JP3748090B2 - Manufacturing method of blended yarn - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、婦人用のインナー、ジャケット、パンツなどに好適に用いられる寸法安定性に優れ、肌ざわりが良く、吸湿性に富んだ混繊糸の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、綿繊維、羊毛繊維などはポリエステルフィラメントと混繊して複合糸として用いられてきた。例えば、特公昭54−13537は、ポリエステル系フィラメントと綿繊維との複合糸を開示している。この複合糸は、綿とポリエステル系フィラメントとの両者の特徴を遺憾なく発揮した糸として優れたものである。
しかしながら、この複合糸といえども用途によっては、不向きな場合もあった。例えば、婦人用のインナーなどには吸湿性の少ないポリエステル系フィラメントよりもポリアミドフィラメントの方が好ましいが、寸法安定性が悪く、そのためポリアミドフィラメントが用いられることはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ポリアミドフィラメントと組み合わせる繊維を選択することによって、かかる問題を解決しうるか否かを鋭意研究の結果開発されたもので、ポリアミドフィラメントと特殊な再生繊維と組み合わせて、婦人用のインナー、ジャケット、パンツなどに好適に用いられる寸法安定性に優れ、肌ざわりが良く、吸湿性に富んだ混繊糸の製造法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために次の手段をとるものである。すなわち、本発明は、異形断面の平均重合度400以上の再生繊維のステープルからなる粗糸を精紡機で紡出する際に、1〜3dのフィラメントからなるポリアミドマルチフィラメント糸を開繊しながら前記精紡機のフロントローラー直前上流から前記ドラフトされている粗糸に重ねて一緒に紡出して加撚して巻き取ることを特徴とする混繊糸の製造法である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を詳細に説明する。なお、本発明において、平均重合度400以上の再生繊維がポリノジック繊維であること、異形断面が異形度0.10〜0.95の異形断面が三角断面であることも好ましい実施の形態である。
【0006】
ポリアミドフィラメントと混繊される再生繊維は異形断面で平均重合度400以上でなければならない。これは、ヌメリ感がなく肌ざわりの良いさわやかなタッチと洗濯などの寸法安定性を得るためである。
【0007】
再生繊維として、ポリノジック繊維、キュプラ繊維などが挙げられるが、そのうちでもポリノジック繊維が寸法安定性を得る上で好ましい。
前記再生繊維は異形断面を有しなければならない。この異形断面は、ヌメリ感を解消し、ポリアミドフィラメントと混繊したときに空隙を増してポリアミドフィラメントの吸湿性と相俟って肌ざわりを良好なものとするものである。
【0008】
異形断面の例としては、図1〜4に示すものが示され、図1はまゆ形断面を、図2は三角断面を、図3は変形四角断面を、図4は四角断面を示す。
【0009】
異形断面の異形度は、異形断面の程度を示すもので、例えば図5に示されるように、外接円直径をT2 、内接円直径をT1 として、T1 /T2 で示される。
【0010】
異形度が0.10未満になると、張り、腰が不足しがちになりやすく、且つヌメリ感のある風合いになりやすく、他方、0.95をこえると紡糸しにくくなって好ましくないので0.10〜0.95の範囲とするのが好ましい。
さらに好ましくは0.2〜0.95、特に好ましくは0.2〜0.75である。
【0011】
前記再生繊維は、繊度として0.7〜3デニールが好ましく、1〜3デニールがさらに好ましく、1.2〜2.5デニールが特に好ましい。0.7デニール未満になると、張り、腰が不足しがちで好ましくなく、他方3デニールをこえると風合が粗硬となって好ましくない。
【0012】
平均繊維長としては、35mm以上が好ましく、上限としては51mm以下が好ましい。糸斑を下げるためである。
【0013】
他方、前記再生繊維と混紡されるポリアミドフィラメントは、1〜3デニールの太さのものでなければならない。1デニール未満になると張り、腰が失なわれて好ましくない。
【0014】
このようにして得られた混繊糸の太さは、10〜60Ne(英式綿番手)が好ましい。
なお、前記再生繊維のステープルとポリアミドフィラメントの混繊割合(重量%)は、25〜75:75〜25が好ましい。再生繊維が25重量%未満になると吸湿性が悪くなり、風合いもフィラメントライクになって肌ざわりが悪くなって好ましくない。他方、75重量%をこえると混繊効果が悪くなって、張り、腰も劣ることになって好ましくない。
【0015】
ここで、本発明の混繊糸の製造法について説明する。
例えば、図6に示すように紡糸ノズル1、2、3を近接して設け、この紡糸ノズルから平均重合度400以上の再生繊維を紡出する。紡糸ノズルを2個、3個、4個と近接して設けることによりまゆ形、三角断面、四角断面の再生繊維を紡糸する。
【0016】
ついで、このようにして製造した前記再生繊維のフィラメントの束をスタファホックスに供給してクリンプを製造する。
不等長カットの場合には、フィラメントの束(トウ)をターボステープラに仕掛けてバリアブルカットするか、アッテネーターに仕掛けて、バリアブルカットしてステープルを製造する。
【0017】
