JP3735851B2

JP3735851B2 - Piping equipment

Info

Publication number: JP3735851B2
Application number: JP34329096A
Authority: JP
Inventors: 健司岡部; 昌美中司; 勝久山田
Original assignee: Denso Corp
Current assignee: Denso Corp
Priority date: 1996-12-24
Filing date: 1996-12-24
Publication date: 2006-01-18
Anticipated expiration: 2016-12-24
Also published as: JPH10184480A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器の内外を連通するべく装着される配管装置に関するものであり、特に燃料タンクの開口部を覆うタンクフランジを貫通して配設される配管の保持構造に好適である。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、車両のコスト低減などの目的から燃料タンク廻りの部品の集積化が進められており、これにともない燃料タンク内に燃料ポンプを収容するインタンク化が進んでいる。例えば、燃料タンク内に設けた燃料ポンプから吐出された燃料を吐出パイプを介して燃料タンクの外部へ圧送し、圧送された燃料を燃料噴射弁からエンジンの燃焼室に噴射供給し、余剰燃料をリターンパイプを通してサブタンク内に戻すようにしたものが知られている。
【０００３】
また、車両の軽量化および燃料のエバポレーション低減の目的から燃料タンク廻りの部品を樹脂で構成する樹脂化が進み、インタンク式燃料ポンプ装置においても燃料ポンプの保持部材、例えば燃料タンクの蓋としての機能と燃料ポンプの保持機能とを備えたフランジなどが従来の金属製から樹脂製に変わってきている。
【０００４】
このフランジは燃料タンク内外を連通する穴を形成し、燃料ポンプから吐出される燃料はこの穴から燃料配管部内に形成された通路を経て内燃機関側に送られる。このフランジに燃料配管部を一体成形した燃料供給装置の配管構造が、特開平３−６７０５７号公報に開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料配管部の形状や取付け角度は車種毎に異なるため、特開平３−６７０５７号公報に開示されているように燃料配管部をフランジと一体に成形した場合、多種類の樹脂型が必要となる。このため、コストおよび品質などの点でフランジの樹脂化による効果が充分に得られなかった。
【０００６】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み、製品ごとに異なる配管形状への対応が容易な配管を提供することを目的とする。
さらに本発明は、取付け作業が容易な配管装置を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、配管に対する外力があっても確実にシール性を維持することができる配管装置を提供することである。
【０００７】
本発明のさらに他の目的は、取付け後のシール性並びに機械的強度を長期間にわたって維持できる信頼性の高い配管装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、配管の取付け角度を選択可能な配管装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１記載の配管装置によると、燃料タンクの樹脂製のフランジと、このフランジに挿入される樹脂製の管とが別体であるため、異なる配管形状などへの対応が容易にできる。しかも、フランジと管との両者には回り止め部が形成されるとともに、管はフランジに対する管の取付けを容易に行うことができる。
【０００９】
なお、両回り止め部は、互いに嵌合可能であって、しかも軸中心の対称形状をもった多角形であることが望ましく、かかる形状を採用することによりフランジに対する管の取付け角度を適宜選択することが可能になる。例えば、１２角形と６角形といった組み合わせが、嵌合状態における回転方向の保持強度や、選択可能な配管の数などの観点から有効である。このような回り止め部の構成は、管が容器の外において曲がっている場合に特に有効であって、例えば、自動車用燃料タンクの内外を連通する管のようにタンク壁面に沿って敷設されるものにあっては車種や仕様によって多くの配管取り出し方向が必要となるため、管の取付け角度を選択できることで車種や仕様毎への対応を容易に行うことができる。
また、請求項１記載の配管装置によると、第１回り止め部と第２回り止め部は軸方向にテーパ面が形成されているので、管のフランジへの組付けを容易に行うことができる。
さらに、請求項１記載の配管装置によると、フランジと管には軸方向位置を位置決めする軸方向当接面が各々に形成されているので、管のフランジに対する軸方向の位置決めが可能である。
【００１０】
さらに、請求項１記載の配管装置によると、フランジと管とに形成された第１回り止め部と第２回り止め部は、シール部より容器外側に位置しているので、組付け時および使用時などに管に加わる外力をシール部に伝えず、シール部のシール性を悪化させることがない。
さらに、請求項１記載の配管装置によると、第１回り止め部と第２回り止め部とは、互いに嵌合可能であって、軸中心の対称形状を有する多角形である。
さらに、請求項１記載の配管装置によると、第１回り止め部および第２回り止め部の径は、第１シール面と第２シール面との間に設置されるシール部材によりシールされる面の径よりも大きい。
