JP3746430B2 - 連続捕虫装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、熱により集めた虫類を、回転する誘導体により捕虫部材の中に誘導し、発熱部材の熱により連続して処理する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の捕虫は、薬剤を撒布するか、粘着テープ、又は紫外線等により虫類を集め、固定又は巻き取り式の粘液テープで捕捉するか、高電圧で処理する装置である。
例えば、誘虫ランプで虫を引き寄せて液溜めに落下させて捕虫するものとして。特開平10−33103号公報がある。また、捕虫ランプにより集め電撃により処理するものとして、特開平8−154556号公報や特開平6−125688号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これら上記従来の虫類の捕集装置には、以下のような欠点があった。
▲1▼薬剤の撒布は、常に生活環境を破壊する危険性があって好ましくなく、動植物に対し、完全に無害ではありえない問題点がある。
▲2▼虫類を集めるのに熱を使用してないため、暖かさを好む有害なハエの7割を占める家蝿等には、あまり効果がなかった。
▲3▼粘着テープでハエを処理するものでは、偶然、粘着テープに止まった虫類のみ捕捉出来るが、その効率は、非常に悪く、粘着力も粉塵等により低下し捕捉が不可能になる。しかも次第に粘着力も低下するために取り替える手間や作業も必要である。
▲4▼大量の虫類が発生した場合には、粘着方式では、粘着テープの面積に限界があるので、捕捉できる数に限界があり、処理が限られる。又、液溜めに集める方式も、その処分にはいちいち、液溜めから取り出したり処分する手間がかかり、又重量もあるので壁などに取り付けるのも難しい。
▲5▼高電圧で虫類を処理する装置は、処理された虫類が飛散することがあり、食品加工所等では使用する場所に制限を受ける。また高電圧であるので、取り扱いに注意が必要である。
本発明は、これら従来の捕集装置の欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
伝熱体により形成されて回転自在に保持された筒状の誘導体の外周に半径方向に仕切板を適宜間隔をもって複数設け、且つ前記誘導体の周囲には、外気に開放される開口空間と該開口空間を閉鎖する閉鎖空間が形成され、該閉鎖空間には誘導体が回転するに従い開口空間を閉鎖する閉鎖部材が設置されると共に、前記閉鎖部材には開口空間を誘導体が回転するにつれて誘導体と協働して閉鎖空間を形成するように作動するシーソ状の発熱部材からなる虫類を処理する熱源を設けてなり、前記開口空間は伝熱される前記該発熱部材からの輻射により虫類の好む温度となるよう構成されて虫類を集め、且つ前記誘導体の回転によって仕切板が発熱部材に向かって進み、前記閉鎖空間に閉じこめられた虫類が仕切板と発熱部材に挟まれて熱処理され、次いで仕切板が進むと、仕切板が発熱部材の頭部を押して発熱部材を回転させて、誘導体が連続して回転を続けるとともに処理された虫類の死骸が次の開口空間において落下させることにより、連続的に捕虫できる装置を提供する。
【0005】
熱源は開口空間を閉鎖するように設けられている板状の発熱部材として閉鎖空間の一部として設けるものである。
【0006】
熱源は開口空間を誘導体が回転するにつれて誘導体と協働して閉鎖空間を形成するように作動するシーソ状の発熱部材としたもので、確実に閉鎖された空間において虫類を処理することができる。
【0007】
閉鎖部材を捕虫部材として、虫類の捕虫状況や処理状況を視認できるようにする。
【0008】
有色光源又は/及び虫類の種類に応じた発匂装置を設置して、虫類に応じた捕虫を行わせ、または強化する。
【0009】
前記回転する誘導体には、該誘導体を支持する複数のガイドローラ、該誘導体を回転させる送り用ローラによって、該誘導体を回転させる。
【0010】
前記回転する誘導体内には、該誘導体を載置する送り用ローラ、且つ該誘導体を支持する複数のガイドローラ、該ガイドローラの少なくとも一つは該誘導体を載置し押圧支持させるガイドローラを備えることによって、該誘導体を回転させる。
【0011】
前記回転する誘導体外には、該誘導体を載置する支持用の複数のガイドローラ、該誘導体内より圧接し回転させる送り用ローラによって、該誘導体を回転させる。
【0012】
