JP3737808B2 - 車両用自動変速機の油圧供給構造 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧供給構造 Download PDF

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    • F16H2200/003Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
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  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機の歯車伝動経路を決定して変速を行うためのクラッチ及びブレーキに対し作動油圧を給排する車両用自動変速機の油圧供給構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、入力回転を減速する減速用遊星歯車組と、この減速回転を変速して出力するラビニヨ型プラネタリギヤセットとを有する車両用自動変速機が知られている。
【0003】
この種の自動変速機においては、複数の単純遊星歯車組を組み合わせて構成した自動変速機と同様に、トランスミッションケースを貫通する入力軸上に上記の減速用遊星歯車組及びラビニヨ型プラネタリギヤセットを配置する。そして入力軸と同軸に出力軸を設け、この出力軸をラビニヨ型プラネタリギヤセットの出力回転メンバに結合して変速動力を取り出し可能としている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−220705号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のクラッチ/ブレーキに対する作動油圧の給排を従来は上記の文献に記載のごとく、トランスミッションケースに設けた油孔と、これに通じるよう出力軸に設けた油孔と、これに通じるよう入力軸に設けた油孔との3油孔からなる油路によって行うものであったため、つまり、必ず入力軸の内部を経由して作動油圧の給排を行うものであったため、油孔間での油圧の受け渡しを行うときに必要なシール部材の設置個所が多くなって高コストとなるとともに、シール箇所の増大によりフリクションが増えて伝動効率の低下を招くことが懸念される。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、入力軸の油孔を形成することなく作動油圧の給排を行い得る油圧供給構造として油孔間での油圧の受け渡し箇所を少なくし、これによりシール部材の設置個所を減少させてコストを安価に抑えるとともにフリクションを減少させることで伝動効率の向上を図ることができる車両用自動変速機の油圧供給構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
【0008】
本発明は、トランスミッションケース(40)を貫通するドライブシャフト(16a)の周囲に回転自由に配置された筒状の入力軸(11)と、前記入力軸と同軸であって、その入力軸に連結されて配置され、入力回転を減速する減速用遊星歯車組(12)と、前記入力軸と同軸であって、前記減速用遊星歯車組に連結されて配置され、減速回転を変速するラビニヨ型プラネタリギヤセット(13)と、前記ドライブシャフトの周囲に配置され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットに連結されるとともに内周に前記入力軸を挿通する筒状の出力軸(14)とを備え、前記トランスミッションケースは、前記入力軸を回転自由に支承する第1の壁部(41)と、前記出力軸を回転自由に支承する第2の壁部(42)とを有し、前記減速用遊星歯車組及びラビニヨ型プラネタリギヤセットを挟むように、前記第1の壁部側及び第2の壁部側にそれぞれ配置され、前記減速用遊星歯車組及びラビニヨ型プラネタリギヤセットの回転要素を締結/解放する第1及び第2の摩擦締結要素(L/C、H/C)と、前記第1の壁部に形成され、前記第1の摩擦締結要素に作動油圧を供給する第1の油圧供給孔(41b)と、前記第2の壁部に形成され、前記第2の摩擦締結要素に作動油圧を供給する第2の油圧供給孔(42a)とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用・効果】
従来は、クラッチ/ブレーキ等の摩擦締結要素に対する作動油圧の給排を、トランスミッションケースに設けた油孔と、これに通じるよう出力軸に設けた油孔と、これに通じるよう入力軸に設けた油孔との3油孔からなる油路によって行っており、必ず入力軸の内部を経由して作動油圧を給排していたので、油孔間での油圧の受け渡しを行うときに必要なシール部材の設置個所が多くなって高コストとなるとともに、シール箇所の増大によりフリクションが増えて伝動効率の低下を招くこととなっていた。
【0010】
