JP3739020B2

JP3739020B2 - Gas burner

Info

Publication number: JP3739020B2
Application number: JP18591197A
Authority: JP
Inventors: 誠長谷川
Original assignee: エイケン工業株式会社
Priority date: 1997-06-25
Filing date: 1997-06-25
Publication date: 2006-01-25
Anticipated expiration: 2017-06-25
Also published as: JPH1114013A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食品等を工業的に焼成する場合に使用される長尺状のガスバーナに係わり、特に長手方向の両端部の発熱量を個別に制御し得るガスバーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、食品等を工業的に焼成したり乾燥させる場合、ガスによって燃焼する長尺状の赤外線輻射バーナ（ガスバーナという）が使用されており、この種のガスバーナとしては、例えば実用新案登録公報第２５３５３４７号公報に開示されている。
【０００３】
このガスバーナは、図１１に示すように、混合室１０３（分布室）の長手方向中央部に混合室１０３を区画する分布ボックス１０４を設け、混合室１０３から分布ボックス１０４への混合気体の流入量を制御する第１スライド板１０５を付設すると共に、外部から混合管１０２を介して混合室１０３内へ給気される混合気体の流れ方向を制御し、混合室１０３内の長手方向両側部への混合気体の分流割合を変更する第２スライド板１０６を備えている。
【０００４】
そして、第１スライド板１０５の長手方向の一端側には、混合室１０３内に配設された操作ロッド１０７の一端が連結され、この操作ロッド１０７の混合室１０３の一方の側壁から外部に引き出された操作部１０７ａを操作して、操作ロッド１０７を進退させる。これにより、分布ボックス１０４の上面に設けた通気孔と第１スライド板１０５に設けた通気孔との重なり合いによる開口面積が変化し、開口部から分布ボックス１０４への混合気体の流入量が可変制御される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このガスバーナ１０１にあっては、混合気体の混合室１０３への流入量の可変制御に、分布ボックス１０４と第１スライド板１０５及び第２スライド板１０６を必要とするため、部品点数が多くなると共に、分布ボックス１０４や第１スライド板１０５に多数の通気孔を穿設しなければならず、部品形状が複雑となって部品コストがアップし易い。その結果、混合気体の混合室１０３への流入量の制御機構が複雑化して高価になり易いという問題点があった。
【０００６】
また、上記制御機構が、分布ボックス１０４や第１スライド板１０５及び第２スライド板１０６等からなる複数の部材のスライド動作によって流入量を制御する構造であると共に、これらの部材が混合室１０３の炎口板１０８に比較的近接した位置に設けられているため、ガスバーナの燃焼時の温度によって各部材のスライド部分が高温になり易く、例えば長期の使用によりそのスライド部分が熱変形してスムーズにスライド動作しなくなる等、制御機構の信頼性が劣るという問題点があった。
【０００７】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、請求項１ないし３記載の発明の目的は、混合室内への混合気体の流入量を外部から可変制御し得る制御機構の構成を簡略化させて安価に形成し得ると共に、その信頼性を向上させ得るガスバーナを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項１記載の発明は、混合管の一端側に空気吸入口とノズルが設けられると共に、混合管の他端側に長尺状の炎口面板を有する混合室の長手方向略中央部分が連結されたガスバーナにおいて、混合管と混合室との連結部分に、混合管に設けられた操作部材を操作することによって傾動させられ、混合室の長手方向両側部への混合気体の流入割合を制御し得る制御板を設けたことを特徴とする。
【０００９】
このように構成することにより、制御板は混合管に設けられた操作部材を操作することにより傾動させられ、混合管と混合室との連結部分の空間の区画割合が変化して、混合室の長手方向両端部への混合気体の流入割合が制御される。したがって、１枚の略板状の制御板の傾動動作によって流入割合を制御でき、制御機構の構成が簡略化されると共に、操作部材を炎口板より遠い混合管に設けることにより、操作部材が燃焼時の温度の影響等を受けることが少なくなり、長期に亘り安定した制御が行える。
【００１０】
また、請求項２記載の発明は、操作部材が操作ロッドで形成され、操作ロッドの一端が制御板に連結されると共に他端が混合管の外部に取り出され、操作ロッドの操作によって制御板が傾動させられることを特徴とする。また、請求項３記載の発明は、操作部材が回転操作子で形成され、回転操作子の操作によって制御板が傾動させられることを特徴とする。
【００１１】
このように構成することにより、操作ロッドを往復操作したり回転操作子を回転操作すると、これらに連結されている制御板が傾動して、混合管と混合室との連結部分の空間部の区画割合が変化し、混合室の長手方向両端部への混合気体の流入割合が所定量に制御される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
図１〜図４は、本発明に係わるガスバーナの第１実施例を示し、図１がその断面図、図２が図１のＡ−Ａ線矢視断面図、図３がその制御機構の斜視図、図４が制御機構の要部の一部を破断した斜視図である。
【００１３】
