JP3742601B2 - Kitchen utensils for cutting severable materials - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜や果物等の切断可能な材料を切断する為の台所用器具であって、本体部と、その上を切断可能な材料が前後移動することができるガイド面と、切断の為のブレードで、ガイド面上をガイド方向にブレードに向かって移動させられる切断可能な材料から一片を切り離すようにガイド面に対して偏位(オフセット)して配置され、ブレードとガイド面間の偏位が切断厚さを決定するブレードと、切断厚さを変更する為の交換可能なインサートとを具備する台所用器具に関する。
【0002】
【関連技術の説明】
この種の台所用器具は、例えばDE 298 21 132 U1、EP 306 017、DE 89 09 068 U1等の公報により知られている。
このような台所用器具類は一般に、キッチンスライサとも称される。例えば胡瓜を切断する場合、一般にスライサをボールに架け渡すように保持し、胡瓜を前後に移動させることにより次々とスライス片を切断する。スライス片はブレードとガイド面との間のスリットから落下し、ボール内に溜る。
【0003】
このガイド面はしばしば、アプローチ面とも称される。一般に、このブレードに対してガイド方向に隣接する更なるガイド面が設けられる。これは、ランアウト面とも称される。
ブレードは通常、ガイド方向に対して横方向(交差方向)に配置され、例えば、ガイド方向に対して直角或は若干斜角を以て配置される。特に有利な構成は、Vー字形のブレードで、斜めに配置された二枚のブレードが略中央で結合するものである。
【0004】
この台所用器具は金属で構成することができるが、本体部はプラスチックで構成される場合が多い。
上記のDE 298 21 132 U1には、二つの側方フレーム部材が上ガイドプレートに一体連結される台所用器具が開示されている。これらのフレーム部材は、異なる高さに下ガイドプレートを挿入する為の溝も有する。
DE 198 27 077 A1には、ベースプレート及び側方から開口部に圧入される交換可能な粉砕用インサートを有する、食品粉砕器具が開示されている。粉砕用インサートはプラスチック製で、その上部に横方向に延びるブレードを有する。切断方向におけるブレードの前方には、ガイドパスが、一体型ヒンジを介して回動可能に装着され、可動調節レバーにより幾つかの回動位置の一つに支持される。
【0005】
切断高さの調整については、出願人の提供する従来のV字形スライサにおいては、下ガイド面を形成すると共にガイド方向に沿ってスライサに圧入できるインサートを交換するか或はひっくり返すことにより切断厚さを変更することも可能である。
WO 95/24995には、アプローチ面とランアウト面とを有する、賽の目切り用の野菜スライサが開示されている。このアプローチ面はランアウト面と平行であり、その前縁には、V字形のブレードが配置されている。切断方向におけるブレードの前後には、横方向に間隔をおいて並ぶ一連の垂直ブレードが、それぞれ設けられる。連続する切断動作の合間に切断可能な材料を90°回転させると、この野菜スライサで賽の目切りを行うことができる。だが賽の目の大きさを変えることはできない。
【0006】
冒頭のDE 89 09 068 U1には、本体部とスライドプレート状のインサートを有するワッフルカッタが開示されている。本体部の、スライドプレートの為の受け座は、閉面として設計された支持プレートを有する。この支持プレートは、多数の凹部を有する。スライドプレートの下側には、これに対応する多数の下方突出部が配される。スライドプレートは、受け座のガイド方向における二つの異なる位置に係止できるようになっている。一の位置において、突出部は凹部に係合する。もう一つの位置において、突出部は支持プレート上に載置される。スライドプレートを押して凹部から外してからガイド方向に移動させることにより、切断厚さを減じることができる。
【0007】
最後に、冒頭のEP 0 306 017 A2は、本体部とインサートを有するキッチンスライサに関する。このインサートは、ガイド方向に沿って本体部内に圧入することができる。このインサートは二つのプレート部材を有し、これらのプレート部材の間隔は調整可能となっている。ある構成では、これらのプレート部材を互いに螺子止めすることができる。別の構成では、これらのプレートの間にウェッジが配置される。どちらの構成においても、プレート部材は、ガイド方向に垂直な方向に相互調整することができる。
【0008】
【発明の概要】
本発明の目的は、簡単な方法で切断厚さを変更することができる、改良された台所用器具を提供することである。
冒頭で述べられ且つ本発明の第1局面による台所用器具において、インサートは、挿入状態において、インサート全体が本体部上を移動できるように装着され、切断厚さを変更する為に本体部上の異なる位置に固定できるという事実により、本目的が達成される。
【0009】
従って、本発明の台所用器具は少ない数の部品で構成される。更に、切断厚さは簡単な方法で変更することができる。特に、切断厚さを変更する為に、インサートを取り替えたり、インサートを外して別の位置に挿入しなおすことは不要である。
インサートは、挿入状態において、ガイド方向に略平行に変位できるように装着され、切断厚さを変更する為に本体部上の異なる平行移動位置に固定できれば、特に好適である。
【0010】
また、インサートの平行変位により、ガイド面とブレードとの間の当たり角がほぼ一定に、特に0°に維持されることから、全ての切断厚さにおいて常に良好な切断クォリティが得られる。
また、本実施形態によると、インサートが挿入状態で完全に移動することができると共に異なる位置に固定できるように装着されるようにする設計構成は比較的単純である。
【0011】
平行移動可能性は、例えば平行四辺形リンク等、多種多様な方法で実現できる。
だが、特に好適なのは、本体部とインサートとの間の平行ガイドが、インサートの第1方向の変位が必ず第1方向に直交する方向の移動を生じるように配置された少なくとも二つの傾斜ガイドを有する場合である。
この場合、第1方向は、本体部のメインプレーン上にあり、例えばV字形スライサの場合には、ガイド方向であるのが好適である。ブレードが直線状に配位された台所用器具においては、第1方向はブレードの切断刃と平行に延びることも可能である。
【0012】
冒頭に述べられ且つ本発明の第2局面による台所用器具において、インサートは本体部の受け座に対してガイド方向に移動可能に設計され、傾斜ガイドは、切断厚さを変更する為に、インサートのガイド方向の移動がガイド方向に対する横方向の動きを生じるように受け座及び/又はインサート上に設けられるという事実により、上記目的が達成される。
本発明の第2局面による台所用器具は頑強で、少ない数の部材で構成することができる。切断厚さは、受け座に対してガイド方向に移動するインサート及び、長手方向の移動が必ず“上昇”移動に変換される、即ちガイド面とブレード間との間隔が変更されることを保証する傾斜ガイドを介して調整される。
【0013】
これにより生じるガイド方向におけるブレードからのガイド面の長手方向の間隔の変動が、ここで考慮されている。この長手方向の間隔の変動は、実際には殆ど無視できることが分かっているのである。
だが、傾斜ガイドを介すると、切断厚さ調整の度に、ガイド面がブレード面と略平行になることを保証するのは比較的容易である。これにより、切断動作時に切断可能な材料が変位するのを避けることができ、設定された切断厚さに関係なく、円滑且つ容易に切断可能な材料が切断される。
【0014】
それに対して先行技術では、一般に、平行移動による切断厚さ調整の際にも、ガイド面の端縁とそれに対向する切断刃間の長手方向の間隔をできるだけ一定に保つ試みがなされていた。例えば上記のEP 0 306 017 A2においては、対向する二つのプレート部材を、それらの間に配置されるウェッジを介してガイド方向に対して正確に直角に位置調整できるようにする為に、インサートを三つの部材で構成する方法を採っている。
【0015】
冒頭のDE 89 09 068 U1にも、切断厚さを調整する為に、本体部の軸方向に異なる二つの位置にスライドプレートを係止する方法が開示されている。だがこの従来の台所用器具においては、この調整はむしろ実用性に乏しい移動パターンにより遂行される。つまり、切断厚さを減少する為に、スライドプレートを先ず、ガイド方向に対して垂直に持ち上げて凹部から出す必要がある。この目的の為に、本体部には対応する開口部が設けられている。この後、スライドプレートが第2係止位置に来るまでガイド方向に変位される。この構成には、幾通りもの切断厚さではなく二通りの切断厚さしか選択できないという欠点もある。
【0016】
だが、本発明の第1及び第2局面による解決法では、2段階以上、例えば3段階又は4段階、或はそれ以上の段階の切断厚さ調整が可能である。場合によっては、任意の厚さ調整さえも可能である。
従って、本発明の目的は、本発明の第2局面においても完全に達成される。
受け座が本体部と一体化されている場合は特に有利である。
この構成において、台所用器具は基本的に二つの部材、つまり本体部とインサート(又は複数の異なるインサート)で構成することができる。
【0017】
別の構成においては、本体部の動作位置に固定することができるアダプタの上に受け座が形成される。
この実施形態は、既存の台所用器具、特に本願出願人が提供する従来のV字形スライサに後付けして改良する際に特に有利である。
