JP3730989B1 - Palace type hearse, method of manufacturing temple type hearse - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動車検査証の交付を受けられる車両寸法でありながら、車体に載置される御宮の形状を最大化できる宮型霊柩車を提供すること。
【解決手段】 後部ルーフが除去されたモノコック型乗用車の車体後部に、御宮を載置した宮型霊柩車において、前記後部ルーフの除去されたシャーシー10に固定される補強フレーム30であって、御宮50の負荷重量を前記モノコック型乗用車の後部車軸15と前部車軸13とで分散支持させる補強フレーム30を備えている。そして、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強されたシャーシー10に御宮50が載置されると共に、御宮50の負荷重量の一部を、後部車軸15に装着された左右の後部タイヤ16に均等に分配すると共に、前記負荷重量の残部を前部車軸13に装着された左右の前部タイヤ14に均等に分配する構造を有することを特徴としている。
【選択図】 図4
PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a palace type hearse capable of maximizing the shape of a palace placed on a vehicle body while having a vehicle size that can be issued with an automobile inspection certificate.
SOLUTION: In a palace type hearse in which a palace is placed on the rear part of a monocoque type passenger car from which a rear roof is removed, a reinforcing frame 30 fixed to the chassis 10 from which the rear roof is removed, the palace 50. Is provided with a reinforcing frame 30 that distributes and supports the load weight of the vehicle on the rear axle 15 and the front axle 13 of the monocoque passenger car. The palace 50 is placed on the reinforcing frame 30 or the chassis 10 reinforced by the reinforcing frame 30, and part of the load weight of the palace 50 is applied to the left and right rear tires 16 mounted on the rear axle 15. It is characterized by having a structure that distributes evenly and distributes the remainder of the load weight evenly to the left and right front tires 14 mounted on the front axle 13.
[Selection] Figure 4
Description
この発明は、いわゆるモノコック型乗用車をベース車両として、御宮を載置した宮型霊柩車に関し、特に従来よりも大きな御宮をベース車両に載置できる宮型霊柩車、宮型霊柩車の製造方法に関する。
BACKGROUND OF THE
宮型霊柩車に関しては、例えば特許文献1に記載されているように、御宮をトラックの荷台に載置して、着脱自在にしたものが提案されている。
With regard to the palace type hearse, for example, as described in
ところで、葬儀は遺族が故人を偲んで人生の最後のお別れとして開催される。そして、故人の生前の業績が偉大なものであれば、偉大な業績に対応した盛大な葬儀を希望する故人又は遺族の意向も存在している。そのような盛大な葬儀にあっては、豪華で参列者の注目を引く霊柩車が望まれている。そして、霊柩車のベースとなる自動車として、当該ベース車両が外国製高級乗用車であるモノコック型乗用車を用いると、需要が大きくなるのが実情である。 By the way, the funeral is held as the last farewell to the deceased of the bereaved family. And if the deceased's previous achievements are great, there is also the intention of the deceased or the bereaved who want a grand funeral corresponding to the great achievement. For such a grand funeral, a gorgeous and well-received hearse is desired. As a base car for the hearse, if a monocoque type passenger car, which is a high-class foreign passenger car, is used as a base car, the demand is increased.
他方、日本国内の道路を通行するには、霊柩車についても所謂車検を受ける必要がある。そして、道路の幅員や道路に設置される信号機や各種道路関連設備を設置・整備する関係で、車両の最大外形寸法は規制されている。そこで、その規制を充足する外形寸法の範囲内である場合に限り、自動車検査証の交付を受けて、所謂ナンバー(自動車登録番号)を取得できる。 On the other hand, in order to pass through roads in Japan, it is necessary to undergo a so-called vehicle inspection for the hearse. The maximum outer dimensions of vehicles are regulated in relation to the installation and maintenance of road widths, traffic lights installed on roads, and various road-related equipment. Therefore, the so-called number (automobile registration number) can be obtained only when the vehicle inspection certificate is issued only when the outside dimensions satisfy the regulations.
しかし、特許文献1に記載された構造によると、御宮は荷台に着脱自在に装着される必要があり、規制された車両の最大外形寸法と比較して、御宮が小型になって参列者の注目を引くことが困難になるという課題があった。
However, according to the structure described in
また、通常のモノコック型乗用車に御宮を載置した霊柩車も多用されているが、従来はモノコック型乗用車の車体耐久性を利用していたので、少なくとも後部車体に関してドアの下半分程度を残す必要があった。そこで、ドアの下半分程度を残した車体に御宮を載置する関係で、御宮の形状は限られた小型のものとなり、葬儀参列者が受ける印象の壮厳さが限られるという課題があった。 In addition, a hearse car with a palace on a normal monocoque type passenger car is also widely used.However, since the vehicle body durability of the monocoque type passenger car was used in the past, it is necessary to leave at least the lower half of the door with respect to the rear car body. there were. Therefore, there was a problem that the shape of the palace was limited to a small size due to the placement of the palace on the car body with the lower half of the door remaining, and the grandeur of the impression received by funeral attendants was limited. .
本発明は上述した課題を解決するもので、自動車検査証の交付を受けられる車両寸法でありながら、車体に載置される御宮の形状を最大化できる宮型霊柩車、宮型霊柩車の製造方法に関する。また、本発明は、ベース車両をモノコック型乗用車とした場合に、御宮の形状を最大化するのに伴って生じるモノコック型車体構造の弱体化を補強する宮型霊柩車、宮型霊柩車の製造方法に関する。 The present invention solves the above-described problems, and relates to a palace-type hearse capable of maximizing the shape of the palace placed on the vehicle body while being a vehicle size that can be issued an automobile inspection certificate, and a method for manufacturing the palace-type hearse . In addition, the present invention relates to a method for manufacturing a palace-type hearse and a palace-type hearse that reinforces weakening of the monocoque-type body structure that occurs when the shape of the palace is maximized when the base vehicle is a monocoque type passenger car. .