このようにして製造した原綿を混打綿工程に仕掛け、ついでカード、練条、粗紡、精紡工程をへて紡出する際に、ポリアミドフィラメントからなるマルチフィラメント糸を開繊して好ましく3000ボルト以上の電圧を付加して電気開繊して前記精紡機のフロントローラの上流に供給して紡出中のフリースに重ねて一緒にフロントローラから紡出して撚係数(インチ方式)3〜5の実撚をかけて混繊糸を製造する。
【0018】
本発明の混繊糸は、ポリアミドフィラメントと特定の再生繊維からなり、常圧95℃で容易に染色されるので、該再生繊維が損なわれることもなく、高品位のものとなる。
【0019】
【実施例】
以下に本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。なお、実施例に用いた測定方法を下記に示す。
(イ) 平均重合度
JIS L 1015−1992の7.29の平均重合度にしたがい、王研式粘度計を用い、窒素気流で大気を断ちながら行なう。
【0020】
(ロ) 異形度
良く引き揃えた糸状サンプルのメタルセクションを作成し、描画装置付きの顕微鏡で倍率600倍の描画を行なう。なお、描画はN=100とする。100ケ所の描画について、テンプレートを使用して各々の内接円直径T1 、外接円直径T2 及びT1 /T2 を求め、平均値を異形度とする。
【0021】
(ハ) 吸湿性
10人の官能検査により、着用感で判断した。◎印は9人以上、○印は6〜8人、△印は4〜5人、×印は3人以下が吸湿性ありと判断した。
【0022】
(ニ) 肌ざわり
10人の官能検査により、着用感で判断した。◎印は9人以上、○印は6〜8人、△印は4〜5人、×印は3人以下が肌ざわりが良いと判断した。
【0023】
(ホ) 寸法安定性
JIS L 1042 F−1法により、洗濯機にたて45cm(L1 )×よこ45cm(L2 )のマークをつけた50cm×50cmの2枚の試験片が覆われるのに十分な量の約40℃の水を入れ、試験片2枚と他の布を合わせて1.36kgになるようにして、その中に投入し、同時にJIS K3303(粉末石鹸)(1種)のものを約0.1%溶液になるように加え、15分間運転する。続いて新しい約40℃の水に替えて5分間運転し、再び新しい水に替えて10分間運転する。排水後試験片を取り出して、吊し干し乾燥する。ついで、乾燥後の試験片のたてに相当するマークL1 ′、よこに相当するマークL2 ′を測定し、たてについては〔(L1 −L1 ′)/L1 〕×100の式により、よこについては〔(L2 −L2 ′)/L2 〕×100の式により、求めた値をそれぞれ2枚の平均値で求めた。
【0024】
実施例1
図6に示す紡糸口金(子孔1、2、3)を用いて図2に示す3角断面で平均重合度500以上の繊度2デニールのポリノジック繊維を製造した。子孔面積総和(mm2 )は、0.0058mm2 で、吐出量(g/min・孔)は840g/min・孔、剪断速度は2.4×104 sec-1であった。
なお、紡糸速度(m/min)は23m/min、子孔群の孔長(mm)は1.8mm、吐出線速度(m/min)は15.3m/min、ノズルドラフトは1.0倍、L12、L23、L31は0.01mmにし、子孔群の数は27,000とした。
このようにして所定の太さのトウにしてから、スタッファボックスにて38mm(等長)の原綿にした後、混打綿機に仕掛け、ついでカード、練条、粗紡に通し、さらに精紡機に通してフロントローラより紡出する際に、ナイロン6のマルチフィラメント糸(25d/14f、70d/48f、210d/96f)に5000Voltの電圧を印荷して開繊し紡出中の再生繊維のフリースに重ねて20'S/1(英式綿番手)の混繊糸を製造した。
【0025】
ついで、該糸を経糸および緯糸に使用して経糸密度85本/インチ、緯糸密度65本/インチの生機密度で2/2ツイルを織成して、染色整理加工を施してフラノを得た。
【0026】
【表1】
【0027】
表1から次のことが確認された。すなわち、NO1は吸湿性、肌ざわりは良好であるもののポリアミドフィラメントが少ないため寸法安定性が悪く、他方、NO5は寸法安定性が良いものの、ポリノジック繊維が少ないため吸湿性、肌ざわりが非常に悪かった。これに対しNO2〜4は、本発明の条件を満たし吸湿性、肌ざわりとも非常に良好でしかも寸法安定性に優れていた。
【0028】
【発明の効果】
本発明の混繊糸の製造法によれば、婦人のインナー、ジャケット、コート、スラックス用として、吸湿性に優れ、肌ざわりが良好でさらっとした風合いと繰り返し洗濯による寸法安定性の良い織編物を得ることが混繊糸が得られる効果が奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る再生繊維のまゆ形断面である。
【図2】図2は、本発明に係る再生繊維の三角断面である。
【図3】図3は、本発明に係る再生繊維の変形四角断面である。
【図4】図4は、本発明に係る再生繊維の四角断面である。
【図5】異形度を説明するための説明図である。
【図6】紡糸ノズルの断面図である。
【符号の説明】
