JP3753118B2 - サービス提供方法及びそれに用いる携帯端末、外部端末並びにサービス提供プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はサービス提供方法及びそれに用いる携帯端末、外部端末並びにサービス提供プログラムに係り、特に携帯端末を用いてロイヤルティサービスを外部端末に提供するサービス提供方法及びそれに用いる携帯端末、外部端末並びにサービス提供プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話の普及に伴い、磁気カードやICカードなどを用いて、会員証、ポイントカード、クーポンなどのロイヤルティサービスを提供する代わりに、携帯電話を用いてそれらのサービスを提供するシステムが増えている。この場合、携帯電話にロイヤルティサービスに関連する情報(例えば、ポイント数)を記憶するだけでなく、表示手段を持つという携帯電話の利点を生かし、サービスに付随するメッセージや操作メニューなどの表示を行うことも考えられる。
【0003】
このような携帯電話ロイヤルティサービスを提供するには、メニュー等の表示機能と、店頭の端末との通信機能を有する専用のプログラムを、Java(登録商標)アプリケーションなどとしてサービス提供者が用意し、それを利用者が携帯電話にダウンロードする方法が一般的である(特許文献1参照)。
【0004】
この特許文献1記載の従来のサービス提供方法では、携帯電話の記憶装置としてICカードを用いてポイントサービスを提供し、携帯電話に組み込まれたポイント表示手段により、ポイントを表示する方法が示されている。ここで、ポイント表示手段は、ICカードの特定の場所からポイント情報を読み取り、文字情報に変換し、更に「現在のポイントは」などというメッセージを付加して画面に表示するという、特定のポイントサービスに特化した機能を持っていることが容易に推測できる。これは上記のJava(登録商標)アプリケーションに相当するものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−15196号公報(第10頁、図14)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、画面表示や通信処理を特定のサービスに特化した処理モジュールにより表現する上記の従来のサービス提供方法では、サービスの内容を変更したり、メニュー構成などを変更するには、サービス提供者がプログラムを修正し、更に利用者がプログラムを携帯電話にダウンロードし直す必要があり、サービス提供者側のプログラムの開発コストや、ユーザの操作の手間や通信料の負担が大きくなるという問題がある。
【0007】
また、複数のサービス提供者が異なるサービスを提供する場合、利用者はそれぞれのサービス専用の、異なるプログラムを携帯電話にダウンロードする必要がある。しかし、一般に携帯電話は記憶容量に制限があり、あまり多くのプログラムをダウンロードできないという問題もある。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、携帯端末に記憶された情報を用いるロイヤルティサービスにおいて、携帯端末のプログラムを変更することなく、サービス内容の変更を可能とするサービス提供方法及びそれに用いる携帯端末、外部端末並びにサービス提供プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の他の目的は、記憶容量の少ない携帯端末で、より多くのロイヤルティサービスを提供可能とするサービス提供方法及びそれに用いる携帯端末、外部端末並びにサービス提供プログラムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、第1の発明のサービス提供方法は、サービス関連情報及びサービス定義を記憶し、サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末に対して、外部端末により所定のサービスを提供するサービス提供方法であって、携帯端末と外部端末との間で通信路を設定して通信を開始する第1のステップと、外部端末から送信されたクライアント識別情報に基づき、携帯端末がサービス定義を参照して認証を行い、その結果を外部端末へ送信する第2のステップと、認証が正常なときは、外部端末が予め定められた手順に従って提供するサービスを実現するための処理を行うと共に、提供するサービス内容に対応した操作要求を携帯端末に送信する第3のステップとを含み、第3のステップの操作要求には、ページ情報の操作要求が含まれることを特徴とする。
【0011】
この発明では、サービス関連情報及びサービス定義を記憶している携帯端末に対して、外部端末からの提供するサービス内容に対応した操作要求の操作を携帯端末が行う。
【0012】
また、上記の目的を達成するため、第2の発明のサービス提供方法は、サービス関連情報及び複数の異なるサービス定義を記憶し、サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末に対して、外部端末により所定のサービスを提供するサービス提供方法であって、携帯端末と外部端末との間で通信路を設定して通信を開始する第1のステップと、外部端末が、予め組み込まれた該外部端末に定められたサービス識別情報を携帯端末へ送信する第2のステップと、外部端末から送信されたサービス識別情報を受信して、複数の異なるサービス定義の中から受信した該サービス識別情報に対応した一のサービス定義を選択する第3のステップと、外部端末から送信されたクライアント識別情報に基づき、携帯端末が第3のステップで選択した一のサービス定義を参照して認証を行い、その結果を外部端末へ送信する第4のステップと、認証が正常なときは、外部端末が予め定められた手順に従って提供するサービスを実現するための処理を行うと共に、提供するサービス内容に対応した操作要求を携帯端末に送信する第5のステップとを含み、第5のステップの操作要求には、ページ情報の操作要求が含まれることを特徴とする。この発明では、サービス関連情報及び複数の異なるサービス定義を記憶し、サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末に対して、外部端末からの提供するサービス内容に対応した操作要求の操作を携帯端末が行う。
【0013】
また、上記の目的を達成するため、第3の発明のサービス提供方法は、少なくともサービス関連情報を記憶する携帯端末に対して、外部端末により所定のサービスを提供するサービス提供方法であって、携帯端末と外部端末との間で通信路を設定して通信を開始する第1のステップと、外部端末が、予め組み込まれた外部端末に定められたサービス定義の登録要求を携帯端末へ送信する第2のステップと、外部端末から送信されたサービス定義の登録要求を受信して、受信したサービス定義を登録する第3のステップと、外部端末から送信されたクライアント識別情報に基づき、携帯端末が第3のステップで登録したサービス定義を参照して認証を行い、その結果を外部端末へ送信する第4のステップと、認証が正常なときは、外部端末が予め定められた手順に従って提供するサービスを実現するための処理を行うと共に、提供するサービス内容に対応した操作要求を携帯端末に送信する第5のステップとを含むことを特徴とする。この発明では、サービス関連情報を記憶している携帯端末に対して、外部端末からの提供するサービス内容に対応した操作要求の操作を携帯端末が行う。
【0014】
また、上記の目的を達成するため、第4の発明のサービス提供方法は、操作要求を受信した携帯端末が、その操作要求とサービス定義の中の操作許可情報とを比較して、受信した操作要求のうち外部端末に対して許可された操作を実行するステップを更に含むことを特徴とする。この発明では、サービス関連情報及び複数の異なるサービス定義を記憶している携帯端末に対して、あるいはサービス関連情報を記憶している携帯端末に対して、外部端末からの提供するサービス内容に対応した操作要求のうち、外部端末から送信されたサービス識別情報に応じて選択した一のサービス定義の中の操作許可情報で許可されている操作、あるいは外部端末から送信されたサービス定義の登録要求に応じて登録したサービス定義の中の操作許可情報で許可されている操作を携帯端末が行う。
【0015】
また、上記の目的を達成するため、第5の発明の携帯端末は、サービス関連情報を記憶する第1の記憶部と、外部端末から提供されるサービスの定義を記述したサービス定義を記憶する第2の記憶部と、外部端末と通信を行う通信手段と、第2の記憶部からサービス定義を読み出して、画面構成を示す情報であるページ情報を解釈するページ情報解釈手段と、表示部及び入力部を備えており、ページ情報解釈手段から受け取った解釈結果に基づく画像を表示部の画面に表示し、入力部の操作情報を受け付ける入出力制御手段と、第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、通信手段により受信された外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて第1の記憶部又は第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて第1の記憶部又は第2の記憶部の記憶情報を外部端末へ送信する要求処理手段とを有する構成としたものである。
【0016】
この発明では、外部端末から受信したクライアント識別情報に対応するクライアント情報に含まれる操作許可情報に基づき操作を行う。この操作は、第1及び第2の記憶部の記憶情報の更新などである。
【0017】
また、上記の目的を達成するため、第6の発明の携帯端末は、第2の記憶部が外部端末から提供される複数の異なるサービスの定義を記述した複数の異なるサービス定義を記憶しており、通信手段により受信した外部端末からのサービスの識別情報に対応した一のサービス定義を、サービス選択手段により第2の記憶部に記憶されている複数のサービス定義の中から選択して読み出し、そのサービス定義が示す操作のうち、通信手段が外部端末から受信したクライアント識別情報に対応するクライアント情報に含まれる操作を行う。従って、この発明では、複数のサービス定義のうち、通信路を設定される外部端末のサービス定義を選択してサービスの提供を受けることができる。