図１及び図２において、ガスバーナ１は、略上流側２ａから下流側２ｂに向けて順次径大となる略円筒形状の混合管２と、この混合管２の下流側２ｂの開口部４に連結された混合室３とを有している。混合管２は、上流側２ａに径大なエアダンパ部５が形成され、このエアダンパ部５の側壁にはエアダンパ５ａ（図４参照）によって開口度が調整可能な１対の空気吸入口６が設けられると共に、エアダンパ部５の中心部にはノズル７が設けられている。この混合管２は、空気吸入口６から吸入される空気とノズル７から供給されるガスとをその内部で混合させて混合気体を生成し、これを混合室３内に供給する。
【００１４】
また、混合管２の下流側２ｂの開口部４は、混合管２の軸方向と直交する方向である上方に向けて開口し、この開口部４に混合室３の長手方向中央部分が連結されている。混合室３は、混合室ケース８によって細長い樋形状に形成されて上面に開口部８ａが形成されると共に、底面中央部分には混合管２の開口部４に連結される連結孔８ｂが形成されている。なお、この混合室３の混合室ケース８及び前記混合管２は、スチール板の絞り加工によって所定形状に形成され、開口部４と連結孔８ｂとの接合部分をネジ、溶接等により固着することにより、混合管２と混合室３とが一体化されている。
【００１５】
そして、混合室３の上面の開口部８ａには、セラミックス等からなり多数の炎口９ａが成形された炎口板９が配設され、また、混合室３の連結孔８ｂの上方には均圧板１０が配設されている。この均圧板１０は、その両端部と中央部分が混合室ケース８の長手方向に沿ってその側壁に固定された３個の均圧板ステー１１ａ〜１１ｂにネジ１２によって固定されており、中央の均圧板ステー１１ｂには、制御機構１４を構成する制御板１５が共締めされている。
【００１６】
制御機構１４は、制御板１５と、この制御板１５に連結された操作部材としての操作ロッド１６を有している。制御板１５は、図３に示すように、前記均圧板ステー１１ｂに固定される固定孔１７ａが穿設された固定部１７と、この固定部１７に連続して設けられた垂直部１８と、この垂直部１８の下端に連続して設けられた傾斜部１９とで折り曲げ形成されている。
【００１７】
この制御板１５は、例えば板厚０．３ｍｍ以下のステンレススチール板のプレス加工によって成形され、後述する操作ロッド１６の進退動作によって、図１の矢印イもしくは矢印ロ方向に二点鎖線及び三点鎖線で示す位置まで所定角度傾動させられる。なお、制御板１５は、図２に示すように側面視長方形状に形成され、混合管２の下流側２ｂの側壁内面と若干の間隙を有して配設されており、また、制御板１５の垂直部１８と傾斜部１９の連接部分には、補強用の突起２０（図３参照）が設けられている。
【００１８】
そして、この制御板１５の傾斜部１９の先端側には、ヒンジ板２１がスポット溶接によって固定され、このヒンジ板２１に前記操作ロッド１６が連結されている。操作ロッド１６は、例えばステンレススチール製の棒もしくはパイプで形成され、一方の端部１６ａがＬ字状に折り曲げられて、ヒンジ板２１のヒンジ部２１ａの孔に回動自在に係合されている。
【００１９】
また、図４に示すように、操作ロッド１６の他方の端部もＬ字状に屈曲されて操作部１６ｂが形成され、この操作部１６ｂが混合管２内を貫通してエアダンパ部５の側壁の一方の空気吸入口６から外部に取り出されている。この操作部１６ｂの外部への取出口となる空気吸入口６には、シール構造は何ら設けられていない。なお、空気吸入口６は、操作ロッド１６の貫通により完全閉塞できない状態となるが、ガスバーナ１の燃焼にあたっては、空気の吸入が必ず必要で空気吸入口６は少なからず開口させなければならないことから、完全密閉できなくとも何等不都合が生じることはない。
【００２０】
この操作ロッド１６の外部への取出口となる混合管２のエアダンパ部５の側壁には、混合管２の軸方向に向かって連設された多数の係止溝２３ａを有する係止板２３が固着されている。この係止板２３の係止溝２３ａに操作ロッド１６の操作部１６ｂが係止されることにより、操作ロッド１６が所定の位置に保持されている。
【００２１】
なお、係止板２３の係止溝２３ａには、目盛り等のインジケータ（図示せず）が付与されている。また、操作ロッド１６は、混合管２の上壁内面の一部に接触する状態で配設され、操作部１６ｂをその弾性力等を利用して上方に持ち上げ係止板２３の係止溝２３ａとの係止状態を解除した後に、操作部１６ｂを引っ張ったり押し込むという往復操作により、図１の矢印ハ方向もしくは矢印ニ方向に進退動作し得る如く構成されている。
【００２２】
次に、上記ガスバーナ１の動作について説明する。このガスバーナ１は、例えば食品等の焼成に使用されるもので、ガス台（図示せず）に複数個のガスバーナ１が連設状態で配設されている。そして、食品等を焼成する場合、先ず図示しないガスコックを開いて、ノズル７を介して混合管２内にガスを供給すると共に、空気吸入口６を適量開口させて、混合管２内に空気を吸入する。
【００２３】
混合管２内に供給されたガスと空気は、混合管２内で混合されて混合気体となり混合管２の開口部４から混合室３内に分流供給され、炎口板９の多数の炎口９ａから上方に噴出される。この混合気体が図示しない着火機構で着火されて燃焼し、炎口板９が赤熱してその表面から赤外線が輻射される。これによりガスバーナ１が燃焼状態となり、ガスバーナ１の上方の焼き網上に置かれている食品等が焼成される。
【００２４】
ところで、このガスバーナ１の燃焼時に、混合管２から混合室３内に供給される混合気体は、制御機構１４によって次のように制御される。すなわち、基端側が混合室３の連結孔８ｂ上方に設けられた均圧板ステー１１ｂに固定された制御板１５は、下方に延びた先端側の傾斜部１９が混合管２の下流側２ｂ内に位置しており、この位置で混合管２内を流れてくる混合気体が、図１の矢印ホ、ヘの如く分流させられて制御板１５の両側を流れ、混合室３の長手方向両端部３ａ、３ｂ内にそれぞれ供給される。
【００２５】