上述したように、従来のV字形スライサは、インサートを交換またはひっくり返すことにより切断厚さの調整が可能となる。アダプタを設けることにより、従来のV字形スライサの本体部に挿入されるインサートではなくて、このアダプタが先ず挿入される。本体部とアダプタが連結すると、その上に受け座が一体形成された本体部と全く同じか又はほぼ同じ機能を有する。
【0018】
これを踏まえ、このアダプタをガイド方向に沿って本体部に圧入することができ、その後アダプタが操作位置に係止すれば特に好適である。
結果として、アダプタ自体は本体部の一つの位置、つまり操作位置に固定される。ガイド方向に圧入可能であることにより、アダプタは特に、上記の従来技術によるV字形スライサと連結することができる。
好適な実施形態によると、インサートは、アダプタが操作位置に固定されている時、受け座に対してガイド方向に相対移動可能となるように設計される。
【0019】
本発明の第1及び第2局面は、この実施形態において実現される。挿入状態において、インサートは、切断厚さの調整の為に、ガイド方向に変位可能となっている。
別の好適な実施形態によると、インサートは、アダプタが操作位置ではない時に受け座に対して相対移動可能であり、アダプタが操作位置に固定されている時は、インサートの受け座に対する相対移動が不能となっている。
【0020】
更に別の実施形態によると、アダプタが本体部から外されている時に、切断厚さの変更の為に、インサートとアダプタとの間の軸方向の相対変位が行われる。インサートを特定の位置に固定した状態で、アダプタが操作位置に固定されると同時に、ガイド方向における調整機能がロックされる。
第1の実施形態では、切断厚さの変更が迅速且つ簡単に行われるのに対し、第2の実施形態では、概して安定性が高くなる。
【0021】
ガイド面に対する傾斜ガイドの角度が5°から50°の範囲、好ましくは5°から30°の範囲にあれば更に好適である。
これにより、第1方向(又はガイド方向)のごく少量の変位により、切断厚さ調整の為のかなり広範囲の移動を実現することができる。
有利な実施形態によると、傾斜ガイドは、インサートの嵌合片が係合する傾斜部を本体部上に有する。
【0022】
一般に、インサートと本体部のスライド片の上に傾斜部を設けることも考えられるが、傾斜部を本体部に設ける方が、インサートの構造がよりシンプルになるという利点がある。一つの本体部に対して幾つかのインサートがある場合が多いので、全体として台所用器具をよりシンプルな構造に実現することができる。
これを踏まえ、少なくとも二つの傾斜ガイドが本体部の両側に形成され、且つ、インサートの側部から突出するピンによりスライド片が形成される場合は、特に好適となる。
【0023】
その結果、平行ガイドの構成はコンパクトになる。
少なくとも一つの中央傾斜部が、インサートを支持する為にインサートの下に配置されれば更に好適である。
このようにして、上方から大きな圧力が加えられても、インサートがたわまないことを保証することができる。
これを踏まえ、中央傾斜部がブレードに隣接して配置される場合は特に好適となる。
【0024】
これにより、ガイド面に加えられる圧力に関係なく、ブレードとガイド面間の偏位(切断厚さ)が一定に保たれることが保証される。
別の実施形態によると、インサートは、挿入状態において、ブレードに対して偏位して配置された回動軸を中心に回動可能となるように装着され、切断厚さを変更する為に本体部上の異なる回動位置に固定できる。
この実施形態においては、本体部上にインサートを固定する手段が、特に簡単な構造で実現できる。
【0025】
概して、切断厚さが任意に調整できれば好適である。
この目的の為、インサートを本体部の所望の位置に固定する為の挟持手段が設けられれば有利である。
任意の切断厚さ調整が可能な状態では、台所用器具は様々な切断タスクに適応することができる。
別の実施形態によると、切断厚さは段階的に調整することができる。
【0026】
このことを踏まえ、本体部上の幾つかの位置の一つにインサートを固定する為の係止手段が設けられれば有利である。
特に本体部及び/又はインサートがプラスチック製である場合、係止手段を実現するのは比較的容易である。
更に、ブレードに対向するガイド面がブレードと同高又はそれより高い位置になるような位置に、インサートを設定することができれば有利である。
【0027】
この位置(rest position)は、特に子供にとって安全な特徴を提供し、誤ってブレードの切断刃を掴むことはありえない。この切断刃はガイド面の縁によりカバーされているのである。
また、ガイド方向に対して横方向に配列された一連の垂直ブレードが、インサートのガイド面上に設けられれば、有利である。
このようにすると、切断可能な材料を簡単に、スライス状ではなくて千切りにすることができる。
【0028】
このことを踏まえて、一連のブレードの上面がブレードの上面に対して少なくとも切断厚さに相当する分だけ突出するような位置にインサートを設定することができれば、特に好適である。
このようにすると、ブレードは、切断可能な材料の、まだ切断されていない下側部分に長手方向の切り筋を形成することができる。
次の切断動作に移る前に、切断可能な材料を90°又はそれに相当する分だけ回すと、ブレードが切り筋を横断するように切断して十字状のパターンを形成してから、その切り筋を(通常の)ブレードが切断することにより、材料をブロック状に切断する。
【0029】
従って、台所用器具は、通常のインサートと共に使用することでスライス切りを、また一連のブレードを有するインサートと共に使用することで厚目の千切り又は薄目の賽の目切りをすることができる。
上述した特徴及び後述の特徴は、それぞれ説明した組合せのみにおいて使用できるものではなく、本発明の範囲から逸脱することなく他の組合せや単独でも使用できることは理解されよう。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面を参照して以下詳細に説明する。
図1において、本発明による台所用器具の第1の実施形態は、全体を参照番号10で示す。
台所用器具10は、略矩形であって、その上に切断刃16を有するブレード14が固定される本体部12を有する。
【0031】
ブレード14は、略矩形の金属製ブレードとして形成され、本体部12の長手軸線18に対して直角に延びる。
ブレード14は、長手軸線18に対して斜めに配置することも可能であると理解されよう。更に、ブレードは、二枚の別個のブレードから成るVー字形として構成することも可能である。
ブレード14には、ガイド面20が割り当てられる。このガイド面は、ブレード14に対して偏位配置される。長手軸線18方向におけるブレード14のもう一方の側には、ブレード14の上面と面一に位置決めされたランアウト面22が設けられる。
【0032】
ランアウト面22は、本体部12の横方向支持体23の上面として構成される。
ガイド面20は、交換可能なインサート24の上面として構成される。挿入状態において、インサート24は、本体部12の二つの長手ウェブ28の間に挿入される。長手ウェブは、横方向支持体23から長手軸線18と平行に延びる。
本例では、インサート24は、長手ウェブ28の対向する内側面29の間に配置される。
【0033】
挿入状態において、インサート24は平行ガイドで、参照番号32で示すように、長手軸線18に直交する方向に移動可能となるように装着される。
インサート24を本体部12に対して平行に偏位させることにより、つまりその結果ブレード14に対して偏位させることにより、台所用器具10の切断厚さを調整することができる。
インサート24は、概略して示す挟持手段34により、平行変位した所望の位置に固定することができる為、任意の切断厚さに調整することができる。
【0034】
図1は、台所用器具10の模式図であることが理解されよう。各面22、20はどちらも、滑らかである。更に、強化の為に、長手ウェブ28の突出した自由端を互いに連結することも可能である。また、ランアウト面22に対して長手ウェブ28を高くし、フルーツホルダ等がブレード14に損傷を与えることなくウェブ上を摺動できるようにすることも可能である。
台所用器具10を使用する時、果物や野菜等の切断可能な材料、例えば胡瓜を、長手軸線18とほぼ平行なガイド方向36に沿って前後に移動させる。切断可能な材料が、ガイド面20からランアウト面22に向かってブレード14を通過すると、切断可能な材料から一片が切り離される。こうして切断された一片は、ブレード14とインサート24との間のスリットを通って落下し、通常はその下に置かれた容器の中に入る。
【0035】
その後の戻り移動の際、切断可能な材料の残りの部分は、切断されることなくブレード14を通過する。次にガイド方向に移動する際に、新たな一片が再び切断される。
ブレード14は、必ずしも一直線状ではなくてもよいと理解されよう。例えば、ブレード14を丸溝状又は波形状とすることも可能である。
切断厚さを変更するには、挟持手段34をはずして、インサート24を本体部12に残したまま、平行ガイド32と共にブレード面に対して平行変位させる。適正な切断厚さに設定すると同時に、挟持手段34を再び機能させてインサート24を本体部12に固定する。
【0036】
図2において、台所用器具の第2の実施形態を参照番号40で示す。
この台所用器具40の構造は、図1の台所用器具10の構造とほぼ同じであるので、同一部分は同じ番号で示す。以下、相違点だけを説明する。
台所用器具40は、本体部42を有する。本体部42は、その上面にガイド面20が形成された横方向支持体46と、横方向支持体46から後方に延びる二本の長手ウェブ44を有する。