宮型霊柩車としては、例えば図3、図4に示すように、後部ルーフ25bが除去されたモノコック型乗用車の車体後部に、御宮50を載置した宮型霊柩車において、後部ルーフ25bの除去されたシャーシー10に固定される補強フレーム30であって、御宮50の負荷重量を前記モノコック型乗用車の後部車軸15と前部車軸13とで分散支持させる補強フレーム30を備えている。ここで、補強フレーム30は、後部車軸15に装着される左右の後部タイヤ16に対応して設けられる左右伸長部(31、32)と、左右伸長部の先端に取付けられると共に、前部車軸13と後部車軸15との中間であって、当該車軸方向に設けられた中央連結部33とを有する。そして、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強されたシャーシー10に御宮50が載置されると共に、御宮50の負荷重量の一部を、後部車軸15に装着された左右の後部タイヤ16に均等に分配すると共に、前記負荷重量の残部を前部車軸13に装着された左右の前部タイヤ14に均等に分配する構造を有する。
The temple type Hearse, for example 3, as shown in FIG. 4, the rear part of the monocoque type passenger vehicle rear roof 25b is removed, the temple type hearse placing the Omiya 50, is removal of the rear roof 25b The reinforcing
このように構成された装置においては、シャーシー10に固定される補強フレーム30によって、御宮50の負荷重量をモノコック型乗用車の前部車軸13と後部車軸15とで分散支持させている。そこで、モノコック型乗用車の前部ルーフ25aを残して、後部ルーフ25bを除去する際に、除去する後部ルーフ25bを例えばドアの全部に相当する程度としても、補強フレーム30とモノコック型乗用車の後部ルーフ25bとシャーシー10によって必要な強度が保持され、御宮50をシャーシー10に載せてもシャーシー10が折れる事がない。
In the apparatus configured as described above, the load weight of the Omiya 50 is distributed and supported by the
上記目的を達成する本発明の宮型霊柩車は、例えば図4、図7に示すように、後部ルーフ25bの除去されたモノコック型乗用車の車体後部に、御宮50を載置した宮型霊柩車において、前記モノコック型乗用車のシャーシー10を前部車軸13と後部車軸15との間で切断して形成された、後部ルーフ25bが除去されると共に後部車軸15を有する後部シャーシー18、及び、前部車軸13を有する前部シャーシー17と、後部シャーシー18と前部シャーシー17の間に取付けられて、前部車軸13と後部車軸15との間隔を伸長する伸長部材40と、少なくとも後部シャーシー18に固定される補強フレーム30であって、御宮50の負荷重量を後部車軸15と前部車軸13とで分散支持させる補強フレーム30を備えている。そして、御宮50を、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強された後部シャーシー18若しくは伸長部材40の少なくとも一方に載置すると共に、御宮50の負荷重量の一部を、後部車軸15に装着された左右の後部タイヤ16に均等に分配すると共に、前記負荷重量の残部を前部車軸13に装着された左右の前部タイヤ14に均等に分配する構造を有することを特徴とする。
The palace-type hearse of the present invention that achieves the above object is, for example, as shown in FIGS. 4 and 7, in a palace-type hearse in which a palace is mounted on the rear of a vehicle body of a monocoque type passenger car from which the rear roof 25b is removed. The
このように構成された装置においては、モノコック型乗用車のシャーシー10を前部車軸13と後部車軸15との間で切断して、後部シャーシー18と前部シャーシー17を形成し、伸長部材40を後部シャーシー18と前部シャーシー17の間に取付けて、前部車軸13と後部車軸15との間隔を伸長している。また、補強フレーム30によって、御宮50の負荷重量をモノコック型乗用車の前部車軸13と後部車軸15とで分散支持させることで、御宮50をシャーシー10に載せても、伸長部材40等の強度の低い部位で折れる事がない。
In the apparatus configured as described above, the
好ましくは、本発明の宮型霊柩車において、例えば図7に示すように、補強フレーム30は、後部車軸15に装着される左右の後部タイヤ16に対応して設けられる左右伸長部(31、32)と、前部車軸13と後部車軸15との中間であって、伸長部材40の後部シャーシー18側の固定領域に沿って当該車軸方向に設けられた後部中央連結部37と、伸長部材40の前部シャーシー17側の固定領域に沿って当該車軸方向に設けられた前部中央連結部36とを有し、後部中央連結部37と前部中央連結部36は前記左右伸長部の先端近傍に取付けられることを特徴としている。
Preferably, in the temple type hearse of the present invention, for example, as shown in FIG. 7, the reinforcing
上記目的を達成する本発明の宮型霊柩車の製造方法は、例えば図10に示すように、モノコック型乗用車の前部ルーフ25aを残して、後部ルーフ25bを除去するステップ(S100)と、モノコック型乗用車のシャーシー10を、前部車軸13と後部車軸15との間で切断して、前記後部ルーフが除去されると共に後部車軸15を有する後部シャーシー18、及び、前部車軸13を有する前部シャーシー17を形成するステップ(S110)と、前部車軸13と後部車軸15との間隔を伸長する伸長部材40を、後部シャーシー18と前部シャーシー17の間に取付けるステップ(S112)と、御宮50の負荷重量を後部車軸15と前部車軸13とで分散支持させる補強フレーム30を、少なくとも後部シャーシー18に取付けるステップ(S114)と、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強された後部シャーシー18若しくは伸長部材40の少なくとも一方に御宮が載置されるステップ(S116)を備えている。
As shown in FIG. 10, for example, as shown in FIG. 10, the method of manufacturing the palace-type hearse of the present invention that achieves the above object includes the step of removing the rear roof 25b while leaving the
上記目的を達成する本発明の宮型霊柩車は、例えば図4、図9に示すように、後部ルーフ25bの除去されたモノコック型乗用車の車体後部に、御宮50を載置した宮型霊柩車において、モノコック型乗用車のシャーシーを後部車軸15とシャーシー尾端部12との間で切断して形成された、前部車軸13と後部車軸15を有する本体シャーシー19、及び、シャーシー尾端部12を有する尾部シャーシー192と、本体シャーシー19と尾部シャーシー192の間に取付けられて、後部車軸15とシャーシー尾端部12との間隔を伸長する伸長部材42と、本体シャーシー19、伸長部材42、並びに尾部シャーシー192と一体的に固定される補強フレーム30であって、御宮50の負荷重量を前部車軸13と後部車軸15とで分散支持させる補強フレーム30を備えている。そして、御宮50を、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強された本体シャーシー19若しくは尾部シャーシー192の少なくとも一方に載置すると共に、御宮50の負荷重量の一部を、後部車軸15に装着された左右の後部タイヤ16に均等に分配すると共に、前記負荷重量の残部を前部車軸13に装着された左右の前部タイヤ14に均等に分配する構造を有することを特徴とする。
