JP3732685B2 - 業務スケジュール作成装置、業務スケジュール作成方法、及び記録媒体 - Google Patents

業務スケジュール作成装置、業務スケジュール作成方法、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
各種業務のスケジュールを作成する業務スケジュール作成装置、業務スケジュール作成方法、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
業務スケジュールは、例えば、バス仕業ダイヤ、トラック配車、鉄道車両運用、さらには、航空乗務などで必要とされる。この場合、最適な業務スケジュールとは、各種の制約条件を満足させながら、全体的な作成コストを最小させるものである。このような業務のスケジューリングは、数学的には、典型的な組み合わせ問題であり、数式モデルで表すのが困難な上、たとえ、数式モデルで表せたとしても、厳密解を求めるのは不可能に近い。
【0003】
従来、業務スケジュールは手作業で行われていたが、最近の情報処理技術の進展に伴い、コンピュータを利用して自動的に業務スケジュールを作成する技術の開発・研究が行われるようになってきている。コンピュータを利用する利点は、手作業に比べ、作成時間を大幅に短縮でき、また、人件費を削減できるため作成コストを大幅に低減できることなどである。
【0004】
従来のコンピュータを利用した業務スケジュール作成装置として、例えば、特開平07−77936号公報に示された乗務員運用計画支援装置、特開平07−96837号公報に示された列車仕業ダイヤ作成装置などが知られている。上記従来装置は、実施期間を定められた業務を、実施日程(日時)毎に個別の業務として取り扱い処理することで、異なる実施期間を定められた業務に関する業務遂行スケジュールを作成していた。
【0005】
また、上記従来装置においては、乗務員を乗務に割り当てる方法が開示されているが、異なった実施日程の複数の業務に対する乗務員の割り当てに関する開示はなく、乗務員を異なった実施日程の複数の乗務に割り当てることはできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、上記従来装置においては、異なる実施日程の業務に同一の乗務員を割り当てることはできない。このため、上記従来装置においては、異なる実施日程の業務を扱う場合、該業務を日程毎に独立した業務に分割しながら、処理する必要がある。すなわち、例えば、3種類の業務をのべ10回実施する場合、10個の独立した業務に対してスケジュール作成を実施する必要がある。このことは、コンピュータの処理時間の増加を招くだけでなく、最適なスケジュールを作成する妨げとなる。これは、スケジュール作成のコストを増加させるのみならず、所望のスケジュールを得られない可能性が高くなることを意味する。
【0007】
本発明は、人員を異なった実施日程の複数の業務に割当て可能な業務スケジュールを作成できる業務スケジュール作成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様の業務スケジュール作成装置は、以下の各手段を備える。
処理対象業務記憶手段は、スケジュール対象の個々の業務について複数日の実施日程を記憶している。
【0009】
業務遂行順序候補選択手段は、該処理対象業務記憶手段に格納されている業務について、その業務の次に遂行する業務を選択する。
未割当て業務検査手段は、前記処理対象業務記憶手段から実施期間が残されている未割当て業務を抽出する。
【0010】
業務遂行順序設定手段は、該未割当て業務検査手段により抽出された業務の次に遂行する業務を前記業務遂行順序候補選択手段から取得し、複数の業務の遂行順序を作成する。
【0011】
業務遂行日程計算手段は、該業務遂行順序設定手段によって作成された複数の業務の遂行順序の遂行日程を計算し、該複数の業務の遂行順序の遂行日程を作成する。該業務遂行日程計算手段は、例えば、前記複数の業務の遂行順序が翌日接続される業務を含んでいる場合、該翌日接続される業務の実施可能な日程を計算して、複数日に跨がる業務の遂行日程を作成する。
【0012】
上記構成の本発明の第1の態様の業務スケジュール作成装置によれば、スケジュール対象の個々の業務について複数日の実施日程を記憶し、複数の業務の遂行順序を作成した後に、該複数の業務の遂行順序の遂行日程を作成するので、異なる実施日程の複数の業務を纏めて処理することが可能となる。このため、異なった実施日程の複数の業務を纏めて処理して、複数の業務を順に遂行する業務パターンの複数日に渡る実施日程の乗務スケジュールを、高速に作成することが可能となる。また、前記複数の業務の遂行順序が翌日接続される業務を含んでいる場合でも、正しく業務の遂行日程を計算できるので、複数日に跨がる業務の遂行日程を作成することが可能となる。
【0013】
本発明の第2の態様の業務スケジュール作成装置は、前記処理対象業務記憶手段、前記業務遂行順序候補選択手段、前記未割当て業務検査手段、前記業務遂行順序設定手段、前記業務遂行日程計算手段に加え、更に、前記業務遂行日程計算手段によって作成された業務遂行日程で実施される業務遂行スケジュールを記憶する業務遂行スケジュール記憶手段を備える。
【0014】
本発明の第2の態様の未割当て業務検査手段は、例えば、前記処理対象業務記憶手段に記憶されている個々の業務の複数日に跨がる実施日程と、前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶されている業務遂行スケジュールとを基に、前記処理対象業務記憶手段から未割当て業務を抽出する。
【0015】
このように、本発明の第2の態様の業務スケジュール作成装置によれば、業務スケジュールを記憶できると共に、前記処理対象業務記憶手段の記憶情報と前記業務遂行スケジュール記憶手段の記憶情報とから、容易かつ迅速に、未割当て業務を抽出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の業務スケジュール作成装置の原理を説明するブロック図である。
【0017】
処理対象業務記憶装置1は、スケジュール作成対象業務に関する情報を保持する。未割当て業務検査装置2は、該スケジュール作成対象業務情報を参照して、業務遂行パターンに未組み込み(未割当て)の業務と、その実施日程を検査・抽出する。業務遂行順序候補選択装置3は、ある業務遂行後にどの業務を遂行するかを選択するための情報を保持し、業務遂行設定装置4から指定された業務の次に遂行する「業務の候補」を返す。また、業務遂行順序候補選択装置3は、該業務候補が無い場合は「業務終了」を返す。