そこで、本発明では、摩擦締結要素の部品配置レイアウトを見直し、これらに供給する作動油圧をトランスミッションケースの壁部に設けた孔部から給排することで、入力軸の油孔を形成する必要がなくなり、油孔間での油圧の受け渡し箇所を少なくすることができ、これによりシール部材の設置個所を減少させてコストを安価に抑えるとともに、フリクションを減少させることで伝動効率の向上を図ることができ、また、摩擦締結要素のすぐ近くの壁部から油圧を供給するようにしたので、油圧供給経路を必要以上に長くすることがなく、全体としての大きさをコンパクトにすることができたのである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
【0012】
図1は、本発明による車両用自動変速機の一実施形態を示す図である。
【0013】
車両用自動変速機1は、入力軸11と、減速用遊星歯車組12と、ラビニヨ型プラネタリギヤセット13と、出力軸14と、終減速機15と、ディファレンシャルギヤ装置16とを有する6速自動変速機である。なお、トルクコンバータT/Cの中心軸は、入力軸11にオフセットして平行に配置されており、エンジンの駆動力は、トルクコンバータ→入力歯車組11a(後述)を介して入力軸11に伝達される構造になっている。
【0014】
入力軸11及び出力軸14は、中空軸であり、ドライブシャフト16aの周囲に同軸であって回転自由に配置され、トランスミッションケース40の入出カ軸支承部である前端壁41及び中間壁42によって支承されている。
【0015】
入力軸11は、一端(図中左端)に入力歯車組11aを結合し、他端に出力軸14を同軸かつ回転自由に嵌合する。また、入力軸11は、入力歯車組11a及び出力軸14のあいだに減速用遊星歯車組12のリングギヤR1を結合し、一体回転する。入カ軸1は、入力歯車組11aに近い側から減速用遊星歯車組12及びラビニヨ型プラネタリギヤセット13を配置する。
【0016】
減速用遊星歯車組12は、エンジン回転を減速してラビニヨ型プラネタリギヤセット13に伝達する。減速用遊星歯車組12は、サンギヤS1と、リングギヤR1と、これらのギヤに噛合するピニオンP1を回転自在に支持するキャリアC1とを有する単純遊星歯車組である。サンギヤS1はトランスミッションケース40に常時固定されている。リングギヤR1は入力軸11に結合されており、入力軸11と一体に回転する。
【0017】
ラビニヨ型プラネタリギヤセット13は、相互に噛合するロングピニオンP2及びショートピニオンP3と、ロングピニオンP2に噛合するサンギヤS2及びリングギヤR3と、ショートピニオンP3に噛合するサンギヤS3と、ロングピニオンP2を回転自在に支持するキャリアC2と、ロングピニオンP2及びショートピニオンP3を回転自在に支持するキャリアC3とを有する。減速用遊星歯車組12からの減速回転を変速して出力軸14に伝達する。
【0018】
出力軸14は、トランスミッションケース40の中間壁42に回転自在に支承されている。出力軸14は、一端(図の左端)をリングギヤR3に結合し、他端を終減速機15に結合して、ラビニヨ型プラネタリギヤセットで変速された回転を終減速機15に伝達する。
【0019】
終減速機15は、単純遊星歯車組であり、出力軸14から伝達した駆動力を減速してディファレンシャルギヤ装置16に伝達する。終減速機15は、リングギヤ15Rをトランスミッションケース40に固定し、サンギヤ15Sを出力軸14に結合し、キャリア15Cをディファレンシヤルギヤ装置16に結合する。
【0020】
ディファレンシャルギヤ装置16は、前記したドライブシャフト16aの他にこれと対をなす反対車輪のためのドライブシャフト16bを備え、出力軸14からの回転を差動可能にしてドライブシャフト16a,16bに振り分ける。
【0021】
車両用自動変速機1は、以上のように構成されており、エンジンの駆動力がトルクコンバータT/C→入力歯車組11aを介して入力軸11に伝達されると、車両用自動変速機1は、その回転を減速用遊星歯車組12で減速した後、ラビニヨ型プラネタリギヤセット13で変速して、出力軸14及び終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16でドライブシャフト16a,16bに分配出力する。
【0022】
ここで、減速用遊星歯車組12及びラビニヨ型プラネタリギヤセット13での具体的な変速について説明する。
【0023】
車両用自動変速機1は、変速用摩擦要素として、ロークラッチ(第1クラッチ)L/Cと、3速&5速&後退用クラッチ(第2クラッチ)3&5&R/Cと、ハイクラッチ(第3クラッチ)H/Cと、ローワンウエイクラッチL/OWC(第4クラッチ)と、2速&6速ブレーキ(第1ブレーキ)2&6/Bと、ロー&リバースブレーキ(第2ブレーキ)L&R/Bとを有する。
【0024】