For example, as shown in FIGS. 4 and 9, the palace-type hearse of the present invention that achieves the above-described object is a palace-type hearse in which the palace is placed at the rear of the vehicle body of the monocoque type passenger car from which the rear roof 25 b is removed. A
上記目的を達成する本発明の宮型霊柩車の製造方法は、例えば図10に示すように、モノコック型乗用車の前部ルーフ25aを残して、後部ルーフ25bを除去するステップ(S100)と、モノコック型乗用車のシャーシー10を、後部車軸15とシャーシー尾端部12との間で切断して、前部車軸13と後部車軸15を有する本体シャーシー19、及び、シャーシー尾端部12を有する尾部シャーシー192を形成するステップ(S120)と、後部車軸15とシャーシー尾端部12との間隔を伸長する伸長部材42を、本体シャーシー19と尾部シャーシー192の間に取付けるステップ(S122)と、御宮50の負荷重量を前部車軸13と後部車軸15とで分散支持させる補強フレーム30を、本体シャーシー19、伸長部材42、並びに尾部シャーシー192と一体的に固定するステップ(S124)と、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強された本体シャーシー19若しくは尾部シャーシー192の少なくとも一方に御宮50が載置されるステップ(S126)とを有している。
As shown in FIG. 10, for example, as shown in FIG. 10, the method of manufacturing the palace-type hearse of the present invention that achieves the above object includes the step of removing the rear roof 25b while leaving the
本発明の宮型霊柩車によれば、シャーシーに固定される補強フレームによって、御宮の負荷重量をモノコック型乗用車の後部車軸と前部車軸とで分散支持させている。そこで、モノコック型乗用車の前部ルーフを残して、後部ルーフを除去する際に、除去する後部ルーフを例えばドアの全部に相当する程度としても、補強フレームとモノコック型乗用車の後部ルーフとシャーシーによって必要な強度が保持され、御宮をシャーシーに載せてもシャーシーが折れる事がない。従って、御宮の高さを除去する後部ルーフの高さに応じて高くできる。 According to the palace type hearse of the present invention, the load weight of the palace is distributed and supported by the rear axle and the front axle of the monocoque passenger car by the reinforcing frame fixed to the chassis. Therefore, when removing the rear roof while leaving the front roof of the monocoque passenger car, the rear roof to be removed is required by the reinforcing frame, the rear roof and the chassis of the monocoque passenger car, for example, to the extent equivalent to all of the doors. Strong strength is maintained, and the chassis will not break even if the palace is placed on the chassis. Accordingly, the height of the palace can be increased according to the height of the rear roof.
請求項1に記載の宮型霊柩車によれば、シャーシーに固定される補強フレームによって、御宮の負荷重量をモノコック型乗用車の後部車軸と前部車軸とで分散支持させると共に、モノコック型乗用車のシャーシーを前部車軸と後部車軸との間で切断して後部シャーシーと前部シャーシーを形成し、伸長部材を後部シャーシーと前部シャーシーの間に取付けて、前部車軸と後部車軸との間隔を伸長している。そこで、伸長部材によって前部車軸と後部車軸との間隔が伸長した分だけ、載置できる御宮の長さを長くしたり、御宮の重量分布の設計裁量範囲を広くできる。請求項4に記載の宮型霊柩車によれば、後部車軸とシャーシー尾端部との間で切断して、本体シャーシーと尾部シャーシーを形成している。そして、伸長部材によって後部車軸とシャーシー尾端部との間隔が伸長した分だけ、載置できる御宮の長さを長くできる。
According to the palace type hearse according to
請求項3に記載の宮型霊柩車の製造方法によれば、モノコック型乗用車をベース車両として御宮を載置できるように、前部車軸と後部車軸との間隔を伸長する改造を行って、請求項1に記載の宮型霊柩車を効率的に製造できる。また、請求項5に記載の宮型霊柩車の製造方法によれば、モノコック型乗用車をベース車両として御宮を載置できるように、後部車軸とシャーシー尾端部との間隔を伸長する改造を行って、請求項4に記載の宮型霊柩車を効率的に製造できる。
According to the temple type hearse method according to claim 3, so that it can place the control temple monocoque type passenger car as a base vehicle, by performing a modification to extend the distance between the front axle and rear axle, claim The palace hearse described in 1 can be efficiently manufactured. Further, according to the method for manufacturing a palace-type hearse according to claim 5 , a modification is made to extend the distance between the rear axle and the tail end of the chassis so that the palace can be placed using a monocoque passenger car as a base vehicle. The palace-type hearse according to claim 4 can be efficiently manufactured.
