JP3742026B2 - データ放送蓄積システム及びその方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して蓄積するデータ放送蓄積システムに関し、特に、デジタル放送されてきた情報からデータ放送を構成するカルーセルを抽出して蓄積するデータ放送蓄積システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
平成12年末より本放送が開始されたBSデジタル放送に加え、平成14年からは110°CS衛星を用いたCSデジタル放送、その後は地上波デジタル放送とデジタル放送網の整備が進められている。これらのデジタル放送では高品位画像の提供と共に、新しい放送サービスとしてデータ放送が大きな特徴となっている。
【0003】
データ放送は規定の形式に従ったある種のアプリケーションプログラムと表示用の素材をデータとして放送波に多重化して放送するものである。受信機は当該アプリケーションプログラムを解析/実行する手段を備え、データ受信時にアプリケーションプログラムを実行することでテレビ画面上に各種の情報を表示したり、リモコン等によるインタラクティブな操作を実現したり、また受信機に接続された電話回線を介して通信を行うことも可能である。
【0004】
一方、データ放送におけるデータを放送局から伝送する仕組の模式図を図18に示す。図18は電波産業会が規定するデータ放送システムで採用されているMPEG2システムによるデータ伝送方式を模式的に表したものである。図18によると放送は複数のエレメンタリストリーム(以下、「ES」という)(映像ES、音声ES、字幕ES、データES等)を多重化したトランスポートストリーム(以下、「TS」という)によって構成されている。データはデータES内にカルーセルという単位で格納されている。図18の例では、1つのカルーセルは、2つの構成情報ブロック(download information indication。以下、「DII」という。)と5つのデータ断片ブロック(download data block。以下、「DDB」という)より構成される。なお、実際には1つのカルーセルに含まれるDIIの数とDDBの数は、それぞれ2及び5に限定されない。2つのDIIの内容は相互に同一であり、カルーセルを構成するブロックについての情報その他のカルーセルについての情報を有する。また、5つのDDBにはカルーセル内のシリアル番号1〜5が付されている。5つのDDBの内容を寄せ集めて1つの意味のあるデータとなる。データESではカルーセルが繰り返される。カルーセルにはデータ放送提示のための部品となる文字列、図形、音声および制御プログラムなどが適当なサイズに分割されて含まれている。受信機は放送波からデータ放送を含むES(データES)をフィルタリングにより抽出し、カルーセル内に含まれるデータの断片を取り出して再構成し、データ放送エンジンに入力し、データの提示を行う。
【0005】
上述のようなデータ放送を実現するためには、放送されたデータを受信機の立場で解析し、正しく放送が実行されたかを検証する手段が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、受信機側でデータ放送を解析する際に用いられている一つのデータ蓄積方法は、受信したTS(全部または一部)を時間で区切って蓄積し、蓄積されたTSを再生することによって疑似的な放送を行い、再現されたデータ放送を元に解析を行う方法である。この場合、TSの蓄積は一般的なビデオ録画のように放送内容に関係のない時間情報(開始時刻/終了時刻)や視聴者の目視による開始/終了のトリガだけを用いて蓄積されるが、通常、データを伝送するカルーセル伝送の開始/終了は映像や音声放送のようにユーザが番組を視聴しながら認知できるものではなく、またデータを伝送するカルーセルは、一定時間内に何回か繰り返される編成によって放送されることから正確に開始・終了時刻を指定することが困難である。このため解析に必要な十分なデータを蓄積するためには、カルーセルが送出される周期+αの時間分だけTSを蓄積しなければならず、時間的な効率や実際にデータを蓄積する記憶装置の利用効率が悪い。また一つのカルーセル上には重要なデータを複数含むように構成することも可能であるが、TSを蓄積する場合、このような冗長なデータを全て蓄積することになるため、記憶装置の利用効率が悪い。更に放送の性格上、天候やその他電波障害などの発生により、カルーセル受信に失敗してデータが欠落することも有り得るが、TSを蓄積して解析する方法ではこのような障害が発生するたびにTSを蓄積し直さなければならない。更にTSを蓄積して解析する方法では本来データに解析に必要の無い映像/音声/字幕などもまとめて蓄積されることから、記憶装置上には不要な情報が大量に蓄積されることになり、非効率的である。当該方法によってデータを蓄積する様子を図20に示す。
【0007】
また受信機側でデータ放送の解析する際の別のデータ蓄積方法としてデータ放送によって表示された画面を保存し、解析する方法がある。これは例えばデータが表示されている画像をVTRを用いて録画したり、パソコン等に入力して動画や静止画として保存するなどして放送されたデータを蓄積し、これを元に解析する方法である。この方法では表示されたデータのみを蓄積するので記憶装置の容量は少なく済むことが考えられるが、蓄積されるデータが制御プログラムによって組版された後の情報だけなので、制御プログラムの動作によって実現されるインタラクティブなデータの操作などの検証することができない。
【0008】
上述のように従来技術によってはデータ放送に注目して放送されたデータや動作の解析/検証を効率良く行うことは困難であった。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、デジタル放送される情報からデータ放送を構成するカルーセルを過不足無く抽出して蓄積するデータ放送蓄積システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点によれば、放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積システムにおいて、前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出する手段と、前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出する手段と、抽出された前記ブロックと同一のブロックが一時記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記一時記憶装置に保存する手段と、前記内容を構成する全てのブロックが前記一時記憶装置に保存されたならば、前記内容を構成する全てのブロックを前記一時記憶装置から記憶装置へ転送する手段と、前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせる手段と、を備えることを特徴とするデータ放送蓄積システムが提供される。
