JP3736548B2 - ディスク収納ケースにおける施錠装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVD等のディスクを収納するためのディスク収納ケースに関するものであり、特に、このようなディスクを商品として展示する販売店やレンタルショップにおいて、来店客が不正にケースを開けることにより内部のディスクを窃盗することを防止するための施錠装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスク収納ケースにおける施錠装置及び解錠装置は、種々の構造のものが提案されており、本出願人においても多くの発明を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、特開平8−217176号公報に示されるように、正面側を大きく開口せしめたオープン形式のディスク収納ケースに対して、該開口部の一部を閉鎖する着脱自在な施錠片を設けた構成のものが公知である。然しながら、不正者は、ドライバー工具等の治具を使用することにより、施錠片を破壊したりケースの壁部をこじ開けることにより、内部のディスクを抜き取るため、このようなオープン形式のディスクケースでは対策が十分でない。
【0004】
この点に関して、例えば、特開2002−249190号公報や、特開2003−118790号公報に示されるように、ヒンジ部を介して開閉自在に合掌せしめられる一対の分割ケースによりディスク収納室を形成したクローズ形式のディスク収納ケースが公知であり、分割ケースの合掌せしめられた自由端に沿って施錠片を挿着せしめる構成のものが公知である。この場合、クローズ形式のケースであるため、オープン形式のケースよりは安全性が高いものとなる。然しながら、施錠片は、施錠作業が容易であるだけでなく、解錠作業も容易とすることが店舗における効率上必要であり、しかも、製造容易にして低コストで提供することが必要になるが、従来技術においては、この点の配慮が十分でない。
【0005】
ところで、施錠片による施錠と解錠を行わしめるに際しては、施錠片を挿着したとき自動的に抜止めロックされ、その一方において、所定の方向から磁石を臨ませたとき施錠片の抜止めロックを解除できるように構成することが望ましく、このような機能を有するロック片は、本発明者が先に提案した特開2001−72171号公報や、特願2002−156983号(現時点で未公開)の実施例として示されるような金属製の板バネにより達成できる。然しながら、板バネ製のロック片は、製造に際しプレス・折曲の工程が必要であり、しかも、施錠片に対するアセンブリが必要なため、コストの点で改善すべき課題があり、更に、ロック及びロック解除の動作を行う場合に無理な力が加わると、板バネが歪み好ましくない変形を生じる虞れがあるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決したディスク収納ケースにおける施錠装置を提供するものである。
【0007】
そこで、本発明が手段として構成したところは、開閉自在に合掌される自由端を備えた分割ケースによりディスク収納室を形成すると共に該自由端に開口部を有する施錠路を形成するケース本体と、該ケース本体を開放不能に施錠する施錠手段とから成り、前記施錠手段は、前記開口部から施錠路に挿脱自在に挿着される施錠プレートと前記開口を閉鎖する蓋部を合成樹脂により一体成形しており、施錠路に挿着されたとき、分割ケースを開放不能に施錠する開閉ロック手段と、該施錠手段を施錠路から抜出し不能に施錠する第一抜止めロック手段と第二抜止めロック手段を設けた構成とされ、前記第一及び第二抜止めロック手段は、それぞれ、施錠プレートの表面から弾性的に出没自在に突出する係止突部を備えた第一及び第二係止アームと、該係止アームの裏面に設けられた磁性体と、ケース本体から施錠路を横断して形成された第一及び第二被係止部とを備え、施錠プレートを施錠路に挿入したとき前記係止突部が第一及び第二被係止部を乗り越えて該被係止部に係止する一方、施錠プレートの裏面に磁石を臨ませたとき磁性体の磁着を介して係止突部の係止を解除する方向に第一及び第二係止アームを傾動せしめるように構成されており、前記第一抜止めロック手段は、蓋部とほぼ平行に延びる横杆部と、該横杆部から施錠プレートの挿入方向に延長された縦杆部を備えたほぼT形の第一係止アームにより構成され、前記横杆部の両端に前記係止突部を設けており、前記第二抜止ロック手段は、第一係止アームの縦杆部の両側にほぼ平行に位置して設けられた一対の第二係止アームにより構成され、前記縦杆部の両側に位置する該第二係止アームの端部に前記係止突部を設けて成る点にある。