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は本発明の宮型霊柩車のベース車両となるモノコック型乗用車を説明する斜視図である。ここで、モノコック型乗用車とは、外装部材とシャーシー(車体フレーム)を一体構造としたものを言い、プレス成形により形成された各外装部材を、溶接などによって接合し組み立てられる。モノコック構造では、成形された各外装部材の断面形状が補強リブの役割を合わせ持つ閉断面状に形成される。さらに、このモノコック構造に対し、車体の軽量化等の観点から、エンジンルーム及び車体のフロア部を構成する骨格構造体と、乗用空間を画成する骨格構造体とをアルミニウム合金等の軽合金によって鋳造成形し、それらを結合して、剛性の高い車体フレームを構成することも行われている。 FIG. 1 is a perspective view for explaining a monocoque type passenger car which is a base vehicle of a palace type hearse of the present invention. Here, the monocoque type passenger car is a structure in which an exterior member and a chassis (body frame) are integrated, and each exterior member formed by press molding is joined and assembled by welding or the like. In the monocoque structure, the cross-sectional shape of each molded exterior member is formed in a closed cross-sectional shape that also serves as a reinforcing rib. Furthermore, with respect to this monocoque structure, from the viewpoint of reducing the weight of the vehicle body, the skeleton structure constituting the engine room and the floor of the vehicle body and the skeleton structure defining the passenger space are made of a light alloy such as an aluminum alloy. It is also practiced to form a rigid body frame by casting and combining them.
図において、シャーシー10は、前部タイヤ14と後部タイヤ16を左右に有するもので、前部車軸13(図示せず)の両端に左右の前部タイヤ14が装着され、後部車軸15(図示せず)の両端に左右の後部タイヤ16が装着されている。外装部材としては、前部ドア21、後部ドア22、ボンネット23、トランク24、ルーフ25があり、シャーシー10と一体に装着されている。ルーフ25は、前部座席領域に対応する前部ルーフ25aと、後部座席領域に対応する後部ルーフ25bの2区分を観念することができ、モノコック型乗用車では前部ルーフ25aと後部ルーフ25bが一体に構成されている。
In the figure, the
図2は後部ルーフの除去されたモノコック型乗用車を説明する斜視図である。モノコック型乗用車の外装部材のうち、前部ドア21、ボンネット23、前部ルーフ25a並びにシャーシー10は残置して、モノコック型乗用車の外観と運転性能を保持する。ボンネット23には、エンジンルームが設けられているので、前部ルーフ25aをそのまま利用することで、自動車の心臓であるエンジンを活用できる。他方、モノコック型乗用車の外装部材のうち、後部ドア22、トランク24、後部ルーフ25bは除去される。この際、後部ドア22は全てを除去して、後部車軸15近傍まで外装部材を除去する。なお、後部タイヤ16を覆うタイヤハウス26は残置して、従前のモノコック型乗用車の外観を保持する。
FIG. 2 is a perspective view for explaining the monocoque type passenger car from which the rear roof is removed. Among the exterior members of the monocoque type passenger car, the
次に、載置する御宮の重量や形状に適合するようにモノコック型乗用車を改造する場合を説明する。実施例1では、モノコック型乗用車の改造が少ない場合を説明する。実施例2では、モノコック型乗用車をベース車両として御宮を載置できるように、前部車軸と後部車軸との間隔を伸長する改造を行って、載置できる御宮の態様が広い場合を説明する。実施例3では、モノコック型乗用車をベース車両として御宮を載置できるように、後部車軸とシャーシー尾端部との間隔を伸長する改造を行っている。 Next, the case where a monocoque type passenger car is modified to fit the weight and shape of the palace to be placed will be described. In the first embodiment, a case where the modification of the monocoque type passenger car is small will be described. In the second embodiment, a case will be described in which the palace that can be placed is wide by remodeling to extend the distance between the front axle and the rear axle so that the palace can be placed using the monocoque type passenger car as a base vehicle. In the third embodiment, modification is made to extend the distance between the rear axle and the chassis tail end so that the Gomiya can be placed using a monocoque passenger car as a base vehicle.