【0011】
上記のデータ放送蓄積システムにおいて、前記転送を行う際に、前記構成情報を基に前記内容をファイルに分割する手段を更に備え、前記記憶装置は前記ファイルの単位で前記内容を保存してもよい。
【0012】
本発明の第2の観点によれば、放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積システムにおいて、前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出する手段と、前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出する手段と、抽出された前記ブロックと同一のブロックが記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記記憶装置に保存する手段と、前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせる手段と、を備えることを特徴とするデータ放送蓄積システムが提供される。
【0014】
本発明の第1又は第2の観点によるデータ放送蓄積システムにおいて、前記記憶装置に記憶された前記内容を解析する解析手段を更に備えるようにしてもよい
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0017】
[実施形態1]
本発明はBSデジタル放送等のデータ放送を含むデジタル放送システムで放送されるデータ等、MPEG2システムを用いて伝送されるデータを、多重化され同時に伝送される映像/音声/字幕などから分離し、且つ個々のデータ単位で保存することによって、効率の良い蓄積を行うデータ放送蓄積システムである。
【0018】
図1に示すデータ放送解析システムのブロック構成においてカルーセル抽出手段101はトランスポートストリームに含まれる制御情報を解析し、トランスポートストリーム内にあるデータESを分離し、データES中に含まれるカルーセルを構成するデータを一時記憶装置102に逐次保存する。1つのカルーセルを構成するすべてのデータが一時記憶装置102上に保存されたら、カルーセル抽出手段101は一時記憶装置102上に保存されたデータをデータ書込読出手段103に送り、一時記憶装置102上のデータを破棄する。データ書込読出手段103は送られたデータをカルーセルとして記憶装置104に保存する。記憶装置104上に保存されたカルーセルはデータ放送の視聴や解析に使用される。天候やノイズによってカルーセル抽出手段101の前段でデータが破損もしくは欠落した場合でも、カルーセル抽出手段101が繰り返し伝送されるカルーセルデータを用いて破損もしくは欠落した部分を補完することで記憶装置104には過不足の無いデータが保存される。
【0019】
このように本発明によると、放送に含まれるデータがカルーセルというデータの単位で独立して保存されるため、放送されるデータを時間で区切って映像や音声などと同時にデータ放送を保存する方法と比較して、解析の対象となるデータ部分のみを効率よく保存し、解析することが可能になると共に、天候や電波障害によるデータの破損や欠落した場合にも冗長なデータを保存することなく、効率よく解析対象のデータを保存し、解析を行うことができる。またデータは過不足なく保存されるため、TSをそのまま蓄積するような方式に比べて、データ部分を抽出しながらの解析する必要が無いので、解析が簡易に行える。
【0020】
図1を参照すると、本発明の一実施形態としてのデータ放送蓄積システムが示されている。
【0021】
カルーセル抽出手段101はTSを入力し、TSに含まれる制御情報を用いてTS中の複数種類のESからデータESをフィルタリングにより抽出し、データESが含むデータの断片を一時記憶装置102上に保存する。保存の際にはDIIが保持している構成情報を元にデータの組み立て順序を決定する。データは繰り返し伝送されるので、カルーセル抽出手段101は一時記憶装置102に保存されたデータの断片をチェックして、受信したデータが既に保存されている場合はデータを破棄することで冗長なデータの保存が発生しないようにする。またデータの断片が受信されるたび、カルーセル中のデータが全て受信されたかを確認し、すべてのデータを受信し終わったカルーセルについてはデータ書込読出手段103に送って一時記憶装置102上のデータを破棄する。
【0022】
一時記憶装置102は受信中のカルーセル抽出手段101がデータを一時的に記憶するための読み書き可能な装置であり、例えば半導体メモリや磁気記憶装置によって実現する。
【0023】
データ書込読出手段103は受信したデータに適当な名前を付加して記憶装置104に保存する。データはカルーセル抽出手段101から入力するカルーセル単位で保存され、付加された名前によって識別し、読み出すことが可能である。
【0024】
記憶装置104は受信済みのカルーセルを記憶するための読み書き可能な装置であり、例えば半導体メモリや磁気記憶装置によって実現する。
【0025】
次に図1のデータ放送解析システムの動作を図2に示すフローチャートを使用して説明する。
【0026】
カルーセル抽出手段101に入力されるTSは図19に示すようにTSを構成するESを分割したデータ(以下、「ブロック」という)の羅列として構成される。ブロックは、例えば、DII、DDB、TSの構成情報ブロック、映像の一部を構成するブロック、音声の一部を構成するブロックである。カルーセル抽出手段101では図2のステップ201〜ステップ214の手順でTSからデータESをフィルタリングにより抽出し、更にデータESに含まれるカルーセルを抽出する。
【0027】
カルーセル抽出手段101は、次のブロックを入力し(ステップ201)、入力したブロックがTS構成情報ブロックであるか否かを判断する(ステップS202)。ステップ202の結果がNOであれば、ステップS201に戻り、再度ブロックを入力する。一方、ステップ202の結果がYESであればステップS203に進む。従って、ステップ201及び202では、TS構成情報ブロック以外のブロックは捨てられる。
【0028】
ステップ203では、カルーセル抽出手段101は、TS構成情報ブロックからTS構成情報を抽出し、それに含まれる情報であってデータESのブロック(DII又はDDB)を識別するためのもの(以下、「データES識別情報」という)を取り出し、内部記憶(図示せず)に保存する。
【0029】
次に、カルーセル抽出手段101は次のブロックを入力する(ステップ204)。
【0030】
カルーセル抽出手段101は、入力したブロックの識別情報と内部記憶に保存したデータES識別情報を比較することにより、入力したブロックがデータESのブロックであるか否か判断する(ステップ205)。ステップ205の結果がNOであればステップ204に戻り、再度ブロックを入力する。一方、ステップ205の結果がYESであればステップ206に進む。従って、ステップ204及び205では、データESのブロック以外のブロックは捨てられる。