ロークラッチL/CはキャリアC1及びサンギヤS2を締結/解放する。3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cは、キャリアC1及びサンギヤS3を締結/解放する。ハイクラッチH/Cは、キャリアC2及び入力軸11を締結/解放する。ローワンウエイクラッチL/OWCは、キャリアC3がエンジンと逆方向に回転することを防止する。2速&6速ブレーキ2&6/Bは、サンギヤS3をトランスミッションケース40に固定/解放する。ロー&リバースブレーキL&R/Bは、キャリアC3をトランスミッションケース40に固定/解放する。なお、ロー&リバースブレーキL&R/B及びローワンウエイクラッチL/OWCはいずれもキャリアC3の作動を制御することから、ロー&リバースブレーキL&R/B及びローワンウエイクラッチL/OWCを軸方向(図1では左右方向)に同位置であって、径方向(図1では上下方向)で外側にロー&リバースブレーキL&R/Bを配置し、内側に及びローワンウエイクラッチL/OWCを配置することで、本変速機の軸長(全長)の短縮化を図っている。
【0025】
自動変速機は、これらの変速用摩擦要素を適宜締結/解放して、前進第1速〜第6速及び後退の変速段を選択する。
【0026】
以下、図2を参照しながら具体的な変速制御について説明する。なお図2の「○」は締結状態を示す。
【0027】
第1速を選択するときは、ロークラッチL/Cを締結する。このようにすることでエンジン回転は以下のように伝達する。すなわち、エンジン回転は入力軸11からリングギヤR1に伝達する。そしてサンギヤS1はトランスミッションケース40に固定されているので反力受けとして作用し、リングギヤR1がキャリアC1を入力回転と同じ方向へ減速して回転する。この減速回転をロークラッチL/CがサンギヤS2に伝達する。ところで、ローワンウエイクラッチL/OWCがキャリアC3のエンジン回転と逆方向への回転を阻止するので、キャリアC3は反力受けとして作用し、サンギヤS2が、ロングピニオンP2を介してリングギヤR3をエンジン回転と同じ方向へ減速して回転する。そしてこの回転がリングギヤR3に連結された出力軸14を介して終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16に至り、ドライブシャフト16a,16bに分配出力される。
【0028】
なお、この第1速選択状態では、エンジンブレーキを作用させようとしても、キャリアC3がエンジン回転と同じ方向に回転するので、キャリアC3を反力受けとして作用させることができず、エンジンブレーキを作用させることができない。そこでエンジンブレーキが必要なときは、図2に(○)で示すようにロー&リバースブレーキL&R/Bを締結してキャリアC3がエンジン回転と同じ方向にも回転しないようにし、これにより第1速でのエンジンブレーキを得るようにする。
【0029】
第2速を選択するときは、ロークラッチL/C及び2速&6速ブレーキ2&6/Bを締結する。このようにすることでエンジン回転は以下のように伝達する。すなわち、2速&6速ブレーキ2&6/Bを締結するので、サンギヤS3は回転せずに反力受けとして作用する。エンジン回転は入力軸11から第1速選択時と同様に遊星歯車組12によって減速され、ロークラッチL/Cを経てサンギヤS2に達する。サンギヤS2は、ロングピニオンP2を介してリングギヤR3をエンジン回転と同じ方向へ減速して、しかし第1速選択時よりも高速に回転する。そしてこの回転がリングギヤR3に連結された出力軸14を介して終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16に至り、ドライブシャフト16a,16bに分配出力される。このようにして前進第2速選択状態を実現する。
【0030】
第3速を選択するときは、ロークラッチL/C及び3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cを締結する。このようにすることでエンジン回転は以下のように伝達する。すなわち、エンジン回転は入力軸11から第1速選択時と同様に遊星歯車組12によって減速される。この減速回転は、ロークラッチL/Cを経てサンギヤS2に達するとともに、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cを経てサンギヤS3に達する。そしてサンギヤS2及びサンギヤS3は一体回転し、ラビニヨ型プラネタリギヤセット13はリングギヤR3を、サンギヤS2及びサンギヤS3と同じ速度で、しかし第2速選択時よりも高速で回転する。そしてこの回転がリングギヤR3に連結された出力軸14を介して終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16に至り、ドライブシャフト16a,16bに分配出力される。このようにして前進第3速選択状態を実現する。
【0031】
第4速を選択するときは、ロークラッチL/C及びハイクラッチH/Cを締結する。このようにすることでエンジン回転は以下のように伝達する。すなわち、エンジン回転は入力軸11から第1速選択時と同様に遊星歯車組12によって減速され、ロークラッチL/Cを経てサンギヤS2に達する。一方でハイクラッチH/Cの締結によりキャリアC2がエンジン回転と同速で回転する。この回転とサンギヤS2への減速回転とにより、ラビニヨ型プラネタリギヤセット13はリングギヤR3をエンジン回転と同じ方向に、しかし第3速選択時よりも高速に回転する。そしてこの回転がリングギヤR3に連結された出力軸14を介して終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16に至り、ドライブシャフト16a,16bに分配出力される。このようにして前進第4速選択状態を実現する。