【0037】
横方向支持体46には、概略して示されるグリップ47も一体形成される。
二つの横方向支持体46の間には、その上面にランアウト面22を形成するインサート48が設けられる。インサート48の前縁には、ブレード14が設けられる。
ブレード14が装着されたインサート48は、概略して示される平行ガイド50により、本体部12に対し、またガイド面20と略平行に変位できるようになっている。
この場合も、インサート48を本体部42に固定する為に挟持手段34が用いられる。
【0038】
台所用器具40の取り扱い及び機能は、台所用器具10の場合と同じである。切断厚さを変更する場合は、インサート24に代えてインサート48の位置のみを変える。
図3において、本発明による台所用器具の第3の実施形態を参照番号60で示す。
台所用器具60の構造は、台所用器具10のそれと大体同じであるので、同一部分は同じ参照番号で示す。以下、相違点だけを説明する。
【0039】
台所用器具60は、インサート24の代わりにインサート62が設けられる。このインサート62は、概略して示される回動ガイド66で、回動軸64を中心に回動可能になっている。
回動軸64は、ブレード14に対して略平行に延び、長手ウェブ28の端部の領域に設けられる。
安定化の為、長手ウェブ28の端部は、グリップの役割も兼ねるエレメント68を介して互いに連結される。
【0040】
切断厚さを調整する場合、概略して示される挟持手段34をはずす。次に、本体部12に装着したインサート62を、ブレード14とインサート62の関連部分の間に適切な偏位が得られるところまで、回動軸64を中心に回動させる。
次に、こうして設定した回動位置にインサート62を固定する為に、再び挟持手段34を機能させる。
切断可能な材料を切断するには、台所用器具10と全く同じように、台所用器具60を使用する。唯一の相違点は、切断可能な材料の大部分が、ブレード14に対して平行に当接するのではなく、通常1°から10°の範囲の小さな角度で当接することである。
【0041】
図4及び5において、本発明による台所用器具の好適な実施形態を参照番号80で示す。
台所用器具80は、基本的設計においては、図1の台所用器具10と一致する。従って、同一部分は同じ参照番号で示し、台所用器具10との相違点だけを説明する。
台所用器具80は、二本の長手ウェブ82及び、これら長手ウェブ82を連結する横方向支持体84を有する本体部81を有する。
【0042】
横方向支持体84の上面は、ランアウト面22を形成する。横方向支持体84のガイド面20側の縁部には、V字形のブレード86が一体形成される。
V字形ブレードは、二枚のブレード片を有し、このブレード片はそれぞれ、一方の横方向支持体84から長手軸線18に対して約10°から70°、特に約15°から30°の角度で延びる。つまり、これらのブレード片は両者の間に、30°から100°、好ましくは30°から60°の範囲の角度を形成する。
【0043】
特に図5に示すように、長手ウェブ82は、ある一定の高さだけランアウト面22より上方に突出している。これにより、 V字形ブレード86に損傷を与えることなく、フルーツホルダ(既知のもの)を長手ウェブ82の上面に架け渡して案内することができる。
長手ウェブ82は、横方向支持体84から前方(つまり、ガイド方向とは逆方向)に延び、別の横方向支持体87により各端部領域で相互連結される。
【0044】
その上面がガイド面20として機能するインサート88は、このように形成された開口部に挿入することができる。
インサート88は全体としては平板状であり、前部が、つまりV字形ブレード86に向かって、同様に略V字形になっている。インサート88の先端部は、平坦にすることも可能である。
挿入状態において、インサート88は、対向する長手ウェブ82に設けられた二本の平行ガイド90を介しランアウト面22(或はV字形ブレード86)と略平行に変位可能に装着される。
【0045】
この方法で得られる平行偏位は、図5において概略的に矢印91により示される。
平行ガイド90はそれぞれ、長手方向に間隔をおいて設けられた二つのガイド溝100を有する。各ガイド溝100は、略垂直状の溝インレット部93と溝傾斜部92を有する。溝傾斜部92は、溝インレット部93の下端に隣接し、ガイド面20と共に10°から50°の範囲、好ましくは15°から30°の範囲の角度94を形成する。
【0046】
インサート88の側縁にはそれぞれ、二本のガイドピン96が設けられる。これらのガイドピンは、長手方向に間隔をおいて設けられ、その外径がガイド溝100の幅と適合するようになっている。
インサート88を本体部81に嵌め込むには、上方に開口したガイド溝100内にガイドピン96を上方から挿入し、溝インレット部93の底まで下げる。
この状態において、インサート88はブレード86に対する最大偏位を有する。
【0047】
この状態を起点として、それぞれ溝傾斜部92に沿って変位するガイドピン96を介して、インサート88を平行に移動させることができる。
この溝傾斜部92の為、インサートの長手軸線18の方向又はガイド方向36の変位は必ず、それに対する垂直方向、即ち図5の上方向の移動を生じる。
この方法により、インサート88とブレード86との間の偏位、つまり結果的には切断厚さが減少する。
【0048】
この台所用器具を使用する間、インサート88にはかなりの力が上方から加えられる。
インサート88の横方向の湾曲を防止する為、本体部81には更なる横方向支持体102が設けられる。この支持体は、V字形のブレード86のV字面の下に配置され、長手ウェブ82を連結する。横方向支持体102の少なくとも中央部には、傾斜状の面が設けられることから、この支持体は中央傾斜部102として働く。
【0049】
インサート88の下側には、対応するベアリングウェッジ104が設けられ、中央傾斜部102上を摺動する。
この中央傾斜部102は、比較的薄いインサート88の場合における横方向の湾曲を防止する為に、オプションとして設けられることが理解されよう。安定した平行変位を得る為には、別の方法として、中央傾斜部102と対向する二つのガイド溝100とを設けるだけ(本実施形態では四つのガイド溝が設けられている)でも充分であろう。この場合(図示せず)、3点支持が得られ、これは安定な支持を得るに足りるものであると知られている。
【0050】
図4において、参照番号106は、横方向に偏位した状態でインサート88に設けられる一連の垂直ブレードを示す。このような一連のブレード106はオプションであり、一部のインサート88には設けられることもあれば、他のインサートには設けられないこともある。
図4において、参照番号108は固定手段を示す。
例えば図1に概略して示されるように、インサート88は挟持手段により、ブレード86に対する特定の位置に取り外し可能に固定することができるが、本例においては、固定手段108が設けられる。
【0051】
固定手段108は、インサート88の後方側部において長手方向に間隔をおいて設けられる多数の溝110と、長手ウェブ82の一方に設けられた弾性変形可能なキャッチ112とを含む。
応力を加えられていない状態において、キャッチ112はこれらの溝110の一つに係合することで、インサート88を本体部81に対する長手方向の位置に固定し、図5に概略して示される切断厚さ98を固定する。
【0052】
切断高を調整するには、図4の矢印114で概略して示すように、キャッチ112を外側にたわませて、インサート88を解放し、インサートが長手方向に自由に移動できるようにする。適切な切断厚さに設定されると同時にキャッチ112を再び解放すると、キャッチは溝110の一つにはまり、インサート88は本体部81に固定される。
係合による固定が可能なのは、ガイドピン96が溝傾斜部92内に位置する時に限られる。
【0053】
溝傾斜部92はガイドピン96の最上位置と最下位置を限定することから、このような簡単な固定手段108でも常に、インサート88を本体部81に対して特定の位置に定めることができる。
溝傾斜部92の角度94と中央傾斜部102の角度は同じであるのが好適であると理解されよう。
また図示されるように、インサート88がブレード86及びランアウト面22に対して平行に移動することも好ましい。だが一般的には、インサート88が、ブレード86とランアウト面22に対してやや傾斜し、このように傾斜した位置を起点として平行移動することも考えられる。
【0054】
台所用器具80を示す図4及び5は、概略図である。取り扱い易くする為に、適切な形状のグリップを設けることができると理解されよう。また、図では山形として示されている切断刃は、台所用器具80を主にプラスチック成形により製造することができるように、実際にはアール状にすることも可能であると理解されよう。
つまり、本体部81及び/又はインサート88をプラスチックで構成するのが好適であり、V字形ブレード86はステンレススチールで構成するのが適切且つ好適である。
【0055】
固定手段108の代わりに挟持手段が設けられる場合、切断厚さ98の任意調整が可能である。
更に、各傾斜部92、102の代わりに、例えば平行四辺形の連結ガイド等の他の平行ガイドを設けることも可能であると理解されよう。
図示は省略するが、別の実施形態において、長手軸線18に対して傾くことなく垂直な状態で平行移動が実現されるように、ガイド溝100を例えば平面図でU字形にすることも可能である。この場合、挟持手段が備えられるのが好ましいが、もちろん、その他の固定手段が備えられても良い。
【0056】
