特徴とする番組放送システム。
  10. 放送回線を介して番組を放送する放送装置と、前記放送回線を介して番組を受信し視聴するための視聴装置とを具備する番組放送システムにおいて、
    前記視聴装置は、
    通信回線を介して前記放送装置へ、視聴希望番組を指定しない視聴者情報を送信する手段を具備し、
    前記放送装置は、
    前記通信回線を介して前記視聴装置から個々の視聴者情報を取得する視聴者情報取得手段と、
    前記視聴者情報取得手段によって取得された視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶手段と、
    複数の番組を予め蓄積する番組蓄積手段と、
    前記番組蓄積手段に蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する放送条件記憶手段と、
    前記視聴者情報記憶手段に記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される放送条件とに基づいて、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成手段と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する番組送出手段とを具備する番組放送システムであり、
    前記番組編成手段は、過去に前記視聴者情報記憶手段に記憶された個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記放送条件記憶手段に記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記番組蓄積手段に蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を現在以降に放送する番組として決定することを特徴とする番組放送システム。
  11. 放送回線を介して番組を放送する放送装置における番組放送処理を行うための番組放送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記番組放送プログラムは、
    通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する処理と、
    前記取得された視聴者情報を記憶する処理と、
    複数の番組を予め蓄積する処理と、
    前記蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する処理と、
    前記記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される放送条件とに基づいて、前記蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成処理と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する処理とをコンピュータに実行させ、
    前記番組編成処理において、番組が番組シーンから構成され、前記統計処理された視聴者情報と前記記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記蓄積される複数の番組シーンから該放送条件に該当する番組シーンを、実際に放送する番組シーンとして決定することを特徴とすることを特徴とする番組放送プログラムを記録した記録媒体。
  12. 放送回線を介して番組を放送する放送装置における番組放送処理を行うための番組放送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記番組放送プログラムは、
    通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する処理と、
    前記取得された視聴者情報を記憶する処理と、
    複数の番組を予め蓄積する処理と、
    前記蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する処理と、
    前記記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される放送条件とに基づいて、前記蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成処理と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する処理とをコンピュータに実行させ、
    前記番組編成処理において、前記統計処理された視聴者情報と前記記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を実際に放送する番組として放送前に決定することを特徴とする番組放送プログラムを記録した記録媒体。
  13. 放送回線を介して番組を放送する放送装置における番組放送処理を行うための番組放送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    前記番組放送プログラムは、
    通信回線を介して個々の視聴装置から視聴希望番組を指定しない視聴者情報を取得する処理と、
    前記取得された視聴者情報を記憶する処理と、
    複数の番組を予め蓄積する処理と、
    前記蓄積される番組を放送するための放送条件を予め記憶する処理と、
    前記記憶される個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される放送条件とに基づいて、前記蓄積される複数の番組から放送する番組を決定する番組編成処理と、
    前記視聴装置全体に対して、前記決定した番組編成内容に基づいた同一の番組を放送する処理とをコンピュータに実行させ、
    前記番組編成処理において、過去に前記記憶された個々の視聴者情報を視聴者全体の傾向を把握するために統計処理し、該統計処理された視聴者情報と前記記憶される番組シーンの放送条件とが一致した場合に、前記蓄積される複数の番組から該放送条件に該当する番組を現在以降に放送する番組として決定することを特徴とする番組放送プログラムを記録した記録媒体。
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