【0008】
本発明の好ましい実施形態において、第一及び第二係止アームの係止突部は、施錠路に対する挿入方向の前側に位置して傾斜ガイド部を形成している。
【0009】
また、開閉ロック手段は、施錠路の開口部を挟んで一対の分割ケースに設けられた被嵌合片と、施錠手段の表裏両面に形成された嵌合片とから成り、施錠プレートを施錠路に挿入したとき、嵌合片が被嵌合片に嵌入されるように構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
【0011】
(ケース本体と施錠手段の構成)
図1ないし図3に示すように、ディスク収納ケースを構成するケース本体1は、ヒンジ部2を介して開閉自在に合掌せしめられる自由端3a、3bを備えた第一分割ケース4aと第二分割ケース4bの一対によりディスク収納室5を形成しており、該ケース本体1は、分割ケース4a、4bを開放不能に施錠する施錠手段6と、施錠手段6による施錠を解錠するための解錠装置7(図10参照)とを組み合わせることにより使用される。
【0012】
ケース本体1は、収納されるディスクDの中心孔を嵌脱自在に嵌挿せしめるボス部8と、該ボス部8の周囲にディスク収納室5を区成する同心円状の円弧状リブ9、10を第一分割ケース4aに形成しており、第二分割ケース4bによりディスク収納室5を含んで第一分割ケース4aを施蓋するように構成されている。この際、第一分割ケース4aは、平板壁11の両側縁に側壁12、12を立設した皿状に形成されており、第二分割ケース4bは、同様に、平板壁13の両側縁に側壁14、14を形成した皿状に形成されており、一対の分割ケース4a、4bを合掌せしめたとき、相互に側壁12、14が入れ子式に嵌合せしめられる構成とされている。尚、図示省略しているが、ヒンジ部2を有する側縁にも相互に入れ子式に嵌合されるリブ状の側壁が形成されており、これによりケース本体1の三方において分割ケース4a、4bの間にドライバー工具等の治具を挿入できるような隙間を全く形成しない。
【0013】
ケース本体1の残りの一辺には、施錠路15の開口部15aが形成される。即ち、分割ケース4a、4bを合掌せしめた状態で、分割ケースの自由端3a、3bの間にはスロット状の開口部15aが開口され、平板壁11、12の間には開口部15aからディスク収納室5に向けて延びる施錠路15が形成される。図例の場合、開口部15a及び施錠路15は、ケース本体1のほぼ全幅にわたり形成され、該開口部15aを挟んで分割ケース4a、4bの平板壁11、13の内側に被嵌合片16、17が設けられている。図例の場合、第一分割ケース4aは、開口部15aの左端に位置して開口する1個のポケット16aと右端に位置して開口する2個のポケット16b、16bによりそれぞれ被嵌合片16を構成し、第二分割ケース4bは、開口部15aの左端に位置して開口する1個のポケット17aと右端に位置して開口する2個のポケット17b、17bにより被嵌合片17を構成している。
【0014】
第二分割ケース4bは、左端のポケット17aと右端のポケット17bの間に位置して、施錠路15の開口部15aに臨むガイド群18を設けると共に、該ガイド群18のほぼ全体にわたり延設され開口部15aの開口縁とほぼ平行に配置されたブリッジ19によりディスク収納室5に向けて臨み施錠路15を横断する段状の第一被係止部20を形成している。更に、第二分割ケース4bの平板壁13には、第一被係止部20の内側で間隔をあけて平行に延びるリブ壁21が設けられ、該リブ壁21によりディスク収納室5に向けて臨み施錠路15を横断する第二被係止部22を形成している。前記ガイド群18は、図5に拡大して示すように、左端のポケット17aと右端のポケット17bの間において間隔をあけて配置された断面T形のガイド片23、23、23と、該ガイド片の間に配置された複数のリブ群から成る縦リブ24、24により構成されている。
【0015】