【0031】
ステップ206では、カルーセル抽出手段101は、入力したブロックがDIIであるか又はDDBであるかを判断する。
【0032】
カルーセル抽出手段101は、ステップ204で入力したブロックがDIIである場合は、既にそのDIIを受信済みであるか否かを判断する(ステップ207)。受信済みであれば、ステップ204に戻り、再度ブロックを入力する。一方、受信済みでなければ、ステップ208に進む。
【0033】
カルーセル抽出手段101は、ステップ208では、ステップ204で入力したデータがDIIであり、未受信であるので、入力したDIIを内部記憶に保存する。ステップ208からはステップ204に戻り、再度ブロックを入力する。
【0034】
ステップ207を設けることにより、同一のDIIが重複して内部記憶に保存されることを防止することができる。
【0035】
DIIが未受信であり内部記憶に保存されていない場合には、ステップ204で入力したブロックが必要なDDBであるか否かの判定ができない。従って、カルーセル抽出手段101は、ステップ204で入力したブロックがDDBであることがステップ206で判断された場合には、DIIが受信済みであるかを判断する(ステップ209)。ステップ209の結果がNOであれば、ステップ204に戻り、再度ブロックを入力する。
【0036】
カルーセル抽出手段101は、ステップ209の結果がYESであれば、ステップ204で入力したDDBと同一のDDBが既に一時記憶装置102に保存されているか否かを判断する(ステップ210)。ステップ210の結果がYESであれば、ステップ204に戻り、再度ブロックを入力する。ステップ210を設けることにより、同一のDDBが重複して一時記憶装置102に記憶されることを防止することができる。
【0037】
カルーセル抽出手段101は、ステップ210の結果がNOであれば、ステップ204で受信したDDBを一時記憶装置102に保存する(ステップ211)。
【0038】
次に、カルーセル抽出手段101は、カルーセルの全てのDDBを一時記憶装置102に保存したか否かを判断する(ステップ212)。ステップ212の判断の結果がNOであれば、ステップ204に戻り、次のブロックを入力する。
【0039】
カルーセル抽出手段101は、ステップ212の判断の結果がYESであれば、一時記憶装置102に保存されている全てのDDBをデータ書込読出手段103に転送し、データ書込読出手段103は、転送されてきた全てのDDBを記憶装置104に保存する(ステップ213)。
【0040】
次に、カルーセル抽出手段101は、一時記憶装置102に保存されている全てのDDBを破棄し、内部記憶に保存されているDIIを破棄する(ステップ214)。
【0041】
上述の手順により、記憶装置104に保存されたデータはデータ処理を行う装置やプログラムによって任意のタイミングに読み出され、使用される。
【0042】
[実施形態2]
本発明の実施形態2を図面を参照して説明する。
【0043】
本発明の実施形態2は、基本構成は上記と一致するが、受信したデータの書込み/読み込み手続きを工夫することで一時記憶装置を必要としない点が異なる。図3に実施形態2の構成を示す。
【0044】
カルーセル抽出手段601はTSを入力し、TSに含まれる制御情報を用いてTS中の複数種類のESからデータESをフィルタリングにより抽出し、データESが含むカルーセルの断片をデータ書込読出手段602に送る。
【0045】
データ書込読出手段602はカルーセル抽出手段601によって抽出されたデータESを個々のカルーセル毎に分離し、蓄積を行う。データ書込読出手段602はDIIから受信データの最終的なサイズを読み込み、このサイズの保存領域を記憶装置603内に確保し、カルーセル抽出手段601によって抽出されたDDBをこの保存領域に保存する。この際、各カルーセルには名前が付加される。データ書込読出手段602は各カルーセルの受信状態に応じて受信状態保持メモリ604に受信状態を設定する。
【0046】
またデータ書込読出手段602は保存時に付加された名前を用いたデータへのアクセス機構を有し、これにより、データはカルーセル単位で付加された名前によって識別し、読み出されることが可能である。データ書込読出手段602は、読み出しの要求を受けたときは、受信状態保持メモリ604の該当カルーセルの受信状態を確認し、すべての断片が受信済の場合だけ読み出しを行う。
【0047】
記憶装置603は受信済みのカルーセルの断片を記憶するための読み書き可能な装置であり、例えば半導体メモリや磁気記憶装置によって実現する。
【0048】
受信状態保持メモリ604はカルーセルのリストを保持し、そのカルーセルが受信中であるか、受信が完了しているかを示すフラグを保持する。データ書込読出手段602は記憶装置603からデータを読み出す前にこのフラグを参照して当該データカルーセルへのアクセスが可能であるかを判定し、受信途中の不完全なデータが読み出されることを防ぐ。
【0049】
次に図3の実施形態2の動作のを図4に示すフローチャートを使用して説明する。
【0050】
図4(a)はカルーセル抽出手段601によってデジタル信号に含まれるデータESのブロックが抽出される手順を表している。図4(a)のステップ901〜ステップ905は図2のステップ201〜ステップ205と同様であるので、これらのステップの説明を省略する。
【0051】
カルーセル抽出手段601は、ステップ901〜ステップ905によって抽出されたデータESのブロックをデータ書込読出手段602に送る(ステップ906)。
【0052】
また、カルーセル抽出手段601は、データ処理中に強制終了された場合やステップ906実行時のデータ書込読出手段602からの応答によってデータ受信が終了した場合は、処理を終了する(ステップ907)。
【0053】
図4(b)はデータ書込読出手段602が、カルーセル抽出手段601より受信したデータを記憶装置603に保存する手順を表している。
【0054】
カルーセル抽出手段601よりデータESのブロックを入力する(ステップ908)。
【0055】
次に、データ書込読出手段602は、入力したブロックがDIIであるか又はDDBであるかを判断する(ステップ909)。
【0056】
データ書込読出手段602は、ステップ908で入力したブロックがDIIである場合は、既にそのDIIを受信済みであるか否かを判断する(ステップ910)。受信済みであれば、ステップ908に戻り、再度ブロックを入力する。一方、受信済みでなければ、ステップ911に進む。
【0057】
データ書込読出手段602は、ステップ911では、ステップ908で入力したデータがDIIであり、未受信であるので、入力したDIIを内部記憶(図示せず)に保存する。次に、データ書込読出手段602は、受信状態保持メモリ604に、「受信中」を設定する。ステップ912からはステップ908に戻り、再度ブロックを入力する。
【0058】
ステップ910を設けることにより、同一のDIIが重複して内部記憶に保存されることを防止することができる。
【0059】
