JP3738911B2 - 線材コイル結束機 - Google Patents

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善夫 加藤
照章 田中
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、金属の線材のコイルを圧縮して結束するための立型の結束機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の鋼など金属の線材は通常コイルの形で出荷され、その際には番線や鋼ベルトなどで結束する。 製品をコンパクトにするとともに輸送中のゆるみを防ぐ上で、結束に当って線材の充填率を高くすることが求められる。
【0003】
このため、結束時に線材コイルを軸方向から加圧して圧縮することが行なわれている。 しかし、単に加圧力を高めてもある程度までしか圧縮できず、線材にスリキズを生じさせるので限度がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、線材コイルの結束に当って、スリキズの発生を極力防止しつつ、より高い充填率を実現することのできる結束機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の線材コイル結束機は、線材のコイルを圧縮して結束するための立型の結束機であって、図1および図2に示すように、線材コイル(1)を載せる受圧板(2)、受圧板上の線材コイルを加圧する加圧板(5)と加圧板を上下動させる手段(51)、加圧時に線材コイルをその外部側方から規制する複数の、円筒を縦に等分した片の形状を有し、圧縮前の線材コイルの高さを下回らない高さを有する成形ガイド(6)と、それら成形ガイドを、線材コイルに対して、線材コイルを運び込む前と運び出すときには後退した位置に、圧縮するときには前進した位置に置くことのできる、成形ガイドの前進後退手段(61)、ならびに圧縮された線材コイルを結束する手段(7)から成る結束機において、受圧板を基礎の上に弾性の支持体(3)をもって支持するとともに、受圧板の下に振動モーター(4)をとりつけて、線材コイルに上下方向の振動を与えながら、成形ガイドにより線材コイルを側方から規制したまま成形し得るように構成したことを特徴とする。
【0006】
図1および図2にみるように、この装置は、長方形の各頂点に位置する4本の柱(8)の上部を連結してなる枠組みを有し、加圧板(5)はこの柱に設けたガイドに沿って上下するものであって、油圧装置(51)によって線材コイルへの加圧が行なわれる。一方、成形ガイド(6)は、円筒を縦に4等分した片の形状を有し、圧縮前の線材コイルの高さを下回らない高さを有する。これらの成形ガイドは、油圧装置(61)により、線材コイルに対して前進後退可能に設けてあって、線材コイルを運び込む前と運び出すときには後退した位置に、圧縮するときには前進した位置に置くことができる。これらの油圧装置は、上記の柱にとりつけられているが、柱の形成する長方形の辺に対してはそれぞれ四つの方向から線材コイルの中心に向う位置にある。
【0007】
受圧板(2)を支持する弾性体(3)は、図3にみるようにツルマキバネが代表的であるが、もちろん他の手段によることもできる。 いずれにしても、横方向の振動は防いで上下方向にだけ振動が行なわれる構造とする。 受圧板(2)を上下方向に振動させる振動モーター(4)は、必要により複数個使用する。
【0008】
振動数および振幅は、線材の太さ、コイルの内外径および高さ(従って全体の重量)、材質による圧縮の容易さなどの因子に応じて、適宜選択する。 一例を挙げれば、径15mmのSCM420鋼の1.0トンコイル(外径150cm、内径100cm)に対して、振動数40Hz、振幅2mmである。
【0009】
【作用】
本発明の装置により線材コイルを結束するには、つぎの操作に従う。まず、線材圧延装置でルーズなコイルの状態で製造された線材を、この装置に運搬し、受圧板(2)の上にのせる。このとき、油圧装置(9)により、受圧板の高さを適切に定める。この段階では、複数の成形ガイド(6)は後退した位置にあるが、つぎに、それらを油圧装置(61)により前進させ、線材コイルの位置を横方向から規制する。その状態で振動モーターを作動させて、コイルに上下方向の振動を加え、かつ、上方にあった加圧板(5)を、油圧装置(51)により下方に降下させ、線材コイルの圧縮率をいっそう高くする。その間、成形ガイドは、一定の位置にあって、線材コイルを規制している。所定の圧縮率が達成されたならば、結束手段(7)により、線材コイルを結束する。結束は、図2にから理解されるように、成形ガイドの存在しない位置において行なう。結束されたならば、成形ガイドは後退し、線材コイルをこの装置から運び去ることを可能にする。線材コイルの結束機は、本発明の装置のようにコイルの軸を垂直にして結束する立型と、水平にして結束する横型とがあるが、前者の方が圧縮に線材の自重を利用することができて有利である。
【0010】
圧縮に先立って線材コイルに振動を加え充填率を高めることは、立型結束機の使用に際しても試みられた。 しかし従来はまず加振台で振動を加えたのち結束機に移して結束するものであり、コイルハンドリングのための設備投資費用が増加する上に、必要なスペ−スが増えるという問題があった。
【0011】
本発明の装置においては、振動モーターによる上下方向の加振を結束機上で行なうことができるから、コイルハンドリングの複雑さは解消し、投資額の抑制と省スペースが図れる。単なる加圧は線材コイルの上下端における圧縮には有効であるが、中程の圧縮にはあまり有効でないところ、振動を加えながらの圧縮を行なえば、圧縮効果が全体に及ぶ。所要の充填率に達した圧縮ができたところで、直ちに結束手段を動かして結束することにより、コンパクトな製品コイルを出荷することができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明の線材コイル結束機を使用すれば、線材のスリキズを最少限に止めて、高い圧縮率の下にコイルの結束が行なえる。 製品がコンパクトであるため、輸送・保管に好都合であるし、十分に圧縮された状態で結束したコイルは、取扱中に結束ベルトの位置がずれたりする心配がない。
【0013】
この結束機は、従来の立型結束機に対して、基礎の部分に受圧板を支持する弾性支持体と振動モーターを付加した構成であるから、装置が占有する面積は実質上変らず、また建設費の増加はわずかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の線材コイル結束機の一例を示す縦断面図。
【図2】 図1の線材コイル結束機のA−A位置における横断面図。
【図3】 図1および図2の線材コイル結束機の受圧板の付近の詳細を示す拡大図。
【符号の説明】
1 線材コイル
2 受圧板
3 弾性支持体
4 振動モーター
5 加圧板
51 油圧装置(加圧板上下動手段)
6 成形ガイド
61 油圧装置(成形ガイド前進後退手段)
7 結束手段
8 柱
9 油圧装置(受圧板位置決め手段)

Claims (1)

  1. 線材のコイルを圧縮して結束するための立型の結束機であって、線材コイルを載せる受圧板、受圧板上の線材コイルを加圧する加圧板と加圧板を上下動させる手段、加圧時に線材コイルをその外部側方から規制する複数の、円筒を縦に等分した片の形状を有し、圧縮前の線材コイルの高さを下回らない高さを有する成形ガイドと、それら成形ガイドを、線材コイルに対して、線材コイルを運び込む前と運び出すときには後退した位置に、圧縮するときには前進した位置に置くことのできる、成形ガイドの前進後退手段、ならびに圧縮された線材コイルを結束する手段から成る結束機において、受圧板を基礎の上に弾性の支持体をもって支持するとともに、受圧板の下に振動モーターをとりつけて、線材コイルに上下方向の振動を与え得るように構成したことを特徴とする線材コイル結束機。
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