JP3740614B2 - 操作ロッド上の補助空気弁を備えたブースタ装置 - Google Patents
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Description
本発明は、それぞれが異なる第1及び第2の圧力を排出する第1及び第2の空気圧力源を用いている空気圧ブレーキブースタ装置であって、この装置が少なくともひとつの密封可動部により少なくともふたつの部屋に分割された剛性ケーシングを包含し、その第1は第1の圧力源に接続され、そしてその第2は、弁の手段により、ふたつの圧力源のいずれか一方に選択的に接続され、可動部はケーシングに関して密封構造でスライドしかつ弁を押す本質的に円筒形の空気圧ピストンに沿って移動するためにふたつの部屋内を支配している圧力の差によって推進されることが可能となり、このピストンの内側は浄化フィルタによって第2の圧力源から分離されており、さらに弁はピストンに関して軸に沿って休止位置から前方作動位置までスライドすることが可能な操作ロッドによって作動させられるものに関する。
従来技術としてよく知られているこの型式の装置は、今日では非常に大多数の自動車に使用されている。
技術の伝統的な特質を必然的に含んでいるにもかかわらず、ブースタ装置は、それらの操作特性を最適化することを意図している実際の研究課題を練ることを続けている。
この研究の全体にわたって、特に操作時におけるブースタ装置の騒音レベル及び作動に伴う応答時間を共に低減する試みが特徴となっており、これらふたつのパラメータにおける同時の低減は、もしも後方室に導入される空気がより大きな範囲でフィルターを通されたならブースタ装置はますます静かになり、そして一方もしも導入される空気がより小さな範囲でフィルターを通されたならそれはますます短い応答時間を有するという事実によって非常に困難なものになる。
本発明はこの状況に位置しており、そしてその目的は、操作時における騒音レベルの低減に関して公共の期待に応じたブースタ装置を提供することであり、そして一方、短い応答時間の必要が感じられたあらゆる場合において、少なくとも従来技術のブースタ装置のものと同様に満足する応答時間を同時に提供する。
この結果、本発明のブースタ装置は本質的に、操作ロッドは浄化フィルタを軸方向に貫通するスリーブ内をスライドし、このスリーブ及び操作ロッドが互いに面している第1及び第2のそれぞれのセクションを有し、少なくともその第2は前記軸に沿って延び、これらのセクションは操作ロッドがその休止位置又はその前方作動位置にあるか否かによって決まる異なる対応位置を採用し、そして操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクションは、操作ロッドがその前方作動位置にある時第2の圧力源とピストンの内側との間に形成され、そして対照的に操作ロッドがその休止位置にある時操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクションにより閉鎖される空気通路が、それらの間に現れることの原因になることを特徴とするものである。
このスリーブは好ましいことに、操作ロッドがスリーブに関して中心を定められるのを許す内部ガイドペグを包含している。
本発明の他の特質及び利点は、添付図面を参照し限定されることのない例として以下に与えられるその記載から明確に明らかとなるだろう。
図1は、従来のブースタ装置を使用している空気圧により昇圧される制動システムの断面線図である。
図2は、本発明の第1の可能な実施例に基づくブースタ装置の部分断面図で、その下部は休止位置にある操作ロッドを表わし、そしてその上部は前方作動位置にある操作ロッドを表わしている。
図3は、本発明の第2の可能な実施例に基づくブースタ装置の部分断面図で、その上部は休止位置にある操作ロッドを表わし、そしてその下部は前方作動位置にある操作ロッドを表わしている。
本発明が単に空気圧により昇圧された制動システムを改良することに関する限りにおいて、そして後の一般的な構造及び操作が当業者に公知である限りにおいて、これらのシステムは、本発明を象徴する改良の総合的な理解を単に与えるためここに筒潔に思い起こされるだろう。
概ね、この型式のシステムはブースタ装置1及びマスタシリンダ装置2を包含する。