DIIが未受信であり内部記憶に保存されていない場合には、ステップ908で入力したブロックが必要なDDBであるか否かの判定ができない。従って、データ書込読出手段602は、ステップ908で入力したブロックがDDBであることがステップ909で判断された場合には、DIIが受信済みであるかを判断する(ステップ913)。ステップ913の結果がNOであれば、ステップ908に戻り、再度ブロックを入力する。
【0060】
データ書込読出手段602は、ステップ913の結果がYESであれば、ステップ908で入力したDDBが既に記憶装置603に保存されているか否かを判断する(ステップ914)。ステップ914の結果がYESであれば、ステップ908に戻り、再度ブロックを入力する。ステップ914を設けることにより、同一のDDBが重複して記憶装置603に記憶されることを防止することができる。
【0061】
データ書込読出手段602は、ステップ914の結果がNOであれば、ステップ908で受信したDDBを記憶装置603に保存する(ステップ915)。
【0062】
次に、データ書込読出手段602は、カルーセルの全てのDDBを記憶装置603に保存したか否かを判断する(ステップ916)。ステップ916の判断の結果がNOであれば、ステップ908に戻り、次のブロックを入力する。
【0063】
データ書込読出手段602は、ステップ916の判断の結果がYESであれば、受信状態保持メモリに「受信済」を設定し、内部記憶に保存されているDIIを破棄する(ステップ917)。
【0064】
上述のように実施形態2においては受信/抽出したデータを記憶装置603内に直接保存し、保存中のデータについては受信が完了しているか否かのフラグを持った受信状態保持メモリ604を備えることで、一時記憶のための記憶領域を必要としない分、より少ない容量の記憶装置で実現可能であり、かつ受信途中の不完全なデータにアクセスすることが無いデータ放送解析システムを実現している。
【0065】
[実施形態3]
本発明の実施形態3を図面を参照して説明する。
【0066】
本発明の実施形態3は、基本構成は実施形態1と同様であるが、受信したカルーセルを更に詳細な単位に分割保存し、データの解析が更に容易になる点が実施形態1と異なる。図5に実施形態3の構成を示す。
【0067】
カルーセル抽出手段701はTSを入力し、TSに含まれる制御情報を用いてTS中の複数種類のESからデータESをフィルタリングにより抽出し、そのデータESのブロックのうちDDBを一時記憶装置702上に保存する。保存の際にはDIIが保持している構成情報を元にデータの組み立て順序を決定する。データは繰り返し伝送されるので、カルーセル抽出手段701は一時記憶装置702に保存されたDDBをチェックして、受信したDDBと同一のDDBが既に保存されている場合は受信したDDBを破棄することで冗長なDDBの保存が発生しないようにする。またDDBが受信されるたび、カルーセル中の全てのDDBが受信されたかを確認し、すべてのDDBを受信し終わったカルーセルについてはDII及び全てのDDBをファイル構成手段703に出力して、一時記憶装置702上のDDBを破棄する。
【0068】
一時記憶装置702は受信中のカルーセル抽出手段がDDBを一時的に記憶するための読み書き可能な装置であり、例えば半導体メモリや磁気記憶装置によって実現する。
【0069】
ファイル構成手段703はカルーセル抽出手段701が出力するカルーセルのDII及びDDBを受け取り、DIIが保持しているカルーセルの構成情報を元にカルーセルの全てのDDBより構成されるデータを更に細かい単位に分割する。カルーセルの全てのDDBより構成されるデータは放送内で一意となる名前が付けられた単位で分割されてファイル化される。分割してファイル化されたデータは画像、音声、文書、プログラムなどの一塊のデータであり、それ自身で意味を成す。
【0070】
データ書込読出手段704はファイル構成手段703から入力したファイル単位のデータに対して名前空間変換手段705を通じて生成されたデータ放送解析システム内で有効な名前を付加して記憶装置706に保存する。データはファイル構成手段703から入力するファイル単位で保存される。記憶装置706に保存されたデータは変換前の放送内で一意となる名前を用いた参照により、データ書込読出手段704を通じてアクセス可能である。この場合、データ書込読出手段704は名前空間変換手段705を通じて参照時に使用された放送内で一意となる名前をデータ放送解析システム内で有効な名前に変換し、記憶装置706内のデータの検索に使用する。またデータへの参照を行う側が予め名前空間変換手段705を使用するなどして名前の変換を行い、記憶装置706から直接データを参照することも可能である。
【0071】
名前空間変換手段705はデータ書込読出手段704に入力されたファイルの名前をデータ放送解析システム内で有効な名前に変換する。名前空間変換手段705は、データ書込読出手段704に入力されたファイルに付加されたネットワーク識別、チャンネル、番組識別などで構成され、放送方式に依存する形式の名前を、記憶装置706への保存に適した名前に変換する。
【0072】
記憶装置706は受信済みのファイルを記憶するための読み書き可能な装置であり、例えば半導体メモリや磁気記憶装置によって実現する。
【0073】
データ解析手段707はデータ書込読出手段704を用いて保存されたファイルを参照し、ファイル中のデータの解析を行う。解析は受信データの内容確認やデータとして含まれる制御プログラムの動作の検証、素材として含まれるデータのフォーマットの検証などである。
【0074】
次に図5の実施形態3の動作を図6、図7に示すフローチャートを使用して説明する。
【0075】
図6に示すフローチャートはカルーセル抽出手段701によってデジタル信号に含まれるデータESのブロック(DII及びDDB)が抽出される手順を表している。図6のステップ1001〜ステップ1012までは、図2のステップ201〜ステップ212までの手順と同様であるので、これらのステップの説明を省略する。
【0076】
カルーセルの受信が完了するとカルーセル抽出手段701は一時記憶装置702に保存されたDDB及びステップ1008で内部記憶に保存されたDIIをファイル構成手段703に出力し(ステップ1013)、一時記憶装置702内に保存されているDDB及び内部記憶に保存されているDIIを破棄する(ステップ1014)。
【0077】
図7に示すフローチャートはファイル構成手段703、データ書込読出手段704、名前空間変換手段705によって受信されたカルーセルが、分割/保存される手順を表している。
【0078】
図7(a)はファイル構成手段703がカルーセルを更に詳細な単位に分割してファイル化し、ファイルをデータ書込読出手段704に出力する手順を表している。
【0079】
ファイル構成手段703は、図6のステップ1013でカルーセル抽出手段701が出力したDII及び全てのDDBを入力する(ステップ1101)。
【0080】