【0032】
第5速を選択するときは、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/C及びハイクラッチH/Cを締結する。このようにすることでエンジン回転は以下のように伝達する。すなわち、エンジン回転は入力軸11から第1速選択時と同様に遊星歯車組12によって減速され、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cを経てサンギヤS3に達する。一方でハイクラッチH/Cの締結によりキャリアC2がエンジン回転と同速で回転する。この回転とサンギヤS3への減速回転とにより、ラビニヨ型プラネタリギヤセット13はリングギヤR3をエンジン回転と同じ方向に、しかし第4速選択時よりも高速に回転する。そしてこの回転がリングギヤR3に連結された出力軸14を介して終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16に至り、ドライブシャフト16a,16bに分配出力される。このようにして前進第5速選択状態を実現する。
【0033】
第6速を選択するときは、ハイクラッチH/C及び2速&6速ブレーキ2&6/Bを締結する。このようにすることでエンジン回転は以下のように伝達する。すなわち、2速&6速ブレーキ2&6/Bを締結するので、サンギヤS3は回転せずに反力受けとして作用する。また、ハイクラッチH/Cを締結するので、キャリアC2がエンジン回転と同速で回転する。そこで、ラビニヨ型プラネタリギヤセット13はリングギヤR3をエンジン回転と同じ方向に、しかし第5速選択時よりもさらに高速に回転する。そしてこの回転がリングギヤR3に連結された出力軸14を介して終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16に至り、ドライブシャフト16a,16bに分配出力される。このようにして前進第6速選択状態を実現する。
【0034】
後退を選択するときは、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/C及びロー&リバースブレーキL&R/Bを締結する。このようにすることでエンジン回転は以下のように伝達する。すなわち、ロー&リバースブレーキL&R/Bを締結するので、キャリアC3は回転せずに反力受けとして作用する。エンジン回転は入力軸11から第1速選択時と同様にして遊星歯車組12によって減速され、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cを経てサンギヤS3に達する。この減速回転はショートピニオンP3及びロングピニオンP2によって反転され、リングギヤR3を逆回転する。そしてこの逆回転がリングギヤR3に連結された出力軸14を介して終減速機15を経てディファレンシャルギヤ装置16に至り、ドライブシャフト16a,16bに分配出力される。このようにして後退選択状態を実現する。
【0035】
本実施の形態においては、上述ように、ロークラッチL/Cと、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cと、ハイクラッチH/Cと、2速&6速ブレーキ2&6/Bと、ロー&リバースブレーキL&R/Bとを制御するために、作動油圧を供給する油圧供給構造を特に以下の構成とすることを特徴とする。以下、図3を参照しながら、本発明による車両用自動変速機の油圧供給構造について詳述する。
【0036】
前端壁41には、図3に示すように、左上方から右下方に向かって油圧供給主孔41aが形成され、この油圧供給主孔41aに連通するように、油圧供給孔41b、油圧供給孔41c、油圧供給孔41dが、ドライブシャフト16aの軸方向に平行に形成されている。
【0037】
油圧供給孔41bは、ロークラッチL/Cに油圧を供給する油路である。
【0038】
ここに、ロークラッチL/Cは、前端壁41からドライブシャフト16aと平行に延設されたボス部43に回転自在に支持されるとともに、減速用遊星歯車組12と軸方向にほぼ同位置であって外周側(図3では上側)に配置されている。
【0039】
油圧供給孔41bは、さらに、径方向(図3では上下方向)に形成された連通孔41eに接続され、この連通孔41eによって油圧がロークラッチL/Cの作動油室21aに通流するようになっている。
【0040】
したがって、油圧供給主孔41aから供給された油圧は、油圧供給孔41b→連通孔41eを経て、ロークラッチL/Cの作動油室21aに供給され、この油圧によってロークラッチL/Cが締結/解放される。
【0041】
油圧供給孔41cは、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cに油圧を供給する油路である。
【0042】
ここに、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cは、前端壁41からドライブシャフト16aと平行に延設されたボス部43に回転自在に支持されるとともに、入力軸11及び減速用遊星歯車組12間に配置されている。