さらに、請求項１記載の配管装置によると、第１回り止め部および第２回り止め部には、軸方向へ燃料タンクの内部側へ向かって小さくなるようにテーパ面が形成され、係止片と係合部とは、第１シール面および第２シール面よりも燃料タンクの内部側で係止されている。
【００１１】
請求項２記載の配管装置によると、係止片は貫通孔の周囲に複数形成され、容器内に向けてすぼまった複数の爪を有するので、管のフランジへの組付けを簡便にすることができる。
【００１２】
請求項３記載の配管装置によると、管には貫通孔の外側開口を覆う鍔が設けられているので、組付け時および使用時などに容器内部への水分や汚物の混入を防止することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の配管装置を燃料タンクの壁面としてのフランジを貫通して配設される配管の保持構造に用いた一実施例を図１および図２に示す。
図１および図２に示すように、燃料ポンプ１０、サクションフィルタ２０、フューエルフィルタ３０、フューエルセンダ７０、その他の機能部品は、容器としての燃料タンクＦの上壁に設けられた開口部を通して燃料タンクの内部に設けられている。この開口部を覆うように燃料タンク用のフランジ１が取付けられ、このフランジ１に燃料ポンプ１０、サクションフィルタ２０、フューエルフィルタ３０等が保持されている。このフランジ１は、ポリアセタール等の樹脂からなり、燃料タンクの蓋としての機能を備える。このフランジ１には、燃料ポンプ１０等の機能部品に給電する導電ターミナル４０ａがインサートされたコネクタ４０と、燃料タンクの内外を連通する通路を提供するメインパイプ５０とが一体成形されている。さらに、このフランジ１には、燃料タンクの内外を連通する３つの通路を提供するカットバルブ６０と、リターンパイプ１００と、ブリーザパイプ２００とを装着するための貫通孔としての保持部１６０、１１０、１２０が形成されている。
【００１４】
メインパイプ５０は、燃料ポンプ１０から吐出されフューエルフィルタ３０で濾過された燃料を燃料タンクの外側に導き出す配管である。このメインパイプ５０には内燃機関の燃料噴射装置に向かう配管が接続され、内燃機関に燃料が供給される。
カットバルブ６０は、燃料タンク内空間とキャニスタとを接続するパイプ６０ａを備え、ツーウェイバルブを内部に収容している。
【００１５】
リターンパイプ１００は、内燃機関からの余剰燃料を燃料タンク内に戻す配管であり、フランジ１を貫通して配管され、燃料タンク内に開口している。
ブリーザパイプ２００は、燃料タンク内の空間を燃料タンクの燃料注入口に接続する配管である。
以下、▲１▼保持部１１０とリターンパイプ１００および▲２▼保持部１２０とブリーザパイプ２００の構造についてさらに詳細に説明する。
【００１６】
▲１▼保持部１１０とリターンパイプ１００
図３および図４に示すように、フランジ１の上端に燃料タンク外側面としての円板部２が形成され、保持部１１０は、円板部２の中央からやや外周よりの位置に円板部２から燃料タンク外部側に延びる円筒部１１１の内壁により形成された貫通孔１１２を有している。貫通孔１１２の燃料タンク外部側の第１回り止め部１１３は軸中心の１２角形状をしており、その各辺１１３ａは軸中心に向け凸状の曲面であり、軸方向に燃料タンク内部側に向かって小さくなるテーパ面が形成されている。第１回り止め部１１３の燃料タンク内部側の底面には、リターンパイプ１００との軸方向の当接面１１４が形成されている。当接面１１４の燃料タンク内部側には、テーパ面が形成された導入部１１７が設けられ、後述するゴム製のシール部材としてのＯリング１１９が挿入し易くなっている。導入部１１７の燃料タンク内部側の内面に第１シール面１１５が形成され、燃料タンクの内部と外部とをシールする前述のＯリング１１９が介装されている。第１シール面１１５の燃料タンク内部側には、円錐筒に放射状に６本の切り欠きを入れて形成された、燃料タンク内部側に向かってすぼまる６枚の爪１１６ａを有する係止片１１６が設けられている。
【００１７】
図５、図６および図７に示すように、リターンパイプ１００は内部に燃料通路１００ａが形成され燃料タンク外側においてタンク壁面に沿って延びるように曲げられたＬ字状の管体であり、樹脂により一体成形されている。リターンパイプ１００の燃料タンク外側の小径直管部１０１には、内燃機関に至る図示しない燃料配管を接続するためのクイックコネクタ固定部１０２が形成されている。燃料タンク側の大径直管部１０３には、この大径直管部１０３の径方向に突出しフランジ１の円筒部１１１とほぼ同径の大きさをもった鍔部１０４が形成されている。鍔部１０４の燃料タンク側に第１回り止め部１１３と嵌合する第２回り止め部１０５が設けられており、第２回り止め部１０５は軸中心の６角形状をしており、その各辺１０５ａは各辺の中心に切り込み１０５ｂが形成されており、軸方向に燃料タンク内部側に向かってテーパ面が形成されている。第２回り止め部１０５の燃料タンク側の底面に当接面１１４と当接する当接面１０６が形成されている。当接面１０６の燃料タンク側に１２本の切り欠き部１０７が形成され、リターンパイプ１００が挿入し易くなっている。切り欠き部１０７の燃料タンク側に第２シール面１０８が形成され、第１シール面１１５とＯリング１１９と第２シール面１０８とで燃料タンクの内部と外部とをシールしている。第２シール面１０８の燃料タンク側に係止片１１６と係合する係合部としてのバルジ状の突起１０９が形成されている。
【００１８】
リターンパイプ１００の保持部１１０への組付時には、円板部２に対して垂直方向から貫通孔１１２にリターンパイプ１００を挿入する。次いで、当接面１１４と当接面１０６とが当接するようにリターンパイプ１００を保持部１１０側に押圧する。このとき係止片１１６は、突起１０９により径外側方向に変位し、突起１０９が通過した後突起１０９と係合する。係止片１１６は、燃料タンク内部側に向かってすぼまった爪１１６ａを有しているので、係止片１１６の径外側方向への変位が滑らかに行われる。