【0018】
業務遂行設定装置4は、未割当て業務検査装置2を介して未割当て業務を抽出し、業務遂行順序候補選択装置3が選択した業務に応じて、複数の業務の遂行順序を設定する。業務遂行日程計算装置5は、業務遂行設定装置4が設定した複数の業務を遂行できる日程を算出し、該複数の業務の遂行順序の実施日程である業務遂行パターンを生成する。業務遂行スケジュール記憶装置6は、業務遂行日程計算装置5によって作成された業務遂行パターンを記憶する。
【0019】
次に、上記構成の業務スケジュール作成装置の全体動作を図1を参照しながら説明する。明する。尚、下記〔1〕〜〔7〕内の▲1▼〜▲7▼は、図1の矢印に割り当てられた番号に対応するものである。これらの▲1▼〜▲7▼の矢印はデータや情報の参照・授受などを示すものである。
【0020】
該業務スケジュール作成装置は、下記〔1〕〜〔5〕の手順によって一つの業務遂行パターンを作成する。そして、全ての業務を業務遂行パターンに組み込むことで、業務スケジュール全体を作成する。このとき、下記〔1〕において、未割当て業務検査装置2が未割当て業務が存在しないことを確認するまで下記〔1〕〜〔5〕の手順を繰り返すことにより、全ての処理対象業務を業務遂行パターンに組み込む処理を完了する(業務スケジュールの作成を完了する)。
【0021】
〔1〕 未割当て業務検査装置2が業務遂行パターンに割り当てられていない実施期間が残されている業務を一つ抽出し(▲1▼)、その業務を業務遂行設定装置4に渡す(▲2▼)。
【0022】
〔2〕 業務遂行設定装置4は、未割当て業務検査装置2から受け取った業務の次に遂行する業務の候補を業務遂行順序候補選択装置3を介して決定し(▲3▼)、その決定された業務の候補が業務遂行パターンに割当て可能であるかどうかを未割当て業務検査装置2に問い合わせる(▲4▼)。
【0023】
〔3〕 未割当て業務検査装置2は、問い合わせのあった業務が業務遂行パターンに割当て可能であるかどうかを検査する。この検査の際、処理対象業務記憶装置1に記憶されているスケジュール作成対象業務情報と、業務遂行スケジュール記憶装置6に記憶されている業務遂行パターンを参照して検査し(▲5▼)、割当て可能であれば、その業務を業務遂行設定装置4に返す(▲6▼)。
【0024】
〔4〕 業務遂行設定装置4は、未割当て業務検査装置2から渡された業務の次に遂行する業務の候補を業務遂行順序候補選択装置3を介して決定する(▲7▼)。
【0025】
以後、同様にして〔2〕〜〔3〕の手順が業務遂行パターンが完了するまで繰り返される。業務遂行パターンが完了する条件は、業務遂行順序候補選択装置3において「業務終了」が選択されるか、または未割当て業務候補が存在しない場合である。
【0026】
〔5〕 業務遂行設定装置4は、業務遂行パターンが完了すると、その業務遂行パターン内の各業務の日程情報を業務遂行日程計算装置5に渡す(▲8▼)。
【0027】
業務遂行日程計算装置5は、業務遂行設定装置4から渡された日程情報を基に、業務遂行パターンの実施日程を作成し、それを業務遂行スケジュール記憶装置6に渡す(▲9▼)。業務遂行スケジュール記憶装置6は、受け取った業務遂行パターンをその実施日程と共に記憶する。
【0028】
図2は、上記〔1〕〜〔5〕の業務スケジュール作成装置の処理アルゴリズムを示すフローチャートである。以下、図2のフローチャートを参照しながら、業務スケジュール装置の処理アルゴリズムを説明する。
【0029】
まず、変数iを“0”に初期設定する(ステップS1)。次に、未割当て業務検査装置2が処理対象業務記憶装置1から未割当て業務を一つ取り出し、これを業務1とする(ステップS2)。尚、未割当て業務とは、業務遂行スケジュール記憶装置6に記憶されている業務スケジュールにおいて、まだ、割当てられていない業務遂行日程が残されている業務を示す。
【0030】
次に、業務遂行順序設定装置4が、業務1を先頭とする業務遂行スケジュール(業務遂行パターン)iを作成する(ステップS3)。続いて、業務遂行順序候補選択装置3が業務1の次に遂行する業務を選択し、この選択した業務を業務2とする(ステップS4)。尚、ステップS4において次に遂行する業務が選択されない場合(業務候補が存在しない場合)もありうる。
【0031】
したがって、このような場合を考慮して、候補業務(次に遂行する業務)が存在するか判断し(ステップ5)、候補業務(次に遂行する業務)が存在すれば(ステップ5,Yes),未割当て業務検査装置2が業務遂行スケジュールiに業務2を追加可能かどうか判断する(ステップS6)。このステップS6の判断は、業務2に未割当ての業務遂行日程(実施日程)が存在するかを、処理対象業務記憶装置1の記憶情報と業務遂行スケジュール記憶装置6の記憶情報とを参照することにより行われる。
【0032】
そして、ステップS6で、業務2を業務遂行スケジュールiに追加できないと判断した場合には(ステップS6、No)、ステップS4に戻り、別の候補業務を選択する処理を開始する。
【0033】
一方、ステップS6で、業務2が業務遂行スケジュールiに追加可能であると判断した場合には(ステップS6、Yes)、業務遂行順序設定装置4が業務遂行スケジュールiに業務2を追加する(ステップS7)。
【0034】
次に、業務遂行日程計算装置5が業務遂行スケジュールiの業務遂行日程を計算する(ステップS8)。そして、業務2を新たな業務1として(ステップS9)、ステップS4に戻る。
【0035】
以上のようにして、ステップS4〜ステップS9の処理が繰り返されることにより、業務遂行スケジュールiが作成され、ステップS5で、候補業務が存在しない、すなわち、業務遂行スケジュールiに追加すべき業務が存在しないと判断した場合には(ステップS5、No)、現時点の業務遂行スケジュールiを業務遂行スケジュール記憶装置6に登録する(ステップS10)。そして、変数iの値を“1”インクリメントし(ステップS11)、次に、未割当て業務検査装置2が未割当て業務が存在するか判断する(ステップS12)。そして、未割当て業務が存在すると判断すれば(ステップS12,Yes),ステップS2に戻り、次の業務スケジュール2の作成処理を開始する。
【0036】
以上のようにして、未割当て業務が存在しないと判断するまで、ステップS12〜ステップS12の処理を繰り返し、1または複数の業務遂行スケジュールを作成し、該業務遂行スケジュールを業務遂行スケジュール記憶装置6に登録する。そして、ステップS12で、未割当て業務が存在しないと判断すると(ステップS12,No)、業務遂行スケジュールの作成処理を終了する。