【0018】
また、上記の目的を達成するため、第7の発明の携帯端末は、通信手段により受信された外部端末からの新規のサービス定義を第2の記憶部に記憶するサービス登録手段を更に有することを特徴とする。この発明では、携帯端末が新規のサービス定義を登録して外部端末から新規のサービスの提供を受けることができる。
【0019】
また、上記の目的を達成するため、第8の発明の携帯端末は、第2の記憶部からサービス定義を読み出し、通信手段が外部端末から受信したクライアント識別情報に対応するクライアント情報を選択する選択手段と、この選択手段により選択されたクライアント情報に含まれる操作許可情報に基づき、外部端末から要求された操作の可否を判定する操作可否判定手段を更に有し、要求処理手段は、操作可否判定手段の操作可の判定結果に応じて第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、通信手段により受信された外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて第1の記憶部又は第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて第1の記憶部又は第2の記憶部の記憶情報を外部端末へ送信することを特徴とする。
【0020】
この発明では、選択手段により選択されたクライアント情報に含まれる操作許可情報に基づき、外部端末から要求された操作の可否を判定する操作可否判定手段の判定結果に応じて第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、通信手段により受信された外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて第1の記憶部又は第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて第1の記憶部又は第2の記憶部の記憶情報を外部端末へ送信する。
【0021】
また、上記の目的を達成するため、第9の発明の外部端末は、サービス関連情報及びサービス定義を記憶し、サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末と通信を行う通信手段と、通信手段を介して携帯端末へクライアント識別情報を送信した後、通信手段を介して受信した携帯端末からの応答結果に基づき、予め決められた手順に従って所定のサービスを提供するための操作要求を通信手段を介して携帯端末へ送信するサービス関連情報処理手段とを有する構成としたものである。この発明では、外部端末は、携帯端末に対してページ情報の操作要求を含む所定のサービスを提供することができる。
【0022】
また、上記の目的を達成するため、第10の発明の外部端末は、サービス識別情報に応じて選択されるサービス関連情報及びサービス定義を記憶し、サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末と通信を行う通信手段と、予め組み込まれたサービス識別情報を通信手段を介して携帯端末へ送信した後、通信手段を介して携帯端末へクライアント識別情報を送信し、その後の通信手段を介して受信した携帯端末からの応答結果に基づき、予め決められた手順に従ってサービス識別情報が示す所定のサービスを提供するための操作要求を通信手段を介して携帯端末へ送信するサービス関連情報処理手段とを有する構成としたものである。この発明の外部端末は、上記の操作要求にはページ情報の操作要求が含まれ、携帯端末に対してサービス識別情報が示す所定のサービスを提供することができる。
【0023】
また、上記の目的を達成するため、第11の発明の外部端末は、サービス関連情報処理手段を、少なくともクライアント識別情報を送信する前に、所望のサービス定義の登録要求を通信手段を介して携帯端末へ送信する機能を有するようにしたものである。この発明では、携帯端末に対して新規なサービス定義の登録ができるので、外部端末が希望するサービスを携帯端末に対して提供することができる。
【0024】
また、上記の目的を達成するため、第12の発明のサービス提供プログラムは、サービス関連情報を記憶する第1の記憶部と、外部端末から提供されるサービスの定義を記述したサービス定義を記憶する第2の記憶部と、コンピュータを有し、外部端末から所定のサービス提供を受ける携帯端末のコンピュータプログラムであって、コンピュータにより、第5の発明の携帯端末の構成要素を実現させることを特徴とする。
【0025】
また、上記の目的を達成するため、第13の発明のサービス提供プログラムは、サービス関連情報を記憶する第1の記憶部と、外部端末から提供される複数の異なるサービスの定義を記述した複数の異なるサービス定義を記憶する第2の記憶部と、コンピュータを有し、外部端末から所定のサービス提供を受ける携帯端末のコンピュータプログラムであって、コンピュータにより、第6の発明の携帯端末の構成要素を実現させることを特徴とする。
【0026】
また、上記の目的を達成するため、第14の発明のサービス提供プログラムは、外部端末のコンピュータプログラムであって、コンピュータにより、第9の発明の外部端末の構成要素を実現させることを特徴とする。
【0027】
更に、上記の目的を達成するため、第15の発明のサービス提供プログラムは、外部端末のコンピュータプログラムであって、コンピュータにより、第10の発明の外部端末の構成要素を実現させることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態及び実施例について図面と共に説明する。ここで、以下の説明において、ロイヤルティサービスとは、主として会員証、ポイントカード、クーポンなどを指すが、本発明のサービス提供システムは、電子マネー、個人情報、医療情報など、携帯端末を情報の記憶・表示装置として使うものに応用可能であり、そのような情報を扱うものもロイヤルティサービスに含まれる。
【0029】
また、サービス関連情報とは、ロイヤルティサービスで扱われる、会員番号、ポイント情報、クーポン、レシート、店舗のPR情報、決済情報、名前や住所等の個人情報、医療情報などを指す。また、携帯端末と外部端末の間の通信手段としては赤外線、無線LAN、ブルーツース(Bluetooth)、非接触ICカード、公衆無線網などの無線通信のほか、接続ケーブルを利用した通信など、有線接続による通信であってもよい。
【0030】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、本発明の第1の実施の形態は、ロイヤルティサービスの利用者が操作する携帯端末1と、携帯端末1と通信を行う外部端末2とで構成される。
【0031】
携帯端末1は、ポイント数などのサービス関連情報を記憶するサービス関連情報記憶部101と、提供するロイヤルティサービスの定義を記述したサービス定義を記憶するサービス定義記憶部102と、サービス定義記憶部102からサービス定義を読み出してページ情報を解釈するページ情報解釈手段103と、表示部及びキーボード等の入力部を備えており、ページ情報解釈手段103から受け取った画面構成指示に基づいて画像を表示部の画面に表示し、利用者による入力部のボタン入力などの操作を受け付ける入出力制御手段104と、外部端末2と通信を行う通信手段105と、サービス定義記憶部102やサービス関連情報記憶部101に記憶されている情報に対する読み書きなどを行う要求処理手段106と、サービス定義記憶部102からサービス定義を読み出し、通信手段105が外部端末2から受信したクライアント識別情報に対応するクライアント情報を選択するクライアント情報選択手段107と、クライアント情報選択手段107により選択されたクライアント情報に含まれる操作許可情報に基づき、許可された操作要求のみを通信手段105から要求処理手段106に伝える操作可否判定手段108とで構成される。
【0032】
また、外部端末2は、携帯端末1と通信を行う通信手段201と、表示部の画面に画像を表示し、オペレータまたは利用者の入力部への操作を受け付ける入出力制御手段203と、通信手段201を経由して携帯端末1から受け取ったサービス関連情報、および入出力制御手段203で受け付けた操作に基づき、ロイヤルティサービスを提供するために必要な処理を行うサービス関連情報処理手段202とで構成される。外部端末2は、店員が操作する店舗のレジなどのほか、通常はオペレータの操作を必要としない、Webサーバや決済サーバなどであってもよい。この場合は、外部端末2は入出力制御手段203を持たない構成としてもよい。
【0033】
携帯端末1の要求処理手段106は、外部端末2からの要求に応じて、サービス関連情報記憶部101から読み出したサービス関連情報の外部端末2への送信、外部端末2から受け取ったサービス関連情報のサービス関連情報記憶部101への書き込み、外部端末2から受け取ったサービス定義のサービス定義記憶部102への書き込み、サービス定義記憶部102から読み出したサービス定義の外部端末2への送信、携帯端末1の入出力制御手段104に対する画面の切り替え指示、利用者が入出力制御手段104に対して行った入力操作内容の取得などの操作要求を受け付ける。
【0034】
なお、これらの操作は種々のロイヤルティサービスを実現する上で共通に用いられる要素機能的なものであり、ロイヤルティサービスの内容を変更しても、これらの操作は変更する必要がない程度に基本的な操作であることが望ましい。しかし、例えば公衆無線網を経由して特定のサーバからチケット情報を取得し、赤外線通信により外部端末2に転送するという複雑な操作など、特定のサービスに依存する操作を含んでいてもよい。
【0035】