【００１９】
この実施例では、リターンパイプ１００の装着時に突起１０９と係合片１１６とががたを生じることなく係合するために、リターンパイプ１００の貫通孔１１２への挿入量を規定する当接面１１４と１０６とをわずかに燃料タンク内側に向けて小さくなるテーパ面をもって形成している。このため、リターンパイプ１００の装着時には、リターンパイプ１００を強く押さえることで当接面の樹脂をわずかに弾性変形させて突起１０９と係合片１１６とを係合させる。これにより、リターンパイプ１００の軸方向のがたつきを防止することができる。
【００２０】
また、第１回り止め部１１３は軸中心の１２角形状で、その各辺１１３ａは軸中心に向け凸状の曲面であり、軸方向に燃料タンク内部側に向かってテーパ面が形成されている。また、第２回り止め部１０５は軸中心の６角形状で、その各辺１０５ａは各辺の中心に切り込み１０５ｂが形成され、軸方向に燃料タンク内部側に向かってテーパ面が形成されている。したがって、リターンパイプ１００のフランジ１に対する軸中心の回転方向の取付け角度を選択することが可能であり、回転方向のがたつきを防止することができる。
【００２１】
またこの実施例では、フランジ１とリターンパイプ１００との接触部のうちで第１、第２回り止め部１１３、１０５を燃料タンクの最も外側に配置しているから、リターンパイプ１００への外部配管の接続時などに無理な回転方向の力や、径方向への力が加わってもこれらの外力を回り止め部で受けることができるので、シール部としての第１、第２シール面１１５、１０８およびＯリング１１９に外力を伝えることが防止され、良好なシール性を維持することができる。同様に、係合部としての係合片１１６と突起１０９に対しても外力の伝達が防止されるので、係合片１１６の無理な変形による破損などを防止することができる。
【００２２】
また、この実施例のように鍔部１０４を貫通孔１１２を覆うように形成することで、リターンパイプ１００と貫通孔１１２との間の隙間に異物が侵入することを防止することができ、シール部への異物噛み込みや、Ｏリングに劣化といった不具合を防止することができる。
また、リターンパイプ１００のフランジ１への挿入は、係合片１１６と突起１０９とによるスナップフィットにより簡便に行なうことができる。
【００２３】
なお、低圧のシールでよい場合、リターンパイプ１００をフランジ１に対して圧入構造とすることでＯリング１１９を省略することができる。
▲２▼フランジ１の保持部１２０とブリーザパイプ２００
図８および図９に示すように、フランジ１の上端に燃料タンク外側面としての円板部２が形成され、保持部１２０は、円板部２の中央からやや外周よりの位置に円板部２から燃料タンク外部側に延びる円筒部１２１の内壁により形成された貫通孔１２２を有している。貫通孔１２２の燃料タンク外部側の第１回り止め部１２３は軸中心の１２角形状をしており、その各辺１２３ａは軸中心に向け凸状の曲面であり、軸方向に燃料タンク内部側に向かって小さくなるテーパ面が形成されている。第１回り止め部１２３の燃料タンク内部側の底面には、ブリーザパイプ２００との軸方向の当接面１２４が形成されている。当接面１２４の燃料タンク内部側には、テーパ面が形成された導入部１２７が設けられ、後述するゴム製のシール部材としてのＯリング１２９が挿入し易くなっている。導入部１２７の燃料タンク内部側の内面に第１シール面１２５が形成され、燃料タンクの内部と外部とをシールする前述のＯリング１２９が介装されている。第１シール面１２５の燃料タンク内部側には、円錐筒に放射状に６本の切り欠きが入れて形成された、燃料タンク内部側に向かってすぼまる６枚の爪１２６ａを有する係止片１２６が設けられている。
【００２４】
図１０、図１１および図１２に示すように、ブリーザパイプ２００は内部に燃料通路２００ａが形成され燃料タンク外側においてタンク壁面に沿って延びるように曲げられたＬ字状の管体であり、樹脂により一体成形されている。ブリーザパイプ２００の燃料タンク外側の小径直管部２０１の先端外周部には、燃料供給孔に至る図示しない配管を接続するためのホース結合部２０２が形成されている。燃料タンク側の大径直管部２０３には、この大径直管部２０３の径方向に突出しフランジ１の円筒部１２１とほぼ同径の大きさをもった鍔部２０４が形成されている。鍔部２０４の燃料タンク側に第１回り止め部１２３と嵌合する第２回り止め部２０５が設けられており、第２回り止め部２０５は軸中心の６角形状をしており、その各辺２０５ａは各辺の中心に切り込み２０５ｂが形成されており、軸方向に燃料タンク内部側に向かってテーパ面が形成されている。第２回り止め部２０５の燃料タンク側の底面に当接面１２４と当接する当接面２０６が形成されている。当接面２０６の燃料タンク側に１２本の切り欠き部２０７が形成され、ブリーザパイプ２００が挿入し易くなっている。切り欠き部２０７の燃料タンク側に第２シール面２０８が形成され、第１シール面１２５とＯリング１２９と第２シール面２０８とで燃料タンクの内部と外部とをシールしている。第２シール面２０８の燃料タンク側に係止片１２６と係合する係合部としてのバルジ状の突起２０９が形成されている。
【００２５】
このようにブリーザパイプ２００と保持部１２０とは、上述のリターンパイプ１００とほぼ同様の構造を有しており、同様の作用効果が得られる。
本実施例において、第１回り止め部１１３および１２３を軸中心の１２角形状とし、第２回り止め部１０５および２０５を軸中心の６角形状としたが、第１および第２回り止め部１１３、１２３、１０５および２０５は、軸中心の回転方向の位置決めが可能であればどのような形状であってもよい。また、係止片１１６および１２６に設けられた爪１１６ａおよび１２６ａを６枚としたが、爪は複数のものが燃料タンクの内部側に向かってすぼまっておればよい。
【００２６】