【0037】
次に、本発明の実施形態について説明する。以下に述べる実施形態は、本発明を航空運行の乗務スケジュール(乗務パターン)の作成に適用した例である。
図3、4は、本発明の一実施形態である航空機運行の乗務員乗務パターン作成装置10の構成・動作を示すブロック図である。
【0038】
乗務員乗務パターン作成装置10は、航空機運航の際の乗務パターンを作成する。乗務パターンとは、「ある便に乗務した乗務員が引き続き乗務する便を指定する、一連の便の組み合わせ」である。この場合、定められた日程で運航する便のそれぞれが前記業務に相当し、それらの便の組み合わせである乗務パターンが前記業務遂行パターンに相当する。
【0039】
したがって、図3、4において、
処理対象便記憶装置11は図1の処理対象業務記憶装置1に、未接続便検査装置12は図1の未割当て業務検査装置2に、便間接続候補選択装置13は図1の業務遂行順序候補選択装置3に、便間接続装置13は図1の業務遂行順序設定装置3に、便接続装置14は図1の業務遂行順序設定装置4に、接続日程計算装置15は図1の業務遂行日程計算装置5に、乗務パターン記憶装置16は図1の業務遂行スケジュール記憶装置6に、それぞれ、相当する。
【0040】
以下、図3、4を参照しながら、乗務員乗務パターン作成装置10の全体動作を説明する。
ここで、「ある便に乗務する乗務員が次に乗務する便を決定すること」を「便と便を接続する」と表現する。そして、「便が接続済みの乗務パターンに含まれている状態」を「接続済み」、「便が接続済みの乗務パターンに含まれていない状態」を「未接続」と表現する。
【0041】
以下、本実施形態の理解を容易にするために、以下に示す便A,便B,便Cに対して、乗務パターンを作成する場合を具体例として説明する。
便A:ダイヤ初日から五日目まで毎日運航
便B:ダイヤ初日から五日目まで一日おきに運航
便C:ダイヤ二日目と四日目に運航
また、図3、4において、各便A,B,Cの右側の括弧内の5ビットのビット列は、初日から五日目までの運航状態(運航情報)を示しており、一つのビットが1日に対応している。また、ビット列の配列順序は日程順である。そして、該ビット列の各ビットは、“1”が運航する、“0”が運航しないという情報を示している。
【0042】
乗務員乗務パターン作成装置10が処理を開始する際、処理対象便記憶装置11内には、便Aの運航情報(11111)、便Bの運航情報(10101)、便Cの運航情報(01010)が格納されているものとする。また、便間接続候補選択装置13内には、便A便B,便A便C,便B→終了,及び便C→終了の接続候補情報が格納されているものとする。
【0043】
この場合、まず、未接続便検査装置12は、処理開始時点では処理対象便が全て未接続便なので、先頭の便Aを取り出し(▲1▼)、便Aを便接続装置14に渡す(▲2▼)。
【0044】
便接続装置14は、便間接続候補選択装置13に問い合わせ、渡された便Aに接続するべき接続候補便Bを選択する(▲3▼)。便接続装置14は、接続候補便Bに関して、未接続便検査装置12に問い合わせを行い、便Bが未接続であるかまたは便Bに未接続の日程が残されているかを確認する(▲4▼〜▲6▼)。
【0045】
このとき、未接続便検査装置12は、処理対象便記憶装置11内の便Bの運航情報(10101)と乗務パターン記憶装置16内の乗務パターン情報を参照し、便Bが未接続であると判断する。そして、未接続便検査装置12は、便Bが未接続である旨を便接続装置14に通知する。
【0046】
便接続装置14は、この通知を受けて、便Aと便Bを接続する。その後、便接続装置14は、便Bに対しても便Aと同様に、次に接続すべき接続候補便を選択する(▲7▼)。この場合、便間接続候補選択装置13は、接続先候補として「終了」を返す。これにより、便接続装置14は、第1回目の接続処理を完了し、第1の接続情報(便A→便B→終了)を接続日程計算装置15に渡す(▲8▼)。
【0047】
接続日程計算装置15は、該第1の接続情報に対して運行日程(接続日程)を計算する。この場合、便Aが毎日運航しているのに対して、便Bは1日おきに運航しているので、両便が運航可能な日程は、初日から五日目まで一日おきの運航となる。この結果、接続日程計算装置15は該第1の接続情報に対して(10101)の運行日程を計算し、該第1の接続情報とその運行日程(10101)を示す乗務パターンを乗務パターン記憶装置16に渡す(▲9▼)。乗務パターン記憶装置16は、「便A(10101)→便B(10101)→終了」の乗務パターン21を記憶する。 この時点では、まだ、便Aの一部の日程及び便Cの全日程が未接続なので、引き続き、図4に示すような次の乗務パターンの作成処理が開始される。
【0048】
図4において、未接続便検査装置12は、まず、処理対象便記憶装置11及び乗務パターン記憶装置16を参照して、便Aの二日目と四日目が第1の乗務パターン21に組み込まれていないことを確認し(▲1▼’)、便Aを便接続装置14に渡す(▲2▼’)。便接続装置14は、上記と同様にして、便Aの接続先候補を便間接続候補選択装置13に問い合わせるが(▲3▼’)、このとき便間接続候補選択装置13から接続先として提示さた便Bが既に便Aに対して接続済みであるため、再度、便間接続候補選択装置13に便Aの接続先候補を問い合わせる。
【0049】
再度の問い合わせを受けた便間接続候補選択装置13は、前回とは異なる便Cを、便接続装置14に返す(▲4▼’)。便接続装置14は、上記と同様に処理を実施し(▲5▼’〜▲8▼’)、第2の接続情報(便A→便C→終了)を接続日程計算装置15に渡す(▲9▼’)。接続日程計算装置15は、該第2の接続情報に対して、上述した第1の接続情報と同様にして、該第2の接続情報の運行日程として(01010)を作成し、該第2の接続情報とその運行日程(01010)を示す乗務パターンを作成し、それを乗務パターン記憶装置16に渡す(▲9▼”)。乗務パターン記憶装置16は、「便A(01010)→便C(01010)→終了」の乗務パターン22を記憶する。
【0050】
この後、未接続便検査装置12が未接続便を検査し、処理対象便記憶装置11及び乗務パターン記憶装置16の記憶情報から、全ての処理対象便(便A,B,C)が接続済みであることを確認し、乗務パターンの作成処理を完了する。
【0051】
図5は、処理対象便記憶装置11が記憶している便A,B,Cの運行日程情報のデータ構造の一例を示す図である。