第一分割ケース4aは、左端のポケット16aと右端のポケット16bの間に位置して、施錠路15の開口部15aを形成する開口縁に歯形状の凹部25を形成すると共に、右端のポケット16bに隣接して、平板壁11の外側から内側に向けて凹入された凹入部26を設けており、該凹入部26の底壁を平板壁11に向けて傾斜せしめることによりガイド壁27を形成している。
【0016】
一対の分割ケース4a、4bに設けられた側壁12、14は、それぞれ内側に突出する係止片28、29を設けており、分割ケース4a、4bを合掌せしめた状態で、第一分割ケース4aの側壁12に設けた係止片28と、第二分割ケース4bの側壁14に設けた係止片29が、施錠路15に対して相互に該施錠路15を越える反対側に位置せしめられるように構成されている。図示実施形態において、第二分割ケース4bの側壁12、12には、円弧状リブ9の両端に近傍して内側に突出する補強壁30を形成しており、両分割ケース4a、4bを合掌せしめたとき、第一分割ケース4aの係止片29が第二分割ケース4bの係止片28と補強壁30の間に嵌入される。この状態で、一対の係止片28、29が施錠路15を越える反対側に位置せしめられ、係止片28、29の間の空間により施錠路15の一部分を構成する。
【0017】
第一分割ケース4aは、歯形状に列設された凹部25の両側に位置してディスク収納室5に向けて延びる一対のガイドリブ31、31を形成し、該ガイドリブ31、31は、延長端から相互に対向方向に折曲された折曲端31a、31aを備えている。更に、一対のガイドリブ31、31の間には島状の中間ガイド32が設けられている。
【0018】
施錠手段6は、ケース本体1の開口部15aから施錠路15に挿入される施錠プレート33と、開口部15aを閉鎖する蓋部34を備え、ほぼ全体を可撓性の合成樹脂により一体成形されている。尚、施錠プレート33には盗難防止タグ35(図3参照)が貼着されている。盗難防止タグ35は、店舗の出入口に設置された感知装置に感応するものであり、従って、ケース本体1を店外に持ち出そうとする者があると、これを感知装置が検出し警報を発する。
【0019】
施錠プレート33は、施錠路15に挿入されたとき、補強壁30、30の間に位置せしめられる先端縁36と、係止片28、29の間に挿入される両側縁37、37を備えており、施錠プレート25の表面にディスク収納室5に収納されたディスクDの周縁下面に接支する小突起38を設けている。
【0020】
施錠プレート33には、第一抜止めロック手段39を構成する第一係止アーム40と、第二抜止めロック手段41を構成する一対の第二係止アーム42、42が設けられており、蓋部34には、開閉ロック手段43が設けられている。
【0021】
開閉ロック手段43は、施錠路15の開口部15aを挟んで配置されるポケット16a、17aにそれぞれ嵌入されるように蓋部34から施錠プレート25の表裏両面に向けて延びる嵌合片44a、44aと、同様にポケット16b、17bにそれぞれ嵌入されるように蓋部34から施錠プレート25の表裏両面に向けて延びる嵌合片44b、44bを設けており、これにより第一分割ケース4aの嵌合片16と第二分割ケース4bの嵌合片17を離反不能に拘束する。
【0022】
左右の嵌合片44aと44bの間において、施錠手段6の表面側に関して、蓋部34は、第二分割ケース4bのガイド群18に対応する補助係止群44を設けている。この補助係止群44は、施錠プレート33を施錠路15に挿入したとき、断面T形のガイド片23に嵌合されることにより第二分割ケース4bの開放を阻止するスリット付き門形状の係止片45と、縦リブ24に嵌合されるリブ46を含んでいる。
【0023】
施錠手段6の裏面側に関して、蓋部34は、第一分割ケース4aの歯形状の凹部25に噛合される一連の突起47と、凹入部26に嵌入される被係止部48を設けている。
【0024】
