JP3730452B2 - 取引処理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、買物客が買上げる商品の取引データを処理する複数台の取引処理端末と、各取引処理端末での取引データ処理を一元的に制御する制御装置とを、通信手段を介して接続してなるPOS(Point Of Sales:販売時点情報管理)システム等の取引処理システムに関し、特に、買物客が購入した商品の金額に応じてサービスポイントを付与しそのサービスポイントを客毎に累計する機能を有した取引処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、百貨店やショッピングセンター等において、会員契約をした買物客が買上げる商品の取引データを処理する際に、その取引における商品購入金額に応じてサービスポイントを算出し、このサービスポイントを客毎に累計して、累計ポイントに応じた特典を付与する顧客サービスを実施しているところがある。
【0003】
このような店では、従来、会員契約をした客に対してそれぞれ客識別コードとして会員番号が記録された会員カードを配付するとともに、売場毎に設置される取引処理端末に、上記会員カードに記録されたデータを読取るためのカードリーダをそれぞれ設ける。また、各売場の取引処理端末に共通の制御装置を通信手段を介して接続して取引処理システムを構築する。
しかして、各取引処理端末に、カードリーダにより会員カードに記録された会員番号が読取り入力された1取引の処理において商品購入金額から今回ポイントを算出する機能を設けるとともに、制御装置に、各取引処理端末で取引毎にそれぞれ算出される今回ポイントを通信手段を介して収集しその取引において入力された会員番号別に累計する機能を設けて、前記のような顧客サービスを簡易に実現していた。
【0004】
ところで、従来のこの種の取引処理システムにおいて、取引処理端末では、商品購入金額を予め設定されたポイント基準金額で除算し、小数点以下の端数を切り捨てることによって今回ポイントを算出していた。例えばポイント基準金額を1000円としたとき、商品購入金額が1000円から1999円までの取引は今回ポイントが1ポイントとなり、商品購入金額が2000円から2999円までの取引は今回ポイントが2ポイントとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来のこの種の取引処理システムにおいては、取引毎に端数を切り捨てて今回ポイントを算出していたので、商品購入金額が同額の取引を1回で処理した客と複数回に分けて処理した客とでは、店への売上貢献度が同じでも付与されるポイントが異なる場合があった。例えばポイント基準金額を1000円としたとき、一方の客が3000円の商品を購入して1取引で処理したとすると、この客に付与されるポイントは3点となるが、他方の客が1400円の商品と1600円の商品をそれぞれ別取引として処理したとすると、この客に付与されるポイントは2点となる。
【0006】
このため、百貨店等のように同一店舗内でも売場毎に取引が処理される店では、多くの客が1回の買物で複数の売場を回って商品を購入しているにも拘らず、その商品購入金額に応じた適正なポイントが付与されていないという問題があった。
【0007】
そこで本発明は、予め設定された期間内で処理された全取引に対して客毎に適正なポイントを再計算して累計することができ、公平なポイント管理を実現できる取引処理システムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、買物客に対してそれぞれ設定される客識別コードが入力された1取引の処理においてその買物客の商品購入金額を所定のポイント基準額で除することにより今回ポイントを算出する機能を有した複数台の取引処理端末を、通信手段を介して制御装置に接続してなる取引処理システムにおいて、請求項1記載の発明は、各取引処理端末に、1取引の処理が終了する毎にその取引において入力された客識別コードとその取引における商品購入金額とこの商品購入金額に応じて算出された今回ポイントとを含む購入実績データを作成する購入実績データ作成手段と、この作成手段により取引毎に作成される購入実績データを通信手段を介して制御装置に送信する購入実績データ送信手段とを設けるとともに、制御装置に、各取引処理端末がポイン再計算対象か否かを端末毎に設定する端末設定手段と、各取引処理端末の購入実績データ送信手段により送信される購入実績データを受信する購入実績データ受信手段と、この受信手段により受信した購入実績データのうち所定期間内に処理された取引の購入実績データを記憶保持する購入実績データ保持手段と、この保持手段により保持された購入実績データのうち端末設定手段によりポイント再計算対象に設定された取引処理端末で処理された取引の購入実績データを抽出し、その購入実績データから客識別コード別に所定期間内での商品購入金額総額を算出して、その商品購入金額総額をポイント基準額で除することにより客識別コード別に所定期間内でのポイントを再計算するポイント再計算手段と、購入実績データ保持手段により保持された購入実績データのうち端末設定手段によりポイント再計算対象外に設定された取引処理端末で処理された取引の購入実績データを抽出し、その購入実績データから客識別コード別に所定期間内での今回ポイント合計を算出するポイント合計手段と、このポイント合計手段により客識別コード別に算出される今回ポイント合計とポイント再計算手段により客識別コード別に算出されるポイントとをその客識別コード別に累計して記憶するポイント累計手段とを設けたものである。
このような手段を講じたことにより、各取引処理端末では、買物客に対してそれぞれ設定される客識別コードが入力された1取引の処理が終了する毎に、その買物客の商品購入金額を所定のポイント基準額で除することにより今回ポイントが算出されるとともに、その今回ポイントと入力された客識別コードと商品購入金額とを含む購入実績データが作成される。そして、この取引毎に作成される購入実績データが通信手段を介して制御装置に送信される。一方、制御装置では、各取引処理端末から送信される購入実績データのうち、所定期間内に処理された取引の購入実績データが記憶保持される。そして、その記憶保持された所定期間内の購入実績データのうち予めポイント再計算対象に設定された取引処理端末で処理された取引の購入実績データが抽出され、その購入実績データから客識別コード別に所定期間内での商品購入金額総額が算出される。そしてポイント再計算手段により、その商品購入金額総額をポイント基準額で除することにより客識別コード別に所定期間内でのポイントが再計算される。またポイント合計手段により、記憶保持された所定期間内の購入実績データのうち予めポイント再計算対象外に設定された取引処理端末で処理された取引の購入実績データが抽出され、その購入実績データから客識別コード別に所定期間内での今回ポイント合計が算出される。そして、このポイント合計手段により客識別コード別に算出された今回ポイント合計と、ポイント再計算手段により客識別コード別に算出されたポイントとが、その客識別コード別に累計されて記憶管理される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、売場毎に取引を処理する形態の百貨店に構築されるPOSシステムに、本発明の取引処理システムを適用した場合である。
【0011】
図1は本実施の形態におけるPOSシステムの全体ブロック図である。このPOSシステムは、買物客が購入する商品の取引データを処理する取引処理端末として、複数台(n台)のPOSターミナル1-1,1-2,1-3,…,1-nを各売場にそれぞれ設けるとともに、各POSターミナル1-1〜1-nで行われる取引データ処理を一元的に制御する制御装置として、ファイルプロセッサ2を店の管理事務所などに設置し、各POSターミナル1-1〜1-nとファイルプロセッサ2とを通信回線3で閉ループ状に接続して構築したものである。
【0012】
かかるPOSシステムにおいて、特に、店とポイント会員契約をした買物客との取引の際にその1取引での商品購入金額に応じて今回ポイントP1を算出し、この今回ポイントP1を客毎に累計して、累計ポイントPxに応じた特典を付与する顧客サービスを実施するために、各POSターミナル1-1〜1-nには、会員契約をした客に対して配付される会員カード4に記録された客識別コードとしての会員番号を読取り可能なカードリーダ26(図5参照)をそれぞれ備えている。
【0013】
一方、ファイルプロセッサ2には、購入実績ファイル5,ポイントファイル6及びターミナル管理ファイル7を形成している。