図5においては、便A,B,Cのそれぞれ運行日程情報が個別のレコードとして記憶されている。これらのレコードは、「便の識別番号」、「便名」、「発着時刻」、「発着空港」、「到着時刻」、「到着空港」、及び「運行日程」の各フィールドから構成されている。
【0052】
図5の例では、1、2、3行目に、それぞれ、便A,B,Cの運行日程情報のレコードが記憶されている。例えば、便Aのレコードには、便AがFUK(福岡)を9:30に発着し、HND(羽田)に11:00に到着する便であり、かつ、この便が初日から五日目まで毎日運航している旨の情報が記憶されている。
【0053】
また、図5のレコードから、便A→便B及び便A→便Cの接続が可能であることを知ることができる。また、便間接続候補選択装置13では、図5に示す処理対象便記憶装置11に記憶されているレコードから、便A→便B及び便A→便Cの接続情報を作成することが可能である。
【0054】
次に、図6は、乗務パターン記憶装置16に記憶される上記第1及び第2の乗務パターンのデータ構造を示す図である。
同図に示すように、上記第1及び第2の乗務パターンは、「乗務パターンの識別番号」、「該当乗務パターン内での日数」、「乗務パターンの運行日程」、「乗務パターンの最初の便の識別番号」(図5の便の識別番号に対応)、及び「乗務パターンの二番目の便の識別番号」(図5の便の識別番号に対応)の各フィールドから構成されるレコードとして、乗務パターン記憶装置16内に記憶される。この例では、上記第1及び第2の乗務パターンに、それぞれ、「0001」、「0002」の識別番号が割当てられている。尚、上記レコードの2番目のフィールドの「該当乗務パターン内での日数」とは、「複数日に跨がる乗務パターンを考慮したものであり、複数日に跨がる乗務パターンにおいて、該当行データが、その乗務パターン内の何日目のデータに対応するかを示す数値」である。
【0055】
図7は、乗務員乗務パターン作成装置10の全体動作を説明するフローチャートである。以下、図7のフローチャートを参照しながら、乗務員乗務パターン作成装置10の処理アルゴリズムを説明する。
【0056】
まず、変数iを“0”に初期設定する(ステップS21)。次に、未接続便検査装置12が処理対象便記憶装置11から未接続便を一つ取り出し、これを便1とする(ステップS22)。尚、未接続便とは、乗務パターン記憶装置16に記憶されている乗務スケジュール(乗務パターン)において割り当てられていない運行日程が残されている便を示す。
【0057】
次に、便接続装置14が、便1を先頭とする乗務パターンiを作成する(ステップS23)。続いて、便間接続候補選択装置13が便1の次に運航する便を選択し、この選択した便を便2とする(ステップS24)。尚、ステップS24において次に運航する便が選択されない場合もありうる。
【0058】
したがって、次に、候補接続便(次に運航する便)が存在するか判断し(ステップ25)、候補接続便が存在すれば(ステップ25,Yes),未接続便検査装置12が乗務パターンiに便2を接続可能かどうか判断する(ステップS26)。このステップS26の判断は、便2に未割当ての運行日程が存在するかを、処理対象便記憶装置11の記憶情報と乗務パターン記憶装置16の記憶情報を参照することにより行われる。
【0059】
そして、ステップS26で、便2を乗務パターンiに追加できないと判断した場合には(ステップS26、No)、ステップS24に戻り、別の候補便を選択する処理を開始する。
【0060】
一方、ステップS26で、便2が乗務パターンiに接続可能であると判断した場合には(ステップS26、Yes)、便接続装置14が乗務パターンiに便2を追加する(ステップS27)。
【0061】
次に、接続日程計算装置15が乗務パターンiの運行日程を計算する(ステップS28)。そして、便2を新たな便1として(ステップS29)、ステップS24に戻る。
【0062】
以上のようにして、ステップS24〜ステップS29の処理が繰り返されることにより、乗務パターンiとその運行日程が作成され、ステップS25で、候補便が存在しない、すなわち、乗務パターンiに追加すべき便が存在しないと判断した場合には(ステップS25、No)、現時点の乗務パターンiとその運行日程を乗務パターン記憶装置16に登録する(ステップS30)。そして、変数iの値を“1”インクリメントし(ステップS31)、次に、未接続便検査装置12が未割当て便が存在するか判断する(ステップS32)。そして、未割当て便が存在すると判断すれば(ステップS32,Yes),ステップS22に戻り、次の乗務パターン2の作成を開始する。
【0063】
以上のようにして、未割当て便が存在しないと判断するまで、ステップS22〜ステップS32の処理を繰り返し、1または複数の乗務パターンを作成し、作成した乗務パターンとその運行日程を乗務パターン記憶装置16に登録する。そして、ステップS32で、未割当て便が存在しないと判断すると(ステップS22,No)、乗務パターンの作成処理を終了する。
【0064】
図8は、接続日程計算装置15の運行日程作成処理を説明するフローチャートである。
以下の説明においては、図4の乗務パターン21の接続日程を計算する場合を例に取り上げながら説明する。
【0065】
まず、接続日程計算の対象の乗務パターンを乗務パターン1とする(ステップS41)。次に、運行日程1を全ての日に運行するという情報(11111)に初期設定する(ステップS42)。
【0066】
続いて、乗務パターン1に含まれる便を全て取り出し、取り出した便の集合を便集合1とする(ステップS43)。この結果、図2の例においては便集合2={便A,便B}となる。
【0067】
次に、便集合1から便を一つ取り出し、これを便1とする(ステップS44)。この場合、便Aが取り出されたとする。
続いて、便1の未接続運行日程と運行日程1のAND演算を行い、その演算結果を運行日程1とする(ステップS45)。この場合、乗務パターン記憶装置16に乗務パターンがまだ記憶されていないので、便1の未接続運行日程はなく、その結果、運行日程1=(11111)となる。尚、未接続運行日程は、後述するように、未接続便検査装置12から取得する。
【0068】
次に、便集合1に含まれる全ての便について処理したか判断する(ステップS46)。この場合、まだ、便Bが未処理なので、判断はNoとなり、ステップS44に戻る。
【0069】