図5に示すように、第一抜止めロック手段39を構成する第一係止アーム40は、蓋部34とほぼ平行に延びる横杆部40aと、該横杆部から先端縁36に向けて延びる縦杆部40bを備えたほぼT形に形成されており、施錠プレート33に開設された窓孔49の内部に嵌入状に位置せしめられ、縦杆部40bの一端を薄肉となる可撓性ヒンジ50を介して施錠プレート33と共に合成樹脂により一体成形されている。横杆部40aの両端には、施錠プレート33の表面から突出する係止突部51、51が設けられており、該係止突部51は、先端縁36に向けて下り勾配となる傾斜ガイド部51aを形成している。図3に示すように、第一係止アーム40の裏面、好ましくは横杆部40aの裏面、更に好ましくは係止突部51、51の裏面には鉄等の磁性材料から成る磁性体52、52が設けられている。この磁性体52は、施錠手段6を合成樹脂により成形する際にインサート成形することができるが、施錠手段6の成形後に嵌着手段又は接着手段を介して第一係止アーム40の裏面に取付固着しても良い。
【0025】
第二抜止めロック手段41を構成する第二係止アーム42は、第一係止アーム40の縦杆部40bの両側にほぼ平行に位置して一対が設けられており、施錠プレート33に開設された窓孔53の内部に嵌入状に位置せしめられ、先端縁36に向かう一端を薄肉となる可撓性ヒンジ54を介して施錠プレート33と共に合成樹脂により一体成形されている。該ヒンジと反対側に位置する第二係止アーム42の他端には、施錠プレート33の表面から突出する係止突部55が前記第一係止アーム40の縦杆部40bの両側に位置して設けられており、該係止突部55は、先端縁36に向けて下り勾配となる傾斜ガイド部55aを形成している。図3に示すように、第二係止アーム42の裏面、好ましくは係止突部55の裏面には鉄等の磁性材料から成る磁性体56が設けられている。この磁性体56は、施錠手段6を合成樹脂により成形する際にインサート成形することができるが、施錠手段6の成形後に嵌着手段又は接着手段を介して第二係止アーム42の裏面に取付固着しても良い。
【0026】
施錠プレート33の裏面において、図3及び図6に示すように、第一係止アーム40の横杆部40aを囲むように窓孔49を縁取る額縁壁57が突設されており、一対の第二係止アーム42、42のそれぞれの両側に位置して窓孔53を縁取る一対のスライドレール58、59の2組が突設されており、該スライドレール58、59は、先端縁36に至り延びる。
【0027】
そこで、施錠プレート33を先端縁36から施錠路15に挿入する際、図4及び図6に示すように、第一分割ケース4aの中間ガイド32の両側にそれぞれガイドリブ31を介して形成されたガイド路60、60に対して、前記一対のスライドレール58、59の2組が案内されつつ挿入せしめられる。この際、図示実施形態のように、第一分割ケース4aの左側のポケット16aと側壁12の間に挿入路61を形成し、施錠プレート33の一方の側縁37に裏面側に突出する縁リブ62を設けておけば、施錠プレート33の挿入時に、縁リブ62が挿入路61に進入することにより位置決めガイドとして機能する。施錠プレート33を施錠路15に完全に挿入したとき、額縁壁57をガイドリブ31の折曲端31aと中間ガイド32に当接せしめることにより、施錠プレート33を停止させる。
【0028】
(施錠手段の作用)
第一抜止めロック手段39の作用を図7に示し、第二抜止めロック手段41の作用を図8に示し、開閉ロック手段43の作用を図9に示している。
【0029】
(第一抜止めロック手段の作用)
図7(A)及び図7(B)に示すように、施錠プレート33を施錠路15に挿入する初期段階において、第一係止アーム40は、係止突部51の傾斜ガイド部51aを開口縁に当接せしめられることにより、可撓性ヒンジ50を支点として窓孔49に没入するように傾動せしめられ、これにより施錠プレート33の挿入を可能にする。
【0030】
施錠プレート33が完全に挿入され、係止突部51が第一被係止部20を通過すると、図7(C)に示すように、第一係止アーム40が可撓性ヒンジ50の弾性を介して復元し、横杆部40aの両端の係止突部51、51を第一被係止部20に係止せしめる。これにより、施錠プレート33は施錠路15から抜出し不能にロックされる。
【0031】
第一抜止めロック手段39のロックを解錠する場合は、図7(D)に示すように、第一分割ケース4aの外側から係止突部51の裏面に向けて磁石63を臨ませる。これにより、磁性体52の磁着を介して、第一係止アーム40が可撓性ヒンジ50の弾力に抗して傾動せしめられ、係止突部51を第一被係止部20から離脱する。この状態で、施錠プレート33は施錠路15から抜出し可能に解錠される。
【0032】