図6に示すような好適な構成においては、インサート88は、その上面つまりガイド面20がブレード86の切断刃の上に位置するまで変位させることが可能である。図6の実線で示されるこの状態は、台所用器具80を放置するか或は保管する時の状態である。この場合、ブレード86の先鋭な切断刃が保護される。つまりこの実施形態は、子供にとって安全な機能構成となる。
特定の切断厚さ98'で切断可能な材料を切断する為の操作位置は、図6において破線で示されている。
【0057】
図4及び5に示され、滑らかな又は平坦なガイド面20(別の構成も可能である)を有するインサート88の代わりとして、図7による別の交換可能なインサート88Aは、横方向に互いに間隔をおいて設けられた多数の垂直ブレード120を有する。このブレード120は、例えば図4の参照番号106に示されるような状態に配置される。
これらのブレード120は、二つの別の操作モードを可能にする値によって、ガイド面20から突出する。
【0058】
図7の実線で示されるインサート88Aの位置において、各ブレード120の上端は、ブレード86に対して図7に参照番号124で示される値だけ突出する。
この値124は、この位置において得られる切断厚さ98より大きい。
インサート88Aをこの位置にセットした台所用器具80を使用する時、最初の切断動作で、各ブレード120の切断刃122により一連の条片が得られ、その後に切断厚さ98に切断される。この突出部分124の為に、切断可能な材料の切り離されていない部分にも長手方向の切り込みが入る。この切断可能な材料を90°回転させてから次の切断動作を行うと、言わば切り込みの入った切断可能な材料の条片が各ブレード120によって切断され、最後にブレード86に切断されて賽の目になる。次の切断動作に移る前に、切断可能な材料をもう一度90°回転させ、以後同様の操作を繰り返す。
【0059】
その結果、図に示す位置において、賽の目又はブロックが作られる(ブレード120間の間隔が切断厚さ98と等しい時に限り、賽の目が得られる)。
インサート88Aが図7に破線で示す第2位置にある場合、各ブレード120の上端は、ブレード86の切断刃と大体同じ高さにある。その為、切断動作の度に、切断可能な材料は条片状に切断される。切断可能な材料の下側に切り込みは入らない。
別のインサート88B等を本体部81と組み合わせることが可能であると理解されよう。このようなインサートは例えば、異なる寸法の条片及び/又は賽の目を作ることができるように、より低い高さ及び/又は異なる間隔を有する個々のブレード120を有する。
【0060】
だが、賽の目又はブロック状の切断を可能とする為に、交換可能なインサート88Aを、このインサート88Aに配置された各垂直ブレードがメインブレード86に対して突出するような位置に配置することができるという概念はそれ自体、挿入状態でインサート全体が移動可能であるということとは関係なく、発明と見なされる。
更に別の実施形態を、図8の模式図に示す。
【0061】
この実施形態においては、平行ガイド90の代わりに、それぞれ平行ガイド130が設けられ、この平行ガイド130は略一定の幅を有するガイド溝100の代わりに以下の形状を有する。
平行ガイド130の表面は、以下のように構成される。二つの支持傾斜部132が軸方向に間隔をおいて設けられると共に、二つの軸方向に偏位した保持傾斜部134が支持傾斜部132と互い違いに配置される。
【0062】
この実施形態では、軸方向に偏位した2本のガイドピン96の代わりに、軸方向に偏位した4本のガイドピン136がインサート88(図示せず)に設けられる。
ガイドピンのうちの2本は、支持傾斜部132上にあり、他の2本のガイドピン136は、保持傾斜部134の下側にある。
この実施形態においても、ガイドピン136を有するインサートは軸方向移動の際に強制的に上方又は下方に移動させられる、つまり常に本体部とインサート間の特定の位置が得られることが保証される。
【0063】
比較的幅の狭いガイド溝100を有する平行ガイド90とは異なり、この平行ガイド130は表面積のより広い凹部138を有する設計なので、掃除が甚だ容易になる。更に、表面積の広い凹部138には、汚れがたまりにくい。
図9乃至14において、台所用器具の第5の実施形態を参照番号150で示す。
一般的な機能においては、台所用器具150は、上述した台所用器具と同じである。
【0064】
台所用器具150は、図9乃至11に示される本体部152を有する。
本体部152は、略平行に延びると共に、互いの間にランアウト面158が形成される2本の長手ウェブ154、156を含む。
ランアウト面158の前縁にはV字形のブレード160が設けられる。ここまでは、この構造は、本出願人から提供されるV字形スライサのそれと同じである。
本体部152は更に、交換可能なインサート用の受け座162を有する。
【0065】
受け座162は、2本の長手ウェブ154、156の間に延設された支持プレート164を有する。
この支持プレート164は、ランアウト面158と略平行である。支持プレート164は二つの傾斜部166、168を有する。これらの傾斜部166、168は、V字形ブレード160に対応してV字形に配置されるように互いに配位される。各傾斜部166、168はそれぞれ、支持プレート164から約8°の角度169(図13)で立ち上がる。
【0066】
支持プレート164の前端には、横エッジ170があり、下方に延びるグリップ部がこれに隣接している。
受け座162は長手ウェブ154、156により、側方を限定されている。長手ウェブ154の側壁172は、受け座162に臨んでいる。
側壁172の部分には、インサートを固定する為の係止手段173が設けられる。係止手段173は、ガイド方向36に対して直角に延びる係止突片174を有する。この係止突片174は、側壁172の弾性ウェブ176上に形成される。これにより、係止突片174は、インサートが押し込まれる時に側方にへこむことができる。
【0067】
係止手段173の代替として、係止手段173を支持プレート164と一体化することも考えられる。
弾性ウェブ176は、長手ウェブ154の上部に設けた長穴178及びそれと平行して延びる側壁172の長穴180により形成される。弾性ウェブ176は、これら二つの長穴178、180の間に形成される。
図10に模式的に示すように、支持プレート164の下で、長手ウェブ154、156の間には、少なくとも一つの横ウェブ184が設けられる。支持プレート164はV字形ブレード160に対応して、V字形にテーパー状にされている。このようにV字形ブレード160に向かって先細になっている三角状部は、少なくとも一つの横ウェブ184により下方から支持される。
【0068】
これにより、支持プレート164のV字形にテーパー状にされた部分は、切断可能な材料により上から圧力がかけられても湾曲しないことが保証される。
図9乃至11に示すように、ランアウトリップ186が傾斜部166、168に隣接する。ランアウトリップ186は、支持プレート164及びV字形ブレード160に対して略平行に配置される。インサートの最下位置(後述する)において、ランアウトリップ186は切断可能な材料の為のガイド面の一部として機能する。
【0069】
図12乃至14において、本体部152の受け座162に挿入されるインサートは、参照番号190で示される。
図12は、インサート190の下面図である。
このインサート190は、略矩形の部分とV字形にテーパー状にされた部分とを有するベースプレート192を有する。
インサート190の上面はガイド面194として、略平面状に設計されている。インサート190はこの場合、ガイド面194がV字形ブレード及び全ての切断厚さ98に対して平行に延びるように受け座162内に配置される。
【0070】
ベースプレート192の下面195は、受け座162の形状に適合するようになっている。
V字形にテーパー状にされた後部において、ベースプレート192はその下面195側に二つのウェッジ面196、198を有する。これらのウェッジ面196、198の配置、寸法及び角度は、受け座162の各傾斜部166、168に適合する。
ベースプレート192は前端部(図12の左側)に、前方に向かって厚みが増してゆくウェッジ部200を有する。ウェッジ部の傾斜は、角度169と一致する。
【0071】
図13に示すように、ベースプレート192の下面195は、長さLにわたりガイド面194と平行になっている。この長さLは、図9に示される長さLと対応する。
受け座162とベースプレート192の下面195は、第1位置において(切断厚さが最大となる)インサート190が支持プレート164上に平坦に支持されるように互いに適合していると理解されよう。この場合、ガイド面194はランアウトリップ186と略同一高さにある。ウェッジ部200は、支持プレート164の横エッジ170に対して前方に突出する。
【0072】
インサート190の対向する2つの長手エッジ202は、受け座162の側壁172と平行になっている。
長手方向に連続配置された多数の係止凹部204が、一方の長手エッジ202に設けられている。
この係止凹部204は、係止手段173の係止突片174と適合する。
図10は更に、側壁172から内方に突出する二つの保持突片182も示す。これらの保持突片182は、受け座162に導入されるインサートを長手方向に案内する機能を果し、インサート190が押し上げられて受け座162から外れないことを保証する。
【0073】