本実施例の配管装置によると、フランジ１とリターンパイプ１００およびブリーザパイプ２００とが別体であるため、フランジ１とリターンパイプ１００およびブリーザパイプ２００とを別々に成形すればよいので成形型の構造が簡単にできる。フランジと管との組合せにより多様な形状の燃料供給装置が得られるので、成形型の種類を低減することが可能である。また、成形品を取り扱う際、フランジと管とを一体に成形するとフランジから管が突出するためこの管が傷つきやすいが、フランジ１とリターンパイプ１００およびブリーザパイプ２００とを別体にすることによりリターンパイプ１００およびブリーザパイプ２００の傷つきを防止して燃料タンク内外のシール性を向上させることができる。
【００２７】
フランジと管とを一体成形する場合とは異なり、本実施例によるとフランジ１にリターンパイプ１００およびブリーザパイプ２００を一定の角度毎に組付けることができるのでリターンパイプ１００およびブリーザパイプ２００の取出方向の自由度が拡大する。
なお、カットパイプ６０は、円筒状容器にツーウェイバルブを収容しており、上記のリターンパイプ１００、ブリーザパイプ２００と同様に回り止め部を有している。また、同様にスナップフィットする係合部をもってフランジ１に固定されている。なお、カットパイプ６０は、図２に表れるように歯車状の回り止め部を有している。
【００２８】
以上に述べた実施例では、比較的高圧が加わり、しかも取付け角度の変更が必要ないメインパイプはフランジに一体成形したが、このメインパイプにもリターンパイプ１００と同様の構成を採用してもよい。
また、燃料供給装置のシステム構成によっては、リターンパイプあるいはブリーザパイプの無い燃料供給装置であっても適宜必要な配管に本発明を適用することができる。
【００２９】
また、フランジ並びに管の材質としては強度、価格の観点から樹脂製であることが望ましいが、管を金属製としてもよく、フランジも係合片などに必要な弾性が得られる構成であれば、部分的に金属製としたり、全体を金属製としてもよい。
また、以上に述べた実施例では燃料供給装置、特に燃料タンクを貫通して配置される配管に本発明を適用したが、燃料タンクに限らず他の容器類の内外を連通する配管に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の配管装置を燃料タンクの壁面としてのフランジを貫通して配設される配管の保持構造に用いた一実施例を示す正面図である。
【図２】本発明の配管装置を燃料タンクの壁面としてのフランジを貫通して配設される配管の保持構造に用いた一実施例を示す平面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】本発明の一実施例による配管装置のリターンパイプの保持部を示す（Ａ）平面図と、（Ｂ）正面面と、（Ｃ）底面図である。
【図５】本発明の一実施例による配管装置のリターンパイプを示す平面図である。
【図６】本発明の一実施例による配管装置のリターンパイプを示す正面図である。
【図７】図６のＣ−Ｃ線断面図である。
【図８】図２のＢ−Ｂ線断面図である。
【図９】本発明の一実施例による配管装置のブリーザパイプの保持部を示す（Ａ）平面図と、（Ｂ）正面面と、（Ｃ）底面図である。
【図１０】本発明の一実施例による配管装置のブリーザパイプを示す平面図である。
【図１１】本発明の一実施例による配管装置のブリーザパイプを示す正面図である。
【図１２】図１１のＤ−Ｄ線断面図である。
【符号の説明】
１フランジ
２円板部
１００リターンパイプ
１０４鍔部
１０５第２回り止め部
１０６当接面
１０８第２シール面
１０９突起
１１０保持部
１１２貫通孔
１１３第１回り止め部
１１４当接面
１１５第１シール面
１１６係止片
１１６ａ爪
１１９Ｏリング
１２０保持部
１２２貫通孔
１２３第１回り止め部
１２４当接面
１２５第１シール面
１２６係止片
１２６ａ爪
１２９Ｏリング
２００ブリーザパイプ
２０４鍔部
２０５第２回り止め部
２０６当接面
２０８第２シール面
２０９突起[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a piping device that is mounted to communicate between the inside and outside of a container, and is particularly suitable for a piping holding structure that is disposed through a tank flange that covers an opening of a fuel tank.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, integration of components around a fuel tank has been promoted for the purpose of reducing the cost of a vehicle, and in-tank storage of a fuel pump in the fuel tank has been advanced. For example, fuel discharged from a fuel pump provided in the fuel tank is pumped to the outside of the fuel tank through a discharge pipe, and the pumped fuel is injected and supplied from the fuel injection valve to the combustion chamber of the engine. There is known one which is returned to the sub tank through a return pipe.