図3は後部ルーフが除去されたシャーシーに補強フレームを取付けた状態を説明する平面図である。実施例1では、後部ルーフ25bが除去されたシャーシー10をそのまま用いる。前部車軸13と後部車軸15の車軸間隔をLとし、後部車軸15とシャーシー尾端部12の尾部長さをTとする。シャーシー尾端部12は、シャーシー10の尾部であって、例えばナンバープレートが装着される。補強フレーム30は、後部ルーフ25bの除去されたシャーシー10に固定されるもので、御宮50の負荷重量を後部車軸15と前部車軸13とで分散支持させる機能を有している。即ち、御宮50の重量は、モノコック型乗用車の自重と同じ程度であるから、左右の後部タイヤ16で負担できる重量に限界もあり、左右の前部タイヤ14でも負担するように、御宮50の負荷重量を分散支持させる必要がある。
FIG. 3 is a plan view for explaining a state in which the reinforcing frame is attached to the chassis from which the rear roof is removed. In the first embodiment, the
補強フレーム30は、左伸長部31、右伸長部32、中央連結部33、後部連結部34のロ型構造をしている。左伸長部31は、後部車軸15に装着される左後部タイヤ16に対応して設けられるもので、例えば断面コの字型の鋼材を用いる。右伸長部32は、後部車軸15に装着される右後部タイヤ16に対応して設けられるもので、例えば断面コの字型の鋼材を用いる。中央連結部33は、左右伸長部31、32の先端に取付けられると共に、前部車軸13と後部車軸15との中間であって、前部座席の近傍に当該車軸方向に設けられている。後部連結部34は、左右伸長部31、32の最後部側に取付けられ、シャーシー尾端部12と並ぶように配置される。補強フレーム30は、後部ルーフ25bの除去されたシャーシー10の内側であって、周縁近傍に配置することで、御宮50を載置する領域の面積をなるべく大きくとる。
The reinforcing
図4は補強フレームで補強したモノコック型乗用車に御宮を載置した、霊柩車を説明する斜視図である。御宮50は、補強フレーム30に載置されるが、補強フレーム30で補強されたシャーシー10が御宮50の載置に適する補強リブ等を有するときは、シャーシー10の後部ルーフ25bの除去された領域に載置してもよい。
FIG. 4 is a perspective view for explaining a hearse, in which a palace is placed on a monocoque type passenger car reinforced with a reinforcing frame. The
御宮50の重量は、モノコック型乗用車の自重と同じ程度であり、しかも御宮50の形状は、モノコック型乗用車の車体よりも大きいから、例えば高速でカーブを移動するときに遠心力が作用して、片方のタイヤが浮き上がる可能性もある。そこで、御宮50の負荷重量の一部を、後部車軸15に装着された左右の後部タイヤ16に均等に分配すると共に、負荷重量の残部を前部車軸13に装着された左右の前部タイヤ14に均等に分配する構造としている。
The weight of the
実施例2では、モノコック型乗用車の前部車軸と後部車軸との車軸間隔TをT+dに伸長して、載置できる御宮の態様の許容性を拡張している。図5は、前部車軸と後部車軸との間で切断して、後部シャーシーと前部シャーシーを形成した状態の平面図である。後部シャーシー18は、モノコック型乗用車のシャーシー10を前部車軸13と後部車軸15との間で切断して形成されるもので、後部ルーフ25bが除去されていると共に後部車軸15を有している。前部シャーシー17は、切断されたモノコック型乗用車のシャーシー10の前部座席とエンジンを含む領域で、前部車軸13を有する。なお、切断前の前部車軸13と後部車軸15との間隔をLとし、図5に示す切断後の前部シャーシー17と後部シャーシー18の間隔をδとする。
In the second embodiment, the axle distance T between the front axle and the rear axle of the monocoque type passenger car is extended to T + d to extend the tolerance of the aspect of the palace that can be placed. FIG. 5 is a plan view of a state in which the rear chassis and the front chassis are formed by cutting between the front axle and the rear axle. The
図6は、後部シャーシーと前部シャーシーの間に伸長部材を装着した状態の平面図である。伸長部材40は、後部シャーシー18と前部シャーシー17の間に取付けられて、前部車軸13と後部車軸15との車軸間隔を、伸長部材40部材の幅dだけ伸長して、車軸間隔L+dにする。伸長部材40は、後部シャーシー18と前部シャーシー17と同様の強度を有し、モノコック型乗用車の構造材としての機能を持たせると、車軸間隔L+dの伸長距離dを長くとる構造が採用できて、好ましい。
FIG. 6 is a plan view of a state in which an extending member is mounted between the rear chassis and the front chassis. The
図7は、伸長部材により前部車軸と後部車軸の間隔を伸長したシャーシーに、補強フレームを装着した状態の平面図である。補強フレーム30は、左伸長部31、右伸長部32、前部中央連結部36、後部中央連結部37、後部連結部34を有している。左伸長部31と右伸長部32は、後部車軸15に装着される左右後部タイヤ16に対応して設けられるもので、例えば断面コの字型の鋼材を用いる。後部連結部34は、左右伸長部31、32の最後部側に取付けられ、シャーシー尾端部12と並ぶように配置される。前部中央連結部36は、伸長部材40の前部シャーシー17側の固定領域に沿って当該車軸方向に設けられるもので、例えば前部シャーシー17の後部縁と伸長部材40との間に固定される。後部中央連結部37は、前部車軸13と後部車軸15との中間であって、伸長部材40の後部シャーシー18側の固定領域に沿って当該車軸方向に設けられるもので、例えば後部シャーシー18の前部縁と伸長部材40との間に固定される。前部中央連結部36と後部中央連結部37は左伸長部31、右伸長部32の先端近傍に取付けられる。
FIG. 7 is a plan view showing a state in which the reinforcing frame is mounted on the chassis in which the distance between the front axle and the rear axle is extended by the extension member. The reinforcing
補強フレーム30は、前部シャーシー17の後部縁、伸長部材40、並びに後部シャーシー18に固定され、御宮50の負荷重量を後部車軸15と前部車軸13とで分散支持する。そして、御宮50を補強フレーム30に載置すると共に、御宮50の負荷重量の一部を、後部車軸15に装着された左右の後部タイヤ16に均等に分配すると共に、御宮50の負荷重量の残部を前部車軸13に装着された左右の前部タイヤ14に均等に分配する。伸長部材40は、前部シャーシー17や後部シャーシー18と同様の強度を有し、モノコック型乗用車の構造材としての機能を有する場合には、補強フレーム30は伸長部材40の強度を利用して、伸長部材40経由で前部シャーシー17や後部シャーシー18を介して、御宮50の負荷重量を前部車軸13と後部車軸15に分散できる。
The reinforcing
なお、伸長部材40が、前部シャーシー17や後部シャーシー18と同様の強度を有せず、単なるカバーとしての強度しか有しない場合には、前部シャーシー17と後部シャーシー18の強度を利用して、御宮50の負荷重量を前部車軸13と後部車軸15に分散する構造とする。また、補強フレーム30で補強された後部シャーシー18や伸長部材40が、御宮50の載置に適する補強リブ等を有するときは、後部シャーシー18や伸長部材40に直接御宮50を載置しても良く、また補強フレーム30と共に後部シャーシー18や伸長部材40を用いて載置してもよい。
When the
このように伸長部材40を用いて、後部車軸15と前部車軸13の車軸間隔を伸長すると、より広い車軸間隔で御宮50を支持することが可能となり、道路構造に起因する車両形状制限の範囲内で、最大形状の御宮50を霊柩車に載置できる。