(第二抜止めロック手段の作用)図8(A)に示すように、施錠プレート33を施錠路15に挿入する初期段階において、一対の第二係止アーム42、42は、係止突部55の傾斜ガイド部55aを開口縁に当接せしめられることにより、可撓性ヒンジ54を支点として窓孔53に没入するように傾動せしめられ、これにより施錠プレート33の挿入を可能にする。引き続いて施錠プレート33を挿入すると、同様に、図8(B)に示すように、それぞれの第二係止アーム42の傾動を介して係止突部55が第二被係止部22を通過し、施錠プレート33の挿入を可能にする。この際、一対の第二係止アーム42、42の係止突部55、55は、第一係止アーム40の縦杆部40bの両側で第二被係止部22に係止する。従って、図示のように、第一係止アーム40の係止突部51、51がケース本体1の自由端3a、3bに近い部分で第一被係止部20に係止し、第二係止アーム42、42の係止突部55、55が該自由端3a、3bから遠い部分で第二被係止部22に係止する。そして、第一係止アーム40の係止突部51、51の間隔w1と、第二係止アーム42、42の係止突部55、55の間隔w2は、w1>w2とされる
【0033】
施錠プレート33が完全に挿入され、係止突部55が第二被係止部22を乗り越えると、図8(C)に示すように、第二係止アーム42が可撓性ヒンジ54の弾性を介して復元し、一対の第二係止アーム42、42の係止突部55、55を第二被係止部22に係止せしめる。これにより、施錠プレート33は施錠路15から抜出し不能にロックされる。
【0034】
第二抜止めロック手段41のロックを解錠する場合は、図8(D)に示すように、第一分割ケース4aの外側から係止突部55の裏面に向けて磁石64を臨ませる。これにより、磁性体56の磁着を介して、第二係止アーム42が可撓性ヒンジ54の弾力に抗して傾動せしめられ、係止突部55を第二被係止部22から離脱する。この状態で、施錠プレート33は施錠路15から抜出し可能に解錠される。
【0035】
(開閉ロック手段の作用)
図9(A)に示すように、第一分割ケース4aと第二分割ケース4bを合掌せしめた状態で、施錠路15を挟んで被嵌合片16、17が上下に位置し、ポケット16a(16b)、17a(17b)を自由端に開口せしめている。そこで、施錠プレート33を施錠路15に挿入すると、蓋部34の嵌合片44a、44a(44b、44b)がポケットに対向して前進する。
【0036】
施錠プレート33を完全に挿入し、前述のように第一抜止めロック手段39及び第二抜止めロック手段41による抜止めロックが行われると、図9(B)に示すように、蓋部34の嵌合片44a、44a(44b、44b)がポケット16a(16b)、17a(17b)に嵌入し、被嵌合片16、17を係止することにより、第一分割ケース4aと第二分割ケース4bを開放不能にロックする。
【0037】
本発明が図示の実施形態に限定されないことは勿論である。例えば、上記実施形態は、施錠手段6の抜止めロック手段に関して、第一抜止めロック手段39と第二抜止めロック手段41の2つの手段を構成しているが、何れか一方だけを設け、他方は省略しても良い。或いは、これらに加えて第三の抜止めロック手段を設けても良い。更に、上記実施形態は、施錠手段6による分割ケース4a、4bの開閉ロック手段43に関して、施錠路15を挟んで対向せしめられる被嵌合片16、17に対して施錠手段6の嵌合片44a、44a(44b、44b)を嵌合せしめる構成としたが、上述のように、施錠路15を越える反対側に位置せしめられる係止片28、29の間に施錠プレート33の側縁37を挿入せしめることによっても、分割ケース4a、4bを開放不能にロックできる構成であるから、前記開閉ロック手段43に代えて又は加えて、このような係止片28、29と側縁37により開閉ロック手段43aを構成しても良い。
【0038】
(解錠装置の構成)
図10及び図11は、解錠装置7の実施形態を示している。解錠装置7は、背面にクランプ取付具等の据付け手段65を設けたボディー66の正面側に、両側壁67、67と正面壁68により形成された解錠用通路69を構成している。施錠手段6により施錠されたケース本体1は、矢印Fで示すように、解錠用通路69に対して、蓋部34により形成された前端縁を前向きとして前進せしめることにより挿入される。そこで、解錠用通路69は、ケース本体1を受入れる入口70と、該前進方向に向けて施錠手段6を排出する出口71を連通せしめた構成とされている。尚、入口70の横幅w1及び縦幅d1と、出口71の横幅w2及び縦幅d2は、w1>w2、d1≧d2となるように形成することが好ましい。