前記購入実績ファイル5は、図2に示すように、各POSターミナル1-1〜1-nに対して予め識別コードとして設定されるターミナル固有のターミナル番号と、そのPOSターミナルで処理された1取引の発生日時と、その1取引の客が所有する会員カード4に記録された会員番号と、その1取引での商品購入金額と、その商品購入金額に応じて算出される今回ポイントP1の各項目からなる購入実績データを蓄積記憶するもので、購入実績データ保持手段を構成する。
【0014】
前記ポイントファイル6は、図3に示すように、会員契約をした各客の会員番号別に前日までの累計ポイントPxと本日のポイントPyとを記憶するものである。
【0015】
前記ターミナル管理ファイル7は、各POSターミナル1-1〜1-nのターミナル番号に対応して、今回ポイント計算で発生する端数金額を繰り越してポイントを再計算する対象のターミナルか否かを識別する繰越可否フラグ[0:繰越可(ポイント再計算対象),1:繰越不可(ポイント再計算対象外)]を設定記憶するもので、端末設定手段を構成する。
【0016】
図5は前記各POSターミナル1-1〜1-nの要部構成を示すブロック図であって、各POSターミナル1-1〜1-nは同一構成である。すなわち、POSターミナル1-1〜1-nは、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit )11を備えている。また、このCPU11が実行するプログラムなどの固定的データを格納したROM(Read Only Memory)12と、このCPU11の処理で発生するデータを格納するための各種メモリエリアを形成するRAM(Random Access Memory)13とを備えている。
さらに、現在の日付及び時刻を計時する時計部14、前記通信回線3を介してファイルプロセッサ2との間で行われるデータの送受信を制御する通信インタフェース15、「登録」,「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択するためのモードスイッチ16からの信号を入力するとともに、ドロワ(不図示)を自動開放するドロワ開放装置17に駆動信号を出力するI/Oポート18、商品登録用のキーや1取引の終了を宣言する締めキー等を配設してなるキーボード19から操作キーに対応する信号を取込むキーボードコントローラ20、オペレータに対してデータを表示するオペレータ用表示器21及び買物客に対してデータを表示する客用表示器22の表示動作を制御する表示コントローラ23、レシート印字等を行うプリンタ24の印字動作を制御するプリンタコントローラ25、前記会員カード4に記録された会員番号等のカードデータを読取るカードリーダ26の読取り動作を制御し読取ったカードデータを取込むカードリーダコントローラ27等を備えている。
【0017】
そして、前記CPU11と、ROM12,RAM13,時計部14,通信インタフェース15,I/Oポート18,キーボードコントローラ20,表示コントローラ23,プリンタコントローラ25及びカードリーダコントローラ27とを、アドレスバス,データバス等のバスライン28で接続して、POSターミナル1-1〜1-nの制御回路を構成している。
【0018】
図6は前記ファイルプロセッサ2の要部構成を示すブロック図であって、このファイルプロセッサ2も、制御部本体としてCPU31を備えている。また、このCPU31が実行するプログラムなどの固定的データを格納したROM32と、このCPU31の処理で発生するデータを格納するための各種メモリエリアを形成するRAM33とを備えている。
さらに、現在の日付及び時刻を計時する時計部34、前記通信回線3を介して各POSターミナル1-1〜1-nとの間で行われるデータの送受信を制御する通信インタフェース35、HDD(Hard Disc Drive)装置36の駆動を制御するHDDコントローラ37、FDD(Floppy Disk Drive)装置38の駆動を制御するFDDコントローラ39、キーボード40からのキー信号を取込むキーボードコントローラ41、表示部42の表示動作を制御する表示コントローラ43などを備えている。
【0019】
そして、前記CPU31と、ROM32,RAM33,時計部34,通信インタフェース35,HDDコントローラ37,FDDコントローラ39,キーボードコントローラ41及び表示コントローラ43とを、アドレスバス,データバス等のバスライン44で接続して、ファイルプロセッサ2の制御回路を構成している。