そして、便集合1から便Bを取り出し、便Bを便1とし(ステップS44)、便BについてステップS45の処理を行う。この場合、便Bの未接続運行日程は(10101)であり、運行日程1は(11111)なので、運行日程1は(10101)に更新される。
【0070】
次に、ステップS46で全ての便について処理を終了したと判断し(ステップS46、Yes)、得られた運行日程1(10101)を、乗務パターン1の運行日程と決定して処理を終了する。
【0071】
この結果、乗務パターン21の運行日程として(10101)が得られる。図5の乗務パターン22についても、上記と同様の処理により(01010)という運行日程を得ることができる。
【0072】
図9は、未接続便検査装置12の未接続日程計算処理を説明するフローチャートである。
まず、接続日程計算装置15から問い合わせのあった検査対象の便を便1とする(ステップS51)。次に、便1の本来の運行日程を処理対象便記憶装置11から取り出し、その運行日程を運行日程1とする(ステップS52)。
【0073】
続いて、乗務パターン記憶装置16から乗務パターンを一つ取り出し、これを乗務パターン1とする(ステップS53)。次に、乗務パターン1に便1が含まれているか判断し(ステップS54)、便1が含まれていれば(ステップS54、Yes),乗務パターン1に含まれる便1の運行日程を取り出し、これを運行日程2とする(ステップS55)。一方、ステップS44で、便1が含まれていないと判断した場合は(ステップS54,No)、ステップS47に進む。
【0074】
次に、運行日程1から運行日程2で指定されている運行日程を除外し、便1の未接続の運行日程を取得し、これを運行日程1とする(ステップS56)。この除外処理は、例えば、{(運行日程1)AND(NOT(運行日程2)}の論理演算により行う。
【0075】
図3に示すように、乗務パターン記憶装置16に乗務パターン21が記憶されている場合には、検査対象の便が便Aである場合には、ステップS52で運行日程1=(11111)が得られ、ステップS55で運行日程2=(10101)が得られるので、ステップS56で、便Aの未接続運行日程1として(01010)が得られる。
【0076】
続いて、乗務パターン記憶装置16に記憶されている全ての乗務パターンについて処理したか判断し(ステップS57)、まだ、未処理に乗務パターンが存在すれば、ステップS53に戻る。
【0077】
以上のようにして、ステップS53〜ステップS57の処理を繰り返し、処理対象便記憶装置11に記憶されている便1の本来の運行日程と、乗務パターン記憶装置16に記憶されている乗務パターンを基に、便1の未接続の運行日程1を作成し、これを業務遂行日程計算装置5に返し(ステップS58)、処理を終了する。
【0078】
以上の未接続便検査装置12の処理により、図3に示すように乗務パターン記憶装置16に乗務パターン21が記憶されている場合、便Aの未接続日程として(11111)がが得られ、この未接続日程情報が接続日程計算装置15に返答される。また、同様にして、便Bの未接続日程として(00000)が得られる。
【0079】
図10は、便間接続候補選択装置13の動作を説明するフローチャートである。同図のフローチャートは、便間接続候補選択装置13が各便の接続候補情報をGA(遺伝的アルゴリズム)の遺伝子として取得する場合の例である。
【0080】
便間接続候補選択装置13は、図11に示す遺伝子30から便A,B,Cの接続候補情報を取得する。遺伝子30は、便A,B,C,・・・の接続候補情報を個別に保有している。各便の接続候補情報は、整数型の配列から成り、各配列要素の数値が接続候補便の識別番号を示している。また、配列要素の順序が接続候補の優先順位に対応しおり、順序が早い配列要素程、優先順位が高くなっている。
【0081】
同図の例では、便Aの接続候補情報は〔2、3、0、・・・〕となっており、便Aの第1の接続候補は便Bであり、便Aの第2の接続候補は便Cとなっている。また、便Aの第3の接続候補は設定されていないことを示している(配列要素の値“0”は未設定を示す)。
【0082】
図10のフローチャートにおいて、まず、接続候補を選択したい便を便1とする(ステップS71)。この場合、便Aが便1に設定されたとする。
次に、遺伝子30の接続候補情報の内、便1に対応する接続候補情報を取り出し、これを接続候補集合1とする(ステップS72)。これにより、接続候補集合1として、便Aの接続候補情報〔2、3、0、・・・〕が設定される。
【0083】
続いて、変数iを“0”に初期設定し(ステップS73)、接続候補集合1からi番目の接続候補を取り出し、これを便Bとする(ステップS74)。これにより、便2に便Bが設定される。尚、接続候補集合1の接続候補は0番目から始まるものとする。
【0084】
次に、かって便2を便1の接続候補として回答したことがあるか判断する(ステップS75)。この場合、便1の接続候補として便2を回答したことがなければ(ステップS75、No)、便1に対する接続候補便として便2を便接続装置14に回答し(ステップS79)、処理を終了する。これにより、まだ、便Aの接続候補便として便Bが回答されていない場合、便Aの接続候補便として便Bが便接続装置14に回答される。尚、上記判断のために必要となる過去の回答情報は、メモリに記憶しておくようにする。
【0085】
一方、ステップS75で、かって便2を便1の接続候補として回答したことがあると判断すると(ステップS75、Yes)、次に、変数iの値を“1”インクリメントし(ステップS76)、接続候補集合1内の全ての接続候補を調べたか判断する(ステップS77)。この判断は、変数iの値と接続候補集合1内の接続候補数とを比較することにより行う。
【0086】
そして、まだ、接続候補集合1内の全ての接続候補を調べていないと判断すると(ステップS77、No)、ステップS74に戻る。
以上のようにして、ステップS74〜S77の処理を繰り返しても、便1に対する接続候補便を見つけ出せなければ、ステップS77の判断をYesとして、便1に対する接続候補便が存在しないことを便接続装置14に回答し(ステップS78)、処理を終了する。
【0087】
次に、複数日に跨がる乗務パターンを作成する実施形態について説明する。
図12は、複数日(この場合、二日間)に跨がる乗務パターンの例を示す図である。同図に示す乗務パターンは、全運行期間中、二日目及び三日目に運行を開始し、初日は便A→便B→便Cの順に乗務し、翌日は便D→便Eに乗務するパターンである。
【0088】