この制御板１５で分流させられた混合気体の量は、操作ロッド１６の往復動作による制御板１５の位置（角度）調整によって設定され、例えばガスバーナ１の右側部分（混合室３の端部３ｂ側）の燃焼量が少ない場合は、操作ロッド１６を矢印ハ方向に移動させて制御板１５を矢印イ方向に傾動させ、制御板１５の右側を矢印ヘの如く流れる混合気体の流量を多くする。また、ガスバーナ１の左側部分（混合室３の端部３ａ側）の燃焼量が少ない場合は、操作ロッド１６を矢印ニ方向に移動させて制御板１５を矢印ロ方向に傾動させ、制御板１５の左側を矢印ホの如く流れる混合気体の流量を多くする。
【００２６】
この傾動板１５の矢印イ方向もしくは矢印ロ方向への傾動により、制御板１５の両側を流れる混合気体の流量が調整されて、混合室３の長手方向両端部３ａ、３ｂへの混合気体の流入量が均一化され、ガスバーナ１の長手方向における燃焼量が略均一に設定される。この制御板１５の傾動動作は、前述したように、混合管２の外部に取り出されている操作ロッド１６の操作部１６ｂを上方に移動させると共に、矢印ハもしくは矢印ニ方向に所定量移動させるという往復操作によって行われる。
【００２７】
このように上記実施例のガスバーナ１にあっては、混合管２と混合室３との連結部分に配設した制御板１５を操作ロッド１６の進退操作で傾動させることにより、混合管２内の混合気体の混合室３の長手方向両端部３ａ、３ｂへの流入割合を調整することができるため、制御機構１４を１枚の制御板１５と１本の操作ロッド１６で構成することができ、制御機構１４の構成を簡略化することができる。その結果、従来に比較して制御機構１４の部品点数を削減し得ると共に、各部品の形状が簡易となってその製造コストの低減が図れる等、制御機構１４自体を安価に構成することが可能になる。
【００２８】
また、制御機構１４の操作ロッド１６が混合管２内に挿通され、その操作部１６ｂが混合管２のエアダンパ部５の空気吸引口６から外部に取り出されているため、空気吸引口６から混合気体の外部への漏れに何ら対処する必要がなく、操作ロッド１６の混合管２に対するシール構造が不要となると共に、エアダンパ部５の側壁に操作ロッド１６を取り出すための挿通孔等を穿設する必要がなくなり、混合管２自体の構成を簡略化することもできる。
【００２９】
さらに、混合管２と混合室３がスチール板の絞り加工によって形成されているため、従来の鋳物によって形成されているガスバーナに比較して、ガスバーナ１自体の重量を軽減させることができ、ガス台への組み付けや保守作業、あるいは運搬や設置作業等を容易に行うことができる。これらのことから、構成簡易にして安価なガスバーナ１を得ることが可能になる。
【００３０】
また、制御板１５を傾動させる操作ロッド１６が混合管２内に挿通されているため、操作ロッド１６が炎口板９より遠い位置となって、ガスバーナ１の燃焼時の炎（燃焼温度）の影響をほとんど受けることがなくなり、操作ロッド１６の熱変形等が確実に防止されて、制御板１５の傾動動作を長期に亘り安定して行うことができ、信頼性の高いガスバーナ１が得られる。
【００３１】
図５及び図６は、上記第１実施例のガスバーナ１の変形例を示すもので、図５がその断面図、図６が制御機構の斜視図である。なお、上記第１実施例と同一部位には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。以下の各実施例においても同様である。この変形例におけるガスバーナ３１は、制御機構１４の制御板１５の先端側を折り曲げすることなく、略平板状に形成した点にある。
【００３２】
すなわち、制御板１５は、固定孔１７ａが穿設された固定部１７と、この固定部１７に連続して設けられた垂直部１８とで形成され、この垂直部１８の先端側にヒンジ板２１が溶接固定されている。そして、固定部１７が均圧板ステー１１ｂにネジ１２によって固定され、ヒンジ板２１に混合管２内に挿通された操作ロッド１６の端部１６ａが係合している。
【００３３】
このガスバーナ３１においても、操作ロッド１６の往復操作による進退動作によって制御板１５を、矢印イもしくは矢印ロ方向に所定角度傾動させることができ、上記第１実施例のガスバーナ１と同様の作用効果が得られる他に、制御板１５自体の形状がより簡略化されて、制御機構１４をより安価に形成することができるという作用効果が得られる。
【００３４】
図７は、本発明に係わるガスバーナの第２実施例を示す要部の断面図であり、この第２実施例のガスバーナ４１の特徴は、制御機構１４の制御板１５を混合管２の下流側２ｂの壁面内部に固定すると共に、均圧板１０の長手方向略中央部下面に仕切板４２を連設した点にある。すなわち、制御板１５は略くの字状に屈曲され、その基端側が混合管２の開口部４下方の側壁内面にネジ４３によって固定され、先端側が上方（開口部４方向）に傾斜しながら延びている。
【００３５】
そして、制御板１５の先端側には巻回部４４が形成され、この巻回部４４に係止ピン４５が嵌合係止されると共に、この係止ピン４５に混合管２内に挿通された操作ロッド１６の端部１６ａが連結されている。また、仕切板４２は、平板状に形成されその下端が混合管２の開口部４内に若干突出し、制御板１５の先端部との間に所定の間隙が設定されている。なお、図中符号４６は、混合管２と混合室３の連接部分に介在されたパッキンである。
【００３６】
この第２実施例のガスバーナ４１によれば、操作ロッド１６の操作部１６ｂの往復操作で操作ロッド１６を矢印ハ、ニの如く進退動作させることにより、制御板１５がネジ４３部を支点にして二点鎖線及び三点鎖線で示すように矢印イ、ロ方向に所定角度傾動して、その位置が変化すると共に、制御板１５の先端部と仕切板４２の下端との位置関係も変化する。
【００３７】
この制御板１５の先端部の位置の変化（傾動）によって、混合管２から仕切板４２の両側に矢印ホ、ヘの如く流入する混合気体の流量（流入割合）が調整され、上記第１実施例のガスバーナ１と同様の作用効果を得ることができる。また、この第２実施例においては、制御板１５が混合管２内に設けられるため、混合管２の開口部４を利用して、制御板１５と操作ロッド１６を予め混合管２内に組み付けることができ、ガスバーナ４１の組立性が向上するという作用効果も得られる。
【００３８】
図８及び図９は、本発明に係わるガスバーナの第３実施例を示し、図８がその要部の断面図、図９が図８のＢ部拡大図である。この第３実施例のガスバーナ５１の特徴は、制御機構１４の制御板１５を、操作ネジ５２（操作部材）の先端部５２ａによって押圧して傾動させるように構成した点にある。
【００３９】
すなわち、制御板１５は上記第２実施例と同様に、混合管２の下流側２ｂの側壁で水平部分にネジ４３によって固定され、そのくの字の略屈曲部分下面に操作ネジ５２の先端部５２ａが当接している。操作ネジ５２は、図９に示すように、そのネジ部が混合管２の側壁の水平部分に設けられた雌ネジ孔５５に、混合管２の軸方向と略直交する方向に進退し得るようにネジ込まれ、シール座金５３によってシールされつつロックナット５４によって所定位置に保持され得るように構成されている。
【００４０】
このガスバーナ５１によれば、ロックナット５４を弛めて操作ネジ５２を矢印ト方向（ねじ込み方向）に回転操作すると、その先端部５２ａが混合管２内に進出して制御板１５を押し、制御板１５が矢印イ方向に所定位置まで傾動する。また、操作ネジ５２を矢印ト方向と逆方向に回転操作すると、その先端部５２ａが混合管２内を後退し、制御板１５がその弾性力によって矢印ロ方向に所定位置まで傾動する。
【００４１】
この操作ネジ５２の回転操作による傾動板１５の傾動によって、仕切板４２の両側に流入する混合気体の流量を調整することができ、上記第２実施例のガスバーナ４１と同様の作用効果が得られる。なお、この第３実施例においては、操作ネジ５２とロックナット５４の螺合部分に形成される隙間から、混合管２内の混合気体が外部に漏れる虞があるため、実際の使用にあたっては、操作ネジ５２を所定位置に設定した後に、操作ネジ５２とロックナット５４の螺合部分に、例えば接着剤や樹脂等を塗布してシールし、混合気体の外部への漏れを防止する。
【００４２】
図１０は、この第３実施例の変形例を示す要部の断面図であり、この変形例のガスバーナ５１は、操作ネジ５２を混合管２の下流側２ｂの垂直部分の側壁に水平方向（混合管２の軸方向）に進退可能に設けたものである。このように構成しても、操作ネジ５２の回転操作によって、その先端部５２ａを進退させて制御板１５を矢印イもしくは矢印ロ方向に傾動させることができ、上記第３実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【００４３】
なお、本発明は上記の各実施例のそれぞれに限定されるものでもなく、各実施例を適宜に組み合わせることもできるし、上記各実施例における、制御機構１４の構成、制御板１５の形状及びその傾動機構等も一例であって、各発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることはいうまでもない。
【００４４】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項１ないし３記載の発明によれば、混合管から混合室の長手方向両端部に流入する混合気体の流入割合を制御する制御機構を、混合管と混合室との連結部分に設けられた制御板と、この制御板を傾動させる操作部材とで構成することができ、制御機構の構成を簡略化させて安価に形成することができると共に、制御機構がガスバーナの燃焼時の炎の影響を受けることが少なくなり、長期に亘り安定して動作させることができ、その信頼性を向上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係わるガスバーナの第１実施例を示す断面図
【図２】同図１のＡ−Ａ線矢視断面図
【図３】同その制御機構の斜視図
【図４】同制御機構の要部の一部を破断した斜視図
【図５】第１実施例の変形例を示す断面図
【図６】同その制御機構の斜視図
【図７】本発明に係わるガスバーナの第２実施例を示す要部の断面図
【図８】本発明に係わるガスバーナの第３実施例を示す要部の断面図
【図９】同図８のＢ部拡大図
【図１０】同第３実施例の変形例を示す要部の断面図
【図１１】従来のガスバーナを示す断面図
【符号の説明】
１・・・・・・・ガスバーナ
２・・・・・・・混合管
２ａ・・・・・・上流側
２ｂ・・・・・・下流側
３・・・・・・・混合室
５・・・・・・・エアダンパ部
６・・・・・・・空気吸入口
７・・・・・・・ノズル
８・・・・・・・混合室ケース
９・・・・・・・炎口板
１０・・・・・・均圧板
１４・・・・・・制御機構
１５・・・・・・制御板
１６・・・・・・操作ロッド
１６ａ・・・・・端部
１６ｂ・・・・・操作部
２１・・・・・・係止板
３１・・・・・・ガスバーナ
４１・・・・・・ガスバーナ
４２・・・・・・仕切板
４５・・・・・・係止ピン
５１・・・・・・ガスバーナ
５２・・・・・・操作ネジ
５４・・・・・・ロックナット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a long gas burner used when, for example, food is baked industrially, and more particularly to a gas burner capable of individually controlling the amount of heat generated at both ends in the longitudinal direction.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when food or the like is industrially baked or dried, a long infrared radiation burner (called a gas burner) that burns with gas has been used. As this type of gas burner, for example, utility model registration publication No. 2535347. It is disclosed in the gazette.