【0020】
前記HDD装置36によってアクセスされるハードディスクに、前記購入実績ファイル5,ポイントファイル6及びターミナル管理ファイル7を形成している。
また、前記RAM33には、前記CPU31が後述するポイント再計算処理を実行する際に使用するメモリエリアとして、図7に示すように、繰越ターミナル用抽出メモリ51、非繰越ターミナル用抽出メモリ52及び読出しカウンタメモリ53を形成している。
【0021】
かかる構成の各POSターミナル1-1〜1-n及びストアプロセッサ2からなる本実施の形態のPOSシステムは、各POSターミナル1-1〜1-nのCPU11が図8の流れ図に示す処理を実行し、それに関連してファイルプロセッサ2のCPU31が図9及び図10の流れ図に示す処理を実行するように、各POSターミナル1-1〜1-n及びストアプロセッサ2のプログラムを構成している。
【0022】
すなわち、各POSターミナル1-1〜1-nのCPU11は、モードスイッチ16により「登録」モードが選択されると図8の流れ図に示す処理を開始し、先ず、ST(ステップ)1としてキーボード19の商品登録用キーの入力により1取引として処理する客買上商品が登録され、ST2として締めキーの入力によりその1取引の処理終了が宣言されると、ST3としてその1取引で登録された客買上商品の販売金額を合計した商品購入金額Aをポイント対象金額として算出する。
【0023】
次に、ST4としてこの1取引の処理においてカードリーダ26により会員カード4のカードデータである会員番号が読取り入力されているか否かを判断する。そして、会員番号が読取り入力されていた場合には、ポイント会員との取引処理なので、ST5として前記ポイント対象金額となる商品購入金額Aを予めRAM13に設定されているポイント基準金額Mで除算し、小数点以下の端数を切り捨てて今回ポイントP1を算出する。また、ST6としてこの1取引の処理においてカードリーダ26で読取り入力した会員番号を含むポイント問合せ伝文を作成し、通信インタフェース15を動作させてこのポイント問合せ伝文を通信回線3を介してファイルプロセッサ2に送信する。
【0024】
これにより、ファイルプロセッサ2のCPU31は、図9に示すように、ST1として通信インタフェース35を介してPOSターミナル1-1〜1-nからのデータを受信し、ST2にてその受信データが前記ポイント問合せ伝文であることを確認すると、ST3としてそのポイント問合せ伝文中の会員番号を検索キーとしてポイントファイル6を検索する。そして、該当会員番号に対応する前日累計ポイントPxと本日ポイントPyとを読込んだならば、この前日累計ポイントPxと本日累計ポイントPyとを含む正常応答伝文を作成し、通信インタフェース35を動作させてこの正常応答伝文を通信回線3を介して問合せ元のPOSターミナル1-1〜1-nに送信するものとなっている。
【0025】
そこで、問合せ元POSターミナル1-1〜1-nのCPU11は、図8に示すように、ST7として通信インタフェース15を介してファイルプロセッサ2からのデータを受信しその受信データが正常応答伝文であることを確認すると、ST8としてその正常応答伝文中の本日ポイントPyにST5の処理で算出した今回ポイントPyを加算して、本日ポイントPyを更新する。
【0026】
また、ST9として予めRAM13に設定されている当該POSターミナル1-1〜1-nのターミナル番号と、今回の取引処理で入力された会員番号と、時計部14にて計時している現在の日付及び時刻と、ST3の処理で算出した商品購入金額Aと、ST5の処理で算出した今回ポイントP1とを含む購入実績データを作成する(購入実績データ作成手段)。そして、ST10として通信インタフェース15を動作させてこの購入実績データを含む伝文を通信回線3を介してファイルプロセッサ2に送信する(購入実績データ送信手段)。
【0027】
その後、ST11としてこの1取引の商品購入金額Aについて従来と同様の会計処理を行い、図11に示すようなレイアウトのレシート60を印字発行する。図11において、61は店名やロゴデータ、62は現日付及び時刻のデータ、63はターミナル番号、64は1取引として処理された客買上商品の品名と金額、65はその1取引として処理された客買上商品の購入金額A、66はその購入金額Aに対する税額,税込み合計金額,客からの預かり金額及び釣銭額の会計処理データ、67は今回ポイントP1、68は前日累計ポイントPx、69は本日ポイントPy、70はキャッシャ番号、71は取引連続番号である。