サービス定義記憶部102に記憶されるサービス定義は、例えば図2に3で示すようなもので、1つまたは複数のクライアント情報が含まれている(図2の例では2つのクライアント情報301、302が含まれている)。また、1つまたは複数のページ情報と、サービス属性が含まれていてもよい(図2の例では2つのページ情報311、312と、1つのサービス属性300が含まれている)。サービス定義のサービス属性300には、サービス定義のバージョン番号など、当該サービスに共通の情報が含まれる。
【0036】
サービス定義3のクライアント情報301、302には、外部端末2と通信を行うときに外部端末2を識別するためのクライアント識別情報と、そのとき外部端末に許可する操作が記述されている(「許可しない操作」を記述してもよい)。通信手段105は、外部端末2からクライアント識別情報を受け取ると、クライアント情報選択手段107に送る。クライアント情報選択手段107は、サービス定義記憶部102に記憶されているサービス定義から、対応するクライアント情報を選択し、操作可否判定手段108に送る。外部端末2が要求する操作は、通信手段105を経由して操作可否判定手段108に送られ、クライアント情報に含まれる操作許可情報と比較することで、操作の可否を判定する。
【0037】
なお、パスワードや秘密鍵などの認証情報を個々のクライアント情報に含めておき、通信手段105が外部端末2からクライアント識別情報を受け取りクライアント情報選択手段107に送るとき、これらの認証情報も用いてそれが正しい外部端末であるかどうかを確認してもよい。さらに、クライアント情報に通信路を暗号化するための暗号鍵を含めておいてもよい。なお、各クライアントで共通の暗号鍵を用いる場合は、クライアント情報ではなく、サービス属性の方に暗号鍵を含めてもよい。
【0038】
サービス定義3のページ情報311、312には、画面を構成するために必要な情報が記述されており、ページ情報解釈手段103により解釈され、結果が入出力制御手段104に送られ、画面に表示される。ページ情報311、312には、携帯端末1の利用者が特定の操作を行ったときに、外部端末2との通信を開始させるよう指示する情報(下線部320)が含まれていてもよい。さらに、その情報に接続を許可する(あるいは接続を禁止する)クライアント識別情報(下線部321)が含まれていてもよい。これにより、利用者の操作に基づき、接続を許可する外部端末2を限定することができる。
【0039】
また、サービス定義記憶部102やサービス関連情報記憶部101は、ICカードなどの着脱可能な記憶装置に記憶されていてもよい。外部端末2のサービス関連情報処理手段202は、ロイヤルティサービスを提供するのに必要な処理を行う。また、サービス関連情報処理手段202は、オペレータや利用者の操作を入出力制御手段203から受け取った場合や、携帯端末1の通信が開始されたことを通信手段201が検出し、それを通知された場合に、処理を開始する。
【0040】
サービス関連情報処理手段202は、処理を開始すると、通信手段201を介して携帯端末1と通信し、クライアント識別情報を送信した後、サービス関連情報記憶部101に記憶されたサービス関連情報を読み出したり、サービス関連情報をサービス関連情報記憶部101に書き込んだり、画面を切り替えるなどの操作を携帯端末1の要求処理手段106に要求する。また、サービス関連情報処理手段202は、入出力制御手段203を介してオペレータや利用者にパスワード入力などの操作を要求してもよい。さらに、携帯端末1とは異なる、外部のサーバなど(例えばデータベース)と通信を行ってもよい。サービス関連情報処理手段202は、これらの操作を組み合わせることで、携帯端末1の利用者に対してロイヤルティサービスを提供する。
【0041】
次に、図1及び図3を参照して、本実施の形態の動作について詳細に説明する。ページ情報解釈手段103は、サービス定義記憶部102からサービス定義を読み出し、それに含まれるページ情報を解釈し、結果を画面構成表示として入出力制御手段104に送る。入出力制御手段104は、それに従って表示部の画面に画像を表示し、利用者による入力部のボタン入力などの操作を受け付ける。利用者が入出力制御手段104の入力部を操作し、異なるページへの移動を指示した場合には、ページ情報解釈手段103は指示されたページ情報を解釈し、それに基づき同様にして入出力制御手段104が表示部の画面に画像表示を行う。
【0042】
利用者が入出力制御手段104の入力部を操作し通信の開始を指示すると、通信が開始される(図3のステップS101)。このとき、外部端末2においても入出力制御手段203により通信開始が指示されると、通信が開始される(ステップS102)。これにより、携帯端末1と外部端末2が互いに通信が可能な状態となる(ステップS103)。
【0043】
次に、サービス関連情報処理手段202は、クライアント識別情報を携帯端末1に送信し(ステップS104)、通信手段105はクライアント情報選択手段107にクライアント識別情報を送り、クライアント情報選択手段107は、受信したクライアント識別情報に対応するクライアント情報をサービス定義記憶部102から読み出す(ステップS105)。このとき外部端末2からクライアント識別情報だけでなく、さらにパスワードや秘密鍵などの認証情報を受け取るなどして、より高度な認証を行ってもよい。これらの操作の結果は、通信手段105を介して外部端末2に通知される(ステップS106)。
【0044】
この後、サービス関連情報処理手段202は、予め決められた手順に従って、ロイヤルティサービスを実現するための処理を行う(ステップS152)。この過程においてサービス関連情報処理手段202は、外部端末2に記憶されているデータや外部のサーバなどにあるデータへのアクセス、携帯端末1の要求処理手段106が提供する種々の操作の要求などを行う。
【0045】
このとき、サービス関連情報処理手段202から携帯端末1に送られる操作要求は、通信手段201及び通信手段105を介して操作可否判定手段108に送信される。一方、クライアント情報選択手段107は、ステップS105で選択したクライアント情報を操作可否判定手段108に送る。操作可否判定手段108は、クライアント情報に含まれる操作許可情報を比較することで、外部端末2から要求された操作を処理してもよいかどうかを判定し、許可されている場合はその処理を行い、結果を通信手段105と通信手段201を介して、サービス関連情報処理手段202に通知する。必要な処理が完了すると、通信が切断される(ステップS107)。
【0046】
なお、以上の説明では携帯端末1と外部機器2の双方で通信開始の操作を行っているが、携帯端末1と外部機器2のどちらか一方で通信開始操作を行い、他方では相手からの接続要求があるかどうかをチェックし、接続要求があった場合に通信を開始するという方法も可能である。あるいは、明示的な通信開始操作は行わず、無線接続による通信を行う場合は互いの端末を通信可能な範囲内に接近させる操作を通信開始操作としてもよく、有線接続による通信を行う場合は互いの端末をケーブルなどで接続する操作を通信開始操作としてもよい。
【0047】
また、操作可否判定手段108が通信手段105を介して外部端末2から要求された操作の可否を判定し、操作可であるもののみを要求処理手段106に送るという、上記で説明した構成のほかに、要求処理手段106が通信手段105を介して外部端末2からの操作要求を直接受け取り、操作可否判定手段108に操作の可否を問い合わせ、操作可とされた場合のみ要求の処理を行うという構成も可能である。
【0048】
本実施の形態においては、サービス定義にクライアント情報を複数記述し、それぞれのクライアント(外部端末)に対して許可する操作内容を変えることができるため、例えば、あるロイヤルティサービスのサービス関連情報に複数の事業者がアクセスする必要がある場合には、それぞれの事業者が異なるクライアント識別情報を用いて操作を制限することで、安全性を高めることができる。
【0049】
なお、以上の説明では、クライアント情報には操作許可情報が記述されており、それに基づいて操作可否判定手段108が外部端末2から要求された操作を処理するかどうかを決定するものとしているが、一方でクライアント情報に操作許可情報を含めず、外部端末2に全ての操作を許可する場合も考えられる。この場合、例えば操作可否判定手段108は、クライアント情報選択手段107が外部端末2からクライアント識別情報を受け取り、認証が完了している場合にのみ、通信手段105を介して受け取った外部端末2の操作要求を要求処理手段106に伝える。あるいは、携帯端末1は操作可判定手段108を含まない構成とし、通信手段105を介して受け取った外部端末2の操作要求をそのまま要求処理手段106に伝え、要求処理手段106は、クライアント情報選択手段107が外部端末2からクライアント識別情報を受け取り認証が完了している場合にのみ、要求された操作を行うというような構成とすることもできる。
【0050】
(第1の実施例)
次に、図1、図2及び図4から図7を参照して、第1の実施の形態の実施例(第1の実施例)を説明する。本実施例はコンビニエンスストアなどの小売店におけるポイントサービスであり、サービスの利用者である顧客が所有する携帯電話を用いる。利用者は予め図1の携帯端末1を実現するプログラムをダウンロードするなどの方法で本サービス提供システムを携帯電話1aに組み込んでいるものとする。
【0051】
携帯電話1aのサービス定義記憶部102には、予め図2に示すサービス定義3が記憶されているものとする。ここでは、ページ情報311、312の記述にはHTML(Hyper Text Markup Language)に似たページ記述言語を利用している。さらに本実施例では、サービス関連情報記憶部101は複数のサービス関連情報を記憶することができ、それぞれに識別番号(ID)をつけて管理している。ポイント情報はID=0で参照されるサービス関連情報に記憶されているものとする。また、本実施例において要求処理手段106は、サービス関連情報記憶部101に対する読み書き(追加と削除も含む)、サービス定義内のページ情報の更新(追加と削除も含む)、サービス定義の更新、サービス定義のバージョン情報の読み出しを受け付ける。
【0052】