1、2、3 子孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for producing a blended yarn excellent in dimensional stability, suitable for use in women's inners, jackets, pants, etc., having a good texture and rich in hygroscopicity.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, cotton fibers, wool fibers and the like have been mixed with polyester filaments and used as composite yarns. For example, Japanese Patent Publication No. 54-13537 discloses a composite yarn of a polyester filament and a cotton fiber. This composite yarn is excellent as a yarn that fully exhibits the characteristics of both cotton and polyester filaments.
However, even this composite yarn may not be suitable for some applications. For example, polyamide filaments are preferable to polyester filaments with low hygroscopicity for women's innerwear and the like, but the dimensional stability is poor, so polyamide filaments have never been used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was developed as a result of earnest research to determine whether such a problem can be solved by selecting a fiber to be combined with a polyamide filament. In combination with a polyamide filament and a special regenerated fiber, an inner for women, It is an object of the present invention to provide a method for producing a blended yarn excellent in dimensional stability, suitable for use in jackets, pants, etc., having a good texture and rich in hygroscopicity.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention takes the following means to solve the above problems. That is, in the present invention, when spinning a roving yarn composed of staples of regenerated fibers having an average cross-section of an average degree of polymerization of 400 or more with a fine spinning machine, while opening a polyamide multifilament yarn composed of 1 to 3d filaments, This is a method for producing a blended yarn, characterized in that it is spun together, twisted and wound up on the drafted roving from the upstream immediately before the front roller of the spinning machine.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is described in detail below. In the present invention, it is also a preferred embodiment that the regenerated fiber having an average degree of polymerization of 400 or more is a polynosic fiber, and the deformed cross section having a deformed section of 0.10 to 0.95 is a triangular section.
[0006]
The recycled fiber mixed with the polyamide filament must have an irregular cross section and an average degree of polymerization of 400 or more. This is in order to obtain a dimensional stability such as washing and a refreshing touch that does not have a slimy feeling and is soft to the touch.