ファイル構成手段703は、DIIに記述されているカルーセルの構成情報を解析し、データの単位毎のサイズ、先頭からのオフセットを取得する(ステップ1102)。
【0081】
ファイル構成手段703は、ステップ1102の結果得られたサイズ、先頭からのオフセットに従い、データを抽出する(ステップ1103)。
【0082】
ファイル構成手段703は、ステップ1103の結果抽出されたデータをカルーセルの構成情報から取得される放送で一意に識別される名前と共にデータ書込読出手段704に出力する(ステップ1104)。
【0083】
ファイル構成手段703は、カルーセル内のすべてのデータを抽出し、データ書込読出手段704に出力したか否かを判断する。未抽出のデータがある場合は、ステップ1102に戻り、ステップ1102〜ステップ1105の処理を繰り返す(ステップ1105)。
【0084】
データ処理中に強制終了された場合は処理を終了する(ステップ1106)。
【0085】
図7(b)はデータ書込読出手段704が名前空間変換手段705を用いてファイルの名前の変換を行い、ファイルを記憶装置706に保存する手順を表している。
【0086】
データ書込読出手段704は、図5(a)のステップ1104でファイル構成手段703が出力するファイルを入力する(ステップ1107)。
【0087】
データ書込読出手段704は、ステップ1107で入力したファイルの名前を名前空間変換手段705を通じて変換する。変換後の名前は記憶装置706上でデータを識別するための名前であり、例えば記憶装置706が磁気記憶装置で構成されたコンピュータ上のファイルシステムである場合は変換後の名前はファイル名に等しい(ステップ1108)。
【0088】
データ書込読出手段704は、ステップ1107で入力されたデータをステップ1108で変換された名前で記憶装置706上に保存する(ステップ1109)。
【0089】
データ処理中に強制終了された場合は処理を終了する(ステップ1110)。
【0090】
上述の手順により、保存されたデータはデータ解析手段707によって任意のタイミングに読み出され、データの解析が実行される。
【0091】
上述のように実施形態3は受信したデータがカルーセルより詳細な単位で保存される点を特徴とする。この特徴により、カルーセル内で重複したデータを持つ冗長なデータであってもデータ解析に必要な最少量のデータの保存によって解析が実行できる他、データが保存される単位は画像、音声、文書、制御プログラムなどのように単体で意味を成すデータの塊なので受信後の解析が簡易になる、等効率的なデータ解析を実現する。
【0092】
[実施形態4]
本発明の実施形態4を図面を参照して説明する。
【0093】
本発明の実施形態4は、基本構成は実施形態1と同様であるが、複数種類のデータESのうちカルーセルを保存するデータESを指定する手段を有し、ユーザが指定したデータESのカルーセルのみを保存/解析することが可能な点が実施形態1と異なる。図8に実施形態4の構成を示す。
【0094】
カルーセル抽出手段801はTSを入力し、TSに含まれる制御情報および指定データES保持メモリ806が保持するユーザ指定の制御情報を用いてTS中の複数種類のデータESを含む複数種類のESからユーザ指定のデータESをフィルタリングにより抽出し、そのデータESが含むカルーセルのDDBを一時記憶装置802上に保存する。保存の際にはそのデータESが含むカルーセルのDIIが保持している構成情報を元にDDBの組み立て順序を決定する。カルーセルは繰り返し伝送されるので、カルーセル抽出手段801は一時記憶装置802に保存されたDDBをチェックして、受信したDDBと同一のDDBが既に一時記憶装置802に保存されている場合は受信したDDBを破棄することで冗長なデータの保存が発生しないようにする。またDDBが受信されるたび、カルーセル中のDDBが全て受信されたかを確認し、すべてのDDBを受信し終わったカルーセルについては全てのDDBをデータ書込読出手段803に出力して一時記憶装置802上のDDBを破棄する。
【0095】
一時記憶装置802はカルーセル抽出手段801が受信中のDDBを一時的に記憶するための読み書き可能な装置であり、例えば半導体メモリや磁気記憶装置によって実現する。
【0096】
データ書込読出手段803はカルーセル抽出手段801から入力したDDBより成るデータに適当な名前を付加して記憶装置804に保存する。データはカルーセル抽出手段801から入力するカルーセル単位で保存され、付加された名前によって識別し、読み出すことが可能である。
【0097】
記憶装置804は受信済みのカルーセルを記憶するための読み書き可能な装置であり、例えば半導体メモリや磁気記憶装置によって実現する。
【0098】
データES指定手段805はユーザが保存/解析したいカルーセルを含むデータESを指定する手段である。入力する手段としては、キーボードと表示手段を有するインタラクティブな入力装置の他、記憶装置などに保存された識別情報を読み込んで指定のデータESとする装置などが想定される。
【0099】
指定データES保持メモリ806はデータES指定手段805によって指定されたデータESの識別情報を保持するメモリであり、半導体メモリや磁気記憶装置等によって実現され得る。指定データES保持メモリ806に保持された識別情報はカルーセル抽出手段801へデータESのブロックが入力された時点で参照され、入力したデータESの保存が必要か否かの判定に使用される。
【0100】
次に図8に示す実施形態4の動作を図9に示すフローチャートを使用して説明する。
【0101】
図9はカルーセル抽出手段801に入力されたTSに含まれる指定されたデータESのカルーセルが記憶装置804に保存される手順を示しており、図2のステップ201〜ステップ214に、指定されたデータESのDDBのみを保存するためにカルーセル抽出手段801が実行する判断のステップ1206を追加したものである。ステップ1201〜ステップ1205は図2のステップ201〜ステップ205と同様であり、ステップ1207〜ステップ1215は図2のステップ206〜ステップ214と同様であるので、これらのステップの説明を省略する。
【0102】
ステップ1206では、ステップ1205までの処理で抽出されたブロックが指定データES保持メモリ806に識別情報が設定されたデータESに属するものか否かを判定し、属するものである場合はステップ1207へ進み、属さないものであれば当該ブロックを破棄して次のブロックを読み込むためにステップ1204に戻る。
【0103】
ユーザは所望のデータESを指定するためにデータES指定手段805を用いて所望のデータESの識別情報を入力する。入力の方法はデータES指定手段805の実現方法に依存する。例えばES指定手段がキーボードと表示手段を有するインタラクティブな入力装置場合は、ユーザは所望のデータESの識別情報をキーボードから入力し、記憶装置などに保存された識別情報を読み込んで指定のESとする装置の場合は識別情報を予め電子ファイル等の形式で登録しておく。
【0104】