回転するベルトの誘導体に半径方向に仕切板を適宜間隔をもって複数設け、ベルトの誘導体の両端には送りローラとガイドローラを設け、且つベルトの誘導体の周囲には、開口空間と該開口空間を閉鎖する閉鎖部を設け、該閉鎖部は誘導体が回転するに従い開口空間を閉鎖する閉鎖部材が設置されると共に、前記閉鎖部には虫類を処理する熱源を設けてなり、且つ前記開口空間は伝熱される該熱源の輻射により虫類の好む温度となるよう構成されている連続捕虫装置を提供する。
【0013】
有色光源又は/及び虫類の種類に応じた発匂装置を設置して様々な虫類に対応して処理が行える連続捕虫装置を提供する。
本発明は、以上のような構成よりなる連続捕虫装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図と共に実施例についで説明する。
図1及び図2には、本発明の1実施例である連続捕虫装置1が示されている。連続捕虫装置1には、誘導体12、捕虫部材13、発熱部材14、電動機3などの駆動部材等が示されている。
図1及び図2に示すように電動機3は、連結軸70の両端に付けた側板2に取り付けられ、該電動機3から送り用ローラを駆動させる駆動軸401が延出している。
該駆動軸401には、虫類を集める円筒状の誘導体12の内面が載置されており、その他ガイドローラ5とピンチローラ9によって接触して、該誘導体12は回転自在に保持さ
れている。
【0015】
ピンチローラ9は、誘導体12の内面に、軸7を中心としてバネ6によって力を加えられて接触し、誘導体12を保持している。
また、ピンチローラ9は、軸7により回転可能に取り付けられた可動板8に固定され、他端は側板2に取り付けられたバネ6によって引っ張られて、誘導板12の内面に押しつけられている。該ピンチローラ9とガイドローラ5とは、各々の側板2に取り付けられている。
このような回転支持の仕方は、誘導体12の円形の精度を厳しくする必要もなく、また軸心での支持における芯だしの精度も不要となる利点がある。
【0016】
誘導体12は、円筒状として形成することができ、複数枚の仕切板l1が半径方向に適宜の間隙をもって装着されている。開口空間110は、仕切板11を覆うものがなくのでハエなどの虫類が侵入する。
誘導体12が回転するにつれて、誘導体12、仕切板11と共に捕虫部材13とで閉鎖空間111が形成され、開口空間110を閉鎖する閉鎖部材として捕虫部材13が設けられる。
虫類は次第に捕虫部材13である網目状の捕虫ネット130によって囲い込まれて脱出が不可能となるように、該捕虫ネット130が誘導体12の周囲の適宜箇所に設けられている。
捕虫ネット130は網状になっており、虫類の捕虫状況や処理状況が視認できる外、虫類がめくら板に比べ外気圧の変化を感じないために、捕虫し易い利点がある。
【0017】
ハエなどの虫類を集めるには、熱をもって行う。その構成は、開口空間110には虫類が好む温度が誘導体12が暖められている。該温度は、虫類の種類にもよるが20から40度程度の範囲内が考えられ、しかし勿論この範囲内に限定されるものではない。
誘導体12への伝熱は、図2に示すように誘導体12の下方向で該誘導体12に対応して設けられる発熱部材14の輻射熱により暖められる。
発熱部材14は、仕切板11を覆って閉鎖空間111を形成する一部をなすように板状に設けられており、開口空間110を閉鎖している。
その温度は、虫類の好む温度に設定され、伝熱されて、虫類、特にハエを引きつける。
その温度設定は、発熱部材14に組み込まれたヒータ20がサーモスタット2lにより制御され適温が保持されている。誘導体12の材質としては、伝熱できるプラスチック、鋼材やアルミ等が適用される。
この場合には、開口空間110において、虫類を誘引する熱装置としては発熱部材14の伝熱によるだけであるので別設しないで済む利点がある。
【0018】
その他、誘導体12の開口空間の表面部には、更に虫類の嗜好物を取り付けて、虫類を集めることもできる。
【0019】
電源を入にすると、モータが始動し虫類が逃げ出すことがない程度の早さで回転する。
誘導体12は、電動機3に直結されている送り用ローラを回転させる駆動軸401の回転により、動き始める。
【0020】
図11に示すように、一つの例として電気回路図が示される。該回路には。発熱部材14内のヒータ20、温度ヒューズ22、有色光源15、電動機3、温度調整を行うサーモスタット21等が設けられる。
【0021】