By extending the axle distance between the
実施例3では、モノコック型乗用車の前部車軸と後部車軸との間隔はそのままとして、シャーシー10の後部車軸15からシャーシー尾端部12までの区間を伸長して、載置できる御宮の態様の許容性を拡張している。図8は、後部車軸とシャーシー尾端部の間で切断して、本体シャーシーと尾部シャーシーを形成し、さらに伸長部材を装着した状態の平面図である。本体シャーシー19は、モノコック型乗用車のシャーシー10を後部車軸15とシャーシー尾端部12との間で切断して形成されるもので、前部ルーフ25aを有すると共に、前部車軸13と後部車軸15を有している。尾部シャーシー192は、切断されたモノコック型乗用車の概ねトランク領域に相当するもので、シャーシー尾端部12を有している。
In the third embodiment, the space between the front axle and the rear axle of the monocoque type passenger car is left as it is, and the section from the
伸長部材42は、本体シャーシー19と尾部シャーシー192の間に取付けられて、後部車軸15とシャーシー尾端部12の尾部長さTを、伸長部材42部材の幅dだけ伸長して、尾部長さT+dにする。伸長部材42は、本体シャーシー19、尾部シャーシー192と同様の強度を有し、モノコック型乗用車の構造材としての機能を持たせるとよい。
The
図9は、伸長部材により後部車軸とシャーシー尾端部との間隔を伸長したシャーシーに、補強フレームを装着した状態の平面図である。補強フレーム30は、左伸長部31、右伸長部32、前部中央連結部38、後部中央連結部39、後部連結部34を有している。左伸長部31と右伸長部32は、後部車軸15に装着される左右後部タイヤ16に対応して設けられるもので、例えば断面コの字型の鋼材を用いる。後部連結部34は、左右伸長部31、32の最後部側に取付けられ、シャーシー尾端部12と並ぶように配置される。前部中央連結部38と後部中央連結部39は、左右伸長部31、32の先端に取付けられると共に、前部車軸13と後部車軸15との中間であって、前部座席の近傍に当該車軸方向に設けられている。前部中央連結部38は、後部中央連結部39と比較して、前部座席側に設けられている。前部中央連結部38と後部中央連結部39の2箇所が、御宮50を載置する領域として利用できるので、御宮50を安定した状態でモノコック型乗用車に取付けることができる。
FIG. 9 is a plan view showing a state in which the reinforcing frame is mounted on the chassis in which the distance between the rear axle and the chassis tail end is extended by the extending member. The reinforcing
補強フレーム30は、シャーシー尾端部12、伸長部材42、並びに尾部シャーシー192に固定され、御宮50の負荷重量を後部車軸15と前部車軸13とで分散支持する。そして、御宮50を補強フレーム30に載置すると共に、御宮50の負荷重量の一部を、後部車軸15に装着された左右の後部タイヤ16に均等に分配すると共に、御宮50の負荷重量の残部を前部車軸13に装着された左右の前部タイヤ14に均等に分配する。
The reinforcing
図10は、宮型霊柩車の製造方法を説明する流れ図である。まず、モノコック型乗用車の前部ルーフ25aを残して、後部ルーフ25bを除去する(S100)。次に、載置する御宮50に応じて、後部車軸15と前部車軸13の車軸間隔を伸長する必要があるか判断する(S102)。S102で伸長する必要がないと判断されると、後部ルーフ25bが除去されたシャーシー10に補強フレーム30を取付ける(S104)。補強フレーム30により後部ルーフ25bの除去されたモノコック型乗用車の、前部ルーフ25aとシャーシー10とが一体的に補強される。そして、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強されたシャーシー10に御宮50を載置する(S106)。
FIG. 10 is a flowchart for explaining a method for manufacturing a palace type hearse. First, the rear roof 25b is removed while leaving the
他方、S102で伸長する必要があると判断されると、次に前部車軸13と後部車軸15の車軸間隔の伸長が必要であるか判断する(S103)。S103で車軸間隔Lを車軸間隔L+dに伸長する必要があると判断されると、モノコック型乗用車のシャーシー10を、前部車軸13と後部車軸15との間で切断し(S110)、前部シャーシー17と後部シャーシー18に分割する。ここで、後部シャーシー18は、後部ルーフ25bが除去されていると共に後部車軸15を有する。前部シャーシー17は、前部車軸13を有している。
On the other hand, if it is determined that it is necessary to extend in S102, it is next determined whether it is necessary to extend the axle interval between the
次に、前部車軸13と後部車軸15との間隔を伸長する伸長部材40を、後部シャーシー18と前部シャーシー17の間に取付ける(S112)。続いて、御宮50の負荷重量を後部車軸15と前部車軸13とで分散支持させる補強フレーム30を、伸長部材40や後部シャーシー18に取付ける(S114)。この際に、前部車軸13と後部車軸15の位置合わせを行い、運転手が運転席で運転した場合に、ハンドルの向きと自動車の走行方向が一致するように、調整する。そして、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強された後部シャーシー18に御宮50を載置する(S116)。このようにして、宮型霊柩車が組立てられて、陸運事務所での車両検査に備える。
Next, the extending
S103で車軸間隔Lを伸長する必要がないと判断されると、後部車軸15とシャーシー尾端部12と尾部長さTを尾部長さT+dに伸長する加工を行う。即ち、モノコック型乗用車のシャーシー10を、後部車軸15とシャーシー尾端部12との間で切断して、前部車軸13と後部車軸15を有する本体シャーシー19、及び、シャーシー尾端部12を有する尾部シャーシー192を形成する(S120)。次に、後部車軸15とシャーシー尾端部12との間隔Tを伸長する伸長部材42を、本体シャーシー19と尾部シャーシー192の間に取付ける(S122)。そして、御宮50の負荷重量を前部車軸13と後部車軸15とで分散支持させる補強フレーム30を、本体シャーシー19、伸長部材42、並びに尾部シャーシー192と一体的に固定する(S124)。最後に、補強フレーム30、又は、補強フレーム30で補強された本体シャーシー19及び尾部シャーシー192に御宮50が載置される(S126)。
If it is determined in S103 that it is not necessary to extend the axle distance L, the