[0007]
Examples of recycled fibers include polynosic fibers and cupra fibers. Among these, polynosic fibers are preferable for obtaining dimensional stability.
The regenerated fiber must have a modified cross section. This irregular cross section eliminates the slimy feeling, increases the voids when mixed with the polyamide filament, and improves the texture when combined with the hygroscopicity of the polyamide filament.
[0008]
1 to 4 are shown as examples of the irregular cross section, FIG. 1 shows a eyebrows cross section, FIG. 2 shows a triangular cross section, FIG. 3 shows a modified square cross section, and FIG. 4 shows a square cross section.
[0009]
The irregularity degree of the irregular cross section indicates the degree of the irregular cross section. For example, as shown in FIG. 5, the circumscribed circle diameter is T 2 and the inscribed circle diameter is T 1 , and is represented by T 1 / T 2 .
[0010]
If the degree of profile is less than 0.10, tension and waist tend to be insufficient, and a texture with a slimy feeling tends to occur. On the other hand, if it exceeds 0.95, spinning becomes difficult, which is not preferable. It is preferable to be in the range of ~ 0.95.
More preferably, it is 0.2-0.95, Most preferably, it is 0.2-0.75.
[0011]
The regenerated fiber preferably has a fineness of 0.7 to 3 denier, more preferably 1 to 3 denier, and particularly preferably 1.2 to 2.5 denier. If it is less than 0.7 denier, the tension and waist tend to be insufficient, which is not preferable. On the other hand, if it exceeds 3 denier, the texture becomes coarse and hard.
[0012]
The average fiber length is preferably 35 mm or more, and the upper limit is preferably 51 mm or less. This is to lower the yarn spots.
[0013]
On the other hand, the polyamide filament blended with the regenerated fiber must have a thickness of 1 to 3 denier. If it is less than 1 denier, it is unpreferable because it is stretched and the waist is lost.
[0014]
The thickness of the mixed fiber thus obtained is preferably 10 to 60 Ne (English cotton count).
The mixing ratio (% by weight) of the recycled fiber staple and polyamide filament is preferably 25 to 75:75 to 25. If the regenerated fiber is less than 25% by weight, the hygroscopicity is deteriorated, the texture becomes filament-like and the texture is deteriorated. On the other hand, if it exceeds 75% by weight, the fiber mixing effect is deteriorated, and the tension and the waist are inferior.
[0015]
Here, the manufacturing method of the mixed fiber of this invention is demonstrated.
For example, as shown in FIG. 6, spinning
[0016]
Next, a bundle of filaments of the regenerated fiber thus manufactured is supplied to a stuffer hox to manufacture a crimp.
In the case of unequal length cutting, a bundle of filaments (tow) is mounted on a turbo stapler and variable cut is performed, or is mounted on an attenuator and variable cut is performed to produce staples.
[0017]
When the raw cotton produced in this way is subjected to the blended cotton process and then spun through the card, kneading, roving and spinning processes, the multifilament yarn made of polyamide filaments is opened and preferably 3000 volts The above voltage is applied to electrically open the fiber and supply it upstream of the front spinning roller of the spinning machine. The spinning fleece is spun together and spun from the front roller. Manufactured mixed yarn by applying real twist.
[0018]
The blended yarn of the present invention comprises a polyamide filament and a specific regenerated fiber, and is easily dyed at a normal pressure of 95 ° C., so that the regenerated fiber is not damaged and becomes high quality.
[0019]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples. In addition, the measuring method used for the Example is shown below.
(A) Average polymerization degree According to the average polymerization degree of 7.29 of JIS L 1015-1992, the reaction is carried out using a Oken viscometer while cutting off the atmosphere with a nitrogen stream.
[0020]
(B) Create a metal section of a thread sample aligned with good irregularity and draw with a magnification of 600 times with a microscope equipped with a drawing device. Note that N = 100 for drawing. With respect to the drawing at 100 locations, the inscribed circle diameter T 1 , circumscribed circle diameter T 2, and T 1 / T 2 are determined using a template, and the average value is defined as the degree of irregularity.