また、本実施例においては外部端末2としてレジ2aを使用する。このレジ2aは、サービス関連情報処理手段202として以下に説明するポイントサービスを実現するプログラムが組み込まれているとする。
【0053】
まず、ポイントサービスの利用者がレジ2aで精算を行うとき、図1の携帯端末1と同一構成の携帯電話1aを操作してシステムを起動すると、ページ情報解釈手段103がサービス定義記憶部102からサービス定義を読み出し、PageID=1のページ情報(「PageID Value=“1”」と書いてあるもの)を解釈し、結果を入出力制御手段104に送ることで、図4のメインメニュー900が入出力制御手段104の表示部の画面に表示される。ここで、利用者が携帯電話1aの入出力制御手段104の入力部を操作して通信開始を指示する、図4のメインニュー中のボタン901を選択すると、入出力制御手段104が通信手段105に通信開始を指示し、通信が開始される(図5のステップS201)
このとき、店舗の店員が図1の外部端末2と同一構成のレジ2aの入出力制御手段203の入力部のボタンを操作して通信開始を指示すると、入出力制御手段203がサービス関連情報処理手段202に通信開始を指示し、レジ2aの通信が開始される(ステップS202)。これにより、携帯電話1aとレジ2aが互いに通信可能な状態となる。
【0054】
次に、レジ2a内のサービス関連情報処理手段202は、予めレジ2aに組み込まれたクライアントID(1234とする)とその他の認証情報を携帯電話1aに送信し(ステップS204)、携帯電話1aの通信手段105はクライアント情報選択手段107に受信したクライアントIDと認証情報を送る。クライアント情報選択手段107は受信したクライアントIDに対応するクライアント情報301(図2)をサービス定義記憶部102から読み出し、認証を行う(ステップS206)。認証が正常に完了すると、携帯電話1aはレジ2aに結果を通知する(ステップS206)。
【0055】
次に、レジ2a内のサービス関連情報処理手段202は、ポイント情報を送信側の携帯電話1aから読み出すため、携帯電話1aにID=0のサービス関連情報の読み出し要求を行う(ステップS207)。携帯電話1aは内部の通信手段105によりレジ2aから受信した上記の読み出し要求を操作可否判定手段108に送り、そこでクライアント情報選択手段107から受け取ったクライアント情報301に含まれる操作許可情報に基づいて操作の可否が判定される。
【0056】
ここでは、クライアント情報301に含まれる操作許可情報は操作が可を示しているので、操作可否判定手段108はその旨を要求処理手段106に送る。これにより、要求処理手段106は、サービス関連情報記憶部101からID=0のサービス関連情報を読み出し(ステップS208)、通信手段105を介してレジ2aに送り返す(ステップS209)。
【0057】
次に、レジ2a内のサービス関連情報処理手段202は、予め決められた手順で、購入金額などに基づいてポイントの加算処理を行い(ステップS210)、新しいポイント情報をID=0のサービス関連情報として書き込むよう、サービス関連情報書き込み要求を携帯電話に送信する(ステップS211)。操作要求は同様にして通信手段105から操作可否判定手段108、要求処理手段106に送られ、操作が可であるのでサービス関連情報記憶部101にサービス関連情報を書きこみ(ステップS212)、正常に操作が行われたことをレジ2aに通知する(ステップS213)。
【0058】
更に、レジ2aでは、新しいポイント情報に基づいて、ポイント確認のためのページ情報313(図6)を生成し(ステップS214)、ページ情報書き込み要求とともに携帯電話1aに送信する(ステップS215)。なお、このページ情報313は携帯電話1aの入出力制御手段104の図6に示す画面910に対応するものである。ページ情報書き込み要求は、上記のサービス関連情報書き込み要求と同様にして通信手段105で受信された後、操作可否判定手段108を介して要求処理手段106に送られ、これによりサービス定義記憶部102に記憶されている、図2に示したサービス定義3のページ情報312を、図6に示したページ情報313に書き換える(ステップS216)。書き換え後に、携帯電話1aは正常に操作が行われたことをレジ2aに通知する(ステップS217)。
【0059】
以上でポイントサービスの処理は終了であり、サービス関連情報処理手段202が通信を切断するように通信手段201に指示し、レジ2aと携帯電話1aとの間の通信が切断される(ステップS218)。
【0060】
この後、利用者が携帯電話1aの入出力制御手段104の画面に表示されている図4に示したメインメニュー900からポイント確認902を選択すると、入出力制御手段104はPageID=2のページ情報を解釈するようにページ情報解釈手段103に指示する。ページ情報解釈手段103はサービス定義記憶部102からサービス定義を読み出し、PageID=2であるページ情報313(これは上記のステップS216で更新されたものである)を解釈し、結果を入出力制御手段104に送ることで、その画面に図6に示すポイント確認画像910が表示される。
【0061】
なお、上記の例ではポイント情報を確認するページ情報はサービス定義に含まれているが、サービス関連情報にページ情報を含める方法もある。例えば、上記のステップS212で、ポイント情報とページ情報を含む図7に示すサービス関連情報315を書き込むようにし、さらにサービス定義3のページ情報311の代わりに図7に示すページ情報314を用いる(ページ情報311との違いは、「ポイント確認」を押したときにPageID=2のページが表示される代わりに、ID=0のサービス関連情報に含まれるページ情報を表示する点である)。ページ情報解釈手段103は、図4に示したメインメニュー900のボタン902が押されると、サービス関連情報315のページ情報部分を解釈して画面に表示する。このようにすれば、ステップS215からS217の処理は不要となる。なお、この場合ページ情報312は不要である。
【0062】
以上、基本的なロイヤルティサービスの一つであるポイントサービスが本サービス提供システムによりどのように実現されるのかを説明した。
【0063】
次に、サービス内容を変更する場合の手順とシステム動作について、図1、図2、及び図8から図11を参照して説明する。ここでは、上記のポイントサービスに、割り引きクーポンサービスを追加し、クーポンの発行は店舗内の発券機8で、クーポンの利用はレジで行う場合を例に説明する。なお、発券機8は外部端末2と同じ構成であるとする。
【0064】
まず、サービス提供者は、図8に6で示すような、クーポンサービスを提供するためのサービス定義を作成し、レジ2a及び発券機8に記憶しておく。更に、レジ2aのサービス関連情報処理手段202に組み込まれているプログラムに、「携帯電話のサービス定義のバージョンをチェックし、古ければ新しいものに更新する。また、携帯電話にクーポンが入っているかどうかをチェックし、入っていれば購入金額を割り引く」という処理を追加する。
【0065】
ここで、クーポン情報はID=1のサービス関連情報として携帯電話1a内のサービス関連情報記憶部101に記憶するものとする。また、発券機8のサービス関連情報処理手段202には、「クーポンの発券操作が行われた場合に、携帯電話のサービス定義のバージョンをチェックし、古ければ新しいものに更新した上で、携帯電話にクーポンを送信する」という処理を行うプログラムを組み込んでおく。なお、携帯電話1aの利用者はサービス変更に際して準備を行う必要はない。
【0066】
次に、利用者が発券機8を操作してクーポンを取得する場合のシステムの動作を説明する。レジでのポイントサービス利用と同様に、携帯電話1aのプログラムを起動して通信開始作業を行い、同時に発券機8の発券ボタンを操作すると、携帯電話1aと発券機8が互いに通信可能な状態となり、認証が行われる(図9のステップS350)。
【0067】
発券機8のサービス関連情報処理手段202は、携帯電話1aのサービス定義記憶部102に記載されているサービス定義のバージョン情報の取得を要求する(ステップS301)。携帯電話1aの通信手段105は発券機8から受信したサービス定義のバージョン情報取得要求を操作可否判定手段108に送り、そこでクライアント情報選択手段107から受け取ったクライアント情報301(図2)に含まれる操作許可情報に基づいて操作の可否が判定される。ここでは操作が可であるので、操作要求を要求処理手段106に送り、要求処理手段106はサービス定義記憶部102からサービス定義のバージョン情報を読み出し(ステップS302)、発券機8に送り返す(ステップS303)。
【0068】
続いて、発券機8のサービス関連情報処理手段202は、携帯電話1aから受け取ったバージョン情報と、新しいサービス定義のバージョン情報とを比較し(ステップS304)、更新が必要であればサービス定義を更新するよう携帯電話1aに対して要求する(ステップS305)。このサービス定義の更新要求は、上記と同様にして携帯電話1aにおいて、通信手段105から操作可否判定手段108を介して要求処理手段106に送られ、ここでサービス定義記憶部102に記憶されているサービス定義を更新する(ステップS306)。
【0069】
更新が終了すると、携帯電話1aは正常に完了したことを発券機8に通知する(ステップS307)。なお、このとき、PageID=2のページ情報は更新せずそのままにしておく。
【0070】
続いて、発券機8のサービス関連情報処理手段202はクーポン情報(クーポンの種類を表す番号など)をID=1のサービス関連情報として書き込むよう、サービス関連情報書き込み要求を携帯電話1aに送信する(ステップS308)。サービス関連情報書き込み要求は上記と同様にして携帯電話1aにおいて通信手段105から操作可否判定手段108を介して要求処理手段106に送られ、操作が可であればサービス関連情報記憶部101に書き込み(ステップS309)、書き込み終了後にその旨を発券機8へ通知する(ステップS310)。
【0071】