以上説明したように、本発明の宮型霊柩車によれば、シャーシーに固定される補強フレームによって、御宮の負荷重量をモノコック型乗用車の後部車軸と前部車軸とで分散支持させている。そこで、モノコック型乗用車の前部ルーフを残して、後部ルーフを除去する際に、除去する後部ルーフを例えばドアの全部に相当する程度としても、補強フレームとモノコック型乗用車の残部ルーフとシャーシーによって必要な強度が保持される。従って、御宮の高さを除去する後部ルーフの高さに応じて高くでき、例えば葬儀社等の顧客の嗜好や形状に関する好みに応じて、白木や金箔張り等各種の御宮であって、大きな扉を有する御宮を載置できる。更に、伸長部材によって前部車軸と後部車軸との間隔を伸長させる構造とすると、載置できる御宮の長さを長くしたり、御宮の重量分布の設計裁量範囲を広くできる。そこで、白木や金箔張り等各種の御宮であって、屋根に載せる鬼瓦や装飾品の重量を任意に選択しても、モノコック型乗用車に載置することができる。 As described above, according to the palace type hearse of the present invention, the load weight of the palace is distributed and supported by the rear axle and the front axle of the monocoque passenger car by the reinforcing frame fixed to the chassis. Therefore, when removing the rear roof while leaving the front roof of the monocoque type passenger car, the rear roof to be removed is required by the reinforcement frame, the remaining roof of the monocoque type passenger car, and the chassis, for example, to the extent that corresponds to the entire door. High strength is maintained. Therefore, the height of the rear roof that removes the height of the palace can be increased depending on the customer's preference and shape preference, such as funeral companies, etc. You can place a palace with Furthermore, if the extension member extends the distance between the front axle and the rear axle, the length of the palace that can be placed can be increased, and the design discretion range of the weight distribution of the palace can be widened. Therefore, even in various palaces such as Shiraki and gilt, it can be placed on a monocoque type passenger car even if the weight of the demon tile or decoration to be placed on the roof is arbitrarily selected.
また、本実施例の宮型霊柩車によれば、シャーシーに固定される補強フレームによって、モノコック型乗用車の剛性を高めることが出来、後部ルーフを車軸近傍領域まで取り除くことが可能となる。そこで、後部ルーフを車軸近傍領域まで取り除いた場合には、日本国内の道路を通行可能な自動車検査証をうけられる車両の大きさの範囲内で、より大型の御宮の載置を可能となる。大型の御宮は、装飾面が広くとれる為、葬儀場や斎場で執り行われる葬儀の際に、参列者に壮厳な印象を与えることが可能となり、盛大な葬儀を嗜好する需要者の意向に合致する霊柩車が提供できる。 Further, according to the palace type hearse of this embodiment, the rigidity of the monocoque type passenger car can be increased by the reinforcing frame fixed to the chassis, and the rear roof can be removed to the region near the axle. Therefore, when the rear roof is removed up to the area near the axle, it is possible to place a larger palace within the range of the size of the vehicle that can receive an automobile inspection certificate that can pass through roads in Japan. The large palace has a wide decorative surface, so it is possible to give a magnificent impression to the attendees at funerals and funeral halls, and it matches the intentions of consumers who prefer grand funerals. A hearse can be provided.
10 シャーシー
12 シャーシー尾端部
13 前部車軸
14 前部タイヤ
15 後部車軸
16 後部タイヤ
17 前部シャーシー
18 後部シャーシー
19 本体シャーシー
20 ルーフ
25a 前部ルーフ
30 補強フレーム
40、42 伸長部材
50 御宮
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記モノコック型乗用車のシャーシーを前部車軸と後部車軸との間で切断して形成された、前記後部ルーフが除去されると共に前記後部車軸を有する後部シャーシー、及び、前記前部車軸を有する前部シャーシーと、
前記後部シャーシーと前記前部シャーシーの間に取付けられて、前記前部車軸と後部車軸との間隔を伸長する伸長部材と、
少なくとも前記後部シャーシーに固定される補強フレームであって、前記御宮の負荷重量を前記後部車軸と前記前部車軸とで分散支持させる前記補強フレームを備え、
前記御宮を、前記補強フレーム、又は、前記補強フレームで補強された前記後部シャーシー若しくは前記伸長部材の少なくとも一方に載置すると共に、
前記御宮の負荷重量の一部を、前記後部車軸に装着された左右の後部タイヤに均等に分配すると共に、前記負荷重量の残部を前記前部車軸に装着された左右の前部タイヤに均等に分配する構造を有することを特徴とする宮型霊柩車。 In the Miyase-style hearse that puts the palace on the rear of the body of a monocoque passenger car with the rear roof removed,
A rear chassis formed by cutting the chassis of the monocoque type passenger car between a front axle and a rear axle, the rear roof being removed and the rear chassis having the rear axle, and the front part having the front axle Chassis,
An extension member attached between the rear chassis and the front chassis and extending a distance between the front axle and the rear axle;
A reinforcement frame that is fixed to at least the rear chassis, and includes the reinforcement frame that distributes and supports the load weight of the palace on the rear axle and the front axle;
The palace is placed on at least one of the reinforcing frame or the rear chassis reinforced with the reinforcing frame or the extending member,
A portion of the load weight of the palace is evenly distributed to the left and right rear tires mounted on the rear axle, and the remainder of the load weight is evenly distributed to the left and right front tires mounted on the front axle. A palace-type hearse characterized by having a structure to distribute.