インサート190は、前方から後方に向かって(図9において右から左へ)受け座162に圧入される。その際、側方のエッジ202が係止突片174を弾性的に押し退けて、係止突片174は最初の係止凹部204に嵌まりこむ。この状態においては、上述したように、ガイド面194はランアウトリップ186とほぼ同じ高さにあり、最大切断厚さに設定される。インサート190を更に後方に押し込むことにより、インサート190が支持プレート164に対して(そしてブレードの面に対して)平行移動する。
【0074】
これは、インサート190が受け座162内を後方に押し込まれるに従って、ウェッジ面196、198が各傾斜部166、168に乗り上げてゆく一方、インサート190の前部は、横エッジ170上を案内されるウェッジ部200により同じ分だけ持ち上げられるからである。
図12に示されるように、インサート190は、例えば、5つの係止凹部204を有する。これらの凹部のうちの4つは、ガイド面194の異なる高さの調整、つまり異なる切断厚さの調整に使用される。
【0075】
係止突片174が最後の係止凹部204に嵌め込まれると同時に、ガイド面194はV字形ブレード160とほぼ同じ高さ又は若干高い位置に来るので、V字形ブレードで誤って怪我をすることは殆どない。この最後の位置は、図6による保管位置又は安全な位置と一致する。
この実施形態では、傾斜部又はウェッジ面は、問題の部分(本体部152又はインサート190)の他方の面と直接隣接する平坦な傾斜部として設計されている。全体的にみて、簡単な方法で何段階にも(2段階以上)高さ調整の可能な台所用器具150は、このようにして得られる。取り扱いも極めて簡単で、初心者でも使うことができる。
【0076】
更に、本体部152もインサート190も表面全体が滑らかに設計されているので、台所用器具全体を簡単に手入れすることができる。切断可能な材料の残りが小さな溝や他の凹部に溜ることもない。
この台所用器具150においては、受け座162は本体部152と一体成形される。つまり、最も単純な構成の場合、台所用器具150は、二つの部材だけで構成される。但し、インサート190の代わりに、例えば図7に模式的に示されるような複数の横ブレードを有するインサートを使用することも可能である。
【0077】
図15乃至18において、本発明による台所用器具の第6の実施形態を参照番号150'で示す。
殆ど全ての局面において、この台所用器具150'は、図9乃至14の台所用器具150と対応する。
この台所用器具150'においては、台所用器具150に使用されたものと同じインサート190が使用される。この台所用器具150'と台所用器具150との相違点は、本体部152'がインサート190を直接受け入れるのではなく、アダプタを受け入れるように設計されていることである。このアダプタは、図15乃至17において参照番号210で示される。
【0078】
本体部152'は、先行技術からのV字形スライサの従来の本体部とすることができる。この種の本体部においては、それぞれインサートを前方から後方に挿入して特定の操作位置につけることができる。切断厚さを調整する場合は、異なるインサートを挿入するか或は、インサートをひっくり返してから挿入すればよい。
この台所用器具150'においては、このような既知のインサートの代わりにアダプタ210を特定の操作位置に挿入する。本体部152'とアダプタ210を結合させると、上述した本体部152と全く同じように取り扱うことができる。
【0079】
アダプタ210と本体部152'とを区別する為に、アダプタ210と本体部152'の対応する要素にそれぞれ、アポストロフィ記号を付ける。
図18において、アダプタの為の受け座を更に参照番号212で示す。この受け座212は、各側面172の部分にガイドレール214を有する。受け座212の側面218には更に、アダプタ210を一つの操作位置に固定することを可能にする係止凹部216が設けられる。
【0080】
一方の側面218には、図9の長穴178、180と同様に二つの平行な長穴により形成される弾性ウェブ220が設けられる。但し、この弾性ウェブ220には、内方に突出する突片は設けられない。
図15に示すように、アダプタ210は支持プレート164'を有する。この支持プレート164'は、一方の端部がV字形にテーパー状にされた略矩形である。V字形にテーパー状にされた端部には、ランアウトリップ186'に隣接する二つの傾斜部166'、168'がある。
【0081】
二つの側壁172'はそれぞれ、矩形部分に設けられる。一方の側壁172'には弾性ウェブ176'が設けられており、この側壁の内側から係止突片174'が内方に突出する。この弾性ウェブ176'は、支持プレート164'と一方の側壁172'との間の境界部分にある長穴180'により形成される。
保持突片182'は、二つの側壁172'のそれぞれの上面に形成される。
係止手段173'の構成は、弾性ウェブ220の構成に適応する。従って、アダプタ210が動作位置に嵌入されている時に、高さ調整の為にインサート190を長手方向に移動させることも可能である。弾性ウェブ176'上の係止突片174は、側方に反らされるが、これはウェブ220の弾性設計により可能となる。
【0082】
従来のV字形スライサのように、本体部152'が長穴を含まないつまり、弾性ウェブ220を設けない設計とする場合、アダプタ210とインサート190との間の軸方向の相対変位は、アダプタ210を動作位置から取り外した時のみ可能となる。
この場合、動作位置において突片174'を側方に反らせることはできない。
このようにして、アダプタ210とインサート190の構成は、実質的に安定な方法で受け座212内に保持される。それにも関わらず、切断厚さの調整は比較的容易である。これを調整するには、アダプタ210とインサート190全体とを、受け座212から少しずらすだけでよい。そうすると、インサート190とアダプタ210は、軸方向に相対変位する。そして、アダプタとインサート全体とを、受け座212内の操作位置に挿入しなおす。
【0083】
台所用器具152においても、滑らかな表面を持つ固体部材により、切断厚さ調整が実現されるので、台所用器具152の手入れが簡単であり、且つ取り扱いの際には頑強である。
アダプタ210及びインサート190は、別個に販売される商品であり、従来のタイプの既存のV字形スライサ用の追加部品として購入できることが理解されよう。
図6乃至8による好適な構成は、台所用器具10、40、150、150'に適用可能であることは理解されよう。図6及び7の台所用器具も台所用器具60に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1局面による台所用器具の第1の実施形態を示す概略図である。
【図2】本発明の第1局面による台所用器具の第2の実施形態を示す概略図である。
【図3】本発明の第1局面による台所用器具の第3の実施形態を示す概略図である。
【図4】本発明の第1及び2局面による台所用器具の第4の実施形態を示す概略平面図である。
【図5】図4のV-V線による断面図である。
【図6】子供にとって安全な形状構成を説明する部分概略図である。
【図7】賽の目切り用の台所用器具の使用法を説明する概略図である。
【図8】傾斜ガイドの別の実施形態を示す図である。
【図9】本発明の第1及び2局面による台所用器具の第5の実施形態における本体部を示す斜視図である。
【図10】図9のX-X線による概略断面図である。
【図11】図9の本体部の係止手段を示す平面拡大図である。
【図12】図9の本体部に対するインサートの底面図である。
【図13】図12のXIII-XIII線による断面図である。
【図14】図12のXIV-XIV線による断面図である。
【図15】本発明の第1及び2局面による台所用器具の第6の実施形態におけるアダプタを示す概略斜視図である。
【図16】図15のXVI-XVI線による断面図である。
【図17】図15のXVII-XVII線による拡大断面図である。
【図18】第6の実施形態における台所用器具の本体部を示す斜視図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is a kitchen appliance for cutting severable materials such as vegetables and fruits, and a main body, a guide surface on which the severable material can be moved back and forth, and for cutting The blade is offset with respect to the guide surface so as to separate a piece from the severable material that is moved toward the blade in the guide direction on the guide surface. The present invention relates to a kitchen appliance comprising a blade whose position determines the cutting thickness and a replaceable insert for changing the cutting thickness.
[0002]
[Description of related technology]
Such kitchen appliances are known, for example, from publications such as DE 298 21 132 U1, EP 306 017, DE 89 09 068 U1.