【0039】
解錠用通路69の内部に臨むボディー66の正面壁には、磁石63、64と、ワンウエイ係止手段72を構成する係止爪73が設けられている。図12に示すように、施錠手段6により施錠されたケース本体1は、解錠用通路69に対し、施錠手段6の裏面、即ち、第一分割ケース4aを磁石63、64に対面させるような姿勢で挿入される。このため、磁石63、64は、解錠用通路69に挿入されたケース本体1に対して、それぞれ第一係止アーム40の磁性体52と第二係止アーム42の磁性体56に跨がるように配置されている。尚、図例では2個の磁石63、64を示しているが、前述のような配置を可能とする限り、1個の磁石により構成しても良い。
【0040】
また、係止爪73は、前進することにより解錠用通路69に挿入されるケース本体1の凹入部26に嵌入するような位置に設けられている。この際、係止爪73は、板バネ等の弾性材により形成され、基部に曲面又は傾斜面を有するガイド部73aを形成し、該基部から前記前進方向Fに向けて延長された自由端73bを有している。このため、施錠手段6を挿着したケース本体1を前進させることにより入口70から解錠用通路69に挿入したとき、被係止部48が係止爪73をガイド部73aを介して押さえながら自由端73bを変形させることにより該係止爪73を通過し、被係止部48が通過した後、係止爪73が弾性復元することにより自由端73bを凹入部26に嵌入する。この嵌入状態において、係止爪73と被係止部48は、施錠手段6の前進は許すが、施錠手段6の後退を許さないワンウエイ係止手段72を構成する。
【0041】
(解錠装置の作用と解錠方法)
図12に示すように、施錠手段6により施錠されたケース本体1を矢印Fで示すように前進させ、入口70から解錠用通路69に挿入すると、図13に示すように、係止爪73が凹入部26に嵌入し、この状態で、磁石63、64が施錠手段6における第一係止アーム40の磁性体52と第二係止アーム42の磁性体56に臨ましめられる。これにより上述したように、第一抜止めロック手段39と第二抜止めロック手段41のロックが解除され、施錠手段6は、ケース本体1から抜出し自在とされている。
【0042】
そこで、図14に示すように、ケース本体1を矢印Rで示すように後退させ、解錠用通路69の入口70から引き抜くと、施錠装置6を解錠用通路69の内部に残置させたままケース本体1だけが抜き取られる。このようにして解錠されたケース本体1は、ディスクDを収納した状態で顧客に引き渡される。
【0043】
上述のように、係止爪73によりワンウエイ係止手段72が構成されているので、施錠手段6は、ケース本体1の引抜きに追従することなく、解錠用通路69の内部に残置され、磁石63、64と磁性体52、56の磁着に基づいて構成される保持手段74により、解錠用通路69の内部に保持されている。
【0044】
ところで、解錠用通路69の内部に残置された施錠手段6は、その都度、店員がわざわざ解錠用通路69から取出す必要はなく、引き続いて解錠を要するケース本体1nが入口70から解錠用通路69に挿入されたとき、押動されつつ出口71から排出される。即ち、図15に示すように、次の施錠手段6nにより施錠されたケース本体1nが前進方向Fに向けて解錠用通路69に挿入されると、これにより先に解錠され解錠用通路69の内部に保持されていた施錠手段6は、押動されることにより磁石63、64から離れ、遊動自由な状態として出口71から排出される。尚、次のケース本体1nも解錠用通路69から抜き取るだけで解錠され、該施錠手段6nを解錠用通路69に残置せしめるので、以後、同様の作業が繰返し行われる。
【0045】