データES指定手段805を用いて所望のデータESが指定されると指定されたデータESの識別情報は直ちに指定データES保持メモリ806に保存される。保存された識別情報は図9のステップ1207の実行時にカルーセル抽出手段801によって読み出され、入力されたブロックが持つデータESの識別情報と比較され、入力したブロックを保存する/しないの判定に用いられる。
【0105】
上述のように実施形態はユーザが指定したデータESのカルーセルのみを保存し、解析を実行するので、解析に不要なデータの蓄積が発生せず、最小限の記憶領域の使用でデータ解析を行うことを可能とする。
【0106】
なお、実施形態1から実施形態4を派生させたのと同様に、実施形態2又は3から実施形態4に対応する形態を派生させることもできる。
【0107】
[実施形態5]
本発明の実施形態5を図面を参照して説明する。
【0108】
図10に示す実施形態5は、図1と比較すると明らかなように、実施形態1にデータ解析手段105と解析結果出力手段106を追加して、データ放送解析システムとしたものである。
【0109】
実施形態1のデータ放送蓄積システムにより、データ処理に必要な過不足の無いデータ(1カルーセル分)が記憶装置104に保存されるため、保存されたデータをオフライン(ON AIR受信終了後等)で再生するなど、受信時点でのデータの完全な解析が行える。
【0110】
データ解析手段105が有する機能は放送されるデータによって異なるが、概ね、受信済みのカルーセルの構成情報を解析する機能、構成情報を元にカルーセルに含まれる個別のデータを抽出する機能、個別のデータのフォーマットに従った解析機能、デコード機能(モノメディアの場合)、実行機能(スクリプト等のプログラムの場合)等である。
【0111】
解析結果出力手106はデータ解析手段105が出力する情報を最終結果として出力する手段であり、ディスプレイ(表示)、プリンタ(印字)、ハードディスクなどの記憶装置(ファイル出力)など出力形態に応じた装置によって構成される。
【0112】
[実施形態6]
図11に示す実施形態6は、図3と比較すると明らかなように、実施形態2にデータ解析手段605と解析結果出力手段606を追加して、データ放送解析システムとしたものである。実施形態6のデータ解析手段605と解析結果表示手段606はそれぞれ実施形態5のデータ解析手段105と解析結果出力手段106と同様であるので、これらの説明を省略する。
【0113】
[実施形態7]
図12に示す実施形態6は、図5と比較すると明らかなように、実施形態3に解析結果出力手段708を追加して、データ放送解析システムとしたものである。実施形態7のデータ解析手段707は、実施形態3で説明した機能の他に実施形態5のデータ解析手段105と同様に機能を有する。実施形態7の解析結果表示手段708は実施形態5の解析結果出力手段106と同様であるので、この説明を省略する。
【0114】
[実施形態8]
図13に示す実施形態8は、図8と比較すると明らかなように、実施形態4にデータ解析手段807と解析結果出力手段808を追加して、データ放送解析システムとしたものである。実施形態8のデータ解析手段807と解析結果表示手段808はそれぞれ実施形態5のデータ解析手段105と解析結果出力手段106と同様であるので、これらの説明を省略する。
【0115】
[実施形態9]
本発明の実施形態9を図面を参照して説明する。
【0116】
図14に示す実施形態9は、図1と比較すると明らかなように、実施形態1に受信データ確認手段107と確認用データ入力手段108と確認結果出力手段109を追加して、データ放送確認システムとしたものである。
【0117】
実施形態1のデータ放送蓄積システムにより、データ処理に必要な過不足の無いデータ(1カルーセル分)が記憶装置104に保存されるため、保存されたデータと放送予定であったデータの情報(確認用データ)を突き合わせることによって、蓄積時点で意図したデータが放送されていたこと、しいては意図していた表示を成すことができたか否かを検証することが可能になる。
【0118】
確認用データ入力手段108は放送予定のデータ一覧などの確認用データを入力する手段である。入力方式別にキーボード/ディスプレイ、磁気記憶装置、通信ネットワークなどのデータ入力に必要な装置を備える。
【0119】
受信データ確認手段107は確認用データ入力手段108から入力された確認用データとデータ書込読出手段103を介して、もしくは記憶装置104から直接読み込まれる受信済みデータを突き合わせることにより、意図したデータが蓄積されているか否かを判定し、結果を確認結果出力手段に出力する。
【0120】
解析結果出力手段109は受信データ確認手段107が出力する情報を最終結果として出力する手段であり、ディスプレイ(表示)、プリンタ(印字)、ハードディスクなどの記憶装置(ファイル出力)など出力形態に応じた装置によって構成される。
【0121】
[実施形態10]
図15に示す実施形態10は、図3と比較すると明らかなように、実施形態2に受信データ確認手段607と確認用データ入力手段608と確認結果出力手段609を追加して、データ放送確認システムとしたものである。実施形態10の受信データ確認手段607と確認用データ入力手段608と確認結果出力手段609はそれぞれ実施形態9の受信データ確認手段107と確認用データ入力手段108と確認結果出力手段109と同様であるので、これらの説明を省略する。
【0122】
[実施形態11]
図16に示す実施形態11は、図5と比較すると明らかなように、実施形態3に受信データ確認手段709と確認用データ入力手段710と確認結果出力手段711を追加して、データ放送確認システムとしたものである。実施形態11の受信データ確認手段709と確認用データ入力手段710と確認結果出力手段711はそれぞれ実施形態9の受信データ確認手段107と確認用データ入力手段108と確認結果出力手段109と同様であるので、これらの説明を省略する。
【0123】
[実施形態12]
図17に示す実施形態12は、図8と比較すると明らかなように、実施形態4に受信データ確認手段809と確認用データ入力手段810と確認結果出力手段811を追加して、データ放送確認システムとしたものである。実施形態12の受信データ確認手段809と確認用データ入力手段810と確認結果出力手段811はそれぞれ実施形態9の受信データ確認手段107と確認用データ入力手段108と確認結果出力手段109と同様であるので、これらの説明を省略する。
【0124】