【0043】
油圧供給孔41cは、さらに、径方向に形成された連通孔41fに接続され、この連通孔41fによって油圧が3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cの作動油室21bに通流するようになっている。
【0044】
したがって、油圧供給主孔41aから供給された油圧は、油圧供給孔41c→連通孔41fを経て、3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cの作動油室21bに供給され、この油圧によって3速&5速&後退用クラッチ3&5&R/Cが締結/解放される。
【0045】
油圧供給孔41dは、2速&6速ブレーキ2&6/Bに油圧を供給する油路である。
【0046】
2速&6速ブレーキ2&6/Bは、トランスミッションケース40の前端壁41に配置されている。油圧供給主孔41aから供給された油圧は、油圧供給孔41dを経て、2速&6速ブレーキ2&6/Bのブレーキピストン22aを作動させて、2速&6速ブレーキ2&6/Bを締結/解放する。
【0047】
中間壁42には、径方向に油圧供給主孔42aが形成され、この油圧供給主孔42aの一端は、出力軸14に軸方向に沿って形成された油圧供給孔14aに連通し、ハイクラッチH/Cに油圧を供給する。
【0048】
ここにハイクラッチH/Cは、中間壁42とラビニヨ型プラネタリギヤセット13とのあいだであって出力軸14の外周側(図3では上側)に配置されている。
【0049】
油圧供給孔14aの一端は、入力軸11と、ハイクラッチH/Cのクラッチドラム23と、これらに嵌り合う出力軸14の対応端部とで構成されている閉空間18に連通する。この閉空間18とハイクラッチH/Cの作動油室21cとを連通する連通孔19がクラッチドラム23に形成されている。
【0050】
したがって、油圧は、油圧供給主孔42a→油圧供給孔14a→閉空間18→連通孔19を経て、ハイクラッチH/Cの作動油室21cに供給され、この油圧によってハイクラッチH/Cが締結/解放される。
【0051】
また、油圧供給主孔42aには、油圧供給孔42bが連通されている。この油圧供給孔42bは、軸方向に形成され、ロー&リバースブレーキL&R/Bに油圧を供給する油路である。
【0052】
ロー&リバースブレーキL&R/Bは、トランスミッションケース40の内周壁(図3では上部)に支持されるとともに、出力軸14及びハイクラッチH/C間に配置されている。また、このロー&リバースブレーキL&R/Bの内側にローワンウエイクラッチL/OWCを配置して、本変速機の軸長(全長)の短縮化を図っている。
【0053】
油圧供給主孔42aから供給された油圧は、油圧供給孔42bを経て、ロー&リバースブレーキL&R/Bのブレーキピストン22bを作動させて、ロー&リバースブレーキL&R/Bを締結/解放する。
【0054】
従来は、前述のようにクラッチ/ブレーキに対する作動油圧の給排は、トランスミッションケースに設けた油孔と、これに通じるよう出力軸に設けた油孔と、これに通じるよう入力軸に設けた油孔との3油孔からなる油路によって行うものであり、必ず入力軸の内部を経由して作動油圧を給排していたので、油孔間での油圧の受け渡しを行うときに必要なシール部材の設置個所が多くなって高コストとなるとともに、シール箇所の増大によりフリクションが増えて伝動効率の低下を招くことが問題であった。
【0055】
そこで、本実施形態では、クラッチ/ブレーキ等の摩擦締結要素の配置を見直し、これらに供給する作動油圧をトランスミッションケースの壁部に設けた孔部から給排することとしたので、入力軸の油孔を形成する必要がなくなり、油孔間での油圧の受け渡し箇所を少なくすることができ、これによりシール部材の設置個所を減少させてコストを安価に抑えるとともに、フリクションを減少させることで伝動効率の向上を図ることができたのである。また、クラッチ/ブレーキのすぐ近くの壁部から油圧を供給するようにしたので、油圧供給経路を必要以上に長くすることがなく、全体としての大きさをコンパクトにすることができた。
【0056】
また、ロー&リバースブレーキL&R/B及びローワンウエイクラッチL/OWCはいずれもキャリアC3の作動を制御することから、ロー&リバースブレーキL&R/B及びローワンウエイクラッチL/OWCを軸方向に同位置であって、径方向で外側にロー&リバースブレーキL&R/Bを配置し、内側に及びローワンウエイクラッチL/OWCを配置することで、本変速機の軸長(全長)の短縮化を図っている。
【0057】
なお、以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用自動変速機の一実施形態を示す図である。
【図2】変速制御時の摩擦締結要素の締結状態を示す図である。
【図3】本発明の要部の拡大図である。
【符号の説明】
1 車両用自動変速機
11 入力軸
12 減速用遊星歯車組
13 ラビニヨ型プラネタリギヤセット
14 出力軸
14a 油圧供給孔(第3クラッチ圧供給孔)