Such kitchen utensils are generally referred to as kitchen slicers. For example, when cutting pepper, the slicer is generally held so as to hang over the ball, and the slices are cut one after another by moving the pepper back and forth. The slice piece falls from the slit between the blade and the guide surface and accumulates in the ball.
[0003]
This guide surface is often referred to as the approach surface. In general, a further guide surface is provided adjacent to the blade in the guide direction. This is also referred to as a runout surface.
The blade is usually arranged in a transverse direction (cross direction) with respect to the guide direction, for example, arranged at a right angle or a slight oblique angle with respect to the guide direction. A particularly advantageous configuration is a V-shaped blade in which two blades arranged at an angle are joined approximately at the center.
[0004]
The kitchen appliance can be made of metal, but the main body is often made of plastic.
DE 298 21 132 U1 discloses a kitchen appliance in which two side frame members are integrally connected to an upper guide plate. These frame members also have grooves for inserting lower guide plates at different heights.
DE 198 27 077 A1 discloses a food grinding device having a base plate and a replaceable grinding insert that is press-fitted into the opening from the side. The grinding insert is made of plastic and has a laterally extending blade on its top. In front of the blade in the cutting direction, a guide path is rotatably mounted via an integral hinge and supported at one of several rotational positions by a movable adjustment lever.
[0005]
Regarding the adjustment of the cutting height, in the conventional V-shaped slicer provided by the applicant, the cutting thickness is formed by replacing or turning over the insert that forms the lower guide surface and can be press-fitted into the slicer along the guide direction. It is also possible to change.
WO 95/24995 discloses a vegetable slicer for chopping salmon having an approach surface and a run-out surface. This approach surface is parallel to the run-out surface, and a V-shaped blade is disposed on the leading edge thereof. A series of vertical blades arranged at intervals in the lateral direction are respectively provided before and after the blades in the cutting direction. When the cuttable material is rotated 90 ° between successive cutting operations, the vegetable slicer can be used to cut the straw. But you can't change the size of the eye of the eyelid.
[0006]
DE 89 09 068 U1 at the beginning discloses a waffle cutter having a body part and a slide plate-like insert. The receiving seat for the slide plate of the main body has a support plate designed as a closed surface. The support plate has a number of recesses. On the lower side of the slide plate, a large number of downward projecting portions corresponding thereto are arranged. The slide plate can be locked at two different positions in the guide direction of the receiving seat. In one position, the protrusion engages the recess. In another position, the protrusion is placed on the support plate. The cutting thickness can be reduced by pushing the slide plate to remove it from the recess and then moving it in the guide direction.
[0007]
Finally, EP 0 306 017 A2 at the beginning relates to a kitchen slicer having a body and an insert. The insert can be press-fitted into the main body along the guide direction. This insert has two plate members, and the distance between these plate members can be adjusted. In one configuration, these plate members can be screwed together. In another configuration, a wedge is placed between the plates. In either configuration, the plate members can be mutually adjusted in a direction perpendicular to the guide direction.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION
It is an object of the present invention to provide an improved kitchen appliance that can change the cutting thickness in a simple manner.
In the kitchen appliance described at the beginning and according to the first aspect of the present invention, the insert is mounted so that the entire insert can move on the main body in the inserted state, and on the main body to change the cutting thickness. This object is achieved by the fact that it can be fixed in different positions.
[0009]
Therefore, the kitchen appliance of the present invention is composed of a small number of parts. Furthermore, the cutting thickness can be changed in a simple manner. In particular, it is not necessary to replace the insert or remove the insert and reinsert it in another position to change the cutting thickness.
It is particularly preferable if the insert is mounted so that it can be displaced substantially parallel to the guide direction in the inserted state and can be fixed at different parallel movement positions on the main body in order to change the cutting thickness.
[0010]
In addition, since the contact angle between the guide surface and the blade is maintained substantially constant, particularly at 0 °, due to the parallel displacement of the insert, a good cutting quality is always obtained at all cutting thicknesses.
In addition, according to the present embodiment, the design configuration for mounting the insert so that it can be completely moved in the inserted state and can be fixed at different positions is relatively simple.
[0011]
The parallel movement possibility can be realized by various methods such as a parallelogram link.
However, it is particularly preferred that the parallel guide between the body part and the insert has at least two inclined guides arranged such that displacement of the insert in the first direction always results in movement in a direction perpendicular to the first direction. Is the case.
In this case, the first direction is on the main plane of the main body. For example, in the case of a V-shaped slicer, the guide direction is preferable. In kitchen utensils in which the blades are arranged in a straight line, the first direction can also extend parallel to the cutting blades of the blades.
[0012]
In the kitchen appliance described at the beginning and according to the second aspect of the present invention, the insert is designed to be movable in the guide direction with respect to the receiving seat of the main body, and the inclined guide is inserted to change the cutting thickness. The above object is achieved by the fact that the movement in the guide direction is provided on the seat and / or the insert so as to produce a lateral movement relative to the guide direction.
The kitchen appliance according to the second aspect of the present invention is robust and can be configured with a small number of members. The cutting thickness ensures that the insert moves in the guide direction with respect to the receiving seat and that the longitudinal movement is always converted into an “up” movement, ie the distance between the guide surface and the blade is changed. It is adjusted via an inclined guide.
[0013]
Variations in the longitudinal distance of the guide surface from the blade in the guide direction caused thereby are taken into account here. It has been found that this longitudinal spacing variation is practically negligible.
However, through the inclined guide, it is relatively easy to ensure that the guide surface is substantially parallel to the blade surface every time the cutting thickness is adjusted. Thereby, it is possible to avoid displacement of the material that can be cut during the cutting operation, and the material that can be cut smoothly and easily is cut regardless of the set cutting thickness.
[0014]
On the other hand, in the prior art, generally, an attempt has been made to keep the longitudinal distance between the edge of the guide surface and the opposing cutting blade as constant as possible even when adjusting the cutting thickness by translation. For example, in EP 0 306 017 A2 above, in order to be able to position two opposing plate members exactly perpendicular to the guide direction via a wedge placed between them, the insert is A method comprising three members is employed.
[0015]
DE 89 09 068 U1 at the beginning also discloses a method of locking the slide plate at two different positions in the axial direction of the main body in order to adjust the cutting thickness. However, in this conventional kitchen appliance, this adjustment is rather carried out by a movement pattern that is less practical. That is, in order to reduce the cutting thickness, it is necessary to first lift the slide plate perpendicularly to the guide direction and out of the recess. For this purpose, the body is provided with a corresponding opening. Thereafter, the slide plate is displaced in the guide direction until it reaches the second locking position. This arrangement also has the disadvantage that only two cut thicknesses can be selected instead of several cut thicknesses.
[0016]
However, in the solutions according to the first and second aspects of the present invention, it is possible to adjust the cutting thickness in two or more stages, such as three or four stages, or more stages. In some cases, even arbitrary thickness adjustments are possible.
Therefore, the object of the present invention is completely achieved in the second aspect of the present invention.
It is particularly advantageous if the receiving seat is integrated with the main body.
In this configuration, the kitchen appliance can basically be composed of two members, namely a main body and an insert (or a plurality of different inserts).
[0017]
In another configuration, a receiving seat is formed on the adapter that can be secured to the operating position of the body portion.
This embodiment is particularly advantageous when retrofitting and retrofitting existing kitchen utensils, particularly the conventional V-shaped slicer provided by the applicant.
As described above, the conventional V-shaped slicer can adjust the cutting thickness by exchanging or turning over the insert. By providing the adapter, this adapter is inserted first, not the insert that is inserted into the main body of the conventional V-shaped slicer. When the main body portion and the adapter are connected, they have the same or substantially the same function as the main body portion on which the receiving seat is integrally formed.
[0018]
Based on this, it is particularly preferable that the adapter can be press-fitted into the main body along the guide direction, and the adapter is then locked at the operation position.
As a result, the adapter itself is fixed at one position of the main body, that is, the operation position. By being able to press fit in the guide direction, the adapter can in particular be connected to the above-mentioned prior art V-shaped slicer.
According to a preferred embodiment, the insert is designed to be movable relative to the receiving seat in the guide direction when the adapter is fixed in the operating position.
[0019]
The first and second aspects of the present invention are realized in this embodiment. In the inserted state, the insert can be displaced in the guide direction in order to adjust the cutting thickness.
According to another preferred embodiment, the insert is movable relative to the receiving seat when the adapter is not in the operating position, and when the adapter is fixed in the operating position, the insert is moved relative to the receiving seat. It is impossible.