解錠装置7は、解錠用通路69を水平姿勢として使用することが可能であるが、図示のように、入口70を上向きとし出口71を下向きとする垂直姿勢で使用することが好ましく、これにより出口71から排出される施錠手段6を下方のストッカーに向けて落下させることができる。この場合、図示省略しているが、出口71に姿勢制御用シュートを設け、出口71から落下する施錠手段6を縦向き又は横向きのように姿勢制御させながら落下せしめ、多数の施錠手段6を同じ向きの姿勢としてストッカーに積層させるように構成すれば、施錠手段を好適に保管することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、開閉自在に合掌せしめられる一対の分割ケース4a、4bによりディスク収納室5を形成したクローズ形式のケース本体1を構成している。そして、特に、施錠プレート33に第一抜止めロック手段39と第二抜止めロック手段41を設け、第一抜止めロック手段39を構成するほぼT形の第一係止アーム40の横杆部40aの両端に設けた係止突部51、51を第一被係止部20に係止せしめ、第二抜止ロック手段 (41) を構成する一対の第二係止アーム42、42に設けた係止突部55、55を第一係止アーム40の縦杆部40bの両側で第二被係止部22に係止せしめる構成であるから、ディスクDの抜き取りによる窃盗に対して安全性が高い。
しかも、施錠手段6を施錠路16に挿入するというワンタッチで施錠を行い、磁石63、64を臨ませた状態で施錠手段6を施錠路16から抜き取るというワンタッチで解錠を行うことができるので、施錠及び解錠のための作業効率が頗る良好である。
【0047】
特に本発明によれば、第一及び第二抜止用ロック手段39、41を構成する第一係止アーム40と一対の第二係止アーム42、42が、施錠プレート33の窓孔49、53に位置して形成され、係止アームの一端を可撓性ヒンジ50、54、54を介して施錠プレート33に一体成形すると共に、他端近傍に表面に向けて突出する係止突部51、51、55、55を形成した構成であり、第一係止アーム40をほぼT形に形成し、一対の第二係止アーム42、42を第一係止アーム40の縦杆部40bの両側に形成した構成であるから、可撓性の合成樹脂により施錠プレート33に好適に一体成形することができる。そして、各アームの裏面に磁性体52、56を設けた構成であるから、大量生産と低コスト生産が可能であるばかりでなく、耐久性及び品質保持の点において極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケース本体と施錠手段の1実施形態を一部破断した状態で示す斜視図である。
【図2】開放したケース本体と施錠手段の表面側を示す分解斜視図である。
【図3】開放したケース本体と施錠手段の裏面側を示す分解斜視図である。
【図4】ケース本体に施錠手段を挿入する方法を一部破断すると共に断面にて示す斜視図である。
【図5】施錠手段の表面側と第二分割ケースを示す斜視図である。
【図6】施錠手段の裏面側と第一分割ケースを示す斜視図である。
【図7】図1のA−A断面における第一抜止めロック手段の作用を示しており、(A)は施錠手段の挿入初期段階を示す断面図、(B)は第一係止アームが傾動した状態を示す断面図、(C)は係止突部が第一被係止部に係止した抜止めロック状態を示す断面図、(D)は抜止めロックを解除する方法を示す断面図である。
【図8】図1のB−B断面における第二抜止めロック手段の作用を示しており、(A)は施錠手段の挿入初期段階を示す断面図、(B)は第二係止アームが傾動した状態を示す断面図、(C)は係止突部が第二被係止部に係止した抜止めロック状態を示す断面図、(D)は抜止めロックを解除する方法を示す断面図である。
【図9】図1のC−C断面における開閉ロック手段の作用を示しており、(A)は施錠手段の挿入初期段階を示す断面図、(B)は開閉ロックした状態を示す断面図である。
【図10】解錠装置の1実施形態と施錠手段により施錠されたケース本体を正面側から示す斜視図である。
【図11】解錠装置の1実施形態と施錠手段により施錠されたケース本体を背面側から示す斜視図である。
【図12】ケース本体を解錠用通路に挿入する直前の状態を示す斜視図である。
【図13】ケース本体を解錠用通路に挿入し、抜止めロック手段を開場した状態を示す斜視図である。
【図14】ケース本体を解錠用通路から抜き取り、施錠手段を解錠用通路の内部に残置保持せしめた状態を示す斜視図である。
【図15】次のケース本体を解錠用通路に挿入し、先に解錠用通路の内部に残置された施錠手段を出口から排出せしめる方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース本体