この通知を受信すると、発券機8は続いてクーポンがあることを示す、図10に示すページ情報613をサービス関連情報処理手段202にて生成し(ステップS311)(または、ページ情報613は予め発券機8に記憶しておいてもよい)、そのページ情報613を携帯電話1aにページ情報書き込み要求と共に送信し、上記と同様にして携帯電話1a内のサービス定義記憶部102のページ情報の更新を行う(ステップS312、S313)。更新終了を携帯電話1aから発券機8に通知することで、発券機8と携帯電話1aとの間の通信が切断される(ステップS314、S315)。
【0072】
以上のようにして、サービスの定義を入れ替えることにより、携帯電話1aの画面には、図8に示すように、クーポン確認のためのボタン941が追加されたメニュー画像940が表示される。ここで利用者が上記のボタン941を押すと、ページ情報613に従って、携帯電話1aの画面にクーポン確認の画像960が表示される。
【0073】
次に、以上のようにして利用者が発券機8で取得したクーポンをレジ2aで利用する場合のシステムの動作を図11のフローチャートと共に説明する。利用者がレジで精算を行うとき、携帯電話1aのシステムを起動して通信開始操作を行い、レジ2aで店員がボタンを操作して通信開始を指示すると、携帯電話1aとレジ2aが互いに通信可能な状態となり、認証が行われる(図11のステップS450)。
【0074】
次に、サービス定義のバージョンチェックを行い、更新が必要であれば更新する(ステップS451)。なお、この例では、サービス定義はすでに発券機8で更新されているため、ここではサービス定義の更新は行われない。
【0075】
続いて、レジ2aのサービス関連情報処理手段202は携帯電話1aにクーポンがあるかどうかを調べるため、ポイント情報の取得と同様に、ID=1のサービス関連情報としてクーポン情報の取得を試みる(ステップS401、S402、S403)。続いて、レジ2aのサービス関連情報処理手段202は正しいクーポンが取得できたかどうか判断する(ステップS404)。
【0076】
正しいクーポンが取得できた場合は、続けて該サービス関連情報の削除を要求して携帯電話1a内に記憶されたクーポン情報を削除し(ステップS405、S406、S407)、さらにクーポンがないことを示すページ情報(図8のページ情報612と同じもの)を生成し(ステップS408)(または、このページ情報は予めレジ2a内に記憶しておいてもよい)、携帯電話1a内のページ情報の更新を行う(ステップS409、S410、S411)。
【0077】
一方、レジ2aのサービス関連情報処理手段202はステップS404で正しいクーポン情報が取得できなかった場合は、ステップS405からステップS411までの処理は行わない。
【0078】
ステップS411による完了通知後、又はステップS404で正しいクーポン情報が取得できなかった時は、レジ2aのサービス関連情報処理手段202は図5に示したステップS252と同様のポイント加算処理を行い(ステップS452)、その加算処理終了後にレジ2aと携帯電話1aとの間の通信を切断する(ステップS412)。
【0079】
この後、例えば利用者が携帯電話1aの表示部に表示された、図8に示すメニュー画面940でボタン941を押すと、携帯電話1aの表示部には図8に示すように、クーポン確認の画面950でクーポンがないことが表示される。
【0080】
以上、利用者の携帯電話のプログラムを変更することなく、サービス定義のみを入れ替えることでサービス内容を変更する方法を示した。なお、サービス定義に複数のクライアント情報を含めておき、認証を行うようにすれば、例えば、高度なセキュリティを保ったままサービス関連情報を複数の事業者で共有することができる。この例を以下に示す。
【0081】
図2のサービス定義3では、クライアントID=1234に対するクライアント情報301において、サービス関連情報の読み書きだけでなく、サービス定義の更新なども許可されている。一方、クライアントID=5678に対するクライアント情報302においては、サービス関連情報の読み書きだけが許可されている。
【0082】
この場合、例えば、このポイントサービスの主催者はクライアントID=1234で認証を行った上で携帯電話に対して自由な操作を行い、共同でポイントサービスを提供している他の事業者にはID=5678とその認証情報(パスワードなど)を通知しておけば、それらの事業者はポイントの読み書き以外の操作は行えないため、主催者の意に反してページ情報を書き換えるなどということができなくなる。このようにして、高度なセキュリティを実現することができる。
【0083】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図12は本発明の第2の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図12に示す本発明の第2の実施の形態は、携帯端末4がサービス選択手段109を備える点で、第1の実施の形態における携帯端末1とは異なる。
【0084】
また、本実施の形態において、サービス定義記憶部110は複数の異なるサービス定義を記憶しており、利用者の操作や外部端末2からの要求で、サービス選択手段109によりサービス定義を切り替えることで、各サービスに対応する機能を提供する。なお、サービス関連情報記憶部101は、各サービスに対して専用のサービス関連情報記憶領域を提供してもよく、この場合は同様にしてサービス選択手段109により、要求処理手段106がアクセス可能な記憶領域を切り替える。
【0085】
次に、図12及び図13を参照して、本実施の形態の動作のうち、第1の実施の形態と異なる部分について詳細に説明する。携帯端末4と外部端末2が通信を行うとき、図3のステップS150と同様にして、通信を開始する(図13のステップS550)。
【0086】
次に、外部端末2が予め組み込まれたロイヤルティサービスの識別情報を携帯端末4に送信すると(ステップS501)、携帯端末4は通信手段105でそれを受信してサービス選択手段109に送り、サービス定義記憶部110に記憶されている、対応するサービス選択手段109に送り、これによりサービス定義記憶部110に記憶されている複数のサービス定義の中から、対応する一のサービス定義を選択させると同時に、サービス関連情報記憶部101に対して、該サービス専用の領域へのアクセスを可能とする(ステップS502)。
【0087】
これらの操作が正常に完了すると、外部端末2に結果を通知する(ステップS503)。以降の処理は、第1の実施の形態のステップS151以降の処理と同様に、クライアント情報の選択と認証(ステップS551)、サービス関連情報処理(ステップS552)が順次に行われ、最終的に通信が切断される(ステップS504)。
【0088】
本実施の形態と第1の実施の形態の違いは、第1の実施の形態では1つのロイヤルティサービスしか提供しないのに対し、本実施の形態では、複数のサービス定義を提供できるという点である。
【0089】
(第2の実施例)
次に、図12及び図14から図16を参照して、第2の実施の形態の実施例(第2の実施例)を説明する。本実施例は、第1の実施例であるコンビニエンスストアなどの小売店におけるポイントサービスに加え、別のロイヤルティサービスとして、ビデオなどのレンタル店の会員証サービスの2つのサービスを、1台の携帯電話4aで提供するものである。
【0090】
利用者の携帯電話4aは携帯端末4と同じ構成であり、そのサービス定義記憶部110には、予め図14に示すサービス定義7と、図2に示したサービス定義3(但し、図14と同様にサービス属性の部分にサービスIDが記述されており、その値は12345678であるとする)が記憶されているものとする。また、外部端末2として、コンビニエンスストア又はレンタル店で使用されるレジ2bが使用される。
【0091】
まず、コンビニエンスストアにおいて利用者がレジで精算を行う場合のポイントサービスの動作について説明する。利用者が携帯電話4aのシステムを起動すると、図15に示すシステムのメインメニュー970が携帯電話4aの入出力制御手段104の表示部に表示される。
【0092】
ここで利用者が、このメインメニュー970のポイントサービスの選択用ボタン971を選択すると、サービス定義3のページ情報311に従って入出力制御手段104の表示部には図15に示すポイントサービスのメニュー画面980が表示される。以降は第1の実施例と同様に、利用者がこのポイントサービスのメニュー画面980中の通信開始ボタン981で通信開始操作を行い、また店員がレジ2bで通信開始のボタンを操作して通信開始を指示すると、携帯電話4aとレジ2bとの間で通信が開始される(図16のステップS650)。
【0093】
なお、図15に示すポイントサービスのメニュー画面980のメインメニュー選択用ボタン983は、ここではページ情報解釈手段103が自動的に付加したものであり、これを押すと携帯電話4aの画面が切り替わり、メインメニュー画面970が表示されるが、このボタン983をポイントサービスのサービス定義3のページ情報311に直接記述する方法もある。
【0094】
通信開始後、レジ2bのサービス関連情報処理手段202が、予めレジ2bに組み込まれたポイントサービスのID(12345678)を携帯電話4aに送信すると(ステップS601)、図12に示した構成の携帯電話4aは通信手段105でそれを受信してサービス選択手段109に送り、サービス定義記憶部110に記憶されている、ポイントサービスのサービス定義3を選択させる。同時に、サービス関連情報記憶部101ではポイントサービス専用の領域へのアクセスが可能となる(ステップS602)。これらの操作が正常に完了すると、レジ2bに結果を通知する(ステップS603)。
【0095】
このとき、携帯電話4aではポイントサービスのメニュー画面980のボタン981によって通信開始操作が行われているため、サービス選択手段109は、ステップS601においてレジ2bからポイントサービスのサービスID(=12345678)が送られてきた場合にのみ、サービス定義記憶部110の、対応するサービス定義(ここではサービス定義3)を選択させる。それ以外のサービスIDが送られてきた場合には要求を拒否し、ステップS603において要求が拒否された旨をレジ2bに通知する。