図13は、図12に示す乗務パターンに対応する出力データの例である。この例においては、一行目のレコードに初日の乗務パターンが記録され、2行目のレコードに二日目の乗務パターンが記録されている。図13に示すレコードのフォーマットは上述した図6のレコードと同様なので詳しい説明は省略する。尚、便A,B,C,D,Eの識別番号は、それぞれ、“0001”、“0002”、“0003”、“0004”、“0005”となっている。
【0089】
複数日に跨がる乗務パターンの場合、図13に示すように各日目の乗務パターン毎にレコードが作成されることになるが、それらのレコードの乗務パターン識別番号は同一である。
【0090】
ここで、便Cと便Dが翌日接続可能でるあるかを判定するアルゴリズムを簡単に説明する。便Cと便Dが翌日接続可能であるためには、便の未接続日程を一日ずらした日程と、便Dの未接続日程に共通する日程が含まれている必要がある。
【0091】
すなわち、アルゴリズムとしては、
〔1〕 便Cの未接続日程を一日ずらす(運行日程を示すビット列を右に一回シフトする)。
【0092】
〔2〕 便Dの未接続日程と〔1〕で得られた日程とのANDをとる。
〔3〕 〔2〕のAND演算結果が、全て“0”のビット列でなければ、便Cと便Dは翌日接続可能と判断する。
【0093】
尚、厳密には、各種制約条件(乗務員の勤務期間の制限や、空港に関する制限)なども加味して判断する。
図12に示す乗務パターンは、〔2〕のAND演算結果が(00110)の場合の例である。
【0094】
図14は、複数日に跨がる乗務パターンを作成する際の接続日程計算装置15の処理アルゴリズムを示すフローチャートである。このフローチャートを、図15及び図16を参照しながら説明する。尚、図15、図16は、いずれも、図12に示す乗務パターンの接続日程を計算する図14のフローチャートの処理手順の詳細を示す図である。
【0095】
図15は、一日目の便A,B,Cの未割当ての運行日程(未接続の運行日程)が(01100)、二日目の便D,Eの未割当ての運行日程が(00110)の乗務パターンの接続日程を計算する場合の、図15のフローチャートの処理の状態遷移図である。図15の各ステップの左側に付けられた「A」〜「J」の英字は、図15の同一の英字に対応しており、図15の各行は、図14のフローチャートの各ステップにおける。変数i,運行日程1、運行日程2、運行日程3、及び便集合1の状態を示している。
【0096】
図14のフローチャートの説明を始める。
まず、本フローチャートで使用する各変数について説明する。
変数i : 計算処理中、現在、乗務パターンの何日目に関して処理しているかを示す。
【0097】
運行日程1: 計算処理中、その時点で乗務パターンが運行できる日程を、乗務パターンの初日の運行日程という形式で保持する。
運行日程2: 計算処理中、処理対象となる日(i日目)に含まれる便が運行可能な日程を示す。
【0098】
運行日程3: 運行日程2の示す運行日程の、乗務パターンの初日に対応する運行日程を示す。
例えば、運行日程2が(00111)であり、i=2(2日目)であれば、それに対応する初日の運行日程3は(01111)となる。
【0099】
図14のフローチャートにおいて、まず、接続日程計算の対象の乗務パターンを乗務パターン1とする(ステップS91)。次に、運行日程1を、全ての日に運行するという情報(11111)に初期設定する(ステップS92)。
【0100】
続いて、変数iを“1”に初期設定し(ステップS93)、乗務パターン1からi日目の便を全て取り出す(ステップS94)。この結果、図16の「D」の行に示すように便集合1は{便A,便B,便C}となる。
【0101】
次に、便集合1に含まれる全ての便に関して、未割当ての運行日程を、未接続便検査装置12に問い合わせ、それらの未割当運行日程のANDを取り、そのAND演算結果を運行日程2とする(ステップS94)。この処理は、便集合1に含まれる全ての便の共通運行日程を取得する処理である。この結果、図15の「E」の行に示すように、運行日程2として(01100)が得られる。
【0102】
続いて、運行日程2を、乗務パターン1の初日の運行日程に変換し、その変換結果を運行日程3とする(ステップS96)。この場合、図15の「F」の行に示すように、運行日程3として(01100)が得られる。この場合、初日(i=1)の処理なので、運行日程2=運行日程3となる。
【0103】
次に、運行日程3と運行日程1のANDを取り、そのAND演算結果を運行日程1とする(ステップS97)。この処理は、運行日程3と運行日程1の共通運行日程を取り出す処理である。この結果、図15の「G」の行に示すように、運行日程1として(01100)が得られる。
【0104】
続いて、変数iの値を“1”インクリメントし(ステップS98)、次に、変数i>乗務パターン1の日数であるか判断する(ステップS99)。この場合、乗務パターン1の日数は2日であるので、ステップS99の判断はNoとなり、ステップS94に戻る。
【0105】
そして、今度は乗務パターン1から2日目(i=2)の便を全て取り出し、該便の集合を便集合1とする(ステップS94)。この結果、図15の2番目の「D」行に示すように、便集合1は{便D,便E}となる。
【0106】
次に、便集合1に含まれる便D、便Eの未接続日程を未接続便検査装置12に問い合わせ、便Dと便Eの共通運行日程を算出し、それを運行日程2とする(ステップS95)。この結果、図15の2番目の「E」行に示すように、運行日程2は(00110)となる。
【0107】
続いて、運行日程2を乗務パターン1の初日の運行日程に変換し、それを運行日程3とする(ステップS96)。この結果、図15の2番目の「F」行に示すように、運行日程3は(01100)となる。
【0108】
次に、運行日程3と運行日程1のANDを取り、そのAND演算結果を運行日程1とする(ステップS97)。この結果、図15の2番目の「G」行に示すように、運行日程1は(01100)となる。
【0109】
続いて、変数iの値を“1”インクリメントする(ステップS98)。この結果、図15の2番目の「H」行に示すように、変数iの値は“3”となり、接続日程計算装置15は、ステップS99でi>乗務パターン1の日数(=2)と判断し、運行日程1を乗務パターン1の運行日程1の初日の運行日程とする(ステップS99)。この結果、図15の「J」行に示すように、乗務パターン1の運行日程1の初日の運行日程は、(01100)と決定される。
【0110】
尚、この場合、乗務パターン1の二日目の運行日程は、上記初日の運行日程を基に(00110)と決定される。