[0003]
As shown in FIG. 11, this gas burner is provided with a distribution box 104 that divides the mixing chamber 103 in the center in the longitudinal direction of the mixing chamber 103 (distribution chamber), and the amount of mixed gas flowing from the mixing chamber 103 into the distribution box 104. The first slide plate 105 is attached to control the flow direction of the mixed gas supplied from the outside into the mixing chamber 103 via the mixing tube 102, and is supplied to both longitudinal sides of the mixing chamber 103. A second slide plate 106 is provided for changing the flow rate of the mixed gas.
[0004]
One end of the first slide plate 105 in the longitudinal direction is connected to one end of an operation rod 107 disposed in the mixing chamber 103, and is pulled out from one side wall of the mixing chamber 103 of the operation rod 107. The operating rod 107 is operated to move the operating rod 107 forward and backward. As a result, the opening area due to the overlap between the vent hole provided in the upper surface of the distribution box 104 and the vent hole provided in the first slide plate 105 is changed, and the inflow amount of the mixed gas from the opening to the distribution box 104 is variably controlled. Is done.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this gas burner 101, the distribution box 104, the first slide plate 105, and the second slide plate 106 are required for variable control of the inflow amount of the mixed gas into the mixing chamber 103, so the number of parts is large. At the same time, a large number of air holes must be formed in the distribution box 104 and the first slide plate 105, so that the shape of the components is complicated and the cost of the components is likely to increase. As a result, there is a problem that the control mechanism for the amount of the mixed gas flowing into the mixing chamber 103 becomes complicated and expensive.
[0006]
In addition, the control mechanism has a structure in which the inflow amount is controlled by a sliding operation of a plurality of members including the distribution box 104, the first slide plate 105, the second slide plate 106, and the like. Since it is provided at a position relatively close to the flame plate 108, the sliding portion of each member is likely to become hot depending on the temperature at the time of combustion of the gas burner. For example, the sliding portion is thermally deformed smoothly due to long-term use. There was a problem that the reliability of the control mechanism was inferior, for example, the slide operation stopped.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to simplify the configuration of a control mechanism that can variably control the amount of mixed gas flowing into the mixing chamber from the outside. An object of the present invention is to provide a gas burner that can be formed at low cost and can improve its reliability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the invention according to claim 1 of the present invention is provided with an air suction port and a nozzle on one end side of the mixing tube, and a long flame front plate on the other end side of the mixing tube. In the gas burner in which the substantially central portion of the mixing chamber in the longitudinal direction is connected, the connecting portion between the mixing tube and the mixing chamber is tilted by operating an operation member provided in the mixing tube, and both sides in the longitudinal direction of the mixing chamber The control board which can control the inflow ratio of the mixed gas to a part is provided.
[0009]
With this configuration, the control plate is tilted by operating the operation member provided in the mixing tube, and the partition ratio of the space of the connecting portion between the mixing tube and the mixing chamber changes, so that the mixing chamber The inflow ratio of the mixed gas to both ends in the longitudinal direction is controlled. Therefore, the inflow rate can be controlled by the tilting operation of one substantially plate-like control plate, the configuration of the control mechanism is simplified, and the operation member is provided in the mixing tube far from the flame port plate, so that the operation member is It is less affected by temperature during combustion, and stable control can be performed over a long period of time.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, the operating member is formed of an operating rod, one end of the operating rod is connected to the control plate, the other end is taken out of the mixing tube, and the control plate is operated by operating the operating rod. It is tilted. The invention according to claim 3 is characterized in that the operation member is formed of a rotary operator, and the control plate is tilted by the operation of the rotary operator.
[0011]
With this configuration, when the operating rod is reciprocally operated or the rotary operation member is rotated, the control plate connected to these tilts, and the space section of the connecting portion between the mixing tube and the mixing chamber is partitioned. The ratio changes, and the inflow ratio of the mixed gas to both ends in the longitudinal direction of the mixing chamber is controlled to a predetermined amount.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an example of an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 to 4 show a first embodiment of a gas burner according to the present invention. FIG. 1 is a sectional view thereof, FIG. 2 is a sectional view taken along line AA in FIG. 1, and FIG. FIG. 4 and FIG. 4 are perspective views in which a part of the main part of the control mechanism is broken.
[0013]
1 and 2, a gas burner 1 is connected to a substantially cylindrical mixing tube 2 having a diameter that gradually increases from a substantially upstream side 2a to a downstream side 2b, and an opening 4 on the downstream side 2b of the mixing tube 2. A mixing chamber 3. The mixing pipe 2 is formed with a large-diameter air damper portion 5 on the upstream side 2a, and a pair of air suction ports 6 whose opening degree can be adjusted by the air damper 5a (see FIG. 4) are provided on the side wall of the air damper portion 5. In addition, a nozzle 7 is provided at the center of the air damper portion 5. The mixing tube 2 mixes the air sucked from the air suction port 6 and the gas supplied from the nozzle 7 to generate a mixed gas, and supplies the mixed gas into the mixing chamber 3.
[0014]
Further, the opening 4 on the downstream side 2b of the mixing tube 2 opens upward, which is a direction orthogonal to the axial direction of the mixing tube 2, and the central portion in the longitudinal direction of the mixing chamber 3 is connected to the opening 4. ing. The mixing chamber 3 is formed in an elongated bowl shape by the mixing chamber case 8 and has an opening 8a formed on the top surface, and a connecting hole 8b connected to the opening 4 of the mixing tube 2 is formed at the center of the bottom surface. ing. The mixing chamber case 8 and the mixing tube 2 of the mixing chamber 3 are formed in a predetermined shape by drawing a steel plate, and the joint portion between the opening 4 and the connecting hole 8b is fixed by screws, welding or the like. Thus, the mixing tube 2 and the mixing chamber 3 are integrated.