約10分経過後に、誘導体12が発熱部材14の制御された幅射熱により暖まり、順次虫類は暖まった開口空間110へ集められて、誘導体12の回転により、開口空間110から遠ざけられて、捕虫ネット130のある箇所へ向かう。
捕虫ネット130が、開口空間110を覆い閉じると、ハエ等の虫類は脱出が不可能となり、熱処理部である虫類が死亡する温度の発熱部材14へ向かう。発熱部材に来ると、熱によりハエ等の虫類は死亡する。
なお、発熱部材14により誘導体12の開口空間110への暖熱としては、誘導体12の開口空間110へ、近接または熱の輻射できる箇所へヒータを、別設して行うこともできる。
【0022】
捕虫ネット130に誘導されてきた虫類は、このように発熱部材14に搬送されて連続的に処理が行われ、発熱部材14が設置されない個所で、再び開口空間110となるので、そこで虫類の死骸は落下して、収納箱l7に収納される。
処理された虫類は、充分な開口空間110を有する収納箱17に対して重力により落下して自動的に収納され、外部に飛散するようなことはない。
なお、箱の代わりに袋体をして、収納後に廃棄するものとしてもよい。
【0023】
この実施例では、装置1自体は、コの字状の据付部25に上下で取り付けられており、持ち運びが可能で机や棚等適当な箇所に置くことができる。その他壁に取り付けられたり、又天井からも吊り下げることが可能である。
【0024】
図3に示すものは、他の実施例を示すものである。
前記実施例では、発熱部材14は、閉鎖空間111を形成するような板状であったが、この場合は、発熱部材14は、蝶番を付けたシーソウのように回動する。
図3、図5に示すように、発熱部材14は、支点140を中心として回転する。通常は、発熱部材である発熱体141は、錘142によって、図5下方向へ下がっている。仕切板11が進行するにつれて、錘142に抗して閉鎖空間111を形成するように、図5に示すように発熱体141を設けてある頭部145は立ってくる。なお、錘142に代えて、バネとしてもよい。
仕切板11が回転によって進んでくると、仕切板11が発熱部材14に向かって当接するように進む。すると、仕切板11が発熱部材14に接近してくるから、その仕切板11と発熱部材14に挟まれて虫類は熱処理されてしまうことになる。
更に、仕切板11が進むと、やがて仕切板11が発熱部材14の頭部145を押して発熱部材14を回転させて、回転を続ける。
この場合には、広い範囲に発熱部材14を設けなくても、閉鎖された空間で虫類を熱処理してしまうので、熱容量も少なくて済み確実である。
【0025】
又、発熱部材14は、今までの原理のものではなく、ペルチェ素子148を採用することもできる。この原理は、虫類で家バエは、夏のように暑くなると、逆に冷たいところを求める性質があるために、温度が上がると逆に冷やしてやって、家バエに適温となるようにして集めるのが有効である。
【0026】
図3または図4に示すように、ペルチェ素子148が設けられる。夏冷やすときには、内方側が冷却面となり、送風機24で冷気を誘導体12内部へ送る。すると、誘導体12は内面から冷やされるので、温度が低下する。なおペルチェ素子148の外側には、通常のように冷却用送風機240が設けられる。
【0027】
また、温度センサー23が内部に、また外部センサー23が外気の温度を測り、虫類の捕虫に常時適温となるよう温度調整を行えるようすることもできる。
その他、紫外線151、殺菌灯152なども設置してよい。
この結果、夏は冷たく冬は暖かくして、特に家バエを集めるのに適したものとするのに好都合である。勿論、家バエだけでなく、他の虫類に適した温度設定にも当然適用できる。
【0028】
本発明の連続捕虫装置1は、11月、12月間捕虫実験を養鶏場での家バエに対して繰り返したところ、図12に示すように、粘着テープを使用した装置に比べて遙かに効果のあることが認められた(Bは本発明の実施例、Aは、他社の粘着型製品で、B−1、A−1及びB−2、A−2が、場所を変えて同じ取り付け箇所に比較の為設けたもの)。
なお、次第に捕虫率が低下するのは、捕虫によりハエの数が減少した結果である。
【0029】
また、第2実施例で示されるように、図3のほか、図5にも示す駆動方法も考えられる。
ここでは、送りローラ4が、電動機3で誘導体12の内面に圧接して摩擦駆動させるもので、送りローラ4は、軸7からアーム(図示せず)によって誘導体12の内面に加圧用のバネ(図示せず)によって押圧されている。