【0096】
なお、サービスIDと共に秘密鍵などの認証情報を(クライアント情報とは別に)サービス定義に記述しておき、上記の手順でサービスIDを送る時に、レジ2bと携帯電話4aの間でこれらの認証情報を用いて認証を行うようにしてもよい。
【0097】
これ以降は図5のステップS251と同様にしてクライアントの情報選択と認証が行われ(ステップS651)、続いて図9のステップS351と同様にしてサービス定義のバージョンチェックと更新が行われ(ステップS652)、更に図5のステップS252と同様にしてポイント情報の読み出しと更新が行われ(ステップS653)、最後に、レジ2bと携帯電話4aとの間の通信が切断される(ステップS604)。
【0098】
次に、同じ携帯電話をレンタル会員証として使う場合の動作について説明する。ポイントサービスと同様に、利用者が携帯電話4aのシステムを起動すると、携帯電話4aの入出力制御手段104の表示部に図15に示すメインメニュー970が表示される。その後、利用者がこのメインメニュー970中のレンタル会員証選択用ボタン972を押すと、図14に示すサービス定義7のページ情報711に従って、レンタル会員証のメニュー画面990が上記の表示部に表示される。
【0099】
利用者がこのメニュー画面990の中の通信開始用ボタン991で通信開始操作を行い、また店員がレジ2bで通信開始のボタンを操作して通信開始を指示すると、携帯電話4aとレジ2bとの間で通信が開始される(図16のステップS650)。その後、レジ2bのサービス関連情報処理手段202が、予めレジ2bに組み込まれたレンタル会員証のID(87654321)を携帯電話4aに送信すると(ステップS601)、携帯電話4a内のサービス選択手段109によりサービス定義記憶部110からサービス定義7が選択され、認証が行われる(ステップS602)。
【0100】
その後の処理は、ポイント情報を読み書きするする代わりに、会員番号を読み出す処理などが行われるが、基本的にポイントサービスの処理と同様である(ステップS603、S651、S652、S653、S604)。
【0101】
なお、上記の例では、店頭でのサービス利用時に、利用者が自ら携帯電話4aのメインメニュー970のボタン971又は972を操作して、利用したいサービスを選択した上で通信開始の操作を行っているが、利用したいサービスにかかわらず、利用者はメインメニュー970のボタン973を押すだけとしてもよい。この場合は、サービス選択手段109は、ステップS601においてレジ2bから送られてきた如何なるサービスIDについても拒否することなく、サービス定義記憶部110に記憶されている、対応するサービス定義を選択させる。
【0102】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図17は本発明の第3の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図12と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図17に示す第3の実施の形態は、携帯端末5がサービス登録手段111と暗号鍵記憶部112を備える点で、第2の実施の形態における携帯端末4とは異なる。
【0103】
第3の実施の形態において、サービス登録手段111は、外部端末2からの要求に応じて、新規のサービス定義を外部端末2から受け取り、サービス定義記憶部110に登録する。このとき、サービス登録手段111において外部端末2を認証し、許可をされたサービス提供者の外部端末のみがサービス定義の登録を行えるようにしてもよい。
【0104】
また、暗号鍵記憶部112を設けて、このときの通信路を暗号化することもできる。暗号鍵記憶部112には、サービス定義を登録する際に用いる一つまたは複数の暗号鍵が記憶されており、そのうち一つの暗号鍵を利用して暗号化が行われる。
【0105】
本実施の形態と第2の実施の形態の違いは、第2の実施の形態では、サービスの定義は予め登録されているものを利用したが(サービス定義の更新は可能であった)、本実施の形態では、サービス定義を新規に登録することができるという点である。更に、暗号鍵記憶部112に記憶された暗号鍵を用いて通信路を暗号化することで、サービス定義に認証情報や通信路の暗号化のための暗号鍵などの重要な情報が含まれる場合でも、安全にサービス定義を登録できる。
【0106】
なお、暗号鍵の組み込みは、携帯端末5の製造または出荷時に組み込む方法、ICカードなどの安全で着脱可能な記憶装置に記憶しておき、それを利用者に配布して携帯端末5に挿入して使用する方法、暗号化された安全な通信経路を利用して外部から組み込む方法などがある。最後の方法は、例えばSSL(Secure Socket Layer)と呼ばれる安全な通信路を公衆無線網において確保する機能が携帯端末5で提供されている場合に利用可能である。
【0107】
このように暗号鍵を携帯端末5内に持っておくことの利点は、記憶容量の限られた携帯電話などでは実装の難しい、SSLなどの動的な暗号鍵の交換に基づく高度な暗号方式を用いずに、よりプログラムサイズの小さな暗号化方式でも、安全な通信路を実現できるという点である。なお、サービス定義の登録後は、これらのサービス定義の登録用の暗号鍵とは異なる、サービス定義に記述された、各事業者が独自に管理する暗号鍵を通信路の暗号化に用いることができる。
【0108】
(第3の実施例)
次に、図17から図19を参照して、第3の実施の形態の実施例(第3の実施例)を説明する。本実施例は、利用者が予めプログラムを携帯電話にダウンロードするなどの方法で、本サービス提供システムが組み込まれた携帯電話5aを持っており、コンビニエンスストアなど、本システムを利用したロイヤルティサービスとしてポイントサービスを実施している店舗においてサービス定義を携帯電話5aに登録することで、サービスに加入する例を説明したものである。
【0109】
まず、店舗で利用者がレジ2bで精算を行う時に、ポイントサービスに加入する場合の動作について説明する。なお、レジ2bは外部端末2と同一構成であり、予めポイントサービス用のサービス定義(例えば図2のサービス定義3)が記憶されているものとする。
【0110】
利用者が携帯電話5aのプログラムを起動すると、図17に示した構成の携帯電話5aの入出力制御手段104の表示部に図18に示すメインメニュー920が表示される。ここで利用者が、メインメニュー920中の通信開始ボタン921を選択すると通信が開始され、また店員がレジ2bで通信開始ボタンを操作してサービス定義の登録のための通信開始を指示すると、通信が開始される(図19のステップS750)。このステップS750は図5のステップS250と同じ動作である。
【0111】
その後、レジ2bのサービス関連情報処理手段202が、予めレジ2bに準備されているポイントサービスのサービス定義の登録を携帯電話5aに要求すると(ステップS701)、携帯電話5aは通信手段105でそれを受信してサービス登録手段111に送り、サービス登録手段111により受信サービス定義をサービス定義記憶部110に記憶し(ステップS702)、結果を送信元のレジ2bに通知する(ステップS703)。最後に、携帯電話5aとレジ2bとの間の通信が切断される(ステップS704)。
【0112】
これ以降は、第2の実施例と同様にして、利用者はレジ2bでポイントサービスを受けることができるようになる。なお、上記の例では、ステップS704で一度通信が切断されるが、切断せずにそのままポイントサービスの通信(図16のステップS601以降)を行ってもよい。また、携帯電話5aのサービス定義記憶部110にサービス定義が登録されているか否かに関らず、先に図16のステップS650、S601、S602、S603を実行し、ステップS603でポイントサービスのサービス定義が登録さていないという旨の通知を受け取った場合にのみ、図19のステップS701からS703を実行して、自動的にサービス定義を登録するようにしてもよい。他のサービス提供者のロイヤルティサービスに参加する場合も、上記と同様にしてサービス定義を登録し、サービスに参加できる。
【0113】
次に、暗号鍵を用いて通信路を暗号化し、安全にサービス定義を登録する手順を図20と共に説明する。図20において、例えば図17に示した携帯端末5にはサービス提供システムの管理者9が決めた複数の暗号鍵(801、802、803)が組み込まれており(ステップS801)、そのうち暗号鍵A(801)はポイントサービスの事業者Aに、暗号鍵B(802)はレンタル会員証サービスの事業者Bに、それぞれ事前に配布してあるものとする(ステップS802、S803)。
【0114】
この状態において、利用者がサービス事業者Aのポイントサービスに参加をする場合は、事業者Aのレジはまず暗号鍵A(801)を使用して通信路を暗号化することを携帯端末5に通知した後(ステップS804)、暗号鍵Aで通信路を暗号化してサービス定義を携帯端末5に登録する(ステップS805)。また、利用者がサービス事業者Bのサービスに参加する場合は、同様に事業者Bのレジはまず暗号鍵B(802)を使用して通信路を暗号化することを携帯端末5に通知した後(ステップS806)、暗号鍵Bで通信路を暗号化してサービス定義を携帯端末5に登録する(ステップS807)。
【0115】
いずれの場合も、事業者毎に異なる暗号鍵を配布することで、暗号鍵が他の事業者やそれ以外の第三者に知られない限りは、サービス定義の登録時に途中の通信路を傍受しても通信内容は復号できず、サービス定義の内容が漏れることはない。万一、暗号鍵が第三者に知られた場合でも、当該事業者以外は異なる暗号鍵を用いているため、割り当てられた暗号鍵をそのまま使用し続けることができ、漏洩した暗号鍵を使用していた当該事業者も、通信を傍受される前であれば、サービス登録のために用いる暗号鍵を別のもの(図20の例では暗号鍵C(803)に変更すれば、引き続きサービス定義の登録を安全に行うことができる。