[0003]
In addition, for the purpose of reducing the weight of the vehicle and reducing the fuel evaporation, the use of resin for the parts around the fuel tank has progressed, and in-tank fuel pump devices also serve as fuel pump holding members, for example, fuel tank lids. The flanges having the above functions and the fuel pump holding function have been changed from conventional metal to resin.
[0004]
The flange forms a hole communicating with the inside and outside of the fuel tank, and the fuel discharged from the fuel pump is sent from the hole to the internal combustion engine side through a passage formed in the fuel piping portion. Japanese Laid-Open Patent Publication No. 3-67057 discloses a piping structure of a fuel supply device in which a fuel piping portion is integrally formed on the flange.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the shape and the mounting angle of the fuel pipe part are different for each vehicle type, when the fuel pipe part is formed integrally with the flange as disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 3-67057, various types of resin molds are required. It becomes. For this reason, the effect by resination of a flange was not fully acquired at points, such as cost and quality.
[0006]
An object of this invention is to provide piping which can respond easily to a piping shape which changes for every product in view of the problem of this prior art.
Furthermore, an object of the present invention is to provide a piping device that can be easily attached. Another object of the present invention is to provide a piping device that can reliably maintain sealing performance even when there is an external force applied to the piping.
[0007]
Still another object of the present invention is to provide a highly reliable piping apparatus that can maintain the sealing performance and mechanical strength after installation for a long period of time.
Still another object of the present invention is to provide a piping device capable of selecting a mounting angle of piping.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
According to the pipe system according to the first aspect of the present invention, a resin flange of the fuel tank, since the resin pipe to be inserted into the flange are separate, easy to respond to such different pipe shapes it can. In addition, both the flange and the pipe are formed with a rotation preventing portion, and the pipe can be easily attached to the flange.
[0009]
It should be noted that the both rotation stoppers are preferably polygonal shapes that can be fitted to each other and that have a symmetrical shape with respect to the center of the shaft, and by adopting such a shape, the attachment angle of the pipe to the flange is appropriately selected. It becomes possible. For example, a combination of a dodecagon and a hexagon is effective from the viewpoint of the holding strength in the rotational direction in the fitted state, the number of selectable pipes, and the like. Such a structure of the anti-rotation portion is particularly effective when the pipe is bent outside the container. For example, the anti-rotation section is laid along the tank wall surface, such as a pipe communicating with the inside and outside of the fuel tank for automobiles. Since there are many pipe extraction directions depending on the vehicle type and specifications, it is possible to easily cope with each vehicle type and specification by selecting the mounting angle of the pipe.
Further, according to the piping device of the first aspect, since the first anti-rotation portion and the second anti-rotation portion are tapered in the axial direction, the pipe can be easily assembled to the flange. .
Further, according to the piping device of the first aspect, since the axial contact surfaces for positioning the axial position are formed on the flange and the pipe, respectively, the axial positioning with respect to the flange of the pipe is possible.
[0010]
Furthermore, according to the piping device of the first aspect, the first detent portion and the second detent portion formed in the flange and the pipe are located outside the container from the seal portion. The external force applied to the pipe at times is not transmitted to the seal part, and the sealing performance of the seal part is not deteriorated.
Furthermore, according to the piping device of the first aspect , the first detent portion and the second detent portion are polygons that can be fitted to each other and have a symmetrical shape about the axis.
Furthermore, according to the piping device according to claim 1, the diameters of the first detent portion and the second detent portion are surfaces sealed by a seal member installed between the first seal surface and the second seal surface. It is larger than the diameter.
Furthermore, according to the piping device of the first aspect, the first detent portion and the second detent portion are formed with tapered surfaces so as to become smaller in the axial direction toward the inner side of the fuel tank. The engaging portion is locked on the inner side of the fuel tank with respect to the first seal surface and the second seal surface.
[0011]
According to the piping device of claim 2 , a plurality of locking pieces are formed around the through-hole and have a plurality of claws squeezed into the container, so that the assembly of the pipe to the flange is simplified. be able to.
[0012]
According to the piping device according to claim 3, since the pipe is provided with a gutter that covers the outer opening of the through hole, it is possible to prevent moisture and filth from entering the container during assembly and use. I can .
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 and FIG. 2 show an embodiment in which the piping device of the present invention is used in a holding structure for piping arranged through a flange as a wall surface of a fuel tank.
As shown in FIGS. 1 and 2, the fuel pump 10, the suction filter 20, the fuel filter 30, the fuel sender 70, and other functional parts are connected to the fuel tank through an opening provided in the upper wall of the fuel tank F as a container. Is provided inside. A fuel tank flange 1 is attached to cover the opening, and a fuel pump 10, a suction filter 20, a fuel filter 30 and the like are held on the flange 1. The flange 1 is made of a resin such as polyacetal and has a function as a fuel tank lid. The flange 1 is integrally formed with a connector 40 in which a conductive terminal 40a for supplying power to a functional component such as the fuel pump 10 is inserted, and a main pipe 50 that provides a passage communicating between the inside and outside of the fuel tank. Further, the flange 1 is provided with holding portions 160, 110 as through holes for mounting a cut valve 60 providing three passages communicating between the inside and outside of the fuel tank, a return pipe 100, and a breather pipe 200. 120 is formed.