こうして、1取引に対する全ての処理を終了したならば、CPU11はST1に戻り、次の客との取引が開始されるのを待機する。
【0028】
なお、各POSターミナル1-1〜1-nのCPU11は、ST6にてファイルプロセッサ2にポイント問合せ伝文を送信したが、一定時間を経過しても正常応答伝文を受信できなかった場合には(ST7のNO)、通信障害などのシステム異常が発生しているので、ST12としてST9と同様の購入実績データを作成した後、ST13としてこの購入実績データをRAM13の所定エリアに書き込み記憶する。その後、会計処理を実行してレシート60を発行する。ただし、このときのレシート60には、68の前日累計ポイントPx及び69の本日ポイントPyは印字されない。
因みに、RAM13の所定エリアに書き込まれた購入実績データは、システム異常が修復されてファイルプロセッサ2との通信が復旧した後に、一括してファイルプロセッサ2に送信するものとなっている。
【0029】
また各POSターミナル1-1〜1-nのCPU11は、ST4にて会員番号が読取り入力されていなかった場合には、非ポイント会員との取引処理なので、直ちに会計処理を実行してレシート60を発行する。この場合において、67の今回ポイントP1,68の前日累計ポイントPx及び69の本日ポイントPyが印字されないのは、言うまでもないことである。
【0030】
一方、ファイルプロセッサ2のCPU31において、図9に示すように、ST1として通信インタフェース35を介してPOSターミナル1-1〜1-nからのデータを受信し、ST4としてそのデータが購入実績データの伝文であることを確認した場合には(購入実績データ受信手段)、ST5としてその伝文中の購入実績データを購入実績ファイル5に書込み格納する。また、ST6としてその購入実績データから会員番号と今回ポイントP1を取得し、ポイントファイル6の当該会員番号に対応する本日ポイントPyに取得した今回ポイントP1を加算するものとなっている。
【0031】
このように本実施の形態においては、各POSターミナル1-1〜1-nにおいて会員カード4を所有する会員客との1取引が処理される毎に、その取引を処理したPOSターミナル1-1〜1-nのターミナル番号と、当該会員客の会員番号と、取引処理日時と、その1取引における商品購入金額Aと、この商品購入金額Aに応じて算出される今回ポイントP1とを含む購入実績データが作成され、この購入実績データが通信回線3を介してファイルプロセッサ2に送信されて、購入蓄積ファイル5に蓄積保持されるようになっている。
【0032】
さて、1日の営業が終了し、各POSターミナル1-1〜1-nで従来と同様の精算業務処理が実施されると、各POSターミナル1-1〜1-nのうちマスター機に設定された1台のPOSターミナル(例えばPOSターミナル1-1とする)からファイルプロセッサ2に対してポイント再計算を要求するコマンドが送信される。
【0033】
これにより、ファイルプロセッサ2のCPU31は、図9のST1でPOSターミナル1-1からのデータを受信し、ST7でそのデータがポイント再計算の要求コマンドであることを確認すると、ST8として図10に具体的に示すポイント再計算処理を実行する。
【0034】
先ず、ST1としてRAM33の読出しカウンタメモリ53を「0」にクリアする。また、繰越ターミナル用抽出メモリ51及び非繰越ターミナル用抽出メモリ52もクリアする。次に、ST2として上記読出しカウンタメモリ53を「1」だけカウントアップしたならば、ST3としてポイントファイル6からその読出しカウンタメモリ53のカウント値nに一致する順番のレコード(以下、n番目レコードと称する)を読込む。
【0035】
ここで、ポイントファイル5からn番目レコードを読込むことができたならば(ST4のYES)、ST5としてそのn番目レコードの会員番号で購入実績ファイル5を検索する。そして、n番目レコードの会員番号と一致する会員番号の購入実績データを検出する毎に(ST6のYES)、ST7としてその購入実績データのターミナル番号でターミナル管理ファイル7を検索して、当該ターミナル番号に対応する繰越可否フラグを調べる。