ブースタ装置自体は、移動隔壁4で密封構造にふたつの部屋3a及び3bに分割された剛性ケーシング3を包含し、移動隔壁4は、ケーシング3内を移動可能な本質的に円筒状の空気圧ピストン5に沿って動かすことができる。
その前面がマスタシリンダ装置2によって密封構造に閉じられた前方室3aは、逆止弁6を通して低圧力源Dに不変に接続されている。
後方室3bは対照的に、低圧力源D又はたとえば大気圧Aの高圧力源のいずれかに選択的に接続可能である。
この結果、後方室3bへのアクセスは弁7及びプランジャ8によって制御され、後者はピストン5に関して軸Xに沿ってスライド可能な操作ロッド10を介してブレーキペダル9に接続されている。
操作ロッド10が作動しない限りは、換言すれば、この場合それが右に引張られている間ずっと、弁7は通常ブースタ装置のふたつの部屋3a及び3b間の連通を確立している。
後方室3bは従って、前方室3aと同様の部分的な真空にさらされているので、ピストン5は右に休止位置へとリターンスプリング11によって押し戻される。
操作ロッド10の左側への移動によって成し遂げられ、リターンスプリング15によって行使される力に向けてもたらされたプランジャ8の作動は、最初に弁7をシフトすることによって部屋3a及び3bを互いに分離し、その後、二番目にこの弁をシフトすることによって後方室3bを大気圧Aに開放するという効果を有している。
その後移動隔壁4で感じられたふたつの部屋間の差圧は後に推力を行使し、この推力は、移動隔壁を左にシフトする傾向にあり、そして、スプリング11を圧縮して、シフト変化するピストン5に沿って移動隔壁を動かすことを許容している。
操作力10によってプランジャ8に行使された制動力、又は「入力」と、そして移動隔壁4の推力の結果による制動昇圧力、又は「昇圧力」とが、プッシュロッド13を介してマスタシリンダ装置に伝達される作動力を構成するために反動ディスク12で合成される。
図1が示すように、ブースタ装置は伝統的に空気圧ピストンの内側50の、弁7の、そして後方室3bの大気Aによるあらゆる汚染を避けることを意図した浄化フィルタ14を包含する。
このようなフィルタは少なくともブースタ装置の操作騒音を低減することが必要であるとは言え、それは後に使用可能な空気の流れを減速し、そして設けられた音の絶縁が高いためにますます認知できるようになるブースタ装置の応答時間をある意味では悪化させる。
この問題を克服するため、本発明のブースタ装置は、第2の圧力源Aとピストンの内側50との間に設置され、そして図2に示された、制御された開閉手段を包含している。
本発明によれば、操作ロッド10は、ピストン5に関して固定されかつ浄化フィルタ14を貫通しているスリーブ16内をスライドし、このスリーブは従って、ピストン5外側の第1端部161とこのピストンの内側の第2端部162とを有している。
さらに、スリーブ16及び操作ロッド10は、互いに面しているそれぞれ第1及び第2のセクション160及び100を有し、少なくともその第2は軸Xに沿って延び、操作ロッドはたとえば拡径部101を有している。
操作ロッドはピストン5に関してスライド可能なので、これらのセクション160及び100は、操作ロッド10がその休止位置にあるか又はその前方作動位置にあるかに応じて異なるそれぞれの位置を選ぶ。
本発明は、操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクションがそれらの間に、操作ロッド10がその前方作位置にある時、第2圧力源Aとピストンの内側50との間に生じ、そしてそれは対照的に、操作ロッド10がその休止位置にある時これらのセクション160及び100によって閉じられる空気通路が現れることをそこに生じさせるような形状にするための工夫によるこの移動から利益を得る。
たとえば、図2の実施例によれば、操作ロッド10は拡径部101を有し、この拡径部は、操作ロッドがその休止位置(図2の下半分)にある時スリーブ16の第2端部162を貫通してそれを閉じ、そして、この拡径部は、操作ロッド10がその前方操作位置(図2の上半分)にある時、第2圧力源Aとピストンの内側50との間に空気通路17が生じるのを許容するために、スリーブの第2端部の外側にきてそれを開放する。
この配置の操作は次のとおりである。