[0015]
In addition, the opening 8 a on the upper surface of the mixing chamber 3 is provided with a flame port plate 9 made of ceramics or the like and formed with a large number of flame ports 9 a, and above the connecting hole 8 b of the mixing chamber 3. A pressure plate 10 is provided. The pressure equalizing plate 10 is fixed by screws 12 to three pressure equalizing plate stays 11a to 11b whose both ends and a central portion are fixed to the side wall along the longitudinal direction of the mixing chamber case 8. A control plate 15 constituting the control mechanism 14 is fastened to the pressure plate stay 11b.
[0016]
The control mechanism 14 includes a control plate 15 and an operation rod 16 as an operation member connected to the control plate 15. As shown in FIG. 3, the control plate 15 includes a fixing portion 17 having a fixing hole 17a fixed to the pressure equalizing plate stay 11b, a vertical portion 18 provided continuously to the fixing portion 17, The vertical portion 18 is bent and formed with an inclined portion 19 provided continuously at the lower end.
[0017]
The control plate 15 is formed by pressing a stainless steel plate having a thickness of 0.3 mm or less, for example, and is moved forward and backward by an operation rod 16 to be described later in the direction of arrow A or arrow B in FIG. It is tilted by a predetermined angle to the position indicated by the chain line. As shown in FIG. 2, the control plate 15 is formed in a rectangular shape when viewed from the side, and is disposed with a slight gap from the inner surface of the side wall on the downstream side 2 b of the mixing tube 2. Reinforcing projections 20 (see FIG. 3) are provided at the connecting portion between the vertical portion 18 and the inclined portion 19.
[0018]
A hinge plate 21 is fixed to the front end side of the inclined portion 19 of the control plate 15 by spot welding, and the operation rod 16 is connected to the hinge plate 21. The operation rod 16 is formed of, for example, a stainless steel rod or pipe, and one end portion 16a is bent into an L shape and is rotatably engaged with a hole of the hinge portion 21a of the hinge plate 21. .
[0019]
Further, as shown in FIG. 4, the other end of the operating rod 16 is also bent in an L shape to form an operating portion 16b. The operating portion 16b penetrates through the mixing tube 2 and the side wall of the air damper portion 5. Is taken out from one of the air intake ports 6. No seal structure is provided at the air suction port 6 serving as an outlet to the outside of the operation portion 16b. The air inlet 6 cannot be completely closed due to the penetration of the operation rod 16, but when the gas burner 1 is burned, air must be sucked and the air inlet 6 must be opened. Even if it cannot be completely sealed, there will be no inconvenience.
[0020]
On the side wall of the air damper portion 5 of the mixing tube 2 serving as an outlet to the outside of the operation rod 16, a locking plate 23 having a large number of locking grooves 23 a connected in the axial direction of the mixing tube 2 is provided. It is fixed. The operation rod 16 is held at a predetermined position by the operation portion 16b of the operation rod 16 being engaged with the engagement groove 23a of the engagement plate 23.
[0021]
An indicator (not shown) such as a scale is provided on the locking groove 23 a of the locking plate 23. Further, the operation rod 16 is disposed in contact with a part of the inner surface of the upper wall of the mixing tube 2, and the operation portion 16 b is lifted upward using its elastic force and the like, and the engagement groove 23 a of the engagement plate 23. After releasing the locked state, the reciprocating operation of pulling or pushing the operating portion 16b is configured to move forward and backward in the direction of arrow C or arrow D in FIG.
[0022]
Next, the operation of the gas burner 1 will be described. The gas burner 1 is used, for example, for baking food or the like, and a plurality of gas burners 1 are arranged on a gas stand (not shown) in a continuous state. When baking food or the like, first, a gas cock (not shown) is opened, gas is supplied into the mixing tube 2 through the nozzle 7, and an appropriate amount of the air suction port 6 is opened to supply air into the mixing tube 2. Inhale.
[0023]
The gas and air supplied into the mixing tube 2 are mixed in the mixing tube 2 to become a mixed gas, and are supplied to the mixing chamber 3 through the opening 4 of the mixing tube 2. It is ejected upward from 9a. This mixed gas is ignited and burned by an ignition mechanism (not shown), the flame opening plate 9 is heated red, and infrared rays are radiated from its surface. As a result, the gas burner 1 is in a combustion state, and the food or the like placed on the grill above the gas burner 1 is baked.
[0024]
By the way, during the combustion of the gas burner 1, the mixed gas supplied from the mixing tube 2 into the mixing chamber 3 is controlled by the control mechanism 14 as follows. In other words, the control plate 15 whose base end side is fixed to the pressure equalizing plate stay 11b provided above the connection hole 8b of the mixing chamber 3 has the inclined portion 19 on the tip side extending downward in the downstream side 2b of the mixing tube 2. The mixed gas flowing in the mixing tube 2 at this position is divided as shown by arrows e and h in FIG. 1 and flows on both sides of the control plate 15, and both longitudinal ends 3 a of the mixing chamber 3. 3b, respectively.
[0025]
The amount of the mixed gas diverted by the control plate 15 is set by adjusting the position (angle) of the control plate 15 by the reciprocating operation of the operation rod 16, for example, the right side portion of the gas burner 1 (the end 3 b side of the mixing chamber 3). ), The operating rod 16 is moved in the direction of arrow C to tilt the control plate 15 in the direction of arrow A, and the flow rate of the mixed gas flowing on the right side of the control plate 15 as indicated by the arrow is increased. Further, when the amount of combustion in the left portion of the gas burner 1 (the end 3a side of the mixing chamber 3) is small, the control rod 15 is moved in the direction of arrow D to tilt the control plate 15 in the direction of arrow B, and the control plate 15 Increase the flow rate of the mixed gas that flows on the left side of as shown by arrow e.