【0036】
その結果、繰越可否フラグが“0”の場合には、今回ポイント計算で発生する端数金額を繰り越してポイントを再計算する対象のPOSターミナルで処理された取引の購入実績データなので(ST8のYES)、ST9としてその購入実績データをRAM33の繰越ターミナル用抽出メモリ51に書込み格納する。
これに対し、繰越可否フラグが“1”の場合には、今回ポイント計算で発生する端数金額を繰り越ししないポイント再計算対象外のPOSターミナルで処理された取引の購入実績データなので(ST8のNO)、ST10としてその購入実績データをRAM33の非繰越ターミナル用抽出メモリ52に書込み格納する。
【0037】
こうして、n番目レコードの会員番号で購入実績ファイル5の購入実績データを順次検索し、該当する会員番号の購入実績データを検出する毎にその購入実績データを繰越ターミナル用抽出メモリ51または非繰越ターミナル用抽出メモリ52に書込み格納する。そして、購入実績ファイル5の購入実績データをすべて検索し終えたならば(ST11のYES)、ST12として繰越ターミナル用抽出メモリ51に格納された購入実績データの購入金額Aをすべて加算して購入金額合計Bを算出する。そして、ST13としてこの購入金額合計Bを予めRAM13に設定されているポイント基準金額Mで除算し、小数点以下の端数を切り捨ててポイントP2を算出する(ポイント再計算手段)。
【0038】
また、ST14として非繰越ターミナル用抽出メモリ52に格納された購入実績データの今回ポイントP1をすべて加算して今回ポイント合計P3を算出する(ポイント合計手段)。
しかる後、ST15としてポイントファイル6におけるn番目レコードの前日累計ポイントPxに、ST13で算出したポイントP2とST14で算出したポイントP3とをそれぞれ加算して累計ポイントを更新する(ポイント累計手段)。また、同n番目レコードの本日ポイントPyを「0」にクリアする。
【0039】
その後、ST2に戻り、読出しカウンタメモリ53のカウント値nを「1」だけカウントアップしたならば、ポイントファイル6からn番目レコードを読込み、前記ST5以降の処理を繰り返す。
こうして、CPU33は、購入実績ファイル5に蓄積格納された購入実績データを、ポイントファイル6に格納された会員番号の順に会員別に抽出する。そして、会員毎に、繰越し可に設定されたPOSターミナルで処理された取引の購入実績データを繰越ターミナル用抽出メモリ51に収集し、繰越不可に設定されたPOSターミナルで処理された取引の購入実績データを非繰越ターミナル用抽出メモリ51に収集する。そして、繰越ターミナル用抽出メモリ51に収集した購入実績データの購入金額合計Bを所定のポイント基準金額Mで除することによりポイントP2を再計算するとともに、非繰越ターミナル用抽出メモリ52に収集した購入実績データの今回ポイント合計P3を求め、このポイントP2とポイントP3とを当該会員客の本日分のポイントとして、ポイントファイル6に記憶された当該会員客の前日までの累計ポイントPxに加算して、累計ポイントPxを更新する。以上の処理を、会員の数だけ繰り返し実行する。
【0040】
かくして、ポイントファイル6にn番目レコードが存在せず読込むことができなかったならば(ST4のNO)、ST16として購入実績ファイル5をクリアして、このポイント再計算処理を終了する。
【0041】
このような構成の本実施の形態において、例えば今、前日までの累計ポイントPxが50ポイントであった会員番号「00000001」の会員が、本日、ターミナル番号「003」のPOSターミナル1-3が設置された売場Aで4380円の買物をし、続いてターミナル番号「004」のPOSターミナル1-4が設置された売場Bで2670円の買物をしたとする。ここで、ポイント基準金額Mが1000円に設定されていたとすると、売場Aでの取引では380円が切り捨てられて今回ポイントP1として4ポイントが算出され、売場Bでの取引では670円が切り捨てられて今回ポイントP1として2ポイントが算出されて、本日ポイントPyが6ポイントとなる。
【0042】