[0021]
(C) The hygroscopicity was judged by a feeling of wearing by a sensory test of 10 persons. ◎ indicates 9 or more, ○ indicates 6 to 8, △ indicates 4 to 5, and X indicates 3 or less.
[0022]
(D) A feeling of wearing was judged by a sensory test of 10 people who had the skin. It was judged that 9 or more people were marked with ◎, 6 to 8 people were marked with ○, 4 to 5 people were marked with Δ, and 3 or less people were marked with ×.
[0023]
(E) Dimensional stability JIS L 1042 F-1 method covers two test pieces of 50 cm x 50 cm with a mark of 45 cm (L 1 ) x width 45 cm (L 2 ) on the washing machine. A sufficient amount of water at about 40 ° C. is added, and the two test pieces and the other cloth are combined to make 1.36 kg, and it is put into it. At the same time, JIS K3303 (powder soap) (1 type) For about 0.1% solution and run for 15 minutes. Subsequently, the water is changed to fresh water of about 40 ° C. and is operated for 5 minutes. After draining, the test piece is taken out and hung and dried. Next, the mark L 1 ′ corresponding to the freshness of the test piece after drying and the mark L 2 ′ corresponding to the width of the test piece were measured, and the length of [(L 1 −L 1 ′) / L 1 ] × 100 According to the equation, the values obtained by the equation [(L 2 −L 2 ′) / L 2 ] × 100 were obtained as the average value of the two sheets.
[0024]
Example 1
Polynosic fibers having a fineness of 2 denier and having an average degree of polymerization of 500 or more in the triangular cross section shown in FIG. 2 were produced using the spinneret (
The spinning speed (m / min) is 23 m / min, the hole length (mm) of the core group is 1.8 mm, the discharge linear speed (m / min) is 15.3 m / min, and the nozzle draft is 1.0 times. , L 12 , L 23 , and L 31 were set to 0.01 mm, and the number of subhole groups was set to 27,000.
After a tow of a predetermined thickness is made in this way, it is made into a raw cotton of 38 mm (equal length) in a stuffer box, then placed in a blended cotton machine, then passed through cards, strips, roving, and a spinning machine When spinning from the front roller through the nylon, multi-filament yarns of nylon 6 (25d / 14f, 70d / 48f, 210d / 96f) are impressed with a voltage of 5000 Volt and opened to recycle the regenerated fiber being spun A 20'S / 1 (English cotton count) blended yarn was produced over the fleece.
[0025]
The yarn was then used as a warp and a weft to weave 2/2 twill at a raw machine density of a warp density of 85 yarns / inch and a weft density of 65 yarns / inch.
[0026]
[Table 1]
[0027]
From Table 1, the following was confirmed. That is, although NO1 has good hygroscopicity and a good texture, it has poor dimensional stability because there are few polyamide filaments. On the other hand, NO5 has good dimensional stability, but its hygroscopicity and softness is very bad because there are few polynosic fibers. . On the other hand, NO2 to 4 satisfied the conditions of the present invention and were very good in hygroscopicity and texture, and excellent in dimensional stability.
[0028]
【The invention's effect】
According to the method for producing a blended yarn of the present invention, a woven or knitted fabric excellent in hygroscopicity, soft to the skin, and has a smooth texture and good dimensional stability by repeated washing is used for ladies' inners, jackets, coats and slacks. Obtaining has the effect of obtaining a blended yarn.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an eyebrow-shaped cross section of a regenerated fiber according to the present invention.
FIG. 2 is a triangular cross section of a regenerated fiber according to the present invention.
FIG. 3 is a deformed square cross section of a regenerated fiber according to the present invention.
FIG. 4 is a square cross section of a regenerated fiber according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining an irregularity degree.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a spinning nozzle.
[Explanation of symbols]
1, 2, 3
Claims (4)
Priority Applications (1)
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JP25884596A JP3748090B2 (en) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | Manufacturing method of blended yarn |
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JPH10102342A JPH10102342A (en) | 1998-04-21 |
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