【0116】
なお、サービス事業者数よりも多い暗号鍵を予め携帯端末5に登録しておけば、上記の過程において、利用者の携帯端末5に登録された暗号鍵の変更や追加を行う必要はないため、利用者に余計な負担をかけることはない。
【0117】
なお、以上の実施の形態において、サービス関連情報記憶部101及びサービス定義記憶部102以外の携帯端末1、4又は5内の各手段をコンピュータにより実現させることが可能である。
【0118】
また、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図17に示した第3の実施の形態では、第2の実施の形態の携帯端末の構成にサービス登録手段111と暗号鍵記憶部112とを備える携帯端末5を使用するように説明したが、第1の実施の形態の携帯端末の構成にサービス登録手段111と暗号鍵記憶部112とを備える携帯端末を使用することもできる。
【0119】
また、以上の実施の形態では、携帯端末1、4、5にはクライアント情報選択手段107及び操作可否判定手段108を有しているが、これらは必ずしも必要ではなく、また、外部端末2はWebサーバ等の場合、入出力制御手段203は不要である。
【0120】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、サービス関連情報及びサービス定義を記憶している携帯端末に対して、外部端末からの提供するサービス内容に対応した操作要求のうち、サービス定義の中の操作許可情報で許可されている操作を携帯端末が行うことにより、外部端末により携帯端末に対してサービスを提供することができる。
【0121】
また、本発明によれば、外部端末からの提供するサービス内容に対応した操作要求のうち、外部端末から送信されたサービス識別情報に応じて選択した一のサービス定義の中の操作許可情報で許可されている操作を携帯端末が行うようにしたため、サービス(ロイヤルティサービス)の内容に依存するのはサービス定義と外部端末であり、携帯端末の構成はサービスの内容には依存しないため、上記の外部端末が送信する操作要求により携帯端末のサービス定義を書き換えることで、携帯端末の構成を変更することなく、サービスの内容を変更することができる。
【0122】
また、本発明によれば、サービス関連情報を記憶している携帯端末に対して、外部端末からの提供するサービス内容に対応した操作要求のうち、外部端末から送信されたサービス定義の登録要求に応じて登録したサービス定義の中の操作許可情報で許可されている操作を携帯端末が行うことにより、携帯端末が個々のサービスを実現するために保持する情報はサービス定義だけであるため、各サービス毎に専用のプログラムを携帯端末に組み込む必要がある従来技術と比較して、記憶容量の少ない携帯端末でも、より多くのサービスを提供することができる。
【0123】
更に、本発明によれば、携帯端末内に予め一又は複数の暗号鍵を記憶しており、そのうちの一つの暗号鍵を用いて新規のサービス定義を暗号化して第2の記憶部に記憶させる暗号鍵記憶部を有する構成としたため、記憶容量の限られた携帯端末において実装の困難な動的な暗号鍵の交換に基づく高度な暗号化方式を用いることなく、安全な通信路を実現でき、安全にサービス定義を登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図である。
【図2】サービス定義の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作説明用フローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例での携帯電話のメニュー画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施例での動作説明用フローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例において携帯電話に送信されるページ情報の一例を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例において携帯電話に送信されるページ情報の他の例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例においてサービス内容を変更した場合のサービス定義を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例においてクーポンを発券する場合の動作を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施例においてクーポンの内容を表すページ情報を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施例においてクーポンを利用する場合の動作説明用フローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態のブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施例の動作説明用フローチャートである。
【図14】第2のサービス定義の例を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例での携帯電話のメニュー画面の一例を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施例の動作説明用フローチャートである。
【図17】本発明の第3の実施の形態のブロック図である。
【図18】本発明の第3の実施例での携帯電話のメニュー画面の一例を示す図である。
【図19】本発明の第3の実施例の動作説明用フローチャートである。
【図20】本発明の第3の実施例での暗号鍵を用いる場合の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1、4、5 携帯端末
1a、4a、5a 携帯電話
2 外部端末
2a、2b レジ
3、6、7 サービス定義
8 発券機
101 サービス関連情報記憶部
102、110 サービス定義記憶部
103 ページ情報解釈手段
104、203 入出力制御手段
105、201 通信手段
106 要求処理手段
107 クライアント情報選択手段
108 操作可否判定手段
109 サービス選択手段
111 サービス登録手段
112 暗号鍵記憶部
202 サービス関連情報処理手段

Claims (15)

  1. サービス関連情報及びサービス定義を記憶し、前記サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末に対して、外部端末により所定のサービスを提供するサービス提供方法であって、
    前記携帯端末と前記外部端末との間で通信路を設定して通信を開始する第1のステップと、
    前記外部端末から送信されたクライアント識別情報に基づき、前記携帯端末が前記サービス定義を参照して認証を行い、その結果を前記外部端末へ送信する第2のステップと、
    前記認証が正常なときは、前記外部端末が予め定められた手順に従って提供するサービスを実現するための処理を行うと共に、提供するサービス内容に対応した操作要求を前記携帯端末に送信する第3のステップと
    を含み、前記第3のステップの操作要求には、前記ページ情報の操作要求が含まれることを特徴とするサービス提供方法。
  2. サービス関連情報及び複数の異なるサービス定義を記憶し、前記サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末に対して、外部端末により所定のサービスを提供するサービス提供方法であって、
    前記携帯端末と前記外部端末との間で通信路を設定して通信を開始する第1のステップと、
    前記外部端末が、予め組み込まれた該外部端末に定められたサービス識別情報を前記携帯端末へ送信する第2のステップと、
    前記外部端末から送信された前記サービス識別情報を受信して、前記複数の異なるサービス定義の中から受信した該サービス識別情報に対応した一のサービス定義を選択する第3のステップと、
    前記外部端末から送信されたクライアント識別情報に基づき、前記携帯端末が前記第3のステップで選択した一のサービス定義を参照して認証を行い、その結果を前記外部端末へ送信する第4のステップと、
    前記認証が正常なときは、前記外部端末が予め定められた手順に従って提供するサービスを実現するための処理を行うと共に、提供するサービス内容に対応した操作要求を前記携帯端末に送信する第5のステップと
    を含み、前記第5のステップの操作要求には、前記ページ情報の操作要求が含まれることを特徴とするサービス提供方法。
  3. 少なくともサービス関連情報を記憶する携帯端末に対して、外部端末により所定のサービスを提供するサービス提供方法であって、
    前記携帯端末と前記外部端末との間で通信路を設定して通信を開始する第1のステップと、
    前記外部端末が、予め組み込まれた該外部端末に定められたサービス定義の登録要求を前記携帯端末へ送信する第2のステップと、
    前記外部端末から送信された前記サービス定義の登録要求を受信して、受信した前記サービス定義を登録する第3のステップと、
    前記外部端末から送信されたクライアント識別情報に基づき、前記携帯端末が前記第3のステップで登録した前記サービス定義を参照して認証を行い、その結果を前記外部端末へ送信する第4のステップと、
    前記認証が正常なときは、前記外部端末が予め定められた手順に従って提供するサービスを実現するための処理を行うと共に、提供するサービス内容に対応した操作要求を前記携帯端末に送信する第5のステップと
    を含むことを特徴とするサービス提供方法。
  4. 前記操作要求を受信した前記携帯端末が、その操作要求と前記サービス定義の中の操作許可情報とを比較して、受信した前記操作要求のうち前記外部端末に対して許可された操作を実行するステップを更に含むことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のサービス提供方法。