[0014]
The main pipe 50 is a pipe that guides the fuel discharged from the fuel pump 10 and filtered by the fuel filter 30 to the outside of the fuel tank. The main pipe 50 is connected to a pipe directed to the fuel injection device of the internal combustion engine, and fuel is supplied to the internal combustion engine.
The cut valve 60 includes a pipe 60a that connects the space inside the fuel tank and the canister, and accommodates the two-way valve therein.
[0015]
The return pipe 100 is a pipe that returns surplus fuel from the internal combustion engine into the fuel tank. The return pipe 100 passes through the flange 1 and opens into the fuel tank.
The breather pipe 200 is a pipe that connects the space in the fuel tank to the fuel inlet of the fuel tank.
Hereinafter, (1) the structure of the holding part 110 and the return pipe 100 and (2) the structure of the holding part 120 and the breather pipe 200 will be described in more detail.
[0016]
(1) Holding unit 110 and return pipe 100
As shown in FIGS. 3 and 4, a disc portion 2 as a fuel tank outer surface is formed at the upper end of the flange 1, and the holding portion 110 is located at a position slightly beyond the outer periphery from the center of the disc portion 2. 2 has a through hole 112 formed by the inner wall of the cylindrical portion 111 extending from the fuel tank 2 to the outside of the fuel tank. The first detent 113 on the fuel tank outer side of the through hole 112 has a dodecagonal shape centered on the shaft, and each side 113a is a curved surface convex toward the shaft center, and the fuel tank inner side in the axial direction. The taper surface which becomes small toward is formed. An axial contact surface 114 with the return pipe 100 is formed on the bottom surface of the first detent portion 113 on the fuel tank inner side. An introduction portion 117 having a tapered surface is provided on the abutting surface 114 inside the fuel tank, and an O-ring 119 as a rubber seal member to be described later can be easily inserted. A first seal surface 115 is formed on the inner surface of the introduction portion 117 on the fuel tank inner side, and the aforementioned O-ring 119 that seals the inside and the outside of the fuel tank is interposed. On the fuel tank inner side of the first seal surface 115, a locking piece having six claws 116a formed by cutting six notches radially into a conical cylinder and narrowing toward the fuel tank inner side. 116 is provided.
[0017]
As shown in FIGS. 5, 6, and 7, the return pipe 100 is an L-shaped tubular body formed with a fuel passage 100 a inside and bent so as to extend along the tank wall surface outside the fuel tank. Is integrally molded. The small diameter straight pipe portion 101 outside the fuel tank of the return pipe 100 is formed with a quick connector fixing portion 102 for connecting a fuel pipe (not shown) reaching the internal combustion engine. The large-diameter straight pipe portion 103 on the fuel tank side is formed with a flange portion 104 that protrudes in the radial direction of the large-diameter straight pipe portion 103 and has a size substantially the same as that of the cylindrical portion 111 of the flange 1. A second anti-rotation portion 105 fitted to the first anti-rotation portion 113 is provided on the fuel tank side of the flange portion 104, and the second anti-rotation portion 105 has a hexagonal shape centered on the shaft. The side 105a is formed with a notch 105b at the center of each side, and a tapered surface is formed in the axial direction toward the inside of the fuel tank. A contact surface 106 that contacts the contact surface 114 is formed on the bottom surface of the second detent portion 105 on the fuel tank side. Twelve notches 107 are formed on the fuel tank side of the abutment surface 106 so that the return pipe 100 can be easily inserted. A second seal surface 108 is formed on the fuel tank side of the notch 107, and the first seal surface 115, the O-ring 119, and the second seal surface 108 seal the inside and the outside of the fuel tank. A bulge-like protrusion 109 is formed on the fuel tank side of the second seal surface 108 as an engaging portion that engages with the locking piece 116.
[0018]
When the return pipe 100 is assembled to the holding part 110, the return pipe 100 is inserted into the through hole 112 from the direction perpendicular to the disk part 2. Next, the return pipe 100 is pressed toward the holding portion 110 so that the contact surface 114 and the contact surface 106 contact each other. At this time, the locking piece 116 is displaced in the radially outward direction by the protrusion 109 and engages with the protrusion 109 after the protrusion 109 has passed. Since the locking piece 116 has a claw 116a that is recessed toward the inside of the fuel tank, the locking piece 116 is smoothly displaced in the radially outward direction.
[0019]
In this embodiment, when the return pipe 100 is mounted, the protrusion 109 and the engagement piece 116 engage with each other without causing rattling, so that the contact surface 114 that defines the amount of insertion of the return pipe 100 into the through hole 112 is determined. And 106 are formed with a tapered surface that slightly decreases toward the inside of the fuel tank. For this reason, when the return pipe 100 is mounted, the resin on the contact surface is slightly elastically deformed by strongly pressing the return pipe 100 to engage the protrusion 109 with the engagement piece 116. Thereby, shakiness of the return pipe 100 in the axial direction can be prevented.