15 終減速機
16 ディファレンシャルギヤ装置
16a,16b ドライブシャフト
40 トランスミッションケース
41 前端壁(第1の壁部)
41a 油圧供給主孔
41b 油圧供給孔(第1クラッチ圧供給孔)
41c 油圧供給孔(第2クラッチ圧供給孔)
41d 油圧供給孔(第1ブレーキ圧供給孔)
42 中間壁(第2の壁部)
42a 油圧供給主孔(第3クラッチ圧供給孔)
42b 油圧供給孔(第2ブレーキ圧供給孔)
T/C トルクコンバータ
L/C ロークラッチ(第1クラッチ)
3&5&R/C 3速&5速&後退用クラッチ(第2クラッチ)
H/C ハイクラッチ(第3クラッチ)
L/OWC ローワンウエイクラッチ(第4クラッチ)
2&6/B 2速&6速ブレーキ(第1ブレーキ)
L&R/B ロー&リバースブレーキ(第2ブレーキ)

Claims (9)

  1. トランスミッションケースを貫通するドライブシャフトの周囲に回転自由に配置された筒状の入力軸と、
    前記入力軸と同軸であって、その入力軸に連結されて配置され、入力回転を減速する減速用遊星歯車組と、
    前記入力軸と同軸であって、前記減速用遊星歯車組に連結されて配置され、減速回転を変速するラビニヨ型プラネタリギヤセットと、
    前記ドライブシャフトの周囲に配置され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットに連結されるとともに内周に前記入力軸を挿通する筒状の出力軸と、
    を備え、
    前記トランスミッションケースは、前記入力軸を回転自由に支承する第1の壁部と、前記出力軸を回転自由に支承する第2の壁部とを有し、
    前記減速用遊星歯車組及びラビニヨ型プラネタリギヤセットを挟むように、前記第1の壁部側及び第2の壁部側にそれぞれ配置され、前記減速用遊星歯車組及びラビニヨ型プラネタリギヤセットの回転要素を締結/解放する第1及び第2の摩擦締結要素と、
    前記第1の壁部に形成され、前記第1の摩擦締結要素に作動油圧を供給する第1の油圧供給孔と、
    前記第2の壁部に形成され、前記第2の摩擦締結要素に作動油圧を供給する第2の油圧供給孔と、
    を備えることを特徴とする車両用自動変速機の油圧供給構造。
  2. 前記第1の摩擦締結要素は、前記第1の壁部から前記ドライブシャフトと平行に延設されたボス部に回転自在に支持され、前記減速用遊星歯車組の外周側に配置され、その減速用遊星歯車組のキャリアと前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第1のサンギヤとを締結/解放する第1のクラッチであって、
    前記第1の油圧供給孔は、前記第1のクラッチに作動油圧を供給する第1クラッチ圧供給孔である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のクラッチ油路構造。
  3. 前記第1の摩擦締結要素は、前記第1の壁部から前記ドライブシャフトと平行に延設されたボス部に回転自在に支持され、前記減速用遊星歯車組のキャリアと前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第2のサンギヤとを締結/解放する第2のクラッチであって、
    前記第1の油圧供給孔は、前記第2のクラッチに作動油圧を供給する第2クラッチ圧供給孔である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のクラッチ油路構造。
  4. 前記第1の摩擦締結要素は、前記第1の壁部に固設され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第2のサンギヤを前記トランスミッションケースに固定/解放する第1のブレーキであって、
    前記第1の油圧供給孔は、前記第1のブレーキに作動油圧を供給する第1ブレーキ圧供給孔である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のクラッチ油路構造。
  5. 前記第2の摩擦締結要素は、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットと前記第2の壁部とのあいだに配置され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第1のキャリア及び前記入力軸を締結/解放する第3のクラッチであって、
    前記第2の油圧供給孔は、前記第3のクラッチに作動油圧を供給する第3クラッチ圧供給孔である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のクラッチ油路構造。
  6. 前記第2の摩擦締結要素は、前記トランスミッションケースの外周壁と、前記第2の壁部に延設されたボス部とのあいだであって、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットと、前記第2の壁部とのあいだに固設され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第2のキャリアを前記トランスミッションケースに固定/解放する第2のブレーキであって、