[0026]
By the tilting of the tilting plate 15 in the direction of arrow a or arrow b, the flow rate of the mixed gas flowing on both sides of the control plate 15 is adjusted, and the mixed gas flows into the longitudinal ends 3a and 3b of the mixing chamber 3. The amount is made uniform, and the combustion amount in the longitudinal direction of the gas burner 1 is set to be substantially uniform. As described above, the tilting operation of the control plate 15 moves the operation portion 16b of the operation rod 16 taken out of the mixing tube 2 upward and moves it by a predetermined amount in the direction of arrow c or d. This is done by a reciprocating operation.
[0027]
As described above, in the gas burner 1 of the above embodiment, the control plate 15 disposed in the connection portion between the mixing tube 2 and the mixing chamber 3 is tilted by the forward / backward operation of the operation rod 16, thereby Since the inflow ratio of the mixed gas into the longitudinal ends 3a and 3b of the mixing chamber 3 can be adjusted, the control mechanism 14 can be composed of one control plate 15 and one operation rod 16. The configuration of the control mechanism 14 can be simplified. As a result, the number of parts of the control mechanism 14 can be reduced as compared with the prior art, and the control mechanism 14 itself can be configured at a low cost, such as simplifying the shape of each part and reducing its manufacturing cost. become.
[0028]
Further, since the operation rod 16 of the control mechanism 14 is inserted into the mixing tube 2 and the operation portion 16b is taken out from the air suction port 6 of the air damper portion 5 of the mixing tube 2, mixing is performed from the air suction port 6. There is no need to deal with any leakage of gas to the outside, a sealing structure for the mixing tube 2 of the operating rod 16 is not necessary, and an insertion hole or the like for taking out the operating rod 16 is formed in the side wall of the air damper portion 5. This is unnecessary, and the configuration of the mixing tube 2 itself can be simplified.
[0029]
Furthermore, since the mixing tube 2 and the mixing chamber 3 are formed by drawing a steel plate, the weight of the gas burner 1 itself can be reduced as compared with a gas burner formed by a conventional casting, Assembly, maintenance work, transportation, installation work, etc. can be easily performed. From these things, it becomes possible to obtain a gas burner 1 that is simple in construction and inexpensive.
[0030]
Further, since the operation rod 16 for tilting the control plate 15 is inserted into the mixing pipe 2, the operation rod 16 is positioned far from the flame opening plate 9, and the flame (combustion temperature) of the gas burner 1 during combustion is burned. The control rod 15 can be stably tilted over a long period of time, and the gas burner 1 with high reliability can be obtained.
[0031]
5 and 6 show a modification of the gas burner 1 of the first embodiment. FIG. 5 is a cross-sectional view thereof, and FIG. 6 is a perspective view of a control mechanism. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same site | part as the said 1st Example, and the detailed description is abbreviate | omitted. The same applies to the following embodiments. The gas burner 31 in this modified example is that it is formed in a substantially flat plate shape without bending the front end side of the control plate 15 of the control mechanism 14.
[0032]
That is, the control plate 15 is formed by a fixing portion 17 in which a fixing hole 17 a is formed, and a vertical portion 18 provided continuously to the fixing portion 17, and a hinge plate 21 is provided at the distal end side of the vertical portion 18. Is fixed by welding. The fixing portion 17 is fixed to the pressure equalizing plate stay 11b with screws 12, and the end portion 16a of the operating rod 16 inserted into the mixing tube 2 is engaged with the hinge plate 21.
[0033]
In this gas burner 31 as well, the control plate 15 can be tilted by a predetermined angle in the direction of arrow A or arrow B by the reciprocating operation of the operating rod 16, and the same effect as the gas burner 1 of the first embodiment can be obtained. In addition to the above, the shape of the control plate 15 itself is further simplified, and an effect that the control mechanism 14 can be formed at a lower cost is obtained.
[0034]
FIG. 7 is a cross-sectional view of an essential part showing a second embodiment of the gas burner according to the present invention. The feature of the gas burner 41 of this second embodiment is that the control plate 15 of the control mechanism 14 is arranged downstream of the mixing pipe 2. The partition plate 42 is connected to the lower surface of the pressure equalizing plate 10 at a substantially central portion in the longitudinal direction while being fixed inside the wall surface 2b. That is, the control plate 15 is bent in a substantially U-shape, the base end side thereof is fixed to the inner surface of the side wall below the opening 4 of the mixing tube 2 by the screw 43, and the distal end side is inclined upward (in the direction of the opening 4). It extends.
[0035]
A winding portion 44 is formed on the front end side of the control plate 15, and a locking pin 45 is fitted and locked to the winding portion 44, and the locking pin 45 is inserted into the mixing tube 2. The end 16a of the operating rod 16 is connected. Further, the partition plate 42 is formed in a flat plate shape, and its lower end slightly protrudes into the opening 4 of the mixing tube 2, and a predetermined gap is set between the partition plate 42 and the tip of the control plate 15. In addition, the code | symbol 46 is a packing interposed in the connection part of the mixing pipe 2 and the mixing chamber 3 in the figure.
[0036]
According to the gas burner 41 of the second embodiment, the control rod 15 is moved forward and backward by the reciprocating operation of the operating portion 16b of the operating rod 16 as shown by arrows C and D, so that the control plate 15 uses the screw 43 portion as a fulcrum. As shown by the two-dot chain line and the three-dot chain line, the position is tilted by a predetermined angle in the direction of arrows a and b, and the position thereof changes, and the positional relationship between the front end portion of the control plate 15 and the lower end of the partition plate 42 also changes.