前記モノコック型乗用車のシャーシーを、前部車軸と後部車軸との間で切断して、前記後部ルーフが除去されると共に前記後部車軸を有する後部シャーシー、及び、前記前部車軸を有する前部シャーシーを形成するステップと、
前記前部車軸と前記後部車軸との間隔を伸長する伸長部材を、前記後部シャーシーと前記前部シャーシーの間に取付けるステップと、
御宮の負荷重量を前記後部車軸と前記前部車軸とで分散支持させる前記補強フレームを、少なくとも後部シャーシーに取付けるステップと、
前記補強フレーム、又は、前記補強フレームで補強された後部シャーシー若しくは前記伸長部材の少なくとも一方に御宮が載置されるステップと、
を備える宮型霊柩車の製造方法。 Leaving the front roof of the monocoque passenger car and removing the rear roof;
A chassis of the monocoque type passenger car is cut between a front axle and a rear axle, the rear roof is removed, a rear chassis having the rear axle, and a front chassis having the front axle. Forming step;
Attaching an elongate member extending the distance between the front axle and the rear axle between the rear chassis and the front chassis;
Attaching the reinforcing frame for supporting the load weight of the palace in a distributed manner on the rear axle and the front axle, at least on the rear chassis;
A step of placing the palace on at least one of the reinforcing frame or the rear chassis reinforced with the reinforcing frame or the extending member;
A method for manufacturing a palace hearse equipped with
前記モノコック型乗用車のシャーシーを後部車軸とシャーシー尾端部との間で切断して形成された、前部車軸と前記後部車軸を有する本体シャーシー、及び、前記シャーシー尾端部を有する尾部シャーシーと、
前記本体シャーシーと前記尾部シャーシーの間に取付けられて、前記後部車軸と前記シャーシー尾端部との間隔を伸長する伸長部材と、
前記本体シャーシー、前記伸長部材、並びに前記尾部シャーシーと一体的に固定される補強フレームであって、前記御宮の負荷重量を前記後部車軸と前記前部車軸とで分散支持させる前記補強フレームを備え、
前記御宮を、前記補強フレーム、又は、前記補強フレームで補強された前記本体シャーシー若しくは前記尾部シャーシーの少なくとも一方に載置すると共に、
前記御宮の負荷重量の一部を、前記後部車軸に装着された左右の後部タイヤに均等に分配すると共に、前記負荷重量の残部を前記前部車軸に装着された左右の前部タイヤに均等に分配する構造を有することを特徴とする宮型霊柩車。 In the Miyase-style hearse that puts the palace on the rear of the body of a monocoque passenger car with the rear roof removed,
A main body chassis having a front axle and the rear axle formed by cutting a chassis of the monocoque passenger car between a rear axle and a chassis tail end; and a tail chassis having the chassis tail end; and
An extension member attached between the body chassis and the tail chassis and extending a distance between the rear axle and the chassis tail end;
A reinforcing frame that is integrally fixed to the main body chassis, the extension member, and the tail chassis, and includes the reinforcing frame that distributes and supports the load weight of the palace on the rear axle and the front axle;
The palace is placed on at least one of the reinforcing frame or the main body chassis or the tail chassis reinforced with the reinforcing frame,
A portion of the load weight of the palace is evenly distributed to the left and right rear tires mounted on the rear axle, and the remainder of the load weight is evenly distributed to the left and right front tires mounted on the front axle. A palace-type hearse characterized by having a structure to distribute.
前記モノコック型乗用車のシャーシーを、後部車軸とシャーシー尾端部との間で切断して、前部車軸と前記後部車軸を有する本体シャーシー、及び、シャーシー尾端部を有する尾部シャーシーを形成するステップと、
前記後部車軸と前記シャーシー尾端部との間隔を伸長する伸長部材を、前記本体シャーシーと前記尾部シャーシーの間に取付けるステップと、
御宮の負荷重量を前記後部車軸と前記前部車軸とで分散支持させる前記補強フレームを、前記本体シャーシー、前記伸長部材、並びに前記尾部シャーシーと一体的に固定するステップと、
前記補強フレーム、又は、前記補強フレームで補強された前記本体シャーシー若しくは前記尾部シャーシーの少なくとも一方に御宮が載置されるステップと、
を備える宮型霊柩車の製造方法。 Leaving the front roof of the monocoque passenger car and removing the rear roof;
Cutting the chassis of the monocoque passenger car between a rear axle and a chassis tail end to form a body chassis having a front axle and the rear axle, and a tail chassis having a chassis tail end; ,
Attaching an elongate member extending between the rear axle and the chassis tail end between the body chassis and the tail chassis;
Fixing the reinforcing frame for dispersing and supporting the load weight of the palace with the rear axle and the front axle integrally with the main body chassis, the extension member, and the tail chassis;
A step of placing the palace on at least one of the reinforcing frame or the main body chassis or the tail chassis reinforced with the reinforcing frame;
A method for manufacturing a palace hearse equipped with
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