  5. サービス関連情報を記憶する第1の記憶部と、
    外部端末から提供されるサービスの定義を記述したサービス定義を記憶する第2の記憶部と、
    前記外部端末と通信を行う通信手段と、
    前記第2の記憶部から前記サービス定義を読み出して、画面構成を示す情報であるページ情報を解釈するページ情報解釈手段と、
    表示部及び入力部を備えており、前記ページ情報解釈手段から受け取った解釈結果に基づく画像を前記表示部の画面に表示し、前記入力部の操作情報を受け付ける入出力制御手段と、
    前記第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、前記通信手段により受信された前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を前記外部端末へ送信する要求処理手段と
    を有し、前記外部端末から所定のサービスの提供を受けることを特徴とする携帯端末。
  6. サービス関連情報を記憶する第1の記憶部と、
    外部端末から提供される複数の異なるサービスの定義を記述した複数の異なるサービス定義を記憶する第2の記憶部と、
    前記外部端末と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段により受信した前記外部端末からのサービスの識別情報に対応した一のサービス定義を、前記第2の記憶部に記憶されている複数のサービス定義の中から選択するサービス選択手段と、
    前記第2の記憶部から前記サービス選択手段により選択された一のサービス定義を読み出して、画面構成を示す情報であるページ情報を解釈するページ情報解釈手段と、
    表示部及び入力部を備えており、前記ページ情報解釈手段から受け取った解釈結果に基づく画像を前記表示部の画面に表示し、前記入力部の操作情報を受け付ける入出力制御手段と、
    前記第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、前記通信手段により受信された前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を前記外部端末へ送信する要求処理手段と
    を有し、前記外部端末から指定された所定のサービスの提供を受けることを特徴とする携帯端末。
  7. 前記通信手段により受信された前記外部端末からの新規のサービス定義を前記第2の記憶部に記憶するサービス登録手段を更に有することを特徴とする請求項5又は6記載の携帯端末。
  8. 前記第2の記憶部から前記サービス定義を読み出し、前記通信手段が前記外部端末から受信したクライアント識別情報に対応するクライアント情報を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された前記クライアント情報に含まれる操作許可情報に基づき、前記外部端末から要求された操作の可否を判定する操作可否判定手段を更に有し、前記要求処理手段は、該操作可否判定手段の操作可の判定結果に応じて前記第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、前記通信手段により受信された前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を前記外部端末へ送信することを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一項記載の携帯端末。
  9. サービス関連情報及びサービス定義を記憶し、前記サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して前記携帯端末へクライアント識別情報を送信した後、前記通信手段を介して受信した前記携帯端末からの応答結果に基づき、予め決められた手順に従って所定のサービスを提供するための操作要求を前記通信手段を介して前記携帯端末へ送信するサービス関連情報処理手段と
    を有し、前記操作要求には前記ページ情報の操作要求が含まれ、前記携帯端末に対して前記所定のサービスを提供することを特徴とする外部端末。
  10. サービス識別情報に応じて選択されるサービス関連情報及びサービス定義を記憶し、前記サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末と通信を行う通信手段と、
    予め組み込まれたサービス識別情報を前記通信手段を介して前記携帯端末へ送信した後、前記通信手段を介して前記携帯端末へクライアント識別情報を送信し、その後の前記通信手段を介して受信した前記携帯端末からの応答結果に基づき、予め決められた手順に従って前記サービス識別情報が示す所定のサービスを提供するための操作要求を前記通信手段を介して前記携帯端末へ送信するサービス関連情報処理手段と
    を有し、前記操作要求にはページ情報の操作要求が含まれ、前記携帯端末に対して前記サービス識別情報が示す所定のサービスを提供することを特徴とする外部端末。
  11. 前記サービス関連情報処理手段は、少なくとも前記クライアント識別情報を送信する前に、所望のサービス定義の登録要求を前記通信手段を介して前記携帯端末へ送信する機能を有することを特徴とする請求項9又は10記載の外部端末。
  12. サービス関連情報を記憶する第1の記憶部と、外部端末から提供されるサービスの定義を記述したサービス定義を記憶する第2の記憶部と、コンピュータを有し、前記外部端末から所定のサービス提供を受ける携帯端末のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記外部端末と通信を行う通信手段と、
    前記第2の記憶部から前記サービス定義を読み出して、画面構成を示す情報であるページ情報を解釈するページ情報解釈手段と、
    前記ページ情報解釈手段から受け取った解釈結果に基づく画像を表示部の画面に表示し、操作情報を受け付ける入出力制御手段と、
    前記第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、前記通信手段により受信された前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を前記外部端末へ送信する要求処理手段と
    して機能させることを特徴とするサービス提供プログラム。
  13. サービス関連情報を記憶する第1の記憶部と、外部端末から提供される複数の異なるサービスの定義を記述した複数の異なるサービス定義を記憶する第2の記憶部と、コンピュータを有し、前記外部端末から所定のサービス提供を受ける携帯端末のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記外部端末と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段により受信した前記外部端末からのサービスの識別情報に対応した一のサービス定義を、前記第2の記憶部に記憶されている複数のサービス定義の中から選択するサービス選択手段と、
    前記第2の記憶部から前記サービス選択手段により選択された一のサービス定義を読み出して、画面構成を示す情報であるページ情報を解釈するページ情報解釈手段と、
    前記ページ情報解釈手段から受け取った解釈結果に基づく画像を前記表示部の画面に表示し、操作情報を受け付ける入出力制御手段と、
    前記第1及び第2の記憶部に記憶されている情報に対する読み書きを行い、前記通信手段により受信された前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義書き込み要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を更新し、又は前記外部端末からのサービス関連情報又はサービス定義読み出し要求に応じて前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部の記憶情報を前記外部端末へ送信する要求処理手段と
    して機能させることを特徴とするサービス提供プログラム。
  14. サービス関連情報及びサービス定義を記憶し、前記サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末に対して所定のサービスを提供する外部端末に設けられたコンピュータを、
    前記携帯端末と通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して前記携帯端末へクライアント識別情報を送信した後、前記通信手段を介して受信した前記携帯端末からの応答結果に基づき、予め決められた手順に従って所定のサービスを提供するための操作要求を前記通信手段を介して前記携帯端末へ送信するサービス関連情報処理手段と
    して機能させ、前記操作要求にはページ情報の操作要求が含まれることを特徴とするサービス提供プログラム。
  15. サービス関連情報及びサービス定義を記憶し、前記サービス定義に含まれるページ情報を解釈する携帯端末に対してサービス識別情報が示す所定のサービスを提供する外部端末に設けられたコンピュータを、
    前記携帯端末と通信を行う通信手段と、
    予め組み込まれた前記サービス識別情報を前記通信手段を介して前記携帯端末へ送信した後、前記通信手段を介して前記携帯端末へクライアント識別情報を送信し、その後の前記通信手段を介して受信した前記携帯端末からの応答結果に基づき、予め決められた手順に従って前記サービス識別情報が示す所定のサービスを提供するための操作要求を前記通信手段を介して前記携帯端末へ送信するサービス関連情報処理手段と
    して機能させ、前記操作要求にはページ情報の操作要求が含まれることを特徴とするサービス提供プログラム。
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