図16は、一日目の便A,B,Cの未割当ての運行日程(未接続の運行日程)が(01100)、二日目の便D,Eの未割当ての運行日程が(00110)の乗務パターンの接続日程の計算に、図14のフローチャートのアルゴリズムを適用した場合の、各ステップにおける、変数i、運行日程1、運行日程2、運行日程3、便集合1の状態を示す図である。図16の例の場合においても、接続日程計算装置15が図14のフローチャートのアルゴリズムを実行することにより、図15の場合のときと同様な二日に跨がる乗務パターンが得られる。
【0111】
尚、上記図14のフローチャートの説明においては、図14のフローチャートのアルゴリズムの理解を容易にするために、そのアルゴリズムを二日に跨がる乗務パターンの接続日程の計算に適用した例についてのみ説明したが、図14のフローチャートは三日以上に跨がる乗務パターンの接続日程の計算にも適用可能なものである。このことは、当業者であれば容易に理解可能であろう。
【0112】
図17は、図3の乗務員乗務パターン作成装置10のモジュール構成の一例を示す図である。
同図において処理部40は、例えば、パーソナルコンピュータ等であり、未接続便検査装置12、便間接続候補選択装置13、及び接続日程計算装置15は、処理部40で実行されるソフトウェアとして実装される。また、処理対象便記憶装置11と乗務パターン記憶装置16は、処理部40に接続されるメモリである。また、便間接続候補選択装置13は、例えば、処理部40に接続されるワークステーション上で稼働するソフトウェアである。尚、処理部40で便間接続候補選択装置13を実行するようにしてよい。
【0113】
図18は、上述した本発明の乗務員乗務パターン作成装置10を実現するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図である。
同図において、コンピュータ100は、CPU101と、該CPU101とバス108を介して接続されたROM102、RAM103、外部記憶装置104、記録媒体駆動装置105、入出力装置106、及び通信インターフェース107から構成されている。
【0114】
本実施形態の乗務員乗務パターン作成装置10の処理を実現するためのプログラム(未接続便検査装置12、便間接続候補選択装置13、便接続装置14、及び接続日程計算装置15)は、外部記憶装置104,または、可搬記録媒体109に格納される。外部記憶装置104、または記録媒体駆動装置105に装着された可搬記録媒体109に格納されたプログラムは、RAM103にロードされて、CPU101により実行される。この実行により、上述した乗務員乗務パターン作成装置10の機能が実現される。尚、この実行において、例えば、ROM102に格納されたOS等の機能も利用される。
【0115】
通信インターフェース107は、通信回線200を介して情報提供業者300とデータやメッセージ等の通信を行い、情報提供業者300が保有する上記プログラムをRAM103や外部記憶装置104にダウンロードする。このようにしてダウンロードされたプログラムは、CPU101により実行され、本実施形態の乗務員乗務パターン作成装置10の機能を実現する。また、さらには、本実施形態の乗務員乗務パターン作成装置10の機能を実現するプログラムを、情報提供者400側のコンピュータで遠隔実行して、生成された乗務パターンのみを受信するようにしてもよい。
【0116】
入出力装置106は、CRT,LCD、PDP等のディスプレイやプリンタ等の出力装置、及びキーボードやマウス等のポインティング・デバイス等を備えた入力装置から成り、ユーザが、本実施形態の乗務員乗務パターン作成装置10を起動したり、乗務員乗務パターン作成装置10が乗務パターンを作成するために必要とする情報を入力するための入力装置として使用される。また、入出力装置306は、本実施形態の乗務員乗務パターン作成装置10が生成した乗務パターンの出力等にも使用される。
【0117】
可搬記録媒体109は、フロッピーディスク、各種規格のCD(コンパクトディスク)、各種規格のDVD,PCカード等である。また、外部記憶装置104は、ハードディスク装置、光磁気記録装置等であり、処理対象便記憶装置11や乗務パターン記憶装置16に使用される。
【0118】
通信回線300は、有線または無線の回線であり、具体的には、LAN、MAN,WAN、インターネット、イントラネット、エクストラネット、衛星回線等の各種形態の回線である。
【0119】
尚、本発明は、バスや列車などの他の乗務スケジュール作成装置にも適用可能である。
【0120】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、人員を異なった実施日程の複数の業務に割り当て可能な業務遂行スケジュールを作成できる。また、本発明によれば、異なった実施日程の業務を各日時毎に分割することなくまとめて処理できるため、業務スケジュールを高速に作成できる。また、さらに、実施可能かどうか検査する組み合わせ数を削減できるので、組み合わせ数が膨大な場合にも、最適な業務スケジュールを作成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の業務スケジュール作成装置の原理を説明する図である。
【図2】本発明の業務スケジュール作成装置のアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態の乗務員乗務パターン作成装置の構成・動作を説明する図である(その1)。
【図4】本発明の実施形態の乗務員乗務パターン作成装置の構成・動作を説明する図である(その2)。
【図5】処理対象便記憶装置に記憶される便データのデータ構造を示すである。
【図6】乗務パターン記憶装置16に記憶される乗務パターンのデータ構造を示す図である。
【図7】乗務員乗務パターン作成装置の全体動作を説明するフローチャートである。
【図8】接続日程計算装置の第1の動作を説明するフローチャートである。
【図9】未接続便検査装置の動作を説明するフローチャートである。
【図10】便間接続候補選択装置の動作を説明するフローチャートである。
【図11】各便の接続候補情報を格納する遺伝子のデータ構造を示す図である。
【図12】複数日に跨がる乗務パターンの例を示す図である。
【図13】図12の複数日に跨がる乗務パターンの出力データの構造を示す図である。
【図14】接続日程計算装置の第2の動作を説明するフローチャートである。
【図15】図14のフローチャートの処理による変数の状態遷移の一例を示す図である。