その後、本日の営業が終了し、ファイルプロセッサ2においてポイント再計算処理が実行されると、ターミナル番号「003」のPOSターミナル1-3及びターミナル番号「004」のPOSターミナル1-4がいずれも今回ポイント計算で発生する端数金額を繰り越してポイントを再計算する対象のPOSターミナル(繰越可否フラグ=0)であった場合には、当該会員の売場Aでの取引の購入金額4380円と売場Bでの取引の購入金額2670円が加算されて購入金額合計7050円が算出される。そして、この購入金額合計7050円に対してポイント計算が行われて、本日ポイントとして7ポイントが算出され、前日までの累計ポイント「50」に加算されて、累計ポイントが57ポイントになる。すなわち、売場毎に算出されたポイントの合計が6ポイントであるにも拘らず、その会員に対して付与される1日分のポイントは、その1日の買い物で複数の売場を回って購入した全ての商品の合計金額に対してのポイントとなる。
【0043】
一方、ターミナル番号「003」のPOSターミナル1-3及びターミナル番号「004」のPOSターミナル1-4がいずれも今回ポイント計算で発生する端数金額を繰り越ししないポイント再計算対象外のPOSターミナル(繰越可否フラグ=1)であった場合には、売場Aの取引で算出された今回ポイント「4」と売場Aの取引で算出された今回ポイント「2」との合計ポイント「6」が前日までの累計ポイント「50」に加算されて、累計ポイントが56ポイントになる。
【0044】
このように、本実施の形態によれば、売場毎に取引が処理される百貨店において、1回の買物で複数の売場を回って商品を購入した買物客に対しては、全ての売場での商品購入金額に応じてポイントが再計算され、この再計算されたポイントで累計ポイントが更新されるので、店への売上貢献度に応じた適正なポイントを各客に対して公平に付与できるようになる。
【0045】
また、本実施の形態では、POSターミナル1-1〜1-n毎に今回ポイント計算で発生する端数金額を繰り越してポイントを再計算する対象のターミナルか否かを設定している。そして、端数金額を繰り越してポイントを再計算する対象のターミナルについてはポイントの再計算を行い、再計算対象外のターミナルについてはポイントの再計算を行わないようにしている。したがって、例えば百貨店が経営する売場で発生した取引についてはポイント再計算の対象とし、百貨店内に出店しているテナントで発生した取引についてはポイント再計算としないような運用を容易に取ることができる利点がある。
【0046】
なお、前記一実施の形態では、ポイント再計算を行うタイミングを1日の閉店後としたが、例えば1週間単位や1か月単位にポイント再計算を行うようにしてもよい。
また、全ての売場での取引をポイント再計算対象とする場合には、ファイルプロセッサ2が有するターミナル管理ファイル7とともに、同ファイルプロセッサ7のRAMに形成した非繰越ターミナル用抽出メモリ52を省略することができる。
【0047】
また、前記一実施の形態では、ポイント再計算処理の際にポイントファイル6から読込んだn番目レコードの全ての会員番号について購入実績ファイル5を検索したが、図12に示すポイント再計算処理の流れ図のように、ST17として、ST3の処理でポイントファイル6から読込んだn番目レコードの本日ポイントPyを調べ、この本日ポイントPyが0ポイントの会員番号については、ST5乃至ST15の処理を行わないようにしてもよい。こうすることにより、本日中に買い物に来なかった客に対してはポイント再計算の処理ルーチンを省略できるので、ポイント再計算処理に要する時間を短縮できる効果を奏する。なお、この場合は、複数の売場でポイント対象額未満の買い物をそれぞれ行い、その合計金額がポイント対象額を超えた客に対してはポイントが付与されないという不都合が生じるので、ポイント対象額が例えば100円というような少額の運用のときに有効となる。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、予め設定された期間内で処理された全取引のうちポイント再計算対象に指定された売場での取引に対して客毎に適正なポイントを再計算してポイント再計算対象外に指定された売場での取引毎のポイントとともに累計することができ、公平なポイント管理を実現できる取引処理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSシステムの全体ブロック図。
【図2】 同POSシステムのファイルプロセッサが有する購入実績ファイルのデータ構造を示す図。
【図3】 同POSシステムのファイルプロセッサが有するポイントファイルのデータ構造を示す図。