    前記第2の油圧供給孔は、前記第2のブレーキに作動油圧を供給する第2ブレーキ圧供給孔である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のクラッチ油路構造。
  7. 前記第2のブレーキと、前記第2の壁部から延設されたボス部とのあいだに配置され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第2のキャリアの一定方向への回転を許容する第4のクラッチを備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の自動変速機のクラッチ油路構造。
  8. トランスミッションケースを貫通するドライブシャフトの周囲に回転自由に配置された筒状の入力軸と、
    前記入力軸と同軸であって、その入力軸に連結されて配置され、入力回転を減速する減速用遊星歯車組と、
    前記入力軸と同軸であって、前記減速用遊星歯車組に連結されて配置され、減速回転を変速するラビニヨ型プラネタリギヤセットと、
    前記ドライブシャフトの周囲に配置され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットに連結される筒状の出力軸と、
    を備え、
    前記トランスミッションケースは、前記入力軸を回転自由に支承する第1の壁部と、前記出力軸を回転自由に支承する第2の壁部とを有し、
    前記第1の壁部から前記ドライブシャフトと平行に延設されたボス部に回転自在に支持され、前記減速用遊星歯車組の外周側に配置され、前記減速用遊星歯車組のキャリアと前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第1のサンギヤとを締結/解放する第1のクラッチと、
    前記第1の壁部に形成され、前記第1のクラッチに作動油圧を供給する第1クラッチ圧供給孔と、
    前記第1の壁部から前記ドライブシャフトと平行に延設されたボス部に回転自在に支持され、前記減速用遊星歯車組のキャリアと前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第2のサンギヤとを締結/解放する第2のクラッチと、
    前記第1の壁部に形成され、前記第2のクラッチに作動油圧を供給する第2クラッチ圧供給孔と、
    前記第1の壁部に固設され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第2のサンギヤを前記トランスミッションケースに固定/解放する第1のブレーキと、
    前記第1の壁部に形成され、前記第1のブレーキに作動油圧を供給する第1ブレーキ圧供給孔と、
    前記第1の壁部に形成され、前記第1クラッチ圧供給孔、前記第2クラッチ圧供給孔及び第1ブレーキ圧供給孔を連通する油圧供給主孔と、
    を備えることを特徴とする車両用自動変速機の油圧供給構造。
  9. トランスミッションケースを貫通するドライブシャフトの周囲に回転自由に配置された筒状の入力軸と、
    前記入力軸と同軸であって、その入力軸に連結されて配置され、入力回転を減速する減速用遊星歯車組と、
    前記入力軸と同軸であって、前記減速用遊星歯車組に連結されて配置され、減速回転を変速するラビニヨ型プラネタリギヤセットと、
    前記ドライブシャフトの周囲に配置され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットに連結される筒状の出力軸と、
    を備え、
    前記トランスミッションケースは、前記入力軸を回転自由に支承する第1の壁部と、前記出力軸を回転自由に支承する第2の壁部とを有し、
    前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットと前記第2の壁部とのあいだに配置され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第1のキャリア及び前記入力軸を締結/解放する第3のクラッチと、
    前記第2の壁部に形成され、前記第3のクラッチに作動油圧を供給する第3クラッチ圧供給孔と、
    前記トランスミッションケースの外周壁と、前記第2の壁部に延設されたボス部とのあいだであって、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットと、前記第2の壁部とのあいだに固設され、前記ラビニヨ型プラネタリギヤセットの第2のキャリアを前記トランスミッションケースに固定/解放する第2のブレーキと、
    前記第2の壁部であって前記第3クラッチ圧供給孔に連通するように形成され、前記第2のブレーキに作動油圧を供給する第2ブレーキ圧供給孔と、
    を備えることを特徴とする車両用自動変速機の油圧供給構造。
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