【図16】図14のフローチャートの処理による変数の状態遷移の他の例を示す図である。
【図17】図3の乗務員乗務パターン作成装置のモジュール構成例を示す図である。
【図18】本発明の実施形態の乗務員乗務パターン作成装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
【符号の説明】
1 処理対象業務記憶装置
2 未割当て業務検査装置
3 業務遂行順序候補選択装置
4 業務遂行順序設定装置
5 業務遂行日程計算装置
6 業務遂行スケジュール記憶装置
10 乗務員乗務パターン作成装置
11 処理対象便記憶装置
12 未接続便検査装置
13 便間接続候補選択装置
14 便接続装置
15 接続日程計算装置
16 乗務パターン記憶装置
21、22 乗務パターン
30 遺伝子
40 処理部
100 コンピュータ
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 外部記憶装置
105 記録媒体駆動装置
106 入出力装置
107 通信インターフェース
108 バス
109 可搬記録媒体
200 通信回線
300 情報提供業者

Claims (5)

  1. スケジュール対象の個々の業務毎に複数日の実施日程を記憶している処理対象業務記憶手段と、
    作成された業務遂行スケジュールを記憶する業務遂行スケジュール記憶手段と、
    スケジュール対象のそれぞれの業務について、該業務と該業務の次に遂行可能な業務の組み合わせ情報を複数保持し、ある業務に対して次に実施可能な業務の問合せに対して適当な前記組み合わせを選択して返答する業務遂行順序候補選択手段と、
    前記処理対象業務記憶手段に記憶されている業務の当該実施日程と、前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶された業務遂行スケジュールの業務の実施日程を参照して、実施日程がスケジュールされていない未割当て業務を抽出する未割当て業務検査手段と、
    前記未割当て業務検査手段で抽出された業務について、前記業務遂行順序候補選択手段に問合せを行い、該業務と該業務の次に実施可能な業務の組み合わせ及び当該次に実施可能な業務とさらに次に実施可能な業務の組み合わせを実施可能な組み合わせがなくなるまで順次繰り返し取得し、一連の業務遂行順序を作成する業務遂行順序設定手段と、
    前記業務遂行順序設定手段によって作成された一連の業務遂行順序に含まれる各業務の実施日程から当該一連の業務遂行順序の実施日程を計算して、業務遂行スケジュールを作成し、前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶させる業務遂行日程計算手段と、
    を備えることを特徴とする業務スケジュール作成装置。
  2. 前記未割り当て業務検査手段は、前記処理対象業務記憶手段に記憶されている個々の業務の複数日に跨る実施日程と、前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶されている業務遂行スケジュールとを基に、前記処理対象業務記憶手段から未割り当て業務を抽出する、ことを特徴とする請求項記載の業務スケジュール作成装置。
  3. 前記業務遂行日程計算手段は、前記一連の業務遂行順序が複数日に跨る業務を含んでいる場合、複数日に跨る実施可能な業務遂行スケジュールを計算し作成する、ことを特徴とする請求項1記載の業務スケジュール作成装置。
  4. スケジュール対象の個々の業務毎に複数日の実施日程を記憶する処理対象業務記憶手段と、業務遂行スケジュール記憶手段と、スケジュール対象のそれぞれの業務について、該業務と該業務の次に遂行可能な業務の組み合わせ情報を複数保持する業務遂行順序候補選択手段とを備える情報処理装置によって業務スケジュールを作成する方法であって、
    前記処理対象業務記憶手段に記憶された業務の当該実施日程と、前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶された業務遂行スケジュールの業務の実施日程を参照して、実施日程がスケジュールされていない未割当て業務を抽出し、
    前記抽出された業務に基づいて、前記業務遂行順序候補選択手段保持された前記複数の業務遂行順序候補の中から、該業務とその次に実施可能な業務の組み合わせ及び当該次に実施可能な業務とさらに次に実施可能な業務の組み合わせを実施可能な組み合わせがなくなるまで順次繰り返し取得し、一連の業務遂行順序を作成し、
    前記作成された一連の業務遂行順序に含まれる各業務の実施日程から当該一連の業務遂行順序の実施日程を計算して、業務遂行スケジュールを作成し前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶する、
    ことを特徴とする業務スケジュール作成方法。
  5. スケジュール対象の個々の業務毎に複数日の実施日程を記憶する処理対象業務記憶手段と、業務遂行スケジュール記憶手段と、スケジュール対象のそれぞれの業務について、該業務と該業務の次に遂行可能な業務の組み合わせ情報を複数保持する業務遂行順序候補選択手段とを備えるコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能記録媒体であって、
    前記処理対象業務記憶手段に記憶された業務の当該実施日程と、前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶された業務遂行スケジュールの業務の実施日程を参照して、実施日程がスケジュールされていない未割当て業務を抽出する処理と、
    前記抽出された業務に基づいて、前記業務遂行順序候補選択手段保持された前記複数の業務遂行順序候補の中から、該業務とその次に実施可能な業務の組み合わせ及び当該次に実施可能な業務とさらに次に実施可能な業務の組み合わせを実施可能な組み合わせがなくなるまで順次繰り返し取得し、一連の業務遂行順序を作成する処理と、
    前記作成された一連の業務遂行順序に含まれる各業務の実施日程から当該一連の業務遂行順序の実施日程を計算して、業務遂行スケジュールを作成し前記業務遂行スケジュール記憶手段に記憶する処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能記録媒体。
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