ゼロ又は適度な制動力が操作ロッド10に適用されている限りは、後者は、ピストン5に関して、図2の下半分に示された位置、又はわずかに前方へ進めるものの拡径部100はまだスリーブ16の第2端部162を閉じている位置を選択する。
対照的に、実際の制動力が操作ロッド10に突然適用された時、後者は、ピストン5に関して、図2の上半分に示された位置を選択し、その後空気は、第2圧力源Aから通路17を通ってピストン5の初期体積50まで自由に流れることができるようになる。
従って、この空気はフィルタを通ることなくブースタ装置に導かれるので、後者の部分では減速の影響は何も受けない。
当業者は容易に理解できるので、この配置は、実質的な音の絶縁を与えるフィルタを選択することと、そしてそれにもかかわらず、低騒音レベルの快適性が重要でない緊急制動の状況において最小の応答時間を達成することとは、同時に可能になる。
図2に示したように、スリーブ16はさらに、操作ロッド10がスリーブ16に関して中心に位置決めされるのを許す内部ガイドペグ163を包含する。
図3に図示された本発明の第2実施例が示すように、操作ロッドのセクション100における変化は、付属部分10aを使用することのおかげで達成されるかもしれないし、そして、スリーブ16の外端部161を閉じるために集中されるかもしれず、専門家は従って、操作ロッドの拡径部101が、より一般的には、スリーブ16の長さに沿ってあらゆる地点に設けられ、そしてあらゆる手段により達成されるということの理解をもたらされる。
従来技術としてよく知られているこの型式の装置は、今日では非常に大多数の自動車に使用されている。
技術の伝統的な特質を必然的に含んでいるにもかかわらず、ブースタ装置は、それらの操作特性を最適化することを意図している実際の研究課題を練ることを続けている。
この研究の全体にわたって、特に操作時におけるブースタ装置の騒音レベル及び作動に伴う応答時間を共に低減する試みが特徴となっており、これらふたつのパラメータにおける同時の低減は、もしも後方室に導入される空気がより大きな範囲でフィルターを通されたならブースタ装置はますます静かになり、そして一方もしも導入される空気がより小さな範囲でフィルターを通されたならそれはますます短い応答時間を有するという事実によって非常に困難なものになる。
本発明はこの状況に位置しており、そしてその目的は、操作時における騒音レベルの低減に関して公共の期待に応じたブースタ装置を提供することであり、そして一方、短い応答時間の必要が感じられたあらゆる場合において、少なくとも従来技術のブースタ装置のものと同様に満足する応答時間を同時に提供する。
この結果、本発明のブースタ装置は本質的に、操作ロッドは浄化フィルタを軸方向に貫通するスリーブ内をスライドし、このスリーブ及び操作ロッドが互いに面している第1及び第2のそれぞれのセクションを有し、少なくともその第2は前記軸に沿って延び、これらのセクションは操作ロッドがその休止位置又はその前方作動位置にあるか否かによって決まる異なる対応位置を採用し、そして操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクションは、操作ロッドがその前方作動位置にある時第2の圧力源とピストンの内側との間に形成され、そして対照的に操作ロッドがその休止位置にある時操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクションにより閉鎖される空気通路が、それらの間に現れることの原因になることを特徴とするものである。
このスリーブは好ましいことに、操作ロッドがスリーブに関して中心を定められるのを許す内部ガイドペグを包含している。
本発明の他の特質及び利点は、添付図面を参照し限定されることのない例として以下に与えられるその記載から明確に明らかとなるだろう。
図1は、従来のブースタ装置を使用している空気圧により昇圧される制動システムの断面線図である。
図2は、本発明の第1の可能な実施例に基づくブースタ装置の部分断面図で、その下部は休止位置にある操作ロッドを表わし、そしてその上部は前方作動位置にある操作ロッドを表わしている。
図3は、本発明の第2の可能な実施例に基づくブースタ装置の部分断面図で、その上部は休止位置にある操作ロッドを表わし、そしてその下部は前方作動位置にある操作ロッドを表わしている。