[0037]
The change (tilt) of the position of the tip of the control plate 15 adjusts the flow rate (inflow rate) of the mixed gas that flows from the mixing tube 2 to both sides of the partition plate 42 as indicated by arrows e and f. The same effect as the gas burner 1 of an example can be obtained. In the second embodiment, since the control plate 15 is provided in the mixing tube 2, the control plate 15 and the operating rod 16 are assembled in the mixing tube 2 in advance using the opening 4 of the mixing tube 2. Thus, the effect of improving the assemblability of the gas burner 41 can be obtained.
[0038]
8 and 9 show a third embodiment of the gas burner according to the present invention, in which FIG. 8 is a cross-sectional view of an essential part thereof, and FIG. 9 is an enlarged view of a part B of FIG. The feature of the gas burner 51 of the third embodiment is that the control plate 15 of the control mechanism 14 is configured to be pressed and tilted by the tip 52a of the operation screw 52 (operation member).
[0039]
That is, the control plate 15 is fixed to the horizontal portion by the screw 43 on the side wall on the downstream side 2b of the mixing tube 2 in the same manner as in the second embodiment, and the distal end portion of the operation screw 52 on the lower surface of the substantially bent portion of the character. 52a is in contact. As shown in FIG. 9, the operation screw 52 can advance and retreat in a direction substantially perpendicular to the axial direction of the mixing tube 2 in a female screw hole 55 provided in the horizontal portion of the side wall of the mixing tube 2. It is configured so that it can be held in place by a lock nut 54 while being sealed by a seal washer 53.
[0040]
According to this gas burner 51, when the lock nut 54 is loosened and the operation screw 52 is rotated in the direction of the arrow (screwing direction), the tip 52a advances into the mixing tube 2 and pushes the control plate 15 to perform control. The plate 15 tilts to a predetermined position in the direction of arrow A. When the operation screw 52 is rotated in the direction opposite to the arrow direction, the tip 52a moves backward in the mixing tube 2, and the control plate 15 is tilted to a predetermined position in the arrow direction by the elastic force.
[0041]
By tilting the tilting plate 15 by rotating the operation screw 52, the flow rate of the mixed gas flowing into both sides of the partition plate 42 can be adjusted, and the same effect as the gas burner 41 of the second embodiment can be obtained. . In the third embodiment, the mixed gas in the mixing tube 2 may leak to the outside from the gap formed at the threaded portion of the operation screw 52 and the lock nut 54. After setting the operation screw 52 to a predetermined position, for example, an adhesive or resin is applied and sealed to the screwed portion of the operation screw 52 and the lock nut 54 to prevent leakage of the mixed gas to the outside.
[0042]
FIG. 10 is a cross-sectional view of an essential part showing a modification of the third embodiment. In the gas burner 51 of this modification, the operation screw 52 is placed in the horizontal direction on the side wall of the vertical portion on the downstream side 2b of the mixing pipe 2 ( It is provided so as to be able to advance and retreat in the axial direction of the mixing tube 2. Even with this configuration, the tip 52a can be moved back and forth by rotating the operation screw 52, and the control plate 15 can be tilted in the direction of arrow A or arrow B, and the same action as in the third embodiment. An effect can be obtained.
[0043]
The present invention is not limited to each of the above-described embodiments, and the embodiments can be appropriately combined. The configuration of the control mechanism 14, the shape of the control plate 15, and The tilting mechanism is an example, and it goes without saying that various changes can be made without departing from the scope of the invention.
[0044]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the first to third aspects of the present invention, the control mechanism for controlling the inflow ratio of the mixed gas flowing from the mixing tube to both ends in the longitudinal direction of the mixing chamber includes the mixing tube, the mixing chamber, The control plate provided at the connecting portion of the gas turbine and an operation member for tilting the control plate can be formed at a low cost by simplifying the configuration of the control mechanism. It is less affected by the flame during combustion, and can be operated stably over a long period of time, and the reliability can be improved.
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view showing a first embodiment of a gas burner according to the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 1. FIG. 3 is a perspective view of the control mechanism. FIG. 5 is a cross-sectional view of a modification of the first embodiment. FIG. 6 is a perspective view of the control mechanism. FIG. 7 is a gas burner according to the present invention. FIG. 8 is a cross-sectional view of the main part showing a third embodiment of the gas burner according to the present invention. FIG. 9 is an enlarged view of part B of FIG. Sectional drawing of the principal part which shows the modification of an Example. [FIG. 11] Sectional drawing which shows the conventional gas burner.
1 ... Gas burner 2 ... Mixing pipe 2a ... Upstream side 2b ... Downstream side 3 ... Mixing chamber 5 ... ... Air damper 6 ... Air inlet 7 ... Nozzle 8 ... Mixing chamber case 9 ... Flame port plate 10 ··· Pressure equalizing plate 14 ··· Control mechanism 15 ··· Control plate 16 ··· Operation rod 16a ··· End 16b ··· Operation Portion 21 ··· Stop plate 31 ··· Gas burner 41 ··· Gas burner 42 ··· Partition plate 45 ··· Lock pin 51 ··· ... Gas burner 52 ... Operation screw 54 ... Lock nut

Claims

In the gas burner in which an air suction port and a nozzle are provided on one end side of the mixing tube, and a substantially central portion in the longitudinal direction of the mixing chamber having a long flame port plate is connected to the other end side of the mixing tube,
A control plate that can be tilted by operating an operation member provided in the mixing tube and can control the inflow ratio of the mixed gas to both sides in the longitudinal direction in the mixing chamber is provided at the connection portion between the mixing tube and the mixing chamber. A gas burner characterized by that.

The operating member is formed of an operating rod, one end of the operating rod is connected to the control plate, the other end is taken out of the mixing tube, and the control plate is tilted by operating the operating rod. The gas burner according to claim 1.

The gas burner according to claim 1, wherein the operation member is formed of a rotary operator, and the control plate is tilted by the operation of the rotary operator.