【図4】 同POSシステムのファイルプロセッサが有するターミナル管理ファイルのデータ構造を示す図。
【図5】 同POSシステムにおけるPOSターミナルの要部構成を示すブロック図。
【図6】 同POSシステムにおけるファイルプロセッサの要部構成を示すブロック図。
【図7】 同POSシステムにおけるファイルプロセッサのRAMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図8】 同POSシステムにおけるPOSターミナルのCPUが実行する主要な処理手順を示す流れ図。
【図9】 同POSシステムにおけるファイルプロセッサのCPUが実行する主要な処理手順を示す流れ図。
【図10】図9におけるポイント再計算処理を具体的に示す流れ図。
【図11】同実施の形態においてPOSターミナルから印字発行されるレシートの一例を示す図。
【図12】図9におけるポイント再計算処理の変形例を示す流れ図。
【符号の説明】
1-1〜1-n…POSターミナル(取引処理端末)
2…ファイルプロセッサ(制御装置)
3…通信回線
4…会員カード
5…購入実績ファイル
6…ポイントファイル
7…ターミナル管理ファイル
26…カードリーダ
51…繰越ターミナル用抽出メモリ
52…非繰越ターミナル用抽出メモリ
Claims (1)
- 買物客に対してそれぞれ設定される客識別コードが入力された1取引の処理においてその買物客の商品購入金額を所定のポイント基準額で除することにより今回ポイントを算出する機能を有した複数台の取引処理端末を、通信手段を介して制御装置に接続してなる取引処理システムにおいて、
前記各取引処理端末は、1取引の処理が終了する毎にその取引において入力された前記客識別コードとその取引における商品購入金額とこの商品購入金額に応じて算出された今回ポイントと当該取引処理端末の識別コードとを含む購入実績データを作成する購入実績データ作成手段と、この作成手段により取引毎に作成される購入実績データを前記通信手段を介して前記制御装置に送信する購入実績データ送信手段とを具備し、
前記制御装置は、各買物客の客識別コード別に累計ポイントを記憶するポイントファイルと、前記各取引処理端末の識別コード別に当該取引処理端末がポイント再計算対象か否かを識別する情報を設定記憶するターミナル管理ファイルと、前記各取引処理端末の購入実績データ送信手段により送信される購入実績データを受信する購入実績データ受信手段と、この受信手段により受信した購入実績データのうち所定期間内に処理された取引の購入実績データを記憶保持する購入実績データ保持手段と、この保持手段により保持された購入実績データ毎にそのデータに含まれる端末識別コードで前記ターミナル管理ファイルを検索してポイント再計算対象に設定された取引処理端末で処理された取引の購入実績データか否かを判断するデータ判断手段と、前記ポイントファイル内の累計ポイントにポイント加算する買物客の客識別コードを特定する客識別コード特定手段と、この客識別コード特定手段により特定された客識別コードを含む購入実績データで前記データ判断手段によりポイント再計算対象に設定された取引処理端末で処理された取引のデータであると判断された購入実績データを記憶する第1のメモリと、前記客識別コード特定手段により特定された客識別コードを含む購入実績データで前記データ判断手段によりポイント再計算対象外に設定された取引処理端末で処理された取引のデータであると判断された購入実績データを記憶する第2のメモリと、前記第1のメモリに記憶された購入実績データの商品購入金額を合計しその合計金額を前記ポイント基準額で除することにより所定期間内でのポイントを再計算するポイント再計算手段と、前記第2のメモリに記憶された購入実績データの今回ポイントを合計するポイント合計手段と、このポイント合計手段により算出された合計ポイントと前記ポイント再計算手段により算出されたポイントとをそれぞれ前記客識別コード特定手段により特定された客識別コードに対応して前記ポイントファイルに記憶されている累計ポイントに加算するポイント累計手段とを具備したことを特徴とする取引処理システム。
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-
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