3a、3b 自由端
4a、4b 分割ケース
5 ディスク収納室
6 施錠手段
7 解錠装置
15 施錠路
15a 開口部
16、17 被嵌合片
20 第一被係止部
22 第二被係止部
26 凹入部
28、29 係止片
33 施錠プレート
34 蓋部
35 盗難防止タグ
39 第一抜止めロック手段
40 第一係止アーム
41 第二抜止めロック手段
42 第二係止アーム
43、43a 開閉ロック手段
48 被係止部
49、53 窓孔
50、54 可撓性ヒンジ
51、55 係止突部
51a、55a 傾斜ガイド部
52、56 磁性体
63、64 磁石
69 解錠用通路
70 入口
71 出口
72 ワンウエイ係止手段
73 係止爪
74 保持手段

Claims (3)

  1. 開閉自在に合掌される自由端(3a)(3b)を備えた分割ケース(4a)(4b)によりディスク収納室(4)を形成すると共に該自由端 (3a)(3b) に開口部 (15a) を有する施錠路 (15) を形成するケース本体(1)と、該ケース本体 (1) を開放不能に施錠する施錠手段 (6) とから成り
    前記施錠手段(6)は、前記開口部 (15a) から施錠路 (15) に挿脱自在に挿着される施錠プレート (33) と前記開口 (15a) を閉鎖する蓋部 (34) を合成樹脂により一体成形しており、施錠路(15)に挿着されたとき、分割ケース(4a)(4b)を開放不能に施錠する開閉ロック手段(43)と、該施錠手段(6)を施錠路(15)から抜出し不能に施錠する第一抜止めロック手段(39)と第二抜止めロック手段(41)を設けた構成とされ
    前記第一及び第二抜止めロック手段(39)(41)は、それぞれ、施錠プレート(33)の表面から弾性的に出没自在に突出する係止突部(51)(55)を備えた第一及び第二係止アーム(40)(42)と、該係止アームの裏面に設けられた磁性体(52)(56)と、ケース本体から施錠路を横断して形成された第一及び第二被係止部(20)(22)とを備え、施錠プレートを施錠路に挿入したとき前記係止突部(52)(56)が第一及び第二被係止部(20)(22)を乗り越えて該被係止部に係止する一方、施錠プレート(33)の裏面に磁石(63)(64)を臨ませたとき磁性体(52)(56)の磁着を介して係止突部(51)(55)の係止を解除する方向に第一及び第二係止アーム(40)(42)を傾動せしめるように構成されており、
    前記第一抜止めロック手段 (39) は、蓋部 (34) とほぼ平行に延びる横杆部 (40a) と、該横杆部から施錠プレート (33) の挿入方向に延長された縦杆部 (40b) を備えたほぼT形の第一係止アーム (40) により構成され、前記横杆部 (40a) の両端に前記係止突部 (51)(51) を設けており
    前記第二抜止ロック手段 (41) は、第一係止アーム (40) の縦杆部 (40b) の両側にほぼ平行に位置して設けられた一対の第二係止アーム (42)(42) により構成され、前記縦杆部 (40b) の両側に位置する該第二係止アーム (42) の端部に前記係止突部 (55) を設けて成ることを特徴とするディスク収納ケースにおける施錠装置。
  2. 第一及び第二係止アームの係止突部(51)(55)は、施錠路に対する挿入方向の前側に位置して傾斜ガイド部(51a)(55a)を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載のディスク収納ケースにおける施錠装置。
  3. 開閉ロック手段(43)は、施錠路の開口部を挟んで一対の分割ケース(4a)(4b)に設けられた被嵌合片(16)(16)と、施錠手段(6)の表裏両面に形成された嵌合片(44a)(44b)とから成り、施錠プレート(33)を施錠路(15)に挿入したとき、嵌合片(44a)(44b)が被嵌合片(16)(17)に嵌入されるように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク収納ケースにおける施錠装置。
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