ここでは、誘導体12の支持は、ガイドローラ5は3個によって行われるのがわかる。
このように、下方で誘導体12を支持するので、誘導体12の中心で支持し駆動させるものに比べて、円の正確な形状や芯出しなど精度が要らない。
【0030】
図6に示すものは、連続捕虫装置1を縦型とした実施例にかかるもので、誘導体12はベルト状になっており、送りローラとローラ錘51の間を循環する誘導ベルト120となっている。虫類を誘引する発熱光源150がいくつか配置される。下方には暖かい空気を送る送風機24も必要に応じて設けられる。
【0031】
捕虫ネット130が図6に示すように、適宜上方に設けられる。送りローラ4には、電動機3が内蔵されており、誘導ベルト120を駆動させる。該送りローラ4から、進行方向に向けて、更に背面となる裏側にかけては、閉鎖空間111を形成するために、覆板131が設けられる。勿論全部が捕虫ネット130で形成してもよい。
閉鎖空間111を進んできた虫類は、やがて発熱部材14である熱板へ到着し処理される。
【0032】
処理された虫類は、下方で排出されて、据付部25から外部へ取り出される。その為に据付部25は、好ましくは、傾斜した坂部分250を有しているのが望ましい。
【0033】
なお、誘導ベルト120の為に、ローラ錘51としたのは、 誘導ベルト120にテンションを与える為で、ローラ錘51の軸下方に縦長の溝510が掘ってあり、ローラ錘51が重力で下方向へ下がりテンションを与える。しかし通常のローラであってもよい。
【0034】
図7に示すように、本発明における駆動方法には、様々なものが考慮される。
ここでは、2個の送りローラ4、4上に回転自在に載置された誘導体12が設けられる。
駆動は、送りローラ4,4には、プーリ403、403が設けられており、ベルト402が、上方のプーリ403との間にかかっている。
上方のプ−リ403は電動機3で駆動されて、下方の送りローラ4,4を回転させて、誘導体12を回転させることになる。この実施例では、この駆動方式は誘導体12の両側にあるが、片方だけでもよい。
【0035】
図8〜10に示すものも駆動方式にかかる。
図8に示すものは、誘導体12をその軸心で直接回転させるものである。また、この方式は、前記図1ないし図7に示す各実施例の送りローラ4にも適用できるのは勿論である。
誘導体12の軸心を通る軸状体144に、コの字状の係合体143をひっかけて駆動するものである。誘導体12の支持は。図5に示すものと同様な下方のガイドローラ5、5上に載せる。この場合にも軸心を正確に出さなくても駆動するにさしつかいない。
【0036】
図9に示すものも、直接電動機3によって誘導体12そのものを回転させるものである。
電動機3は誘導体12内に収納されているので、格別スペースを必要としない利点がある。この場合の誘導体12の支持は、下方のガイドローラ5、5上に載せて行われる。
【0037】
図10に示すものも、ガイドローラ5,5上の誘導体12をベルト402の駆動によって回転させるものである。図では、誘導体12の両端において、下方のガイドローラ5、5上で支持される該誘導体12をベルト402で駆動されるものであるが、片方のみでもよい。安定な支持の為に、回転安定部材201、201が誘導体12の側面へ接触する。
以上のように、誘導体12の回転をさせるために、効果的にして簡易な種々の駆動方式が考えられる。
【0038】
本発明は、以上のような構造で、これを使用するときは、発熱部材l4が虫類を処理するものであるので、壁と接する箇所に断熱材を介して取り付けたり、可燃物が本体に接触しない位置や箇所において、床置き吊り下げ、壁面取り付け等が選択できる。
【0039】
使用する熱源はヒータ20により供給され、発熱部材14周辺の温度が、約摂氏70度に達すると、電気回路に組み込まれた温度ヒューズ22が溶断し、全ての電気部品に電気の供給が停止される危険防止構造になっている。
【0040】
捕虫するためには、本発明で用いる熱によるものの他には、色、灯火及び嗜好物、臭気等があるが、虫の種類又は、設置場所に応じ虫集めにはこれらを適宜加え選択して使用することができるのは勿論である。
例えば、図に示すように、誘導体12の内部に誘引の為に有色光源15を設けられる。 有色光源としては、紫外線も用いられる。紫外線は、虫を寄せ集める為に、よく使用されている。しかし、紫外線により虫類を集めると、有益な虫類も処理してしまい、よりよい自然の生態系を破壊する恐れがあるので注意が必要である。