本発明が単に空気圧により昇圧された制動システムを改良することに関する限りにおいて、そして後の一般的な構造及び操作が当業者に公知である限りにおいて、これらのシステムは、本発明を象徴する改良の総合的な理解を単に与えるためここに筒潔に思い起こされるだろう。
概ね、この型式のシステムはブースタ装置1及びマスタシリンダ装置2を包含する。
ブースタ装置自体は、移動隔壁4で密封構造にふたつの部屋3a及び3bに分割された剛性ケーシング3を包含し、移動隔壁4は、ケーシング3内を移動可能な本質的に円筒状の空気圧ピストン5に沿って動かすことができる。
その前面がマスタシリンダ装置2によって密封構造に閉じられた前方室3aは、逆止弁6を通して低圧力源Dに不変に接続されている。
後方室3bは対照的に、低圧力源D又はたとえば大気圧Aの高圧力源のいずれかに選択的に接続可能である。
この結果、後方室3bへのアクセスは弁7及びプランジャ8によって制御され、後者はピストン5に関して軸Xに沿ってスライド可能な操作ロッド10を介してブレーキペダル9に接続されている。
操作ロッド10が作動しない限りは、換言すれば、この場合それが右に引張られている間ずっと、弁7は通常ブースタ装置のふたつの部屋3a及び3b間の連通を確立している。
後方室3bは従って、前方室3aと同様の部分的な真空にさらされているので、ピストン5は右に休止位置へとリターンスプリング11によって押し戻される。
操作ロッド10の左側への移動によって成し遂げられ、リターンスプリング15によって行使される力に向けてもたらされたプランジャ8の作動は、最初に弁7をシフトすることによって部屋3a及び3bを互いに分離し、その後、二番目にこの弁をシフトすることによって後方室3bを大気圧Aに開放するという効果を有している。
その後移動隔壁4で感じられたふたつの部屋間の差圧は後に推力を行使し、この推力は、移動隔壁を左にシフトする傾向にあり、そして、スプリング11を圧縮して、シフト変化するピストン5に沿って移動隔壁を動かすことを許容している。
操作力10によってプランジャ8に行使された制動力、又は「入力」と、そして移動隔壁4の推力の結果による制動昇圧力、又は「昇圧力」とが、プッシュロッド13を介してマスタシリンダ装置に伝達される作動力を構成するために反動ディスク12で合成される。
図1が示すように、ブースタ装置は伝統的に空気圧ピストンの内側50の、弁7の、そして後方室3bの大気Aによるあらゆる汚染を避けることを意図した浄化フィルタ14を包含する。
このようなフィルタは少なくともブースタ装置の操作騒音を低減することが必要であるとは言え、それは後に使用可能な空気の流れを減速し、そして設けられた音の絶縁が高いためにますます認知できるようになるブースタ装置の応答時間をある意味では悪化させる。
この問題を克服するため、本発明のブースタ装置は、第2の圧力源Aとピストンの内側50との間に設置され、そして図2に示された、制御された開閉手段を包含している。
本発明によれば、操作ロッド10は、ピストン5に関して固定されかつ浄化フィルタ14を貫通しているスリーブ16内をスライドし、このスリーブは従って、ピストン5外側の第1端部161とこのピストンの内側の第2端部162とを有している。
さらに、スリーブ16及び操作ロッド10は、互いに面しているそれぞれ第1及び第2のセクション160及び100を有し、少なくともその第2は軸Xに沿って延び、操作ロッドはたとえば拡径部101を有している。
操作ロッドはピストン5に関してスライド可能なので、これらのセクション160及び100は、操作ロッド10がその休止位置にあるか又はその前方作動位置にあるかに応じて異なるそれぞれの位置を選ぶ。
本発明は、操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクションがそれらの間に、操作ロッド10がその前方作位置にある時、第2圧力源Aとピストンの内側50との間に生じ、そしてそれは対照的に、操作ロッド10がその休止位置にある時これらのセクション160及び100によって閉じられる空気通路が現れることをそこに生じさせるような形状にするための工夫によるこの移動から利益を得る。