[0020]
According to yet another embodiment, when the adapter is removed from the body, an axial relative displacement between the insert and the adapter is performed to change the cutting thickness. With the insert fixed at a specific position, the adapter is fixed at the operation position, and at the same time, the adjustment function in the guide direction is locked.
In the first embodiment, the cutting thickness can be changed quickly and easily, whereas in the second embodiment, the stability is generally high.
[0021]
More preferably, the angle of the inclined guide with respect to the guide surface is in the range of 5 ° to 50 °, preferably in the range of 5 ° to 30 °.
Thereby, a very wide range of movement for adjusting the cutting thickness can be realized with a very small amount of displacement in the first direction (or guide direction).
According to an advantageous embodiment, the inclined guide has an inclined part on the body part with which the mating piece of the insert engages.
[0022]
In general, it is conceivable to provide an inclined portion on the insert and the slide piece of the main body portion. However, providing the inclined portion on the main body portion has an advantage that the structure of the insert becomes simpler. Since there are many cases where there are several inserts for one main body portion, the kitchen appliance as a whole can be realized in a simpler structure.
In view of this, it is particularly suitable when at least two inclined guides are formed on both sides of the main body and the slide piece is formed by pins protruding from the side of the insert.
[0023]
As a result, the configuration of the parallel guide is compact.
It is further preferred if at least one central ramp is arranged below the insert to support the insert.
In this way, it can be ensured that the insert will not bend even if a large pressure is applied from above.
In view of this, it is particularly suitable when the central inclined portion is disposed adjacent to the blade.
[0024]
This ensures that the deviation (cut thickness) between the blade and the guide surface is kept constant regardless of the pressure applied to the guide surface.
According to another embodiment, the insert is mounted so as to be pivotable about a pivot shaft that is offset from the blade in the inserted state, and the body for changing the cutting thickness. Can be fixed at different rotational positions on the part.
In this embodiment, the means for fixing the insert on the main body can be realized with a particularly simple structure.
[0025]
Generally, it is preferable that the cutting thickness can be adjusted arbitrarily.
For this purpose, it is advantageous if clamping means are provided for fixing the insert in the desired position of the body.
With any cutting thickness adjustment possible, kitchen utensils can be adapted to various cutting tasks.
According to another embodiment, the cutting thickness can be adjusted in stages.
[0026]
In view of this, it is advantageous if a locking means for fixing the insert is provided at one of several positions on the main body.
In particular, when the main body and / or the insert is made of plastic, it is relatively easy to realize the locking means.
Furthermore, it is advantageous if the insert can be set at a position where the guide surface facing the blade is at the same height as or higher than the blade.
[0027]
This rest position provides a safe feature, especially for children, and it is not possible to accidentally grab the cutting edge of the blade. This cutting blade is covered by the edge of the guide surface.
It is also advantageous if a series of vertical blades arranged transversely to the guide direction are provided on the guide surface of the insert.
In this way, the material that can be cut can be easily shredded rather than sliced.
[0028]
In view of this, it is particularly preferable if the insert can be set at a position where the upper surface of a series of blades protrudes from the upper surface of the blade by at least the amount corresponding to the cutting thickness.
In this way, the blade can form a longitudinal score in the lower portion of the severable material that has not yet been cut.
Before moving on to the next cutting action, turn the severable material by 90 ° or equivalent to cut the blade across the incision to form a cruciform pattern, then the incision The (normal) blade cuts the material into blocks.
[0029]
Thus, kitchen utensils can be sliced when used with normal inserts, and can be cut into thick shreds or thin scissors when used with inserts having a series of blades.
It will be appreciated that the features described above and those described below are not to be used only in the respective combinations described, but can be used in other combinations or alone without departing from the scope of the present invention.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings.
In FIG. 1, a first embodiment of a kitchen appliance according to the present invention is indicated generally by the
The
[0031]
The
It will be appreciated that the
A
[0032]
The
The
In this example, the
[0033]
In the inserted state, the
By displacing the
Since the
[0034]
It will be appreciated that FIG. 1 is a schematic diagram of a
When the
[0035]
Upon subsequent return movement, the remaining portion of the severable material passes through the
It will be appreciated that the
In order to change the cutting thickness, the clamping means 34 is removed, and the
[0036]
In FIG. 2, a second embodiment of the kitchen appliance is indicated by
Since the structure of the
The
[0037]
The
Between the two
The
Also in this case, the clamping means 34 is used to fix the
[0038]
The handling and function of the
In FIG. 3, a third embodiment of a kitchen appliance according to the present invention is indicated by
Since the structure of the
[0039]
The
The
For stabilization, the ends of the
[0040]
When adjusting the cutting thickness, the clamping means 34 shown schematically is removed. Next, the
Next, in order to fix the
To cut the severable material, a
[0041]
4 and 5, a preferred embodiment of the kitchen appliance according to the invention is indicated by
The
The
[0042]
The upper surface of the
The V-shaped blade has two blade pieces, each of which has an angle of about 10 ° to 70 °, in particular about 15 ° to 30 ° with respect to the
[0043]
In particular, as shown in FIG. 5, the
The
[0044]
The
The
In the inserted state, the
[0045]
The parallel excursion obtained in this way is indicated schematically in FIG.
Each of the parallel guides 90 has two
[0046]
Two guide pins 96 are provided on each side edge of the
In order to fit the
In this state, the
[0047]
Starting from this state, the
Due to the
This method reduces the displacement between the
[0048]
While using this kitchen appliance, a considerable force is applied to the
In order to prevent the
[0049]
A corresponding
It will be appreciated that this
[0050]
In FIG. 4,
In FIG. 4,
For example, as schematically shown in FIG. 1, the
[0051]
The fixing means 108 includes a number of
In an unstressed state, the
[0052]
To adjust the cutting height, as shown schematically by
The engagement can be fixed only when the
[0053]
Since the groove inclined
It will be appreciated that the
It is also preferred that the
[0054]
4 and 5 showing the
That is, the
[0055]
When a clamping means is provided instead of the fixing means 108, the
Further, it will be understood that other parallel guides such as parallelogram connection guides may be provided in place of the
Although not shown in the drawings, in another embodiment, the
[0056]
In a preferred configuration as shown in FIG. 6, the
The operating position for cutting a material that can be cut with a specific cutting thickness 98 'is indicated by a broken line in FIG.
[0057]
Smooth or flat guide surface shown in FIGS. 4 and 5 20 As an alternative to the
These blades 120 protrude from the
[0058]
At the position of the
This
When using the
[0059]
As a result, a crease or block is created at the position shown in the figure (a crease is obtained only when the spacing between the blades 120 is equal to the cut thickness 98).
When the
It will be understood that another insert 88B or the like can be combined with the
[0060]
However, in order to be able to cut a crease or block, the
Yet another embodiment is shown in the schematic diagram of FIG.
[0061]
In this embodiment,
The surface of the
[0062]
In this embodiment, instead of the two guide pins 96 displaced in the axial direction, four
Two of the guide pins are on the support inclined
In this embodiment as well, the insert having the
[0063]
Unlike the
9 to 14, a fifth embodiment of a kitchen appliance is indicated by
In general function, the
[0064]
The
The
A V-shaped
The
[0065]
The
The
[0066]
At the front end of the
The receiving
The
[0067]
As an alternative to the locking means 173, it is also conceivable to integrate the locking means 173 with the
The
As schematically shown in FIG. 10, at least one
[0068]
This ensures that the V-shaped tapered portion of the
As shown in FIGS. 9 to 11, the
[0069]
12 to 14, the insert inserted into the receiving
FIG. 12 is a bottom view of the
The
The upper surface of the
[0070]
The
In the rear portion tapered in a V shape, the
The
[0071]
As shown in FIG. 13, the
It will be appreciated that the
[0072]
A number of locking
This
FIG. 10 further shows two holding
[0073]
The
[0074]
This is because as the
As shown in FIG. 12, the
[0075]
At the same time that the locking
In this embodiment, the ramp or wedge surface is designed as a flat ramp that is directly adjacent to the other side of the part of interest (
[0076]
Furthermore, since the entire surface of both the
In the
[0077]
15 to 18, a sixth embodiment of the kitchen appliance according to the present invention is indicated by
In almost all aspects, the
In the
[0078]
The
In the
[0079]
In order to distinguish between the
In FIG. 18, a receiving seat for the adapter is further indicated by
[0080]
One
As shown in FIG. 15, the
[0081]
Each of the two
The holding
The configuration of the locking means 173 ′ is adapted to the configuration of the
[0082]
When the
In this case, the protruding
In this way, the configuration of
[0083]
Also in the
It will be appreciated that the
It will be appreciated that the preferred configuration according to FIGS. 6-8 is applicable to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing a first embodiment of a kitchen appliance according to the first aspect of the present invention.