又夜間、捕虫用の灯火は安全灯としても利用できる。
また、その他虫類を集めるための発匂装置を該収納箱17内に設置しておけば、更に虫類を集めることが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は以上より、薬品等は一切使用せず、主に熱により捕虫と処理をするため、薬害等の人体への危険はなく、完全な無公害・無薬品で虫類の処理ができる連続捕虫装置である。又粘着テープや高電圧を使用する従来のものに比べて、処理具の取り替えや高電圧による保守の使用上のメインテナンスが不要であり、誰にでも取り扱いは簡単である。
【0042】
又、回転して捕虫するので連続的に行え、又液体等を使用していないのでハエの処理は簡単であって、維持や保守も簡単で、更にその処分や運搬の容易であるので、虫類の大量発生にも充分対応できる。
【0043】
捕虫に虫類の好む温度を使用したことにより、捕虫し難にかった班類特に有害な蝿、家ハエばえなどの処理に有効である。特に家バエは、世界の80%であるから、本発明の連続捕虫装置の効果は大きい。
【0044】
又装置自体が回転するだけの構造であるので、片手で持てる程に小形・軽量化でき、空調装置のように台の上に設置又は吊り下げ、又は壁面への取り付けることができ、外観も円筒形を主体とし、レストランや調理室、病院など何処にでも違和感なく取り付けられ、目的に応じた大きさ、及び形状のものに様々に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である連続捕虫装置全体の正面図である。
【図2】上記連続捕虫装置の駆動部や発熱部材等を示す側面図である。
【図3】本発明の他の一実施例である連続捕虫装置の平面及び側面図である。
【図4】上記連続捕虫装置の平面図である。
【図5】上記図3の本発明の一実施例である連続捕虫装置の側面拡大図である。
【図6】本発明の他の一実施例である連続捕虫装置の平面及び側面図である。
【図7】本発明の連続捕虫装置の駆動装置の一実施例である。
【図8】本発明の連続捕虫装置の駆動装置の他の実施例である。
【図9】本発明の連続捕虫装置の駆動装置の他の実施例である。
【図10】本発明の連続捕虫装置の駆動装置の他の実施例である。
【図11】 本発明の連続捕虫装置に使用される電子回路の一実施例である。
【図12】 本発明の連続捕虫装置の従来の他装置と比較した実験結果を示す。
【符号の説明】
1 連続捕虫装置
2 側板
20 カバー
3 電動機
4 送りローラ
401 駆動軸
402 ベルト
403 プーリ
5 ガイドローラ
50 サイドローラ
51 ローラ錘
510 溝
6 バネ
7 軸
70 連結軸
8 可動板
9 ピンチローラ
10 補助板
11 仕切板
110 開口空間
111 閉鎖空間
12 誘導体
120 誘導ベルト
13 捕虫部材
130 捕虫ネット
131 覆板
14 発熱部材
140 支点
141 発熱体
142 錘
143 係合体
144 軸状体
145 頭部
148 ペルチェ素子
15 有色光源
150 発熱光源
151 紫外線
152 殺菌灯
16 発匂装置
17 収納箱
18 カバー
19 ハンガーアーム
20 ヒータ
21 サーモスタット
22 温度ヒューズ
23 センサー
24 送風機
240 冷却用送風機
25 据付部
250 板部分
Claims (1)
- 伝熱体により形成されて回転自在に保持された筒状の誘導体の外周に半径方向に仕切板を適宜間隔をもって複数設け、且つ前記誘導体の周囲には、外気に開放される開口空間と該開口空間を閉鎖する閉鎖空間が形成され、該閉鎖空間には誘導体が回転するに従い開口空間を閉鎖する閉鎖部材が設置されると共に、前記閉鎖部材には開口空間を誘導体が回転するにつれて誘導体と協働して閉鎖空間を形成するように作動するシーソ状の発熱部材からなる虫類を処理する熱源を設けてなり、前記開口空間は伝熱される前記該発熱部材からの輻射により虫類の好む温度となるよう構成されて虫類を集め、且つ前記誘導体の回転によって仕切板が発熱部材に向かって進み、前記閉鎖空間に閉じこめられた虫類が仕切板と発熱部材に挟まれて熱処理され、次いで仕切板が進むと、仕切板が発熱部材の頭部を押して発熱部材を回転させて、誘導体が連続して回転を続けるとともに処理された虫類の死骸が次の開口空間において落下させることを特徴とする連続捕虫装置。
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