たとえば、図2の実施例によれば、操作ロッド10は拡径部101を有し、この拡径部は、操作ロッドがその休止位置(図2の下半分)にある時スリーブ16の第2端部162を貫通してそれを閉じ、そして、この拡径部は、操作ロッド10がその前方操作位置(図2の上半分)にある時、第2圧力源Aとピストンの内側50との間に空気通路17が生じるのを許容するために、スリーブの第2端部の外側にきてそれを開放する。
この配置の操作は次のとおりである。
ゼロ又は適度な制動力が操作ロッド10に適用されている限りは、後者は、ピストン5に関して、図2の下半分に示された位置、又はわずかに前方へ進めるものの拡径部100はまだスリーブ16の第2端部162を閉じている位置を選択する。
対照的に、実際の制動力が操作ロッド10に突然適用された時、後者は、ピストン5に関して、図2の上半分に示された位置を選択し、その後空気は、第2圧力源Aから通路17を通ってピストン5の初期体積50まで自由に流れることができるようになる。
従って、この空気はフィルタを通ることなくブースタ装置に導かれるので、後者の部分では減速の影響は何も受けない。
当業者は容易に理解できるので、この配置は、実質的な音の絶縁を与えるフィルタを選択することと、そしてそれにもかかわらず、低騒音レベルの快適性が重要でない緊急制動の状況において最小の応答時間を達成することとは、同時に可能になる。
図2に示したように、スリーブ16はさらに、操作ロッド10がスリーブ16に関して中心に位置決めされるのを許す内部ガイドペグ163を包含する。
図3に図示された本発明の第2実施例が示すように、操作ロッドのセクション100における変化は、付属部分10aを使用することのおかげで達成されるかもしれないし、そして、スリーブ16の外端部161を閉じるために集中されるかもしれず、専門家は従って、操作ロッドの拡径部101が、より一般的には、スリーブ16の長さに沿ってあらゆる地点に設けられ、そしてあらゆる手段により達成されるということの理解をもたらされる。
Claims (2)
- それぞれが異なる第1及び第2の圧力を排出する第1及び第2の空気圧力源(D、A)を用いている空気圧ブレーキブースタ装置であって、この装置が少なくともひとつの密封可動部(4)により少なくともふたつの部屋(3a、3b)に分割された剛性ケーシング(3)を包含し、その第1(3a)は第1の圧力源(D)に接続され、そしてその第2(3b)は、弁(7)の手段により、ふたつの圧力源(D、A)のいずれか一方に選択的に接続され、可動部はケーシングに関して密封構造でスライドしかつ弁(7)を押す本質的に円筒形の空気圧ピストン(5)に沿って移動するためにふたつの部屋内を支配している圧力の差によって推進されることが可能となり、このピストンの内側(50)は浄化フィルタ(14)によって第2の圧力源から分離されており、さらに弁(7)はピストン(5)に関して軸(X)に沿って休止位置から前方作動位置までスライドすることが可能な操作ロッド(10)によって作動させられるものにおいて、操作ロッド(10)は浄化フィルタ(14)を軸方向に貫通するスリーブ(16)内をスライドし、このスリーブ(16)及び操作ロッド(10)が互いに面している第1及び第2のそれぞれのセクション(160、100)を有し、少なくともその第2は前記軸(X)に沿って延び、これらのセクションは操作ロッド(10)がその休止位置又はその前方作動位置にあるか否かによって決まる異なる対応位置を採用し、そして操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクション(160、100)は、操作ロッド(10)がその前方作動位置にある時第2の圧力源(A)とピストンの内側(50)との間に形成され、そして対照的に操作ロッド(10)がその休止位置にある時操作ロッド及びスリーブのそれぞれのセクションにより閉鎖される空気通路(17)が、それらの間に現れることの原因になることを特徴とする空気圧ブレーキブースタ装置。
- スリーブ(16)が、スリーブ(16)に関して操作ロッド(10)の中心を定めることを可能にする内側ガイドペグ(163)を包含することを特徴とする請求項1記載の空気圧ブースタ装置。
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