[0020]
Further, the first detent portion 113 has a 12-sided shape centered on the shaft, each side 113a is a curved surface convex toward the shaft center, and a tapered surface is formed in the axial direction toward the inside of the fuel tank. . Further, the second anti-rotation portion 105 has a hexagonal shape with respect to the axis center, and each side 105a is formed with a notch 105b at the center of each side, and a tapered surface is formed in the axial direction toward the inside of the fuel tank. . Therefore, it is possible to select the mounting angle in the rotational direction of the shaft center with respect to the flange 1 of the return pipe 100, and to prevent rattling in the rotational direction.
[0021]
In this embodiment, the first and second anti-rotation portions 113 and 105 are arranged on the outermost side of the fuel tank among the contact portions between the flange 1 and the return pipe 100, so that external piping to the return pipe 100 is provided. These external forces can be received by the non-rotating portion even when an excessive rotational force or radial force is applied at the time of connecting the first and second sealing surfaces 115 and 108 as the sealing portion. Further, it is possible to prevent the external force from being transmitted to the O-ring 119 and maintain a good sealing performance. Similarly, since the external force is prevented from being transmitted to the engaging piece 116 and the protrusion 109 as the engaging portion, it is possible to prevent the engaging piece 116 from being damaged due to excessive deformation.
[0022]
Further, by forming the flange portion 104 so as to cover the through-hole 112 as in this embodiment, foreign matter can be prevented from entering the gap between the return pipe 100 and the through-hole 112, and the seal It is possible to prevent problems such as biting of foreign matter into the part and deterioration of the O-ring.
Further, the return pipe 100 can be easily inserted into the flange 1 by a snap fit by the engagement piece 116 and the protrusion 109.
[0023]
If a low-pressure seal is sufficient, the O-ring 119 can be omitted by making the return pipe 100 press-fit to the flange 1.
(2) Holding portion 120 of flange 1 and breather pipe 200
As shown in FIGS. 8 and 9, a disc portion 2 as a fuel tank outer surface is formed at the upper end of the flange 1, and the holding portion 120 is located at a position slightly beyond the outer periphery from the center of the disc portion 2. 2 has a through-hole 122 formed by an inner wall of a cylindrical portion 121 extending from the fuel tank to the outside of the fuel tank. The first non-rotating portion 123 on the fuel tank outside side of the through hole 122 has a dodecagonal shape with respect to the shaft center, and each side 123a is a curved surface convex toward the shaft center, and the fuel tank inner side in the axial direction. The taper surface which becomes small toward is formed. An axial contact surface 124 with the breather pipe 200 is formed on the bottom surface of the first detent portion 123 on the fuel tank inner side. An introduction portion 127 having a tapered surface is provided on the inner side of the abutment surface 124 so that an O-ring 129 as a rubber seal member described later can be easily inserted. A first seal surface 125 is formed on the inner surface of the introduction portion 127 on the fuel tank inner side, and the aforementioned O-ring 129 that seals the inside and the outside of the fuel tank is interposed. On the fuel tank inner side of the first seal surface 125, a locking piece having six claws 126 a that are formed by concentrating six notches radially into a conical cylinder and narrowing toward the fuel tank inner side. 126 is provided.
[0024]
As shown in FIG. 10, FIG. 11 and FIG. 12, the breather pipe 200 is an L-shaped tubular body formed with a fuel passage 200a formed therein and bent so as to extend along the tank wall surface outside the fuel tank. Is integrally molded. A hose coupling portion 202 for connecting a pipe (not shown) reaching the fuel supply hole is formed on the outer peripheral portion of the small diameter straight pipe portion 201 outside the fuel tank of the breather pipe 200. The large-diameter straight pipe portion 203 on the fuel tank side is formed with a flange portion 204 that protrudes in the radial direction of the large-diameter straight pipe portion 203 and has the same diameter as the cylindrical portion 121 of the flange 1. A second anti-rotation portion 205 fitted to the first anti-rotation portion 123 is provided on the fuel tank side of the flange portion 204, and the second anti-rotation portion 205 has a hexagonal shape centered on the shaft. The side 205a is formed with a cut 205b at the center of each side, and a tapered surface is formed in the axial direction toward the inside of the fuel tank. A contact surface 206 that contacts the contact surface 124 is formed on the bottom surface of the second detent portion 205 on the fuel tank side. Twelve notches 207 are formed on the fuel tank side of the contact surface 206, so that the breather pipe 200 can be easily inserted. A second seal surface 208 is formed on the fuel tank side of the notch 207, and the first seal surface 125, the O-ring 129, and the second seal surface 208 seal the inside and the outside of the fuel tank. A bulge-like protrusion 209 is formed on the fuel tank side of the second seal surface 208 as an engaging portion that engages with the locking piece 126.
[0025]
As described above, the breather pipe 200 and the holding portion 120 have substantially the same structure as the above-described return pipe 100, and the same operational effects can be obtained.
In the present embodiment, the first anti-rotation portions 113 and 123 have a hexagonal shape centered on the shaft and the second anti-rotation portions 105 and 205 have a hexagonal shape centered on the shaft. , 123, 105 and 205 may have any shape as long as positioning in the rotational direction about the axis center is possible. Further, the number of claws 116a and 126a provided on the locking pieces 116 and 126 is six, but it is sufficient that a plurality of claws are narrowed toward the inner side of the fuel tank.