また、実施形態1のカルーセル抽出手段101及びデータ書込読出手段103、実施形態2のカルーセル抽出手段601及びデータ書込読出手段602、実施形態3のカルーセル抽出手段701、ファイル構成手段703、データ書込手段704及びデータ解析手段707、実施形態4のカルーセル抽出手段801、データ書込読出手段803及びデータES指定手段805、実施形態5のデータ解析手段105及び解析結果出力手段106、実施形態6のデータ解析手段605及び解析結果出力手段606、実施形態7の解析結果出力手段708、実施形態8のデータ解析手段807及び解析結果出力手段808、実施形態9の受信データ確認手段107、確認用データ入力手段108及び確認結果出力手段109、実施形態10の受信データ確認手段607、確認用データ入力手段608及び確認結果出力手段609、実施形態11の受信データ確認手段709、確認用データ入力手段710及び確認結果出力手段711並びに実施形態12の受信データ確認手段809、確認用データ入力手段810及び確認結果出力手段811は、コンピュータをこれらの手段として機能させるためのプログラムをコンピュータが記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。更に、実施形態1のカルーセル抽出手段101及びデータ書込読出手段103、実施形態2のカルーセル抽出手段601及びデータ書込読出手段602、実施形態3のカルーセル抽出手段701、ファイル構成手段703、データ書込手段704及びデータ解析手段707、実施形態4のカルーセル抽出手段801、データ書込読出手段803及びデータES指定手段805、実施形態5のデータ解析手段105及び解析結果出力手段106、実施形態6のデータ解析手段605及び解析結果出力手段606、実施形態7の解析結果出力手段708、実施形態8のデータ解析手段807及び解析結果出力手段808、実施形態9の受信データ確認手段107、確認用データ入力手段108及び確認結果出力手段109、実施形態10の受信データ確認手段607、確認用データ入力手段608及び確認結果出力手段609、実施形態11の受信データ確認手段709、確認用データ入力手段710及び確認結果出力手段711並びに実施形態12の受信データ確認手段809、確認用データ入力手段810及び確認結果出力手段811は、コンピュータをこれらの手段として機能させるためのプログラムをコンピュータがネットワークから受信して実行することによっても実現することができる。
【0125】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が奏される。
【0126】
第一の効果は、デジタル放送信号からデータ解析に必要な部分のみを抜き出して保存していることにより、データ放送蓄積システムに必要とされる記憶装置の容量を小さくできる点である。
【0127】
第二の効果は、繰り返し放送されるデータによって取りこぼしデータの破損による欠落を補完して保存されるため、取りこぼしやデータの破損が放送で発生してもすべてのデータを取り直すことなく、データ放送の解析が行える点である。
【0128】
第三の効果は、送信されるデータに促した単位で解析対象のデータが保存されるため、保存後の解析が簡易に行える点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1によるデータ放送蓄積システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1によるデータ放送蓄積システムの動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態2によるデータ放送蓄積システムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態2によるデータ放送蓄積システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態3によるデータ放送蓄積システムの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態3によるデータ放送蓄積システムの動作を示す第1のフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態3によるデータ放送蓄積システムの動作を示す第2のフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態4によるデータ放送蓄積システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施形態4によるデータ放送蓄積システムの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態5によるデータ放送解析システムの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施形態6によるデータ放送解析システムの構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施形態7によるデータ放送解析システムの構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施形態8によるデータ放送解析システムの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施形態9によるデータ放送確認システムの構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施形態10によるデータ放送確認システムの構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施形態11によるデータ放送確認システムの構成を示すブロック図である。
【図17】本発明の実施形態12によるデータ放送確認システムの構成を示すブロック図である。
【図18】トランスポートストリームの構成を示す第1の図である。
【図19】トランスポートストリームの構成を示す第2の図である。
【図20】従来例によるデータ放送蓄積方法が蓄積するデータの範囲を示す図である。
【符号の説明】
101、601、701、801 カルーセル抽出手段
102、702、802 一時記憶装置
103、602、704、803 データ書込読出手段
104、603、706、804 記憶装置
105、605、807 データ解析手段
106、606、708、808 解析結果出力手段
107、607、709、809 受信データ確認手段
108、608、710、810 確認用データ入力手段
109、609、711、811 確認結果出力手段
604 受信状態保持メモリ
703 ファイル構成手段
705 名前空間変換手段
707 データ解析手段
805 データES指定手段
806 指定データES保持メモリ

Claims (12)

  1. 放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積システムにおいて、
    前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出する手段と、
    前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出する手段と、
    抽出された前記ブロックと同一のブロックが一時記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記一時記憶装置に保存する手段と、