FIG. 2 is a schematic view showing a second embodiment of the kitchen appliance according to the first aspect of the present invention.
FIG. 3 is a schematic view showing a third embodiment of the kitchen appliance according to the first aspect of the present invention.
FIG. 4 is a schematic plan view showing a fourth embodiment of a kitchen appliance according to the first and second aspects of the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
FIG. 6 is a partial schematic diagram illustrating a shape configuration that is safe for a child.
FIG. 7 is a schematic diagram for explaining how to use kitchen utensils for chopping a straw.
FIG. 8 is a view showing another embodiment of the tilt guide.
FIG. 9 is a perspective view showing a main body portion in a fifth embodiment of a kitchen appliance according to the first and second aspects of the present invention.
10 is a schematic cross-sectional view taken along line XX of FIG.
11 is an enlarged plan view showing locking means of the main body portion of FIG.
12 is a bottom view of an insert for the main body portion of FIG. 9. FIG.
13 is a cross-sectional view taken along line XIII-XIII in FIG.
14 is a cross-sectional view taken along line XIV-XIV in FIG.
FIG. 15 is a schematic perspective view showing an adapter in a sixth embodiment of the kitchen appliance according to the first and second aspects of the present invention.
16 is a cross-sectional view taken along line XVI-XVI in FIG.
17 is an enlarged sectional view taken along line XVII-XVII in FIG.
FIG. 18 is a perspective view showing a main body portion of a kitchen appliance according to a sixth embodiment.
Claims (24)
本体部(12; 42; 81; 152; 152', 210)と、
その上を切断可能な材料が前後に移動することができるガイド面(20; 194)と、
切断の為のブレード(14; 86; 160)であって、ガイド面(20; 194)上をガイド方向(36)にあるブレード(14; 86; 160)に向かって移動させられる切断可能な材料から一片を切り離すようにガイド面(20; 194)に対して偏位して配置され、ブレード(14; 86; 160)とガイド面(20; 194)との間の偏位が切断厚さ(98)を決定するブレード(14; 86; 160)と、
切断厚さを変更する為の交換可能なインサート(24; 48; 62; 88; 190)とを具備し、
前記インサート(24; 48; 62; 88; 190)は、挿入状態において、インサート全体が本体部(12; 42; 81; 152; 152', 210)上を移動できるように装着され、切断厚さ(98)を変更する為に本体部(12; 42; 81; 152; 152', 210)上の異なる位置に固定できるとともに、ブレード( 14; 86; 160 )に対向するガイド面( 20,194 )がブレード( 14; 86; 160 )より高い位置になるような位置に設定することができることを特徴とする台所用器具。Kitchen utensils (10; 40; 60; 80; 150) for cutting cleavable materials such as vegetables and fruits,
A main body (12; 42; 81; 152; 152 ' , 210);
A guide surface (20; 194) on which the severable material can move back and forth,
Cutting blade (14; 86; 160), a severable material which is moved on the guide surface (20; 194) towards the blade (14; 86; 160) in the guiding direction (36) Is displaced with respect to the guide surface (20; 194) so that a piece is separated from the blade, and the displacement between the blade (14; 86; 160) and the guide surface (20; 194) is the cutting thickness ( 98) blades to determine (14; 86; 160);
With replaceable inserts (24; 48; 62; 88; 190) for changing the cutting thickness;
The insert (24; 48; 62; 88; 190) is mounted so that the entire insert can move on the body (12; 42; 81; 152; 152 ' , 210) in the inserted state, and the cutting thickness is (98) can be fixed at different positions on the body (12; 42; 81; 152; 152 ' , 210 ) and the guide surface ( 20,194 ) facing the blade ( 14; 86; 160 ) A kitchen appliance characterized by being able to be set to a position higher than the blade ( 14; 86; 160 ) .
本体部(81; 152; 152 ’ , 210)と、
その上を切断可能な材料が前後に移動することができるガイド面(20; 194)と、
切断の為のブレード(86; 160)であって、ガイド面(20; 194)上をガイド方向にあるブレード(86; 160)に向かって移動させられる切断可能な材料から一片を切り離すようにガイド面(20; 194)に対して偏位して配置され、ブレード(86; 160)とガイド面(20; 194)との間の偏位が切断厚さ(98)を決定するブレード(86; 160)と、
切断厚さを変更する為の交換可能なインサート(88; 190)とを具備し、
前記インサート(88; 190)は、本体部(81; 152; 152’, 210)の受け座(162; 162 ’)に対してガイド方向(36)に移動可能に設計され、傾斜ガイド(92, 102; 132,134; 166, 168, 170, 200; 166 ’ , 168 ’)が、切断厚さ(98)を調整する為に、インサート(88; 190)のガイド方向(36)の移動がガイド方向(36)に対する横方向の動きを生じるように受け座(162; 162 ’)及び/又はインサート(88; 190)上に設けられ、
前記インサート( 88; 190 )は、ブレード( 86; 160 )に対向するガイド面( 20; 194 )がブレード( 86; 160 )より高い位置になるような位置に設定することができることを特徴とする台所用器具。 A; (150 80), vegetables, kitchen appliance for cutting cuttable material such as fruits
Body portion (81; 152 ', 210; 152),
A guide surface (20; 194) on which the severable material can move back and forth,
A blade for cutting (86; 160), which guides the piece from the severable material that is moved on the guide surface (20; 194) towards the blade (86; 160) in the guiding direction A blade (86; which is arranged offset with respect to the surface (20; 194), the displacement between the blade (86; 160) and the guide surface (20; 194) determining the cutting thickness (98) 160)
With replaceable inserts (88; 190) for changing the cutting thickness,
The insert (88; 190) is designed to be movable in the guide direction (36) with respect to the seat (162 ; 162 ' ) of the main body (81; 152; 152 ' , 210). 102; 132, 134; 166, 168, 170, 200; 166 ', 168') is, in order to adjust the cutting thickness (98), the insert (88; 190) moving the guide direction of the guide direction (36) ( transverse to occur as seat movement relative to 36) (162; 162 ') and / or inserts (88; provided on the 190),
It said insert (88; 190) is blade and characterized in that it can be set to a position such that a position higher than; (160 86); guide surface opposed to the (86 160) (20 194) is a blade Kitchen utensils.
本体部( 152 ’ , 210 )と、
その上を切断可能な材料が前後に移動することができるガイド面( 194 )と、
切断の為のブレード( 160 )であって、ガイド面( 194 )上をガイド方向にあるブレード( 160 )に向かって移動させられる切断可能な材料から一片を切り離すようにガイド面( 194 )に対して偏位して配置され、ブレード( 160 )とガイド面( 194 )との間の偏位が切断厚さ( 98 )を決定するブレード( 160 )と、
切断厚さを変更する為の交換可能なインサート( 190 )とを具備し、
前記インサート( 190 )は、本体部( 152 ’ , 210 )の受け座( 162 ’ ) に対してガイド方向( 36 )に移動可能に設計され、傾斜ガイド( 166 ’ , 168 ’ , 170, 200 )は、切断厚さ( 98 )を調整する為に、インサート( 190 )のガイド方向( 36 )の移動がガイド方向( 36 )に対する横方向の動きを生じるように受け座( 162 ’)及び / 又はインサート( 190 )上に設けられ、
前記受け座(162')は、本体部(152')上の動作位置に固定できるアダプタ(210)上に形成されていることを特徴とする台所用器具。 Kitchen utensils ( 150 ') for cutting cleavable materials such as vegetables and fruits ,
The main body ( 152 ' , 210 ),
A guide surface ( 194 ) on which the severable material can move back and forth ,
A blade for cutting (160), the guide surface (194) located on the guide direction blade (160) guide surface to disconnect a piece from cleavable material to be moved towards the relative (194) a blade (160) for determining is arranged excursion excursion cutting thickness between the blade (160) guide surface (194) (98) Te,
With replaceable inserts ( 190 ) for changing the cutting thickness ,
Wherein the insert (190) includes a body portion (152 is movably designed guide direction (36) relative to ', 210) of the receiving seat (162'), inclined guide (166 ', 168', 170, 200) , in order to adjust the cutting thickness (98), the insert (190) in the guide direction (36) move receiving seat to produce a lateral movement with respect to the guide direction (36) of the (162 ') and / or On the insert ( 190 ),
The kitchen appliance characterized in that the receiving seat (162 ') is formed on an adapter (210) that can be fixed in an operating position on the main body (152').
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