[0026]
According to the piping apparatus of the present embodiment, the flange 1, the return pipe 100, and the breather pipe 200 are separate, and therefore, the flange 1, the return pipe 100, and the breather pipe 200 may be formed separately, so that the structure of the molding die Is easy to do. Since the fuel supply device having various shapes can be obtained by the combination of the flange and the pipe, the types of molds can be reduced. Further, when the molded product is handled, if the flange and the pipe are molded integrally, the pipe protrudes from the flange and the pipe is likely to be damaged. However, by returning the flange 1 and the return pipe 100 and the breather pipe 200 separately, the return is performed. The pipe 100 and the breather pipe 200 can be prevented from being damaged, and the sealing performance inside and outside the fuel tank can be improved.
[0027]
Unlike the case where the flange and the pipe are integrally formed, according to the present embodiment, the return pipe 100 and the breather pipe 200 can be assembled to the flange 1 at a certain angle. The degree of freedom increases.
Note that the cut pipe 60 accommodates a two-way valve in a cylindrical container, and has a rotation-preventing portion like the return pipe 100 and the breather pipe 200 described above. Moreover, it is being fixed to the flange 1 with the engaging part which snap-fits similarly. The cut pipe 60 has a gear-shaped detent as shown in FIG.
[0028]
In the embodiment described above, the main pipe that is applied with a relatively high pressure and that does not require a change in the mounting angle is integrally formed with the flange. However, the main pipe may have the same configuration as the return pipe 100. .
Further, depending on the system configuration of the fuel supply device, the present invention can be applied to necessary piping even if the fuel supply device does not have a return pipe or a breather pipe.
[0029]
In addition, the material of the flange and the tube is preferably made of resin from the viewpoint of strength and price, but the tube may be made of metal, and the flange also has a configuration that can obtain the necessary elasticity for the engagement piece, etc. It may be partially made of metal or the whole may be made of metal.
In the embodiment described above, the present invention is applied to the fuel supply device, particularly to the piping arranged through the fuel tank. However, the present invention is not limited to the fuel tank, but is applied to piping that communicates the inside and outside of other containers. May be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an embodiment in which a piping device of the present invention is used in a holding structure for piping arranged through a flange as a wall surface of a fuel tank.
FIG. 2 is a plan view showing an embodiment in which the piping device of the present invention is used in a holding structure for piping arranged through a flange as a wall surface of a fuel tank.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
4A is a plan view, FIG. 4B is a front view, and FIG. 4C is a bottom view showing a return pipe holding portion of a piping device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing a return pipe of a piping device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a front view showing a return pipe of a piping device according to an embodiment of the present invention.
7 is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
8 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
9A is a plan view, FIG. 9B is a front view, and FIG. 9C is a bottom view showing a holding unit for a breather pipe of a piping device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a plan view showing a breather pipe of a piping device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a front view showing a breather pipe of a piping device according to an embodiment of the present invention.
12 is a cross-sectional view taken along line DD of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Flange 2 Disk part 100 Return pipe 104 ridge part 105 2nd rotation prevention part 106 Contact surface 108 2nd sealing surface 109 Projection 110 Holding part 112 Through-hole 113 1st rotation prevention part 114 Contact surface 115 1st sealing surface 116 Locking piece 116a Claw 119 O-ring 120 Holding part 122 Through hole 123 First anti-rotation part 124 Contact surface 125 First seal surface 126 Locking piece 126a Claw 129 O-ring 200 Breather pipe 204 Gutter part 205 Second anti-rotation Part 206 Contact surface 208 Second seal surface 209 Protrusion

Claims

A flange formed of a resin , attached so as to cover the opening of the fuel tank , and formed with a through-hole communicating inside and outside;
A pipe formed from resin, inserted into the through hole from the outside, and fixed to the flange;
The flange includes a locking piece protruding toward the inside of the container, a first sealing surface that seals the inside and outside of the container, and a first detent portion that restricts rotation of the center of the tube relative to the flange. Formed,
The tube protrudes into the container and engages with the engaging piece; a second seal surface facing the seal surface; and a second anti-rotation portion fitted with the anti-rotation portion And formed,
The flange and the tube are each formed with an axial contact surface for positioning an axial position,
The axial contact surface forms a tapered surface ;
The first detent portion and the second detent portion are located outside the container from the first and second seal surfaces,
The first anti-rotation part and the second anti-rotation part are polygonal shapes that can be fitted to each other and have a symmetrical shape about the axis,
The diameters of the first anti-rotation part and the second anti-rotation part are larger than the diameter of a surface sealed by a seal member installed between the first seal surface and the second seal surface,
The first anti-rotation part and the second anti-rotation part are formed with the tapered surface so as to become smaller in the axial direction toward the inner side of the fuel tank,
The piping device , wherein the locking piece and the engaging portion are locked on the inner side of the fuel tank with respect to the first seal surface and the second seal surface .

The piping device according to claim 1, wherein the locking piece includes a plurality of claws formed around the through-hole and recessed toward the inside of the container.

The piping apparatus according to claim 1, wherein the pipe has a flange that covers an outer opening of the through hole.