    前記内容を構成する全てのブロックが前記一時記憶装置に保存されたならば、前記内容を構成する全てのブロックを前記一時記憶装置から記憶装置へ転送する手段と、
    前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせる手段と、
    を備えることを特徴とするデータ放送蓄積システム。
  2. 請求項1に記載のデータ放送蓄積システムにおいて、
    前記転送を行う際に、前記構成情報を基に前記内容をファイルに分割する手段を更に備え、
    前記記憶装置は前記ファイルの単位で前記内容を保存することを特徴とするデータ放送蓄積システム。
  3. 放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積システムにおいて、
    前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出する手段と、
    前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出する手段と、
    抽出された前記ブロックと同一のブロックが記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記記憶装置に保存する手段と、
    前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせる手段と、
    を備えることを特徴とするデータ放送蓄積システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のデータ放送蓄積システムにおいて
    前記記憶装置に記憶された前記内容を解析する解析手段を更に備えることを特徴とするデータ放送蓄積システム。
  5. 放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積方法において、
    前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出するステップと、
    前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出するステップと、
    抽出された前記ブロックと同一のブロックが一時記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記一時記憶装置に保存するステップと、
    前記内容を構成する全てのブロックが前記一時記憶装置に保存されたならば、前記内容を構成する全てのブロックを前記一時記憶装置から記憶装置へ転送するステップと、
    前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせるステップと、
    を備えることを特徴とするデータ放送蓄積方法。
  6. 請求項に記載のデータ放送蓄積方法において、
    前記転送を行う際に、前記構成情報を基に前記内容をファイルに分割するステップを更に備え、
    前記記憶装置は前記ファイルの単位で前記内容を保存することを特徴とするデータ放送蓄積方法。
  7. 放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積方法において、
    前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出するステップと、
    前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出するステップと、
    抽出された前記ブロックと同一のブロックが記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記記憶装置に保存するステップと、
    前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせるステップと、
    を備えることを特徴とするデータ放送蓄積方法。
  8. 請求項乃至のいずれか1項に記載のデータ放送蓄積方法において、
    前記記憶装置に記憶された前記内容を解析する解析ステップを更に備えることを特徴とするデータ放送解析方法。
  9. 放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積方法であって、
    前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出するステップと、
    前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出するステップと、
    抽出された前記ブロックと同一のブロックが一時記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記一時記憶装置に保存するステップと、
    前記内容を構成する全てのブロックが前記一時記憶装置に保存されたならば、前記内容を構成する全てのブロックを前記一時記憶装置から記憶装置へ転送するステップと、
    前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせるステップと、
    を備えることを特徴とするデータ放送蓄積方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項に記載のプログラムにおいて、
    前記方法は、前記転送を行う際に、前記構成情報を基に前記内容をファイルに分割するステップを更に備え、
    前記記憶装置は前記ファイルの単位で前記内容を保存することを特徴とするプログラム。
  11. 放送されてきた情報からデータ放送の内容を抽出して、抽出した内容を蓄積するデータ放送蓄積方法であって、
    前記情報から前記データ放送の内容を構成するブロックについての構成情報を抽出するステップと、
    前記構成情報を参照して、前記情報から前記データ放送の内容を構成する各ブロックを抽出するステップと、
    抽出された前記ブロックと同一のブロックが記憶装置に保存されていなければ、抽出された前記ブロックを前記記憶装置に保存するステップと、
    前記内容を構成する全てのブロックが前記記憶装置に保存されたならば前記内容についての動作を終了するステップと、
    前記記憶装置に記憶された前記内容を確認用データと突合わせるステップと、
    を備えることを特徴とするデータ放送蓄積方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項乃至11のいずれか1項に記載のプログラムにおいて、
    前記方法は、前記記憶装置に記憶された前記内容を解析する解析ステップを更に備えることを特徴とするプログラム。
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